JP2003008289A - テープ状基板への電子部品の実装方法及び実装装置 - Google Patents

テープ状基板への電子部品の実装方法及び実装装置

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JP2003008289A JP2001183533A JP2001183533A JP2003008289A JP 2003008289 A JP2003008289 A JP 2003008289A JP 2001183533 A JP2001183533 A JP 2001183533A JP 2001183533 A JP2001183533 A JP 2001183533A JP 2003008289 A JP2003008289 A JP 2003008289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を基板に実装する際に、実装装置の
各作業部における基板の搬入・排出ロス時間が少なく、
さらに実装装置をできる限り小さくすることが可能な電
子部品の実装方法及びその実装装置及びそれに使用する
テープ状基板を提供する。 【解決手段】 複数の回路パターンが連続して形成され
ているテープ状基板を用い、上記テープ状基板を間欠的
に送り、上記間欠的な送りの停止時に上記テープ状基板
に複数の電子部品の実装を行うことにより、基板送りの
時間ロスを無くし、さらに、従来の実装装置の各作業部
間に設けていた基板のバッファー部を不要とできること
から、実装装置サイズを小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の回路パター
ンが連続して形成されたテープ状基板の上記各回路パタ
ーンに複数の電子部品の実装を行うテープ状基板への電
子部品実装方法及び実装装置及びそれに使用されるテー
プ状基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICチップおよびチップ部品等の
電子部品の基板への実装は、個片の基板を一定数量ずつ
まとめて、実装装置内の各作業工程に送り、その後、各
工程における所定の作業位置に個片の基板を1枚ずつベ
ルトコンベア等により送り、接合材料の供給、および電
子部品の実装、および接合材料の加熱・加圧等により、
電子部品の電極と基板の電極の導通接合を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、実装装置内の各工程における作業時間の
違いによる基板送りの時間ロスを少なくするために、実
装装置内の各作業工程毎に基板のバッファー部を設け、
各工程において処理された基板を各バッファー部に送
り、各バッファー部において一定数量単位の基板が溜ま
った後、一定数量単位でまとめて処理された基板を次の
作業工程へ送っているため、装置サイズが大きくなると
いった問題があった。また、装置内の各作業工程におい
て、一定数量単位の全ての基板が所定の処理が施され、
排出され、次の工程に一定数量単位まとめて基板を送る
まで、次の工程においては、基板の処理待ち状態となっ
ており、基板送りの時間ロスを完全に無くすことはでき
ないといった問題点があった。そのため、基板を連続的
に処理し、できる限り装置を小さく、基板送りの時間ロ
スを少なくする方法が望まれていた。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、複数の回路パターンが連続して形成
されているテープ状基板を用い、上記テープ状基板を間
欠的に送り、上記テープ状基板に複数の電子部品の実装
を行うことにより、基板送りの時間ロスを無くし、実装
装置サイズを小さくすることが可能なテープ状基板への
電子部品実装方法および実装装置およびそれらに使用さ
れるテープ状基板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0006】本発明の第1態様によれば、複数の電子部
品を実装可能な回路パターンが一定間隔に複数連続して
形成されているテープ状基板を間欠的に送り、上記テー
プ状基板の間欠的な送り停止時に、上記テープ状基板の
上記各回路パターン上に上記各電子部品の実装を行うこ
とを特徴とするテープ状基板への電子部品の実装方法を
提供する。
【0007】本発明の第2態様によれば、複数の電子部
品がICチップとチップ部品であり、上記ICチップと
上記チップ部品の各接合部を有する回路パターンが複数
連続して形成されたテープ状基板を間欠的に送り、上記
ICチップを上記テープ状基板に実装するためのICチ
ップ実装用前作業を施し、上記ICチップ実装用前作業
が施された上記テープ状基板に上記ICチップを実装
し、上記ICチップが実装された上記テープ状基板に上
記チップ部品を実装するためのチップ部品実装用前作業
を施し、上記チップ部品実装用前作業が施されて半田が
供給された上記テープ状基板に上記チップ部品を実装
し、上記チップ部品が実装された上記テープ状基板の半
田をリフローするとともに、上記テープ状基板の間欠的
な送り停止時に、上記ICチップを上記テープ状基板に
実装するための前作業工程から上記チップ部品が実装さ
れた上記テープ状基板の半田をリフローする作業工程ま
での異なる上記各作業工程において、上記テープ状基板
の異なる上記各回路パターン上に、同時的に上記各作業
工程の作業を行う第1態様に記載のテープ状基板への電
子部品の実装方法を提供する。
【0008】本発明の第3態様によれば、上記ICチッ
プ実装用前作業が施された上記テープ状基板に上記IC
チップを実装する作業工程において、上記ICチップの
複数の電極にバンプが形成された上記ICチップを、上
記ICチップの上記各バンプが上記テープ状基板の上記
各回路パターン上の複数の電極に接合可能なように位置
合わせし、上記ICチップの各バンプを上記テープ状基
板の各回路パターン上の各電極に接合し、上記ICチッ
プを上記テープ状基板に実装する第2態様に記載のテー
プ状基板への電子部品の実装方法を提供する。
【0009】本発明の第4態様によれば、上記ICチッ
プを上記テープ状基板に実装するための上記ICチップ
実装用前作業を施す作業工程において、上記ICチップ
の複数の電極にバンプが形成された上記ICチップを、
上記ICチップの上記各バンプと上記テープ状基板の上
記各回路パターン上の各電極を接合可能な接合材料とし
て、非導電性の樹脂シート、または樹脂ペーストをテー
プ状基板の各回路パターン上に供給し、上記ICチップ
実装前作業が施された上記テープ状基板に上記ICチッ
プを実装する作業工程において、上記テープ状基板の上
記各回路パターン上に供給された上記接合材料である上
記非導電性の樹脂シート、または樹脂ペーストを介し
て、上記ICチップを実装し、上記樹脂シート、または
上記樹脂ペーストを加熱しながら加圧し、上記ICチッ
プの上記各バンプを上記テープ状基板の上記各回路パタ
ーン上の上記各電極に直接的に接合し、上記樹脂シー
ト、または上記樹脂ペーストが熱硬化することにより接
合を維持する第2態様に記載のテープ状基板への電子部
品の実装方法を提供する。
【0010】本発明の第5態様によれば、上記ICチッ
プを上記テープ状基板に実装するための上記ICチップ
実装用前作業を施す作業工程において、上記ICチップ
の複数の電極にバンプが形成された上記ICチップを、
上記ICチップの上記各バンプと上記テープ状基板の上
記各回路パターン上の各電極を接合可能な接合材料とし
て、導電性粒子が分布された樹脂シート若しくは樹脂ペ
ースト、または導電性の樹脂シート若しくは樹脂ペース
トをテープ状基板の各回路パターン上に供給し、上記I
Cチップ実装前作業が施された上記テープ状基板に上記
ICチップを実装する作業工程において、上記テープ状
基板の上記各回路パターン上に供給された接合材料であ
る上記導電性粒子が分布された上記樹脂シート若しくは
上記樹脂ペースト、または上記導電性の樹脂シート若し
くは樹脂ペーストを介して、上記ICチップを実装し、
上記樹脂シート、または上記樹脂ペーストを加熱しなが
ら加圧し、上記ICチップの上記各バンプを上記テープ
状基板の上記各回路パターン上の上記各電極に上記導電
性粒子、または上記導電性の樹脂シート若しくは樹脂ペ
ーストを介して間接的に接合し、上記樹脂シート、また
は上記樹脂ペーストが熱硬化することにより接合を維持
する第2態様に記載のテープ状基板への電子部品の実装
方法を提供する。
【0011】本発明の第6態様によれば、上記ICチッ
プを上記テープ状基板に実装するための上記ICチップ
実装用前作業を施す作業工程において、上記ICチップ
の複数の電極にバンプが形成された上記ICチップを、
上記ICチップの上記各バンプと上記テープ状基板の上
記各回路パターン上の各電極を接合可能な接合材料とし
て、導電性材料である金属をテープ状基板の各回路パタ
ーン上に供給し、上記ICチップ実装前作業が施された
上記テープ状基板に上記ICチップを実装する作業工程
において、上記テープ状基板の上記各回路パターン上に
供給された接合材料である上記金属を介して、上記IC
チップを実装し、上記金属を加熱溶融し、上記ICチッ
プの上記各バンプを上記テープ状基板の上記各回路パタ
ーン上の上記各電極に上記金属を介して間接的に接合
し、上記金属が熱硬化することにより接合を維持する第
2態様に記載のテープ状基板への電子部品の実装方法を
提供する。
【0012】本発明の第7態様によれば、複数の電子部
品がICチップとチップ部品であり、上記ICチップと
上記チップ部品の各接合部を有する回路パターンが複数
連続して形成されたテープ状基板を間欠的に送り、上記
ICチップの複数の電極が、上記テープ状基板の上記各
回路パターン上の複数の電極に接合可能なように位置合
わせし、上記ICチップの各電極を上記テープ状基板の
上記各回路パターン上の各電極に超音波による金属拡散
接合を施し、上記テープ状基板に上記ICチップを実装
し、上記ICチップが実装された上記テープ状基板に上
記チップ部品を実装するためのチップ部品実装用前作業
を施し、上記チップ部品実装用前作業が施されて半田が
供給された上記テープ状基板に上記チップ部品を実装
し、上記チップ部品が実装された上記テープ状基板の半
田をリフローするとともに、上記テープ状基板の間欠的
な送り停止時に、上記テープ状基板に上記ICチップを
実装する作業工程から上記チップ部品が実装された上記
テープ状基板の半田をリフローする作業工程までの異な
る上記各作業工程において、上記テープ状基板の異なる
上記各回路パターン上に、同時的に上記各作業工程の作
業を行う第1態様に記載のテープ状基板への電子部品の
実装方法を提供する。
【0013】本発明の第8態様によれば、複数の電子部
品がICチップとチップ部品であり、上記ICチップと
上記チップ部品の各接合部を有する回路パターンが複数
連続して形成されたテープ状基板を間欠的に送り、上記
ICチップを上記テープ状基板に実装するためのICチ
ップ実装用前作業を施し、上記ICチップ実装用前作業
が施された上記テープ状基板に上記ICチップを実装
し、上記ICチップが実装された上記テープ状基板に上
記チップ部品を実装するためのチップ部品実装用前作業
を施し、上記チップ部品実装用前作業が施されて接合材
料が供給された上記テープ状基板に上記チップ部品の複
数の電極を上記テープ状基板の上記各回路パターン上の
複数の電極に接合可能なように位置合わせし、上記チッ
プ部品の上記各電極を上記テープ状基板の上記各回路パ
ターン上の各電極に上記接合材料を介して接合し、上記
ICチップが実装された上記テープ状基板に上記チップ
部品を実装するとともに、上記テープ状基板の間欠的な
送り停止時に、上記ICチップを上記テープ状基板に実
