JP2002511302A - 電気焼灼器カテーテル - Google Patents
電気焼灼器カテーテルInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、種々の内視鏡治療を可能にするための一体式のカテーテルアセンブリである。そのアセンブリは、イリゲーション流体管腔を有するカテーテル（１２）と、止血かん子として作用する遠位の電極チップ部（２０）と、組織の切開の実施又は組織の切除のための切断ワイア（２３）を具備する。切断ワイアハブ（２１）は、切断ワイアのためのシール入口を形成する。操作機（２４）により医師は、切断ワイアを伸長位置及び引き込み位置の間で移動できる。切断ワイア及び電極は電気的に絶縁される。本発明の装置により医師が、電気外科、組織のイリゲーション、及び組織の焼灼又は凝固を使用して、内視鏡の作動チャンネルから装置を移動する必要なしに、組織の切開の実施又は組織の切除を可能にする。
Description
【０００１】 ・発明の分野 本発明は一般的に、カテーテル（ｃａｔｈｅｒｔｅｒ）を使用する治療の別の
形との組み合わせにおける、人体の組織の電気外科、電気焼灼（コーテリゼーシ
ョン：ｃａｕｔｅｒｉｚａｔｉｏｎ）及び電気凝固（ｃｏａｇｕｌａｔｉｏｎ）
に関する。特別には本発明は、内視鏡の作動チャンネルを介して、組織の電気外
科、電気焼灼及び電気凝固を実施するための装置に関する。
形との組み合わせにおける、人体の組織の電気外科、電気焼灼（コーテリゼーシ
ョン：ｃａｕｔｅｒｉｚａｔｉｏｎ）及び電気凝固（ｃｏａｇｕｌａｔｉｏｎ）
に関する。特別には本発明は、内視鏡の作動チャンネルを介して、組織の電気外
科、電気焼灼及び電気凝固を実施するための装置に関する。
【０００２】 ・発明の背景 数多くの医学的な処置工程（ｐｒｏｃｅｄｕｒｅ）には、人体組織における切
開の実施及び任意の結果として生じる出血の制御が含まれる。これらの工程を実
施する時に、切開中の組織の外傷及び内部出血を停止するために必要な時間を、
共に出来るだけ少なくすることが非常に重要である。腹腔内視鏡等の、最小又は
最も少ない侵襲性（ｉｎｖａｓｉｖｅ）外科技術又は関節鏡技術は、より侵襲性
のある従来技術によるよりこれらの技術の方が、人体組織に外傷を与えることが
通常少ないので、使用されることが良くある。電気外科の方法論は、最小又は最
も少ない侵襲性技術と共に使用されて、切開の実行を可能にし、更に止血又は出
血の閉塞を、付随の組織のより少ない外傷及び従来の物理療法（ｍｏｄａｌｉｔ
ｙ）に比べより以上に良好な制御により実施可能である。
開の実施及び任意の結果として生じる出血の制御が含まれる。これらの工程を実
施する時に、切開中の組織の外傷及び内部出血を停止するために必要な時間を、
共に出来るだけ少なくすることが非常に重要である。腹腔内視鏡等の、最小又は
最も少ない侵襲性（ｉｎｖａｓｉｖｅ）外科技術又は関節鏡技術は、より侵襲性
のある従来技術によるよりこれらの技術の方が、人体組織に外傷を与えることが
通常少ないので、使用されることが良くある。電気外科の方法論は、最小又は最
も少ない侵襲性技術と共に使用されて、切開の実行を可能にし、更に止血又は出
血の閉塞を、付随の組織のより少ない外傷及び従来の物理療法（ｍｏｄａｌｉｔ
ｙ）に比べより以上に良好な制御により実施可能である。
【０００３】 医師は、切開の実施及びその結果生じる止血用の医師の装備として、幾つかの
医療器具を有する。胃腸管における用途に特に適切な１つの物理療法に従い、医
師はまず、患者の切開部位に近位のその遠位端部によりフレキシブルな内視鏡を
設置し、切開部位に内視鏡の作動チャンネルを通して切開するための装置を挿入
する。医師はまた、内視鏡の作動チャンネルを通して潅注器（イリガートル：ｉ
ｒｒｉｇａｔｏｒ）を挿入し、水又は生理用食塩水（ｓａｌｉｎｅ）溶液を切開
又は止血を実施する任意の試みの前処置として投与してその箇所を清浄にできる
。
医療器具を有する。胃腸管における用途に特に適切な１つの物理療法に従い、医
師はまず、患者の切開部位に近位のその遠位端部によりフレキシブルな内視鏡を
設置し、切開部位に内視鏡の作動チャンネルを通して切開するための装置を挿入
する。医師はまた、内視鏡の作動チャンネルを通して潅注器（イリガートル：ｉ
ｒｒｉｇａｔｏｒ）を挿入し、水又は生理用食塩水（ｓａｌｉｎｅ）溶液を切開
又は止血を実施する任意の試みの前処置として投与してその箇所を清浄にできる
。
【０００４】 もしイリゲーション（潅注）に使用される器具が、この発明の被譲渡人である
Ｂｏｓｔｏｎ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ社により製作される止血かん子（ｈｅｍｏ
ｓｔａｔ）Ｇｏｌｄ Ｐｒｏｂｅ（ＴＭ：商標）の様なものである場合は、医師
はその後遠位に配置された止血かん子を使用する出血する血管を焼灼する（コー
テライズ）ことが出来る。その様な器具は、胃腸管におけるように、潜在的な出
血部位をシールするために、内視鏡の作動チャンネルを通して使用するように製
造されている。これとは別に医師は、潅注カテーテルを引き抜き、内視鏡を通し
て細長い針を挿入して、血管に血管収縮（ｖａｓｏ−ｃｏｎｓｔｒｉｃｔｏｒ）
を注入し出血を遅らせることが出来る。その後医師は、細長い針を取り除き、止
血かん子を再挿入して手術を終了することが出来る。
Ｂｏｓｔｏｎ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ社により製作される止血かん子（ｈｅｍｏ
ｓｔａｔ）Ｇｏｌｄ Ｐｒｏｂｅ（ＴＭ：商標）の様なものである場合は、医師
はその後遠位に配置された止血かん子を使用する出血する血管を焼灼する（コー
テライズ）ことが出来る。その様な器具は、胃腸管におけるように、潜在的な出
血部位をシールするために、内視鏡の作動チャンネルを通して使用するように製
造されている。これとは別に医師は、潅注カテーテルを引き抜き、内視鏡を通し
て細長い針を挿入して、血管に血管収縮（ｖａｓｏ−ｃｏｎｓｔｒｉｃｔｏｒ）
を注入し出血を遅らせることが出来る。その後医師は、細長い針を取り除き、止
血かん子を再挿入して手術を終了することが出来る。
【０００５】 止血かん子には、単一の電位極（ｍｏｎｏ−ｅｌｅｃｔｒｏｐｏｌａｒ）の電
極を使用するものが幾つかあり、それにおいては一方の電極が部位に対してカテ
ーテルにより支持されており、その一方で他方の電極が患者の内部又は上に設置
