JP2003016356A - コンテンツ配信システム、サーバ、情報送信方法、プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信システム、サーバ、情報送信方法、プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003016356A
JP2003016356A JP2001196776A JP2001196776A JP2003016356A JP 2003016356 A JP2003016356 A JP 2003016356A JP 2001196776 A JP2001196776 A JP 2001196776A JP 2001196776 A JP2001196776 A JP 2001196776A JP 2003016356 A JP2003016356 A JP 2003016356A
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貴幸 永塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報及び広告情報の効率的な送信を可能にす
るコンテンツ配信システム、サーバ、情報送信方法、プ
ログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 互いにネットワークにより接続された、
少なくとも1以上の所定の条件が満たされた、少なくと
も1以上の情報及び広告情報、をデータベースから抽出
して送信するTPNCサーバ101サーバと、少なくと
も1以上の情報及び広告情報をTPNCサーバ101か
ら受信するクライアントコンピュータ112とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報及び広告情報を
少なくとも受信者に適切に送信するコンテンツ配信シス
テム、サーバ、情報送信方法、プログラム及びプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】情報技術の進歩に伴い、最新の情報を効
率良く入手することが企業活動などにおける重要な課題
となっている。
【0003】社会情勢の変化、事件発生等をいち早く入
手するための代表的なメディアとして、新聞、ラジオ、
テレビ、インターネット等がある。その中でも、新聞
は、我々の日常生活に幅広く普及しており、限られた紙
面上に多数の記事を効率良く掲載し、携帯性が良く、通
学・通勤途中においても読むことが可能である。
【0004】さらに、必要な記事を切り抜いて保存する
ことが出来るなど記録性にも優れている。また、新聞は
購読者の自宅まで配達される点、紙面を一覧しやすく記
載し記事の概要を把握しやすい等の利点がある。
【0005】また、現在購買されている新聞には、記事
と共に広告が紙面に印刷されていたり、地域別のチラシ
広告が折り込まれていたりする。
【0006】広告の効用は、企業が宣伝したい商品の情
報を新聞の読者に提供することができるという点に加え
て、企業が支払う広告料が、新聞の価格の一部を負担す
ることで、新聞の価格を安価にすることができるという
点である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在販売され
ている新聞は、購読者が新聞を購入する地域によって記
事及び広告が決まっていて、例えば購読者が勤務先の近
くの地域情報が見たい場合、自宅で新聞を契約している
と、見ることができないなど、必ずしも、購読者が読み
たい記事、もしくは広告主が見てほしい購読者に配布さ
れているわけではない。
【0008】一方、最近はインターネットの普及により
各新聞社、ポータルサイトなどがインターネット上で記
事を無料又は有料で配信している。
【0009】例えば、特開平9−50441号公報に開
示された技術では、新聞記事とともに顧客の属性などに
より選択された企業広告を掲載した情報を画面上に掲載
する仕組みが提案されている。
【0010】しかしながら、上述のしくみを利用しても
例えば、購読者が自分の現在居住している地域以外でよ
く買い物をする地域の記事、広告などは掲載されるとは
限らない。
【0011】また、経済記事に関する広告として関連付
けられるのは、株、債権などの投資、転職、企業セミナ
ー、ビジネス雑誌等が考えられるが、必ずしも、経済記
事を読む人が株取引をしているとは限らないし、転職を
希望しているとも限らない。
【0012】このように上述の方法を用いても必ずしも
購読者の行動地域、行動内容、嗜好などに応じて、広告
掲載企業、購読者の双方の意向通りに効率よく記事、広
告が配信されるわけではない。
【0013】つまり、配信者側の属性分類だけでは必ず
しも購読者の希望する記事を効率よく掲載したり、広告
が購買に結びつくための広告効果が最大にあがるとは限
らない。
【0014】また、従来の電子新聞は特開平9−649
76号公報に開示された技術などのようにディスプレイ
で見ることが想定されている為、より多くの情報を掲載
しようとすると、購読者が見たい記事を見るためのクリ
ック数が多くなってしまったり、キーワードを入力して
検索する作業が発生するなど短時間で必要な記事をさが
すことができない。
【0015】また、電子新聞を、通常の新聞のように持
ち運びをするためには、携帯端末でみるか、もしくはプ
リンタで印刷する必要があるが、関連記事などに関する
掲載事項が多くなると、画面の小さい携帯端末では多く
の記事を見ることはできず、プリントして携帯するとプ
リント枚数が多くなり、印刷コスト、時間がかかり、持
ち運びにも不便である。
【0016】さらには、電子新聞の記事や広告が配信者
の要望だけでカラー・モノクロ出力の選別決定がなされ
ていると、購読者への配信データ量や印刷時の印刷コス
トが配信者の要望のまま配信されてきてしまい、購読者
の希望が全く反映されないものとなってしまう。
【0017】一方、電子新聞をプリンタで印刷する場合
には、広告の印刷に伴う消耗品(トナー、インクなど)
の印刷コストが購読者の負担となってしまう。
【0018】また、購読者は電子新聞を定期的に受信す
るので、電子新聞の印刷に用いるプリンタの消耗品(ト
ナーカートリッジ、インクカートリッジなど)の交換時
期の管理をその受信時に確認できることが望ましい。
【0019】本発明は上述の課題を個々にまたはまとめ
て解決するためのものであり、情報及び広告情報の効率
的な送信及び消耗品の管理を可能にするコンテンツ配信
システム、サーバ、情報送信方法、プログラム及びプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るコンテンツ配信システムにあっては、
第一配信者から第一コンテンツを受け取り、または/及
び第二配信者から第二コンテンツを受け取り、受け取っ
たコンテンツの一部または全部を受信契約者のクライア
ントへ再配信する少なくとも1以上のサーバを備えるコ
ンテンツ配信システムにおいて、該第一コンテンツが、
再配信者が配信を受け取るとその対価を第一配信者へ支
払う義務が生じるコンテンツを含み、該第二コンテンツ
が、受信契約者へ再配信を行うことで再配信者が第二配
信者からその対価を徴収する権利が生じるコンテンツを
含み、前記サーバは、受信契約者のクライアントへ再配
信することを特徴とする。
【0021】前記配信が、インターネットを介して行わ
れることを特徴とする。
【0022】第一配信者から第一コンテンツを受け取
り、または/及び第二配信者から第二コンテンツを受け
取り、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信契
約者のクライアントへ再配信する少なくとも1以上のサ
ーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、該再配
信したコンテンツについての、再配信した内容よりも詳
細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理する
管理手段を備え、前記サーバは、受信契約者からの配信
要求に基づいて、該詳細ないし関連コンテンツを配信す
るコンテンツ配信システムであって、前記サーバが前記
第一配信者から受け取ったコンテンツがオリジナルコン
テンツコードで管理され、前記サーバが受信契約者に再
配信したコンテンツが、カスタムコンテンツコードを含
み、且つ受信契約者コード、受信日時のうち1つ以上を
含むデータアドレスで管理されることを特徴とする。
【0023】前記配信が、インターネットを介して行わ
れることを特徴とする。
【0024】前記受信契約者がログインした後に、カス
タムコンテンツコードの入力によりコンテンツの配信要
求が可能となることを特徴とする。
【0025】前記再配信するコンテンツは、受信契約者
が設定した時間帯または時間に、受信契約者のクライア
ントと接続された画像形成装置によって自動的に出力が
実行されることを特徴とする。
【0026】前記配信者がコンテンツに対してカラー優
先度を設定しておき、前記受信契約者が受け取るコンテ
ンツのカラー希望度を設定しておくコンテンツ配信シス
テムにおいて、該配信者が設定したカラー優先度と、該
受信契約者が設定したカラー希望度との条件が満足する
かどうかを判定する手段を有し、前記サーバは、該判定
に基づいて該受信契約者にコンテンツをカラー出力また
はモノクロ出力することを特徴とする。
【0027】前記第二コンテンツの出力に要した消耗品
の、トナー、インク及びその他の量を推定する手段を有
し、該推定した消耗品の量に応じた金額を計算する手段
を有することを特徴とする。
【0028】前記第二コンテンツの出力に要した消耗品
の量を推定する手段において、パラメータとして画像比
率を利用することを特徴とする。
【0029】前記再配信するコンテンツの出力に要した
消耗品の推定消費量と、該消耗品の標準寿命とを比較し
て、該消耗品の交換又は補給時期を計算する手段を有
し、該消耗品の交換又は補給時期を受信契約者に通知す
る手段を有することを特徴とする。
【0030】前記受信契約者がログインすることのでき
る、コンテンツを管理する管理手段を備え、ログインし
た後に、消耗品の発注ができるコンテンツ配信システム
において、該受信契約者のクライアントと接続された画
像形成装置から、該消耗品の消耗品残量情報を受け取
り、該消耗品の交換時期の計算に利用することを特徴と
する。
【0031】前記受信契約者がログインすることのでき
る、コンテンツを管理する管理手段を備え、ログインし
た後に、消耗品の発注ができるコンテンツ配信システム
において、ログイン後の画面に、該消耗品の購入を促す
警告を表示し、該消耗品の発注ができる画面に、該受信
契約者が必要とする種類の消耗品を表示することを特徴
とする。
【0032】前記画像形成装置がペーパー状のディスプ
レイであることを特徴とする。
【0033】本発明に係るサーバにあっては、第一配信
者から第一コンテンツを受け取り、または/及び第二配
信者から第二コンテンツを受け取り、受け取ったコンテ
ンツの一部または全部を受信契約者のクライアントへ再
配信するサーバであって、該第一コンテンツが、再配信
者が配信を受け取るとその対価を第一配信者へ支払う義
務が生じるコンテンツを含み、該第二コンテンツが、受
信契約者へ再配信を行うことで再配信者が第二配信者か
らその対価を徴収する権利が生じるコンテンツを含み、
受信契約者が設定した時間帯または時間に、受信契約者
のクライアントへ再配信することを特徴とする。
【0034】第一配信者から第一コンテンツを受け取
り、または/及び第二配信者から第二コンテンツを受け
取り、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信契
約者のクライアントへ再配信するサーバにおいて、該再
配信したコンテンツについての、再配信した内容よりも
詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理す
る管理手段を備え、受信契約者からの配信要求に基づい
て、該詳細ないし関連コンテンツを配信するサーバであ
って、前記第一配信者から受け取ったコンテンツがオリ
ジナルコンテンツコードで管理され、受信契約者に再配
信したコンテンツが、受信契約者コード、配信日時、カ
スタムコンテンツコードからなるデータアドレスで管理
されることを特徴とする。
【0035】本発明に係る情報送信方法にあっては、サ
ーバが、第一配信者から第一コンテンツを受け取り、ま
たは/及び第二配信者から第二コンテンツを受け取り、
受け取ったコンテンツの一部または全部を受信契約者の
クライアントへ再配信する工程を備える情報送信方法に
おいて、該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取
るとその対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテ
ンツを含み、該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信
を行うことで再配信者が第二配信者からその対価を徴収
する権利が生じるコンテンツを含み、前記サーバは、受
信契約者が設定した時間帯または時間に、受信契約者の
クライアントへ再配信することを特徴とする。
【0036】サーバが、第一配信者から第一コンテンツ
を受け取り、または/及び第二配信者から第二コンテン
ツを受け取り、受け取ったコンテンツの一部または全部
を受信契約者のクライアントへ再配信する工程を備える
情報送信方法において、管理手段に、該再配信したコン
テンツについての、再配信した内容よりも詳細なコンテ
ンツ、ないし関連するコンテンツを管理させ、前記サー
バが、受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細な
いし関連コンテンツを配信する工程を備える情報送信方
法であって、前記第一配信者から受け取ったコンテンツ
がオリジナルコンテンツコードで管理され、受信契約者
に再配信したコンテンツが、受信契約者コード、配信日
時、カスタムコンテンツコードからなるデータアドレス
で管理されることを特徴とする。
【0037】本発明に係るプログラムにあっては、サー
バに、第一配信者から第一コンテンツを受け取らせ、ま
たは/及び第二配信者から第二コンテンツを受け取ら
せ、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信契約
者のクライアントへ再配信させるステップを備えるプロ
グラムにおいて、該第一コンテンツが、再配信者が配信
を受け取るとその対価を第一配信者へ支払う義務が生じ
るコンテンツを含み、該第二コンテンツが、受信契約者
へ再配信を行うことで再配信者が第二配信者からその対
価を徴収する権利が生じるコンテンツを含み、前記サー
バに、受信契約者が設定した時間帯または時間に、受信
契約者のクライアントへ再配信させるステップを備える
ことを特徴とする。
【0038】サーバに、第一配信者から第一コンテンツ
を受け取らせ、または/及び第二配信者から第二コンテ
ンツを受け取らせ、受け取ったコンテンツの一部または
全部を受信契約者のクライアントへ再配信させるステッ
プを備えるプログラムにおいて、管理手段に、該再配信
したコンテンツについての、再配信した内容よりも詳細
なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理させ、
前記サーバに、受信契約者からの配信要求に基づいて、
該詳細ないし関連コンテンツを配信させるステップを備
