JP2002500487A - インテリジェントネットワークのパラメータの伝送および変更のための方法およびシステム - Google Patents

インテリジェントネットワークのパラメータの伝送および変更のための方法およびシステム

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JP2002500487A JP2000527102A JP2000527102A JP2002500487A JP 2002500487 A JP2002500487 A JP 2002500487A JP 2000527102 A JP2000527102 A JP 2000527102A JP 2000527102 A JP2000527102 A JP 2000527102A JP 2002500487 A JP2002500487 A JP 2002500487A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェントネットワークに含まれるサービス制御点（ＳＣＰ）・インテリジェントネットワークに含まれるサービスデータ点（ＳＤＰ）・第２電気通信ネットワーク（１）・インテリジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続するための手段を有する電気通信システムにおいて、インテリジェントネットワークのサービスデータ又はサービスパラメータを、変更および伝送するための方法およびシステムに関する。本発明によれば、第２電気通信ネットワーク（１）は、ゲートウェイ（ＧＷ）を経由し、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックおよび又はサービスデータ点（ＳＤＰ）に接続されており、サービスデータパラメータおよび又はインテリジェントネットワークのサービスロジックは、第２電気通信ネットワークによってサポートされるプロトコルを使用して、変更される。本システムは、第２電気通信ネットワークを、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックおよび又はサービスデータ点（ＳＤＰ）に接続するためのゲートウェイ（ＧＷ）と、サービスデータパラメータおよび又はインテリジェントネットワークのサービスロジックを、第２電気通信ネットワーク（１）によってサポートされるプロトコルを使用して、変更するための手段（９，１４）とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、電気通信システムに関する。特に、本発明は、インテリジェントネ
ットワークのサービスデータ又はサービスデータパラメータを、別の電気通信ネ
ットワークを使用して、変更あるいは伝送するための方法およびシステムに関す
る。
【０００２】 有線又は無線電話ネットワークのオペレータによって提供されるオプションに
関し、有線および携帯電話ネットワークの双方において利用可能なサービスは、
現在、非常に多種多様である。これらのサービスは、例えば、継続（permanent ）の又は遠隔制御のコール転送・コール待機（call waiting）・ナンバーディス
プレイの抑制・加入者に対する請求書発行（billing）の予告・類似サービスを 含むことが可能である。加入者にとっては、これらのサービスの使用はオプショ
ンである。すなわち、加入者は、各々のサービスを何時使用するかを決定できる
。加えて、インテリジェントネットワークシステムは、いくつもの異なるパラメ
ータを使用する。当該パラメータは、好ましくは、テレオペレータ又はサービス
プロバイダによって如何なるアクションを要求されることなく、加入者によって
直接的に変更される。これは、顧客サービスにおけるリソースの使用を必要とす
るだろう。
【０００３】 従来技術において、インテリジェントネットワークのサービスパラメータを、
インターネットアクセスを経由して変更するシステムが、知られている。当該実
施は、ユーザに対し、インターネットアクセスを利用できることを要求する。別
の従来技術の解決案は、トーン周波数信号に基づくメニューサービスの使用であ
る。この解決案の問題は、理解し難い（difficult）ユーザインタフェースを伴 っており、また、使用において遅いことである。さらに、長い番号列（long num
ber sequences）は、視覚化が難しい。インテリジェントネットワークアプリケ ーションにおいて使用されるＳＳＰセンタは、コール設定（call setup）の際を
除いた通常コールの間、トーン周波数信号を識別できない。
【０００４】 ＣＡＭＥＬアーキテクチャは、ＵＳＳＤに基づくユーザインタフェースと関係
している。ＣＡＭＥＬアーキテクチャ（ＣＡＭＥＬ，移動体ネットワークの機能
強化ロジックのためのカスタマイズされたアプリケーション（Customised Appli
cations for Mobile Network Enhanced Logic））は、国際ローミングシステム の下に、本国のオペレータ（home operator）の移動体通信ネットワークの外部 に移動した加入者のために、オペレータ特定（specific）のインテリジェントネ
ットワークのサービスを、提供するために使用される。ＵＳＳＤオペレーション
（ＵＳＳＤ，非構造化補助サービスデータ（Unstructured Supplementary Servi
