JP2002532956A - 同期トラッキング方法 - Google Patents

同期トラッキング方法

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JP2002532956A JP2000587487A JP2000587487A JP2002532956A JP 2002532956 A JP2002532956 A JP 2002532956A JP 2000587487 A JP2000587487 A JP 2000587487A JP 2000587487 A JP2000587487 A JP 2000587487A JP 2002532956 A JP2002532956 A JP 2002532956A
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Abstract

(57)【要約】 復調器は、伝送シンボルを搬送する複数経路(ISI)チャネルで動作する。復調器は、伝送系列を表す信号を受信し、同期点に対応した選択されたサンプリング位相で出力サンプルを求める複数の仮想的な系列を表す複数の仮想的なサンプルが生成される。出力サンプルと複数の仮想的なサンプルとを比較し、複数の評価値を決定し、最良の評価値をもたらす仮想的な系列にもとづいて、各伝送系列の最初の評価を行う。仮想的なサンプルを、選択サンプリング位相に先行した早期サンプリング位相で採取された受信サンプルと、選択サンプリング位相に遅れた後期サンプリング位相で採取された受信サンプルと比較し、伝送シンボルの第2の推定が、最初の評価よりも良好な評価値をもつかどうかを判定し、より良好な評価値を生じる第2の評価に応答して、同期点を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、チャネル評価を用いる受信復調器に関し、特に、復調のための最適
な同期点の維持に関する。
【0002】 (発明の背景) 通常の高周波通信システムでは、伝送信号は、例えば、直通経路および反射経
路といった多重経路を経由して、送信機から受信機に伝播する。反射経路上の信
号は、通常、直通経路上の信号よりも遅れて到着する。従って、チャネルの時間
的な分散特性により、受信信号には歪が生じる。また、このようなチャネル環境
は、多重経路フェージングチャネルとしても知られている。
【0003】 デジタル方式の最新移動電話システム(DAMPS)では、通常、イコライザ
あるいは復調器は、実際のチャネル条件にはかかわらず、伝送信号は、シンボル
空間2タップの多重経路チャネルに遭遇するという仮定のもとに動作する。受信
信号を復調するためには、受信機を、信号に含まれる既知の同期系列に同期させ
ることが必要である。これは、最初に、受信波形を、同期ワードの局所的な版に
関連付けることにより行われる。各々がチャネル評価の各タップに対応し、記号
間隔が離れた2つの異なる遅延でとられた2乗相関の2点の和が最大となるよう
な、過サンプリングされた受信データストリーム中の同期点が選ばれる。和を最
大にする同期点を選ぶことにより、記号タップでの、相関受信出力は最大となる
。これにより、時間軸上でのシンボル空間2タップチャネルの評価が、最大出力
を表す意味として、実際のチャネルに対応付けられる。
【0004】 急激なフェージングが発生した場合には、スロットバーストの開始における実
際のチャネル条件は、実質的に、当該バーストの伝送中に変化する。時間軸上の
チャネル評価を最大出力の意味でのチャネルに適合させる条件も、同様に変化す
る。これにより、最適な同期点は、バーストの間に変化することになる。もし、
同一の記号サンプリング位相が用いられる場合には、チャネル評価は、最大出力
の意味での実際のチャネルには、時間軸上では適合しないものとなる。
【0005】 本発明の目的は、新規の簡単な方法によって、上述した問題のひとつあるいは
複数を解決することにある。
【0006】 (発明の概要) 本発明に従って、最新のサンプルから遅延および進んだサンプルを用いて、イ
コライザにおける評価式を再計算する同期トラッキングシステムおよび方法を明
示する。
【0007】 大まかに言うと、ここでは、伝送シンボルを搬送する多重経路チャネルで動作
する受信機用復調器を開示する。復調器は、伝送シンボル系列を表す信号を受信
し、同期点に対応した選択サンプリング位相で出力サンプルを生成する手段から
