JP2002361787A - 高意匠性金属サイディング構造 - Google Patents

高意匠性金属サイディング構造

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JP2002361787A
JP2002361787A JP2001167938A JP2001167938A JP2002361787A JP 2002361787 A JP2002361787 A JP 2002361787A JP 2001167938 A JP2001167938 A JP 2001167938A JP 2001167938 A JP2001167938 A JP 2001167938A JP 2002361787 A JP2002361787 A JP 2002361787A
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metal siding
siding structure
paint
layer
core
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JP2001167938A
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English (en)
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Kazuaki Matsushita
萬了 松下
Takashi Toyonaka
尚 豊中
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境上の問題がなく、耐候性にすぐれた高意
匠性金属サイディング構造の提供。 【解決手段】 エンボス加工されたPCM鋼板を裏打ち
してなるPCM材の表面にポリオール樹脂とイソシアネ
ート硬化剤との二液型ウレタン塗料またはポリオール樹
脂とポリイソシアネートとの反応物を有機溶剤に溶解し
てなるウレタン塗料を塗布してシーラー層を形成し、該
シーラー層の凸部表面にベース塗膜層を形成してエンボ
ス模様を得ることを特徴とする高意匠性金属サイディン
グ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高意匠性金属サイ
ディング構造に関し、詳しくは、層間接着性、耐候性、
耐久性、耐汚染性などにすぐれた高意匠性金属サイディ
ング構造に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、高意匠性金属サイ
ディング構造として、例えば、深し彫りエンボス加工さ
れたPCM鋼板を裏打ちしたPCM材の表面にプライマ
ーまたはシーラーを塗布し、得られたエンボス模様の凸
部に凸部ベース塗膜層を形成し、必要に応じてさらに砂
まき、砂おさえのためのクリヤー塗装、乾燥、グラビア
オフセット印刷による揺変模様の形成、トップコートク
リヤー塗装、乾燥などの諸工程を順次行なって得られる
ものが知られている。
【0003】近年、エンボス加工の深し彫り化により、
高意匠性を付与する試みがなされ、さらに凸部ベース塗
装やトップクリヤー塗装としては、例えば、アクリルウ
レタン塗料、アクリルメラミン塗料が使用されている。
【0004】しかしながら、従来の高意匠性金属サイデ
ィング構造は、耐候性が十分でなく、耐候性の改善され
た高意匠性金属サイディング構造が要求されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、環境上の
問題がなく、高耐候性の高意匠性金属サイディング構造
を得るために鋭意研究の結果、シーラーとして二液型ウ
レタン塗料を使用し、好ましくはさらにトップクリヤー
としてコア・シェル型シリコーン変性アクリルエマルシ
ョンなどを使用することにより得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、エンボス加工された
PCM鋼板を裏打ちしてなるPCM材の表面にポリオー
ル樹脂とイソシアネート硬化剤との二液型ウレタン塗料
またはポリオール樹脂とポリイソシアネートとの反応物
を有機溶剤に溶解してなるウレタン塗料を塗布してシー
ラー層を形成し、該シーラー層の凸部表面に着色ベース
塗膜層を形成してエンボス模様を得ることを特徴とする
高意匠性金属サイディング構造を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、使用されるPC
M材として、例えば、アルミニウム、スチール、アルミ
ニウム55%合金のガルバニウム、5%合金のガルファ
ンなどの金属板に、イソフタル酸型ポリエステル/メラ
ミン含有、フッ化ビニリデン/アクリル/メラミン/ビ
スフェノールA型エポキシ含有またはテレフタル酸型ポ
