JP2002500147A - プレート形状の物体の取り出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 水平なマガジン１に保持されたプレート２、特に電池用の鉛プレートを取り崩すための装置であって、少なくとも１つの吸引ヘッド２３とともに装着された取り出し用把持装置１０を備えている。取り出し用把持装置１０は、取り出し位置８にある一番前のプレートを把持し、それをマガジン１の積層部から引き出し、マガジン１に隣接して設けられたコンベヤー１１の方向へ、プレート２の底部領域にある水平な軸線の周りに旋回運動でそれを旋回し、プレート２の底部領域がコンベヤー１１の供給側端部と当接してプレートがさらに旋回される。プレート２が垂直とほぼ４５°の傾斜をなすとすぐに、取り出し用把持装置１０はプレート２を開放し、プレート２は自重によってコンベヤー１１上へ落下し、コンベヤー１１の運動によって支持され遠くへ搬送される。鉛プレートのラグを研磨するための手段１２をコンベヤー１１に設けることができる。コンベヤー１１の引渡し側端部には、プレート２が、他のコンベヤー３０と正確に整列されて引き渡されるための手段１８がある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、請求項１の導入部分の態様を有する装置に関する。 プレート形状の物体（ｐｌａｔｅ―ｓｈａｐｅｄ ａｒｔｉｌｃｅ）をこれらの
物体の積層部から取り出し（ｒｅｍｏｖｅ）、コンベヤーに載置（ｄｅｐｏｓｉ
ｔ）する装置は、ヨーロッパ特許（ＥＰ） ０ １４１ ８０６ Ｂから知られ
ている。この公知の装置において、マガジン内のプレート、特に電池用のプレー
トは、吸引ボックスを有する取り出し用把持装置を備えた取り出し側に水平に押
圧される。取り出し用把持装置は、プレートの積層部からそのとき一番前にある
プレートを取り上げ、そして、マガジンにおけるプレートの下端部のレベルより
下方に配置されたコンベヤーベルトに載置する。

【０００２】 ＥＰ ０ １４１ ８０６ Ｂからわかる装置は、積層部から一番前のプレー
トを取り出しそれをコンベヤーに載置するために、取り出し用把持装置の複雑な
運動が必要であり複雑である。 ＥＰ ０ １４１ ８０６ Ｂは、また、取り出し側からみて二番目の積層部
のプレートを頂部で係合し、１枚以上のプレートが取り出されるのを阻止するた
めの保持装置を記載している。

【０００３】 ドイツ特許（ＤＥ）−２１ ６９ ７６５ Ａは、水平なマガジンに互いに立
位の状態で配置されたプレートを取り出す装置を開示していて、この装置は、そ
のとき一番前にあるプレートを取り出し、それを水平なコンベヤーに載置する取
り出し用把持装置を有している。 ＤＥ−２ １６０ ７６５ Ａの記載から、本発明の目的は、取り出しプロセ
スを簡単にすることであり、それによって、本発明の装置のような、装置の操作
上の信頼性に対する逆の影響もない取り出し用把持装置のより簡単な運動が可能
であって、電池用の（鉛（ｌｅａｄ））プレートであってもプレートを取り崩す
ことが可能である。

【０００４】 本発明の目的は、まず第１に独立した請求項１の態様をもって達成される。 本発明において請求するような装置の好ましいおよび有利な実施例は、従属請
求項の目的物である。 本発明の請求項の装置において、取り出されるべき一番前のプレートは、取り
出し用把持装置によって把持され、水平のマガジン内におけるその傾斜した位置
から真っ直ぐな位置にセットされ、ついで、下方、好ましくは底端部にある水平
な軸線の周りにさらに旋回することによって下流のコンベヤー上に簡単に傾動す
る。そのようにするときにおいて、傾動運動は、コンベヤーの供給側端部によっ
て支持される。それによってプレートが傾斜されるとすぐに、取り出し用把持装
置はプレートを離し、取り出し側から離れて更なる処理のため搬送されるコンベ
ヤー上に傾ける。

