JP2002365937A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002365937A
JP2002365937A JP2001171038A JP2001171038A JP2002365937A JP 2002365937 A JP2002365937 A JP 2002365937A JP 2001171038 A JP2001171038 A JP 2001171038A JP 2001171038 A JP2001171038 A JP 2001171038A JP 2002365937 A JP2002365937 A JP 2002365937A
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JP2001171038A
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Yuko Hayama
祐子 羽山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、2次転写部での中間転写体の帯
電電位を正確に測定できず、2次転写性能が劣化すると
いう課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、中間転写体2の裏面側電位
を1次転写位置から2次転写位置までの間で検知する表
面電位検知装置51を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の像担持体及
び中間転写体を有する複写機、プリンタ、ファクシミ
リ、印刷機、又はこれらの2つ以上の複合機などの画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転写紙(記録紙)などの転写体(転写
材)にカラー画像を形成する画像形成装置には、複数の
感光体にそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの各色のトナー像を形成し、これらの感光体上の各色
のトナー像を1次転写手段により中間転写体上に順次に
重ねて転写してカラー画像を形成し、この中間転写体上
のカラー画像を転写紙(記録紙)などの転写材に2次転
写手段により転写するものがある。この画像形成装置
は、カラー画像形成の高速化、高画質化に有利であり、
今後も採用される方式である。
【0003】この画像形成装置では、中間転写体の抵抗
特性が体積抵抗値で10〜10 Ω・cmの中抵抗
である場合、1次転写手段により感光体から中間転写体
にトナー像を転写する際に1次転写手段として接触式転
写手段を使用することは電力の面からも環境の面からも
有利であり、従来は中間転写体に中抵抗のものを使用し
て1次転写手段として接触式転写手段を採用している。
【0004】これは、1011Ω・cmより大きな体積
抵抗値を有する中間転写体を採用すると、各1次転写手
段により4つの感光体から中間転写体に各色のトナー像
を順次に転写するためには、4番目にトナー像の転写を
行う1次転写手段への印加電圧が高くなりすぎて放電な
どを起こし、転写を良好に行うことができなくなってし
まったり、放電過多によるオゾンやその他の生成物によ
る不具合も発生してしまう為である。また、画像形成速
度を高速にするほど、1次転写手段への印加電圧を上げ
なければならず、同様の不具合が発生しやすくなる。
【0005】そこで、中間転写体に中抵抗のものを採用
すると、1次転写手段への印加電圧上昇は押さえられる
が、中間転写体の材料の特性により抵抗値のばらつきの
範囲で1次転写に必要な1次転写手段への印加電圧が異
なることが知られている。電源から1次転写手段への電
圧印加は、適正な印加電圧を設定して定電圧で1次転写
手段に印加する方式、又は、中間転写体に与える電荷量
を一定にするために電源から中間転写体へ一定の電流を
供給する定電流方式が用いられるが、どちらの方式の場
合も、例えば10Ω・cmの体積抵抗値を有する中間
転写体と、10 10Ω・cmの体積抵抗値を有する中間
転写体とでは、転写に必要な印加電圧が異なり、その結
果、4つの感光体から中間転写体に各色のトナー像を重
ねて転写した後の中間転写体の帯電電位は1010Ω・
cmの体積抵抗値を有する中間転写体の方が高くなる。
【0006】中間転写体の体積抵抗値のばらつき幅をお
さえれば、中間転写体に各色のトナー像を重ねて転写し
た後の中間転写体は体積抵抗値のばらつきによる帯電電
位の差が少なくなるが、中間転写体は、製造面で厳密な
管理が必要となり、それによりコスト高になる。また、
中間転写体は、体積抵抗値が周囲の温度湿度などの環境
によってもばらつく場合があり、その場合にも帯電電位
が異なる。
【0007】さらに、4つの感光体から中間転写体への
トナー像の1次転写より、中間転写体から転写体へのト