構成されている。仮想的な系列から仮想的なサンプルを生成するための手段が提
供される。第1の手段は、出力サンプルと複数の仮想的なサンプルとを比較し、
複数の評価値を決定し、最良の累積評価値を与える仮想的なサンプルにもとづき
各伝送系列の最初の評価を求める。第2の手段は、仮想的なサンプルと、選択サ
ンプリング位相に先行した早期のサンプリング位相での受信サンプルとを比較し
、また、選択サンプリング位相よりも遅れた後期のサンプリング位相での受信サ
ンプルとを比較し、これによって、伝送シンボルの第2評価が、最初の評価より
も最良の評価値を生成するかどうかを判定し、以って、より良い評価値を生成す
る第2評価に応答して、同期点を調整する。
【0008】 第2の手段が、最良の評価値を生成する仮想的なサンプルのみを、選択サンプ
リング位相に先行した早期のサンプリング位相での受信サンプルと比較し、また
、選択サンプリング位相よりも遅れた後期のサンプリング位相での受信サンプル
とを比較することが本発明の特徴である。
【0009】 本発明の他の特徴によれば、伝送シンボル系列を搬送する多重経路チャネルで
動作する受信機の復調器が開示される。復調器は、伝送シンボル系列を表す信号
を受信し、同期点に対応した選択サンプリング位相で、1シンボルあたり選択さ
れた数のサンプルで、出力信号を生成する手段から構成されている。手段は、シ
ンボルの複数の仮想的な系列と、関連した仮想的なサンプルを生成する。第1の
手段は、出力信号と、シンボルの仮想的な系列からの複数のサンプルとを比較し
、複数の評価値を決定し、最良の評価値を与える仮想的な系列に基づき、伝送シ
ンボル系列の最初の評価を求める。第2の手段は、複数の仮想的なサンプルを、
選択サンプリング位相に先行した早期のサンプリング位相での受信信号と比較し
、また、選択サンプリング位相よりも遅れた後期のサンプリング位相での受信信
号と比較する。この比較によって計算された評価値が、最初の評価で得られた評
価値よりも良いかどうかにもとづき、同期点を調整する。
【0010】 第2の手段が、最良の評価値を与える仮想的なシンボル系列のみを、選択サン
プリング位相に先行した早期のサンプリング位相での受信信号と比較し、また、
選択サンプリング位相よりも遅れた後期のサンプリング位相での受信信号と比較
することが、本発明の特徴である。
【0011】 さらに、第1の比較手段によって決定された複数の評価値が、累積評価値を含
むことが、本発明の他の特徴である。
【0012】 また、第2の比較手段によって決定された評価値が、累積評価値を含むことが
、本発明の他の特徴である。
【0013】 また、第1の比較手段が最大尤度系列の評価手段を含むことが、本発明の他の
特徴である。
【0014】 本発明の他の特徴によれば、伝送シンボル系列を搬送する多重経路チャネルの
受信信号を復調する方法が開示される。本方法は、伝送シンボル系列を表す受信
信号をサンプリングし、同期点に対応した選択サンプリング位相でシンボルあた
り選択されたサンプリング数で出力信号を求めるステップと、これらから複数の
仮想的なシンボル系列を生成するステップと、チャネルの現在の評価に基づき複
数の仮想的な受信サンプルを生成するステップと、出力信号を、複数の仮想的な
サンプルと比較し、仮想的な受信系列のための最初の評価値を求めるステップと
、同期点に対応したサンプリング位相よりも早期および後期のサンプリング位相
で受信信号を再サンプリングするステップと、仮想的なサンプルを早期および後
期サンプルと比較し早期および後期評価値を求めるステップと、最初の、早期あ
るいは後期評価値のいずれがより良い評価値であるかにもとづき同期点を調整す
るステップとを含む。
【0015】 特に、チャネル評価のタップの位置が、実際のチャネルのタップの位置と不整
合であり、チャネルのフェージングが、バースト伝送の長さに関して急峻な場合
であっても、復調器は、最適な同期点を維持する。復調器は、現状のサンプル点
よりも進んだ位置にある受信信号のサンプルと現状のサンプル点より遅れた位置
にあるサンプルを用いた評価値の計算を用いる。これらの評価値を、現状のサン
プル点で計算された評価値と比較することにより、タイミングオフセットを変更
し、最良の評価値の計算結果をもたらす方向に、最適な同期点を移動させる。 本発明のさらに他の特徴および利点は、明細書と図面から容易に自明なものと
なる。
【0016】 (発明の実施の形態) 図1は、本発明による受信機を含む典型的な移動電話10を図示するものであ
