JP2003009734A - 両軸受リール - Google Patents

両軸受リール

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JP2003009734A
JP2003009734A JP2001200623A JP2001200623A JP2003009734A JP 2003009734 A JP2003009734 A JP 2003009734A JP 2001200623 A JP2001200623 A JP 2001200623A JP 2001200623 A JP2001200623 A JP 2001200623A JP 2003009734 A JP2003009734 A JP 2003009734A
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JP2001200623A
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Katsuji Nakagawa
勝二 中川
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバードラグ型の両軸受リールにおいて、カ
バー部材内への液体の浸入を可及的に防止する。 【解決手段】 両軸受リールは、リール本体と、スプー
ル3と、ワンウェイクラッチ9と、ドラグ機構7と、水
受け部18とを有している。リール本体は、円形の第1
及び第2開口を有している。スプールは、糸巻胴部並び
に第1及び第2開口12aの内周側に配置される第1及
び第2フランジ部を有し、第1フランジ部3bは、外周
縁に筒状に一体形成された筒状部3dを有する。ワンウ
ェイクラッチは、糸繰り出し方向に回転不能である。ド
ラグ機構は、第1フランジ部に設けられた制動ディスク
35、制動ディスクに接触可能に設けられ中心部でワン
ウェイクラッチと連結された摩擦ディスク36、両ディ
スクを覆うように筒状部に着脱自在に装着されたカバー
部材39を有する機構である。水受け部は、筒状部の外
周面に設けられ軸方向外方が内方より大径の段差を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両軸受リール、特
に、レバードラグ機構を有し、釣り竿に装着可能な両軸
受リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレバードラグ型の両軸受リール
は、釣り竿に装着されるリール本体と、リール本体に対
して回転自在な糸巻用のスプールと、スプールの糸繰り
出し方向の回転を制動するドラグ機構とを有している。
スプールは、ハンドルの回転により糸巻取方向に回転す
る。スプールは、筒状の糸巻胴部と、糸巻胴部の両側に
大径に形成された1対のフランジ部とを有している。フ
ランジ部の一方の外周側にはスプール軸方向外方に延び
る筒状部が形成されている。またスプールのフランジ部
は、リール本体に形成された円形の開口の内周側に僅か
の隙間をあけて配置されている。
【0003】ドラグ機構は、過大な張力による釣り糸の
切断を防止するために設けられている。ドラグ機構は、
第1フランジ部の外側面に設けられた制動ディスクと、
制動ディスクに接触可能に設けられ糸繰り出し方向の回
転が禁止された摩擦ディスクと両ディスクが接離するよ
うにいずれか一方をスプールの軸方向に移動させる移動
機構とを有している。
【0004】この種の両軸受リールにおいて、制動ディ
スクや摩擦ディスクを防水するために、両ディスクを覆
うように筒状部に着脱自在に装着されたカバー部材をド
ラグ機構に設けたものが知られている(特開平4−34
9837号公報)。この両軸受リールは、ハンドル装着
側と逆側に制動ディスクが設けられている。摩擦ディス
クは、スプールの糸繰り出し方向の回転を防止するため
の爪式のワンウェイクラッチに回転不能に連結され、糸
繰り出し方向の回転が禁止されている。ワンウェイクラ
ッチと摩擦ディスクを連結するために、その連結部分が
カバー部材の中心部を貫通しており、その貫通部分とカ
バー部材との間には、水の浸入を防ぐためシール部材が
装着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
スプールのフランジ部と開口との僅かな隙間から水が浸
入すると、浸入した水は、筒状部からカバー部材外周面
及び外側面を伝わって摩擦ディスクとワンウェイクラッ
チとの連結部分に溜まることがある。連結部分に水が溜
まると、溜まった水がシール部材のシール部分から摩擦
