JP2002365333A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002365333A
JP2002365333A JP2001169387A JP2001169387A JP2002365333A JP 2002365333 A JP2002365333 A JP 2002365333A JP 2001169387 A JP2001169387 A JP 2001169387A JP 2001169387 A JP2001169387 A JP 2001169387A JP 2002365333 A JP2002365333 A JP 2002365333A
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JP
Japan
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flop
flip
circuit
pad
data
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JP2001169387A
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English (en)
Inventor
Takahiro Nagaoka
恭弘 長岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テスト時間を短縮でき、テスト容易な半導体集
積回路を提供する。 【解決手段】入力パッド300と、この入力パッド30
0から入力されたデータを格納する初段のフリップフロ
ップ302と、このフリップフロップ302のデータを
入力する内部回路303と、入力パッド300と内部回
路303の間に設けられフリップフロップ302の出力
を取り込み外部に出力可能なフリップフロップ311を
有するBST(バウンダリ・スキャン・テスト)回路3
14とを備えている。セットアップ時間・ホールド時間
のテスト時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セットアップ時間
・ホールド時間及び出力遅延時間をテストすることがで
きる半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来例の回路図を示す。入力パッ
ド100から入力されたデータは、初段のフリップフロッ
プ110に格納され、内部回路112を伝搬し、最終段のフリ
ップフロップ111に格納されてから、出力パッド102へ出
力される。113、114はバッファ、130はクロッ
クパッドである。セットアップ時間・ホールド時間は、
初段のフリップフロップ110に入力パッド100から入力さ
れたデータと、クロック信号101の立ち上がりとの差の
時間で表す。また、セットアップ時間・ホールド時間の
テストは、テスト系によらない実動作パターンを使用
し、実動作パターンの入力タイミングをクロック信号に
対してずらしながら実動作パターンのパス・フェイルか
ら行う。
【0003】図8にタイミング図を示す。A〜Dはデー
タである。クロックパッド130から入力されたクロック
信号101の立ち上がりで入力パッド100からの例え
ばデータAがフリップフロップ110に格納される。セット
アップ時間・ホールド時間をテストする場合、フリップ
フロップ110に入力データが格納できたかどうかを、
数クロック後のフリップフロップ111から伝搬した出
力パッド102の値と期待値"C"との比較で判定する。
【0004】また、出力遅延時間に関しては、テスト系
によらない実動作の伝搬経路を通ってきた信号を、最終
段のフリップフロップ111で出力した信号の変化を出力
パッド102で観察することで行ってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、入力信号のセッ
トアップ時間もしくはホールド時間は、半導体集積回路
のテスト系によらない実動作の伝搬経路でのテストパタ
ーンにおいて、入力信号を所望のセットアップ時間もし
くはホールド時間に設定して、出力信号とテストパター
ンの期待値を比較し、比較結果のパス/フェイルによっ
て入力信号のセットアップ時間・ホールド時間のテスト
を行っていた。
【0006】そのため、半導体集積回路の内部をテスト
するテストパターンが必要となるが、テストパターンは
内部回路動作のテストでも使用するので、集積回路が大
きくなるにつれ、テストパターンも長大化し、テスト時
間が長くなっていた。
【0007】また、テストパターンは、内部動作の検証
に使用するので、任意のパッドの入力信号に対するセッ
トアップ・ホールド時間をテストするテストパターンを
開発するのは非常に困難であった。
【0008】さらに、出力遅延時間を評価するときも、
任意のパッドを"High", "Low"に設定するパターン作成
が困難であった。
【0009】したがって、この発明の目的は、テスト時
間の短縮化と、テスト容易化を図るな半導体集積回路を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路は、入力パッドと、この入力パッドから入力され
たデータを格納する初段のフリップフロップと、このフ
リップフロップのデータを入力する内部回路と、入力パ
ッドと内部回路の間に設けられフリップフロップの出力
