JP2002350787A - コンタクトレンズ - Google Patents

コンタクトレンズ

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JP2002350787A
JP2002350787A JP2002013081A JP2002013081A JP2002350787A JP 2002350787 A JP2002350787 A JP 2002350787A JP 2002013081 A JP2002013081 A JP 2002013081A JP 2002013081 A JP2002013081 A JP 2002013081A JP 2002350787 A JP2002350787 A JP 2002350787A
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contact lens
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curvature
cornea
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Kazuya Miyamura
一哉 宮村
Keiji Sugimoto
圭司 杉本
Tadashi Sawano
正 沢野
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Menicon Co Ltd
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    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • G02C7/047Contact lens fitting; Contact lenses for orthokeratology; Contact lenses for specially shaped corneae
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装用感の向上効果と、レンズと角膜の間への
埃等の入り込みの抑制効果が、何れも有利に発揮され得
ると共に、オルソケラトロジ用にも有利に用いることが
出来る、新規な構造のコンタクトレンズを提供するこ
と。 【解決手段】 レンズ後面18における中央部16を、
その曲率半径が外周側に行くに従って小さくなるように
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光学領域を形成する略円形の中
央部の周囲に環状の周辺部が設けられて、眼球の表面に
装着されるコンタクトレンズに係り、特に、装用感の向
上等が図られ得る、新規な構造のコンタクトレンズに関
するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、近視や遠視,乱視,老視の矯正
などの目的で、角膜の表面に重ね合わせて装着するコン
タクトレンズが提供されているが、かかるコンタクトレ
ンズでは、敏感な角膜表面や眼瞼に接して装着されるこ
とから、良好な装用感の実現が重要な課題である。
【0003】ところで、コンタクトレンズは、一般に、
瞳孔に向かって外光を透過させる光学領域を形成する略
円形の中央部(central zone) の外周側に、環状の周辺
部(peripheral zone) が一体的に設けられており、か
かる周辺部によって、コンタクトレンズが角膜上の所定
位置に導かれると共に、コンタクトレンズと角膜の間の
涙液交換が促されるようになっている。また、レンズ後
面は、一般に、装用者の角膜形状に沿うように角膜表面
と略同じ曲率をもつ。一般には、この曲率半径をベース
カーブと呼ぶ。
【0004】ところが、上述の如き従来構造のコンタク
トレンズでは、個人差にもよるが装用時の異物感が残
り、特にハードタイプのコンタクトレンズでは異物感が
大きく、必ずしも良好な装用感を実現し得るものとは言
えなかった。
【0005】また、特にハードタイプのコンタクトレン
ズでは、コンタクトレンズの装用状態下で、埃などの異
物がコンタクトレンズと角膜の間の涙液部分に入り込み
易く、それによって大きな異物感が発生することから、
