JP2003004570A - 流体用圧力センサ - Google Patents

流体用圧力センサ

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JP2003004570A
JP2003004570A JP2001183887A JP2001183887A JP2003004570A JP 2003004570 A JP2003004570 A JP 2003004570A JP 2001183887 A JP2001183887 A JP 2001183887A JP 2001183887 A JP2001183887 A JP 2001183887A JP 2003004570 A JP2003004570 A JP 2003004570A
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JP
Japan
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pressure
pedestal
detecting element
pressure sensor
fluid
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JP2001183887A
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English (en)
Inventor
Shigeo Koseki
栄男 小関
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Kohden Co Ltd
Original Assignee
Kohden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の圧力検出素子への接触を避ける構造
を、大きな設計変更を伴うことなく実現し、組み立て簡
単で安価、かつ本体が大型化しない圧力センサを得るこ
と。 【構成】 圧力を測定する流体と圧力測定素子とが直接
に接触しないように隔離機能を有するものにおいて、周
囲が台座およびパッキング機能を有し、中央部分が前記
隔離機能を有しながら圧力の伝達を可能とする充分な可
撓性を有する材料により形成された台座と、圧力検出素
子と、この圧力検出素子とハウジングのリードフレーム
とを電気的に接続するインターコネクタとを、ハウジン
グの内部に圧接するように設け、前記ゴム台座と圧力検
出素子の間にオイルを充填するようにしたものである。
台座は、充分な可撓性を有するゴムで形成され、中央を
一方または両方の面に溝を形成して膜状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水分を含んだ空気、
油、水など、圧力検出素子を腐食させたり酸化させたり
する恐れのある流体の圧力を測定することを主な目的と
した圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力センサにおいて、ある程度以上の測
定精度が必要な場合には、一般に拡散型のシリコン半導
体による圧力検出素子3が利用される。このシリコン半
導体による圧力検出素子3を利用した圧力センサは、図
3に示すように、ハウジング1の圧力導入ポート2に圧
力検知面を対向させて圧力検出素子3が配置されてい
る。ハウジング1と圧力検出素子3との間には、図に示
すように貫通穴が穿設されたガラス台座4が設けられて
おり、これらのハウジング1とガラス台座4と圧力検出
素子3との間は、検出する圧力を密閉するため密着して
接着されている。圧力検出素子3の配線面は、ワイヤボ
ンディングによりハウジング1のリードフレーム5に電
気的に接続されている。
【0003】また、図4に示すように、ガラス台座4の
代わりに同じように貫通穴が穿設されたゴム製の台座1
1を用い、圧力検出素子3の配線面とリードフレーム5
の電気的接続は、異方性導電ゴムなどで形成されたイン
ターコネクタ12で行うようにしたものがあった。この
圧力センサは、ゴム台座11と圧力検出素子3とインタ
ーコネクタ12とを圧接するように挟み込んで、2つの
ハウジング1aと1bを勘合したものである。図3に示
す圧力センサに比べて、ハウジング1、ガラス台座4、
圧力検出素子3の接着やワイヤボンディングによる電気
的な接続作業がないため、組み立てが非常に簡単にな
る。
【0004】この図3や4図に示す圧力センサ利用し
て、水分を含んだ空気、油、水などの流体の圧力を測定
する場合、圧力検出素子3の酸化や腐食による特性の変
動や劣化を防止するために、圧力検出素子3と流体とが
直接接触しないようにする必要がある。そのため、図6
に示すように、圧力導入ポート2と圧力導入口7との間
にチャンバー6を設け、前記圧力導入ポート2とともに
圧力検出素子3を劣化させないオイル8を充填した圧力
センサがあった。この圧力センサの場合、鎖線で示すよ
うに、チャンバー6を深く形成したものもあった。ま
た、図7に示すように、圧力導入口7にゲル状樹脂9を
施した圧力センサもあった。さらに、図8に示すよう
に、圧力導入口7に、ステンレスなどによるダイアフラ
ム10を設け、オイル8を充填した圧力センサがあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すチャンバー
6を設けた従来の圧力センサは、その分大型化、重量化
するばかりか、オイル8が経時的に漏出してゆくとゆう
問題点があった。チャンバー6を深く形成した場合に
は、寿命を長くできるが、さらに大型化、重量化すると
ゆう問題点があった。また、圧力センサの傾きによっ
て、圧力検出素子3にかかるオイル8の重量が変化し、
検出値に与える影響が大きいばかりか、オイル8の量が
経時的に減少してゆくので、定期的に0点更正などの補
正が必要になるとゆう問題点があった。
【0006】図7に示すゲル状樹脂9を施した従来の圧
力センサは、オイル8の漏出やセンサが大型化すること
はないが、ウォータハンマーと呼ばれるような圧力が瞬
間的にかかった場合、ゲル状樹脂9が飛散してしまい、
出力特性が変化したり電極の腐食や酸化を起こしてしま
うとゆう問題点があった。