ナー像の2次転写に至るまでには中間転写体の導電性に
より中間転写体の帯電電荷が除電されるが、この除電量
も中間転写体の抵抗値により異なる。これらのことか
ら、2次転写部での中間転写体の帯電電位は様々な値を
とり、2次転写手段への最適な印加電圧が異なる。
【0008】特開平8−54789号公報には、中間転
写体を用いた画像形成装置において、1次転写後の中間
転写体の帯電状態の変動に起因する2次転写性能の劣化
を防止するために、中間転写体のトナー像が転写される
転写面の表面電位を検知する表面電位計を1次転写位置
の下流で且つ2次転写位置の上流側になる部位に設け、
この表面電位計で測定した中間転写体の表面電位と、2
次転写ローラへの印加電圧との差が所定の値に保たれる
ように2次転写ローラへの印加電圧を制御するようにし
たものが記載されている。
【0009】特開平10−111606号公報には、転
写材の電気抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、この抵
抗値検出手段の検出結果に応じて転写材への転写条件を
制御する転写条件制御手段と、環境条件(温度、湿度)
を検出する環境条件検出手段と、この環境条件検出手段
の検出結果に応じて転写材担持体の除電条件を制御する
除電条件制御手段とを有する画像形成装置が記載されて
いる。
【0010】特開平11−224005号公報には、中
間転写体の表面電位を表面電位計を用いずに検出するた
めに、中間転写体の画像領域の前側部分が1次転写領域
を通過する際の1次転写器に印加される電圧または電流
を測定して上記前側部分の帯電量を検知する手段と、こ
の手段の検知信号に応じて2次電写電圧を決定する手段
とを有する画像形成装置が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−54789
号公報記載の画像形成装置では、中間転写体のトナー像
が転写される転写面の表面電位を検知する表面電位計を
1次転写位置の下流で且つ2次転写位置の上流側になる
部位に設け、この表面電位計で測定した中間転写体の表
面電位と、2次転写用転写ローラへの印加電圧との差が
所定の値に保たれるように2次転写用転写ローラへの印
加電圧を制御するので、表面電位計のプローブを中間転
写体の表面に数ミリメートルに近接させなければなら
ず、このプローブにより、静電的な力などで中間転写体
上の未定着トナー像を乱してしまったり、トナーを引き
付けて汚してしい正確な表面電位を検知できなくなって
しまったりする危険がある。さらに、中間転写体の表面
電位を検知しているが、中間転写体の表面に、画像の離
型性を良くしたり画像のエッジ部がトナーの静電的な反
発力により飛び散ったりしないように薄い10μm以下
のコーティング材を設けている場合が多いが、そのよう
な場合には中間転写体全体の体積抵抗値を測定すること
ができない。
【0012】このようなことから、特開平11−224
005号公報記載の画像形成装置では、表面電位計を用
いずに、中間転写体の画像領域の前側部分が1次転写領
域を通過する際の1次転写器に印加される電圧または電
流を測定して上記前側部分の帯電量を検知する手段と、
この手段の検知信号に応じて2次電写電圧を決定する手
段とを設けているが、実際には中間転写体の抵抗値のみ
を測定することとなり、2次転写部での中間転写体の電
荷量を推定しているに過ぎず、2次転写部での中間転写
体の帯電電位を正確に測定できなくて2次転写性能が劣
化してしまう。
【0013】さらに、特開平10−111606号公報
記載の画像形成装置では、転写材の電気抵抗値を検出す
る抵抗値検出手段と、この抵抗値検出手段の検出結果に
応じて転写材への転写条件を制御する転写条件制御手段
と、環境条件(温度、湿度)を検出する環境条件検出手
段と、この環境条件検出手段の検出結果に応じて転写材
担持体の除電条件を制御する除電条件制御手段とを有す
るので、センサが少なくとも2つ以上必要であり、コス
トがかかりすぎる。
【0014】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたもので、2次転写性能の劣化を防止することが
でき、最適な画像品質を維持することができる画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、トナー像を各々担持する複
数の像担持体と、この複数の像担持体上の各トナー像が
順次に重ねて1次転写される中間転写体と、前記複数の
像担持体上の各トナー像をそれぞれ前記中間転写体に重
ねて転写させる複数の1次転写手段と、前記中間転写体
上の重ねて転写されたトナー像を転写体に2次転写させ
る2次転写手段とを有する画像形成装置において、前記
中間転写体の裏面側電位を1次転写位置から2次転写位
置までの間で検知する表面電位検知装置を設けたもので
ある。