【０００５】 本発明の装置は、ＤＥ−２１ ６０ ７６５ Ａと比較して、次の点で異なっ
ている。すなわち、本発明の装置の取り出し用把持装置は、プレートが下流のコ
ンベヤー上に単純に落下するために、下流のコンベヤーに向かって傾動された位
置になるとすぐに取り出されたプレートから離れ、それゆえもはやこのプレート
を保持していないことである。 本発明の装置において、プレートの傾動運動は、水平コンベヤーの供給側端部
によって支持されているが、それは、取り出しコンベヤーの直線的運動および旋
回運動中にプレートがその下端部で水平コンベヤーの供給側端部と当接するから
である。 本発明の装置の他の詳細、態様、および利点は、１つの好ましい実施例の以下
の記述から結果として生ずる。

【０００６】 図１に示された装置は、水平のマガジン１を有していて、プレート２、特に電
池用の鉛板（ｌｅａｄ ｐｌａｔｅ）が順次立位して保持されている。マガジン
１は、複数の頂部案内レール３と複数の底部案内レール４とによって横方向が制
限されている。互いに向き合って対をなしている案内レール３と４との両方の横
方向の距離と、マガジン１の底部案内レール４から頂部案内レール３の距離もま
た、プレート２の異なった寸法に適合するように変更できる。

【０００７】 プレートの積層体を取り出し部８内へ押圧する装置は、マガジン１に設けられ
ている。この装置は、マガジン１の両側に２対のチェーン５を有している。チェ
ーン５には、ＥＰ ０ １４１ ８０６ Ｂに示されたような、プレートの積層
体を係合する弾性的な駆動装置がある。 マガジン１をプレートの包装体とともに供給するために、案内レール上を走行
する押圧車６が設けられている。プレート２は、マガジン１内の後方へ押圧され
、整列面が後方に傾斜した押圧車６の押圧面の整列によって（わずかに）傾動す
る。 プレート供給装置として使用され、また、ＥＰ ０ １４１ ８０６からもわ
かるように、他の方法で形成されたマガジン１は、プレート２を取り出し装置に
供給する。上述したマガジン１は、押圧車６を使用してプレート２を不連続的に
供給することもまた可能であるけれども、プレート２の連続的な取り出しが可能
であり、プレート２が取り出しのために正確に位置付けられるという利点を有し
ている。

【０００８】 マガジン１の引渡し側において、それゆえ取り出し部８において、取り出し用
把持装置１０と、例えばＥＰ ０ １４１ ８０６ Ｂからわかるような実施例
が備えている締め具装置９を有している。締め具装置９は、一番前のプレートに
続いていて、一番前のプレートがマガジン１から取り出されてしばらくしてから
取り出される二番目のプレート２を保持するのに使用される。締め具装置９は、
取り出し用把持装置１０が一度に一番前のプレートのみを取り出すことを確実に
する。締め具装置９は、装置のフレームに支持部２０を介して軸２１の周りに振
動するように懸架されていて、軸２１から調整可能な距離を持った錘２２によっ
て取り出し部８に位置されたプレートの積層部の前端に対して接触して、マガジ
ン１に保持されている。

【０００９】 図１に示されたように、プレート２は、例えば５から２０°傾いた位置をもっ
て取り出し部８に供給される。 図示した実施例において取り出し部８に設けられた取り出し用把持装置１０は
、真空把持装置として作られている。以下に述べるように、取り出し用把持装置
１０によって、プレート２は、マガジン１に保持された積層部から別々に取り出
され、そして、例えば２つの（Ｖ）ベルト１４を持った（Ｖ）ベルトコンベヤー
のような下流のコンベヤー１１に載置される。 特に、本発明のような装置を電池用の鉛プレートの積層を取り崩すために使用
する場合、電池用の鉛プレートのラグ（ｌｕｇ）を磨くためのステーション１２
は、コンベヤー１１に設けることができる。

