JP2002341398A - カメラ及び撮像装置 - Google Patents

カメラ及び撮像装置

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JP2002341398A
JP2002341398A JP2001145797A JP2001145797A JP2002341398A JP 2002341398 A JP2002341398 A JP 2002341398A JP 2001145797 A JP2001145797 A JP 2001145797A JP 2001145797 A JP2001145797 A JP 2001145797A JP 2002341398 A JP2002341398 A JP 2002341398A
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JP2001145797A
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Mitsuteru Honda
充輝 本田
Hiroshi Miyanari
洋 宮成
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Canon Inc
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光動作中以外は振れ補正動作を行うことな
く、振れ補正が行われているかのような表示を表示手段
にて行い、画像に振れが影響する露光動作中のみ振れ補
正動作を行い、消費電力が増大することを防ぐようにす
る。 【解決手段】 撮影時の振れを抑制する防振手段と、該
防振手段のオン、オフを選択する操作部材と、撮像素子
からの画像情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
憶された画像情報を表示する、フィルムに撮影する際の
画像確認用として具備された表示手段と、前記操作部材
がオンされ、かつ、前記フィルムへの露光が開始される
ことにより、前記防振手段に振れ補正動作を行わせる制
御手段とを有するカメラにおいて、前記制御手段は、前
記記憶手段より読み出した駒単位の画像情報を前記表示
手段に表示させる周期を、前記操作部材のオン(図5
(B),(C))とオフ(図5(A)のような状態)と
で異ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手振れ等による振
れを補正する機能を有するカメラ及び撮像装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、撮像素子を用いて被写体像を表示
する電子ビューファインダがデジタルカメラを中心に広
く一般に普及している。
【0003】また、最近では、カメラに加わる手振れを
防ぐシステムも研究されており、撮影者の撮影ミスを誘
発する要因は殆ど無くなってきている。
【0004】ここで、手振れを防ぐシステムについて簡
単に説明する。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1Hzないし10Hzの振動であるが、シャッタの
レリーズ時点においてこのような手振れを起こしても像
振れの無い写真を撮影可能とするための基本的な考えと
して、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検
出値に応じて補正レンズを変位させなければならない。
従って、カメラ振れが生じても像振れが生じない写真を
撮影するためには、第1に、カメラの振動を正確に検出
し、第2に、手振れによる光軸変化を補正することが必
要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、加速度、角加速度、角速度、角変位等を検出
する振れセンサとカメラ振れ補正の為にその出力を適宜
演算処理する演算部を具備した振動検出装置をカメラに
搭載することによって行うことができる。そして、この
検出情報に基づき、撮影光軸を偏心させる振れ補正装置
を駆動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】振動検出装置と振れ補正装置等を有した防
振システムについて、図8及び図9を用いてその概略に
ついて説明する。
【0008】図8は防振システムを有するコンパクトカ
メラの外観図であり、光軸41に対して矢印42p,4
2yで示すカメラ縦振れ及び横振れに対し振れ補正を行
う。
【0009】尚、カメラ本体43の中で、43aはレリ
ーズボタン、43bはモードダイアル(メインスイッチ
を含む)、43cはリトラクタブルストロボ、43dは
ファインダ窓である。
【0010】図9は、図8の内部斜視図であり、44は
カメラ本体、51は振れを光学的に補正する振れ補正装
置、52は補正レンズ、53は補正レンズ52を支持す
る支持枠である。前記振れ補正装置51は、58p,5
8y方向に自在に前記支持枠53、つまり補正レンズ5
2を駆動して、図8に示す矢印42p,42y方向の振
