JP2002367637A - 燃料電池の配管構造 - Google Patents

燃料電池の配管構造

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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両衝突に対する安全性を向上させた、とく
に燃料ガス配管を守った、燃料電池の配管構造の提供。 【解決手段】 車両のエンジンコンパートメント内に配
置される燃料電池10であって、燃料電池スタック23
に接続される燃料ガス配管31a、酸化ガス配管31
b、冷媒配管30のうち燃料ガス配管31aを最も車両
内側に配置した燃料電池10の配管構造。この配管構造
により、車両衝突時にも燃料ガス配管31aは守られ、
燃料ガス洩れとそれによる不具合の発生が抑制され、安
全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池の配管構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子電解質型燃料電池は、イオン
交換膜からなる電解質膜とこの電解質膜の一面に配置さ
れた触媒層および拡散層からなる電極(アノード、燃料
極、−極)および電解質膜の他面に配置された触媒層お
よび拡散層からなる電極(カソード、空気極、+極)と
からなる膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Ele
ctrode Assembly )と、アノード、カソードに燃料ガス
(アノードガス、水素)および酸化ガス(カソードガ
ス、酸素、通常は空気)を供給するための流体通路を形
成するセパレータとからセル(単セル)を構成し、複数
のセルを積層してモジュールとし、モジュールを積層し
てモジュール群を構成し、モジュール群のセル積層方向
両端に、ターミナル(電極板)、インシュレータ、エン
ドプレートを配置してスタックを構成し、スタックをセ
ル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材(たと
えば、テンションプレート、締結部材はスタック構成部
材の一部)にて締め付け、固定したものからなる。固体
高分子電解質型燃料電池では、アノード側では、水素を
水素イオンと電子にする反応が行われ、水素イオンは電
解質膜中をカソード側に移動し、カソード側では酸素と
水素イオンおよび電子(隣りのMEAのアノードで生成
した電子がセパレータを通してくる)から水を生成する
反応が行われる。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O 上記反応を行うために、スタックには燃料ガス、酸化ガ
スが供給・排出される。また、セパレータでのジュール
熱とカソードでの水生成反応で熱が出るので、セパレー
タ間には、各セル毎にあるいは複数個のセル毎に、冷媒
(通常は冷却水)が流れる流路が形成されており、そこ
に冷媒が循環され、燃料電池を冷却している。特開20
01−76751は、複数の燃料電池スタックへのガス
・冷媒配管構造を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2001
−76751のガス・冷媒配管構造は、スタックを車両
に搭載した際の安全を考慮した配管配置構造となってい
ない。すなわち、水素出口配管がスタック両サイドに別
れているため配管長さが長くなり、損傷の可能性が大き
い。また、他の空気や冷媒配管により水素配管を保護す
る構造になっていない。本発明の目的は、車両衝突に対
する安全性を向上させた、とくに燃料ガス配管を守っ
た、燃料電池の配管構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 車両のエンジンコンパートメント内に配置され
る燃料電池であって、燃料電池スタックに接続される燃
料ガス配管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料ガス配
管を最も車両内側に配置した燃料電池の配管構造。 (2) 車両の前部のボンネット下に配置される燃料電
池であって、燃料電池スタックに接続される燃料ガス配
管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料ガス配管を最も
スタック側に配置した燃料電池の配管構造。 (3) 車両の前部のボンネット下に配置される燃料電
池であって、燃料電池はスタックを複数列有し、スタッ