を取り込み外部に出力可能なレジスタを有するBST回
路とを備えたものである。
【0011】請求項1記載の半導体集積回路によれば、
入力パッドから伝搬する信号を格納する初段フリップフ
ロップの値を観測できるようにすることで、内部回路を
介さないで、セットアップ時間・ホールド時間のテスト
を可能にし、テスト時間の短縮化が図られる。
【0012】請求項2記載の半導体集積回路は、内部回
路と、この内部回路のデータを格納するフリップフロッ
プと、このフリップフロップのデータを出力する出力パ
ッドと、内部回路と出力パッドの間に設置されて、任意
のデータをフリップフロップに格納するBST回路とを
備えたものである。
【0013】請求項2記載の半導体集積回路によれば、
出力パッドのデータを容易に設定できるようにすること
で、出力遅延時間の評価及びテストの容易化・時短化が
図られる。さらに、パッド数が増えてもテストピンは1
ピンの増加ですむ。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明の第1の実施の形態を図1から図4
により説明する。まず、BST(バウンダリ・スキャン・
テスト)回路について図1に基づいて説明する。BST
は、デジタルボードに実装した部品(半導体集積回路
等)の短絡故障・解放故障・LSI動作不良等の製造不良
を発見するためのテスト手法のことである。BSTに対応
したLSIは、4つの専用端子TDI(test data in), TDO(tes
t data out), TMS(test mode select), TCK(test cloc
k)が必要となる。LSIのパッドと内部の通常動作論理回
路の間にバウンダリ・スキャン・セルを配置する。テス
ト時には、各パッドのバウンダリ・スキャン・セル(例
えば図1のフリップフロップ311)をシリアルに接続し
1本のシフトレジスタを構成する。
【0016】半導体集積回路の各入力パッド300と内
部回路303の初段のフリップフロップ302の間には
図1に示すBST回路314が備えられている。301は
クロックパッド、311はバウンダリ・スキャン・セル
を構成するフリップフロップ、312はフリップフロッ
プで、内部ロジックに印加するデータを保持する。これ
は、BST回路314にINTEST命令が設定された
とき使用される。313はセレクタで、前段のBST回
路314のフリップフロップ312のデータを取り込む
か入力パッド300からデータを取り込むかを選択す
る。MODEはフリップフロップ302に取り込むデー
タの切り替えを行う。通常、入力パッド300からのデ
ータが選択されるが、BST回路314のINTEST
命令時、フリップフロップ312のデータを選択する。
310はセレクタ、SHFTDRはセレクタ310の制
御信号である。図1に示す各パッド300のBST回路3
14のprev , next が各々接続されることで、シフトレ
ジスタとなる一つのチェインを構成する。このチェイン
の一方の入力は、外部ピンであるTDIに、他方の出力
は、外部ピンであるTDOに接続されて、クロックTCKに同
期して、TDIからの入力データをシリアルにTDOへ転送す
る。シリアルに転送するクロック数を制御することで、
図1のフリップフロップ311に任意の値を設定するこ
とが可能となる。すなわち、BST回路314を用いるこ
とにより、任意の入力パッド300のデータを設定もし
くは観測することができる。上記シフトレジスタをBST
回路314の内部のコントローラで制御して、LSIの通
常動作と無関係にLSI内外に信号を入出力する。
【0017】図2にタイミング図を示す。入力パッド 3
00のデータAは、BST回路314の内部の命令シフトレ
ジスタをSAMPLE命令に設定することで、セレクタ310
を介してフリップフロップ311に取り込まれる。次に、B
ST回路314の内部の命令シフトレジスタをEXTEST命令
に設定することで、TDO端子からシリアルデータとし
て、取り込まれた入力パッド 300の信号が出力される。
すなわち、入力信号が取り込まれたかどうかのテストが
可能となる。
【0018】図3は、第1の実施の形態におけるセット
アップ時間・ホールド時間のテストに関するブロック図
である。図1と比較して、BST回路314が内蔵された
半導体集積回路に対し、入力パッド300とBST回路3
14との間にセレクタ 520とテストピン ACTESTを設け
る。テストピンACTESTを制御することで、初段のフリッ
プフロップ302のデータをBST回路314に取り込むこと
が可能となる。
【0019】動作を図4のタイミング図で説明する。入
力パッド 300の信号がMODEの制御によりセレクタ3
13を介して、クロックパッド301 の信号に立ち上がり
でフリップフロップ 302に取り込まれる。フリップフロ
ップ 302に取り込まれたデータは、テストピンACTESTの
セレクト信号を"High"にし、BST回路314の命令をSAM
PLE命令に設定することで、BST回路314のフリップフ
ロップ 311に取り込まれる。次にBST回路314の命令
をEXTEST命令にすることで、TDO端子からシリアルデー
タとして、フリップフロップ302のデータを観測するこ
とができる。このことにより、フリップフロップ 302の
データが出力パッドまでに伝搬する実動作パターンを流
すことなく、BSTスキャンレジスタ分だけのクロック数