えるプログラムであって、前記第一配信者から受け取っ
たコンテンツがオリジナルコンテンツコードで管理さ
れ、受信契約者に再配信したコンテンツが、受信契約者
コード、配信日時、カスタムコンテンツコードからなる
データアドレスで管理されることを特徴とする。
【0039】本発明に係るプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体にあっては、サーバに、
第一配信者から第一コンテンツを受け取らせ、または/
及び第二配信者から第二コンテンツを受け取らせ、受け
取ったコンテンツの一部または全部を受信契約者のクラ
イアントへ再配信させるステップを備えるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取ると
その対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテンツ
を含み、該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信を行
うことで再配信者が第二配信者からその対価を徴収する
権利が生じるコンテンツを含み、前記サーバに、受信契
約者が設定した時間帯または時間に、受信契約者のクラ
イアントへ再配信させるステップを備えることを特徴と
する。
【0040】サーバに、第一配信者から第一コンテンツ
を受け取らせ、または/及び第二配信者から第二コンテ
ンツを受け取らせ、受け取ったコンテンツの一部または
全部を受信契約者のクライアントへ再配信させるステッ
プを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体において、管理手段に、該再配信したコ
ンテンツについての、再配信した内容よりも詳細なコン
テンツ、ないし関連するコンテンツを管理させ、前記サ
ーバに、受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細
ないし関連コンテンツを配信させるステップを備えるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、前記第一配信者から受け取ったコンテンツ
がオリジナルコンテンツコードで管理され、受信契約者
に再配信したコンテンツが、受信契約者コード、配信日
時、カスタムコンテンツコードからなるデータアドレス
で管理されることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0042】また、以下の図面において、既述の図面に
記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。ま
た、以下の本発明に係るコンテンツ配信システムの各実
施形態の説明は、本発明に係るサーバ、情報送信方法、
プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体の各実施形態の説明も兼ねる。
【0043】(第1の実施形態)まず、本発明に係るコ
ンテンツ配信システムの第1の実施形態について図面を
参照して説明する。ここで、本発明におけるコンテンツ
の種類としては、例えば、所定の内容の電子メールマガ
ジン、趣味に関するコンテンツなど様々な形態に適用さ
せることができ、コンテンツの種類には限定されるもの
ではないが、本実施形態においては、広告付き電子新聞
システムを例に説明を行なうものとする。図1は、第1
の実施形態に係る広告付き電子新聞システムの概略構成
図である。
【0044】本実施形態の広告付き電子新聞システム
は、インターネット上で、受信契約者ごとにカスタマイ
ズされた電子新聞を配信、管理すると共に、購読者登
録、記事受配信及び購読者管理手続きを行うシステムで
ある。
【0045】図1に示される、Total Provi
der of News Contents(以後TP
NCと記す)サーバ101は、本発明の構成要素たるサ
ーバとして機能し、本発明の構成要素たるクライアント
としてのクライアントコンピュータ112に、情報及び
広告情報を編集して配信(送信)する。
【0046】クライアントコンピュータ112は、本発
明の構成要素たる情報を受信するユーザとしての受信契
約者111により操作されるコンピュータである。本発
明におけるコンテンツを表示するための情報を受け取る
(受信する)主体となる装置に相当するものである。ま
た、その内部ブロック図は後述する図2と同様の仕組み
とするので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0047】また、受信契約者111は、TPNCサー
バ101からの情報送信について受信契約を交わした受
信契約者である。
【0048】クライアントコンピュータ112は、受信
契約者111の用いる端末である。
【0049】プリンタ113は、受信契約者111の用
いるクライアントコンピュータ112に接続されたプリ
ンタである。
【0050】このプリンタ113は本発明の構成要素た
る画像形成装置として機能する。また、本発明の構成要
素たる画像形成装置としては、プリンタに限定されるも
のではなく、複写機、FAX、スキャナ機能を搭載した
プリンタ、及びプリンタとこれらを組み合わせた複合機
であって良い。
【0051】なお、本実施形態では、画像形成装置とし
てのプリンタ113にて印刷出力を行う形態について説
明するが、画面出力等する画像形成装置を用いることも
できる。画像形成装置として、例えば、特開平08−1
46388号公報や特開2000−132121号公報
等に記載の携帯可能なペーパー状のディスプレイにて、
画面出力することができる。
【0052】ニュースサーバ121から126は、TP
NCサーバ101に対して、記事(情報)を配信すると
共に、ニュースソースを提供するサーバである。
【0053】広告サーバ131から133は、TPNC
サーバ101に対して、広告情報を配信(提供)するサ
ーバである。
【0054】上記TPNCサーバ101、クライアント
コンピュータ112、各ニュースサーバ、各広告サーバ
は、それぞれネットワーク(インターネット)を介して
相互に接続されている。
【0055】ただし、本発明に使用されるネットワーク
としてはインターネットに限定されるものではなく、そ
の他の任意のネットワークを代用して、又は併用しても
良い。
【0056】また、ネットワークとして有線、無線の別
は問わないし、これら有線及び無線を組み合わせても良
い。
【0057】さらに、図1に示されるクライアントコン
ピュータ112に代用して、又は併用して、携帯端末
(携帯電話、PDA(personal digita
l assistants))等を用いることができ
る。
【0058】また、TPNCサーバ101、クライアン
トコンピュータ112、各ニュースサーバ、各広告サー
バの数は、図1に示される数に限定されるものではな
く、その他の1以上の任意の数であって良い。
【0059】TPNCサーバ101は、ニュースサーバ
と広告サーバに関するIPアドレスや、電子メイル送受
信のためのメイルアドレス等の属性情報等を、事前に保
有している。
【0060】ここで、図1に示されるTPNCサーバ1
01の内部構造について、図2を参照して説明する。図
2は、図1に示される情報配信システムにおいて用いら
れるTPNCサーバ101の内部ブロック図である。
【0061】図2に示されるように、TPNCサーバ1
01は、CPU(Central Processing Unit)201
と、入力装置202と、主記憶装置203と、出力装置
204と、補助記憶装置205と、クロック装置206
と、通信装置209とからなる。
【0062】CPU201は別名処理装置として観念さ
れる部材であり、システム内の各装置に命令を送りその
動作を制御する制御装置207と、サーバの中心的な部
分でディジタルデータの演算処理を行う演算装置208
とからなる。
【0063】ここで、このCPU201は、主記憶装置
203や補助記憶装置205に記憶されているプログラ
ムと協働して、本発明の構成要素たる、管理手段、判定
する手段、消耗品の量を推定する手段、消耗品の量に応
じた金額を計算する手段、消耗品の交換時期を計算する
手段、通知する手段として機能する。ここで、本実施形
態における消耗品の詳細については、コンテンツの出力
において消耗した消耗品としての、トナーカートリッジ
のほか、複写機用のトナー、感光ドラム、インクジェッ
トプリンタ用のインク、その他本体の消耗パーツ、紙や
OHPシートなどを例として挙げることができる。
【0064】なお、本発明の構成要素たる、管理手段、
判定する手段、消耗品の量を推定する手段、消耗品の量
に応じた金額を計算する手段、消耗品の交換時期を計算
する手段、通知する手段のそれぞれは、上述のようにC
PU201によりTPNCサーバ101と一体的に構成
されるとしても良いし、TPNCサーバ101とネット
ワークにより接続されTPNCサーバ101と独立に構
成されるとしても良い。
【0065】さらに、このCPU201は、主記憶装置
203や補助記憶装置205に情報を格納する格納手段
や、これらに格納されている情報を更新する更新手段と
して機能する。
【0066】ここで、上記各手段の機能は、CPU20
1が、主記憶装置203や出力装置204に記憶されて
いるプログラムと協働して実現されるとしても良い。
【0067】また、図2に示される内部ブロック図がク
ライアントコンピュータ112に適用された場合は、C
PU201は、通信装置209と協働して、情報や広告
情報を受信する受信手段となるものである。
【0068】制御装置207は、クロック装置206が
発するクロックのタイミングに従い、入力装置202か
ら入力されたデータや予め与えられた手順(例えばプロ
グラムやソフトウェア)を主記憶装置203に読み込
み、この読み込んだ内容に基づいて演算装置208に命
令を送り演算処理を行わせる。この演算処理の結果は、
制御装置207の制御に基づいて、主記憶装置203、
出力装置204及び補助記憶装置205等の内部の機器
や外部の機器等に送信される。
【0069】入力装置202は、各種データを入力する
ための部材であり、例えばキーボード、マウス、ポイン
ティングデバイス、タッチパネル、マウスパッド、CC
Dカメラ、カード読み取り機、紙テープ読み取り装置、
磁気テープ装置等が考えられる。
【0070】主記憶装置203は別名メモリとして観念
される部材であり、処理装置及び内部記憶装置におい
て、命令を実行するために使われるアドレス可能な記憶
空間のすべてを指す部材である。この主記憶装置203
は主として半導体記憶素子により構成され、入力したプ
ログラムやデータを格納、保持すると共に、制御装置2
07の指示にしたがい、この格納保持されているデータ
を例えばレジスタに読み出す。
【0071】また、主記憶装置203を構成する半導体
記憶素子としてはRAM(Random Access Memory)やR
OM(Read Only Memory)等からなる。
【0072】また、出力装置204は、演算装置208
の演算結果等を出力するための部材であり、例えばCR
T、プラズマディスプレイパネル及び液晶ディスプレイ
その他の表示装置、プリンタなどの印刷装置、音声出力
装置等が該当する。
【0073】また、補助記憶装置205は、主記憶装置
203の記憶容量を補うための部材であり、例えば磁気
ディスク装置、光ディスク装置、半導体ディスク装置等
による、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディ
スク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、MO等が
該当する。この補助記憶装置205はデータベースとな
り得る。
【0074】また、通信装置209は、外部のネットワ
ークと通信を行うための装置であり、接続されるネット
ワークに応じて適宜データの送受信やデジタル−アナロ
グ変換等を行う。
【0075】ここで、上記各装置は、アドレスバス又は
データバスにより相互に接続されている。
【0076】また、上記主記憶装置203及び補助記憶
装置205の個数は各1つに限定されるものではなく、
任意の個数であって良い。これら、上記主記憶装置20
3及び補助記憶装置205の個数が増えればそれだけサ
ーバの耐障害性が向上することとなる。
【0077】なお、本発明に係るTPNCサーバ101
に処理を実行させるための各種プログラムは、上記主記
憶装置203及び補助記憶装置205の少なくともいず
れか一方に記憶(記録)される。
【0078】したがって、本サーバに処理を実行させる
ための本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、上記主記憶装置203及び
補助記憶装置205の少なくともいずれか一方が該当す
ることになる。ただし、その他にもCD−ROMや、F
Dや、CD−Rや、CD−RWなども、本発明に係るプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体として使用することができる。
【0079】なお、本発明及び本実施形態における、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体には、サーバが読み
取り可能な記録媒体や、クライアントが読み取り可能な
記録媒体を含むものである。
【0080】ここで、本発明における、システムに適用
されるプログラムとは、システムを構成するコンピュー
タ、サーバ、データベース及び装置のそれぞれに適用さ
れる個々のプログラム、このようなそれぞれに適用され
る個々のプログラムの任意の組み合わせ及びこのような
それぞれに適用されるプログラムの全体のいずれかに該
当する。
【0081】また、システムの処理を実現するプログラ
ムが複数のステップからなる場合であっても、1つの装
置に全てのステップが記録された記録媒体を具備させて
も良いし、上記複数のステップのうちの任意の一部のス
テップを記録した記録媒体を、システムを構成する任意
の装置に具備させることにより、このような複数のステ
ップのうちの任意の一部のステップを記録した記録媒体
を任意の装置に具備させて全体としてシステムの処理を
実現するプログラムを構成するとしても良い。
【0082】また、上記説明では、図1に示されるTP
NCサーバ101の内部構成のみを説明したが、図1に
示されるクライアントコンピュータ112、各ニュース
サーバ、各広告サーバの内部構成も図2に示される構成
と同様であり、同様の説明が成り立つ。
【0083】次に、図1に示される広告付き電子新聞シ
ステムの動作について、図3を参照して説明する。図3
は、図1に示される広告付き電子新聞システムの動作概
念図である。
【0084】TPNCサーバ101と情報を提供する新
聞社(本発明の第一配信者に相当)との間では、TPN
Cサーバ101は、新聞社からコンテンツ(文書、画
像、プログラム、データ(音楽データなど)若しくはこ
れらの任意の組み合わせを含んだ情報をいう。本発明の
構成要素たる情報のことをいう。以下同じ。)の配信を
受け、コンテンツ配信契約料の支払いを行う。もちろ
ん、情報提供者としては新聞社に限定されるものではな
く、例えば雑誌社その他の者であって良い。また、本発
明の構成要素たる第二コンテンツとしては例えば広告、
アンケートがある。尚、新聞社からTPNCサーバ10
1へのコンテンツの配信は、実際には、新聞社で利用さ
れる情報処理装置が所定の通信回線(例えばインターネ
ット通信網を利用した通信回線など)を介してTPNC
