JP2002505315A - 脂肪族α,ω−ジニトリルの水素化法 - Google Patents

脂肪族α,ω−ジニトリルの水素化法

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Abstract

(57)【要約】 脂肪族α,ω−ジニトリルを不均質固定床触媒の存在下に水素化する方法は、使用される脂肪族α,ω−ジニトリル10モルに対して塩基性塩の形のNa、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、BaもしくはMnまたはその混合物2マイクロモル〜30ミリモルを有する反応混合物を使用することよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、使用される脂肪族α,ω−ジニトリル10モルに対して塩基性塩の
形のNa、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、BaもしくはMnまたはその混
合物2マイクロモル〜30ミリモルを有する反応混合物を使用することを特徴と
する、脂肪族α,ω−ジニトリルを不均質固定床触媒の存在下に水素化する方法
に関する。
【0002】 不均質固定床触媒の存在下に脂肪族α,ω−ジニトリルを水素化することによ
って脂肪族α,ω−アミノニトリルまたはα,ω−ジアミンを製造する方法は、 共通の認識である。
【0003】 この方法を用いた場合の欠点は、大量の望ましくない副生成物を形成すること
である。例えば、6−アミノカプロニトリル(ACN)とヘキサメチレンジアミ
ン(HMD)との混合物を形成させるためのアジポニトリル(ADN)の水素化
により、殊に生成物または生成物混合物からの分離が困難である式(I)
【0004】
【化1】
【0005】 で示されるテトラヒドロアゼピン(THA)が副生成物として1000ppmを
上廻る(HMDに対して)量で生成される。
【0006】 ドイツ特許出願公開第4446894号公報には、ADNをNi、Ru、Rh
またはCo触媒上で、殊に懸濁液モードで水素化し、ACNとHMDとの混合物
に変え、この場合には、水酸化リチウムがこの反応混合物に添加され、ACNの
収量を増大させることが開示されている。
【0007】 WO−A 93/16034には、ADNをラニーニッケル触媒上で懸濁液モ
ードで水素化し、ACNとHMDとの混合物に変え、この場合には、水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムが反応混合物に添加され、ACN
の収量を増大させることが開示されている。
【0008】 望ましくないことに、ラニー触媒上での懸濁法は、THA濃度を1質量%を上
廻る(HMDに対して)程度に上昇させる。
【0009】 本発明の目的は、前記欠点もなく、脂肪族α,ω−アミノニトリルおよび/ま
たは脂肪族α,ω−ジアミンの製造を工業的に簡単で経済的な方法で行なうこと
ができる、脂肪族α,ω−ジニトリルを不均質固定床触媒の存在下に水素化する
方法を提供することである。
【0010】 この目的は、冒頭に定義された方法によって達成されることが見い出された。
【0011】 本発明において使用される出発物質は、一般式II NC−(CH2)n−CN II 〔式中、nは1〜10の整数、殊に2、3、4、5または6である〕で示される
脂肪族α,ω−ジニトリルである。特に好ましい化合物IIは、スクシノニトリ
ル、グルタロニトリル、アジポニトリル、ピメロニトリルおよびスベロニトリル
であり、特に好ましいのは、アジポニトリルである。
【0012】 本発明の方法は、特に上記のジニトリルIIを、好ましくは溶剤の存在下に不
均質固定床触媒を用いて水素化し、一般式III NC−(CH2)n−CH2−NH2 III 〔式中、nは上記に定義されたものを表わす〕で示されるα,ω−アミノニトリ
ルおよび/または一般式IV H2N−CH2(CH2)n−CH2−NH2 IV 〔式中、nは上記に定義されたものを表わす〕で示されるα,ω−ジアミンを形
成させる。
【0013】 特に好ましいアミノニトリルIIIは、nが2、3、4、5または6、殊に4
であるもの、即ち4−アミノブタンニトリル、5−アミノペンタンニトリル、6
−アミノヘキサンニトリル(”6−アミノカプロニトリル”)、7−アミノヘプ
タンニトリルおよび8−アミノオクタンニトリルであり、最も好ましいのは、6