る。電話10は、セルラ方式通信システムなどの無線通信システムとの間で無線
信号を送受信するためのアンテナ12を含んでいる。アンテナ12は、無線信号
をネットワークに送出し、同様に、ネットワークからの無線信号を受信する送受
信回路14に接続されている。プログラム可能なプロセッサ16は、メモリ18
に格納されたプログラムとデータを用いて、制御チャネル上のメッセージに応じ
て、電話の機能を制御し統括する。また、プロセッサ16は、入出力回路20か
らの入力に応じて、電話10の動作を制御する。入出力回路20は、従来のよう
に、ユーザのための入力装置として、ユーザ情報を提供するディスプレイ中のキ
ーパッドに接続されるものであってよい。
【0017】 図2のブロック図では、電話10に用いられる受信機の復調器22を示してい
る。復調器22の機能は、送受信回路14の受信部の回路として実装されたり、
プロセッサ16のソフトウェアとして実装されたり、あるいはこれらを組み合わ
せて実装されるものであってよい。
【0018】 アンテナ12で受信される信号は、高周波信号である。高周波信号は、従来の
方法で、ベースバンドに変換され、サンプルブロック24に入力される。本発明
の実施例では、サンプルブロック24は、受信信号の1シンボルあたり8つのサ
ンプルをとるものとなっている。サンプルブロック24の出力は、ダウンサンプ
ルブロック26に入力される。ベースバンドの受信信号は、ファクタNでオーバ
ーサンプリングされる。本発明の実施例では、N=8である。言い換えると、受
信信号は、シンボル伝送レートのN倍のレートでサンプル化される。サンプル化
されたデータは、x[N]が配列中のn番目の要素あるいはサンプルを表す、メ
モリ18の配列中に一時的に格納される。ダウンサンプリングブロック26は、
データをシンボルレート r[k]=x[kN+n0] にダウンサンプリングする。ここで、n0は、早期同期処理によって決定される
、バースト伝送の開始点であり、r[k]は、k番目のシンボルに対応したサン
プルである。受信サンプルr[k]は、イコライザ28で、最大尤度系列評価(
MLSE)を用いて評価値を計算するために用いられる。本発明の実施例では、
イコライザ28は、既知のビタビ・アルゴリズムを用いる。従来のビタビ・イコ
ライザを用いることにより、受信処理のためのサンプリング位相n0の利用が、
スロットの開始時に定められたものに限定される。
【0019】 本発明によれば、 r[k]=x[kN+n0+noff] となるように、オフセットnoffが用いられる。ここで、noffは、正または負であ
り、復調の間に変化することができる。本発明によれば、新しいイコライザ28
は、現状のサンプルから遅延および進行したサンプルもしくは“早期”および“
後期”サンプルを用いて、ビタビ・イコライザの評価値を再計算することにより
、このオフセットを変化させる。
【0020】 評価ブロック32は、仮想的なシンボル系列を生成し、これらの各々は、チャ
ネルの評価モデルによって与えられ、総和手段36に供給される仮想的なサンプ
ルを生成する。コントローラ30は、受信信号サンプルを総和手段36に供給し
、仮想的な受信サンプルかから引き算して、誤差を生成する。この誤差は、コン
トローラ30で2乗され評価値となる。次に、コントローラ30は、この評価値
を、適切な仮想的な系列と関連付けし、系列と関連付け評価値にもとづいて累積
評価値を形成する。これらの評価値は、コントローラ30によってビタビ・アル
ゴリズムを用いて処理され、伝送されたものに最も近いとされる最終的なシンボ
ル出力系列が線34上に出力される。ビタビ・アルゴリズムは、従来技術として
既知のものである。
【0021】 図6では、曲線38は受信信号を表している。本実施例では、1シンボルあた
り8つのサンプルが得られる。ダウンサンプルブロック26から出力される特定
のサンプルが、点40で示されている。本発明によれば、イコライザ28は、4
角42で示した早期のサンプルと、3角44で示した後期のサンプルも用いる。
イコライザ28は、早期および後期サンプルについての評価値を計算し、サンプ
リング位相をより早めるべきか遅延させるべきかを決定する。早期および後期評
価値を用いることは、伝送中のチャネルの変化を監視することを目的としている
【0022】 図3から図5のフローチャートは、本発明による、図2の制御ブロック30に
実装された同期トラッキング方法を示している。
【0023】 図3は、従来から既知のビタビ・アルゴリズムの処理を一般的に示したもので