リエステル/メラミン/ビスフェノールA型エポキシ含
有樹脂組成物をプリコートして得られるPCM鋼板をレ
ンガ調、タイル調、木目調、石割調などにエンボス加工
し、防音性、断熱性などを付与する目的でウレタンフォ
ーム、石膏ボードなどで裏打ち、所定の外壁ボードとし
て成形されたものである。
【0008】また、一般に、金属サイディングは、低価
格かつ軽量で施工性がよく、窯業サイディングに比較し
て凍害性にすぐれ、主としてリフォーム用、寒冷地区用
として利用することができる。
【0009】本発明において使用されるシーラー層を形
成するシーラーは、PCM材と凸部ベース塗膜層との中
間層として機能するものであり、付着性、耐候性、塗装
ラインなどの観点から短時間に低温硬化する、溶剤系ポ
リオール樹脂とイソシアネート硬化剤との二液型ウレタ
ン塗料又はポリオール樹脂とポリイソシアネートとの反
応物を有機溶剤に溶解してなるウレタン塗料(ラッカ
ー)が好適に使用される。
【0010】上記二液型ウレタン塗料を構成するポリオ
ール樹脂(水酸基含有樹脂)としては、耐汚染性に優れ
ていることから水酸基含有アクリル系樹脂が好ましい。
【0011】該水酸基含有アクリル樹脂としては、水酸
基含有ラジカル重合性不飽和単量体(a)とその他のラ
ジカル重合性不飽和単量体(b)とを共重合反応して得
られるものが包含される。
【0012】水酸基含有ラジカル重合性不飽和単量体
(a)としては、好ましくはアクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル及びメタクリル酸ヒドロキシプロ
ピル等が挙げられる。
【0013】その他のラジカル重合性不飽和単量体
(b)としては、好ましくはアクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロ
ピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸シクロ
ヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メ
タクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル
酸オクチル、メタクリル酸ラウリルなどのアクリル酸又
はメタクリル酸のアルキル(C1〜18)エステル;アク
リル酸、メタクリル酸などのエチレン性不飽和カルボン
酸:スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンな
どのビニル芳香族モノマー;アクリル酸又はメタクリル
酸のアミド化合物及びその誘導体;アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、ビニルシリコンモノマーなど挙げ
られる。ビニルシリコンモノマーとしては、例えば、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、
ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン、γ−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、
2−スチリルエチルトリメトキシシラン、ビニルトリク
ロロシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
トリアセトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピルトリヒドロキシシラン、γ−(メタ)アクリ
ロイルオキシプロピルメチルヒドロキシシラン等のヒド
ロキシシラン及び/又は加水分解性シラン基含有ビニル
系モノマー等が挙げられる。上記水酸基含有樹脂は、数
平均分子量約2,000〜100,000、好ましくは
約5,000〜80,000の範囲を有することができ
る。
【0014】上記二液型ウレタン塗料を構成し、ポリオ
ール樹脂(水酸基含有樹脂)と組合せて使用されるイソ
シアネート硬化剤として、ポリイソシアネート化合物を
使用することができる。
【0015】上記ポリイソシアネート化合物は1分子中
に2個のイソシアネート基を有する化合物であって、例
えばヘキサメチレンジイソシアネートまたはトリメチル
ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族系、水素添
加キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、シクロへキサンジイソシアネート等の脂環族
系、トリレジンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート等の芳香族系等のものがあげられる。