【００１０】 ラグの研磨中、鉛プレート２は、コンベヤー部材、例えばコンベヤー１１のベ
ルト１４に対して、３つのローラー１３によってしっかりと押圧されているので
、研磨中に生ずる力が補償され、鉛プレート２のねじれは生ずることがない。レ
バー１５を介して旋回できるローラー１３の懸架は、異なった厚さを有する鉛プ
レート２の処理を再調整しないで可能にする。変形された鉛プレート２（鉛プレ
ートの製造中に生ずることがある）でさえも、問題無く容易に処理される。好ま
しくは同一方向に回転され、鉛プレート２のラグを係合し、それゆえ逆方向の運
動を持った複数のワイヤーブラシ１４は、鉛プレート２のラグの効率的な清掃の
ために、垂直方向に調整可能に設けられている。ワイヤーブラシ１６が同一方向
へ回転しない場合、ローラー１３による比較的強い保持力が必要である。

【００１１】 コンベヤー１１の端部において、プレート２は、ベルト１４の前部たわみロー
ラー１７上に設けられた反対のローラー１８によって、例えば包装装置および積
層装置のような更なる処理のために、他のコンベヤー３０の搬送チェーンに同時
に正確に２つの駆動部間に移動される。反対のローラー（すなわちローラー）１
８は、踊り（ｄａｎｃｅｒ）ローラーのように作用する。たわみローラー１７お
よび反対のローラー１８の軸の正確に規定された偏倚は、プレート２のコンベヤ
ー３０への挿入放物線（ｉｎｓｅｒｔｉｏｎ ｐａｒａｂｏｌａ）の要求された
形状と恒常性とを有する。 プレート２は、例えば包装装置での更なる処理のために、常にコンベヤー３０
の移送チェーンに中心的に設けられている。そのために、側部案内片３１と３２
とが調整可能である。挿入放物線用の変数を一定に保つために、案内片３１を有
する前方のたわみローラー１７と反対のローラー１８とは調整される。

【００１２】 コンベヤー部材の張力を維持するために、前部たわみローラー１７を調節する
場合においても例えばＶベルト１４またはコンベヤー１１は一定であり、空気式
に作動されるテンションローラー３３が設けられている。 取り出し用把持装置１０およびコンベヤー１１の駆動は、主駆動部４２から４
０を介して、および角ギヤ（ａｎｇｕｌａｒ ｇｅａｒ）４１を介して行われる
。 この実施例において、少なくとも１つの吸引ヘッド２３、しかし好ましくは２
つの吸引ヘッド２３を持った真空把持装置として示されている取り出し用把持装
置１０は、ライン５０を介して負圧に曝されている。図３に示された保持位置か
ら、図４に示された載置位置への取り出し用把持装置１０の動きは、図５から８
に示されたクランクレバー駆動装置を使用して行われる。

【００１３】 取り出し用把持装置１０用の駆動装置は、ベルト５１を介したシャフト４０に
よって駆動されるクランクボルト５３を持ったクランクディスク５２を有してい
る。クランクボルト５３には、調整可能な長さを持った連結ロッド５４が接続さ
れている。連結ロッド５４は、その部品のために、軸５６の周りに旋回できる旋
回レバー５７にねじれ的に強固に接続されたレバー５５に連結されている。旋回
レバー５７は、取り出し用把持装置１０のハウジング７０用に、旋回容量を持っ
て担持プレート５８に連結されている。担持プレート５８は、装置のフレームに
取着された案内プレート６３の案内溝６２で支持されたローラー６１を介して、
担持プレート５８の旋回レバー５７の接続点からやや離れて案内されている。好
ましくは真っ直ぐな案内溝６２は必ずしも必要でないが、コンベヤー１１と平行
に、それゆえ、ほぼ水平になるように整列されている。