サーバ101へコンテンツ情報の送信処理が実行される
ことによって実現されるものとする。また、新聞社にて
利用される情報処理装置の内部的構成は前に図2にて説
明したもの同様の仕組みとするので、ここでは詳細な説
明は省略する。
【0085】ここで、本実施形態(本発明)における各
種料金の徴収/支払い方法については、既に知られてい
る、電子商取引に利用されるような、インターネット等
を利用した仕組みが考えられる。
【0086】例えば、ここで、新聞社とTPNCサーバ
101との間での課金に伴う電子決算処理(課金処理)
の一例を説明する。
【0087】電子決算機能を有したサーバ(以後電子決
算サーバと呼ぶ)では、相手先の端末装置(例えば新聞
社の利用する情報処理装置)から受信した認証データ
(例えば、TPNCサーバ101のクレジットカードの
カード番号と該カード番号に対応する暗証番号)と金融
会社(クレジット会社)への請求額(商品の代金)とを
含んだ承認情報が取得される。そして、取得した認証デ
ータにもとづく審査が行なわれる。例えば、カードにつ
いて盗難届けが出ているものでないこと等が確認された
場合に、この結果を承認結果通知情報として生成する。
そして、請求額に応じた代金の支払い(所定の口座への
振込み指示)が電子決算サーバから新聞社に対して行な
われる。
【0088】また、不正カード使用もしくは支払い不可
能であることが確認された場合には、代金の支払いは行
わず、承認拒否を示す承認結果通知情報を生成する。こ
の生成された承認結果通知情報を新聞社の利用する情報
処理装置へ送信される処理が行われる。なお、カード会
社が支払った代金については、カード会社の責任で、カ
ード会社が顧客から徴収を行う。
【0089】また、インターネット等を利用した料金の
徴収/支払いを実施できないような場合には、TPNC
サーバ101にて記録された(記憶手段への蓄積)各配
信先へのコンテンツの配信量(コンテンツ数或はコンテ
ンツ情報量等)に応じた金融機関を介した料金の引き落
とし、或は、各配信元からのコンテンツ情報の受信量
(コンテンツ数或はコンテンツ情報量等)に応じた金融
機関を介した料金の支払い等によって実現されるような
仕組みを利用するような形態も本発明では想定される。
【0090】TPNCサーバ101と広告主(本発明の
第二配信者に相当)との間では、TPNCサーバ101
は、広告主からの広告依頼を受け、広告料の請求・受領
や、購読者に関する情報の送信等を行う。広告主とのや
りとりには、図3に示されるように、広告代理店を介し
ても良い。
【0091】尚、本発明(実施の形態)における広告主
とは、実際には各広告主により利用される情報処理装置
に該当するものであり、該情報処理装置の内部的構成
は、前に図2にて説明した情報処理装置と同様の仕組み
とするので、ここでは詳細な説明は省略することとす
る。即ち、広告主からの各種コンテンツ情報の配信は、
広告主によって利用される情報処理装置が所定の通信回
線(例えばインターネット通信網を利用した通信回線な
ど)を介してTPNCサーバ101へコンテンツを表示
するための情報を送信処理処理が実行されることによっ
て実現されるものとする。
【0092】TPNCサーバ101と受信契約者との間
では、TPNCサーバ101は、受信契約者に対して、
コンテンツを配信し、受信契約者から購読料の請求・受
領や、顧客情報の更新依頼等を行う。
【0093】次に、図1に示される広告付き電子新聞シ
ステムにおいて、受信契約者111が、TPNCサーバ
101に対して、受信契約を行う際の動作について図4
を参照して説明する。また、図4に示されるフローチャ
ートの処理のうち、クライアントコンピュータ112に
より処理される動作は、クライアントコンピュータ11
2のCPUがプログラムと協働することにより処理さ
れ、TPNCサーバ101により処理される動作は、T
PNCサーバ101のCPU1001がプログラムと協
働することにより処理される。
【0094】図4は、図1に示される広告付き電子新聞
システムにおいて、受信契約者111のクライアントコ
ンピュータ112が、TPNCサーバ101に対して、
受信契約を行う際の動作のフローチャートである。すな
わち、これから受信契約を行う受信契約者(ただし、図
4の説明では、受信契約をこれから行う者のことをい
い、受信契約が済んだ者をいうわけではない。)に対す
る動作のフローチャートである。
【0095】まずステップS401において、受信契約
者111のクライアントコンピュータ112は、受信契
約者111が用いるクライアントコンピュータ112
の、ウェブブラウジングプログラム(以下、単にブラウ
ザとも言う)を起動する。
【0096】そして、これから受信契約を行う受信契約
者111のクライアントコンピュータ112は、ウェブ
ブラウジングプログラムを用いて、TPNCサーバ10
1の、受信契約のためのサイトのURLにアクセスす
る。
【0097】TPNCサーバ101は、そのURLへの
アクセスを検知する。
【0098】ステップS402において、TPNCサー
バ101は、受信契約者111が用いるクライアントコ
ンピュータ112に対して、新規受信契約の登録のため
のフォームデータを送信する。
【0099】このフォームデータによるフォームは、例
えば図5に示されるように、受信契約者の名前や、住所
等の入力を促す形式となっている。図5は、図1に示さ
れるTPNCサーバ101からの指示に基づき、クライ
アントコンピュータ112の画面に表示される新規登録
画面の概略図である。
【0100】受信契約者111のクライアントコンピュ
ータ112は、登録フォームに必要なデータ、例えば、
受信契約者111の名前や、住所等のデータを入力し、
TPNCサーバ101に送信する。
【0101】ステップS403において、TPNCサー
バ101は、受信したデータの中で、登録受信契約者の
データベース上に、受信契約者111と重複する名前や
住所といった登録データがないか確認する。
【0102】TPNCサーバ101は、重複した登録デ
ータがある場合は、ステップS410においてエラー情
報をクライアントコンピュータ112に送信し動作を終
える。
【0103】受信したデータが新規である場合、ステッ
プS404において、TPNCサーバ101は、受信契
約IDを発行する。
【0104】そして、TPNCサーバ101は、受信契
約認証、すなわち、受信契約者111が、アクセス制限
のあるTPNCサーバの特定のURLにアクセスするた
めのパスワード(認証情報)の設定を促すデータをクラ
イアントコンピュータ112に送信する。
【0105】受信契約者111は、例えば図6に示すよ
うに、受信したフォームとなる画面に、パスワードを入
力し、TPNCサーバ101に送信する。図6は、図1
に示されるクライアントコンピュータ112からTPN
Cサーバ101に送信される、登録確認のためのパスワ
ードの入力画面の概略図である。
【0106】ステップS404において、TPNCサー
バ101は、受信契約者111のパスワードを受信す
る。
【0107】次に、ステップS405において、TPN
Cサーバ101は、配信を希望するニュースコンテンツ
に関する契約情報の入力を促すフォームデータを受信契
約者111のクライアントコンピュータ112に送信す
る。
【0108】上記、契約情報の入力を促すフォームとし
て、例えば、図7に示す、配信枚数設定、接続形態や、
図8に示す、配信を希望する、新聞社、ジャンルといっ
た配信条件や、図9に示す、課金・支払条件、配信開始
日・配信条件といったデータ入力を促すフォームがあ
る。
【0109】図7、図8及び図9は、図1に示されるT
PNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピ
ュータ112の画面に表示される、契約情報の入力画面
の概略図である。このように図8に示されるようなフォ
ームをユーザは利用することにより、複数の適用地域毎
にコンテンツの種類を設定することができる。一方、T
PNCサーバ101は図8に示されるようなフォームを
介して入力され、ユーザ先から送信されてきた情報を管
理することにより、ユーザ毎の複数の適用地域毎の種類
のコンテンツの配信をすることが可能となる。更に、図
8においては収集地点(基点)と該収集地点に対する周
辺地域範囲(適用エリア)、情報の種類(ジャンル)、
受信希望強度(受信強度)、図9においては受信希望開
始日(図9においては配信開始日)などの詳細なパラメ
ータの設定が可能であり、該設定された情報を管理する
TPNCサーバ101はよりユーザの希望に添ったコン
テンツの配信を実行することが可能となる。また、図9
の設定フォームにおいては、配信開始日を設定するよう
な形態を説明したが、配信終了日も共に設定するような
形態も本発明においては想定される。
【0110】受信契約者111は、受信したフォームに
希望する配信条件や、配信方法等を記述し、TPNCサ
ーバ101に送信する(ステップS405)。
【0111】次に、ステップS406において、TPN
Cサーバ101は、受信契約者111から受信した配信
条件等のデータの中で、広告オプションに関する項目を
抽出する。
【0112】そして、TPNCサーバ101は、広告つ
きレイアウトのオプションが選択されている場合は、ス
テップS407において、広告に関するアンケート情報
を得るためのフォームデータをクライアントコンピュー
タ112に送信する。
【0113】受信契約者111は、広告つきレイアウト
のオプションを選択している場合は、TPNCサーバ1
01から送信された、例えば、図10に示すように、広
告に関するアンケートを記述するためのフォームデータ
に対して、広告レイアウトのための受信条件等を記述
し、TPNCサーバ101に送信する。図10は、図1
に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライ
アントコンピュータ112の画面に表示される広告レイ
アウトのための受信条件等の情報入力画面の概略図であ
る。
【0114】なお、図10に示される「基点」が、本発
明の構成要素たるクライアントにより指定された広告基
点となる。同様に、「適用地域(適用エリア)」が広告
受信範囲、「「ジャンル」が種類に該当する。このよう
に、広告に関して、複数の適用地域毎にコンテンツの種
類を設定することができる。また、図10においては、
収集地点(基点)と該収集地点に対する周辺地域範囲
(適用エリア)、情報の種類(ジャンル)、受信希望強
度(受信強度)などの詳細なパラメータの設定が可能と
なっており、該設定情報を管理するTPNCサーバ10
1はよりユーザの要望に沿ったコンテンツをユーザの利
用する端末装置に配信することが可能となる。
【0115】そして、TPNCサーバ101は、受信契
約者111から送信された、広告レイアウトのための受
信条件を受信する。
【0116】そして、TPNCサーバ101は、この受
信した受信条件を、受信契約者111に関する広告情報
として、データベースに格納する。このデータベース
は、TPNCサーバ101のハードディスク等の補助記
憶装置205により構成されるとしても良いし、TPN
Cサーバ101と接続されたデータベースサーバにより
構成されるとしても良い。また、このデータベースには
記事情報も格納される。
【0117】ここで、図1に示されるTPNCサーバ1
01が格納する、受信契約者111に関する配信契約情
報を、図11および図12に示す。図11及び図12
は、図1に示されるTPNCサーバ101が格納する、
受信契約者111に関する配信契約情報の概略図であ
る。
【0118】図11には、各ユーザごとの表記データや
ユーザID、配信設定数などが記載されている。
【0119】図11において、住所は、ユーザの居住し
ている地であるが、この住所は同時に、クライアントコ
ンピュータ112の所在地として良い。通常、ユーザの
住所とクライアントコンピュータ112の所在地は一致
するからである。例えば、図8に示されるような表示様
子のように、「基点」の設定において、「自宅」が設定
されると、図11中の「基点」には、自宅の住所が設定
されることとなる。また、図8において、例えば、自宅
(そのほか勤務先、ショッピング等が想定される。)が
設定された場合に、これは住所を特定するのみに利用さ
れるものではなく、TPNCサーバ101が用途場所を
特定するためにも利用されるものとする。詳細な説明は
後述の図16にてするので、ここでは省略する。
【0120】また、図12には、広告オプションの情報
や、広告情報に関する基点、適用地域などが記載されて
いる。
【0121】次に、図4のステップS408において、
TPNCサーバ101は、TPNCサーバ101内に受
信契約者111専用の電子メイルアカウントを作成す
る。
【0122】そして、TPNCサーバ101は、この電
子メイルアカウント情報を受信契約者111に対して送
信する。
【0123】さらに、TPNCサーバ101は、上記電
子メイルアカウントに基づき、電子メイルを受信契約者
111のクライアントコンピュータ112に転送する自
動受信プログラムを、受信契約者111に対して送信す
る。
【0124】次に、ステップS209において、TPN
Cサーバ101は、図11に示される配信情報及び図1
2に示される受信設定に基づき電子メイルをニュースサ
ーバ側に送信する。
【0125】例えばTPNCサーバ101は、図11に
示される配信情報及び図12に示される受信設定に基づ
き、A新聞社の管理するニュースサーバ121の配信管
理者、あるいは配信管理システムに対して電子メイルを
送信する。
【0126】この例の電子メイルは、午前3時に、適用
地域がWorld Wideで、ジャンルが政治である
記事をTPNCサーバ101に対して配信させる設定を
促す電子メイルである。
【0127】同様に、TPNCサーバ101は、B新聞
社の管理するニュースサーバ122、C新聞社の管理す
るニュースサーバ123、D新聞社の管理するニュース
サーバ124、E新聞社の管理するニュースサーバ12
5、F新聞社の管理するニュースサーバ126の、それ
ぞれに対して記事配信を促す電子メイルを、各ニュース
サーバの管理者、あるいは配信管理システムに対して送
信する。
【0128】配信設定を促す電子メイルを受信した、例
えばニュースサーバ121の配信管理者、あるいは配信
管理システムは、TPNCサーバ101に対して配信す
る配信条件リストの重複をチェックし、適用エリアや、
ジャンルが新規配信項目であれば、TPNCサーバ10
1への記事配信条件に付加する。
【0129】また、ここでは図には示さないが、図11
に示される配信情報は一つの新聞社に対して一つに限っ
たものではなく複数以上の場合もある。
【0130】この場合は各新聞社に対しては、すべての
条件で記事配信を促す電子メイルを、各ニュースサーバ
の管理者、あるいは配信管理システムに対して送信す
る。
【0131】次に、図1に示される広告付き電子新聞シ
ステムにおける、TPNCサーバ101が配信された記
事と広告とを受信し、保存する動作について図13に基
づき説明する。また、図13に示されるフローチャート
の処理のうち、TPNCサーバ101により処理される
動作は、TPNCサーバ101のCPU1001がプロ
グラムと協働することにより処理される。
【0132】上記記事と広告は、それぞれ、ニュースサ
ーバ121から126から配信された記事、広告サーバ
131から133から配信された広告である。
【0133】図13は、図1に示される広告付き電子新
聞システムにおける、TPNCサーバ101が、ニュー
スサーバ121から126から配信された記事と、広告