−アミノカプロニトリルである。
【0014】 特に好ましいジアミンIVは、nが2、3、4、5または6、殊に4であるも
の、即ち1,4−ジアミノブタン、1,5−ジアミノペンタン、1,6−ジアミ
ノヘキサン(HMD)、1,7−ジアミノヘプタンおよび1,8−ジアミノオク
タンであり、最も好ましいのは、HMDである。
【0015】 同様に、ACNとHMDを同時に製造することは、最も好ましい。
【0016】 部分的な水素化は、好ましくは回分的または連続的に固定床反応器中で細流モ
ードまたは上昇流モードで実施されることができ、この場合には、通常、20〜
150℃の範囲内、好ましくは30〜120℃の範囲内の温度および一般に2〜
40MPaの範囲内、好ましくは3〜30MPaの範囲内の圧力が選択される。
部分的な水素化は、有利に溶剤、好ましくはアンモニア、アミン、ジアミンおよ
び1〜6個の炭素原子を有するトリアミン、例えばトリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミンおよびトリブチルアミンまたはアルコール、好ま
しくはメタノールおよびエタノール、特に好ましくはアンモニアの存在下に実施
されてよい。1つの好ましい実施態様において、アジポニトリル1g当たり0.
5〜10g、好ましくは0.5〜6gの範囲内でアンモニアは選択される。選択
される触媒の空間速度は、好ましくはアジポニトリル1kg当たり0.1〜2.
0L*hの範囲内、好ましくは0.3〜1.0L*hの範囲内にある。また、こ
の場合には、滞留時間は、特殊な方法で変換率、ひいては選択率を制御するため
に変動されてよい。
【0017】 ジニトリルとしてのアオリポオリニトリル(aolipoolinitrile)[sic]の場合 には、6−アミノカプロニトリルとヘキサメチレンジアミンとのモル比、ひいて
はカプロラクタムとヘキサメチレンジアミンとのモル比は、アジポニトリル変換
率を特別に選択することにより制御されることができる。好ましくは、高い6−
アミノカプロニトリル選択率を得るために10〜90%の範囲内、好ましくは3
0〜80%の範囲内のアジポニトリル変換率を使用することが記載される。
【0018】 一般に6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンの総和は、触
媒および反応条件に応じて98〜99%の範囲内にある。
【0019】 本発明によれば、水素化は、反応混合物が使用される脂肪族α,ω−ジニトリ
ル10モルに対して、塩基性の有機塩(V)、好ましくは無機塩(V)、炭酸塩
、好ましくは酸化物、殊に水酸化物、またはその混合物の形のNa、K、Rb、
Cs、Mg、Ca、Sr、BaもしくはMnまたはその混合物、好ましくはNa
、KもしくはCaまたはその混合物、殊にCaを2マイクロモル〜30ミリモル
、好ましくは10マイクロモル〜3ミリモル、殊に10マイクロモル〜300マ
イクロモル有する程度に実施される。
【0020】 特に好ましくは、反応混合物中で完全に溶解する塩(V)が記載される。
【0021】 塩(V)は、水素化の前に、好ましくは反応混合物の成分の少なくとも1つに
溶解してかまたは固体の形で反応混合物に添加されてよい。また、水素化の間に
塩(V)を反応混合物に添加することも可能であるが、この場合には、水素化の
前の添加と比較して有利な効果は殆んどない。
【0022】 水素化は、原理的に公知方法の1つに従って、一般に水素化をニッケル、コバ
ルト、鉄またはロジウム触媒の存在下に行なうことにより実施されてよい。これ
らの触媒は、担持触媒または非担持触媒として使用されてよい。可能な触媒担体
の例は、酸化アルミニウム、二酸化珪素、二酸化チタン、酸化マグネシウム、活
性炭および尖晶石である。
【0023】 1つの好ましい実施態様において、ジニトリルは、高められた温度および高め
られた圧力で溶剤の存在下および不均質固定床触媒の存在下に (a)ニッケル、コバルト、鉄、ルテニウムおよびロジウムからなる群から選択
される金属を基礎とする化合物および (b)(a)に対して、パラジウム、白金、イリジウム、オスミウム、銅、銀、
金、クロム、モリブデン、タングステン、マンガン、レニウム、亜鉛、カドミウ
ム、鉛、アルミニウム、錫、燐、砒素、アンチモン、蒼鉛および希土類金属から
構成される群から選択された金属を基礎とする促進剤0.01〜25質量%、好