【００１４】 ２つの吸引ヘッド２３を持った取り出し用把持装置１０は、担持プレート５８
に固定的に設けられている。取り出し用把持装置１０の吸引ヘッド２３は、それ
らが比較的小さい位置的誤差と、プレート２の寸法的偏倚とを補償できないよう
に構成されている（これは鉛プレートにおいて特に重要である）。 担持プレート５８の旋回運動および、それによる取り出し用把持装置１０の組
み合わされた直線運動と旋回運動とは、上述した担持プレート５８の旋回レバー
５７への旋回接続によって、および、案内プレート６３の案内溝６２のローラー
６１を介して案内される担持プレート５８によって、担持プレート５８が旋回中
に偏倚されるように行われる。取り出し用把持装置１０のストロークは、クラン
クボルト５３のクランクディスク５２からの距離、およびレバー５５の長さとよ
って指定され固定される。取り出し用把持装置１０の基本的位置（保持位置）は
、反対のローラー５４の長さを変更することによって調整することができる（基
本的位置は、図３に示されたような位置である）。

【００１５】 図５は、図３に示されたような取り出し用把持装置１０の位置（保持位置）に
おける取り出し用把持装置１０用の駆動部を示しているのに対し、図４に示され
たような位置（載置位置）における取り出し用把持装置１０用のドライブの位置
は、図６に示されている。

【００１６】 図３と４とは、取り出し用把持装置１０の組み合わされた直線運動と旋回運動
とによって吸引されたプレート２が、死点（垂直位置）を越えて低部領域にある
水平軸線の周りに旋回するので、水平なマガジン１に除去される準備ができた傾
斜した位置の外へ、コンベヤー１１の方へ向かって引かれることを示している。
そのようにすることにおいて、低部領域を持ったプレート２は、取り出し部８に
位置されたたわみローラーの領域にコンベヤー１１のベルト１４と当接する。ベ
ルト１４とプレート２との間の摩擦は、プレート２の動きを支持する。マガジン
１でのプレート２の下部支持部とコンベヤー１１の搬送面との間の垂直差は、プ
レートの運動を引き起こす。すなわち、その運動は図４に示されているが、プレ
ートがマガジン１から取り出し用把持装置１０によって取り出され、ついでコン
ベヤー１１上に裏返る（ｔｕｒｎ ｏｖｅｒ）場合のものである。 取り出し用把持装置１０の直線的旋回運動に関する上述した実行は、プレート
の積層前端部の傾斜した位置から水平のコンベヤー１１上へ、プレート２を短い
経路で搬送することを可能とする。

【００１７】 ライン５０を介して負圧に曝されている取り出し用把持装置１０のハウジング
７０内には、通気バルブ７１が設けられている。バルブ７１のフラップ７２は、
ローラー７４を保持しているレバー７３に接続されている。取り出し用把持装置
１０が、保持位置から出て載置位置内に移動した場合、ローラー７４は、調整可
能にプレート６３に取着され、レバー７３を軸７７の周りに旋回することによっ
てフラップ７２を調整可能なバルブスプリング７８の力に抗して開成するプレー
ト７６の傾斜部７５と当接する。このように、取り出し用把持装置１０のハウジ
ング７０の負圧はなくなり、その負圧によって保持されていたプレート２は、プ
レート２がベルト１４によって規定されたコンベヤー１１のコンベヤー面と鋭角
をなすとすぐに開放される。プレート２は、角度がコンベヤー面に対してほぼ４
５°に達した場合、取り出し用把持装置１０によって開放されることが好ましい
（図４における位置Ａ）。

