JP2003005070A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2003005070A
JP2003005070A JP2001183080A JP2001183080A JP2003005070A JP 2003005070 A JP2003005070 A JP 2003005070A JP 2001183080 A JP2001183080 A JP 2001183080A JP 2001183080 A JP2001183080 A JP 2001183080A JP 2003005070 A JP2003005070 A JP 2003005070A
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lens
lens group
zoom
group
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Susumu Yamaguchi
進 山口
Masae Sato
正江 佐藤
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高変倍比でコンパクト性に優れ、しかも諸収差
が良好に補正された結像性能の良いレンズシャッターカ
メラ等に好適なズームレンズを提供する。 【解決手段】良好な性能のもとでズームレンズの小型化
をはかるための条件として、以下の式を満たすようにす
る。 0.16<D/f<0.235
(1) 但し、 D:望遠端における全系の最も物体側のレンズ面から
最も像側のレンズ面までの距離。 f:望遠端における全系の焦点距離。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに関
わり、特にレンズシャッターカメラ等に好適なコンパク
トで高変倍比の2群ズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】レンズシャッターカメラ用のズームレン
ズのタイプとしては、物体側より順に配置された正屈折
力の第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群とから成る
2群ズームレンズタイプが良く知られている。この2群
ズームレンズタイプは、構造が簡単で、コンパクト化に
も有利なレンズタイプであり、その一例が、特開平10
−48523号公報において提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例は高変倍比を確保できるものではあるが、第1レ
ンズ群の軸上厚がやや大きいため、カメラボディへレン
ズ鏡筒を格納するときに、可能な限り第1レンズ群と第
2レンズ群を近接させたとしても、全系の最も物体側の
レンズ面から最も像側のレンズ面までの距離が大きくな
ってしまうので、カメラの光軸方向の厚さが増大してし
まうという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、高変倍比でコンパクト性に優れ、しかも
諸収差が良好に補正された結像性能の良いレンズシャッ
ターカメラ等に好適なズームレンズを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のズーム
レンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群と
負屈折力の第2レンズ群からなり、両レンズ群の間隔を
変えて変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レン
ズ群は物体側より順に、負屈折力を有する第1aレンズ
群、正屈折力を有する第1bレンズ群、絞りからなり、
前記第1aレンズ群は物体側より順に、正レンズと負レ
ンズから構成され、前記第1bレンズ群は最も物体側に
負レンズが配置され、少なくとも1枚の正レンズ、及び
少なくとも1面の非球面を有し、以下の条件式を満足す
ることを特徴とする。 0.16<D/f<0.235 (1) 但し、 D:望遠端における全系の最も物体側のレンズ面から
最も像側のレンズ面までの距離 f:望遠端における全系の焦点距離
【0006】請求項2に記載のズームレンズは、前記第
2レンズ群は、少なくとも1枚の負レンズを含む2枚の
レンズからなり、少なくとも1面の非球面を有すること
を特徴とする。
【0007】請求項3に記載のズームレンズは、以下の
条件を満足することを特徴とする。 3.0<f/f<5.0 (2) 但し、 f:望遠端における全系の焦点距離 f:第1レンズ群の焦点距離
【0008】請求項4に記載のズームレンズは、以下の
条件を満足することを特徴とする。 0.05<f/|f1a|<0.45 (3) 但し、 f:第1レンズ群の焦点距離 f1a:第1aレンズ群の焦点距離
【0009】請求項5に記載のズームレンズは、以下の
条件を満足することを特徴とする。 ν1an<40 (4) 但し、 ν1an:第1aレンズ群の負レンズのアッベ数
【0010】請求項6に記載のズームレンズは、物体側
