JP2002523305A - ホスト上への調合物噴霧用作動器システム - Google Patents

ホスト上への調合物噴霧用作動器システム

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JP2002523305A JP2000566170A JP2000566170A JP2002523305A JP 2002523305 A JP2002523305 A JP 2002523305A JP 2000566170 A JP2000566170 A JP 2000566170A JP 2000566170 A JP2000566170 A JP 2000566170A JP 2002523305 A JP2002523305 A JP 2002523305A
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Abstract

(57)【要約】 作動器システムは、加圧された小瓶から所定量の調合物を分与するために使用される。このシステムは、ベース部の受容部内に小瓶を収容する。ベース部はまた、調合物を噴霧するディスペンス部分(例えば漏斗)を有する。システムは、少なくとも小瓶の上に取り付けられるスリーブであって、ホスト動物に小瓶から調合物を制御下で噴霧するために使用者がポンプ作動できるスリーブを有する。例えば好適な作動モードでは、使用者は、システムをホスト上の所望の治療部位に配置して、スリーブを押すか引き下げる。これが、小瓶上の弁機構を作動させて、ディスペンス部分を介してホスト上に任意量の調合物を噴霧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 この発明は、人間などのホストに、治療上有効な液体を送出する装置の分野に
属する。特にこの発明は、高い精度、正確さおよび制御性をもって、ホスト上に
小瓶から治療上有効な液体を噴霧するための作動器システムに関する。
【0002】 発明の背景 経組織投薬法は、薬物を最初にホスト動物の組織上に配置し、次にその組織内
に浸透するようにして所望の治療処置を促進させる非侵襲性治療法である。経組
織投薬法は、局所性、局部性または全身性の医療的状況を治療するのに使用でき
る。投薬は、皮膚、粘膜などを含む多数の異なる組織にわたって行うことができ
る。皮膚を通しての投薬は、一般に「経皮的な」投薬と称される。
【0003】 経皮的な薬物投与は、典型的に、ホストの所望薬物投与部位に取り付けられる
経皮的なパッチ具の形式の被覆要素を使用することによって達成される。従来の
「剥がして貼る」経皮的パッチ装置は、一般に、不浸透性支持体と剥離ライナと
の間に挟まれた薬物入り接着剤層を有する。使用時に、剥離ライナは容易に取外
されて、パッチをその接着面を下にしてホストに貼り付けることができるように
なっている。それにより不浸透性支持体は、支持体とホストの取付部位との間に
薬物を閉じ込める。時間の経過と共に、薬物は、ホスト内に浸透するかまたは局
所的に活性状態となり、所望の治療処置を促進させる。薬物入り接着剤調合物は
、薬物に対する組織の浸透性を増す浸透促進剤として知られる一つ以上の化合物
を含んでも良い。
【0004】 剥がして貼り付けるタイプの経組織的投薬装置は、広範囲の様々な医療状況に
対する投薬を達成するために極めて効果的な手段であるが、経組織的投薬を改良
できる多数の方法がまだ存在する。例えば、従来の剥がして貼り付けるパッチの
構造は一般に、場合により剥離ライナまたは不浸透性支持体などの、基材上に薬
物入り接着剤を塗布しなければならない製造工程を伴う。この種の塗布ステップ
は、塗布工程を実行するのに必要な資本設備、ユーティリティー、製造空間およ
び人材に関するかなりの費用を伴う。このような費用を回避するために、そのよ
うな塗布ステップを不要にするような方法が見つかることが望ましい。
【0005】 他の例として、剥離ライナの使用は、剥離ライナがそのパッチから取り外され
た後にはどのような方法であれ廃棄しなければならない廃棄物になる点で、環境
にあまり良くない。この種の無駄を回避できるような方法が見つかることが望ま
しい。
【0006】 他の改良点は、薬物投与の速度をより効果的に制御する能力に関するものであ
る。現在のパッチでは、投薬速度は、パッチ内の薬物濃度が比較的高い場合、最
初のうちは比較的高い。しかし、薬物が減少するに従い、投薬速度が遅くなる。
長期間にわたって安定した一貫性のある投薬速度を特徴とするパッチを提供する
ことが望ましい。
【0007】 SPARAY ON BANDAGE AND DRUG DELIVERY
SYSTEMの名称で1998年8月20日に出願された整理番号53867
USA5Aを有する譲受人の同時係属米国特許出願(その全文を引用によりここ
に含める)は、例えばエアゾルスプレー等の液体合成物が液体として基材上に塗
布されるが、次に乾いて、パッチを基材に接着するように作用するその下の接着
剤を覆う不粘着性外面を有するパッチなどの複合被覆要素を形成する、新規の「
ボトル内パッチ」技術を説明する。液体合成物は、そのような複合パッチをその
場で形成できるようにする独特の化学的配合を有する。特に、液体合成物は、接
着剤などの粘着成分と、フィルム形成不粘着成分とを含む。不粘着および粘着成
分は、液体合成物が乾燥するに従いそれらの成分が相分離するように、互いに混
合できないように選択される。不粘着成分は、乾燥して不粘着性保護フィルムを
形成する被膜の表面をそれに探させる特性を有する。粘着成分は、このフィルム
の下で乾燥し、基材に接着させるに足る粘着性をパッチの底面に形成する。1つ
以上の薬理学的活性剤は、液体合成物と対応のパッチとを例えば経皮的投薬や粘
膜を通した投薬などの経組織投薬に使用できるように、液体合成物内に容易に組
み込まれる。
【0008】 薬理学的活性剤を含むボトル内パッチ調合物をホストに適用するときには、患
者が正規の投薬量を受けるように調合物の適用を正確に制御することが重要とな
る。必要なことは、そのような制御を可能にするようにしてこれらの調合物を投
与する方法である。
【0009】 発明の要約 本発明は、小瓶から調合物をあらゆる所望表面上に正確且つ精密に投与する方
法およびシステムを提供する。本発明は、人間や他の哺乳類などのホスト動物上
へ、譲受人による同時係属出願の「ボトル内パッチ」調合物などの治療に有効な
合成物の均一な投薬量を、制御下で変動なく送出するのに特に適している。
【0010】 要約すると、システムは、加圧した小瓶から規定量の調合物を分与するために