ましくは0.1〜5質量%ならびに (c)(a)に対して、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合
物0〜5質量%、好ましくは0.1〜3質量% を含有する触媒を使用することによって水素化され、この場合ルテニウムもしく
はロジウムのみ、またはルテニウムとロジウムまたはニッケルとロジウムを基礎
とする化合物を成分(a)として選択する場合には、必要に応じて促進剤(b)
は、分散されていてよく、ならびにさらに成分(b)がアルミニウムである場合
には、成分(a)は、鉄を基礎とするものではない。
【0024】 好ましい触媒は、成分(a)が10〜95質量%の範囲内の量のニッケル、コ
バルトおよび鉄から構成される群から選択された1つの金属ならびに0.1〜5
質量%の範囲内の量のルテニウムおよび/またはロジウムを基礎とする少なくと
も1つの化合物を含有し、この場合それぞれの百分率は、成分(a)〜(c)の
総和に対するものである。
【0025】 成分(b)は、銀、銅、マンガン、レニウム、鉛および燐からなる群から選択
される金属を基礎とする少なくとも1つの促進剤を、(a)に対して0.1〜5
質量%の範囲内の量で含有し、 成分(c)は、リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウム、マンガンおよび
カルシウムからなる群から選択されるアルカリ金属およびアルカリ土類金属を基
礎とする少なくとも1つの化合物を、0.1〜5質量%の範囲内の量で含有する
【0026】 特に好ましい触媒は、次の通りである: 酸化コバルト90質量%(CoO)、酸化マンガン5質量%(Mn23)、五酸
化燐3質量%および酸化ナトリウム2質量%(Na2O)を含有する触媒A、 酸化コバルト20質量%(CoO)、酸化マンガン5質量%(Mn23)、酸化
銀0.3質量%(Ag2O)、二酸化珪素70質量%(SiO2)、酸化アルミニ
ウム3.5質量%(Al23)、酸化鉄0.4質量%(FeO3)、酸化マンガ ン0.4質量%(MgO)ならびに酸化カルシウム0.4質量%(CaO)を含
有する触媒B、および 酸化ニッケル20質量%(NiO)、二酸化珪素67.42質量%(SiO2) 、酸化アルミニウム3.7質量%(Al23)、酸化鉄0.8質量%(Fe23 )、酸化マンガン0.76質量%(MgO)、酸化カルシウム1.92質量%(
CaO)、酸化ナトリウム3.4質量%(Na2O)ならびに酸化カリウム2. 0質量%(K2O)を含有する触媒C。
【0027】 もう1つの好ましい実施態様において、ジニトリルは、高められた温度および
高められた圧力で溶剤の存在下および不均質固定床触媒 (a)金属コバルト、コバルト化合物またはその混合物、この場合(a)に対す
る金属コバルトの割合は、20〜100質量%の範囲内にあり、 (b)(a)に対して、金属鉄、酸化鉄、他の鉄化合物またはその混合物10〜
70質量%、この場合(b)に対する酸化鉄の割合は、20〜100質量%の範
囲内にあり、 (c)(a)と(b)の総和に対して、アルカリ金属、アルカリ土類金属または
亜鉛を基礎とする化合物0〜1質量%の存在下に水素化される。
【0028】 好ましくは、酸化コバルト(II)として計算した1つ以上のCo化合物上で
の水素または水素と不活性ガス、例えば窒素とからなるガス混合物を用いた活性
化前の触媒前駆物質中での割合が10〜80質量%の範囲内、好ましくは20〜
70質量%の範囲内、殊に30〜60質量%の範囲内である触媒が記載される。
【0029】 好ましくは、酸化鉄(III)として計算した1つ以上のFe化合物上での水
素または水素と不活性ガス、例えば窒素とからなるガス混合物を用いた活性化前
の触媒前駆物質中での割合が20〜90質量%の範囲内、好ましくは30〜60
質量%の範囲内、殊に40〜70質量%の範囲内である触媒が記載される。
【0030】 前記の触媒は、担持触媒であっても非担持触媒であってもよい。可能な担持触
媒の例は、多孔質酸化物、例えば酸化アルミニウム、二酸化珪素、アルミノ珪酸
塩、酸化ランタン、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸
化亜鉛およびゼオライトならびに活性炭またはその混合物である。
【0031】 製造は、一般に成分(a)の1つ以上の前駆物質を成分(b)の前駆物質およ
び必要に応じて痕跡成分(c)の1つ以上の前駆物質と一緒に、支持材料の存在
下または不在下(望ましいとされる触媒の型に応じて)で行なわれ、この場合に
