JP2002353978A - 主局又は従局機能を有する無線通信端末 - Google Patents

主局又は従局機能を有する無線通信端末

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JP2002353978A
JP2002353978A JP2001156638A JP2001156638A JP2002353978A JP 2002353978 A JP2002353978 A JP 2002353978A JP 2001156638 A JP2001156638 A JP 2001156638A JP 2001156638 A JP2001156638 A JP 2001156638A JP 2002353978 A JP2002353978 A JP 2002353978A
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Kiyoshi Yajima
潔 谷島
Toshihiro Tomaru
敏宏 外丸
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピコネット内において、ブルートゥースデバ
イスアドレス(BD−ADDR)と容易に対応付けがで
きるブルートゥース機器を提供する。 【解決手段】 ブルートゥース・マスター機器より接続
を所望するブルートゥース・スレーブ機器を選択した
際、当該スレーブ機器において表示或いは発音等の選択
告知動作を行うことにより選択機器を明示する。また、
各スレーブ機器が固有かつ周知の認識番号を有する場合
はこれをマスター側に返送し、マスター機器は、かかる
番号とBD−ADDRを対応づけて登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末が相互
に通信を行う無線通信網で用いられる主局端末及び従局
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の無線通信端末が1つの無線通信網
を構成し、該無線通信網内において通信リンクを確立し
て信号の送受信を行うシステムとしては、いわゆるブル
ートゥース(Bluetooth)無線通信システムが一般に知ら
れている。ブルートゥース(以下、単に「BT」と称す
る)無線通信システムは、極めて近距離に置かれる、例
えば携帯電話とノートパソコン或いは、ステレオ装置と
ヘッドフォンなどの端末機器相互間を、2.4GHz帯
域の微弱電波による無線通信リンクで接続してデータや
音声等の信号を無線伝送するものである。
【0003】BTシステムでは、BTの仕様規格を満足
するモジュール(以下、単に「BTモジュール」と称す
る)を内蔵する情報端末機器(以下、単に「BT機器」
と称する)間で、1対1のいわゆるポイント−ポイント
の信号伝送を行う場合もあるが、一般には、複数のBT
機器が1つのネットワークを構成してネットワーク内に
おける信号伝送を行うことが多い。BTシステムにおい
ては、このような1対nのいわゆるポイント−マルチポ
イントの信号伝送ネットワークをピコネットと称してい
る。
【0004】1のピコネットにはBT機器を最大8台ま
で含めることができ、その内の1つのBT機器が「マス
ター」と呼ばれ、他のBT機器は「スレーブ」と呼ばれ
る。マスターは、そのピコネット内におけるBT無線通
信リンクの形成、及びその他の通信手順を制御するもの
であり、各々のスレーブはマスターとの間でのみ信号の
伝送を行うことができる。
【0005】マスターとスレーブの両機能は、各BT機
器が内蔵するBTモジュールに固定して定められた機能
ではなく、各々のBTモジュールが、かかる双方の機能
を具備しており、必要に応じて双方の機能を使い分ける
ことが可能になっている。但し、1つのピコネット内に
存在するマスターは常に1つのみである。マスターとス
レーブ間の信号伝送の手順は、先ず、双方のBTモジュ
ール間においてBT仕様に基づく無線通信リンクを形成
し、続いて当該無線通信リンクを介して信号の伝送が行
われる。BTモジュール間の信号伝送は、時間軸上にお
けるタイムスロット(原則として625μS)を一単位
とし、かかるタイムスロットを相互に時分割して使用す
ることにより行われる。つまり、マスターとスレーブ間
の信号伝送は、送信と受信を相互に行う半二重通信の一
種であるTDD(Time Division Duplexing)方式が採用
されている。因みに、無線通信リンクの確立したBTモ
ジュール間における通信速度は最大1Mbpsである。
【0006】また、BT無線通信システムにおける変調
方式として周波数ホッピング型のスペクトラム拡散方式
を採用している。かかる変調方式は、通常の狭帯域変調
方式の搬送波周波数を短時間に切り換えていく方式であ
り、この周波数の切換を周波数ホッピングというのであ
る。BT無線通信システムでは、2.4GHz帯域にお
いて1MHz間隔で79波のホッピング周波数を有して
いる。また、前述のタイムスロット(625μS)毎に
かかる周波数ホッピングを行うので、毎秒1600回の
周波数ホッピングが行われる。
【0007】なお、如何なる順序で、如何なる周波数を
用いて周波数ホッピングを行うかの手順をホッピングパ
ターンといい、各BT機器固有の識別番号に相当するB
Tデバイスアドレスと、各BT機器の使用するクロック
の値から所定の手順に基づいて算出される。当然のこと