【0016】請求項2に係る発明は、トナー像を各々担
持する複数の像担持体と、この複数の像担持体上の各ト
ナー像が順次に重ねて1次転写される中間転写体と、前
記複数の像担持体上の各トナー像をそれぞれ前記中間転
写体に重ねて転写させる複数の1次転写手段と、前記中
間転写体上の重ねて転写されたトナー像を転写体に2次
転写させる2次転写手段とを有する画像形成装置におい
て、前記中間転写体の裏面側電位を1次転写位置から2
次転写位置までの間で検知する表面電位検知装置と、こ
の表面電位検知装置の検知結果により前記2次転写手段
の転写条件を制御する制御手段とを備えたものである。
【0017】請求項3に係る発明は、トナー像を各々担
持する複数の像担持体と、この複数の像担持体上の各ト
ナー像が順次に重ねて1次転写される中間転写体と、前
記複数の像担持体上の各トナー像をそれぞれ前記中間転
写体に重ねて転写させる複数の1次転写手段と、前記中
間転写体上の重ねて転写されたトナー像を転写体に2次
転写させる2次転写手段とを有する画像形成装置におい
て、前記中間転写体の裏面側電位を1次転写位置から2
次転写位置までの間で検知する表面電位検知装置と、こ
の表面電位検知装置の検知結果と前記複数の1次転写手
段の少なくとも1つの転写条件により前記2次転写手段
の転写条件を制御する制御手段とを備えたものである。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記中間転
写体の体積抵抗値が10〜10Ω11・cmであるも
のである。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記1次転写手段は前記像担持体
に接触する転写手段であるものである。
【0020】請求項6に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか1つに記載の画像形成装置において、前記2次転
写手段は転写時に転写体を介して前記中間転写体に押し
当てられる転写手段であるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例(以下実
施例1という)を示す。この実施例1の画像形成装置
は、複数の像担持体としての感光体(ここでは感光体ド
ラム)3a、3b、3c、3dは、一列に配置されて図
示しない駆動部により時計方向に回転駆動され、それぞ
れ、帯電手段4a、4b、4c、4dにより負の電荷が
付与されて一様に帯電された後、露光装置5a、5b、
5c、5dにてスキャナなどから送り込まれる書き込み
画像信号に応じたレーザビームで露光されることにより
画像が書き込まれて静電線像が形成される。ここに、露
光装置5a、5b、5c、5dは、レーザ光源を書き込
み画像信号により駆動してレーザ光源から書き込み画像
信号で変調されたレーザビームを出射し、このレーザビ
ームをポリゴンミラー6a、6b、6c、6dで偏向走
査して感光体3a、3b、3c、3dへ照射する。
【0022】感光体3a、3b、3c、3d上の静電潜
像はそれぞれ現像器7a、7b、7c、7dにより現像
されて各色(ここではイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラック)のトナー像となり、これらのトナー像は感光体
3a、3b、3c、3dにより担持される。従って、帯
電手段4a、4b、4c、4d、露光装置5a、5b、
5c、5d、現像器7a、7b、7c、7dは、感光体
3a、3b、3c、3d上に各色のトナー像を形成して
担持する画像形成手段を構成する。本実施例では、現像
器7a、7b、7c、7dは、マイナス帯電のトナーを
使用して反転現像を行う現像器を用いている。
【0023】一方、感光体3a、3b、3c、3dの下
方には中間転写体としての中間転写ベルト2が配置さ
れ、この中間転写ベルト2はローラ21〜23に架け渡
されている。中間転写ベルト2は、ローラ21〜23の
うちの1つのローラが図示しない駆動部により回転駆動
されることで矢印方向へ回転する。中間転写ベルト2の
裏側(内側)には1次転写手段としての1次転写ローラ
9a、9b、9c、9dが接触し、この1次転写ローラ
9a、9b、9c、9dにはそれぞれ電源31a、31
b、31c、31dが接続される。
【0024】中間転写ベルト2は、電源31a、31
b、31c、31dから1次転写ローラ9a、9b、9
c、9dを介して1次転写バイアスが印加されることに
より、感光体3a、3b、3c、3d上のイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラック各色のトナー像が順次に重ね
て転写されることで4色重ねのカラー画像(フルカラー
画像)が形成される。このカラー画像は、中間転写ベル
ト2の回転に伴ってローラ22上を通り、2次転写部の
2次転写ローラ8の方向へ送られる。
