JP2002504469A - エレベータかごと昇降路側壁との間に配置された駆動モータを有するエレベータ装置 - Google Patents
エレベータかごと昇降路側壁との間に配置された駆動モータを有するエレベータ装置Info
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Abstract
Description
との間に配置された駆動モータを含むエレベータ装置に関する。
ては、機械室を構成するためのコスト、機械室やエレベータの装備の重量を支持
するのに必要な構造のコスト、さらに、隣接する土地を日光から遮ってしまうこ
とによるコスト(例えば、日本などにおける日照権の法律)、が含まれる。
ータ装置における上述した欠点を回避することにある。
ブの寸法を小型化し、従来型もしくは平形の駆動モータをエレベータかごと昇降
路側壁との間の空間に配置できるようにすることにある。
ごおよびカウンタウエイトは、上記昇降路内に位置し、駆動モータは、エレベー
タかごと昇降路側壁との間に配置されている。この駆動モータは、少なくとも一
つの平形ロープつまりベルトを介して、エレベータかごとカウンタウエイトとを
、駆動可能なように接続し、かつ懸架している。
スを著しく減少させることである。
寸法を小型化し、これにより、モータおよびシーブを収容するために必要となる
エレベータかごと昇降路側壁との間の空間を減少させることである。
号10で示されている。このエレベータ装置は、周囲構造14によって画成され
た昇降路12を含む。エレベータかご16は、昇降路12内に、該昇降路12に
沿って上方および下方へ移動するように、配置されている。第1,第2エレベー
タシーブ20,22が、エレベータかご16の下面に取り付けられ、かつ互いに
反対側に配置されている。エレベータ装置10は、第1,第2支持支柱24,2
6を含み、これらは、エレベータかご16の一側面28側に配置されているとと
もに、一般に、昇降路12の互いに反対側となる側部30,32に配置されてい
る。この第1,第2支持支柱24,26の各々は、昇降路12の底部つまりフロ
ア34から昇降路12の上部へと垂直に延びている。昇降路12の上部において
は、支持部材36(図1に鎖線で示す)が、第1,第2支持支柱24,26に取
り付けられ、かつ両者間で略水平に延びている。
記支持部材36に支持されているとともに、エレベータかご16と昇降路の側壁
46の間の間隙を昇降路12に沿って垂直に延ばしてなる空間内に配列されてい
る。
ウエイト48は、その上部に連結されたカウンタウエイトシーブ50を備える。
このカウンタウエイト48は、駆動モータ42より下方に位置し、好ましくは、
エレベータかご16と側壁46の間の間隙を昇降路12に沿って垂直に延ばして
なる空間内において駆動モータ42と整列している。上記カウンタウエイト48
は、昇降路12に沿ったエレベータかご16の垂直運動の間に、該エレベータか
ご16と平衡するように、平形ロープつまりベルトを介して、上記エレベータか
ご16に連結されている。
ウエイト荷重を駆動するとともに懸架する駆動モータおよびシーブを、一般的な
丸形ロープを用いる駆動モータおよびシーブに比較して、小型化することができ
る。一般的な丸形ロープを備えたエレベータに用いられる駆動シーブの直径は、
ロープの直径の40倍あるいはこれ以上に制限される。これは、ロープが、シー
ブの直径に沿ったり直線状となったりするのを繰り返して、疲労するためである
。平形ロープつまりベルトは、縦横比を、ロープもしくはベルトの幅wの厚さt
に対する割合(縦横比=w/t)と定義すると、この縦横比が1よりも大きなも
のとなる。従って、平形ロープつまりベルトは、一般的な丸形ロープに比べて、
本質的に薄いものとなる。薄くなると、ベルトを所定の直径のシーブに巻き付け
たときのファイバの曲げ応力が、より小さくなる。これにより、より直径の小さ
なトラクションシーブの使用が可能となる。トルクは、トラクションシーブの直
径に比例する。従って、より小径なトラクションシーブの使用により、モータト
ルクが低減する。モータの寸法(ロータの容量)は、概ね、トルクに比例する。
従って、平形ロープつまりベルトを使用することにより、一般的な丸形ロープを
利用した装置に比べて、シーブの寸法に拘わらず機械的な出力を同一に保ったま
ま、より高速で動作する、より小さな駆動モータを使用することが可能となる。
