JP2002536914A - 互換性のないネットワークにおけるプロトコルデータユニットを相互変換する装置 - Google Patents
互換性のないネットワークにおけるプロトコルデータユニットを相互変換する装置Info
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Abstract
(57)【要約】
互換性のないネットワークのプロトコルデータユニットを相互変換する装置、通信ネットワーク、ならびにたとえばホームオートメーションシステムとして構成されたローカルネットワークを、音声やパケットデータを伝送するためにも機器をリモートコントロールするためにも（たとえばホームオートメーション）、それぞれ異なるネットワークタイプ（たとえば先に挙げたようなタイプのネットワーク）に対し汎用的に利用できるようにする目的で、通信ネットワークと接続された通信端末機器または少なくとも１つの移動無線送受信装置と接続された定置された無線送受信装置が利用され、これらはリモートサービス構造を有しており、専用のネットワークアダプタを介してローカルネットワークと接続するための任意のインタフェースに割り当てられている。この場合、、移動無線送受信装置により、通信ネットワークと共働することなくローカルネットワークにおける少なくとも１つの機器をリモートコントロールすることができる。その際、通信端末機器は、通信機器や情報機器の集中の増大に伴い、「インテリジェントインタフェース」の機能（「ゲートウェイ」の機能）の拡張が行われる。ローカルネットワーク内の機器を制御するために伝送すべき情報（たとえば制御命令、ステータス情報、アラームなど）は、このインタフェースから専用のセンテンスフォーマットで伝送される。
Description
【０００１】 互換性のないネットワークのプロトコルデータユニットを相互変換する装置は
、状況によっては高度なインテリジェンスを装備したインタフェースであって、
専門用語では「ゲートウェイ」という言葉で呼ばれる。このインタフェースは、
ＯＳＩ参照モデル（教育冊子 Jg. 48, 2/1995, p.102 - 111 および N. Klussma
nn: Lexikon der Kommunikations- und Informationstechnik, 1997, Huethig-V
erlag, p. 360 - 362 参照）に従ってレイヤ３またはそれ以上（レイヤ７まで）
の機能を実行する。
、状況によっては高度なインテリジェンスを装備したインタフェースであって、
専門用語では「ゲートウェイ」という言葉で呼ばれる。このインタフェースは、
ＯＳＩ参照モデル（教育冊子 Jg. 48, 2/1995, p.102 - 111 および N. Klussma
nn: Lexikon der Kommunikations- und Informationstechnik, 1997, Huethig-V
erlag, p. 360 - 362 参照）に従ってレイヤ３またはそれ以上（レイヤ７まで）
の機能を実行する。
【０００２】 用語「ネットワーク」とは、互いに隔たったサービスアクセスポイントを接続
し、それらのサービスを通信目的で利用できるようにするすべてのリソースのこ
ととする。これには広がりに関して制約されているネットワークたとえばローカ
ルネットワークも該当するし、その広がりに関して非常に大きいネットワークた
とえば遠隔通信ネットワークも該当する。
し、それらのサービスを通信目的で利用できるようにするすべてのリソースのこ
ととする。これには広がりに関して制約されているネットワークたとえばローカ
ルネットワークも該当するし、その広がりに関して非常に大きいネットワークた
とえば遠隔通信ネットワークも該当する。
【０００３】 プロトコルデータユニットに関して互換性のないネットワークは殊に遠隔通信
ネットワークであって、たとえば公衆電話回線網（ＰＳＴＮ）、サービス総合デ
ィジタル通信網（ＩＳＤＮ）、非対称ディジタル加入者線（ＡＤＳＬ）をベース
とする固定回線網、ＧＳＭ規格による移動無線ネットワーク（第１および第２の
移動無線世代）、ＵＭＴＳ規格による移動無線ネットワーク（第３の移動無線世
代）、ＤＥＣＴおよび／またはＰＨＳ規格による移動無線ネットワーク、グロー
バルコンピュータネットワーク（インターネット）、給電回線網、広帯域ケーブ
ルネットワーク、ならびにたとえば無線伝送区間、ＰＬＣ伝送区間、ＩＲＤＡ伝
送区間、ＩｎｓｔａＢｕｓ伝送区間、ＨＥＳ−Ｂｕｓ伝送区間、"Twisted Pair"
伝送区間または同軸ケーブル伝送区間をもつネットワークから成るホームオー
トメーションシステムなど、あらゆる種類のローカルネットワークである。
ネットワークであって、たとえば公衆電話回線網（ＰＳＴＮ）、サービス総合デ
ィジタル通信網（ＩＳＤＮ）、非対称ディジタル加入者線（ＡＤＳＬ）をベース
とする固定回線網、ＧＳＭ規格による移動無線ネットワーク（第１および第２の
移動無線世代）、ＵＭＴＳ規格による移動無線ネットワーク（第３の移動無線世
代）、ＤＥＣＴおよび／またはＰＨＳ規格による移動無線ネットワーク、グロー
バルコンピュータネットワーク（インターネット）、給電回線網、広帯域ケーブ
ルネットワーク、ならびにたとえば無線伝送区間、ＰＬＣ伝送区間、ＩＲＤＡ伝
送区間、ＩｎｓｔａＢｕｓ伝送区間、ＨＥＳ−Ｂｕｓ伝送区間、"Twisted Pair"
伝送区間または同軸ケーブル伝送区間をもつネットワークから成るホームオー
トメーションシステムなど、あらゆる種類のローカルネットワークである。
【０００４】 ホームオートメーションシステムとは刊行物 Funkschau 3/1989, p. 45 - 46;
Elektronik 18/1995, p. 50 - 58; Elektronik 17/1996, p. 42 - 47, p. 48 -
53; Elektronik 4/1997, p. 64 - 72. Elektronik 1/1998, p. 30 - 33; Elekt
ronik 17/1998, p. 74 - 77, p. 78 - 81, p. 82 - 84 によれば、家屋や住居の
「テクニカルマネージメント」のことを表す。これはすべて、居住者の快適性に
役立つものと思われている。それらを挙げればたとえば負荷やエネルギーの管理
、給湯、照明、換気および暖房の施設、モータ駆動型部材の操作（たとえばブラ
インド、ガレージ出入口、シャッター等）、ならびにセキュリティ機構や保護機
構（たとえば盗難／火災報知器、侵入警告設備、出入口監視設備等）である。
Elektronik 18/1995, p. 50 - 58; Elektronik 17/1996, p. 42 - 47, p. 48 -
53; Elektronik 4/1997, p. 64 - 72. Elektronik 1/1998, p. 30 - 33; Elekt
ronik 17/1998, p. 74 - 77, p. 78 - 81, p. 82 - 84 によれば、家屋や住居の
「テクニカルマネージメント」のことを表す。これはすべて、居住者の快適性に
役立つものと思われている。それらを挙げればたとえば負荷やエネルギーの管理
、給湯、照明、換気および暖房の施設、モータ駆動型部材の操作（たとえばブラ
インド、ガレージ出入口、シャッター等）、ならびにセキュリティ機構や保護機
構（たとえば盗難／火災報知器、侵入警告設備、出入口監視設備等）である。
【０００５】 さらに「テクニカルマネージメント」には、時計合わせからコーヒーメーカー
のスイッチオンまで他の任意の電気機器の制御も含まれる。ホームオートメーシ
ョンシステム（ハウスバスシステム）の設置にあたっては、市場導入を成功させ
るために基本的に以下の条件を満たさなければならない： １．付加的なケーブル敷設が不要 ２．僅かなコスト ３．統一的な通信規格 ４．インタオペラビティ（相互運用性） ５．プラグアンドプレイが可能 比較的少し前、ホームオートメーションシステムの分野では、様々なアプロー
チ（家庭製品指向のアプローチ、据え付け製品指向のアプローチ、コンピュータ
ハードウェア指向のアプローチ）をベースとして、ホームバスシステムに関して
異なる規格がまとめられたが、それらの規格は程度の差こそあれホームオートメ
ーションのための特異な規格を成している。それらの規格を以下に挙げておく：
１．家庭製品指向のアプローチでは Consumer Electronics Bus (CEBus), ESPRI
T Home System (EHS), Home Bus System (HBS) ２．据え付け製品指向のアプローチでは Bati-Bus, European Installation Bus
(EIB), Smart House ３．コンピュータハードウェア指向のアプローチでは Local Operating Network
(LON), The Real Time Operating System Nucleus (TRON) 上記の規格のうちいずれが最終的に通るのかつまりデファクトスタンダードに
なるかという問題は実質的に、ホームオートメーションのための個々の規格がど
の程度魅力的であるか、ということに依存する。とはいうもののこの種のシステ
ムは、それらのネットワークを介して通信を行う十分に多くの製品が存在すると
きにしか、魅力的かつ実際に有用とはならない。家屋や住居の所有者は洗濯機や
電子レンジなどを買うとき、個々の機器が自身のホームバスシステムと通信を行
うことがわかっているときにしか、ホームオートメーションシステムの付加コス
トを払わないだろうし、その種のシステムを自身の家屋には設置しないだろう。
しかしそれらの機器のメーカが、どのバスシステムが最終的に「レースに勝つ」
のかわからなければ、メーカは個々のバスシステム用のかなり高価なインタフェ
ースにいきなり投資し、その投資によっても機器をもっとたくさん販売できるよ
うにはならないことを確認するようなことはしないだろう。
のスイッチオンまで他の任意の電気機器の制御も含まれる。ホームオートメーシ
ョンシステム（ハウスバスシステム）の設置にあたっては、市場導入を成功させ
るために基本的に以下の条件を満たさなければならない： １．付加的なケーブル敷設が不要 ２．僅かなコスト ３．統一的な通信規格 ４．インタオペラビティ（相互運用性） ５．プラグアンドプレイが可能 比較的少し前、ホームオートメーションシステムの分野では、様々なアプロー
チ（家庭製品指向のアプローチ、据え付け製品指向のアプローチ、コンピュータ
ハードウェア指向のアプローチ）をベースとして、ホームバスシステムに関して
異なる規格がまとめられたが、それらの規格は程度の差こそあれホームオートメ
ーションのための特異な規格を成している。それらの規格を以下に挙げておく：
１．家庭製品指向のアプローチでは Consumer Electronics Bus (CEBus), ESPRI
T Home System (EHS), Home Bus System (HBS) ２．据え付け製品指向のアプローチでは Bati-Bus, European Installation Bus
(EIB), Smart House ３．コンピュータハードウェア指向のアプローチでは Local Operating Network
(LON), The Real Time Operating System Nucleus (TRON) 上記の規格のうちいずれが最終的に通るのかつまりデファクトスタンダードに
なるかという問題は実質的に、ホームオートメーションのための個々の規格がど
の程度魅力的であるか、ということに依存する。とはいうもののこの種のシステ
ムは、それらのネットワークを介して通信を行う十分に多くの製品が存在すると