ある。ビタビ・アルゴリズムは、各々がシンボル時間間隔を表し複数の状態をも
つ複数ノードからなる格子を用いて動作する。ノードの各状態は、受信サンプル
の可能な状態を表す。これらの状態は、可能な伝送シンボルを表し、伝送によっ
てノードからノードに接続される。与えられたノードでの全ての伝送についての
評価値を計算し、累積評価値を求め、さらに、これらの累積評価値を比較するこ
とにより、伝送を最良の評価値をもつ状態に保つのみにより、可能な受信系列の
相当数が削除される。
【0024】 処理が開始されると、ブロック50で、累積評価値はゼロに、ノードはゼロに
設定される。ブロック52で、評価値が計算され、各ノードに実装された処理を
剪定する。判定ブロック54は、スロットの全てのノード、すなわちシンボルに
ついて処理が完了したかどうかを判定する。もし完了していなければ、処理をブ
ロック52に戻す。全てのノードについて完了していれば、次にブロック56に
進み、最良の評価値をもたらす最後のノードの状態を選択する。どの評価値が“
最良”であるかは、従来から既知となっている用いられる特定の処理に依存して
いる。ブロック58で、この状態から経路をさかのぼり、関連したシンボルをデ
コードする。これで、復調処理を終了する。
【0025】 図4のフローチャートは、図3のブロック52での評価値計算と剪定処理で用
いられる手法を示すものである。始めに、ブロック60で、目的状態がゼロに初
期設定される。そして、全ての可能な始点状態からの遷移について評価値を計算
する繰り返し処理を開始する。ブロック62は、始点状態と遷移をゼロに初期設
定する。ブロック64で、特定の始点状態と遷移について、評価値が計算される
。遷移についての評価値を当該遷移の始点状態の累加評価値に加えることにより
、該遷移についての累積評価値が求められる。この処理は、判定ブロック66が
、全ての始点状態が処理されたことを判定するまで、全ての始点全ての可能な始
点状態について繰り返される。もし処理が完了していなければ、ブロック67で
始点状態を次の状態に設定し、ブロック64に戻る。全ての状態について処理が
完了した段階で、ブロック68に進み、最良の累積評価値をもつものを除いた全
ての遷移が剪定され、始点状態からこの目的状態への生き残り遷移を得る。さら
に、この目的状態には、それ自身の累積評価値として、生き残り遷移の累積評価
値が採用される。ブロック70では、生き残り遷移のために、早期および後期評
価値が計算される。特に、この機能は、分解形式で図示されており、ここでは、
僅かに早く受信した受信サンプルの早期評価値は、図6の点42に相当し、ブロ
ック72で計算される。ブロック78で、後期評価値が、生き残り遷移の始点状
態からの累積評価値に加えられ、後期累積評価値が求められる。
【0026】 目的状態について全ての遷移が処理されると、図5のブロック80で、早期、
現状および後期累積評価値が比較される。判定ブロック82は、早期累加評価値
が最良かどうかを判定する。もし最良ならば、ブロック84で、生き残り遷移の
始点状態から目的状態によって採用されるタイミングオフセットを、ある割合量
だけ減少させる。もし、判定ブロック82の判定の結果、早期累加評価値が最良
でない場合には、さらに判定ブロック86で、後期累加評価値が最良かどうかを
判定する。もし最良ならば、ブロック88で、目的状態のために採用されるタイ
ミングオフセットを、ある割合量だけ増加させ、処理をブロック0に進める。も
し、判定ブロック86の判定の結果、後期累加評価値が最良でない場合には、現
状累加評価値が最良であり、処理をブロック90に進める。
【0027】 ブロック90では、目的状態について得られたタイミングオフセットτを用い
て、τ値を整数値に切り上げ・切り捨てして、現行のタイミングオフセットを求
める。この現行タイミングオフセットは、ブロック92で、目的状態によって採
用され、(本状態が始点状態である場合に)本状態からの遷移の評価値の計算の
ためのサンプルのタイミングを決定するために用いられる。判定ブロック94は
、当該ノードでのすべての目的状態についての処理が完了したかどうかを判定す
る。もし完了したならば、処理をブロック98に進め、次のノードに対する処理
を繰り返す。もし、判定ブロック94の判定の結果、全ての目的状態についての
処理が完了していない場合には、ブロック96で次の目的状態についての処理を
繰り返し、ノードBを経由して図4に戻る。