より順に、正屈折力の第1レンズ群と負屈折力の第2レ
ンズ群からなり、両レンズ群の間隔を変えて変倍を行う
ズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は物体側より
順に、負屈折力を有する第1aレンズ群、正屈折力を有
する第1bレンズ群、絞りからなり、前記第1aレンズ
群は物体側より順に、正レンズと負レンズから構成さ
れ、前記第1bレンズ群は最も物体側に負レンズが配置
され、少なくとも1枚の正レンズ、及び少なくとも1面
の非球面を有し、以下の条件式を満足することを特徴と
する。 f/f>2.5 (5) 0.20<D/2Y<0.36 (6) 但し、 f:望遠端における全系の焦点距離 f:広角端における全系の焦点距離 D:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像
側のレンズ面までの距離2Y:画面対角線長
【0011】請求項7に記載のズームレンズは、以下の
条件式を満足することを特徴とする。 0.023<D1−2/2Y<0.050 (7) 但し、 D1−2:望遠端における無限遠方撮影時の第1レンズ
群の最も像側のレンズ面から第2レンズ群の最も物体側
のレンズ面までの距離 2Y:画面対角線長
【0012】請求項8に記載のズームレンズは、前記第
2レンズ群は、少なくとも1枚の負レンズを含む2枚の
レンズからなり、少なくとも1面の非球面を有すること
を特徴とする。
【0013】請求項9に記載のズームレンズは、以下の
条件を満足することを特徴とする。 3.0<f/f<5.0 (2) 但し、 f:望遠端における全系の焦点距離 f:第1レンズ群の焦点距離
【0014】請求項10に記載のズームレンズは、以下
の条件を満足することを特徴とする。 0.05<f/|f1a|<0.45 (3) 但し、 f:第1レンズ群の焦点距離 f1a:第1aレンズ群の焦点距離
【0015】請求項11に記載のズームレンズは、以下
の条件を満足することを特徴とする。 ν1an<40 (4) 但し、 ν1an:第1aレンズ群の負レンズのアッベ数
【0016】
【作用】請求項1に記載の本発明のような、正屈折力の
第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなる2群ズ
ームレンズにおいて、第1レンズ群を負屈折力を有する
第1aレンズ群と正屈折力を有する第1bレンズ群から
構成すると、第1レンズ群の第2主点位置が望遠端にお
いて十分に第2レンズ群の第1主点に近づくことがで
き、各レンズの屈折力を強くしすぎることなく広角端か
ら望遠端における変倍を行える。そのため、すべてのズ
ーム領域での収差を良好に補正できる。第1aレンズ群
は物体側より順に、正レンズと負レンズから構成されて
いる。このようないわゆる正レンズ先行タイプは、望遠
比を小さくし易いため、望遠端の焦点距離が長くなる高
変倍比のズームレンズに適している。また、負レンズの
みで構成するより倍率色収差を良好に補正することがで
きる。
【0017】また、第1bレンズ群は最も物体側に負レ
ンズを配置すると共に、少なくとも1枚の正レンズを含
むように構成されている。このような構成にすると、第
1レンズ群全体としては正、負、正の屈折力を有するト
リプレット型に近い配置となり、コマ収差、歪曲収差等
の補正しながら、小型化をはかることができる。また、
第1bレンズ群の正レンズに非球面を使用すると、負レ
ンズに用いるより絞りに近い面を非球面にすることがで
きるので、球面収差、コマ収差の補正に有利となる。更
に、第1レンズ群内のレンズ偏芯時の性能劣化を小さく
抑えることも可能となる。
【0018】なお、本発明では第1レンズ群の最も像側
に開口絞りを配置しているが、これにより第1レンズ群
のレンズ間に絞りのある構成に比べ、組み込み精度の必
要な第1レンズ群中の各レンズの偏芯を小さく抑えやす
いというメリットが得られる。更に、第1レンズ群と第
2レンズ群のレンズ外径をバランスよく小さくすること
も可能となる。
【0019】更に、条件式(1)は、良好な性能のもと
でズームレンズの小型化をはかるための条件である。 0.16<D/f<0.235 (1) (1)式で、D/fが下限を下回るようにすると、
各レンズ群の総厚を小さくでき小型化にはつながるが、
各レンズの偏芯時の性能劣化が大きくなり、高精度なレ
ンズ組込技術が必要となる。一方、D/fが上限を
上回るようにすると、各レンズ群の総厚が大きくなり、
ズームレンズの小型化が困難となる。従って、第1レン
ズ群と第2レンズ群を近接させカメラボディに格納する
という、現在主流のレンズシャッターカメラにおいて
は、カメラボディの厚み(レンズ光軸方向)を大きしな
くてはならず、カメラ全体の小型化を阻害する要因にな
ってしまう。よって、D/fは(1)式を満たす範
囲にあることが望ましい。
【0020】また、請求項2、8に記載の本発明のズー
ムレンズでは、負屈折力の第2レンズ群を、少なくとも
1面に非球面を含む、2枚のレンズからなる構成として
いる。第3レンズ群の構成としては、3枚以上からなる
構成も知られているが、2枚構成とすることで、第2レ
