JP2002349713A - 冷凍機用シール - Google Patents

冷凍機用シール

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JP2002349713A JP2001162670A JP2001162670A JP2002349713A JP 2002349713 A JP2002349713 A JP 2002349713A JP 2001162670 A JP2001162670 A JP 2001162670A JP 2001162670 A JP2001162670 A JP 2001162670A JP 2002349713 A JP2002349713 A JP 2002349713A
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誠五 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なシール性を有し、フロン系冷媒に対す
る優れた耐性、特には耐ブリスタ性を有し得、かつ金具
と強固に接着し得るゴム成形物を備える冷凍機用シール
を提供する。 【解決手段】 エチレン−プロピレン系ゴム100重量
部あたり、10重量部〜100重量部のシラン改質充填
剤を配合したゴム組成物を成形してなるゴム成形物を備
える冷凍機用シール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機において冷
媒漏れ防止用の密封体として使用できる冷凍機用シール
に関する。
【0002】
【従来の技術】エアコンディショナ機などの冷却装置や
空調装置の冷凍機用コンプレッサなどにおいて、冷媒漏
れ防止用の密封体として多くの冷凍機用シールが使用さ
れている。このような冷凍機用シールとしては様々な形
態のものが知られているが、中でも金具に加硫接着剤を
塗布および焼付したものと、未加硫のゴム予備成形物と
を加硫接着させるとともにゴム予備成形物をゴム成形物
に成形することによって製造される形態のシールが一般
に知られている。上記金具は、たとえば冷間圧延鋼板で
作成した金具に化成皮膜処理を施したものなどが使用さ
れる。
【0003】このような冷凍機用シールにおけるゴム成
形物は、基本的には、硬さ、伸び、引張強さなどに優
れ、かつ圧縮永久歪みが小さいというような、シールと
して良好なシール性を呈するための数々の機械的特性を
備えることが要求される。またゴム成形物には、密封す
る対象物である冷媒によって膨張しにくく、該冷媒への
接触によってブリスタやクラックを発生しないことが要
求される。冷媒としては、従来、CFC12(CCl2
2)が主として用いられてきたが、フロンによるオゾ
ン層の破壊が環境問題となり、CFC12に換えてオゾ
ン層を破壊しないHFC134a(CH2FCF3)など
のフルオロ炭化水素が用いられるようになってきてい
る。したがって冷凍機用シールにおけるゴム成形物に
は、上述したHFC134aやCFC12などのフロン
系冷媒に対し、耐性を有することが要求される。
【0004】上述したような冷凍機用シールに用いられ
るゴム材料として、ニトリルゴムや水素化ニトリルゴム
が知られているが、耐ブリスタ性の観点からは、依然と
して問題が残っている。また耐ブリスタ性が比較的良好
なゴム材料として、エチレン−プロピレン−ジエンゴム
(EPDM)が検討されてきているが、上記金具との接
着性が悪く、シール用のゴム成形物としての使用には未
だ問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、良好
なシール性を有し、フロン系冷媒に対する優れた耐性、
特には耐ブリスタ性を有し得、かつ金具と強固に接着し
得るゴム成形物を備える冷凍機用シールを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を行った結果、本発明を完成す
るに至った。本発明は以下のとおりである。 (1)エチレン−プロピレン系ゴム100重量部あた
り、10重量部〜100重量部のシラン改質充填剤を配
合したゴム組成物を成形してなるゴム成形物を備える冷
凍機用シール。 (2)前記シラン改質充填剤が、シラン改質クレーであ
る上記(1)に記載の冷凍機用シール。 (3)前記シランが、アミノ系シラン、メルカプト系シ
