JP4746775B2 - コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報及び広告情報を少なくとも受信者に適切に送信するコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報技術の進歩に伴い、最新の情報を効率良く入手することが企業活動などにおける重要な課題となっている。
【0003】
社会情勢の変化、事件発生等をいち早く入手するための代表的なメディアとして、新聞、ラジオ、テレビ、インターネット等がある。その中でも、新聞は、我々の日常生活に幅広く普及しており、限られた紙面上に多数の記事を効率良く掲載し、携帯性が良く、通学・通勤途中においても読むことが可能である。
【0004】
さらに、必要な記事を切り抜いて保存することが出来るなど記録性にも優れている。また、新聞は購読者の自宅まで配達される点、紙面を一覧しやすく記載し記事の概要を把握しやすい等の利点がある。
【0005】
また、現在購買されている新聞には、記事と共に広告が紙面に印刷されていたり、地域別のチラシ広告が折り込まれている。
【0006】
広告の効用は、企業が宣伝したい商品の情報を新聞の読者に提供することができるという点に加えて、企業が支払う広告料が、新聞の価格の一部を負担することで、新聞の価格を安価にすることができるという点である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現在販売されている新聞は、購読者が新聞を購入する地域によって記事及び広告が決まっていて、例えば購読者が勤務先の近くの地域情報が見たい場合、自宅で新聞を契約していると、見ることができないなど、必ずしも、購読者が読みたい記事、もしくは広告主が見てほしい購読者に配布されているわけではない。
【0008】
一方、最近はインターネットの普及により各新聞社、ポータルサイトなどがインターネット上で記事を無料又は有料で配信している。
【0009】
例えば、特開平9−50441号公報に開示された技術では、新聞記事とともに顧客の属性などにより選択された企業広告を掲載した情報を画面上に掲載する仕組みが提案されている。
【0010】
しかしながら、上述のしくみを利用しても例えば、購読者が自分の現在居住している地域以外でよく買い物をする地域の記事、広告などは掲載されるとは限らない。
【0011】
また、経済記事に関する広告として関連付けられるのは、株、債権などの投資、転職、企業セミナー、ビジネス雑誌等が考えられるが、必ずしも、経済記事を読む人が株取引をしているとは限らないし、転職を希望しているとも限らない。
【0012】
このように上述の方法を用いても必ずしも購読者の行動地域、行動内容、嗜好などに応じて、広告掲載企業、購読者の双方の意向通りに効率よく記事、広告が配信されるわけではない。
【0013】
つまり、配信者側の属性分類だけでは必ずしも購読者の希望する記事を効率よく掲載したり、広告が購買に結びつくための広告効果が最大にあがるとは限らない。
【0014】
また、従来の電子新聞は特開平9−64976号公報に開示された技術などのようにディスプレイで見ることが想定されている為、より多くの情報を掲載しようとすると、購読者が見たい記事を見るためのクリック数が多くなってしまったり、キーワードを入力して検索する作業が発生するなど短時間で必要な記事をさがすことができない。
【0015】
また、電子新聞を、通常の新聞のように持ち運びをするためには、携帯端末でみるか、もしくはプリンタで印刷する必要があるが、関連記事などに関する掲載事項が多くなると、画面の小さい携帯端末では多くの記事を見ることはできず、プリントして携帯するとプリント枚数が多くなり、印刷コスト、時間がかかり、持ち運びにも不便である。
【0016】
本発明は上述の課題を個々にまたはまとめて解決するためのものであり、情報及び広告情報の効率的な送信を可能にするコンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るコンテンツ配信システムは、第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、前記サーバは、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する配信手段を有し、前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理が行なわれることを特徴とする。
【0018】
また、前記適用地域は複数の適用地域であり、前記複数の適用地域毎にコンテンツの種類を設定することができることを特徴とする。
【0019】
また、前記再配信された前記第一コンテンツ、或は、第二コンテンツについて、再配信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理する第1の管理手段を備え、前記サーバは、受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細ないし関連コンテンツを配信することを特徴とする。
【0020】
また、前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信基点とその周辺範囲である配信希望地域範囲と、前記受信契約者の設定によるコンテンツの収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲とを管理する第2の管理手段と、前記第2の管理手段により管理される、前記前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信希望地域範囲に対し、該受信契約者によって設定された収集地点が含まれるかどうか、及び/又は、該受信契約者によって設定された周辺地域範囲に対し、前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツに対して設定された配信基点が含まれるかどうかに応じて前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツを配信することを特徴とする。
【0021】
また、前記第2の管理手段は前記クライアント端末によって設定された用途場所を管理し、前記用途場所の情報に応じて、場所とコンテンツの種類を特定する特定手段を更に有し、前記配信手段は前記特定手段によって特定された場所とコンテンツの種類によりコンテンツを抽出し、該抽出したコンテンツを前記受信契約者に配信することを特徴とする。
【0022】
また、前記第2の管理手段には、前記第一コンテンツ、第二コンテンツの夫々において、配信希望地域範囲毎に配信を希望するコンテンツの種類と、受信希望地域範囲毎に受信を希望するコンテンツの種類と、が管理されており、前記配信手段は、前記配信希望地域範囲と前記受信希望範囲が一致するコンテンツ、及び/又は、配信を希望するコンテンツの種類と前記受信を希望するコンテンツの種類とが一致するコンテンツを第一コンテンツ、及び/又は、第二コンテンツから抽出し配信することを特徴とする。
【0023】
また、前記配信者により設定されたコンテンツの種類毎の配信強度と、該受信契約者により設定されたコンテンツの種類毎の受信希望強度との組み合わせによりコンテンツを配信するか否かを判定する判定手段を更に有し、前記配信手段は、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを配信し、前記コンテンツは第一コンテンツ、及び/又は、第二コンテンツであることを特徴とする。
【0024】
また、前記判定手段は前記第一配信者、第二配信者により前記第一コンテンツ、第二コンテンツに夫々設定された配信時期と、前記受信契約者ごとの、用途場所の情報に応じた受信希望時期の設定を管理し、前記配信者が設定した配信時期と、該受信契約者の用途場所の情報ごとに受信希望時期とが一致するか否かを判定する手段を有し、前記サーバは、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを用途場所ごと配信することを特徴とする。
【0025】
また、前記受信契約者により設定されるパラメータとして、前記収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲、用途場所、情報の種類、受信希望強度、受信希望時期が設定可能であって、該パラメータに基づいて、前記再配信するコンテンツの少なくとも一部の選択基準を変更する手段を更に有することを特徴とする。
【0026】
また、受信契約者から受信した前記コンテンツ配信要求ログに応じて前記受信希望強度の設定を更新する変更手段を更に有することを特徴とする。
【0027】
また、前記配信手段による配信はインターネットを介して行われることを特徴とする。
【0028】
また、第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、前記サーバは、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する手段と、前記サーバは、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを配信する配信手段と、前記配信手段が前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信するに応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する課金手段とのうち少なくとも一つ以上の手段を有すること特徴とする。
【0029】
さらに、本発明に係るコンテンツ配信方法は、第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムに適用されるコンテンツ配信方法において、前記サーバの配信手段が、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する工程を有し、前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理が行なわれることを特徴とする。
【0030】
また、前記適用地域は複数の適用地域であり、前記複数の適用地域毎にコンテンツの種類を設定することができることを特徴とする。
【0031】
また、第1の管理手段が、前記再配信された前記第一コンテンツ、或は、第二コンテンツについて、再配信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理する工程を備え、前記サーバが、受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細ないし関連コンテンツを配信する工程を備えることを特徴とする。
【0032】
また、第2の管理手段が、前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信基点とその周辺範囲である配信希望地域範囲と、前記受信契約者の設定によるコンテンツの収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲とを管理する工程と、前記第2の管理手段により管理される、前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信希望地域範囲に対し、該受信契約者によって設定された収集地点が含まれるかどうか、及び/又は、該受信契約者によって設定された周辺地域範囲に対し、前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツに対して設定された配信基点が含まれるかどうかに応じて前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツを配信する工程を備えることを特徴とする。
【0033】
また、前記第2の管理手段の特定手段が、前記クライアント端末によって設定された用途場所を管理し、前記用途場所の情報に応じて、場所とコンテンツの種類を特定する工程を更に有し、前記配信手段が、前記特定手段によって特定された場所とコンテンツの種類によりコンテンツを抽出し、該抽出したコンテンツを前記受信契約者に配信する工程を備えることを特徴とする。
【0034】
また、前記第2の管理手段には、前記第一コンテンツ、第二コンテンツの夫々において、配信希望地域範囲毎に配信を希望するコンテンツの種類と、受信希望地域範囲毎に受信を希望するコンテンツの種類と、が管理されており、前記配信手段が、前記配信希望地域範囲と前記受信希望範囲が一致するコンテンツ、及び/又は、配信を希望するコンテンツの種類と前記受信を希望するコンテンツの種類とが一致するコンテンツを第一コンテンツ、及び/又は、第二コンテンツから抽出し配信する工程を備えることを特徴とする。