であるが、マスターとスレーブが相互にデータの伝送を
行うためには、同一のホッピングパターンを使用しなけ
ればならない。従って、ピコネット内のBT機器が、無
線通信リンクを確立するには、相手側機器のBTデバイ
スアドレスやクロック値を知る必要がある。このため、
ピコネット内の各BT機器は、後述する「問い合わせ」
(Inquiry)や「呼び出し」(Page)等の通信処理手順を実
行することによってこれらの情報を交換するのである。
【0008】先ず、マスターが特定のスレーブと通信を
行うためには、マスターの通信エリア内に存在するスレ
ーブを「問い合わせ」処理によって確認した後、接続を
目的とするスレーブを呼び出す「呼び出し」処理を行っ
て両BT機器間の接続処理を行うことになる。従って、
ピコネット内における通信行う際に、マスターは、「問
い合わせ」処理によって確認したBT機器のBTデバイ
スアドレスを、例えばディスプレイ画面等に表示して、
どのような機器との間でピコネットを形成し得るかをユ
ーザーに告知する必要がある。
【0009】しかしながら、例えば、ノートパソコンの
マスターに対するスレーブとして複数のプリンターが存
在するような場合、スレーブ機器のBTデバイスアドレ
スのみを表示するのでは、ユーザーにとってピコネット
内に在る各々のスレーブが具体的にどのプリンターに相
当するかが判り難い。何故ならユーザーは、殆どの場
合、『A社製プリンター』或いは『小型プリンター』と
言う具合に、スレーブとなるプリンターのメーカーや特
徴は認知していても、そのBTデバイスアドレスまでも
認知していることは希だからである。更に、スレーブ機
器が同一メーカー・同一形式のプリンターであるような
場合は、ユーザーにとってスレーブとなるBT機器の識
別は一層困難な問題となる。
【0010】また、マスターが、例えばコンポーネント
・ステレオアンプのような場合は、スレーブ機器のBT
デバイスアドレス一覧を十分に表示できるようなディス
プレイを有していないこともある。従って、ユーザーが
ピコネット内に存するスレーブ機器のBTデバイスアド
レスと、それに対応した具体的なスレーブ機器を視覚的
に認識するには何らかの解決方法が必須となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決するためになされたものであり、ユーザーがピコ
ネット内の特定のスレーブ機器を認識可能なBT端末を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、1の主局端末
と、複数の従局端末が相互に通信を行う無線通信網にお
いて用いられる主局端末であって、前記無線通信網内に
存する複数の従局端末を探知し、該従局端末と通信を行
う無線通信部と、前記無線通信部により探知された従局
端末の内の少なくとも1局を選択する選択信号を生成
し、前記無線通信部をして前記選択信号を該従局端末に
向けて送信する制御部と、従局端末を個別に特定するた
めの第1の識別子を含む従局端末特定指令の操作入力を
受け入れる操作入力部とを含み、前記制御部は、前記従
局端末特定指令に含まれる第1の識別子と、前記選択信
号によって選択された1の従局端末とを対応づけること
を特徴とする。
【0013】また、本発明は、1の主局端末と、複数の
従局端末が相互に通信を行う無線通信網において用いら
れる従局端末であって、前記無線通信網内に存する1の
主局端末と通信を行う無線通信部と、前記無線通信部を
介して前記主局端末より受信した自局端末を対象とする
選択信号を認識する制御部と、前記選択信号に基づいて
所定の告知動作を為す選択告知部とを含むことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による無線通信網の実施例
を図1のピコネット構成図に示す。図1に示すピコネッ
トは、パソコン1、モニター装置2、モニター装置3、
及びモニター装置4の各情報端末機器を含むBT機器か
ら構成されており、各々のBT機器には、各機器相互間
における通信処理を担うBT無線通信端末がそれぞれ付
随している。かかるBT無線通信端末は、主にBTモジ
ュールとそれを制御するCPUなどから構成されてお
り、パソコン1やモニター装置2などの各情報端末機器
は、BTプロトコルスタックの上位に位置するアプリケ
ーションプログラムを介して各々のBTモジュールに接
続されている。因みに、BTプロトコルスタックとは、
BTモジュールが他のBTモジュールとの間で接続を行
う際の通信処理手順を多層構造的にサポートするOSシ
ステムの一種である。
【0015】本実施例では、ピコネット内でパソコン1
がマスターのBT機器となり、モニター装置2等の他の
周辺機器がスレーブのBT機器となっている。但し、本
発明による実施形態は図1の構成に限定されるものでは
なく、スレーブとなる機器の数は、同一のピコネット内
において7台までの範囲で自在に増減することが可能で
あり、また、必要に応じてパソコン1以外の他のBT機
器がマスターとなることもできる。
【0016】次に、図1のピコネット内の各BT機器の
構成を図2のブロック図に示す。なお、図2は一般的な
BT機器の構成を示すため、図中における情報端末機器
は特に限定していない。図2において、アンテナ10
は、ピコネット内の他のBT機器との通信に際して2.
4GHz帯域の電波の送受信を行うものである。
【0017】無線通信部11は、主に、BT仕様V1.
