JP2003012449A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
並びに症状改善効果を示し、しかも安全性の高い化粧料
を提供すること。 【解決手段】 ジュアゼイロ(Juazeiro)(学名:Rhamno
ceae Zizyphus joazeiro)の抽出物を化粧料に配合す
る。
Description
と炎症に起因する皮膚の色素沈着或いは老化の予防乃至
症状の改善にすぐれた効果を示し、しかも皮膚安全性の
高い化粧料に関する。
って引き起こされる。紫外線が皮膚に当たると皮膚は起
炎物質を産生し炎症を起こす。これらの起炎物質はま
た、メラニンを産生する細胞であるメラノサイトの活性
化や増殖を促し、皮膚の色素沈着を引き起こす重要なフ
ァクターとなる。従来から皮膚の色素沈着を改善するた
め、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその
誘導体、レゾルシノール誘導体、アルブチン、エラグ酸
など種々の美白剤を配合した化粧料が開発されている
が、これらはいずれも、メラノサイト内でのメラニン生
成反応の抑制を目的としており、メラノサイトの活性化
や増殖を抑制する作用は持ち合わせていないため、これ
ら従来の化粧料の美白効果は必ずしも満足できるもので
はないのが現状である。
炎物質は、皮膚の線維芽細胞にも損傷を与え、さらにコ
ラーゲン、エラスチンなどの皮膚の弾力維持に重要なマ
トリックス物質の変性をも引き起こし、シワや弛みなど
のいわゆる皮膚老化の要因ともなる。従来から皮膚の老
化防止のため、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE
及びその誘導体、α−ヒドロキシ酸類、ニコチン酸及び
その誘導体、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、カンゾ
ウエキスなどを配合した化粧料が開発されているが,こ
れらはいずれも線維芽細胞の増殖を促す作用や皮膚表面
を改善する作用を目的としており、細胞や細胞外マトリ
ックスの損傷抑制作用は持ち合わせていないため、これ
らの化粧料の老化防止効果は必ずしも満足できるもので
はないのが現状である。
化粧料や老化防止化粧料にみられる上述のごとき問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、皮膚の色素沈着や皮膚の老化現象を、それらの生起
要因である炎症、特に紫外線に基づく炎症の抑制を通じ
て高い有効性を以て予防し、或いは症状を改善する化粧
料を提供することにある。本発明はまた、従来の美白活
性成分或いは老化防止活性成分と組み合わせ用いたと
き、それら従来の活性成分との相乗的効果により、すぐ
れた美白作用或いは皮膚老化防止作用を発揮し得る新た
な活性成分を含む化粧料の提供を目的とする。本発明の
さらに他の目的は、天然物由来の成分を活性成分として
含み、皮膚に対する安全性にすぐれた化粧料を提供する
ことにある。
イロ(Juazeiro)(学名:Rhamnaceae Zizyphus joazeiro)
の抽出物を配合したことを特徴とする化粧料である。本
発明で用いるジュアゼイロは、ブラジル北西部の乾燥地
区に多く自生する樹木であり、現地ではジュアゼイロの
ほかジョアゼイロ(Joazeiro)とも呼ばれている。この
ジュアゼイロの抽出物、特に樹皮の抽出物は、後に試験
例に示す通り、炎症起因物質の生成を顕著に抑制する作
用を持っており、これによって紫外線暴露時等にみられ
る皮膚の炎症やメラノサイトの活性化を抑制し、皮膚の
色素沈着や皮膚の老化の予防或いは症状改善にすぐれた
効果を発揮する。また、ジュアゼイロの抽出物、特に樹
皮の抽出物は、高い起泡性と乳化力を具えており、化粧
料への配合に当たってはこの起泡性や乳化力を利用する
こともできる。原産地のブラジルに於いては、上記の起
泡性や乳化力を利用してジュアゼイロの樹皮抽出物を古
くからせっけんの代替品として用いてきているが、この
ことはジュアゼイロ抽出物が皮膚刺激等を有さず、皮膚
に対して極めて安全性の高いものであることを示してい
る。
れを単独で用いてもすぐれた美白効果と皮膚老化防止効
果を有する化粧料を得ることができるが、該抽出物にさ
らに既存の美白活性成分(例えば、コウジ酸、アスコル
ビン酸及びそれらの誘導体等)や老化防止活性成分(例
えば、ビタミンA、ビタミンE及びそれらの誘導体等)
を組み合わせ用いることにより、より有効性を高めるこ
とが可能である。これは、従来の美白活性成分が主とし
てメラニンの生成抑制を通じて、また老化防止活性成分
が線維芽細胞の増殖促進を通じて、それぞれその有効性
を発揮するのに対し、前記の通り本発明のジュアゼイロ
抽出物による効果の発現は、それら従来の活性成分とは
異なる作用機序によって行われるため、それら作用が複
合的に働く結果、相乗効果が発現されることによるもの
と推察される。
発明の化粧料に於いて配合成分として用いるジュアゼイ
ロ抽出物は、ジュアゼイロ、特に好ましくはその樹皮か
ら、適宜の溶媒を用いて抽出して得られる抽出物であ
る。このジュアゼイロ抽出物の調製は、例えば樹皮を原
料として用いる場合であれば、以下に述べるような方法
によって行うことができる。即ち、採取した樹皮を水