【0035】
また、判定手段が、前記配信者により設定されたコンテンツの種類毎の配信強度と、該受信契約者により設定されたコンテンツの種類毎の受信希望強度との組み合わせによりコンテンツを配信するか否かを判定する工程を更に有し、前記配信手段が、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを配信する工程を備え、前記コンテンツは第一コンテンツ、及び/又は、第二コンテンツであることを特徴とする。
【0036】
また、前記判定手段が、前記第一配信者、第二配信者により前記第一コンテンツ、第二コンテンツに夫々設定された配信時期と、前記受信契約者ごとの、用途場所の情報に応じた受信希望時期の設定を管理し、前記配信者が設定した配信時期と、該受信契約者の用途場所の情報ごとに受信希望時期とが一致するか否かを判定する工程を有し、前記サーバが、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを用途場所ごと配信する工程を備えることを特徴とする。
【0037】
また、選択基準を変更する手段が、前記受信契約者により設定されるパラメータとして、前記収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲、用途場所、情報の種類、受信希望強度、受信希望時期が設定可能であって、該パラメータに基づいて、前記再配信するコンテンツの少なくとも一部の選択基準を変更する工程を更に有することを特徴とする。
【0038】
また、変更手段が、受信契約者から受信した前記コンテンツ配信要求ログに応じて前記受信希望強度の設定を更新する工程を更に有することを特徴とする。
【0039】
また、前記配信手段による配信はインターネットを介して行われることを特徴とする。
【0040】
また、第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムに適用されるコンテンツ配信方法において、前記サーバが、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する工程と、前記サーバの配信手段が、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを配信する工程と、課金手段が、前記配信手段が前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信するに応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する工程のうち少なくとも一つ以上の工程を有すること特徴とする。
【0041】
さらに、本発明に係るコンテンツ配信プログラムは、コンピュータを、第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムであって、前記コンピュータを、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する配信手段、前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理を行う手段として機能させることを特徴とする。
【0042】
また、コンピュータを、第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムであって、前記コンピュータを、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する手段、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを配信する配信手段、前記配信手段が前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信するに応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する課金手段とのうち少なくとも一つ以上の手段として機能させる。
【0043】
さらに、本発明に係るコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータを、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する配信手段、前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理を行う手段として機能させることを特徴とするコンテンツ配信プログラムを記録した。
【0044】
また、コンピュータを、第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータを、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する手段、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを配信する配信手段、前記配信手段が前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信するに応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する課金手段とのうち少なくとも一つ以上の手段として機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録した。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0046】
また、以下の図面において、既述の図面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。また、以下の本発明に係るコンテンツ配信システムの各実施形態の説明は、本発明に係るコンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の各実施形態の説明も兼ねる。
【0047】
(第1の実施形態)
まず、本発明に係るコンテンツ配信システムの第1の実施形態について図面を参照して説明する。ここで、本発明におけるコンテンツの種類は、例えば、所定の内容の電子メールマガジン、趣味に関するコンテンツなど様々な形態に適応させることができるが、本実施の形態においては、電子新聞を例に説明を行なうものとする。
【0048】
図1は、本発明に係るコンテンツ配信システムの第1の実施形態としての、広告付き電子新聞システムの概略構成図である。尚、本実施形態においては、本発明に係るコンテンツ配信システムの実施形態として広告付き電子新聞システムを例に説明をする。
【0049】
本実施形態の広告付き電子新聞システムは、インターネット上で、受信契約者ごとにカスタマイズされた電子新聞を配信、管理すると共に、購読者登録、記事受配信及び購読者管理手続きを行うシステムである。
【0050】
図1に示される、本出願の特許請求の範囲に記載のサーバとしてのTotalProvider of News Contents(以後TPNCと記す)サーバ101は、本出願の特許請求の範囲に記載のクライアント端末としてのクライアントコンピュータ112に、情報及び広告情報を編集して配信(送信)する。
【0051】
クライアントコンピュータ112は、情報を受信するユーザとしての受信契約者111により操作されるクライアントコンピュータである。本発明におけるコンテンツ、即ちコンテンツを表示するための情報を受け取る(受信する)主体となる装置に相当するものである。また、その内部ブロック図は後述する図2と同様の仕組みとするので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0052】
また、受信契約者111は、TPNCサーバ101からの情報送信について受信契約を交わした受信契約者である。
【0053】
クライアントコンピュータ112は、受信契約者111の用いる端末である。
【0054】
プリンタ113は、受信契約者111の用いるクライアントコンピュータ112に接続されたプリンタである。
【0055】
ニュースサーバ121から126は、TPNCサーバ101に対して、記事(情報)を配信すると共に、ニュースソースを提供するサーバである。
【0056】
広告サーバ131から133は、TPNCサーバ101に対して、広告情報を配信(提供)するサーバである。
【0057】
上記TPNCサーバ101、クライアントコンピュータ112、各ニュースサーバ、各広告サーバは、それぞれネットワーク(インターネット)を介して相互に接続されている。
【0058】
ただし、本発明に使用されるネットワークとしてはインターネットに限定されるものではなく、その他の任意のネットワークを代用して、又は併用しても良い。
【0059】
また、ネットワークとして有線、無線の別は問わないし、これら有線及び無線を組み合わせても良い。
【0060】
さらに、図1に示されるクライアントコンピュータ112に代用して、又は併用して、携帯端末(携帯電話、PDA(personal digital assistants))等を用いることができる。
【0061】
また、TPNCサーバ101、クライアントコンピュータ112、各ニュースサーバ、各広告サーバの数は、図1に示される数に限定されるものではなく、その他の1以上の任意の数であって良い。
【0062】
TPNCサーバ101は、ニュースサーバと広告サーバに関するIPアドレスや、電子メイル送受信のためのメイルアドレス等の属性情報等を、事前に保有している。
【0063】
ここで、図1に示されるTPNCサーバ101の内部構造について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて用いられるTPNCサーバ101の内部ブロック図である。
【0064】
図2に示されるように、TPNCサーバ101は、CPU(Central Processing Unit)201と、入力装置202と、主記憶装置203と、出力装置204と、補助記憶装置205と、クロック装置206と、通信装置209とからなる。
【0065】
CPU201は別名処理装置として観念される部材であり、システム内の各装置に命令を送りその動作を制御する制御装置207と、サーバの中心的な部分でディジタルデータの演算処理を行う演算装置208とからなる。
【0066】
ここで、このCPU201は、主記憶装置203や補助記憶装置205に記憶されているプログラムと協働して、本出願の特許請求の範囲に記載の、管理手段、各種の判定を行う判定手段、変更する手段として機能する。
【0067】
なお、本出願の特許請求の範囲に記載の、管理手段、各種の判定を行う判定手段、変更する手段、のそれぞれは、上述のようにCPU201によりTPNCサーバ101と一体的に構成されるとしても良いし、TPNCサーバ101とネットワークにより接続されTPNCサーバ101と独立に構成されるとしても良い。
【0068】
さらに、このCPU201は、主記憶装置203や補助記憶装置205に情報を格納する格納手段や、これらに格納されている情報を更新する更新手段として機能する。
【0069】
ここで、上記抽出手段、送信手段、算出手段、格納手段及び更新手段の機能は、CPU201が、主記憶装置203や出力装置204に記憶されているプログラムと協働して実現されるとしても良い。
【0070】
また、図2に示される内部ブロック図がクライアントコンピュータ112に適用された場合は、CPU201は、通信装置209と協働して、情報や広告情報を受信する受信手段となるものである。
【0071】
制御装置207は、クロック装置206が発するクロックのタイミングに従い、入力装置202から入力されたデータや予め与えられた手順(例えばプログラムやソフトウェア)を主記憶装置203に読み込み、この読み込んだ内容に基づいて演算装置208に命令を送り演算処理を行わせる。この演算処理の結果は、制御装置207の制御に基づいて、主記憶装置203、出力装置204及び補助記憶装置205等の内部の機器や外部の機器等に送信される。
【0072】
入力装置202は、各種データを入力するための部材であり、例えばキーボード、マウス、ポインティングデバイス、タッチパネル、マウスパッド、CCDカメラ、カード読み取り機、紙テープ読み取り装置、磁気テープ装置等が考えられる。
【0073】
主記憶装置203は別名メモリとして観念される部材であり、処理装置及び内部記憶装置において、命令を実行するために使われるアドレス可能な記憶空間のすべてを指す部材である。この主記憶装置203は主として半導体記憶素子により構成され、入力したプログラムやデータを格納、保持すると共に、制御装置207の指示にしたがい、この格納保持されているデータを例えばレジスタに読み出す。