ce Data））は、移動局と電気通信ネットワークとの間において非構造化補助サ ービスデータを送信するために、使用することが可能である。ＣＡＭＥＬのアー
キテクチャと連動して使用される、ＵＳＳＤに基づくユーザインタフェースは、
移動体通信ネットワークのサービス制御点が、当該ののＭＡＰインターフェース
（ＭＡＰ，移動体アプリケーション部（Mobile Application Part））をサポー トすることを要求する。
【０００５】 本発明の目的は、上述の欠点を除去あるいは少なくとも非常に削減することで
ある。本発明の具体的な目的は、別の電気通信ネットワークに接続しているター
ミナル装置を使用して、ユーザがインテリジェントネットワークのサービスを制
御することを可能にする新しいタイプの方法およびシステムを開示することであ
る。
【０００６】 本発明に特有の特徴に関しては、特許請求の範囲が参照される。
【０００７】 発明は、インテリジェントネットワーク・第２電気通信ネットワーク・インテ
リジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続するための手段を有
する電気通信システムにおいて、インテリジェントネットワークのサービスデー
タ又はサービスパラメータを、変更および伝送するための方法に関する。前記イ
ンテリジェントネットワークは、サービス制御点およびサービスデータ点を有す
る。本発明の当該方法においては、第２電気通信ネットワークは、ゲートウェイ
を経由し、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックおよび又はサービスデ
ータ点（ＳＤＰ）に接続されている。サービスデータパラメータおよび又はイン
テリジェントネットワークのサービスロジックは、第２電気通信ネットワークに
よってサポートされるプロトコルを使用して、変更される。好ましい実施の形態
においては、第２電気通信ネットワークにおいて使用される固定形式メッセージ
と、インテリジェントネットワークによってサポートされるメッセージとの間の
変換は、ゲートウェイのテーブルを使用することによって実行される。
【０００８】 好ましい実施の形態においては、サービスデータパラメータおよび／又はサー
ビスロジックは、ゲートウェイによって実行される書込みオペレーションを経由
し、サービス制御点のサービスロジックおよび／又はサービスデータ点において
変更される。本発明に係る第２電気通信ネットワークは、ＩＰに基づく（ＩＰ，
インターネットプロトコル）ネットワーク、例えばインターネット、あるいはＧ
ＳＭネットワーク（ＧＳＭ，移動体通信のグロ―バルシステム（Global System
for Mobile Communications））等のデジタル移動体通信ネットワークである。
【０００９】 さらに本発明は、上述の電気通信システムにおける方法に関し、当該方法にお
いては、第２電気通信ネットワークは、ゲートウェイを経由し、インテリジェン
トネットワークのサービス制御点のサービスロジックに接続されており、インテ
リジェントネットワークのサービスデータパラメータ又はサービスロジックは、
第２電気通信ネットワークによってサポートされるプロトコルを使用して、変更
される。当該方法の実施の形態においては、第２電気通信ネットワークにおいて
使用される固定形式メッセージと、インテリジェントネットワークのサービス制
御点によってサポートされるメッセージとの間の変換は、ゲートウェイのテーブ
ルを使用することによって実行される。サービスデータパラメータおよび／又は
サービスロジックは、好ましくは、ゲートウェイによって実行される書込みオペ
レーションを経由し、インテリジェントネットワークのサービス制御点のサービ
スロジックにおいて変更される。
【００１０】 また、本発明は、上述の電気通信システムにおいて、インテリジェントネット
ワークのサービスパラメータを変更するための方法に関する。本方法においては
、サービスパラメータは、ターミナル装置を使用して、テキストメッセージの形
態でゲートウェイに伝送され、テキストメッセージは、ゲートウェイにおいて、
インテリジェントネットワークのサービスパラメータの形態に変換され、インテ
リジェントネットワークのデータ点に伝送される。本発明の実施の形態において
は、インテリジェントネットワークのデータ点からゲートウェイに対して、肯定
応答メッセージが返送され、当該肯定応答メッセージは、テキストメッセージの
形態に変換され、ターミナル装置に送信される。インテリジェントネットワーク
のデータ点において変更されるレコードは、好ましくは、ゲートウェイにおいて
、テキストメッセージ信号方式（signalling）において伝送される発呼者番号に
よって、識別される。別の実施の形態においては、インテリジェントネットワー
クのデータ点において変更されるレコードは、ゲートウェイにおいて、テキスト
メッセージの内容によって識別される。
【００１１】 別の実施の形態においては、情報は、ターミナル装置とゲートウェイとの間で
、ショートメッセージの形態で伝送され、別の実施の形態においては、ＵＳＳＤ
−ＭＡＰプロトコルを使用することによって、さらに別の実施の形態においては
、ＷＡＰプロトコル（ＷＡＰ，無線アプリケーションプロトコル）を使用するこ
とによって、伝送される。ＧＳＭ携帯電話システムにおいては、ショートメッセ
