JP5629489B2 - 化粧料 - Google Patents
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japonica)、オオムラサキシキブ(Callicarpa japonica var. luxurians)、コムラサキ(Callicarpa dichotoma)、ホウライムラサキ(Callicarpa formosana)、ヤブムラサキ(Callicarpa mollis)などがあげられる。
また、乳化剤乃至乳化助剤として、酵素処理ステビアなどのステビア誘導体、レシチン及びその誘導体、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ジュアゼイロ(Rhamnaceae zizyphus joazeiro)抽出物等を配合することもできる。
その表面の色相(H)がマンセル表色系において10PB〜10Rの範囲内のムラサキシキブの果実3.0gに精製水30gを加え、40℃で3時間抽出した。得られた溶液をろ過して、褐色透明の溶液(固形分濃度2.0%)16gを得た。これを精製水で10倍に希釈し、ムラサキシキブ抽出物溶液とした。
製造例1で用いたムラサキシキブの果実の代わりに、その表面の色相(H)がマンセル表色系において10PB〜10Rの範囲内のオオムラサキシキブの果実を用いたほかは、製造例1と同様にして褐色透明の溶液(固形分濃度1.8%)14gを得た。これを精製水で10倍に希釈し、オオムラサキシキブ抽出物溶液とした。
製造例1で用いたムラサキシキブの果実の代わりに、その表面の色相(H)がマンセル表色系において10PB〜10Rの範囲内のコムラサキの果実を用いたほかは、製造例1と同様にして褐色透明の溶液(固形分濃度1.9%)15gを得た。これを精製水で10倍に希釈し、コムラサキ抽出物溶液とした。
製造例1で用いたムラサキシキブの果実の代わりに、その表面の色相(H)がマンセル表色系において10PB〜10Rの範囲内のホウライムラサキの果実を用いたほかは、製造例1と同様にして褐色透明の溶液(固形分濃度1.8%)15gを得た。これを精製水で10倍に希釈し、ホウライムラサキ抽出物溶液とした。
製造例1で用いたムラサキシキブの果実の代わりに、その表面の色相(H)がマンセル表色系において10PB〜10Rの範囲内のヤブムラサキの果実を用いたほかは、製造例1と同様にして褐色透明の溶液(固形分濃度1.7%)14gを得た。これを精製水で10倍に希釈し、ヤブムラサキ抽出物溶液とした。
その表面の色相が、マンセル表色系において10Y〜5YRの範囲内のムラサキシキブの果実3.0gに精製水30gを加えて、40℃で3時間抽出した。得られた溶液をろ過し、精製して褐色透明の溶液(固形分濃度1.8%)15gを得た。これを精製水で10倍に希釈し、比較用のムラサキシキブ抽出物溶液とした。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
ヘキサラン (注1) 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
(注1)株式会社テクノーブル製 トリオクタン酸グリセリル
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
モイストン・C (注2) 1.0
精製水 全量が100部となる量
(注2)株式会社テクノーブル製 NMF成分
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
[A成分] 部
製造例1の抽出物溶液 5.0
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルアルコール 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して化粧水を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは実施例と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム2.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(株式会社テクノーブル製、商品名「グレイスノウ*雪*HP」、固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて白芥子抽出物(株式会社テクノーブル製、商品名「シナブランカ−WH」、固形分濃度1.0%)5.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
実施例5のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてγ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸1.0部を用いるほかは実施例5と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.4
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0
セトステアリルアルコール 0.2
液状ラノリン 2.0
流動パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.5
プロピルパラベン 0.05
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
ベントナイト 0.5
プロピレングリコール 4.0
トリエタノールアミン 1.1
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ加温した後混合攪拌した。これを再加温し、上記のC成分を添加して型に流し込み、室温になるまで攪拌してリクイドファンデーションを得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却してクリームファンデーションを得た。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の抽出物溶液 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
[方法]
比較製造例1で得られたムラサキシキブの果実の抽出物溶液、及び製造例1で得られたムラサキシキブの果実の抽出物溶液を、それぞれ精製水で10倍に希釈した溶液について、可変分光光度計を用いて紫外線極大吸収波長の測定を行った。比較製造例1の抽出物溶液についての測定結果を図1に、製造例1の抽出物溶液についての測定結果を図2に示す。
図1,2に示すように、比較製造例1で得られたムラサキシキブの果実の抽出物溶液は紫外線吸収特性を示した一方、製造例1で得られたムラサキシキブの果実の抽出物溶液は紫外線吸収特性を示さないことが明らかになった。すなわち、その色相がマンセル表色系において10Y〜5YR(黄色、黄赤色)の範囲内のムラサキシキブの果実を用いて得られる比較製造例1の抽出物溶液は、紫外線吸収特性を示したのに対して、その色相がマンセル表色系において10PB〜10R(青紫色、紫色、赤紫色、赤色)の範囲内のムラサキシキブの果実を用いて得られる製造例1の抽出物溶液は、紫外線吸収特性を示さなかったことが確認された。
Claims (2)
- クマツヅラ科(Verbenaceae)ムラサキシキブ属(Callicarpa)に属する植物の果実から得られる抽出物を有効成分とする化粧料であって、前記果実は、その表面の色相(H)がマンセル表色系において10PB〜10Rの範囲内であり、当該果実の抽出物は紫外線吸収特性を有さないことを特徴とする化粧料。
- ムラサキシキブ属に属する植物がムラサキシキブ(Callicarpa japonica)であることを特徴とする請求項1記載の化粧料。
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