【0074】
また、主記憶装置203を構成する半導体記憶素子としてはRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等からなる。
【0075】
また、出力装置204は、演算装置208の演算結果等を出力するための部材であり、例えばCRT、プラズマディスプレイパネル及び液晶ディスプレイその他の表示装置、プリンタなどの印刷装置、音声出力装置等が該当する。
【0076】
また、補助記憶装置205は、主記憶装置203の記憶容量を補うための部材であり、例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導体ディスク装置等による、フロッピーディスク、ハードディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、MO等が該当する。この補助記憶装置205はデータベースとなり得る。
【0077】
また、通信装置209は、外部のネットワークと通信を行うための装置であり、接続されるネットワークに応じて適宜データの送受信やデジタル−アナログ変換等を行う。
【0078】
ここで、上記各装置は、アドレスバス又はデータバスにより相互に接続されている。
【0079】
また、上記主記憶装置203及び補助記憶装置205の個数は各1つに限定されるものではなく、任意の個数であって良い。これら、上記主記憶装置203及び補助記憶装置205の個数が増えればそれだけサーバの耐障害性が向上することとなる。
【0080】
なお、本発明に係るTPNCサーバ101に処理を実行させるための各種プログラムは、上記主記憶装置203及び補助記憶装置205の少なくともいずれか一方に記憶(記録)される。
【0081】
したがって、本サーバに処理を実行させるための本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記主記憶装置203及び補助記憶装置205の少なくともいずれか一方が該当することになる。ただし、その他にもCD−ROMや、FDや、CD−Rや、CD−RWなども、本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として使用することができる。
【0082】
なお、本発明及び本実施形態における、コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、サーバが読み取り可能な記録媒体や、クライアントが読み取り可能な記録媒体を含むものである。
【0083】
ここで、本発明における、システムに適用されるプログラムとは、システムを構成するコンピュータ、サーバ、データベース及び装置のそれぞれに適用される個々のプログラム、このようなそれぞれに適用される個々のプログラムの任意の組み合わせ及びこのようなそれぞれに適用されるプログラムの全体のいずれかに該当する。
【0084】
また、システムの処理を実現するプログラムが複数のステップからなる場合であっても、1つの装置に全てのステップが記録された記録媒体を具備させても良いし、上記複数のステップのうちの任意の一部のステップを記録した記録媒体を、システムを構成する任意の装置に具備させることにより、このような複数のステップのうちの任意の一部のステップを記録した記録媒体を任意の装置に具備させて全体としてシステムの処理を実現するプログラムを構成するとしても良い。
【0085】
また、上記説明では、図1に示されるTPNCサーバ101の内部構成のみを説明したが、図1に示されるクライアントコンピュータ112、各ニュースサーバ、各広告サーバの内部構成も図2に示される構成と同様であり、同様の説明が成り立つ。
【0086】
次に、図1に示される広告付き電子新聞システムの動作について、図3を参照して説明する。図3は、図1に示される広告付き電子新聞システムの動作概念図である。
【0087】
TPNCサーバ101と情報を提供する新聞社(本願発明の第一配信者に相当)との間では、TPNCサーバ101は、新聞社から本発明の構成要素たる第一コンテンツとしてのコンテンツ(文書、画像、プログラム、データ(音楽データなど)若しくはこれらの任意の組み合わせを含んだ情報をいう。以下同じ。)の配信を受け、コンテンツ配信契約料の支払いを行う。もちろん、情報提供者としては新聞社に限定されるものではなく、例えば雑誌社その他の者であって良い。また、本出願の特許請求の範囲に記載の第二コンテンツとしては例えば広告、アンケートがある。
【0088】
尚、新聞社からTPNCサーバ101へのコンテンツの配信は、実際には、新聞社で利用される情報処理装置が所定の通信回線(例えばなどのインターネット通信網を利用した通信回線)を介してTPNCサーバ101へコンテンツ情報の送信処理が実行されることによって実現されるものとする。また、新聞社にて利用される情報処理装置の内部的構成は前に図2にて説明したもの同様の仕組みとするので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0089】
ここで、本実施の形態(本発明)における各種料金の徴収/支払い方法については、既に知られている、電子商取引に利用されるような、インターネット等を利用した仕組みが考えられる。
【0090】
例えば、ここで、新聞社とTPNCサーバ101との間での課金に伴う電子決算処理(課金処理)の一例を説明する。
【0091】
電子決算機能を有したサーバ(以後電子決算サーバと呼ぶ)では、相手先の端末装置(例えば新聞社の利用する情報処理装置)から受信した認証データ(例えば、TPNCのクレジットカードのカード番号と該カード番号に対応する暗証番号)と金融会社(クレジット会社)への請求額(商品の代金)とを含んだ承認情報が取得される。そして、取得した認証データにもとづく審査が行なわれる。
【0092】
例えば、カードが盗難届けが出ているものでないこと等が確認され場合に、この結果を承認結果通知情報として生成する。
【0093】
そして、請求額に応じた代金の支払い(所定の口座への振込み指示)が電子決算サーバから新聞社に対して行なわれる。
【0094】
また、不正カード使用もしくは支払い不可能であることが確認された場合には、代金の支払いは行わず、承認拒否を示す承認結果通知情報を生成する。この生成された承認結果通知情報を新聞社の利用する情報処理装置へ送信される処理が行われる。なお、カード会社が支払った代金については、カード会社の責任で、カード会社が顧客から徴収を行う。
【0095】
また、インターネット等を利用した料金の徴収/支払いを実施できないような場合には、TPNCサーバ101にて記録された(記憶手段への蓄積)各配信先へのコンテンツの配信量(コンテンツ数或はコンテンツ情報量等)に応じた金融機関を介した料金の引き落とし、或は、各配信元からのコンテンツ情報の受信量(コンテンツ数或はコンテンツ情報量等)に応じた金融機関を介した料金の支払い等によって実現されるような仕組みを利用するような形態も本発明では想定される。
【0096】
TPNCサーバ101と広告主(本願発明の第二配信者に相当)との間では、TPNCサーバ101は、広告主からの広告依頼を受け、広告料の請求・受領や、購読者に関する情報の送信等を行う。広告主とのやりとりには、図3に示されるように、広告代理店を介しても良い。尚、本発明(実施の形態)における広告主とは、実際には各広告主により利用される情報処理装置に該当するものであり、該情報処理装置の内部的構成は、前に図2にて説明した情報処理装置と同様の仕組みとするので、ここでは詳細な説明は省略することとする。
【0097】
即ち、広告主からの各種コンテンツ情報の配信は、広告主によって利用される情報処理装置が所定の通信回線(例えばなどのインターネット通信網を利用した通信回線)を介してTPNCサーバ101へコンテンツを表示するための情報を送信処理処理が実行されることによって実現されるものとする。
【0098】
TPNCサーバ101と受信契約者との間では、TPNCサーバ101は、受信契約者に対して、コンテンツを配信し、受信契約者から購読料の請求・受領や、顧客情報の更新依頼等を行う。
【0099】
次に、図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、受信契約者111が、TPNCサーバ101に対して、受信契約を行う際の動作について図4を参照して説明する。また、図4に示されるフローチャートの処理のうち、クライアントコンピュータ112により処理される動作は、クライアントコンピュータ112のCPUがプログラムと協働することにより処理され、TPNCサーバ101により処理される動作は、TPNCサーバ101のCPU1001がプログラムと協働することにより処理される。
【0100】
図4は、図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、受信契約者111のクライアントコンピュータ112が、TPNCサーバ101に対して、受信契約を行う際の動作のフローチャートである。すなわち、これから受信契約を行う受信契約者(ただし、図4の説明では、受信契約をこれから行う者のことをいい、受信契約が済んだ者をいうわけではない。)に対する動作のフローチャートである。
【0101】
まずステップS401において、受信契約者111のクライアントコンピュータ112は、受信契約者111が用いるクライアントコンピュータ112の、ウェブブラウジングプログラム(以下、単にブラウザとも言う)を起動する。
【0102】
そして、これから受信契約を行う受信契約者111のクライアントコンピュータ112は、ウェブブラウジングプログラムを用いて、TPNCサーバ101の、受信契約のためのサイトのURLにアクセスする。
【0103】
TPNCサーバ101は、そのURLへのアクセスを検知する。
【0104】
ステップS402において、TPNCサーバ101は、受信契約者111が用いるクライアントコンピュータ112に対して、新規受信契約の登録のためのフォームデータを送信する。
【0105】
このフォームデータによるフォームは、例えば図5に示されるように、受信契約者の名前や、住所等の入力を促す形式となっている。図5は、図1に示されるTPNCサーバ101からの指示に基づき、クライアントコンピュータ112の画面に表示される新規登録画面の概略図である。
【0106】
受信契約者111のクライアントコンピュータ112は、登録フォームに必要なデータ、例えば、受信契約者111の名前や、住所等のデータを入力し、TPNCサーバ101に送信する。
【0107】
ステップS403において、TPNCサーバ101は、受信したデータの中で、登録受信契約者のデータベース上に、受信契約者111と重複する名前や住所といった登録データがないか確認する。
【0108】
TPNCサーバ101は、重複した登録データがある場合は、ステップS410においてエラー情報をクライアントコンピュータ112に送信し動作を終える。
【0109】
受信したデータが新規である場合、ステップS404において、TPNCサーバ101は、受信契約IDを発行する。
【0110】
そして、TPNCサーバ101は、受信契約認証、すなわち、受信契約者111が、アクセス制限のあるTPNCサーバの特定のURLにアクセスするためのパスワード(認証情報)の設定を促すデータをクライアントコンピュータ112に送信する。
【0111】
受信契約者111は、例えば図6に示すように、受信したフォームとなる画面に、パスワードを入力し、TPNCサーバ101に送信する。図6は、図1に示されるクライアントコンピュータ112からTPNCサーバ101に送信される、登録確認のためのパスワードの入力画面の概略図である。
【0112】
ステップS404において、TPNCサーバ101は、受信契約者111のパスワードを受信する。
【0113】
次に、ステップS405において、TPNCサーバ101は、配信を希望するニュースコンテンツに関する契約情報の入力を促すフォームデータを受信契約者111のクライアントコンピュータ112に送信する。
【0114】
上記、契約情報の入力を促すフォームとして、例えば、図7に示す、配信枚数設定、接続形態や、図8に示す、配信を希望する、新聞社、ジャンルといった配信条件や、図9に示す、課金・支払条件、配信開始日・配信条件といったデータ入力を促すフォームがある。
【0115】