きにしか、魅力的かつ実際に有用とはならない。家屋や住居の所有者は洗濯機や
電子レンジなどを買うとき、個々の機器が自身のホームバスシステムと通信を行
うことがわかっているときにしか、ホームオートメーションシステムの付加コス
トを払わないだろうし、その種のシステムを自身の家屋には設置しないだろう。
しかしそれらの機器のメーカが、どのバスシステムが最終的に「レースに勝つ」
のかわからなければ、メーカは個々のバスシステム用のかなり高価なインタフェ
ースにいきなり投資し、その投資によっても機器をもっとたくさん販売できるよ
うにはならないことを確認するようなことはしないだろう。
【０００６】 したがって、上述のホームオートメーションシステムの魅力を向上させるため
には「インテリジェント・ホームインタフェース（Intelligente Heim-Schnitts
telle, Residential Gateway）」が必要であり、これは低コストであるとととも
に、ホームオートメーションの範囲でリモートコントロール可能な機器のメーカ
にとって、ホームオートメーションで利用されるバスシステム用のインタフェー
スの実現に関して多種多様な可能性が提供される。
には「インテリジェント・ホームインタフェース（Intelligente Heim-Schnitts
telle, Residential Gateway）」が必要であり、これは低コストであるとととも
に、ホームオートメーションの範囲でリモートコントロール可能な機器のメーカ
にとって、ホームオートメーションで利用されるバスシステム用のインタフェー
スの実現に関して多種多様な可能性が提供される。
【０００７】 DE-196 31 360 A1 により、対話型通信サービスのための加入者機器接続シス
テムが知られている。このシステムは、加入者側で加入者接続ネットワークを終
端させるネットワーク終端装置と、対話型通信サービスのためにこの装置とつな
がっている端末機器との間で広帯域信号伝送を行うために広帯域無線信号を使い
、ネットワーク終端装置と端末機器との間で制御情報を伝送するために、ローカ
ルな電流給電回路網（電灯回路）における双方向の狭帯域ラインチャネルを利用
する。
テムが知られている。このシステムは、加入者側で加入者接続ネットワークを終
端させるネットワーク終端装置と、対話型通信サービスのためにこの装置とつな
がっている端末機器との間で広帯域信号伝送を行うために広帯域無線信号を使い
、ネットワーク終端装置と端末機器との間で制御情報を伝送するために、ローカ
ルな電流給電回路網（電灯回路）における双方向の狭帯域ラインチャネルを利用
する。
【０００８】 さらに DE-44 25 876 A1 によれば、インテリジェントコンセントたとえば電
気負荷を接続するための定置形または移動形のコンセントが公知である。これに
よれば負荷は、伝送媒体として電力系統を利用する伝導可能なバスシステムを介
して制御され（スイッチオン、スイッチオフ、調光など）、付加的なインタフェ
ース接続を介して同時にまたはそれ自体単独で、任意のセンサを接続することが
できる。
気負荷を接続するための定置形または移動形のコンセントが公知である。これに
よれば負荷は、伝送媒体として電力系統を利用する伝導可能なバスシステムを介
して制御され（スイッチオン、スイッチオフ、調光など）、付加的なインタフェ
ース接続を介して同時にまたはそれ自体単独で、任意のセンサを接続することが
できる。
【０００９】 多数の事例においてそのほかにも、自宅で過ごしているときに個々の機器それ
ぞれのところへ行かなくても、家の中にある機器を制御したいという顧客の要求
があり、その目的はたとえば、接続されている機器すべてが望ましい状態にある
のかを夜に調べることができるようにするためであり、あるいはシナリオをオン
／オフするためである。
ぞれのところへ行かなくても、家の中にある機器を制御したいという顧客の要求
があり、その目的はたとえば、接続されている機器すべてが望ましい状態にある
のかを夜に調べることができるようにするためであり、あるいはシナリオをオン
／オフするためである。
【００１０】 ここでシナリオとは、操作者が指示を伝送することで、多数の機器すなわち通
信端末機器に接続されている機器のうち選択したものを、特定の状況に対し一般
的なモードとなるよう制御することである。たとえば夜間用シナリオまたは不在
時用シナリオを使って侵入を防ぐ目的で、操作者はたとえば夜になって制御命令
を伝送することにより、すべての窓のシャッタを下げさせるようにしたり、外灯
のスイッチを入れたり、あるいは自宅を出るときにすべての窓のシャッタを閉め
たり動き報知器のスイッチを入れるようにする。
信端末機器に接続されている機器のうち選択したものを、特定の状況に対し一般
的なモードとなるよう制御することである。たとえば夜間用シナリオまたは不在
時用シナリオを使って侵入を防ぐ目的で、操作者はたとえば夜になって制御命令
を伝送することにより、すべての窓のシャッタを下げさせるようにしたり、外灯
のスイッチを入れたり、あるいは自宅を出るときにすべての窓のシャッタを閉め
たり動き報知器のスイッチを入れるようにする。
【００１１】 たとえば European Instalation Bus などのような公知のホームバスシステム
によればこのような機能性が提供されているけれども、周知のごとくもっぱら特
異な解決手法である。しかもこの場合、たいていは実現に非常に手間のかかる高
価なシステムである。
によればこのような機能性が提供されているけれども、周知のごとくもっぱら特
異な解決手法である。しかもこの場合、たいていは実現に非常に手間のかかる高
価なシステムである。
【００１２】 さらに DE 4 421 307 A1 から、無線送受信装置、リモートコントロールイン
タフェースおよびそれぞれ１つの電気機器に割り当てられたリモートコントロー
ル装置を備えた電気機器の遠隔制御装置が知られている。
タフェースおよびそれぞれ１つの電気機器に割り当てられたリモートコントロー
ル装置を備えた電気機器の遠隔制御装置が知られている。
【００１３】 本発明の基礎とする課題は、互換性のないネットワークのプロトコルデータユ
ニットを相互変換する装置において、一方では音声伝送およびパケット伝送のた
めに、他方では機器の遠隔制御（たとえばホームオートメーション）のために、
それぞれ異なるネットワーク形式について（たとえば既述の形式のネットワーク
について）汎用的に使用できるように構成することにある。
ニットを相互変換する装置において、一方では音声伝送およびパケット伝送のた
めに、他方では機器の遠隔制御（たとえばホームオートメーション）のために、
それぞれ異なるネットワーク形式について（たとえば既述の形式のネットワーク
について）汎用的に使用できるように構成することにある。
【００１４】 この課題は、請求項１の特徴部分および請求項２の特徴部分に記載の構成によ
り解決される。
り解決される。
【００１５】 請求項１によれば、互換性のないネットワークのプロトコルデータユニット、
通信ネットワークならびにローカルネットワークの相互接続が、リモートサービ
ス構造をもち通信ネットワークと接続された通信端末機器によって実現される。
これは専用のネットワークアダプタを介してローカルネットワークと接続するた
めの任意のインタフェースに対応づけられている。この場合、通信ネットワーク
とはたとえば公衆電話回線網（ＰＳＴＮ）、サービス総合ディジタル通信網（Ｉ
ＳＤＮ）、非対称ディジタル加入者線（ＡＤＳＬ）をベースとする固定ネットワ
ーク、ＧＳＭ規格による移動無線ネットワーク（第１および第２の移動無線世代
）、ＵＭＴＳ規格による移動無線ネットワーク（第３の移動無線世代）、ＤＥＣ
Ｔ規格および／またはＰＨＳ規格による移動無線ネットワーク、グローバルコン
ピュータネットワーク（インターネット）、給電回線網および広帯域ケーブルネ
ットワークなどである。また、ローカルネットワークはたとえばホームオートメ
ーションシステムとして構成されていて、これは無線伝送区間、ＰＬＣ伝送区間
、ＩＲＤＡ伝送区間、ＩｎｓｔａＢｕｓ伝送区間、ＨＥＳバス伝送区間、ツイス
トペア伝送区間、または同軸ケーブル伝送区間によって構成されている。
通信ネットワークならびにローカルネットワークの相互接続が、リモートサービ
ス構造をもち通信ネットワークと接続された通信端末機器によって実現される。
これは専用のネットワークアダプタを介してローカルネットワークと接続するた
めの任意のインタフェースに対応づけられている。この場合、通信ネットワーク
とはたとえば公衆電話回線網（ＰＳＴＮ）、サービス総合ディジタル通信網（Ｉ
ＳＤＮ）、非対称ディジタル加入者線（ＡＤＳＬ）をベースとする固定ネットワ
ーク、ＧＳＭ規格による移動無線ネットワーク（第１および第２の移動無線世代
）、ＵＭＴＳ規格による移動無線ネットワーク（第３の移動無線世代）、ＤＥＣ
Ｔ規格および／またはＰＨＳ規格による移動無線ネットワーク、グローバルコン
ピュータネットワーク（インターネット）、給電回線網および広帯域ケーブルネ
ットワークなどである。また、ローカルネットワークはたとえばホームオートメ
ーションシステムとして構成されていて、これは無線伝送区間、ＰＬＣ伝送区間
、ＩＲＤＡ伝送区間、ＩｎｓｔａＢｕｓ伝送区間、ＨＥＳバス伝送区間、ツイス
トペア伝送区間、または同軸ケーブル伝送区間によって構成されている。
【００１６】 この場合、通信端末機器は、通信機器や情報機器の集中の増大に伴い「インテ
リジェントインタフェース」の機能（「ゲートウェイ」の機能）の拡張が行われ
る。ローカルネットワークにおける機器のリモートコントロールのために伝送す
べき情報（たとえば制御命令、ステータス情報、アラームメッセージなど）はイ
ンタフェースにより、機器識別子または機器アドレスを表す第１のセンテンスフ
ォーマットパート、機器に対する制御命令を含む第２のセンテンスフォーマット
パートおよび制御有効情報を含む第３のセンテンスフォーマットパートをもつ専
用のセンテンスフォーマットで伝送される。
リジェントインタフェース」の機能（「ゲートウェイ」の機能）の拡張が行われ
る。ローカルネットワークにおける機器のリモートコントロールのために伝送す
べき情報（たとえば制御命令、ステータス情報、アラームメッセージなど）はイ
ンタフェースにより、機器識別子または機器アドレスを表す第１のセンテンスフ
ォーマットパート、機器に対する制御命令を含む第２のセンテンスフォーマット
パートおよび制御有効情報を含む第３のセンテンスフォーマットパートをもつ専
用のセンテンスフォーマットで伝送される。
【００１７】 請求項２によれば、互換性のないネットワークにおける上述のプロトコルデー
タユニットの相互変換は、通信ネットワークおよび少なくとも１つの移動無線送
受信装置と接続された定置形無線送受信装置により実現される。この装置はリモ
ートサービス構造を有しており、これには専用ネットワークアダプタを介してロ
ーカルネットワークと接続するための任意のインタフェースが割り当てられてい
る。これと同時に、システムに依存しないすなわち通信ネットワークに依存しな
い制御、ならびにローカルネットワークの空間的範囲内で場所に依存しない制御
も、ローカルネットワーク内に存在する電気機器によって保証されている。
タユニットの相互変換は、通信ネットワークおよび少なくとも１つの移動無線送
受信装置と接続された定置形無線送受信装置により実現される。この装置はリモ
ートサービス構造を有しており、これには専用ネットワークアダプタを介してロ
ーカルネットワークと接続するための任意のインタフェースが割り当てられてい
る。これと同時に、システムに依存しないすなわち通信ネットワークに依存しな
い制御、ならびにローカルネットワークの空間的範囲内で場所に依存しない制御
も、ローカルネットワーク内に存在する電気機器によって保証されている。