ランおよびビニル系シランのうちの少なくともいずれか
である上記(1)または(2)に記載の冷凍機用シー
ル。 (4)前記ゴム成形物に、加硫接着剤層を介して加硫接
着されてなる金具をさらに備えるものである上記(1)
〜(3)に記載の冷凍機用シール。 (5)加硫接着剤がシリコーン系加硫接着剤である上記
(4)に記載の冷凍機用シール。 (6)フロン系冷媒漏れ防止用の密封体として使用され
るものである上記(1)〜(5)のいずれかに記載の冷
凍機用シール。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の冷凍機用シールは、シラン改質充填剤を所定量
配合してなるエチレン−プロピレン系ゴムを成形してな
るゴム成形物を、基本的に備える。本発明における「エ
チレン−プロピレン系ゴム」は、エチレンとプロピレン
との二元共重合体であるEPM(エチレン−プロピレン
ゴム)、エチレンとプロピレンと架橋用ジエンモノマー
との三元共重合体であるEPDM(エチレン−プロピレ
ン−ジエンゴム)、ならびにこれらの混合物、さらには
本発明の諸特性が損なわれない範囲でたとえばクロロプ
レンゴム、塩素化ポリエチレン、ブタジエンゴム、ニト
リルゴム、水素化ニトリルゴムなどの他の成分を混合さ
せた混合物を含めて指すものとする。上記EPMおよび
EPDMは、通常の重合手段によって得られ、その手段
に特別の限定はない。
【0008】本発明に用いられるエチレン−プロピレン
系ゴムがジエン成分を有する場合、ゴム全体に対するジ
エン成分の含有量は、特に限定されるものではないが、
15重量%〜20重量%のものが好ましい。使用される
ジエンモノマーとしては、特に限定されないが、たとえ
ばエチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジエン、
1,4−ヘキサジエン、メチルテトラヒドロインデン、
5−メチレン−2−ノルボルネン、5−(2−メチル−
2−ブテニル)−2−ノルボルネンなどが挙げられ、中
でもエチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジエンを
使用するのが加硫速度の観点から好ましい。ジエンモノ
マーは、上記で例示したものを単独で使用していてもよ
いし、また上記で例示したものの中から二種以上を使用
していてもよい。
【0009】本発明におけるゴム成形物は、エチレン−
プロピレン系ゴム100重量部に対して、10重量部〜
100重量部、好ましくは20重量部〜50重量部のシ
ラン改質充填剤が配合された組成物を成形してなる。上
記シラン改質充填剤の配合量がエチレン−プロピレン系
ゴム100重量部に対して10重量部未満であると、後
述する金具と加硫接着する際に、該ゴム成形物の金具へ
の接着性が低下する。また上記シラン改質充填剤の配合
量がエチレン−プロピレン系ゴム100重量部に対して
100重量部を超えると、該ゴム成形物の圧縮永久歪み
が大きくなってしまう。
【0010】本発明において用いられるシラン改質充填
剤とは、充填剤の表面をシラン系カップリング剤にて改
質したものを指す。充填剤としては、クレー、シリカ
(ホワイトカーボン)、タルクなどが挙げられ、特に限
定はないが、力学特性の観点からは、クレーが好まし
い。クレーは、含水ケイ酸アルミニウムを主成分とする
ものであり、一般に、ゴムに配合した際の練り生地の硬
さや、加硫物のモジュラスを基準にして、ハードクレー
とソフトクレーとに分けられる。ハードクレーとソフト
クレーとは、その間に明確な一線を画すことができない
が、一般には、ハードクレーは粒子径の小さい部分が多
く、粒径2μm以下の部分が80%以上、ソフトクレー
は50%前後とされている。本発明においては、機械特
性および接着性の観点から、クレーの中でもハードクレ
ーを用いるのが特に好ましい。
【0011】本発明におけるシラン改質充填剤に用いら
れるシランとしては、特に限定はなく、従来公知のアミ
ノ系シラン、メルカプト系シラン、ビニル系シラン、ク
ロル系シラン、メタクリロキシ系シランなどから選ばれ
る少なくともいずれかが挙げられるが、後述する加硫接
着剤層、特にはシリコーン系加硫接着剤層を介したゴム
成形物と金具との接着性をより強固にし得る観点から
は、アミノ系シラン、メルカプト系シラン、ビニル系シ