図7、図8及び図9は、図1に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示される、契約情報の入力画面の概略図である。このように図8に示されるようなフォームをユーザは利用することにより、複数の適用地域毎にコンテンツの種類を設定することができる。一方、TPNCサーバ101は図8に示されるようなフォームを介して入力され、ユーザ先から送信されてきた情報を管理することにより、ユーザ毎の複数の適用地域毎の種類のコンテンツの配信をすることが可能となる。更に、図8においては収集地点(基点)と該収集地点に対する周辺地域範囲(適用エリア)、情報の種類(ジャンル)、受信希望強度(受信強度)、図9においては受信希望開始日(図9においては配信開始日)などの詳細なパラメータの設定が可能であり、該設定された情報を管理するTPNCサーバ101はよりユーザの希望に添ったコンテンツの配信を実行することが可能となる。また、図9の設定フォームにおいては、配信開始日を設定するような形態を説明したが、配信終了日も共に設定するような形態も本発明においては想定される。
【0116】
受信契約者111は、受信したフォームに希望する配信条件や、配信方法等を記述し、TPNCサーバ101に送信する(ステップS405)。
【0117】
次に、ステップS406において、TPNCサーバ101は、受信契約者111から受信した配信条件等のデータの中で、広告オプションに関する項目を抽出する。
【0118】
そして、TPNCサーバ101は、広告つきレイアウトのオプションが選択されている場合は、ステップS407において、広告に関するアンケート情報を得るためのフォームデータをクライアントコンピュータ112に送信する。
【0119】
受信契約者111は、広告つきレイアウトのオプションを選択している場合は、TPNCサーバ101から送信された、例えば、図10に示すように、広告に関するアンケートを記述するためのフォームデータに対して、広告レイアウトのための受信条件等を記述し、TPNCサーバ101に送信する。図10は、図1に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示される広告レイアウトのための受信条件等の情報入力画面の概略図である。
【0120】
なお、図10に示される「基点」が、クライアントにより指定された広告基点となる。同様に、「適用地域」が広告受信範囲、「「ジャンル」が種類に該当する。このように、広告に関して、複数の適用地域毎にコンテンツの種類を設定することができる。また、図10においては、収集地点(基点)と該収集地点に対する周辺地域範囲(適用エリア)、情報の種類(ジャンル)、受信希望強度(受信強度)などの詳細なパラメータの設定が可能となっており、該設定情報を管理するTPNCサーバ101は、よりユーザの要望に沿ったコンテンツをユーザの利用する端末装置に配信することが可能となる。
【0121】
そして、TPNCサーバ101は、受信契約者111から送信された、広告レイアウトのための受信条件を受信する。
【0122】
そして、TPNCサーバ101は、この受信した受信条件を、受信契約者111に関する広告情報として、データベースに格納する。このデータベースは、TPNCサーバ101のハードディスク等の補助記憶装置1005により構成されるとしても良いし、TPNCサーバ101と接続されたデータベースサーバにより構成されるとしても良い。また、このデータベースには記事情報も格納される。
【0123】
ここで、図1に示されるTPNCサーバ101が格納する、受信契約者111に関する配信契約情報を、図11および図12に示す。図11及び図12は、図1に示されるTPNCサーバ101が格納する、受信契約者111に関する配信契約情報の概略図である。
【0124】
図11には、各ユーザごとの表記データやユーザID、配信設定数などが記載されている。
【0125】
図11において、住所は、ユーザの居住している地であるが、この住所は同時に、クライアントコンピュータ112の所在地として良い。通常、ユーザの住所とクライアントコンピュータ112の所在地は一致するからである。例えば、図8に示されるような表示様子のように、「基点」の設定において、「自宅」が設定されると、図11中の「基点」には、自宅の住所が設定されることとなる。また、図8において、例えば、自宅(そのほか勤務先、ショッピング等が想定される。)が設定された場合に、これは住所を特定するのみに利用されるものではなく、TPNCサーバ101が用途場所を特定するためにも利用されるものとする。詳細な説明は後述の図16にてするので、ここでは省略する。
【0126】
また、図12には、広告オプションの情報や、広告情報に関する基点、適用地域などが記載されている。
【0127】
次に、図4のステップS408において、TPNCサーバ101は、TPNCサーバ101内に受信契約者111専用の電子メイルアカウントを作成する。
【0128】
そして、TPNCサーバ101は、この電子メイルアカウント情報を受信契約者111に対して送信する。
【0129】
さらに、TPNCサーバ101は、上記電子メイルアカウントに基づき、電子メイルを受信契約者111のクライアントコンピュータ112に転送する自動受信プログラムを、受信契約者111に対して送信する。
【0130】
次に、ステップS409において、TPNCサーバ101は、図11に示される配信情報及び図12に示される受信設定に基づき電子メイルをニュースサーバ側に送信する。
【0131】
例えばTPNCサーバ101は、図11に示される配信情報及び図12に示される受信設定に基づき、A新聞社の管理するニュースサーバ121の配信管理者、あるいは配信管理システムに対して電子メイルを送信する。
【0132】
この例の電子メイルは、午前3時に、適用地域がWorld Wideで、ジャンルが政治である記事をTPNCサーバ101に対して配信させる設定を促す電子メイルである。
【0133】
同様に、TPNCサーバ101は、B新聞社の管理するニュースサーバ122、C新聞社の管理するニュースサーバ123、D新聞社の管理するニュースサーバ124、E新聞社の管理するニュースサーバ125、F新聞社の管理するニュースサーバ126の、それぞれに対して記事配信を促す電子メイルを、各ニュースサーバの管理者、あるいは配信管理システムに対して送信する。
【0134】
配信設定を促す電子メイルを受信した、例えばニュースサーバ121の配信管理者、あるいは配信管理システムは、TPNCサーバ101に対して配信する配信条件リストの重複をチェックし、適用地域や、ジャンルが新規配信項目であれば、TPNCサーバ101への記事配信条件に付加する。
【0135】
また、ここでは図には示さないが、図11に示される配信情報は一つの新聞社に対して一つに限ったものではなく複数以上の場合もある。
【0136】
この場合は各新聞社に対しては、すべての条件で記事配信を促す電子メイルを、各ニュースサーバの管理者、あるいは配信管理システムに対して送信する。
【0137】
次に、図1に示される広告付き電子新聞システムにおける、TPNCサーバ101が配信された記事と広告とを受信し、保存する動作について図13に基づき説明する。また、図13に示されるフローチャートの処理のうち、TPNCサーバ101により処理される動作は、TPNCサーバ101のCPU1001がプログラムと協働することにより処理される。
【0138】
上記記事と広告は、それぞれ、ニュースサーバ121から126から配信された記事、広告サーバ131から133から配信された広告である。
【0139】
図13は、図1に示される広告付き電子新聞システムにおける、TPNCサーバ101が、ニュースサーバ121から126から配信された記事と、広告サーバ131から133から配信された広告とを受信し、保存する動作のフローチャートである。
【0140】
まずステップS1301において、ニュースサーバ121から126は、TPNCサーバ101から送信された記事配信要求に基づき、記事をTPNCサーバ101に送信する。
【0141】
例えばニュースサーバ121から送信される記事は、午前3時になると、適用地域がWorld Wideで、ジャンルが政治である記事データである。
【0142】
上記記事は、例えば、図14に示すフォームに従い、電子メイルでTPNCサーバ101に対して送信される。図14は、図1に示されるニュースサーバ121からTPNCサーバ101に送信される記事のデータの概略図である。ここで、図14中に示される「配信強度」は、コンテンツ毎に付された情報であり、ここで設定された配信強度と、図8、或は、図10を介して設定された配信強度との一致で、TPNCサーバ101はコンテンツの配信を行なうか否かの判断を行なう。
【0143】
同様にニュースサーバ122から126も、TPNCサーバ101に対して記事データを電子メイルで送信する。
【0144】
TPNCサーバ101は、上記ニュースサーバから送信された記事を受信する。
【0145】
ステップS1302において、TPNCサーバ101は、決められたある時間、例えば午前4時になると、ニュースサーバから送信された記事データの電子メイルをチェックし、すべての記事データを記事データベースに保存する。
【0146】
例えば、図14に示されたフォームの記事データは、図15に示すフォームに従い、TPNCサーバ101が、記事データベースに保存する。図15は、図1に示されるTPNCサーバ101が記事データを格納する際の概念図である。
【0147】
次に、TPNCサーバ101は、ステップS1303において、広告データの受信を行う。
【0148】
まず、広告サーバ131から133は、TPNCサーバ101から送信された広告配信要求に基づき、更新情報をTPNCサーバ101に送信する。
【0149】
例えば広告サーバ131は、午前3時になると、図16に示すフォームに従い、更新情報をTPNCサーバ101に送信する。図16は、図1に示される広告サーバ131が、TPNCサーバ101に送信する更新情報のデータの概略図である。
【0150】
上記更新情報は、更新すべき広告情報がない場合は、更新フラグのみを非更新(図16のYesに対してNoに対応)という形式で電子メイルでTPNCサーバ101に対して送信され、更新すべき広告情報がある場合は、更新情報を電子メイルでTPNCサーバ101に対して送信される。
【0151】
TPNCサーバ101は、決められたある時間、例えば午前4時になると、広告サーバから送信された広告データの電子メイルをチェックする。
【0152】
ここで、図16中に示される「受信契約者基点住所」について説明すると、これは広告主が配信したい用途場所を希望するための設定情報を指すものであり、どのような用途の場所、例えば、自宅だとか会社だとかを指す。
【0153】
即ち、仮に図16において、広告主の広告を配信する希望地域が東京○○区であった場合に、自宅、或は、会社、或は、ショッピング(販売店)の用途で使用される場所で、且つ、東京○○区である場合に配信を希望するということを意味する。
【0154】
ここで、「自宅」、「会社」、「ショッピング」の情報は、図8の「基点」の設定(図8では自宅)に対応する。即ち、図8の「基点」の設定で「自宅」が設定されると、該設定された情報を管理するTPNCサーバでは、「自宅」の設定情報から、住所(場所)と場所の用途を管理することができ、また、該管理された情報を図16を介して設定されたコンテンツの設定情報と比較することにより、配信すべきコンテンツの種類を特定し、該特定されたコンテンツを顧客に対して配信することが可能となる。
【0155】
次に、TPNCサーバ101は、ステップS1304において更新すべき広告データがあるか否かを判定する。
【0156】
そして、TPNCサーバ101は、更新すべきデータがある場合は、ステップS1305において、更新すべき、すべての広告データを広告データベースに保存する。
【0157】
例えば、TPNCサーバ101は、図17に示す広告主データベースの広告主番号を用いて図18に示すフォームに従い、図16に示されたフォームの広告データを、データベースに保存する。図17は、図1に示されるTPNCサーバ101のデータベースに格納される広告主のデータの概念図であり、図18は、図1に示されるTPNCサーバ101における広告データのデータベースへの保存形式の概略図である。
【0158】
次に、図1に示されるTPNCサーバ101が、受信契約者111のクライアントコンピュータ112に対して、受信契約者111の契約内容に基づく記事の配信を行う際の動作について、図19を参照して説明する。図19は、図1に示されるTPNCサーバ101が、受信契約者111のクライアントコンピュータ112に対して、受信契約者111の契約内容に基づく記事の配信を行う際の動作のフローチャートである。
【0159】
また、図19に示されるフローチャートの処理のうち、TPNCサーバ101により処理される動作は、TPNCサーバ101のCPU1001がプログラムと協働することにより処理される。
【0160】
ステップS1901において、TPNCサーバ101は、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する。
【0161】
