JP2003012193A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2003012193A
JP2003012193A JP2001199312A JP2001199312A JP2003012193A JP 2003012193 A JP2003012193 A JP 2003012193A JP 2001199312 A JP2001199312 A JP 2001199312A JP 2001199312 A JP2001199312 A JP 2001199312A JP 2003012193 A JP2003012193 A JP 2003012193A
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JP
Japan
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sheet
image forming
forming apparatus
positional deviation
signal
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Takuya Mukohara
卓也 向原
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストアップすることなく、画像形成装置の様
々なシートの種類を確実に検知できる手法を提供するこ
と。 【解決手段】シート搬送方向に対するシートの位置ズレ
を検知する位置ズレ検知手段を有する画像形成装置にお
いて、前記位置ズレ検知手段は、搬送されるシートの種
類を判別するシート種検知手段を兼ね備えた位置ズレ&
種類検知センサ3を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は様々な種類のシート
を搬送するシート搬送装置、及び様々な種類のシートに
画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図を用いて従来の技術を説明する。図1
4は従来の画像形成装置における給送構成の概要を示す
イメージ図であり、図15は従来の画像形成装置におけ
るシートの種類を検知するセンサの斜視図であり、図1
6は従来の画像形成装置におけるシートの種類を検知す
るセンサの概要図である。
【0003】従来より、様々なシートの給送方式とし
て、カセット給送、マルチトレイ給送、両面再給送を行
なう画像形成装置がある。
【0004】図14に示すように、カセット給送におい
ては、不図示のメカニカルなフラグとフォトインタラプ
タとを用いたカセットシート有無センサが装備され、シ
ートの有無が検知される。カセット内のシートは、ピッ
クアップローラにより持ち上げられてフィードローラに
より給送口に給送される。リタードローラは、フィード
ローラと逆回転に駆動され、ピックアップローラにより
ピックアップされたシートのうち、最上部に配置してい
るシートのみを分離搬送し、シートの重送を防止する。
【0005】マルチトレイ給送においては、不図示のメ
カニカルなフラグとフォトインタラプタとを用いたマル
チシート有無センサが装備され、シートの有無が検知さ
れる。マルチトレイ内のシートは、ピックアップ&フィ
ードローラにより持ち上げられて、給送口に給送され
る。マルチトレイは、OHT(オーバーヘッドプロジェ
クタ用の透過性シート)、色付きのシート、封筒等のシ
ートを一時的にプリントする際において、簡単に給送口
にセットできる利点を有している。
【0006】両面再給送においては、シートの端部を所
定の位置に配置させるために、不図示のメカニカルな補
正手段が装備されており、シートが所定の位置に配置さ
れるように補正移動される。そして、カセット給送やマ
ルチトレイ給送と同様に給送口に搬送される。
【0007】画像形成装置に用いられるシートは、普通
紙以外にも、OHTや光沢用紙、第二原図、厚紙等の様
々なメディアが存在している。昨今のプリンタ等におい
ては、ユーザビリティの観点からこのようなシートの種
類を自動検知することが必須とされており、各種のシー
トの種類の検知センサが搭載されている。この各シート
種検知センサは、主に光半導体による発光素子及び受光
素子を用いて構成されている場合が多い。
【0008】様々なサイズのシートは、給送トレイ内に
おける仕切り板等によって区別して配置される。区別の
仕方は、シート中央部を基準として各給送トレイ内に配
置させるものと、シート端部を基準として各給送トレイ
内に配置されるものとに大別される。
【0009】中央基準の給送トレイの場合には、図15
に示すようなプリズムの反射を用いた光センサにてシー
ト種類の検知が行われる場合が多い。普通紙の場合には
光が遮光されることに対して、OHTでは光が透過し、
受光素子であるフォトトランジスタが駆動され、光透過
信号がマイコンにより検知される。また、端部基準の給
送トレイの場合には、上述のプリズムの反射を用いた光
センサに加えて、図16に示すような汎用のフォトイン
タラプタを用いることができる。シート端部にて汎用の
フォトインタラプタを用いれば、プリズムを構成する必
要がないのでより低コストにて紙種検知センサを構成す
ることが可能となる。
【0010】図15、図16にて説明したようなシート
種検知センサを用いることによって、シート種類の自動
判別を可能とし、さらに、各シートの種類に最適なシー
ケンスにてプリントすることが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発光素
子と受光素子を組み合わせた一つの光センサによってシ
ートの種類を検知するので、シートの一部においてのみ
シートの種類を検知することが可能であり、様々な帯付
きのOHTを検知することが困難であった。