【００１８】 請求項１による装置および請求項２による装置の重要な利点は以下の通りであ
る。すなわち、 １．「インテリジェントホームインタフェース」（residential gateway）は、
リモートサービス構造をもつ標準通信端末機器を有しており、これによれば「イ
ンテリジェントインタフェース」の機能を付加的な特徴的性能としてソフトウェ
アの拡張により実現可能である。
る。すなわち、 １．「インテリジェントホームインタフェース」（residential gateway）は、
リモートサービス構造をもつ標準通信端末機器を有しており、これによれば「イ
ンテリジェントインタフェース」の機能を付加的な特徴的性能としてソフトウェ
アの拡張により実現可能である。
【００１９】 ２．「インテリジェントホームインタフェース」の汎用性は２つの標準インタフ
ェースの結合により達成され、ここで第１のインタフェースは通信ネットワーク
用であり（たとえばａ／ｂインタフェース）、第２のインタフェースはローカル
ネットワーク用である（たとえばＶ．２４インタフェース）。これにより、ロー
カルネットワーク内のリモートコントロールすべき各機器を「インテリジェント
ホームインタフェース」に接続することができる。
ェースの結合により達成され、ここで第１のインタフェースは通信ネットワーク
用であり（たとえばａ／ｂインタフェース）、第２のインタフェースはローカル
ネットワーク用である（たとえばＶ．２４インタフェース）。これにより、ロー
カルネットワーク内のリモートコントロールすべき各機器を「インテリジェント
ホームインタフェース」に接続することができる。
【００２０】 ３．たとえば「インテリジェントホームインタフェース」の双方向通信により、
信号および情報（たとえば命令、ステータス問い合わせ、アラームメッセージ等
）を通信ネットワークからローカルネットワークへおよびその逆へ両方向で行う
ことができる。
信号および情報（たとえば命令、ステータス問い合わせ、アラームメッセージ等
）を通信ネットワークからローカルネットワークへおよびその逆へ両方向で行う
ことができる。
【００２１】 ４．別の（付加的な）通信端末機器を介して「インテリジェントホームインタフ
ェース」を制御するローカルネットワーク内のリモートコントロールすべき機器
の遠隔制御のために、たとえばＤＴＭＦトーンが入力される。このＤＴＭＦトー
ンは、通信端末機器に割り当てられたインタフェースの対応する命令にトランス
ペアレントに変換される。このようにして、通信端末機器は「インテリジェント
ホームインタフェース」およびリモートコントロール命令のために、通信端末機
器とは無関係に各々のコンテクストで汎用的に利用される。
ェース」を制御するローカルネットワーク内のリモートコントロールすべき機器
の遠隔制御のために、たとえばＤＴＭＦトーンが入力される。このＤＴＭＦトー
ンは、通信端末機器に割り当てられたインタフェースの対応する命令にトランス
ペアレントに変換される。このようにして、通信端末機器は「インテリジェント
ホームインタフェース」およびリモートコントロール命令のために、通信端末機
器とは無関係に各々のコンテクストで汎用的に利用される。
【００２２】 さらにこの場合、請求項２による装置によって以下のことが保証される。すな
わち、ユーザはローカルネットワークの空間的広がりの中で各々任意の場所から
、ローカルネットワーク内のリモートコントロールすべき機器の遠隔制御のため
に、定置された無線送受信装置と接続された移動無線送受信装置によって、定置
された無線送受信装置（「インテリジェントホームインタフェース）を、たとえ
ばＤＴＭＦトーンの入力によって、通信ネットワークとは無関係に制御すること
ができる。この場合、シナリオの制御もローカルネットワークを介して、定置さ
れた無線送受信装置と接続された移動無線受信装置によって行うことができる。
わち、ユーザはローカルネットワークの空間的広がりの中で各々任意の場所から
、ローカルネットワーク内のリモートコントロールすべき機器の遠隔制御のため
に、定置された無線送受信装置と接続された移動無線送受信装置によって、定置
された無線送受信装置（「インテリジェントホームインタフェース）を、たとえ
ばＤＴＭＦトーンの入力によって、通信ネットワークとは無関係に制御すること
ができる。この場合、シナリオの制御もローカルネットワークを介して、定置さ
れた無線送受信装置と接続された移動無線受信装置によって行うことができる。
【００２３】 従属請求項には本発明の有利な実施形態が示されている。次に、図１から図４
を参照しながら本発明の３つの実施例について説明する。
を参照しながら本発明の３つの実施例について説明する。
【００２４】 図１には、互いに互換性のない通信ネットワークとローカルネットワークのプ
ロトコルデータユニットを相互変換するためのインテリジェントホームインタフ
ェースを用いた汎用的なホームオートメーションのシナリオが描かれている。
ロトコルデータユニットを相互変換するためのインテリジェントホームインタフ
ェースを用いた汎用的なホームオートメーションのシナリオが描かれている。
【００２５】 図２には第１の実施例として電話機が示されており、これには留守番電話機能
と、インテリジェントホームインタフェースとしてその電話機に割り当てられた
Ｖ．２４インタフェースが設けられている。
と、インテリジェントホームインタフェースとしてその電話機に割り当てられた
Ｖ．２４インタフェースが設けられている。
【００２６】 図３には第２の実施例としてコードレス電話機のベースステーションが示され
ており、これには留守番電話機能と、インテリジェントホームインタフェースと
してこのベースステーションに割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けら
れている。
ており、これには留守番電話機能と、インテリジェントホームインタフェースと
してこのベースステーションに割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けら
れている。
【００２７】 図４には第３の実施例として汎用的なホームオートメーションのシナリオが描
かれており、これにはベースステーションと、コードレス電話機と、留守番電話
機と、通信ネットワークおよびローカルネットワークのプロトコルデータユニッ
トを相互変換するために、ならびにローカルネットワーク内に存在する機器を遠
隔制御するために、インテリジェントホームインタフェースとしてベースステー
ションに割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けられている。
かれており、これにはベースステーションと、コードレス電話機と、留守番電話
機と、通信ネットワークおよびローカルネットワークのプロトコルデータユニッ
トを相互変換するために、ならびにローカルネットワーク内に存在する機器を遠
隔制御するために、インテリジェントホームインタフェースとしてベースステー
ションに割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けられている。
【００２８】 図１には、通信ネットワークＴＫＮが「インテリジェントホームインタフェー
ス」ＩＨＳを介して、通信ネットワークＴＫＮと互換性のないローカルネットワ
ークＬＮと接続されている様子が示されている。
ス」ＩＨＳを介して、通信ネットワークＴＫＮと互換性のないローカルネットワ
ークＬＮと接続されている様子が示されている。
【００２９】 通信ネットワークＴＫＮにはたとえば、移動ネットワークＭＮ（たとえばＧＳ
Ｍネットワーク、ＵＭＴＳネットワーク、ＤＥＣＴネットワークおよび／または
ＰＨＳネットワーク）、ならびに給電回線ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブル
ネットワークＢＫＮが含まれ、これらは適切なラインインタフェースまたはエア
インタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続さ
れている。
Ｍネットワーク、ＵＭＴＳネットワーク、ＤＥＣＴネットワークおよび／または
ＰＨＳネットワーク）、ならびに給電回線ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブル
ネットワークＢＫＮが含まれ、これらは適切なラインインタフェースまたはエア
インタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続さ
れている。
【００３０】 ローカルネットワークＬＮはたとえば２つのホームオートメーションシステム
を有しており、これらのシステムにはそれぞれＨＥＳバスとして構成されたホー
ムオートメーションバスＨＡＢが設けられており、これにはそれぞれたとえば遠
隔制御の目的で洗濯機ＷＭと電子レンジＥＨが接続されている。一方のホームオ
ートメーションバスＨＡＢはエアインタフェースを介してインテリジェントホー
ムインタフェースＩＨＳと接続されているのに対し、他方のホームオートメーシ
ョンバスＨＡＢはライン接続されたインタフェースを介してインテリジェントホ
ームインタフェースＩＨＳと接続されている。
を有しており、これらのシステムにはそれぞれＨＥＳバスとして構成されたホー
ムオートメーションバスＨＡＢが設けられており、これにはそれぞれたとえば遠
隔制御の目的で洗濯機ＷＭと電子レンジＥＨが接続されている。一方のホームオ
ートメーションバスＨＡＢはエアインタフェースを介してインテリジェントホー
ムインタフェースＩＨＳと接続されているのに対し、他方のホームオートメーシ
ョンバスＨＡＢはライン接続されたインタフェースを介してインテリジェントホ
ームインタフェースＩＨＳと接続されている。
【００３１】 さらにローカルネットワークＬＮは、移動電話ＭＴ（たとえばコードレス移動
部または移動無線携帯機器など）、簡易操作形端末機器（Komfort-Endgeraet）
ＫＦＥ、ならびにデータ処理装置ＤＶＥを有している。移動電話機ＭＴと快適端
末機器ＫＦＥはコードレス通信によってインテリジェントホームインタフェース
ＩＨＳと接続されているのに対し、データ処理装置ＤＶＥはライン接続されたイ
ンタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続され
ている。
部または移動無線携帯機器など）、簡易操作形端末機器（Komfort-Endgeraet）
ＫＦＥ、ならびにデータ処理装置ＤＶＥを有している。移動電話機ＭＴと快適端
末機器ＫＦＥはコードレス通信によってインテリジェントホームインタフェース
ＩＨＳと接続されているのに対し、データ処理装置ＤＶＥはライン接続されたイ
ンタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続され
ている。
【００３２】 移動ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワークＦＮには、複数の通信
機器が接続されている。つまりたとえば、グローバルなコンピュータネットワー
クＣＮＷ（インターネットＴＣＰ／ＩＰ、Transmission Control Protocol/Inte
rnet Protocol）を介して、パーソナルコンピュータＰＣやサービスプロバイダ
（Service Provider）ＳＡが移動ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワ
ークＦＮと接続されている。さらにたとえば、第１のコードレス移動部ＳＬＭ１
と第１のコードレスベースステーションＳＬＢ１を備えた第１のコードレス電話
機ＳＬＴ１、第１の移動無線携帯機器ＭＦＨＭ１、快適端末機器ＫＴがコードレ