【0025】給紙カセット13内には転写体(シート状
転写材)としての転写紙が収納されており、この給紙カ
セット13内の転写紙は設定されたタイミングでピック
アップローラ12により2次転写部の2次転写ローラ8
の方向へ給紙される。この給紙された転写紙11は2次
転写装置(2次転写手段)である2次転写ローラ8とロ
ーラ23のニップ部における2次転写ローラ8と中間転
写ベルト2との間を通して搬送される。2次転写ローラ
8は、ローラ23に中間転写ベルト2を介して押し当て
られ、電源41から転写バイアスが印加されて電荷が供
給され、中間転写ベルト2上の4色重ねのカラー画像を
転写紙11に一括して転写させる。転写紙11は、4色
重ねのカラー画像が転写された後に定着装置10により
4色重ねのカラー画像が定着され、本装置外へ排出され
る。
【0026】本実施例では、感光体3a、3b、3c、
3dはドラム型の直径30mmの円筒に負帯電極性の有
機感光体(OPC)を塗布したドラムが用いられ、帯電
手段4a、4b、4c、4dは感光体3a、3b、3
c、3dに当接される帯電ローラが用いられて図示しな
い電源から電圧が印加される。現像器7a、7b、7
c、7dはキャリアとトナーを撹拌して帯電させる2成
分現像方式の現像器が用いられている。トナーは負極性
に帯電され、現像器7a、7b、7c、7dは感光体3
a、3b、3c、3d上のレーザビームで露光された潜
像部分にトナーを付着させてトナー像を形成する。
【0027】1次転写ローラ9a、9b、9c、9d
は、金属棒であり、感光体3a、3b、3c、3dの真
下よりも中間転写ベルト2の進行方向下流側にずれて配
置されている。1次転写ローラ9a、9b、9c、9d
は、それぞれ、図示しない給電バネを介して高圧電源3
1a、31b、31c、31dに接続され、高圧電源3
1a、31b、31c、31dから転写バイアスが印加
される。高圧電源31a、31b、31c、31dは制
御手段としてのマイクロプロセッサ52により制御され
る。
【0028】中間転写ベルト2は、基層及び表層の2層
構造からなり、全体の厚みが150μmである。中間転
写ベルト2の表層は、厚みが10μm前後であり、体積
抵抗率が1×1012Ω・cmである離型性の良いフッ
素樹脂のPTEFを分散した樹脂層で形成されている。
中間転写ベルト2の基層は、体積抵抗値が望ましくは1
×10Ω・cm〜1×10Ω・cmであるNBRと
EPDMゴムで形成されている。この中間転写ベルト2
の基層の体積抵抗値は少なくとも1×10Ω・cm〜
1×1011Ω・cmの範囲、望ましくは1×10Ω
・cm〜1×1011Ω・cmの範囲にあることを特徴
とし、そのことにより、4つの感光体3a、3b、3
c、3d上のトナー像を確実に中間転写ベルト2に転写
し、かつ中間転写ベルト2から転写紙11へのトナー像
転写を異常画像が発生しないように行うことができる。
【0029】2次転写ローラ8は、直径10mmの芯金
の上に体積抵抗率1×10Ω・cmの導電性ゴム層、
例えばクロロプレンゴム、ウレタンゴムなどの層を設け
て形成され、芯金部が図示しない給電バネを介して高圧
電源41に接続されている。2次転写ローラ8と対向し
ているローラ23は接地されている。
【0030】このカラー画像形成装置においては、中間
転写ベルト2上に感光体3a、3b、3c、3d上の各
色のトナー像が順次に重ねて1次転写される。この時に
電源31a、31b、31c、31dから1次転写ロー
ラ9a、9b、9c、9dに印加される1次転写電圧
は、中間転写ベルト2上にトナー像が転写される毎に上
がって行き、つまり、感光体3a上のトナー像→感光体
3b上のトナー像→感光体3c上のトナー像→感光体3
d上のトナー像の順に(1次転写ローラ9aの印加電圧
→1次転写ローラ9bの印加電圧→1次転写ローラ9c
の印加電圧→1次転写ローラ9dの印加電圧の順に)上
がって行く。マイクロプロセッサ52は1次転写ローラ
9a、9b、9c、9dに中間転写ベルト2の基層の体
積抵抗値に応じた1次転写電圧が印加されるように高圧
電源31a、31b、31c、31dを制御する。
【0031】通常の環境で、標準のカラー画像を形成す
る場合、マイクロプロセッサ52は高圧電源31a、3
1b、31c、31dを制御することにより、中間転写
ベルト2の基層の体積抵抗値が1×10Ω・cmの場
合には、1次転写電圧として、1次転写ローラ9aに8
00V、1次転写ローラ9bに1000V、1次転写ロ
ーラ9cに1300V、1次転写ローラ9dに1600
Vをそれぞれ印加させ、これにより中間転写ベルト2上
にカラー画像が良好に形成される。
【0032】中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1
×10Ω・cmの場合、マイクロプロセッサ52は高
圧電源31a、31b、31c、31dを制御すること
により、1次転写電圧として、1次転写ローラ9aに1