【0012】また、帯付きのOHTの配置の仕方(表、
裏、横、縦)により、シートにおける帯の配置が異なる
ため、シートの種類の検知を行うことが困難であるとい
う課題があった。また、パンチ穴の空いたシートの誤検
知を行う可能性があった。また、シート種検知センサが
故障した場合においては、交換する以外に復帰手段がな
いという課題があった。そして、この課題を解決するた
めに複数個の光センサを配置すると、コストが上昇する
という課題があった。
【0013】そこで本発明は、上述の点に鑑みてなされ
たもので、コストアップすることなく、画像形成装置の
様々なシートの種類を確実に検知できる手法を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の代表的な構成は、シート搬送方向に対する
シートの位置ズレを検知する位置ズレ検知手段を有する
画像形成装置において、前記位置ズレ検知手段は、搬送
されるシートの種類を判別するシート種検知手段を兼ね
備えたシート検知手段を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図面を参照して詳細に説明する。説明
は、画像形成装置の全体説明、シート搬送装置の説明、
位置ズレ検知方法の説明、シート種検知方法の説明の順
で行なう。
【0016】本発明の画像形成装置は、従来、両面給送
されるシート自体の側部配置を機械的に補正していたこ
とに対して、給送手段を問わず、給送されるシートの位
置ズレ量を電気的に検知して、画像形成装置における露
光手段(図1参照)による画像信号の書き出し位置を補
正するものである。第1実施形態では、コンタクトイメ
ージセンサを利用して、給送口に搬送されるシートに生
じる位置ズレ(シートの搬送方向と直行する方向のズ
レ)を検知する手法にて以下の説明を行う。
【0017】一般的に、前記位置ズレは、一度プリント
されたシートが両面再給送される場合に最もズレ量が多
くなりやすい。従って、カセット給送やマルチトレイ給
送から給送されるシートの位置ズレ検知を行うことも容
易に可能であるが、両面再給送の際に行う位置ズレ補正
検知が最も効果的である。
【0018】第1実施形態に係る画像形成装置は、コン
タクトイメージセンサのアナログ出力値をADコンバー
タを用いて検知することにより、シートの種類を判別す
ることを特徴とする。
【0019】(画像形成装置)図1は電子写真プロセス
を用いた画像形成装置の概略図である。図1に示す画像
形成装置は中間転写ベルト56を使用し、各色ごとに現像
器52(52a、52b、52c、52d)、露光手段55(55a、
55b、55c、55d(以下「レーザスキャナ」))、像担
持体51(51a、51b、51c、51d(以下「感光体ドラ
ム」))、帯電ローラ53(53a、53b、53 、53)、ク
リーニング手段54(54a、54b、54c、54d)を備えて
いる。
【0020】図1中の第1の感光体ドラム51aは矢印d
1の方向に所定の周速で回転駆動されながら帯電ローラ
53aにて一様に帯電され、レーザスキャナ55aから走査
されるデジタル画像信号に対応して変調されたレーザビ
ームを結像露光光学系を介して受けることにより第1色
(ここではイエロー)成分の静電潜像を形成する。
【0021】続いて、第1の現像器52aを用いて第1色
(イエロー)トナーによって静電潜像は現像され、第1
色成分に対する可視像を得る。以上に記した手順を第2
色(マゼンタ)、第3色(シアン)、第4色(ブラッ
ク)に対して行なう。尚、中間転写ベルト56は矢印d2
の方向に感光体ドラム51aと同じ周速で回転駆動され
る。感光体ドラム51aから中間転写ベルト56へのイエロ
ー可視像の転写(1次転写)は電源S1から供給される
一次転写バイアスを印加することにより行なう。
【0022】以後、マゼンタ、シアン、ブラックについ
ても同様の手段を用いて順次中間転写ベルト56の上に重
ね合わせて1次転写することによって、重ね合わせたト
ナー画像を得る。
【0023】中間転写ベルト56上に形成されたトナー画
像は2次転写ローラ57とのニップ部において後述するシ
ート搬送装置から搬送されてくるシートP上に一括転写
(2次転写)される。
【0024】トナー画像を2次転写されたシートPは定
着装置58へ搬送され、定着ローラと加圧ローラの定着ニ
ップ部において熱と圧力によってトナー画像が定着され
る。
【0025】(シート搬送装置)図2に画像形成装置に
おける給送構成の概要を示すイメージ図を示す。図2に
示すシート搬送装置60は、様々なシートの給送方式とし
て、カセット給送、マルチトレイ給送、両面再給送を行
なう画像形成装置がある。
【0026】カセット給送において、カセット内のシー
トはカセットシート有無センサにより検知され、ピック
アップローラにより持ち上げられてフィードローラによ
り給送口に給送される。リタードローラは、フィードロ
ーラと逆回転に駆動され、ピックアップローラによりピ
ックアップされたシートのうち、最上部に配置している
シートのみを分離搬送し、シートの重送を防止する。
【0027】マルチトレイ給送においては、マルチシー
ト有無センサが装備され、シートの有無が検知される。
マルチトレイ内のシートは、ピックアップ&フィードロ
ーラにより持ち上げられて、給送口に給送される。マル
チトレイは、OHT(オーバーヘッドプロジェクタ用の
透過性シート)、色付きのシート、封筒等のシートを一
時的にプリントする際において、簡単に給送口にセット
できる利点を有している。
【0028】両面再給送においても、カセット給送やマ
ルチトレイ給送と同様に給送口に搬送される。
【0029】(位置ズレ検知方法)図2乃至図6を用い
て、第1実施形態におけるコンタクトイメージセンサ
(以下「CIS」と省略する。)を用い、シートが給送
口に搬送される際に生じる位置ズレ検知手段について説
明する。
