JPH114480A - 画像通信方法 - Google Patents

画像通信方法

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JPH114480A
JPH114480A JP9153790A JP15379097A JPH114480A JP H114480 A JPH114480 A JP H114480A JP 9153790 A JP9153790 A JP 9153790A JP 15379097 A JP15379097 A JP 15379097A JP H114480 A JPH114480 A JP H114480A
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JP
Japan
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terminal
image
communication function
unit
door phone
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Pending
Application number
JP9153790A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nagura
武之 名倉
Toshinori Tanaka
利憲 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンションの入り口などに取り付けられ来訪
者の映像を電気信号に変えてこれを屋内の受像機に伝送
するドアホンに関し、利用者が屋内に不在の場合であっ
ても、来訪者の映像を受信することのできる方法の実現
を目的とする。 【解決手段】 通常はドアホンにアクセスがあったと
き、ドアホンが子機を呼び出して、カメラの映像を子機
に転送すると共に音声による双方向通信を行い、ドアホ
ンが子機を呼び出したときタイマ−を作動させ予め定め
た時間を経過しても子機が応答しないことを認識したと
き、無線信号を用いてコードレス電話機の親機に連絡
し、該親機はドアホンからの連絡を受けたとき、自動的
にダイヤルして、無線基地局を介して通信機能付端末と
接続し、ドアホンと通信機能付端末との間で画像および
音声の授受を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は来訪者の姿等を映像
として室内の装置に伝送するカメラを内蔵したドアホン
において、ユーザが外出しているとき来訪者の映像およ
び音声を無線回線を用いて外出先のユーザに転送するこ
とのできる画像通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、カメラ付ドアホンの普及により、
室内で来訪者を映像により確認することができる。この
方式によれば、音声のみの確認に比べセキュリティ面は
向上する。カメラ付ドアホンは現在多くのマンションに
取り付けられており、このようなマンションでは、来訪
者を自宅の玄関ではなくマンションの入り口で確認でき
る。そして、ユーザが映像によって来訪者を確認してか
ら、パスワードを入力してマンション入り口の施錠を解
除することにより来訪者を迎え入れるセキュリティシス
テムが普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年は
核家族化が進みかつ共働きの家庭も多く、一戸建の家庭
でも昼間家を留守にすることが多くなってきている。特
に、マンション等の集合住宅では学生、OL等の一人住
まいの家が多いことから一戸建の住宅以上に留守になる
傾向がある。また、最近では長期休暇等で長い空いだ留
守にする家も増えている。長期間留守にすることは防犯
上の問題点も多い。
【0004】また、時として招待客の訪問予定時間に何
らかの理由で一時的に家を空けてしまう場合もあり、こ
のようなときには来訪者を長い時間待たせてしまうこと
になる。また、来訪者の訪問が大幅に遅れるような場合
に、長時間来訪者を待つ間外出できないといったケース
も考えられる。
【0005】本発明では、このような従来の課題を解決
するために成されたものであって、外出中であっても自
宅への来訪者を映像で確認することが可能で、また、こ
れと電話をすることのできるシステムの実現を目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。