サーバ131から133から配信された広告とを受信
し、保存する動作のフローチャートである。
【0134】まずステップS1301において、ニュー
スサーバ121から126は、TPNCサーバ101か
ら送信された記事配信要求に基づき、記事をTPNCサ
ーバ101に送信する。
【0135】例えばニュースサーバ121から送信され
る記事は、午前3時になると送信される、適用エリアが
World Wideで、ジャンルが政治である記事デ
ータである。
【0136】上記記事は、例えば、図14に示すフォー
ムに従い、電子メイルでTPNCサーバ101に対して
送信される。図14は、図1に示されるニュースサーバ
121からTPNCサーバ101に送信される記事のデ
ータの概略図である。ここで、図14中に示される「配
信強度」は、コンテンツ毎に付された情報であり、ここ
で設定された配信強度と、図8、或は、図10を介して
設定された配信強度との一致で、TPNCサーバ101
はコンテンツの配信を行うか否かの判断を行う。
【0137】ニュースサーバ121と同様にニュースサ
ーバ122から126も、TPNCサーバ101に対し
て記事データを電子メイルで送信する。
【0138】TPNCサーバ101は、上記ニュースサ
ーバから送信された記事を受信する。
【0139】ステップS1302において、TPNCサ
ーバ101は、決められたある時間、例えば午前4時に
なると、ニュースサーバから送信された記事データの電
子メイルをチェックし、すべての記事データを記事デー
タベースに保存する。
【0140】例えば、図14に示されたフォームの記事
データは、図15に示すフォームに従い、TPNCサー
バ101が、記事データベースに保存する。図15は、
図1に示されるTPNCサーバ101が記事データを格
納する際の概念図である。
【0141】次に、TPNCサーバ101は、ステップ
S1303において、広告データの受信を行う。
【0142】まず、広告サーバ131から133は、T
PNCサーバ101から送信された広告配信要求に基づ
き、更新情報をTPNCサーバ101に送信する。
【0143】例えば広告サーバ131は、午前3時にな
ると、図16に示すフォームに従い、更新情報をTPN
Cサーバ101に送信する。図16は、図1に示される
広告サーバ131が、TPNCサーバ101に送信する
更新情報のデータの概略図である。
【0144】上記更新情報は、更新すべき広告情報がな
い場合は、更新フラグのみを非更新という形式で電子メ
イルでTPNCサーバ101に対して送信され、更新す
べき広告情報がある場合は、更新情報を電子メイルでT
PNCサーバ101に対して送信される。
【0145】TPNCサーバ101は、決められたある
時間、例えば午前4時になると、広告サーバから送信さ
れた広告データの電子メイルをチェックする。
【0146】次に、TPNCサーバ101は、ステップ
S1304において更新すべき広告データがあるか否か
を判定する。
【0147】そして、TPNCサーバ101は、更新す
べきデータがある場合は、ステップS1305におい
て、更新すべき、すべての広告データを広告データベー
スに保存する。
【0148】例えば、TPNCサーバ101は、図17
に示す広告主データベースの広告主番号を用いて図18
に示すフォームに従い、図16に示されたフォームの広
告データを、データベースに保存する。図17は、図1
に示されるTPNCサーバ101のデータベースに格納
される広告主のデータの概念図であり、図18は、図1
に示されるTPNCサーバ101における広告データの
データベースへの保存形式の概略図である。
【0149】次に、図1に示されるTPNCサーバ10
1が、受信契約者111のクライアントコンピュータ1
12に対して、受信契約者111の契約内容に基づく記
事の配信を行う際の動作について、図19を参照して説
明する。図19は、図1に示されるTPNCサーバ10
1が、受信契約者111のクライアントコンピュータ1
12に対して、受信契約者111の契約内容に基づく記
事の配信を行う際の動作のフローチャートである。ま
た、図19に示されるフローチャートの処理のうち、T
PNCサーバ101により処理される動作は、TPNC
サーバ101のCPU201がプログラムと協働するこ
とにより処理される。
【0150】ステップS1901において、TPNCサ
ーバ101は、受信契約者111の配信情報に基づき、
配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事
データベースより抽出する。
【0151】上記所定の条件として、例えば情報配信者
がその情報の配信地域(配信エリア)を設定しておくと
共に、クライアントコンピュータ112側のユーザも受
信する情報の受信地域を設定し、配信地域(情報の送信
の対象地域)が受信地域(クライアントにより設定され
た情報の受信地域)に含まれる(一致する場合も含む)
という条件を挙げることができる。
【0152】なお、配信地域が受信地域に含まれると
は、例えば配信地域が千代田区で、受信地域が東京都と
いったような、受信地域が配信地域の上位になっている
場合をいう。
【0153】上記配信地域に関する情報は、例えば、図
11に示される、「適用エリア」が該当する。
【0154】また、上記所定の条件として、例えばクラ
イアントコンピュータ112において設定された、受信
する情報の種類と、TPNCサーバ101に格納されて
いる情報に設定されている情報の種類とが一致する、又
は受信する情報の種類に送信する情報の種類が含まれる
という条件を設定することができる。
【0155】上記TPNCサーバ101に格納されてい
る情報に設定されている情報の種類としては、例えば図
11に示される「ジャンル」が該当する。このジャンル
には、例えば政治、経済、社会、生活、宿泊、野球が挙
げられているが、その他の種類(ジャンル)も含めるこ
とができる。
【0156】受信する情報の種類に送信する情報の種類
が含まれるとは、受信する情報が「政治」である場合
に、送信する情報が「首相」の場合のように、受信する
情報の種類が送信する情報の種類の上位になっていると
いう場合である。
【0157】また、上記所定の条件として、例えばクラ
イアントコンピュータ112において設定された、受信
する情報の受信時と、TPNCサーバ101に格納され
ている情報に設定されている情報の送信時(配信時とも
いう)とが一致する、又は受信する情報の受信時に情報
の送信時が含まれるという条件を設定することができ
る。
【0158】ここで、受信する情報の受信時に情報の送
信時が含まれるとは、受信する情報の日時が1月である
場合に、送信する情報の日時が1月1日の場合のよう
に、受信する情報の日時が送信する情報の日時の上位に
なっている場合がある。
【0159】この受信時及び送信時の単位としては、
秒、分、時、日、曜日、週、月、年のいずれかを単位と
することができる。
【0160】TPNCサーバ101に格納されている情
報に設定されている情報の配信時としては、図11には
示されていない。しかし、図12において広告情報に関
する配信日時が記載され、この配信日時と同様のもの
を、TPNCサーバ101に格納されている情報に設定
されている情報の配信時とすることができる。
【0161】また、上記所定の条件として、例えばクラ
イアントコンピュータ112において設定された、受信
する情報の受信強度が、TPNCサーバ101に格納さ
れている情報に設定されている情報の配信強度以上であ
るという条件を設定することができる。
【0162】上記TPNCサーバ101に格納されてい
る情報に設定されている情報の受信強度としては、例え
ば図11に示される「受信強度」が該当する。この受信
強度には、例えば強、中、弱があり、数値で表すと、強
度が強いほど数値が大きいとすることができる。これと
は逆に、「配信強度」は、例えば強、中、弱があり、数
値で表すと、強度が強いほど数値が小さいとすることが
できる。
【0163】このようにすることにより、受信強度を
x、配信強度をyとすると、実際に受信する情報では、
受信強度xが、x≧yを満たすと表すことができる。も
ちろん、3段階の強度分類に限定するものではなく、他
の数の段階の強度分類としても良い。
【0164】次に、ステップS1902において、TP
NCサーバ101は、ステップS1901で抽出され
た、オリジナルコンテンツコードで管理されているn個
の記事の、最初からn番目までそれぞれの記事に対し
て、受信契約者111独自の1からnの番号(カスタム
コンテンツコード)を割り当てる。
【0165】尚、本発明におけるオリジナルコンテンツ
コードとはコンテンツ配信者がTPNCサーバ101に
配信するコンテンツごとに割り当てTPNCサーバ10
1が管理するユニークなコードである。
【0166】また、本発明におけるカスタムコンテンツ
コードとは、TPNCサーバ101が発行し、オリジナ
ルコンテンツコードを含み、且つ受信契約者コード、受
信日時のうち1つ以上を含む、データアドレスでTPN
Cサーバ101が管理するコードであり、受信契約者が
記事を検索し易くすることを目的としていて、例えばア
ルファベットなどの文字や記号でも良く、数字に限定す
るものではない。このように管理することにより、後述
する通り受信契約者は、例えばプリンタによって紙など
に印刷されたコンテンツ情報の詳細を知りたい場合にW
eb上などから容易に詳細な情報を引き出すことが可能
になる。
【0167】説明を記事抽出フローに戻すと、TPNC
サーバ101は、受信契約者情報データベース内の、受
信契約者111の記事番号変換テーブル・ログに、割り
振られた1からnの番号をカスタムコンテンツコードと
して格納する。
【0168】また、TPNCサーバ101は、受信契約
者情報データベース内の、受信契約者111の記事番号
変換テーブル・ログに、割り振られたカスタムコンテン
ツコードそれぞれに対応する記事のオリジナルコンテン
ツコードを割り当てて格納する。
【0169】図20は、図1に示される広告付き電子新
聞システムに使用される、割り当てられたカスタムコン
テンツコードとオリジナルコンテンツコードとの変換テ
ーブルである。
【0170】この変換テーブルは、受信契約者毎に作成
され、配信ログ情報として保持される。この変換テーブ
ルによると、例えば、カスタムコンテンツコード1の記
事は、オリジナルコンテンツコード00−200007
02−000103−0001であると対応付けられ
る。
【0171】また、TPNCサーバ101は予め設定さ
れた時間になると(例えば毎日午前3時)、予め設定さ
れた時間内(例えば前日の午前3時以降)に発行された
データアドレスを検索し、管理されているカスタムコン
テンツコードの変換を行う。例えば2000年7月1日
に“1〜n”と割り当てられていたカスタムコンテンツ
コードは2000年7月2日午前3時に“200007
01001〜20000701n”と変換される。そし
て、2000年7月2日午前3時以降配信された最新の
記事に対してカスタムコンテンツコードは新たに“1〜
n”が割り当てられる。この変換を行うことで、受信契
約者は最新の記事を簡単に検索できると同時にバックナ
ンバーについての検索も行うことができる。
【0172】次に、ステップS1903において、TP
NCサーバ101は、広告つきレイアウトか否かを判定
する。
【0173】広告なしの場合は、TPNCサーバ101
は、ステップS1904において、ステップS1902
において割り当てたカスタムコンテンツコードと、カス
タムコンテンツコードに対応する、抽出された記事デー
タを、受信契約者111の契約情報に基づきレイアウト
配置を行う。
【0174】レイアウト方法は、本発明の要旨となるも
のではない。しかし、例えばレイアウト方法として、特
開平09−062688号公報記載の「電子化新聞表示
装置および電子化新聞配信システム」の実施形態に記載
された技術、すなわち、構造化された情報を表示する技
術等を用いることができる。
【0175】ステップS1903において、広告オプシ
ョンが選択されている場合は、ステップS1905にお
いて、TPNCサーバ101は、広告レイアウト比と、
配信枚数から、配信可能な広告件数を求める。
【0176】次に、ステップS1906において、TP
NCサーバ101は、広告データベース中のすべての広
告のそれぞれに対して所定の条件(本発明の構成要素た
る広告情報を抽出する際の所定の条件)を満たした広告
であるか否かを判定して、掲載広告候補リストを作成す
る。
【0177】すなわち、上記所定の条件として、[条件
1]受信契約者111の基点住所(クライアントが指定
した広告基点)が、広告主の配信希望エリア(広告送信
範囲)に含まれる、[条件2]受信契約者111の配信
希望エリア(広告受信範囲)に、広告主の基点住所(所
定の広告基点)が含まれる、[条件3]受信契約者11
1の希望ジャンル(広告情報の種類)が、広告主の広告
ジャンル(広告情報に設定された種類)に一致する又は
含まれる、[条件4]受信契約者111の基点属性(ク
ライアントにより指定された広告基点の属性)が、広告
主の配信基点属性(広告情報に設定された属性)に一致
する又は含まれる、[条件5]受信契約者111の受信
強度が、広告主の配信強度以上である、[条件6]受信
契約者111の配信日時(広告情報の受信時)が、広告
主の配信日時(広告情報の送信時)に一致する又は含ま
れる、[条件7]受信契約者111のユーザ属性(ユー
ザの属性)が、広告主の配信対象ユーザ属性(サーバに
より設定された広告情報の属性)に一致する又は含まれ
る、[条件8]現在の広告配布数+1が、広告配布対象
顧客数以下である、という、すべての条件を満たす広告
データを抽出し、抽出された広告を保持するために、配
信候補リストに、広告番号と、配信強度を記憶する、を
一例として挙げることができる。
【0178】ただし、上記説明では、上記条件を全て満
たす広告情報を抽出するとしたが、本発明はこのような
場合に限定されるものではなく、例えば上記条件のうち
の幾つかを任意に選択して組み合わせたものを条件とし
ても良い。また、後述するカラー優先度を条件として加
えることもできる。
【0179】ここで、受信契約者111の基点属性が、
広告主の配信基点属性に含まれるとは、例えば受信契約
者の基点属性が遊園地である場合に、広告主の配信基点
属性が行楽地である場合のように、受信契約者111の
基点属性が、広告主の配信基点属性の下位概念となって
いる場合をいう。
【0180】受信契約者111の配信日時が、広告主の
配信日時に含まれるとは、例えば受信契約者111の受
信時が1月1日である場合であって、広告主の配信時が
1月である場合のように、受信する情報の日時が送信す
る情報の日時の下位になっている場合がある。
【0181】また、受信契約者111のユーザ属性が、
広告主の配信対象ユーザ属性に含まれるとは、例えば受
信契約者111のユーザ属性として、年齢30歳を設定
し、広告主の配信対象ユーザ属性として年齢が25〜3
5歳を設定した場合が含まれる。また、上記受信契約者
111のユーザ属性や広告主の配信対象ユーザ属性とし
ては、例えば年齢、性別、出身地、職業、学歴などを上
げることができる。
【0182】ここで、[条件1]、[条件2]の概念を
図22に、[条件5]の概念を図21に、それぞれ示
す。
【0183】図21及び図22は、図1に示される広告
付き電子新聞システムにおける、広告データを抽出する
際の、条件の概念図である。また、図22において、星
印は受信契約者の基点住所又は広告主の基点住所であ
る。
【0184】この時、それぞれの条件が「ALL」と設
定されている場合はこの条件はスキップする。