使用される。そのシステムは、調合物がそれを介して噴霧されるディスペンス部
分(例えば漏斗)を有するベース部の受容部内に、小瓶を収容する。譲受人の同
時係属出願のボトル内パッチ調合物などの、治療的に活性の噴霧可能な合成物と
共に使用する場合には、正確な量の正確な合成物から形成された正確な大きさの
パッチがホスト上に形成されるように、ディスペンス部分の寸法および形状を決
定できることが有利である。これにより、結果として得られるパッチが、ホスト
に所望投与量の薬理学的活性剤を極めて正確に投与できるようになる。
【0011】 システムは好ましくは、少なくとも小瓶に被せられ、小瓶から調合物をホスト
動物上に制御下で噴霧するために使用者がポンプ作動できるスリーブを有する。
例えば、好適な動作モードでは、使用者がホスト上の所望の治療部位にシステム
を配置して、スリーブを押すか引き下げる。これにより、小瓶の弁機構が作動し
て任意量の調合物がディスペンス部分を介してホスト上に噴霧される。その噴霧
は、可能な限り多くの噴霧量がホストに到達するように、実質的直線状の長手方
向軸線を有する経路に沿ったディスペンス部分を通って移動する。好ましくは調
合物は、小瓶からホストまでの比較的短い距離を移動する。これにより、噴霧中
に失われる可能性のある調合物の量が最小限になる。
【0012】 他の利点として、そのような直線状ディスペンス部分の使用が、正確な量の均
一寸法の液滴を均一面積(ディスペンス部分の出口で決まる)にわたって均一高
さ(ディスペンス部分の高さで決まる)から噴霧できるようにすることがある。
その結果、均一な投与量の調合物が、システムの作動の度にホストに塗布される
。これは、作動毎に、投与量が実質的に同じ厚みで実質的に同じ表面領域を覆う
からである。
【0013】 スリーブ自体も多くの性能上の利点を提供する。第1に、スリーブは、小瓶と
ベース部との間に正しい整列配置を維持する働きをする。第2に、スリーブは、
小瓶の周りに保護包囲体を形成する。スリーブは、ベース部から落下しないよう
に小瓶を保持し、保管中、出荷中または使用中の小瓶を保護する。第3に、スリ
ーブは、使用者特に高齢者が小瓶から任意量の調合物を容易に取り出すことがで
きるようにする。
【0014】 1つの態様では、本発明は、噴霧可能な調合物を小瓶からホストの限定的表面
領域に塗布するための作動器システムを提供する。そのシステムは、任意量の調
合物がそれを通して表面領域上に噴霧され得る内部を有するディスペンス部分を
備えるベース部を具備する。ディスペンス部分は、任意量の調合物がディスペン
ス部分に入る喉部と、任意量の調合物がディスペンス部分から出る口部とを具備
する。ベース部はさらに、調合物が小瓶からディスペンス部分の喉部の中に送ら
れるように小瓶をディスペンス部分に作用的に連結する構造を有する受容部を備
える。スリーブは、小瓶が受容部内に配置されるときに小瓶の少なくとも一部に
被せられるようになっている。スリーブは、第1位置から第2位置に延在する移
動範囲を有し、第1位置から第2位置へスリーブが移動することにより、任意量
の調合物がディスペンス部分に分与される。スリーブが第1位置にあるときには
小瓶が閉じられており、スリーブは第1位置に向かって付勢される。
【0015】 他の態様では、本発明は、噴霧可能な調合物を小瓶からホストの限定的表面領
域に塗布する作動器システムに関する。システムは、任意量の調合物が前記表面
上にそれを通して噴霧され得るディスペンス部分を備えるベース部を具備する。
ディスペンス部分は、任意量の調合物がディスペンス部分に入る喉部と、任意量
の調合物がディスペンス部分から出る口部とを具備する。ディスペンス部分は、
周囲と開口連通した少なくとも1つの通気口を具備する。ベース部はさらに、調
合物を小瓶からディスペンス部分の喉部に分与できるように、小瓶をディスペン
ス部分に作用的に連結する構造を有する受容部を備える。
【0016】 他の態様では、本発明は、噴霧可能な調合物を小瓶からホストの限定的表面領
域に塗布するための作動器システムに関する。作動器システムは、ディスペンス
部分を備えるベース部を具備する。ディスペンス部分は、任意量の調合物が表面
領域上に均一な高さからそれを介して噴霧され得る経路を有する。ディスペンス
部分は、任意量の調合物がディスペンス部分に入る喉部から、任意量の調合物が
ディスペンス部分から出る口部まで延在する実質的直線状の長手方向軸線を具備
する。受容部は、任意量の調合物が小瓶からディスペンス部分を経て分与される
ように、小瓶をディスペンス部分に作用的に連結する構造を具備する。受容部は
、小瓶の少なくとも一部分を包囲するカップ部を具備する。カップ部は、カップ
部と周囲との間に開口連通を提供する1つ以上の通気口を具備する。 本発明の上記および他の利点、並びにそれらを達成する方法は、添付図面に関
連して以下に記述する本発明の実施形態の説明を参照して、一層明白になり、さ
らに本発明自体もより良く理解されよう。
【0017】 好適な実施形態の詳細な説明 以下に説明する本発明の実施形態は、慣用的であること、または以下の詳細な
説明に開示した正確な形態に本発明を限定することを意図しない。これらの実施
形態は、当業者が本発明の原理および実行を認識且つ理解できるように選ばれ、
説明されるものである。
【0018】 図1〜図4aは、好ましくは哺乳類、より好ましくは人間であるホスト動物1
1の正確な表面領域に、経皮的投薬調合物などの噴霧可能な調合物を正確な量だ
け噴霧するために使用できる、本発明の作動器システム10の好適な実施形態を
示す。作動器システム10は、SPRAY ON BANDAGE AND D
RUG DELIVERY SYSTEMの名称で1998年8月20日に出願
された整理番号53867USA5Aを有する譲受人の同時係属米国特許出願の
「ボトル内パッチ」合成物を分与するのに特に適しており、その全文を引用によ
りここに取り入れる。
【0019】 作動器システムは、小瓶12を収容し、正確な量の供給物18をホスト11上
に分与するために使用される。小瓶12は、弁付きディスペンス要素16の形態
のカバーで一端が封止された容器本体14を含む。噴霧されるべき調合物の供給
物18は容器本体14の内部に保管される。容器本体14は、様々な材料から形
成できるが、供給物18に対して化学的に不活性であり、医学的に活性の合成物
に関して使用するのに適している1つ以上の材料から形成されるのが好ましい。
適している材料の代表例は、ポリエステル、ポリカーボネート、アクリル重合体