ランから選ばれる少なくともいずれかを用いるのが好ま
しい。本発明のシラン改質充填剤は、アミノ系シラン、
メルカプト系シランおよびビニル系シランのうちの少な
くともいずれかによって改質されたハードクレーで実現
されるのが、特に好ましい。
【0012】なお本発明におけるシラン改質充填剤は、
市販のもの、たとえば、ST−301(白石カルシウム
社製)、TRANSLINK−37(土屋カオリン工業
社製)、ST−309(白石カルシウム社製)、UR−
T(白石カルシウム社製)などを用いてもよい。
【0013】上述のような本発明におけるゴム成形物
は、優れたシール性を呈するための良好な圧縮永久歪
み、硬さ、引張強さおよび伸びを有する。すなわち本発
明におけるゴム成形物は、JIS K 6262に規定
される測定方法にしたがって測定された圧縮永久歪みが
たとえば50%〜200%程度、JIS K 5253
に規定される測定方法にしたがって測定された硬さが7
5〜85程度、JIS K6251に規定される測定方
法にしたがって測定された引張強さがたとえば15MP
a〜20MPa程度、JIS K 6251に規定され
る測定方法にしたがって測定された伸びがたとえば15
0%〜300%程度に実現される。
【0014】本発明の冷凍機用シールは、上記のゴム成
形物に、加硫接着剤層を介して加硫接着されてなる金具
をさらに備えるものであるのが好ましい(以下、本発明
におけるゴム成形物と金具とを加硫接着してなる構成体
を、「オイルシール」と呼ぶことがある。)。本発明の
オイルシールは、たとえば以下のような方法にて形成さ
れる。
【0015】まず、上記のゴム組成物を、インタミック
ス、ニーダー、バンバリーミキサーなどの混練機あるい
はオープンロールなどを用いて混練することによって調
製する。調製後、当分野において通常広く行われている
ようにたとえば押出機やオープンロール、プレフォマな
どの装置を用いて、ゴム成形物に近い形状に予備成形を
行い、ゴム予備成形物とする。ゴム予備成形物の形状お
よび大きさは、目的に応じて適宜選択される。
【0016】得られた上記ゴム予備成形物を、加硫接着
剤を用いて金具に加硫接着する。金具としては特には限
定されず、一般的に用いられるものであればよく、たと
えば冷間圧延鋼板や軟鋼板、アルミニウム板を金属プレ
スなどを用いて目的に応じた形状および大きさに適宜加
工した金具に、たとえば化成皮膜処理などによって表面
処理を施したものが用いられる。上記化成皮膜処理とし
ては特には限定されないが、たとえば当分野において通
常広く用いられているリン酸亜鉛系皮膜処理、リン酸亜
鉛カルシウム系皮膜処理、リン酸マンガン系皮膜処理、
リン酸鉄系皮膜処理などのリン酸塩皮膜処理が挙げら
れ、中でも特にリン酸亜鉛系皮膜処理もしくはリン酸亜
鉛カルシウム系皮膜処理が好適である。
【0017】上記加硫接着剤としては、たとえばシリコ
ーン系加硫接着剤、フェノール系加硫接着剤、塩化ポリ
マー系加硫接着剤などが挙げられ、特に限定されない
が、ゴム成形物と金具とをより強固に加硫接着し得る点
からは、シリコーン系加硫接着剤を用いるのが、特に好
ましい。
【0018】本発明において用いられるシリコーン系加
硫接着剤は、加熱によって加硫する熱加硫形のシリコー
ン系接着剤であっても、硬化剤の混合または空気の湿気
で加硫させる室温加硫形(RTVシリコーンなどともい
う。)であってもよく、従来公知の種々のものを好適に
用いることができ、たとえばシランカップリング剤を反
応させてオリゴマーとしたものでかつ官能基としてアミ
ノ基、ビニル基を有する接着剤などが好適に使用され
る。
【0019】加硫接着剤は、金具の化成皮膜に、たとえ
ば塗布されて焼付される。この加硫接着剤の塗布および
焼付は、当分野において通常広く用いられている器具を
用いて行われ、塗布は浸漬槽への浸漬によって、あるい
はスプレーを用いて行われ、焼付はオーブンを用いて行
われる。これによって加硫接着剤の層が、半硬化した状
態で金具の表面に形成される。
【0020】このような金具と上記ゴム予備成形物と
を、シリコーン系加硫接着剤層を介して加硫接着すると
ともに、ゴム予備成形物をゴム成形物に成形して、本発
明におけるオイルシールを得ることができる。加硫は射
出成形機、圧縮成形機、加硫プレスなどを用いて、16
5℃〜215℃で1分間〜20分間加熱することにより