上記所定の条件として、例えば情報配信者が配信基点とその周辺範囲である配信希望地域範囲を設定しておくと共に、クライアントコンピュータ112側の受信契約者も収集地点及びその地点の周辺地域範囲を設定し、“配信希望地域範囲に受信契約者の設定した収集地点が含まれる場合”又は/及び“受信契約者の設定した収集地点の周辺地域範囲に配信基点住所が含まれる場合”という条件を挙げることができる。
【0162】
尚、“配信希望地域範囲に受信契約者の設定した収集地点が含まれる場合”,“受信契約者の設定した収集地点の周辺地域範囲に配信基点住所が含まれる場合”とは次のような場合である。ここで、図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念について図20から図24を参照して説明する。図20から24は、図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念図である。
【0163】
図20に示すように、
1.第二配信者(広告主)が希望地域範囲の基点A(ex.○○町1丁目 店舗)を設定する。
2.第二配信者が希望地域範囲AA(ex.○×市内)を設定する。
【0164】
次に図21に示すように、
3.受信契約者は、収集地点B(ex.自分の住所、勤務地、通勤途中の乗換駅)を設定する。
4.a.収集地点Bの周辺範囲BB(ex.○○町内)が予め決められた条件に基づいて自動的に設定される。
【0165】
またはb.収集地点Bの周辺範囲BBを受信契約者の入力により設定する。
【0166】
以上の設定がされた上で、
イ.“配信希望地域範囲に受信契約者の設定した収集地点が含まれる場合”とは図22のようにAAの範囲内にBが含まれる場合とする。
【0167】
ロ.“受信契約者の設定した収集地点の周辺地域範囲に配信基点住所が含まれる場合”とは図23のようにBBの範囲内にAが含まれる場合とする。
【0168】
尚、“配信希望地域範囲に受信契約者の設定した収集地点が含まれる場合”,“受信契約者の設定した収集地点の周辺地域範囲に配信基点住所が含まれる場合”両方を満たす場合は図24に示すとおり、AAの範囲内にBが含まれ且つBBの範囲内にAが含まれる場合とする。
【0169】
上記配信地域に関する情報は、例えば、図11に示される、「適用地域」が該当する。
【0170】
また、上記所定の条件として、例えばクライアントコンピュータ112において設定された、受信する情報の種類と、TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の種類とが一致する、又は受信する情報の種類に送信する情報の種類が含まれるという条件を設定することができる。
【0171】
上記TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の種類としては、例えば図11に示される「ジャンル」が該当する。このジャンルには、例えば政治、経済、社会、生活、宿泊、野球が挙げられているが、その他の種類(ジャンル)も含めることができる。
【0172】
受信する情報の種類に送信する情報の種類が含まれるとは、受信する情報が「政治」である場合に、送信する情報が「首相」の場合のように、受信する情報の種類が送信する情報の種類の上位になっているという場合である。
【0173】
また、上記所定の条件として、例えばクライアントコンピュータ112において設定された、受信する情報の受信時と、TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の送信時(配信時ともいう)とが一致する、又は受信する情報の受信時に情報の送信時が含まれるという条件を設定することができる。
【0174】
ここで、受信する情報の受信時に情報の送信時が含まれるとは、受信する情報の日時が1月である場合に、送信する情報の日時が1月1日の場合のように、受信する情報の日時が送信する情報の日時の上位になっている場合がある。
【0175】
この受信時及び送信時の単位としては、秒、分、時、日、曜日、週、月、年のいずれかを単位とすることができる。
【0176】
TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の配信時としては、図11には示されていない。しかし、図12において広告情報に関する配信日時が記載され、この配信日時と同様のものを、TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の配信時とすることができる。
【0177】
また、上記所定の条件として、例えばクライアントコンピュータ112において設定された、受信する情報の受信強度が、TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の配信強度以上であるという条件を設定することができる。
【0178】
上記TPNCサーバ101に格納されている情報に設定されている情報の受信強度としては、例えば図11に示される「受信強度」が該当する。この受信強度には、例えば強、中、弱があり、数値で表すと、強度が強いほど数値が大きいとすることができる。これとは逆に、「配信強度」は、例えば強、中、弱があり、数値で表すと、強度が強いほど数値が小さいとすることができる。
【0179】
このようにすることにより、受信強度をx、配信強度をyとすると、実際に受信する情報では、受信強度xが、x≧yを満たすと表すことができる。もちろん、3段階の強度分類に限定するものではなく、他の数の段階の強度分類としても良い。
【0180】
次に、ステップS1902において、TPNCサーバ101は、抽出されたn個の記事の、最初からn番目までそれぞれの記事に対して、受信契約者111独自の1からnの番号(カスタムコンテンツコード)を割り当てる。このカスタムコンテンツコードは、TPNCサーバ101によって、受信契約者コード、配信日時、コンテンツ番号のうちのいずれか1つを任意に組み合わせた、受信契約者独自のデータアドレスで管理される。
【0181】
そして、TPNCサーバ101は、受信契約者情報データベース内の、受信契約者111の記事番号変換テーブル・ログに、割り振られた1からnの番号をカスタムコンテンツコードとして格納する。
【0182】
また、TPNCサーバ101は、受信契約者情報データベース内の、受信契約者111の記事番号変換テーブル・ログに、割り振られたカスタムコンテンツコードそれぞれに対応する記事のオリジナルコンテンツコードを割り当てて格納する。
【0183】
図25は、図1に示される広告付き電子新聞システムに使用される、割り当てられたカスタムコンテンツコードとオリジナルコンテンツコードとの変換テーブルである。
【0184】
この変換テーブルは、受信契約者毎に作成され、配信ログ情報として保持される。この変換テーブルによると、例えば、カスタムコンテンツコード1の記事は、オリジナルコンテンツコード00−20000702−000103−0001であると対応付けられる。
【0185】
次に、ステップS1903において、TPNCサーバ101は、広告つきレイアウトか否かを判定する。
【0186】
広告なしの場合は、TPNCサーバ101は、ステップS1904において、ステップS1902において割り当てたカスタムコンテンツコードと、カスタムコンテンツコードに対応する、抽出された記事データを、受信契約者111の契約情報に基づきレイアウト配置を行う。
【0187】
レイアウト方法は、本発明の要旨となるものではない。しかし、例えばレイアウト方法として、特開平09−062688号公報記載の「電子化新聞表示装置および電子化新聞配信システム」の実施形態に記載された技術、すなわち、構造化された情報を表示する技術等を用いることができる。
【0188】
ステップS1903において、広告オプションが選択されている場合は、ステップS1905において、TPNCサーバ101は、広告レイアウト比と、配信枚数から、配信可能な広告件数を求める。
【0189】
次に、ステップS1906において、TPNCサーバ101は、広告データベース中のすべての広告のそれぞれに対して所定の条件(広告情報を抽出する際の所定の条件)を満たした広告であるか否かを判定して、掲載広告候補リストを作成する。
【0190】
すなわち、上記所定の条件として、[条件1]受信契約者111の基点住所(クライアントが指定した広告基点)が、広告主の配信希望地域(広告送信範囲)に含まれる、[条件2]受信契約者111の配信希望地域(広告受信範囲)に、広告主の基点住所(所定の広告基点)が含まれる、[条件3]受信契約者111の希望ジャンル(広告情報の種類)が、広告主の広告ジャンル(広告情報に設定された種類)に一致する又は含まれる、[条件4]受信契約者111の基点属性(クライアントにより指定された広告基点の属性)が、広告主の配信基点属性(広告情報に設定された属性)に一致する又は含まれる、[条件5]受信契約者111の受信強度が、広告主の配信強度以上である、[条件6]受信契約者111の配信日時(広告情報の受信時)が、広告主の配信日時(広告情報の送信時)に一致する又は含まれる、[条件7]受信契約者111のユーザ属性(ユーザの属性)が、広告主の配信対象ユーザ属性(サーバにより設定された広告情報の属性)に一致する又は含まれる、[条件8]現在の広告配布数+1が、広告配布対象顧客数以下である、という、すべての条件を満たす広告データを抽出し、抽出された広告を保持するために、配信候補リストに、広告番号と、配信強度を記憶する、を一例として挙げることができる。
【0191】
ただし、上記説明では、上記条件を全て満たす広告情報を抽出するとしたが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、例えば上記条件のうちの幾つかを任意に選択して組み合わせたものを条件としても良い。
【0192】
ここで、受信契約者111の基点属性が、広告主の配信基点属性に含まれるとは、例えば受信契約者の基点属性が遊園地である場合に、広告主の配信基点属性が行楽地である場合のように、受信契約者111の基点属性が、広告主の配信基点属性の下位概念となっている場合をいう。
【0193】
受信契約者111の配信日時が、広告主の配信日時に含まれるとは、例えば受信契約者111の受信時が1月1日である場合であって、広告主の配信時が1月である場合のように、受信する情報の日時が送信する情報の日時の下位になっている場合がある。
【0194】
また、受信契約者111のユーザ属性が、広告主の配信対象ユーザ属性に含まれるとは、例えば受信契約者111のユーザ属性として、年齢30歳を設定し、広告主の配信対象ユーザ属性として年齢が25〜35歳を設定した場合が含まれる。また、上記受信契約者111のユーザ属性や広告主の配信対象ユーザ属性としては、例えば年齢、性別、出身地、職業、学歴などを上げることができる。
【0195】
ここで、[条件1]、[条件2]の概念を図27に、[条件5]の概念を図26に、それぞれ示す。
【0196】
図26及び図27は、図1に示される広告付き電子新聞システムにおける、広告データを抽出する際の、条件の概念図である。また、図27において、星印は受信契約者の基点住所又は広告主の基点住所である。
【0197】
この時、それぞれの条件が「ALL」と設定されている場合はこの条件はスキップする。
【0198】
また、広告主の配信希望地域を受信購読者の配信希望地域より優先する設定も可能であり、この場合は[条件2]の条件はスキップする。
【0199】
また、広告には広告料が多くかかってもより多くの人に配信したい場合と、広告料をあまりかけずに広告に興味がありそうな人にターゲットを絞って配信したい場合がある。このような配信者側の要望に応じてさまざまな選択を可能にし、受信購読者側は自分のより嗜好、興味にあった広告を受信することができる配信方法として、例えば広告配信者側が配信強度を設定し、受信購読者側が受信強度を設定し、その組み合わせにより配信するか、しないかを広告別、受信購読者別に決定する方法が考えられる。
【0200】
ここで言う配信強度とは、広告主が広告を配信するターゲットを受信購読者の嗜好、興味などに応じてどの程度絞るかを決める指標であり、より多くの人に配信したい場合ほど強くなり、逆により興味がありそうな人にターゲットを絞りたい場合は弱くなる。又、受信強度とは受信購読者があるジャンルについて、どの程度嗜好、興味があるかを決める指標であり、嗜好、興味が強いほど強、弱いほど弱になる。
【0201】
条件5に関する図26に示されるように広告情報の受信強度としては、例えば強、中、弱があり、数値で表すと、強度が強いほど数値が大きいとすることができる。また、これとは逆に、「配信強度」は、例えば強、中、弱があり、数値で表すと、強度が強いほど数値が小さいとする。もちろん、3段階の強度分類に限定するものではなく、他の数の段階の強度分類としても良い。
【0202】