【0007】すなわち、請求項1の発明は、屋内電話回
線に接続する屋内コードレス電話の親機と、該親機と無
線信号を用いて通信する機能を有すると共にカメラを内
蔵したドアホンと、該ドアホンとの間で無線信号を用い
て画像および音声伝送を行う前記コードレス電話の子機
と、該コードレス電話の子機として機能すると共に無線
基地局との無線通信機能を内蔵し画像をモニタ表示する
通信機能付端末と、該通信機能付端末と無線回線を用い
て通信を行う無線基地局とを含んで系を構成し、
【0008】通常はドアホンにアクセスがあったとき、
ドアホンが子機を呼び出して、カメラの映像を子機に転
送すると共に音声による双方向通信を行い、ドアホンが
子機を呼び出した際に予め定めた時間を経過しても子機
が応答しないことを認識したとき、
【0009】無線信号を用いて親機に連絡し、親機はド
アホンからの連絡を受けたとき、自動的にダイヤルし
て、無線基地局を介して通信機能付端末と接続し、ドア
ホンで受けた画像および音声は親機から無線基地局を介
して通信機能付端末へ送信され、当該通信機能付端末側
の音声、あるいは、画像および音声は無線基地局から親
機を介してドアホンへ送信されることを特徴とする画像
通信方法である。
【0010】請求項2の発明は、屋内電話回線に接続す
る屋内コードレス電話の親機と、該親機と無線信号を用
いて通信する機能を有すると共にカメラを内蔵したドア
ホンと、該ドアホンとの間で無線信号を用いて画像およ
び音声伝送を行う前記コードレス電話の子機と、該コー
ドレス電話の子機として機能すると共に無線基地局との
無線通信機能を内蔵し画像をモニタ表示する通信機能付
端末と、該通信機能付端末と無線回線を用いて通信を行
う無線基地局とを含んで系を構成し、
【0011】親機に通常モードと留守モードとを切り替
える手段と、該モードをドアホンに通知する手段とを設
け、通常モードのときは、ドアホンにアクセスがあった
とき、ドアホンが子機を呼び出して、カメラの映像を子
機に転送すると共に音声による双方向通信を行い、留守
モードのときは、ドアホンにアクセスがあったとき、ド
アホンが親機に連絡し、親機がドアホンからの連絡を受
けたとき、自動的にダイヤルして、無線基地局を介して
通信機能付端末に接続し、ドアホンで受けた画像および
音声は親機から無線基地局を介して通信機能付端末へ送
信され、当該通信機能付端末側の音声、あるいは、画像
および音声は無線基地局から親機を介してドアホンへ送
信されることを特徴とする画像通信方法である。
【0012】請求項3の発明は、前記請求項2記載の画
像通信方法において、親機の通常モードと留守モードと
を切り替える手段を、親機に設けられた手動の切替器に
よるようにしたものである。
【0013】請求項4の発明は、前記請求項2記載の画
像通信方法において、親機の通常モードと留守モードと
を切り替える手段を、子機からの留守モード設定信号に
よるようにしたものである。
【0014】請求項5の発明は、前記請求項2記載の画
像通信方法において、親機の通常モードと留守モードと
を切り替える手段を、親機が子機を呼び出したとき、一
定時間以上呼び出しても子機が応答しなかったとき自動
的に留守モードに設定するようにしたものである。
【0015】請求項6の発明は、屋内電話回線に接続す
る屋内コードレス電話の親機と、該親機と無線信号を用
いて通信する機能を有すると共に、カメラを内蔵したド
アホンと、該ドアホンとの間で無線信号を用いて画像お
よび音声伝送を行う前記コードレス電話の子機と、該コ
ードレス電話の子機として機能すると共に無線基地局と
の無線通信機能を内蔵し画像をモニタ表示する通信機能
付端末と、該通信機能付端末と無線回線を用いて通信を
行う無線基地局とを含んで系を構成し、
【0016】通常はドアホンにアクセスがあったとき、
ドアホンが子機を呼び出して、カメラの映像を子機に転
送すると共に音声による双方向通信を行い、ドアホンが
子機を呼び出した際に予め定めた時間を経過しても子機
が応答しないことを認識したとき、又は留守モードに設
定されているとき、 ドアホンが自動的にダイヤルし
て、無線基地局を介して通信機能付端末と接続し、ドア
ホンと通信機能付端末との間で無線基地局を介して画像
および音声の授受を行う画像通信方法である。
【0017】請求項7の発明は、屋内電話回線に接続す
る屋内コードレス電話の親機と、該親機と無線信号を用
いて通信する機能を有すると共にカメラを内蔵したドア