ディスクに向けてカバー部材の内部に浸入するおそれが
ある。とくに、シール部材が劣化すると水の浸入が生じ
やすい。
【0006】本発明の課題は、レバードラグ型の両軸受
リールにおいて、カバー部材内への液体の浸入を可及的
に防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係る両軸受リー
ルは、釣り竿に装着可能なリールであって、リール本体
と、スプールと、ワンウェイクラッチと、ドラグ機構
と、水受け部とを有している。リール本体は、釣り竿に
装着され、円形の第1及び第2開口を有している。スプ
ールは、リール本体に対して回転自在であり、釣り糸が
外周に巻き付けられる糸巻胴部、並びに糸巻胴部の両端
に糸巻胴部より大径に形成され第1及び第2開口の内周
側にそれぞれ隙間をあけて配置される第1及び第2フラ
ンジ部を有し、第1フランジ部は、外周縁に筒状に一体
形成された筒状部を有するものである。ワンウェイクラ
ッチは、スプールの糸繰り出し方向の回転を防止するた
めにリール本体に装着されている。ドラグ機構は、第1
フランジ部の外側面に設けられた制動ディスク、制動デ
ィスクに接触可能に設けられ中心部でワンウェイクラッ
チと連結された摩擦ディスク、両ディスクを覆うように
筒状部に着脱自在に装着され摩擦ディスクとワンウェイ
クラッチとの連結部分が中心部を貫通するカバー部材、
及び両ディスクが接離するようにいずれか一方をスプー
ルの軸方向に移動させるドラグ調整機構を有する機構で
ある。水受け部は、筒状部及びカバー部材の外周面の少
なくともいずれかに設けられ軸方向外方が内方より大径
の段差を有するものである。
【0008】この両軸受リールでは、第1開口と第1フ
ランジ部との隙間から水などの液体が浸入すると、その
液体は、筒状部を伝わって水受け部に至る。水受け部は
軸方向外方が大径の段差で構成されているので、水受け
部が堰の役割を果たし、浸入した液体は水受け部で受け
止められて周方向に流れやすくなり、水受け部を乗り越
えて中心部に向かって流れにくくなる。ここでは、軸方
向外方が内方より大径の段差を有する水受け部により第
1開口から浸入した液体がそれより外方に流れにくくな
り周方向に流れやすくなる。このため、浸入した液体が
摩擦ディスクとワンウェイクラッチとの連結部分、つま
りドラグカバーの中心部外側に溜まりにくくなり、連結
部分からカバー部材内への液体の浸入を可及的に防止で
きる。しかも、第1開口から浸入した液体が連結部分に
流れにくくなるので、連結部分とカバー部材との隙間を
可及的に小さくしてシール部材を設けないようにするこ
ともできる。
【0009】発明2に係る両軸受リールは、発明1に記
載のリールにおいて、水受け部は、カバー部材の外径を
筒状部より大きくして形成された段差により構成され
る。この場合には、カバー部材の外径を大きくしただけ
の段差で水受け部を構成できるので、水受け部を簡素な
構造で安価に実現できる。発明3に係る両軸受リール
は、発明1に記載のリールにおいて、水受け部は、カバ
ー部材の装着面と筒状部に装着面に沿って形成された環
状の凹部とにより形成された段差により構成される。こ
の場合には、筒状部の装着面と装着面に沿って形成され
た環状の凹部とにより形成された段差により水受け部が
形成されるので、水受け部に装着面と凹部とで環状溝が
形成される。したがって、液体がこの水受け部に入る
と、環状溝内を周方向に流れやすくなる。このため、浸
入した液体が水受け部の外方にさらに流れにくくなる。
【0010】発明4に係る両軸受リールは、発明3に記
載のリールにおいて、カバー部材の外径は筒状部の外径
より大きい。この場合には、第1開口との隙間をカバー
部材側で狭くすることができるので、浸入した液体が水
受け部の外方にさらに流れにくくなる。発明5に係る両
軸受リールは、発明1に記載のリールにおいて、水受け
部は、筒状部の外周面に形成された環状の凹溝により構
成される。この場合には、筒状部に単独で形成された凹
溝の段差により水受け部を構成しているので、水受け部
を軸方向内方によせて形成することができる。このた
め、浸入した液体を早期に受け止めることができる。
【0011】発明6に係る両軸受リールは、発明1から
5のいずれかに記載のリールにおいて、カバー部材は、
その外周縁で軸方向外方に延びる筒状の延長部を有す
る。この場合には、仮に浸入した液体が水受け部を超え
て流れても、延長部により連結部分のあるカバー部材の
外側面より軸方向外方に液体が案内される。このため、
液体が水受け部を乗り越えても連結部分に液体が溜まり
にくくなり。連結部分からカバー部材内へ液体がさらに