【0028】 上述した方法は、生き残り処理(PSP)の基本的な考え方に従ったものであ
る。初期同期は、従来の方法を用いて行われ、そこではシンボルのサンプリング
位相は、オーバーラップした受信データで選ばれる。
【0029】 特に、格子中の各状態は、サンプリング時間Tsによって表される実数値のオ
フセット、 を維持する。ここで、Ts=T/Nであり、Tはシンボル時間である。この実数
値を用いて、サンプリングのための整数値オフセットを決定する。
【0030】 ビタビ・イコライザでは、格子中の各状態からの各遷移について、評価値が計
算される。このPSPの実装では、各状態は、特定のサンプリング位相オフセッ
が用いられ、当該状態からの遷移の評価値を計算するためのシンボルレートサン
プルが求められる。
【0031】 基本的なビタビ処理では、これらの遷移評価値は、遷移の始点状態の累積評価
値に加えられ、各遷移の累積評価値が求められる。これらの評価値に基づき、あ
る状態への遷移が剪定され、生き残りとして最良の累積評価値(ここでの末端で
の実装の場合、最小値)をもつ遷移だけが残される。
【0032】 この同期点を追跡する基本的な考え方は、現行のサンプリング位相を用いて、
ビタビ格子中の各遷移の評価値を計算する処理の間に、現行のサンプリング位相
よりも先行したサンプリング位相を用いた並行遷移の評価値と、現行のサンプリ
ング位相よりも遅れたサンプリング位相を用いた並行遷移の評価値とが計算され
る。すなわち、 このようにして、早期あるいは後期サンプリング位相を保証するチャネル条件に
変化がある場合には、早期あるいは後期サンプルのために計算されたより良い評
価値が得られることでこの事実が明白となる。
【0033】 各状態についてのオフセット、 を更新するために、新しい状態は、生き残り遷移の始点にある状態からのオフセ
ットを継承する。 継承されたオフセットは、早期評価値および後期評価値の計算結果にもとづき、
更新される。ある状態について、もし、生き残り遷移の早期評価値が最良である
場合、オフセットは、ステップ値αで減少させる。 もし、生き残り遷移の後期評価値が最良である場合、オフセットは、ステップ値
αで増加させる。 一方、元の、現行の評価値が、前記および後期評価値を上回る場合には、オフセ
ットはそのままに置かれる。このようにして、同期オフセットは、(早期であれ
後期であれ)最良の計算評価値を示す方向に調整される。この方法では、一般的
に、良好な早期あるいは後期評価値が得られたからといって、急激に同期が変化
することがないように、少ないステップ量(0.5未満もしくはサンプル時間の
半分)とすることが望ましいが、これにより、実際の同期オフセット に影響が及ぶまでに多数の更新が必要となる。
【0034】 上述した方法には多数の変形があり、そのいくつかは、処理のサブセット(お
よび複雑さを簡略化したもの)であり、またいくつかのものは処理の組み合わせ
(および一般的に複雑さを増したもの)である。
【0035】 上記のように生き残り遷移のみの早期および後期評価値を計算するかわりに、
すべての早期および後期評価値を計算することも可能である(本例では、評価値
の計算総数は48となる)。この場合、上述したような現行評価値ではなく、全
ての評価値に基づいて遷移の剪定がなされる。タイミングオフセットの更新は、
どの評価値(早期、後期もしくは現行)が用いられ、遷移を行き残すことができ
るかによって行われる。さらに、経路の評価値は、単一の累積評価値に足し合わ
される。これは、格子上の経路は、潜在的に多数の異なる同期点で計算された評
価値に基づいた遷移から構成されていることを意味している。
【0036】 上述した発明は、生き残り処理の原理に基づいているもんであり、ここでは、
イコライザ格子中の各状態に対し、独立したタイミングオフセットが維持される
。しかし、これを行うことは必ずしも必須というわけではなく、全ての評価値計
算に用いられるサンプルの元となる単一のサンプリングオフセットを維持するた
め、本処理を簡略化することも可能である。維持するべき単一のオフセットがあ
るため、生き残り遷移は、更新の基本となるものに限定することもできる。これ
は、各々の生き残り遷移に対応した累積評価値を調べ、最良の累積評価値をもつ
ものを得ることによりなされる(シンボル決定のための最良の経路を選ぶために
行われる処理)。“勝者”となった繊維は、そのために計算された早期および後
期評価値をもつものであり、その更新は、より良好な遷移評価値に基づいて行う