洗、乾燥後、必要に応じて数mm〜数cmに細切した
後、抽出処理に付する。
ノール、プロパノールなどの低級アルコール類;エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、1,2−ペンタンジオール、グリセリン
などの多価アルコール類;酢酸エチル、酢酸ブチル、プ
ロピオン酸メチルなどのエステル類;アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン類;エチルエーテル、イソプ
ロピルエーテルなどのエーテル類;n−ヘキサン、トル
エン、クロロホルムなどの炭化水素系溶媒などがあり、
それらのうちでも特に水又は水と低級アルコール類との
混液もしくは水と多価アルコール類との混液の使用が好
ましい。
切度、抽出溶媒の種類等によっても異なるが、一般には
樹皮に対して重量で4〜100倍量、好ましくは10〜
20倍量の溶媒を用い、5〜90℃で0.5時間〜7日
間、特に40〜80℃で1〜24時間抽出を行うのがよ
い。ここに得られる抽出物溶液は、一般にろ過を行って
清澄化し、又必要ならばpHを4〜8に調整した上、そ
のままもしくは減圧濃縮等により適宜の濃度として使用
される。また場合によっては、スプレードライ法、凍結
乾燥法など常法に従って粉末化して使用してもよい。
合してなる本発明の化粧料としては、例えば乳液、クリ
ーム、ローション、エッセンス、パックなどの基礎化粧
品;ファンデーション、リキッドファンデーション、メ
イクアッププレスパウダー、ほほ紅、白粉などのメイク
アップ化粧品、ヘアートリートメント、コンディショナ
ー、ヘアークリーム、染毛料、整髪料などの頭髪化粧
品、シャンプー、リンス、洗顔料、ボディーシャンプ
ー、石けんなどの清浄用化粧品等が挙げられるが、勿論
これらに限定されるものではない。
出物の配合量は、基礎化粧品の場合、一般に0.001〜10
重量%(固形分として。以下同じ)、好ましくは0.005
〜2重量%、より好ましくは0.01〜0.5重量%の範囲、
メイクアップ化粧品の場合、一般に0.001〜5重量%、好
ましくは0.005〜1重量%、より好ましくは0.01〜0.2重
量%の範囲、頭髪化粧品の場合、一般に0.001 〜10重量
%、好ましくは0.005 〜2重量%、より好ましくは0.01
〜0.5重量%の範囲であり、又清浄用化粧品であれば、
一般に0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜5重量%、よ
り好ましくは0.1〜1重量%の範囲である。
に、ジュアゼイロ抽出物のほかに既存の美白活性成分或
いは老化防止活性成分を組み合わせ配合した場合、それ
ら成分の相乗的作用の結果として、より増強された美白
或いは老化防止効果を得ることが可能であるが、ここで
ジュアゼイロ抽出物と併用して好適な活性成分を挙げる
と、例えば美白活性成分として、コウジ酸及びその誘導
体(例えば、コウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカ
プレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチ
レートなどのコウジ酸エステル類或いはコウジ酸エーテ
ル類等)、アルブチン、アスコルビン酸及びその誘導体
[例えば、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナ
トリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマ
グネシウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルナ
トリウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルマグ
ネシウムなどのアスコルビン酸エステル塩類;L−アス
コルビン酸−2−グルコシド(2−O−α−D−グルコ
ピラノシル−L−アスコルビン酸)、L−アスコルビン
酸−5−グルコシド(5−O−α−D−グルコピラノシ
ル−L−アスコルビン酸)などのアスコルビン酸配糖体
類等]、エラグ酸及びその誘導体、、レゾルシノール誘
導体(例えば、4−n−ブチルレゾルシノール、4−イ
ソアミルレゾルシノール等)、カミツレ抽出物、ソウハ
クヒ抽出液、ユキノシタ抽出液、米糠抽出物、2、5−
ジヒドロキシ安息香酸誘導体(例えば、2、5−ジアセ
トキシ安息香酸、2−アセトキシ−5−ヒドロキシ安息
香酸等)などが、また老化防止活性成分として胎盤抽出
物、コラーゲン、ニコチン酸及びその誘導体(例えば、
ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等)、ビタミンA
及びその誘導体(例えば、酢酸レチノール、パルミチン
酸レチノール、レチノイン酸等)、ビタミンE及びその
誘導体(例えば、ビタミンEアセテート,ビタミンEニ
コチネート、ビタミンEリノレート等)、α−ヒドロキ
シ酸類(例えば、乳酸、クエン酸、α−ヒドロキシオク
タン酸等)、ジイソプロピルアミンジクロロアセテー
ト、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸などがある.
