JP2001166207A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2001166207A
JP2001166207A JP2000115051A JP2000115051A JP2001166207A JP 2001166207 A JP2001166207 A JP 2001166207A JP 2000115051 A JP2000115051 A JP 2000115051A JP 2000115051 A JP2000115051 A JP 2000115051A JP 2001166207 A JP2001166207 A JP 2001166207A
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JP
Japan
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lens
refractive power
focal length
zoom
plastic
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Application number
JP2000115051A
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English (en)
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Masae Sato
正江 佐藤
Kohei Ota
耕平 大田
Minoru Yokota
稔 横田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より低コストでより小型・軽量な2群構成の
ズームレンズを提供。 【解決手段】 物体側より正屈折力の第1レンズ群と負
屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変えて変
倍を行うズームレンズにおいて、第1レンズ群は物体側
より第1レンズ、第2レンズ、第3レンズの3枚のレン
ズ要素とその像側絞りからなり、第1レンズはプラスチ
ックレンズ、第2レンズは負屈折力、第3レンズは正屈
折力を有し、第2レンズ群は2枚レンズ要素からなり像
面側に向けて、第4レンズ、負の屈折力を有する第5レ
ンズで、以下の条件を満足する。1.50≦n3≦1.
90、1.50≦n5≦1.90、但し、n3:物体側よ
り数えて第3レンズの屈折率、n5:物体側より数えて
第5レンズの屈折率

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズに関わ
り、さらに詳しくは、バックフォーカスの制限が少な
い、レンズシャッタタイプカメラ等に適し、低コスト
で、コンパクトな2群構成のズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ズームレンズのタイプの一つ
として、2群構成のズームレンズがあり、この2群構成
のズームレンズは、物体側より順に正屈折力の第1レン
ズ群と負屈折力の第2レンズ群とから成っている。ま
た、2群構成のズームレンズは、構造が比較的簡単で、
レンズ全長が短くまとまりやすいので、レンズシャッタ
タイプカメラ等に広く使用されている。
【0003】この2群構成のズームレンズは、さらに、
第1レンズの正・負によって、負レンズ先行型タイプ
と、正レンズ先行型タイプに分けられる。このうち正レ
ンズ先行型タイプは、望遠比を小さくし易く、また望遠
系の焦点距離レンジに適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
より低コストでより小型・軽量のズームレンズの要望が
強く求められている。従来の正レンズ先行型タイプの2
群構成のズームレンズでは、レンズの構成枚数が比較的
多く、プラスチックレンズの使用が少ないといった問題
点がある。
【0005】本発明は上記の課題に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、より低コストでより小型・軽量
で、良好に収差が補正された2群構成のズームレンズを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の手段
のいずれかにより達成できる。
【0007】(1)物体側より順に、正屈折力の第1レ
ンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔
を変えて変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レ
ンズ群は物体側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第
3レンズの3枚のレンズ要素とその像側の絞りとからな
り、前記第1レンズはプラスチックレンズであり、前記
第2レンズは負屈折力を有し、前記第3レンズは正屈折
力を有し、前記第2レンズ群は2枚のレンズ要素からな
り像面側に向けて、第4レンズ、負の屈折力を有する第
5レンズからなり、以下の条件を満足することを特徴と
するズームレンズ。
【0008】 1.50≦n3≦1.90・・・・・・・・式[1] 1.50≦n5≦1.90・・・・・・・・式[2] 但し、 n3:物体側より数えて第3レンズの屈折率 n5:物体側より数えて第5レンズの屈折率 (2)前記第3レンズがガラスレンズであることを特徴
とする前記(1)に記載のズームレンズ。
【0009】(3)前記第4レンズの少なくとも1面は
非球面を使用し、以下の条件を満足することを特徴とす
る前記(1)または(2)に記載のズームレンズ。