ことが可能となる。
【0037】 このように、本発明によれば、最適な同期点に対し、最良の計算評価値を与え
る方向に、タイミングオフセットが調整される。この同期点の変更の追跡によっ
て、シンボル空間のチャネル推定が、時間軸上でできるだけ実際のチャネルに適
合するようになり、以って、MLSEイコライザの性能を向上できる。
【0038】 本発明は、MLSEイコライザに関して説明したものであるが、これは本発明
を実施する上で必須となるものではない。本発明は、差分検出器のような他の種
類の復調器とともに用いることも可能であることは明白である。
【0039】 本発明は、方法あるいは装置のいずれによって実装することが可能である。従
って、本発明は、全体をハードウェアで実装する形態、全体をソフトで実装する
形態、あるいはハードウェアとソフトウェアを組み合わせて実装する形態のいず
れかをとることができる。本発明は、本発明の一実施例の図3から図5のフロー
チャート図を用い、その一部を記述した。フローチャート図の各ブロックと、フ
ローチャート図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラムの命令によ
って実装することができる。これらのプログラム命令は、ステップを表し、機器
を構成するプロセッサに提供されるものである。
【0040】 従って、フローチャート図のブロックは、特定の機能を実行するためのステッ
プの組み合わせによって、特定の機能を実行するための手段の組み合わせをサポ
ートしている。フローチャート図の各ブロックと、フローチャート図のブロック
の組み合わせは、特定の機能あるいはステップ、あるいは、特定の目的をもつハ
ードウェアとコンピュータ命令を組み合わせを実行する特定の目的をもつハード
ウェア構成によるシステムによって実装することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による受信機を含む移動電話の一般的なブロック図である。
【図2】 本発明による復調器を示す機能ブロック図である。
【図3】 図1のプロセッサに実装されるプログラムのフローチャートを示す図である。
【図4】 図1のプロセッサに実装されるプログラムのフローチャートを示す図である。
【図5】 図1のプロセッサに実装されるプログラムのフローチャートを示す図である。
【図6】 本発明による図1の電話に実装された早期および後期サンプル点を示す曲線図
である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月11日(2001.1.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 7001 Development Driv e, P.O. Box 13969, Re serach Triangle Par k, NC 27709 U.S.A. Fターム(参考) 5K004 AA01 BD00 5K028 AA03 BB04 FF11 KK01 KK03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送シンボルを搬送する多重チャネルで動作する受信機用復
    調器であって、 伝送シンボル系列を表す信号を受信し、同期点に対応した選択サンプリング位
    相で出力サンプルを生成するサンプリング手段と、 仮想的な系列から複数の仮想的なサンプルを生成する手段と、 該出力サンプルと該複数の仮想的なサンプルとを比較し、複数の評価値を決定
    し、最良の累積評価値を与える該仮想的なサンプルにもとづき各伝送系列の最初
    の評価を求める第1の手段と、 該仮想的なサンプルと、該選択サンプリング位相に先行した早期のサンプリン
    グ位相の受信サンプルとを比較し、また、該選択サンプリング位相よりも遅れた
    後期のサンプリング位相の受信サンプルとを比較し、これによって、伝送シンボ
    ルの第2の評価が、該最初の評価よりも良い評価値を生成するかどうかを判定し
    、より良い評価値を生成する該第2の評価に応答して、該同期点を調整する第2
    の手段と を含むことを特徴とする復調器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の復調器において、 該第2の手段は、該最良の評価値を生成する該仮想的なサンプルのみを、該選
    択サンプリング位相に先行した該早期のサンプリング位相での該受信サンプルと