浸入しにくくなる。
【0012】発明7に係る両軸受リールは、発明1から
6のいずれかに記載のリールにおいて、スプールは、中
心を貫通するスプール軸に回転自在に装着され、制動デ
ィスクは、スプール軸に回転不能かつ軸方向移動自在に
装着されている。この場合には、ドラグ調整機構により
制動ディスクに対してスプールをスプール軸ごとスプー
ル軸方向に移動させることにより制動ディスクと摩擦デ
ィスクとを接離させることができる。
【0013】発明8に係る両軸受リールは、発明1から
7のいずれかに記載のリールにおいて、摩擦ディスク
は、中心部にカバー部材を貫通してワンウェイクラッチ
に連結されるボス部を有し、カバー部材の内周面とボス
部の外周面との間をシールするシール部材をさらに備え
る。この場合には、ボス部に第1開口から浸入した液体
が溜まりにくくなるので、シール部材が劣化してもカバ
ー部材内に液体が浸入しにくくなる。
【0014】発明9に係る両軸受リールは、発明1から
8のいずれかに記載のリールにおいて、第1フランジ部
及び筒状部は、リール本体に形成された円形の開口の内
周側に配置され、第1フランジ部と第1開口の内周面と
の第1隙間は、カバー部材と内周面との第2隙間より広
い。この場合には、スプール軸方向外方にある第2隙間
が第1隙間より狭いので、第1隙間から液体が浸入して
も第2隙間からは浸入しにくくなる。このため、仮に浸
入した液体が水受け部を超えてもカバー部材の外側面に
は流れにくくなる発明10に係る両軸受リールは、発明
1から9のいずれかに記載のリールにおいて、リール本
体は、水受け部で受けられた液体を排出するための水抜
き部を釣り竿の装着側に有している。この場合には、水
受け部でせき止められた液体が周方向に流れても、特定
の部分で溜まることなく水抜き部から外部に排出されや
すい。
【0015】
【発明の実施の形態】〔全体構成〕図1において、本発
明の一実施形態による両軸受リールは、レバードラグ型
のリールであり、筒状のリール本体1と、リール本体1
の中心部に回転自在に装着されたスプール軸2と、スプ
ール軸2に回転自在かつ軸方向移動不能に支持されたス
プール3と、リール本体1の側方に配置されたハンドル
4とを備えている。また、両軸受リールは、ハンドル4
の回転をスプール3に伝達する回転伝達機構6と、スプ
ール3の糸繰り出し方向の回転を制動するレバードラグ
機構7と、スプール3をロックするスプールロック機構
8と、レバードラグ機構7の糸繰り出し方向の回転を規
制する逆転防止機構9とをリール本体1の内部に備えて
いる。
【0016】〔リール本体の構成〕リール本体1は、金
属製の左右1対の皿状の側板10,11と、側板10,
11が両端にいんろう結合により同芯に結合され複数本
の固定ボルト13により固定された金属製の孔あき筒状
のリールボディ12とを有している。側板10,11と
リールボディ12との間には、リールを体で支えるため
に使用するハーネスを装着可能な1対のハーネスラグ1
4が装着されている。
【0017】側板10,11は、そのほぼ中心部で回動
自在にスプール軸2の両端を支持する。左側の側板10
の中心部内側面には内方に突出する筒状の軸受収納部1
0aが形成されている。また、左側の側板10のいんろ
う結合部分の内周部10dは、固定ボルト13を避ける
状態でアンダーカット加工した肉盗み処理が施されてい
る。これにより、リール本体1の軽量化を図っている。
また、側板10の下部には、内部に浸入した液体を排出
するための水抜き孔10eが形成されている。
【0018】右側(ハンドル4側)の側板11の中心部
には、スプール軸2を支持するために軸方向外方に突出
するボス部11aが形成されており、ボス部11aの周
囲には、ハンドル4のハンドル軸5を装着するための厚
肉円板状の軸受ブロック15がねじ止めされている。リ
ールボディ12は、金属製の孔あき筒状の部材であり、
その両端部から側板10,11との接合部分にかけて、
スプール3を装着するための円形の第1及び第2開口1
2a,12bが形成されている。リールボディ12の下
部にはリールを釣り竿に装着するための竿取付部19が
設けられている。なお、側板10の肉盗みされた部分を
除く内周部10dは、第1開口12aと同一内径であ
る。
【0019】〔スプール軸の構成〕スプール軸2は、両
端に配置された左右1対の軸受31a,31bによりリ
ール本体1の側板10,11に回転自在に支持されてい
る。またその内側で軸方向に間隔を隔ててスプール3の
両端に配置された2つの軸受32a,32bによりスプ
ール3を回転自在に支持する。左側の軸受31aは、左