【0010】 0.64≦fW/D≦1.0・・・・・・・式[3] 0.50≦|fRC|/fW≦1.00・・・式[4] 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離 (4)前記第1レンズは正の屈折力を有するプラスチッ
クレンズで少なくとも1面は非球面を使用し、前記第4
レンズはプラスチックレンズで少なくとも1面は非球面
を使用し、以下の条件を満足する前記(1)から(3)
のいずれか1項に記載のズームレンズ。
【0011】 −5≦(φP+φ4)・fT 2/FT≦5・・・式[5] 但し、 φP:第1レンズ群中のプラスチックレンズのパワーの
和 φ4:第4レンズのパワー fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー (5)物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群と負屈
折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変えて変倍
を行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は物体
側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズの3
枚のレンズ要素とその像側の絞りとからなり、前記第1
レンズと前記第2レンズはプラスチックレンズであり、
前記第3レンズは正屈折力を有し、前記第2レンズ群は
2枚のレンズ要素からなり、像面側に向けて第4レン
ズ、負の屈折力を有する第5レンズからなり、全系で少
なくとも4面に非球面を使用し、以下の条件を満足する
ことを特徴とするズームレンズ。
【0012】 1.50≦n5≦1.90・・・・・・・・式[6] 但し、 n5:物体側より数えて第5レンズの屈折率 (6)前記第3レンズがガラスレンズであることを特徴
とする前記(5)に記載のズームレンズ。
【0013】(7)前記第4レンズの少なくとも1面は
非球面を使用し、以下の条件を満足することを特徴とす
る前記(5)または(6)に記載のズームレンズ。
【0014】 0.64≦fW/D≦1.0・・・・・・式[7] 0.50≦|fRC|/fW≦1.00・・式[8] 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離 (8)前記第1レンズは正屈折力を有し、前記第2レン
ズは負屈折力を有し、前記第4レンズはプラスチックレ
ンズであり、以下の条件を満足することを特徴とする前
記(5)から(7)のいずれか1項に記載のズームレン
ズ。
【0015】 −5≦(φ1+φ2+φ4)・fT 2/FT≦5・・式[9] 但し、 φi:第iレンズのパワー(i=1、2、4) fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー (9)物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群と負屈
折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変えて変倍
を行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は物体
側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズの3
枚のレンズ要素とその像側の絞りとからなり、前記第1
レンズと前記第2レンズはプラスチックレンズであり、
前記第3レンズは正屈折力を有し、前記第2レンズ群は
2枚のレンズ要素からなり、像面側に向けて第4レン
ズ、負の屈折力を有する第5レンズからなり、以下の条
件を満足することを特徴とするズームレンズ。
【0016】 1.50≦n3≦1.90・・・・・・・・式[10] 1.50≦n5≦1.90・・・・・・・・式[11] 但し、 n3:物体側より数えて第3レンズの屈折率 n5:物体側より数えて第5レンズの屈折率 (10)前記第3レンズがガラスレンズであることを特
徴とする前記(9)に記載のズームレンズ。
【0017】(11)前記第4レンズの少なくとも1面
は非球面を使用し、以下の条件を満足することを特徴と
する前記(9)または(10)に記載のズームレンズ。
【0018】 0.64≦fW/D≦1.0・・・・・・・式[12] 0.50≦|fRC|/fW≦1.00・・・式[13] 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離 (12)前記第1レンズは正屈折力を有し、少なくとも
1面は非球面を使用し、前記第2レンズは負屈折力を有
し、少なくとも1面は非球面を使用し、前記第4レンズ
はプラスチックレンズであり、以下の条件を満足するこ
とを特徴とする前記(9)から(11)のいずれか1項
に記載のズームレンズ。
【0019】 −5≦(φ1+φ2+φ4)・fT 2/FT≦5・・式[14] 但し、 φi:第iレンズのパワー(i=1、2、4) fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー (13)物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群と負
屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変えて変
倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は第
1レンズ、第2レンズ、第3レンズの3枚のレンズ要素
からなり、前記第2レンズ群は第4レンズ、第5レンズ
の2枚のレンズ要素からなり、前記第1レンズは正の屈
折力を有するプラスチックレンズであり、前記第2レン
ズはプラスチックレンズであり、前記第3レンズは物体