300V、1次転写ローラ9bに1500V、1次転写
ローラ9cに1900V、1次転写ローラ9dに250
0Vをそれぞれ印加させ、これにより中間転写ベルト2
上にカラー画像が良好に形成される。
【0033】中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1
×10Ω・cmの場合、マイクロプロセッサ52は高
圧電源31a、31b、31c、31dを制御すること
により、1次転写電圧として、1次転写ローラ9aに1
800V、1次転写ローラ9bに2200V、1次転写
ローラ9cに2700V、1次転写ローラ9dに335
0Vをそれぞれ印加させ、これにより中間転写ベルト2
上にカラー画像が良好に形成される。
【0034】1次転写電圧は、雰囲気環境、形成される
画像などによっても変化する。これは、中間転写ベルト
2の体積抵抗値により転写に必要な電荷を中間転写ベル
ト2に供給することのできる電圧が異なるからである。
このことにより、2次転写ローラ8に印加すべき2次転
写電圧が変わってくる。このため、2次転写ローラ8に
印加する2次転写電圧の調整が必要であるので、本実施
例では、1次転写位置から2次転写位置までの間の中間
転写ベルト2の裏面側(カラー画像が形成される場所の
反対側)の電位を検知する表面電位検知装置である表面
電位計51を設けた。
【0035】図3は本実施例の動作フローを示す。表面
電位計51は中間転写ベルト2の裏面側の電位を検知す
る。中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1×10
Ω・cmの場合、表面電位計51の検知値は900Vで
あった。マイクロプロセッサ52は、表面電位計51の
検知値に基づいて高圧電源41から2次転写ローラ8へ
の2次転写電流を決定し、この場合には13μAと決定
する。マイクロプロセッサ52は、予め表面電位計51
の各検知値に対する2次転写電流をデータとして持って
いる。マイクロプロセッサ52は、その決定した2次転
写電流が2次転写ローラ8へ供給されるように高圧電源
41を制御する。
【0036】中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1
×10Ω・cmの場合、表面電位計51の検知値は2
100Vであった。マイクロプロセッサ52は、表面電
位計51の検知値に基づいて高圧電源41から2次転写
ローラ8への2次転写電流を18μAと決定し、その決
定した2次転写電流が2次転写ローラ8へ供給されるよ
うに高圧電源41を制御する。
【0037】中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1
×10Ω・cmの場合、表面電位計51の検知値は3
000Vであった。マイクロプロセッサ52は、表面電
位計51の検知値に基づいて高圧電源41から2次転写
ローラ8への2次転写電流を23μAと決定し、その決
定した2次転写電流が2次転写ローラ8へ供給されるよ
うに高圧電源41を制御する。
【0038】ここに、マイクロプロセッサ52は、図2
に示すような表面電位計51の各検知値と2次転写電流
との関係をデータとして持ち、このデータを参照して表
面電位計51の検知値に基づき2次転写電流を決定す
る。なお、マイクロプロセッサ52は、表面電位計51
の検知値に基づいて高圧電源41から2次転写ローラ8
への2次転写電流を決定してその2次転写電流が2次転
写ローラ8へ供給されるように高圧電源41を制御した
が、表面電位計51の検知値に基づいて高圧電源41か
ら2次転写ローラ8への2次転写電圧を決定してその2
次転写電圧が2次転写ローラ8へ印加されるように高圧
電源41を制御してもよい。
【0039】この実施例1によれば、中間転写体として
の中間転写ベルト2の裏面側電位を1次転写位置から2
次転写位置までの間で検知する表面電位検知装置として
の表面電位計51を設けたので、中間転写ベルト2上の
電荷量を把握できて中間転写ベルト2の抵抗値のばらつ
きの幅にもかかわらず、2次転写条件を最適にして適切
な2次転写特性を得ることが可能となり、最適な画像品
質を得ることが可能となる。
【0040】また、実施例1によれば、中間転写体とし
ての中間転写ベルト2の裏面側電位を1次転写位置から
2次転写位置までの間で検知する表面電位検知装置とし
ての表面電位計51と、この表面電位計51の検知結果
により2次転写手段としての2次転写ローラ8の転写条
件を制御する制御手段としてのマイクロプロセッサ52
とを備えたので、中間転写ベルト2の抵抗値のばらつき
の幅にもかかわらず、2次転写条件を最適にして安定し
た良好な2次転写特性を得ることができ、最適な画像品
質を維持することができる。
【0041】また、実施例1によれば、中間転写ベルト
2の体積抵抗値が10〜10Ω ・cmであるの