装するための前作業工程から上記ICチップが実装され
た上記テープ状基板に上記チップ部品を実装する作業工
程までの異なる上記各作業工程において、上記テープ状
基板の異なる上記各回路パターン上に、同時的に上記各
作業工程の作業を行う第1態様に記載のテープ状基板へ
の電子部品の実装方法を提供する。
【0014】本発明の第9態様によれば、上記接合材料
が導電性樹脂であり、上記チップ部品の上記各電極を上
記テープ状基板の上記各回路パターン上の複数の電極に
接合可能なように位置合わせし、上記チップ部品の上記
各電極を上記テープ状基板の上記各回路パターン上の各
電極に加熱しながら加圧し、上記チップ部品の上記各電
極を上記テープ状基板の上記各回路パターン上の各電極
に上記導電性樹脂を介して間接的に接合し、上記導電性
樹脂が熱硬化することにより接合を維持する第8態様に
記載のテープ状基板への電子部品の実装方法を提供す
る。
【0015】本発明の第10態様によれば、上記接合材
料が金属であり、上記チップ部品の上記各電極を上記テ
ープ状基板の上記各回路パターン上の複数の電極に接合
可能なように位置合わせし、上記チップ部品の上記各電
極を上記テープ状基板の上記各回路パターン上の各電極
に上記金属を介して実装し、上記金属を加熱溶融し、上
記チップ部品の上記各電極を上記テープ状基板の上記各
回路パターン上の複数の電極に上記金属を介して間接的
に接合し、上記金属が熱硬化することにより接合を維持
する実装する第8態様に記載のテープ状基板への電子部
品の実装方法を提供する。
【0016】本発明の第11態様によれば、複数の電子
部品を実装可能な回路パターンが一定間隔に複数連続し
て形成されているテープ状基板を間欠的に送ることが可
能なテープ状基板供給作業部と、上記テープ状基板供給
作業部による上記テープ状基板の間欠的な送りの停止時
に上記テープ状基板の上記各回路パターン上に上記各電
子部品の実装が可能な電子部品実装作業部と、上記各電
子部品が実装された上記テープ状基板を間欠的に巻き取
ることが可能なテープ状基板巻取作業部を備え、かつ、
上記テープ状基板供給作業部と上記テープ状基板巻取作
業部は、同時的に上記テープ状基板の供給および巻き取
り作業を行うことが可能であることを特徴とするテープ
状基板への電子部品実装装置を提供する。
【0017】本発明の第12態様によれば、複数の電子
部品がICチップとチップ部品であり、上記ICチップ
と上記チップ部品の各接合部を有する回路パターンが複
数連続して形成されたテープ状基板を間欠的に送ること
が可能なテープ状基板供給作業部と、上記ICチップと
上記チップ部品を上記テープ状基板の上記各回路パター
ン上に実装可能な電子部品実装作業部と、上記ICチッ
プと上記チップ部品が実装された上記テープ状基板を間
欠的に巻き取ることが可能なテープ状基板巻取作業部を
備え、上記電子部品実装作業部が、上記ICチップを上
記テープ状基板に実装するためのICチップ実装用前作
業を施すことが可能なICチップ実装前作業部と、上記
ICチップ実装用前作業が施された上記テープ状基板に
上記ICチップを実装可能なICチップ実装作業部と、
上記ICチップが実装された上記テープ状基板に上記チ
ップ部品を実装するためのチップ部品実装用前作業を施
すことが可能なチップ部品実装前作業部と、上記チップ
部品実装用前作業が施されて半田が供給された上記テー
プ状基板に上記チップ部品を実装可能なチップ部品実装
作業部と、上記チップ部品が実装された上記テープ状基
板の半田をリフローするチップ部品リフロー作業部を備
え、上記テープ状基板供給作業部による上記テープ状基
板の間欠的な送りの停止時に上記ICチップ実装前作業
部から上記チップ部品リフロー作業部までの異なる上記
各作業部は、上記テープ状基板の異なる上記各回路パタ
ーン上に同時的に上記各作業部の作業を行うことが可能
であり、かつ、上記テープ状基板供給作業部と上記テー
プ状基板巻取作業部は、同時的に上記テープ状基板の供
給作業および巻き取り作業を行うことが可能である第1
1態様に記載のテープ状基板の電子部品実装装置を提供
する。
【0018】本発明の第13態様によれば、上記テープ
状基板はリールに巻き付け可能なものであり、上記テー
プ状基板供給部は、上記リールに巻き付けられた上記テ
ープ状基板を上記リールを巻戻すことにより間欠的に送
ることが可能なリール供給部を備え、上記テープ状基板
巻取作業部は、上記各電子部品が実装された上記テープ
状基板を上記リールに巻き取ることにより間欠的に巻き
取ることが可能なテープ収納部を備える第11態様また
は第12態様に記載のテープ状基板への電子部品実装装
置を提供する。
【0019】本発明の第14態様によれば、上記ICチ
ップ実装前作業部から上記チップ部品リフロー作業部ま
での間における各作業部間の間隔を、上記テープ状基板
上の上記各回路パターンが形成されている間隔ピッチの
倍数に、可変可能なデータコントロール部を備える第1
2態様に記載のテープ状基板への電子部品実装装置を提
供する。
【0020】本発明の第15態様によれば、上記テープ
状基板巻取作業部は、上記テープ状基板に実装された上
記各電子部品を保護可能な凹凸部を有するシート状のエ
ンボス状スペーサで保護された上記テープ状基板を、上
記リールに巻き取ることにより間欠的に巻き取ることが
可能なテープ収納部を備える第13態様に記載のテープ
状基板への電子部品実装装置を提供する。
【0021】本発明の第16態様によれば、上記チップ
部品リフロー作業部と上記テープ状基板巻取作業部の間
に、上記チップ部品リフロー作業部において加熱された
上記テープ状基板を冷却可能な冷却部をさらに備える第
12態様に記載のテープ状基板への電子部品実装装置を
提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施形態にかかる
テープ状基板への電子部品実装方法を用いた電子部品実
装装置101の全体平面図である。図1において、横方
向に細長い電子部品実装装置101は、上面に電子部
品、例えばICチップおよびチップ部品をテープ状基板
に実装するための複数の作業部を互いに隣接し合いなが
らテープ状基板の送り方向であるX方向に沿って有して
いる。これらの作業部は大きく分けて7つの各作業部に
より構成されており、テープ状基板供給作業部1、IC
チップ実装前作業部2、ICチップ実装作業部3、チッ
プ部品実装前作業部4、チップ部品実装作業部5、チッ
プ部品リフロー作業部6、およびテープ状基板巻取作業
部7により構成されている。
【0024】テープ状基板供給作業部1において、絶縁
性基体により形成されている1本のテープ上に互いに独
立した複数の回路パターンが一定間隔でもって連続する
よう形成されたテープ状基板が巻かれているリールから
テープ状基板を巻戻し、ICチップ実装前作業部2にテ
ープ状基板が供給される。
【0025】次に、ICチップ実装前作業部2におい
て、テープ状基板の各回路パターン上のICチップ接合
部に、ICチップをテープ状基板に接合するための接合
材料を供給し、その後、ICチップ実装作業部3におい
て、ICチップを熱圧着により、テープ状基板に接合材
料を介して接合させる。
【0026】次に、チップ部品実装前作業部4におい
て、テープ状基板上のチップ部品接合部に、チップ部品
をテープ状基板に接合するための半田を供給し、チップ
部品実装作業部5において、半田を介してチップ部品を
テープ状基板に取り付け、チップ部品リフロー作業部6
において、加熱を行い、テープ状基板上に供給されてい
る半田を溶融し、チップ部品をテープ状基板に接合さ
せ、その後、エアブロー等により加熱されたテープ状基
板を冷却する。
【0027】最後に、テープ状基板巻取作業部7におい
て、各回路パターンにICチップおよびチップ部品が実
装されたテープ状基板をリールに巻き取る。
【0028】また、テープ状基板は、ICチップ実装前
作業部2からチップ部品リフロー作業部6までの各作業
部において、各ステージ上に吸着固定された後に、各所
定の作業が施され、全ての作業部においてテープ状基板
の各ステージ上への吸着固定が解除された後、テープ状
基板は各所定の作業が施された各作業部から次の各作業
部へ送られる。
【0029】また、図2(b)に示すテープ状基板供給
作業部1の側面図において、テープ状基板11は、テー
プ状基板供給作業部1からテープ状基板巻取作業部7ま
で間のテープ状基板送り方向であるX方向に沿って設け
られた一対の案内ローラー17a、17bの間のテンシ
ョンローラー18により、常に一定の張力がかけられた
状態となっており、テープ状基板供給作業部1からテー
プ状基板取出作業部7まで弛むこと無く送られる。
【0030】上記のような各工程における各作業部によ
り構成される電子部品実装装置101を用いたテープ状
基板への電子部品の実装方法について、以下に詳細に説
明する。
【0031】図4に示すように、ICチップおよびチッ
プ部品の実装が可能な同一回路パターン12が、一定間
隔のピッチPをもって連続するようにテープ状基板11
上に形成されている。ここでピッチPとは、ある1つの
回路パターン12と連続する次の同一回路パターン12
との間の各回路パターン12中の同じ位置におけるテー
プ状基板11の長さ方向の距離を示す。このテープ状基
板11が巻き付けられているリール15をテープ状基板
供給作業部1におけるリール供給部1aに取付け、テー
プ状基板巻戻用モーター16を用いてこのリール15を
間欠回転させることにより、テープ状基板11をリール
15より巻戻しながら、次の作業部であるICチップ実
装前作業部2へテープ状基板11を間欠的に供給する。
なお、各作業部では、各回路パターン12に対して所定
の作業が行われる。
【0032】次に、テープ状基板11の各回路パターン
12がテープ状基板供給作業部から図2(a)のICチ
ップ実装前作業部2まで送られた後、ICチップ実装前
作業部2において、各回路パターン12を有するテープ
状基板11が、ステージ20の吸着穴で吸引されること
によりステージ20に吸着保持される。
【0033】次に、図5(a)に示すように、ICチッ
プの複数の電極上にAu等の導体材料で形成されたバン
プとテープ状基板11における各回路パターン12のI
Cチップ接合部13の複数の電極13aを接合するため
の非導電性の樹脂材料である接合材料21は、保護フィ
ルム22により両面が保護されたシート状に形成されて
いる。図2(a)に示すように、シート材料供給部23
において、接合材料21はリール23aに巻かれた状態
で供給されており、シート材料巻戻用モータ23bを用
いてこのリール23aを間欠回転させることにより、接
合材料21をリール23aより巻戻しながら、保護シー
ト22の片面が剥され、さらに、図5(b)に示すよう
に、テープ状基板11の各回路パターン12内のICチ
ップ接合部13へ供給可能なように、切断部23cによ
り、切断面21aで個片に切断された状態で、テープ状
基板11の各回路パターン12の上方へ供給される。そ
の後、図5(c)および(d)に示すように、接合材料
21が加熱・加圧ツール24によりテープ状基板11に
おける各回路パターン12のICチップ接合部13へ加
熱されながら加圧されることにより、貼り付け供給さ
れ、接合材料21のもう一方の面を保護していた保護シ
ート22がシート吸引部27により吸引される。その
後、テープ状基板11のステージ20への吸着は解除さ
れる。
【0034】ここで、図5(e)に示すように、接合材
料21がペースト状の接合材料25である場合は、上記
の接合材料21の貼り付けに代えて、テープ状基板11
における各回路パターン12のICチップ接合部13へ
ディスペンサ26により塗布供給される。
【0035】次に、テープ状基板11の各回路パターン