でセットアップ・ホールド時間のテストができる。
【0020】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
る出力遅延時間のテストに関するブロック図である。図
1と同構成のBST回路314を半導体集積回路の内部回
路703の最終段のフリップフロップ702と出力パッ
ド700の間に設ける。内部回路703とフリップフロ
ップ702はセレクタ720を介して接続され、フリッ
プフロップ702と出力パッド700とはBST回路3
14のセレクタ313を介して接続される。またBST
回路314のフリップフロップ311の出力端がセレク
タ720の1つの入力端に接続され、フリップフロップ
702の出力端がBST回路314のセレクタ310の
1つの入力端に接続される。701はフリップフロップ
702のクロックパッドである。
【0021】まず、フリップフロップ311にデータを設
定する。設定されたデータは、図6に示すように、BS
T回路314内部の命令シフトレジスタをEXTEST
命令に設定し、セレクタ720 のテスト信号ACTESTを"Hig
h"にすることで、出力パッド700の直前段のフリップ
フロップ 702に取り込まれることになる。フリップフロ
ップ 702に取り込まれたデータは、セレクタ313を介
して出力パッド 700より出力される。出力遅延時間は、
図6に示すようにフリップフロップ702のクロック信
号の立上りから出力パッド700に出力されるまでの時
間として観測される。なおセレクタ等の制御は第1の実
施の形態と同様にBST回路内部のコントローラ等の手
段により行われる。
【0022】BST回路314を用いて、出力パッド70
0のデータを設定できることで、短かいパターンで出力
遅延時間をテストすることができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の半導体集積回路によれ
ば、入力パッドから伝搬する信号を格納する初段フリッ
プフロップの値を観測できるようにすることで、内部回
路を介さないで、セットアップ時間・ホールド時間のテ
ストを可能にし、テスト時間の短縮化が図られる。
【0024】請求項2記載の半導体集積回路によれば、
出力パッドのデータを容易に設定できるようにすること
で、出力遅延時間の評価及びテストの容易化・時短化が
図られる。さらに、パッド数が増えてもテストピンは1
ピンの増加ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるBST回路を
説明するためのブロック図である。
【図2】BST回路のタイミング図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるテスト回路
の構成図である。
【図4】第1の実施の形態におけるテスト回路のタイミ
ング図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるテスト回路
の構成図である。
【図6】第2の実施の形態におけるテスト回路のタイミ
ング図である。
【図7】従来例の構成図である。
【図8】従来例のタイミング図である。
【符号の説明】
100 入力パッド 101 クロックパッド 102 出力パッド 110、111 フリップフロップ 112 内部回路 300 入力パッド 301 クロックパッド 302 フリップフロップ 303 内部回路 310 セレクタ 311、312 フリップフロップ 313 セレクタ 314 BST回路 520 セレクタ 700 出力パッド 701 クロックパッド 702 フリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パッドと、この入力パッドから入力
    されたデータを格納する初段のフリップフロップと、こ
    のフリップフロップのデータを入力する内部回路と、前
    記入力パッドと前記内部回路の間に設けられ前記フリッ
    プフロップの出力を取り込み外部に出力可能なレジスタ
    を有するBST回路とを備えた半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 内部回路と、この内部回路のデータを格
    納するフリップフロップと、このフリップフロップのデ
    ータを出力する出力パッドと、前記内部回路と前記出力
    パッドの間に設置されて、任意のデータを前記フリップ
    フロップに格納するBST回路とを備えた半導体集積回
    路。
JP2001169387A 2001-06-05 2001-06-05 半導体集積回路 Pending JP2002365333A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168631A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Toshiba Corp 半導体集積回路及び半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009168631A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Toshiba Corp 半導体集積回路及び半導体装置

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