ス通信のために、およびライン接続された第１の電話機ＴＦ１が、それぞれ移動
ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワークＦＮと接続されている。
機器が接続されている。つまりたとえば、グローバルなコンピュータネットワー
クＣＮＷ（インターネットＴＣＰ／ＩＰ、Transmission Control Protocol/Inte
rnet Protocol）を介して、パーソナルコンピュータＰＣやサービスプロバイダ
（Service Provider）ＳＡが移動ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワ
ークＦＮと接続されている。さらにたとえば、第１のコードレス移動部ＳＬＭ１
と第１のコードレスベースステーションＳＬＢ１を備えた第１のコードレス電話
機ＳＬＴ１、第１の移動無線携帯機器ＭＦＨＭ１、快適端末機器ＫＴがコードレ
ス通信のために、およびライン接続された第１の電話機ＴＦ１が、それぞれ移動
ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワークＦＮと接続されている。
【００３３】 さらにたとえば、第２のコードレス移動部ＳＬＭ２および第２のコードレスベ
ースステーションＳＬＢ２を備えた第２のコードレス電話機ＳＬＴ２、第２の移
動無線携帯機器ＭＦＨ２、およびライン接続された第２の電話機ＴＦ２が、それ
ぞれ給電回線ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブルネットワークＢＫＮと接続さ
れている。
ースステーションＳＬＢ２を備えた第２のコードレス電話機ＳＬＴ２、第２の移
動無線携帯機器ＭＦＨ２、およびライン接続された第２の電話機ＴＦ２が、それ
ぞれ給電回線ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブルネットワークＢＫＮと接続さ
れている。
【００３４】 インテリジェントホームインタフェースＩＨＳは、一方では音声データおよび
／またはパケットデータを、他方では遠隔制御の目的で制御情報を、通信ネット
ワークＴＫＮからローカルネットワークへ、およびその逆へ伝送可能である。
／またはパケットデータを、他方では遠隔制御の目的で制御情報を、通信ネット
ワークＴＫＮからローカルネットワークへ、およびその逆へ伝送可能である。
【００３５】 図２には、通信端末機器ＴＫＥとして構成されたライン接続された電話機ＩＦ
が示されている。これに対する代案として、電話機ＴＦの代わりにたとえばコー
ドレス電話機のベースステーション（図３参照）、移動無線携帯機器、Ｂｌｕｅ
ｔｏｏｔｈステーション、様々な無線ネットワークを操作するリピータステーシ
ョン、通信端末機器ＴＫＥとしてのパーソナルコンピュータ、あるいは他の任意
の通信端末機器ＴＫＥを使用することも可能である。
が示されている。これに対する代案として、電話機ＴＦの代わりにたとえばコー
ドレス電話機のベースステーション（図３参照）、移動無線携帯機器、Ｂｌｕｅ
ｔｏｏｔｈステーション、様々な無線ネットワークを操作するリピータステーシ
ョン、通信端末機器ＴＫＥとしてのパーソナルコンピュータ、あるいは他の任意
の通信端末機器ＴＫＥを使用することも可能である。
【００３６】 電話機ＴＦは、フックスイッチＧＳを介して通信ネットワークＴＫＮと接続さ
れており、たとえばこれはキーボードとして構成された入力装置ＥＥ、たとえば
ディスプレイとして構成された表示装置ＡＥ、マイクロホンＭＩＦとヘッドフォ
ンＨＫの接続された送受話回路ＳＳ、マイクロプロセッサＭＰとメモリＳＰを有
しており、これらはたとえば図示のように相互に接続されているが、それら以外
にもリモートサービス構造として構成された留守番電話機ＡＢを有している。電
話機ＴＦをローカルネットワークＬＮにつなぐため留守番電話機ＡＢはＶ．２４
インタフェースＳＳＴと接続されており、このインタフェースＳＳＴはネットワ
ークアダプタＮＡと接続されており、さらにネットワークアダプタＮＡはローカ
ルネットワークＬＮと接続されている。電話機ＴＦ、インタフェースＳＳＴおよ
びネットワークアダプタＮＡは、たとえばインテリジェントホームインタフェー
スＩＨＳを成している。
れており、たとえばこれはキーボードとして構成された入力装置ＥＥ、たとえば
ディスプレイとして構成された表示装置ＡＥ、マイクロホンＭＩＦとヘッドフォ
ンＨＫの接続された送受話回路ＳＳ、マイクロプロセッサＭＰとメモリＳＰを有
しており、これらはたとえば図示のように相互に接続されているが、それら以外
にもリモートサービス構造として構成された留守番電話機ＡＢを有している。電
話機ＴＦをローカルネットワークＬＮにつなぐため留守番電話機ＡＢはＶ．２４
インタフェースＳＳＴと接続されており、このインタフェースＳＳＴはネットワ
ークアダプタＮＡと接続されており、さらにネットワークアダプタＮＡはローカ
ルネットワークＬＮと接続されている。電話機ＴＦ、インタフェースＳＳＴおよ
びネットワークアダプタＮＡは、たとえばインテリジェントホームインタフェー
スＩＨＳを成している。
【００３７】 Ｖ．２４インタフェースに対する代案として、他の任意のインタフェースたと
えばＤＥＣＴインタフェース、ＰＨＳインタフェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈイン
タフェース、ＷＤＣＴインタフェース、Ｉ2Ｃインタフェース、ＲＳ４８５イン
タフェースまたはセントロニクスインタフェースを用いることもできる。
えばＤＥＣＴインタフェース、ＰＨＳインタフェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈイン
タフェース、ＷＤＣＴインタフェース、Ｉ2Ｃインタフェース、ＲＳ４８５イン
タフェースまたはセントロニクスインタフェースを用いることもできる。
【００３８】 本発明の図示の実施例の場合、Ｖ．２４インタフェースＳＳＴは完全に電話機
ＴＦの外に配置されている。これに対する代案として、Ｖ．２４インタフェース
ＳＳＴが留守番電話機ＡＢにつなげるように設計された一方の部分とともに電話
機ＴＦの中に統合されているのに対し、他方の部分はたとえばＶ．２４ケーブル
として電話機から引き出されているように構成することもできる。この代案は、
電話機ＴＦの拡張として図２に破線で示されている。
ＴＦの外に配置されている。これに対する代案として、Ｖ．２４インタフェース
ＳＳＴが留守番電話機ＡＢにつなげるように設計された一方の部分とともに電話
機ＴＦの中に統合されているのに対し、他方の部分はたとえばＶ．２４ケーブル
として電話機から引き出されているように構成することもできる。この代案は、
電話機ＴＦの拡張として図２に破線で示されている。
【００３９】 図２に示されている電話機ＴＦによれば、現在ではまったく普通であるように
（慣用のやり方で）、通信ネットワークＴＫＮ内の音声通信に適した電話機（た
とえば図１のコードレス電話機ＳＬＴ１，ＳＬＴ２および電話機ＴＦ１，ＴＦ２
）へ音声を伝送するための通信コネクションと、場合によっては（電話機がその
ように設計されていれば）、パケットデータ伝送に適した機器（たとえば図１の
パーソナルコンピュータＰＣなど）へパケットデータを伝送するための通信コネ
クションを確立することができ、また、留守番電話機ＡＢを利用することもでき
る。
（慣用のやり方で）、通信ネットワークＴＫＮ内の音声通信に適した電話機（た
とえば図１のコードレス電話機ＳＬＴ１，ＳＬＴ２および電話機ＴＦ１，ＴＦ２
）へ音声を伝送するための通信コネクションと、場合によっては（電話機がその
ように設計されていれば）、パケットデータ伝送に適した機器（たとえば図１の
パーソナルコンピュータＰＣなど）へパケットデータを伝送するための通信コネ
クションを確立することができ、また、留守番電話機ＡＢを利用することもでき
る。
【００４０】 このような動作形式に加えて電話機ＴＦをさらに別の動作形式として、ローカ
ルネットワークＬＮ内でホームオートメーションにより遠隔制御可能な機器のリ
モートコントロールのために利用することもできる。この場合、リモートコント
ロールは、通信端末機器ＴＫＥの構成や形式に従い音声支援および／または制御
データ支援（たとえばＤＴＭＦトーン、インターネットプロトコルなど）により
行うことができる。
ルネットワークＬＮ内でホームオートメーションにより遠隔制御可能な機器のリ
モートコントロールのために利用することもできる。この場合、リモートコント
ロールは、通信端末機器ＴＫＥの構成や形式に従い音声支援および／または制御
データ支援（たとえばＤＴＭＦトーン、インターネットプロトコルなど）により
行うことができる。
【００４１】 電話機ＴＦのこのような動作形式のため電話機ＴＦ内で、リモートサービスモ
ードないしはリモートコントロールモード（留守番電話機モード）におけるソフ
トウェア拡張とメニューフレーズツリーの拡張が行われている。留守番電話機Ａ
Ｂのリモートサービスないしはリモートコントロールは付加的なフレーズメニュ
ーを有しており、これによって所定のセンテンスフォーマットＳＦでＶ．２４イ
ンタフェースＳＳＴを介して命令を送信することができ、ないしは命令が送信さ
れる。
ードないしはリモートコントロールモード（留守番電話機モード）におけるソフ
トウェア拡張とメニューフレーズツリーの拡張が行われている。留守番電話機Ａ
Ｂのリモートサービスないしはリモートコントロールは付加的なフレーズメニュ
ーを有しており、これによって所定のセンテンスフォーマットＳＦでＶ．２４イ
ンタフェースＳＳＴを介して命令を送信することができ、ないしは命令が送信さ
れる。
【００４２】 センテンスフォーマットＳＦは、ローカルネットワークＬＮ内のリモートコン
トロールすべき機器たとえば図１による洗濯機ＷＭまたは電子レンジＥＨの識別
子ないしはアドレスを表す第１のセンテンスフォーマットパート、機器に対する
制御命令をを含む第２のセンテンスフォーマットパート、ならびに制御有効情報
を含む第３のセンテンスフォーマットを有しており、これらによって通信ネット
ワークＴＫＮとローカルネットワークＬＮとの間で情報を有利には双方向で伝送
可能であり、ないしはそれらの情報が伝送される。
トロールすべき機器たとえば図１による洗濯機ＷＭまたは電子レンジＥＨの識別
子ないしはアドレスを表す第１のセンテンスフォーマットパート、機器に対する
制御命令をを含む第２のセンテンスフォーマットパート、ならびに制御有効情報
を含む第３のセンテンスフォーマットを有しており、これらによって通信ネット
ワークＴＫＮとローカルネットワークＬＮとの間で情報を有利には双方向で伝送
可能であり、ないしはそれらの情報が伝送される。
【００４３】 第１のセンテンスフォーマットパート、第２のセンテンスフォーマットパート
および第３のセンテンスフォーマットパートは、たとえば第１のセンテンスフォ
ーマットエレメントＳＴＸ（Start of TeXt）、第２のセンテンスフォーマット
エレメントＦＲＮ（FRameNumber）、第３のセンテンスフォーマットエレメント
ＳＴＹ（SatzTYpe）、第４のセンテンスフォーマットエレメントＤＡＴ（DATum
）、第５のセンテンスフォーマットエレメントＣＨＳ（CHeckSum）、ならびに第
６のセンテンスフォーマットエレメントＥＴＸ（End of TeXt）から成り、これ
らはたとえば示された順序でフレーム構造を成している。
および第３のセンテンスフォーマットパートは、たとえば第１のセンテンスフォ
ーマットエレメントＳＴＸ（Start of TeXt）、第２のセンテンスフォーマット
エレメントＦＲＮ（FRameNumber）、第３のセンテンスフォーマットエレメント