【００１８】 要約すると、本発明の１つの実施例は次のようになる。 特に電池用の鉛プレートで水平のマガジン１に保持されているプレート２の積
層を取り崩すための装置は、少なくとも１つの吸引ヘッド２３が装着された取り
出し用把持装置１０を有している。取り出し用把持装置１０は、取り出し位置８
にある一番前のプレートを把持し、それをマガジン１の積層部から引き、プレー
ト２の底部領域にある水平軸線の周りにマガジン１の次に配置されているコンベ
ヤー１１の方向へプレート２を旋回運動し、プレート２の底部領域がコンベヤー
１１の供給側端部と当接してプレート２をさらに旋回する。プレート２が水平方
向に対してほぼ４５°の傾斜をなすとすぐに、取り出し用把持装置１０はプレー
トを開放するので、コンベヤー１１の運動によって支持されたプレートはその自
重で下方のコンベヤー上に落下し、コンベヤーによって搬送される。鉛プレート
のラグを研磨する手段１２がコンベヤー１１に設けられている。コンベヤー１１
の供給端部側に、プレート２が他のコンベヤー３０に正確に整列して供給される
手段１８が設けられている。

【図面の簡単な説明】

【図１】 積層部からプレートを取り出し、取り出されたプレートをコンベヤー上に載置
するための装置の側面部分概略図。

【図２】 図１の上面図。

【図３】 取り出し用把持装置の領域の詳細図。

【図４】 プレートが積層部から取り出される場合の運動のシーケンスを示す図。

【図５】 取り出し用把持装置用の駆動部を示す図（部分的に）。

【図６】 （部分的に）他の位置における取り出し用把持装置用の駆動部を示す図。

【図７】 取り出し用把持装置用の駆動部の全体図。

【図８】 取り出し用把持装置用の駆動部の詳細図。

【図９】 部分的に切除した上面図。

【図１０】 通気バルブを有する取り出し用把持装置の断面図。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルトル、ヨゼフ オーストリア国、アー − 8271 バー ト・バルタースドルフ 265 (72)発明者 パプスト、アントン オーストリア国、アー − 8221 ヒルン スドルフ、142 (72)発明者 シュベッツ、アントン オーストリア国、アー − 8273 エベル スドルフ、ネルニング 72 Ｆターム(参考） 3F072 AA28 AA29 GD05 GE03 GG01 GG03 GG12 JA02 JA09 KA01 KD03 KD17 KD24 KD28 KE01 KE11 3F343 FA06 FA15 FA20 GA04 GB01 GC01 GD01 GE12 HB04 HD15 JA01