は、必要に応じて、生じる触媒前駆物質は、押出物またはタブレットに加工され
、乾燥され、次いで焼成される。また、担持触媒は、一般に支持材料を(a)、
(b)および必要に応じて(c)の溶液で飽和させることによって得ることがで
き、この場合には、個々の成分を同時にかまたは連続的に添加することができ、
或いは担持触媒は、成分(a)、(b)および必要に応じて(c)を支持材料上
に常法で噴霧することによって得ることができる。
【0032】 成分(a)および(b)に適した前駆物質は、一般に前記金属の直ちに水に可
溶の塩、例えば硝酸塩、塩化物、酢酸塩、蟻酸塩および硫酸塩、好ましくは硝酸
塩である。
【0033】 成分(c)に適した前駆物質は、一般にアルカリ金属またはアルカリ土類金属
、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、マグネシウ
ムもしくはカルシウム、または亜鉛ならびにその混合物の直ちに水に可溶の塩、
例えば水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、塩化物、酢酸塩、蟻酸塩および硫酸塩、好ま
しくは炭酸塩および水酸化物である。
【0034】 沈殿は、一般に水溶液により、選択的に沈殿試薬を添加するか、pHを変える
か、または温度を変えることによって行なわれる。
【0035】 使用される沈殿試薬は、例えば炭酸アンモニウムもしくは水酸化アンモニウム
またはアルカリ金属の炭酸塩であることができる。アルカリ金属化合物試薬を使
用する場合には、沈殿物を付着するアルカリ金属化合物から、例えば水での洗浄
除去によって遊離するのが好ましい。これは、母液からの沈殿物の除去直後に実
施されてもよいし、乾燥工程および焼成工程の後に実施されてもよい。乾燥は、
常法で、好ましくは噴霧塔内で実施されることができ、この場合沈殿物は、一般
に液体、有利に水中でスラリー化される。こうして得られた触媒材料は、常法で
、一般に80〜150℃の範囲内、好ましくは80〜120℃の範囲内にある温
度で乾燥される。
【0036】 焼成は、通常、150〜500℃の範囲内の温度で行なわれ、一方、個々の場
合には、空気または窒素を有するガス流中で、この目的に適した装置内、例えば
棚型炉または回転管炉内で1000℃まで、好ましくは200〜450℃の範囲
内の温度が適している。
【0037】 粉末は、殊に触媒材料を固定床中で使用することができる場合には、常法で、
造形品、例えば押出品またはタブレットに加工されることができる。
【0038】 押出品の製造において、助剤、例えば無機酸、有機酸または塩基、例えばアン
モニアは、添加されてよく、助剤は、コバルト化合物または鉄化合物を含有する
ことができる。押出後、押出物は、200℃未満の温度で乾燥されることができ
、150〜500℃の範囲内の温度で焼成されてよく、一方、個々の場合には、
空気または窒素を有するガス流中で、この目的に適した装置内、例えば棚型炉ま
たは回転管炉内で1000℃まで、好ましくは200〜450℃の範囲内の温度
が適している。
【0039】 タブレットの製造において、有機または無機助剤、例えばステアリン酸塩、黒
鉛またはタルクは、添加されてよい。
【0040】 焼成後、触媒材料は、例えば150〜300℃の範囲内、好ましくは200〜
280℃の範囲内の温度で水素雰囲気または水素と不活性ガス、例えば窒素とか
らなるガス混合物に2〜96時間の間、晒すことによって還元雰囲気(”活性化
”)に暴露される。このための1時間当たりの空間速度の容量は、毎時触媒1L
当たり200〜2000Lの範囲内にある。
【0041】 有利には、触媒の活性化は、直接に合成反応器内で実施される。それというの
も、これは、通常、さもなければ必要とされる中間工程、即ち表面の不動態化を
20〜80℃の範囲内、好ましくは25〜35℃の範囲内の通常の温度で酸素−
窒素混合物、例えば空気を用いて排除するからである。更に、不動態化された触
媒の活性化は、好ましくは合成反応器内で水素含有雰囲気中で150〜300℃
の範囲内、好ましくは200〜280℃の範囲内の温度で実施される。
【0042】 触媒は、 (a)金属コバルト、コバルト化合物またはその混合物、この場合(a)に対し
て金属コバルトの割合は、20〜100質量%の範囲内、好ましくは30〜90
質量%の範囲内、殊に40〜70質量%の範囲にあり、 (b)(a)に対して、金属鉄、酸化鉄、他の鉄化合物またはその混合物10〜