ンズ群の軸上厚を小さく抑えることができる。また、第
2レンズ群では、特に広角側のズーム領域で、画面中心
の光束と画面周辺の光束で通過する光線高さに差がある
ため、少なくとも1面に非球面を使用すると、軸上収差
に影響を与えずに軸外収差を良好に補正することができ
る。更に、第2レンズ群を物体側より屈折力の弱いレン
ズと負の屈折力を有するレンズから構成すると、前記屈
折力の弱いレンズにプラスチックレンズを使用すること
が可能となり、低コスト化に有利である。
【0021】請求項3、9に記載の条件式(2)は、高
変倍比のズームレンズにおいて、コンパクト性を損なう
ことなく収差を良好に補正するため、第1レンズ群の屈
折力を規定するものである。 3.0<f/f<5.0 (2) (2)式において、f/fが下限を下回って第1レ
ンズ群の屈折力が弱くなると、レンズ全長が大きくなり
ズームレンズの小型化が実現できない。一方、f /f
が上限を上回って第1レンズ群の屈折力が強くなる
と、第1レンズ群で発生する収差が大きくなりすぎ、第
2レンズ群で十分に補正できなくなる。従って、f
は(2)式を満たす範囲にあることが望ましい。
【0022】請求項4,10に記載の条件式(3)は、
第1a群の屈折力を規定するものである。 0.05<f/|f1a|<0.45 (3) (3)式において、f/|f1a|が下限を下回って
第1aレンズ群の負の屈折力が弱くなると、広角端での
バックフォーカスを確保することが困難になるととも
に、負屈折力の第2レンズ群で発生する倍率色収差を補
正する効果が小さくなる。一方、f/|f1a|が上
限を上回って第1aレンズ群の負の屈折力が強くなる
と、第1bレンズ群の正の屈折力も強くなり、この両群
間の偏芯誤差感度が増大し、組み立て時の要求精度が厳
しくなるためコストアップの原因となる。高変倍ズーム
レンズでは、特に望遠端において、第1レンズ群内のレ
ンズの偏芯により発生する収差が第2レンズ群により大
きく拡大されるため、この第1レンズ群内の各レンズの
偏芯誤差感度には十分留意した設計が必要となる。従っ
て、f/|f1a|は(3)式を満たす範囲にあるこ
とが望ましい。
【0023】請求項5,11に記載の条件式(4)は、
第1aレンズ群の負レンズのアッベ数を規定するもので
ある。 ν1an<40 (4) (4)式は、第2レンズ群で発生する倍率色収差を補正
するための条件で、上限はその限界値である。この効果
をさらに高めるため、望ましくは以下の範囲が良い。 20<ν1an<35 (4’) ν1anが(4’)式の下限を下回ると光学ガラスの製
造が非常に困難となる。
【0024】請求項6に記載の本発明のような、正屈折
力の第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなる2
群ズームレンズにおいて、第1レンズ群を負屈折力を有
する第1aレンズ群と正屈折力を有する第1bレンズ群
から構成すると、第1レンズ群の第2主点位置が望遠端
において十分に第2レンズ群の第1主点に近づくことが
でき、各レンズの屈折力を強くしすぎることなく広角端
から望遠端における変倍を行える。そのため、すべての
ズーム領域での収差を良好に補正できる。第1aレンズ
群は物体側より順に、正レンズと負レンズから構成され
ている。このようないわゆる正レンズ先行タイプは、望
遠比を小さくし易いため、望遠端の焦点距離が長くなる
高変倍比のズームレンズに適している。また、負レンズ
のみで構成するより倍率色収差を良好に補正することが
できる。
【0025】また、第1bレンズ群は最も物体側に負レ
ンズを配置すると共に、少なくとも1枚の正レンズを含
むように構成されている。このような構成にすると、第
1レンズ群全体としては正、負、正の屈折力を有するト
リプレット型に近い配置となり、コマ収差、歪曲収差等
の補正しながら、小型化をはかることができる。また、
第1bレンズ群の正レンズに非球面を使用すると、負レ
ンズに用いるより絞りに近い面を非球面にすることがで
きるので、球面収差、コマ収差の補正に有利となる。更
に、第1レンズ群内のレンズ偏芯時の性能劣化を小さく
抑えることも可能となる。
【0026】なお、本発明では第1レンズ群の最も像側
に開口絞りを配置しているが、これにより第1レンズ群
のレンズ間に絞りのある構成に比べ、組み込み精度の必
要な第1レンズ群中の各レンズの偏芯を小さく抑えやす
いというメリットが得られる。更に、第1レンズ群と第
2レンズ群のレンズ外径をバランスよく小さくすること
も可能となる。
【0027】更に、条件式(5)は、一般に高変倍とい
われる、変倍比2.5倍以上のズームレンズの基本的条
件である。 f/f>2.5 (5) 変倍比2.5倍を下回ると、ズームレンズの変倍比とし
ては性能的に不十分であり、ズームレンズ付きカメラの
商品価値が低下する。
【0028】又、条件式(6)は、条件式(5)の高変
倍比ズームレンズにおいて、収差を良好に補正しながら
ズームレンズの小型化を図るため、第1レンズ群のレン
ズ総厚を規定するものである。 0.20<D/2Y<0.36 (6) (6)式で、D/2Yが下限を下回ると第1レンズ群