【0030】シートの給送口よりシート搬送方向下流に
は、端部位置ズレの検知を行なうCIS31が装備され、
シートの搬送方向と直行する方向の端部位置ズレが検知
される。検知された端部位置ズレ情報は、不図示のプリ
ンタコントローラにフィードバックされて、画像書き出
し位置の補正が行われる。このため、シートの端部位置
ズレ量に応じて、画像の書き出し位置を制御するので、
シートの位置ズレが生じた場合においても画像の欠落が
なく、所定の記録位置に画像を形成することが可能であ
る。
【0031】図3に画像形成装置におけるシートの位置
ズレ及び種類の双方を検知するセンサの概略斜視図を示
す。シートPが搬送される搬送路において、シート端部
に相当する部分の上部に発光素子32が、下部に受光素子
33が装備される。この発光素子32と受光素子33との間に
シートP及びシート端が存在する。また、発光素子32と
受光素子33とは、上下逆に配置された場合においても効
果は同様である。
【0032】図4は画像形成装置におけるシートの位置
ズレ及び種類の双方を検知するセンサとシートとの配置
関係、及び該センサに入出力する信号とのタイミングを
示す図である。
【0033】図4(a)に示すように、発光素子32は、
LED34とライトガイド35を有し、LED34から発光さ
れた光をライトガイド35により均一に受光素子33に対し
て照射する。受光素子33は、一般的にフォトダイオード
がアレイ状に構成されたものが用いられる。また、図4
(b)に示すように、受光素子33の受光モジュール(C
IS31)の出力は、発光素子32からの光がシートPによ
って遮断された場合には出力されずオフとなる。
【0034】オンオフの切り替わる位置がシートの配置
により変動することとなる。この光の遮断や透過を示す
オンオフ信号は、受光1素子ごとに反応し、シリアルの
アナログ信号として出力される。従って、このアナログ
信号を所定のスライスレベル電圧にて2値化したパルス
信号を生成し、パルス信号の量をカウントすることによ
り、シートの位置ズレ量を検知することが可能となる。
【0035】図5及び図6を用いて、このCIS31が出
力する前記パルス信号のカウント手法について説明す
る。図5は画像形成装置におけるシートの位置ズレ及び
種類の双方を検知するセンサをシートの位置ズレセンサ
と用いる時の検知回路ブロックを示した図である。図6
は画像形成装置におけるCIS31が出力するCISSN
S信号とCISSNS信号のサンプリング動作及びAD
コンバータ部に関係する各信号のタイミングを示した図
である。
【0036】図5において、パルス信号をカウントする
ためのモジュールは、マイコン1と、電流増幅部2と、
シート検知センサとしての位置ズレ&種類検知センサ3
と、2値化コンパレータ部4と、ロジックモジュール5
とから構成される。マイコン1は、位置ズレ&種類検知
センサ3に構成されるLED34を駆動するための信号を
出力する。出力されたLED駆動信号により、電流増幅
部2に電流増幅されてLED34を駆動し、光が発光され
る。発光された光は、図4(a)にて説明したように、
ライトガイドによりアレイ状の受光素子へと均一に照射
される。
【0037】ロジックモジュール5では、CIS31に入
力されるCISクロック(例えば、500KHz〜1M
Hz程度)と、CISスタートパルスがクロック生成部
10aにて生成され、CIS31へと入力される。CIS31
は、図6に示したように、前記CISスタートパルスに
同期して、アレイ状の受光素子33のスキャンを開始し、
前記CISクロックと同じクロック幅の位置ズレアナロ
グデータをシリアルに出力する。
【0038】出力される位置ズレアナログデータ信号
(以下、CISSNS信号)を図6に示す。このCIS
SNS信号には所定のデータ保証領域があるため、CI
Sクロックの立ち上がりタイミングから所定の時間が経
過した後にサンプリングする必要がある。サンプリング
を行う際には、デジタルデータとしてパルスカウントが
行われる。つまり、CISSNS信号を2値化コンパレ
ータ部4にて所定のスライスレベル電圧と比較し、0ま
たは1のデジタルパルス信号に変換する。以下、このデ
ジタルパルス信号をCISSNSデジタル信号と表す。
但し、2値化コンパレータ部4においては、応答の遅延
時間(例えば、50ns)が発生するため、CISSN
Sデジタル信号の遅延時間も考慮したデータ保証領域が
サンプリングされる。
【0039】図6のCISサンプリングクロックは、こ
のデータ保証領域にて確実にサンプリングを行うタイミ
ングとなるように、CISクロックの立ち上がりエッジ
から所定周期遅延されて生成されたものである。
【0040】また、CISSNS信号は、CISクロッ
クの立ち上がりと立ち下りの双方のエッジに同期してシ
リアル出力される。このため、CISサンプリングクロ
ックの周波数は、CISクロックの周波数の2倍となる
ように生成され、CISサンプリングクロックの立ち上
がりエッジにて、CISSNSデジタル信号がサンプリ
ングされる。
【0041】図5におけるパルスカウント部12は、クロ
ック生成部10aより入力されるCISスタートパルスに
同期して、カウントが開始される。CISSNSデジタ
ル信号のカウントは、クロック生成部10aのCISサン
プリングクロックにより行われ、カウントしたデータ値
は、ロジックモジュール5に構成されるレジスタ11a
に、例えば10bitカウントデータ13としてラッチさ
れる。ラッチ動作は、クロック生成部10aにおけるCI
Sスタートパルスに同期して行われる。その後、マイコ
ン1によりラッチされたカウントデータが読み出される
ことにより、シートが給送口に搬送される際に生じる位
置ズレ量を検知することが可能となる。
【0042】(シート種検知方法)次に、CIS31を用
いて、OHT等のシート種検知手段について、図2、図
7乃至図10を用いて説明する。