従って、より小さな一般的な駆動モータならびに平坦型駆動モータを、昇降路内
においてエレベータかごと昇降路側壁との間に収容することが可能となり、昇降
路の寸法および構造的コストを著しく減少させる。
つかの利点を有する。第1に、より小型のマシンは、マシンが、エレベータかご
と昇降路側壁の上方に配置される場合に、必要となる昇降路の空間を小さくする
。第2に、小型のマシンは、使用する材料が少なく、大型のマシンに比べて製造
コストが低くなる。第3に、小型マシンは軽量であるので、マシンを所定箇所に
吊り上げる装置の必要性やマシンの取り扱いに要する時間が低減し、据付設置の
費用が著しく減少する。第4に、低トルクで高速であることから、コストが嵩む
ギヤの省略が可能となる。さらに、ギヤは、振動やノイズを引き起こすことがあ
り、潤滑の保守が必要である。但し、所望により、ギヤ付のマシンを採用するこ
とも可能である。
重を、丸形ロープに比べて、シーブのより大きな表面積に分布させることができ
、ロープに作用する特定の圧力を低減し、ロープの動作寿命が向上する。さらに
、平形ロープつまりベルトは、高い牽引摩擦材料、例えば、ファイバあるいはス
チール製の補強材にウレタンやゴムのジャケットを設けたもの、から構成するこ
とができる。
の上部に接続されている。好ましくは、平形ロープ52の第1端部54は、上記
支持部材36に接続され、平形ロープ52の第2端部56は、昇降路12の天井
58に接続される。図2に示すように、平形ロープ52は、支持部材36におけ
る第1端部54から下方へ延び、カウンタウエイトシーブ50の回りに略180
°湾曲して、上方へ延び、かつ、駆動シーブ44の回りに略180°湾曲して、
概ね下方へ延び、第1,第2エレベータシーブ20,22を介して、エレベータ
かご16を吊り上げ、さらに、概ね上方へ延びて、昇降路12の天井58におけ
る第2端部56において終端となる。
ガイド部材60,62が、第1,第2支持支柱24,26の長さに沿ってそれぞ
れ配置されている。このガイド部材60,62は、支持支柱24,26と一体に
形成することもでき、あるいは別体のものとして支持支柱24,26の周囲に配
置するようにしてもよい。図1に示すように、第1,第2ガイド部材60,62
は、それぞれ、第1,第2エレベータガイド面64,66を形成している。この
第1,第2エレベータガイド面64,66は、それぞれ第1,第2支持支柱24
,26に沿って垂直方向に延び、少なくとも、支持支柱におけるエレベータかご
の行程経路に対応する長さに亘っている。エレベータかご16の対向面68,7
0は、それぞれ、エレベータかごが第1,第2支持支柱24,26に沿って垂直
に動く際に、上記第1,第2エレベータガイド面64,66に移動可能に係合す
るような形に形成されている。また、第1,第2ガイド部材60,62は、それ
ぞれ、第1,第2カウンタウエイトガイド面72,74を形成している。この第
1,第2カウンタウエイトガイド面72,74は、それぞれ第1,第2支持支柱
24,26に沿って垂直方向に延び、少なくとも、支持支柱におけるカウンタウ
エイトの行程経路に対応する長さに亘っている。カウンタウエイト48の付加的
な対向面76,78は、それぞれ、カウンタウエイトが第1,第2支持支柱に沿
って垂直に動く際に、上記第1,第2カウンタウエイトガイド面72,74に移
動可能に係合するような形に形成されている。図2においては、ローピングの構
成を明瞭に示すために、エレベータかご16を、第1,第2支持支柱24,26
から離れた形に示してある。
動モータ42は、コントローラ(図示せず)から、駆動シーブ44を反時計回り
方向へ回転させるように信号を受ける。反時計回り方向へ回転する駆動シーブ4
4は、駆動シーブ44とエレベータシーブ20,22との間の平形ロープ52の
一部を上方へ引っ張り、エレベータシーブ20,22を平形ロープ52に沿って
、その第2端部56側へと進ませ、これにより、エレベータかご16を昇降路1
2に沿って上方へと動かす。駆動シーブ44が反時計回り方向へ回転するに従っ
て、平形ロープ52の駆動シーブ44上で湾曲してカウンタウエイトシーブ50
へと下方へ延びている部分の長さが増加し、カウンタウエイトシーブ50が反時
計回り方向へ回転し、これによって、カウンタウエイト48は、昇降路12に沿
って下降する。
ータ42は、コントローラから、駆動シーブ44を時計回り方向へ回転させるよ
うに信号を受ける。時計回り方向へ回転する駆動シーブ44は、駆動シーブ44
