JP2002361604A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】集成スライス単板を構成しているラミナの色調
が適度に異なる意匠的に優れた淡色製品を十分に供給す
ることができる化粧板の製造方法を提供する。 【解決手段】原木PWから採取したラミナを、心材部か
ら採取したラミナL1と辺材部から採取したラミナL2
とに分類する工程と、心材部から採取したラミナL1
を、測色分類装置1によって最終塗装状態における色調
を基準に「淡色」、「中間色」、「濃色」のいずれかに
分類する工程と、このようにして分類されたラミナL
1、L2を、最終製品毎に予め定められた所定の組合せ
比率に基づいて組み合わせることによってフリッチFを
作成する工程と、最終製品毎に作成されたフリッチFを
切削することによって集成スライス単板を形成する工程
と、集成スライス単板を木質基材に貼着する工程と、木
質基材に貼着された集成スライス単板を塗装する工程と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木質基材に集成
スライス単板が貼着された化粧板の製造方法、特に、意
匠的に優れた淡色製品を十分に供給することができる化
粧板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合板等の木質基材の上面に集成スライス
単板(化粧単板)を貼着した後、その集成スライス単板
に塗装を施すことによって製造される化粧板は、木材の
色調を積極的に生かすために着色をほとんど行わない淡
色製品と、積極的に着色した濃色製品とに大きく分類さ
れており、淡色製品及び濃色製品には、それぞれに適し
た集成スライス単板が使用されている。
【0003】こういった集成スライス単板は、基本的
に、原木から採取した複数のラミナを組み合わせてフリ
ッチを作成し、このフリッチを切削することによって製
造されるのが一般的であり、淡色製品用の集成スライス
単板と濃色製品用の集成スライス単板とは、それぞれ異
なるフリッチから製造されている。
【0004】具体的には、図5に示すように、原木PW
から採取されたラミナLは、まず、原木PWの心材部か
ら採取されたラミナL1と、原木の辺材部から採取され
たラミナL2とに分類された後、原木PWの心材部から
採取されたラミナL1が、目視によって、淡色製品に使
用することができる品質の高いものと、使用することが
できないものとに、さらに分類される。
【0005】そして、原木PWの心材部から採取した淡
色製品に使用することができる高品質のラミナL1のみ
を組み合わせて作成したフリッチFを切削することによ
って淡色製品用の集成スライス単板Vが製造され、原木
PWの辺材部から採取したラミナL2と、原木の心材部
から採取したラミナL1のうち淡色製品に使用すること
ができないものとを組み合わせて作成されたフリッチF
を切削することによって濃色製品用の集成スライス単板
Vが製造されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、淡色製品用
として使用されるラミナは、高品質なものを選別してい
るが故に色調が似通ってしまい、これらのラミナのみを
任意に組み合わせて作成されたフリッチから切削される
淡色製品用の集成スライス単板は、一般的に色調の変化
に乏しいものが多かった。
【0007】しかしながら、化粧板としては、淡色製品
であると濃色製品であるとに拘わらず、集成スライス単
板を構成しているラミナ間に適度な色調(濃淡)の差が
あるほうが意匠上好ましく、こういったラミナ間の色調
が適度に異なる淡色製品用の集成スライス単板を安定し
て確実に供給できるようにすることが望まれている。
【0008】また、淡色製品は、上述したように、木質
材の色調を生かすためにほとんど着色を行わないので、
淡色製品用のラミナを選別する際には、その選別基準が
必然的に厳しくなり、必要な淡色製品を製造するのに十
分なラミナを確保することができないという問題もあ
る。
【0009】そこで、この発明の課題は、集成スライス
単板を構成しているラミナの色調が適度に異なる意匠的
に優れた淡色製品を十分に供給することができる化粧板
の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、請求項1に係る発明は、原木から採取
したラミナを、最終塗装状態における色調を基準に3以
上に分類する工程と、3以上に分類された前記ラミナ
を、最終製品毎に予め定められた所定の組合せ比率に基
づいて組み合わせることによってフリッチを作成する工
程と、最終製品毎に作成されたフリッチを切削すること
によって集成スライス単板を形成する工程と、前記集成
スライス単板を木質基材に貼着する工程と、前記木質基
材に貼着された前記集成スライス単板を塗装する工程と
を備えた化粧板の製造方法を提供するものである。な
お、ここにいう「集成スライス単板」には、ロータリス
ライス単板も含まれることはいうまでもない。
【0011】以上のように、この化粧板の製造方法で