ＳＴＹ（SatzTYpe）、第４のセンテンスフォーマットエレメントＤＡＴ（DATum
）、第５のセンテンスフォーマットエレメントＣＨＳ（CHeckSum）、ならびに第
６のセンテンスフォーマットエレメントＥＴＸ（End of TeXt）から成り、これ
らはたとえば示された順序でフレーム構造を成している。
【００４４】 第１のセンテンスフォーマットエレメントＳＴＸと第６のセンテンスフォーマ
ットエレメントＥＴＸによって、１つのフレームの最初（ＳＴＸ）と最後（ＥＴ
Ｘ）がマークされる。
ットエレメントＥＴＸによって、１つのフレームの最初（ＳＴＸ）と最後（ＥＴ
Ｘ）がマークされる。
【００４５】 第２のセンテンスフォーマットエレメントＦＲＮによって、目下のフレームの
番号が定められる。この番号は、電話機ＴＦによりフレームごとにインクリメン
トされる。ローカルネットワークＬＮ内のリモートコントロールすべき機器は、
ステータスメッセージと自発的なメッセージのときには、フレーム番号の管理を
強制されない。ただしここで定められているのは、フレーム番号は所定の有効な
値以外では記述してはならないことである。そうでなければ、後述の例外はある
が初期化は自由である。リモートコントロールすべき機器がステータス問い合わ
せに対する応答として送信するステータスインフォフレームにおいて、対応して
受信されるフレームのフレーム番号が反映されなければならず、つまり繰り返さ
なければならない。
番号が定められる。この番号は、電話機ＴＦによりフレームごとにインクリメン
トされる。ローカルネットワークＬＮ内のリモートコントロールすべき機器は、
ステータスメッセージと自発的なメッセージのときには、フレーム番号の管理を
強制されない。ただしここで定められているのは、フレーム番号は所定の有効な
値以外では記述してはならないことである。そうでなければ、後述の例外はある
が初期化は自由である。リモートコントロールすべき機器がステータス問い合わ
せに対する応答として送信するステータスインフォフレームにおいて、対応して
受信されるフレームのフレーム番号が反映されなければならず、つまり繰り返さ
なければならない。
【００４６】 第３のステータスフォーマットエレメントＳＴＹは、アクションとチャネルま
たはリモートコントロールすべき機器を表す。上位のニブル（上位の半バイト）
においてアクションが表され、たとえば WRite (WR) ：対応するチャネルまたは
対応するリモートコントロールすべき機器のために後続のデータを処理する；RE
ad (RD) ：表されたチャネルまたはリモートコントロールすべき機器における目
下のデータを応答として電話機ＴＦへ送り戻す；RESPonse (RESP) ：このアクシ
ョンにより、電話機ＴＦに対するリモートコントロールすべき機器の上述のＲＤ
アクションが符号化される；ALARM (ALARM) : アラームまたは自発的なメッセー
ジにより、電話機ＴＦに対するリモートコントロールすべき機器の自発的なメッ
セージが符号化される、などということが表される。他方、下位のニブルでは、
チャネルまたはリモートコントロールすべき機器が表される。
たはリモートコントロールすべき機器を表す。上位のニブル（上位の半バイト）
においてアクションが表され、たとえば WRite (WR) ：対応するチャネルまたは
対応するリモートコントロールすべき機器のために後続のデータを処理する；RE
ad (RD) ：表されたチャネルまたはリモートコントロールすべき機器における目
下のデータを応答として電話機ＴＦへ送り戻す；RESPonse (RESP) ：このアクシ
ョンにより、電話機ＴＦに対するリモートコントロールすべき機器の上述のＲＤ
アクションが符号化される；ALARM (ALARM) : アラームまたは自発的なメッセー
ジにより、電話機ＴＦに対するリモートコントロールすべき機器の自発的なメッ
セージが符号化される、などということが表される。他方、下位のニブルでは、
チャネルまたはリモートコントロールすべき機器が表される。
【００４７】 第４のセンテンスフォーマットエレメントＤＡＴはたとえば２進符号形式で、
リモートコントロールすべき機器またはチャネルのためのデータ（有効情報）を
表す。有効情報としてはたとえば、「機器スイッチオン」、「機器スイッチオフ
」、「データ入力」などの情報が挙げられる。
リモートコントロールすべき機器またはチャネルのためのデータ（有効情報）を
表す。有効情報としてはたとえば、「機器スイッチオン」、「機器スイッチオフ
」、「データ入力」などの情報が挙げられる。
【００４８】 ユーザは、たとえば最大で３つのＤＴＭＦ数字（トーン）を用いて、伝送すべ
き値を十進数で入力する。入力はたとえば「*」で終了する。この場合、まずは
じめに１００の桁が入力され、ついで１０の桁が、最後に１の桁が入力される。
入力後、電話機ＴＦは入力された数字を変換する。したがってユーザはそれに応
じて、最大で３桁の数字を入力することができる。ユーザがもっと少ない桁を入
力したときには、たとえば「タイムアウト」後は電話機ＴＦの側ではもはやそれ
以上のアクションは行われない。所定値よりも大きい入力値は、たとえば所定値
によって符号化される。
き値を十進数で入力する。入力はたとえば「*」で終了する。この場合、まずは
じめに１００の桁が入力され、ついで１０の桁が、最後に１の桁が入力される。
入力後、電話機ＴＦは入力された数字を変換する。したがってユーザはそれに応
じて、最大で３桁の数字を入力することができる。ユーザがもっと少ない桁を入
力したときには、たとえば「タイムアウト」後は電話機ＴＦの側ではもはやそれ
以上のアクションは行われない。所定値よりも大きい入力値は、たとえば所定値
によって符号化される。
【００４９】 第５のセンテンスフォーマットエレメントＣＨＳにおいてデータ保護の目的で
、たとえば先行する３つのバイト「フレーム番号」、「センテンスタイプ」、「
データ」についてチェックサムが計算される。計算規則はたとえば、 （フレーム番号＋センテンスタイプ＋データ）*modulo256 となる。
、たとえば先行する３つのバイト「フレーム番号」、「センテンスタイプ」、「
データ」についてチェックサムが計算される。計算規則はたとえば、 （フレーム番号＋センテンスタイプ＋データ）*modulo256 となる。
【００５０】 上述のセンテンスフォーマットは、表されたリモートコントロールすべき機器
または表されたチャネルのために対応するデータを伝送するために用いられる。
この場合、データの意味は、チャネルまたはリモートコントロールすべき機器に
依存する。したがってたとえば特定のデータによって、あるチャネルまたはリモ
ートコントロールすべきある機器において機器のスイッチオンが引き起こされる
一方、同じデータは別のチャネルまたは別のリモートコントロールすべき機器に
おいては調整値とみなされる。この意味の対応づけは、リモートコントロールす
べき機器におけるアプリケーションの役割であり、これは電話機ＴＦに対する例
外を除いてトランスペアレントである。その例外とは、ＢＯＦ命令「スイッチオ
ン」は第１の所定値により、ＢＯＦ命令「スイッチオフ」は第２の所定値により
符号化されることである。
または表されたチャネルのために対応するデータを伝送するために用いられる。
この場合、データの意味は、チャネルまたはリモートコントロールすべき機器に
依存する。したがってたとえば特定のデータによって、あるチャネルまたはリモ
ートコントロールすべきある機器において機器のスイッチオンが引き起こされる
一方、同じデータは別のチャネルまたは別のリモートコントロールすべき機器に
おいては調整値とみなされる。この意味の対応づけは、リモートコントロールす
べき機器におけるアプリケーションの役割であり、これは電話機ＴＦに対する例
外を除いてトランスペアレントである。その例外とは、ＢＯＦ命令「スイッチオ
ン」は第１の所定値により、ＢＯＦ命令「スイッチオフ」は第２の所定値により
符号化されることである。
【００５１】 図３には、通信端末機器ＴＫＥとして構成されたコードレス電話機ＳＬＴのコ
ードレスベースステーションＳＬＢが示されている。図３には、刊行物 Compone
nts 31 (1993), 第６巻、第２１５〜２１８頁、S. Althammer, D. Brueckmann:
"Hochoptimierte IC' s fuer DECT-Schnurlostelefone" に基づき、ベースステ
ーションＳＬＢの基本回路構造が示されている。これによればベースステーショ
ンＳＬＢは、無線信号の送受信に対応づけられたアンテナＡＮＴ、信号処理装置
ＳＶＥ、および中央制御装置ＺＳＴを有しており、これは図示されているように
互いに接続されている。無線部ＦＫＴ内には基本的に、送信装置ＳＥ、受信装置
ＥＭおよび合成装置ＳＹＮなど既知の装置が含まれている。信号処理装置ＳＶＥ
には、たとえば符号化／復号装置ＣＯＤＥＣが含まれている。中央制御装置ＺＳ
ＴはマイクロプロセッサμＰを有しており、これにはＯＳＩ／ＩＳＯ階層モデル
［（１）：教育冊子 Deutsche Telekom, Jg. 48, 2/1995 第１０２頁〜１１１頁
； （２）： ETSI-Publikation ETS 300175-1...9、１９９２年１０月 参照］に
従って構築されたプログラムモジュールＰＧＭ、信号制御部ＳＳＴ、およびディ
ジタル信号プロセッサＤＳＰが設けられており、これらは図示されているように
互いに接続されている。この階層モデルで規定されている層のうち、ベースステ
ーションＳＬＢにとってじかに重要となる最初の４つの層だけしか描かれていな
い。信号制御部分ＳＳＴは、ベースステーションＳＬＢにおいてタイムスイッチ
コントローラＴＳＣとして構成されており、これは付加的な交換機能（スイッチ
ファンクション）を担う。
ードレスベースステーションＳＬＢが示されている。図３には、刊行物 Compone
nts 31 (1993), 第６巻、第２１５〜２１８頁、S. Althammer, D. Brueckmann:
"Hochoptimierte IC' s fuer DECT-Schnurlostelefone" に基づき、ベースステ
ーションＳＬＢの基本回路構造が示されている。これによればベースステーショ
ンＳＬＢは、無線信号の送受信に対応づけられたアンテナＡＮＴ、信号処理装置
ＳＶＥ、および中央制御装置ＺＳＴを有しており、これは図示されているように
互いに接続されている。無線部ＦＫＴ内には基本的に、送信装置ＳＥ、受信装置
ＥＭおよび合成装置ＳＹＮなど既知の装置が含まれている。信号処理装置ＳＶＥ
には、たとえば符号化／復号装置ＣＯＤＥＣが含まれている。中央制御装置ＺＳ
ＴはマイクロプロセッサμＰを有しており、これにはＯＳＩ／ＩＳＯ階層モデル
［（１）：教育冊子 Deutsche Telekom, Jg. 48, 2/1995 第１０２頁〜１１１頁
； （２）： ETSI-Publikation ETS 300175-1...9、１９９２年１０月 参照］に
従って構築されたプログラムモジュールＰＧＭ、信号制御部ＳＳＴ、およびディ
ジタル信号プロセッサＤＳＰが設けられており、これらは図示されているように
互いに接続されている。この階層モデルで規定されている層のうち、ベースステ
ーションＳＬＢにとってじかに重要となる最初の４つの層だけしか描かれていな
い。信号制御部分ＳＳＴは、ベースステーションＳＬＢにおいてタイムスイッチ
コントローラＴＳＣとして構成されており、これは付加的な交換機能（スイッチ
ファンクション）を担う。
【００５２】 上述の回路ユニットの基本的な機能は、たとえば先に挙げた刊行物 Compoonen
ts 31 (1993) 第６巻、第２１５頁〜２１８頁に記載されている。
ts 31 (1993) 第６巻、第２１５頁〜２１８頁に記載されている。