このように数値で条件を設定しておくことで、TPNCサーバ101は、受信強度をx、配信強度をyとすると、受信する情報を、受信強度xが、x≧yを満たす場合と判定し、受信購読者ごとの配信リストに追加する。又そうでない場合を受信しない情報と判定し配信リストに追加しない。
【0203】
次に、ステップS1907において、TPNCサーバ101は、ステップS1906で得られた配信候補リストの広告数が、配信可能件数より少ない場合は、配信候補リストを、配信リストとして決定し、決定された広告の、図18に示すデータベース中の広告配布実顧客数を更新する。
【0204】
すなわち、TPNCサーバ101は、広告情報に設定する所定の条件を入力し、広告情報が送信されるクライアントコンピュータ112の数を算出する。
【0205】
ステップS1906で得られた配信候補リストの広告数が、配信可能件数より多い場合は、TPNCサーバ101は、受信契約者111の受信希望強度の高い広告から順に、配信可能件数分の広告番号を、配信リストとして決定し、決定された広告のデータベース中の広告配布実顧客数を更新する。
【0206】
ステップS1908において、TPNCサーバ101は、ステップS1902において割り当てたカスタムコンテンツコードと共に抽出された記事データについて、受信契約者111の契約情報に基づきレイアウト配置を行う。
【0207】
さらに、TPNCサーバ101は、ステップS1907において得られた配信リストに基づき抽出された広告データについて、受信契約者111の契約情報に基づきレイアウト配置を行う。
【0208】
レイアウト方法としては、前述のように、例えば、特開平09−062688号公報記載の「電子化新聞表示装置および電子化新聞配信システム」の実施形態の技術、すなわち、構造化された情報を表示する技術を用いることができる。
【0209】
ステップS1909において、TPNCサーバ101は、ステップS1904、あるいはステップS1908によって、レイアウトされた、受信契約者111に対して配信する配信データファイルを作成する。
【0210】
そして、TPNCサーバ101は、上記作成された配信データファイルを、TPNCサーバ101内にある、受信契約者111専用の電子メイルアカウントのスプーラ内に添付ファイルの形式で配置する。
【0211】
ステップS1910において、受信契約者111の用いるクライアントコンピュータ112のハードディスク内にインストールされた、自動受信プログラムは、設定時刻、例えば午前5時になると、受信契約者111の用いるクライアントコンピュータ112と、プリンタ113を起動する。
【0212】
そして、自動受信プログラムは、TPNCサーバ101内にある、受信契約者111専用の電子メイルアカウントにスプールされた、記事データを電子メイルとして受信する。
【0213】
そして、自動受信プログラムは、受信した電子メイルから、添付された記事データファイルを抽出し、プリンタ113へ出力する。
【0214】
このように、本実施形態によれば、TPNCサーバ101は、受信契約者が任意に設定した所在地や嗜好に応じて配信する記事や広告を選択し、編集して受信契約者111に送信することができる。
【0215】
したがって、受信契約者111は、自己の希望に合致した記事や広告を得ることができるし、広告主は、より適切、効果的な受信契約者に対して広告をすることができる。
【0216】
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るコンテンツ配信システムの第2の実施形態について説明する。本発明は、前述の第1の実施形態に限られるものではない。尚、本実施形態においては、本発明に係るコンテンツ配信システムの実施形態として広告付き電子新聞システムを例に説明をする。
【0217】
前述の第1の実施形態においては、カスタムコンテンツコードは、割り振られるだけであったが、このコードを用いることにより、受信契約者111は、より簡便に詳細記事や関連する記事の情報の参照(受信)を行うことができる。
【0218】
なお、本実施形態のシステム全体の構成や、本システムを構成するTPNCサーバ101、クライアントコンピュータ112、各ニュースサーバ、各広告サーバの構造等は、前述の第1の実施形態と同様である。
【0219】
また、受信契約者111が詳細記事の参照を行う際の動作以外は、前述の第1の広告付き電子新聞システムの動作と同様である。従って、以下の説明では、前述の第1の実施形態と異なる点を説明する。
【0220】
本実施形態の動作について図28を参照して説明する。図28は、本発明に係るコンテンツ配信システムの第2の実施形態としての、広告付き電子新聞システムの動作のフローチャートである。また、図28に示されるフローチャートの処理のうち、TPNCサーバ101により処理される動作は、TPNCサーバ101のCPU1001がプログラムと協働することにより処理される。
【0221】
TPNCサーバ101は、受信契約者111のクライアントコンピュータ112から、サーバのサイトのアドレスとしての、所定のURL(uniform resource locator)を受信すると、ユーザID、パスワードの入力を促すデータを、受信契約者111に対して送信する。
【0222】
上記所定のURLとは、例えば、受信契約者111から、記事参照専用のURLと、末尾に、カスタムコンテンツコードの文字列を加えたURLがある。
【0223】
このようなURLの一例として、記事参照専用のURLがhttp://www.×△△△.jp/で表記され、参照記事のカスタムコンテンツコードが2であれば、http://www.×△△△.jp/2の形態をとるURLがある。
【0224】
上記のような所定のURLは、クライアントコンピュータ112により作成される。
【0225】
すなわち、受信契約者がカスタムコンテンツコード(例えば2)を入力すると、クライアントコンピュータ112は、記事参照専用のURL(例えば、http://www.×△△△.jp/2)を作成する。
【0226】
そして、クライアントコンピュータ112のブラウザは、この作成されたURLにより指示されるTPNCサーバ101のファイルにアクセスする。
【0227】
したがって、受信契約者111は、一般的には数十文字からなるURLの入力が不要となり、カスタムコンテンツコードの入力だけで、所望のサイトにアクセスすることができる。
【0228】
次に、ユーザ認証動作として、TPNCサーバ101は、受信契約者111から、ユーザID、パスワードの受信を行う(ユーザの認証)。
【0229】
そして、TPNCサーバ101は、登録受信契約者111のデータベースとの照合を行う。
【0230】
そして、TPNCサーバ101は、不正な受信データであれば動作を終了する。
【0231】
正当な受信データであれば、TPNCサーバ101は、末尾にカスタムコンテンツコードが付与されたURLから、カスタムコンテンツコードを取得する。今回の場合は2となる。
【0232】
そして、TPNCサーバ101は、ユーザIDと、カスタムコンテンツコード(2)に基づき、登録受信契約者111のデータベース中から受信契約者111の項目における、最新の配信・出力した記事履歴を抽出する。
【0233】
すなわち、カスタムコンテンツコードに対応するオリジナルコンテンツは、受信契約者111ごとに一意に決定されるため、受信契約者111は、カスタムコンテンツコードを用いて、オリジナルコンテンツの抽出を行うことができる。
【0234】
そして、TPNCサーバ101は、記事履歴中の、カスタムコンテンツコードに対応する、オリジナルコンテンツのデータを受信契約者111へ送信する。
【0235】
このように、本実施形態によれば、前述の本発明に係る広告付き電子新聞システムの第1の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、受信契約者111は、カスタムコンテンツコードを用いることにより、所望の記事の詳細記事により容易にアクセスすることができる。
【0236】
(第3の実施形態)
次に、本発明に係るコンテンツ配信システムの第3の実施形態について説明する。本発明は、前述の第1ないし第2の実施形態に限られるものではない。前述の第1の実施形態においては、ニュースサーバから配信され、TPNCサーバ101に保存された記事には、記事間の関連づけは存在しなかった。尚、本実施形態においては、本発明に係るコンテンツ配信システムの実施形態として広告付き電子新聞システムを例に説明をする。
【0237】
しかし、過去に配信された記事との関連がある場合は、その関連する配信データが、記事データに記載されている記事データ形式であってもよい。
【0238】
本第3の実施形態は、過去に配信された記事との関連がある場合は、その関連する配信データが、記事データに記載されている記事データ形式である実施形態である。
【0239】
また、本実施形態の構成や、TPNCサーバ101、クライアントコンピュータ112、ニュースサーバ、広告サーバの構造等は、前述の第1の実施形態と同様である。
【0240】
また、本実施形態は、過去に配信された記事との関連がある場合は、その関連する配信データが、記事データに記載されている点の動作以外は、前述の第1の広告付き電子新聞システムの動作と同様である。従って、以下の説明では、前述の第1の実施形態と異なる点を説明する。
【0241】
例えば図29に示すように、ニュースサーバからTPNCサーバ101には、関連記事に関する項目を加えた記事データ形式が配信される。図29は、本発明に係るコンテンツ配信システムの第3の実施形態としての、広告付き電子新聞システムにおける、ニュースサーバからTPNCサーバ101に配信される、関連記事に関する項目を加えた記事データ形式の概念図である。
【0242】
図29においては、配信元番号121に対応する関連記事数2401や、第1の関連記事の情報2402、第2の関連記事の情報2403が記載されている。もちろん、関連記事の数は、図29に示されるように2つに限定されるものではなく、その他の任意の数であって良い。
【0243】
TPNCサーバ101は、この配信された関連記事に関する項目を加えた形式の記事をデータベースに構築する。
【0244】
そして、TPNCサーバ101は、受信契約者111に関連記事に関する項目も含めた記事データを配信する。
【0245】
本実施形態の動作について図30を用いてさらに説明する。まず、受信契約者は、自己のクライアントコンピュータ112から自己専用サイトにアクセスする(図30の(a))。この自己専用サイトには、各項目がメニューとして掲載されている。図30は、本発明に係るコンテンツ配信の第3の実施形態としての広告付き電子新聞システムにおいて、クライアントコンピュータ112に表示される画面の概略図である。
【0246】
そして、前述の第2の実施形態により説明した技術を用いて、所望のコンテンツ(情報)にアクセスする。以下に、第2の実施形態の技術によるアクセス動作について再び説明する。
【0247】
すなわち、「衆議院解散」にはカスタムコンテンツコード1が付与され、「○○社利益供与」にはカスタムコンテンツコード2が付与され、「ヒトゲノム解読完了」にはカスタムコンテンツコード3が付与され、「東京で記録的な豪雨」にはカスタムコンテンツコード4が付与されている。
【0248】
したがって、「ヒトゲノム解読完了」をより詳細に調査したい受信契約者は、カスタムコンテンツコード3を入力する。
【0249】
そうすると、クライアントコンピュータ112は、図30の(a)に示されるサイトのURLに、3を付与したURLでTPNCサーバ101にアクセスする。
【0250】
TPNCサーバ101は、上記カスタムコンテンツコード3が付与されたURLを受け取ると、ユーザ(受信契約者)の認証を行う。
【0251】
そして、TPNCサーバ101は、ユーザ認証の結果、正当なユーザであることが判明した場合は、カスタムコンテンツコードにて指定される情報の詳細情報をクライアントコンピュータ112に送信する。以上が前述の第2の実施形態に係る部分の動作である。
【0252】
そして、本実施形態では、送信された情報に関連記事が掲載されていることが特徴となっている。
【0253】
すなわち、クライアントコンピュータ112が受信した情報には、例えば図25の(b)に示されるように、「ヒトゲノム解読完了」の記事のみならず、「記者会見動画」、「過去の関連記事」、「厚生省hp(ホームページ)」、「専門家のコメント」、「○○社内hp」といった関連記事に関するリンクが張られている。そのため、ユーザは、容易に関連記事に対してアクセスすることができる。
【0254】
したがって、本実施形態においては、前述の第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の効果を得ることができると共に、所望の情報を適切に得るだけではなく、情報に関連した情報をも芋づる式に得ることができる。