は、最終塗装状態における色調を基準に3以上に分類さ
れたラミナを、最終製品毎に予め定められた所定の組合
せ比率に基づいて組み合わせることによってフリッチを
作成するようにしたので、単に、淡色製品に適したラミ
ナのみを選別して、これらを任意に組み合わせることに
よってフリッチを作成する従来法とは異なり、ラミナ間
の色調が適度に異なる意匠的に優れた淡色製品用の集成
スライス単板を確実に製造することができる。
【0012】また、従来法のように、色調の似通ったラ
ミナだけを使用するわけではなく、従来法では濃色製品
用として分類されていたラミナの一部を淡色製品用とし
て使用することになるので、淡色製品用として使用する
ラミナの絶対数が増加し、従来に比べて、淡色製品の供
給量を増やすことができる。
【0013】また、原木の心材部から採取されたラミナ
を淡色製品に適したものと、そうでないものとに分類す
る作業は、最終塗装状態における色調を想定して行わな
ければならないので、こういった分類作業は、熟練者で
なければ適正に行うことができない。従って、分類作業
を行う作業者によっては、本来、濃色製品用として分類
しなければならないラミナが淡色製品用として分類され
たり、本来、淡色製品用として分類しなければならない
ラミナが濃色製品用として分類されたりする場合があ
り、こういったラミナを含む集成スライス単板は、不良
品として廃棄しなければならず、貴重な木材資源を浪費
してしまうという問題があった。
【0014】そこで、請求項2に係る発明の製造方法の
ように、前記ラミナを測色することによって得られた測
色値に基づいて前記ラミナを分類するようにしておく
と、従来のような作業者によるラミナの分類ミスがなく
なり、原木から採取したラミナを最大限に活用すること
が可能となる。
【0015】特に、請求項3に係る発明の製造方法のよ
うに、表色値によって特定される色空間を多数の単位色
空間に区画すると共に、区画された各単位色空間がどの
分類に該当するのかを予め設定しておき、前記ラミナ
を、その測色値が対応する前記単位色空間に設定されて
いる分類に振り分けるようにすると、短時間で確実に分
類作業を行うことができる。
【0016】さらに、請求項4に係る発明の製造方法の
ように、前記色空間を前記単位色空間に区画する際、人
間の色彩感覚を考慮して、表色成分毎にその単位量を設
定しておくと、例えば、木質材の色調に対して人間の視
覚が敏感に反応する表色成分に対する分類精度を効率よ
く高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の化粧板の製造方法
について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)
に示すように、まず、原木PWからラミナ原料を採取
し、このラミナ原料からラミナLを作成する。ここで、
まず、同図(c)に示すように、原木PWの心材部から
採取したラミナL1と、原木の辺材部から採取したラミ
ナL2とに分類した後、同図(d)に示すように、原木
PWの心材部から採取したラミナL1を、測色分類装置
1を用いて最終塗装状態における色調を基準に、「淡
色」、「中間色」、「濃色」のいずれかに分類する。
【0018】前記測色分類装置1は、図3に示すよう
に、ラミナ表面の色調をL、a、b表色系(CI
E 1976)の表色値として取得する測色手段10
と、この測色手段10によって測色されたラミナ表面の
測色値(表色値)を分析する分析手段20とから構成さ
れており、前記測色手段10としてはCCDカメラが使
用されている。
【0019】前記分析手段20は、同図に示すように、
装置全体を統括的に制御する制御部21と、測色手段1
0から出力される測色データ(測色値)を一時的に記憶
する測色データ記憶領域22a及び図4に示すようなL
、a、b表色系の表色値によって特定される色空
間Sを区画している多数の単位色空間psに対して、各
単位空間ps毎にそれぞれどの分類に属するのかを対応
させた分類データが記憶されている分類データ記憶領域
22bを有する記憶部22と、前記測色データと分類デ
ータとに基づき、測色されたラミナがどの分類に属する
のかを判定する判定部23と、判定結果を出力する表示
部24とを備えている。
【0020】前記分類データ記憶領域22bに格納され
ている分類データは、実際に作成した多数のサンプルラ
ミナを測色した後、それらのサンプルラミナに実際に塗
装を施した状態で、それらのサンプルラミナがどの分類
に属するのかを目視判定することによって作成されたも
のであり、ラミナを測色することによって得られた測色
データ(測色値)に対応する単位色空間psの分類デー
タを取得することによって、直ちに、そのラミナがどの
分類に属するのかを判定することができ、かかる処理
は、判定部23によって行われる。
【0021】従って、分類しようとするラミナを測色手
段10によって測色すると、そのラミナがどの分類に属
するものであるのかが、判定部23によって直ちに判定
され、その判定結果が表示部24に自動的に表示される
ので、その分類に振り分ければよい。