0等に規定された汎用のBTモジュールから構成され
る。ここで、BTモジュールの構成を概説すれば、アン
テナ10に接続された高周波処理部、周波数ホッピング
の算出を行うホップ周波数計算部、伝送パケットや無線
通信リンクの制御を行い、かつ伝送信号の誤り訂正や通
信手順におけるセキュリティ制御等の処理を司るベース
バンド信号処理部、そして以上の各部分を総括的に制御
するCPU部、種々のデータを記憶するフラッシュメモ
リ等の記憶部から成り立っている。
【0018】制御部12は、主にマイクロコンピュータ
(以下、単にμCPUと称する)から構成されており、
図2に示すBT機器全体の動作を制御すると共に、BT
モジュールを介して、情報端末機器17とピコネット内
に存する他のBT機器との通信処理を制御するものであ
る。記憶部13は、主にROM、RAM等のメモリ素子
から構成されており、ここにBT機器の動作を制御する
アプリケーションプログラムが格納されている。また、
記憶部13にはいわゆる不揮発性のRAMも含まれてお
り、例えばピコネット内で接続を予定する他のBT機器
の属性等のデータが記憶される。
【0019】インターフェイス部14は、前記制御部1
2と情報端末機器17等とを接続する部分であり、例え
ばRS−232C等のシリアル・インターフェイスや、
セントロニクス等のパラレル・インターフェイスなどの
汎用インターフェイスを用いて各部の間でデータの授受
を行う。表示部15は、液晶や有機EL(electrolumine
scence)等のディスプレイを用いたデータ表示部分であ
り、例えばピコネット内に存する他のBT機器のBTデ
バイスアドレスや当該機器の属性等の情報がここに表示
される。
【0020】操作入力部16は、キーボードやテンキー
等からなる操作入力部であり、ここからユーザーが種々
のデータや指示を入力する。情報端末機器17は、図1
のピコネット構成図に示すように、例えばパソコンやモ
ニター装置等の周辺機器がこれに相当する。なお、図2
のブロック図では、表示部15、操作入力部16、及び
情報端末機器17を各々個別に記載しているが、例え
ば、情報端末機器17がディスプレイやキーボード等の
情報入出力部を有するときは、これをもって表示部15
や操作入力部16の代用とする構成としても良い。本実
施例では、マスターとなるBT機器をパソコンと想定
し、スレーブとなるBT機器をモニター装置と想定して
いる。このため、以下本文では表示部15及び操作入力
部16は、マスター及びスレーブ共にパソコン或いはモ
ニター装置が具備しているディスプレイ画面及びキーボ
ードを用いるものとして説明を行う。
【0021】本発明の第1の実施形態における処理動作
を、添付図面に示すフローチャートに基づいて説明す
る。先ず、マスター側BT機器(パソコン1)における
処理動作について図3のフローチャートに基づいて説明
を行う。なお、図3のフローチャートに示す処理サブル
ーチン(以下、単に「サブルーチン」又は「本サブルー
チン」と称する)は、無線通信部11に含まれるBTモ
ジュールに対するいわゆるアプリケーションプログラム
の1つとして位置づけられるものである。即ち、本サブ
ルーチンは、図2のBT機器全体を制御するメインルー
チンプログラム(図示せず)と共に記憶部13のメモリ
ー内に記憶されており、所定のタイミングに従って、制
御部12のμCPUが本サブルーチンを内蔵クロックに
同期して1ステップずつ実行することになる。
【0022】従って、本サブルーチンは、ユーザーが情
報端末機器17から特定の指令を入力することによって
起動されるようにしても良いし、所定のタイミング、例
えば、端末の電源投入時やリセット時などのいわゆる初
期設定時に、ユーザーがスレーブとなる情報端末機器を
確認すべく起動されるようにしても良い。本サブルーチ
ンが起動されると、先ず、ステップ10において制御部
12は、無線通信部11に対して「問い合わせ」処理の
実行を指令する。
【0023】かかる指令を受けて無線通信部11内のB
Tモジュールは、図1に示すピコネット内における「問
い合わせ」処理を実行する。因みに、BTシステムにお
ける「問い合わせ」処理とは、マスターとなるBT機器
がその周辺に他の如何なるBT機器が存在するかを確認
するために行う通信処理手順であり、マスター機器が自
己の周辺に同報パケットを連続的に送信し、それを受信
したBT機器が自己に関する情報を返送することによっ
て実行されるものである。
【0024】すなわち、ステップ10の処理行程では、
先ず、マスター側からIQパケット(同報パケット)を
周囲に同報送信する「問い合わせ同報」(Inquiry Broad
cast)処理が実行される。そして、スレーブ側において
は、マスターからのIQパケットを受信すべく受信周波
数のホッピングを行う「問い合わせ走査」(Inquiry Sca
n)処理及び、受信したIQパケットに対する応答である
FHSパケットをマスター側に返送する「問い合わせ応
答」(Inquiry Respons)処理が実行される。
【0025】従って、以下の説明ではピコネット内でス
レーブとなる他のBT機器の電源が投入されており、各
スレーブ側機器が「問い合わせ走査」処理、或いは「問
い合わせ応答」処理の実施ができる状況にあることを前
提とする。ステップ10において前記一連の「問い合わ
せ」処理が終了すると、制御部12はステップ12に移
行して、「問い合わせ応答」処理によって応答があった
他のBT機器の有無を判断する。
【0026】ステップ12で、他のスレーブ機器から一
切の応答がなかったと判断された場合、制御部12は、
本サブルーチンを速やかに終了してメインルーチンに復
帰する。一方、ステップ12で他のBT機器からの応答
があったと判断された場合、制御部12は、ステップ1