【0255】
(第4の実施形態)
次に、本発明に係るコンテンツ配信システムの第4の実施形態について説明する。本発明は、前述の第1から第3の実施形態に限られるものではない。尚、本実施形態においては、本発明に係るコンテンツ配信システムの実施形態として広告付き電子新聞システムを例に説明をする。
【0256】
なお、本実施形態の構成や、TPNCサーバ101、クライアントコンピュータ112、ニュースサーバ、広告サーバの構造等は、前述の第1の実施形態と同様である。
【0257】
また、本実施形態は以下に説明する部分の動作以外は、前述の第1の広告付き電子新聞システムの動作と同様である。従って、以下の説明では、前述の第1の実施形態と異なる点を説明する。
【0258】
前述の第1の実施形態においては、広告オプションは、受信契約者111の購読料の一部を広告により負担するだけであった。
【0259】
しかし、受信契約者111の出力プリンタ113への出力レイアウト条件、例えば、用紙サイズ、出力用紙最大枚数、カラー比率等に応じて、広告による負担を、購読料の一部とするだけでなく、受信契約者111のプリンタ113に関する、例えば、トナーや、インクや、用紙等の消耗品の所定数の提供、消耗品の割引販売、金銭や有価証券の供与等の付加サービスに拡大することができる。
【0260】
さらに、受信契約者111の広告に対する反応、例えば、広告のリンク先URLへのアクセス履歴に応じて、図12に示される広告情報に関する受信強度を変更する等して良い。例えば、所定回数以上のアクセス履歴があった場合に、自動的に配信強度を強くするように変更することが想定される。
【0261】
すなわち、TPNCサーバ101は、受信契約者111からTPNCサーバ101へのアクセスに関する情報であるアクセスログを記録し、このアクセスログに記録された情報が所定の情報となった場合には、広告情報に設定された条件を変更する。
【0262】
たとえば、リンク先URLへのアクセス数が20回を越えることにより、受信強度が強でない場合は、強に変更する。
【0263】
ただし、アクセス履歴に応じて変更する条件は受信強度に限定されず、配信強度やその他の条件を必要に応じて任意に変更することができる。
【0264】
したがって、本実施形態によれば、よりユーザのニーズに適したサービスを提供することができる。
【0265】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、顧客毎の異なるニーズに対して、詳細な設定を可能とした、オンライン記事送信を提供することができる。
【0266】
また、カスタムコンテンツコードから、受信契約者独自のコードにより、簡便に元記事に関する、関連記事などのさらなる詳細な情報を提供することができる。
【0267】
また、広告へのリンクに、ユーザがアクセスすることにより、購読料の割引等のサービスを簡便に提供することができる。
【0268】
また、アクセスログに基づいて情報及び広告情報の抽出条件を変更するため、よりユーザの嗜好及び広告主の意向に沿った情報の送信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ配信システムの第1の実施形態としての、広告付き電子新聞システムの概略構成図である。
【図2】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて用いられるTPNCサーバ101の内部ブロック図である。
【図3】図1に示される広告付き電子新聞システムの動作概念図である。
【図4】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、受信契約者111のクライアントコンピュータ112が、TPNCサーバ101に対して、受信契約を行う際の動作のフローチャートである。
【図5】図1に示されるTPNCサーバ101からの指示に基づき、クライアントコンピュータ112の画面に表示される新規登録画面の概略図である。
【図6】図1に示されるクライアントコンピュータ112からTPNCサーバ101に送信される、登録確認のためのパスワードの入力画面の概略図である。
【図7】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示される、契約情報の入力画面の概略図である。
【図8】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示される、契約情報の入力画面の概略図である。
【図9】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示される、契約情報の入力画面の概略図である。
【図10】図1に示されるTPNCサーバ101の指示に基づきクライアントコンピュータ112の画面に表示される広告レイアウトのための受信条件等の情報入力画面の概略図である。
【図11】図1に示されるTPNCサーバ101が格納する、受信契約者111に関する配信契約情報の概略図である。
【図12】図1に示されるTPNCサーバ101が格納する、受信契約者111に関する配信契約情報の概略図である。
【図13】図1に示される広告付き電子新聞システムにおける、TPNCサーバ101が、ニュースサーバ121から126から配信された記事と、広告サーバ131から133から配信された広告とを受信し、保存する動作のフローチャートである。
【図14】図1に示されるニュースサーバ121からTPNCサーバ101に送信される記事のデータの概略図である。
【図15】図1に示されるTPNCサーバ101が記事データを格納する際の概念図である。
【図16】図1に示される広告サーバ131が、TPNCサーバ101に送信する更新情報のデータの概略図である。
【図17】図1に示されるTPNCサーバ101のデータベースに格納される広告主のデータの概念図である。
【図18】図1に示されるTPNCサーバ101における広告データのデータベースへの保存形式の概略図である。
【図19】図1に示されるTPNCサーバ101が、受信契約者111のクライアントコンピュータ112に対して、受信契約者111の契約内容に基づく記事の配信を行う際の動作のフローチャートである。
【図20】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念図である。
【図21】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念図である。
【図22】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念図である。
【図23】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念図である。
【図24】図1に示される広告付き電子新聞システムにおいて、TPNCサーバ101が、受信契約者111の配信情報に基づき、配信する記事(情報)を所定の条件にしたがって、記事データベースより抽出する際の概念図である。
【図25】図1に示される広告付き電子新聞システムに使用される、割り当てられたカスタムコンテンツコードとオリジナルコンテンツコードとの変換テーブルである。
【図26】図1に示される広告付き電子新聞システムにおける、広告データを抽出する際の、条件の概念図である。
【図27】図1に示される広告付き電子新聞システムにおける、広告データを抽出する際の、条件の概念図である。
【図28】本発明に係るコンテンツ配信システムの第2の実施形態としての、広告付き電子新聞システムの動作のフローチャートである。
【図29】本発明に係るコンテンツ配信システムの第3の実施形態としての、広告付き電子新聞システムにおける、ニュースサーバからTPNCサーバ101に配信される、関連記事に関する項目を加えた記事データ形式の概念図である。
【図30】本発明に係るコンテンツ配信の第3の実施形態としての広告付き電子新聞システムにおいて、クライアントコンピュータ112に表示される画面の概略図である。
【符号の説明】
101 TPNCサーバ
111 受信契約者
112 クライアントコンピュータ
113 プリンタ
121,122,123,124,125,126 ニュースサーバ
131,132,133 広告サーバ
201 CPU
202 入力装置
203 主記憶装置
204 出力装置
205 補助記憶装置
206 クロック装置
207 制御装置
208 演算装置
209 通信装置
2401 関連記事数
2402 第1の関連記事の情報
2403 第2の関連記事の情報

Claims (26)

  1. 第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する配信手段と、
    前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、前記配信手段がコンテンツを配信するか否かを判定する判定手段と、
    を有し、
    前記配信手段は、前記判定に基づいて前記受信契約者にコンテンツを配信し、
    前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理が行なわれる
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記適用地域は複数の適用地域であり、前記複数の適用地域毎にコンテンツの種類を設定することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記再配信された前記第一コンテンツ、或は、第二コンテンツについて、再配信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理する第1の管理手段を備え、
    前記サーバは、受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細ないし関連コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信基点とその周辺範囲である配信希望地域範囲と、前記受信契約者の設定によるコンテンツの収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲とを管理する第2の管理手段を更に有し
    前記配信手段は、前記第2の管理手段により管理される、前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信希望地域範囲に対し、該受信契約者によって設定された収集地点が含まれるかどうか、及び/又は、該受信契約者によって設定された周辺地域範囲に対し、前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツに対して設定された配信基点が含まれるかどうかに応じて前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツを配信することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記第2の管理手段は前記クライアント端末によって設定された用途場所を管理し、前記用途場所の情報に応じて、場所とコンテンツの種類を特定する特定手段を更に有し、
    前記配信手段は前記特定手段によって特定された場所とコンテンツの種類によりコンテンツを抽出し、該抽出したコンテンツを前記受信契約者に配信する
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記第2の管理手段には、前記第一コンテンツ、第二コンテンツの夫々において、配信希望地域範囲毎に配信を希望するコンテンツの種類と、受信希望地域範囲毎に受信を希望するコンテンツの種類と、が管理されており、
    前記配信手段は、前記配信希望地域範囲と前記受信希望範囲が一致するコンテンツ、及び/又は、配信を希望するコンテンツの種類と前記受信を希望するコンテンツの種類とが一致するコンテンツを第一コンテンツ、及び/又は、第二コンテンツから抽出し配信することを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記判定手段は前記第一配信者、第二配信者により前記第一コンテンツ、第二コンテンツに夫々設定された配信時期と、前記受信契約者ごとの、用途場所の情報に応じた受信希望時期の設定を管理し、前記配信者が設定した配信時期と、該受信契約者の用途場所の情報ごとに受信希望時期とが一致するか否かを判定する手段を有し、
    前記サーバは、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを用途場所ごと配信する