側に凹面を向けた正屈折力を有するメニスカスのガラス
レンズであり、前記第5レンズは負の屈折力を有するプ
ラスチックレンズであることを特徴とするズームレン
ズ。
【0020】(14)前記第3レンズは下記の条件を満
足することを特徴とする前記(13)に記載のズームレ
ンズ。
【0021】 0.10≦(ra−rb)/(ra+rb)≦0.95・・式[15] 但し、 ra:第3レンズの物体側面の曲率半径(ra<0) rb:第3レンズの像側面の曲率半径(rb<0) (15)以下の条件を満足することを特徴とする前記
(13)または(14)に記載のズームレンズ。
【0022】 0.64≦fW/D≦1.0・・・・・・・・・・式[16] 0.50≦|fRC|/fW≦1.00・・・・・・式[17] 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離 (16)前記第2レンズは負屈折力を有し、以下の条件
を満足することを特徴とする前記(13)、(14)ま
たは(15)のいずれか1項に記載のズームレンズ。
【0023】 −5≦{φ1+φ2+(φPRC/mT)}・fT 2/FT≦5・・・式[18] 但し、 mT=fT/fFC φi:第iレンズのパワー(i=1、2) φPRC:第2レンズ群のプラスチックレンズのパワーの
和 fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー fFC:第1レンズ群の焦点距離 ここで、上記の各項について説明する。
【0024】上記(1)に記載の発明によれば、正屈折
力の第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなる2
群構成のズームレンズにおいて、第1レンズの材質をプ
ラスチックにし、第3レンズを正屈折力で適切な屈折率
の範囲にし、第5レンズを負屈折力で適切な屈折率の範
囲にすることにより、プラスチックレンズ使用により低
コスト化ができ、少ないレンズ構成でありながら、コマ
収差並びに像面湾曲収差がよく補正され、特に広角側に
おける歪曲収差がよく補正される。
【0025】上記(2)に記載の発明によれば、第3レ
ンズをガラスレンズにすることにより、温度変化による
焦点位置変動を大きくすることなく、第3レンズに正の
屈折力を十分に配置することができる。その結果、第1
レンズ群の後側主点が第2レンズ群に近づき、変倍比を
容易に得ることができ、また、広角端での正の歪曲収差
を小さくすることができる。また、第3レンズは一般に
屈折力が集中するため、レンズの光軸ズレが結像性能に
及ぼす影響が大きいが、カメラレンズとすると、温度上
昇にともなう膨張を考慮する必要がなく、レンズを組み
込む際のクリアランスを小さくすることができる。その
ため、近傍に組み込まれる絞り機構やレンズシャッタ機
構等と第3レンズとの光学位置関係がでやすく、内部歪
み等による影響が少なくなる。
【0026】上記(3)に記載の発明によれば、第4レ
ンズの少なくとも1面を非球面を使用すると共に、広角
端の焦点距離fWと画面対角線長Dの関係を式[3]に
示す適切な範囲にし、広角端の焦点距離fWと第2レン
ズ群の焦点距離fRCの関係を式[4]に示す適切な範囲
にすることにより、後玉径方向の増大を防ぎ、全長を短
くでき、さらに、第2レンズ群をレンズ2枚で構成して
も、レンズ収差の劣化が少なく、また、レンズの加工性
がよく、ズーム移動量が多くならず従って全長がコンパ
クトになる。
【0027】上記(4)に記載の発明によれば、第1レ
ンズを正の屈折力を有するプラスチックレンズで少なく
とも1面は非球面を使用し、さらに第4レンズを少なく
とも1面は非球面を使用し、第1レンズ群中のプラスチ
ックレンズのパワーの和φP、第4レンズのパワーφ4
望遠端の焦点距離fTの関係を式[5]に示す範囲にす
ることにより、プラスチックレンズによる低コスト化と
軽量化、さらに温度変化に対し焦点位置の変動の大きい
望遠端において、後述する理由により焦点位置変動を小
さく抑えることができる。
【0028】上記(5)に記載の発明によれば、正屈折
力の第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなる2
群構成のズームレンズにおいて、第1レンズと第2レン
ズの材質をプラスチックにし、第3レンズを正屈折力と
し、第5レンズを負屈折力で適切な屈折率の範囲にし、
全系で少なくとも4面に非球面を使用することにより、
プラスチックレンズによる低コスト化と軽量化ができ、
少ないレンズ構成でありながら、非球面使用により各収
差がよく補正され、特に、広角側での歪曲収差がよく補
正される。
【0029】上記(6)に記載の発明によれば、第3レ
ンズをガラスレンズにすることにより、温度変化による
焦点位置変動を大きくすることなく、第3レンズに正の
屈折力を十分に配置することができる。その結果、第1
レンズ群の後側主点が第2レンズ群に近づき、変倍比を
容易に得ることができ、また、広角端での正の歪曲収差
を小さくすることができる。また、第3レンズは一般に
屈折力が集中するため、レンズの光軸ズレが結像性能に
及ぼす影響が大きいが、カメラレンズとすると、温度上
昇にともなう膨張を考慮する必要がなく、レンズを組み
込む際のクリアランスを小さくすることができる。その
ため、近傍に組み込まれる絞り機構やレンズシャッタ機
構等と第3レンズとの光学位置関係がでやすく、内部歪
み等による影響が少なくなる。
【0030】上記(7)に記載の発明によれば、第4レ
ンズの少なくとも1面を非球面を使用すると共に、広角
端の焦点距離fWと画面対角線長Dの関係を式[3]に
示す適切な範囲にし、広角端の焦点距離fWと第2レン
ズ群の焦点距離fRCの関係を式[4]に示す適切な範囲
にすることにより、後玉径方向の増大を防ぎ、全長を短
くでき、さらに、第2レンズ群をレンズ2枚で構成して