【００５３】 図３による上述の回路構造を、付加的な機能ユニットによって置き換えること
ができる。
ができる。
【００５４】 ベースステーションＳＬＢは（図２の電話機ＴＦのように）、フックスイッチ
ＧＳを介して通信ネットワークＴＫＮと接続されている。オプションとして、ベ
ースステーションＳＬＢは（図２の電話機ＴＦのように）さらに１つの操作平面
（図３において破線で表された機能ユニット）を有しており、これはたとえばキ
ーボードとして構成された入力装置ＥＥ、ディスプレイとして構成された表示装
置ＡＥ、マイクロフォンＭＩＦおよびヘッドフォンＨＫを備えた送受話器として
構成された送話および聴取用装置ＳＨＥ、ならびにトーン呼び出しベルによって
構成されている。
ＧＳを介して通信ネットワークＴＫＮと接続されている。オプションとして、ベ
ースステーションＳＬＢは（図２の電話機ＴＦのように）さらに１つの操作平面
（図３において破線で表された機能ユニット）を有しており、これはたとえばキ
ーボードとして構成された入力装置ＥＥ、ディスプレイとして構成された表示装
置ＡＥ、マイクロフォンＭＩＦおよびヘッドフォンＨＫを備えた送受話器として
構成された送話および聴取用装置ＳＨＥ、ならびにトーン呼び出しベルによって
構成されている。
【００５５】 さらにベースステーションＳＬＢは（図２の電話機ＴＦのように）、リモート
サービス構造として構成された留守番電話機ＡＢを有している。この場合、ベー
スステーションＳＬＢをローカルネットワークＬＮと接続するため、留守番電話
機ＡＢはやはりＶ．２４インタフェースＳＳＴと接続されており、このインタフ
ェースＳＳＴはネットワークアダプタＮＡと、さらにネットワークアダプタＮＡ
はローカルネットワークＬＮと接続されている。ベースステーションＳＬＢ、イ
ンタフェースＳＳＴおよびネットワークアダプタＮＡは、たとえばインテリジェ
ントホームインタフェースＩＨＳを成している。
サービス構造として構成された留守番電話機ＡＢを有している。この場合、ベー
スステーションＳＬＢをローカルネットワークＬＮと接続するため、留守番電話
機ＡＢはやはりＶ．２４インタフェースＳＳＴと接続されており、このインタフ
ェースＳＳＴはネットワークアダプタＮＡと、さらにネットワークアダプタＮＡ
はローカルネットワークＬＮと接続されている。ベースステーションＳＬＢ、イ
ンタフェースＳＳＴおよびネットワークアダプタＮＡは、たとえばインテリジェ
ントホームインタフェースＩＨＳを成している。
【００５６】 Ｖ．２４インタフェースＳＳＴに対する代案としてやはり任意の別のインタフ
ェースを用いることができ、たとえばＤＥＣＴインタフェース、ＰＨＳインタフ
ェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈインタフェース、ＷＤＣＴインタフェース、ＵＳＢ
インタフェース、ＩＥＣインタフェース、Ｉ2Ｃインタフェース、ＲＳ４８５イ
ンタフェースまたはセントロニクスインタフェースを用いることができる。
ェースを用いることができ、たとえばＤＥＣＴインタフェース、ＰＨＳインタフ
ェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈインタフェース、ＷＤＣＴインタフェース、ＵＳＢ
インタフェース、ＩＥＣインタフェース、Ｉ2Ｃインタフェース、ＲＳ４８５イ
ンタフェースまたはセントロニクスインタフェースを用いることができる。
【００５７】 本発明の図示の実施例では、Ｖ．２４インタフェースＳＳＴが完全にベースス
テーションＳＬＢの中に配置されている。
テーションＳＬＢの中に配置されている。
【００５８】 図３に示されているベースステーションＳＬＢによれば、現在ではまったく普
通であるように（慣用のやり方で）、通信ネットワークＴＫＮ内の音声通信に適
した電話機（たとえば図１のコードレス電話機ＳＬＴ１，ＳＬＴ２および電話機
ＴＦ１，ＴＦ２）へ音声を伝送するための通信コネクションと、場合によっては
（電話機がそのように設計されていれば）、パケットデータ伝送に適した機器（
たとえば図１のパーソナルコンピュータＰＣなど）へパケットデータを伝送する
ための通信コネクションを確立することができ、また、留守番電話機ＡＢを利用
することもできる。
通であるように（慣用のやり方で）、通信ネットワークＴＫＮ内の音声通信に適
した電話機（たとえば図１のコードレス電話機ＳＬＴ１，ＳＬＴ２および電話機
ＴＦ１，ＴＦ２）へ音声を伝送するための通信コネクションと、場合によっては
（電話機がそのように設計されていれば）、パケットデータ伝送に適した機器（
たとえば図１のパーソナルコンピュータＰＣなど）へパケットデータを伝送する
ための通信コネクションを確立することができ、また、留守番電話機ＡＢを利用
することもできる。
【００５９】 この動作形式に加えて、ベースステーションＳＬＢは別の動作形式において、
たとえばホームオートメーションによりリモートコントロール可能なローカルネ
ットワークＬＮ内の機器をリモートコントロールするために使うことができ、あ
るいはそのために使われる。この場合、リモートコントロールは通信端末機器Ｔ
ＫＥの構成ないしは形式に応じて、音声により支援されておよび／または制御デ
ータにより支援されて（たとえばＤＴＭＦトーン）行われる。
たとえばホームオートメーションによりリモートコントロール可能なローカルネ
ットワークＬＮ内の機器をリモートコントロールするために使うことができ、あ
るいはそのために使われる。この場合、リモートコントロールは通信端末機器Ｔ
ＫＥの構成ないしは形式に応じて、音声により支援されておよび／または制御デ
ータにより支援されて（たとえばＤＴＭＦトーン）行われる。
【００６０】 このような動作形式については、図２の説明により電話機ＴＦに関してその個
所およびそれ以降でなされた説明が同じように有効であり、ないしは適用可能で
ある。
所およびそれ以降でなされた説明が同じように有効であり、ないしは適用可能で
ある。
【００６１】 図４には通信ネットワークＴＫＮが、たとえばコードレスベースステーション
ＢＳ、インタフェースＳＳＴおよびネットワークアダプタＮＡから成るインテリ
ジェントホームインタフェースＩＨＳとして構成された装置を介して、通信ネッ
トワークＴＫＮと互換性のないローカルネットワークＬＮと、どのように接続さ
れているのかが示されている。
ＢＳ、インタフェースＳＳＴおよびネットワークアダプタＮＡから成るインテリ
ジェントホームインタフェースＩＨＳとして構成された装置を介して、通信ネッ
トワークＴＫＮと互換性のないローカルネットワークＬＮと、どのように接続さ
れているのかが示されている。
【００６２】 通信ネットワークＴＫＮはたとえば移動ネットワークＭＮ（たとえばＧＳＭネ
ットワーク、ＵＭＴＳネットワーク、ＤＥＣＴネットワークおよび／またはＰＨ
Ｓネットワーク）および／または固定ネットワークＦＮ（たとえばＰＳＴＮネッ
トワーク、ＩＳＤＮネットワークおよび／またはＡＤＳＬネットワーク）、なら
びに給電回線網ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブルネットワークＢＫＮを有し
ており、これらはそれ相応のラインインタフェースないしはエアインタフェース
を介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続されている。
ットワーク、ＵＭＴＳネットワーク、ＤＥＣＴネットワークおよび／またはＰＨ
Ｓネットワーク）および／または固定ネットワークＦＮ（たとえばＰＳＴＮネッ
トワーク、ＩＳＤＮネットワークおよび／またはＡＤＳＬネットワーク）、なら
びに給電回線網ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブルネットワークＢＫＮを有し
ており、これらはそれ相応のラインインタフェースないしはエアインタフェース
を介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続されている。
【００６３】 ローカルネットワークＬＮはたとえば、それぞれＨＥＳバスとして構成された
ホームオートメーションバスＨＡＢを備えた２つのホームオートメーションシス
テムを有しており、それぞれたとえばリモートコントロールの目的で洗濯機ＷＭ
および電子レンジＥＨと接続されている。一方のホームオートメーションバスＨ
ＡＢはエアインタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩＨ
Ｓと接続されているのに対し、他方のホームオートメーションバスＨＡＢはライ
ン接続されたインタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩ
ＨＳと接続されている。
ホームオートメーションバスＨＡＢを備えた２つのホームオートメーションシス
テムを有しており、それぞれたとえばリモートコントロールの目的で洗濯機ＷＭ
および電子レンジＥＨと接続されている。一方のホームオートメーションバスＨ
ＡＢはエアインタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩＨ
Ｓと接続されているのに対し、他方のホームオートメーションバスＨＡＢはライ
ン接続されたインタフェースを介してインテリジェントホームインタフェースＩ
ＨＳと接続されている。
【００６４】 ローカルネットワークＬＮはさらに、たとえばＤＥＣＴ規格に従って定義され
たエアインタフェースを介してコードレスベースステーションＢＳと接続されて
いるコードレス移動部ＭＳと簡易操作型端末機器ＫＦＥ、ならびにデータ処理装
置ＤＶＥを有している。その際、コードレス移動部ＭＳと簡易操作型端末機器Ｋ
ＦＥは無線通信によってインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続さ
れているのに対し、データ処理装置ＤＶＥはライン接続されたインタフェースを
介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続されている。
たエアインタフェースを介してコードレスベースステーションＢＳと接続されて
いるコードレス移動部ＭＳと簡易操作型端末機器ＫＦＥ、ならびにデータ処理装
置ＤＶＥを有している。その際、コードレス移動部ＭＳと簡易操作型端末機器Ｋ
ＦＥは無線通信によってインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続さ
れているのに対し、データ処理装置ＤＶＥはライン接続されたインタフェースを
介してインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接続されている。
【００６５】 これに対する代案として、データ処理装置ＤＶＥには無線部が装備されており
、これはたとえば場所に関係なく作動させることができ、移動無線送受信装置と
してやはり無線通信によってインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接
続されている。
、これはたとえば場所に関係なく作動させることができ、移動無線送受信装置と
してやはり無線通信によってインテリジェントホームインタフェースＩＨＳと接
続されている。
【００６６】 移動ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワークＦＮとは複数の通信端
末機器が接続されている。つまりたとえば、グローバルなコンピュータネットワ
ークＣＮＷ（インターネット TCP/IP; Transmission Control Protocol/Interne
t Protocol）を介して、パーソナルコンピュータＰＣとサービスプロバイダ（Se
