JP2003002030A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP2003002030A JP2001189129A JP2001189129A JP2003002030A JP 2003002030 A JP2003002030 A JP 2003002030A JP 2001189129 A JP2001189129 A JP 2001189129A JP 2001189129 A JP2001189129 A JP 2001189129A JP 2003002030 A JP2003002030 A JP 2003002030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットケース内におけるエバポレータの配
設を工夫することで凝縮水の排水性を高めて飛水抑制効
果を向上できる車両用空気調和装置の提供を図る。 【解決手段】 エバポレータ13の冷媒チューブ30の
長さ方向の配管向きを、エバポレータ13を保持したユ
ニットケース10の側壁10aに対して直交する方向に
設定することにより、エバポレータ13を後方へ下り傾
斜配置としてあっても冷媒チューブ30の凝縮水Wが通
過空気流の動圧で冷媒チューブ30の長さ方向中央から
側端部方向へ流動されて側壁10aを流下して排水さ
れ、飛水抑制効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装
置、とりわけ、エバポレータで生じた凝縮水が下流側に
飛散するのを抑制することができるようにした車両用空
気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空気調和装置の中には、例えば図
10に示すように、車室RとエンジンルームEとを隔成
するダッシュパネルDPの近傍で、フロアパネルFPの
上方に車幅方向に設けられたメンバMにより全体が支持
されて、各種機器が組込まれたコンパクトなユニットケ
ース10内に全体的に略U字状をした風路Fを構成した
ものが知られている。
【0003】風路F内には、ユニットケース10の前側
上部に設けた遠心式多翼ファン11(以下、単にファン
と称する)と、ファンスクロール12の下方に設けられ
たエバポレータ13と、該エバポレータ13の下方の空
気流ターン部14に設けられたドレンパイプ15と、エ
バポレータ13の上部に隔壁16を介して設けられたヒ
ータコア17と、ヒータコア17側とその側部のバイパ
ス通路21への配風制御を行うエアミックスドア18、
フットドア19およびベント/デフドア20からなる各
種ドアDと、が設けられている。
【0004】ファン11により取込まれた空気は、ファ
ンスクロール12により下方に向けられ、エバポレータ
13内を循環している冷媒と熱交換して冷却され、空気
流ターン部14で上方に向けられ、エアミックスドア1
8によりヒータコア17側とバイパス通路21側とに配
風制御されて、前記ドアDの制御によりデフロスタ吹出
口22、ベント吹出口23、フット吹出口24から選択
的に車室内に吹出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の車両用空気調和
装置にあっては、比較的大きな容積のエバポレータ13
を、前記U字状の風路Fを構成する影響もあって後方に
向けて下り傾斜するように配置している。なお、本明細
書では、前方,後方とは車両前後方向での前方および後
方を云う。
【0006】このため、エバポレータ13で生じた凝縮
水Wは、エバポレータ13自体を伝わり、風路Fの中央
に向い、空気流により吹き飛ばされたり、空気流に乗っ
て流されたりすることが多々生じ、最悪の場合は、ベン
ト吹出口22より車室R内に飛水するおそれがある。
【0007】このような飛水を防止するために、エバポ
レータ13の下流側に飛水防止ネットなどを設けること
もあるが実効に乏しく、また、部品点数および組立工数
が増加してコスト的に不利となってしまう。
【0008】また、一般にエバポレータを流れる空気流
の流速は、エバポレータの配設位置によって異なること
から、この点を利用して飛水を防止するようにしたもの
が知られている(特開2000−6644号公報参
照)。つまり、低速流が流れる部分に凝縮水が溜まり易
い部分が位置して、高速流が流れる部分に凝縮水が溜ま
りにくい部分が位置するようにエバポレータを設置して
飛水防止を行わせようとするものである。
【0009】しかし、このようにしても、単に空気流の
流速如何のみで確実に飛水防止できるものではなく、凝
縮水自体を円滑に外部へ排出しない限り、飛水防止は困
難である。
【0010】そこで、本発明は単にユニットケース内に
おけるエバポレータの配設を工夫することによって、凝