もレンズ収差の劣化が少なく、またレンズの加工性がよ
く、ズーム移動量が多くならず従って全長がコンパクト
になる。
【0031】上記(8)に記載の発明によれば、第1レ
ンズを正屈折力とし、第2レンズを負屈折力とし、第4
レンズをプラスチックレンズとすることにより、第1、
2、4レンズのパワーφ1、φ2、φ4、望遠端の焦点距
離fT、望遠端のFナンバーF Tの関係を式[9]に示す
適切な範囲にすることにより、プラスチックレンズによ
る低コスト化、軽量化、さらに温度変化に対し焦点位置
の変動の大きい望遠端において、後述する理由により焦
点位置変動を小さく抑えることができる。
【0032】上記(9)に記載の発明によれば、正屈折
力の第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなる2
群構成のズームレンズにおいて、第1レンズと第2レン
ズの材質をプラスチックにし、第3レンズを正屈折力
で、適切な屈折率の範囲にし、第5レンズを負屈折力で
適切な屈折率の範囲にすることにより、プラスチックレ
ンズによる低コスト化、軽量化、さらに少ないレンズ構
成でありながら、コマ収差並びに像面湾曲収差がよく補
正され、特に広角側における歪曲収差がよく補正され
る。
【0033】上記(10)に記載の発明によれば、第3
レンズをガラスレンズにすることにより、温度変化によ
る焦点位置変動を大きくすることなく、第3レンズに正
の屈折力を十分に配置することができる。その結果、第
1レンズ群の後側主点が第2レンズ群に近づき、変倍比
を容易に得ることができ、また、広角端での正の歪曲収
差を小さくすることができる。また、第3レンズは一般
に屈折力が集中するため、レンズの光軸ズレが結像性能
に及ぼす影響が大きいが、カメラレンズとすると、温度
上昇にともなう膨張を考慮する必要がなく、レンズを組
み込む際のクリアランスを小さくすることができる。そ
のため、近傍に組み込まれる絞り機構やレンズシャッタ
機構等と第3レンズとの光学位置関係がでやすく、内部
歪み等による影響が少なくなる。
【0034】上記(11)に記載の発明によれば、第4
レンズの少なくとも1面を非球面を使用すると共に、広
角端の焦点距離fWと画面対角線長Dの関係を式[1
2]に示す適切な範囲にし、広角端の焦点距離fWと第
2レンズ群の焦点距離fRCの関係を式[13]に示す適
切な範囲にすることにより、後玉径方向の増大を防ぎ、
全長を短くでき、さらに、第2レンズ群をレンズ2枚で
構成してもレンズ収差の劣化が少なく、また、レンズの
加工性がよく、ズーム移動量が多くならず、従って全長
がコンパクトになる。
【0035】上記(12)に記載の発明によれば、第1
レンズを正屈折力とし、少なくとも1面は非球面を使用
し、第2レンズを負屈折力とし、少なくとも1面は非球
面を使用し、前記第4レンズをプラスチックレンズと
し、第1、2、4レンズのパワーφ1、φ2、φ4、望遠
端の焦点距離fT、望遠端のFナンバーFTの関係を式
[14]示す適切な範囲にすることにより、プラスチッ
クを使用による低コスト化、軽量化さらに、温度変化に
対し焦点位置の変動の大きい望遠端において、焦点位置
変動を小さく抑えることができる。
【0036】上記(13)に記載の発明によれば、正屈
折力の第1レンズ群と負屈折力の第2レンズ群からなる
2群構成のズームレンズにおいて、第1レンズを正の屈
折力でプラスチックレンズとし、第2レンズをプラスチ
ックレンズとし、第3レンズを正屈折力で物体側に凹面
を向けたメニスカスのガラスレンズとし、第5レンズを
負屈折力でプラスチックレンズとすることにより、多く
のプラスチック材料を使用し、特に最もレンズ外径の大
きくなる第5レンズをプラスチックレンズとすることに
より低コスト化と軽量化ができる。また、少ないレンズ
構成でありながら、例えば、第5レンズの屈折力を弱く
し、第1レンズの屈折力を強くすると、全系での温度変
化を狭く抑えることができる。また、例えば第1レンズ
の屈折力を強くすることで大きくなる広角側での歪曲収
差は、第3レンズを物体側に凹面を向けた正屈折力のメ
ニスカスのガラスレンズにすることにより補正できる。
【0037】上記(14)に記載の発明によれば、第3
レンズの物体側面曲率raと像側面曲率rbを式[15]
に示す適切な範囲にすることにより、例えば、第5レン
ズの屈折力を弱くして、第1レンズの正屈折力を強くす
ると、全系として温度変化を狭く抑えることができ、ま
た、第1レンズの屈折力を強くすることで大きくなる広
角端の歪曲収差を補正できる。
【0038】上記(15)に記載の発明によれば、広角
端の焦点距離fWと画面対角線長Dの関係を式[16]
に示す適切な範囲にすると共に、広角端の焦点距離fW
と第2レンズ群の焦点距離fRCの関係を式[17]に示
す適切な範囲にすることにより、後玉径方向の増大を防
ぎ、全長を短くでき、さらに、第2レンズ群をレンズ2
枚で構成してもレンズ収差の劣化が少なく、また、レン
ズの加工性がよく、ズーム移動量が多くならず、従って
全長がコンパクトになる。
【0039】上記(16)に記載の発明によれば、第2
レンズを負屈折力にすると共に、第1、2レンズのパワ
ーφ1、φ2、第2レンズ群のプラスチックレンズのパワ
ーの和φPRC、望遠端の焦点距離fT、望遠端のFナンバ
ーFT、第1レンズ群の焦点距離fFCの関係を式[1
8]に示す適切な範囲にすることにより、温度変化に対
し焦点位置の変動の大きい望遠端において、焦点位置変
動を小さく抑えることができる。
【0040】ここで各条件式について説明する。条件式
[1]、及び、条件式[10]は、第3レンズの屈折率
の適切な範囲を定めたものである。下限を越えるとコマ
収差が劣化し易い。逆に上限を越えるとペツバール和が
負で大となり、良好な像面が得にくくなる。条件式の範
囲は1.50≦n3≦1.90であり、好ましくは1.