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マガジン（１）に互いに立位状態で配置されたプレート（２
   ）を取り出すための装置であって、そのとき一番前にあるプレート（２）を取り
   出しコンベヤー（１１）に載置するための取り出し用把持装置（１０）を有し、
   コンベヤー（１１）の搬送面は、プレート（２）の底部端部が頂部と偏倚して位
   置するようにプレート（２）を立位したマガジン（１）の下方の境界になぞらえ
   られていて、取り出し用把持装置（１０）は、取り出されるべきプレート（２）
   をその頂端部の領域で把持するものにおいて、 取り出し用把持装置（１０）は、マガジン（１）から離れてコンベヤー（１１
   ）に向けて直線的運動と旋回運動を与えられる駆動部に結合されていて、取り出
   し用把持装置（１０）は、プレート（２）がコンベヤー（１１）に向かって傾い
   た傾斜した位置（Ａ）になるとすぐに、取り出し用把持装置（１０）をプレート
   （２）から引き離すようにする制御装置（７４，７５，７６）に結合されていて
   、プレート（２）の傾動運動は、取り出し用把持装置（１０）の直線運動および
   旋回運動中にその底部領域がコンベヤー（１１）の供給側端部と当接するコンベ
   ヤー（１１）の供給側端部によって支持されていることを特徴とする板状物を取
   り出すための装置。
2. 【請求項２】 取り出し用把持装置（１０）は、装置のフレームに固定され
   た軸（５６）の周りに旋回駆動可能な旋回レバー（５７）に連結され、旋回レバ
   ー（５７）の接続点から離間してコンベヤー（１１）に平行に案内されたプレー
   ト（５８）に設けられていることを特徴とする請求項１記載の装置。
3. 【請求項３】 プレート（５８）は、装置のフレームに取着されたプレート
   （６３）の案内溝（６２）の案内ローラー（６１）を介して案内されていること
   を特徴とする請求項２記載の装置。
4. 【請求項４】 旋回レバー（５７）は、連結ロッド（５４）を介してクラン
   ク駆動部（５２、５３）に一部分が連結されたレバー（５５）に連結されている
   ことを特徴とする請求項２または３記載の装置。
5. 【請求項５】 連結ロッド（５４）の長さは、変更可能であることを特徴と
   する請求項４記載の装置。
6. 【請求項６】 クランク駆動部は、連結ロッド（５４）の一端部に連結され
   たクランクピン（５３）を有し、回転駆動されるクランクディスク（５２）を備
   えたことを特徴とする請求項４または５記載の装置。
7. 【請求項７】 取り出し用把持装置（１０）は、負圧ライン（５０）を介し
   て負圧源に接続されたハウジング（７０）に連結された少なくとも１つの吸引ヘ
   ッド（２３）を支承する真空把持装置であることを特徴とする請求項１ないし６
   いずれか１項記載の装置。
8. 【請求項８】 通気バルブ（７１）が、取り出し用把持装置（１０）のハウ
   ジング（７０）に設けられていることを特徴とする請求項７記載の装置。
9. 【請求項９】 通気バルブ（７１）は、取り出し用把持装置（１０）が載置
   位置に達するとすぐに開成する駆動部（７３、７４、７５）に接続されているこ
   とを特徴とする請求項８記載の装置。
10. 【請求項１０】 通気バルブ（７１）のフラップは、取り出し用把持装置（
    １０）のハウジング（７０）に旋回可能に支持され、傾斜した面と当接するロー
    ラー（７４）を他方の端部に支承するレバー（７３）に連結されていることを特
    徴とする請求項９記載の装置。
11. 【請求項１１】 装置のフレームに調整可能に設けられたプレート（７９）
    に傾斜した面を有することを特徴とする請求項１０記載の装置。
12. 【請求項１２】 コンベヤー（１１）は、特にＶベルトであって、互いに平
    行に整列された２つのコンベヤーベルト（１４）を有することを特徴とする請求
    項１ないし１１いずれか１項記載の装置。
13. 【請求項１３】 電池用の鉛プレートのラグを研磨するための装置（１２）
    が、コンベヤー（１１）に設けられていることを特徴とする請求項１ないし１２
    いずれか１項記載の装置。
14. 【請求項１４】 コンベヤー（１１）に対して鉛プレートを押圧するローラ
    ー（１３）は、鉛プレートのラグを研磨するために装置（１２）に設けられてい
    ることを特徴とする請求項１３記載の装置。
15. 【請求項１５】 ローラー（１３）は、装置のフレームに旋回可能に支持さ
    れたレバー（１５）の自由端部に支持されていることを特徴とする請求項１４記
    載の装置。
16. 【請求項１６】 鉛プレートのラグを研磨するための装置（１２）は、鉛プ
    レートのラグを両側から係合する２つの回転駆動されるブラシ（１６）、好まし
    くはワイヤーブラシを有することを特徴とする請求項１１ないし１５いずれか１
    項記載の装置。
17. 【請求項１７】 ブラシ（１６）は、同一方向に回転駆動されることを特徴
    とする請求項１６記載の装置。
18. 【請求項１８】 頂部から作用される反対のローラー（１８）は、コンベヤ
    ー（１１）の引渡し側端部に設けられていて、コンベヤー（１１）のベルト（１
    ４）のたわみローラー（１６）の軸に平行に整列された軸の周りに回転可能であ
    ることを特徴とする請求項１ないし１７いずれか１項記載の装置。
19. 【請求項１９】 プレート（２）を他の加工装置または処理装置へ供給する
    ための他のコンベヤー手段（３０）が、コンベヤー（１１）の引渡し側端部に設
    けられていることを特徴とする請求項１ないし１８いずれか１項記載の装置。