縮水の排水性を高められてコスト的に有利に飛水抑制効
果を高めることができる車両用空気調和装置を提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、エバポレータをユニットケースの対向する一対の側
壁により保持すると共に、該エバポレータの冷媒チュー
ブの長さ方向の配置向きを、前記一対の側壁に対して交
差する方向に設定したことを特徴としている。
【0012】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のエバポレータは略水平に配置されて、該エバポレー
タに対する送風向きが上方から下方に設定され、該エバ
ポレータの後流でユニットケースの底部に排水部が設け
られていることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明にあっては、請求項1に記
載のエバポレータは水平面に対して傾斜して配置され
て、該エバポレータに対する送風向きが上方から下方に
設定され、該エバポレータの後流でユニットケースの底
部に排水部が設けられていることを特徴としている。
【0014】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載のエバポレータは、冷媒チューブの長さ方向端部
に冷媒を分配するタンクを備え、エバポレータは該タン
クの部分でユニットケースの側壁に保持されていること
を特徴としている。
【0015】請求項5の発明にあっては、請求項1〜4
に記載の車両用空気調和装置であって、エバポレータを
下向きに通過した空気が上方へ偏向されるように風路が
構成されていることを特徴としている。
【0016】請求項6の発明にあっては、請求項1〜5
に記載の車両用空気調和装置であって、エバポレータを
下向きに通過した空気が上方へ偏向されるように風路が
構成されていて、エバポレータは水平面に対して、その
通過風が上方へ偏向される側が下り傾斜となるように傾
斜して配置され、該エバポレータの傾斜下端側の下縁
を、前記一対の側壁でのみ保持したことを特徴としてい
る。
【0017】請求項7の発明にあっては、請求項6に記
載の車両用空気調和装置であって、エバポレータの傾斜
上端側の側部に膨張弁を配置し、該膨張弁を配置した側
がエンジンルームと車室とを仕切る車体パネルに近接配
置されていることを特徴としている。
【0018】請求項8の発明にあっては、請求項1〜7
に記載の一対の側壁のエバポレータを保持した部分に、
該エバポレータからの凝縮水を受けて該側壁に沿って流
下させる排水路を形成したことを特徴としている。
【0019】請求項9の発明にあっては、請求項8に記
載の排水路は、エバポレータの側部下縁から流下する凝
集水を受止める受止め部と、該受止め部から凝縮水を前
記一対の側壁に沿って流下ガイドするガイド部とを備え
ていることを特徴としている。
【0020】請求項10の発明にあっては、請求項9に
記載のガイド部は、前記受止め部の傾斜下端近傍に所定
の範囲設けたことを特徴としている。
【0021】請求項11の発明にあっては、請求項8〜
10に記載のエバポレータは、下端に凝縮水を受止める
樋状部が設けられた扁平な冷媒チューブを多数積層した
積層タイプであって、前記樋状部の少なくとも一端部を
前記排水路上に配置したことを特徴としている。
【0022】請求項12の発明にあっては、請求項11
に記載の樋状部は、その全体もしくは一部が前記排水路
に向かって下り傾斜するように形成されていることを特
徴としている。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、エバポ
レータの冷媒チューブの長さ方向の配管向きを、該エバ
ポレータを保持したユニットケースの対向する一対の側
壁に対して交差する方向に設定してあるため、冷媒チュ
ーブに結露した凝縮水がエバポレータの通過空気流の動
圧で冷媒チューブの長さ方向中央から側端部方向へ流動
されて前記一対の側壁に向かい、該側壁を伝って流下し
て排水される。
【0024】この結果、凝縮水がユニットケースの側壁
に伝って流下することで、該凝縮水が空気流により吹き
飛ばされ易い粒状ではなく側壁の面方向に伸ばされて、
該側壁面に沿って流下することから空気流に吹き飛ばさ
れることなく効率的に排水することができて飛水を確実
に抑制することができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ユニットケースの側壁に伝わっ
た凝縮水は該側壁に沿って流下して、ユニットケース底
部の排水部から確実にユニットケース外へ排水すること
ができる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ユニットケースの側壁に伝わっ