場合によっては度々コンタクトレンズを一度外して洗滌
等を行う必要があるという問題もあった。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、装用時における異物感が軽減乃至は解消さ
れて装用感が向上され得ると共に、レンズと角膜の間の
涙液部分への埃等の侵入が抑えられ得る、新規な構造の
コンタクトレンズを提供することにある。
【0007】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0008】すなわち、本発明の第一の態様は、レンズ
後面が、略円形の中央部とその周囲に位置する周辺部を
含んで形成されたコンタクトレンズにおいて、前記中央
部は、その曲率半径が外周側に行くに従って小さくなる
ことを、特徴とする。
【0009】このような本態様に従う構造とされたコン
タクトレンズにおいては、レンズ後面の曲率半径が、光
学領域を形成する中央部のレンズ中心から径方向外方に
行くに従って次第に小さくされており、それによって、
レンズ後面が、中央部のレンズ中心から径方向外方に行
くに従って、レンズ後面側に湾曲して立ち上がる形状と
されている。また、このレンズ後面側に湾曲して立ち上
がる形状とされた部分は、中央部自体の外周部分を取り
囲むようにして周方向に連続して形成されており、レン
ズ装着時には、中央部自体の外周部分が角膜方向に向か
って突出して位置せしめられることとなる。そして、こ
のように角膜方向に突出して位置せしめられた中央部の
外周部分で、コンタクトレンズと角膜の間に形成される
涙液が狭窄されることとなり、かかる部位において、コ
ンタクトレンズが角膜表面に対して接近して位置せしめ
られることとなる。
【0010】その結果、本態様に係るコンタクトレンズ
においては、装用感が向上され得ると共に、コンタクト
レンズと角膜の間への埃等の侵入も抑えられて使用性も
向上され得るのである。なお、このような装用感の向上
や埃等の侵入抑制の効果が発揮される技術的理由として
は、中央部の外周部分において角膜との間に形成される
狭窄部によってバリア効果が発揮されることに加えて、
角膜に近接位置せしめられた中央部の外周部分によって
角膜に対する相対的な位置決め効果が発揮されることと
なり、例えば瞬き等をした場合における角膜上でのコン
タクトレンズの変位量が抑えられて、コンタクトレンズ
の変位に伴う眼瞼や角膜への擦れに起因する異物感が軽
減されること、更に、コンタクトレンズと角膜の隙間が
光学部の外周側で絞られていることから、コンタクトレ
ンズと角膜の間に存在する涙液の出入りに伴った異物の
侵入も抑えられること、等に依るものであろうと考えら
れる。
【0011】すなわち、本態様に係るコンタクトレンズ
においては、例えば瞬き等をした場合に、コンタクトレ
ンズの前面から作用せしめられる眼瞼の圧力等に基づい
て中央部の周縁部分が角膜側に圧せられることとなり、
その結果、コンタクトレンズが角膜に対して可及的に接
近せしめられることによって、コンタクトレンズの角膜
に対する相対変位が抑えられ得るのである。そこにおい
て、光学領域は、中央部の真中部分に形成されることか
ら、レンズの光学特性への悪影響も回避乃至は防止され
る。
【0012】なお、本態様におけるコンタクトレンズと
しては、特にガス透過性のハードコンタクトレンズ(R
GPL)が望ましく、それによって涙液交換が少なくな
ってもレンズ透過によって角膜表面等への十分な酸素供
給が実現され得ることとなるが、PMMA等のハードコ
ンタクトレンズの他、ソフトコンタクトレンズにも、同
様に適用可能であり、それによって、上述の如き本発明
の効果が発揮され得る。また、本発明が適用されるコン
タクトレンズの種類は、特に限定されるものでなく、従
来から公知の近視用や乱視用,老視用など、角膜上に重
ね合わせて装用される各種のコンタクトレンズに対し
て、何れも適用可能である。
【0013】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に従う構造とされたコンタクトレンズであって、前
記中央部の外周部分において、装用せしめられる角膜表
面との間に環状の涙液溜りが形成されるようになってお
り、該中央部の真中部分において、該角膜表面に圧力を
及ぼすことによって、該角膜表面に整形作用を加え得る