    比較し、該選択サンプリング位相よりも遅れた該後期のサンプリング位相での該
    受信サンプルと比較することを特徴とする復調器。
  3. 【請求項3】 伝送シンボルを搬送する多重チャネルで動作する受信機用復
    調器であって、 該伝送シンボル系列を表す受信信号をサンプリングし、同期点に対応した選択
    サンプリング位相で、1シンボルあたり選択された数のサンプルで、出力信号を
    生成するサンプリング手段と、 シンボルの複数の仮想的な系列と、関連した仮想的なサンプルを生成する手段
    と、 該出力信号と、シンボルの該仮想的な系列からの該複数のサンプルとを比較し
    、複数の評価値を決定し、最良の評価値を与える該仮想的な系列に基づき、該伝
    送シンボル系列の最初の評価を求める第1の手段と、 該複数の仮想的なサンプルを、該選択サンプリング位相に先行した早期のサン
    プリング位相での該受信信号と比較し、また、該選択サンプリング位相よりも遅
    れた後期のサンプリング位相での該受信信号と比較して該伝送シンボル系列の第
    2の評価値を生成し、該第2の評価が該最初の評価値よりも良ければ、該同期点
    を調整する第2の手段と を含むことを特徴とする復調器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の復調器において、 該第2の手段は、該最良の評価値を与える該仮想的なシンボル系列のみを、該
    選択サンプリング位相に先行した該早期のサンプリング位相での該受信信号と比
    較し、また、該選択サンプリング位相よりも遅れた該後期のサンプリング位相で
    の該受信信号と比較することを特徴とする復調器。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の復調器において、 該第1の比較手段によって決定された該複数の評価値は、累積評価値を含むこ
    とを特徴とする復調器。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の復調器において、 該第2の比較手段によって決定された評価値は、累積評価値を含むことを特徴
    とする復調器。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の復調器において、 該第1の比較手段が最大尤度系列の評価手段を含むことを特徴とする復調器。
  8. 【請求項8】 伝送シンボル系列を搬送する多重チャネルの受信信号の復調
    方法であって、 該伝送シンボル系列を表す該受信信号をサンプリングし、同期点に対応した選
    択サンプリング位相で、1シンボルあたり選択された数のサンプルで、出力信号
    を生成するステップと、 シンボルの複数の仮想的な系列を生成し、これらから、該チャネルの現在の推
    定に基づき複数の仮想的な受信サンプルを生成するステップと、 該出力信号を該複数の仮想的なサンプルと比較し、複数の仮想的な受信系列の
    最初の評価値を求めるステップと、 該同期点に対応した該サンプリング位相よりも早期および後期のサンプリング
    位相で、該受信信号を再サンプリングするステップと、 該仮想的なサンプルと、該早期および後期サンプルとを比較し、早期および後
    期評価値を求めるステップと、 該最初の評価値、該早期および後期評価値のどれが最良の評価値となるかに基
    づき、該同期点を調整するステップと を含む復調方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法において、 該第2の比較ステップは、該最良の評価値をもたらす該仮想的なシンボル系列
    のみを、該選択サンプリング位相に先行した該早期のサンプリング位相での該受
    信信号と比較し、また、該選択サンプリング位相よりも遅れた該後期のサンプリ
    ング位相での該受信信号と比較することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の方法において、 該第1の比較ステップは、複数の累積評価値を決定することを特徴とする方法
  11. 【請求項11】 請求項8記載の方法において、 該第2の比較ステップは、複数の累積評価値を決定することを特徴とする方法
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