た凝縮水は該側壁に沿って流下して、ユニットケース底
部の排水部から確実にユニットケース外へ排水できる。
また、エバポレータの傾斜配置によってユニットケース
をコンパクトにすることができる。
【0027】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、冷媒チューブの長さ方向端
部に配置されるタンクの風路内占有率を小さくできるた
め、通路性能を向上できると共に低騒音化を図ることが
できる。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の発明の効果に加えて、ユニットケースの最下方部
位に排水部を設定することが可能となり、排水性を向上
することができる。
【0029】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5の発明の効果に加えて、ユニットケースの風路内に
は前記一対の側壁に跨ってエバポレータの傾斜下端を保
持する部材が存在しないため、該傾斜下端側で結露する
凝縮水量を少なく抑えて飛水防止効果を高めることがで
きる。
【0030】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
の発明の効果に加えて、膨張弁が上方位置となるため、
エンジンルーム側での冷媒配管接続作業を容易に行うこ
とができる。
【0031】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
〜7の発明の効果に加えて、前記一対の側壁のエバポレ
ータを保持した部分で、排水路によってエバポレータか
らの凝縮水を受けて前記側壁に沿って流下させることが
できるため、排水性をより一層向上することができる。
【0032】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
の発明の効果に加えて、エバポレータからの凝縮水を受
止め部によって確実に捕捉して、ガイド部により前記側
壁に沿って導くことができるため、排水効果を更に高め
ることができる。
【0033】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9の発明の効果に加えて、受止め部に捕捉された凝縮水
が、該受止め部の傾斜下端に至る間でガイド部により前
記一対の側壁に沿ってガイドされるため、凝縮水が受止
め部の傾斜下端に集流するのを回避することができる。
【0034】請求項11に記載の発明によれば、請求項
8〜10の発明の効果に加えて、冷媒チューブ下端の樋
状部で凝縮水を捕捉できるため、凝縮水の前記一対の側
壁方向への流動ガイドを行えると共に、通過空気流によ
り凝縮水が吹き飛ばされるのを確実に抑制できて、飛水
防止効果を更に高めることができる。
【0035】請求項12に記載の発明によれば、請求項
11の発明の効果に加えて、樋状部で捕捉した凝縮水を
該樋状部の傾斜に沿って前記側壁方向へ効率よく流動ガ
イドすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0037】本実施形態は図1に示すように一体型の車
両用空気調和装置であるが、図10に示す装置と基本的
構成は同一であるため、共通する部分に同一符号を付し
て説明する。
【0038】この車両用空気調和装置は、図1,2に示
すようにファン11により取込まれた空気を冷却するエ
バポレータ13が、2つ割りしたユニットケース10内
に後方に向けて下り傾斜するように保持されている。
【0039】つまり、このエバポレータ13は、図1に
示すように前端から横方向に引いた線分a−aで示す水
平面に対し所定の傾斜角度θ(略19度程度)で配置さ
れ、3外側面がユニットケース10により保持されてい
る。
【0040】この保持は具体的には、エバポレータ13
の左右側面と後面を、2つ割りケースのパーティングラ
インPLを合わせるときに図3に示すように断熱材Gを
介して、ユニットケース10の左右の側壁10aと、隔
壁16の下端部とで保持される。
【0041】特に、エバポレータ13の傾斜下端側の下
縁、つまり、後面の下縁は、前記一対の左右側壁10a
でのみ保持してあって、左右側壁10a,10a間には
該エバポレータ13の後面下縁を支持する部材は存在し
ていない。
【0042】エバポレータ13としては、チューブフィ
ンタイプ、異形管タイプ等種々あり、どのようなものを
使用してもよいが、本実施形態では積層タイプのものを
使用している。
【0043】積層タイプのエバポレータ13は、例えば
図4,5に示すように、下端に凝縮水Wを受止める樋状
部Tが設けられた多数の扁平な冷媒チューブ30をコル
ゲート式の伝熱フィン31を介して積層し、冷媒チュー
ブ30の両端に各2つのタンク32a,32bと、タン