ようにしたことを、特徴とする。このような本態様に従
えば、例えば、中央部の真中部分で角膜の中央表面に外
圧を及ぼすことが出来るのであり、それによって角膜表
面形状を変化させて角膜自体の屈折力を変化させること
により近視の矯正を行う、所謂オルソケラトロジが有利
に実現可能となる。なお、オルソケラトロジに用いるレ
ンズの作用,効果や使用方法等は、従来から公知であ
り、例えば、米国特許第4952045号等に記載され
ていることから、ここでは詳細な説明を割愛する。
【0014】また、本発明の第三の態様は、前記第一又
は第二の態様に従う構造とされたコンタクトレンズであ
って、レンズ後面において、前記中央部を、短軸がレン
ズ中心軸と略平行とされた楕円形の径方向断面形状とし
たことを、特徴とする。このような本態様に従えば、コ
ンタクトレンズの中央部に対して、その曲率半径が外周
側に行くに従って小さくなる滑らかな面が有利に実現可
能となる。また、本態様を前記第二の態様と組み合わせ
て採用することも望ましく、そのような態様のコンタク
トレンズにおいては、特に、角膜表面に形状転写せしめ
られるレンズ後面の中央部が、全体に亘って滑らかな回
転楕円面とされると共に、短軸が回転中心軸とされるこ
とにより、中央部の外周縁部が角膜側に接近位置せしめ
られるようにされることとなり、それによって、角膜表
面の形状変更という本来の効果を十分に確保しつつ、コ
ンタクトレンズの角膜表面へのベアリング効果に基づい
て角膜上でのレンズ位置の安定性が向上されて、角膜表
面に対して目的とする形状が十分に安定して付与され得
るのである。
【0015】また、本発明の第四の態様は、前記第一乃
至第三の何れかの態様に従う構造とされたコンタクトレ
ンズにおいて、前記レンズ後面の中央部を、コニック係
数:kが、k>0である回転二次曲面としたことを、特
徴とする。コニック係数:kは、公知の如く、円錐曲面
の形態を特定するものであって、直交するX,Y,Zの
三次元座標上でのZ軸回りの回転曲面を特定する下記の
一般式によって表される。なお、下式中、cは中心曲率
を表す。また、A,B,C,Dは、何れも定数である。 h2 =x2 +y2 z =(ch2 /(1+(1−(k+1)c2 2
1/2 ))+Ah4+Bh6 +Ch8 +Dh10 要するに、本態様では、レンズ後面において、上式中の
回転二次曲面を表す項における非球面係数であるコニッ
ク係数:kの値を、k>0とした中央部を採用したこと
により、かかる中央部が、短軸(短径)をレンズ中心軸
とする楕円面として、有利に形成され得るのである。な
お、本態様において、より好ましくは、上式中のコニッ
ク係数:kの値が、1≦k≦9とされる。このような特
定形状の楕円面を採用することによって、角膜表面上に
おける安定性が一層有利に確保され得るのであり、ま
た、オルソケラトロジにも一層有利に適用可能なコンタ
クトレンズが実現可能となる。しかも、本態様において
は、中央部の全体を、一つの式で設計することが可能と
なることから、レンズ後面の形状設計計算上の難解さが
軽減され得ると共に、中央部の全体に渡って滑らかな面
形状を付与することが可能となり、切削・研磨にかかる
負担が軽減されて加工性も向上され得るのである。
【0016】また、本発明に従う構造とされたコンタク
トレンズにおいては、レンズ後面の中央部における頂点
部分の曲率半径を、装用せしめられる角膜表面における
頂点部分の曲率半径よりも大きくすることが望ましい。
また一方、レンズ後面の中央部における外周縁部の曲率
半径は、装用せしめられる角膜表面における外周部分の
曲率半径よりも小さくすることが望ましい。このような
中央部の形状を採用すれば、角膜の頂点部分に対して一
層安定した押圧力を及ぼすと共に、角膜の頂点周囲に環
状の涙液溜りを有利に形成することが出来るのであり、
それによって、近視の矯正を行うオルソケラトロジがよ
り効果的に実現可能となる。
【0017】なお、本発明においてより好ましくは、レ
ンズ後面の中央部における頂点部分の曲率半径が、レン
ズ後面とあい対する角膜表面における頂点部分の曲率半
径よりも大きくされると共に、中央部における外周縁部
の曲率半径が、レンズ後面とあい対する角膜表面の曲率
半径よりも小さくされることとなり、それによって、よ
り一層効果的なオルソケラトロジが実現可能となる。