70質量%、この場合(b)に対して酸化鉄の割合は、20〜100質量%の範
囲内、好ましくは20〜80質量%の範囲内、殊に30〜70質量%の範囲内に
あり、および (c)(a)と(b)の総和に対して、アルカリ金属、アルカリ土類金属または
亜鉛を基礎とする化合物0〜1質量%を含有する。
【0043】 触媒は、上昇流モードまたは細流モードで固定床触媒として使用されてよい。
【0044】 特に好ましい触媒は、 a)鉄を基礎とする化合物、例えば酸化鉄および b)(a)に対して、アルミニウム、珪素、ジルコニウム、バナジウムおよびチ
タンから構成される群から選択された1個の元素または2、3、4もしくは5個
の元素を基礎とする促進剤0〜5質量%ならびに c)(a)に対して、好ましくはリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム
、セシウム、マグネシウムおよびカルシウムから構成される群から選択されたア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属を基礎とする化合物0〜5質量%、好ましく
は0.1〜3質量%、殊に0.1〜0.5質量%を含有するものである。
【0045】 前記の触媒は、担持触媒であっても非担持触媒であってもよい。
【0046】 可能な担持触媒の例は、多孔質酸化物、例えば酸化アルミニウム、二酸化珪素
、アルミノ珪酸塩、酸化ランタン、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化マ
グネシウム、酸化亜鉛およびゼオライトならびに活性炭またはその混合物である
【0047】 製造は、一般に成分(a)の前駆物質を促進剤(成分(b))の前駆物質およ
び必要に応じて痕跡成分(c)の前駆物質と一緒に、支持材料の存在下または不
在下(望ましいとされる触媒の型に応じて)で行なわれ、この場合には、必要に
応じて、生じる触媒前駆物質は、押出物またはタブレットに加工され、乾燥され
、次いで焼成される。また、担持触媒は、一般に支持材料を(a)、(b)およ
び必要に応じて(c)の溶液で飽和させることによって得ることができ、この場
合には、個々の成分を同時にかまたは連続的に添加することができ、或いは担持
触媒は、成分(a)、(b)および必要に応じて(c)を支持材料上に常法で噴
霧することによって得ることができる。
【0048】 成分(a)に適した前駆物質は、一般に前記金属の直ちに水に可溶の塩、例え
ば硝酸塩、塩化物、酢酸塩、蟻酸塩および硫酸塩、好ましくは硝酸塩である。
【0049】 成分(b)に適した前駆物質は、一般に前記金属の直ちに水に可溶の塩または
錯体塩、例えば硝酸塩、塩化物、酢酸塩、蟻酸塩および硫酸塩ならびに殊にヘキ
サクロロ白金酸塩、好ましくは硝酸塩およびヘキサクロロ白金酸塩である。
【0050】 成分(c)に適した前駆物質は、一般に前記のアルカリ金属またはアルカリ土
類金属の直ちに水に可溶の塩、例えば水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、塩化物、酢酸
塩、蟻酸塩および硫酸塩、好ましくは水酸化物および炭酸塩である。
【0051】 沈殿は、一般に水溶液により、選択的に沈殿試薬を添加するか、pHを変える
か、または温度を変えることによって行なわれる。
【0052】 こうして得られた触媒の前材料は、通常、一般に80〜150℃の範囲内、好
ましくは80〜120℃の範囲内にある温度で乾燥される。
【0053】 焼成は、通常、150〜500℃の範囲内、好ましくは200〜450℃の範
囲内の温度で空気または窒素を含有するガス流中で行なわれる。
【0054】 粉末は、殊に触媒材料を固定床中で使用することができる場合には、常法で、
造形品、例えば押出品またはタブレットに加工されることができる。
【0055】 焼成後、得られた触媒材料は、一般に、例えば成分(a)としてのルテニウム
またはロジウムを基礎とする触媒の場合には、80〜250℃の範囲内、好まし
くは80〜180℃の範囲内の温度で、または成分(a)としてのニッケル、コ
バルトおよび鉄から構成される群から選択された金属の1つを基礎とする触媒の
場合には、200℃〜500℃の範囲内、好ましくは250〜400℃の範囲内
の温度で、水素雰囲気または水素と不活性ガス、例えば窒素とからなるガス混合
物に2〜24時間の間、晒すことによって還元雰囲気(”活性化”)に暴露され