、ポリオレフィン、ポリウレタン、シリコーン、シリコーンポリウレア、シリコ
ーンポリウレタン、フルオロポリマ、エポキシ、これらの組合せなどのポリマー
;ガラス;上に挙げた1つ以上のポリマーで被覆したガラス;ステンレス鋼;ア
ルミニウム;ポリマー被覆(例えばエポキシ被覆)アルミニウム;これらの組合
せなどを含む。ガラスなどの、透明または半透明材料から造られた小瓶は、その
ような材料が、容器本体14内に保管された供給物18の量および完全性を視覚
検査できるようにするので、好ましい。特に好適なアルミニウム小瓶は、ミネソ
タ州、セントポールのMinnesota Mining and Manuf
acturing Company(3M)から市販されており、5cm3〜2
2.5cm3の様々なサイズのものがある。特に好適なポリマー被覆したガラス
小瓶は、Alusuisse−Lonza Groupの一員であるLawso
n Mardon Wheatonの一部門、Wheaton Science
Products社から市販されており、10ml〜約120mlの様々なサ
イズのものがある。
【0020】 弁付きディスペンス要素16は、任意量の供給物18を必要に応じてホスト1
1上に分与できるようにするあらゆる構造を有することができる。例えば、弁付
きディスペンス要素16は、要素16の少なくとも一部に対して作用する作動力
が存在しないときは閉位置に向かって付勢されるが、そのような作動力が存在す
るときは任意量の調合物を取り出すために開かれるような形態の要素であっても
良い。そのような形態では、弁付きディスペンス要素16は、弁付きディスペン
ス要素16が開いたときに調合物がそれを介して連続的に噴霧される連続式のも
のであっても良い。他の選択肢として、より好ましくは、弁付きディスペンス要
素16は、弁が作動する度に正確な量の調合物を分与する計量投与量式のもので
あっても良い。計量投与量式の弁は、薬理学的活性剤の正確な投与量をホスト1
1に投与しなければならない用途で、特に有利となる。
【0021】 連続式および計量投与量式の弁要素は当業界で周知であるとともに、米国特許
第5,290,539号(Marecki);4,819,834号(Thie
l);4,407,481号(Bolton);3,052,382号(Gaw
throp);3,049,269号(Gawthrop);2,980,30
1号(DeGorter);2,968,427号(Meshberg);2,
892,576号(Ward);2,721,010号(MeshBerg)で
説明されており、それら全てのそれぞれの全文を引用によりここに取り入れる。
連続式および計量投与量式弁要素は、3M社からも入手可能である。計量投与量
式弁要素は、3M社から入手可能であり、作動毎に25マイクロリットル〜10
0マイクロリットルの個別の体積で正確な量の調合物を分与する。
【0022】 供給物18の計量投与量を送出するように構成された代表的な弁付きディスペ
ンス要素16の断面を、図5aおよび図5bに示す。要素16は、容器本体14
(図5aおよび図5bに図示せず)の開放端上に従来の形式で密封嵌合する取付
カップ22を有する。計量タンク24は、計量チャンバ26を画定し、リム29
に係合するリップ25によって取付カップ22の内側に固定される。計量タンク
24の底部28は、選択可能な保持カップ23の内側に嵌入される。保持カップ
23は、容器本体14の内側に開口連通しており、それにより保持カップ23が
供給物18の一部分で容易に満たされる。
【0023】 ステム32は計量タンク24の両端部を貫通して延在する。ステム32の一端
34は、タンク底部28のオリフィス30を通って保持カップ部23の内部に延
在する。ステム32の他端36は、計量タンク24から出て、取付カップのオリ
フィス37を通過して要素16の外方に延在する。ステム32はステム端部34
に近接して、ステム32が図5aの伸長閉位置にあるときに保持カップ23内の
調合物を計量チャンバ26内に導入できるようにする入口チャネル35を有する
。入口チャネル35を通るアクセスは、ステム32が図5aの閉位置から図5b
の開位置に押し込まれるに従って遮断される。ステム端部36の近傍で、出口チ
ャネル39は、計量チャンバ26内の調合物を周囲に逃す(すなわち分与する)
ことができるようにする。計量チャンバ26から出口チャネル39へのアクセス
は、ステム32が図5bの押込開位置にあるときに、オリフィス38を通して生
じる。ステム32が図5aの伸長閉位置にあるときには、オリフィス38を通し
てのアクセスが遮断され、したがって計量チャンバ26内の調合物を分与するこ
とはできない。バネ40は、図5aの伸長閉位置に向かってステム32を付勢す
る。
【0024】 フェルールガスケット42は、取付カップ22と容器本体14との間に液密シ
ールを確立するように作用する。タンクシールガスケット44は、ステム32が
オリフィス30を通過して保持カップ23に至るときに、ステム32と計量タン
ク24との間に液密シールを確立するように作用する。ダイアフラム46は、計
量タンク24の開口端47にステム32の端部36を包囲して液密シールを確立
するように作用する。ステム32の肩部48は、ステム32の細首部分50がダ
イアフラムオリフィス52を通過するときに、ダイアフラム46に押し付けられ
る。
【0025】 弁付きディスペンス要素16は、肩部48がダイアフラム46に着座してステ
ム32が完全に伸長する図5aの閉位置に付勢される。この位置では、入口チャ
ネル35は、保持カップ23の内側を計量チャンバ26に流体接続する。これに
より、計量された量の調合物が保持カップ23から計量チャンバ26に流入でき
るようになる。同時に、オリフィス38を介する出口チャネル39へのアクセス
は遮断されるので、計量された量の調合物は計量チャンバ26から流出できない
【0026】 計量された量の調合物を計量チャンバ26から分与するために、弁ステム32
が図5bの位置に押し下げられる。弁ステム32がこの位置に移動すると、入口
チャネル35へのアクセスが遮断された状態となり、計量チャンバ26内部の計
量された量の調合物を隔離する。弁32をさらに押し下げると、オリフィス38
が計量チャンバ26内に移動し、出口チャネル39へのアクセスが開かれる。そ
の結果、計量チャンバ26内の計量された量の調合物が周囲に露出した状態とな
る。調合物内に含有された噴射剤の高速揮発が生じ、計量された投与量を弁ステ
ム32から分与するように作用する。弁ステム32を押し下げるように作用する