ージサービスは、たとえその時において、レシーバが連絡可能（reachable）で ない場合であっても、移動局から別の移動局にテキストメッセージの伝送を許可
する。ショートメッセージとして送信されるテキストメッセージは、最大の長さ
として１６０キャラクタを有することが可能である。ＷＡＰプロトコルは、無線
ネットワークのターミナル装置のためのサービスを提供するアプリケーションの
ための基準を定義する。ＷＡＰを使用することによって、例えば、電話によって
インターネットサーバと接続することが可能である。
【００１２】 また、本発明は、インテリジェントネットワークのサービスデータ又はサービ
スパラメータを、変更および伝送するための電気通信システムに関し、当該シス
テムは、インテリジェントネットワーク・第２電気通信ネットワーク・インテリ
ジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続するための手段を有す
る。インテリジェントネットワークは、サービス制御点およびサービスデータ点
を有する。本システムは、第２電気通信ネットワークを、サービス制御点のサー
ビスロジックおよび又はインテリジェントネットワークのサービスデータ点に接
続するためのゲートウェイと、サービスデータパラメータおよび又はインテリジ
ェントネットワークのサービスロジックを、第２電気通信ネットワークによって
サポートされるプロトコルを使用して、変更するための手段とを有する。別の実
施の形態においては、ゲートウェイは、第２電気通信ネットワークによってサポ
ートされる固定形式メッセージと、インテリジェントネットワークによってサポ
ートされるメッセージとの間の変換を実行するためのテーブル手段を有する。ゲ
ートウェイは、好ましくは、サービス制御点のサービスロジック又はインテリジ
ェントネットワークのサービスデータ点において、書込みオペレーションを実行
するための手段と、サービスデータパラメータおよび／又はサービスロジックを
変更するための手段とを有する。本発明の当該システムにおける第２電気通信ネ
ットワークは、好ましくは、例えば、ＩＰに基づくネットワーク又はデジタル携
帯電話ネットワークである。
【００１３】 さらに本発明は、インテリジェントネットワークのサービス又はサービスロジ
ックを変更するための電気通信システムに関し、当該システムは、インテリジェ
ントネットワーク・第２電気通信ネットワーク・インテリジェントネットワーク
を第２電気通信ネットワークに接続するための手段を有する。インテリジェント
ネットワークは、サービス制御点を有する。本システムは、第２電気通信ネット
ワークを、インテリジェントネットワークのサービス制御点のサービスロジック
に接続するためのゲートウェイと、サービスデータパラメータおよび又はインテ
リジェントネットワークのサービスロジックを、第２電気通信ネットワークによ
ってサポートされるプロトコルを使用して、変更するための手段とを有する。ゲ
ートウェイは、好ましくは、第２電気通信ネットワークによってサポートされる
固定形式メッセージと、インテリジェントネットワークによってサポートされる
メッセージとの間の変換を実行するためのテーブル手段を有する。別の実施の形
態においては、ゲートウェイは、インテリジェントネットワークのサービス制御
点のサービスロジックにおいて、書込みオペレーションを実行するための手段と
、サービスデータパラメータおよび／又はサービスロジックを変更するための手
段とを有する。本システムにおける第２電気通信ネットワークは、好ましくは、
例えば、ＩＰに基づくネットワーク又はデジタル携帯電話ネットワークである。
【００１４】 また、本発明は、インテリジェントネットワークのサービスパラメータを変更
するための電気通信システムに関し、当該システムは、インテリジェントネット
ワーク・デジタル携帯電話ネットワーク・インテリジェントネットワークを前記
携帯電話ネットワークに接続するための手段・前記携帯電話ネットワークに接続
されるターミナル装置を有する。インテリジェントネットワークは、サービスデ
ータ点を有する。本システムは、サービスパラメータを、テキストメッセージの
形態で、ターミナル装置からゲートウェイに送信するための手段と、テキストメ
ッセージを、ゲートウェイにおいて、インテリジェントネットワークのサービス
パラメータの形態に変換し、インテリジェントネットワークの前記データ点に伝
送するための手段とを有する。本システムは、好ましくは、インテリジェントネ
ットワークの前記データ点からゲートウェイに肯定応答メッセージを返送する手
段と、肯定応答メッセージをゲートウェイにおいてテキストメッセージの形態に
変換し、当該テキストメッセージをターミナル装置に送信する手段とを有する。
【００１５】 本発明の好ましい実施の形態においては、ゲートウェイは、インテリジェント
ネットワークのデータ点において変更されるレコードを、発呼者番号、例えば、
テキストメッセージ信号方式において伝送されるＡ−ナンバを使用し、識別する
ための手段を有する。別の実施の形態においては、本システムは、テキストメッ
セージの内容を使用し、レコードを識別するための手段を有する。本システムは
、好ましくは、ターミナル装置からゲートウェイに、情報を、例えば、ショート
メッセージの形態で、ＵＳＳＤ又はＷＡＰプロトコルを使用して伝送するための
手段を有する。