上で湾曲してカウンタウエイトシーブ50へと下方へ延びる平形ロープ52の一
部を引っ張り、これにより、カウンタウエイトシーブ50は時計回り方向へ回転
し、カウンタウエイト48は昇降路12に沿って上方へ動く。また、駆動シーブ
44の時計回り方向の回転によって、平形ロープ52の駆動シーブ44と第2端
部56との間の部分の長さが長くなり、これにより、エレベータシーブ20,2
2が平形ロープ52に沿って第2端部56から離れるように進み、その結果、エ
レベータかご16は昇降路12に沿って下方へ動く。
空間内に駆動モータを配置することによって、マシンが占有するエレベータかご
上方の突出部あるいは昇降路内のピットが無くなるため、必要なビルの内側の高
さが最小となる。また、エレベータかごの側方にマシンを配置することは、昇降
路上部の寸法を減少させる。この上部の空間は、ロープの伸び、カウンタウエイ
トの緩衝行程やジャンプの許容差のためにのみ必要となる。
体を符号100として示されている。図1,2のエレベータ装置10と類似の構
成要素には、同様の参照符号を付してある。このエレベータ装置100は、カウ
ンタウエイトシーブおよびエレベータシーブを具備しない1:1ローピングの構
成を採用している点を除いて、エレベータ装置10と類似している。この図3の
実施例において、前述の実施例と異なる部分について説明する。
ており、平形ロープ52の第2端部104は、エレベータかご16の下部に接続
されている。平形ロープ52は、カウンタウエイト48上部の第1端部102か
ら概ね上方へ延び、駆動シーブ44の回りに略180°湾曲し、かつ概ね下方へ
延びて、符号106の点においてエレベータかご16の下部に接続されている。
なお、ローピングの構成を明瞭に示すために、エレベータかご16を、第1,第
2支持支柱24,26から離れた形に示してある。
動モータ42は、コントローラ(図示せず)から、駆動シーブ44を反時計回り
方向へ回転させるように信号を受ける。反時計回り方向へ回転する駆動シーブ4
4は、駆動シーブ44とエレベータかご16との間の平形ロープ52の一部を上
方へ引っ張り、ガイド部材60,62を介して、エレベータかご16を昇降路1
2に沿って上方へと動かす。駆動シーブ44が反時計回り方向へ回転するに従っ
て、平形ロープ52の駆動シーブ44とカウンタウエイト48との間に延びてい
る部分の長さが増加し、これによって、カウンタウエイト48は、昇降路12に
沿って下降する。
て下方へ動かすために、駆動モータ42は、コントローラから、駆動シーブ44
を時計回り方向へ回転させるように信号を受ける。時計回り方向へ回転する駆動
シーブ44は、駆動シーブ44とカウンタウエイト48との間に延びている平形
ロープ52の一部を上方へ引っ張り、これにより、カウンタウエイト48は昇降
路12に沿って上方へ動く。駆動シーブ44の時計回り方向の回転によって、ま
た、平形ロープ52の駆動シーブ44とエレベータかご16との間の部分の長さ
が長くなり、これにより、エレベータかご16は昇降路12に沿って下方へ動く
。
体を符号200として示されている。前述した実施例と類似の構成要素には、同
様の参照符号を付してある。この図4の実施例において、前述の実施例と異なる
部分について説明する。
降路の側壁206(図4参照)あるいは天井208に、取り付けられている。駆
動モータ202は、例えば、必要なモータトルクを低減させるために、ギヤ式あ
るいはベルト減速式のものとすることができ、昇降路内に配置されたエレベータ
かご16と昇降路側壁206との間における昇降路12の垂直方向に延長した空
間内に配列されている。エレベータかごは、該エレベータかごの下側でかつ互い
に反対側の位置に取り付けられた第1,第2エレベータシーブ20,22を含む
。カウンタウエイト48およびその上部に連結されたカウンタウエイトシーブ5
0は、駆動モータ202より下方に配置されており、好ましくは、エレベータか
ご16と側壁206との間の昇降路12に沿った空間内において、上記駆動モー
タ202と整列している。平形ロープ210は、昇降路12の上部に接続された
第1,第2端部212,214を有する。図4に示すように、第1,第2端部2
12,214は、昇降路12の天井208に、互いにほぼ反対側となる位置に、
取り付けられている。平形ロープ210は、その第1端部212から概ね下方へ
延び、カウンタウエイトシーブ50の回りで略180°湾曲し、かつ概ね上方へ