12がICチップ実装前作業部2から図2(a)のIC
チップ実装作業部3における第1の作業部であるICチ
ップマウント作業部3aまで送られた後、ICチップマ
ウント作業部3aにおいて、接合材料21が貼り付けら
れた各回路パターン12を有するテープ状基板11が、
ステージ30aの吸着穴で吸引されることによりステー
ジ30aに吸着保持される。
【0036】次に、図6(a)に示すように、ICチッ
プ31の上面の複数の電極31aに導電材料であるAu
によりバンプ31bが形成されている。図2(a)にお
いて、ICチップ31は部品トレイ32内に整列配列さ
れており、反転部33に内蔵のY方向移動用モーター3
3aにより反転部33は部品トレイ32の上方に移動
し、反転部33の吸着ノズルによりICチップ31を吸
着保持しながら部品トレイ32より取り出し、反転部3
3はICチップ31を吸着保持したまま元の位置へ戻
る。
【0037】次に、ICチップ31の各バンプ31bが
形成された面が下向きとなるように、反転部33の反転
用モーター33bでICチップ31を反転した後、反転
部33に内蔵のX方向移動用モーター33cにより反転
部33はICチップ31を吸着保持したままツール34
の下方に移動し、図6(b)に示すように、ICチップ
31はツール34の下面の加圧・加熱部に吸着保持され
受け渡される。
【0038】その後、反転部33はツール34の下方か
ら元の位置に戻ると共に、ICチップ31はツール34
に吸着保持されたまま、ツール34のY方向移動用モー
ター34aによりテープ状基板11上に移動され、IC
チップ31の各バンプ31bとテープ状基板11におけ
る各回路パターン12のIC接合部13の各電極13a
が接合可能なように、ICチップ31をテープ状基板1
1における各回路パターン12に対して位置合わせした
後、図6(c)および(d)に示すように、ツール34
により加熱しながら加圧され、ICチップ31がテープ
状基板11における各回路パターン12のICチップ接
合部13に貼り付けられた接合材料21に仮圧着され
る。その後、ツール34は元の位置に戻され、テープ状
基板11のステージ30aへの吸着は解除される。
【0039】次に、テープ状基板11の各回路パターン
12がICチップマウント作業部3aから図2(a)の
ICチップ実装作業部3における第2の作業部であるI
Cチップ本圧着作業部3bまで送られた後、ICチップ
本圧着作業部3bにおいて、ICチップが仮圧着された
各回路パターン12を有するテープ状基板11が、ステ
ージ30bの吸着穴で吸引されることによりステージ3
0bに吸着保持される。
【0040】次に、図7(a)に示すように、テープ状
基板11上に供給された接合材料21に仮圧着されたI
Cチップ31を本圧着するための加熱・加圧ツール35
は、加熱・加圧面である下面を保護シート36で加熱・
加圧時の汚れから防止されており、常に清浄な状態が保
たれている。
【0041】加熱・加圧ツール35のXY方向移動用モ
ーター35a、35bにより、テープ状基板11上に加
熱・加圧ツール35は移動され、図7(b)に示すよう
に、テープ状基板11上に供給された接合材料21に仮
圧着されたICチップ31の上面が、加熱・加圧ツール
35で加熱されながら加圧されることにより、ICチッ
プ31の各バンプ31bとテープ状基板11の各回路パ
ターン12のICチップ接合部13の各電極13aの間
にある接合材料21が押し退けられ、ICチップ31の
各バンプ31bは、テープ状基板11における各回路パ
ターン12のICチップ接合部13の各電極13aに直
接的に接合される。その後、接合材料21は熱硬化し、
ICチップ31とテープ状基板11の接合は維持される
こととなる。その後、加熱・加圧ツール35は元の位置
に戻され、テープ状基板11のステージ30bへの吸着
は解除される。
【0042】ここで、接合材料21には、非導電性の樹
脂材料に代えて、導電性粒子を含む樹脂材料、または導
電性の樹脂材料、または導電性材料である金属を用いて
もよく、例えば、図7(d)に示すように、接合材料2
1が導電性粒子21aを含む異方性導電膜である場合
は、テープ状基板11上に供給された接合材料21に仮
圧着されたICチップ31の上面が加圧されることによ
り、ICチップ31の各バンプ31bと各回路パターン
12のICチップ接合部13の各電極13aの間におけ
る接合材料21が加圧され、接合材料21のこの部分に
おける導電性粒子21aを介して、ICチップ31の各
バンプ31bとテープ状基板11の各回路パターン12
のICチップ接合部13の各電極13aが間接的に接合
される。
【0043】また、ICチップ31の各電極31aとテ
ープ状基板11における各回路パターン12のICチッ
プ接合部13の各電極13aは、上記の接合材料21に
よる接合方法に代えて、接合材料21を用いずに、互い
に金属材料で形成されたICチップ31の各電極31a
と各回路パターン12の各電極13aに超音波による金
属拡散接合を施し、ICチップ31をテープ状基板11
に実装する金属拡散接合方法を用いてもよい。
【0044】次に、テープ状基板11の各回路パターン
12がICチップ実装作業部3から図3のチップ部品実
装前作業部4まで送られた後、チップ部品実装前作業部
4の半田供給部41において、図8に示すように、IC
チップ31が実装された各回路パターン12を有するテ
ープ状基板11が、ステージ42の吸着穴42aで吸引
されることによりステージ42に吸着保持される。
【0045】次に、メタルマスク43をテープ状基板1
1上に下降させ、テープ状基板11における各回路パタ
ーン12の複数のチップ部品接合部14の各電極14a
上にプレート状のメタルマスク43の複数の半田供給用
開口部43aを、各半田供給用開口部43aから各チッ
プ部品接合部14の各電極14a上にクリーム半田44
の供給が可能なように位置合わせし、メタルマスク43
をテープ状基板11上に設置する。
【0046】次に、スキージ45の先端をXY方向移動
用モーター45a、45bによりメタルマスク43の上
面に当て、滑らせると共に移動させることにより、クリ
ーム半田44を各半田供給用開口部43aに充填し、テ
ープ状基板11における各回路パターン12のチップ部
品接合部14の電極14a上にクリーム半田44を印刷
供給する。その後、テープ状基板11上のメタルマスク
43を上方に移動させ、ステージ42の吸着を解除す
る。
【0047】ここで、クリーム半田44のテープ状基板
11における各回路パターン12の複数のチップ部品接
合部14の各電極14aへの供給は、図示はしないが、
メタルマスク43およびスキージ45に代えて、ディス
ペンサを用いることにより塗布供給してもよい。
【0048】また、クリーム半田44は、接合材料44
の一例であり、接合材料44をクリーム半田44に代え
て、鉛を含まない半田や、AuとSnの合金等の金属、
又は導電性の樹脂であってもよい。
【0049】次に、テープ状基板11の各回路パターン
12がチップ部品実装前作業部4から図3のチップ部品
実装作業部5まで送られた後、チップ部品実装作業部5
において、図9に示すように、クリーム半田44が印刷
された各回路パターン12を有するテープ状基板11
が、ステージ55の吸着穴55aで吸引されることによ
りステージ55に吸着保持される。
【0050】次に、図3において、複数の電極51aを
有する複数のチップ部品51が収められているパーツカ
セット52に、ヘッド53のXY方向移動用モーター5
3a、53bによりヘッド53をXY方向に移動させ、
ヘッド53の吸着ノズル54にてチップ部品51を吸着
保持することによりチップ部品51をパーツカセット5
2から取り出し、テープ状基板11上にチップ部品51
をヘッド53で移動させる。さらに、図9に示すよう
に、チップ部品51の各電極51aをテープ状基板11
における各回路パターン12の各チップ部品接合部14
の各電極14a上に印刷されたクリーム半田44を介し
て実装する。その後、ヘッド53は元の位置に戻され、
テープ状基板11はステージ55への吸着が解除され
る。
【0051】次に、テープ状基板11の各回路パターン
12がチップ部品実装作業部5から図3のチップ部品リ
フロー作業部6まで送られた後、チップ部品リフロー作
業部6において、図10に示すように、各チップ部品5
1が実装されたテープ状基板11が、ステージ63の吸
着穴63aで吸引されることによりステージ63に吸着
保持される。
【0052】次に、各チップ部品51が実装されたテー
プ状基板11おける各回路パターン12の各チップ部品
接合部14の各電極14aに印刷されたクリーム半田4
4を、光ビームやヒーター等の熱源61を用いて溶融
し、冷却して固化させることにより、チップ部品51の
各電極51aとテープ状基板11における各回路パター
ン12の各チップ部品接合部14の各電極14aを接合
する。その後、テープ状基板11のステージ63への吸
着が解除される。
【0053】この時、既に、テープ状基板11における
各回路パターン12上に実装されているICチップ31
に熱源61からの熱が当たり、ICチップ31とテープ
状基板11の接合品質を低下させないために、回路パタ
ーン12上に接合されているICチップ31の上面全体
を覆うことが可能なように形成された遮蔽板62でIC
チップ31の上面全体を覆い、ICチップ31を熱源6
1の熱より遮蔽することもできる。
【0054】さらに、熱源61により加熱されたテープ
状基板11が放熱しにくいように、ステージ63の上面
におけるテープ状基板11との間に空隙部63bを断熱
層として設けている。
【0055】また、チップ部品リフロー作業部において
加熱されたテープ状基板11および実装されたチップ部
品51をエアブロー等により冷却することにより、熱に
よるテープ状基板11等の歪を少なくさせることができ
る。
【0056】最後に、テープ状基板11の各回路パター
ン12がチップ部品リフロー作業部6から図3のテープ
状基板巻取作業部7まで送られた後、テープ状基板巻取
作業部7において、エアブロー等により冷却されたテー
プ状基板11を、ICチップ31およびチップ部品51
が実装された状態で、テープ状基板巻取用モーター72
を用いてテープ収納部7aに取り付けられたリール71
を間欠回転させることにより、リール71に間欠的に巻
き取る。
【0057】ここで、ICチップ31およびチップ部品
51が実装されたテープ状基板11がリール71で巻き
取られた際に、ICチップ31およびチップ部品51が
テープ状基板11と直接接触することが無いように、図
11に示すように、テープ状基板11が巻き取られる前
にICチップ31およびチップ部品51を保護可能な凹
凸部を有するシート状のエンボス状スペーサ73を挟み
こみ、各部品を保護した後、リール71にテープ状基板
11を巻き取る。
【0058】なお、チップ部品51の実装にあたって
は、上記における半田のリフローによる実装方法に代え
て、ICチップ31の実装方法と同様に、導電性樹脂や
金属を接合材料として用い、加熱および加圧を施すこと
により、実装してもよい。
【0059】また、テープ状基板巻取作業部7におい
て、ICチップ31及びチップ部品51が実装された状
態で、テープ状基板11をリール71に巻き取ることに
代えて、ICチップ31及びチップ部品51が実装され
た状態で、テープ状基板11における各回路パターン1
2をテープ状基板11から打ち抜き、個別に打ち抜かれ
た各回路パターン12を各回路基板としてトレイ等に取
り出す場合であってもよい。
【0060】次に、上記各作業部における一連の各作業
を行うための実装装置101の制御系統について説明す
る。図12は、実装装置101の制御系統図である。実
装装置メイン制御部によりテープ状基板巻戻用モーター