された外部のグランド（接地）板である。上記のＧｏｌｄ Ｐｒｏｂｅ（ＴＭ）
止血かん子は、適当な電流密度で波形の無線（ｒａｄｉｏ）周波数エネルギを供
給し、電気凝固又は電気コーテリゼーション（焼灼）を実施する装置の例である
。それは、半球の端部を有するセラミックシリンダにより形成されたフレキシブ
ルな軸に設置された双極の（ｂｉｐｏｌａｒ）電極アセンブリを有するカテーテ
ルを使用する。セラミックのチップは、一対の間隔を有する金製の螺旋状の電極
を具備しており、その電極はその円筒状の面及びドーム形の端部に適用される。
電極に適用されたＲＦエネルギは、近接する組織を通して電流を発生し、それは
出血する血管を加熱し焼灼し、その血管はカテーテルのチップにより接触される
。
極を使用するものが幾つかあり、それにおいては一方の電極が部位に対してカテ
ーテルにより支持されており、その一方で他方の電極が患者の内部又は上に設置
された外部のグランド（接地）板である。上記のＧｏｌｄ Ｐｒｏｂｅ（ＴＭ）
止血かん子は、適当な電流密度で波形の無線（ｒａｄｉｏ）周波数エネルギを供
給し、電気凝固又は電気コーテリゼーション（焼灼）を実施する装置の例である
。それは、半球の端部を有するセラミックシリンダにより形成されたフレキシブ
ルな軸に設置された双極の（ｂｉｐｏｌａｒ）電極アセンブリを有するカテーテ
ルを使用する。セラミックのチップは、一対の間隔を有する金製の螺旋状の電極
を具備しており、その電極はその円筒状の面及びドーム形の端部に適用される。
電極に適用されたＲＦエネルギは、近接する組織を通して電流を発生し、それは
出血する血管を加熱し焼灼し、その血管はカテーテルのチップにより接触される
。
【０００６】 医師は、異なるカテーテルを使用して異なる機能を実施することが良くある。
例えば医師は、１つのカテーテルを使用して切開を実施し、別のもので止血の実
施及びイリゲーションの実施を行うことが良くある。異なる機能を提供するため
のカテーテルの交換は、治療完了のための時間を延長し、患者のリスクを増大し
、更に患者の不快感を増大する。結局医師は、単一のカテーテルによる作業の結
果生じる不都合がどのようなものであっても、処置の物理療法を変更するために
１又は２の目的のカテーテルの交換に関して、時間と複雑さと利益を比較しなけ
ればならない。
例えば医師は、１つのカテーテルを使用して切開を実施し、別のもので止血の実
施及びイリゲーションの実施を行うことが良くある。異なる機能を提供するため
のカテーテルの交換は、治療完了のための時間を延長し、患者のリスクを増大し
、更に患者の不快感を増大する。結局医師は、単一のカテーテルによる作業の結
果生じる不都合がどのようなものであっても、処置の物理療法を変更するために
１又は２の目的のカテーテルの交換に関して、時間と複雑さと利益を比較しなけ
ればならない。
【０００７】 米国特許第５，３３６，２２号の開示内容を本明細書は参照しているが、その
特許は種々の治療を可能にするための一体式のカテーテルアセンブリを開示して
おり、そのカテーテルアセンブリはイリゲーション流体管腔、止血かん子として
作用する遠位チップ部分及び注入治療のための針を有するカテーテルを具備する
。
特許は種々の治療を可能にするための一体式のカテーテルアセンブリを開示して
おり、そのカテーテルアセンブリはイリゲーション流体管腔、止血かん子として
作用する遠位チップ部分及び注入治療のための針を有するカテーテルを具備する
。
【０００８】 ・発明の概要 本発明に従い、一体式のカテーテルアセンブリは、医師に選択された組織部位
における種々の治療の物理療法の使用を可能にしており、そのカテーテルアセン
ブリは、カテーテルと、電極チップと、更に電極切断ワイアとを具備する。管腔
が近位端部からカテーテル構造の遠位端部まで伸長しており、患者の外側の位置
から処置される組織まで通路を形成する。双極の電極構造が、カテーテル構造の
遠位端部に取り付けられており、選択された組織に対して止血治療を提供する。
における種々の治療の物理療法の使用を可能にしており、そのカテーテルアセン
ブリは、カテーテルと、電極チップと、更に電極切断ワイアとを具備する。管腔
が近位端部からカテーテル構造の遠位端部まで伸長しており、患者の外側の位置
から処置される組織まで通路を形成する。双極の電極構造が、カテーテル構造の
遠位端部に取り付けられており、選択された組織に対して止血治療を提供する。
【０００９】 電極構造はこれとは別に、イリゲーション流体を処置される組織に輸送可能に
するためのカテーテル管腔と整列する中央の管腔を有する。切断ワイア構造は、
電極チップとは電気的に絶縁されており、患者の外部の近位端部からカテーテル
及び電極構造に関して軸方向の変位のためにカテーテル及び電極構造内の管腔を
通り伸長する。切断ワイアは電極チップの遠位端部面を超えて遠位に伸長可能で
あり、それの近位で引き込み可能である。
するためのカテーテル管腔と整列する中央の管腔を有する。切断ワイア構造は、
電極チップとは電気的に絶縁されており、患者の外部の近位端部からカテーテル
及び電極構造に関して軸方向の変位のためにカテーテル及び電極構造内の管腔を
通り伸長する。切断ワイアは電極チップの遠位端部面を超えて遠位に伸長可能で
あり、それの近位で引き込み可能である。
【００１０】 ・発明の詳細な説明 図１は本発明による電気外科及び関与装置の好適な実施の形態を示しており、
その装置はカテーテルアセンブリ１０と、双極の電極チップ２０と、電極切断ワ
イア２３と、操作機２４と、電気切断ワイアコネクター７０と、双極の電極チッ
プコネクター２及び４と、更にイリゲーションハブ６とを具備する。
その装置はカテーテルアセンブリ１０と、双極の電極チップ２０と、電極切断ワ
イア２３と、操作機２４と、電気切断ワイアコネクター７０と、双極の電極チッ
プコネクター２及び４と、更にイリゲーションハブ６とを具備する。
【００１１】 図２は、一体式のカテーテルアセンブリ１０を開示しており、そのアセンブリ
により、アセンブリ１０を内視鏡の作動チャンネル又は管腔から引き抜かないで
、医師は選択された組織部位における種々の治療の物理療法の利用が可能である
。それは、修正された双極の止血かん子及び上記で説明されたＧｏｌｄ Ｐｒｏ
ｂｅ（ＴＭ）止血かん子及び米国特許第５，４０３，３１１号（その教えが本明
細書に参考資料として組み込まれる）に開示されたもの等の、イリゲーションシ
ステム１１を具備する。電気外科を使用して組織の切開を実施するためと共に、
出血する血管の処置においてイリゲーション及び双極の止血を実施するために、