で、1次転写電圧を電圧過多や放電がないようにでき、
4つの感光体3a、3b、3c、3d上のトナー像をす
べて中間転写ベルト2へ良好に転写することができて最
適な画質の転写画像を得ることができる。また、実施例
1によれば、1次転写手段は感光体3a、3b、3c、
3dに接触する転写手段としての1次転写ローラ9a、
9b、9c、9dであるので、1次転写電圧の上昇を防
いで1次転写電圧を電圧過多や放電がないようにでき、
4つの感光体3a、3b、3c、3d上のトナー像をす
べて中間転写ベルト2へ良好に転写させて最適な画質の
転写画像を得ることができ、表面電位計51の検知値を
安定させることができる。
【0042】さらに、実施例1によれば、2次転写手段
は転写時に転写体としての転写紙11を介して中間転写
ベルト2に押し当てられる転写手段としての2次転写ロ
ーラ8であるので、2次転写電圧の上昇を防いで1次転
写電圧を電圧過多や放電がないようにでき、最適な画質
の転写画像を得ることができ、表面電位計51の検知値
を安定させることができる。
【0043】次に、本発明の他の実施例(以下実施例2
という)について説明する。この実施例2では、上記実
施例1とは以下の点が異なる。図4は本実施例2の動作
フローを示す。通常の環境で、標準のカラー画像を形成
する場合、中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1×
10Ω・cmの場合、最終色のトナー像を感光体3d
から中間転写ベルト2へ転写する時に高圧電源31dか
ら1次転写ローラ9dに800Vの1次転写電圧が印加
されることで、中間転写ベルト2上に良好なカラー画像
が形成される。この時、マイクロプロセッサ52は高圧
電源31dから1次転写ローラ9dに印加される800
Vの1次転写電圧を検知する。また、表面電位計51
は、1次転写位置から2次転写位置までの間の中間転写
ベルト2の裏面側の電位((カラー画像が形成される場
所の反対側)を検知し、その検知値が900Vとなる。
【0044】マイクロプロセッサ52は、1次転写ロー
ラ9aの800Vの1次転写電圧と表面電位計51の検
知した900Vとの差(700V)を計算し、この差か
ら中間転写ベルト2の電圧降下を見ることにより、中間
転写ベルト2の抵抗値を推定して高圧電源41から2次
転写ローラ8への2次転写電流を決定する。マイクロプ
ロセッサ52は、例えば上述の差より高圧電源41から
2次転写ローラ8への2次転写電流を13μAと決定
し、その決定した2次転写電流が2次転写ローラ8へ供
給されるように高圧電源41を制御する。
【0045】中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1
×10Ω・cmの場合、最終色のトナー像を感光体3
dから中間転写ベルト2へ転写する時に高圧電源31d
から1次転写ローラ9dに2500Vの1次転写電圧が
印加されることで、中間転写ベルト2上に良好なカラー
画像が形成される。この時、マイクロプロセッサ52は
高圧電源31dから1次転写ローラ9dに印加される2
500Vの1次転写電圧を検知する。また、表面電位計
51は、1次転写位置から2次転写位置までの間の中間
転写ベルト2の裏面側の電位を検知し、その検知値が2
100Vとなる。
【0046】マイクロプロセッサ52は、1次転写ロー
ラ9dの2500Vの1次転写電圧と表面電位計51の
検知した2100Vとの差(400V)を計算し、この
差より高圧電源41から2次転写ローラ8への2次転写
電流を18μAと決定し、その決定した2次転写電流が
2次転写ローラ8へ供給されるように高圧電源41を制
御する。
【0047】中間転写ベルト2の基層の体積抵抗値が1
×10Ω・cmの場合、最終色のトナー像を感光体3
dから中間転写ベルト2へ転写する時に高圧電源31d
から1次転写ローラ9dに3350Vの1次転写電圧が
印加されることで、中間転写ベルト2上に良好なカラー
画像が形成される。この時、マイクロプロセッサ52は
高圧電源31dから1次転写ローラ9dに印加される3
350Vの1次転写電圧を検知する。また、表面電位計
51は、1次転写位置から2次転写位置までの間の中間
転写ベルト2の裏面側の電位を検知し、その検知値が3
000Vとなる。
【0048】マイクロプロセッサ52は、1次転写ロー
ラ9dの3350Vの1次転写電圧と表面電位計51の
検知した3000Vとの差(350V)を計算し、この
差より高圧電源41から2次転写ローラ8への2次転写
電流を23μAと決定し、その決定した2次転写電流が
2次転写ローラ8へ供給されるように高圧電源41を制
御する。
【0049】ここに、マイクロプロセッサ52は、高圧
電源31dから1次転写ローラ9dに印加される250
0Vの1次転写電圧と1次転写位置から2次転写位置ま
での間の中間転写ベルト2の裏面側の電位に対する表面