る。このための1時間当たりの空間速度の容量は、毎時触媒1L当たり好ましく
は200Lである。
【0056】 有利には、触媒の活性化は、直接に合成反応器内で実施される。それというの
も、これは、通常、さもなければ必要とされる中間工程、即ち表面の不動態化を
20〜80℃の範囲内、好ましくは25〜35℃の範囲内の通常の温度で酸素−
窒素混合物、例えば空気を用いて排除するからである。更に、不動態化された触
媒の活性化は、好ましくは合成反応器内で水素含有雰囲気中で180〜500℃
の範囲内、好ましくは200〜350℃の範囲内の温度で実施される。
【0057】 触媒は、上昇流モードまたは細流モードで固定床触媒として使用されてよい。
【0058】 本発明の方法は、α,ω−アミノニトリルおよび/またはα,ω−ジアミンを
良好な選択率で提供し、この場合、望ましくない副生成物は、極めて微少量にす
ぎない。α,ω−アミノニトリルおよびα,ω−ジアミンは、環式ラクタムを製
造するための重要な出発化合物であり、殊に6−アミノカプロニトリルは、カプ
ロラクタムおよびHMDを製造するための重要な出発化合物である。 実施例 a)触媒の製造 触媒を、マグネタイト鉱石を窒素雰囲気下に1500℃で6時間加熱すること
によって製造した。使用されたマグネタイト鉱石は、次の組成を有していた: Fe 72質量% Al 0.07質量% Ca 0.03質量% Mg 0.04質量% Si 0.11質量% Ti 0.01質量% 残分 酸素。
【0059】 冷却された溶融ブロックをジョークラッシャー中で粉砕し、粒径3〜6mmの
篩分け画分を篩分けによって分離した。酸化物触媒を水素/窒素流中で450℃
で72時間還元し、次に窒素/空気流中(窒素中の空気1体積%を用いて24時
間)で45℃未満で不動態化した。 b)水素化 比較例 管状反応器(長さ180cm、直径30mm)を(a)により製造された触媒
材料740mL(1816g)で充填し、水素流(500標準L/h)中で15
0バールで減圧した。処理中、温度を30℃から340℃に上昇させ、次に34
0℃で72時間維持した。
【0060】 温度を低下させた後、反応器にADN 400mL/h、アンモニア770g
/hおよび水素500標準L/hの混合物を250バールで供給した。100℃
で、ADN変換率は、70%であり、ACN選択率は、60%であり、かつAC
NおよびHMDの全選択率は、99%であった。
【0061】 水素化流出液中のTHA含量は、HMDに対して1200ppmであった。 実施例1 比較例を繰り返したが、ADNには、ADN10モルに対してCaO 9.6
2マイクロモルを添加した。
【0062】 水素化流出液中のTHA含量は、HMDに対して400ppmであった。 実施例2 比較例を繰り返したが、ADNには、ADN10モルに対してCa(OH)2 72.9マイクロモルを添加した。
【0063】 水素化流出液中のTHA含量は、HMDに対して300ppmであった。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月22日(2000.1.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 255/24 C07C 255/24 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,IN,JP,KR,KZ,LT,L V,MK,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG ,SI,SK,TR,UA,US (72)発明者 ルイケン,ヘルマン ドイツ、D−67069、ルートヴィッヒスハ ーフェン、ブリュッセラー、リング、34 (72)発明者 メルガー,マルティン ドイツ、D−67227、フランケンタール、 マクス−スレーフォークト−シュトラー セ、25 (72)発明者 レーフィンガー,アルヴィン ドイツ、D−67112、ムターシュタット、 ローゼンシュトラーセ、10 (72)発明者 フィッシャー,ロルフ,ハルトムート ドイツ、D−69121、ハイデルベルク、ベ ルクシュトラーセ、98 (72)発明者 バスラー,ペーター ドイツ、D−68519、フィールンハイム、 マリーア−マンデル−シュトラーセ、18 (72)発明者 アンスマン,アンドレアス ドイツ、D−69168、ヴィースロッホ、イ ム、ケプフレ、6 Fターム(参考) 