【００１６】 本発明は、インテリジェントネットワークのサービスとユーザとの間のユーザ
インタフェースを、サービス制御点の既存のサービスデベロップメントプロパテ
ィ（development properties）を用いて実現することを可能にする。ユーザイン
タフェースは、トーン周波数信号を識別することによって、より柔軟に実現でき
る。ショートメッセージサービスを使用することによって、携帯電話加入者は、
電気通信ネットワークを経由して連絡可能である場合はいかなる時でも、サービ
スを変更できる。また、本発明は、ＧＳＭネットワーク、例えば、有線の電話ネ
ットワークのサービスロジック以外のネットワークにおいて、ＧＳＭ加入者とイ
ンテリジェントネットワークとの間の通信を可能とする。
【００１７】 次に、本発明は、添付図面を参照して説明される。
【００１８】 図１は、サービス制御点ＳＣＰとユーザのターミナル装置ＴＥとの間の信号方
式を説明するための一例を示している。ゲートウェイＧＷは、サービス制御点Ｓ
ＣＰおよび第２電気通信ネットワーク１と接続するための手段を有する。第２電
気通信ネットワーク１は、例えば、デジタル移動体通信ネットワーク又はインタ
ーネットである。サービス制御点ＳＣＰが、情報あるいは要求を、ターミナル装
置ＴＥに送信する場合、それは、例えば、書込みメッセージを使用して、ゲート
ウェイＧＷに送られる。ゲートウェイＧＷが、例えば、テキストの形態での情報
の伝送をサポートする場合、サービス制御点は、この種の情報自体を生成できる
。この場合、ゲートウェイＧＷは、単に、この情報を、第２電気通信ネットワー
ク１のプロパティに一致している形態に変換するだけである。別の実施の形態に
おいては、サービス制御点ＳＣＰは、適したインジケータ、例えば、番号を使用
して、ゲートウェイＧＷにおけるリストを示し、送信されているメッセージの種
類が何であるかを定義する。適用されるゲートウェイＧＷが、数値データ以外の
形態での伝送をサポートしない場合、この手順は利点を提供する。ゲートウェイ
は、第２電気通信ネットワーク１を経由して、ターミナル装置ＴＥに情報ＤＡＴ
Ａを送信する。
【００１９】 ユーザのターミナル装置ＴＥからサービス制御点ＳＣＰに情報ＤＡＴＡを伝送
するために、ユーザは、ネットワーク特定のプロパティを適用する。例えば、Ｇ
ＳＭシステムにおいては、このようなプロパティは、ショートメッセージあるい
はＵＳＳＤである。第２電気通信ネットワーク１は、この情報ＤＡＴＡを、ゲー
トウェイＧＷに送る。当該ゲートウェイは、これを、サービス制御点ＳＣＰによ
って理解されるデータベースインターフェースオペレーションに変更する。サー
ビス制御点ＳＣＰが、数値情報以外の伝送をサポートしない場合、ゲートウェイ
ＧＷに、固定形式メッセージをデータベースインターフェースオペレーションに
変換するために使用するテーブルを、設けることが可能である。
【００２０】 図２は、本発明に係る信号方式の一例を示しており、インテリジェントネット
ワークのサービスパラメータは、デジタル携帯電話ネットワークのショートメッ
セージサービスを経由して、変更される。ユーザは、ショートメッセージをサー
ビス番号に送信する。ショートメッセージは、サービスパラメータを変更するた
めの固定形式情報を含んでいる。例えば、文字「Ｄ」は、インテリジェントネッ
トワークのサービスパラメータを非活動化させることを意味し、文字「Ａ」は、
活動化させることを意味する。オペレータのネットワークにおいては、ショート
メッセージが伝送されると、ゲートウェイＧＷは、サービスデータ点ＳＤＰのデ
ータベースにおいて、関連するデータを更新する。デジタル携帯電話ネットワー
クの加入者が送信したショートメッセージは、ＧＳＭ標準に従って、ショートメ
ッセージサービスセンタＳＣに伝送される。ショートメッセージサービスセンタ
ＳＣは、メッセージをＳＭＳ‐ＧＭＳＣに送信する。ＳＭＳ‐ＧＭＳＣは、加入
者によって定義されるＢ‐ナンバに基づいて、ＨＬＲ問合せを実行する。ＨＬＲ
（自局位置レジスタ（Home Location Register））は、例えば、加入者データ・
加入者位置データ・コールコントロールデータ・ショートメッセージサービス・
請求書発行データを含んでいる情報を有するＧＳＭシステムデータベースである
。「Ｂ番号」は、ショートメッセージのレシーバを意味する。
【００２１】 この状況においては、加入者は、特定のゲートウェイＧＷを示すＢ−ナンバ値
を選択している。ゲートウェイＧＷは、ＳＭＳ‐ＧＭＳＣによって送信されるシ
ョートメッセージを受信し、それに含まれるＡ−ナンバを検査し、インテリジェ
ントネットワークのパラメータを変更する必要がある加入者を決定する。この情
報を使用しかつショートメッセージの内容を分析することによって、ゲートウェ
イＧＷは、サービスデータ点ＳＤＰのデータベースにおいて、どのレコードを変
更する必要があるのかを識別する。この後、ゲートウェイＧＷは、当該のサービ
スデータ点が理解する書込みオペレーションを実行する。次に、インテリジェン
トネットワークのサービスが活動中の場合、サービス制御点ＳＣＰは、サービス
データ点ＳＤＰにおけるユーザ定義のパラメータ値を検査できる。
【００２２】 図２は、ＧＳＭ ＭＡＰプロトコルに従って実行される、ＳＭＳ‐ＧＭＳＣの
ＨＬＲとゲートウェイＧＷとの間のメッセージの交換を示している。ゲートウェ
イＧＷとサービス制御点ＳＣＰとの間において、使用されているデータベースイ