クに接続される燃料ガス配管を各スタック間側に集約し
た燃料電池の配管構造。 (4) スタックはセルが車両左右方向に積層された状
態に車両に搭載される(1)〜(3)記載の燃料電池の
配管構造。 (5) スタックはモータの上方に搭載されている
(1)〜(4)記載の燃料電池の配管構造。
【0005】上記(1)の燃料電池の配管構造では、燃
料ガス配管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料ガス配
管を最も車両内側に配置したので、車両衝突時にも燃料
ガス配管は守られ、燃料ガス洩れとそれによる不具合の
発生が抑制され、安全である。上記(2)の燃料電池の
配管構造では、燃料ガス配管、酸化ガス配管、冷媒配管
のうち燃料ガス配管を最もスタック側に配置したので、
車両衝突時にも燃料ガス配管は守られ、燃料ガス洩れと
それによる不具合の発生が抑制され、安全である。上記
(3)の燃料電池の配管構造では、燃料ガス配管、酸化
ガス配管、冷媒配管のうち燃料ガス配管を最もスタック
間側に配置したので、車両衝突時にも燃料ガス配管は守
られ、燃料ガス洩れとそれによる不具合の発生が抑制さ
れ、安全である。上記(4)の燃料電池の配管構造で
は、スタックはセルが車両左右方向に積層された状態に
車両に搭載されるので、セル積層方向にスタックに接続
される配管類は、スタックの車両前方側に接続されず、
車両前面衝突に対しても配管類は安全である。上記
(5)の燃料電池の配管構造では、スタックはモータの
上方に搭載されているので、スタックはモータによって
も保護される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の燃料電池の配管
構造を図1〜図8を参照して説明する。本発明のセルモ
ニタが取付けられてセル電圧がモニタされる燃料電池
は、固体高分子電解質型燃料電池10である。本発明の
燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載され
る。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
【0007】固体高分子電解質型燃料電池10は、図
1、図2に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード、燃料
極、−極)および電解質膜11の他面に配置された触媒
層15および拡散層16からなる電極17(カソード、
空気極、+極)とからなる膜−電極アッセンブリ(ME
A:Membrane-Electrode Assembly )と、電極14、1
7に燃料ガス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空
気)を供給するための流体通路27(燃料流路27a、
空気流路27b)および燃料電池冷却用の冷媒(冷却
水)が流れる冷媒流路(冷却水流路)26を形成するセ
パレータ18とを重ねてセルを形成し、該セルを複数積
層してモジュール19とし、モジュール19を積層して
モジュール群を構成し、モジュール19群のセル積層方
向両端に、ターミナル20、インシュレータ21、エン
ドプレート22を配置してスタック23を構成し、スタ
ック23をセル積層方向に締め付けセル積層体の外側で
セル積層方向に延びる締結部材24(たとえば、テンシ
ョンプレート、締結部材24はスタックの一部を構成す
る)とボルト25で固定したものからなる。スタック2
3の一端側には、エンドプレート22とインシュレータ
21との間にプレッシャプレート32が設けられ、プレ
ッシャプレート21とエンドプレート22との間にばね
機構33が設けられてセルを均一に押圧することができ
るようにしてある。
【0008】冷却水流路26はセル毎に、または複数の
セル毎に、設けられる。セパレータ18は、カーボン板
に冷却水流路26やガス流路27(燃料ガス流路27
a、酸化ガス流路27b)を形成したもの、または、導
電性粒子を混入して導電性をもたせた樹脂板に冷却水流
路26やガス流路27を形成したもの、または、流路2
6、27を形成する凹凸のある金属板を複数枚重ね合わ
せたもの、の何れかからなる。図示例は、セパレータ1
8がカーボン板からなる場合を示している。セパレータ
18は、燃料ガスと酸化ガス、燃料ガスと冷却水、酸化
ガスと冷却水、の何れかを区画する。セパレータ18
は、また、導電性部材であり、隣り合うセルのアノード
からカソードに電子が流れる電気の通路を形成してい
る。
【0009】図3に示すように、燃料電池10が2スタ
ックからなる場合、スタック23は、たとえば2列が並