電位計51の検知値との差と2次転写電流との関係をデ
ータとして持ち、このデータを参照して上述の差に基づ
き2次転写電流を決定する。
【0050】なお、マイクロプロセッサ52は、上述の
差に基づいて高圧電源41から2次転写ローラ8への2
次転写電流を決定してその2次転写電流が2次転写ロー
ラ8へ供給されるように高圧電源41を制御したが、上
述の差に基づいて高圧電源41から2次転写ローラ8へ
の2次転写電圧を決定してその2次転写電圧が2次転写
ローラ8へ印加されるように高圧電源41を制御しても
よい。この場合、マイクロプロセッサ52は、図5に示
すような高圧電源31dから1次転写ローラ9dに印加
される1次転写電圧と1次転写位置から2次転写位置ま
での間の中間転写ベルト2の裏面側の電位に対する表面
電位計51の検知値との差と2次転写電圧との関係をデ
ータとして持ち、このデータを参照して上述の差に基づ
き2次転写電圧を決定する。
【0051】この実施例2によれば、中間転写体として
の中間転写ベルト2の裏面側電位を1次転写位置から2
次転写位置までの間で検知する表面電位検知装置として
の表面電位計51と、この表面電位計51の検知結果と
複数の1次転写手段としての1次転写ローラ9a、9
b、9c、9dの少なくとも1つの転写条件により2次
転写条件を制御する制御手段としてのマイクロプロセッ
サ52とを備えたので、安定した良好な2次転写条件で
最適な画質の転写画像を得ることができる。
【0052】本発明の他の各実施例は、上記実施例1、
2において、それぞれ、図6に示すように転写ベルト5
3を用いたものである。転写ベルト53は、2次転写手
段としての2次転写ローラ9と中間転写ベルト2との間
を通してローラ54、55に掛け渡され、ローラ54、
55の一方が図示しない駆動部により回転駆動されるこ
とで回転する。給紙カセット13から給紙された転写紙
11は、転写ベルト53により搬送されて2次転写ロー
ラ9により中間転写ベルト2上のカラー画像が転写さ
れ、定着装置10へ搬送される。
【0053】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、例えば3つの像担持体としての感光体及
び中間転写体としての中間転写ベルトを用いるカラー画
像形成装置などにも同様に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、中間転写体上の電荷量を把握できて中間転写体の抵
抗値のばらつきの幅にもかかわらず、2次転写条件を最
適にして適切な2次転写特性を得ることが可能となり、
最適な画像品質を得ることが可能となる。請求項2に係
る発明によれば、中間転写体の抵抗値のばらつきの幅に
もかかわらず、2次転写条件を最適にして安定した良好
な2次転写特性を得ることができ、最適な画像品質を維
持することができる。
【0055】請求項3に係る発明によれば、安定した良
好な2次転写条件で最適な画質の転写画像を得ることが
できる。請求項4に係る発明によれば、1次転写電圧を
電圧過多や放電がないようにでき、複数の像担持体上の
トナー像をすべて中間転写体へ良好に転写することがで
きて最適な画質の転写画像を得ることができる。
【0056】請求項5に係る発明によれば、1次転写電
圧の上昇を防いで1次転写電圧を電圧過多や放電がない
ようにでき、複数の像担持体上のトナー像をすべて中間
転写体へ良好に転写させて最適な画質の転写画像を得る
ことができ、表面電位検知装置の検知値を安定させるこ
とができる。請求項6に係る発明によれば、2次転写電
圧の上昇を防いで1次転写電圧を電圧過多や放電がない
ようにでき、最適な画質の転写画像を得ることができ、
表面電位検知装置の検知値を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す概略図である。
【図2】同実施例1における表面電位計の各検知値と2
次転写電流との関係を示す特性図である。
【図3】同実施例1の動作フローを示すフローチャート
である。
【図4】本発明の実施例2の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の別の同実施例における1次転写電圧と
表面電位計の検知値との差と2次転写電圧との関係を示
す特性図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
2 中間転写ベルト 3a、3b、3c、3d 感光体 9a、9b、9c、9d 1次転写ローラ 9 2次転写ローラ 31a、31b、31c、31d、41 電源 51 表面電位計 52 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AB02 BB23 BB42 BB43 BB46 BB54 BB63 2H200 FA18 GA12 GA14 GA16 GA23 GA34 GA45 GA47 GA59 GB22 HA02 HB12 JA03 JA23 JA28 JA29 JA30 JC03 JC13 JC15 JC16 JC17 JC18 JC19 JC20 MA03 MA04 MA20 MB04 MB06 NA02 NA08 NA09 PA04 PB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を各々担持する複数の像担持体