【0016】また、水酸基含有樹脂とポリイソシアネー
ト化合物の混合割合は、水酸基含有樹脂の水酸基に対し
ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基を約0.
6〜1.5当量、好ましくは約0.8〜1.2当量の範
囲が良い。
【0017】上記二液型ウレタン塗料の関西ペイント株
式会社商品名としてレタンPG−60、レタンPG−8
0などがあげられる。
【0018】また、ウレタン塗料(ラッカー)は、上記
ポリオール樹脂と上記イソシアネート硬化剤との反応物
を有機溶剤に溶解もしくは分散したものである。有機溶
剤としては、芳香族、脂肪族、エステル系、ケトン系等
のイソシアネート基や水酸基と実質的に反応しない非反
応性溶剤が使用される。
【0019】本発明で使用されるシーラー層を形成する
シーラーは、クリヤーでも着色されていてもよく、PC
M鋼板上に、通常乾燥膜厚10〜15μmとなるように
ローラー塗装、スプレー塗装などにより塗布され、例え
ば70℃、2分間の条件で乾燥硬化される。
【0020】本発明において、上記シーラーを塗布して
得られるエンボス模様の凸部表面に着色ベース塗膜層を
形成する着色ベース塗料を乾燥膜厚が10〜15μmと
なるように、ロール塗装し、例えば70℃で2分間ジェ
ット乾燥して着色ベース塗膜層が形成される。
【0021】該着色ベース塗料として、従来から公知の
耐候性に優れた塗料組成物、例えば硬化もしくは未硬化
形のもの、水溶解、水分散もしくはエマルジョン形のも
の、有機溶剤形のもの及びアニオン、カチオンもしくは
ノニオン形のものが使用できる。具体的には、塗料種と
しては例えばアルキド樹脂系、ポリエステル樹脂系、シ
リコーン樹脂系、フッ素樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレ
タン樹脂系、アクリル樹脂系及びこれらの変性樹脂を基
体樹脂とするものが挙げられる。これらの中でもシリコ
ーン系塗料が好ましい。更にコア・シェル型シリコーン
変性アクリルエマルション、下記硬化型シリコーン系塗
料が好ましい。
【0022】硬化型シリコーン系塗料は、特に制限なし
に従来から公知のタイプ、例えば、熱、室温硬化型の珪
素系樹脂の有機溶剤系のものを使用することができる。
このものとしては、特に樹脂中に4官能珪素構造単位又
は3官能珪素構造単位を50モル%以上含有する樹脂を
使用することが好ましい。また、硬化に使用される官能
基としては、例えば、珪素原子に直接結合する加水分解
性基(例えば、低級(炭素数1〜3程度)アルコキシ
基、アシル基、アセトキシ基、ブタノキシム基等)、ヒ
ドロキシシリル基等が包含される。該樹脂中の加水分解
性基やヒドロキシシリル基は、例えば、有機金属化合物
(金属塩化物、金属アルコキシド、金属キレート等が挙
げられる。また金属としてはAl、Zr、Ti等が挙げ
られる。)やエポキシ基との反応により硬化させること
ができる。
【0023】また、上記した官能基以外にエポキシ基、
不飽和基等の上記した以外の官能基も必要に応じて有す
ることができる。これらの官能基には、例えば、エポキ
シ基には、例えば、カチオン重合触媒(スルホニウム
塩、アンモニウム塩、ホスホニウム塩、オキソニウム塩
等、商品名としては、例えば、サンエイドSI−100
L(三新化学(株)社製)等)や上記した加水分解性シ
リル基、ヒドロキシシリル基、有機金属化合物との組合
せによる反応等、不飽和基((メタ)アクリロイル基、
ビニル基等)には、例えば、過酸化物触媒により反応さ
せることができる。
【0024】4官能珪素構造単位は、一般式SiZ4
表わされるケイ素構造単位(Q単位)である。該式中Z
はヒドロキシシリル基及び/又は最終的にはシラノール
基を形成するかまたは他のケイ素原子と縮合してシロキ
サン結合を形成しうる加水分解性基を表す。
【0025】4官能珪素構造単位を有する化合物として
は、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラ
ン、ジメトキシジエトキシシラン、トリアセトキシシラ
ン等が挙げられる。このようなものは、低縮合物(例え
ば2〜10量体、好ましくは2〜5量体)としても使用
することができる。このような4官能を超える低縮合物
を使用する場合には本発明においてはQ単位として取り
扱う。
【0026】3官能珪素構造単位は、一般式RSiZ3
(Zは上記と同様の意味を表す)で表わされるケイ素構
造単位(T単位)は、ヒドロキシシリル基及び/又は最
終的にはシラノール基を形成するかまたは他のケイ素原
子と縮合してシロキサン結合を形成しうる加水分解性基
を3個含有するものである。Rは有機置換基であり、炭
化水素基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、フェニル基等)やその他有機官能基(γ−グ