4に移行して応答があったBT機器の一覧を作成し、こ
れを情報端末機器17であるパソコン1のディスプレイ
画面に表示する。
【0027】かかるBT機器一覧の表示方法としては、
ユーザーの理解を容易にすべく、例えば、予め記憶部1
3に記憶されているスレーブ機器と成り得る情報端末機
器の属性データ(機器型番、製造メーカー等)を検索し
て、そのBTデバイスアドレスと共に表示するようにし
ても良い。また、それらの情報端末機器を、例えば、モ
ニター或いはプリンターなどの製品別のカテゴリーで分
類表示するようにしても良い。
【0028】ここで表示の一例を示せば、例えば、図4
の表示画面構成図のようにマスター機器(パソコン1)
に対して接続が可能なスレーブ機器(本実施例ではモニ
ター装置2〜4)をBTデバイスアドレスと共に、その
名称及び属性が識別できる程度のデータを付して表示す
るようにしても良い。ユーザーは、かかる表示画面を視
認することにより、図1のピコネット内においてパソコ
ン1と接続可能なモニター装置2〜4を的確かつ迅速に
把握することができる。但し、この段階ではユーザーが
画面に表示されたモニター装置の一覧から、それが具体
的にどのモニター装置に相当するかを判断することは難
しい。特に、モニター装置が全て同一メーカーによる同
一形式である場合はその識別は極めて困難といえる。
【0029】そこで、制御部12は、次のステップ16
において、表示された1つ目のモニター装置、例えば、
モニター装置2を特定のスレーブ機器として選択し、ス
レーブ選択カウンタk(以下、単にカウンタkと称す
る)の値を1にセットする。そして、次のステップ18
において、選択したモニター装置2との間にBT無線通
信リンクの接続を図るべく、無線通信部11内のBTモ
ジュールに対して、当該スレーブを対象とした「呼び出
し」処理の実行を指令する。
【0030】BTシステムにおける「呼び出し」処理と
は、マスター機器がピコネット内に存する特定のスレー
ブ機器をピコネットに参加させる、即ちマスター機器と
の接続を成す為に行う処理である。因みに、「呼び出
し」処理は主に、マスター機器が行う「呼び出し送信」
(Page)処理、スレーブ機器が行う「呼び出し走査」(Pag
e Scan)処理、マスターとスレーブが相互に行う「呼び
出し応答」(Page Respons)処理から構成されている。
【0031】なお、本実施例において、ステップ18に
おける「呼び出し」処理が遂行されるためには、両BT
機器同士が通信可能な範囲内におり、かつスレーブ側機
器の電源が投入されていて、スレーブ側のBTモジュー
ルが前記の「呼び出し走査」処理等を実行し得ることが
前提となることは言うまでもない。ステップ18におい
て一連の「呼び出し」処理が終了すると、制御部12
は、次のステップ20に移り、今回選択したスレーブ機
器、即ちモニター装置2とのBT無線通信リンクによる
接続が完了したか否かを判断する。
【0032】因みに、接続が完了した場合、マスター機
器とスレーブ機器の両BTモジュールは、いわゆる「通
信接続フェーズ」に遷移する。即ち、両BTモジュール
における周波数ホッピングパターンは、マスター側のB
Tデバイスアドレスから算出されたパターンが用いら
れ、また、通信リンク上のタイムスロットの同期はマス
ター側のBTクロックを基準として駆動される。
【0033】両BT機器の接続が正常に完了したと判断
されたとき、制御部12はステップ22に移り、接続が
完了したスレーブ機器、即ちモニター装置2に対して所
定の選択信号(図示せず)を、例えば、BT通信リンク
の一種である非同期通信リンク(ACL)を用いて送信
する。一方、選択信号を受信したモニター装置2は、後
述するように、この選択信号に応答した所定の応答動作
を実行する。ユーザーは、かかる応答動作を視覚或いは
聴覚によって認識することにより、マスター機器が現在
選択しているスレーブ機器が、実際にはどのモニター装
置に相当するのかを具体的に確認することができるので
ある。
【0034】ユーザーは、確認したモニター装置が自己
の所望する周辺機器であるか否かを判断し(ステップ2
4)、所望する機器である場合はステツプ26において
所定の確認処理を行う。かかる確認処理は、スレーブ機
器としてモニター装置2を特定した旨の識別コードを含
む操作入力を、例えば、マスター機器であるパソコン1
の操作入力部から行っても良いし、スレーブ機器である
モニター装置2の操作入力部から行うような構成として
も良い。なお、スレーブ機器側で入力された識別コード
は、例えば、非同期通信リンク(ACL)を介してマス
ター側に伝えられることになる。
【0035】制御部12は、ステップ26でユーザーに
よる確認処理の終了を認識すると、ピコネット内で接続
を行うスレーブ機器をモニター装置2に特定する処理を
実行した後に本サブルーチンを終了する。一方、ユーザ
ーは、モニター装置2が自己の所望する周辺機器でない
場合、マスター機器によって選択されたスレーブ機器
(モニター装置2)とのBT通信リンクを切断すべく、
パソコン1の操作入力部から所定の指令を入力する(ス
テップ28)。
【0036】制御部12は、かかる入力指令を認識する
とステップ30に移り、カウンタkの値が、ステップ1
0で応答のあった全スレーブ機器の数Nに達したか否か
を判断する。そして、未だNに達していなければステッ
プ32で、カウンタkをインクリメントした後ステップ
18に戻る。これによって、その他のスレーブ機器、即
ちモニター装置3及び4に対する「呼び出し」処理、及
びこれらのスレーブ機器に対する選択動作が順次行わ
れ、ユーザーの所望するモニター装置がスレーブ機器と
して特定されるまでかかる処理が繰り返されることにな
る。
【0037】一方、ステップ30でカウンタkの値がN