rvice Provider）ＳＡが移動ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワーク
ＦＮと接続されている。さらにたとえば第１のコードレス電話機ＳＬＴ１が第１
のコードレス移動部ＳＬＭ１および第１のコードレスベースステーションＳＬＢ
１と接続されており、第１の移動無線携帯機器ＭＦＨ１、無線通信用の簡易操作
型ターミナルＫＴおよびライン接続された第１の電話機ＴＦ１が、移動ネットワ
ークＭＮおよび／または固定ネットワークＦＮと接続されている。
末機器が接続されている。つまりたとえば、グローバルなコンピュータネットワ
ークＣＮＷ（インターネット TCP/IP; Transmission Control Protocol/Interne
t Protocol）を介して、パーソナルコンピュータＰＣとサービスプロバイダ（Se
rvice Provider）ＳＡが移動ネットワークＭＮおよび／または固定ネットワーク
ＦＮと接続されている。さらにたとえば第１のコードレス電話機ＳＬＴ１が第１
のコードレス移動部ＳＬＭ１および第１のコードレスベースステーションＳＬＢ
１と接続されており、第１の移動無線携帯機器ＭＦＨ１、無線通信用の簡易操作
型ターミナルＫＴおよびライン接続された第１の電話機ＴＦ１が、移動ネットワ
ークＭＮおよび／または固定ネットワークＦＮと接続されている。
【００６７】 さらにたとえば第２のコードレス電話機ＳＬＴ２が第２のコードレス移動部Ｓ
ＬＭ２および第２のコードレスベースステーションＳＬＢ２と接続されており、
第２の移動無線携帯機器ＭＨＦ２およびライン接続された第２の電話機ＴＦ２が
それぞれ給電回線ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブルネットワークＢＫＮと接
続されている。
ＬＭ２および第２のコードレスベースステーションＳＬＢ２と接続されており、
第２の移動無線携帯機器ＭＨＦ２およびライン接続された第２の電話機ＴＦ２が
それぞれ給電回線ＳＶＮおよび／または広帯域ケーブルネットワークＢＫＮと接
続されている。
【００６８】 インテリジェントホームインタフェースＩＨＳを介して、一方では音声データ
および／またはパケットデータが、他方ではリモートコントロールのための制御
情報が、通信ネットワークＴＫＮからローカルネットワークへ、およびその逆へ
、ならびにコードレス移動部ＭＳからローカルネットワークへ、およびその逆へ
、伝送することができる。
および／またはパケットデータが、他方ではリモートコントロールのための制御
情報が、通信ネットワークＴＫＮからローカルネットワークへ、およびその逆へ
、ならびにコードレス移動部ＭＳからローカルネットワークへ、およびその逆へ
、伝送することができる。
【００６９】 ベースステーションＢＳは、フックスイッチを介して通信ネットワークＴＫＮ
と接続されている。オプションとして、ベースステーションＢＳはさらに１つの
操作平面を有することができ、これはたとえばキーボードとして構成された入力
装置、ディスプレイとして構成された表示装置、マイクロフォンおよびヘッドフ
ォンＨＫを備えた携帯機器として構成された送話／聴取装置、ならびにトーン呼
び出しベルなどから成る。
と接続されている。オプションとして、ベースステーションＢＳはさらに１つの
操作平面を有することができ、これはたとえばキーボードとして構成された入力
装置、ディスプレイとして構成された表示装置、マイクロフォンおよびヘッドフ
ォンＨＫを備えた携帯機器として構成された送話／聴取装置、ならびにトーン呼
び出しベルなどから成る。
【００７０】 さらにベースステーションＢＳは、リモートコントロール構造として構成され
た留守番電話機ＡＢを有している。ベースステーションＢＳをローカルネットワ
ークＬＮと接続するために、留守番電話機はやはりＶ．２４インタフェースＳＳ
Ｔと接続されており、インタフェースＳＳＴはネットワークアダプタＮＡと、さ
らにネットワークアダプタＮＡはローカルネットワークＬＮと接続されている。
ベースステーションＢＳ、インタフェースＳＳＴおよびネットワークアダプタＮ
Ａは、たとえばインテリジェントインタフェースＩＨＳを成している。
た留守番電話機ＡＢを有している。ベースステーションＢＳをローカルネットワ
ークＬＮと接続するために、留守番電話機はやはりＶ．２４インタフェースＳＳ
Ｔと接続されており、インタフェースＳＳＴはネットワークアダプタＮＡと、さ
らにネットワークアダプタＮＡはローカルネットワークＬＮと接続されている。
ベースステーションＢＳ、インタフェースＳＳＴおよびネットワークアダプタＮ
Ａは、たとえばインテリジェントインタフェースＩＨＳを成している。
【００７１】 Ｖ．２４インタフェースＳＳＴに対する代案として、他の任意のインタフェー
スたとえばＤＥＣＴインタフェース、ＰＨＳインタフェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔ
ｈインタフェース、ＷＤＣＴインタフェース、ＵＳＢインタフェース、ＩＥＣイ
ンタフェース、Ｉ2インタフェース、ＲＳ４８５インタフェースまたはセントロ
ニクスインタフェースを用いることができる。
スたとえばＤＥＣＴインタフェース、ＰＨＳインタフェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔ
ｈインタフェース、ＷＤＣＴインタフェース、ＵＳＢインタフェース、ＩＥＣイ
ンタフェース、Ｉ2インタフェース、ＲＳ４８５インタフェースまたはセントロ
ニクスインタフェースを用いることができる。
【００７２】 本発明の図示の実施例の場合、Ｖ．２４インタフェースＳＳＴは、留守番電話
機ＡＢにつなぐために設計されている一方の部分とともにコードレスベースステ
ーションＢＳ内に統合されているのに対し、他方の部分はたとえばＶ．２４ケー
ブルとしてベースステーションＢＳから引き出されている。
機ＡＢにつなぐために設計されている一方の部分とともにコードレスベースステ
ーションＢＳ内に統合されているのに対し、他方の部分はたとえばＶ．２４ケー
ブルとしてベースステーションＢＳから引き出されている。
【００７３】 択一的に、Ｖ．２４インタフェースＳＳＴは完全にコードレスベースステーシ
ョンＢＳの外におかれる。
ョンＢＳの外におかれる。
【００７４】 図示のコードレスベースステーションＢＳにより、現在ではまったく一般的で
あるように（慣用のやり方で）、通信ネットワークＴＫＮ内の音声通信に適した
電話機（たとえば図１のコードレス電話機ＳＬＴ１，ＳＬＴ２および電話機ＴＦ
１，ＴＦ２）へ音声を伝送するための通信コネクションと、場合によっては（電
話機がそのように設計されていれば）、パケットデータ伝送に適した機器（たと
えば図１のパーソナルコンピュータＰＣなど）へパケットデータを伝送するため
の通信コネクションを確立することができ、また、留守番電話機ＡＢを利用する
こともできる。
あるように（慣用のやり方で）、通信ネットワークＴＫＮ内の音声通信に適した
電話機（たとえば図１のコードレス電話機ＳＬＴ１，ＳＬＴ２および電話機ＴＦ
１，ＴＦ２）へ音声を伝送するための通信コネクションと、場合によっては（電
話機がそのように設計されていれば）、パケットデータ伝送に適した機器（たと
えば図１のパーソナルコンピュータＰＣなど）へパケットデータを伝送するため
の通信コネクションを確立することができ、また、留守番電話機ＡＢを利用する
こともできる。
【００７５】 この動作形式に加えて、コードレスベースステーションＢＳは別の動作形式に
おいて、たとえばホームオートメーションにおいてリモートコントロール可能な
ローカルネットワークＬＮ内の機器のリモートコントロールのために利用するこ
とができ、ないしは利用される。その際、リモートコントロールは、通信ネット
ワークＴＫＮにおいて使用される別の通信端末機器ＴＫＥの構成や形式に従って
、音声により支援されたおよび／または制御データにより支援されて行われ、あ
るいは設けられいるならば、コードレスベースステーションＢＳの操作平面を用
いた入力により行われる（たとえばＤＴＭＦトーン、インターネットプロトコル
等）。
おいて、たとえばホームオートメーションにおいてリモートコントロール可能な
ローカルネットワークＬＮ内の機器のリモートコントロールのために利用するこ
とができ、ないしは利用される。その際、リモートコントロールは、通信ネット
ワークＴＫＮにおいて使用される別の通信端末機器ＴＫＥの構成や形式に従って
、音声により支援されたおよび／または制御データにより支援されて行われ、あ
るいは設けられいるならば、コードレスベースステーションＢＳの操作平面を用
いた入力により行われる（たとえばＤＴＭＦトーン、インターネットプロトコル
等）。
【００７６】 さらにこのリモートコントロールを、コードレスベースステーションＢＳとコ
ードレスでつながっているコードレス移動ステーションＭＳによって行うことが
でき、たとえばコードレス移動ステーションＭＳの操作平面において入力を行い
、これがコードレスベースステーションへ転送されることによって行うこともで
きる。
ードレスでつながっているコードレス移動ステーションＭＳによって行うことが
でき、たとえばコードレス移動ステーションＭＳの操作平面において入力を行い
、これがコードレスベースステーションへ転送されることによって行うこともで
きる。
【００７７】 これに対する代案として、ローカルネットワーク内に存在しコードレスベース
ステーションＢＳとコードレスでつながっていて操作平面をもつ可動のあらゆる
任意の移動機器を、ローカルネットワーク内に存在する機器のリモートコントロ
ールのために用いることができる。
ステーションＢＳとコードレスでつながっていて操作平面をもつ可動のあらゆる
任意の移動機器を、ローカルネットワーク内に存在する機器のリモートコントロ
ールのために用いることができる。
【００７８】 コードレスベースステーションＢＳのこの動作形式のために、コードレスベー
スステーションＢＳ内でリモートサービスモードまたはリモートコントロールモ
ードにおけるソフトウェア拡張およびメニューフレーズツリーの拡張が行われる
。留守番電話機ＡＢのリモートサービスまたはリモートコントロールには付加的
なフレーズメニューが含まれており、これを用いることにより命令を所定のセン
テンスフォーマットＳＦでＶ．２４インタフェースＳＳＴを介して送信すること
ができ、ないしは命令が送られる。この場合、拡張によって、通信ネットワーク
ＴＫＮ内に存在する通信端末機器ＴＫＥ（外部の機器）によるリモートコントロ
ールのほかにも、ローカルネットワーク内に存在し無線でコードレスベースステ
ーションＢＳと接続されている機器（内部の機器）によるリモートコントロール
も可能となる。
スステーションＢＳ内でリモートサービスモードまたはリモートコントロールモ
ードにおけるソフトウェア拡張およびメニューフレーズツリーの拡張が行われる
。留守番電話機ＡＢのリモートサービスまたはリモートコントロールには付加的
なフレーズメニューが含まれており、これを用いることにより命令を所定のセン
テンスフォーマットＳＦでＶ．２４インタフェースＳＳＴを介して送信すること
ができ、ないしは命令が送られる。この場合、拡張によって、通信ネットワーク
ＴＫＮ内に存在する通信端末機器ＴＫＥ（外部の機器）によるリモートコントロ
ールのほかにも、ローカルネットワーク内に存在し無線でコードレスベースステ
ーションＢＳと接続されている機器（内部の機器）によるリモートコントロール
も可能となる。
【００７９】 センテンスフォーマットＳＦには、ローカルネットワークＬＮ内のリモートコ
ントロールすべき機器たとえば洗濯機ＷＭまたは電子レンジの識別子ないしはア