のジュアゼイロ抽出物及び任意配合成分としての上記の
美白或いは老化防止活性成分のほかに、通常化粧料に用
いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、
増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸
化剤、色素、香料、生理活性成分等を適宜使用もしくは
併用することができる。
ブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、
ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シア
ーバター、ティーツリー油などの植物由来の油脂類;ミ
ンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロ
ウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどの
ロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワック
ス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン
酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、
ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリス
チン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレ
イン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級
脂肪酸オクチルドデシル(例えば、ステアリン酸オクチ
ルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリ
セライド類等が挙げられる。
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活
性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪
酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四
級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリ
アルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウ
ム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエ
チルイミダゾリニウム塩、N、N−ジアルキルモルフォ
ルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩な
どのカチオン界面活性剤;N、N−ジメチル−N−アル
キル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N、
N、N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカル
ボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′、
N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモ
ニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等が挙げられ
る。
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、1、3−
ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビ
トール、キシリトール、ピロリドンカルボンナトリウム
等があり、さらに糖類、ヒアルロン酸及びその誘導体、
乳酸、尿素、各種アミノ酸及びそれらの誘導体等が挙げ
られる。
ルギン酸、寒天、フコイダンなどの褐藻、緑藻又は紅藻
由来成分;ペクチン、ローカストビーンガムなどの多糖
類;キサンタンガム、トラガントガム、グアーガムなど
のガム類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロースなどのセルロース誘導体;ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポ
リマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体などの合成
高分子類;ヒアルロン酸及びその誘導体;ポリグルタミ
ン酸及びその誘導体[例えばポリ(γ−グルタミン酸)
放射線架橋体など]等が挙げられる。
オキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パ
ラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル
などのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタ
ノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸ク
ロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、
エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマー
ル(イミダゾディニールウレア)等がある。
化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜
鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコ
ニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパ
ウダー、シルクパウダー等がある。
安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘ
キシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキ
シ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシ
ベンゾン、2、4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホ
ン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾ
イルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸
エチル等がある。
シアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プ
ロピル、ビタミンE及びその誘導体(例えばビタミンE
ニコチネート、ビタミンEリノレートなど)等がある。
又、その他の成分として、レシチン類、シルク関連物質
等を配合することもできる。
ロ抽出物の有効性を損なわない範囲で、さらに他の活性
成分を配合してもよい。かかるものとしては、前記した
活性成分以外に、例えば甘草エキス、米抽出物、海藻エ
キス、海草エキス等を挙げることができる。
によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は
それらに限定されるものではない。なお、以下に於い
て、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味
する。
00gに精製水1000gを混合し、40℃で3時間抽
出を行った後ろ過し、褐色透明のジュアゼイロ樹皮抽出