【0022】なお、L、a、b表色系の表色値に
よって特定される色空間Sを区画している単位色空間p
sは、図4に示すように、人間の色彩感覚を考慮して、
表色成分(L、a、b)毎にそれぞれの単位量が
設定されている。即ち、木質材の色調に対して人間の視
覚が敏感に反応するa成分の単位量が、L成分やb
成分の単位量に比べて小さく設定されており、上述し
た色空間Sは、L成分やb成分に比べてa成分が
より細かく区画されることになる。
【0023】次に、図1(e)に示すように、以上のよ
うにして分類されたラミナL1、L2を適宜組み合わせ
て、淡色製品用のフリッチFと、濃色製品用のフリッチ
Fとを作成する。まず、淡色製品用のフリッチFを作成
する場合は、原木PWの心材部から採取されたラミナL
1のうち、「淡色」及び「中間色」に分類されたラミナ
L1を組み合わせることになるが、その組合せ比率は予
め設定されており、例えば、樺材によって形成されたラ
ミナの場合は、「中間色」:「淡色」=1:2の割合
で、ナラ材によって形成されたラミナの場合は、「中間
色」:「淡色」=3:1の割合で組み合わせることにな
る。
【0024】一方、濃色製品用のフリッチFを作成する
場合は、原木PWの心材部から採取されたラミナL1の
うち、「中間色」に分類されたラミナL1と、「濃色」
に分類されたラミナL1及び原木PWの辺材部から採取
されたラミナL2とを組み合わせることになるが、その
組合せ比率は予め設定されており、例えば、樺材によっ
て形成されたラミナの場合は、「中間色」:(「濃色」
+「辺材部」)=2:1の割合で、ナラ材によって形成
されたラミナの場合は、「中間色」:(「濃色」+「辺
材部」)=3:1の割合で組み合わせることになる。
【0025】このようにして、淡色製品用のフリッチF
及び濃色製品用のフリッチFが作成されると、図2
(a)に示すように、それぞれのフリッチFを切削する
ことによって、淡色製品用の集成スライス単板V及び濃
色製品用の集成スライス単板Vをそれぞれ形成する。
【0026】そして、これらの集成スライス単板Vを、
同図(b)に示すように、合板、パーティクルボード、
MDF(中質繊維板)等の木質基材Bの上面に接着剤に
よって貼着した後、同図(c)に示すように、淡色製品
に対してはクリア塗装を、濃色製品に対しては、着色・
塗装を施すと、同図(d)に示すように、化粧板Pが完
成する。
【0027】以上のように、この化粧板の製造方法で
は、最終塗装状態における色調を基準に「淡色」、「中
間色」、「濃色」のいずれかに分類されたラミナを、淡
色製品及び濃色製品毎に予め定められた所定の組合せ比
率に基づいて組み合わせることによって淡色製品用のフ
リッチと濃色製品用のフリッチとを作成するようにした
ので、単に、淡色製品に適したラミナのみを選別して、
これらを任意に組み合わせることによって淡色製品用の
フリッチを作成する従来法では難しかった、ラミナ間の
色調が適度に異なる意匠的に優れた淡色製品用の集成ス
ライス単板を確実に製造することができる。
【0028】しかも、従来法のように、色調の似通った
ラミナだけを使用するのではなく、色調バランスを改善
するために、濃色製品用のフリッチを作成する際にも使
用される「中間色」に分類されたラミナを所定の割合で
淡色製品用のフリッチを作成する際にも使用するので、
従来法では濃色製品用として分類されていたラミナの一
部を淡色製品用として使用することになる。これによっ
て、淡色製品用として使用するラミナの絶対数が増加す
るので、従来法に比べて、淡色製品の供給量を増やすこ
とが可能となる。
【0029】また、原木の心材部から採取したラミナを
「淡色」、「中間色」、「濃色」のいずれかに分類する
際は、上述したように、測色分類装置を使用することに
よって、人間の主観が全く介在しない状態でラミナの分
類が行われると共に、分類の基準として使用される分類
データは、実際に塗装したラミナに基づいて作成されて
いるので、最終塗装状態を想定しながら人間が目視によ
って分類していた従来法のように、分類ミスが発生する
ことはほとんどない。従って、従来に比べて、製品の歩
留りが格段に向上し、原木から採取したラミナを最大限
に活用することが可能となる。
【0030】また、測色分類装置の記憶部22には、L
、a、b表色系の表色値によって特定される色空
間を区画している各単位色空間毎にそれぞれ分類データ
を備えているので、測色手段10によってラミナを測色
することにより、ラミナの測色値(表色値)を取得すれ
ば、直ちに、そのラミナをどの分類に振り分ければよい
かを判定することができる。従って、多数のラミナを短
時間のうちに確実に分類することが可能となり、分類作
業の効率化を図ることができる。
【0031】また、上述したように、L、a、b
表色系の表色値によって特定される色空間は、木質材の
色調に対して人間の視覚が敏感に反応するa成分が、
成分やb成分に比べて細かく区画されているの
で、全ての成分を同じように細かく区画する場合と同様
の分類精度を維持しつつ、データ量を最小限に抑えるこ
とができるという効果がある。
【0032】なお、上述した実施形態では、原木の心材