延び、駆動シーブ204の回りで略180°湾曲し、概ね下方へ延び、エレベー
タシーブ20,22を介してエレベータかご16を吊り上げ、さらに、概ね上方
へ延びて、昇降路12の天井208における第2端部214で終端となる。この
エレベータ装置200の動作、特にエレベータかご16とカウンタウエイト48
とを動かすためのローピングの構成による作用に関しては、図1および図2のエ
レベータ装置10と同様であるので、詳細には説明しない。
が、符号300でもって示されている。前述した実施例と類似の構成要素には、
同様の参照符号を付してある。この図5,6の実施例において、前述の実施例と
異なる部分について説明する。
れぞれ反対側の側面304,306に接続され、かつ両者間に略水平方向に延び
た第1支持部材302を備えている。この第1支持部材302は、エレベータか
ご16と昇降路側壁308との間の昇降路12に沿って垂直に延びた空間の上に
ある。第2支持部材310は、同様に、昇降路12の上部において、該昇降路1
2のそれぞれ反対側の側面304,306に接続され、かつ両者間に略水平方向
に延びており、好ましくは、第1支持部材302と同一の高さにある。第2支持
部材310は、エレベータかご16と側壁308との間の昇降路12に沿って垂
直に延びた空間の上にあり、かつ、第1支持部材302とエレベータかご16と
の間に介在している。第1,第2偏向シーブ312,314が、それぞれ第1,
第2支持部材302,310に取り付けられている。
316は、好ましくは、保守作業員が容易かつ安全に近づけるようにするために
、エレベータかご16と側壁308との間の昇降路12に沿って垂直に延びた空
間内において、第1,第2支持部材302,310の下方に配置される。エレベ
ータかご16およびカウンタウエイト316は、一部には、直動型ブラシレスモ
ータなどからなる駆動モータ320の手段および関連する駆動シーブ322によ
って、昇降路12に沿って上方および下方へと動かされる。駆動モータ320お
よび駆動シーブ322は、エレベータかご16と側壁308との間の昇降路12
に沿って垂直に延びた空間内において、昇降路12の下部に配置されている。図
6に示すように、駆動モータ320および駆動シーブ322は、昇降路ピット3
26内のフロア324に取り付けられている。平形ロープつまりベルト328は
、エレベータかご16およびカウンタウエイト316を昇降路12に沿って垂直
に動かすために、駆動シーブ322に駆動可能に係合している。平形ロープ32
8は、昇降路12の上部に接続された第1,第2端部330,332を有してい
る。図6に示すように、平形ロープ328の第1端部330は、第2支持部材3
10に接続され、第2端部332は、昇降路12の天井334、一般にエレベー
タかご16の上記第1端部330に対し反対側となる位置に、接続されている。
平形ロープ328は、第2支持部材310におけるその第1端部330から概ね
下方へ延び、カウンタウエイトシーブ318の回りで略180°湾曲し、概ね上
方へ延び、第1偏向シーブ312の回りで略180°湾曲し、概ね下方へ延び、
駆動シーブ322の回りで略180°湾曲し、概ね上方へ延び、第2偏向シーブ
314の回りで略180°湾曲し、概ね下方へ延び、第1,第2エレベータシー
ブ20,22を介して、エレベータかご16を吊り上げ、さらに、概ね上方へ延
びて、昇降路12の天井334における第2端部332において終端となる。
322を時計回り方向へ回転させるように信号を受け、これにより、駆動シーブ
322と第2支持部材310との間の平形ロープ328の一部を下方へ引っ張る
。この平形ロープ328の一部の下方への動きは、次に、第2偏向シーブ314
を回転させ、平形ロープ328の第2偏向シーブ314とその第2端部332と
の間の部分の長さを短くする。平形ロープ328のこの部分の長さが短くなるこ
とによって、エレベータシーブ20,22は、該ロープ328に沿ってその第2
端部332側へと転がり、これにより、エレベータかご16は昇降路12に沿っ
て上方へと動く。駆動シーブ322が時計回り方向へ回転することにより、また
、平形ロープ328の駆動シーブ322と第1偏向シーブ312との間の部分が
上方へ動き、第1偏向シーブ312は、カウンタウエイト316を昇降路12に
沿って下方へ動かすように回転する。
り方向へ回転させるように信号を受け、これにより、駆動シーブ322と第2支