のレンズ総厚が小さくなり小型化にはつながるが、変倍
比2.5倍を超えるズームレンズでは、各レンズの偏芯
時の性能劣化が大きくなり、高精度なレンズ組込技術が
必要となってしまう。一方、D/2Yが上限を上回る
と第1レンズ群のレンズ総厚が大きくなるとともに、広
角端での周辺光量を確保するためにレンズ前玉径を大き
くする必要があり、ズームレンズの小型化が困難にな
る。従って、D/2Yは(6)式を満たす範囲にある
ことが好ましい。
【0029】請求項7に記載の条件式(7)は、望遠端
における開口絞りが配置されるレンズ面間隔を規定する
ものである。 0.023<D1−2/2Y<0.050 (7) (7)式で、D1−2/2Yが下限を下回って開口絞り
が配置される間隔が小さくなると、シャッターユニット
の配置が困難となる。一方、D1−2/2Yが上限を上
回って開口絞りが配置される間隔が大きくなると、シャ
ッターユニットの配置は容易になるが、全系のレンズ総
厚が大きくなり、カメラ全体の小型化の阻害要因となっ
てしまう。
【0030】また、上記(7)式において、D1−2
2Yが上限を下回っていれば、第1レンズ群の第2主点
位置が望遠端において十分に第2レンズ群の第1主点に
近づくことができ、各レンズの屈折力を強くしすぎるこ
となく広角端から望遠端における変倍を行うことができ
ると同時に、望遠端におけるレンズ全長(全系の最も物
体側のレンズ面から結像位置までの距離)を小さくする
ことが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のズームレンズの
実施例を示す。各実施例に使用する記号は以下の通りで
ある。 F:Fナンバー ω:半画角 r:レンズ面の曲率半径 d:レンズ面の間隔 Nd:レンズ材料のd線での屈折率 νd:レンズ材料のアッベ数 f:焦点距離 fb:バックフォーカス また面No中の*は非球面を表し、面の頂点を原点とし光
軸方向をX軸として直交座標系において、頂点曲率を
C、円錐定数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12と
して以下の数式で表す。
【数1】
【0032】(実施例1)図1は、実施例1のズームレ
ンズの広角端におけるレンズ断面図である。図2は、実
施例1の(A)広角端、(B)中間、(C)望遠端での
収差図である。またレンズデータを表1に示す。尚、こ
れ以降(表のレンズデータ含む)において、10のべき
乗数(例えば 2.5×10−03)を、E(例えば
2.5×E−03)を用いて表すものとする。
【表1】
【0033】(実施例2)図3は、実施例2のズームレ
ンズの広角端におけるレンズ断面図である。図4は、実
施例2の(A)広角端、(B)中間、(C)望遠端での
収差図である。またレンズデータを表2に示す。
【表2】
【0034】(実施例3)図5は、実施例3のズームレ
ンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6は、実
施例3の(A)広角端、(B)中間、(C)望遠端での
収差図である。またレンズデータを表3に示す。
【表3】
【0035】(実施例4)図7は、実施例4のズームレ
ンズの広角端におけるレンズ断面図である。図8は、実
施例4の(A)広角端、(B)中間、(C)望遠端での
収差図である。またレンズデータを表4に示す。
【表4】
【0036】各実施例の条件式(1)〜(7)に対応す
る数値は、表5に示す通りである。
【表5】
【0037】なお、以上の実施例では、第1レンズ群の
最も像側のガラスレンズに非球面形状を付加している
が、非球面の形成方法としては、モールド成形に限ら
ず、例えば非球面形状を有する薄い樹脂層をガラスレン
ズ表面に形成する複合型非球面であってもよい。また、
第2レンズ群の最も物体側のレンズは、ポリカーボネイ
ト系のプラスチック材料から構成しているが、アクリル
系、ポリオレフィン系のプラスチック材料を用いてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、高変倍比でコンパクト
性に優れ、しかも諸収差が良好に補正された結像性能の
良いレンズシャッターカメラ等に好適なズームレンズを
提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のズームレンズの広角端におけるレン
ズ断面図である。
【図2】実施例1の(A)広角端、(B)中間、(C)
望遠端での収差図である。
【図3】実施例2のズームレンズの広角端におけるレン
ズ断面図である。
【図4】実施例2の(A)広角端、(B)中間、(C)
望遠端での収差図である。
【図5】実施例3のズームレンズの広角端におけるレン
ズ断面図である。
【図6】実施例3の(A)広角端、(B)中間、(C)
望遠端での収差図である。
【図7】実施例4のズームレンズの広角端におけるレン
ズ断面図である。
【図8】実施例4の(A)広角端、(B)中間、(C)
望遠端での収差図である。
【符号の説明】