に達していたとき、制御部12は、応答のあった全ての
スレーブ機器をチェックし終わったものと判断して本サ
ブルーチンを終了させる。なお、ステップ20におい
て、選択したスレーブ機器に「呼び出し」処理を行った
結果接続が出来なかった場合はステップ34に移行す
る。そして、パソコン1の表示画面に接続が不可なる旨
の所定の表示を行った後、次のスレーブ機器に対する
「呼び出し」処理等を実行すべく、ステップ30に移り
前述のカウンタkのカウント値判定の処理を行う。
【0038】続いて、マスター側機器(パソコン1)の
動作に対応した、スレーブ側機器(モニター装置)にお
ける処理動作を説明する。なお、スレーブ側におけるB
T機器の構成も図2のブロック図と同様である。従っ
て、スレーブ側のBT機器を構成する各要素についても
マスター側の場合と同様に、制御部12,無線通信部1
1等の語句を用いて説明を行う。もっとも、スレーブ側
機器では、情報端末機器17がパソコンからモニター装
置に代わることは言うまでもない。
【0039】スレーブ側における動作サブルーチンを図
5のフローチャートに示す。因みに本サブルーチンは、
前述したマスター側と同様に、スレーブ側のBTモジュ
ールに対してアプリケーションプログラムに相当するも
のであり、記憶部13のメモリー中にスレーブ側機器全
体の動作を制御するメインプログラムと共に記憶されて
いる。そして、所定のタイミングに応じて、制御部12
のμCPUが内部クロックに同期してこれを実行するも
のとする。
【0040】なお、本サブルーチンが起動される時点で
は、既にマスターから各スレーブに対する一連の「問い
合わせ」処理(図3のフローチャートにおけるステップ
10)が終了しているものとし、当該スレーブはマスタ
ー側に「問い合わせ応答」を返送していることを前提と
する。本サブルーチンは、マスターが当該スレーブを対
象とする「呼び出し」処理を実行することによって起動
される。これに伴い、制御部12は、マスターの「呼び
出し」処理に呼応した「呼び出し走査」や「呼び出し応
答」等の処理動作を実行する(ステップ100)。
【0041】続いて、制御部12はステップ102にお
いて、例えば、BT通信システムにおける非同期通信リ
ンクを用いてマスターから送信された選択信号を受信す
ると、次のステップ104に移行してこの選択信号に対
する所定の応答処理動作を実行する。かかる応答処理動
作は、当該スレーブがマスターから選択されたことを、
情報端末機器17(モニター装置)を利用してユーザー
に告知するために行うものである。従って、モニター装
置の表示画面に、例えばマスターから選択された旨を示
すメッセージを点滅表示するようにしても良いし、モニ
ター装置がLED等の表示ランプを具備する場合は、こ
れを点滅させて当該機器が選択されたことをユーザーに
告知するようにしても良い。
【0042】また、モニター装置が、例えば電子ブザー
等の発音機能を有するときは、これを鳴動させることに
よって選択されたことをユーザーに告知しても良いし、
音声合成による出力機能を有するときは、これを用いて
何らかの音声メッセージを出力して告知するようにして
も良い。さらに、これら複数の処理動作を組み合わせて
用いる構成としても良い。
【0043】ユーザーは、かかる応答動作処理を視覚或
いは聴覚によって認識することによって、現在マスター
が選択しているスレーブ機器を具体的に認知することが
可能となる。また、マスター機器のディスプレイ上にお
いて、選択中のスレーブ機器のBTデバイスアドレス
が、例えば点滅或いは反転表示されている場合、ユーザ
ーは、かかるBTデバイスアドレスと実際のスレーブ機
器との対応を容易に把握することができる。
【0044】なお、ステップ104の選択応答動作は、
ユーザーに対する告知動作であるので、ユーザーがこれ
を認識して何らかの確認処理(例えば、当該スレーブの
切断要求指令の入力操作)を行うまで繰り返される(ス
テップ106)。前述の図3に示したマスター側のフロ
ーチャートで説明したように、ユーザーは、マスターに
よって選択されたスレーブ機器を確認するとマスター側
或いは、選択されたスレーブ側の操作入力部から何らか
の入力処理を実行する。かかる処理において選択中のス
レーブとの通信リンクの切断が指令された場合は、マス
ターから当該スレーブに対して通信リンクの切断要求が
為される。
【0045】制御部12は、ステップ106でかかる要
求信号の受信検出処理を行い、切断要求信号を受信した
場合は本サブルーチンを終了する。次に、本発明の第2
の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態
は、ユーザーがピコネット内に存する複数のBT機器の
中から所望の情報端末機器を選択してこれを具体的に確
認することを目的とした。これに対して以下に説明する
第2の実施形態は、ピコネット内に存する各々のBT機
器の特定を目的とする。つまり、マスターがBTデバイ
スアドレスを介して把握しているBT機器のそれぞれ
が、実際にはどの周辺機器に相当するかの特定を行うこ
とを目的とするものである。
【0046】因みに、このような用途としては、例え
ば、図6に示すようにカーナビゲーション装置の集中制
御端末をマスター機器とし、かかる集中制御端末にアク
セス可能な複数の携帯端末をスレーブ機器とするピコネ
ットが考えられる。つまり、携帯端末を所持する複数の
ユーザーがカーナビゲーション装置を設備した車に同乗
した場合、マスター機器であるカーナビゲーション装置
は、「問い合わせ」処理等で取得した各携帯端末のBT
デバイスアドレスを用いて各携帯端末との通信処理を行
うことができる。しかしながら、このままでは、どの携
帯端末がどのユーザーの物であるかまでは認識すること