リシドキシプロピル基、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)−エチル基、5,6−エポキシヘキシル基、
9,10−エポキシデシル基、γ−メタアクリロキシプ
ロピル基、γ−メタアクリロキシメチル基、γ−アクリ
ロキシプロピル基、γ−アクリロキシメチル基、ビニル
基等)が挙げられる。
【0027】このものとしては、例えば、トリメトキシ
メチルシラン、トリメトキシエチルシラン、トリメトキ
シプロピルシラン、トリメトキシブチルシラン、トリメ
トキシフェニルシラン、トリエトキシメチルシラン、ト
リエトキシエチルシラン、トリエトキシブチルシラン、
トリエトキシフェニルシラン、トリプロポキシメチルシ
ラン、トリプロポキシプロピルシラン、トリプロポキシ
フェニルシラン、トリブトキシフェニルシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリス(メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロ
イルオキシプロピルトリメトキシシラン、2−スチリル
エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
【0028】このQ及びT単位は、含有量がシリコーン
化合物中にQ及びT単位との合計量で50モル%(対全
ケイ素原子)以上、好ましくは60モル%以上の範囲で
ある。更に、Q単位/T単位のモル%の比率は100/
0〜90/10で好ましくは100/0〜30/70の
範囲が好ましい。シリコン化合物中のQ及びT単位の含
有量が50モル%未満になるとその他の有機樹脂成分が
多くなるので被膜の耐久性が悪くなる。
【0029】上記した以外に残りの成分として、2官能
珪素構造単位(一般式R2SiZ2)(Zは上記と同様の
意味を表す)で表わされるケイ素構造単位(D単位)及
び1官能珪素構造単位(一般式R3SiZ1)(Zは上記
と同様の意味を表す)で表わされるケイ素構造単位(M
単位)を有することができる。
【0030】上記したものとしては、例えば、メトキシ
トリメチルシラン、メトキシトリエチルシラン、メトキ
シメチルジエチルシラン、エトキシトリメチルシラン、
エトキシトリエチルシラン、エトキシトリフェニルシラ
ン、プロポキシトリメチルシラン、プロポキシトリプロ
ピルシラン、ブトキシトリブチルシラン、フェノキシト
リフェニルシラン等のモノアルコキシシラン、ジメトキ
シジメチルシラン、ジメトキシジエチルシラン、ジメト
キシジフェニルシラン、ジエトキシジメチルシラン、ジ
エトキシジエチルシラン、ジエトキシジフェニルシラ
ン、ジプロポキシジメチルシラン、ジプロポキシジエチ
ルシラン、ジプロポキシジプロピルシラン、ジプロポキ
シジフェニルシラン、ジブトキシジメチルシラン、ジブ
トキシジエチルシラン、ジブトキシジブチルシラン、ジ
ブトキシジフェニルシラン等のジアルコキシシランが挙
げられる。
【0031】更に着色ベース塗料のうち水性着色ベース
塗料としては、耐候性、耐汚染性、PCM材への付着性
を改善するために、コア・シェル型アクリルエマルショ
ンであって、ポリシロキサンのアクリル骨格へのグラフ
ト及び架橋構造の形成によるコア・シェル型シリコーン
変性アクリルエマルションを含有するものを好適に使用
することができる。
【0032】コア・シェル型エマルションは重合体粒子
の水分散液であって、その重合体粒子は芯部(コア部)
とその周囲を覆っている被覆部(シェル部)とから構成
されており、この両部分の組成を異ならしめており、本
発明ではTgを基準に区別している。かかるコア・シェ
ル型エマルションは、それ自体既知のシード重合法など
により調製することができる。
【0033】すなわち、コア・シェル型アクリルエマル
ションを含有する水性塗料組成物として、(A)コア・
シェル型エマルションおよび(B)造膜助剤を含有する
水性塗料組成物であり、該(A)成分のコア部のガラス
転移温度が−20〜50℃、シェル部のガラス転移温度
が50℃より高く、この両部分の合計ガラス転移温度が
30℃以下であり、該(B)成分は沸点が100〜27
0℃のアルコール成分であるものを使用することができ
る。
【0034】具体的には、a)カルボキシル基含有不飽
和単量体およびb)不飽和単量体(ただし、a)は除
く)からなる単量体混合物(i)を水中で乳化重合して
コア部を形成し(シード重合ラテックス)、ついで、こ
のものに、c)(メタ)アクリル酸エステル、d)カル
ボキシル基含有不飽和単量体およびe)不飽和単量体
(ただし、c)、d)は除く)からなる単量体混合物
(ii)を加え、乳化重合してシェル部を形成することに
よりコア・シェル型エマルションが得られる。
【0035】a)カルボキシル基含有不飽和単量体は、