力が解除されると、バネ40がステム32を図5aの位置に戻すように付勢する
。その位置で計量タンク24は、十分な供給物18が容器本体14内に残ってい
る限り、必要に応じて何時でも再び分与できるように、計量された量の調合物で
満たされる。
【0027】 図5aおよび図5bに示された要素16などの計量投与量式の弁を使用する場
合の1つの重要な考慮すべきことは、ガスケット42、44および/または46
を形成するために使用される材料に関する。各ガスケットの材料は、好ましくは
、長期間に渡って供給物18に曝される場合に、損失重量(供給物18を構成す
る特定の調合物への抽出現象による)、膨潤または漏れが、仮にあるとしてもほ
んの少ししか生じないエラストマである。そのエラストマはまた、供給物18お
よび/または材料の属性が、作動器システム10または供給物18の性能につい
ての所望種類および度合いに影響を及ぼし得る化学的または物理的変化を生じな
いように、調合物に対して不活性でなければならない。
【0028】 適切なエラストマを選ぶに際し、好適なエラストマは、供給物18として容器
本体14内に保管される調合物のサンプルに曝されるときに、3%未満の損失重
量、好ましくは1%未満の損失重量を示すものである。ガスケットの損失重量を
試験するためには、ガスケットの重量を最初に計量し、次にガスケットを96時
間に渡り25℃でそのサンプル内に浸漬する。そのような抽出期間を実行した後
、ガスケットを乾燥させて再び重さを計る。重量損失率は、rを抽出後重量の抽
出前重量に対する比としたときに、(1−r)×100%として容易に計算でき
【0029】 所望のエラストマは、供給物18として容器本体14内に保管されるべき調合
物に組み込まれる任意の成分または複数成分の組合せに曝されるときに、それぞ
れが独立して約5%未満、好ましくは2%未満の膨潤または収縮(場合により)
を示す内径および外径を有するガスケットを構成する。特定の化学薬品(例えば
溶剤、噴射剤、浸透促進剤またはそれらの組合せ)への暴露による寸法変化を試
験するために、最低限、試験されるべきガスケット材料の4つのサンプルを、周
囲から封止できる膨潤セル内に配置する。これは、試験されるべき化学薬品が噴
射剤などの揮発性成分である場合に、特に重要である。材料は、セルに沿って動
かないように固定される。ポリエチレンに各サンプルをステープル留めするのが
これに適している。各サンプルには容易に識別できるように番号などを付してお
く。各サンプルの内径および外径は、0.0005インチ(0.0013cm)
の範囲内で測定される。それらの測定値は記録される。次に、問題の化学薬品が
膨潤セル内に移される。噴射剤または他の揮発成分が、適切な弁機構を介してセ
ル内に移される。テフロン(登録商標)テープが、十分なシールを確保するため に必要な場合、使用されても良い。そのシールの質は、密閉セルを室温の水浴内 に沈めて、漏れを示す気泡または他の兆しを見つけることで確認される。視覚的 に観察可能な現象を見つけることに加えて、例えばpH、導電率などの測定が、 それらのシールの完全性を確認するために水浴の水について実行することもでき る。内径および外径は、0.0005インチ(0.0013cm)の範囲内で1 日、3日、7日、14日および21日後に、再び測定される。内径および外径の 変化率は、次式により容易に計算される。 膨潤率%=(最終直径−初期直径)×100 初期直径
【0030】 望ましいエラストマは、少なくとも7日、好ましくは14日、より好ましくは
28日間、25℃および65%相対湿度で保管したときに、3%未満、好ましく
は1%未満の損失重量率を有するガスケットをも構成する。漏れを試験するため
に、問題の調合物が、典型的に2〜20個の指定個数の小瓶に配置され、各小瓶
が、候補のガスケット材料から形成された1つ以上のガスケットに取り付けられ
る。各小瓶の初期重量は、0.1mgの精度まで慎重に記録される。それらの小
瓶は、指定された保管条件の下で保管される。適切な期間、例えば7日、14日
および28日の経過後、それらの小瓶が再び計量される。それらの小瓶は、1つ
以上の追加の試験期間に渡って保管するために戻されても良い。損失重量率は次
式で得られる。 損失重量%=(Wi−Wn)×100% Wi ここで、Wiは初期重量(グラム)、Wnは指定期間の終了時に測定した重量(
グラム)である。
【0031】 これらの基準を考慮して、1つ以上のガスケット42、44、46に使用でき
る適切な1つのエラストマまたは複数のエラストマの組合せを選ぶことは、大部
分、供給物18に組み込まれた含有物の種類に依存する。当業者は、これらの基
準を当然考慮して、最適なエラストマ材料を選ぶために多数のエラストマサンプ
ルを選別することができる。ガスケット42、44、46に組み込むために選別
できるエラストマの代表例は、ブチルゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム
(カリフォルニア州、ブレアのKirkhill Rubber Co.,から
KL70L038の商標名で市販されているEPDM)、ネオプエレン、ブタジ
エン−アクリロニトリル共重合体(「ブナ」)、Union Carbideか
ら入手可能なFLEXOMER DFDA1085および/またはFLEXOM
ER DFDB1085共重合体などの80〜95重量パーセントのエチレンと
5〜20重量パーセントのアルケン(例えば1−ブテン、1−ヘキセン、1−オ
クテンなど)との共重合体、フルオロポリマゴム、ポリウレタン、ポリアミド(
例えばナイロン)、レーヨン、ポリオレフィン、およびこれらの組合せなどを含
む。最も好ましくは、フェルールガスケット42は、DFDA1085および/
またはDFDB1085エラストマを含んでなり、タンクシールガスケット44
とダイアフラム46とは、それぞれEPDMゴムを含んでなる。
【0032】 図1〜図4aにおいて、作動器システム10は、1つの主要素としての受容部
56と、もう1つの主要素としての好ましくは通気口付き漏斗状シュラウドの形
をしたディスペンス部分70とを有するベース部54を備える。受容部56は、
ステム収容部分59に結合された側壁58から形成される。これらの構成要素は
、底壁62を有するチャンバ60を画定する。受容部56の長手方向軸線は、上
端64から底壁62まで延びる。受容部56は、その上端64で開口している。
これにより、作動器操作を実行するために小瓶14を受容部56内に挿入できる
。受容部56は、弁付きディスペンス要素16を下に向けて底壁62に近接させ