行う。また必要に応じて二次加硫を行ってもよい。二次
加硫は、射出成形機、圧縮成形機、加硫プレスなどを用
いて、165℃〜215℃で0.2時間〜2時間加熱す
ることにより行う。このような二次加硫を経て製造され
たオイルシールは、二次加硫を経ずに製造されたオイル
シールと比較してゴム成形物の耐ブリスタ性がより向上
される。本発明のオイルシールは、必ずしも二次加硫を
経て形成されたものでなくてもよいが、好ましくは二次
加硫を経て形成される。
【0021】このようにして得られた本発明のオイルシ
ールは、シラン改質充填剤が配合されないゴム組成物を
用いた従来のオイルシールと比較して、ゴム成形物とシ
リコーン系加硫接着剤層との間の接着がより強固とな
る。このようなオイルシールでは、後述するフロン系冷
媒によるゴム成形物と接着剤層との間の界面の剥離が起
こりにくく、したがってゴム成形物と金具との間の剥が
れやゴム成形物のブリスタの発生、ゴム成形物の破壊を
確実に防止することができる。
【0022】またさらに、従来、金具とゴム成形物との
加硫接着にフェノール樹脂系接着剤が一般に用いられて
いたが、該フェノール樹脂系接着剤を用いた接着剤層が
相手部材と摺動したりした場合に、接着剤層から削片が
発生し、この接着剤層の削片が密封対象物に混入してし
まう場合があった。シリコーン系加硫接着剤層を介し
て、金具とゴム成形物とが加硫接着されてなる、本発明
の特に好ましい態様のオイルシールでは、接着剤層が相
手部材と摺動したとしても、上記削片が生じることがな
いという利点もある。
【0023】本発明のオイルシールは、冷凍機における
流体の密封に使用されるものであるが、該オイルシール
によって密封し得る好適な密封対象物としては、フロン
系冷媒が挙げられる。本発明のオイルシールの、フロン
系冷媒を密封するような使用例の一つとして、たとえば
冷媒としてフロン系冷媒を用いる冷凍機用のコンプレッ
サにおける、該冷媒漏れ防止用の密封体としての使用が
挙げられる。なお本明細書において「フロン系冷媒」と
は、たとえばHFC134a(ハイドロフルオロカーボ
ン、CH2FCF3)、HFC32(CH22)、HFC
125(CHF 2CF3)、HFC143a(C2
33)などのフルオロ炭化水素やこれらの混合物、なら
びにCFC12(CCl22)などの各種のフロン系物
質を指すものとする。また上記「冷凍機」は、エアコン
ディショナ機を含んで指すものとする。
【0024】本発明のオイルシールにおけるゴム成形物
は、上述したように硬さ、引張強さおよび伸びに優れ、
圧縮永久歪みが小さく、良好なシール性を有する。また
該ゴム成形物は、フロン系冷媒に接触してもブリスタや
クラックが発生しにくく、さらには冷媒であるフロン系
冷媒と、冷凍機用のコンプレッサにおいて通常併用され
る冷凍機油であるポリアルキレングリコールとの混合物
に対しても優れた耐性を示す。またゴム成形物がシラン
改質充填剤を含有していない場合と比較して、該ゴム成
形物と加硫接着剤層、特にはシリコーン系加硫接着剤層
との接着が強固であり、該接着界面の剥離が起こりにく
い。
【0025】また本発明の冷凍機用シールは、上記ゴム
成形物のみから構成されるものであってもよい(以下、
本発明におけるゴム成形物のみからなる構成体を、「シ
ール材」と呼ぶことがある。)。シール材を形成する場
合には、上述のゴム組成物を、従来公知のインタミック
ス、ニーダー、バンバリーミキサーなどの混練機あるい
はオープンロールなどを用いて混練した後、射出成形
機、圧縮成形機、押出成形機などを用いて所望の形状に
成形して得ることができる。シール材の形状は特に限定
されず、Oリング、パッキン、リップシール(軸シー
ル)などその目的に応じて適宜選ばれる。またシール材
の大きさも特に限定はなく、目的に応じ適宜選ばれる。
シール材であるゴム成形物には加硫を施すのが好まし
く、該加硫は、たとえば170℃〜200℃で3分間〜
15分間の一次加硫を行った後、160℃〜200℃で
0.5時間〜1.5時間の二次加硫を行うというような
条件が好ましい。
【0026】本発明におけるシール材は、接着を強固に
する、という効果を除いて、上述のオイルシールのゴム
成形物の効果と同等の効果を有する。このようなシール
材も、上述のオイルシールの場合と同様に、密封対象物
として特に限定はないが、冷凍機用コンプレッサにおけ