【0018】さらに、本発明に従う構造とされたコンタ
クトレンズでは、レンズ後面において、中央部の外周側
に設けられた周辺部の曲率半径を、該中央部の外周縁部
の曲率半径よりも大きい形状とすることが望ましく、そ
れによって、周辺部における角膜や強膜への圧迫が回避
されると共に、良好な装用性を確保しつつ、中央部の外
周部分における角膜との間の狭窄が一層有利に実現され
得る。
【0019】また、本発明に従う構造とされたコンタク
トレンズでは、レンズ後面において、中央部の外周縁部
を周辺部に対して、共通接線を有する連続面で接続する
ことが望ましく、それによって、角膜との隙間の狭窄部
位においてレンズ後面が角膜表面に対して滑らかに接近
して位置せしめられることとなり、角膜等へのコンタク
トレンズの接触に起因する悪影響等が有利に軽減乃至は
回避され得ると共に、装用感の更なる向上も図られ得
る。
【0020】更にまた、本発明に従う構造とされたコン
タクトレンズにおいては、周辺部の外径寸法を8〜16
mmとするサイズが好適に採用される。因みに、一般のハ
ードコンタクトレンズでは、レンズ外径寸法が11mmよ
りも小さく設定されており、これに対して、本態様で
は、大きな外径寸法を設定することが出来るのであり、
それによって、眼瞼による圧力をコンタクトレンズに一
層有利に及ぼすことが可能となることから、例えば、コ
ンタクトレンズを角膜上に一層有利に位置決めして装用
感の更なる向上を図ったり、オルソケラトロジに用いる
レンズに適用して角膜への当接圧をより大きくして角膜
形状の変更を促進したりすることも可能となる。また、
本態様から明らかなように、本発明は、角膜レンズだけ
でなく、強膜レンズにも適用可能である。
【0021】また、本発明に従う構造とされたコンタク
トレンズでは、レンズ半径方向において、中央部の半径
方向の幅寸法をレンズ半径寸法の50〜90%とするこ
とが望ましく、それによって、中央部の真中部分に形成
される光学領域による視力や視認性等に関する良好な光
学特性を確保しつつ、中央部の外周部分による角膜表面
への位置決め効果が一層有利に発揮され得ることとな
る。
【0022】更にまた、本発明に従う構造とされたコン
タクトレンズは、ハードタイプやソフトタイプのコンタ
クトレンズの製造方法として従来から公知の各種の手法
に従って製造することが可能であり、例えば、目的とす
るレンズ形状を与える成形型を用いたモールド成形の
他、射出成形や、或いはコンタクトレンズ素材片から旋
盤切削加工によって目的とするレンズ形状を与える切削
成形等によって、本発明に係るコンタクトレンズを製造
することが可能であり、更に、必要に応じて、一般的な
コンタクトレンズ成形と同様に研磨加工等が施されるこ
ととなる。
【0023】
【発明の実施形態】以下、本発明をより具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0024】先ず、図1〜2には、本発明の第一の実施
形態としてのコンタクトレンズ10が示されている。か
かるコンタクトレンズ10は、全体として略球殻形状を
有しており、良く知られているように、眼球における角
膜12の表面に重ね合わせて使用されるようになってい
る。なお、本実施形態のコンタクトレンズ10は、レン
ズ中心軸14が光軸とされており、このレンズ中心軸1
4回りの回転体形状とされていることから、図1におい
ては、半径方向の縦断面だけを示しておく。
【0025】より詳細には、本実施形態のコンタクトレ
ンズ10は、中央部分が、外周縁部を除く殆どの領域で
光学領域(optical zone) を形成する中央部16とされ
ている。なお、光学領域とは、瞳孔に向かって外光を透
過させて、眼の光学特性に補助乃至は矯正作用を及ぼす
領域をいう。この中央部16は、正面視において、レン
ズ中心軸14を中心とする円形状とされており、中央部
16の外径寸法:dCZは、レンズ外径寸法:dの略65
%に設定されている。
【0026】また、コンタクトレンズ10の外周部分に
は、周辺部(peripheral zone)20が形成されている。
この周辺部20は、正面視において、レンズ中心軸14
を中心とする円環形状とされており、周辺部20の径方
向幅寸法:bPZは、レンズ半径寸法:d/2の略35%