側の側板10に形成された軸受収納部10aに収納され
ている。右側の軸受31bは、右側の側板11に形成さ
れたボス部11aに装着されている。スプール軸2の右
端の軸受31bの外輪の右側にはレバードラグ機構7の
ドラグ調整機構38(後述)の構成部品が当接してい
る。また内輪の左側には回転伝達機構6のピニオンギア
17(後述)が当接している。スプール軸2の左端の軸
受31aの内輪の右側には逆転防止機構9が当接してい
る。また外輪の左端には、側板10の内側面が当接して
いる。スプール3を支持する右側の軸受32bの外輪の
左側にはスプール3が当接している。また内輪の右側に
はワッシャ(図示せず)を介して4枚の皿ばね34が当
接している。この皿ばね34は、制動操作レバー(後
述)45の揺動に対してドラグ力を急激に上昇させるこ
となく広範囲でドラグ力を調整可能にするために設けら
れている。スプール3を支持する左側の軸受32aの内
輪の左側にはレバードラグ機構7の後述する摩擦ディス
ク36がリターンばね47を介して当接している。外輪
の右側はスプール3に当接している。
【0020】〔スプールの構成〕スプール3は、糸巻胴
部3aと糸巻胴部3aの両端に一体形成された第1及び
第2フランジ部3b,3cとを有している。第1及び第
2フランジ部3b,3cは、リールボディ12に形成さ
れた第1及び第2開口12a,12bの内周側に位置し
ている。図1右側(ハンドル装着側)の第2フランジ部
3cの外方には、スプールロック機構8が設けられてい
る。
【0021】図1の左側の第1フランジ部3bの外側面
には、レバードラグ機構7の制動ディスク35が配置さ
れている。この制動ディスク35をカバーするためのカ
バー部材39を装着するために、第1フランジ部3bの
外周縁には、スプール軸方向外方に延びる筒状部3dが
形成されている。筒状部3dの内周面3fは、アンダー
カット加工して肉盗み処理されている。これにより、ス
プール3の軽量化を図れスプール3の慣性が減少する。
筒状部3dのカバー部材39装着端側の外周面には、図
3及び図4に示すように、環状に凹んだ凹部3eが形成
されている。この凹部3eの外径はカバー部材39の外
径より小さい。このため、この凹部3eとカバー部材3
9とにより、軸方向外方の外径が内方(凹部3eの外
径)より大きな段差で形成された水受け部18が形成さ
れている。水受け部18は、第1開口12aと第1フラ
ンジ部3bとの隙間から浸入した液体をカバー部材39
側に流さないために設けられたものであり、浸入した液
体を受け止めることができるように段差で構成されてい
る。また、カバー部材39と凹部3eで環状溝を形成し
ているので、水受け部18で受け止めた液体を周方向に
排水しやすい。
【0022】〔スプールロック機構の構成〕スプールロ
ック機構8は、スプール3を糸巻取方向の回転を許容
し、糸繰り出し方向の回転をロックする機構であり、図
2に示すように、リール本体1の後部近傍に配置されて
いる。スプールロック機構8は、図1に示すように、リ
ール本体1に進出位置と退入位置とに移動自在に装着さ
れたロック部21と、ロック部21を進出位置と退入位
置とに移動させるロック移動機構22と、第2フランジ
部3cの外側面に設けられ、進出位置に進出したロック
部21の先端が係合可能なロック凹部23とを備えてい
る。
【0023】ロック部21は、側板11に固定された収
納部材24にスプール軸2と平行な軸に沿って移動自在
に装着された移動部材25を有している。移動部材25
は、棒状部材であり、スプール3の糸繰り出し方向の上
流側の先端が鋭角で下流側が鈍角に形成されている。こ
のように形成された移動部材25は、ロック凹部23に
係止されるとき、鋭角側にロック凹部23が接触する
と、移動部材25が多少傾いてもロック凹部23に確実
に食い込んでスプール3がロックされ、鈍角側にロック
凹部23が接触すると、ロック凹部23の作用により移
動部材25が退入可能である。
【0024】ロック凹部23は、ロックプレート28に
回転方向に沿って間隔を隔てて形成された切欠きにより
構成されている。ロックプレート28は、スプール3の
第2フランジ部3cの外側面に固定されたリング状のプ
レートである。ロック移動機構22は、側板11に移動
部材25の軸回りに揺動自在に装着されたロックレバー
27を有している。ロックレバー27は、図2に示すよ
うに、進出位置に応じた二点鎖線で示した進出姿勢と退
入位置に応じた実線で示す退入姿勢とにトグルばね37
により付勢されている。ロックレバー27が揺動すると
図示しないロックカム機構により移動部材25が軸方向