列に、かつセル積層方向を水平に配置されており、スタ
ック23の両端のエンドプレート22は、2列のスタッ
ク23に対して共有されている。2列並列のスタック2
3が車両に搭載される場合、スタック23はセル積層方
向を車両前後方向と直交する方向に向けて配置される。
また、テンションプレート24がスタックの上下に位置
するように配置される。図6、図7に示すように、燃料
電池スタック23は、ケース40に収められて車体に搭
載されている。スタック23が複数個(たとえば、2
個)水平に配置されている場合は、全スタックが1つの
共通のケース40に収められて車体に搭載される。ま
た、図6、図7に示すように、燃料電池10は車両のエ
ンジンコンパートメント53内に配される場合、車両の
サブフレーム50の上方で、駆動用モータ51の上方か
つインバータ52の下方に配置される。
【0010】図1、図4、図8に示すように、燃料電池
スタック23内には、冷媒マニホールド28が設けられ
ており、冷媒マニホールド28はセルの冷媒流路26に
連通している。冷媒は入側の冷媒マニホールド28から
冷媒流路26に流れ、冷媒流路26から出側の冷媒マニ
ホールド28に流れる。同様に、燃料電池スタック23
内には、ガスマニホールド29が設けられており、ガス
マニホールド29は燃料ガスマニホールド29aと酸化
ガスマニホールド29bとからなる。燃料ガスマニホー
ルド29aと酸化ガスマニホールド29bは、それぞ
れ、セルの燃料ガス流路27aと酸化ガス流路27bに
連通している。燃料ガスは入側の燃料ガスマニホールド
29aからセルの燃料ガス流路27aに流れ、燃料ガス
流路27aから出側の燃料ガスマニホールド29aに流
れる。酸化ガスは入側の酸化ガスマニホールド29bか
らセルの酸化ガス流路27bに流れ、酸化ガス流路27
bから出側の酸化ガスマニホールド29bに流れる。
【0011】図3〜図5に示すように、スタック23の
一端にあるエンドプレート22(プレッシャプレート3
2、ばね機構33が配される側と反対側にあるエンドプ
レート22)には、冷媒(冷却水)を燃料電池スタック
内の冷媒マニホールド28に供給・排出する冷媒配管3
0が接続されており、反応ガスを燃料電池スタック内の
ガスマニホールド29に供給・排出するガス配管31が
接続されている。ガス配管31は、燃料ガスを燃料電池
スタック内の燃料ガスマニホールド29aに供給・排出
する燃料ガス配管31aと、酸化ガスを燃料電池スタッ
ク内の酸化ガスマニホールド29bに供給・排出する酸
化ガス配管31bとからなる。冷媒、燃料ガス、酸化ガ
スは、スタック23の一端にあるエンドプレート22
(ばね機構33が配されている側と反対側にあるエンド
プレート22)から燃料電池スタックに入り、Uターン
して、同じエンドプレート22から出る。
【0012】図5の例では、冷媒(冷却水)は冷媒配管
分配・集合部34の分配部34i で分かれて入側冷媒配
管30からエンドプレート22の左右方向中央部の下部
で左右のスタック23に入り、左右のスタック23から
エンドプレート22の左右方向端部の上部で出側冷媒配
管30に流出し、左右の出側冷媒配管30は左右方向中
央の冷媒配管分配・集合部34の集合部34o で合流
し、そこから上方に流れる。燃料ガスは、燃料ガス配管
分配・集合部35aの分配部35ai で分かれて入側燃
料ガス配管31aからエンドプレート22の左右方向中
央部の上部で左右のスタック23に入り、左右のスタッ
ク23からエンドプレート22の左右方向中央部の下部
で出側燃料ガス配管31aに流出し、左右の出側燃料ガ
ス配管31aは左右方向中央下部の燃料ガス配管分配・
集合部35aの集合部35ao で合流し、そこから横に
流れてさらに下方に流れる。酸化ガスは、酸化ガス配管
分配・集合部35bの分配部35bi で分かれて入側酸
化ガス配管31bからエンドプレート22の左右方向端
部の下部で左右のスタック23に入り、左右のスタック
23からエンドプレート22の左右方向端部の上部で出
側酸化ガス配管31bに流出し、左右の出側酸化ガス配
管31bは左右方向中央上部の酸化ガス配管分配・集合
部35bの集合部35bo で合流し、そこから下方に流
れる。
【0013】スタック23に接続する各種流体配管3
0、31a、31b(30は冷媒配管、31aは燃料ガ
ス配管、31bは酸化ガス配管)の分配・集合部34、
35a、35b(34は冷媒配管の分配・集合部で分配
部34i と集合部34o を含み、35aは燃料ガス配管
の分配・集合部で分配部35ai と集合部35ao を含
み、35bは酸化ガス配管の分配・集合部で分配部35