システム１１は、医師が多目的装置を使用することを可能にする。システム１１
は特に、単一の管腔を有するカテーテル１２を具備しており、その管腔は遠位位
置１３から近位位置１４まで伸長する。近位位置１４においてカテーテルハブ１
５は、Ｌｅｕｒロック又は同様なカテーテルフィティング１６から遠位位置１３
に向かって、カテーテル１２を支持する。ＲＦ（無線周波数）ジェネレータ（ｇ
ｅｎｅｒａｔｏｒ）コネクター１８からの電気リード１７はまた、カテーテルハ
ブ１５に入る。この装置に適用されるタイプのＲＦジェネレータは、良く知られ
たものなので、図示されていない。コネクター１８はバナナタイプのプラグを使
用して接続するものの１つであって良い。電気リード１７は、ハブ１５のカテー
テル１２の中央に導入されるので、それによりカテーテル１２の中央の管腔１９
を介して遠位位置１３及び双極の電極アセンブリ２０まで支持される。これとは
別に、カテーテル１２はカテーテル壁内に電気リードを組み込んでも良く、それ
により管腔１９の潅注溶液及び電気リード１７の間の任意の接触を排除しても良
い。双極の電極アセンブリ２０は、電気リード１７に通電したときに、止血治療
を提供する。
により、アセンブリ１０を内視鏡の作動チャンネル又は管腔から引き抜かないで
、医師は選択された組織部位における種々の治療の物理療法の利用が可能である
。それは、修正された双極の止血かん子及び上記で説明されたＧｏｌｄ Ｐｒｏ
ｂｅ（ＴＭ）止血かん子及び米国特許第５，４０３，３１１号（その教えが本明
細書に参考資料として組み込まれる）に開示されたもの等の、イリゲーションシ
ステム１１を具備する。電気外科を使用して組織の切開を実施するためと共に、
出血する血管の処置においてイリゲーション及び双極の止血を実施するために、
システム１１は、医師が多目的装置を使用することを可能にする。システム１１
は特に、単一の管腔を有するカテーテル１２を具備しており、その管腔は遠位位
置１３から近位位置１４まで伸長する。近位位置１４においてカテーテルハブ１
５は、Ｌｅｕｒロック又は同様なカテーテルフィティング１６から遠位位置１３
に向かって、カテーテル１２を支持する。ＲＦ（無線周波数）ジェネレータ（ｇ
ｅｎｅｒａｔｏｒ）コネクター１８からの電気リード１７はまた、カテーテルハ
ブ１５に入る。この装置に適用されるタイプのＲＦジェネレータは、良く知られ
たものなので、図示されていない。コネクター１８はバナナタイプのプラグを使
用して接続するものの１つであって良い。電気リード１７は、ハブ１５のカテー
テル１２の中央に導入されるので、それによりカテーテル１２の中央の管腔１９
を介して遠位位置１３及び双極の電極アセンブリ２０まで支持される。これとは
別に、カテーテル１２はカテーテル壁内に電気リードを組み込んでも良く、それ
により管腔１９の潅注溶液及び電気リード１７の間の任意の接触を排除しても良
い。双極の電極アセンブリ２０は、電気リード１７に通電したときに、止血治療
を提供する。
【００１２】 本発明に従いワイアハブ２１を介して、カテーテル１２が通過しており（ｄｉ
ｒｅｃｔ）、ワイアハブ２１は電極切断ワイア２３を具備するワイアアセンブリ
２２の近位端部を支持する。切断ワイア２３は、操作機２４の操作により伸長さ
れた位置及び引き込まれた位置の間で可動である。操作機２４は、実線で図２の
その伸長した位置において示されており、仮想線の操作機２４’によりその引き
込まれた位置で示される。切断ワイア２３が、図２と４に示されるように双極の
電極アセンブリ２０の遠位端部を超えて遠位に伸長する場合に、それは組織に接
触し貫通することが可能であり、医師が組織の外科的な切開を施すこと又は組織
の切除を可能にする。
ｒｅｃｔ）、ワイアハブ２１は電極切断ワイア２３を具備するワイアアセンブリ
２２の近位端部を支持する。切断ワイア２３は、操作機２４の操作により伸長さ
れた位置及び引き込まれた位置の間で可動である。操作機２４は、実線で図２の
その伸長した位置において示されており、仮想線の操作機２４’によりその引き
込まれた位置で示される。切断ワイア２３が、図２と４に示されるように双極の
電極アセンブリ２０の遠位端部を超えて遠位に伸長する場合に、それは組織に接
触し貫通することが可能であり、医師が組織の外科的な切開を施すこと又は組織
の切除を可能にする。
【００１３】 ここでは図２に示される装置の異なる部分についてより詳細に参照すると、図
３と４は一体にされたカテーテルアセンブリ１０の遠位端部位置１３を示してい
る。各図３と４において、カテーテル１２の遠位端部は、双極の電極アセンブリ
２０で終結する。電極アセンブリ２０は双極として記載されているが、本明細書
の電極アセンブリ２０の様な電極アセンブリは単極（ｍｏｎｏｐｏｌａｒ）でも
可能であることが技術的に十分理解できる。電極アセンブリ２０の単極の形は螺
旋状の電極（即ち２９Ａと２９Ｂ）の１つだけを有する。
３と４は一体にされたカテーテルアセンブリ１０の遠位端部位置１３を示してい
る。各図３と４において、カテーテル１２の遠位端部は、双極の電極アセンブリ
２０で終結する。電極アセンブリ２０は双極として記載されているが、本明細書
の電極アセンブリ２０の様な電極アセンブリは単極（ｍｏｎｏｐｏｌａｒ）でも
可能であることが技術的に十分理解できる。電極アセンブリ２０の単極の形は螺
旋状の電極（即ち２９Ａと２９Ｂ）の１つだけを有する。
【００１４】 より特別には、双極の電極アセンブリ２０は、半球の遠位端部チップ２７を有
していて、そのもう一方の端部に近位に伸長するシャンク２８を有する円筒状の
本体部２６を具備する。分離された螺旋状の電極２９Ａ及び２９Ｂは、端部チッ
プ２７及び本体部２６の外側の面に配置されており、電極リード１７に接続する
。端部チップ管腔３０は本体部端部チップ２７及びシャンク２８を通り伸長する
。シャンク２８はカテーテル１２により収容され（ｎｅｓｔｅｄ）支持される。
していて、そのもう一方の端部に近位に伸長するシャンク２８を有する円筒状の
本体部２６を具備する。分離された螺旋状の電極２９Ａ及び２９Ｂは、端部チッ
プ２７及び本体部２６の外側の面に配置されており、電極リード１７に接続する
。端部チップ管腔３０は本体部端部チップ２７及びシャンク２８を通り伸長する
。シャンク２８はカテーテル１２により収容され（ｎｅｓｔｅｄ）支持される。
【００１５】 更に図３と４を参照すると切断ワイアガイド部３１は、管腔３０の近位端部に
設置されていてシャンク２８の部分と共に伸長する端部部分３２を具備する。ガ