【0043】図2において、画像形成装置における位置
ズレ&種類検知センサ3の配置を示している。カセット
給送及びマルチトレイ給送から搬送される双方のシート
の種類を判別するセンサとして活用するため、給送口の
後に配置される。
【0044】図7は、画像形成装置におけるシートの位
置ズレ及び種類の双方を検知する構成を示す概略回路ブ
ロック図である。便宜上、上述したCIS31にが出力す
るCISSNS信号を2値化したCISSNSデジタル
信号をサンプリングするための構成ブロックは、図7に
おいて省略する。
【0045】図6は、CIS31が出力するCISSNS
信号と、CISSNS信号のサンプリング動作及びAD
コンバータ部21に関係する各信号のタイミングを示した
ものである。図8は画像形成装置におけるAD取り込み
タイミング生成部内の各信号のタイミングを示す図であ
る。図9は画像形成装置におけるCIS31の1スキャン
中における信号のタイミングを示す図である。尚、図6
におけるタイミングAと図7におけるタイミングAは同
じであり、図7におけるタイミングBと図8におけるタ
イミングBは同じである。
【0046】図7において、CIS31が出力するCIS
SNS信号の電圧値をADコンバータ部21を用いて検知
するモジュールは、マイコン1と、電流増幅部2と、位
置ズレ&種類検知センサ3と、ロジックモジュール6と
から構成される。位置ズレ&種類検知センサ3に入力さ
れるCISクロックとCISスタートパルス及び出力さ
れるCISSNS信号は、上述のシート位置ズレ検知と
同様であるので、説明を省略する。
【0047】ロジックモジュール6は、ADコンバータ
部21と、AD取込タイミング生成部22と、ADセレクト
信号生成部20と、クロック生成部10bと、レジスタ11b
とから構成される。レジスタ11bは、ADフラグレジス
タ14(1bit)と、ADスタート位置設定レジスタ15
(8bit)と、ADデータレジスタ16(10bit)
とから構成される。
【0048】ADフラグレジスタ14は、マイコン1によ
りセットされ、AD取り込み許可信号のラッチ動作及び
出力を行う。ADスタート位置設定レジスタ15は、マイ
コン1によりデータをセットされ、CIS31の1スキャ
ンにおいて、どの位置のCISSNS信号をモニタする
かが設定される。ADデータレジスタ16には、ADコン
バータ部21により出力されるデジタルデータが後述する
ADGET信号によりラッチされる。マイコン1により
セットされるADフラグレジスタ14は、ADGET信号
によりクリア処理される。また、ADデータレジスタ1
6は、ADGET信号に同期して新しいデータに更新さ
れる。
【0049】ADフラグレジスタ14より出力されたAD
取り込み許可信号は、ADセレクト信号生成部20に入力
され、ADセレクト信号が生成される。AD取り込み許
可信号とADセレクト信号のタイミングを図8及び図9
に示す。ADセレクト信号は、AD取り込み許可信号に
同期して、Hにセットされる。ADコンバータ部21は、
ADセレクト信号からHレベルが入力されると、入力端
子に印加されているアナログ電圧を内部のコンデンサに
サンプリング充電する。そして、ADスタートパルスが
出力されると、その所定時間後(1μs以下程度)に、
ポートセレクト信号がLにセットされ、サンプリングさ
れていたアナログ信号のホールドが行われる。尚、該ポ
ートセレクト信号は、複数のアナログ入力ポートを切り
換えるために生成されるものであり、画像形成装置にお
ける複数のアナログ電圧の検知を行うことを可能として
いる。
【0050】ADコンバータ部21内では、ADスタート
パルスが入力されると、次のADクロックの立ち上がり
エッジに同期して、ADサンプリング信号及びポートセ
レクト信号をLにセットし、それまで内部コンデンサに
サンプル&チャージしていたアナログ電圧をホールドす
る。そして、ADスタートパルスの入力から5番目のA
Dクロックの立ち上がりに同期して、1bitずつデジ
タルデータの生成とラッチを行う。
【0051】AD取込タイミング生成部22では、ADス
タートパルスの入力から20番目のADクロックの立ち
上がり後に発生するシステムクロック(ロジックモジュ
ール6を動作させる基本クロック)の立ち上がりエッジ
に同期して、デジタルデータをADデータレジスタ16に
取り込むADGET信号が生成される。また、このAD
GET信号に同期して、前記ADフラグレジスタ14とA
Dセレクト信号がハードクリアされる。
【0052】また、ADスタートパルスとADクロック
のタイミングにより、ADコンバータ部21の内部コンデ
ンサにチャージされたアナログ電圧をホールドするタイ
ミングが決定される。ホールドするタイミングは、CI
S31の受光1素子が出力するアナログ電圧のデータ保証
領域にて行うように設定される。CIS31の受光1素子
が出力するアナログパルスは、CIS31に入力されるC
ISクロックにより一意的に決定されるので、ADクロ
ックとCISクロックは、図6に示すような所定のタイ
ミングにて生成される。
【0053】また、前述したように、ADスタートパル
ス入力後のADクロックの立ち上がりエッジに同期し
て、ADコンバータ部21の内部コンデンサにチャージさ
れたアナログ電圧をホールドするので、CIS31の1ス
キャン中に設定するADスタートパルスの位置によっ
て、CISSNS信号を取り込みたい位置を可変するこ
とができる。つまり、シートのあらゆる位置において、
CIS31が出力するCISSNS信号の取り込みを行う
ことが可能となる。従って、シートの種類の検知をシー
トのあらゆる位置において行うことが可能となる。
【0054】CIS31の1スキャン中における、ADス
タートパルスの発生タイミングを設定する手法の一例を
図10を用いて説明する。図10は画像形成装置におけ
るコンタクトイメージセンサの1スキャンにおいて、A