るフロン系冷媒漏れ防止用の密封体として、好適に使用
できる。
【0027】また本発明におけるゴム組成物は、上記エ
チレン−プロピレン系ゴム100重量部に対して好まし
くは10重量部〜100重量部、より好ましくは20重
量部〜50重量部のカーボンブラックが配合される。該
カーボンブラックの配合量がエチレン−プロピレン系ゴ
ム100重量部に対し10重量部未満であると、柔らか
すぎてシール機能が乏しくなる傾向にあるため好ましく
ない。該カーボンブラックの配合量がエチレン−プロピ
レン系ゴム100重量部に対して150重量部を超える
と、圧縮永久歪みが大きくなってしまう傾向にあるため
好ましくない。
【0028】上記カーボンブラックとしては、一般にゴ
ムに使用されるものであれば特には限定はない。カーボ
ンブラックの例としては、HAFカーボンブラック、M
AFカーボンブラック、FEFカーボンブラック、SR
Fカーボンブラック、GPFカーボンブラックなどのフ
ァーネスブラックや、FTカーボンブラック、MTカー
ボンブラックなどのサーマルブラックが挙げられる。こ
れらのカーボンブラックは、単独又は2種以上組み合わ
せて用いられるが、上記中でも特に、耐磨耗性、加工性
の観点からは、SRFカーボンブラック、FEFカーボ
ンブラック、GPFカーボンブラックなどのファーネス
ブラックを使用するのが好ましい。
【0029】本発明におけるゴム組成物では、エチレン
−プロピレン系ゴム100重量部に対して好ましくは1
重量部〜10重量部、より好ましくは2重量部〜8重量
部の有機過酸化物が配合される。上記有機過酸化物の配
合量が1重量部未満であると、たとえば該ゴム組成物を
用いたシール材の圧縮永久歪みが大きい、引張強さが低
い、伸びが大きいなど機械的強度が低くなり過ぎてしま
う不具合がある。またエチレン−プロピレン系ゴム10
0重量部に対して10重量部を超えて有機過酸化物を配
合しても、それによる効果がみられないため意味がな
い。
【0030】本発明において用いられる有機過酸化物
は、一般にゴムに架橋剤として配合される有機過酸化物
であれば、特別の制限なく用いることができる。該有機
過酸化物としては、たとえば、o−メチルベンゾイルパ
ーオキサイド、ビス(3,5,5−トリメチルヘキサノ
イル)パーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ベ
ンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシピバレ
ート、t−ブチルパーオキシ−2‐エチルヘキサノエー
ト、t−ブチルパーオキシイソブチレート、ジクミルパ
ーオキサイド、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイ
ソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、
ジt−ブチルパーオキサイドなどが挙げられる。
【0031】また本発明のゴム組成物には、必要に応じ
て、従来公知の架橋助剤、老化防止剤、滑剤などを適宜
添加してもよい。架橋助剤としては、たとえば従来公知
のマレイミド系架橋助剤、硫黄、液状ポリブタジエン、
アリル系架橋助剤、メタアクリレート系架橋助剤などを
好適に用いることができる。マレイミド系架橋助剤の例
としては、たとえばN,N−m−フェニレンジマレイミ
ドが挙げられ、アリル系架橋助剤の例としては、たとえ
ばトリアリルシアヌレート、ジアリルフタレート、テト
ラアリルオキシエタンなどが挙げられる。またメタアク
リレート系架橋助剤の例としては、たとえばエチレング
リコールメタアクリレート、トリエチレングリコールジ
メタアクリレート、テトラエチレングリコールジメタア
クリレート、ポリエチレングリコールジメタアクリレー
ト、トリメチロールプロペントリメタアクリレートなど
が挙げられる。架橋助剤は、必要に応じて単独又は上記
の中から2種以上組み合わせて、通常、エチレン−プロ
ピレン系ゴム100重量部に対して0.5重量部〜5重
量部配合される。
【0032】老化防止剤としては、たとえば2,2,4
−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体などの
アミン−ケトン系老化防止剤、4,4'−(α,α−ジ