ク33a,33bとを設けたものである。
【0044】エバポレータ13の前半部13Fに配設さ
れる冷媒チューブ30Fは、仕切り壁34aによりタン
ク33a,33bに連通したU字状通路を形成してお
り、エバポレータ13の後半部13Rに配設される冷媒
チューブ30Rは、仕切り壁34bによりタンク32a
と33aとを連通する通路と、タンク32bと33bと
を連通する通路とに2分割して形成している。
【0045】このような構成のエバポレータ13では、
膨張弁EVに接続した入口管35から流入した低温の冷
媒が図6に示すように、タンク32a→後半部の冷媒チ
ューブ30R→タンク33a→前半部の冷媒チューブ3
0F→タンク33b→後半部の冷媒チューブ30R→タ
ンク32b→出口管36というように蛇行して流れるこ
とになる。
【0046】この積層タイプのエバポレータ13は、前
記冷媒チューブ30の長さ方向の配管向きを、ユニット
ケース10の対向する一対の左右側壁10a,10aに
対して直交する方向に設定して配置される。
【0047】各冷媒チューブ30の下端に設けた前記樋
状部Tは、空気の流れ方向下部で該空気流に直交するよ
うに各冷媒チューブ30を構成するプレート端部をカー
リング成形して構成される。
【0048】この樋状部Tを有するエバポレータ13で
は、各冷媒チューブ30の外表面に結露した凝縮水Wが
空気流に押されて下端まで流動して樋状部Tで捕捉さ
れ、ここに捕捉された凝縮水Wは、空気流の動圧で押さ
れて樋状部Tの長手方向に沿って前記一対の左右側壁1
0a,10aに向かって流動する。
【0049】特に、本実施形態では図7に示すように、
傾斜配置したエバポレータ13の左右側部の下縁に沿っ
て、排水路40がユニットケース10の左右側壁10a
に形成されている。
【0050】従って、この排水路40もエバポレータ1
3と同様の傾斜角度で後方に向かって下り傾斜すること
になり、エバポレータ13の樋状部Tからの凝縮水を受
止めた後、この傾斜を利用して下方に導き、前記側壁1
0aを伝って流下するようになっている。
【0051】具体的には、この排水路40は、樋状部T
からの凝縮水Wを受止める受止め部40aと、この受止
め部40a上の凝集水Wが側壁10aに沿って流れるよ
うにガイドするガイド部40bとを備えている。
【0052】前記受止め部40aは、側壁10aにエバ
ポレータ13の側部保持部として形成された凹部の下縁
ショルダー部で形成され、排水路40が前述のようにエ
バポレータ13の傾斜角度と同角度で傾斜していること
から、前記各樋状部Tからの凝縮水Wを該受止め部40
aで受止めて、傾斜に沿って円滑に後方に向かって流動
させることになる。
【0053】なお、受止め部40aは、エバポレータ1
3の空気流通面(上下面)に達する内方位置まで設定す
ると、空気流通の邪魔になり好ましくない。
【0054】一方、前記ガイド部40bは、図7に示す
ように前記受止め部40aの傾斜下端の近傍、つまり、
傾斜下端よりもやや上方(前方)側に短い距離Xだけ離
れた位置に、受止め部40aと側壁10aとを円滑に連
通する所定の幅Lの溝を設けることにより形成し、これ
により受止め部40a上の凝縮水Wがスムーズに側壁1
0aに沿って流れるようにしている。
【0055】つまり、空気流により吹き飛ばされ易い粒
状ではなく、側壁10aの面方向に伸ばされて側壁10
aに沿って流れるようにガイドしている。
【0056】また、エバポレータ13は、前述のように
周側に設けた断熱材Gを介して左右の側壁10aと、隔
壁16の下端部とに保持されているが、後面の断熱材G
bは上下幅が冷媒チューブ30と同じでなく、空気の流
れ方向後端(下端)がエバポレータ13の下縁と同一位
置にしないようにすることが好ましい。
【0057】つまり、空気の流れ方向における先端(上
端)はエバポレータ13の上縁と一致するように取付け
てもよいが、下端はエバポレータ13の下縁より短くす
ることが好ましい。
【0058】このようにすれば、エバポレータ13から
の凝縮水Wが一部に集中しないように前記排水路40に
流すことができる。
【0059】この点について更に説明すると、積層タイ
プのエバポレータ13の前,後面は積層された最外側の
冷媒チューブ30の外面となる部分であり、空気流の影
響が少なく、結露した凝縮水Wが空気流によっても移動
しにくい部分であるため、一旦凝縮水Wが生じると大き
くなって一部に集中して落下するおそれがあり、前記樋
状部Tによっても捕捉しにくい。
【0060】従って、後面は全体を断熱材Gbにより覆
うことなく、断熱材Gbの下端を短くし、断熱材Gbに
より凝縮水Wの付着を抑制すると共に細かな凝縮水Wを
発生させ、大きく成長しないうちに樋状部Tに到達する
ようにして凝縮水Wの飛水防止に寄与するようにしてい
る。
【0061】一方、エバポレータ13の左右側面の断熱