Dスタートパルスの発生タイミングに関係する信号のタ
イミングを示した図である。
【0055】マイコン1は、ADスタート位置設定レジ
スタ15にシート種を検知したい位置を設定する。例え
ば、1スキャンを256分割した位置にて設定可変とす
る場合には、8bitのレジスタを所定の値に設定す
る。設定されたADスタートパルスの発生位置信号は、
クロック生成部10bへと入力され、CISスタートパル
スに同期してラッチされる。ADスタートパルスは、前
記ラッチされたデータに対応する時間後に生成され、A
Dコンバータ部21とAD取込タイミング生成部22に出力
される。
【0056】このようにして生成されたADスタートパ
ルスに従い、位置ズレ&種類検知センサ3の出力するC
ISSNS信号のアナログ出力値をモニタすることによ
り、シートのあらゆる位置において受光素子33が出力す
るアナログ電圧値を検知することが可能となる。
【0057】第1実施形態では、CIS31の1スキャン
中にシート種類の検知を1回行う構成としていたけれど
も、別途レジスタを構成したり、1スキャン中に予め所
定の時間間隔にて複数回以上のADスタートパルス信号
が発生されるように構成する等すれば、容易に1スキャ
ン中にシート種類の検知を少なくとも2回以上にわたり
複数の位置にて行うことができる。
【0058】また、シート種類の検知を少なくとも2回
以上にわたり複数の位置にて行うことができることで、
帯付きのOHTやパンチ穴の空いたシートを的確に検知
できることが可能となる。また、CIS31の各素子が部
分的に故障した場合においても、故障していない受光素
子の値のみを用いることにより容易に故障対応すること
が可能となる。
【0059】また、第1実施形態では、CIS31につい
て説明を行ったが、CCDやCMOS等を用いたエリア
イメージセンサに置き換えた場合においても、容易にシ
ート種類の検知を行うことができる。
【0060】このような構成にすることにより、給送さ
れるシートの位置ズレ補正機能とシート種検知機能との
双方の機能とを兼用し、さらにシートのあらゆる位置に
てシート種検知を行なうことを可能とし、その結果帯付
きOHT等のあらゆるシートをより正確かつ確実に検知
することができるため、コストアップすることなく、画
像形成装置の様々なシートの種類を確実に検知できる手
法を提供することができる。
【0061】(第2実施形態)本発明の第2実施形態を
図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において、
前記実施形態と同様の構成については、同様の符号を付
し、説明を省略する。
【0062】第2実施形態に係る画像形成装置は、CI
S31のアナログ出力値に関して、所定期間にわたり電圧
のピーク値(最大変化量)をサンプルホールドし、サン
プルホールドされた電圧をADコンバータ等により検知
することにより、シートの種類を判別することを特徴と
する。
【0063】第2実施形態におけるCIS31を用いるこ
とにより、シートが給送口に搬送される際に生じる位置
ズレを検知する手法は、第1実施形態と同様に行われる
ので説明を省略する。
【0064】図11は画像形成装置におけるシートの位
置ズレ及び種類の双方を検知する構成を示す概略回路ブ
ロック図である。具体的には、CIS31が出力するCI
SSNS信号をアナログ・ピークホールド回路部8にて
ピーク値検知し、ADコンバータ部21により前記ピーク
電圧値をデジタル変換する概略モジュール構成を示した
ものである。便宜上、上述したCIS31が出力するCI
SSNS信号を2値化したCISSNSデジタル信号を
サンプリングする構成は、図11において省略する。
【0065】図12は、画像形成装置におけるピークホ
ールドされたアナログ電圧とアナログ・ピークホールド
回路部とADコンバータ部に関係する各信号のタイミン
グを示した図である。
【0066】図11において、位置ズレ&種類検知セン
サ3に入力する信号及び出力される信号は、第1実施形
態記載のシート位置ズレ検知と同様であるので、説明を
省略する。
【0067】アナログ・ピークホールド回路部8が出力
するアナログ電圧値をADコンバータ部21を用いて検知
するモジュールは、マイコン1と、ロジックモジュール
7とから構成される。さらに、ロジックモジュール7
は、ADコンバータ部21と、ADセレクト信号生成部20
と、クロック生成部10cと、ピークホールド・ウィンド
ウパルス生成部23と、レジスタ11cとから構成される。
レジスタ11cは、ADフラグレジスタ14(1bit)
と、ウィンドウスタート位置設定レジスタ18(8bi
t)と、ウィンドウストップ位置設定レジスタ19(8b
it)と、ADデータレジスタ16(10bit)とから
構成される。
【0068】ADフラグレジスタ14は、マイコン1によ
りセットされ、AD取り込み許可信号のラッチ動作及び
出力が行われる。ウィンドウスタート位置設定レジスタ
18とウィンドウストップ位置設定レジスタ19は、マイコ
ン1によりデータをセットされ、CIS31の1スキャン
において、どの位置のアナログパルス信号をどれくらい
の時間幅においてモニタするかが設定される。ADデー
タレジスタ16には、第1実施形態と同様に、ADコンバ
ータ部21により出力されるデジタルデータがADGET
信号によりラッチされる。マイコン1によりセットされ
るADフラグレジスタ14は、ADGET信号によりクリ
ア処理され、ADデータレジスタ16は、ADGET信号
により新しいデータに更新される。
【0069】前記ADフラグレジスタ14より出力された
AD取り込み許可信号は、第1実施形態と同様に、AD
セレクト信号生成部20に入力され、ADセレクト信号が
生成される。また、ADコンバータ部21に入力されるA
DクロックとADスタートパルス、ADコンバータ部21