16および巻取用モーター72は動作制御されている。
さらに、ICチップ実装前作業部2からチップ部品リフ
ロー作業部6までの各作業部は、各作業部毎にサブ制御
部を有しており、これらの各サブ制御部により各作業部
内の各モーター等の非制御部は動作制御されている。さ
らに、これらの各サブ制御部は全てメイン制御部からも
集中的に監視制御可能なように関連付けられている。
【0061】また、実装装置メイン制御部において、テ
ープ状基板11の送りが動作制御されており、ICチッ
プ実装前作業部2からチップ部品リフロー作業部6まで
の各作業部において、テープ状基板11の各回路パター
ン12に当該作業部での各所定の作業が施され、上記各
作業部においてテープ状基板11の各ステージ上への吸
着固定が解除されると、各サブ制御部よりメイン制御部
へ各作業部の解除信号が送られ、メイン制御部が全ての
上記作業部における各解除信号を各サブ制御部より受け
取る。その後、テープ状基板巻戻用モーター16および
巻取用モーター72に対し回転動作信号がメイン制御部
より送られ、テープ状基板巻戻用モーター16および巻
取用モーター72が回転することにより、テープ状基板
11上の各回路パターン12はピッチPでもって送られ
ることとなる。よって、各作業部においては、テープ状
基板11が吸着固定され、テープ状基板11上の1つの
回路パターン12が当該作業部での所定の作業が施さ
れ、全ての作業部においてテープ状基板11の吸着固定
が解除された後、当該作業部での作業を施された回路パ
ターン12はピッチPでもって次の作業部に送られると
共に、各作業部においては当該作業部での作業が施され
ていない回路パターン12が供給される。
【0062】また、上記各作業部の中にテープ状基板1
1の各ステージ上への吸着固定の解除ができないような
トラブルが発生した場合には、当該作業部のサブ制御部
より吸着固定の解除信号がメイン制御部に送られないこ
ととなり、メイン制御部にてテープ状基板11の送りを
待機状態とさせ、必要に応じてメイン制御部にトラブル
警報等を発することもできる。
【0063】また、各作業部において、テープ状回路基
板11上に連続して形成された各回路パターン12の各
部品実装位置を正確に認識する必要があるため、各回路
パターン12の各部品実装位置を直接認識するか、また
は各回路パターン12の部分的な形状を利用し、その形
状を認識することにより、各部品の実装位置を認識する
実装位置認識部を各作業部に有している。
【0064】さらに、テープ状基板11における回路パ
ターン12中に不良回路パターンが含まれている場合
は、テープ状基板11における各回路パターン12のマ
ッピングデータに基づき、その不良回路パターンを各作
業部においてスキップさせることが可能である。
【0065】また、ICチップ実装前作業部2からチッ
プ部品リフロー作業部6までの間における各作業部間の
間隔を、テープ状基板11の各回路パターン12のピッ
チPの倍数にデータコントロールにより可変することに
より、様々な回路パターンの形状に対応することが可能
となる。
【0066】次に、テープ状基板11を実装装置101
で処理する際において、テープ状基板11の間欠的な送
りの停止時間tについて説明する。ICチップ実装前作
業部2からチップ部品リフロー作業部6までの各作業部
における各作業に要する時間を、ICチップ実装前作業
部2がt、ICチップ実装作業部3におけるICチッ
プマウント作業部3aがt3a、ICチップ本圧着作業
部3bがt3b、チップ部品実装前作業部4がt、チ
ップ部品実装作業部5がt、チップ部品リフロー作業
部6がt、とする。すると、テープ状基板11の間欠
的な送りの停止時間tは、各作業部における各作業に要
する時間t〜tの最大値tmax以上とする必要が
あり、最大値tmaxにより決定されることとなる。
【0067】また、ICチップ本圧着作業部3bやチッ
プ部品リフロー作業部6においては、ICチップ31や
チップ部品51を各回路パターン12に実装するための
加熱時間が必要となるため、ICチップ本圧着作業部3
b又はチップ部品リフロー作業部6における各作業に要
する時間t3b又はtが、各作業部における各作業に
要する時間t〜tの最大値tmaxとなる場合が多
いが、例えば、チップ部品実装作業部5において、実装
されるチップ部品51が多数あるような場合は、チップ
部品実装作業部5における作業に要する時間tが、I
Cチップ本圧着作業部3b及びチップ部品リフロー作業
部6にける各作業に要する時間t3b及びtよりも大
きくなり、各作業部における各作業に要する時間t
の最大値tmaxとなるような場合がある。このよ
うな場合、各作業部における各作業に要する時間t
の最大値tmaxに該当する作業部において、作業
工程を2分割等に分割化することにより、当該作業部に
おける当該作業に要する時間も同様に分割され、小さく
なることとなり、作業工程分割後の各作業部における各
作業に要する時間t〜tの最大値tmax1は、作
業工程が分割された後の当該作業部における作業に要す
る時間も含め、各作業部における各作業に要する時間の
内の最大となる作業時間となる。従って、最大値t
max1は最大値tmaxより小さくすることができ、
テープ状基板11の間欠的な送りの停止時間tを短縮化
することができる。
【0068】また、電子部品実装装置101は、ICチ
ップ実装前作業部2からチップ部品リフロー作業部6ま
での各作業部の順に構成され、ICチップ31が実装さ
れた後にチップ部品51を実装しているが、チップ部品
51が実装された後にICチップ31を実装するように
各作業部を構成してもよい。
【0069】なお、本実施形態においては、同一回路パ
ターン12が一定の間隔ピッチPをもって連続して形成
されているテープ状基板11への電子部品の実装方法に
ついて説明したが、テープ状基板11に回路パターン1
2が一定の間隔ピッチPをもって連続して形成されてい
れば、各回路パターン12が同一でなく、多少違ってい
てもよい。
【0070】上記第1の実施形態によれば、以下の様な
効果を得ることができる。
【0071】従来、実装装置内の各作業部毎に、基板の
バッファー部を設け、各作業部において処理された基板
を各バッファー部に送り、各バッファー部において一定
数量単位の基板が溜まった後、一定数量単位でまとめて
処理された基板を次の作業部へ送っていた。しかし、同
一回路パターン12が一定間隔のピッチPをもって連続
するように形成されたテープ状基板11を用い、実装装
置101の各作業部にこのテープ状基板11を供給し、
各作業部においてテープ状基板11に所定の作業を施
し、作業が施されたテープ状基板11を巻き取り、かつ
このテープ状基板11の供給作業および巻取作業を同期
させ、間欠的に行うことにより、テープ状基板11の供
給から巻き取りまでの間の互いに隣接する各作業部にお
いては1本のテープ状基板11が通され、かつテープ状
基板11が間欠的に送られることとなる。
【0072】さらに、1本のテープ状基板11を互いに
隣接する各作業部に間欠的に送ることにより、テープ状
基板11上の1つの回路パターン12が各作業部で所定
の作業が施される毎に、作業を施された回路パターン1
2はピッチPでもって次の作業部に送られる。それと共
に、各作業部においては当該作業部での作業が施されて
いない回路パターン12が供給されることとなる。従っ
て、各作業部においては、それぞれの所定の作業が間欠
的に繰り返されることとなるため、基板のバッファー部
が不要となり、実装装置のサイズを小さくすることが可
能となる。
【0073】また、実装装置に基板送りを開始するよう
な場合における従来の電子部品の実装装置においては、
実装装置内の各作業部において、一定数量単位の全ての
基板が電子部品の実装作業を施された後、各作業部より
排出され、次の作業部に一定数量単位まとめて基板が送
られるまで、次の作業部においては、基板の処理待ち状
態となっており、基板送りの時間ロスがあった。しか
し、同一の回路パターン12が連続するように形成され
たテープ状基板11を用い、実装装置101にこのテー
プ状基板11を供給し、1つの回路パターン12が各作
業部で所定の作業が施される毎に、作業が施された回路
パターン12はピッチPでもって次の作業部に送られ
る。それと共に、各作業部においては当該作業部での作
業が施されていない回路パターン12が供給されること
となる。従って、各作業部においては、間欠的に繰り返
し、基板にそれぞれの所定の作業を施すことができ、基
板送りの時間ロスを短縮することができ、実装コストの
削減を図ることが可能となる。さらに、各作業部におい
て稼働率を上げることができ、生産性を高めることが可
能となる。
【0074】また、従来の個片の基板を用いる電子部品
の実装方法においては、個片の基板を各作業部に送り、
当該作業部での所定の作業を施し、基板を当該作業部よ
り排出し、これらの作業を繰り返し行っていたため、各
作業部において各個片の基板の送り位置を一定化するこ
とが困難であった。しかし、テープ状基板11上に回路
パターン12が、一定の間隔ピッチPをもって連続する
ように形成されることにより、各回路パターン12は予
め、テープ状基板11上に位置決めされていることとな
り、1本のテープ状基板11をピッチPでもって送るこ
とにより、各作業部において各回路パターン12の送り
位置をより一定化することができるため、作業効率を高
めることが可能となる。
【0075】また、実装装置101は、テープ状基板巻
戻用モーター16および巻取用モーター72を動作制御
する実装装置メイン制御部と、ICチップ実装前作業部
2からチップ部品リフロー作業部6までの各作業部毎に
各作業部内の各モーター等の非制御部を動作制御するサ
ブ制御部を備えており、これらの各サブ制御部が全てメ
イン制御部からも集中的に監視制御可能なように関連付
けられている。これにより、ICチップ実装前作業部2
からチップ部品リフロー作業部6までの各作業部におい
て、テープ状基板が吸着固定された後、テープ状基板1
1の各回路パターン12に当該作業部での各所定の作業
が施され、上記各作業部においてテープ状基板11の各
ステージ上への吸着固定が解除されると、各サブ制御部
よりメイン制御部へ各作業部の解除信号が送られ、メイ
ン制御部が全ての上記作業部における解除信号を各サブ
制御部より受け取ることとなる。その後、テープ状基板
巻戻用モーター16および巻取用モーター72に対し回
転動作信号がメイン制御部より送られ、テープ状基板巻
戻用モーター16および巻取用モーター72が回転する
ことにより、テープ状基板11上の各回路パターン12
はピッチPでもって送られることとなる。よって、各作
業部においては、テープ状基板11が吸着固定され、テ
ープ状基板11上の1つの回路パターン12が当該作業
部での所定の作業を施され、全ての作業部においてテー
プ状基板11の吸着固定が解除された後、当該作業部で
の作業を施された回路パターン12はピッチPでもって
次の作業部に送られると共に、各作業部においては当該
作業部での作業が施されていない回路パターン12が供
給されることとなり、テープ状基板11の間欠的な送り
の動作制御が可能となる。
【0076】さらに、上記各作業部の中にテープ状基板
11の各ステージ上への吸着固定の解除ができないよう
なトラブルが発生した場合には、当該作業部のサブ制御
部より吸着固定の解除信号がメイン制御部に送られない
こととなり、メイン制御部にてテープ状基板11の送り
を待機状態とさせ、必要に応じてメイン制御部にトラブ
ル警報等を発することもできるため、集中的にテープ状
基板11の送りの動作管理を行うことができ、実装作業
の管理効率を高めることが可能となる。
【0077】また、従来、実装装置において、様々な形
状の基板に対応するために、各作業部間の基板のバッフ