50≦n3≦1.75である。
【0041】また、条件式[2]、条件式[6]、及
び、条件式[11]は、第5レンズの屈折率の適切な範
囲を定めたものである。下限を越えると広角側での歪曲
収差(デイストーション)が劣化し易い。逆に上限を越
えると色収差の発生し易いガラス光学材料の使用もしく
は価格の高い硝材を使用することになり、コストの上昇
につながるため、条件式の範囲は1.50≦n5≦1.
90であり、好ましくは1.50≦n5≦1.75であ
る。
【0042】また、条件式[3]、条件式[7]、条件
式[12]、及び、条件式[16]は、この発明のズー
ムレンズに適した広角端の焦点距離を定めたものであ
る。下限を越えると、正レンズ先行型タイプのため周辺
光量が不足し易く、また、バックフォーカスが短くなる
ことに付随して、後玉径が増大し、径方向のコンパクト
性を損なう。逆に、上限を越えると、全長が長くなり、
正レンズ先行型タイプのメリットを生かせない。条件式
の範囲は0.64≦fW/D≦1.0であり、好ましく
は0.70≦fW/D≦1.0である。
【0043】また、条件式[4]、条件式[8]、条件
式[13]、及び、条件式[17]は、第2レンズ群の
焦点距離の適切な範囲を定めるものである。下限を越え
て第2レンズ群の焦点距離の絶対値が小さくなると、第
2レンズ群を2枚で構成する場合、収差の劣化を招くと
共に、特定の凹面の曲率半径が小さくなり、ガラス研磨
加工に適さなくなる。逆に、上限を越えると、第2レン
ズ群のズーム移動量が大きくなり、ズームレンズ鏡胴の
コンパクト性を損なう。条件式の範囲は0.50≦|f
RC|/fW≦1.00であり、好ましくは0.60≦|
RC|/fW≦1.00である。
【0044】また、条件式[5]、条件式[9]、条件
式[14]、及び、条件式[18]は、温度変化に対す
る焦点位置の変動を抑える条件であり、第1レンズ群中
のプラスチックレンズのパワーの和と、第2レンズ群中
のプラスチックレンズのパワーの和とが、この条件を満
たすことにより、温度変化に対し焦点位置変動の大きい
望遠端において、焦点位置変動を小さく抑えることがで
きる。
【0045】ここで、理由を説明すると、プラスチック
レンズの温度のν値である{(nd−1)/Δn}を一
律にνTとし、望遠端において、軸上光線の光線高がそ
れぞれのプラスチックレンズで概ね等しいとすると、焦
点位置での変動値δSは近似的に式[19]となる。
【0046】 δS=−(φP+φPRC/mT)・fT 2/νT・・・・・・・式[19] 但し、 φP:第1レンズ群中のプラスチックレンズのパワーの
和 φPRC:第2レンズ群のプラスチックレンズのパワーの
和 mT:fT/fFCT:望遠端の焦点距離 fFC:第1レンズ群の焦点距離 νT:温度ν値、(nd−1)/Δn Δn:温度変化ΔTに対する屈折率変化 nd:レンズ材料のd線でのアッベ数 ここで、許容錯乱円径を0.05mmとし、深度を±
0.05mmとすると、30℃の温度変化に対する温度
「νT」が、およそ−100であるので、このときの焦
点位置の変動値「δS」が所定深度内に入る条件式とし
て、前述の式[18]がある。条件式の範囲は−5≦
{φ1+φ2+(φPRC/mT)}・fT 2/FT≦5であ
る。
【0047】また、第2レンズ群中の第4レンズだけが
プラスチックレンズであり、第2レンズ群のプラスチッ
クレンズのパワーの和である「φPRC」が小さいときに
は、前述の式[19]は近似的に式[20]となる。
【0048】 δS=−(φP+φP4)・fT 2/νT・・・・・・・式[20] ここで、許容錯乱円径を0.05mmとし、深度を±
0.05mmとすると、30℃の温度変化に対する温度
「νT」が、およそ−100であるので、このときの焦
点位置の変動値「δS」が所定深度内に入る条件式とし
て、前述の式[5]、式[9]及び式[14]がある。
条件式の範囲は−5≦(φP+φ4)・fT 2/FT≦5で
り、また、−5≦(φ1+φ2+φ4)・fT 2/FT≦5で
ある。
【0049】さらに、条件式[15]は、良好な収差と
なるための条件であり、下限を越えると、広角端の歪曲
収差が大きくなる。逆に、上限を越えると、第3レンズ
の像側面で発生する球面収差、及び、コマ収差が大きく
なり好ましくない。条件範囲は0.10≦(ra−rb
/(ra+rb)≦0.95であり、好ましくは、0.3
0≦(ra−rb)/(ra+rb)≦0.75である。
【0050】
【実施例】以下に、本発明のズームレンズの実施例を示
すが、これに限定されるものではない。ここで、各実施
例に使用する記号は下記の通りである。
【0051】F:Fナンバー ω:半画角 r:屈折面の曲率半径 d:屈折面の間隔 nd:レンズ材料のd線での屈折率 νd:レンズ材料のアッベ数 f:焦点距離 fb:バックフォーカス 各実施例において、非球面の形状は、光軸方向にX軸を
とり、光軸と垂直方向に高さhとし、K、A4、A6、A
8、A10、A12を非球面係数として、「数1」で表して
いる。
【0052】
【数1】
【0053】(実施例1)実施例1は請求項1〜4に含
まれる実施例である。図1は実施例1のレンズ断面図
で、表1、及び、表2はレンズデータを示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力の第2レンズ、正屈折力
の第3レンズとからなる。第2レンズ群LG2は、負屈
折力のプラスチックの第4レンズ、負屈折力の第5レン
ズからなる。図2は実施例1の(A)、短焦点端、
(B)中間、及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図で
ある。
【0057】(実施例2)実施例2は請求項1〜4に含
まれる実施例である。図3は実施例2のレンズ断面図
で、表3、及び、表4はレンズデータを示す。
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【0060】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力の第2レンズ、正屈折力
の第3レンズとからなる。また、第2レンズ群LG2
は、弱い正屈折力のプラスチックの第4レンズ、負屈折
力の第5レンズからなる。図4は実施例2の(A)短焦
点端、(B)中間、及び、(C)長焦点端でのレンズ収
差図である。
【0061】(実施例3)実施例3は請求項1〜4に含