の内部動作、AD取込タイミング生成部22から出力され
るADGET信号についても第1実施形態と同様なので
説明を省略する。
【0070】マイコン1は、前述したとウィンドウスト
ップ位置設定レジスタ19に対して、CIS31が出力する
CISSNS信号をピークホールド検知する位置を設定
する。例えば、1スキャンを256分割した位置にて設
定可変とする場合には、8bitのレジスタを設定す
る。
【0071】設定されたウィンドウスタート位置設定レ
ジスタ18とウィンドウストップ位置設定レジスタ19
は、ピークホールド・ウィンドウパルス生成部23へと入
力され、CISスタートパルスに同期してラッチされ
る。
【0072】ピークホールド・ウィンドウパルス生成部
23内では、ウィンドウスタート位置設定レジスタ18の値
に対応したウィンドウスタートパルスと、ウィンドウス
トップ位置設定レジスタ19に対応したウィンドウストッ
プパルスとが生成される。そして、ウィンドウスタート
パルスによりHレベルにセットされ、ウィンドウストッ
プパルスによりLレベルにクリアされるピークホールド
・ウィンドウパルスが生成され、アナログ・ピークホー
ルド回路部8に入力される。
【0073】クロック生成部10cでは、ピークホールド
・ディスチャージパルスが生成される。ピークホールド
・ディスチャージパルスは、アナログ・ピークホールド
回路部8にてピークホールドした電荷の放電を行うパル
ス信号である。図12に示すように、ピークホールド・
ディスチャージパルスは、AD取り込み許可信号の立ち
上がりエッジ及び立ち下りエッジの双方に同期して出力
される。
【0074】次に、前記ピークホールド・ウィンドウパ
ルスとピークホールド・ディスチャージパルスを入力さ
れたアナログ・ピークホールド回路部8内の動作につい
て説明する。
【0075】アナログ・ピークホールド回路部8は、C
IS31から入力されたCISSNS信号を前記ピークホ
ールド・ウィンドウパルスに従いピークサンプリングす
る。ピークホールド・ウィンドウパルスがLレベルの時
は、トランジスタTR1がオフされるので、CISSN
S信号がオペアンプIC1に入力される。抵抗器R1と
コンデンサC1は、CISSNS信号のノイズを除去す
るフィルタである。
【0076】オペアンプIC1は、入力されたCISS
NS信号をバッファ出力する。但し、オペアンプIC1
の出力は、入力電圧に対してダイオードD1のVf電圧
分高い値を出力する。そして、オペアンプIC2に対し
て、ダイオードD2のVf電圧を降下した値を入力する
ことになる。従って、ダイオードD1とダイオードD2
のVf電圧が相殺されてバッファ出力されることとな
る。ダイオードD2と抵抗器R2及びコンデンサC2
は、トランジスタTR2がオフの時に、ピーク電圧がホ
ールドされる。逆に、ピークホールド・ディスチャージ
パルスがHの時にトランジスタTR2は、オンされるの
で、コンデンサC2に蓄積した電荷は放電される。オペ
アンプIC2は、ピークホールド・ウィンドウパルスの
L期間にわたりピーク値ホールドされた電圧値をADコ
ンバータ部21へと出力する。その後、ピークホールド
・ディスチャージパルスによりサンプリングした電圧の
放電が行われる。
【0077】以上のようにして検知した位置ズレ&種類
検知センサ3の出力するCISSNS信号のアナログ出
力値を第1実施形態のADコンバータ部21と同様の動作
により、ADデータレジスタ16にラッチする。ラッチさ
れたADデータをマイコン1により読み出すことによ
り、シートのあらゆる位置における受光素子33のアナロ
グ電圧値を検知することが可能となる。
【0078】第2実施形態では、CIS31の1スキャン
中にシート種類のピークホールド検知を1回行う構成と
したが、別途レジスタを構成したり、1スキャン中に予
め所定の時間間隔にて複数回以上のウィンドウスタート
信号及びウィンドウストップ信号が発生されるように構
成する等すれば、容易に1スキャン中にシート種類の検
知を少なくとも2回以上にわたり複数の位置にて行うこ
とができる。
【0079】また、シート種類の検知を少なくとも2回
以上にわたり複数の位置にて行うことができることによ
り、帯付きOHTやパンチ穴の空いたシートを的確に検
知できることが可能となる。また、CIS31の各素子が
部分的に故障した場合においても、故障していない受光
素子の値のみを用いることにより容易に故障対応するこ
とが可能となる。
【0080】また、第2実施形態では、CIS31につい
て説明を行ったが、CCDやCMOS等を用いたエリア
・イメージ・センサに置き換えた場合においても、容易
にシート種類の検知を行うことができる。
【0081】また、第2実施形態では、CIS31が出力
するアナログのCISSNS信号をピークホールドする
構成にて説明したが、これに類似したシートの位置ズレ
を検知するセンサや検知回路を構成し、最小出力値や積
分平均値等を検知することにより、シート種類の検知を
行うことも可能である。
【0082】(第3実施形態)以下、本発明の第3実施
形態を図面を参照して詳細に説明する。以下の説明にお
いて、前記実施形態と同様の構成については、同様の符
号を付し、説明を省略する。
【0083】第3実施形態に係る画像形成装置は、CI
S31のアナログ出力値に関して、所定期間にわたり電圧
のピーク値をサンプルホールドし、サンプルホールドさ
れた電圧をマイコン1等に内包されるADコンバータに
より検知することにより、シートの種類を判別すること
を特徴とする。
【0084】図13は画像形成装置におけるシートの位
置ズレ及び種類の双方を検知する構成を示す概略回路ブ
ロック図である。具体的には、CIS31が出力するCI
SSNS信号をアナログ・ピークホールド回路部8にて
ピーク値検知し、マイコン1に内包されるADコンバー
タにより前記ピーク電圧値をデジタル変換する概略モジ
ュール構成を示したものである。便宜上、上述したCI