に設定されている。なお、周辺部20の外周側に連接し
て、コンタクトレンズ10の最外周部分には、エッジ2
2が、縦断面形状において略半円形状をもって、周方向
全周に亘って連続して形成されており、このエッジ22
により、レンズ後面18がレンズ前面24に滑らかに接
続されている。
【0027】さらに、コンタクトレンズ10のレンズ後
面18は、レンズ中心軸14上でレンズ後方(図1中の
右方)に曲率中心が設定された、全体として略球状の凹
面形状とされており、眼の角膜12の表面に対して重ね
合わせられる装用面とされている。一方、コンタクトレ
ンズ10のレンズ前面24は、レンズ中心軸14上でレ
ンズ後方に曲率中心が設定された、全体として略球状の
凸面形状とされている。
【0028】なお、レンズ後面18のうち、周辺部20
のレンズ後面18pは、装用される角膜12の表面に対
して外周側に行くに従って僅かに離隔するように、角膜
12の表面の曲率半径よりも大きな曲率半径:rPZをも
った球面形状とされている。また、レンズ前面24は、
中央部16の光学領域において、装用者に応じて要求さ
れる屈折力をコンタクトレンズ10に付与し得るよう
に、例えば公知の光学計算式に基づいて、或いは光線追
跡法等に基づいて決定されており、例えば実質的に全面
に渡って曲率半径が一定とされた球面形状や、径方向に
段階的に乃至は連続的に曲率半径が異なった非球面形状
など、中央部16のレンズ後面18の形状や、必要に応
じて角膜12の表面形状を考慮して、決定されている。
【0029】ここにおいて、中央部16のレンズ後面1
8cは、円錐曲面であって、レンズ中心軸14を回転中
心軸とする回転二次曲面とされており、その具体的形状
が、レンズ中心軸14をZ軸としたX,Y,Zの直交3
軸座標上での座標値(x,y,z)として、下式によっ
て設定されている。
【0030】h2 = x2 + y2 z = ch2 / (1+(1−(k+1)c2 2
1/2 ) 但し、cは、中心曲率であって、レンズ中心軸14上に
おけるレンズ後面18の曲率を表す。また、kは、非球
面係数の一種としてのコニック係数であって、公知の如
く、かかるkの値によって、上式で表される円錐曲面
が、以下の形状とされることとなる。 k>0 短径を光軸とする楕円面であり、径方向断面は、短軸を
レンズ中心軸14とする楕円形状となる。 k=0 球面であり、径方向断面は、円弧形状となる。 0>k>−1 長径を光軸とする楕円面であり、径方向断面は、長軸を
レンズ中心軸14とする楕円形状となる。 k=−1 放物面であり、径方向断面は、レンズ中心軸を対象軸と
する放物線となる。 k<−1 双曲面であり、径方向断面は、レンズ中心軸を対象軸と
する双曲面となる。
【0031】そして、本実施形態では、上式におけるコ
ニック係数:kの値が、k>0、好ましくは1≦k≦9
とされている。即ち、上式で特定された中央部16のレ
ンズ後面18は、短径をレンズ中心軸14とする楕円面
とされており、従って、その曲率は、レンズ中心軸14
上で最小となり、中心から径方向外方に行くに従って次
第に曲率が連続的に大きくなる形状とされている。
【0032】特に、本実施形態では、中央部16の頂点
部分に位置するレンズ中心軸14上の中心曲率:cが、
装用される角膜12の頂部での中心曲率よりも小さく設
定されている。即ち、本実施形態のコンタクトレンズ1
0においては、レンズ中心軸14上の中心曲率半径:1
/cが、角膜12の頂部の中心曲率半径よりも大きく設
定されている。
【0033】因みに、拡大された図1に示されたコンタ
クトレンズ10は、中心曲率半径(1/c)=7.8m
m,コニック係数(k)=2.0とした場合であって、
中央部16の外周部分では、曲率半径:rCZが角膜12
の表面よりも小さくされている。なお、この中央部16
の中心半径およびコニック係数は、具体的には、角膜1
2の表面への刺激や圧力集中を過度に生じないように、
設定された中央部16の半径寸法:dCZ/2や角膜12
の曲率半径等を考慮して適宜に設定されることとなる。
【0034】また、本実施形態では、径方向断面におい
て、中央部16の外周端縁部が、周辺部20の内周端縁
部に対して、レンズ後面に凸となる連続面としての円弧
形状の連接部:Aで共通接線をもって接続されることが
望ましい。これにより、レンズ後面が、中央部16と周