ンターフェースの書込みオペレーションは、適用される。図の最下部に示される
２つのメッセージは、データベース書込みオペレーションが成功（図の場合）あ
るいは失敗であったかに関するオプショナル情報が、発呼者に対して与えられる
ことになっている場合、適用される。
【００２３】 本発明の別の実施の形態においては、ゲートウェイＧＷは、自身のアドレスを
使用し、ＭＡＰ−ＳＭ用送信経路指定情報（SendRoutingInfoForSM）問合せに、
応答することも可能であり、この場合においては、ＳＭＳ‐ＧＭＳＣは、ショー
トメッセージをゲートウェイＧＷに送信する。その場合には、ＳＭＳ‐ＧＭＳＣ
はショートメッセージをゲートウェイＧＷに送信する。サービスに関連する全て
の機能性は、現在のところ、同一のデータベースインターフェースに存する。
【００２４】 図３は、発明に係るシステムの略図である。ターミナル装置ＴＥは、第２電気
通信ネットワークを経由し、ゲートウェイＧＷに接続している。ターミナル装置
ＴＥは、サービスパラメータをテキストメッセージＳＭＳの形態で、ゲートウェ
イＧＷに送信するための手段１３を有する。テキストメッセージＳＭＳは、ショ
ートメッセージ、例えば、ＵＳＳＤ又はＷＡＰプロトコルと整合するメッセージ
、バイト指向（oriented）あるいはドキュメント指向のメッセージである。ゲー
トウェイＧＷは、インテリジェントネットワークＩＮに含まれるネットワーク構
成要素・サービス制御点ＳＣＰ・サービスデータ点ＳＤＰに接続している。
【００２５】 ゲートウェイＧＷは、第２電気通信ネットワーク１によってサポートされるプ
ロトコルを使用することによって、インテリジェントネットワークのサービスデ
ータパラメータおよび／又はサービスロジックを変更するための手段９，１４を
有する。加えて、ゲートウェイＧＷは、第２電気通信ネットワークによってサポ
ートされている固定形式メッセージと、インテリジェントネットワークによって
サポートされているメッセージとの間の変換を実行するためのテーブル手段１０
を有する。手段１１は、書込みオペレーションを実行するために使用され、手段
１２は、サービス制御点ＳＣＰのサービスロジックおよび／又はサービスデータ
点ＳＤＰにおいて、データを変更するために使用される。手段１５を使用するこ
とによって、サービスデータ点は、ゲートウェイＧＷに、肯定応答メッセージを
返送する。ゲートウェイＧＷの有する手段１６は、肯定応答メッセージをテキス
トメッセージの形態にさらに変換し、それをターミナル装置ＴＥに送信する。手
段１９は、ターミナル装置ＴＥとデータベースインターフェースとの間において
、情報をショートメッセージの形態で送信し、手段２０は、ＵＳＳＤプロトコル
を使用し、手段２１は、ＷＡＰプロトコルを使用する。サービスデータ点ＳＤＰ
において、変更されるレコードを識別するために、ゲートウェイＧＷは、Ａ−ナ
ンバによって識別するための手段１７と、テキストメッセージの内容によって識
別するための手段１８とを使用する。
【００２６】 ゲートウェイＧＷの機能は、サービスデータ点ＳＤＰに類似する機能として、
サービス制御点ＳＣＰによって、理解される。データベースインターフェースを
経由して流れるデータは、単純な数値データであり、ゲートウェイＧＷによって
、固定形式メッセージへ変換され、第２電気通信ネットワークに接続しているイ
ンターフェースに、適用される。ゲートウェイは、独立の装置あるいはサービス
制御点ＳＣＰ又はサービスデータ点ＳＤＰの一部によって構成できる。本発明は
、ＳＳ７あるいは他のプロトコルをサポートしている多数の各種システムのにお
いて、実現できる。
【００２７】 本発明は、上述の実施の形態の一例に制限されることはなく、しかし、多数の
変形例が、特許請求の範囲によって定義される発明の思想の範囲内において、可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る信号方式の一例を示している。
【図２】 別の実施の形態に係る信号方式の一例を示している。
【図３】 発明に係るシステムを示す略図を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｌ 13/00 ３０５Ｃ (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ， ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，Ｌ Ｔ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ， ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，Ｕ Ａ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ペラ，オリ フィンランド国，エフアイエヌ−90570 オウル，カンデリニンティエ ４ ビー ５ Ｆターム(参考） 5K024 AA01 CC09 CC11 DD01 5K034 HH62 HH63 KK27 5K051 CC02 CC07 DD00 FF01 GG02 JJ14 JJ16 【要約の続き】 ータパラメータおよび又はインテリジェントネットワー クのサービスロジックを、第２電気通信ネットワーク （１）によってサポートされるプロトコルを使用して、 変更するための手段（９，１４）とを有する。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェント
    ネットワークに含まれるサービス制御点（ＳＣＰ）・インテリジェントネットワ
    ークに含まれるサービスデータ点（ＳＤＰ）・第２電気通信ネットワーク（１）
    ・インテリジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続するための
    手段を有する電気通信システムにおいて、 インテリジェントネットワークのサービスデータ又はサービスパラメータを、
    変更および伝送するための方法であって、 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、ゲートウェイ（ＧＷ）を経由し、サ
    ービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックシステムおよび又はインテリジェン
    トネットワークのサービスデータ点（ＳＤＰ）に接続されており、 サービスデータパラメータおよび又はインテリジェントネットワークのサービ
    スロジックは、第２電気通信ネットワークによってサポートされるプロトコルを
    使用して、変更されることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項２】 第２電気通信ネットワーク（１）において使用される固定形
    式メッセージと、インテリジェントネットワーク（ＩＮ）によってサポートされ
    るメッセージとの間の変換は、ゲートウェイ（ＧＷ）のテーブルを使用すること
    によって実行されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記サービスデータパラメータおよび／又は前記サービスロ
    ジックは、ゲートウェイ（ＧＷ）によって実行される書込みオペレーションを経
    由し、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックおよび／又はサービスデー
    タ点（ＳＤＰ）において変更されることを特徴とする請求項１又は請求項２に記
    載の方法。
  4. 【請求項４】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、ＩＰに基づくネッ
    トワークであることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。
  5. 【請求項５】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、デジタル携帯電話
    ネットワークであることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の方法
    。
  6. 【請求項６】 インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェント
    ネットワークに含まれるサービス制御点（ＳＣＰ）・第２電気通信ネットワーク
    （１）・インテリジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続する
    ための手段を有する電気通信システムにおいて、 インテリジェントネットワークのサービス又はサービスロジックを変更するた
    めの方法であって、 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、ゲートウェイ（ＧＷ）を経由し、イ
    ンテリジェントネットワークのサービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックに
    接続されており、 サービスデータパラメータおよび又はインテリジェントネットワークのサービ
    スロジックは、第２電気通信ネットワークによってサポートされるプロトコルを
    使用して、変更されることを特徴とするシステム。
  7. 【請求項７】 第２電気通信ネットワーク（１）において使用される固定形
    式メッセージと、サービス制御点（ＳＣＰ）によってサポートされるメッセージ
    との間の変換は、ゲートウェイ（ＧＷ）のテーブルを使用することによって実行
    されることを特徴とする請求項６に記載の方法。
  8. 【請求項８】 前記サービスデータパラメータおよび／又は前記サービスロ
    ジックは、ゲートウェイ（ＧＷ）によって実行される書込みオペレーションを経
    由し、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービスロジックにおいて変更されることを
    特徴とする請求項６又は請求項７に記載の方法。
  9. 【請求項９】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、ＩＰに基づくネッ
    トワークであることを特徴とする請求項６〜８のいずれか１項に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、デジタル携帯電
    話ネットワークであることを特徴とする請求項６〜９のいずれか１項に記載の方