S31が出力するCISSNS信号を2値化したCISS
NSデジタル信号をサンプリングする構成は、図13に
おいて省略する。
【0085】アナログ・ピークホールド回路部8が出力
するアナログ電圧値をマイコン1に内包されるADコン
バータ部21を用いて検知するモジュールは、マイコン1
と、ロジックモジュール9とから構成される。さらに、
ロジックモジュール9は、クロック生成部10dと、ピー
クホールド・ウィンドウパルス生成部23と、レジスタ11
dとから構成される。レジスタ11dは、ADフラグレジ
スタ14(1bit)と、ウィンドウスタート位置設定レ
ジスタ18(8bit)と、ウィンドウストップ位置設定
レジスタ19(8bit)とから構成される。
【0086】第2実施形態において、クロック生成部10
cにて生成されていたADスタートパルスとレジスタ11
c内に構成されていたADデータレジスタ16は、第3実
施形態においてはマイコン1内のADコンバータにて処
理されるので必要性がない。そして、このADコンバー
タ機能をクロック生成部10c及びレジスタ11cより取り
除いたものがクロック生成部10d及びレジスタ11dとさ
れる。従って、レジスタ11dに対するデータの書き込み
(セット及びクリア)は、マイコン1により行われる。
【0087】アナログ・ピークホールド回路部8から出
力されるアナログ検知信号を取り込む手法は、第1実施
形態と比較して、ADコンバータの取り込みタイミング
等に関して速度的余裕度が増加する。第1実施形態で
は、CISSNS信号のデータ保証領域(300ns程
度)であったことに対し、ピークホールド・ウィンドウ
パルスの時間幅(最適時間;100μs程度以下)にて
ADコンバータによるサンプリング及びホールドを行う
ため、マイコン等に内包されるADコンバータにおいて
も容易に検知することが可能となる。その結果、第2実
施形態と同様にシートのあらゆる位置においてシート種
類の判別を行うことが可能となる。
【0088】(他の実施形態)前述した実施形態におい
ては、画像形成装置として電子写真式の4色カラーレー
ザープリンタに適用した例を示したが、これに限るもの
ではなく、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置
に適用してもよい。また、プリンタもカラーのものに限
らず、単色のものでもよい。また画像形成方法は電子写
真方式でなくともよく、インクジェット式等の画像形成
装置にも適用できる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、シー
ト搬送方向に対するシートの位置ズレを検知する位置ズ
レ検知手段を有する画像形成装置において、前記位置ズ
レ検知手段は、搬送されるシートの種類を判別するシー
ト種検知手段を兼ね備えたシート検知手段を有するた
め、コストアップすることなく、画像形成装置の様々な
シートの種類を確実に検知できる手法を提供することが
できる。
【0090】つまり、例えばコンタクトイメージセンサ
を用いて側部レジスト位置ズレを検知し、画像信号を補
正するように構成し、かつシート種検知センサの代わり
にコンタクトイメージセンサを用いたシート種検知手段
を構成したので、コストアップすることなく、よりシン
プルな給送されるシートの位置ズレ補正機能とシート種
検知センサの双方の機能を兼用することが可能となる。
更に、コンタクトイメージセンサを用いてシートのあら
ゆる位置にてシート種の検知を行なうことが可能とな
り、帯付きOHT等のあらゆるシートをより正確かつ確
実に検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略
図である。
【図2】画像形成装置における給送構成の概要を示すイ
メージ図である。
【図3】画像形成装置におけるシートの位置ズレ及び種
類の双方を検知するセンサの概略斜視図である。
【図4】画像形成装置におけるシートの位置ズレ及び種
類の双方を検知するセンサとシートとの配置関係、及び
該センサに入出力する信号とのタイミングを示す図であ
る。
【図5】画像形成装置におけるシートの位置ズレ及び種
類の双方を検知するセンサをシートの位置ズレセンサと
用いる時の検知回路ブロックを示した図である。
【図6】画像形成装置におけるコンタクトイメージセン
サが出力するCISSNS信号とCISSNS信号のサ
ンプリング動作及びADコンバータ部に関係する各信号
のタイミングを示した図である。
【図7】第1実施形態に係る画像形成装置におけるシー
トの位置ズレ及び種類の双方を検知する構成を示す概略
回路ブロック図である。
【図8】画像形成装置におけるAD取り込みタイミング
生成部内の各信号のタイミングを示す図である。
【図9】画像形成装置におけるコンタクトイメージセン
サの1スキャン中における信号のタイミングを示す図で
ある。
【図10】第1実施形態に係る画像形成装置におけるコ
ンタクトイメージセンサの1スキャンにおいて、ADス
タートパルスの発生タイミングに関係する信号のタイミ
ングを示した図である。
【図11】第2実施形態に係る画像形成装置におけるシ
ートの位置ズレ及び種類の双方を検知する構成を示す概
略回路ブロック図である。
【図12】第2実施形態に係る画像形成装置におけるピ
ークホールドされたアナログ電圧とアナログ・ピークホ
ールド回路部とADコンバータ部に関係する各信号のタ
イミングを示した図である。
【図13】第3実施形態に係る画像形成装置におけるシ
ートの位置ズレ及び種類の双方を検知する構成を示す概
略回路ブロック図である。
【図14】従来の画像形成装置における給送構成の概要
を示すイメージ図である。
【図15】従来の画像形成装置におけるシートの種類を
検知するセンサの斜視図である。
【図16】従来の画像形成装置におけるシートの種類を
検知するセンサの概要図である。
【符号の説明】