まれる実施例である。図5は実施例3のレンズ断面図
で、表5、及び、表6はレンズデータを示す。
【0062】
【表5】
【0063】
【表6】
【0064】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力の第2レンズ、正屈折力
の第3レンズとからなる。また、第2レンズ群LG2
は、殆どパワーを持たないプラスチックの第4レンズ、
負屈折力の第5レンズからなる。図6は実施例3の
(A)短焦点端、(B)中間、及び、(C)長焦点端で
のレンズ収差図である。
【0065】(実施例4)実施例4は請求項5〜8に含
まれる実施例である。図7は実施例4のレンズ断面図で
ある。またレンズデータを表7、及び、表8に示す。
【0066】
【表7】
【0067】
【表8】
【0068】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズとからなる。また、第2レ
ンズ群LG2は、殆どパワーをもたないプラスチックの
第4レンズ、負屈折力の第5レンズからなる。図8は実
施例4の(A)短焦点端、(B)中間、及び、(C)長
焦点端でのレンズ収差図である。
【0069】(実施例5)実施例5は請求項5〜8に含
まれる実施例である。図9は実施例5のレンズ断面図
で、また表9、及び、表10はレンズデータを示す。
【0070】
【表9】
【0071】
【表10】
【0072】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズとからなり、かつ第1レン
ズと第2レンズは接合される。また、第2レンズ群LG
2は、殆どパワーをもたないプラスチックの第4レン
ズ、負屈折力の第5レンズとからなる。図10は実施例
5の(A)短焦点端、(B)中間、及び(C)長焦点端
でのレンズ収差図である。
【0073】(実施例6)実施例6は請求項5〜12に
含まれる実施例である。図11は実施例6のレンズ断面
図で、表11、及び、表12はレンズデータを示す。
【0074】
【表11】
【0075】
【表12】
【0076】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズとからなる。また、第2レ
ンズ群LG2は、殆どパワーをもたないプラスチックの
第4レンズ、負屈折力の第5レンズからなる。図12は
実施例6の(A)短焦点端、(B)中間、及び、(C)
長焦点端でのレンズ収差図である。
【0077】(実施例7)実施例7は請求項5〜12に
含まれる実施例である。図13は実施例7のレンズ断面
図で、表13、及び、表14はレンズデータを示す。
【0078】
【表13】
【0079】
【表14】
【0080】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズとからなり、かつ、第1レ
ンズと第2レンズは接合される。また、第2レンズ群L
G2は、殆どパワーをもたないプラスチックの第4レン
ズ、負屈折力の第5レンズからなる。図14は実施例7
の(A)短焦点端、(B)中間、及び、(C)長焦点端
でのレンズ収差図である。
【0081】(実施例8)実施例8は請求項5〜12に
含まれる実施例である。図15は実施例8のレンズ断面
図で、表15、及び、表16はレンズデータを示す。
【0082】
【表15】
【0083】
【表16】
【0084】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズとからなる。また、第2レ
ンズ群LG2は、殆どパワーをもたないプラスチックの
第4レンズ、負屈折力の第5レンズからなる。図16は
実施例8の(A)短焦点端、(B)中間、及び、(C)
長焦点端でのレンズ収差図である。
【0085】(実施例9)実施例9は請求項5〜12に
含まれる実施例である。図17は実施例9のレンズ断面
図で、表17、及び、表18はレンズデータを18に示
す。
【0086】
【表17】
【0087】
【表18】
【0088】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズからなり、かつ第1レンズ
と第2レンズは接合される。また、第2レンズ群LG2
は、殆どパワーをもたないプラスチックの第4レンズ、
負屈折力の第5レンズからなる。図18は実施例9の
(A)短焦点端、(B)中間、及び、(C)長焦点端で
のレンズ収差図である。
【0089】(実施例10)実施例10は請求項1〜
3、5〜7、9〜11、及び、13〜16に含まれる実
施例である。図19は実施例10のレンズ断面図で、表
19、及び、表20はレンズデータを示す。
【0090】
【表19】
【0091】
【表20】
【0092】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズからなる。また、第2レン
ズ群LG2は、殆どパワーをもたないプラスチックの第
4レンズ、負屈折力のプラスチックの第5レンズからな
る。図20は実施例10の(A)短焦点端、(B)中
間、及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【0093】(実施例11)実施例11は請求項1〜
3、5〜7、9〜11、及び、13〜16に含まれる実
施例である。図21は実施例11のレンズ断面図で、表
21、及び、表22はレンズデータを示す。
【0094】
【表21】
【0095】
【表22】
【0096】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズからなる。また、第2レン
ズ群LG2は殆どパワーをもたないプラスチックの第4
レンズ、負屈折力のプラスチックの第5レンズからな
る。図22は実施例11の(A)短焦点端、(B)中
間、及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【0097】(実施例12)実施例12は請求項13〜
16に含まれる実施例である。図23は実施例12のレ
ンズ断面図で、表23、及び、表24はレンズデータを
示す。
【0098】
【表23】
【0099】
【表24】
【0100】第1レンズ群LG1は、正屈折力のプラス
チックの第1レンズ、負屈折力のプラスチックの第2レ
ンズ、正屈折力の第3レンズとからなる。また、第2レ
ンズ群LG2は、殆どパワーをもたないプラスチックの
第4レンズ、負屈折力のプラスチックの第5レンズから