LG1 第1レンズ群 LG2 第2レンズ群 1a 第1aレンズ群 1b 第1bレンズ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 LA01 PA05 PA06 PA17 PA18 PB06 PB07 QA02 QA07 QA12 QA22 QA26 QA37 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 RA36 SA06 SA10 SA62 SA63 SB15 SB16 SB23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正屈折力の第1レンズ
    群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両レンズ群の間
    隔を変えて変倍を行うズームレンズにおいて、 前記第1レンズ群は物体側より順に、負屈折力を有する
    第1aレンズ群、正屈折力を有する第1bレンズ群、絞
    りからなり、 前記第1aレンズ群は物体側より順に、正レンズと負レ
    ンズから構成され、 前記第1bレンズ群は最も物体側に負レンズが配置さ
    れ、少なくとも1枚の正レンズ、及び少なくとも1面の
    非球面を有し、 以下の条件式を満足することを特徴とするズームレン
    ズ。 0.16<D/f<0.235 (1) 但し、 D:望遠端における全系の最も物体側のレンズ面から
    最も像側のレンズ面までの距離 f:望遠端における全系の焦点距離
  2. 【請求項2】 前記第2レンズ群は、少なくとも1枚の
    負レンズを含む2枚のレンズからなり、少なくとも1面
    の非球面を有することを特徴とする請求項1記載のズー
    ムレンズ。
  3. 【請求項3】 以下の条件を満足することを特徴とする
    請求項1又は2記載のズームレンズ。 3.0<f/f<5.0 (2) 但し、 f:望遠端における全系の焦点距離 f:第1レンズ群の焦点距離
  4. 【請求項4】 以下の条件を満足することを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のズームレンズ。 0.05<f/|f1a|<0.45 (3) 但し、 f:第1レンズ群の焦点距離 f1a:第1aレンズ群の焦点距離
  5. 【請求項5】 以下の条件を満足することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載のズームレンズ。 ν1an<40 (4) 但し、 ν1an:第1aレンズ群の負レンズのアッベ数
  6. 【請求項6】 物体側より順に、正屈折力の第1レンズ
    群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両レンズ群の間
    隔を変えて変倍を行うズームレンズにおいて、 前記第1レンズ群は物体側より順に、負屈折力を有する
    第1aレンズ群、正屈折力を有する第1bレンズ群、絞
    りからなり、 前記第1aレンズ群は物体側より順に、正レンズと負レ
    ンズから構成され、 前記第1bレンズ群は最も物体側に負レンズが配置さ
    れ、少なくとも1枚の正レンズ、及び少なくとも1面の
    非球面を有し、 以下の条件式を満足することを特徴とするズームレン
    ズ。 f/f>2.5 (5) 0.20<D/2Y<0.36 (6) 但し、 f:望遠端における全系の焦点距離 f:広角端における全系の焦点距離 D:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像
    側のレンズ面までの距離2Y:画面対角線長
  7. 【請求項7】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項6記載のズームレンズ。 0.023<D1−2/2Y<0.050 (7) 但し、 D1−2:望遠端における無限遠方撮影時の第1レンズ
    群の最も像側のレンズ面から第2レンズ群の最も物体側
    のレンズ面までの距離 2Y:画面対角線長
  8. 【請求項8】 前記第2レンズ群は、少なくとも1枚の
    負レンズを含む2枚のレンズからなり、少なくとも1面
    の非球面を有することを特徴とする請求項6又は7記載
    のズームレンズ。
  9. 【請求項9】 以下の条件を満足することを特徴とする
    請求項6〜8のいずれかに記載のズームレンズ。 3.0<f/f<5.0 (2) 但し、 f:望遠端における全系の焦点距離 f:第1レンズ群の焦点距離
  10. 【請求項10】 以下の条件を満足することを特徴とす
    る請求項6〜9のいずれかに記載のズームレンズ。 0.05<f/|f1a|<0.45 (3) 但し、f:第1レンズ群の焦点距離 f1a:第1aレンズ群の焦点距離
  11. 【請求項11】 以下の条件を満足することを特徴とす
    る請求項6〜10のいずれかに記載のズームレンズ。 ν1an<40 (4) 但し、 ν1an:第1aレンズ群の負レンズのアッベ数
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