辺部20を含む全体に亘って、径方向縦断面において折
れ点のない滑らかに連続した湾曲面として形成され得る
のである。
【0035】なお、上述の如き構造とされたコンタクト
レンズ10の材質としては、特にガス透過性のもの(R
GPL)が好適に採用される。また、具体的な製造方法
としては、成形型を用いたモールド成形の他、切削・研
磨加工によって製造することも可能である。
【0036】上述の如き構造とされた本実施形態のコン
タクトレンズ10においては、図1に示されているよう
に、角膜12上への装用状態下で、中央部16の外周部
分が、曲率半径が小さくされることにより角膜12側に
向かって立ち上がっており、それによって、中央部16
の外周部分が、角膜12の表面に接近して位置せしめら
れることとなる。それ故、角膜12へのコンタクトレン
ズ10の当接圧は、かかる中央部16の外周部分におい
て最も大きくなり、特に、装着状態下で眼瞼(図示せ
ず)がコンタクトレンズ10の上下に被さったり、瞬き
によってコンタクトレンズ10の全体に被さった場合に
は、眼瞼の押圧力がコンタクトレンズ10の前面24側
から及ぼされることにより、中央部16の外周部分が、
角膜12の表面に略接触する状態で位置せしめられるこ
ととなる。
【0037】そして、コンタクトレンズ10の角膜12
への当接力が、中央部16の外周部分で集中的に作用す
ることとなり、場合によっては角膜12が中央部16の
押圧で変形する程となるのであり、その結果、コンタク
トレンズ10の角膜12上での位置決め力が有効に発揮
され得て、コンタクトレンズ10の角膜12上での変位
が有利に軽減乃至は防止され得るのである。
【0038】従って、本実施形態のコンタクトレンズ1
0においては、コンタクトレンズ10の角膜12上での
変位が抑えられて、かかる変位に起因する異物感が軽減
されることにより、装用感が向上され得るのである。
【0039】しかも、コンタクトレンズ10と角膜12
の間の涙液層26が、中央部16の外周部分によって、
コンタクトレンズ10の外周近くで絞られていることに
加えて、コンタクトレンズ10の角膜12上での変位が
抑えられていることから、外部から涙液層26への埃等
の異物の侵入が抑制され得るのであり、それによって、
装用感や使用性の更なる向上が達成され得るのである。
【0040】さらに、本実施形態のコンタクトレンズ1
0は、図1からも明らかなように、レンズ後面と角膜1
2の表面の間の隙間が、角膜12の中央部分よりも外周
部分で大きく設定され得ることから、レンズ後面の曲率
を角膜12の曲率に応じて適当に調節することにより、
例えば近視矯正のオルソケラトロジに用いるコンタクト
レンズとして、好適に用いられ得るのである。そして、
本実施形態のコンタクトレンズ10を近視矯正のオルソ
ケラトロジに用いた場合には、中央部16の中央部分が
角膜12の表面に押し付けられて角膜12に整形作用を
及ぼすようにされると共に、中央部16の外周部分は角
膜12の表面から離隔位置せしめられることにより、そ
こに環状の涙液溜り(図1中に参考として付された符
号:27の部分)が形成されることとなる。
【0041】また、上述の如きコンタクトレンズ10に
おいては、中央部16の全体が、その真中部分に形成さ
れた光学領域と、外周部分に形成された角膜12側への
位置決め用領域とを含んで、一つの数式で表すことが出
来る線分の回転曲面形状とされていることから、光学領
域と周辺部の間に、別に形状設計した中間領域を形成す
る必要もないのであり、それ故、レンズ形状の設計とそ
の製造が容易となってレンズ後面18の切削・研磨加工
等による成形作業性と成形精度も向上され得るといった
利点がある。
【0042】次に、図3には、本発明の第二の実施形態
として、一般の近視矯正用等のコンタクトレンズに本発
明を適用したものの具体例が示されている。なお、本実
施形態において、第一の実施形態と同様な構造とされた
部材および部位については、それぞれ、図中に、第一の
実施形態と同じ符号を付することにより、それらの詳細
な説明を省略する。
【0043】すなわち、本実施形態のコンタクトレンズ
30においては、レンズ後面18における中央部16の
形状設定が、第一の実施形態と異なっている。かかる中
央部16は、第一の実施形態における中央部に比して、
レンズ後面の中心曲率:cは同じに設定されているが、