に移動する。
【0025】〔ハンドル及び回転伝達機構の構成〕ハン
ドル4は、図1及び図2に示すように、スプール軸2の
下方にスプール軸2と平行に配置された筒状のハンドル
軸5の突出端に固定ボルト60により固定されている。
固定ボルト60には、鍔部60aが形成されている。鍔
部60aには、円弧状の12の凹部60bが周方向に間
隔を隔てて形成されており、凹部60bに頭部が係合す
るビス61により回り止めされている。ハンドル軸5
は、ボス部11aの前下方で軸受ブロック15にはめ込
まれた筒状部材15aに回転自在に装着されている。ハ
ンドル軸5の先端には、メインギア16が回転不能に装
着されている。
【0026】回転伝達機構6は、図1に示すように、ハ
ンドル4のハンドル軸5に回転自在に支持されたメイン
ギア16及びスプール軸2に一体形成されたピニオンギ
ア17を有している。ハンドル4の回転は、ハンドル軸
5、メインギア16、ピニオンギア17を介してスプー
ル軸2に伝達される。〔レバードラグ機構及び逆転防止
機構の構成〕レバードラグ機構7は、図1に示すよう
に、第1フランジ部3bの外側面に装着された制動ディ
スク35と、制動ディスク35に接触可能に配置された
摩擦ディスク36と、スプール3及び摩擦ディスク36
をスプール軸方向に往復移動させるためのドラグ調整機
構38と、制動ディスク35と摩擦ディスク36とを覆
うカバー部材39とを有している。
【0027】制動ディスク35は、たとえばステンレス
製のワッシャ状の円板部材であり、径方向内方の側面に
周方向に間隔を隔てて配置された複数本の皿ボルトから
なる取付ねじ40により、スプール3の第1フランジ部
3bの外側面にスプール3に対して回転不能に装着され
ている。制動ディスク35の取付ねじ40の取付部35
aは、径方向外方部分の接触面より環状に凹んでいる。
これにより、ドラグ面積、特に径方向外方のドラグ面積
が制限されにくくなり、スプール3の外径に応じた最大
径の制動ディスク35を使用可能になる。
【0028】制動ディスク35の接触面には、図3に示
すように、たとえばワイヤブラシにより目荒らしされた
多数の溝部35bが円周方向に沿って形成されている。
溝部35bは、ワイヤブラシを用いて目荒らしして形成
される溝であるため、旋盤などの機械加工により形成さ
れた引目による溝に比べて間隔や深さが一定ではないラ
ンダムな溝である。このため、磨耗による影響を受けに
くい溝である。このような溝部35bが形成されたこと
により、制動ディスクの接触面の径方向での中心線平均
あらさ(Ra)は1μm以上10μm以下になってい
る。
【0029】摩擦ディスク36は、制動ディスク35と
対向して配置されている。摩擦ディスク36の制動ディ
スク35に対向する面には、たとえばカーボングラファ
イトや繊維強化樹脂などの耐摩耗素材製のリング状の摩
擦板36aがビス等の適宜の固定手段により固定されて
いる。摩擦ディスク36は、中心部に軸方向外方に突出
する筒状のボス部36bを有しており、このボス部36
bにスプール軸2の径方向に沿って貫通してスプール軸
2に装着されたピン2aが係止されている。これにより
摩擦ディスク36は、スプール軸2に回転不能に装着さ
れており、スプール軸2とともに回転する。
【0030】また、摩擦ディスク36のボス部36bの
図1左端面には逆転防止機構9のラチェットホイール5
0が回転不能かつ軸方向移動自在に連結されている。こ
の結果、摩擦ディスク36は、スプール軸方向外方(図
1左方)つまり制動ディスク36から離反する方向へ移
動不能であるとともに、逆転防止機構9により糸巻取方
向の回転が許可され糸繰り出し方向の回転が禁止され
る。摩擦ディスク36は、カバー部材39により覆われ
ている。摩擦ディスク36のボス部36bは、カバー部
材39を貫通して軸受31a側に延びている。カバー部
材39の貫通部分とボス部36bとの間にはシール部材
39aが介装されている。
【0031】カバー部材39は、図4に示すように、プ
レス成形された円板状の金属製の部材であり、複数本の
取付ねじ41により筒状部3dの端面に着脱自在に取り
付けられている。カバー部材30は、スプール3の筒状
部3dの外径D1よりわずかに大きい外径D2を有して
いる。このため、筒状部3dと第1開口12aとの隙間
G1は、カバー部材39と第1開口12aとの隙間G2
より大きくなる。このカバー部材39は、制動解除状態
のとき、2点鎖線で示すように、側板10の内周部10
dの肉盗み部分ではない第1開口12aに連なる位置に
配置される。
【0032】ここで、制動解除状態にあるとき、図1の