ホンと、該ドアホンと有線回線で接続されていて、ドア
ホンとの間で画像および音声伝送を行う複数のドアホン
子機と、該コードレス電話の子機として機能すると共に
無線基地局との無線通信機能を内蔵し画像をモニタ表示
する通信機能付端末と、該通信機能付端末と無線回線を
用いて通信を行う無線基地局とを含んで系を構成し、
【0018】前記通信機能付端末は前記ドアホンから特
定のドアホン子機に対して送られるべき画像および音声
のみを受信し、通常はドアホンにアクセスがあったと
き、ドアホンがドアホン子機を呼び出して、カメラの映
像をドアホン子機に転送すると共に音声による双方向通
信を行い、ドアホンがドアホン子機を呼び出したとき予
め定めた時間を経過しても該ドアホン子機が応答しない
ことを認識したとき、又は留守モードに設定されている
とき、ドアホンが該当するドアホン子機の番号を親機に
転送し、
【0019】親機は該当するドアホン子機へ送られるべ
き画像および音声を特定の通信機能付端末へ送信するた
めに、自動ダイヤルして、無線基地局を介して特定の通
信機能付端末と接続し、ドアホンで受けた画像および音
声は親機から無線基地局を介して通信機能付端末へ送信
され、当該通信機能付端末側の音声、あるいは、画像お
よび音声は無線基地局から親機を介してドアホンへ送信
されることを特徴とする画像通信方法である。
【0020】請求項8の発明は、上記請求項7に記載の
画像通信方法において、通信機能付端末に、屋内コード
レス電話の子機として機能する手段を付加したものであ
る。
【0021】上述のように、請求項1〜6の発明は、ド
アホンに無線通信機能を持たせ、屋内電話回線に接続す
る屋内コードレス電話の親機の「子機」として機能させ
ることで、通常時には親機に登録した自営用子機と無線
回線を用いて映像および音声を伝送できる子機間直接通
話を利用している。
【0022】通常時は、ドアホンと自営用子機間で通信
を行うが、留守の場合には、ドアホンが親機を呼び出
し、呼び出された親機はユーザが外出時に携帯した通信
機能付端末の電話番号を自動的にダイヤルするか、ある
いは、ドアホン側で直接ダイヤルすることにより、ユー
ザは近くの無線基地局を介して来訪者の映像および音声
を受信でき、遠隔地にいても来訪者を確認することが可
能である。
【0023】また、本発明はドアホンと自営用子機との
間を無線回線で接続するのでドアホンシステムの取り付
けに伴うケーブル等の取り付け工事が不要であるから、
ユーザ自身でも容易にドアホンシステムを取り付けるこ
とができる。更に、通信機能付端末と自営用子機は屋内
においてコードレス電話として使用できるため、通信機
能付端末と自営用子機との間で子機間直接通話をするこ
とも可能である。
【0024】請求項7,8の発明は、集合住宅等で、玄
関入り口に置かれた共通のドアホンと、集合住宅の各室
に設けられ、該ドアホンとそれぞれ有線回線で接続され
ているドアホン子機を有する場合のもので、通常時は、
ドアホンとドアホン子機間で通信を行う。
【0025】留守の場合には、ドアホンが親機を呼び出
し、呼び出された親機はユーザが外出時に携帯した通信
機能付端末の電話番号を自動的にダイヤルするか、ある
いは、ドアホン側で直接ダイヤルすることにより、通信
機能付端末の近くの無線基地局を介して通信機能付端末
に接続し、来訪者の映像および音声を転送するので、利
用者は遠隔地にいても来訪者を確認することが可能であ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
の例を示す図であって、PHSの通信機能を用いたドア
ホンシステムを想定している。同図において、数字符号
1は屋内、2はコードレス電話の親機、3はプロトコル
変換器、4はコードレス電話の子機、5はカメラ付ドア
ホン、6はアナログ電話網、7はD/A信号変換装置、
8はISDN網、9は無線基地局(CS)、10は通信
機能付端末を表わしている。
【0027】図1において自営用子機4およびカメラ付
ドアホン5(以下、単にドアホンともいう)は、予め親
機2に登録されていて、自営用子機4−ドアホン5間は
子機間直接通話が可能である。通常時、来訪者の映像お
よび音声は自営用子機4に伝送され、映像は該自営用子
機4にモニタ表示される。ユーザは来訪者を自営用子機
4を用いて確認する。
【0028】ユーザが留守の場合には、ドアホン2は親
機2を呼び出し、呼び出された親機2は外出先のユーザ
が携帯する通信機能付端末10の電話番号を自動的にダ