れ補正を光学的に行うことになる。45p,45yは各
々矢印46p,46y回りの振れを検出する角速度計や
角加速度計等の振動検出装置である。
【0011】振動検出装置45p,45yの出力は後述
する演算装置47p,47yを介して振れ補正装置51
の駆動目標値に変換され、該振れ補正装置51のコイル
(不図示)に入力されることで、前述したように振れ補
正が行われる。
【0012】図10は上記演算装置47p,47yの概
略構成を示すブロック図であり、47p,47yとも同
様な為に、図10では演算装置47pのみを用いて説明
する。
【0013】演算装置47pは、A/D変換回路47p
a、DCカットフィルタ47pb、積分回路47pc、
フィルタ47pdで構成される。
【0014】ここでは振動検出装置45pとして、カメ
ラの振れ角速度を検出する振動ジャイロ等の角速度計を
用いており、これら振動検出装置45pは,カメラの撮
影準備操作(レリーズボタン43aの半押し(スイッチ
SW1のオン))と同期して駆動され、カメラに加わる
振れ角速度の検出を開始する。振動検出装置45pの信
号はA/D変換回路47paによりサンプリングされて
カメラマイコンである演算装置47pに取り込まれる。
振動検出装置45pの角速度出力にはDCバイアス成分
が振れ角速度信号に重畳している為に,演算装置47p
内においてDCカットをDCカットフィルタ47pbに
て行う。積分回路47pcはカメラのシャッタレリース
ボタン43aの押し切りでオンするスイッチSW2のオ
ンに応じてDCカットフィルタ47pbの出力信号の積
分を始め、角速度信号を角度信号に変換する。
【0015】レリーズボタン43aの押し切り(スイッ
チSW2のオン)で積分回路47pcにより振れ角速度
を積分して振れ角度に変換され、その信号を基にズー
ム、フォーカス情報を用いて駆動装置48pにより駆動
目標値が作成し、その目標値により振れ補正装置51を
振れ角度信号に応じて駆動し始める。具体的には、積分
回路47pcで振れ角度に変換された信号は、フィルタ
47pdを介して駆動装置48pに入力され、該駆動装
置48pにて作成される駆動目標値に相当する信号が振
れ補正装置51のコイルに印加され、振れ補正が行われ
る。なお、前記駆動装置48pは露光に同期してオン
し、フィルムへの露光が終了するとオフされる。また、
露光が終了してもレリーズボタン43aが半押し(スイ
ッチ信号SW1のオン)されている限り積分回路47p
cは積分を継続している。
【0016】レリーズボタン43aの半押しを止める
と、積分回路47pcはDCカットフィルタ47Pbの
出力の積分を止め、該積分回路47pcはリセットされ
る。リセットとは、今まで積分してきた情報をすべて空
にする事である。
【0017】このようにして、カメラの防振システムで
は、スイッチSW1のオンに同期して振動検出が開始さ
れ、スイッチSW2のオンに同期して振れ補正動作(防
振動作)が開始される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように防振シス
テムを備えたカメラに電子ビューファインダを付加した
場合、従来のように露光開始から防振動作を開始させる
と、露光開始までは防振システムは作動せずに、撮影者
が電子ビューファインダの画像で防振の効果がわからな
い。しかし、露光開始前から防振動作を行わせるように
すると、防振効果が効いて撮影し易い反面、振れ補正装
置が動作することによる消費電力の増大という問題点が
ある。
【0019】(発明の目的)本発明の目的は、露光もし
くは撮像動作中以外は振れ補正動作を行うことなく、振
れ補正が行われているかのような表示を表示手段にて行
い、画像に振れが影響する露光もしくは撮像動作中のみ
振れ補正動作を行い、消費電力が増大することを防ぐこ
とのできるカメラ及び撮像装置を提供しようとするもの
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜6、13の何れかに記載の発明は、撮影
時の振れを抑制する防振手段と、該防振手段のオン、オ
フを選択する操作部材と、撮像素子からの画像情報を記
憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された画像情報を
表示する、フィルムに撮影する際の画像確認用として具
備された表示手段と、前記操作部材がオンされ、かつ、
前記フィルムへの露光が開始されることにより、前記防
振手段に振れ補正動作を行わせる制御手段とを有するカ
メラにおいて、前記制御手段は、前記記憶手段より読み
出した駒単位の画像情報を前記表示手段に表示させる周
期を、前記操作部材のオンとオフとで異ならせるカメラ
とするものである。
【0021】詳しくは、露光開始中以外において、前記
操作部材がオンされている場合は、オフされている場合
よりも前記周期を遅くし、前記表示手段に同一駒の画像
情報を表示させる時間を長くして、振れ補正が行われて
いるような表示をし、又前記周期を、前記防振手段に具
備される振動検出手段よりの振れ信号に応じて決定し、
振れが大きければ、小さい場合に比べて同一駒の画像情
報を表示させる時間を長くして、前記振れ補正が行われ