ができない。そこで、以下に説明する第2の実施形態に
よる処理が必要となる。
【0047】なお、第2の実施形態においてマスター側
及びスレーブ側共に、そのBT機器の構成は第1の実施
形態の場合と同様である。従って、BT機器の構成につ
いては、第1の実施形態図における図2の説明をそのま
ま引用するものとし、各構成要素についても、例えば、
無線通信部11,制御部12等のように図2と同様の語
句を用いて説明を行う。
【0048】第2の実施形態におけるマスター側の処理
サブルーチンを、図7のフローチャートに示す。図7に
示すサブルーチンの処理動作は、前述の図3に示した処
理サブルーチンに近似するので図3と異なる部分のみを
詳細に説明する。なお、本サブルーチンの起動は、先に
挙げた例示の場合であれば、カーナビゲーション装置の
集中制御端末を操作するユーザーの指令入力によって起
動されるようにしても良いし、また、カーナビゲーショ
ン装置の電源投入時における初期設定の際に自動的に起
動されるような構成にしても良い。
【0049】本サブルーチンが起動されると、制御部1
2は、図7に示すように「問い合わせ」処理(ステップ
40)以降の一連の処理ステップを実行する。ステップ
40からその後の、接続が完了したスレーブ機器に対す
る選択信号の送信処理(ステップ52)までの経過は、
前述の図3におけるステップ10〜22までの処理と同
様であるのでその説明は割愛する。
【0050】先に挙げた実施例の場合に当て嵌めれば、
かかる選択信号を受信した携帯端末では、例えば、ディ
スプレイへのメッセージ表示や着信音の鳴動により、マ
スター側から選択された旨を当該携帯端末を所持するユ
ーザーに告知する。或いは、着信メロディーやバイブレ
ーション等の選択応答動作によって、選択されたことを
ユーザーに告知する構成としても良い。
【0051】続くステップ54において、かかる携帯端
末の応答動作を確認したユーザーは、カーナビゲーショ
ン装置の集中制御端末から、例えば、選択された携帯端
末の電話番号等を入力して、スレーブ機器として選択さ
れた携帯端末についての確認処理を実行する。これによ
ってマスターであるカーナビゲーション装置の集中制御
端末は、スレーブ機器として選択した携帯端末のBTデ
バイスアドレスと該携帯端末の電話番号を関連づけて認
識することが可能となる。
【0052】なお、第1の実施形態の場合と同様に選択
確認処理の入力操作に関しては、ユーザーがスレーブ側
の携帯端末から行うような構成としても良く、この場合
は、携帯端末のテンキー等から入力された電話番号等の
データが、例えばACLリンクを介してマスター側に伝
送される。ステップ54でユーザーによる選択確認処理
がなされ、制御部12がこれを認識すると次のステップ
56に移り、選択されたスレーブ機器(携帯端末)との
接続リンクの切断処理を実行する。
【0053】スレーブ側との接続リンク切断以降の処理
に関しては、前述の図3に示したフローチャートと同様
であるためその説明を省略する。また、第2の実施形態
におけるスレーブ側機器の動作処理は、マスターからの
選択に対する応答動作の実施態様が第1の実施形態と異
なるのみであるためその説明を省略する。
【0054】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。前述した第1の実施形態及び第2の実施形態で
は、ピコネット内に存するBT機器のデバイスアドレス
と個別BT機器との特定を行う際にユーザーによる確認
処理を必要とした。これに対し、以下に示す第3の実施
形態では、マスターがスレーブの有する固有の認識番号
を取得し、ユーザーによる確認処理を要することなく、
かかる認識番号を用いてデバイスアドレスと個別BT機
器との特定を自動的に実行するものである。
【0055】このような用途としては、例えば、第2の
実施形態で挙げたカーナビゲーション装置のマスター機
器と、スレーブ機器となる複数の携帯端末がピコネット
を構成する場合の利用が考えられる。先ず、第3の実施
形態におけるマスター側の動作サブルーチンについて図
8のフローチャートを基に説明する。図8に示すサブル
ーチンの処理は、第2の実施形態において図7に示した
マスター側の処理サブルーチンに近似する。このため以
下の説明では図7と異なる部分のみを述べる。
【0056】また、マスター側及びスレーブ側共にその
BT機器構成は、第1及び第2の実施形態と同様であり
図2に示す構成となっている。本サブルーチンの起動
は、先に挙げたカーナビゲーション装置の場合に当て嵌
めれば、例えばマスター機器であるカーナビゲーション
装置からのユーザーの指令入力によって起動されるよう
にしても良し、カーナビゲーション装置の電源投入時に
おける初期設定によって自動的に起動されるような構成
にしても良い。
【0057】本サブルーチンが起動されると、マスター
側機器、即ちカーナビゲーション装置の集中端末装置側
の制御部12は、図8に示すように「問い合わせ」処理
(ステップ70)以降の一連の処理ステップを実行す
る。当該処理からその後の、接続完了判断処理(ステッ
プ80)までの経過は、前述した、図3及び図7のフロ
ーチャートに示した処理と同様であるのでその説明は割
愛する。但し、本実施形態においては、ユーザーの手を
介することなく制御部12がスレーブ機器の特定処理を
自動的に実行する。このため、ステップ74に示す応答
スレーブ機器の一覧表示処理は、単に、制御部12がこ
れを処理過程における一履歴として記憶部13のメモリ
ーに記憶するに留めてディスプレイへの実際の表示は省
略しても良い。
【0058】ステップ80において、選択したスレーブ
との接続が正常に完了した判断された場合、制御部12
はステップ82に移り、接続を完了したスレーブ機器に