i と集合部35bo を含む)も、スタック23を収め
たケースと同一のケース40に収められている。また、
スタック23と流体配管30、31a、31bの分配・
集合部34、35a、35bとの間の流体配管部分も、
スタック23を収めたケースと同一のケース40に収め
られている。
【0014】図3、図5に示すように、車両のエンジン
コンパートメント53内に配置されるケース40内に収
められた、燃料電池10のスタック23の車両左右方向
一端に接続される燃料ガス配管31a、酸化ガス配管3
1b、冷媒配管30のうち、燃料ガス配管31aが、最
も車両内側に配置されている。すなわち、燃料ガス配管
31aは、ケース40内で、かつスタックと反対側を他
の配管31b、30によって守られた配置となってい
る。さらに詳しくは、ケース40内において、車両前後
方向に、入側燃料ガス配管31aは出側冷媒配管30の
車両前後方向両端部の間にあり、出側燃料ガス配管31
aは入側酸化ガス配管31bの車両前後方向両端部の間
にある。また、ケース内において、車両左右方向に、入
側燃料ガス配管31aは出側冷媒配管30よりスタック
23側にあり、出側燃料ガス配管31aは入側酸化ガス
配管31bよりスタック23側にある。
【0015】つぎに、本発明の燃料電池の配管構造の作
用を説明する。上記の本発明の燃料電池の配管構造で
は、スタック23をケース40内に収めるとともに、ス
タック23に接続する流体配管30、31a、31bも
ケース40内に収め、その場合、燃料ガス配管31a、
酸化ガス配管31b、冷媒配管30のうち燃料ガス配管
31aを最も車両内側(すなわち、車両左右方向にはス
タック23側、またスタックが2列並列の場合は車両前
後方向にはスタック間側)に配置したので、車両衝突時
にも燃料ガス配管31aは守られ、燃料ガス洩れとそれ
による不具合の発生が抑制され、安全である。燃料ガス
配管を最もスタック側に配置したので、車両衝突時にも
燃料ガス配管は守られ、燃料ガス洩れとそれによる不具
合の発生が抑制され、安全である。
【0016】また、車両衝突時にケース40が車両部材
によって押されて変形しても、ケース40は酸化ガス配
管31b、冷媒配管30に当たってそれ以上の変形を抑
制され、燃料ガス配管31aにまで到達して燃料ガス配
管31aを損傷することが抑制され、燃料ガス洩れとそ
れによる不具合の発生が抑制され、安全である。また、
燃料ガス配管31aを含む流体配管は、スタック23の
車両左右方向一端部に取付けられており、スタック23
の車両前方側に取付けられていないので、車両の前面衝
突時にも、車両部材やケース40が変形してもその変形
はスタック23で止まり、燃料ガス配管31aが損傷さ
れることが抑制され、安全性が高い。
【0017】また、図6、図7に示すように、スタック
23を収めたケース40は、車両前後方向にはサブフレ
ーム50の前端と後端との間にあり、車両上下方向には
サブフレーム50およびモータ51と、インバータ52
との間に配置され、車両左右方向にはサブフレーム50
の左右両端間に配置されているので、車両衝突時にも、
ケース40とその内部の燃料電池10および配管30、
31a、31bはまわりの部材、サブフレーム50、モ
ータ51、インバータ52によって守られ、安全性が高
い。
【0018】また、図3に示すように、配管30、31
a、31bはスタック23のばね機構33が取付けられ
ている側の端部と反対側の端部のエンドプレート22に
取付けられているので、セル積層体内のマニホールドと
つながることができ、マニホールドと配管との接続構造
を容易かつ単純化することができる。もしも、配管がス
タックのばね機構33が取付けられている側の端部のエ
ンドプレート22に取付けられていると、エンドプレー
トとプレッシャプレートとの間の隙間によってマニホー
ルドが切れるので、マニホールドと配管との接続構造が
複雑になり、配管のとりまわしとケース内への収容が困
難となり、ひいては車両衝突時の配管の安全確保を困難
にする。
【0019】
【発明の効果】請求項1の燃料電池の配管構造によれ
ば、燃料ガス配管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料
ガス配管を最も車両内側に配置したので、車両衝突時に
も燃料ガス配管は守られ、燃料ガス洩れとそれによる不
具合の発生が抑制され、安全である。請求項2の燃料電
池の配管構造によれば、燃料ガス配管、酸化ガス配管、
冷媒配管のうち燃料ガス配管を最もスタック側に配置し
たので、車両衝突時にも燃料ガス配管は守られ、燃料ガ