イドワイア３１は例えば、チップ２７の近位端部の中央開口内、あるいは図３と
４に示すように管腔３０内に位置することが可能である。切断ワイアガイド部３
１は、シャンク２８から近位方向に伸長しており、切断ワイア２３のための通過
させるガイドチューブを構成する。より特別には切断ワイアガイド３１は、内に
回る（ｉｎｔｅｒ−ｔｕｒｎ）通路３３を形成する多数の間隔を有する回転を有
するばねの様に形成される。これらの通路３３は、流体をカテーテル管腔１９か
ら遠位チップ管腔３０を通り通過させ、端部チップ２７から流出させる。切断ワ
イア２３が引き抜かれる場合に、流体の流れは図３に示す構造内で比較的妨害さ
れない。切断ワイア２３が図４に示される位置まで伸長すると、遠位チップ管腔
３０を制限するが、流れはそれでも発生可能である。
設置されていてシャンク２８の部分と共に伸長する端部部分３２を具備する。ガ
イドワイア３１は例えば、チップ２７の近位端部の中央開口内、あるいは図３と
４に示すように管腔３０内に位置することが可能である。切断ワイアガイド部３
１は、シャンク２８から近位方向に伸長しており、切断ワイア２３のための通過
させるガイドチューブを構成する。より特別には切断ワイアガイド３１は、内に
回る（ｉｎｔｅｒ−ｔｕｒｎ）通路３３を形成する多数の間隔を有する回転を有
するばねの様に形成される。これらの通路３３は、流体をカテーテル管腔１９か
ら遠位チップ管腔３０を通り通過させ、端部チップ２７から流出させる。切断ワ
イア２３が引き抜かれる場合に、流体の流れは図３に示す構造内で比較的妨害さ
れない。切断ワイア２３が図４に示される位置まで伸長すると、遠位チップ管腔
３０を制限するが、流れはそれでも発生可能である。
【００１６】 図５は双極の電極アセンブリ２０のための好適な実施の形態を図示する。この
特別な実施の形態においてチューブ３４と、ばね３１を置き換える。チューブ３
４は、管腔３０に適合していてシャンク２８の部分と共に伸長する（ｃｏｅｘｔ
ｅｎｓｉｖｅ）部分３５と、シャンク２８の近位にあるこれとは別の部分３６と
を有する。この第２の部分３６は、複数の半径方向に伸長する開口３７を具備し
ており、その開口はカテーテル１２から中央管腔３８を通るイリゲーション流体
のための通路として作用する。
特別な実施の形態においてチューブ３４と、ばね３１を置き換える。チューブ３
４は、管腔３０に適合していてシャンク２８の部分と共に伸長する（ｃｏｅｘｔ
ｅｎｓｉｖｅ）部分３５と、シャンク２８の近位にあるこれとは別の部分３６と
を有する。この第２の部分３６は、複数の半径方向に伸長する開口３７を具備し
ており、その開口はカテーテル１２から中央管腔３８を通るイリゲーション流体
のための通路として作用する。
【００１７】 図３から５までの各々は、止血治療を提供するために第１と第２の電極２９Ａ
と２９Ｂを具備する、双極の電極アセンブリ２０のこれとは別の実施の形態を図
示する。各実施の形態において本体部２６は、半球の遠位端部２７を有しており
、電極２９Ａと２９Ｂを支持する。シャンク２８はカテーテル１２の遠位端部に
おいて管腔１９内への挿入のために本体部２６の近位に伸長する。管状の通過さ
せる切断ワイアガイド３１は管腔１９内のシャンク部２８から近位方向に伸長し
て、切断ワイア２３の遠位端部を、特にはその引き込まれた位置に支持するため
に、カテーテル１２の遠位部分と共に伸長する。
と２９Ｂを具備する、双極の電極アセンブリ２０のこれとは別の実施の形態を図
示する。各実施の形態において本体部２６は、半球の遠位端部２７を有しており
、電極２９Ａと２９Ｂを支持する。シャンク２８はカテーテル１２の遠位端部に
おいて管腔１９内への挿入のために本体部２６の近位に伸長する。管状の通過さ
せる切断ワイアガイド３１は管腔１９内のシャンク部２８から近位方向に伸長し
て、切断ワイア２３の遠位端部を、特にはその引き込まれた位置に支持するため
に、カテーテル１２の遠位部分と共に伸長する。
【００１８】 図２を参照すると、切断ワイアアセンブリ２２に関係する操作機２４は、近位
の端部フィティング４０を具備しており、そのフィティングは切断ワイア電気コ
ネクター７０（図１に示す）に接続可能であり、そのコネクターは切断ワイア２
３を通電することが可能である。その反対側の端部において操作機２４は、カラ
ー４１及びセットスクリュー４２あるいは操作機２４を切断ワイア２３に取り付
けるためのこれとは別の取付装置を具備する。その様な装置は技術的に既知であ
る。この特別な実施の形態において操作機２４及び切断ワイア２３は、軸４３に
沿って設置される。
の端部フィティング４０を具備しており、そのフィティングは切断ワイア電気コ
ネクター７０（図１に示す）に接続可能であり、そのコネクターは切断ワイア２
３を通電することが可能である。その反対側の端部において操作機２４は、カラ
ー４１及びセットスクリュー４２あるいは操作機２４を切断ワイア２３に取り付
けるためのこれとは別の取付装置を具備する。その様な装置は技術的に既知であ
る。この特別な実施の形態において操作機２４及び切断ワイア２３は、軸４３に
沿って設置される。
【００１９】 切断ワイアハブ２１は、型成形されるか又はそうでなければ、側壁４５と４６
及び端壁４７と４８により区画される近位区画４４を含むように形成可能である
。端壁４８を通る開口５０は、操作機２４を収容しており、その一方で遠位端部
壁４７における開口５１は切断ワイア２３を収容する。端壁４７と４８は、切断
ワイアアセンブリ２２の近位端部を支持しており、カラー４１が壁４７に隣接し
ていて図２に示される位置及びカラー４１が端壁５０に隣接する引き抜かれた位
置の間で軸４３に沿った操作機２４の移動範囲を制限する。
及び端壁４７と４８により区画される近位区画４４を含むように形成可能である
。端壁４８を通る開口５０は、操作機２４を収容しており、その一方で遠位端部
壁４７における開口５１は切断ワイア２３を収容する。端壁４７と４８は、切断
ワイアアセンブリ２２の近位端部を支持しており、カラー４１が壁４７に隣接し
ていて図２に示される位置及びカラー４１が端壁５０に隣接する引き抜かれた位
置の間で軸４３に沿った操作機２４の移動範囲を制限する。
【００２０】 近位の区画４４の遠位に配置された中間の区画５２は、半径方向においてカテ
ーテル１２を支持する。接続ワイアハブ２１の曲線と直線の側壁５３と５４及び
横方向の端壁５５と５６はその区画を形成する。端壁５５は側壁５３と５４の間
に伸長しており、端壁５６は、側壁５３及び側壁４５と端部４７の交差部分との