材Gaは、図3,7に示すようにエバポレータ13の上
下縁の角部程度まで延設することが好ましい。
【0062】このようにすれば、本来的にはエバポレー
タ13の空気流通面(上下面)近傍まで設けられた断熱
材Gaの端部を後退させることになるので、前記排水路
40の容積が拡大し、ここでの保水能力が向上して飛水
防止効果が増大する。
【0063】本実施形態では、ユニットケース10の空
気流ターン部14の内周面に断熱材Goを設けて、エバ
ポレータ通過風の冷却作用によるケース外面の結露防止
と、エバポレータ通過風の冷却低下防止を行っている
が、少なくとも空気流ターン部14の後流側では断熱材
Goにエンボス加工を施して、万一、凝縮水が空気流タ
ーン部14の底部に付着しても、これを断熱材Goのエ
ンボス加工部分で捕捉して空気流で吹き飛ばされないよ
うにすることが望ましい。
【0064】なお、図1中、FTはエバポレータ13の
上方部に配設した除塵フィルターを示す。
【0065】次に以上の実施形態の構造の作用について
説明する。
【0066】例えば、車両用空気調和装置をベントモー
ド(乗員の上半身に冷風を吹出すモード)にすると、図
1に示すようにエバポレータ13に冷媒が循環され、エ
アミックスドア18はヒータコア17を全閉する位置、
ベント/デフドア20はベント吹出口23を全開する位
置、フットドア19はフット吹出口24を全閉する位置
に設定される。
【0067】ファン11から吹出された空気流は、エバ
ポレータ13において冷却された後に、空気流ターン部
14を経てバイパス通路21に入って上昇し、ベント吹
出口23から吹出されて車室内を冷房する。
【0068】この冷房中、エバポレータ13では空気流
が冷媒チューブ30や伝熱フィン31の間を流れるとき
冷却され、空気中の水分が凝縮されて各冷媒チューブに
付着して結露し、これが次第に成長して凝縮水Wが生じ
る。
【0069】ここで、本実施形態にあっては前述のよう
にユニットケース10のコンパクト化を狙ってエバポレ
ータ13を水平面に対して傾斜して配置してあっても、
該エバポレータ13の冷媒チューブ30の長さ方向の配
管向きを、該エバポレータ13を保持したユニットケー
ス10の対向する一対の左右側壁10aに対して直交す
る方向に設定してあるため、冷媒チューブ30に付着結
露した凝縮水Wがエバポレータ13の下り傾斜に沿って
流下して傾斜下端(後端)に集流することがなく、エバ
ポレータ13の通過空気流の動圧で冷媒チューブ30の
長さ方向中央から左右端部方向へ流動されて前記左右側
壁10aに向かい、該側壁10a面を伝って流下してド
レーンパイプ15よりケース外へ排出される。
【0070】この結果、凝縮水Wがエバポレータ13の
傾斜下端となる後端側に集流して空気流で吹き飛ばされ
るようなことがなく、凝縮水Wが前記左右側壁10aに
伝って流下することで、該凝縮水Wが空気流で吹き飛ば
され易い粒状ではなく側壁10aの面方向に伸ばされ
て、該側壁10a面に沿って流下することから空気流に
吹き飛ばされることなく効率的に排水することができて
飛水を確実に抑制することができる。
【0071】また、冷媒チューブ30の長さ方向端部に
配置されるタンク32a,32b,33a,33bは、
何れもユニットケース10の左右側壁10aに保持さ
れ、該側壁10aにはエバポレータ13の保持部を凹設
しても車室の居住空間にさ程影響を及ぼさない車幅方向
にユニットケース10が部分的に拡幅されるだけである
ため、前記左右側壁10aの凹設部分にタンク32a,
32bおよび33a,33bを収容保持することで、こ
れらタンク32a,32bおよび33a,33bの風路
F内の占有率を小さくできるため、通風性能を向上する
ことができる。
【0072】特に本実施形態にあっては、前記各冷媒チ
ューブ30の下端には樋状部Tを形成してあるため、各
冷媒チューブ30の外表面に付着結露した凝縮水Wが生
長して、自重および空気流によって下方へ流動すると、
該樋状部Tでこれを捕捉することができて通過空気流に
よって吹き飛ばされるのを確実に防止できると共に、こ
の捕捉された凝縮水が通過空気流によって側壁10aに
向かって押されて流動ガイドされるようになり、該側壁
10a面を伝っての流下排水性能を向上して飛水防止効
果を高めることができる。
【0073】しかも、この側壁10aのエバポレータ1
3を保持した部分には排水路40を形成してあるため、
前記樋状部Tの端部から流れ落ちる凝縮水Wを該排水路
40で受止めて側壁10a面に沿って流下排水させるこ
とができ、とりわけ、該排水路40を棚状の受止め部4
0aと該受止め部40aに部分的に溝状に凹設したガイ
ド部40bとで構成してあるため、前記樋状部T端から
の凝縮水Wを受止め部40aで確実に受止めて飛散する
のを防止して、該受止め部40aの後方への下り傾斜に