ァー部を大きくするか、又は、基板の形状に合わせてバ
ッファー部を交換する必要があった。しかし、テープ状
基板11上の各回路パターン12のピッチPに応じて、
ICチップ実装前作業部2からチップ部品リフロー作業
部6までの間における各作業部間の間隔をピッチPの倍
数にデータコントロールにより可変することにより、デ
ータコントロールの設定の調整のみで、様々な回路パタ
ーン12の形状に対応することが可能となる。
【0078】また、チップ部品リフロー作業部6におい
て、既にICチップ31が実装されているテープ状基板
11の各回路パターン12上に、チップ部品51を熱源
61による加熱により各回路パターン12上に実装する
ような場合において、遮蔽板62を用いて各回路パター
ン12上に実装されているICチップ31の上面全体を
覆うことにより、ICチップ31を熱源61よりの熱か
ら遮蔽し、ICチップ31の接合品質を低下させること
無くチップ部品51の実装を施すことが可能となる。
【0079】また、チップ部品リフロー作業部6におい
て、チップ部品51をクリーム半田44の溶融によりテ
ープ状基板11上に実装した後、熱を保持したままのテ
ープ状基板11をエアブロー等で冷却し、熱によるテー
プ状基板11の歪を少なくさせた状態で、テープ状基板
巻取作業部7においてテープ状基板11を巻き取ること
により、テープ状基板巻取作業部7において、テープ状
基板11に歪が少なくなった状態で巻き取ることにな
り、円滑に巻き取ることが可能となる。
【0080】また、テープ状基板巻取作業部7におい
て、ICチップ31およびチップ部品51が実装されて
いるテープ状基板11が巻き取られる前に、ICチップ
31およびチップ部品51を保護可能な凹凸部を有する
シート状のエンボス状スペーサ73でICチップ31お
よびチップ部品51を覆い保護した後、スペーサ73と
共にテープ状基板11をリール71に巻き取ることによ
り、テープ状基板11がリール71で巻き取られた際
に、ICチップ31およびチップ部品51がテープ状基
板11と直接接触することが無くなるため、ICチップ
31およびチップ部品51の実装位置ずれ等を防止する
ことができ、ICチップ31およびチップ部品51の接
合品質の低下を防止することが可能となる。
【0081】また、テープ状基板11はテープ状基板供
給作業部1からテープ状基板巻取作業部7まで間のテー
プ状基板11の送り方向に沿って設けられた一対の案内
ローラー17a、17bの間のテンションローラー18
を設けることにより、常にテープ状基板11は一定の張
力がかけられた状態となる。よって、テープ状基板供給
作業部1からテープ状基板巻取作業部7までテープ状基
板11を弛むこと無く送ることができ、半田崩れや電子
部品実装位置ずれ等を防止することが可能となる。
【0082】また、テープ状基板11の間欠的な送りの
停止時間tは、ICチップ実装前作業部2からチップ部
品リフロー作業部6までの各作業部における各作業に要
する時間t〜tの最大値tmax以上となり、この
最大値tmaxにより決定されることとなるため、各作
業部における各作業に要する時間t〜tの最大値t
maxに該当する作業部において、作業工程を複数に分
割化することにより、当該作業部における当該作業に要
する時間も同様に分割され、小さくなることとなり、作
業工程分割後の各作業部における各作業に要する時間t
〜tの最大値tmax1は、作業工程が分割された
後の当該作業部における作業に要する時間も含め、各作
業部における各作業に要する時間の内の最大となる作業
時間となる。従って、最大値tmax1は最大値t
maxより小さくすることができ、テープ状基板11の
間欠的な送りの停止時間tを短縮化することができ、実
装コストの削減を図ることが可能となる。
【0083】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。本発明
の第2の実施形態にかかるテープ状基板への電子部品の
実装方法を用いた電子部品実装装置は、テープ状基板1
1の各回路パターン12上に、ICチップ31およびチ
ップ部品51等の多数または多種類の電子部品を実装す
るような場合において、ICチップ実装前作業部2から
チップ部品リフロー作業部6までの各作業部のユニット
数を増やした電子部品実装装置である。ここでユニット
とはテープ状基板11へ各電子部品を実装するための各
作業部における作業部単体を示す。
【0084】例えば、テープ状基板11に多数のICチ
ップ31を実装する必要があるような場合において、I
Cチップ実装前作業部2からチップ部品リフロー作業部
6までの各作業部の内、ICチップ実装前作業部2とI
Cチップ実装作業部3の作業部ユニット数をそれぞれ複
数化させ、複数ユニット化されたICチップ実装前作業
部2におけるそれぞれの作業部ユニットにおいて接合材
料21の貼り付け供給作業を段階的に行い、複数ユニッ
ト化されたICチップ実装作業部におけるそれぞれの作
業部ユニットにおいてICチップ31の実装作業を段階
的に行うことにより、多数のICチップ31のテープ状
基板11への実装作業に対応する。
【0085】上記第2の実施形態によれば、ICチップ
実装前作業部2からチップ部品リフロー作業部6までの
各作業部のユニット数が増やされたことにより、各作業
部における1つの作業部ユニットで電子部品の実装作業
を施すことができないような多数または多種類の電子部
品に対して、実装される電子部品の数量や種類に応じて
複数ユニット化された各作業部において、各電子部品の
実装作業を施すことができるため、例えば、テープ状基
板11の各回路パターン12上に、ICチップ31およ
びチップ部品51等の多数または多種類の電子部品を実
装するような場合において、複数の回路パターン12に
対して、複数ユニット化された1つの作業部にて同時に
1つの作業を施すことができ、また、各回路パターン1
2内に、同一作業が施される部分が複数あるような場合
には、複数ユニット化された1つの作業部における各ユ
ニットの作業部にて、各回路パターン12の上記各同一
作業が施される部分に対し、順次段階的に作業を施すこ
とができ、多数または多種類の電子部品が実装されるよ
うなテープ状基板11に対してもこの電子部品実装装置
で対応することが可能となる。
【0086】なお、上記様々な実施形態の内の任意の実
施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有す
る効果を奏するようにすることができる。
【0087】
【発明の効果】本発明の上記第1の態様によれば、基板
送りの時間ロスを短縮し、実装コストの削減を図ること
が可能となり、さらに、実装装置の稼働率を上げ、生産
性を高めることが可能となる。
【0088】従来の電子部品の実装方法においては、複
数の電子部品の実装作業が行われる場所において、個片
の基板が一定数量単位にまとめられ、この上記一定数量
単位の基板の中から1枚ずつ上記基板が送られ、上記各
基板に上記各電子部品の実装作業が施され、上記実装作
業が施された上記各基板が一定数量単位にまとめられて
送り出されるとともに、上記実装作業が施されていない
別の上記基板が一定数量単位にまとめられて再び供給さ
れるというこれらの作業が繰り返されていた。そのた
め、上記個片の基板をまとめてから供給する作業および
まとめてから取り出す作業において、基板送りの時間ロ
スがあった。
【0089】しかし、本発明の上記第1の態様による電
子部品の実装方法においては、回路パターンが一定間隔
のピッチをもって連続するように形成されたテープ状基
板を用い、この1本の上記テープ状基板を間欠的に送
り、上記テープ状基板の間欠的な送りの停止時に、上記
テープ状基板の上記各回路パターンに上記各電子部品の
実装を行うことにより、上記テープ状基板上の1つの回
路パターンに上記各電子部品の実装作業が施される毎
に、上記各電子部品の実装作業が行われる場所において
は、上記実装作業を施された上記1つの回路パターンが
一定間隔のピッチでもって送り出されながら、上記実装
作業が施されていない別の1つの回路パターンが一定間
隔のピッチでもって供給されることとなり、これらの作
業が繰り返されることとなる。
【0090】従って、基板を一定数量単位にまとめると
いう作業を無くすことができ、基板送りの時間ロスを短
縮することができ、実装コストの削減を図ることが可能
となる。さらに、実装装置の稼働率を上げることがで
き、生産性を高めることが可能となる。
【0091】また、従来の電子部品の実装方法において
は、上記各電子部品の実装作業が行われる場所に上記個
片の基板が送られることとなるため、上記各電子部品の
実装作業が行われる場所において、上記各個片の基板の
送り位置を一定化することが困難であるという問題点も
有していた。しかし、上記テープ状基板上に上記回路パ
ターンが、一定の間隔ピッチをもって連続するように形
成されることにより、上記各回路パターンは予め、上記
テープ状基板上に位置決めされていることとなり、1本
の上記テープ状基板を一定の間隔ピッチでもって送るこ
とにより、上記各電子部品の実装作業が施される場所に
おいて、上記各回路パターンの送り位置をより一定化す
ることができるため、作業効率を高めることが可能とな
る。
【0092】本発明の上記第2の態様によれば、基板送
りの時間ロスを短縮し、実装コストの削減を図ることが
可能となり、さらに、実装装置の稼働率を上げ、生産性
を高めることが可能となる。
【0093】基板送りを開始するような場合における従
来の電子部品の実装方法においては、各作業工程におい
て、一定数量単位の全ての基板に各電子部品の実装作業
が施された後、上記各作業工程より排出され、次の上記
作業工程に一定数量単位にまとめられて上記基板が送ら
れるまで、この次の上記作業工程においては、上記基板
の作業待ち状態となっており、基板送りの時間ロスがあ
った。
【0094】しかし、本発明の上記第2の態様による電
子部品の実装方法においては、上記回路パターンが一定
間隔のピッチをもって連続するように形成された上記テ
ープ状基板を用い、この1本の上記テープ状基板を間欠
的に送り、上記テープ状基板の間欠的な送りの停止時
に、上記テープ状基板の上記各回路パターンに上記各電
子部品の実装を行うことにより、上記テープ状基板上の
1つの上記回路パターンに上記各作業工程で所定の作業
が施される毎に、上記作業が施された上記回路パターン
は一定の間隔ピッチでもって次の作業工程に送られなが
ら、上記各作業工程においては当該作業工程での作業が
施されていない別の上記1つの回路パターンが供給され
ることとなり、これらの作業が繰り返されることとな
る。
【0095】従って、上記各作業工程においては、基板
を一定数量単位にまとめるという作業を無くすことがで
き、基板送りの時間ロスを短縮することができ、実装コ
ストの削減を図ることが可能となる。さらに、各作業工
程において稼働率を上げることができ、生産性を高める
ことが可能となる。
【0096】また、従来の電子部品の実装方法において
は、上記各電子部品の上記各実装作業工程に上記各個片
の基板が送られることとなるため、上記各作業工程にお
いて上記各個片の基板の送り位置を一定化することが困
難であるという問題点も有していた。しかし、上記テー
プ状基板上に上記回路パターンが、一定の間隔ピッチを
もって連続するように形成されることにより、上記各回
路パターンは予め、上記テープ状基板上に位置決めされ
ていることとなり、上記1本のテープ状基板を一定の間
隔ピッチでもって送ることにより、上記各作業工程にお
いて上記各回路パターンの送り位置をより一定化するこ
とができるため、作業効率を高めることが可能となる。
【0097】本発明の上記第3〜10の態様によれば、
従来、用いられているICチップやチップ部品の基板へ