間に伸長する。端壁５５と５６内の開口５７と５８は、カテーテル１２をそれぞ
れ保持（ｃａｐｔｕｒｅ）する。
ーテル１２を支持する。接続ワイアハブ２１の曲線と直線の側壁５３と５４及び
横方向の端壁５５と５６はその区画を形成する。端壁５５は側壁５３と５４の間
に伸長しており、端壁５６は、側壁５３及び側壁４５と端部４７の交差部分との
間に伸長する。端壁５５と５６内の開口５７と５８は、カテーテル１２をそれぞ
れ保持（ｃａｐｔｕｒｅ）する。
【００２１】 弾性のあるシール６０は、カテーテル１２を囲んでおり、中間の区画５２に設
置される。切断ワイア２３は、シール６０及びカテーテル１２の壁を貫通し、そ
れによりカテーテル管腔１９内に設置されて、図３に示されるように遠位のチッ
プ３０を通り伸長する。シール６０は、軸４３に沿って切断ワイア２３が軸方向
に移動した場合においてさえも、カテーテル１２からの漏れを防止する。このシ
ール６０は一般的に、弾性のある材料により形成されており、技術的に既知な任
意の幾つかの形を形成できる。
置される。切断ワイア２３は、シール６０及びカテーテル１２の壁を貫通し、そ
れによりカテーテル管腔１９内に設置されて、図３に示されるように遠位のチッ
プ３０を通り伸長する。シール６０は、軸４３に沿って切断ワイア２３が軸方向
に移動した場合においてさえも、カテーテル１２からの漏れを防止する。このシ
ール６０は一般的に、弾性のある材料により形成されており、技術的に既知な任
意の幾つかの形を形成できる。
【００２２】 切断ワイアハブ２１は近位の区画４４に近接するこれとは別の近位の区画６１
を具備する。区画６１は近位の端壁６２、側壁４５と５３及び端壁５７により形
成される。この区画６１の端壁５７と６２は、シール６０の近位方向でカテーテ
ル１２を支持しており、区画５２と端壁５５により、軸４３に関してカテーテル
１２に角度的なオフセット（ｏｆｆｓｅｔ）を形成する。
を具備する。区画６１は近位の端壁６２、側壁４５と５３及び端壁５７により形
成される。この区画６１の端壁５７と６２は、シール６０の近位方向でカテーテ
ル１２を支持しており、区画５２と端壁５５により、軸４３に関してカテーテル
１２に角度的なオフセット（ｏｆｆｓｅｔ）を形成する。
【００２３】 遠位の区画６４は、側壁５３と５４、端壁５５及び遠位の端壁６５により形成
される。端壁６５の開口６６は、カテーテル１２を保持する。端壁５５及び６５
はそれにより、軸４３に沿ってカテーテル１２を整列するように保持し、切断ワ
イアハブ２１の遠位方向でカテーテル１２の管腔１９内で切断ワイア２３の設置
及び収容を容易にする。
される。端壁６５の開口６６は、カテーテル１２を保持する。端壁５５及び６５
はそれにより、軸４３に沿ってカテーテル１２を整列するように保持し、切断ワ
イアハブ２１の遠位方向でカテーテル１２の管腔１９内で切断ワイア２３の設置
及び収容を容易にする。
【００２４】 更に図２を参照すると、種々の用途のための標準ユニットとして切断ワイアハ
ブ２１を製作することが望まれる。用途によっては、端壁４７と４８による切断
ワイア２３の軸方向の移動に課せられた制限は、双極の電極アセンブリ２０から
要望されるより大きい距離で、切断ワイア２３を伸長させる場合がある。切断ワ
イアアセンブリ２２に能動的な停止構造を適用することにより、その伸長部を注
文により製作することが可能である。１つのその様な構造を図３、４及び６に示
しており、それらの図面において同じ番号は同じ要素を参照する。特に図６に図
示されるように、切断ワイアアセンブリ２２はその端部フィティング４０とカラ
ー４１を有する操作機２４を具備する。切断ワイア２３は一定の径のワイアとし
てその遠位端部６７まで伸長する。遠位の半径方向に伸長する端面７１を有する
カラー７０は、遠位端部６７から、所定の伸長の長さに、図２に示すように双極
の電極アセンブリ２０の端部チップ面２７及び図３と４に示すように切断ワイア
ガイド３１の近位端部７２の間の距離を加えたものに等しい距離で、間隔を開け
られたある前もって決められた位置において、切断ワイア２３の絶縁された部分
に設置される。
ブ２１を製作することが望まれる。用途によっては、端壁４７と４８による切断
ワイア２３の軸方向の移動に課せられた制限は、双極の電極アセンブリ２０から
要望されるより大きい距離で、切断ワイア２３を伸長させる場合がある。切断ワ
イアアセンブリ２２に能動的な停止構造を適用することにより、その伸長部を注
文により製作することが可能である。１つのその様な構造を図３、４及び６に示
しており、それらの図面において同じ番号は同じ要素を参照する。特に図６に図
示されるように、切断ワイアアセンブリ２２はその端部フィティング４０とカラ
ー４１を有する操作機２４を具備する。切断ワイア２３は一定の径のワイアとし
てその遠位端部６７まで伸長する。遠位の半径方向に伸長する端面７１を有する
カラー７０は、遠位端部６７から、所定の伸長の長さに、図２に示すように双極
の電極アセンブリ２０の端部チップ面２７及び図３と４に示すように切断ワイア
ガイド３１の近位端部７２の間の距離を加えたものに等しい距離で、間隔を開け
られたある前もって決められた位置において、切断ワイア２３の絶縁された部分
に設置される。
【００２５】 結局切断ワイア２３は図３のその引き込まれた位置から図４のその伸長された
位置まで移動するので、ばね３１に重なるカラー７０の遠位端部面７１は、端部
７２に隣接しており、切断ワイア２３の任意のより遠い遠位の伸長を防止する。
もし図５の双極の電極アセンブリ２０が使用されるとすると、端面７１はチュー
ブ３４上の端面７３に隣接する。
位置まで移動するので、ばね３１に重なるカラー７０の遠位端部面７１は、端部
７２に隣接しており、切断ワイア２３の任意のより遠い遠位の伸長を防止する。
もし図５の双極の電極アセンブリ２０が使用されるとすると、端面７１はチュー
ブ３４上の端面７３に隣接する。
【００２６】 図７は、これとは別の停止機構を開示しており、それでは切断ワイアアセンブ
リ２２は近位端部コネクター４０及び遠位カラー４１を有する操作機２４を具備
する。この実施の形態において切断ワイアアセンブリ２２は、遠位の中空部分７
４及び近位の中空部分７５を具備する。遠位部分７４は、図６に示されるように
切断ワイア２３の径に応じていて用途の条件により決定される所定の（ｇｉｖｅ
ｎ）径を有する。遠位部分７４の長さは、切断ワイアの必要な伸長に、遠位端部
チップ２７から図３と４のガイド３１の端面７２又は図５のチューブ３４の端面