ドレスを表す第１のセンテンスフォーマットパート、機器に対する制御命令を含
む第２のセンテンスフォーマットパート、ならびに制御有効情報を含む第３のセ
ンテンスフォーマットパートが含まれており、これらを用いることで通信ネット
ワークＴＫＮとローカルネットワークＬＮとの間の情報を有利には双方向で伝送
可能であり、あるいはその情報が伝送される。
ントロールすべき機器たとえば洗濯機ＷＭまたは電子レンジの識別子ないしはア
ドレスを表す第１のセンテンスフォーマットパート、機器に対する制御命令を含
む第２のセンテンスフォーマットパート、ならびに制御有効情報を含む第３のセ
ンテンスフォーマットパートが含まれており、これらを用いることで通信ネット
ワークＴＫＮとローカルネットワークＬＮとの間の情報を有利には双方向で伝送
可能であり、あるいはその情報が伝送される。
【００８０】 第１のセンテンスフォーマットパート、第２のセンテンスフォーマットパート
ならびに第３のセンテンスフォーマットパートの構造（センテンスフォーマット
エレメント）は、図２による第１のセンテンスフォーマットパート、第２のセン
テンスフォーマットパートならびに第３のセンテンスフォーマットパートに相応
する。
ならびに第３のセンテンスフォーマットパートの構造（センテンスフォーマット
エレメント）は、図２による第１のセンテンスフォーマットパート、第２のセン
テンスフォーマットパートならびに第３のセンテンスフォーマットパートに相応
する。
【００８１】 なお、本発明の範囲内で本発明の基礎を成す原理を変えてしまうようなことな
く、実施例の個数を自由に続けることができる。ゆえにそれらの実施例は、記載
された保護範囲にいっしょに含まれることになる。
く、実施例の個数を自由に続けることができる。ゆえにそれらの実施例は、記載
された保護範囲にいっしょに含まれることになる。
【図１】 互いに互換性のない通信ネットワークとローカルネットワークのプロトコルデ
ータユニットを相互変換するためのインテリジェントホームインタフェースを用
いた汎用的なホームオートメーションのシナリオを示す図である。
ータユニットを相互変換するためのインテリジェントホームインタフェースを用
いた汎用的なホームオートメーションのシナリオを示す図である。
【図２】 第１の実施例として電話機を示す図であり、これには留守番電話機能と、イン
テリジェントホームインタフェースとしてその電話機に割り当てられたＶ．２４
インタフェースが設けられている。
テリジェントホームインタフェースとしてその電話機に割り当てられたＶ．２４
インタフェースが設けられている。
【図３】 第２の実施例としてコードレス電話機のベースステーションを示す図であり、
これには留守番電話機能と、インテリジェントホームインタフェースとしてこの
ベースステーションに割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けられている
。
これには留守番電話機能と、インテリジェントホームインタフェースとしてこの
ベースステーションに割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けられている
。
【図４】 第３の実施例として汎用的なホームオートメーションのシナリオを示す図であ
り、これにはベースステーションと、コードレス電話機と、留守番電話機と、通
信ネットワークおよびローカルネットワークのプロトコルデータユニットを相互
変換するために、ならびにローカルネットワーク内に存在する機器を遠隔制御す
るために、インテリジェントホームインタフェースとしてベースステーションに
割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けられている。
り、これにはベースステーションと、コードレス電話機と、留守番電話機と、通
信ネットワークおよびローカルネットワークのプロトコルデータユニットを相互
変換するために、ならびにローカルネットワーク内に存在する機器を遠隔制御す
るために、インテリジェントホームインタフェースとしてベースステーションに
割り当てられたＶ．２４インタフェースが設けられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３４１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３４１Ａ (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＵ，ＢＲ，Ｃ Ａ，ＣＮ，ＪＰ，ＫＲ，ＰＬ，ＲＵ，ＴＲ，ＵＳ Ｆターム(参考） 5K033 AA09 BA01 CB02 CB08 CB14 DA06 DA19 DB18 5K048 AA02 BA12 DC01 DC07 EB02 FA00 HA03 5K101 KK11 LL01 LL02 LL05 LL12 MM06 NN02 PP03 RR05 UU19 【要約の続き】 の機能（「ゲートウェイ」の機能）の拡張が行われる。 ローカルネットワーク内の機器を制御するために伝送す べき情報（たとえば制御命令、ステータス情報、アラー ムなど）は、このインタフェースから専用のセンテンス フォーマットで伝送される。
Claims (11)
- 【請求項１】 互換性のないネットワークのプロトコルデータユニットを相
互変換する装置において、 ａ）通信端末機器（ＴＫＥ，ＴＦ，ＳＬＢ）が、音声データおよび／またはパケ
ットデータを伝送するための通信ネットワーク（ＴＫＮ）と接続されており、 ｂ）通信端末機器（ＴＫＥ，ＴＦ，ＳＬＢ）はリモートサービス構造（ＡＢ）を
有しており、該リモートサービス構造により通信端末機器（ＴＫＥ，ＴＦ，ＳＬ
Ｂ）は音声および／または制御データにより支援されてリモートコントロールさ
れ、 ｃ）対応するインタフェースプロトコルを備えたインタフェース（ＳＳＴ）が通
信端末機器（ＴＫＥ，ＴＦ，ＳＬＢ）に割り当てられており、 ｄ）ネットワークアダプタ（ＮＡ）により、前記インタフェース（ＳＳＴ）が空
間的広がりに関して制約されているローカルネットワーク（ＬＮ）と接続され、 ｅ）前記の通信端末機器（ＴＫＥ，ＴＦ，ＳＬＢ）、リモートサービス構造（Ａ
Ｂ）、インタフェース（ＳＳＴ）およびネットワークアダプタ（ＮＡ）は、ロー
カルネットワーク（ＬＮ）内に含まれている機器（ＨＡＢ，ＷＭ，ＥＨ）をリモ
ートコントロールするため、機器識別子ないしは機器アドレスを表す第１のセン
テンスフォーマットパート、機器に対する制御命令を含む第２のセンテンスフォ
ーマットパート、および制御有効情報を含む第３のセンテンスフォーマットパー
トをもつセンテンスフォーマット（ＳＦ）が、通信ネットワーク（ＴＫＮ）とロ
ーカルネットワーク（ＬＮ）との間でたとえば双方向に伝送されることを特徴と
する、 互換性のないネットワークのプロトコルデータユニットを相互変換する装置。 - 【請求項２】 互換性のないネットワークのプロトコルデータユニットの相
互変換および電気機器のリモートコントロールのための装置において、 ａ）定置された無線送受信装置（ＢＳ）が通信ネットワーク（ＴＫＮ）および音
声および／またはパケットデータを伝送するための少なくとも１つの移動無線送
受信装置（ＭＳ）と接続されており、 ｂ）定置された無線送受信装置（ＢＳ）はリモートコントロール構造（ＡＢ）を
有しており、該リモートコントロール構造により前記の定置された無線送受信装
置（ＢＳ）は音声および／または制御データにより支援されてリモートサービス
され、 ｃ）対応するインタフェースプロトコルをもつインタフェース（ＳＳＴ）が、前
記の定置された無線送受信装置（ＢＳ）に割り当てられており、 ｄ）ネットワークアダプタ（ＮＡ）により、前記インタフェース（ＳＳＴ）が空
間的広がりに関して制約されたローカルネットワーク（ＬＮ）と接続されており
、 ｅ）移動無線送受信装置（ＭＳ）が空間的広がりに関して制約されたローカルネ
ットワーク（ＬＮ）内に含まれており、 ｆ）定置された無線送受信装置（ＢＳ）、リモートサービス構造（ＡＢ）、イン
タフェース（ＳＳＴ）およびネットワークアダプタ（ＮＡ）は、ローカルネット
ワーク（ＬＮ）内に含まれる機器（ＨＡＢ，ＷＭ，ＥＨ）をリモートコントロー
ルするため、機器識別子ないしは機器アドレスを表す第１のセンテンスフォーマ
ットパートと、機器に対する制御命令を含む第２のセンテンスフォーマットパー
トと、制御有効情報を含む第３のセンテンスフォーマットパートをもつセンテン
スフォーマット（ＳＦ）が、移動無線送受信装置（ＭＳ）とローカルネットワー
ク（ＬＮ）との間でたとえば双方向に伝送されることを特徴とする、 互換性のないネットワークのプロトコルデータユニットの相互変換および電気
機器のリモートコントロールのための装置。 - 【請求項３】 前記インタフェース（ＳＳＴ）は少なくとも部分的に通信端
末機器（ＴＫＥ，ＴＦ、ＳＬＢ）または定置された無線送受信装置（ＢＳ）内に
統合されている、請求項１または２記載の装置。 - 【請求項４】 もっぱら制御データにより支援される通信端末機器（ＴＫＥ
，ＴＦ，ＳＬＢ）または定置された無線送受信装置（ＢＳ）のリモートサービス
は、インターネットプロトコルに従って行われる、請求項１から３のいずれか１
項記載の装置。 - 【請求項５】 前記通信ネットワーク（ＴＫＮ）はＰＳＴＮネットワーク、
ＩＳＤＮネットワーク、ＡＤＳＬネットワーク、ＧＳＭネットワーク，ＵＭＴＳ
ネットワーク、ＤＥＣＴネットワークまたはＰＨＳネットワークである、請求項
１から４のいずれか１項記載の装置。 - 【請求項６】 前記ローカルネットワーク（ＬＮ）はホームオートメーショ
ンシステムであり、該ホームオートメーションシステムは、無線伝送区間、ＰＬ
Ｃ伝送区間、ＩｒＤａ伝送区間、ＩｎｓｔａＢｕｓ伝送区間、ＨＥＳバス伝送区
間、ツイストペア伝送区間または同軸ケーブル伝送区間である、請求項１から５
のいずれか１項記載の装置。 - 【請求項７】 前記インタフェース（ＳＳＴ）はＤＥＣＴインタフェース、
ＰＨＳインタフェース、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈインタフェース、ＷＤＣＴインタフ
ェース、Ｖ．２４インタフェース、ＵＳＢインタフェース、ＩＥＣインタフェー
ス、Ｉ2Ｃインタフェース、ＲＳ４８５インタフェースまたはセントロニクスイ
ンタフェースである、請求項１から６のいずれか１項記載の装置。 - 【請求項８】 前記通信端末機器（ＴＫＥ）は、コード接続された電話機、
コードレス電話機のベースステーション、モデムまたはパーソナルコンピュータ
である、請求項１または請求項３から７のいずれか１項記載の装置。 - 【請求項９】 定置された無線送受信装置（ＢＳ）は、コードレス電話機の
ベースステーション、無線モデムまたは無線部を装備したパーソナルコンピュー
タである、請求項２記載の装置。 - 【請求項１０】 前記の第１のセンテンスフォーマットパート、第２のセン
テンスフォーマットパートおよび第３のセンテンスフォーマットパートは、第１
のセンテンスフォーマットエレメント（ＳＴＸ）、第２のセンテンスフォーマッ
トエレメント（ＦＲＮ）、第３のセンテンスフォーマットエレメント（ＳＴＹ）
、第４のセンテンスフォーマットエレメント（ＤＡＴ）、第５のセンテンスフォ
ーマットエレメント（ＣＨＳ）および第６のセンテンスフォーマットエレメント
（ＥＴＸ）によって構成されている、請求項１から９のいずれか１項記載の装置
。 - 【請求項１１】 前記通信端末装置（ＴＫＥ，ＴＦ，ＳＬＢ）または定置さ
れた無線送受信装置（ＢＳ）のリモートサービス構造（ＡＢ）は留守番電話機で
ある、請求項１から１０のいずれか１項記載の装置。
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