沿って流動させると共に、ガイド部40bにより側壁1
0a面にスムーズに導いて排水ガイドできて、排水性能
を一段と向上することができる。
【0074】また、このガイド部40bによって、受止
め部40aに捕捉された凝縮水Wを、該受止め部40a
の傾斜下端に至る間で側壁10aに沿って流下ガイドさ
せることができるため、凝縮水Wが受止め部40aの傾
斜下端に集流するのを回避して、該受止め部40aの傾
斜下端で凝縮水Wが飛散するのを防止することができ
る。
【0075】一方、前記エバポレータ13の傾斜下端と
なる後端部の下縁は、前記一対の側壁10aでのみ保持
してあって、風路F内にこれら側壁10a,10a間に
跨ってエバポレータ13の後端下縁を保持する部材が存
在しないため、該後端側で結露する凝縮水量を少なく抑
えて飛水防止効果を高めることができる。
【0076】このように本実施形態によれば、 1)エバポレータ13の冷媒チューブ30の長さ方向の
配管向きの設定によるエバポレータ傾斜下端での凝縮水
Wの集流回避 2)エバポレータ両側下部に対応する受止め部40aと
ガイド部40bとからなる排水路40の設定 3)各冷媒チューブ30下端の樋状部Tによる凝縮水W
の捕捉と流動ガイド 4)エバポレータ13の傾斜下端での凝縮水発生の低減
化 などにより飛水防止効果が高まることになるが、これら
からの各要素並びにその組合わせについて飛水量と
排水量を調べると、図8に示す実験結果が得られた。
【0077】図8において、前記1)要素のみを
「」、1)要素と2)要素の組合わせを「+」、
1)〜3)の各要素の組合わせを「++」、1)
〜4)の各要素の組合わせを「+++」と表し
ているが、各要素を増やすにしたがって飛水量は減少
し、排水量が増大したことが判る。
【0078】図9は本発明の第2実施形態を示すもの
で、本実施形態にあっては前記第1実施形態におけるエ
バポレータ13を略水平に配置してある。
【0079】従って、本実施形態にあっては前記第1実
施形態とほぼ同様の効果が得られる他、エバポレータ1
3の冷媒チューブ30の配列が上方から送風されてくる
空気流と平行となるため、冷媒チューブ30の外表面に
付着結露した凝縮水Wが通過風によって飛散されにくく
なると共に、樋状部Tによる凝縮水Wの捕捉、排水ガイ
ド作用が良好に行われて、飛水防止効果を向上すること
ができる。
【0080】また、通風抵抗が小さくなることから通風
性能および低騒音化を向上することができる。
【0081】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れることなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて
種々変形することができる。例えば、前記実施形態は、
一体型の車両用空気調和装置について説明したが、イン
テークユニット、クーラーユニット、ヒータユニットが
連結されている通常の車両用空気調和装置にも適用で
き、前記エバポレータ13の傾斜角θも、例示的に19
度としているが、これのみに限定されるものではなく、
実験によれば前記水平面に対し45度以下であれば前述
の構造によりエバポレータ13からの飛水を防止できる
ことが判明している。
【0082】また、前記実施形態は、エバポレータ13
がユニットケース10内に後方への下り傾斜の配置とし
ているが、これとは逆に前方への下り傾斜配置としたも
のであってもよく、また、樋状部Tに関しても前述のよ
うに空気の流れに対して直交する状態であってもよい
が、全体もしくは一部が排水路40に向かって下り傾斜
するように形成されているとより排水性が向上する。な
お、この場合、樋状部Tの傾斜は、エバポレータ自体の
傾斜により形成しても、樋状部Tのみの傾斜により形成
してもよい。
【0083】更に、エバポレータ13はユニットケース
10の左右側壁10aの一方に向けての傾斜配置として
も前述と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】同実施形態におけるエバポレータ側部の保持構
造を示す断面図。
【図4】同実施形態におけるエバポレータの側面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】同実施形態におけるエバポレータの冷媒循環経
路を説明する模式図。
【図7】同実施形態における排水路の構造を示す部分斜
視図。
【図8】実験結果を示すグラフ。
【図9】本発明の第2実施形態の要部を示す断面図。
【図10】従来の車両用空気調和装置を示す概略説明
図。
【符号の説明】
10 ユニットケース 10a 側壁 13 エバポレータ 30 冷媒チューブ 40 排水路 40a 受止め部 40b ガイド部 T 樋状部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータ(13)をユニットケース