７３のいずれかまでの距離を加えたものに等しい。近位部分７５は、遠位部分７
４から操作機２４まで伸長しており、より大きな径を有する。結局近位部分７５
は、その遠位端部で環状の半径方向の面７６を形成しており、その面７６はまた
図３と４のガイド３１の端部７２又は図５に示される切断ワイアガイドチューブ
３４の端部７３のいずれかに隣接する。
リ２２は近位端部コネクター４０及び遠位カラー４１を有する操作機２４を具備
する。この実施の形態において切断ワイアアセンブリ２２は、遠位の中空部分７
４及び近位の中空部分７５を具備する。遠位部分７４は、図６に示されるように
切断ワイア２３の径に応じていて用途の条件により決定される所定の（ｇｉｖｅ
ｎ）径を有する。遠位部分７４の長さは、切断ワイアの必要な伸長に、遠位端部
チップ２７から図３と４のガイド３１の端面７２又は図５のチューブ３４の端面
７３のいずれかまでの距離を加えたものに等しい。近位部分７５は、遠位部分７
４から操作機２４まで伸長しており、より大きな径を有する。結局近位部分７５
は、その遠位端部で環状の半径方向の面７６を形成しており、その面７６はまた
図３と４のガイド３１の端部７２又は図５に示される切断ワイアガイドチューブ
３４の端部７３のいずれかに隣接する。
【００２７】 切断ワイア２３は、その全長に沿って操作機２４まで導電性（ｃｏｎｄｕｃｔ
ｉｖｅ）があることが可能であるか、又はそれは、カテーテル１２の管腔内にあ
るワイア２３の長さに沿った点において連結されるコンダクタ（導体）を有する
ことが出来る。これとは別に切断ワイア２３の遠位端部以外は全て、塗装される
か又は被覆されることが出来る。更にワイア２３は、中実（ｓｏｌｉｄ）又は中
空であっても良く、中空の場合にはワイア２３の管腔は、注入のための流体を通
過させるために使用できる。操作機２４はＬｕｅｒタイプのフィティングを有す
ることが出来、そのフィティングは注入のための流体を通過させ、更に切断ワイ
ア２３に通電するために電気リードを有する。
ｉｖｅ）があることが可能であるか、又はそれは、カテーテル１２の管腔内にあ
るワイア２３の長さに沿った点において連結されるコンダクタ（導体）を有する
ことが出来る。これとは別に切断ワイア２３の遠位端部以外は全て、塗装される
か又は被覆されることが出来る。更にワイア２３は、中実（ｓｏｌｉｄ）又は中
空であっても良く、中空の場合にはワイア２３の管腔は、注入のための流体を通
過させるために使用できる。操作機２４はＬｕｅｒタイプのフィティングを有す
ることが出来、そのフィティングは注入のための流体を通過させ、更に切断ワイ
ア２３に通電するために電気リードを有する。
【００２８】 医師が、患者の体内を切開する必要がある場合に、医師は、従来技術のように
、作動チャンネルを有する内視鏡を挿入する。医師はその後、その引き抜かれた
位置（図３に示すように）において作動チャンネルを通し、通常接続ワイア２３
を有していて、図２に示される一体式のカテーテル装置１０を挿入可能である。
その箇所に既に内部出血があり、その箇所を潅注する（ｉｒｒｉｇａｔｅ）必要
がある場合に、医師は潅注流体をコネクター１６及びカテーテル管腔１９を通し
適用して、図２と３に示すように管腔３０を通して遠位端部チップ２７において
放出することが出来る。もし医師が部位を見ながら止血の適用を決定するならば
、双極の電極アセンブリ２０を組織に設置して、電極２９Ａと２９Ｂを通電する
ことが単に必要なだけである。切断ワイアアセンブリ２２は、この工程において
影響を受けない。もし他方で、医師が切開処置が止血の前に又は代わりにするこ
とが適切であると決定した場合には、医師は切断ワイアを容易に伸長して、切断
ワイアを適用し、使用して、その組織の外科的な切開を実施することが可能であ
る。その後医師は、その部位を随意に潅注し、止血の使用を選択し、任意の出血
を塞ぐか又は止血できる。これらの機能はそれぞれ、一体式のカテーテル装置１
０を内視鏡から引き抜かないで実施できる。
、作動チャンネルを有する内視鏡を挿入する。医師はその後、その引き抜かれた
位置（図３に示すように）において作動チャンネルを通し、通常接続ワイア２３
を有していて、図２に示される一体式のカテーテル装置１０を挿入可能である。
その箇所に既に内部出血があり、その箇所を潅注する（ｉｒｒｉｇａｔｅ）必要
がある場合に、医師は潅注流体をコネクター１６及びカテーテル管腔１９を通し
適用して、図２と３に示すように管腔３０を通して遠位端部チップ２７において
放出することが出来る。もし医師が部位を見ながら止血の適用を決定するならば
、双極の電極アセンブリ２０を組織に設置して、電極２９Ａと２９Ｂを通電する
ことが単に必要なだけである。切断ワイアアセンブリ２２は、この工程において
影響を受けない。もし他方で、医師が切開処置が止血の前に又は代わりにするこ
とが適切であると決定した場合には、医師は切断ワイアを容易に伸長して、切断
ワイアを適用し、使用して、その組織の外科的な切開を実施することが可能であ
る。その後医師は、その部位を随意に潅注し、止血の使用を選択し、任意の出血
を塞ぐか又は止血できる。これらの機能はそれぞれ、一体式のカテーテル装置１
０を内視鏡から引き抜かないで実施できる。
【００２９】 本発明の用途及び構造を一層理解する目的で、本発明の幾つかの特定の実施の
形態について記述することは有用である。一般的にカテーテル１２の外径は、５
Ｆｒ．と同程度に小さく出来、内視鏡チャンネルの内径により収納可能な程度の
寸法に出来る。ある特定の実施の形態において例えば、カテーテルアセンブリ１
０は７Ｆｒ．又は１０Ｆｒ．のカテーテル１２及び２１ゲージ（ｇａｕｇｅ）の
切断ワイア２３を具備することが出来る。これとは別の実施の形態において、図
７に示すように切断ワイアを使用して、遠位のカテーテル部分は、２３−２５ゲ
ージの管状構造を具備しており、一方近位の部分は２１−２２ゲージの管状構造
を具備する。更に図２のカテーテルアセンブリ１０の１つの実施の形態は、遠位
のチップ部分１３とハブ２１の間で約２２０ｃｍで伸長しており、その一方で双
極の電極アセンブリからの切断ワイア２３の伸長は、最大６ｍｍまでに制限され
る。
形態について記述することは有用である。一般的にカテーテル１２の外径は、５
Ｆｒ．と同程度に小さく出来、内視鏡チャンネルの内径により収納可能な程度の
寸法に出来る。ある特定の実施の形態において例えば、カテーテルアセンブリ１
０は７Ｆｒ．又は１０Ｆｒ．のカテーテル１２及び２１ゲージ（ｇａｕｇｅ）の
切断ワイア２３を具備することが出来る。これとは別の実施の形態において、図