持部材310との間の平形ロープ328の一部を上方へ動かす。この平形ロープ
328の一部の上方への動きは、次に、第2偏向シーブ314を回転させ、平形
ロープ328の第2偏向シーブ314とその第2端部332との間の部分の長さ
を長くする。平形ロープ328のこの部分の長さが長くなることによって、エレ
ベータシーブ20,22は、該ロープ328に沿ってその第2端部332から離
れるように転がり、これにより、エレベータかご16は昇降路12に沿って下方
へと動く。駆動シーブ322が反時計回り方向へ回転することにより、また、平
形ロープ328の駆動シーブ322と第1偏向シーブ312との間の部分が下方
へ動き、第1偏向シーブ312は、カウンタウエイト316を昇降路12に沿っ
て上方へ動かすように回転する。
ことである。縦横比の増加によって、ロープは、幅寸法wによって規定される接
触面を有することになり、これが、ロープの圧力を分布させるのに最適なものと
なる。従って、ロープにおける最大のロープ圧力が最小限のものとなる。さらに
、縦横比が1に等しい丸形ロープに比べて、縦横比を大きくすることにより、ロ
ープの引張荷重を受ける部分における断面積を同一に確保しつつ、平形ロープの
厚さt1(図8参照)を小さくすることができる。
コード726を含み、これが、コーティング728の共通の層内に入れられてい
る。コーティング層728は、個々のコード726を分離し、トラクションシー
ブ724と接触する接触面730を形成している。荷重伝搬コード726は、高
強度で軽量な非金属材料、例えばアラミド繊維などから形成することができ、あ
るいは、金属材料、例えば、薄い高炭素鋼繊維などから形成することもできる。
このコード726の柔軟性を最大にし、かつ応力を最小にするために、該コード
726の厚さdは、できるだけ小さくすることが望ましい。さらに、鋼繊維から
コード726を製造する場合には、繊維の直径は、0.25mm未満とすべきで
あり、望ましくは、直径で、0.10mm〜0.20mmの範囲とする。このよ
うな直径を有する鋼繊維によれば、コードおよびロープの柔軟性が改善される。
このような材料のような、重量、強度、耐久性、特に柔軟性、の特性を有するコ
ードを平形ロープに組み込むことによって、最大ロープ圧力を許容限界内に維持
しつつ、トラクションシーブの直径Dを小さくすることができる。
。コーティング層728は、ポリウレタン材料、好ましくは熱可塑性ウレタンか
ら形成される。この材料は、個々のコード726が他のコード726に対し長手
方向に動くことがないように拘束し得る方法でもって、複数のコード726を通
して該コード726の上に押し出される。牽引力、摩耗、牽引荷重のコードへの
伝達性、環境要素に対する耐性、といったコーティング層として必要な機能を十
分に満たすものであれば、他の材料をコーティング層として用いることも可能で
ある。但し、他の材料をコーティング層に用いることも可能ではあるが、その材
料が熱可塑性ウレタンの機械的な特性と同等もしくはこれ以上でない場合は、平
形ロープを利用することによる利点は低減してしまう。熱可塑性ウレタンの機械
的な特性によれば、トラクションシーブ724の直径を100mm以下に縮小で
きる。
に分布される。複数の小さなコード726を、平形ロープの弾性体からなるコー
ティング層728内に組み合わせたので、各コード726に作用する圧力は、従
来技術のロープに比べて著しく減少する。平形ロープ内の平行なコードの本数を
nとすると、コードの圧力は、所定の荷重およびワイヤ断面積に対し、少なくと
も、n-1/2に減少する。従って、平形ロープにおける最大ロープ圧力は、同程度
の荷重搬送能力を有する従来のロープによるエレベータに比較して、著しく減少
する。さらに、等価耐荷重容量に対する有効ロープ直径d(曲げ方向に計測した
もの)が減少し、比率D/dを減少させることなしに、シーブの直径Dに対し、
より小さな値を確保できる。さらに、シーブの直径Dを最小限にすることにより
、駆動マシンとして、より安価で、より小型で、かつ高速なモータを使用するこ
とが可能になる。
ように構成された牽引面750を備えている。この接触面750は、平形ロープ
722とシーブ724との間での係合を案内するとともに牽引力を得るように、
相補形状をなしている。トラクションシーブ724は、該シーブ724の両端部
に配置された一対のリム744を有し、かつ隣接する平形ロープの間に配置され