【0185】また、広告主の配信希望エリアを受信購読
者の配信希望エリアより優先する設定も可能であり、こ
の場合は[条件2]の条件はスキップする。
【0186】また、条件5に関する図21に示されるよ
うに広告情報の受信強度としては、例えば強、中、弱が
あり、数値で表すと、強度が強いほど数値が大きいとす
ることができる。また、これとは逆に、「配信強度」
は、例えば強、中、弱があり、数値で表すと、強度が強
いほど数値が小さいとする。
【0187】このようにすることにより、受信強度を
x、配信強度をyとすると、実際に受信する情報は、受
信強度xが、x≧yを満たすと表すことができる。もち
ろん、3段階の強度分類に限定するものではなく、他の
数の段階の強度分類としても良い。
【0188】次に、ステップS1907において、TP
NCサーバ101は、ステップS1906で得られた配
信候補リストの広告数が、配信可能件数より少ない場合
は、配信候補リストを、配信リストとして決定し、決定
された広告の、図18に示すデータベース中の広告配布
実顧客数を更新する。
【0189】すなわち、TPNCサーバ101は、広告
情報に設定する所定の条件を入力し、広告情報が送信さ
れるクライアントコンピュータ112の数を算出する。
【0190】ステップS1906で得られた配信候補リ
ストの広告数が、配信可能件数より多い場合は、TPN
Cサーバ101は、受信契約者111の受信希望強度の
高い広告から順に、配信可能件数分の広告番号を、配信
リストとして決定し、決定された広告のデータベース中
の広告配布実顧客数を更新する。
【0191】ステップS1908において、TPNCサ
ーバ101は、ステップS1902において割り当てた
カスタムコンテンツコードと共に抽出された記事データ
について、受信契約者111の契約情報に基づきレイア
ウト配置を行う。
【0192】さらに、TPNCサーバ101は、ステッ
プS1907において得られた配信リストに基づき抽出
された広告データについて、受信契約者111の契約情
報に基づきレイアウト配置を行う。
【0193】レイアウト方法としては、前述のように、
例えば、特開平09−062688号公報記載の「電子
化新聞表示装置および電子化新聞配信システム」の実施
形態の技術、すなわち、構造化された情報を表示する技
術を用いることができる。
【0194】ステップS1909において、TPNCサ
ーバ101は、ステップS1904、あるいはステップ
S1908によって、レイアウトされた、受信契約者1
11に対して配信する配信データファイルを作成する。
【0195】そして、TPNCサーバ101は、作成さ
れた配信データファイルのカラー・モノクロのいずれか
の出力とするかを決定する。図1に示されるTPNCサ
ーバ101が、受信契約者111の契約内容に基づく配
信データのカラー・モノクロのいずれかの出力を決定す
る際の動作について、図23を参照して説明する。図2
3は、図1に示されるTPNCサーバ101が、受信契
約者111の契約内容に基づく配信データのカラー・モ
ノクロのいずれかの出力を決定する際の動作のフローチ
ャートである。また、図23に示されるフローチャート
の処理のうち、TPNCサーバ101により処理される
動作は、TPNCサーバ101のCPU201がプログ
ラムと協働することにより処理される。
【0196】まず、ステップS2301において、TP
NCサーバ101は、図19のステップS1909にて
作成された配信データファイルの配信記事データを抽出
する。
【0197】次に、ステップS2302において、TP
NCサーバ101は、最初からn番目までそれぞれの配
信記事データに対して受信契約者111独自に割り当て
られた1からnの番号のカスタムコンテンツコードに対
応する整数NをN=0と設定する。
【0198】次に、ステップS2303では、TPNC
サーバ101は、整数Nについて、1を加えてN+1と
設定する。
【0199】ステップS2304では、TPNCサーバ
101は、ステップS2303で設定した整数Nに対応
したカスタムコンテンツコードの配信記事データを選択
する。
【0200】そして、ステップS2305において、T
PNCサーバ101は、ステップS2304で選択した
配信記事データがカラーであるか否かを判定する。
【0201】配信記事データがカラーではなく、モノク
ロである場合には、TPNCサーバ101は、ステップ
S2308に行き、整数Nがカスタムコンテンツコード
を割り当てられた記事数n個に対応する配信記事数Mと
等しくなった(N=M)か判定を行う。N=Mであれば
そのまま処理を終了し、NがMと等しくならなければス
テップS2303へ戻る。
【0202】ステップS2305において選択した配信
記事データにカラー出力が選択されている場合は、ステ
ップS2306において、TPNCサーバ101は、ス
テップS2305において選択した配信記事データの記
事配信がカラー出力となる条件を満たすか判定する。
【0203】選択した配信記事データのカラー・モノク
ロのいずれかの出力を決定する条件として、例えばクラ
イアントコンピュータ112において設定された、受信
する情報のカラー希望度が、TPNCサーバ101に格
納されている配信記事データに設定されている情報のカ
ラー優先度以上である場合にカラー出力するという条件
を設定することができる。この場合、カラー希望度がカ
ラー優先度未満であるとモノクロ出力となる。
【0204】上記TPNCサーバ101に格納されてい
る情報に設定されている情報のカラー希望度としては、
受信契約者111の購読設定として例えば図11の受信
強度と同様に設定される「カラー希望度」が該当する。
このカラー希望度には、図24に示すように例えばA、
B、Cがあり、数値で表すと、アルファベット順の前に
行くほど数値が大きいとすることができる。これとは逆
に、例えば図11の配信記事1〜6のデータごとに設定
される「カラー優先度」は、図24に示すように例えば
多、普通、少があり、数値で表すと、カラー優先度が多
いほど数値が小さいとすることができる。「カラー希望
度」は、図8のフォームに加えて設定し、「カラー優先
度」は、予め図16の広告データに付加させておく。
【0205】このようにすることにより、TPNCサー
バ101は、カラー希望度の数値をα、カラー優先度の
数値をβとすると、実際に受信する情報では、カラー希
望度の数値αが、α≧βを満たすときにカラー出力され
ると判定することができる。もちろん、3段階の度数分
類に限定するものではなく、他の数の段階の度数分類と
しても良い。
【0206】ステップS2306の判定によってカラー
出力の条件を満たす場合には、ステップS2308に行
き、整数Nがカスタムコンテンツコードを割り当てられ
た記事数n個に対応する配信記事数Mと等しくなった
(N=M)か判定を行う。N=Mであればそのまま処理
を終了し、NがMと等しくならなければステップS23
03へ戻る。
【0207】ステップS2306の判定によってカラー
出力の条件を満たさず、モノクロ出力となる場合には、
ステップS2307に行き、TPNCサーバ101は、
カラーの記事データをモノクロの記事データにデータ変
換する。データ変換されたモノクロの配信記事データ
は、配信データファイルに更新登録される。
【0208】モノクロデータ変換後は、ステップS23
08に行き、整数Nがカスタムコンテンツコードを割り
当てられた記事数n個に対応する配信記事数Mと等しく
なった(N=M)か判定を行う。N=Mであればそのま
ま処理を終了し、NがMと等しくならなければステップ
S2303へ戻る。
【0209】また、上記配信データファイルのカラー・
モノクロの出力決定は、配信記事データについて説明し
たが、配信データファイルの広告データについても同様
に成立する。例えば、図23のステップS2302にお
いて、整数Nとして配信リストに決定された順の広告デ
ータを対応させることで図23のフローチャートの処理
を行うことができる。しかし、本実施形態では、後述す
るように、広告については、印刷出力で消費した消耗品
(トナー)の消費量分の金額が返却されるので、広告主
の要望通り、または受信契約者111の広告条件を満た
す限り、カラー広告データはカラー出力されるものであ
る。
【0210】そして、TPNCサーバ101は、上記の
ようにカラー・モノクロの出力決定がなされた配信デー
タファイルを、TPNCサーバ101内にある、受信契
約者111専用の電子メイルアカウントのスプーラ内に
添付ファイルの形式で配置する。以下、図19に示すフ
ローチャートに戻り説明する。
【0211】図19のステップS1910において、受
信契約者111の用いるクライアントコンピュータ11
2のハードディスク内にインストールされた、自動受信
プログラムは、設定時刻、例えば午前5時になると、受
信契約者111の用いるクライアントコンピュータ11
2と、プリンタ113を起動する。
【0212】そして、自動受信プログラムは、TPNC
サーバ101内にある、受信契約者111専用の電子メ
イルアカウントにスプールされた、配信データファイル
を電子メイルとして受信する。
【0213】そして、自動受信プログラムは、受信した
電子メイルから、添付された配信データファイルを抽出
し、プリンタ113へ出力する。
【0214】このように、本実施形態によれば、TPN
Cサーバ101は、受信契約者が任意に設定した所在地
や嗜好に応じて配信する記事や広告を選択し、編集して
受信契約者111に送信することができる。
【0215】したがって、受信契約者111は、自己の
希望に合致した記事や広告を得ることができるし、広告
主は、より適切、効果的な受信契約者に対して広告をす
ることができる。
【0216】また、受信契約者111は、自己の希望に
合致して記事や広告のカラー・モノクロ出力を設定する
ことができ、配信データ量や印刷時の印刷コストが配信
者の要望のまま配信されてきてしまうことがない。
【0217】ここで、本実施形態では、クライアントコ
ンピュータ112に接続されたプリンタ113で配信デ
ータファイルの配信データがページごとにレイアウトさ
れた配信コンテンツを印刷出力する場合には、広告も印
刷されるが、広告の印刷に伴う消耗品(ここではトナー
を例とする。なお、トナー以外にもインクなどその他も
適用できる。)の印刷コストが受信契約者111の負担
となることを防止するため、配信広告の印刷に用いたト
ナー消費量に基づく返却金額を計算し、受信契約者11
1の購読料から返却金額を差し引いている。受信契約者
111の購読料から差し引いた返却金額は、TPNCサ
ーバ101が広告主に請求する。
【0218】なお、このようにTPNCサーバ101が
返却金額の返却を仲介することなく、TPNCサーバ1
01から返却金額の情報が広告主に送信され、広告主か
ら直接受信契約者111へ返却金額が送金されるように
してもよい。
【0219】この返却金額が返却される場合において、
クライアントコンピュータ112に接続されたプリンタ
113で印刷出力する時に、図1に示されるTPNCサ
ーバ101が、プリンタ113において配信広告の印刷
に用いるトナー消費量に基づく返却金額の計算を行う際
の動作について、図25を参照して説明する。図25
は、図1に示されるTPNCサーバ101が、プリンタ
113において配信広告の印刷に用いるトナー消費量に
基づく返却金額の計算を行う際の動作のフローチャート
である。
【0220】ステップS2501において、TPNCサ
ーバ101は、図19のステップS1909にて作成し
た配信データファイルから配信広告を抽出する。なお、
ここで用いる配信データファイルは、図23のフローチ
ャートに従ってカラー・モノクロ出力決定がなされた後
の配信データである。
【0221】次に、ステップS2502において、TP
NCサーバ101は、掲載広告カウンタN、推定トナー
消費量累計Xのそれぞれの変数を初期化、N=0、X=
0と設定する。ここで、掲載広告カウンタNには、配信
広告が配信リストに決定された順で対応する。
【0222】次に、ステップS2503において、TP
NCサーバ101は、掲載広告カウンタNについて、1
を加えてN+1と設定する。
【0223】ステップS2504では、TPNCサーバ
101は、ステップS2503で設定した掲載広告カウ
ンタNに対応した配信広告のレイアウト後の印刷面積が
単位面積の何倍かを計算する。
【0224】次に、ステップS2505において、TP
NCサーバ101は、格納した顧客データベースの図1
1に示す配信契約情報から印刷プリンタ名、画像モード
を抽出し、単位面積あたりのトナー消費量を決定する。
単位面積あたりのトナー消費量は、TPNCサーバ10
1が格納する図26に示すプリンタの種別ごとのプリン
タ情報を用いることで、印刷プリンタ名、画像モードが
分かれば決定できる。図26では、プリンタ名がLBP
−1000、画像モードが標準であるとき、単位面積あ
たりのトナー消費量、キャラクタ2pico−g、画像
データ20pico−gであると分かる。
【0225】次に、ステップS2506において、TP
NCサーバ101は、ステップS2505で決定した単
位面積あたりのトナー消費量に、ステップS2504で
計算した配信広告のレイアウト後の印刷面積が単位面積
の何倍かの値を積算し、推定トナー消費量係数X(N)
の値を計算する。
【0226】なお、推定トナー消費量係数X(N)の値
の計算は、例えば、特開平07−329404号公報に
記載の技術のように、一度ビットマップに配信広告のレ
イアウト後の印刷面積を展開してその使用するトナーの
各色ごとのドット数を計数し、1ドットあたりのトナー
消費量に累積ドット数を積算して求めることもできる。
【0227】そして、ステップS2507において、T
PNCサーバ101は、推定トナー消費量累計Xについ
て、ステップS2506で計算した推定トナー消費量X
(N)を加えてX+X(N)と設定する。
【0228】ステップS2508では、掲載広告カウン
タNが配信データファイルから抽出した掲載広告数と等
しくなった(N=掲載広告数)か判定を行う。N=掲載
広告数であればステップS2509に行き、Nが掲載広
告数と等しくならなければステップS2503へ戻る。
【0229】ステップS2509に行くと、TPNCサ
ーバ101は、返却金額の計算を行う。返却金額は、ス
テップS2507で計算した推定トナー消費量累計X
に、受信契約者111の購読契約者別トナー単価を積算
して計算する。
【0230】以上のように、本実施形態によれば、配信
広告の印刷に用いたトナー消費量に基づく返却金額を計
算し、受信契約者111の購読料から返却金額を差し引
くので、広告の印刷に伴う消耗品の印刷コストが受信契
約者111の負担となることを防止し、受信契約者が広
告掲載を嫌がる一つの要因を排除できる。
【0231】また、本実施形態では、クライアントコン
ピュータ112に接続されたプリンタ113で、特に配
信データファイルの配信コンテンツだけを印刷出力する
場合には、印刷に伴う消耗品カートリッジ(ここでは消
耗品としてトナーを用いているのでトナーカートリッジ
を例とする。インクカートリッジなどその他の消耗品を
収納したカートリッジにも適用可能である。)の交換時
期をTPNCサーバ101が受信契約者111へ通知
し、トナーカートリッジの交換を促している。
【0232】このトナーカートリッジの交換を促す場合
において、クライアントコンピュータ112に接続され
たプリンタ113で印刷出力する時に、図1に示される
TPNCサーバ101が、配信ごとに配信データファイ
ルの印刷に用いるトナー消費量の累計の計算を行う際の
動作について、図27を参照して説明する。図27は、