部から採取したラミナを、「淡色」、「中間色」、「濃
色」に分類するようにしているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、「中間色」をさらに「淡色系中間
色」と「濃色系中間色」とに分類し、「淡色」に分類さ
れたラミナと「淡色系中間色」に分類されたラミナとを
所定の組合せ比率で組み合わせることによって淡色製品
用のフリッチを形成し、「濃色」に分類されたラミナと
「濃色系中間色」に分類されたラミナ及び原木の辺材部
から採取したラミナとを所定の組合せ比率で組み合わせ
ることによって濃色製品用のフリッチを形成すると、色
調バランスがおだやかな化粧板を製造することが可能と
なる。
【0033】また、上述した実施形態では、最終製品が
「淡色製品」及び「濃色製品」の2種類に分類される場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば、最終製品が「淡色製品」、「中間色製品」
及び「濃色製品」の3種類に分類される場合について
も、本発明の製造方法を適用することができる。その場
合は、原木の心材部から採取したラミナを、「淡色」、
「淡色系中間色」、「中間色」、「濃色系中間色」及び
「濃色」に分類し、淡色製品については「淡色」及び
「淡色系中間色」のラミナを、「中間色製品」について
は「淡色系中間色」、「中間色」及び「濃色系中間色」
のラミナを、「濃色製品」については「濃色系中間色」
及び「濃色」(辺材部から採取したラミナを含む)のラ
ミナを、それぞれ所定の組合せ比率で組み合わせること
によって、各製品用のフリッチを作成すればよい。
【0034】また、上述した実施形態では、測色分類装
置を使用してラミナを「淡色」、「中間色」、「濃色」
のいずれかに分類するようにしているが、これに限定さ
れるものではなく、目視によって分類した場合でも、淡
色製品に適したラミナとそうでないラミナとに分類して
いた従来法に比べて、色調バランスのよい意匠的に優れ
た化粧板を製造することは可能である。ただし、目視に
よって分類する場合は、上述したように、分類ミスによ
って歩留りが低下するので、測色分類装置を使用して分
類するほうが望ましいことはいうまでもない。
【0035】また、上述した測色分類装置では、L
、b表色系の表色値に基づいてラミナの色調を評
価することによって分類しているが、これに限定される
ものではなく、種々の表色系の表色値に基づいてラミナ
の色調を評価することによって分類することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)はこの発明にかかる化粧板の製
造方法を示す工程図である。
【図2】(a)〜(d)は同上の化粧板の製造方法を示
す工程図である。
【図3】同上の製造方法に使用される測色分類装置を示
すブロック図である。
【図4】L、a、b表色系の表色値によって特定
される色空間を概念的に示す図である。
【図5】従来の化粧板の製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1 測色分類装置 10 測色手段 20 分析手段 21 制御部 22 記憶部 23 判定部 24 表示部 PW 原木 B 木質基材 L、L1、L2 ラミナ F フリッチ S 色空間 ps 単位色空間 V 集成スライス単板 P 化粧板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原木から採取したラミナを、最終塗装状
    態における色調を基準に3以上に分類する工程と、 3以上に分類された前記ラミナを、最終製品毎に予め定
    められた所定の組合せ比率に基づいて組み合わせること
    によってフリッチを作成する工程と、 最終製品毎に作成されたフリッチを切削することによっ
    て集成スライス単板を形成する工程と、 前記集成スライス単板を木質基材に貼着する工程と、 前記木質基材に貼着された前記集成スライス単板を塗装
    する工程とを備えた化粧板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ラミナを測色することによって得ら
    れた測色値に基づいて、前記ラミナを分類するようにし
    た請求項1に記載の化粧板の製造方法。
  3. 【請求項3】 表色値によって特定される色空間を多数
    の単位色空間に区画すると共に、区画された各単位色空
    間がどの分類に該当するのかを予め設定しておき、 前記ラミナを、その測色値が対応する前記単位色空間に
    設定されている分類に振り分けるようにした請求項2に
    記載の化粧板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記色空間を前記単位色空間に区画する
    際、人間の色彩感覚を考慮して、表色成分毎にその単位
    量を設定した請求項3に記載の化粧板の製造方法。
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