物溶液720mlを得た(固形分濃度:2.0%)。
00gに精製水1000gを混合し、80℃で2時間抽
出を行った後ろ過し、褐色透明のジュアゼイロ樹皮抽出
物溶液660mlを得た(固形分濃度:2.3%)。
わりに精製水/1,3−ブチレングリコール=70/3
0(容量比、以下同じ)混液を用いるほかは製造例1と
同様にして、黄褐色透明のジュアゼイロ樹皮抽出物溶液
700mlを得た(固形分濃度:1.7%)。
わりに精製水/エタノール=80/20混液を用いるほ
かは製造例1と同様にして、黄褐色透明のジュアゼイロ
樹皮抽出物溶液860mlを得た(固形分濃度:1.7
%)。
わりに精製水/1,2−ペンタンジオール=95/5混
液を用いるほかは製造例1と同様にして、黄褐色透明の
ジュアゼイロ樹皮抽出物溶液750mlを得た(固形分
濃度:1.6%)。
ジュアゼイロ樹皮抽出物溶液600mlを60mlに濃
縮した後凍結乾燥し、ジュアゼイロ樹皮抽出物粉末1
2.0gを得た。
後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成
分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成
分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(50
00rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを5
0℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さら
に30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成
分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
ド2.0部に代えてコウジ酸1.0部を用いるほかは実
施例5と同様にして乳液を得た。
ド2.0部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは
実施例5と同様にして乳液を得た。
ド2.0部に代えてレチノール1.0部を用いるほかは
実施例5と同様にして乳液を得た。
ド2.0部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸
1.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得
た。
後、200メッシュのタイラーメッシュの篩にかけ、得
られた混合粉末を金型に打型してプレストパウダーを得
た。
た。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し
込み、室温になるまで攪拌してリキッドファンデーショ
ンを得た。
これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散
させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞ
れ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら
加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間
ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、
D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃
以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
成分にB成分を攪拌しながら加え溶解させてヘアートニ
ックを得た。
リートメントを得た。本品はヘアーパックとしても好適
なものであった。
解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温ま
で冷却してヘアーシャンプーを得た。
解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温ま
で冷却してヘアーリンスを得た。
解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温ま
で冷却してボディシャンプーを得た。
解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを
攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これ
を型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、
充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
GE2)産生抑制作用 [試料]製造例2のジュアゼイロ樹皮抽出物溶液
ot.010519(7))を、10%FBS含有イーグルMEM培地を入
れた96穴マイクロプレートに5.0×103個/穴播
種し、37℃で3日間培養した後、培地に試料溶液を
1.0又は2.0%の濃度(溶液として)となるように
添加し、さらに24時間培養した。次に培養器の底面か
ら0.5mW/cm2のUVBを照射し、さらに2日間
培養後、培養上清に分泌されたPGE 2の量をPGE2
測定キット(カイマンケミカル社製)を用いて測定し
た。ポジティブコントロールとしてはインドメタシンを
用いた。
ように、ジュアゼイロ樹皮抽出物は、強力な抗炎症医薬
品であるインドメタシンと同等に近いPGE2産生抑制
作用を示し、強い抗炎症効果を持つことが分かった。
女5名を被験者とし、各々の上腕部内側をエタノールで
拭って皮脂を除去し、該部位に、フィンチャンバーのア
ルミ板に試料0.2mlを塗布したものを貼付した。2
4時間後にフィンチャンバーを除去し、皮膚刺激の程度
をつぎに述べる方法並びに基準により判定した。
後及び48時間後に、貼付部位の紅斑及び浮腫の状況
を、以下の「ドレイズ法による皮膚刺激性判定基準」に
基づき目視判定した。 (紅斑)スコア 皮膚の状態 0 : 紅斑なし 1 : 極く軽度の紅斑 2 : 明らかな紅斑 3 : 中程度から強い紅斑 4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成 (浮腫)スコア 皮膚の状態 0 : 浮腫なし 1 : 極く軽度の浮腫 2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能) 3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり) 4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
合もジュアゼイロ樹皮抽出物との接触による皮膚刺激は
全く認められず、該抽出物が安全性に極めてすぐれたも
のであることが明らかである。
してなる本発明の化粧料は、配合成分のジュアゼイロ抽
出物が起炎物質の産生抑制に基づく強い抗炎症活性を示
すことから、皮膚に適用した時、従来の美白化粧料や老
化防止化粧料に比してよりすぐれた美白並びに皮膚老化
防止効果を発揮し、又配合成分が天然物由来のものであ
るため皮膚に対する刺激が少なく安全性にもすぐれてい
る。
ィンE2(PGE2)の生成量を示すグラフである(縦
軸:PGE2量pg/ml)。
Claims (2)
- 【請求項1】 ジュアゼイロ(Juazeiro)(学名:Rhamnac
eae Zizyphus joazeiro)の抽出物を配合したことを特徴
とする化粧料。 - 【請求項2】 ジュアゼイロの樹皮の抽出物が配合され
ている請求項1に記載の化粧料。
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