図1に示されるTPNCサーバ101が、配信ごとに配
信データファイルの印刷に用いるトナー消費量の累計の
計算を行う際の動作のフローチャートである。
【0233】ステップS2701において、TPNCサ
ーバ101は、図19のステップS1909にて作成し
た配信データファイルから記事と広告がレイアウトされ
たページごとの配信コンテンツを抽出する。なお、ここ
で用いる配信データファイルは、図23のフローチャー
トに従いカラー・モノクロ出力決定がなされた後の配信
データである。
【0234】次に、ステップS2702において、TP
NCサーバ101は、掲載コンテンツカウンタN、推定
トナー消費量累計Xのそれぞれの変数を初期化、N=
0、X=0と設定する。ここで、掲載コンテンツカウン
タNには、配信コンテンツが配信ページ順で対応する。
【0235】次に、ステップS2703において、TP
NCサーバ101は、掲載コンテンツカウンタNについ
て、1を加えてN+1と設定する。
【0236】ステップS2704では、TPNCサーバ
101は、ステップS2703で設定した掲載コンテン
ツカウンタNに対応した配信コンテンツのレイアウト後
の印刷面積が単位面積の何倍かを計算する。
【0237】次に、ステップS2705において、TP
NCサーバ101は、格納した顧客データベースの図1
1に示す配信契約情報から印刷プリンタ名、画像モード
を抽出し、単位面積あたりのトナー消費量を決定する。
単位面積あたりのトナー消費量は、TPNCサーバ10
1が格納する図26に示すプリンタ情報を用いること
で、印刷プリンタ名、画像モードが分かれば決定でき
る。
【0238】次に、ステップ2706において、TPN
Cサーバ101は、ステップS2705で決定した単位
面積あたりのトナー消費量に、ステップS2704で計
算した配信コンテンツのレイアウト後の印刷面積が単位
面積の何倍かの値を積算し、推定トナー消費量係数X
(N)の値を計算する。
【0239】なお、推定トナー消費量係数X(N)の値
の計算は、例えば、特開平07−329404号公報に
記載の技術のように、一度ビットマップに配信コンテン
ツのレイアウト後の印刷面積を展開してその使用するト
ナーの各色ごとのドット数を計数し、1ドットあたりの
トナー消費量に累積ドット数を積算して求めることもで
きる。
【0240】そして、ステップS2707において、T
PNCサーバ101は、推定トナー消費量累計Xについ
て、ステップS2706で計算した推定トナー消費量X
(N)を加えてX+X(N)と設定する。
【0241】ステップS2708では、掲載コンテンツ
カウンタNが配信データファイルから抽出した配信コン
テンツの掲載コンテンツ数と等しくなった(N=掲載コ
ンテンツ数)か判定を行う。N=掲載コンテンツ数であ
ればこの配信における推定トナー消費量累計Xを格納し
てこの処理を終了し、Nが掲載コンテンツ数と等しくな
らなければステップS2703へ戻る。
【0242】次に、トナーカートリッジの交換を促す場
合において、図1に示されるTPNCサーバ101が、
推定トナー消費量累計Xの計算後にトナーカートリッジ
の交換時期の通知を行う際の動作について、図28を参
照して説明する。図28は、図1に示されるTPNCサ
ーバ101が、図27のフローチャートに従った後の推
定トナー消費量累計Xの計算後にトナーカートリッジの
交換時期の通知を行う際の動作のフローチャートであ
る。
【0243】ステップS2801において、TPNCサ
ーバ101は、推定トナー消費量累計Xの計算後に、ト
ナーカートリッジの前回の受注日/時を得る。前回の受
注日/時は、TPNCサーバ101が格納するトナーカ
ートリッジ情報に登録されている。
【0244】ステップS2802において、TPNCサ
ーバ101は、トナー消費量Cを計算する。トナー消費
量Cは、図27のフローチャートで計算した各配信ごと
の推定トナー消費量累計Xを、前回の受注日/時から累
計して計算する。
【0245】そして、ステップS2803において、T
PNCサーバ101は、トナー消費量Cがトナーカート
リッジの標準使用可能量以上となったか、すなわち標準
寿命に達したか否かを判定する。トナーカートリッジの
標準使用可能量は、TPNCサーバ101が格納するト
ナーカートリッジ情報に登録されている。ここで、本実
施形態における標準寿命とは、例えばトナーカートリッ
ジで言えば、1個のカートリッジで標準的な使い方をし
た場合に出力できる枚数であり、紙で言えば、購入する
紙一束の枚数(500枚の場合が多い)か、あるいは購
入する紙一箱の枚数(2500枚の場合が多い)であ
る。すなわち、消耗あるいは消費して、交換あるいは補
給し、次を購入する操作が必要になるまでの長さを標準
寿命と言う。
【0246】ステップS2803でトナー消費量Cが標
準使用可能量以上でない場合は、そのまま処理を終了す
る。
【0247】ステップS2803でトナー消費量Cが標
準使用可能量以上である場合は、ステップS2804に
行き、TPNCサーバ101は、受信契約者111にト
ナーカートリッジの交換時期を通知する。トナーカート
リッジの交換時期の通知は、受信契約者111が用いて
いるクライアントコンピュータ112に対して、配信デ
ータファイルの送信と同時にトナーカートリッジの交換
時期を通知する通知画面データを送信することで行われ
る。
【0248】なお、配信データファイルの送信と同時に
トナーカートリッジの交換時期の通知だけを行い、通知
画面データは、受信契約者111がクライアントコンピ
ュータ112で、TPNCサーバ101の受信契約者1
11がログインすることのできるコンテンツや契約等の
管理用のサイトにアクセスした後に送信されるようにし
てもよい。
【0249】そして、トナーカートリッジの交換時期の
通知された後は、受信契約者111はクライアントコン
ピュータ112で、例えば図29(a)に示すような通
知画面で、トナーカートリッジの交換時期が近づいたこ
とを確認できる。図29(a)は、図1に示されるTP
NCサーバ101から通知された、クライアントコンピ
ュータ112の画面に表示されるトナーカートリッジ交
換時期通知画面の概略図である。
【0250】図29(a)のトナーカートリッジ交換時
期通知画面では、交換時期を通知するだけでなく、トナ
ーカートリッジを発注するための画面上のYesボタン
2901をクリックすることで、交換トナーカートリッ
ジを配送するための配送フォームの画面に移ることがで
きる。この配送フォームデータは、TPNCサーバ10
1から送信される通知画面データに含まれている。ま
た、図29(a)のトナーカートリッジ交換時期通知画
面上で、トナーカートリッジの発注を希望せず、Noボ
タン2902をクリックすると、この画面は消滅する
が、一定時間後に再表示される。
【0251】配送フォームは、例えば図29(b)に示
されるように、受信契約者111の購入トナーカートリ
ッジの配送日時の第1、第2希望の入力を促す形式とな
っている。図29(b)は、トナーカートリッジ交換時
期通知画面から移行したクライアントコンピュータ11
2の画面に表示される配送フォーム画面の概略図であ
る。
【0252】受信契約者111は、クライアントコンピ
ュータ112で、図29(b)の配送フォームに必要な
データ、第1、第2希望の配送日時のデータを入力し、
送信ボタン2903をクリックすることでTPNCサー
バ101に送信する。
【0253】TPNCサーバ101は、受信した第1、
第2希望の配送日時のデータに基づき配送日を調整す
る。調整できた場合には、TPNCサーバ101は、配
送日のデータをクライアントコンピュータ112に送信
する。
【0254】配送日のデータを表示する画面は、例えば
図30に示されるように、配送日時を通知し、さらに通
知した配送日時での決定・変更が可能となっている。O
Kボタン3001をクリックすると、通知した配送日時
で決定する旨をクライアントコンピュータ112からT
PNCサーバ101へ送信する。変更ボタン3002を
クリックすると、図29(b)の配送フォーム画面に戻
り、再度、第1、第2希望の配送日時を入力する。
【0255】以上のように、本実施形態によれば、プリ
ンタ113で、特に配信データファイルだけを印刷出力
する場合には、印刷に伴うトナーカートリッジの交換時
期をTPNCサーバ101が受信契約者111へ通知
し、トナーカートリッジの交換を促すので、受信契約者
111はトナーカートリッジの交換時期の管理を容易に
行うことができる。
【0256】また、トナーカートリッジの交換時期の通
知後に、トナーカートリッジの発注をTPNCサーバ1
01に対して行い、配送日まで決定できるので、受信契
約者111はトナーカートリッジを交換するために、買
いに出かけたり、電話やインターネットで注文したりす
る手間が省ける。
【0257】また、ここで、本実施形態では、配信コン
テンツの出力後に、割り振られるカスタムコンテンツコ
ードを用いることにより、受信契約者111は、より簡
便に詳細記事の参照を行うことができる。
【0258】カスタムコンテンツコードを用いて詳細記
事を参照する動作について図31を参照して説明する。
図31は、本発明に係る広告付き電子新聞システムのカ
スタムコンテンツコードを用いて詳細記事を参照する動
作のフローチャートである。また、図31に示されるフ
ローチャートの処理のうち、TPNCサーバ101によ
り処理される動作は、TPNCサーバ101のCPU2
01がプログラムと協働することにより処理される。
【0259】TPNCサーバ101は、受信契約者11
1のクライアントコンピュータ112から、サーバのサ
イトのアドレスとしての、所定のURL(unifor
mresource locator)を受信すると、
ユーザID、パスワードの入力を促すデータを、受信契
約者111に対して送信する。
【0260】上記所定のURLとは、例えば、受信契約
者111から、記事参照専用のURLと、末尾に、カス
タムコンテンツコードの文字列を加えたURLがある。
【0261】このようなURLの一例として、記事参照
専用のURLがhttp://www.×△△△.jp
/で表記され、参照記事のカスタムコンテンツコードが
2であれば、http://www.×△△△.jp/
2の形態をとるURLがある。
【0262】上記のような所定のURLは、クライアン
トコンピュータ112により作成される。
【0263】すなわち、受信契約者がカスタムコンテン
ツコード(例えば2)を入力すると、クライアントコン
ピュータ112は、記事参照専用のURL(例えば、h
ttp://www.×△△△.jp/2)を作成す
る。
【0264】そして、クライアントコンピュータ112
のブラウザは、この作成されたURLにより指示される
TPNCサーバ101のファイルにアクセスする。
【0265】したがって、受信契約者111は、一般的
には数十文字からなるURLの入力が不要となり、カス
タムコンテンツコードの入力だけで、所望のサイトにア
クセスすることができる。
【0266】次に、ユーザ認証動作として、TPNCサ
ーバ101は、受信契約者111から、ユーザID、パ
スワードの受信を行う(ユーザの認証)。
【0267】そして、TPNCサーバ101は、登録受
信契約者111のデータベースとの照合を行う。
【0268】そして、TPNCサーバ101は、不正な
受信データであれば動作を終了する。
【0269】正当な受信データであれば、TPNCサー
バ101は、末尾にカスタムコンテンツコードが付与さ
れたURLから、カスタムコンテンツコードを取得す
る。今回の場合は2となる。
【0270】そして、TPNCサーバ101は、ユーザ
IDと、カスタムコンテンツコード(2)に基づき、登
録受信契約者111のデータベース中から受信契約者1
11の項目における、最新の配信・出力した記事履歴を
抽出する。
【0271】すなわち、カスタムコンテンツコードに対
応するオリジナルコンテンツは、受信契約者111ごと
に一意に決定されるため、受信契約者111は、カスタ
ムコンテンツコードを用いて、オリジナルコンテンツの
抽出を行うことができる。
【0272】そして、TPNCサーバ101は、記事履
歴中の、カスタムコンテンツコードに対応する、オリジ
ナルコンテンツのデータを受信契約者111へ送信す
る。
【0273】このように、受信契約者111は、カスタ
ムコンテンツコードを用いることにより、所望の記事の
詳細記事により容易にアクセスすることができる。
【0274】なお、以上説明した本実施形態において
は、ニュースサーバから配信され、TPNCサーバ10
1に保存された記事には、記事間の関連づけは存在しな
かった。
【0275】しかし、過去に配信された記事との関連が
ある場合は、その関連する配信データが、記事データに
記載されている記事データ形式であってもよい。
【0276】ここでは、過去に配信された記事との関連
がある場合は、その関連する配信データが、記事データ
に記載されている記事データ形式である例を説明する。
【0277】例えば図32に示すように、ニュースサー
バからTPNCサーバ101には、関連記事に関する項
目を加えた記事データ形式が配信される。図32は、本
発明に係る広告付き電子新聞システムの第1の実施形態
における、ニュースサーバからTPNCサーバ101に
配信される、関連記事に関する項目を加えた記事データ
形式の概念図である。
【0278】図32においては、配信元番号121に対
応する関連記事数3201や、第1の関連記事の情報3
202、第2の関連記事の情報3203が記載されてい
る。もちろん、関連記事の数は、図32に示されるよう
に2つに限定されるものではなく、その他の任意の数で
あって良い。
【0279】TPNCサーバ101は、この配信された
関連記事に関する項目を加えた形式の記事をデータベー
スに構築する。
【0280】そして、TPNCサーバ101は、受信契
約者111に関連記事に関する項目も含めた記事データ
を配信する。
【0281】過去に配信された記事との関連がある場合
にその関連する配信データが記事データに記載されてい
る例の動作について図33を用いてさらに説明する。ま
ず、受信契約者は、自己のクライアントコンピュータ1
12から自己専用サイトにアクセスする(図33の
(a))。この自己専用サイトには、各項目がメニュー
として掲載されている。図33は、本発明に係る広告付
き電子新聞システムの第1の実施形態において、クライ
アントコンピュータ112に表示される画面の概略図で
ある。
【0282】そして、前述のカスタムコンテンツコード
を用いて詳細記事を参照する動作で説明した技術を用い
て、所望のコンテンツ(情報)にアクセスする。以下
に、前述のカスタムコンテンツコードを用いて詳細記事
を参照する技術によるアクセス動作について再び説明す
る。
【0283】すなわち、「衆議院解散」にはカスタムコ
ンテンツコード1が付与され、「○○社利益供与」には
カスタムコンテンツコード2が付与され、「ヒトゲノム
解読完了」にはカスタムコンテンツコード3が付与さ
れ、「東京で記録的な豪雨」にはカスタムコンテンツコ
ード4が付与されている。
【0284】したがって、「ヒトゲノム解読完了」をよ
り詳細に調査したい受信契約者は、カスタムコンテンツ
コード3を入力する。
【0285】そうすると、クライアントコンピュータ1
12は、図33の(a)に示されるサイトのURLに、
3を付与したURLでTPNCサーバ101にアクセス
する。
【0286】TPNCサーバ101は、上記カスタムコ
ンテンツコード3が付与されたURLを受け取ると、ユ
ーザ(受信契約者)の認証を行う。
【0287】そして、TPNCサーバ101は、ユーザ