イヤルする。ユーザが留守であることは、ドアホンが最
初に子機を呼び出したとき、一定時間以上経っても応答
がないか、留守モードに設定されていることにより検出
される。
【0029】なお、ドアホン5で自動的に通話機能付端
末10の電話番号をダイヤルする構成でもよい。このと
き、ドアホン5−親機2間のデジタル信号は親機2に内
蔵されているプロトコル変換器3によってアナログ信号
に変換され、アナログ網−ISDN網を介して無線基地
局9に伝送される。
【0030】通信機能付端末10は無線基地局9に内蔵
されている速度変換器によって64kbpsから32k
bpsに変換されたディジタル信号を受信する。この一
連の遠隔操作によって、ユーザは外出先からあたかも屋
内にいるかのごとく来訪者を確認できる。
【0031】図2は本発明の実施の形態の第2の例を示
す図である。同図において、図1と同じものは図1と同
一の数字符号を付して示している。数字符号11は速度
変換器である。この例は親機2が速度変換器11を介し
てISDN網8に直接接続されている点を除けば、動作
等は図1の場合と同様であるので詳しい説明を省略す
る。
【0032】図3は本発明の実施の形態の第3の例を示
す図である。同図において、数字符号12はマンション
などの集合住宅、13は管理人室、14は集端器、15
はカメラ付ドアホン、16はドアホン子機、17はプロ
トコル変換器または速度変換器を表わしており、他は、
図1または図2の場合と同様である。
【0033】この例では、各部屋のドアホン子機16と
ドアホン15とを有線接続する従来のドアホンシステム
のドアホン15に無線通信機能を付加して、呼び出しを
受けたユーザが留守の場合に、ドアホン15は無線回線
にて親機2に接続し、親機2経由で通信機能付端末10
に接続される構成を示している。
【0034】ドアホン15と各部屋のドアホン子機16
とは有線接続されており、来訪者はドアホンから部屋番
号を入力することで特定のユーザを呼び出す。ドアホン
はある一定時間、ドアホン子機を呼び出すが応答がない
場合には留守であると判断し、有線接続から無線接続に
一旦切替を行い、無線回線を用いて親機に接続する。
【0035】呼び出しを受けた親機は来訪者がダイヤル
した部屋番号を特定の通信機能付端末の電話番号に変換
し、公衆網に接続する。外出先のユーザが携帯する通信
機能付端末10は周辺の無線基地局9を介して映像およ
び音声を受信する。なお、ドアホンが有線接続から無線
接続に切り替え、ユーザの呼び出しを行っている場合に
は来訪者に現在特定ユーザを呼び出し中であることを通
知してもよい。
【0036】親機2は前述の図1および図2のように構
成で公衆網に接続する。なお、ドアホン15で自動的に
通信機能付端末の番号を生成するように構成する場合に
は来訪者がダイヤルした部屋番号を特定の通信機能付端
末の電話番号に変換する機能をドアホンに付加する必要
がある。この場合、親機にはこのような機能を付加する
必要はない。
【0037】なお、図1および図2において、自営用子
機と通信機能付端末の共有化をはかれば、自営用子機を
新たに設ける必要はなく、屋内外ともに通信機能付端末
を用いて映像および音声が受信できる。
【0038】この様な集合住宅に本発明を適用する場合
のものでは、上記以外に、ドアホン子機として通信機能
付端末を兼用する構成が考えられる。この場合には、ド
アホン子機の代わりに、通信機能付端末をコネクタを介
してドアホンからの配線に接続し、通信機能付端末と配
線とを容易に切り離せる構造とすれば良い。
【0039】通常は、この通信機能付端末をドアホン子
機として使用する。そして、利用者が外出するとき、該
通信機能付端末を外して携行すれば、無線基地局との間
を無線回線で接続することにより、ドアホンのカメラ映
像を、外出先で受信することができ、通信機能付端末を
携行する利用者は、遠隔操作によって来訪者との通信が
可能である。
【0040】利用者は帰宅後は、通信機能付端末を元の
位置に収納し、ドアホン子機として用いる。この構成で
は、通信機能付端末(ドアホン子機)を取り外したとき
は、該当する子機に関してドアホンが自動的に留守モー
ドに設定されるようにすれば良い。
【0041】それには、ドアホン側で、接続線路のイン
ピーダンスの変化を検出するか、通信機能付端末(ドア
ホン子機)接続用のコネクタの脱着によって動作する電
気接点を設け、該接点を通じてモード切り替え信号を送
出し、ドアホン側でこれを検出して、これにより、通信