ているような表示機能を確保できるようにしている。
【0022】同じく上記目的を達成するために、請求項
7〜12、14の何れかに記載の発明は、撮像時の振れ
を抑制する防振手段と、該防振手段のオン、オフを選択
する操作部材と、撮像素子からの画像情報を記憶する記
憶手段と、該記憶手段に記憶された画像情報を表示する
表示手段と、前記操作部材がオンされ、かつ、前記撮像
素子への撮像が開始されることにより、前記防振手段に
振れ補正動作を行わせる制御手段とを有する撮像装置に
おいて、前記制御手段は、前記記憶手段より読み出した
一画面単位の画像情報を前記表示手段に表示させる周期
を、前記操作部材のオンとオフとで異ならせる撮像装置
とするものである。
【0023】詳しくは、撮像開始中以外において、前記
操作部材がオンされている場合は、オフされている場合
よりも前記周期を遅くし、前記表示手段に同一画面の画
像情報を表示させる時間を長くして、振れ補正が行われ
ているような表示をし、又前記周期を、前記防振手段に
具備される振動検出手段よりの振れ信号に応じて決定
し、振れが大きければ、小さい場合に比べて同一画面の
画像情報を表示させる時間を長くして、前記振れ補正が
行われているような表示機能を確保できるようにしてい
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0025】(実施の第1の形態)図1は本発明の実施
の第1の形態に係るカメラの電気的構成を示すブロック
図である。
【0026】同図において、12はカメラのメインスイ
ッチであり、そのオン、オフの信号12aはカメラマイ
コン11に入力される。13はレリーズ部材であり、そ
の半押し(スイッチSW1のオン)により発生する信号
13a、押切り(スイッチSW2のオン)により発生す
る信号13bもカメラマイコン11に入力される。14
は測光装置であり、15は測距装置であり、これらで得
られる測光信号14a及び測距信号15aもカメラマイ
コン11に入力される。
【0027】16はカメラマイコン11にレンズ繰り出
し情報16aを出力するレンズ合焦駆動装置であり、該
レンズ合焦駆動装置16にはカメラマイコン11からレ
ンズ合焦駆動信号16bが入力される。17はカメラマ
イコン11にシャッタ駆動状態信号17aを出力するシ
ャッタ駆動装置であり、該シャッタ駆動装置17にはカ
メラマイコン11からシャッタ駆動信号17bが入力さ
れる。18は閃光(ストロボ)装置であり、発光タイミ
ング信号18aがカメラマイコン11から出力される。
111はカメラマイコン11にズーム位置情報111a
を出力するズーム駆動装置であり、該ズーム駆動装置1
11にはカメラマイコン11からズーム駆動信号111
bが入力される。
【0028】110はカメラマイコン11にフィルム給
送状態信号110aを出力するフィルム給送装置であ
り、該フィルム給送装置110にはカメラマイコン11
からフィルム給送信号110bが入力される。20はカ
メラマイコン11に振れ信号20aを出力する振動検出
装置であり、該振動検出装置20にはカメラマイコン1
1から起動信号20bが入力される。21はカメラマイ
コン11に振れ補正状態信号21aを出力する振れ補正
装置であり、該振れ補正装置21にはカメラマイコン1
1から振れ補正目標値信号21bが入力される。19は
防振スイッチであり、そのオン、オフの信号19aはカ
メラマイコン11に入力される。112はカメラマイコ
ン11にCCDドライバ112−1を介して入力画像デ
ータ112aを出力するCCDであり、該CCD112
にはカメラマイコン11から該CCDドライバ112−
1を介してCCD駆動信号112bが入力される。11
3は電子ビューファインダ(以下、EVFと記す)であ
り、該EVF113にはドライバ113−1を介してカ
メラマイコン11から画像データ113a及びEVF駆
動信号113bが入力される。
【0029】上記構成におけるカメラの動作について、
図2及び図3のフローチャートに従って説明を行う。な
お、説明を分かりやすくするために、防振とEVFの表
示以外の説明は出来るだけ説明を省いている。
【0030】図2において、カメラ本体に電源が投入さ
れると、カメラマイコン11は必要な初期設定を行う
(#101)。次に、CCDドライバ112−1がCC
D駆動信号112bにより駆動を開始し、CCD112
により光電変換された画像データを各画素毎に順次入力
画像データ112aとしてカメラマイコン11に転送
し、該入力画像データ112aはカメラマイコン11内
のA/D変換器11−1によりデジタル信号に変換され
る(#102〜#103)。そして、前記デジタル信号
に変換されたデータはカメラマイコン11内のRAM1
1−2に書き込まれ、この画像データはEVFドライバ
113−1に送られ、被写体画像をEVF113に表示
させる(#105〜#106)。
【0031】以上の手順を1画面分の画像データに対し
て繰り返す(#107)。
【0032】次に、スイッチSW1がオンかオフかを判
定し(#108)、オフの場合はステップ#120へ進
む。そして、防振スイッチ(ISSW)19がオフの場
合はステップ#102へ戻る。したがって、防振スイッ