の種々の実装方法を、本発明にかかるテープ状基板への
電子部品の実装方法においても、上記各作業工程におい
て適用することができるため、高い汎用性を持った電子
部品の実装方法を提供することが可能となる。
【0098】本発明の上記第11の態様によれば、基板
のバッファー部を不要とすることができ、実装装置のサ
イズを小さくすることが可能となるとともに、基板送り
の時間ロスを短縮し、実装コストの削減を図ることが可
能となり、さらに、実装装置の稼働率を上げ、生産性を
高めることが可能となる。
【0099】従来の電子部品の実装装置においては、実
装装置内に基板のバッファー部を設け、複数の電子部品
を実装する実装作業部において、個片の基板が一定数量
単位に上記バッファー部にてまとめられ、上記バッファ
ー部の上記一定数量単位の基板の中から1枚ずつ上記基
板が上記実装作業部に供給され、上記各基板に上記各電
子部品の実装作業が施され、上記実装作業が施された上
記各基板が一定数量単位に上記バッファー部でまとめら
れて送り出されるとともに、上記実装作業が施されてい
ない別の上記基板が一定数量単位にまとめられて上記バ
ッファー部に再び供給されるというこれらの作業が繰り
返されていた。そのため、上記個片の基板をまとめるた
めの上記バッファー部が必要であり、さらに、上記個片
の基板をまとめてから供給する作業およびまとめてから
取り出す作業において、基板送りの時間ロスがあった。
【0100】しかし、本発明の第11の態様による電子
部品の実装装置においては、回路パターンが一定間隔の
ピッチをもって連続するように形成されたテープ状基板
を用い、この1本の上記テープ状基板を間欠的に電子部
品実装作業部に送り、上記テープ状基板の間欠的な送り
の停止時に、上記電子部品実装作業部にて上記テープ状
基板の上記各回路パターンに上記各電子部品の実装を行
うことにより、上記テープ状基板上の1つの回路パター
ンに上記各電子部品の実装作業が施される毎に、上記電
子部品実装作業部においては、上記実装作業を施された
上記1つの回路パターンが一定間隔のピッチでもって送
り出されながら、上記実装作業が施されていない別の1
つの回路パターンが一定間隔のピッチでもって供給され
ることとなり、これらの作業が繰り返されることとな
る。
【0101】従って、基板を一定数量単位にまとめると
いう作業を無くすことができるとともに、基板を一定数
量単位にまとめるための基板の上記バッファー部を不要
とすることができる。よって、実装装置のサイズを小さ
くすることが可能となるとともに、基板送りの時間ロス
を短縮することができ、実装コストの削減を図ることが
可能となる。さらに、実装装置の稼働率を上げることが
でき、生産性を高めることが可能となる。
【0102】また、従来の電子部品の実装装置において
は、上記電子部品実装作業部に上記個片の基板が送られ
ることとなるため、上記電子部品実装作業部において、
上記各個片の基板の送り位置を一定化することが困難で
あるという問題点も有していた。しかし、上記テープ状
基板上に上記回路パターンが、一定の間隔ピッチをもっ
て連続するように形成されることにより、上記各回路パ
ターンは予め、上記テープ状基板上に位置決めされてい
ることとなり、1本の上記テープ状基板を一定の間隔ピ
ッチでもって送ることにより、上記電子部品実装作業部
において、上記各回路パターンの送り位置をより一定化
することができるため、作業効率を高めることが可能と
なる。
【0103】本発明の上記第12の態様によれば、基板
のバッファー部を不要とすることができ、実装装置のサ
イズを小さくすることが可能となるとともに、基板送り
の時間ロスを短縮し、実装コストの削減を図ることが可
能となり、さらに、実装装置の稼働率を上げ、生産性を
高めることが可能となる。
【0104】従来の電子部品の実装装置においては、各
作業部毎に、基板のバッファー部を設け、各作業部にお
いて処理された基板を上記各バッファー部に送り、上記
各バッファー部において一定数量単位の基板が溜まった
後、一定数量単位でまとめて処理された基板を次の作業
部へ送っていた。そのため、上記個片の基板をまとめる
ためのバッファー部が必要であり、さらに、上記個片の
基板に各電子部品の実装作業が施された後、上記各作業
部より排出され、次の上記作業部に一定数量単位にまと
められて上記基板が送られるまで、この次の上記作業部
においては、上記基板の作業待ち状態となっており、基
板送りの時間ロスがあった。
【0105】しかし、本発明の上記第12の態様による
電子部品の実装装置においては、上記回路パターンが一
定間隔のピッチをもって連続するように形成された上記
テープ状基板を用い、この1本の上記テープ状基板を間
欠的に各作業部に送り、上記テープ状基板の間欠的な送
りの停止時に、上記各作業部において上記テープ状基板
の上記各回路パターンに上記各電子部品の実装を行うこ
とにより、上記テープ状基板上の1つの上記回路パター
ンに上記各作業部で所定の作業が施される毎に、上記作
業が施された上記回路パターンは一定の間隔ピッチでも
って次の作業部に送られながら、上記各作業部において
は当該作業部での作業が施されていない別の上記1つの
回路パターンが供給されることとなり、これらの作業が
繰り返されることとなる。
【0106】従って、基板を一定数量単位にまとめると
いう作業を無くすことができるとともに、上記各作業部
においては、基板を一定数量単位にまとめるための基板
の上記バッファー部を不要とすることができる。よっ
て、実装装置のサイズを小さくすることが可能となると
ともに、基板送りの時間ロスを短縮することができ、実
装コストの削減を図ることが可能となる。さらに、実装
装置の稼働率を上げることができ、生産性を高めること
が可能となる。
【0107】また、従来の電子部品の実装装置において
は、上記各電子部品の上記各実装作業部に上記各個片の
基板が送られることとなるため、上記各作業部において
上記各個片の基板の送り位置を一定化することが困難で
あるという問題点も有していた。しかし、上記テープ状
基板上に上記回路パターンが、一定の間隔ピッチをもっ
て連続するように形成されることにより、上記各回路パ
ターンは予め、上記テープ状基板上に位置決めされてい
ることとなり、上記1本のテープ状基板を一定の間隔ピ
ッチでもって送ることにより、上記各作業部において上
記各回路パターンの送り位置をより一定化することがで
きるため、作業効率を高めることが可能となる。
【0108】本発明の上記第13の態様によれば、テー
プ状基板の供給および巻取りをリールの巻戻しおよび巻
取りにより行うことができ、また、テープ状基板供給部
とテープ状基板巻取部への上記リールの着脱のみで、上
記テープ状基板の供給作業開始および巻取作業完了でき
るため、実装装置サイズを小さくすることが可能となる
と共に上記テープ状基板の供給および巻取作業を容易に
行うことが可能となる。
【0109】本発明の上記第14の態様によれば、従
来、実装装置において、様々な形状の基板に対応するた
めに、各作業部間の基板のバッファー部を大きくする
か、又は、基板の形状に合わせてバッファー部を交換す
る必要があった。しかし、上記テープ状基板上の上記各
回路パターンのピッチに応じて、ICチップ実装前作業
部からチップ部品リフロー作業部までの間における各作
業部間の間隔を上記ピッチの倍数にデータコントロール
により可変することができるため、上記データコントロ
ールの設定の調整のみで、様々な上記回路パターンの形
状に対応することが可能となる。
【0110】本発明の上記第15の態様によれば、テー
プ状基板巻取作業部において、各電子部品が実装されて
いるテープ状基板が巻き取られる前に、上記各電子部品
を保護可能な凹凸部を有するシート状のエンボス状スペ
ーサで上記各電子部品を覆い保護した後、上記スペーサ
と共に上記テープ状基板をリールに巻き取ることによ
り、上記テープ状基板が上記リールで巻き取られた際
に、上記各電子部品が上記テープ状基板と直接接触する
ことが無くなるため、上記各電子部品の実装位置ずれ等
を防止することができ、上記各電子部品の接合品質の低
下を防止することが可能となる。
【0111】本発明の上記第16の態様によれば、チッ
プ部品リフロー作業部において、チップ部品をクリーム
半田の溶融によりテープ状基板上に間接的に実装した
後、熱を保持したままの上記テープ状基板をエアブロー
等で冷却し、熱による上記テープ状基板の歪を少なくさ
せた状態で、上記テープ状基板巻取作業部において上記
テープ状基板を巻き取ることにより、テープ状基板巻取
作業部において、上記テープ状基板に歪が少なくなった
状態で巻き取ることになり、円滑に巻き取ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装装置の全体平面図である。
【図2】 (a)は図1におけるテープ状基板への電子
部品の実装装置の部分拡大平面図、(b)はテープ状基
板供給作業部の側面図である。
【図3】 図1におけるテープ状基板への電子部品の実
装装置の部分拡大平面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装方法に使用されるテープ状基板の
部分平面図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装方法のICチップ実装前作業部に
おける作業方法を示す図であり、(a)、(b)は接合
材料の断面図、(c)は加熱・加圧ツールと接合材料お
よびテープ状基板の断面図、(d)は接合材料がテープ
状基板に貼り付けられた状態の断面図、(e)はペース
ト状の接合材料をテープ状基板に塗布供給している状態
の斜視図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装方法のICチップマウント作業部
における作業方法を示す図であり、(a)はICチップ
の断面図、(b)、(c)は加熱・加圧ツールによりI
Cチップがテープ状基板に仮圧着される状態の断面図、
(d)はICチップがテープ状基板に仮圧着された状態
の断面図である。
【図7】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装方法のICチップ本圧着作業部に
おける作業方法を示す図であり、(a)は加熱・加圧ツ
ールの断面図、(b)は加熱・加圧ツールによりICチ
ップがテープ状基板に本圧着される状態の断面図、
(c)はICチップがテープ状基板に本圧着された状態
の断面図、(d)は接合材料に異方性導電膜を用いた場
合におけるICチップがテープ状基板に本圧着された状
態の断面図である。
【図8】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装方法のチップ部品実装前作業部に
おける作業方法を示す図であり、テープ状基板上にクリ
ーム半田が供給される状態の断面図である。
【図9】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状基
板への電子部品の実装方法のチップ部品実装作業部にお
ける作業方法を示す図であり、テープ状基板上にチップ
部品が実装された状態の断面図である。
【図10】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状
基板への電子部品の実装方法のチップ部品リフロー作業
部における作業方法を示す図であり、テープ状基板状に
半田をリフローさせてチップ部品を接合している状態の
断面図である。
【図11】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状
基板への電子部品の実装方法における電子部品が実装さ