メチルベンジル)ジフェニルアミン、N,N'−ジ−2
−ナフチル−p−フェニレンジアミンなどの芳香族第二
級アミン系老化防止剤、2,6−ジ−tert−ブチル
−4−メチルフェノールなどのモノフェノール系老化防
止剤、2−メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛塩、2
−メルカプトベンズイミダゾールなどのベンズイミダゾ
ール系老化防止剤などが挙げられる。これらの老化防止
剤は、上述した中から単独または二種以上組み合わせて
用いられ、通常、エチレン−プロピレン系ゴム100重
量部に対して0.5重量部〜5重量部配合される。
【0033】滑剤としては、たとえば従来公知のパラフ
ィンおよび炭化水素樹脂系、脂肪酸系、脂肪酸アミド
系、脂肪酸エステル系、脂肪アルコール系などの滑剤が
好適に用いられる。パラフィンおよび炭化水素樹脂系と
しては、たとえばパラフィンワックス、マイクロクリス
タリンワックス、流動パラフィン、パラフィン系合成ワ
ックス、ポリエチレンワックス、複合ワックス、モンタ
ンワックスなどが挙げられる。脂肪酸系としては、たと
えばステアリン酸、硬化油、ヒドロキシステアリン酸な
どが挙げられる。脂肪酸アミド系としては、たとえばス
テアロアミド、オキシステアロアミド、オレイルアミ
ド、ラウリルアミド、ベヘンアミド、ステアリルオレイ
ルアミドなどが挙げられる。脂肪酸エステル系として
は、たとえばn−ブチルステアレート、多価アルコール
脂肪酸エステル、飽和脂肪酸エステル、エステル系合成
ワックスなどが挙げられる。脂肪アルコール系として
は、たとえば高級アルコール、高級アルコールエステル
などが挙げられる。滑剤は、必ずしも配合されていなく
てもよいが、配合される場合には、単独又は上記の中か
ら2種以上組み合わせて用いられ、通常、エチレン−プ
ロピレン系ゴム100重量部に対して0.1重量部〜1
重量部配合される。
【0034】また本発明における冷凍機用シールは、近
年、環境問題の観点から、冷凍機のコンプレッサなどに
おいてフロン系冷媒に代替し得る冷媒として検討されて
いる二酸化炭素冷媒の密封に使用してもよい。
【0035】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。 実施例1 エチレン−プロピレン系ゴムであるEPDM(エチリデ
ンノルボルネン(ジエン)含有量:17重量%)に、シ
ラン改質充填剤としてアミノ系シランを含有するハード
クレー(ST−301、白石カルシウム社製)、カーボ
ンブラックとしてFEFカーボンブラックを用いて、下
記の配合比にてオープンロールで混練して、ゴム組成物
を調製した。 (ゴム組成物の配合比) エチレン−プロピレン系ゴム 100重量部 シラン改質充填剤 30重量部 カーボンブラック 40重量部 有機過酸化物 6重量部 なお有機過酸化物としては、2,5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンを用いた。この
ゴム組成物を、加硫を施さずにゴム成形物に近い形状に
予備成形した。またアルミ板にリン酸亜鉛皮膜処理して
なる金具に接着剤を塗布、焼付し、これに各ゴム予備成
形物を接触させて加硫接着し、175℃の金型中で10
分間圧縮成形して、ゴム成形物を備える冷凍機用シール
(オイルシール)のサンプルを作製した。接着剤として
は、シリコーン系加硫接着剤(ケムロックAP133、
ロードファーイースト社製)を用いた。
【0036】実施例2 シラン改質充填剤の配合量を20重量部、カーボンブラ
ックの配合量を50重量部とした以外は、実施例1と同
様にして冷凍機用シールのサンプルを作製した。
【0037】実施例3 シラン改質充填剤の配合量を20重量部、カーボンブラ
ックの配合量を50重量部とした以外は、実施例1と同
様にして冷凍機用シールのサンプルを作製した。
【0038】実施例4 シラン改質充填剤としてメルカプトシランを含有するハ
ードクレー(ST−309、白石カルシウム社製)を用
いた以外は、実施例1と同様にして冷凍機用シールのサ
ンプルを作製した。
【0039】比較例1 シラン改質充填剤の配合量を5重量部、カーボンブラッ
クの配合量を5重量部とした以外は、実施例1と同様に
して冷凍機用シールのサンプルを作製した。
【0040】比較例2 シラン改質充填剤の配合量を105重量部、カーボンブ