4G069 AA02 AA03 BA01A BA02A BA04A BA06A BA07A BA08A BA15A BA47A BB02A BB04A BB06A BB06B BC02A BC03A BC05A BC06A BC09A BC09B BC10A BC10B BC12A BC13A BC16B BC35A BC50B BC62A BC66A BC66B BC67A BC68A BC70A BC71A BD05B CB02 CB06 CB77 DA06 EA02Y EB18Y FC08 4H006 AA02 AC52 BA02 BA05 BA06 BA09 BA17 BA19 BA20 BA21 BA23 BA24 BA30 BA35 BA55 BC34 BE20 QN30 4H039 CA71 CB30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族α,ω−ジニトリルを不均質固定床触媒の存在下に水
    素化する方法において、使用される脂肪族α,ω−ジニトリル10モルに対して
    塩基性塩の形のNa、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、BaもしくはMnま
    たはその混合物を2マイクロモル〜30ミリモル含む反応混合物を使用すること
    を特徴とする、脂肪族α,ω−ジニトリルの水素化法。
  2. 【請求項2】 脂肪族α,ω−アミノニトリルを製造することを特徴とする
    、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 脂肪族α,ω−ジアミンを製造することを特徴とする、請求
    項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 使用される不均質触媒が鉄、コバルト、ニッケル、ロジウム
    もしくはルテニウム、またはその化合物または混合物を基礎とする活性成分を有
    することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 使用される不均質触媒が鉄を基礎とする活性成分を含むこと
    を特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒が担持触媒であることを特徴とする、請求項1から5ま
    でのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 触媒が非担持触媒であることを特徴とする、請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 使用されるジニトリルが6−アミノカプロニトリルを得るた
    めのアジポニトリルであることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1
    項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 使用されるジニトリルがヘキサメチレンジアミンを得るため
    のアジポニトリルであることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 アジポニトリルから出発し、6−アミノカプロニトリルお
    よびヘキサメチレンジアミンを含む混合物を製造することを特徴とする、請求項
    1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 アジポニトリルから出発し、 (1)請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法によりアジポニトリルを
    部分的に水素化し、6−アミノカプロニトリル、ヘキサメチレンジアミン及びア
    ジポニトリルを含む混合物を得、 (2)この混合物から6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミン
    を除去することによって6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミ
    ンを同時に製造することを特徴とする、請求項10記載の方法。
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