るようにして、小瓶14を受け入れるようになっている。図示の好適な実施形態
では、側壁58は、小瓶14の形状に対応するように円筒状である。もちろん側
壁は、小瓶14を作動器操作中に受容部56内に配置して支持できる限り、あら
ゆる好都合な幾何学的形状を有することができる。例えば、小瓶14が円筒状断
面の代わりに直線的断面を有する場合、側壁58も同じように対応の直線的形状
を有するのが好ましい。
【0033】 ステム収容部分59は、中央に配置されたオリフィス66を有する。オリフィ
ス66は、供給物18の一部が小瓶14からディスペンス部分70の内部71に
それを通して噴霧できる経路を提供する。図1〜図5に加えて図6aおよび図6
bをさらに参照すると、オリフィス66は、弁付きディスペンス要素16のステ
ム32がオリフィス肩部67に対してオリフィス66内に配置されるように略構
成される。肩部67とステム32とは、底壁62から上方に十分に離れた要素1
6の面27と協働して、計量された投与量の調合物を計量チャンバ26から分与
するためにステム32を操作的に押し下げて要素16を開閉できるようにする。
【0034】 主に図1〜図4aを参照すると、受容部56はさらに、以下で詳述されるよう
に作動器操作中に受容部内の圧力を大気圧と均等化できるようにする少なくとも
1つの通気口を有する。図示の好適な実施形態では、オリフィス66の周囲に周
方向へ配置された複数の通気口68によってそのような通気が提供されるが、1
つ以上の通気口(図示せず)を、ステム収容部分59内に提供されたものの代わ
りに、またはそれらに加えて、側壁58に任意に提供することもできる。
【0035】 ベース部54はさらに、受容部56の底端から延在するディスペンス部分70
を有する。ディスペンス部分70は、上端72に喉部74を有しかつ底端76に
口部78を有する内部71を備える。喉部74は、オリフィス66と開口連通し
ており、任意量の供給物18を小瓶14からディスペンス部分70の内部71に
必要に応じて噴霧できるようにする。噴霧された材料は、口部78を通ってディ
スペンス部分70から放出され、ホスト11上に堆積される。ディスペンス部分
70は、喉部74から口部78に延在する長手方向軸線を有する。この長手方向
軸線は、受容部56の長手方向軸線に実質的に整列して配置され、噴霧された調
合物が小瓶14からホスト11まで少なくともディスペンス部分70を通過して
略直線経路に沿って移動するようになっている。
【0036】 図示のように、ディスペンス部分70は、喉部74に対応する比較的狭い端部
と、口部78に対応する比較的広い端部とを備えた好適な漏斗形状を有する。デ
ィスペンス部分70を通して噴霧される材料の直線経路との組合せで、ディスペ
ンス部分70の漏斗形状は、作動器システムが使用される度に均一な噴霧塗布を
促進する。例えば、本発明の作動器システム10は、ホスト11の均一領域の上
に均一高さから一定量の材料を噴霧して、ホスト11上へ一定した塗布を繰り返
し確実に行うことができる。これは、(上述した)「ボトル内パッチ」技術を用
いて経皮的(または他の経組織的)な薬理学的活性パッチを治療的処置のために
ホスト11上に適用する用途の場合に、特に重要となる。
【0037】 好ましくは、ディスペンス部分70はさらに、供給物18が噴射剤を含有する
実施形態において噴射剤を内部71から周囲へ拡散させるように作用する1つ以
上の通気口80を備える。通気口80は、作動器操作中のディスペンス部分70
と周囲との間の圧力を均等化するようにも作用する。通気口68は、ディスペン
ス部分70の内部で高まった圧力を、作動中にホスト11からベース部54を無
理に移動させることなく解放できるように、エアゾル噴霧の揮発性成分を都合良
く周囲に通気させる。
【0038】 ベース部54は、ベース部54の長さ方向に沿って延在する複数の長手方向リ
ブ82をさらに有するのが好ましい。それらリブ82は、ベース部54が作動器
操作中の捻れや曲がりに耐えるように、受容部56およびディスペンス部分70
を補強してそれらへの構造的支持を与える。それらリブ82はさらに、作動器操
作中にスリーブ88(以下でさらに説明される)と摺動可能に係合してそれを支
持するガイド面を提供する。ベース部54の他の好適な特徴として、フランジ8
6は、底端76から径方向外側に広がる。フランジ86は、ホスト11上に配置
されたときに作動器システム10を安定させるように作用する支持面を提供する
。フランジ86は、作動器システム10を使用しないときに口部78の上のディ
スペンス部分70にカバー100(以下でさらに説明される)を取り付けるため
の手段にもなる。
【0039】 スリーブ88は、円筒状側壁90と上部パネル92とから形成された中空円筒
体の形である。スリーブ88の底端94は開口しており、図2に示されるように
スリーブ88を小瓶14およびベース部54の上から嵌め込むことができる。ホ
スト11またはホスト11を補助する医療専門家であり得る作動器システム10
の使用者は、ベース部54の上でスリーブ88を、第1の上端位置と第2の下端
位置とを含む移動範囲で、上下に移動させることができる。上端第1位置では、
スリーブ88は、十分に低いか実質的に無の作動力が弁付きディスペンス要素1
6に作用するように、十分に引き上げられている。したがって弁付きディスペン
ス要素は閉じている。下端第2位置に向かって下方に移動されると、作動力が弁
付きディスペンス要素16に対して作用して、弁付きディスペンス要素16が開
状態となる。その結果、任意量の供給物18が小瓶14から噴霧される。
【0040】 そのような作動力は、弁付きディスペンス要素16を所望の方法で開かせるあ
らゆる都合の良い機構を利用して確立できる。図示の好適な実施形態では、弁付
きディスペンス要素16は、作動力がステム32に対して作用するときに開くバ
ネ作動機構であり、作動力は、スリーブ88の頂部パネル92がステム32を肩
部67に対して押し下げるときに結果として生じる。その結果得られた力は、弁
付きディスペンス要素16を開かせ、それによって任意量の供給物18をホスト
11上に噴霧できるようにする。他の利点としては、バネ40を有する弁付きデ
ィスペンス要素16は、スリーブ88を押し上げる傾向があり、スリーブ88を
第1位置に向かって付勢する。もちろん、弁付きディスペンス要素16がこの付
勢特徴を備えていなかった場合には、スリーブ88は、他のあらゆる好都合な付
勢手段を利用して上方に付勢されれば良い。