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記受信契約者により設定されるパラメータとして、前記収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲、用途場所、情報の種類、受信希望強度、受信希望時期が設定可能であって、該パラメータに基づいて、前記再配信するコンテンツの少なくとも一部の選択基準を変更する手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  9. 受信契約者から受信したコンテンツ配信要求ログに応じて前記受信希望強度の設定を更新する変更手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のコンテンツ配信システム。
  10. 前記配信手段による配信はインターネットを介して行われる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ配信システム。
  11. 第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを受信し、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、コンテンツを配信するか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1及び第2の判定手段による判定に基づいて前記受信契約者にコンテンツを配信する配信手段と、
    前記配信手段による前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信に応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する課金手段と
    有すること特徴とするコンテンツ配信システム。
  12. 第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムに適用されるコンテンツ配信方法において、
    前記サーバの配信手段が、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する工程と、
    前記サーバの判定手段が、前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、前記配信する工程においてコンテンツを配信するか否かを判定する工程と、
    を有し、
    前記配信する工程では、前記判定に基づいて前記受信契約者にコンテンツを配信し、
    前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理が行なわれる
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  13. 前記適用地域は複数の適用地域であり、前記複数の適用地域毎にコンテンツの種類を設定することができる
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ配信方法。
  14. 第1の管理手段が、前記再配信された前記第一コンテンツ、或は、第二コンテンツについて、再配信した内容よりも詳細なコンテンツ、ないし関連するコンテンツを管理する工程
    前記サーバが、受信契約者からの配信要求に基づいて、該詳細ないし関連コンテンツを配信する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項12又は13に記載のコンテンツ配信方法。
  15. 第2の管理手段が、前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信基点とその周辺範囲である配信希望地域範囲と、前記受信契約者の設定によるコンテンツの収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲とを管理する工程と、
    前記第2の管理手段により管理される、前記第一コンテンツまたは第二コンテンツに対して設定された配信希望地域範囲に対し、該受信契約者によって設定された収集地点が含まれるかどうか、及び/又は、該受信契約者によって設定された周辺地域範囲に対し、前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツに対して設定された配信基点が含まれるかどうかに応じて、前記配信手段が前記第一コンテンツまたは前記第二コンテンツを配信する工程を備える
    ことを特徴とする請求項12から14の何れか1項に記載のコンテンツ配信方法。
  16. 前記第2の管理手段の特定手段が、前記クライアント端末によって設定された用途場所を管理し、前記用途場所の情報に応じて、場所とコンテンツの種類を特定する工程を更に有し、
    前記配信手段が、前記特定手段によって特定された場所とコンテンツの種類によりコンテンツを抽出し、該抽出したコンテンツを前記受信契約者に配信する工程を備える
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ配信方法。
  17. 前記第2の管理手段には、前記第一コンテンツ、第二コンテンツの夫々において、配信希望地域範囲毎に配信を希望するコンテンツの種類と、受信希望地域範囲毎に受信を希望するコンテンツの種類と、が管理されており、
    前記配信手段が、前記配信希望地域範囲と前記受信希望範囲が一致するコンテンツ、及び/又は、配信を希望するコンテンツの種類と前記受信を希望するコンテンツの種類とが一致するコンテンツを第一コンテンツ、及び/又は、第二コンテンツから抽出し配信する工程を備える
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載のコンテンツ配信方法。
  18. 前記判定手段が、前記第一配信者、第二配信者により前記第一コンテンツ、第二コンテンツに夫々設定された配信時期と、前記受信契約者ごとの、用途場所の情報に応じた受信希望時期の設定を管理し、前記配信者が設定した配信時期と、該受信契約者の用途場所の情報ごとに受信希望時期とが一致するか否かを判定する工程を有し、
    前記サーバが、該判定に基づいて該受信契約者にコンテンツを用途場所ごと配信する工程を備える
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ配信方法。
  19. 記受信契約者により設定されるパラメータとして、前記収集地点と該収集地点に対する周辺地域範囲、用途場所、情報の種類、受信希望強度、受信希望時期が設定可能であって、選択基準を変更する手段が、該パラメータに基づいて、前記再配信するコンテンツの少なくとも一部の選択基準を変更する工程を更に有する
    ことを特徴とする請求項12から18の何れか1項に記載のコンテンツ配信方法。
  20. 変更手段が、受信契約者から受信した前記コンテンツ配信要求ログに応じて前記受信希望強度の設定を更新する工程を更に有する
    ことを特徴とする請求項18又は19に記載のコンテンツ配信方法。
  21. 前記配信手段による配信はインターネットを介して行われる
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載のコンテンツ配信方法。
  22. 第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを受信し、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムに適用されるコンテンツ配信方法において、
    前記サーバの判定手段が、前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記サーバの判定手段が、前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、コンテンツを配信するか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記サーバの配信手段が、前記第1及び第2の判定工程における判定に基づいて前記受信契約者にコンテンツを配信する工程と、
    課金手段が、前記配信手段による前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信に応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する工程と、
    を有すること特徴とするコンテンツ配信方法。
  23. コンピュータを、第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する配信手段、
    前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、前記配信手段がコンテンツを配信するか否かを判定する判定手段、
    前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理を行う手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ配信プログラム。
  24. コンピュータを、第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを受信し、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以
    上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する第1の判定手段、
    前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、コンテンツを配信するか否かを判定する第2の判定手段、
    前記第1及び第2の判定手段による判定に基づいて前記受信契約者にコンテンツを配信する配信手段、
    前記配信手段による前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信に応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する課金手段
    して機能させるためのコンテンツ配信プログラム。
  25. コンピュータを、第一配信者、第二配信者の夫々により提供される第一コンテンツ、第二コンテンツを受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と、前記受信契約者によって設定された適用地域との組み合わせに応じて前記受信契約者が利用するクライアント端末に第二コンテンツを配信する配信手段、
    前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、前記配信手段がコンテンツを配信するか否かを判定する判定手段、
    前記配信手段により前記第二コンテンツが前記クライアント端末に配信されると前記第二コンテンツの提供者である第二配信者を対象に課金処理を行う手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. コンピュータを、第一配信者から提供される第一コンテンツと、第二配信者から提供される第二コンテンツとを受信し、受信契約者のクライアント端末に所定の通信回線を介して前記第一コンテンツ、および/または、第二コンテンツを再配信する少なくとも1つ以上のサーバを備えるコンテンツ配信システムにおける前記サーバとして機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    前記第一コンテンツに対して設定された対象地域と該受信契約者によって設定された適用地域とが一致するか否かを判定する第1の判定手段、
    前記配信者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ配信強度と、前記受信契約者により設定された、コンテンツの種類毎の少なくとも3段階のレベルを持つ受信希望強度との組み合わせにより、コンテンツを配信するか否かを判定する第2の判定手段、
    前記第1及び第2の判定手段による判定に基づいて前記受信契約者にコンテンツを配信する配信手段、
    前記配信手段による前記クライアント端末への前記第二コンテンツの配信に応じて前記第二配信者を対象として課金処理を実行する課金手段
    して機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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