1分子中にカルボキシル基と重合性二重結合をそれぞれ
少なくとも1個以上有する化合物であり、例えば、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸等があげられる。
【0036】b)不飽和単量体は1分子中に重合性二重
結合を少なくとも1個以上有する化合物であり、上記の
a)は含まれない。例えば、アクリル酸またはメタクリ
ル酸と炭素数1〜20のモノアルコールとのエステル化
物;スチレン、ビニルトルエンなどの芳香族単量体、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル
などのビニルエステル;アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルなどのシアン化ビニル;塩化ビニル、塩化ビニ
リデン、フッ化ビニルなどのハロゲン化ビニル;アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ダイアセトンアクリルア
ミド、ダイアセトンメタクリルアミド、グリシジルアク
リレート、グリシジルメタクリレート、ヒドロキシエチ
ルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、N−メチロールアクリルアミド、N−ブ
トキシメチルアクリルアミド、メタクリル酸アシッドホ
スホオキシエチル、アクリル酸3−クロロ−2−アシッ
ドホスホオキシプロピル、メチルプロパンスルホン酸ア
クリルアミド、ジビニルベンゼン、アクリル酸アリル、
メタクリル酸アリル、(ポリ)オキシエチレンジアクリ
レート、(ポリ)オキシエチレンジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、ジメチルアミノエチル
メタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレー
ト、アリルスルホコハク酸、スチレンスルホン酸などの
官能基含有単量体などが包含される。
【0037】単量体混合物(i)における単量体a)と
単量体b)との比率は、特に制限されないが、この両成
分の合計重量を基準に、単量体a)は0.05〜50
%、特に0.5〜5%、単量体b)は99.95〜50
%、特に99.5〜95%の範囲内が適している。
【0038】コア部は、これらの単量体混合物(i)を
水中で、通常の乳化重合法により重合することにより調
製できる。重合触媒としては、水溶性または油溶性の過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウ
ム、過酸化水素、t−ブチルハイドロパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシベンゾエート、2,2−アゾビス
イソブチロニトリル、2,2−アゾビス(2−アミジノ
プロパン)ハイドロクロライド、2,2−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)などがあげられ、
このうち特に水溶性のものが好適である。その使用量
は、単量体混合物(i)の0.1〜1重量%が好まし
い。さらに、重合速度の促進や低温重合を望むには、重
亜硫酸ナトリウム、塩化第1鉄、アスコルビン酸塩、ロ
ンガリットなどの還元剤を併用することができる。さら
に、それ自体既知の重合調整剤や界面活性剤なども必要
に応じて使用できる。
【0039】つぎに、かくして得られたコア部の水分散
液に、c)(メタ)アクリル酸エステル、d)カルボキ
シル基含有不飽和単量体およびe)不飽和単量体(ただ
し、c)、d)は除く)からなる単量体混合物(ii)を
加え、乳化重合してシェル部を形成することによりコア
・シェル型エマルションが得られる。
【0040】c)(メタ)アクリル系エステルおよび
d)カルボキシル基含有不飽和単量体としては、上記の
単量体混合物(i)の単量体a)および単量体b)で例
示したものが適用できる。また、単量体e)は、1分子
中に重合性二重結合を少なくとも1個以上有する化合物
で、しかも、c)(メタ)アクリル酸エステルおよび
d)カルボキシル基含有不飽和単量体を除いたものであ
って、単量体混合物(i)の単量体b)で例示したもの
が適用できる。
【0041】単量体混合物(ii)におけるこれらの単量
体の比率は特に制限されないが、これらの単量体の合計
重量を基準に、単量体c)は15〜100%、単量体
d)は0〜15%、単量体e)は0〜70%の範囲内が
適している。シェル部を形成するための乳化重合におい
て、上記した重合触媒、還元剤やさらに、重合調製剤や
界面活性剤なども必要に応じて使用できる。
【0042】本発明で使用する(A)コア・シェル型エ
マルションにおいて、単量体混合物(i)と単量体混合