非球面係数としてのコニック係数:kが異ならされてお
り、径方向における曲率の変化率が、第一の実施形態よ
りも小さくされている。具体的には、拡大された図3に
示されたコンタクトレンズ30は、中心曲率半径(1/
c)=7.8mm,コニック係数(k)=0.5とした場
合であって、中央部16の外周部分の曲率半径:rCZ
が、第一の実施形態の曲率半径(rCZ)に比して大きく
されており、角膜12の表面の曲率半径と略同じか僅か
に小さく設定されている。
【0044】なお、本実施形態においても、径方向断面
において、中央部16の外周端縁部が、周辺部20の内
周端縁部に対して、連続面としての連接部:A′におい
て共通接線をもって滑らかに接続されている。
【0045】これにより、本実施形態のコンタクトレン
ズ30の装用状態下では、中央部16の真中部分が、角
膜12の表面に対して最も接近位置せしめられることと
なり、例えば眼瞼等による外部圧力が作用することによ
って、中央部16の真中部分が、角膜12の表面に対し
て押圧せしめられるようになっている。また、レンズ後
面18は、中央部16の半径方向中間部分から外周部分
において、曲率半径が次第に小さくされていることか
ら、角膜12の表面に重ね合わせられて圧力を及ぼすこ
とにより、角膜12の表面に対して、光学的に理想的な
形状を付与し得ることとなる。
【0046】しかも、中央部16の外周部分は、レンズ
後面18が次第に角膜12に向かって立ち上げられてい
ることから、中央部16の中心曲率が角膜12の中心曲
率に比して小さくされていても、コンタクトレンズ30
のレンズ後面18の全体が角膜12の表面に押圧せしめ
られた際に、中央部16の外周部分において、角膜12
に対する押圧力が有利に確保され得ることとなり、それ
故、中央部16の外周部分における角膜12への押圧位
置決め力が有利に確保され得るのである。
【0047】従って、このような構造とされた本実施形
態のコンタクトレンズ30においては、装用状態下で、
中央部16の真中部分における角膜12に対する押圧作
用に基づいて角膜12に整形作用が及ぼされることとな
り、コンタクトレンズ30を所定時間装用することによ
って、角膜12自体の屈折力を変化させることが出来る
ことから、コンタクトレンズ30を外した後でも、近視
眼に対する視力矯正効果を得ることが出来るのである。
【0048】そこにおいて、かかるコンタクトレンズ3
0においては、レンズ後面18における中央部16の曲
率半径が、径方向外方に行くに従って小さく設定されて
おり、中央部16の外周部分における角膜12からの離
隔寸法の増大が軽減乃至は回避されていることから、中
央部16の真中部分で角膜12に対して十分な押圧整形
力を及ぼしつつ、中央部16の外周部分では、角膜12
に対して有効な押圧位置決め力を確保することが出来る
のであり、それによって、目的とするオルソケラトロジ
による角膜12の整形効果を有利に且つ安定して得るこ
とが可能となるのである。
【0049】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、
上述の実施形態における具体的な記載によって、何等、
限定的に解釈されるものでない。
【0050】例えば、レンズ後面における周辺部20の
形状は、特に限定されるものでなく、具体的には、かか
る周辺部の曲率半径を径方向で段階的に変化させて設定
すること等も可能である。
【0051】また、前記実施形態では、レンズ裏面にお
いて、中央部16の外周端縁部が、周辺部20の内周端
縁部に対して共通接線をもって接続されていたが、それ
ら中央部16と周辺部20を屈曲状態で接続することも
可能である。
【0052】加えて、本発明に係るコンタクトレンズに
おいて、中央部16や周辺部20の各部位は、コンタク
トレンズが装着される眼や矯正目的等の個別的事情をも
考慮して、それらの面積や曲率半径等の相対的な大小関
係を含んで必要に応じて適宜に設計,変更されるべきで
あって、上述の具体的乃至は好適な例示記載によって、
何等、限定されるものではない。
【0053】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれることは、言うまでも
ない。