なる。図24は、実施例12の(A)短焦点端、(B)
中間、及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【0101】ここで、各実施例における条件式の値を表
25、表26、及び、表27に示す。
【0102】
【表25】
【0103】
【表26】
【0104】
【表27】
【0105】表25、表26、及び、表27に示す如
く、本発明の条件式をそれぞれ満足している。
【0106】
【発明の効果】本発明のズームレンズは上記のように構
成したので、次のような効果を奏する。より低コストで
より小型・軽量で、また、レンズシャッタタイプカメラ
等に好適で、諸収差が良好に補正された2群構成のズー
ムレンズを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のレンズ断面図である。
【図2】実施例1の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図3】実施例2のレンズ断面図である。
【図4】実施例2の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図5】実施例3のレンズ断面図である。
【図6】実施例3の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図7】実施例4のレンズ断面図である。
【図8】実施例4の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図9】実施例5のレンズ断面図である。
【図10】実施例5の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図11】実施例6のレンズ断面図である。
【図12】実施例6の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図13】実施例7のレンズ断面図である。
【図14】実施例7の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図15】実施例8のレンズ断面図である。
【図16】実施例8の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図17】実施例9のレンズ断面図である。
【図18】実施例9の(A)短焦点端、(B)中間、及
び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図19】実施例10のレンズ断面図である。
【図20】実施例10の(A)短焦点端、(B)中間、
及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図21】実施例11のレンズ断面図である。
【図22】実施例11の(A)短焦点端、(B)中間、
及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【図23】実施例12のレンズ断面図である。
【図24】実施例12の(A)短焦点端、(B)中間、
及び、(C)長焦点端でのレンズ収差図である。
【符号の説明】
LG1 第1レンズ群 LG2 第2レンズ群 1 第1面 2 第2面 3 第3面 4 第4面 5 第5面 6 第6面 7 第7面 8 第8面 9 第9面 10 第10面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA01 PA04 PA05 PA17 PA18 PB05 QA02 QA07 QA12 QA14 QA22 QA25 QA37 QA41 QA42 QA45 RA05 RA12 RA13 RA36 SA06 SA10 SA62 SA63 SB04 SB13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正屈折力の第1レンズ
    群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変
    えて変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ
    群は物体側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レ
    ンズの3枚のレンズ要素とその像側の絞りとからなり、
    前記第1レンズはプラスチックレンズであり、前記第2
    レンズは負屈折力を有し、前記第3レンズは正屈折力を
    有し、前記第2レンズ群は2枚のレンズ要素からなり像
    面側に向けて、第4レンズ、負の屈折力を有する第5レ
    ンズからなり、以下の条件を満足することを特徴とする
    ズームレンズ。 1.50≦n3≦1.90 1.50≦n5≦1.90 但し、 n3:物体側より数えて第3レンズの屈折率 n5:物体側より数えて第5レンズの屈折率
  2. 【請求項2】 前記第3レンズがガラスレンズであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第4レンズの少なくとも1面は非球
    面を使用し、以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のズームレンズ。 0.64≦fW/D≦1.0 0.50≦|fRC|/fW≦1.00 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離
  4. 【請求項4】 前記第1レンズは正の屈折力を有するプ
    ラスチックレンズで少なくとも1面は非球面を使用し、
    前記第4レンズはプラスチックレンズで少なくとも1面
    は非球面を使用し、以下の条件を満足する請求項1から
    請求項3のいずれか1項に記載のズームレンズ。 −5≦(φP+φ4)・fT 2/FT≦5 但し、 φP:第1レンズ群中のプラスチックレンズのパワーの
    和 φ4:第4レンズのパワー fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー
  5. 【請求項5】 物体側より順に、正屈折力の第1レンズ
    群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変