    法。
  11. 【請求項１１】 インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェン
    トネットワークに含まれるサービスデータ点（ＳＤＰ）・デジタル携帯電話ネッ
    トワーク（１）・インテリジェントネットワークを前記携帯電話ネットワークに
    接続するための手段・前記携帯電話ネットワーク（１）に接続されるターミナル
    装置（ＭＳ）を有する電気通信システムにおいて、 インテリジェントネットワークのサービスパラメータを変更するための方法で
    あって、 前記サービスパラメータは、ターミナル装置（ＭＳ）によって、テキストメッ
    セージ（ＳＭＳ）の形態でゲートウェイ（ＧＷ）に伝送され、 前記テキストメッセージは、前記ゲートウェイにおいて、インテリジェントネ
    ットワーク（ＩＮ）のサービスパラメータの形態に変換され、前記データ点（Ｓ
    ＤＰ）に伝送される特徴とする方法。
  12. 【請求項１２】 前記サービスデータ点（ＳＤＰ）から前記ゲートウェイ（
    ＧＷ）に対して、肯定応答メッセージが返送され、当該肯定応答メッセージは、
    テキストメッセージ（ＳＭＳ）の形態に変換され、ターミナル装置（ＭＳ）に送
    信されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
  13. 【請求項１３】 サービスデータ点（ＳＤＰ）において変更されるレコード
    は、前記ゲートウェイ（ＧＷ）において、テキストメッセージ（ＳＭＳ）の発呼
    者番号を使用して識別されることを特徴とする請求項１１又は請求項１２に記載
    の方法。
  14. 【請求項１４】 サービスデータ点（ＳＤＰ）において変更されるレコード
    は、前記ゲートウェイ（ＧＷ）において、テキストメッセージ（ＳＭＳ）の内容
    を使用して識別されることを特徴とする請求項１１〜１３のいずれか１項に記載
    の方法。
  15. 【請求項１５】 前記情報（ＳＭＳ）は、ターミナル装置（ＭＳ）とゲート
    ウェイ（ＧＷ）との間で、ショートメッセージの形態で伝送されることを特徴と
    する請求項１１〜１４のいずれか１項に記載の方法。
  16. 【請求項１６】 前記情報（ＳＭＳ）は、ターミナル装置（ＭＳ）とゲート
    ウェイ（ＧＷ）との間で、ＵＳＳＤプロトコルを使用して伝送されることを特徴
    とする請求項１１〜１５のいずれか１項に記載の方法。
  17. 【請求項１７】 前記情報（ＳＭＳ）は、ターミナル装置（ＭＳ）とゲート
    ウェイ（ＧＷ）との間で、ＷＡＰプロトコルを使用して伝送されることを特徴と
    する請求項１１〜１６のいずれか１項に記載の方法。
  18. 【請求項１８】 インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェン
    トネットワークに含まれるサービス制御点（ＳＣＰ）・インテリジェントネット
    ワークに含まれるサービスデータ点（ＳＤＰ）・第２電気通信ネットワーク（１
    ）・インテリジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続するため
    の手段を有し、インテリジェントネットワークのサービスデータ又はサービスパ
    ラメータを、変更および伝送するための電気通信システムであって、 当該システムは、 前記第２電気通信ネットワーク（１）を、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービ
    スロジックおよび又はサービスデータ点（ＳＤＰ）に接続するためのゲートウェ
    イ（ＧＷ）と、 サービスデータパラメータおよび又はインテリジェントネットワークのサービ
    スロジックを、第２電気通信ネットワーク（１）によってサポートされるプロト
    コルを使用して、変更するための手段（９，１４）と を有することを特徴とするシステム。
  19. 【請求項１９】 前記ゲートウェイ（ＧＷ）は、第２電気通信ネットワーク
    （１）によってサポートされる固定形式メッセージと、インテリジェントネット
    ワーク（ＩＮ）によってサポートされるメッセージとの間の変換を実行するため
    のテーブル手段（１０）を有することを特徴とする請求項１８に記載のシステム
    。
  20. 【請求項２０】 前記ゲートウェイ（ＧＷ）は、サービス制御点（ＳＣＰ）
    のサービスロジック又はサービスデータ点（ＳＤＰ）において、書込みオペレー
    ションを実行するための手段（１１）と、前記サービスデータパラメータおよび
    ／又は前記サービスロジックを変更するための手段（１２）とを有することを特
    徴とする請求項１８又は請求項１９に記載のシステム。
  21. 【請求項２１】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、ＩＰに基づくネ
    ットワークであることを特徴とする請求項１８〜２０のいずれか１項に記載のシ
    ステム。
  22. 【請求項２２】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、デジタル携帯電
    話ネットワークであることを特徴とする請求項１８〜２１のいずれか１項に記載