【0054】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたコンタクトレンズにおいては、中央
部の外周部分による角膜に対する位置決め作用を有利に
得ることが出来るのであり、それによって、コンタクト
レンズの角膜上での変位が抑えられて、装用感の向上が
図られ得ると共に、コンタクトレンズと角膜の間の涙液
層への埃等の侵入も抑えられて、使用性が向上され得る
のである。
【0055】また、例えばオルソケラトロジ用のレンズ
に本発明を適用すれば、中央部の真中部分による角膜へ
の有効な整形作用を確保しつつ、中央部の外周部分にお
ける角膜への位置決め作用を有利に得ることが出来るの
であり、それによって、目的とする角膜の整形をより安
定して行うことが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態としてのコンタクトレ
ンズを示す半径方向の縦断面説明図である。
【図2】図1に示されたコンタクトレンズの後面図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施形態としてのコンタクトレ
ンズを示す半径方向の縦断面説明図である。
【符号の説明】
10,30 コンタクトレンズ 12 角膜 16 中央部 18 レンズ後面 20 周辺部
フロントページの続き (72)発明者 沢野 正 愛知県名古屋市東区葵三丁目15−31住友生 命千種ターミナルビル9階 株式会社メニ コン臨床センター内 Fターム(参考) 2H006 BB01 BB02 BB05 BC01 BC02 2H087 KA20 PA01 PA17 PB01 QA02 QA06 QA12 QA17 QA32 QA37 RA04 RA05 RA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ後面が、略円形の中央部とその周
    囲に位置する周辺部を含んで形成されたコンタクトレン
    ズにおいて、 前記中央部は、その曲率半径が外周側に行くに従って小
    さくなることを特徴とするコンタクトレンズ。
  2. 【請求項2】 前記中央部の外周部分において、装用せ
    しめられる角膜表面との間に環状の涙液溜りが形成され
    るようになっており、該中央部の真中部分において、該
    角膜表面に圧力を及ぼすことによって、該角膜表面に整
    形作用を加え得るようにした請求項1に記載のコンタク
    トレンズ。
  3. 【請求項3】 レンズ後面において、前記中央部を、短
    軸がレンズ中心軸と略平行とされた楕円形の径方向断面
    形状とした請求項1又は2に記載のコンタクトレンズ。
  4. 【請求項4】 レンズ後面において、前記中央部を、コ
    ニック係数:kが、k>0である回転二次曲面とした請
    求項1乃至3の何れかに記載のコンタクトレンズ。
  5. 【請求項5】 レンズ後面において、前記中央部におけ
    る頂点部分の曲率半径を、装用せしめられる角膜表面に
    おける頂点部分の曲率半径よりも大きくした請求項1乃
    至4の何れかに記載のコンタクトレンズ。
  6. 【請求項6】 レンズ後面において、前記中央部におけ
    る外周縁部の曲率半径を、レンズ後面とあい対する角膜
    表面の曲率半径よりも小さくした請求項1乃至5の何れ
    かに記載のコンタクトレンズ。
  7. 【請求項7】 レンズ後面において、前記周辺部の曲率
    半径が、前記中央部の外周縁部の曲率半径よりも大きい
    形状とした請求項1乃至6の何れかに記載のコンタクト
    レンズ。
  8. 【請求項8】 レンズ後面において、前記中央部の外周
    縁部を、前記周辺部に対して、共通接線を有する連続面
    で接続した請求項1乃至7の何れかに記載のコンタクト
    レンズ。
  9. 【請求項9】 前記周辺部の外径寸法が8〜16mmであ
    る請求項1乃至8の何れかに記載のコンタクトレンズ。
  10. 【請求項10】 レンズ半径方向において、前記中央部
    の半径方向の幅寸法がレンズ半径寸法の50〜90%と
    されている請求項1乃至9の何れかに記載のコンタクト
    レンズ。
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