物(ii)との構成比率は特に制限されないが、両成分の
合計重量を基準に、単量体混合物(i)は5〜80%、
特に10〜60%、単量体混合物(ii)は95〜20
%、特に90〜40%の範囲内が適している。
【0043】特に、本発明において、(A)コア・シェ
ル型エマルションのコア部のTgが−20〜50℃、特
に0〜40℃、シェル部のTgが50℃より高く、特に
50〜105℃の範囲内であって、しかもこの両部分の
合計Tgが30℃以下、特に10〜30℃の範囲内にあ
ることが好ましい。
【0044】これらのTgは、下記式によって算出する
ことができる。
【0045】 1/Tg(゜K)=(W1/T1)+(W2/T2)+… Tg(℃)=Tg(゜K)−273 式中、W1,W2…は共重合に使用された単量体のそれぞ
れの重量%、T1,T2,…はそれぞれ単量体のホモポリ
マーのTg(゜K)を表わす。なお、T1,T2,…は、
Polymer Hand Book(Scond E
dition,J.Brandup・E.H.Imme
rgut編)による値である。
【0046】そして、コア部とシェル部の合計Tgは、
(コア部の重量%×コア部のTg)+(シェル部の重量
%×シェル部のTg)によりもとめられる。
【0047】(A)コア・シェル型エマルションにおい
て、コア部のTgが−20℃より低くなると形成塗膜が
ブロッキングしやすくなり、一方、50℃より高くなる
と造膜性や低温物性(凍結融解試験)などが低下する。
シェル部のTgが50℃以下では形成塗膜がブロッキン
グしやすくなり、さらに両部分の合計Tgが30℃以上
になると造膜性や低温物性(凍結融解試験)などが低下
するので、いずれも好ましくない。
【0048】(B)造膜助剤としては、沸点(BP)が
100〜270℃のアルコール成分から選ばれた1種も
しくは2種以上が使用できる。かかるアルコール成分と
して、具体的には、エチレングリコールモノブチルエー
テル(ブチルセロソルブ、分子量118、BP171
℃)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチ
ルカルビトール、分子量162、BP230℃)、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテルアセテート(ブチ
ルカルビトールアセテート、分子量206、BP246
℃)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(分子
量90、BP120℃)などがあげられる。さらに、
(CH32CHCOOCH2C(CH32C(OH)H
CH(CH32で示される2,2,4−トリメチル1,
3−ペンタンジオールモノイソブチレート(テキサノー
ル、分子量216、BP248℃)も造膜助剤(B)と
して有効である。
【0049】アルコール成分の沸点が100℃より低く
なると塗膜の形成性(造膜性)が十分でなく、また沸点
が270℃より高くなると塗膜中に残存しやすくなり耐
水性、耐湿性などが低下するので好ましくない。
【0050】(B)造膜助剤の含有量は、特に制限され
ないが、(A)コア・シェル型エマルションの樹脂固形
分100重量部あたり、0.1〜10重量部、好ましく
は0.3〜4重量部、さらに好ましくは0.5〜2重量
部の範囲内である。
【0051】さらに、水性着色ベース塗料として、旭化
成工業株式会社製コア・シェル型アクリルエマルション
を含有するもの、例えば、樹脂商品名X−508改(コ
ア・シェル型、樹脂組成MMA/n−BA、コアTg2
0℃、シェルTg60℃)、同樹脂商品名B−2500
(コア・シェル型、樹脂組成MMA/n−BA/CHM
A、UVAおよびHALS含有、CHMA20重量%、
コアTg11℃、シェルTg60℃)、ならびに同社ラ
テックス商品名X−1595−19B、X−19B−C
R1、同CR2、同CR0、同MW2、同TG1、同T
G2、同A2、同11、同CS1、同OH1などがあげ
られる。
【0052】また、旭化成工業株式会社製コア・シェル
型シリコーン変性アクリルエマルションを含有するも
の、例えば同社製ラテックス商品名G−620(コア・
シェル型、樹脂組成Ac・Si(Si20重量%)、U
VAおよびHALS含有、CHMA30重量%、コアT
g48℃、シェルTg MFT℃)、同ラテックス商品
名G−655(コア・シェル型、樹脂組成Ac・Si
(Si20重量%)、CHMA10重量%、コアTg5
0℃、シェルTg MFT℃)、同ラテックス商品名G
−659(コア・シェル型、樹脂組成Ac・Si(Si
20重量%)、CHMA10重量%)などがあげられ
る。
【0053】本発明の金属サイディング構造において、
ベース塗膜層を形成後、必要に応じ、さらに水性トップ
クリヤーを塗布して水性トップクリヤー層を形成するこ
とができる。