【0007】また、図8に示すダイアフラム10を設け
た従来の圧力センサは、オイル8の漏出やゲル状樹脂9
の飛散はないが、凍結した場合に、ダイアフラム10が
変形して圧力検出素子3の出力特性が変化してしまった
り、極端な場合には元に戻らなくなるとゆう問題点があ
った。また、ダイアフラム10を漏れのないように接合
しなければならないので、非常に高価になるとゆう問題
点があった。
【0008】本発明は、流体の圧力検出素子3への接触
を避ける構造を、大きな設計変更を伴うことなく実現
し、組み立て簡単で安価、かつ本体が大型化しない圧力
センサを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
問題点を解決するためになされたもので、圧力を測定す
る流体と圧力測定素子とが直接に接触しないように隔離
機能を有するものにおいて、周囲が台座およびパッキン
グ機能を有し、中央部分が前記隔離機能を有しながら圧
力の伝達を可能とする充分な可撓性を有する材料により
形成された台座と、圧力検出素子と、この圧力検出素子
とハウジングのリードフレームとを電気的に接続するイ
ンターコネクタとを、ハウジングの内部に圧接するよう
に設け、前記ゴム台座と圧力検出素子の間にオイルを充
填するようにしたものである。台座は、充分な可撓性を
有するゴムで形成され、中央を一方または両方の面に溝
を形成して膜状とする。
【0010】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例を図1ないし図2
に基づいて説明する。図1は、本発明による圧力センサ
の実施例を示す断面図で、底部(図面では上側)にリード
フレーム5が設けられたハウジング1aの開口側(図面
では下側)から異方性導電ゴムなどによるインターコネ
クタ12と圧力検出素子3とゴム台座16が重ねて挿入
され、このハウジング1aがハウジング1bに嵌合され
ている。ハウジング1aの外側部には係止突起14が設
けられ、ハウジング1bの内側部には係止溝が設けられ
ている。ハウジング1bの底部には、ハウジング1aの
開口に嵌合する突起13が設けられており、ハウジング
1aと1bを嵌合したときにインターコネクタ12と圧
力検出素子3とゴム台座16を圧接することにより、パ
ッキング機能を有するようになっている。ゴム台座16
は、図2(a)の断面図に示すように、中央の溝17が貫
通しておらず膜状になっており、圧力検出素子3とゴム
台座16との間の空間にはオイル8が充填されている。
これにより圧力検出素子3側と圧力導入ポート2側を隔
離し、かつ圧力導入ポート3からの圧力を圧力検出素子
3側へ伝達するようになっている。
【0011】以上の実施例では、ゴム台座16の中央に
両面から円弧型の溝17を掘って膜状に形成したが、本
発明はこれに限られるものではなく、図2(b)に示すよ
うに、片側からのみ溝17を掘って膜状に形成するよう
にしてもよいし、図2(c)(d)のような角型の形状でも
よい。また、測定しようとする圧力の影響をなるべく大
きく圧力検出素子3に導入するため、一般には、コンパ
ウンドの柔らかいゴムが望まれるが、測定しようとする
圧力(例えば、高圧の場合)に応じて、中央の膜状部分の
形状や厚さ、ゴム台座16の材質を変更することで種々
の圧力に対応することができる。場合によっては、コン
パウンドの柔らかいゴムによりゴム台座16自身の厚さ
を薄く形成することにより、溝17を形成しないことも
考えられる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
従来からある圧力測定センサに用いられている貫通した
ゴム台座11を、中央を膜状に形成したゴム台座16に
変更し、このゴム台座16と圧力検出素子3との間にオ
イル8を充填するだけの極めて簡単な設計変更のみで実
現でき、組立作業も極めて簡単であるとゆう効果を有す
るものである。さらに、圧力センサが大型化や重量化す
ることがないとゆう効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流体用圧力センサの実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の流体用圧力センサのゴム台座16を示す
断面図で、(a)は両側から溝を掘って膜状に形成したゴ
ム台座、(b)は片側から溝を掘って膜状に形成したゴム
台座である。
【図3】従来の圧力センサの構造を示す断面図である。
【図4】他の従来の圧力センサの構造を示す断面図であ
る。
【図5】図4の圧力センサに用いられているゴム台座1
1の断面図である。
【図6】従来の流体用圧力センサの構造を示す断面図で
ある。
【図7】他の従来の流体用圧力センサの構造を示す断面
図である。
【図8】さらに他の従来の流体用圧力センサの構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b…ハウジング、2…圧力導入ポート、3
…圧力検出素子、5…リードフレーム、7…圧力導入
口、8…オイル、12…インターコネクタ、13…突
起、14…係止突起、15…係止溝、16…ゴム台座。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力を測定する流体と圧力測定素子とが直
    接に接触しないように隔離機能を有するものにおいて、
    周囲が台座およびパッキング機能を有し、中央部分が前
    記隔離機能を有しながら圧力の伝達を可能とする充分な
    可撓性を有する材料により形成された台座と、圧力検出
    素子と、この圧力検出素子とハウジングのリードフレー
    ムとを電気的に接続するインターコネクタとを、ハウジ
    ングの内部に圧接するように設け、前記ゴム台座と圧力
    検出素子の間にオイルを充填したことを特徴とする流体
    用圧力センサ。
  2. 【請求項2】台座は、充分な可撓性を有するゴムで形成
    され、中央を一方または両方の面に溝を形成して膜状と
    したことを特徴とする請求項1記載の流体用圧力セン
    サ。
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