認証の結果、正当なユーザであることが判明した場合
は、カスタムコンテンツコードにて指定される情報の詳
細情報をクライアントコンピュータ112に送信する。
以上が前述のカスタムコンテンツコードを用いて詳細記
事を参照する部分の動作である。
【0288】そして、本例では、送信された情報に関連
記事が掲載されていることが特徴となっている。
【0289】すなわち、クライアントコンピュータ11
2が受信した情報には、例えば図33の(b)に示され
るように、「ヒトゲノム解読完了」の記事のみならず、
「記者会見動画」、「過去の関連記事」、「厚生省hp
(ホームページ)」、「専門家のコメント」、「○○社
内hp」といった関連記事に関するリンクが張られてい
る。そのため、ユーザは、容易に関連記事に対してアク
セスすることができる。
【0290】したがって、本例においては、所望の情報
を適切に得るだけではなく、情報に関連した情報をも芋
づる式に得ることができる。
【0291】なお、ここで、以上に説明した本実施形態
においては、広告オプションは、受信契約者111の購
読料の一部を広告により負担するだけであった。
【0292】しかし、受信契約者111の出力プリンタ
113への出力レイアウト条件、例えば、用紙サイズ、
出力用紙最大枚数、カラー比率等に応じて、広告による
負担を、購読料の一部とするだけでなく、受信契約者1
11のプリンタ113に関する、例えば、トナーや、イ
ンクや、用紙等の消耗品の所定数の提供、消耗品の割引
販売、金銭や有価証券の供与等の付加サービスに拡大す
ることができる。
【0293】さらに、受信契約者111の広告に対する
反応、例えば、広告のリンク先URLへのアクセス履歴
に応じて、図12に示される広告情報に関する受信強度
を変更する等して良い。
【0294】すなわち、TPNCサーバ101は、受信
契約者111からTPNCサーバ101へのアクセスに
関する情報であるアクセスログを記録し、このアクセス
ログに記録された情報が所定の情報となった場合には、
広告情報に設定された条件を変更する。
【0295】たとえば、リンク先URLへのアクセス数
が20回を越えることにより、受信強度が強でない場合
は、強に変更する。
【0296】ただし、アクセス履歴に応じて変更する条
件は受信強度に限定されず、配信強度やその他の条件を
必要に応じて任意に変更することができる。
【0297】したがって、本例によれば、よりユーザの
ニーズに適したサービスを提供することができる。
【0298】(第2の実施形態)次に、本発明に係るコ
ンテンツ配信システムの第2の実施形態について説明す
る。本発明は、前述の第1の実施形態に限られるもので
はない。本実施形態も、広告付き電子新聞システムを例
として説明する。
【0299】なお、本実施形態の構成や、TPNCサー
バ101、クライアントコンピュータ112、ニュース
サーバ、広告サーバの構造等は、前述の第1の実施形態
と同様である。
【0300】また、本実施形態は以下に説明する部分の
動作以外は、前述の第1の広告付き電子新聞システムの
動作と同様である。従って、以下の説明では、前述の第
1の実施形態と異なる点を説明する。
【0301】前述の第1の実施形態においては、トナー
カートリッジの交換時期の通知は、配信データファイル
の印刷に使用するトナー消費量から計算するものであっ
た。
【0302】しかし、プリンタ113からトナー残量情
報を送信してもらえば、プリンタ113で特に配信デー
タファイルだけを印刷出力する場合に限られず、プリン
タ113をその他の印刷出力に用いていてもトナーカー
トリッジの交換時期を管理することができる。
【0303】トナーカートリッジの交換を促す場合にお
いて、プリンタ113からTPNCサーバ101へトナ
ー残量を通知する際の動作について、図34を参照して
説明する。図34は、TPNCサーバ101とクライア
ントコンピュータ112とプリンタ113の3者間のデ
ータの送受信を示すフローチャートである。
【0304】図34に示すように、クライアントコンピ
ュータ112がTPNCサーバ101から配信データ
(電子メイルの配信データファイル)を受信する際に、
クライアントコンピュータ112からTPNCサーバ1
01へトナー残量Pが送信される。
【0305】また、クライアントコンピュータ112か
らプリンタ113へ配信データが送信され印刷出力が実
行されると、プリンタ113からクライアントコンピュ
ータ112へ印刷出力の実行後のトナー残量Pが送信さ
れる。
【0306】即ち、図34に示すトナー残量P1を例と
して説明すると、M月N日に、配信データ0のプリンタ
113での印刷出力の実行後に、プリンタ113は、ト
ナー残量P1を検出する。プリンタ113のトナー残量
P1の検出は、例えば、特開平08−339274号公
報記載のようにトナーセンサで検出することで行える。
【0307】そして、印刷出力の実行後に、検出したト
ナー残量P1をクライアントコンピュータ112へ送信
し、クライアントコンピュータ112はトナー残量P1
を記憶しておく。
【0308】次に、M月N+1日に、TPNCサーバ1
01からクライアントコンピュータ112へ配信データ
1が送信される際に、先にクライアントコンピュータ1
12が記憶したトナー残量P1の情報をTPNCサーバ
101へ送信する。
【0309】このように、トナー残量Pは配信データの
印刷出力の実行後にプリンタ113で検出され、TPN
Cサーバ101はそのトナー残量Pのデータをクライア
ントコンピュータ112から次回の配信データの配信時
に受信する。
【0310】次に、トナーカートリッジの交換を促す場
合において、図1に示されるTPNCサーバ101が、
トナー残量Pの受信後にトナーカートリッジの交換時期
の通知を行う際の動作について、図35を参照して説明
する。図35は、図1に示されるTPNCサーバ101
が、図34のフローチャートに従って送信されたトナー
残量Pの受信後にトナーカートリッジの交換時期の通知
を行う際の動作のフローチャートである。
【0311】ステップS3501において、TPNCサ
ーバ101は、トナーカートリッジの前回のトナー残量
Rを得る。前回のトナー残量Rは、TPNCサーバ10
1が格納するトナーカートリッジ情報に登録されてい
る。
【0312】ステップS3502において、TPNCサ
ーバ101は、図34のフローチャートに従って送信さ
れたトナー残量Pの受信後に、トナー残量Rを受信した
トナー残量Pの値に更新する。
【0313】そして、ステップS3503において、T
PNCサーバ101は、トナー残量Rがトナーカートリ
ッジのトナーミニマム残量以下となったかを判定する。
トナーカートリッジのカートリッジ使用限界として設定
されるトナーミニマム残量は、TPNCサーバ101が
格納するトナーカートリッジ情報に登録されている。
【0314】ステップS3503で、トナー残量Rがト
ナーミニマム残量以下でない場合は、そのまま処理を終
了する。
【0315】ステップS3503で、トナー残量Rがト
ナーミニマム残量以下である場合は、ステップS350
4に行き、TPNCサーバ101は、受信契約者111
にトナーカートリッジの交換時期を通知する。トナーカ
ートリッジの交換時期の通知は、第1の実施形態と同様
に行うことができる。
【0316】したがって、本実施形態では、TPNCサ
ーバ101が、プリンタ113からトナー残量を得るの
で、前述の本発明に係る広告付き電子新聞システムの第
1の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、
検出するトナー残量の精度が良いことから交換時期を正
確に判定することができ、また、プリンタ113で特に
配信データファイルだけを印刷出力する場合に限られ
ず、プリンタ113をその他の出力に用いていてもトナ
ーカートリッジの交換時期を管理することができる。
【0317】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、顧
客毎の異なるニーズに対して、詳細な設定を可能とし
た、オンライン記事送信を提供することができる。
【0318】また、カスタムコンテンツコードから、受
信契約者独自のコードにより、簡便に元記事に関する、
関連記事などのさらなる情報を提供することができる。
【0319】また、広告へのリンクに、ユーザがアクセ
スすることにより、購読料の割引等のサービスを簡便に
提供することができる。
【0320】また、アクセスログに基づいて情報及び広
告情報の抽出条件を変更するため、よりユーザの嗜好及
び広告主の意向に沿った情報の送信を行うことができ
る。
【0321】また、印刷する場合には、広告の印刷に伴
う消耗品(トナー、インクなど)の印刷コストを購読者
の負担とせず、広告主から返金させることができる。
【0322】また、印刷に用いるプリンタの消耗品カー
トリッジ(トナーカートリッジ、インクカートリッジな
ど)の交換時期の管理をその受信時に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る広告付き電子新聞システ
ムの概略構成図である。
【図2】図1に示される広告付き電子新聞システムにお
いて用いられるTPNCサーバ101の内部ブロック図
である。
【図3】図1に示される広告付き電子新聞システムの動
作概念図である。
【図4】図1に示される広告付き電子新聞システムにお
いて、受信契約者111のクライアントコンピュータ1
12が、TPNCサーバ101に対して、受信契約を行
う際の動作のフローチャートである。
【図5】図1に示されるTPNCサーバ101からの指
示に基づき、クライアントコンピュータ112の画面に
表示される新規登録画面の概略図である。
【図6】図1に示されるクライアントコンピュータ11
2からTPNCサーバ101に送信される、登録確認の
ためのパスワードの入力画面の概略図である。
【図7】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に
基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示さ
れる、契約情報の入力画面の概略図である。
【図8】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に
基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示さ
れる、契約情報の入力画面の概略図である。
【図9】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に
基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示さ
れる、契約情報の入力画面の概略図である。
【図10】図1に示されるTPNCサーバ101の指示
に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示
される広告レイアウトのための受信条件等の情報入力画
面の概略図である。
【図11】図1に示されるTPNCサーバ101が格納
する、受信契約者111に関する配信契約情報の概略図
である。
【図12】図1に示されるTPNCサーバ101が格納
する、受信契約者111に関する配信契約情報の概略図
である。
【図13】図1に示される広告付き電子新聞システムに
おける、TPNCサーバ101が、ニュースサーバ12
1から126から配信された記事と、広告サーバ131
から133から配信された広告とを受信し、保存する動
作のフローチャートである。
【図14】図1に示されるニュースサーバ121からT
PNCサーバ101に送信される記事のデータの概略図
である。
【図15】図1に示されるTPNCサーバ101が記事
データを格納する際の概念図である。
【図16】図1に示される広告サーバ131が、TPN
Cサーバ101に送信する更新情報のデータの概略図で
ある。
【図17】図1に示されるTPNCサーバ101のデー
タベースに格納される広告主のデータの概念図である。
【図18】図1に示されるTPNCサーバ101におけ
る広告データのデータベースへの保存形式の概略図であ
る。
【図19】図1に示されるTPNCサーバ101が、受
信契約者111のクライアントコンピュータ112に対
して、受信契約者111の契約内容に基づく記事の配信
を行う際の動作のフローチャートである。
【図20】図1に示される広告付き電子新聞システムに
使用される、割り当てられたカスタムコンテンツコード
とオリジナルコンテンツコードとの変換テーブルであ
る。
【図21】図1に示される広告付き電子新聞システムに
おける、広告データを抽出する際の、条件の概念図であ
る。
【図22】図1に示される広告付き電子新聞システムに
おける、広告データを抽出する際の、条件の概念図であ
る。
【図23】図1に示されるTPNCサーバ101が、受
信契約者111の契約内容に基づく配信データのカラー
・モノクロのいずれかの出力を決定する際の動作のフロ
ーチャートである。
【図24】図1に示される広告付き電子新聞システムに
おける、配信データのカラー・モノクロのいずれかの出
力を決定する際の、条件の概念図である。
【図25】図1に示されるTPNCサーバ101が、プ
リンタ113において配信広告の印刷に用いるトナー消
費量に基づく返却金額の計算を行う際の動作のフローチ
ャートである。
【図26】図1に示されるTPNCサーバ101のプリ
ンタの種別ごとのプリンタ情報のデータの概略図であ
る。
【図27】図1に示されるTPNCサーバ101が、配
信ごとに配信データファイルの印刷に用いるトナー消費
量の累計の計算を行う際の動作のフローチャートであ
る。
【図28】図1に示されるTPNCサーバ101が、図
27のフローチャートに従った後の推定トナー消費量累
計Xの計算後にトナーカートリッジの交換時期の通知を
行う際の動作のフローチャートである。
【図29】図29(a)はトナーカートリッジの交換時
期通知画面の概略図であり、図29(b)は配送フォー
ム画面の概略図である。
【図30】配送日のデータを表示する画面の概略図であ
る。
【図31】カスタムコンテンツコードを用いて詳細記事
を参照する動作のフローチャートである。
【図32】ニュースサーバからTPNCサーバ101に
配信される、関連記事に関する項目を加えた記事データ
形式の概念図である。
【図33】クライアントコンピュータ112に表示され
る画面の概略図である。
【図34】第2の実施形態に係る広告付き電子新聞シス
テムにおいて、TPNCサーバ101とクライアントコ
ンピュータ112とプリンタ113の3者間のデータの
送受信を示すフローチャートである。
【図35】図1に示されるTPNCサーバ101が、図
34のフローチャートに従って送信されたトナー残量P
の受信後にトナーカートリッジの交換時期の通知を行う
際の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
101 TPNCサーバ 111 受信契約者 112 クライアントコンピュータ 113 プリンタ 121,122,123,124,125,126 ニ
ュースサーバ 131,132,133 広告サーバ 201 CPU 202 入力装置 203 主記憶装置 204 出力装置 205 補助記憶装置 206 クロック装置 207 制御装置 208 演算装置 209 通信装置 3201 関連記事数 3202 第1の関連記事の情報 3203 第2の関連記事の情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540S (72)発明者 永塚 貴幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 勝彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一配信者から第一コンテンツを受け取