対して、当該スレーブ機器に固有の認識番号を要求する
信号を送信する。マスターによって選択されたスレーブ
機器は、かかる要求信号を受信すると当該スレーブ機器
にとっての固有の認識番号を、例えばBTシステムにお
けるACLリンクを用いてマスター側に返送する。な
お、スレーブ側の処理に関しては後述する。
【0059】この『スレーブ機器に固有の認識番号』と
は、当該スレーブ機器のみが有する特定の識別コードで
あって、当該スレーブ機器を示すものとしてユーザーに
熟知されているものであれば良い。本実施例ではスレー
ブ機器として携帯端末を挙げているので、例えば携帯端
末の電話番号をかかる認識番号として用いても良い。も
っとも、本実施形態における認識番号は電話番号等の数
値コードのみに限定されるものではない。例えば、当該
スレーブ機器である携帯端末がユーザー家族の父親或い
は母親のものであれば固有の認識番号として、『お父さ
ん』或いは『お母さん』等の文字コードを使用しても良
い。
【0060】制御部12は、無線通信部11を介してス
レーブから上記認識番号を取得するとステップ84に移
行し、この認識番号を当該スレーブ機器のBTアドレス
と関連づけて記憶部13のメモリーに登録する。かかる
処理を実行することにより、これ以降のピコネット内に
おける通信処理において、ユーザーは当該スレーブ機器
を選択するに際し、当該スレーブのBTデバイスアドレ
スを意識することなく、前記登録済みの認識番号を用い
て当該スレーブ機器を選択することが可能となる。ま
た、当該スレーブ機器からの通信があった場合、マスタ
ー側機器であるカーナビゲーション装置のディスプレイ
には当該スレーブ機器を示すコードとして前記認識番号
が表示される。
【0061】図8のフローチャートの説明に戻り、制御
部12は、ステップ84の処理を終了すると、次のステ
ップ86に移行して接続されているスレーブ機器との通
信リンクを切断し、以後他の複数のスレーブ機器に対し
ても同様の、認識番号を要求処理及び該認識番号の登録
処理を実行する。続いて第3の実施形態におけるスレー
ブ側機器の動作処理について、図9に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0062】なお、第1及び第2の実施形態の場合と同
様にスレーブ側の処理が起動される前提としては、既に
マスターとの間で「問い合わせ」処理が終了し、当該ス
レーブはマスター側に応答を返送しているものとする。
また、図9のサブルーチンは、マスターからの「呼び出
し」処理(図8のステップ78)によって起動されるも
のとする。
【0063】図9のサブルーチンにおいて、スレーブ機
器(本実施例では、携帯端末)の制御部12は、無線通
信部11を介してマスター側からの「呼び出し」処理に
呼応する応答動作を実行する(ステップ110)。続い
て、マスター側からBT通信リンクを介して認識番号要
求信号を受信すると(ステップ112)、予め記憶部1
3のメモリーに記憶していた認識番号を読み出してこれ
をマスターに通報する(ステップ114)。
【0064】かかる認識番号はユーザーが熟知している
識別コードであれば良く、前述のように、例えば、スレ
ーブ機器である携帯端末の電話番号を用いる構成として
も良いし、また、ユーザーが容易に認識可能な文字コー
ドなどを用いる構成としても良い。制御部12は、自己
の認識番号をマスター側に通報するとステップ116に
移行して、マスターからの通信リンクの切断要求信号の
受信検出を行い、切断要求を受信した場合は本サブルー
チンを終了する。
【0065】第3の実施形態によれば、図6に示すよう
な複数のスレーブ機器の特定が困難な事態が生じても、
スレーブの識別を可能とするに際してユーザーの手を煩
わすことはない。つまり、ユーザーがスレーブ機器の応
答動作に対応した確認入力操作を行わずとも、マスター
からの要求に対して、各スレーブがユーザーが熟知する
自己の認識番号を自動的に返送することによりマスター
側では各スレーブの識別が可能となる。
【0066】以上、本発明による第1乃至第3の実施形
態について説明したが、本発明の実施はかかる実施形態
に限定されるものではない。例えば、各実施形態におい
て、マスターは「問い合わせ」処理で応答のあったスレ
ーブを選択する毎に「呼び出し」処理を行っているが、
応答のあった全てのスレーブに対して予め「呼び出し」
処理を行った後に、各スレーブに対して選択信号又は、
要求信号を送出する構成としても良い。
【0067】
【発明の効果】本発明では、ピコネットを構成する各々
のスレーブ機器を表示や音により確認できるので、ピコ
ネット内に同一形式のスレーブ機器が複数存在する場合
であっても、ユーザーは、マスター機器に接続を所望す
るスレーブ機器を迅速かつ容易に選択することができ
る。
【0068】また、本発明では、各々のスレーブ機器
が、例えば電話番号のような各機器に固有で、かつユー
ザーにとって周知である認識番号を有する場合、これを
当該機器のBTデバイスアドレスと関連してマスター側
に自動登録できる。このため、ユーザーは、かかる認識
番号を用いてピコネット内のスレーブ機器を特定するこ
とが可能となり、BT通信システムの利便性を著しく向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるピコネットの
構成を示す構成図である。
【図2】本発明の各実施形態におけるブルートゥース端
末機器の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態におけるマスター側機器の動作
を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態において、マスター側機器にお