    えて変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ
    群は物体側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レ
    ンズの3枚のレンズ要素とその像側の絞りとからなり、
    前記第1レンズと前記第2レンズはプラスチックレンズ
    であり、前記第3レンズは正屈折力を有し、前記第2レ
    ンズ群は2枚のレンズ要素からなり、像面側に向けて第
    4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズからなり、全
    系で少なくとも4面に非球面を使用し、以下の条件を満
    足することを特徴とするズームレンズ。 1.50≦n5≦1.90 但し、 n5:物体側より数えて第5レンズの屈折率
  6. 【請求項6】 前記第3レンズがガラスレンズであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 前記第4レンズの少なくとも1面は非球
    面を使用し、以下の条件を満足することを特徴とする請
    求項5または請求項6に記載のズームレンズ。 0.64≦fW/D≦1.0 0.50≦|fRC|/fW≦1.00 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離
  8. 【請求項8】 前記第1レンズは正屈折力を有し、前記
    第2レンズは負屈折力を有し、前記第4レンズはプラス
    チックレンズであり、以下の条件を満足することを特徴
    とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のズ
    ームレンズ。 −5≦(φ1+φ2+φ4)・fT 2/FT≦5 但し、 φi:第iレンズのパワー(i=1、2、4) fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー
  9. 【請求項9】 物体側より順に、正屈折力の第1レンズ
    群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を変
    えて変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ
    群は物体側より順に、第1レンズ、第2レンズ、第3レ
    ンズの3枚のレンズ要素とその像側の絞りとからなり、
    前記第1レンズと前記第2レンズはプラスチックレンズ
    であり、前記第3レンズは正屈折力を有し、前記第2レ
    ンズ群は2枚のレンズ要素からなり、像面側に向けて第
    4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズからなり、以
    下の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 1.50≦n3≦1.90 1.50≦n5≦1.90 但し、 n3:物体側より数えて第3レンズの屈折率 n5:物体側より数えて第5レンズの屈折率
  10. 【請求項10】 前記第3レンズがガラスレンズである
    ことを特徴とする請求項9に記載のズームレンズ。
  11. 【請求項11】 前記第4レンズの少なくとも1面は非
    球面を使用し、以下の条件を満足することを特徴とする
    請求項9または請求項10に記載のズームレンズ。 0.64≦fW/D≦1.0 0.50≦|fRC|/fW≦1.00 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離
  12. 【請求項12】 前記第1レンズは正屈折力を有し、少
    なくとも1面は非球面を使用し、前記第2レンズは負屈
    折力を有し、少なくとも1面は非球面を使用し、前記第
    4レンズはプラスチックレンズであり、以下の条件を満
    足することを特徴とする請求項9から請求項11のいず
    れか1項に記載のズームレンズ。 −5≦(φ1+φ2+φ4)・fT 2/FT≦5 但し、 φi:第iレンズのパワー(i=1、2、4) fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー
  13. 【請求項13】 物体側より順に、正屈折力の第1レン
    ズ群と負屈折力の第2レンズ群からなり、両者の間隔を
    変えて変倍を行うズームレンズにおいて、前記第1レン
    ズ群は第1レンズ、第2レンズ、第3レンズの3枚のレ
    ンズ要素からなり、前記第2レンズ群は第4レンズ、第
    5レンズの2枚のレンズ要素からなり、前記第1レンズ
    は正の屈折力を有するプラスチックレンズであり、前記
    第2レンズはプラスチックレンズであり、前記第3レン
    ズは物体側に凹面を向けた正屈折力を有するメニスカス
    のガラスレンズであり、前記第5レンズは負の屈折力を
    有するプラスチックレンズであることを特徴とするズー
    ムレンズ。
  14. 【請求項14】 前記第3レンズは下記の条件を満足す
    ることを特徴とする請求項13に記載のズームレンズ。 0.10≦(ra−rb)/(ra+rb)≦0.95 但し、 ra:第3レンズの物体側面の曲率半径(ra<0) rb:第3レンズの像側面の曲率半径(rb<0)
  15. 【請求項15】 以下の条件を満足することを特徴とす
    る請求項13または請求項14に記載のズームレンズ。 0.64≦fW/D≦1.0 0.50≦|fRC|/fW≦1.00 但し、 fW:広角端の焦点距離 D:画面対角線長 fRC:第2レンズ群の焦点距離
  16. 【請求項16】 前記第2レンズは負屈折力を有し、以
    下の条件を満足することを特徴とする請求項13、14
    または請求項15のいずれか1項に記載のズームレン
    ズ。 −5≦{φ1+φ2+(φPRC/mT)}・fT 2/FT≦5 但し、 mT=fT/fFC φi:第iレンズのパワー(i=1、2) φPRC:第2レンズ群のプラスチックレンズのパワーの
    和 fT:望遠端の焦点距離 FT:望遠端のFナンバー fFC:第1レンズ群の焦点距離
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