    り、または/及び第二配信者から第二コンテンツを受け
    取り、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信契
    約者のクライアントへ再配信する少なくとも1以上のサ
    ーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、 該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取るとその
    対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテンツを含
    み、 該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信を行うことで
    再配信者が第二配信者からその対価を徴収する権利が生
    じるコンテンツを含み、 前記サーバは、受信契約者のクライアントへ再配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記配信が、インターネットを介して行
    われることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配
    信システム。
  3. 【請求項3】 第一配信者から第一コンテンツを受け取
    り、または/及び第二配信者から第二コンテンツを受け
    取り、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信契
    約者のクライアントへ再配信する少なくとも1以上のサ
    ーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、 該再配信したコンテンツについての、再配信した内容よ
    りも詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管
    理する管理手段を備え、 前記サーバは、受信契約者からの配信要求に基づいて、
    該詳細ないし関連コンテンツを配信するコンテンツ配信
    システムであって、 前記サーバが前記第一配信者から受け取ったコンテンツ
    がオリジナルコンテンツコードで管理され、 前記サーバが受信契約者に再配信したコンテンツが、カ
    スタムコンテンツコードを含み、且つ受信契約者コー
    ド、受信日時のうち1つ以上を含むデータアドレスで管
    理されることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記配信が、インターネットを介して行
    われることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ配
    信システム。
  5. 【請求項5】 前記受信契約者がログインした後に、前
    記カスタムコンテンツコードの入力によりコンテンツの
    配信要求が可能となることを特徴とする請求項3又は4
    に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記再配信するコンテンツは、受信契約
    者が設定した時間帯または時間に、受信契約者のクライ
    アントと接続された画像形成装置によって自動的に出力
    が実行されることを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か1項に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 【請求項7】 前記配信者がコンテンツに対してカラー
    優先度を設定しておき、前記受信契約者が受け取るコン
    テンツのカラー希望度を設定しておくコンテンツ配信シ
    ステムにおいて、 該配信者が設定したカラー優先度と、該受信契約者が設
    定したカラー希望度との条件が満足するかどうかを判定
    する手段を有し、 前記サーバは、該判定に基づいて該受信契約者にコンテ
    ンツをカラー出力またはモノクロ出力することを特徴と
    する請求項1から6のいずれか1項に記載のコンテンツ
    配信システム。
  8. 【請求項8】 前記第二コンテンツの出力に要した消耗
    品の、トナー、インク及びその他の量を推定する手段を
    有し、 該推定した消耗品の量に応じた金額を計算する手段を有
    することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に
    記載のコンテンツ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記第二コンテンツの出力に要した消耗
    品の量を推定する手段において、パラメータとして画像
    比率を利用することを特徴とする請求項8に記載のコン
    テンツ配信システム。
  10. 【請求項10】 前記再配信するコンテンツの出力にお
    いて消耗した消耗品の推定消費量と、該消耗品の標準寿
    命とを比較して、該消耗品の交換又は補給時期を計算す
    る手段を有し、 該消耗品の交換又は補給時期を受信契約者に通知する手
    段を有することを特徴とする請求項1から9のいずれか
    1項に記載のコンテンツ配信システム。
  11. 【請求項11】 前記受信契約者がログインすることの
    できる、コンテンツを管理する管理手段を備え、 ログインした後に、消耗品の発注ができるコンテンツ配
    信システムにおいて、 該受信契約者のクライアントと接続された画像形成装置
    から、該消耗品の消耗品残量情報を受け取り、該消耗品
    の交換時期の計算に利用することを特徴とする請求項1
    から9のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記受信契約者がログインすることの
    できる、コンテンツを管理する管理手段を備え、 ログインした後に、消耗品の発注ができるコンテンツ配
    信システムにおいて、ログイン後の画面に、該消耗品の
    購入を促す警告を表示し、該消耗品の発注ができる画面
    に、該受信契約者が必要とする種類の消耗品を表示する
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記
    載のコンテンツ配信システム。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置がペーパー状のディ
    スプレイであることを特徴とする請求項6に記載のコン
    テンツ配信システム。
  14. 【請求項14】 第一配信者から第一コンテンツを受け
    取り、または/及び第二配信者から第二コンテンツを受
    け取り、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信
    契約者のクライアントへ再配信するサーバであって、 該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取るとその
    対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテンツを含
    み、 該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信を行うことで
    再配信者が第二配信者からその対価を徴収する権利が生
    じるコンテンツを含み、 受信契約者が設定した時間帯または時間に、受信契約者
    のクライアントへ再配信することを特徴とするサーバ。
  15. 【請求項15】 第一配信者から第一コンテンツを受け
    取り、または/及び第二配信者から第二コンテンツを受
    け取り、受け取ったコンテンツの一部または全部を受信
    契約者のクライアントへ再配信するサーバにおいて、 該再配信したコンテンツについての、再配信した内容よ
    りも詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管
    理する管理手段を備え、 受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細ないし関
    連コンテンツを配信するサーバであって、 前記第一配信者から受け取ったコンテンツがオリジナル
    コンテンツコードで管理され、 受信契約者に再配信したコンテンツが、受信契約者コー
    ド、配信日時、カスタムコンテンツコードからなるデー
    タアドレスで管理されることを特徴とするサーバ。
  16. 【請求項16】 サーバが、第一配信者から第一コンテ
    ンツを受け取り、または/及び第二配信者から第二コン
    テンツを受け取り、受け取ったコンテンツの一部または
    全部を受信契約者のクライアントへ再配信する工程を備
    える情報送信方法において、 該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取るとその
    対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテンツを含
    み、 該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信を行うことで
    再配信者が第二配信者からその対価を徴収する権利が生
    じるコンテンツを含み、 前記サーバは、受信契約者が設定した時間帯または時間
    に、受信契約者のクライアントへ再配信することを特徴
    とする情報送信方法。
  17. 【請求項17】 サーバが、第一配信者から第一コンテ
    ンツを受け取り、または/及び第二配信者から第二コン
    テンツを受け取り、受け取ったコンテンツの一部または
    全部を受信契約者のクライアントへ再配信する工程を備
    える情報送信方法において、 管理手段に、該再配信したコンテンツについての、再配
    信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコ
    ンテンツを管理させ、前記サーバが、受信契約者からの
    配信要求に基づいて、該詳細ないし関連コンテンツを配
    信する工程を備える情報送信方法であって、 前記第一配信者から受け取ったコンテンツがオリジナル
    コンテンツコードで管理され、 受信契約者に再配信したコンテンツが、受信契約者コー
    ド、配信日時、カスタムコンテンツコードからなるデー
    タアドレスで管理されることを特徴とする情報送信方
    法。
  18. 【請求項18】 サーバに、第一配信者から第一コンテ
    ンツを受け取らせ、または/及び第二配信者から第二コ
    ンテンツを受け取らせ、受け取ったコンテンツの一部ま
    たは全部を受信契約者のクライアントへ再配信させるス
    テップを備えるプログラムにおいて、 該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取るとその
    対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテンツを含
    み、 該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信を行うことで
    再配信者が第二配信者からその対価を徴収する権利が生
    じるコンテンツを含み、 前記サーバに、受信契約者が設定した時間帯または時間
    に、受信契約者のクライアントへ再配信させるステップ
    を備えることを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 サーバに、第一配信者から第一コンテ
    ンツを受け取らせ、または/及び第二配信者から第二コ
    ンテンツを受け取らせ、受け取ったコンテンツの一部ま
    たは全部を受信契約者のクライアントへ再配信させるス
    テップを備えるプログラムにおいて、 管理手段に、該再配信したコンテンツについての、再配
    信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコ
    ンテンツを管理させ、 前記サーバに、受信契約者からの配信要求に基づいて、
    該詳細ないし関連コンテンツを配信させるステップを備
    えるプログラムであって、 前記第一配信者から受け取ったコンテンツがオリジナル
    コンテンツコードで管理され、 受信契約者に再配信したコンテンツが、受信契約者コー
    ド、配信日時、カスタムコンテンツコードからなるデー
    タアドレスで管理されることを特徴とするプログラム。
  20. 【請求項20】 サーバに、第一配信者から第一コンテ
    ンツを受け取らせ、または/及び第二配信者から第二コ
    ンテンツを受け取らせ、受け取ったコンテンツの一部ま
    たは全部を受信契約者のクライアントへ再配信させるス
    テップを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 該第一コンテンツが、再配信者が配信を受け取るとその
    対価を第一配信者へ支払う義務が生じるコンテンツを含
    み、 該第二コンテンツが、受信契約者へ再配信を行うことで
    再配信者が第二配信者からその対価を徴収する権利が生
    じるコンテンツを含み、 前記サーバに、受信契約者が設定した時間帯または時間
    に、受信契約者のクライアントへ再配信させるステップ
    を備えることを特徴とするプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 サーバに、第一配信者から第一コンテ
    ンツを受け取らせ、または/及び第二配信者から第二コ
    ンテンツを受け取らせ、受け取ったコンテンツの一部ま
    たは全部を受信契約者のクライアントへ再配信させるス
    テップを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 管理手段に、該再配信したコンテンツについての、再配
    信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコ
    ンテンツを管理させ、 前記サーバに、受信契約者からの配信要求に基づいて、
    該詳細ないし関連コンテンツを配信させるステップを備
    えるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 前記第一配信者から受け取ったコンテンツがオリジナル
    コンテンツコードで管理され、 受信契約者に再配信したコンテンツが、受信契約者コー
    ド、配信日時、カスタムコンテンツコードからなるデー
    タアドレスで管理されることを特徴とするプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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