れたテープ状基板をエンボス状スペーサで保護している
状態の断面図である。
【図12】 本発明の第1の実施形態にかかるテープ状
基板への電子部品実装装置における制御系統図である。
【符号の説明】
1…テープ状基板供給作業部、1a…リール供給部、2
…ICチップ実装前作業部、3…ICチップ実装作業
部、3a…ICチップマウント作業部、3b…ICチッ
プ本圧着作業部、4…チップ部品実装前作業部、5…チ
ップ部品実装作業部、6…チップ部品リフロー作業部、
7…テープ状基板巻取作業部、7a…テープ収納部、1
1…テープ状基板、12…回路パターン、13…ICチ
ップ接合部、13a…ICチップ接合部の電極、14…
チップ部品接合部、14a…チップ部品接合部の電極、
15…リール、16…テープ状基板巻戻用モーター、1
7a…案内ローラー、17b…案内ローラー、18…テ
ンションローラー、20…ステージ、21…接合材料、
21a…導電性粒子、22…保護シート、23…シート
材料供給部、23a…リール、23b…シート材料巻戻
用モータ、23c…切断部、24…加熱・加圧ツール、
25…ペースト状の接合材料、26…ディスペンサ、2
7…吸引部、30a…ステージ、30b…ステージ、3
1…ICチップ、31a…ICチップの電極、31b…
バンプ、32…部品トレイ、33…反転部、33a…反
転部のY方向移動用モーター、33b…反転部の反転用
モーター、33c…反転部のX方向移動用モーター、3
4…ツール、34a…ツールのY方向移動用モーター、
35…加熱・加圧ツール、35a…加熱・加圧ツールの
X方向移動用モーター、35b…加熱・加圧ツールのY
方向移動用モーター、36…保護シート、41…半田供
給部、42…ステージ、42a…吸着穴、43…メタル
マスク、43a…半田供給用開口部、44…クリーム半
田、45…スキージ、45a…スキージのX方向移動用
モーター、45b…スキージのY方向移動用モーター、
51…チップ部品、51a…チップ部品の電極、52…
パーツカセット、53…ヘッド、54…吸着ノズル、5
5…ステージ、55a…吸着穴、61…熱源、62…遮
蔽板、63…ステージ、63a…吸着穴、63b…空隙
部、71…リール、72…テープ状基板巻取用モータ
ー、73…エンボス状スペーサ、101…電子部品実装
装置、P…ピッチ、t…テープ状基板の間欠的な送りの
停止時間、t…ICチップ実装前作業部の作業に要す
る時間、t3a…ICチップマウント作業部の作業に要
する時間、t3b…ICチップ本圧着作業部の作業に要
する時間、t…チップ部品実装前作業部の作業に要す
る時間、t…チップ部品実装作業部の作業に要する時
間、t…チップ部品リフロー作業部の作業に要する時
間、tmax…各作業部の各作業に要する時間の最大
値、tmax1…作業工程分割後の各作業部の各作業に
要する時間の最大値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA03 AA12 AA15 AA23 CC03 CC05 CD02 EE24 EE35 EE50 FG01 FG05 FG06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子部品(31、51)を実装可
    能な回路パターン(12)が一定間隔(P)に複数連続
    して形成されているテープ状基板(11)を間欠的に送
    り、上記テープ状基板(11)の間欠的な送り停止時
    に、上記テープ状基板(11)の上記各回路パターン
    (12)上に上記各電子部品(31、51)の実装を行
    うことを特徴とするテープ状基板への電子部品の実装方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の電子部品(31、51)がICチ
    ップ(31)とチップ部品(51)であり、上記ICチ
    ップ(31)と上記チップ部品(51)の各接合部(1
    3、14)を有する回路パターン(12)が複数連続し
    て形成されたテープ状基板(11)を間欠的に送り、 上記ICチップ(31)を上記テープ状基板(11)に
    実装するためのICチップ実装用前作業を施し、 上記ICチップ実装用前作業が施された上記テープ状基
    板(11)に上記ICチップ(31)を実装し、 上記ICチップ(31)が実装された上記テープ状基板
    (11)に上記チップ部品(51)を実装するためのチ
    ップ部品実装用前作業を施し、 上記チップ部品実装用前作業が施されて半田(44)が
    供給された上記テープ状基板(11)に上記チップ部品
    (51)を実装し、 上記チップ部品(51)が実装された上記テープ状基板
    (11)の半田(44)をリフローするとともに、 上記テープ状基板(11)の間欠的な送り停止時に、上
    記ICチップ(31)を上記テープ状基板(11)に実
    装するための前作業工程から上記チップ部品(51)が
    実装された上記テープ状基板(11)の半田(44)を
    リフローする作業工程までの異なる上記各作業工程にお
    いて、上記テープ状基板(11)の異なる上記各回路パ
    ターン(12)上に、同時的に上記各作業工程の作業を
    行う請求項1に記載のテープ状基板への電子部品の実装
    方法。
  3. 【請求項3】 上記ICチップ実装用前作業が施された
    上記テープ状基板(11)に上記ICチップ(31)を
    実装する作業工程において、 上記ICチップ(31)の複数の電極(31a)にバン
    プ(31b)が形成された上記ICチップ(31)を、
    上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)が上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の複数の電極(13a)に接合可能なように位置合わ
    せし、 上記ICチップ(31)の各バンプ(31b)を上記テ
    ープ状基板(11)の各回路パターン(12)上の各電
    極(13a)に接合し、 上記ICチップ(31)を上記テープ状基板(11)に
    実装する請求項2に記載のテープ状基板への電子部品の
    実装方法。
  4. 【請求項4】 上記ICチップ(31)を上記テープ状
    基板(11)に実装するための上記ICチップ実装用前
    作業を施す作業工程において、 上記ICチップ(31)の複数の電極(31a)にバン
    プ(31b)が形成された上記ICチップ(31)を、
    上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)と上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の各電極(13a)を接合可能な接合材料(21、2
    5)として、非導電性の樹脂シート(21)、または樹
    脂ペースト(25)をテープ状基板(11)の各回路パ
    ターン(12)上に供給し、 上記ICチップ実装前作業が施された上記テープ状基板
    (11)に上記ICチップ(31)を実装する作業工程
    において、 上記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(1
    2)上に供給された上記接合材料(21、25)である
    上記非導電性の樹脂シート(21)、または樹脂ペース
    ト(25)を介して、上記ICチップ(31)を実装
    し、 上記樹脂シート(21)、または上記樹脂ペースト(2
    5)を加熱しながら加圧し、 上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)を上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の上記各電極(13a)に直接的に接合し、 上記樹脂シート(21)、または上記樹脂ペースト(2
    5)が熱硬化することにより接合を維持する請求項2に
    記載のテープ状基板への電子部品の実装方法。
  5. 【請求項5】 上記ICチップ(31)を上記テープ状
    基板(11)に実装するための上記ICチップ実装用前
    作業を施す作業工程において、 上記ICチップ(31)の複数の電極(31a)にバン
    プ(31b)が形成された上記ICチップ(31)を、
    上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)と上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の各電極(13a)を接合可能な接合材料(21、2
    5)として、導電性粒子(21a)が分布された樹脂シ
    ート若しくは樹脂ペースト、または導電性の樹脂シート
    若しくは樹脂ペーストをテープ状基板(11)の各回路
    パターン(12)上に供給し、 上記ICチップ実装前作業が施された上記テープ状基板
    (11)に上記ICチップ(31)を実装する作業工程
    において、 上記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(1
    2)上に供給された接合材料(21)である上記導電性
    粒子(21a)が分布された上記樹脂シート若しくは上
    記樹脂ペースト、または上記導電性の樹脂シート若しく
    は樹脂ペーストを介して、上記ICチップ(31)を実
    装し、 上記樹脂シート、または上記樹脂ペーストを加熱しなが
    ら加圧し、 上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)を上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の上記各電極(13a)に上記導電性粒子(21
    a)、または上記導電性の樹脂シート若しくは樹脂ペー
    ストを介して間接的に接合し、 上記樹脂シート、または上記樹脂ペーストが熱硬化する
    ことにより接合を維持する請求項2に記載のテープ状基
    板への電子部品の実装方法。
  6. 【請求項6】 上記ICチップ(31)を上記テープ状
    基板(11)に実装するための上記ICチップ実装用前
    作業を施す作業工程において、 上記ICチップ(31)の複数の電極(31a)にバン
    プ(31b)が形成された上記ICチップ(31)を、
    上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)と上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の各電極(13a)を接合可能な接合材料(21、2
    5)として、導電性材料である金属をテープ状基板(1
    1)の各回路パターン(12)上に供給し、 上記ICチップ実装前作業が施された上記テープ状基板
    (11)に上記ICチップ(31)を実装する作業工程
    において、 上記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(1
    2)上に供給された接合材料(21)である上記金属を
    介して、上記ICチップ(31)を実装し、 上記金属を加熱溶融し、 上記ICチップ(31)の上記各バンプ(31b)を上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の上記各電極(13a)に上記金属を介して間接的に
    接合し、 上記金属が熱硬化することにより接合を維持する請求項