    と、この複数の像担持体上の各トナー像が順次に重ねて
    1次転写される中間転写体と、前記複数の像担持体上の
    各トナー像をそれぞれ前記中間転写体に重ねて転写させ
    る複数の1次転写手段と、前記中間転写体上の重ねて転
    写されたトナー像を転写体に2次転写させる2次転写手
    段とを有する画像形成装置において、前記中間転写体の
    裏面側電位を1次転写位置から2次転写位置までの間で
    検知する表面電位検知装置を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】トナー像を各々担持する複数の像担持体
    と、この複数の像担持体上の各トナー像が順次に重ねて
    1次転写される中間転写体と、前記複数の像担持体上の
    各トナー像をそれぞれ前記中間転写体に重ねて転写させ
    る複数の1次転写手段と、前記中間転写体上の重ねて転
    写されたトナー像を転写体に2次転写させる2次転写手
    段とを有する画像形成装置において、前記中間転写体の
    裏面側電位を1次転写位置から2次転写位置までの間で
    検知する表面電位検知装置と、この表面電位検知装置の
    検知結果により前記2次転写手段の転写条件を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】トナー像を各々担持する複数の像担持体
    と、この複数の像担持体上の各トナー像が順次に重ねて
    1次転写される中間転写体と、前記複数の像担持体上の
    各トナー像をそれぞれ前記中間転写体に重ねて転写させ
    る複数の1次転写手段と、前記中間転写体上の重ねて転
    写されたトナー像を転写体に2次転写させる2次転写手
    段とを有する画像形成装置において、前記中間転写体の
    裏面側電位を1次転写位置から2次転写位置までの間で
    検知する表面電位検知装置と、この表面電位検知装置の
    検知結果と前記複数の1次転写手段の少なくとも1つの
    転写条件により前記2次転写手段の転写条件を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記中間転写体の体積抵抗値が10
    〜10Ω11・cmであることを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の画像形成装置において、前
    記1次転写手段は前記像担持体に接触する転写手段であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像
    形成装置において、前記2次転写手段は転写時に転写体
    を介して前記中間転写体に押し当てられる転写手段であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009139657A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Ricoh Co Ltd ベルト部材、転写装置、画像形成装置及びベルト部材仕様決定評価方法
US7824760B2 (en) 2006-02-13 2010-11-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Intermediate transfer member, method of producing the same, image forming method and image forming apparatus
US7923084B2 (en) 2005-09-20 2011-04-12 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Intermediate transfer member, method for producing the same and image forming method
JP2012032571A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012189918A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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