【0041】 操作を容易にし、且つ小瓶14の損傷を避けるために、スリーブ88の運動範
囲を制限することが望ましい。例えば、使用者がホスト11上に材料を噴霧する
つもりでスリーブ88を過度に押し下げることができた場合、弁付きディスペン
ス要素16が壊れるか機能しなくなってしまうこともある。他の可能性として、
容器本体14は、特に容器本体14がガラス製の場合、壊れる場合がある。さら
に使用者は、ステム32を受容部56の底部62のオリフィス66内に過度に押
し下げることもある。一方、スリーブ88の上方への運動が制限されなかった場
合、使用者は、作動器システム10を運ぼうとしてスリーブ88のみを掴んで小
瓶14およびベース部54を不注意にも落としてしまうこともあり得る。したが
って、スリーブ88をそれ以上引き上げられない所望最高位置と、スリーブ88
がそれより下に押し下げられない所望最低位置との間で、スリーブ88の運動範
囲を制限する特徴を、作動器システム10に備えることが望ましい。但しこの構
成は、小瓶14を必要に応じて受容部56内に配置したり取り外したりできるよ
うに、必要なときにスリーブ88を完全に取り外せるようにすることが好ましい
。好ましくはこれらの運動範囲制限特徴は、ベース部54とスリーブ88とのそ
れぞれに配置された協働手段を具備する。
【0042】 所望の最大第1および第2位置間のスリーブ88の移動範囲を制限する好適な
構造は、ベース部54およびスリーブ88の一方から延在する1つ以上の指状突
起と、それらの他方における協働スロットとを有する。例えば、図1および図4
aに示されるように、スリーブ88は、受容部56のリブ部82から延在する協
働指状体84を受け入れる1つ以上の、好ましくは2〜4個の、スロット96を
有する。スリーブ88が小瓶14およびベース部54の上から嵌め込まれると、
指状体84がスロット96に嵌入される。各指状体84は、そのスロット96よ
りも長手軸線方向の寸法が小さい。これによりスリーブ88は、指状体84がス
ロット96の底に達するまで引き上げることができる。下方へのスリーブ88の
移動範囲は、ステム32を押し下げるときに小瓶12を押し下げることができる
量によって制限される。指状体84に、スロット96の頂部および底部に対して
押し付けられるように、より大きな表面積を提供するために、スロット96は、
スリーブ88の長さの少なくとも一部に沿って配置された長手方向のリブ98に
配置されるのが好ましい。それらリブ98は、弁付きディスペンス要素16を作
動させるために押し下げられたときにスリーブ88が圧縮されたり捻れたり歪ん
だりする傾向が少なくなるように、スリーブ88を補強するようにも作用する。
それらリブ98は、スリーブ88を掴む便利な手段にもなる。スリーブ88の内
部から、それらリブ98は、ベース部54のリブ82を摺動可能に収容してその
垂直移動時にスリーブ88を案内するように作用する溝97を提供する。図3b
には示されないが、スリーブ88の内部は、ベース部84に対する小瓶12の軸
方向整列配置を維持するのを補助するために追加的リブ99を有することもでき
る。
【0043】 必要なときにベース部54からスリーブ88を取り外すのを容易にするために
、スリーブ88および/またはベース部54は、指状体84をスロット96から
移動できるようにする特徴を含むことが望ましい。これは、指状体84が押し込
み可能であるか、またはスリーブ88に対して何らかの方法でスロット96から
移動できるならば、達成できる。当業者は、これを達成するあらゆる好都合な方
法を利用できよう。但し、ディスペンス部分70および/またはスリーブ88の
少なくとも一方は、ベース部54を単に圧迫して指状体84をスロット96から
内側にそらせることによりスリーブ88をベース部54から取り外すことができ
るように、弾性的に変形可能であることが好ましい。図4bは、図4bのリブ8
2が各指状体84に近接した切り欠き85を有することを除いて、図4aのベー
ス部54と同一のベース部54の代替的な実施形態を示す。切り欠き85は、使
用者が指状体84を弾性的に押し込むことができるようにして、スリーブ88を
ベース部54に配置したりベース部から取り外したりすることを容易にする。ス
リーブ88は、所望により小瓶12の内容物を視覚的に観察できるように、最適
な覗きスロット95を有することもできる。
【0044】 作動器システム10がホスト11上に所望材料を噴霧するために使用されてい
ないときには、ディスペンス部分70の口部78を覆って、作動器の不使用期間
中に内部71の清浄性を維持するのを補助することが望ましい。また、供給物1
8の偶発的噴霧を防止する何らかの方法でスリーブ88を固定することが望まし
い。カバー100は、これら両方の目的に合致する。カバー100は、作動器シ
ステム10を使用していないときに、ディスペンス部分70の口部78の上に嵌
められて、埃や汚れおよび他の塵などがディスペンス部分70に溜まらないよう
に保つ底部パネル102を有する。カバー100は、中空部110を画定する側
壁106およびアーチ状頂片108から形成されたアーチ状スリーブ104を含
む。アーチ状スリーブ104は、フランジ86の上に嵌合してカバー100を口
部78上の適所に保持するように作用する。好ましくは、アーチ状スリーブ10
4とフランジ86との間の公差は、カバー100を適所に保持するように、摩擦
嵌めやスナップ嵌め係合などを提供する。タブ112は、カバー100をベース
部54の上に配置したり、ベース部からカバー100を取り外したりするときに
、カバー100を掴むのに好都合な表面を提供する。カバー100はさらに、ス
リーブを支持して第1位置に保持することにより、使用者によって偶発的にスリ
ーブ88が押し込まれるのを物理的に防止するような、リッジ部114の形態の
上方に延在する要素を有する。
【0045】 作動器システム10は、ホスト11上に医療調合物を噴霧するのに極めて容易
に使用できる。最初に、スリーブ88をベース部54から取り外し、小瓶14を
、弁付きディスペンス要素が下向きに底部62に向かうようにして、受容部56
内に配置できるようにする。好ましくはカバー100は、この動作が行われてい
る間は口部78上の適所にある。小瓶14が適所に配置されると、スリーブ88
を、小瓶14およびベース部54の上から嵌め込んで、指状体84が正しくスロ
ット96内に着座するようにする。第1位置でリッジ部114がスリーブ88を
支持した状態で、指状体84はスロット96の底部に近接して位置する。この状
態で作動器システム10は使用準備が整う。カバー100は、好ましくは噴霧の