    2に記載のテープ状基板への電子部品の実装方法。
  7. 【請求項7】 複数の電子部品(31、51)がICチ
    ップ(31)とチップ部品(51)であり、上記ICチ
    ップ(31)と上記チップ部品(51)の各接合部(1
    3、14)を有する回路パターン(12)が複数連続し
    て形成されたテープ状基板(11)を間欠的に送り、 上記ICチップ(31)の複数の電極(31a)が、上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の複数の電極(13a)に接合可能なように位置合わ
    せし、上記ICチップ(31)の各電極(31a)を上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上の各電極(13a)に超音波による金属拡散接合を施
    し、上記テープ状基板(11)に上記ICチップ(3
    1)を実装し、 上記ICチップ(31)が実装された上記テープ状基板
    (11)に上記チップ部品(51)を実装するためのチ
    ップ部品実装用前作業を施し、 上記チップ部品実装用前作業が施されて半田(44)が
    供給された上記テープ状基板(11)に上記チップ部品
    (51)を実装し、 上記チップ部品(51)が実装された上記テープ状基板
    (11)の半田(44)をリフローするとともに、 上記テープ状基板(11)の間欠的な送り停止時に、上
    記テープ状基板(11)に上記ICチップ(51)を実
    装する作業工程から上記チップ部品(51)が実装され
    た上記テープ状基板(11)の半田(44)をリフロー
    する作業工程までの異なる上記各作業工程において、上
    記テープ状基板(11)の異なる上記各回路パターン
    (12)上に、同時的に上記各作業工程の作業を行う請
    求項1に記載のテープ状基板への電子部品の実装方法。
  8. 【請求項8】 複数の電子部品(31、51)がICチ
    ップ(31)とチップ部品(51)であり、上記ICチ
    ップ(31)と上記チップ部品(51)の各接合部(1
    3、14)を有する回路パターン(12)が複数連続し
    て形成されたテープ状基板(11)を間欠的に送り、 上記ICチップ(31)を上記テープ状基板(11)に
    実装するためのICチップ実装用前作業を施し、 上記ICチップ実装用前作業が施された上記テープ状基
    板(11)に上記ICチップ(31)を実装し、 上記ICチップ(31)が実装された上記テープ状基板
    (11)に上記チップ部品(51)を実装するためのチ
    ップ部品実装用前作業を施し、 上記チップ部品実装用前作業が施されて接合材料(4
    4)が供給された上記テープ状基板(11)に上記チッ
    プ部品(51)の複数の電極(51a)を上記テープ状
    基板(11)の上記各回路パターン(12)上の複数の
    電極(14a)に接合可能なように位置合わせし、上記
    チップ部品(51)の上記各電極(51a)を上記テー
    プ状基板(11)の上記各回路パターン(12)上の各
    電極(14a)に上記接合材料(44)を介して接合
    し、上記ICチップ(31)が実装された上記テープ状
    基板(11)に上記チップ部品(51)を実装するとと
    もに、 上記テープ状基板(11)の間欠的な送り停止時に、上
    記ICチップ(31)を上記テープ状基板(11)に実
    装するための前作業工程から上記ICチップ(31)が
    実装された上記テープ状基板(11)に上記チップ部品
    (51)を実装する作業工程までの異なる上記各作業工
    程において、上記テープ状基板(11)の異なる上記各
    回路パターン(12)上に、同時的に上記各作業工程の
    作業を行う請求項1に記載のテープ状基板への電子部品
    の実装方法。
  9. 【請求項9】 上記接合材料(44)が導電性樹脂であ
    り、上記チップ部品(51)の上記各電極(51a)を
    上記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(1
    2)上の複数の電極(14a)に接合可能なように位置
    合わせし、 上記チップ部品(51)の上記各電極(51a)を上記
    テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)上
    の各電極(14a)に加熱しながら加圧し、 上記チップ部品(51)の上記各電極(51a)を上記
    テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)上
    の各電極(14a)に上記導電性樹脂を介して間接的に
    接合し、 上記導電性樹脂が熱硬化することにより接合を維持する
    請求項8に記載のテープ状基板への電子部品の実装方
    法。
  10. 【請求項10】 上記接合材料(44)が金属であり、
    上記チップ部品(51)の上記各電極(51a)を上記
    テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)上
    の複数の電極(14a)に接合可能なように位置合わせ
    し、 上記チップ部品(51)の上記各電極(51a)を上記
    テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)上
    の各電極(14a)に上記金属を介して実装し、 上記金属を加熱溶融し、上記チップ部品(51)の上記
    各電極(51a)を上記テープ状基板(11)の上記各
    回路パターン(12)上の複数の電極(14a)に上記
    金属を介して間接的に接合し、 上記金属が熱硬化することにより接合を維持する実装す
    る請求項8に記載のテープ状基板への電子部品の実装方
    法。
  11. 【請求項11】 複数の電子部品(31、51)を実装
    可能な回路パターン(12)が一定間隔(P)に複数連
    続して形成されているテープ状基板(11)を間欠的に
    送ることが可能なテープ状基板供給作業部(1)と、 上記テープ状基板供給作業部(1)による上記テープ状
    基板(11)の間欠的な送りの停止時に上記テープ状基
    板(11)の上記各回路パターン(12)上に上記各電
    子部品(31、51)の実装が可能な電子部品実装作業
    部(2、3、4、5、6)と、 上記各電子部品(31、51)が実装された上記テープ
    状基板(11)を間欠的に巻き取ることが可能なテープ
    状基板巻取作業部(7)を備え、 かつ、上記テープ状基板供給作業部(1)と上記テープ
    状基板巻取作業部(7)は、同時的に上記テープ状基板
    (11)の供給および巻き取り作業を行うことが可能で
    あることを特徴とするテープ状基板への電子部品実装装
    置。
  12. 【請求項12】 複数の電子部品(31、51)がIC
    チップ(31)とチップ部品(51)であり、上記IC
    チップ(31)と上記チップ部品(51)の各接合部
    (13、14)を有する回路パターン(12)が複数連
    続して形成されたテープ状基板(11)を間欠的に送る
    ことが可能なテープ状基板供給作業部(1)と、 上記ICチップ(31)と上記チップ部品(51)を上
    記テープ状基板(11)の上記各回路パターン(12)
    上に実装可能な電子部品実装作業部(2、3、4、5、
    6)と、 上記ICチップ(31)と上記チップ部品(51)が実
    装された上記テープ状基板(11)を間欠的に巻き取る
    ことが可能なテープ状基板巻取作業部(7)を備え、 上記電子部品実装作業部(2、3、4、5、6)が、 上記ICチップ(31)を上記テープ状基板(11)に
    実装するためのICチップ実装用前作業を施すことが可
    能なICチップ実装前作業部(2)と、 上記ICチップ実装用前作業が施された上記テープ状基
    板(11)に上記ICチップ(31)を実装可能なIC
    チップ実装作業部(3)と、 上記ICチップ(31)が実装された上記テープ状基板
    (11)に上記チップ部品(51)を実装するためのチ
    ップ部品実装用前作業を施すことが可能なチップ部品実
    装前作業部(4)と、 上記チップ部品実装用前作業が施されて半田(44)が
    供給された上記テープ状基板(11)に上記チップ部品
    (51)を実装可能なチップ部品実装作業部(5)と、 上記チップ部品(51)が実装された上記テープ状基板
    (11)の半田(44)をリフローするチップ部品リフ
    ロー作業部(6)を備え、 上記テープ状基板供給作業部(1)による上記テープ状
    基板(11)の間欠的な送りの停止時に上記ICチップ
    実装前作業部(2)から上記チップ部品リフロー作業部
    (6)までの異なる上記各作業部(2、3、4、5、
    6)は、上記テープ状基板(11)の異なる上記各回路
    パターン(12)上に同時的に上記各作業部(2、3、
    4、5、6)の作業を行うことが可能であり、かつ、上
    記テープ状基板供給作業部(1)と上記テープ状基板巻
    取作業部(7)は、同時的に上記テープ状基板(11)
    の供給作業および巻き取り作業を行うことが可能である
    請求項11に記載のテープ状基板の電子部品実装装置。
  13. 【請求項13】 上記テープ状基板(11)はリール
    (15、71)に巻き付け可能なものであり、 上記テープ状基板供給部(1)は、上記リール(15)
    に巻き付けられた上記テープ状基板(11)を上記リー
    ル(15)を巻戻すことにより間欠的に送ることが可能
    なリール供給部(1a)を備え、 上記テープ状基板巻取作業部(7)は、上記各電子部品
    (31、51)が実装された上記テープ状基板(11)
    を上記リール(71)に巻き取ることにより間欠的に巻
    き取ることが可能なテープ収納部(7a)を備える請求
    項11または12に記載のテープ状基板への電子部品実
    装装置。
  14. 【請求項14】 上記ICチップ実装前作業部(2)か
    ら上記チップ部品リフロー作業部(6)までの間におけ
    る各作業部(2、3、4、5、6)間の間隔を、上記テ
    ープ状基板(11)上の上記各回路パターン(12)が
    形成されている間隔ピッチ(P)の倍数に、可変可能な
    データコントロール部を備える請求項12に記載のテー
    プ状基板への電子部品実装装置。
  15. 【請求項15】 上記テープ状基板巻取作業部(7)
    は、上記テープ状基板(11)に実装された上記各電子
    部品(31、51)を保護可能な凹凸部を有するシート
    状のエンボス状スペーサ(73)で保護された上記テー
    プ状基板(11)を、上記リール(71)に巻き取るこ
    とにより間欠的に巻き取ることが可能なテープ収納部
    (7a)を備える請求項13に記載のテープ状基板への
    電子部品実装装置。
  16. 【請求項16】 上記チップ部品リフロー作業部(6)
    と上記テープ状基板巻取作業部(7)の間に、上記チッ
    プ部品リフロー作業部(6)において加熱された上記テ
    ープ状基板(11)を冷却可能な冷却部をさらに備える
    請求項12に記載のテープ状基板への電子部品実装装
    置。
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