機能付端末が取り外されたことを認識するようにすれば
良い。
【0042】また、別の構成として、集合住宅の各戸ご
とに、屋内コードレス電話の親機を設置し、通常は、通
信機能付端末を該屋内コードレス電話の親機に無線回線
で接続して用いる子機として利用し、外出に際して該通
信機能付端末を携行して、外出先で無線基地局を経由し
て、自宅のドアホンのカメラの映像を受信できるように
することもできる。
【0043】図4は本発明の実施の形態の制御の第1の
例について説明する図であって、先に説明した実施の形
態の第1の例、第2の例における通常時のドアホンと子
機の動作を示している。
【0044】同図において、ドアホンはオフフックされ
ると、子機を呼び出すために呼出信号を無線信号として
送出する。子機がこれに応じ同期信号を送出し、同期が
とれると子機はリンガを鳴動させる。子機がオフフック
されると応答信号がドアホンに向けて返送され、これに
よってドアホンと子機とが通信を開始し、ドアホンと子
機との間で映像信号と音声信号とが授受される。
【0045】図5は本発明の実施の形態の制御の第2の
例を説明する図であって、請求項1の発明に対応してい
る。この例は、ドアホンが自動的にユーザの留守を検出
し、外出先のユーザに接続する場合を示している。ドア
ホンは自営用子機への接続を試みるが、ある一定時間呼
び出しを行ったにも係わらず自営用子機からの応答がな
い場合には留守と判断し、親機を呼び出す。呼び出され
た親機は前記説明の通りに通信機能付端末を呼び出して
来訪者の映像および音声を外出先の該通信機能付端末に
伝送する。
【0046】このとき、交換局では該当する通信機能付
端末が何処にいるか分からないので、PHSのサービス
制御局に位置情報を問い合わせる。該サービス制御局で
は位置情報を検索して、その位置を知り交換局にこれを
知らせる。
【0047】これにより該当する無線基地局から通信機
能付端末の呼び出しを行い、これに該通信機能付端末が
応答すると通信が開始される。これによって、来訪者の
姿はドアホンのカメラを通じて電気信号に変換されて伝
送され通信機能付端末の画面に再生される。
【0048】そして、ドアホン側と通信機能付端末との
間で音声による会話を行うことができる。通信機能付端
末から文字や図形を画像として送ることも可能である。
また、通信機能付端末にカメラを付設すれば通信機能付
端末からドアホン側に写真映像を送ることもできる。
【0049】図6は本発明の実施の形態の制御の第3の
例を説明する図であって、親機に手動の留守モード設定
用のスイッチを設けた場合を示している。この例は、ユ
ーザ自ら親機に留守モードを登録する方法である。留守
モードを登録された親機はドアホンに留守を通知する。
通知を受けたドアホンは来訪者があったとき、その映像
および音声を直接親機を介して外出先の通信機能付端末
へ伝送する。その他の動作は先に説明した図5の場合と
同様であるので詳しい説明は省略する。
【0050】図7は本発明の実施の形態の制御の第4の
例を説明する図であって、親機がユーザの留守を自動的
に検索する場合の例を示している。通信機能付端末は屋
内では自営用モードで動作し、家庭のコードレス電話の
子機として使用できる。ユーザが外出する際に通信機能
付端末を屋外に持ち出すと、通信機能付端末は自営用モ
ードから公衆用モードに自動的に切り替わる。
【0051】例えば、親機がある一定の周期で通信機能
付端末を呼び出し応答がない場合には、通信機能付端末
は屋外にあると判断する。このような方法により、親機
はユーザの留守を自動的に検出できる。以降、留守を検
出した親機は上述の図6の場合と同様な動作を行う。
【0052】なお、図4〜図7に示した動作図では親機
において通信機能付端末の電話番号をダイヤルしている
が、前述のようにドアホン側でダイヤルする構成とする
こともできる。また、親機はユーザが留守であると判断
した場合には、外線からの電話呼び出しを自動的に外出
先の通信機能付端末に転送する転送サービスも可能であ
る。
【0053】更に、通信機能付端末を携帯するユーザは
来訪者を外出先から確認するだけではなく、来訪者によ
っては通信機能付端末から家にある玄関あるいはマンシ
ョンの入り口の施錠を解除するパスワードを入力するこ
とで、遠隔操作により来訪者を迎え入れることも可能で
ある。
【0054】なお、ドアホンを有線回線接続詞ない場合
には、ドアホンへの電源の供給は太陽電池等を用いると
効果的である。また、一戸建住宅などで外灯を設置して