A …タイミング B …タイミング P …シート S …電源 1 …マイコン 2 …電流増幅部 3 …位置ズレ&種類検知センサ 4 …2値化コンパレータ部 5 …ロジックモジュール 6 …ロジックモジュール 7 …ロジックモジュール 8 …アナログ・ピークホールド回路部 9 …ロジックモジュール 10a …クロック生成部 10b …クロック生成部 10c …クロック生成部 10d …クロック生成部 11a …レジスタ 11b …レジスタ 11c …レジスタ 11d …レジスタ 12 …パルスカウント部 13 …カウントデータ 14 …ADフラグレジスタ 15 …ADスタート位置設定レジスタ 16 …ADデータレジスタ 18 …ウィンドウスタート位置設定レジスタ 19 …ウィンドウストップ位置設定レジスタ 20 …ADセレクト信号生成部 21 …ADコンバータ部 22 …AD取込タイミング生成部 23 …ピークホールド・ウィンドウパルス生成部 30 …位置ズレセンサ 31 …CIS 32 …発光素子 33 …受光素子 33a …受光モジュール 34 …LED 35 …ライトガイド 51 …像担持体(51a、51b、51c、51d) 52 …現像器(52a、52b、52c、52d) 53 …帯電ローラ(53a、53b、53c、53d) 54 …クリーニング手段(54a、54b、54c、54d) 55 …露光手段(55a、55b、55c、55d) 56 …中間転写ベルト 57 …2次転写ローラ 58 …定着装置 60 …シート搬送装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送方向に対するシートの位置ズ
    レを検知する位置ズレ検知手段を有する画像形成装置に
    おいて、 前記位置ズレ検知手段は、搬送されるシートの種類を判
    別するシート種検知手段を兼ね備えたシート検知手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、 前記シート検知手段は、アレイ状に受光素子が配列され
    たセンサであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 前記シート検知手段の出力するアナログ値を2値化した
    パルスの数をカウントすることにより、前記位置ズレの
    量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記シート検知手段は、エリアイメージセンサであるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、 前記シート検知手段の出力するアナログ値を2値化した
    信号を所定のエリアにて演算することにより前記位置ズ
    レの量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の画像形成装置において、 前記シート検知手段の出力するアナログ値をADコンバ
    ータを用いてデジタル化検知し、前記ADコンバータが
    出力する値に従ってシートの種類を判別することを特徴
    とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の画像形成装置において、 前記シート検知手段の出力するアナログ値を2値化した
    信号を検知することによってシートの種類を判別するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載の画像形成装
    置において、 前記シート検知手段の出力する値を任意の位置において
    検知することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載
    の画像形成装置において、 前記シート検知手段の出力する値を、1回のシート種類
    の判別において、少なくとも2回以上の検知した値を用
    いることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の画像形成装置において、 前記シート検知手段の出力するアナログ値を所定の期間
    において最大変化量をホールドした電圧を検知すること
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像形成装置におい
    て、 前記シート検知手段の出力する値を任意の位置かつ任意
    の時間幅において最大変化量をホールドすることを特徴
    とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11記載の画像
    形成装置において、 前記シート検知手段の出力する値を、1回のシート種類
    において、少なくとも2回以上の検知した値を用いるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 シート搬送方向に対するシートの位置
    ズレを検知する位置ズレ検知手段を有するシート搬送装
    置において、 前記位置ズレ検知手段は、搬送されるシートの種類を判
    別するシート種検知手段を兼ね備えたシート検知手段を
    有することを特徴とするシート搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106588A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置及び給紙装置及び画像形成装置
JP2013240920A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び方法並びにプログラム

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