【0054】上記水性トップクリヤーは、従来から公知
の耐候性に優れたものを特に制限なしに使用できるが、
好ましくは着色ベース塗料で使用したものと同じもの、
特にコア・シェル型エマルションを使用することができ
る。
【0055】また水性トップクリヤーは、艶消し剤を含
有する艶消しクリヤーとして使用することが好ましく、
艶消し剤としてシリカ、酸化ポリエチレンなどがあげら
れるが、接着性、耐水性などの観点から酸化ポリエチレ
ン、例えばSN−OX(サンノブコ社製)酸化ポリエチ
レン艶消し剤が特に好ましい。
【0056】上記水性着色ベース塗料や水性トップクリ
ヤーは、必要により、上記艶消し剤の他に、例えば、成
膜助剤、消泡剤、表面調整剤、増粘剤などを含有するこ
とができる。
【0057】添付図面により、本発明の高意匠性金属サ
イディング構造を以下説明する。
【0058】図1は、本発明の高意匠性金属サイディン
グ構造の1例を説明するための部分断面図である。図1
において、1は裏打ちのためのアルミラミネートであ
り、2は裏打ちのための断熱剤発泡ウレタンであり、3
はエンボス加工されたPCM鋼板であり、4はシーラー
層であり、5はベース塗膜層であり、6はエンボス加工
による凸部であり、7はエンボス加工により凹部であ
る。図1において、アルミラミネート1および発泡ウレ
タン2により裏打ちされ、エンボス加工されたPCM鋼
板3より構成されるPCM材の表面にシーラー層3が形
成され、得られたエンボス模様の凸部にベース塗膜層5
が形成されている。図示されていないが、その上に文要
によりトップクリヤー層が形成される。
【0059】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例1 例えばタイル調に深し彫りエンボス(2mm)加工され
たPCM鋼板(例えばイソフタル酸型ポリエステル/メ
ラミン樹脂の樹脂組成物でプリコートされた)を発泡ウ
レタンおよびアルミラミネートで裏打ちした試験用PC
M材(60cm×60cm)の表面に、例えば、レタン
PG80(関西ペイント株式会社製アクリルウレタン系
塗料、商品名)を乾燥膜厚15μmとなるようにスプレ
ー塗装してシーラー層を形成し、得られたエンボス模様
の凸部にG655[旭化成工業株式会社製コア・シェル
型シリコーン変性アクリルエマルション含有ラテックス
商品名、樹脂Ac・Si(Si20重量%)、CHMA
10重量%、コアTg50℃、シェルTg15℃、MF
T 40℃]固形分100gに白色顔料ペースト(二酸
化チタン100g/顔料分散用樹脂5g)固形分100
g混合して得られた水性着色ベース塗料を乾燥膜厚が3
0μmとなるようにロール塗装してベース塗膜層を形成
し、実施例1の試験用金属サイディング構造体を得た。
得られた試験用金属サイディング構造体を後記の条件
下、耐候性試験に供した。得られた結果を表1に示す。 比較例1 実施例1のPCM鋼板表面にアクリルウレタン樹脂着色
塗料を凸部表面に塗装し、180℃、30分間硬化を行
なって比較例1の試験用金属サイディング構造体を得
た。耐候性試験の結果を表1に示す。 実施例2 実施例1の試験用金属サイディング構造体の表面に下記
艶消しトップクリヤーを乾燥膜厚が15μmとなるよう
に塗装して実施例2の試験用金属サイディング構造体を
得た。耐候試験結果を表1に示す。 艶消しトップクリヤーの調製 下記の配合により艶消しトップクリヤーを調製した。
【0060】 48%G−620(基体樹脂)(注1) 217 重量部 酸化ポリエチレン(艶消し剤) 18 重量部 固形分(NV) 42.0% MFT 0℃> (注1)旭化成工業株式会社製コア・シェル型シリコー
ン変性アクリルエマルション含有ラテックス商品、樹脂
組成Ac・Si(Si20重量%)、UVAおよびHA
LS含有、CHMA30重量%、コアTg45℃、シェ
ルTg60℃、MFT 40℃)。 実施例3 テトラエトキシシラン62g(0.3モル)、メチルト
リメトキシシラン125g(0.7モル)及びエチルア
ルコール187gの混合物を80℃に加熱し、0.2N
−塩酸30gを添加して80℃で10時間反応させた。
次いでこの反応物にトリエチルアミン30gを添加して
pH7以上にし80℃で2時間縮合反応させ、ベンゼン
100gを配合して固形分40重量%になるまで脱溶剤
をおこなって珪素樹脂(4官能珪素樹脂30モル%、3
官能珪素樹脂70モル%)を得た。
【0061】得られた珪素樹脂を前記G−655の代り
に使用した以外、実施例2と同様の実験を行なった。得
られた結果を表1に示す。 実施例4 前記G−655に代えて、前記G−620を使用した以
外、実施例2と同様の実験を行なった。得られた結果を
表1に示す。 実施例5 前記G−655に代えて、前記G−659を使用した以
外、実施例2と同様の実験を行なった。得られた結果を
表1に示す。