    (10)の対向する一対の側壁(10a)により保持す
    ると共に、該エバポレータ(13)の冷媒チューブ(3
    0)の長さ方向の配置向きを、前記一対の側壁(10
    a)に対して交差する方向に設定したことを特徴とする
    車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 エバポレータ(13)は略水平に配置さ
    れて、該エバポレータ(13)に対する送風向きが上方
    から下方に設定され、該エバポレータ(13)の後流で
    ユニットケース(10)の底部に排水部(15)が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空
    気調和装置。
  3. 【請求項3】 エバポレータ(13)は水平面に対して
    傾斜して配置されて、該エバポレータ(13)に対する
    送風向きが上方から下方に設定され、該エバポレータ
    (13)の後流でユニットケース(10)の底部に排水
    部(15)が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 冷媒チューブ(30)の長さ方向端部に
    冷媒を分配するタンク(32a,32b,33a,32
    b)を備え、エバポレータ(13)は該タンク(32
    a,32b,33a,33b)の部分でユニットケース
    (10)の側壁(10a)に保持されていることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 エバポレータ(13)を下向きに通過し
    た空気が上方へ偏向されるように風路(F)が構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    車両用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 エバポレータ(13)を下向きに通過し
    た空気が上方へ偏向されるように風路(F)が構成され
    ていて、エバポレータ(13)は水平面に対して、その
    通過風が上方へ偏向される側が下り傾斜となるように傾
    斜して配置され、該エバポレータ(13)の傾斜下端側
    の下縁を、前記一対の側壁(10a)でのみ保持したこ
    とを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の車両用空
    気調和装置。
  7. 【請求項7】 エバポレータ(13)の傾斜上端側の側
    部に膨張弁(EV)を配置し、該膨張弁(EV)を配置
    した側がエンジンルーム(E)と車室(R)とを仕切る
    車体パネル(DP)に近接配置されていることを特徴と
    する請求項6に記載の車両用空気調和装置。
  8. 【請求項8】 前記一対の側壁(10a)のエバポレー
    タ(13)を保持した部分に、該エバポレータ(13)
    からの凝縮水(W)を受けて該側壁(10a)に沿って
    流下させる排水路(40)を形成したことを特徴とする
    請求項1〜7の何れかに記載の車両用空気調和装置。
  9. 【請求項9】 前記排水路(40)は、エバポレータ
    (13)の側部下縁から流下する凝集水(W)を受止め
    る受止め部(40a)と、該受止め部(40a)から凝
    縮水(W)を前記一対の側壁(10a)に沿って流下ガ
    イドするガイド部(40b)とを備えていることを特徴
    とする請求項8に記載の車両用空気調和装置。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部(40b)は、前記受止
    め部(40a)の傾斜下端近傍に所定の範囲設けたこと
    を特徴とする請求項9に記載の車両用空気調和装置。
  11. 【請求項11】 前記エバポレータ(13)は、下端に
    凝縮水(W)を受止める樋状部(T)が設けられた扁平
    な冷媒チューブ(30)を多数積層した積層タイプであ
    って、前記樋状部(T)の少なくとも一端部を前記排水
    路(40)上に配置したことを特徴とする請求項8〜1
    0の何れかに記載の車両用空気調和装置。
  12. 【請求項12】 前記樋状部(T)は、その全体もしく
    は一部が前記排水路(40)に向かって下り傾斜するよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項11に記載
    の車両用空気調和装置。
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