いる場合には、外灯に供給している電源をドアホンに供
給できれば太陽電池機能を付加する必要はない。
【0055】
【発明の効果】本発明はドアホンに無線通信機能を持た
せ、屋内電話回線に接続する屋内コードレス電話の親機
の「子機」として機能させることで、通常時には親機に
登録した自営用子機との間で無線回線を用いて映像およ
び音声を伝送できる子機間直接通話を利用している。
【0056】そして、ユーザが留守の場合には、ドアホ
ンが親機を呼び出し、呼び出された親機はユーザが外出
時に携帯する通信機能付端末の電話番号を自動的にダイ
ヤルする。ユーザはこれを近くの無線基地局を介して受
信することにより、来訪者の映像および音声を認識でき
る。従って、ユーザは遠隔地にいても来訪者を確認する
ことが可能になる。
【0057】また、本発明はドアホンと自営用子機間を
無線回線で接続するのでドアホンの取り付けに際する配
線工事が不要であるから、ドアホンシステムの設置が容
易であり、また、そのため経済的な効果も期待できる。
さらに、通信機能付端末と自営用子機は共に屋内におい
てコードレス電話の子機と成し得るのでこの系をホーム
テレホンとして使用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の第2の例を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の第3の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の制御の第1の例を説明す
る図である。
【図5】本発明の実施の形態の制御の第2の例を説明す
る図である。
【図6】本発明の実施の形態の制御の第3の例を説明す
る図である。
【図7】本発明の実施の形態の制御の第4の例を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 屋内 2 親機 3 プロトコル変換器 4 自営用子機 5,15 カメラ付ドアホン 6 アナログ電話網 7 D/A信号変換装置 8 ISDN網 9 無線基地局 10 通信機能付端末 11 速度変換器 12 集合住宅 13 管理人室 14 集端器 16 ドアホン子機 17 プロトコル変換器または速度変換器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内電話回線に接続する屋内コードレス
    電話の親機と、該親機と無線信号を用いて通信する機能
    を有すると共にカメラを内蔵したドアホンと、該ドアホ
    ンとの間で無線信号を用いて画像および音声伝送を行う
    前記コードレス電話の子機と、該コードレス電話の子機
    として機能すると共に無線基地局との無線通信機能を内
    蔵し画像をモニタ表示する通信機能付端末と、該通信機
    能付端末と無線回線を用いて通信を行う無線基地局とを
    含んで系を構成し、 通常はドアホンにアクセスがあったとき、ドアホンが子
    機を呼び出して、カメラの映像を子機に転送すると共に
    音声による双方向通信を行い、 ドアホンが子機を呼び出した際に予め定めた時間を経過
    しても子機が応答しないことを認識したとき、無線信号
    を用いて親機に連絡し、 親機はドアホンからの連絡を受けたとき、自動的にダイ
    ヤルして、無線基地局を介して通信機能付端末と接続
    し、 ドアホンで受けた画像および音声は親機から無線基地局
    を介して通信機能付端末へ送信され、当該通信機能付端
    末側の音声、あるいは、画像および音声は無線基地局か
    ら親機を介してドアホンへ送信されることを特徴とする
    画像通信方法。
  2. 【請求項2】 屋内電話回線に接続する屋内コードレス
    電話の親機と、該親機と無線信号を用いて通信する機能
    を有すると共にカメラを内蔵したドアホンと、該ドアホ
    ンとの間で無線信号を用いて画像および音声伝送を行う
    前記コードレス電話の子機と、該コードレス電話の子機
    として機能すると共に無線基地局との無線通信機能を内
    蔵し画像をモニタ表示する通信機能付端末と、該通信機
    能付端末と無線回線を用いて通信を行う無線基地局とを
    含んで系を構成し、 親機に通常モードと留守モードとを切り替える手段と、
    該モードをドアホンに通知する手段とを設け、 通常モードのときは、ドアホンにアクセスがあったと