スプール軸芯の下側に示すように、摩擦ディスク36の
摩擦板36aと制動ディスク35との間に隙間があき、
制動状態にあるときには、図1のスプール軸芯の上側に
示すように、両者が密着する。この密着度合いを調整す
ることによりドラグ力が変化する。ドラグ調整機構38
は、図1に示すように、リール本体1に揺動自在に設け
られた制動操作レバー45と、制動操作レバー45の図
2時計回りの揺動に応じてスプール3及び制動ディスク
35を押圧して図1左方に移動させるカムを用いた押圧
機構46と、摩擦ディスク36とスプール3との間に配
置され、制動操作レバー45の図2反時計回りの移動に
応じてスプールを図1右方に移動させるためのリターン
ばね47とを有している。
【0033】リターンばね47は、摩擦ディスク36と
軸受32aとの間においてスプール軸2の外周側に圧縮
状態で装着され、摩擦ディスク36を制動ディスク35
(スプール3)から離反する方向に付勢しかつ制動ディ
スク35(スプール3)を図1右方に付勢する。制動操
作レバー45は、図2に実線で示す制動解除位置と2点
鎖線で示す最大制動位置との間でリール本体1に揺動自
在に装着されている。制動操作レバー45は、ボス部1
1aに揺動自在に装着されるレバー部45aと、レバー
部45aの先端に固定されたつまみ部45bとを有して
いる。レバー部45aの基端部は、押圧機構46に回転
不能に係止されている。
【0034】逆転防止機構9は、図1に示すように、外
周面に鋸歯50aが形成されたラチェットホイール50
と、ラチェットホイール50の外周側に配置され先端が
鋸歯50aを係止する1対のラチェット爪51(片方の
み図示)とを有する爪式のワンウェイクラッチである。
ラチェットホイール50は、摩擦ディスク36のボス部
36bの外周面にたとえばセレーションなどの適宜の係
止手段により回転不能かつ軸方向外方(図1左方)に移
動自在に装着されている。この結果、ラチェットホイー
ル50は、スプール軸2に摩擦ディスク36を介して回
転不能かつ軸方向移動自在に装着されている。ラチェッ
トホイール50は、図1左側面に同芯に装着されたリン
グ状の当接部材54を有している。当接部材54は、軸
受31aの内輪の右側端面に当接するとともに、軸受収
納部10aの内周面に近接して配置される位置決め部5
4aを外周面に有している。このような当接部材54を
設けると、ラチェットホイール50を側板10に対して
芯出しして装着可能になるので、ラチェットホイール5
0の組み立てが容易である。なお、軸受31aの外輪は
前述したように側板10に当接している。
【0035】1対のラチェット爪51は、スプール軸芯
に対して点対称の位置に配置されており、側板10の内
側面にラチェットホイール50の外周部に接触する接触
姿勢と外周部から離反する離反姿勢とに揺動自在に装着
されている。ラチェット爪51の先端は、揺動軸芯より
ラチェットホイール50の糸巻取方向の下流側に配置さ
れている。
【0036】〔レバードラグ機構の動作〕次にレバード
ラグ機構7の制動動作について説明する。レバードラグ
機構7では、制動操作レバー45を図2に2点鎖線で示
す制動位置から実線で示す制動解除位置に揺動させる
と、図1のスプール軸芯の上側に示す状態から下側に示
す状態に変化する。まず、リターンばね47の付勢力に
よりスプール3が押圧されて図1右側に移動する。これ
により、制動ディスク35と摩擦ディスク36との間に
隙間ができる。さらに軸受32aを介してスプール3が
押圧され右側に移動する。これによりスプール3の制動
が解除される。一方、スプール3が移動すると、軸受3
2b、皿ばね34、ピニオンギア17及び軸受31bを
介して押圧機構が押圧されて図1右側に後退する。そし
て、制動操作レバー45が制動解除位置に揺動すると図
1のスプール軸芯の下側の状態に移動する。
【0037】一方、制動操作レバー45を図2に実線で
示す制動解除位置から2点鎖線で示す制動位置に揺動さ
せると、図1のスプール軸芯の下側に示す状態から上側
に示す状態に変化する。まず、制動操作レバー45の揺
動により押圧機構46がスプール軸方向左方に移動す
る。これにより軸受31bの外輪が押圧されて移動し、
ピニオンギア17、皿ばね34及び軸受32bを介して
スプール3が押圧されスプール軸方向左方(図1左方)
に移動する。この結果、制動ディスク35も軸方向左方
に移動し、制動ディスク35が摩擦ディスク36に接近
する。そして、制動ディスク35が、軸方向に移動不能
でかつ糸繰り出し方向に回転不能な摩擦ディスク36に
接触すると、ドラグ力がスプール3に作用する。そし