ス洩れとそれによる不具合の発生が抑制され、安全であ
る。請求項3の燃料電池の配管構造によれば、燃料ガス
配管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料ガス配管を最
もスタック間側に配置したので、車両衝突時にも燃料ガ
ス配管は守られ、燃料ガス洩れとそれによる不具合の発
生が抑制され、安全である。請求項4の燃料電池の配管
構造によれば、スタックはセルが車両左右方向に積層さ
れた状態に車両に搭載されるので、セル積層方向にスタ
ックに接続される配管類は、スタックの車両前方側に接
続されず、車両前面衝突に対しても配管類は安全であ
る。請求項5の燃料電池の配管構造によれば、スタック
はモータの上方に搭載されているので、スタックはモー
タによっても保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池の全体概略図である。
【図2】図1の燃料電池の一部拡大断面図である。
【図3】本発明実施例の2スタック燃料電池の平面図で
ある。
【図4】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池の配管取付け側のエンドプレート部の正面図
である。
【図5】図4のエンドプレート部に取り付けられた各種
配管の正面図である。
【図6】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池を装着した燃料電池自動車のエンジンコンパ
ートメントの側面図である。
【図7】図6のエンジンコンパートメントの平面図であ
る。
【図8】各種マニホールドと各種流路との接続を示すス
タック内の透視斜視図である。
【符号の説明】
10 (固体高分子電解質型)燃料電池 11 電解質膜 12 触媒層 13 拡散層 14 電極(アノード、燃料極) 15 触媒層 16 拡散層 17 電極(カソード、空気極) 18 セパレータ 19 モジュール 20 ターミナル 21 インシュレータ 22 エンドプレート 23 スタック 24 テンションプレート 25 ボルト 26 冷媒流路 27 ガス流路 27a 燃料ガス流路 27b 酸化ガス流路 28 冷媒マニホールド 29 ガスマニホールド 29a 燃料ガスマニホールド 29b 酸化ガスマニホールド 30 冷媒配管 31 ガス配管 31a 燃料ガス配管 31b 酸化ガス配管 32 プレッシャプレート 33 ばね機構 34 冷媒配管の分配・集合部 34i 分配部 34o 集合部 35a 燃料ガス配管の分配・集合部 35ai 分配部 35ao 集合部 35b 酸化ガス配管の分配・集合部 35bi 分配部 35bo 集合部 40 ケース 50 サブフレーム 51 駆動用モータ 52 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01M 8/10 H01M 8/10 Fターム(参考) 3D035 AA06 5H026 AA06 CC01 CC03 CC08 CC10 CX06 HH03 5H027 AA06 CC06 5H115 PA08 PG04 PI18 PU01 QE20 SE06 TR19 UI35 UI40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンコンパートメント内に配
    置される燃料電池であって、燃料電池スタックに接続さ
    れる燃料ガス配管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料
    ガス配管を最も車両内側に配置した燃料電池の配管構
    造。
  2. 【請求項2】 車両の前部のボンネット下に配置される
    燃料電池であって、燃料電池スタックに接続される燃料
    ガス配管、酸化ガス配管、冷媒配管のうち燃料ガス配管
    を最もスタック側に配置した燃料電池の配管構造。
  3. 【請求項3】 車両の前部のボンネット下に配置される
    燃料電池であって、燃料電池はスタックを複数列有し、
    スタックに接続される燃料ガス配管を各スタック間側に
    集約した燃料電池の配管構造。
  4. 【請求項4】 スタックはセルが車両左右方向に積層さ
    れた状態に車両に搭載される請求項1〜3記載の燃料電
    池の配管構造。
  5. 【請求項5】 スタックはモータの上方に搭載されてい
    る請求項1〜4記載の燃料電池の配管構造。
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