７に示すように切断ワイアを使用して、遠位のカテーテル部分は、２３−２５ゲ
ージの管状構造を具備しており、一方近位の部分は２１−２２ゲージの管状構造
を具備する。更に図２のカテーテルアセンブリ１０の１つの実施の形態は、遠位
のチップ部分１３とハブ２１の間で約２２０ｃｍで伸長しており、その一方で双
極の電極アセンブリからの切断ワイア２３の伸長は、最大６ｍｍまでに制限され
る。
【００３０】 本発明は、特定の実施の形態として記述されているが、特定の修正、更に別の
修正が可能である。例えば、切断ワイアアセンブリ２２は図６に示される形で１
式の金属構造を具備することが出来る。図７に示す形において、遠位の部分は金
属で製造されても良く、その一方で近位端部７５はまた使用において軸４３の周
りで回転を防止するための手段を具備しても良い。従って、これらの及び別の修
正が本発明から分離することなく、開示された装置に実施できることは明白であ
ると考えられる。 本発明の種々の目的、利点及び新規な特徴は、同様な参照番号が同様な部品を
参照する添付図面と共に上記の詳細な説明を読むことにより、より十分に明確に
なると考える。
修正が可能である。例えば、切断ワイアアセンブリ２２は図６に示される形で１
式の金属構造を具備することが出来る。図７に示す形において、遠位の部分は金
属で製造されても良く、その一方で近位端部７５はまた使用において軸４３の周
りで回転を防止するための手段を具備しても良い。従って、これらの及び別の修
正が本発明から分離することなく、開示された装置に実施できることは明白であ
ると考えられる。 本発明の種々の目的、利点及び新規な特徴は、同様な参照番号が同様な部品を
参照する添付図面と共に上記の詳細な説明を読むことにより、より十分に明確に
なると考える。
【図１】 図１は、本発明による一体式のカテーテルアセンブリの立体図である。
【図２】 図２は、図１に示す一体式のカテーテルアセンブリの部分断面の側面図であり
、そのアセンブリは近位と遠位端部部分の間に伸長しており、カテーテルと、切
断ワイアと、双極の電極アセンブリを具備する。
、そのアセンブリは近位と遠位端部部分の間に伸長しており、カテーテルと、切
断ワイアと、双極の電極アセンブリを具備する。
【図３】 図３は、図２の装置の遠位端部部分を詳細に示す、部分断面の側面図であり、
その装置は、切断ワイアが引き抜かれる双極の電極アセンブリを具備する。
その装置は、切断ワイアが引き抜かれる双極の電極アセンブリを具備する。
【図４】 図４は、図２の装置の遠位端部部分を詳細に示す、部分断面の側面図であり、
その装置において、切断ワイアが伸長する。
その装置において、切断ワイアが伸長する。
【図５】 図５は、図３及び４に示す双極の電極アセンブリに代用できる好適なチップ構
造を図示する。
造を図示する。
【図６】 図６は、図２及び４に示す構造において使用される切断ワイアアセンブリの側
面図である。
面図である。
【図７】 図７は、切断ワイアアセンブリのこれとは別の実施の形態の側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モアーシ，スティーブン エフ． アメリカ合衆国，マサチューセッツ 01747，ホップスデール，エイディン ス トリート 80 (72)発明者 スターレー，ウィリアム アメリカ合衆国，マサチューセッツ 01810，アンドーバー，グリーンウッド ロード 171 Ｆターム(参考） 4C060 KK03 KK04 KK06 KK10 KK13 KK22 KK47
Claims (15)
- 【請求項１】 医師による、選択された組織における種々の治療の物理療法
（ｍｏｄａｌｉｔｉｅｓ）の適用を可能にするためのカテーテル（ｃａｔｈｅｔ
ｅｒ）アセンブリにおいて、そのカテーテルアセンブリが、 近位端部から遠位端部へそこ（カテーテル）を通り伸長する管腔（ｌｕｍｅｎ
）を有するカテーテルと、 第１の電流管（ｃｏｎｄｕｉｔ）を経由して電流源に接続していて止血（ｈｅ
ｍｏｓｔａｔｉｃ）治療を提供するための該カテーテルの遠位端部に取り付けら
れた電極が、近位と遠位の端部及びそこ（電極）を通る管腔を有しており、該カ
テーテル管腔及び電極管腔を通り流体を輸送（ｔｒａｎｓｆｅｒ）可能にするた
めに、その管腔が該カテーテル管腔と整列する、該電極と、更に 導電性材料により製作されていて第２の電流管を経由して電流供給源に接続す
る切断ワイアを具備する切断ワイア（ｃｕｔｔｉｎｇ ｗｉｒｅ）アセンブリで
あって、該切断ワイアが該電極から電気的に絶縁されており、更に切断ワイアの
遠位部分が該電極の遠位端部を超えて遠位方向に伸長可能であって、該電極の遠
位端部に対して近位方向に、引き込み出来るように、該切断ワイアが軸方向に配
置されることが可能である切断ワイアアセンブリと、 を具備するカテーテルアセンブリ。 - 【請求項２】 該電極が双極の（ｂｉｐｏｌａｒ）電極である請求項１に記
載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項３】 該カテーテルが、 電気リードと、 それ（カテーテル）自身を通る管腔を有するカテーテルと、 該カテーテルを支持し該電気リードを該カテーテル管腔に向かわせて、それに
より該電気リードを該電極及び切断ワイアまで支持するために、該カテーテルの
近位端部にあるカテーテルハブと、を具備しており、 該電極が、 遠位端部を有する本体部と、 該カテーテルの遠位端部において管腔に挿入するために該本体部の近位方向に
伸長するシャンク部分と、更に 該シャンク部から近位方向に伸長して、該切断ワイアの遠位端部をその引き込
まれた位置で支持するために、該カテーテルの遠位部分と共に伸長する（ｃｏｅ
ｘｔｅｎｓｉｖｅ）円筒状の切断ワイアガイド部と を有する請求項１に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項４】 該切断ワイアガイド部が通過させており（ｐｅｒｖｉｏｕｓ
）、それにより該カテーテル管腔と該電極内の該管腔の間で流体の輸送を可能に
する請求項３に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項５】 該切断ワイアガイド部が、それ（電極管腔）の近位端部にお
いて該電極管腔に挿入された１つの端部部分を有する細長いチューブと、流体の
輸送を可能にするために該電極の近位で該チューブを通る少なくとも１つの半径