ける表示画面の一例である。
【図5】第1の実施形態におけるスレーブ側機器の動作
を示すフローチャートである。
【図6】第2及び第3の実施形態におけるピコネットの
構成を示す構成図である。
【図7】第2の実施形態におけるマスター側機器の動作
を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施形態におけるマスター側機器の動作
を示すフローチャートである。
【図9】第3の実施形態におけるスレーブ側機器の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 …アンテナ 11 …無線通信部 12 …制御部 13 …記憶部 14 …インターフェイス部 15 …表示部 16 …操作入力部 17 …情報端末機器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1の主局端末と、複数の従局端末が相互
    に通信を行う無線通信網において用いられる主局端末で
    あって、 前記無線通信網内に存する複数の従局端末を探知し、該
    従局端末と通信を行う無線通信部と、 前記無線通信部により探知された従局端末の内の少なく
    とも1局を選択する選択信号を生成し、前記無線通信部
    をして前記選択信号を該従局端末に向けて送信する制御
    部と、 従局端末を個別に特定するための第1の識別子を含む従
    局端末特定指令の操作入力を受け入れる操作入力部と、 を含み、 前記制御部は、前記従局端末特定指令に含まれる第1の
    識別子と、前記選択信号によって選択された1の従局端
    末とを対応づけることを特徴とする主局端末。
  2. 【請求項2】 1の主局端末と、複数の従局端末が相互
    に通信を行う無線通信網において用いられる主局端末で
    あって、 前記無線通信網内に存する複数の従局端末を探知し、該
    従局端末と通信を行う無線通信部と、 前記無線通信部により探知された従局端末の内の少なく
    とも1局を選択する選択信号を生成し、前記無線通信部
    をして前記選択信号を該従局端末に向けて送信する制御
    部と、 を含み、 前記無線通信部は、前記選択された1の従局端末から返
    送される従局端末特定指令を受信し、 前記制御部は、前記従局端末特定指令に含まれる従局端
    末を個別に特定するための第2の識別子と、前記選択信
    号によって選択された1の従局端末とを対応づけること
    を特徴とする主局端末。
  3. 【請求項3】 1の主局端末と、複数の従局端末が相互
    に通信を行う無線通信網において用いられる従局端末で
    あって、 前記無線通信網内に存する1の主局端末と通信を行う無
    線通信部と、 前記無線通信部を介して前記主局端末より受信した自局
    端末を対象とする選択信号を認識する制御部と、 前記選択信号に基づいて所定の告知動作を為す選択告知
    部と、 を含むことを特徴とする従局端末。
  4. 【請求項4】 前記選択告知部は、表示機能及び発音機
    能の少なくとも1つを有し、前記選択信号に対応した所
    定の表示処理及び発音処理の少なくとも1つを前記告知
    動作として為すことを特徴とする請求項3に記載の従局
    端末。
  5. 【請求項5】 従局端末を特定するための第2の識別子
    を含む従局端末特定指令の操作入力を受け入れる操作入
    力部を更に有し、 前記制御部は、前記無線通信部をして前記第2の識別子
    を含む従局端末特定指令を主局端末に送信することを特
    徴とする請求項3又は請求項4に記載の従局端末。
  6. 【請求項6】 1の主局端末と、各々が固有の認識番号
    を有する複数の従局端末とが相互に通信を行う無線通信
    網において用いられる主局端末であって、 前記無線通信網内に存する複数の従局端末を探知し、該
    従局端末と通信を行う無線通信部と、 前記無線通信部によって探知された従局端末に対して該
    従局端末の有する前記認識番号を要求する要求信号を生
    成し、前記無線通信部をして前記要求信号を前記従局端
    末の各々に向けて順次送信する制御部と、 を含み、 前記無線通信部は、前記要求信号を送信した各々の従局
    端末から返送された前記認識番号を受信し、 前記制御部は、前記認識番号を該当する従局端末名と共
    に記憶し、前記無線通信部をして各々の従局端末との通
    信処理を為す際に、従局端末名と前記認識番号とを対応
    づけて告知することを特徴とする主局端末。
  7. 【請求項7】 1の主局端末と、各々が固有の認識番号
    を有する複数の従局端末とが相互に通信を行う無線通信
    網において用いられる従局端末であって、 前記無線通信網内に存する1の主局端末と通信を行う無
    線通信部と、 前記無線通信部を介して前記主局端末より受信した前記
    要求信号に応じて、自局端末の認識番号を主局端末に返
    送する制御を為す制御部と、 を含むことを特徴とする従局端末。
  8. 【請求項8】 前記無線通信網としてブルートゥース無
    線通信システムを使用し、 前記無線通信部としてブルートゥース端末モジュールを
    使用することを特徴とする請求項1,2又は請求項6に
    記載の主局端末。
  9. 【請求項9】 前記無線通信網としてブルートゥース無
    線通信システムを使用し、 前記無線通信部としてブルートゥース・モジュールを使
    用することを特徴とする請求項3,4,5又は請求項7
    に記載の従局端末。
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