て、制動操作レバー45を最大揺動位置まで揺動させる
と、押圧力が最大になり、制動ディスク35が摩擦ディ
スク36により押圧されて大きなドラグ力が得られる。
【0038】仕掛けに魚がかかってスプール3が糸繰り
出し方向に回転すると、ラチェットホイール50も糸繰
り出し方向に回転する。接触姿勢側に付勢されたラチェ
ット爪51により、ラチェットホイール50の糸繰り出
し方向の回転が禁止される。この結果、摩擦ディスク3
6の糸繰り出し方向の回転が阻止されてスプール3に設
定されたドラグ力が作用する。
【0039】釣りを行っているときにスプール3の第1
フランジ部3bと第1開口12aとの隙間から液体が浸
入すると、浸入した液体は、隙間G1を通って水受け部
18に至る。水受け部18に液体がくると凹部3eに入
り込み、凹部3eとカバー部材39とで形成された環状
溝に溜まる。環状溝に溜まった液体は、側板10に形成
された水抜き孔10eからリール外部に排出される。こ
のため、浸入した液体がカバー部材39の外周部を乗り
越えて外側面に行きにくくなる。したがって、ボス部3
6bに液体が溜まりにくくなり、ボス部36bからカバ
ー部材39の内部に液体が入りにくくなる。しかも、カ
バー部材39と第1開口12aとの隙間G2が隙間G1
より狭いのでさらに外周側に流れにくくなる。
【0040】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、ハンドル装着側と逆側にド
ラグ機構を設けレバードラグ式の両軸受リールを例に説
明したが、ハンドル装着側にドラグ機構を設けたものに
も本発明を適用できる。 (b) 前記実施形態では、カバー部材39の外径を第
1フランジ部3b(筒状部3d)の外径より大きくした
が、凹部3eを設ける場合には必ずしも大きくする必要
はない。また、カバー部材139の外径が第1フランジ
部3bと同じか小さい場合、図5に示すように、カバー
部材139の外周縁から外方に延びる筒状の延長部13
9bを形成してもよい。図5では、第1フランジ部3b
の外径D1はカバー部材139より大きい。このため、
隙間G1は、隙間G2より広くなっている。このような
延長部139bを設けると、かりに、水受け部18で液
体を受け止められずにカバー部材139の外周側から溢
れても、溢れた液体はボス部36bより連結部分よりス
プール軸方向外方に案内される。このため、液体が水受
け部18を乗り越えても連結部分に液体が溜まりにくく
なり。連結部分からカバー部材139内へ液体がさらに
浸入しにくくなる。なお、カバー部材の外形が第1フラ
ンジ部より大きい場合でも延長部139bを設けてもよ
い。
【0041】(c) 前記実施形態では、凹部を設けて
水受け部を構成したが、図6に示すようにカバー部材と
の単純な段差で水受け部118を構成してもよい。 (d) 前記実施形態では、筒状部とカバー部材との間
に水受け部を設けたが、筒状部3dに水受け部を形成し
てもよい。この場合、単純な段差で構成してもよいが、
図7に示すように環状溝103eで水受け部218を構
成するのが好ましい。なお、この実施形態では、カバー
部材39を第1フランジ部3bより大径にし、その装着
部分にも段差を形成し水受け部318としている。すな
わち、2つの水受け部218,318がスプール軸方向
に並べて配置されている。このように筒状部3dに水受
け部218を設けると、早期に浸入した液体を受け止め
ることができる。
【0042】(e) 前記実施形態では、ボス部36b
とカバー部材39の中心部との間にシール部材39aを
設けたが、シール部材を設けなくてもよい。 (f) 水受け部にたとえば親水処理を施し、水受け部
に液体を溜めやすくしてもよい。また、筒状部や開口に
撥水処理を施し液体を浸入しにくくしてもよい。
【0043】(g) 前記実施形態では、リール本体1
がリールボディ12と一対の側板10,11とで構成さ
れていた。しかし、リールボディ12と側板10,11
のいずれかとを一体で形成したリール本体を有する両軸
受リールにも本発明を適用できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、軸方向外方が内方より
大径の段差を有する水受け部により第1開口から浸入し
た液体がそれより外方に流れにくくなり周方向に流れや
すくなる。このため、浸入した液体が摩擦ディスクとワ
ンウェイクラッチとの連結部分、つまりドラグカバーの
中心部外側に溜まりにくくなり、連結部分からカバー部
材内への液体の浸入を可及的に防止できる。しかも、第
1開口から浸入した液体が連結部分に流れにくくなるの
で、連結部分とカバー部材との隙間を可及的に小さくし