    のシステム
  23. 【請求項２３】 インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェン
    トネットワークに含まれるサービス制御点（ＳＣＰ）・第２電気通信ネットワー
    ク（１）・インテリジェントネットワークを第２電気通信ネットワークに接続す
    るための手段を有し、インテリジェントネットワークのサービス又はサービスロ
    ジックを変更するための電気通信システムであって、 当該システムは、 前記第２電気通信ネットワーク（１）を、サービス制御点（ＳＣＰ）のサービ
    スロジックに接続するためのゲートウェイ（ＧＷ）と、 サービスデータパラメータおよび又はインテリジェントネットワークのサービ
    スロジックを、第２電気通信ネットワークによってサポートされるプロトコルを
    使用して、変更するための手段（９）と を有することを特徴とするシステム。
  24. 【請求項２４】 前記ゲートウェイ（ＧＷ）は、第２電気通信ネットワーク
    （１）によってサポートされる固定形式メッセージと、インテリジェントネット
    ワーク（ＩＮ）によってサポートされるメッセージとの間の変換を実行するため
    のテーブル手段（１０）を有することを特徴とする請求項２３に記載のシステム
    。
  25. 【請求項２５】 前記ゲートウェイ（ＧＷ）は、サービス制御点（ＳＣＰ）
    のサービスロジックにおいて、書込みオペレーションを実行するための手段（１
    １）と、サービスデータパラメータおよび／又はサービスロジックを変更するた
    めの手段（１２）とを有することを特徴とする請求項２３又は請求項２４に記載
    のシステム。
  26. 【請求項２６】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、ＩＰに基づくネ
    ットワークであることを特徴とする請求項２３〜２５のいずれか１項に記載のシ
    ステム。
  27. 【請求項２７】 前記第２電気通信ネットワーク（１）は、デジタル携帯電
    話ネットワークであることを特徴とする請求項２３〜２６のいずれか１項に記載
    のシステム。
  28. 【請求項２８】 インテリジェントネットワーク（ＩＮ）・インテリジェン
    トネットワークに含まれるサービスデータ点（ＳＤＰ）・デジタル携帯電話ネッ
    トワーク（１）・インテリジェントネットワークを前記携帯電話ネットワークに
    接続するための手段・前記携帯電話ネットワーク（１）に接続されるターミナル
    装置（ＭＳ）を有し、インテリジェントネットワークのサービスパラメータを変
    更するための電気通信システムであって、 当該システムは、 前記サービスパラメータを、テキストメッセージ（ＳＭＳ）の形態で、ターミ
    ナル装置（ＭＳ）からゲートウェイ（ＧＷ）に送信するための手段（１３）と、 前記テキストメッセージを、前記ゲートウェイにおいて、インテリジェントネ
    ットワーク（ＩＮ）のサービスパラメータの形態に変換し、サービスデータ点（
    ＳＤＰ）に伝送するための手段（１４）と を有することを特徴とするシステム。
  29. 【請求項２９】 前記システムは、前記サービスデータ点（ＳＤＰ）から前
    記ゲートウェイ（ＧＷ）に肯定応答メッセージを返送する手段（１５）と、前記
    肯定応答メッセージを前記ゲートウェイにおいてテキストメッセージ（ＳＭＳ）
    の形態に変換し、当該テキストメッセージをターミナル装置（ＴＥ）に送信する
    手段（１６）とを有することを特徴とする請求項１８に記載のシステム。
  30. 【請求項３０】 前記ゲートウェイ（ＧＷ）は、テキストメッセージ（ＳＭ
    Ｓ）の発呼者番号を使用し、サービスデータ点（ＳＤＰ）において変更されるレ
    コードを識別するための手段（１７）を有することを特徴とする請求項２８又は
    請求項２９に記載のシステム。
  31. 【請求項３１】 前記ゲートウェイ（ＧＷ）は、テキストメッセージ（ＳＭ
    Ｓ）の内容を使用し、サービスデータ点（ＳＤＰ）において変更されるレコード
    を識別するための手段（１８）を有することを特徴とする請求項２８〜３０のい
    ずれか１項に記載のシステム。
  32. 【請求項３２】 前記システムは、ショートメッセージを使用し、ターミナ
    ル装置（ＴＥ）とゲートウェイ（ＧＷ）との間で情報（ＳＭＳ）を伝送するため
    の手段（１９）を有することを特徴とする請求項２８〜３１のいずれか１項に記
    載のシステム。
  33. 【請求項３３】 前記システムは、ＵＳＳＤプロトコルを使用し、ターミナ
    ル装置（ＴＥ）とゲートウェイ（ＧＷ）との間で情報（ＳＭＳ）を伝送するため
    の手段（２０）を有することを特徴とする請求項２８〜３２のいずれか１項に記
    載のシステム。
  34. 【請求項３４】 前記システムは、ＷＡＰプロトコルを使用し、ターミナル
    装置（ＴＥ）とゲートウェイ（ＧＷ）との間で情報（ＳＭＳ）を伝送するための
    手段（２０）を有することを特徴とする請求項２８〜３２のいずれか１項に記載
    のシステム。
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