【0062】
【表1】
【0063】試験方法 平滑性:目視で表面の平滑性を評価した。
【0064】○は良好、△は劣る、×は著しく劣る 付着性:JIS K−5400 8,5.2(199
0)碁盤目−テープ法に準じて、1mm×1mmのマス
目を100個作成し、その表面にテープを密着させ剥離
した際のマス目の剥れ程度を試験した。剥れの全くない
ものを○とした。剥れのあるものを×とした。
【0065】耐塩水付着性:沸とう水に10時間浸漬し
た後、上記付着性を調べた。
【0066】耐候性:ウエザーメーター(スガ試験機株
式会社製、デューサイクル、照射60分/暗黒60分、
ブラックパネル温度63℃)で240時間の促進耐候性
試験を行い、光沢保持率(単位:%)及び外観を目視で
観察した。
【0067】 外観:○:良好 △:劣る ×:著しく劣る
【0068】
【発明の効果】耐候性にすぐれた高意匠性金属サイディ
ング構造が得られる。ベース塗料およびトップクリヤー
が水性なので環境上の問題がない。低温・短時間乾燥・
硬化性のシーラーを使用しているので、断熱剤の熱収縮
および塗装ラインの条件に適応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高意匠性金属サイディング構造の1例
を説明するための部分断面図である。
【符号の説明】
1 アルミラミネート 2 発泡ウレタン 3 PCM鋼板 4 シーラー層 5 ベース塗膜層 6 エンボス加工凸部 7 エンボス加工凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/24 302 B05D 7/24 302T E04F 13/12 E04F 13/12 A C Fターム(参考) 2E110 AA26 AA57 AA65 AB04 AB22 BA05 BA12 BB04 BB23 CB02 GA24Z GA32X GA33W GB02W GB06X GB54Z 4D075 AE03 BB06X CA13 CA18 CA32 CA34 CA38 CA48 CB02 CB06 CB22 CB23 DA03 DA06 DB02 DB07 DC01 DC10 EA06 EA07 EA13 EA27 EA43 EB13 EB16 EB22 EB32 EB34 EB35 EB38 EB43 EC03 EC07 EC60 4F100 AB03A AB10 AK17C AK25C AK25D AK51 AK51B AK52C AL08C AL08D AT00E BA04 BA05 BA07 BA10C BA10D BA10E CA30D CC00B CC00C CC00D DD01 DJ01 EJ39 HB00C JB05D JL00 JL09 JL10C JM01C JM02C JN01D JN26D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボス加工されたPCM鋼板を裏打ち
    してなるPCM材の表面にポリオール樹脂とイソシアネ
    ート硬化剤との二液型ウレタン塗料を塗布してシーラー
    層を形成し、該シーラー層の凸部表面に着色ベース塗膜
    層を形成してエンボス模様を得ることを特徴とする高意
    匠性金属サイディング構造。
  2. 【請求項2】 エンボス加工されたPCM鋼板を裏打ち
    してなるPCM材の表面にポリオール樹脂とポリイソシ
    アネートとの反応物を有機溶剤に溶解してなるウレタン
    塗料を塗布してシーラー層を形成し、該シーラー層の凸
    部表面に着色ベース塗膜層を形成してエンボス模様を得
    ることを特徴とする高意匠性金属サイディング構造。
  3. 【請求項3】 該着色ベース塗膜層が、シリコーン系塗
    料又はフッ素系塗料で形成されてなる請求項1記載の高
    意匠性金属サイディング構造。
  4. 【請求項4】 該シリコーン系塗料が、コア・シェル型
    シリコーン変性アクリルエマルション塗料又は有機溶剤
    系シリコーン塗料である請求項3記載の高意匠性金属サ
    イディング構造。
  5. 【請求項5】 該金属サイディング構造がさらに水性ト
    ップクリヤーを塗布し、水性トップクリヤー層を形成し
    てなる請求項1ないし4の何れかに記載の高意匠性金属
    サイディング構造。
  6. 【請求項6】 該水性トップクリヤーがコア・シェル型
    シリコーン変性アクリルエマルションである請求項5記
    載の高意匠性金属サイディング構造。
  7. 【請求項7】 該水性トップクリヤーが艶消し剤を含有
    する艶消しクリヤーである請求項5または6記載の高意
    匠性金属サイディング構造。
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