た一つあるいは複数の仕切部745を備えている。トラクションシーブ724は
、また、リム744と仕切部745との間のスペースに、はめ込まれたライナ7
42を備えている。このライナ742は、平形ロープ722の側面と該ライナ7
42との間に横方向の隙間754が存在するような形に、接触面750を形成し
ている。一対のリム744および仕切部745は、ライナ742とともに、平形
ロープ722の案内機能を果たし、ロープが緩んだ条件等における全体のアライ
メントの問題を防止している。なお、ライナを含むものとして図示しているが、
ライナ無しでトラクションシーブを用いることも可能である。
細部について、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、前述した種々の
他の変更、省略、追加を行い得ることは、理解されるべきである。例えば、駆動
モータが、エレベータかごと昇降路側壁との間で昇降路の側部に配置されるもの
において、他のローピングの構成を採用することも可能である。さらに、駆動モ
ータを、エレベータかごと側壁との間で、昇降路の頭上の空間に配置することも
できる。従って、本発明は、いくつかの実施例を具体例として説明し、図示した
のであり、これにより限定されるものではない。
概略的な側面図。
るエレベータ装置の概略的な上面図。
断面側面図。
Claims (18)
- 【請求項1】 周囲構造によって画成された昇降路と、 この昇降路内に位置するエレベータかごおよびカウンタウエイトと、 上記エレベータかごと昇降路の側壁との間に位置する駆動モータと、 を備え、上記駆動モータは、少なくとも一つの平形ロープを介して、エレベー
タかごおよびカウンタウエイトを吊しているとともに、これらを駆動するように
接続していることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項2】 上記昇降路の互いに反対側となる位置に配置された第1,第2
支持支柱をさらに備え、各支持支柱は、エレベータかごと昇降路の側壁との間に
おいて昇降路の底部から上部へと垂直に延びており、 また、昇降路の上部において、上記第1,第2支持支柱に取り付けられるとと
もに両者間に略水平方向に延びた支持部材をさらに備え、上記駆動モータは、上
記支持部材に支持されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。 - 【請求項3】 上記カウンタウエイトは、エレベータかごと昇降路の側壁との
間において上記支持部材の下方に位置し、かつ上記駆動モータは、エレベータか
ごとカウンタウエイトとを平形ロープを介して駆動可能に接続する駆動シーブを
含むことを特徴とする請求項2記載のエレベータ装置。 - 【請求項4】 カウンタウエイトの上部に接続されたカウンタウエイトシーブ
と、エレベータかごの下側に取り付けられた少なくとも一つのエレベータシーブ
と、をさらに備え、上記平形ロープは、昇降路の上部に固定された第1,第2端
部を有し、上記平形ロープは、第1端部から下方へ延び、カウンタウエイトシー
ブの回りで湾曲し、上方へ延び、駆動シーブの回りで湾曲し、下方へ延びて、少
なくとも一つのエレベータシーブを介してエレベータかごを吊り上げ、さらに、
上方へ延び、第2端部において終端となることを特徴とする請求項3記載のエレ
ベータ装置。 - 【請求項5】 上記の少なくとも一つのエレベータシーブは、エレベータかご
の下側において互いに反対側となる位置に配置された第1,第2エレベータシー
ブを含むことを特徴とする請求項4記載のエレベータ装置。 - 【請求項6】 上記平形ロープの上記第1端部は、上記支持部材に接続されて
いることを特徴とする請求項4記載のエレベータ装置。 - 【請求項7】 上記駆動モータは、上記エレベータかごと上記カウンタウエイ
トとを平形ロープを介して駆動可能に接続する駆動シーブを含み、上記カウンタ
ウエイトは、エレベータかごと昇降路の側壁との間において上記支持部材の下方
に位置し、上記平形ロープは、カウンタウエイトの上部に接続された第1端部と
、エレベータかごに接続された第2端部と、を有し、上記平形ロープは、カウン
タウエイトにおける第1端部から上方へ延び、駆動シーブの回りで湾曲し、かつ
下方へ延びて、エレベータかごにおける第2端部において終端し、1:1ローピ
ングの構成となっていることを特徴とする請求項2記載のエレベータ装置。 - 【請求項8】 上記第1,第2支持支柱は、それぞれ第1,第2ガイド部材を