ラックの配合量を105重量部とした以外は、実施例1
と同様にして冷凍機用シールのサンプルを作製した。
【0041】比較例3 シラン改質充填剤に換えて、シラン改質されていないク
レー(ST−KE、白石カルシウム社製)を充填剤とし
て用いた以外は、実施例1と同様にして冷凍機用シール
のサンプルを作製した。
【0042】比較例4 EPDMに換えて、水素化ニトリルゴム(HNBR)を
ゴム材料として用いた以外は、実施例1と同様にして冷
凍機用シールのサンプルを作製した。
【0043】性能試験1(接着性) 上記の実施例1〜4、比較例1〜4で得たオイルシール
の各サンプルについて、ゴム成形物の部分をペンチで剥
ぎ、剥いだ面にオイルシール用金具の表面が露出してい
るかどうかを調査した。金具表面の露出のなかったもの
を○、金具表面の露出のあったものを×とした。
【0044】性能試験2(耐ブリスタ性) 上記の実施例1〜4、比較例1〜4で得たオイルシール
の各サンプルについて、フロン系冷媒(フロン134
a)に対する耐ブリスタ性をみた。各サンプルを、密封
容器中で上記各冷媒中に漬け、25℃で70時間放置し
た後、各サンプルを取り出し、150℃で1時間放置し
た。ゴム成形物に割れがなかったものを○、割れがあっ
たものを×とした。
【0045】性能試験3(圧縮永久歪み) 上記の実施例1〜4、比較例1〜4で用いた各ゴム組成
物に成形および加硫を施して、ゴム成形物(シール材)
の各サンプルを得た。各サンプルについて、JIS K
6262に準拠した測定方法によって、150℃の環
境で25%の圧縮率にて70時間圧縮し、圧縮永久歪み
を測定した。圧縮永久歪みが20%以下であったものを
○、圧縮永久歪みが20%を超えたものを×とした。
【0046】性能試験4(硬さ) 性能試験3と同様にして得たゴム成形物の各サンプルに
ついて、JIS K5253に準拠した測定方法によっ
て、タイプAデュロメータを用いて硬さを測定した。硬
さが80±5内であったものを○、硬さが80±5の外
にあったものを×とした。性能試験1〜4の結果を表1
に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、良好なシール性を有し、フロン系冷媒に対する
優れた耐性、特には耐ブリスタ性を有し得、かつ金具と
強固に接着し得るゴム成形物を備える冷凍機用シールを
提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 慶上 伸雄 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 Fターム(参考) 3J040 AA01 BA01 FA06 4F071 AA15B AA15X AA20B AA20X AA67A AB12B AB26B AE17B AG05 AH17 CA07 CB02 CD03 4J002 BB151 DJ036 FB096 FB106 FB146 FB156 FD016 GJ02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−プロピレン系ゴム100重量
    部あたり、10重量部〜100重量部のシラン改質充填
    剤を配合したゴム組成物を成形してなるゴム成形物を備
    える冷凍機用シール。
  2. 【請求項2】 前記シラン改質充填剤が、シラン改質ク
    レーである請求項1に記載の冷凍機用シール。
  3. 【請求項3】 前記シランが、アミノ系シラン、メルカ
    プト系シランおよびビニル系シランのうちの少なくとも
    いずれかである請求項1または2に記載の冷凍機用シー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記ゴム成形物に、加硫接着剤層を介し
    て加硫接着されてなる金具をさらに備えるものである請
    求項1〜3に記載の冷凍機用シール。
  5. 【請求項5】 加硫接着剤がシリコーン系加硫接着剤で
    ある請求項4に記載の冷凍機用シール。
  6. 【請求項6】 フロン系冷媒漏れ防止用の密封体として
    使用されるものである請求項1〜5のいずれかに記載の
    冷凍機用シール。
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