直前に取り外され、そこで作動器システム10は、フランジ86をホスト11の
所望表面に着座させて、そのホスト11の表面上に配置される。この状態で使用
者は、スリーブ88を場合により下方に引くか押し下げることができる。これに
より、弁付きディスペンス要素16が作動し、任意量の供給物18が内部71を
通ってホスト11上に噴霧される。噴霧後、作動器システム10をホスト11か
ら持ち上げることができる。カバー100は、口部78の上に再配置でき、作動
器システム10は、次に使用されるまで保管される状態におかれる。
【0046】 本発明の代替的実施形態が、作動器システム200の形態で図6に示されてい
る。ここでは、作動器システムは、スリーブ202とベース部204とを有する
。小瓶206は、スリーブ202の内部チャンバ208に適合する。スリーブ2
02の側壁210はスロット212を有し、小瓶206の内容物を視覚的に監視
できるようになっている。さらに通気口214が、使用中の内部チャンバ208
内の圧力の高まりを避けるために提供される。指グリップ216は、スリーブ2
02を保持するための便利で快適な手段となる。
【0047】 ベース部204は、受容部218と漏斗状ディスペンス部分220とを有する
。受容部218は、小瓶206の弁ステム207を受け入れるように構成された
オリフィス219を有するステム収容部分221を備える。ディスペンス部分2
20は、受容部218の底部に結合されて制限的境界部分を提供するので、噴霧
された調合物がホスト上の正確な高さからホストの正確に画定された領域に分与
される。ディスペンス部分220は、通気口223を有し、噴霧された調合物の
例えば噴射剤や溶剤などの気体成分を周囲に逃すことができる。ゴムガスケット
222は、漏斗状部分220の底部と係合し、漏斗状部分220と調合物を噴霧
する表面との間に効果的なシールを形成し易くする。
【0048】 この実施形態でのスリーブ202は、上端および下端の両方が開口している。
したがって、使用中の小瓶206を支持するのを補助するために、ディスペンス
部分204から外側に広がった複数のリブ224が複数の平坦な支持面226を
提供し、それら支持面上で、弁ステム207が押し込まれたときに小瓶206が
支持される。受容部218の目的が、小瓶206を支持してベース部204に結
合することであるという意味では、平坦な支持面226は受容部218の一部と
見なすことができる。リブ224も、同じようにディスペンス部分204を補強
するように作用する。
【0049】 使用時に、ステム207はオリフィス219内に嵌入され、同時にスリーブ2
02が小瓶206の周りに嵌め込まれる。使用者はガスケット222を所望の基
材面に対して固定的に配置して、一方の手でシステム200を適所に保持する。
他方の手のひらまたは親指を小瓶206の底部の上に当て、各指を指グリップ2
16があるスリーブ202の広がった部分に係合させる。使用者は、小瓶206
およびスリーブ202を緩やかに押し下げて、弁を押し込み、かつ正確な高さか
ら基材の正確な領域に計量された量の調合物を分与させる。
【0050】 作動器システム300の形態での本発明の代替的実施形態が、図7に示されて
いる。システム300は、受容部304と漏斗状ディスペンス部分306とを有
するベース部302を備える。受容部304は、小瓶312のステム310を受
け入れるオリフィス(図示せず)を有するステム収容部分308を備える。受容
部304の円筒状部分314は、小瓶312を支持するように働くポケット部3
16を画定する。カバー318は、システム300がホスト上に調合物を分与す
るために使用されていないときに、漏斗状ディスペンス部分306を覆って嵌合
される。カバー318は、円筒状部分314のリムと係合してカバー318の着
脱を容易にするタブ320を有する。
【0051】 本発明の他の実施形態は、この明細書についての考察、またはここで開示され
た本発明の実行から当業者には明白となろう。ここで説明された原理および実施
形態に対する様々な省略、修正および変形は、請求の範囲で示される本発明の趣
旨および範囲を逸脱することなく、当業者によって為し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作動器システムの分解斜視図である。
【図2】 ホスト上で使用されている図1の作動器システムを示す。
【図3a】 図1の作動器システムで使用されたベース部の平面図で、ベース部の受容部の
底で中心に配置されたオリフィスとそのオリフィスの周りに配置された通気穴と
を示す。
【図3b】 図1の作動器システムからのスリーブの端面図で、スリーブの内部を示す。
【図4a】 図1の作動器システムで使用されたベース部の側面断面図である。
【図4b】 スリーブをベース部から取り外すかベース部に配置するときに指を弾性的に押
すのをより容易にするために、ベース部のリブが指に近接した切り欠き部分を有
することを除いて、図4aに示されたものと同様のベース部の代替的実施形態を
示す図である。
【図5a】 図1の作動器システムで使用するのに適した好適な計量投与量式の弁付きディ
スペンス要素の側面断面図で、弁付きディスペンス要素をステムの伸長閉位置で
示す。
【図5b】 図5aの弁付きディスペンス要素の側面断面図で、弁付きディスペンス要素を
ステムの押下開位置で示す。
【図6】 本発明の作動器システムの代替的実施形態の斜視図である。
【図7】 本発明の作動器システムの他の代替的実施形態の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 83/44 B65D 83/14 F (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ウィルソン,ジェームズ エー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ウィアタネン,デビット ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PC06 PD01 PE21 PF10 3E067 AA03 AB81 BA02C BA03B BB08B BC03C EC12 FA04 FC01 GD10 3E084 AA02 AA12 AB01 AB10 BA01 CA01 FA09 FC02 GB17 KB06 LD03 LD17 LE03 LG10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧可能な調合物を小瓶からホストの限定的表面領域に塗布