備え、各ガイド部材が、これに沿って垂直に延びたエレベータガイド面を構成し
ているとともに、このガイド面は少なくとも支持支柱におけるエレベータかごの
行程経路に対応する長さに亘っており、上記エレベータかごは、該エレベータか
ごが支持支柱に沿って垂直に移動するときに上記エレベータガイド面に移動可能
に係合する形状の対向面を形成していることを特徴とする請求項2記載のエレベ
ータ装置。 - 【請求項9】 上記第1,第2ガイド部材の各々は、これに沿って垂直に延び
たカウンタウエイトガイド面を構成しているとともに、このガイド面は少なくと
も支持支柱におけるカウンタウエイトの行程経路に対応する長さに亘っており、
上記カウンタウエイトは、該カウンタウエイトが支持支柱に沿って垂直に移動す
るときに上記カウンタウエイトガイド面に移動可能に係合する形状の付加的な対
向面を形成していることを特徴とする請求項8記載のエレベータ装置。 - 【請求項10】 上記駆動モータは、昇降路の天井もしくは昇降路上部の側壁
のいずれかに固定されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。 - 【請求項11】 上記駆動モータは、昇降路の側壁に固定されていることを特
徴とする請求項10記載のエレベータ装置。 - 【請求項12】 上記平形ロープは、第1,第2端部を有し、各端部は、昇降
路の側壁もしくは天井のいずれかに接続されていることを特徴とする請求項10
記載のエレベータ装置。 - 【請求項13】 上記平形ロープは、第1,第2端部を有し、各端部は、昇降
路の天井に接続されていることを特徴とする請求項10記載のエレベータ装置。 - 【請求項14】 上記カウンタウエイトは、エレベータかごと昇降路の側壁と
の間において上記支持部材の下方に位置し、かつ、カウンタウエイトの上部に接
続されたカウンタウエイトシーブと、エレベータかごの下側に取り付けられた少
なくとも一つのエレベータシーブと、上記駆動モータに駆動可能に接続された駆
動シーブと、を備え、上記平形ロープは、第1端部から下方へ延び、カウンタウ
エイトシーブの回りで湾曲し、上方へ延び、駆動シーブの回りで湾曲し、下方へ
延び、かつ少なくとも一つのエレベータシーブを介してエレベータかごを吊り上
げ、さらに、上方へ延び、第2端部において終端となることを特徴とする請求項
12記載のエレベータ装置。 - 【請求項15】 昇降路の上部でかつエレベータかごと昇降路側壁との間にお
いて昇降路の互いに反対側となる側部の間に配置され、かつその間で略水平方向
に延びた第1支持部材と、昇降路の上部でかつ上記第1支持部材とエレベータか
ごとの間において昇降路の互いに反対側となる側部の間に配置され、かつその間
で略水平方向に延びた第2支持部材と、上記第1,第2支持部材にそれぞれ接続
された第1,第2偏向シーブと、カウンタウエイトの上部に接続されたカウンタ
ウエイトシーブと、エレベータかごの下部に取り付けられた少なくとも一つのエ
レベータシーブと、駆動シーブを含む駆動モータと、を備えてなり、上記駆動モ
ータおよび駆動シーブは、エレベータかごと昇降路側壁との間で昇降路の下部に
配置されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。 - 【請求項16】 上記平形ロープは、上記第2支持部材に接続された第1端部
と、昇降路の天井もしくは上部の側壁のいずれかに接続された第2端部と、を有
し、上記平形ロープは、第1端部から下方へ延び、カウンタウエイトシーブの回
りで湾曲し、上方へ延び、第1偏向シーブの回りで湾曲し、下方へ延び、駆動シ
ーブの回りで湾曲し、上方へ延び、第2偏向シーブの回りで湾曲し、下方へ延び
て、少なくとも一つのエレベータシーブを介してエレベータかごを吊り上げ、さ
らに、上方へ延び、第2端部において終端となることを特徴とする請求項15記
載のエレベータ装置。 - 【請求項17】 上記平形ロープは、その第2端部において、昇降路の天井に
接続されていることを特徴とする請求項15記載のエレベータ装置。 - 【請求項18】 上記の少なくとも一つのエレベータシーブは、エレベータか
ごの下側において互いに反対側となる位置に配置された第1,第2エレベータシ
ーブを含むことを特徴とする請求項15記載のエレベータ装置。
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