方向の開口とを具備する請求項４に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項６】 該切断ワイアガイド部が、それ（電極管腔）の近位端部にお
いて該電極管腔に挿入されていて軸方向に間隔が開けられた回転を有する細長い
ばねを具備しており、それにより流体の輸送が該ばねの隣接する回転の間で発生
する請求項４に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項７】 切断ワイアアセンブリが、 細長い切断ワイアと、 該カテーテル管腔への流体の輸送を容易にするためにそれの近位端部にある操
作機と、更に 該細長い切断ワイアを該カテーテル管腔に案内するために、該カテーテルハブ
と該カテーテルの該遠位端部の中間の該カテーテルに取り付けられる切断ワイア
ハブと、 を具備する請求項３に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項８】 該切断ワイアハブが、変位が該細長い切断ワイアの伸長及び
引き込みを可能にするために、該操作機を受け入れそれと相互作用するために近
位の区画を具備しており、該近位の区画が該操作機の近位方向の動きを制限する
ために、機械的な操作機停止を具備する請求項７に記載のカテーテルアセンブリ
。 - 【請求項９】 該切断ワイアハブが、 半径（ｒａｄｉｕｓｅｄ）方向において該カテーテルを支持するために、該近
位の区画の遠位方向に配置された第２の区画と、 該切断ワイアが、シール装置及び該カテーテルを貫通して該カテーテル管腔に
入ることを可能にし、それにより該伸長した位置及び引き込まれた位置の間で可
動であるために、該第２の区画内及び該カテーテルの周りに配置されたシール装
置と、 を具備する請求項８に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項１０】 該切断ワイアがこれとは別に、 半径（ｒａｄｉｕｓｅｄ）方向において該カテーテルを支持するために、該近
位の区画の遠位方向に配置された該第２の区画及び該近位の区画を具備する複数
の軸方向に整列された区画と、 該切断ワイアが該シール装置及び該カテーテルを貫通して該カテーテル管腔に
入ることを可能にし、それにより該伸長した位置及び引き込まれた位置の間で可
動であるために、該第２の区画内及び該カテーテルの周りに配置されたシール装
置と、 を具備する請求項７に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項１１】 該切断ワイアが、該シャンク部の近位端部に係合するため
に、該細長い切断ワイアの遠位端部から間隔を有していてその切断ワイア上に形
成される前もって決められた位置において機械的なワイア停止を具備しており、
それにより該双極の電極の遠位チップからの該細長い切断ワイアの伸長を制限す
る請求項１０に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項１２】 該機械的なワイア（ｗｉｒｅ）停止が、前もって決められ
た位置に配置された遠位端部により形成されるカラーを具備する請求項１１に記
載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項１３】 該細長い切断ワイアが、前もって決められた位置及び近位
部に伸長する所定の（ｇｉｖｅｎ）径の遠位部、及び前もって決められた位置か
ら該操作機まで近位方向に伸長する近位部から形成されており、該近位部が該遠
位部より大きい径を有しており、それにより該シャンクの近位端部に係合するた
めに半径方向に伸長する環状の停止部表面を形成する請求項１１に記載のカテー
テルアセンブリ。 - 【請求項１４】 該切断ワイアハブが、 該操作機を収容するための近位の区画と、 半径（ｒａｄｉｕｓｅｄ）方向において該カテーテルを支持するための中間区
画と、 該カテーテルの部分を拘束するための遠位区画と、更に 該切断ワイアが該シール装置及び該カテーテルを貫通して該カテーテル管腔に
入ることを可能にし、それにより該伸長した位置及び引き込まれた位置の間で可
動であるために、該中間の区画内及び該カテーテルの周りに配置されたシール装
置と、 を具備する請求項７に記載のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項１５】 医師による、選択された組織のための種々の治療の物理療
法の適用を可能にするためのカテーテルアセンブリにおいて、そのカテーテルア
センブリが、 選択された組織に止血（ｈｅｍｏｓｔａｔｉｃ）治療を提供するための双極の
電極であって、 第１と第２の電極と、 該電極を支持するために遠位端部を有する本体部と、 該本体部の近位方向に伸長するシャンク部であって、該本体とシャンク部
が中心軸の周りに形成されていて、そこを通り軸方向に伸長していて該電極の遠
位と近位の端部で開く管腔を形成する、シャンク部と、 該シャンク部から近位方向に伸長する円筒状の通過させる（ｐｅｒｖｉｏ
ｕｓ）切断ワイアガイド部と、を具備する該双極の電極と、 近位と遠位の端部及びカテーテルを通る管腔を有するカテーテルであって、該
カテーテルの管腔がイリゲーション（潅注）流体の輸送を可能にしており、該カ
テーテルの該遠位端部が該シャンク部に重なり支持するカテーテルと、 該カテーテルを支持するために該カテーテルの近位端部にあるカテーテルハブ
と、 該第１と第２の電極への接続のために、近位位置から該カテーテルハブを通り
該カテーテル管腔に導入される電気リードと、 注入（ｉｎｊｅｃｔｉｏｎ）治療を提供するための切断ワイアアセンブリであ
って、 細長い切断ワイアと、 該細長い切断ワイアの近位端部の操作（オペレーション）装置と、 該細長い切断ワイアを該カテーテル管腔に案内して、それにより該切断ワ
イアが、該第１と第２の電極から電気的に絶縁された状態で、該カテーテル管腔
内で遠位方向に伸長するために、該カテーテルハブと該カテーテルの該遠位端部
の中間の該カテーテルに接続する切断ワイアハブと、 該シャンク部の近位端部に係合して、それにより該双極の電極の遠位チッ
プからの該細長い切断ワイアの伸長を制限するために、該細長い切断ワイアの遠
位端部から間隔を有していて、その切断ワイア上に形成されていて前もって決め
られた位置にある、停止装置と、を具備する切断ワイアアセンブリと、 を具備するカテーテルアセンブリ。
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