    するための作動器システムであって、 a)i)任意量の調合物を前記表面領域に噴霧できる内部を有するディスペン
    ス部分であって、該任意量の調合物が該ディスペンス部分に入る喉部と該任意量
    の調合物が該ディスペンス部分から出る口部とを有するディスペンス部分、およ
    び ii)前記小瓶を前記ディスペンス部分に作用的に連結する構造を備え、前
    記調合物を該小瓶から該ディスペンス部分の前記喉部に分与できるようにする受
    容部、を具備するベース部と、 b)前記小瓶が前記受容部内に配置されるときに該小瓶の少なくとも一部に被
    せるようになっているスリーブであって、該スリーブは第1位置から第2位置ま
    で延在する移動範囲を有し、該第1位置から該第2位置への該スリーブの移動に
    より前記任意量の調合物が前記ディスペンス部分に分与され、該スリーブが該第
    1位置にあるときに該小瓶が閉じられ、該スリーブが該第1位置に向かって付勢
    されるスリーブと、 を具備する作動器システム。
  2. 【請求項2】 前記ディスペンス部分が、該ディスペンス部分の前記喉部か
    ら前記口部まで延在する実質的直線状の長手方向軸線を有し、該ディスペンス部
    分の該長手方向軸線に実質的に整列配置される直線状経路に沿って前記任意量の
    調合物が該ディスペンス部分内に放出されるように、前記受容部構造が前記小瓶
    を該ディスペンス部分に連結する、請求項1に記載の作動器システム。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2位置間の前記スリーブの移動が、該スリ
    ーブおよび前記ベース部上の協働構造によって案内された直線状運動である、請
    求項1に記載の作動器システム。
  4. 【請求項4】 前記協働構造が、前記スリーブと前記ベース部との一方の少
    なくとも一部の長さに沿って延在する複数の長手方向溝と、それら溝を該ベース
    部と該スリーブとの他方に摺動可能に係合させる複数の対応する長手方向リブと
    を具備する、請求項3に記載の作動器システム。
  5. 【請求項5】 前記スリーブの前記内部が、該スリーブを前記小瓶に被せる
    ときに前記ベース部に対する前記小瓶の整列配置を維持するように作用する少な
    くとも1つの突出部材を具備する、請求項1に記載の作動器システム。
  6. 【請求項6】 前記突出部材が、前記スリーブ内部の少なくとも一部の長さ
    に沿って延在する複数の長手方向内部リブを具備する、請求項5に記載の作動器
    システム。
  7. 【請求項7】 前記ディスペンス部分の前記口部に着脱自在に被せられるカ
    バーをさらに具備し、該カバーが、前記第1位置に前記スリーブを拘束するよう
    に作用する上方延在要素を有する、請求項1に記載の作動器システム。
  8. 【請求項8】 前記スリーブと前記ベース部とが、前記第1および第2位置
    間の前記スリーブ移動範囲を制限する協働手段を具備する、請求項1に記載の作
    動器システム。
  9. 【請求項9】 前記スリーブと前記ベース部との少なくとも一方が少なくと
    も1つの延長突起を具備し、他方がスロットを具備し、該延長突起と該スロット
    とが互いに協働して前記第1および第2位置間の前記スリーブ移動範囲を制限す
    る、請求項1に記載の作動器システム。
  10. 【請求項10】 前記ディスペンス部分が、比較的小さな端部と比較的広い
    端部とを有する漏斗形状を具備し、該比較的小さな端部が該ディスペンス部分の
    前記喉部に対応し、該比較的広い端部が該ディスペンス部分の前記口部に対応す
    る、請求項1に記載の作動器システム。
  11. 【請求項11】 前記受容部は、前記スリーブが前記第1および第2位置間
    で移動するときに、圧力の高まりを該受容部から解放できるようにする少なくと
    も1つの通気口を具備する、請求項1に記載の作動器システム。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの通気口が、前記受容部と周囲との間
    に開口連通を効果的に提供するようにして該受容部内に配置される、請求項11
    に記載の作動器システム。
  13. 【請求項13】 前記ディスペンス部分が、周囲に開口連通した少なくとも
    1つの通気口を具備する、請求項1に記載の作動器システム。
  14. 【請求項14】 前記ベース部は、前記スリーブが前記第1および第2位置
    間で移動するときに、該スリーブに摺動可能に係合して該スリーブを支持するよ
    うに作用する複数の長手方向リブを具備する、請求項1に記載の作動器システム
  15. 【請求項15】 噴霧可能な調合物を小瓶からホストの限定的表面領域に塗
    布するための作動器システムであって、 a)任意量の調合物を前記表面領域に噴霧できるシュラウドであって、該任意
    量の調合物が該シュラウドに入る喉部と、該任意量の調合物が該シュラウドを出
    る口部とを有し、周囲に開口連通した少なくとも1つの通気口を有するシュラウ
    ド、および b)前記小瓶を前記シュラウドに作用的に連結する構造を有し、前記調合物を
    該小瓶から該シュラウドの前記喉部内に分与できるようにする受容部、 を備えるベース部を具備する作動器システム。
  16. 【請求項16】 噴霧可能な調合物を小瓶からホストの限定的表面領域に塗
    布するための作動器システムであって、 a)任意量の調合物を前記表面領域に均一な高さから噴霧する経路を有するデ
    ィスペンス部分であって、該任意量の調合物が該ディスペンス部分に入る喉部か
    ら、該任意量の調合物が該ディスペンス部分から出る口部まで延在する実質的直
    線状の長手方向軸線を有するディスペンス部分、および b)前記小瓶を前記ディスペンス部分に作用的に連結する構造を有し、前記任
    意量の調合物を該小瓶から該ディスペンス部分を通して分与できるようにする受
    容部であって、該小瓶の少なくとも一部を収容するカップ部を備え、該カップ部
    が該カップ部と周囲との間に開口連通を提供する1つ以上の通気口を有する受容
    部、 を備えるベース部を具備する作動器システム。
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