てシール部材を設けないようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による両軸受リールの断面
図。
【図2】その側面図。
【図3】レバーブレーキ機構の分解斜視図。
【図4】レバーブレーキ機構の部分拡大断面図。
【図5】他の実施形態の図4に相当する図。
【図6】さらに他の実施形態の図4に相当する図。
【図7】さらにまた他の実施形態の図4に相当する図。
【符号の説明】
1 リール本体 2 スプール軸 3 スプール 3a 糸巻胴部 3b,3c 第1及び第2フランジ部 3d 筒状部 3e 凹部 7 レバードラグ機構 9 逆転防止機構 10d 内周部 10e 水抜き孔 12a,12b 第1及び第2開口 18 水受け部 35 制動ディスク 36 摩擦ディスク 36a ボス部 38 ドラグ調整機構 39 カバー部材 39a シール部材 39b 延長部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿に装着可能な両軸受リールであっ
    て、 前記釣り竿に装着され、円形の第1及び第2開口を有す
    るリール本体と、 前記リール本体に対して回転自在であり、釣り糸が外周
    に巻き付けられる糸巻胴部、並びに前記糸巻胴部の両端
    に前記糸巻胴部より大径に形成され前記第1及び第2開
    口の内周側にそれぞれ隙間をあけて配置される第1及び
    第2フランジ部を有し、前記第1フランジ部は、外周縁
    に筒状に一体形成された筒状部を有するスプールと、 前記スプールの糸繰り出し方向の回転を防止するように
    前記リール本体に装着されたワンウェイクラッチと、 前記第1フランジ部の外側面に設けられた制動ディス
    ク、前記制動ディスクに接触可能に設けられ中心部で前
    記ワンウェイクラッチと連結された摩擦ディスク、前記
    両ディスクを覆うように前記筒状部に着脱自在に装着さ
    れ前記摩擦ディスクと前記ワンウェイクラッチとの連結
    部分が貫通するカバー部材、及び前記両ディスクが接離
    するようにいずれか一方を前記スプールの軸方向に移動
    させるドラグ調整機構を有するドラグ機構と、 前記筒状部及び前記カバー部材の外周面の少なくともい
    ずれかに設けられ、前記軸方向外方が内方より大径の段
    差を有する水受け部と、を備えた両軸受リール。
  2. 【請求項2】前記水受け部は、前記カバー部材の外径を
    前記筒状部より大きくして形成された段差により構成さ
    れる、請求項1に記載の両軸受リール。
  3. 【請求項3】前記水受け部は、前記カバー部材の装着面
    と前記筒状部に前記装着面に沿って形成された環状の凹
    部とにより形成された段差により構成される、請求項1
    に記載の両軸受リール。
  4. 【請求項4】前記カバー部材の外径は前記筒状部の外径
    より大きい、請求項3に記載の両軸受リール。
  5. 【請求項5】前記水受け部は、前記筒状部の外周面に形
    成された環状の凹溝により構成される、請求項1に記載
    の両軸受リール。
  6. 【請求項6】前記カバー部材は、その外周縁で前記軸方
    向外方に延びる筒状の延長部を有する、請求項1から5
    のいずれかに記載の両軸受リール。
  7. 【請求項7】前記スプールは、中心を貫通するスプール
    軸に回転自在に装着され、 前記摩擦ディスクは、前記スプール軸に回転不能かつ軸
    方向移動自在に装着されている、請求項1から6のいず
    れかに記載の両軸受リール。
  8. 【請求項8】前記摩擦ディスクは、前記中心部に前記カ
    バー部材を貫通して前記ワンウェイクラッチに連結され
    るボス部を有し、 前記カバー部材の内周面と前記ボス部の外周面との間を
    シールするシール部材をさらに備える、請求項1から7
    のいずれかに記載の両軸受リール。
  9. 【請求項9】前記第1フランジ部と前記第1開口の内周
    面との第1隙間は、前記カバー部材と前記内周面との第
    2隙間より広い、請求項1から8のいずれかに記載の両
    軸受リール。
  10. 【請求項10】前記リール本体は、前記水受け部で受け
    られた液体を含む内部に浸入した液体を排出するための
    水抜き部を前記釣り竿装着側に有している、請求項1か
    ら9のいずれかに記載の両軸受リール。
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