    き、ドアホンが子機を呼び出して、カメラの映像を子機
    に転送すると共に音声による双方向通信を行い、 留守モードのときは、ドアホンにアクセスがあったと
    き、ドアホンが親機に連絡し、 親機がドアホンからの連絡を受けたとき、自動的にダイ
    ヤルして、無線基地局を介して通信機能付端末に接続
    し、 ドアホンで受けた画像および音声は親機から無線基地局
    を介して通信機能付端末へ送信され、当該通信機能付端
    末側の音声、あるいは、画像および音声は無線基地局か
    ら親機を介してドアホンへ送信されることを特徴とする
    画像通信方法。
  3. 【請求項3】 親機の通常モードと留守モードとを切り
    替える手段は、親機に設けられた手動の切替器によるも
    のである請求項2記載の画像通信方法。
  4. 【請求項4】 親機の通常モードと留守モードとを切り
    替える手段は、子機からの留守モード設定信号によるも
    のである請求項2記載の画像通信方法。
  5. 【請求項5】 親機の通常モードと留守モードとを切り
    替える手段は、親機が子機を呼び出したとき、一定時間
    以上呼び出しても子機が応答しなかったとき自動的に留
    守モードに設定するものである請求項2記載の画像通信
    方法。
  6. 【請求項6】 屋内電話回線に接続する屋内コードレス
    電話の親機と、該親機と無線信号を用いて通信する機能
    を有すると共に、カメラを内蔵したドアホンと、該ドア
    ホンとの間で無線信号を用いて画像および音声伝送を行
    う前記コードレス電話の子機と、該コードレス電話の子
    機として機能すると共に無線基地局との無線通信機能を
    内蔵し画像をモニタ表示する通信機能付端末と、該通信
    機能付端末と無線回線を用いて通信を行う無線基地局と
    を含んで系を構成し、 通常はドアホンにアクセスがあったとき、ドアホンが子
    機を呼び出して、カメラの映像を子機に転送すると共に
    音声による双方向通信を行い、 ドアホンが子機を呼び出した際に予め定めた時間を経過
    しても子機が応答しないことを認識したとき、又は留守
    モードに設定されているとき、 ドアホンが自動的にダイヤルして、無線基地局を介して
    通信機能付端末と接続し、 ドアホンと通信機能付端末との間で無線基地局を介して
    画像および音声の授受を行うことを特徴とする画像通信
    方法。
  7. 【請求項7】 屋内電話回線に接続する屋内コードレス
    電話の親機と、該親機と無線信号を用いて通信する機能
    を有すると共にカメラを内蔵したドアホンと、該ドアホ
    ンと有線回線で接続されていて、ドアホンとの間で画像
    および音声伝送を行う複数のドアホン子機と、該コード
    レス電話の子機として機能すると共に、無線基地局との
    無線通信機能を内蔵し画像をモニタ表示する通信機能付
    端末と、該通信機能付端末と無線回線を用いて通信を行
    う無線基地局とを含んで系を構成し、 前記通信機能付端末は前記ドアホンから特定のドアホン
    子機に対して送られるべき画像および音声のみを受信
    し、 通常はドアホンにアクセスがあったとき、ドアホンがド
    アホン子機を呼び出して、カメラの映像をドアホン子機
    に転送すると共に音声による双方向通信を行い、 ドアホンがドアホン子機を呼び出したとき予め定めた時
    間を経過しても該ドアホン子機が応答しないことを認識
    したとき、又は留守モードに設定されているとき、 ドアホンが該当するドアホン子機の番号を親機に転送
    し、 親機は該当するドアホン子機へ送られるべき画像および
    音声を特定の通信機能付端末へ送信するために、自動ダ
    イヤルして、無線基地局を介して特定の通信機能付端末
    と接続し、 ドアホンで受けた画像および音声は親機から無線基地局
    を介して通信機能付端末へ送信され、当該通信機能付端
    末側の音声、あるいは、画像および音声は無線基地局か
    ら親機を介してドアホンへ送信されることを特徴とする
    画像通信方法。
  8. 【請求項8】 通信機能付端末に、屋内コードレス電話
    の子機として機能する手段を付加した請求項7に記載の
    画像通信方法。
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