チ19がオフの場合、被写体画像はEVF113に連続
して表示される。
【0033】一方、防振スイッチ19がオンの場合は、
振動検出装置20から発生する振れ信号20aを検出す
る(#121)。そして、検出した振れ信号20aの角
速度に応じて、カメラマイコン11内のタイマにT0を
セットする(#122)。次に、セットしたカメラマイ
コン11内のタイマが所定時間T0に達するまで、カメ
ラマイコン11内のRAM11−2内に書き込まれてい
る画像データをEVFドライバ113−1に送り、被写
体画像をEVF113に表示させる(#123〜#12
6)。そして、カメラマイコン11内のタイマ(T)が
所定時間T0に達するとステップ#102へ戻る。
【0034】この時、所定時間T0に達するまでの間
は、CCD112から画像は転送されないため、EVF
113には同一駒の被写体画像が表示される。
【0035】図5に、同一駒の被写体画像表示について
示す。
【0036】図5(A)は従来のEVF表示である。こ
の場合、連続して撮像される被写体画像が表示され、1
駒表示するのにかかる時間がT01[sec]とすると、
振れ信号20aの周期がT01より小さい場合、手振れを
起こした被写体画像がEVF113に表示されることに
なる。
【0037】そこで、図5(B)のように、同一駒の表
示を続けることで、防振が効いているかのような被写体
画像をEVF113に表示することが可能となる。この
例では間欠的に得た画像を連続的につなげて2駒連続で
表示するので、カメラマイコン11内のタイマ11−3
をT0=T01[sec]に設定する。さらに、振れ信号
20aの周期が長い(周波数が遅い)場合は、図5
(C)に示すように、同一駒の画像の表示数を増やす。
この例では4駒連続で表示するので、カメラマイコン1
1内のタイマ11−3を、T0=3*T01[sec]に
設定する。また、振れ信号20aの角速度の周期に応じ
て、タイマT0の値を変えることにより、間欠撮影の周
期を変える。こうすることで、さまざまな周期の手振れ
に対して、防振手段が動作していなくても、防振が効い
ているかのような被写体画像をEVF113に表示する
ことができる。
【0038】図2に戻り、ステップ#108にてスイッ
チSW1がオンの場合はステップ#109,#110へ
進み、測光(AE),測光(AF)を行い、次のステッ
プ#111において、スイッチSW1がオフであればス
テップ#102へ戻る。一方、オンであれば図3のステ
ップ#112へ進む。そして、CCD112の入力画像
データ112aをカメラマイコン11内のRAM11−
2に書き込み、その画像をEVF113へ表示する(#
112〜#117)。
【0039】その後、防振スイッチ19がオンかオフか
を判定し(#118)、オフの場合はステップ#119
へ進み、ここではスイッチSW2がオンかオフかを判定
し、オフの場合はステップ#111へ戻り、オンの場合
は図4のステップ#300へ進み、露光動作を開始す
る。
【0040】また、上記ステップ#118で防振スイッ
チ19がオンの場合は、振動検出装置20から発生する
振れ信号20aを検出する(#127)。そして、スイ
ッチSW2がオンかオフかを判定し(#128)、オン
の場合は図4のステップ#300へ進み、露光動作を開
始する。また、スイッチSW2がオフの場合はステップ
#128からステップ#129へ進み、ここでは上記ス
テップ#127で検出した振れ信号20aの角速度に応
じて、カメラマイコン11内のタイマにT0をセットす
る。以下、ステップ#123〜#126と同様に、所定
時間T0に達するまで、カメラマイコン11内のRAM
に蓄えられた画像データを表示し、所定時間T0に達す
るとステップ#111へ戻る(#130〜#133)。
【0041】図3のステップ#119にてスイッチSW
2がオンすると、上記の様に図4(A)のステップ#3
00へ進み、カメラの公知のレンズ合焦制御、シャッタ
駆動制御等を行った後、振動検出装置20の出力を基に
振れ補正装置21による振れ補正動作を開始する(#3
00)。但し、防振スイッチ19がオフの場合はこのス
テップ#300はスキップし、ステップ#301へ進
み、ここで露光動作を開始し、露光完了信号の割り込み
を許可する(#302)。なお、この露光完了信号を受
けると、図4(B)に示す制御を実行し、振れ補正動作
を停止し、露光完了信号の割り込みを不許可にする(#
310〜#312)。
【0042】図4(A)に戻り、次にCCD112の入
力画像データ112aをカメラマイコン11内のRAM
11−2に書き込み、その画像をEVF113へ表示す
る(#303〜#308)。そして、スイッチSW1が
オンかオフかを判定し(#308)、オンであればステ
ップ#303に戻り、表示を続け、オフであれば撮影を
完了して図2のステップ#2に戻る。
【0043】(実施の第2の形態)上記実施の第1の形
態では、防振スイッチ19がオンである場合に、電源が
オンとなった状態から間欠撮影による振れ補正(防振動
作)を開始していたが、本発明の実施の第2の形態で
は、スイッチSW1がオンとなった時点から、間欠撮影
による防振動作を開始し、撮影者が撮影をはっきりと意
図しているときのみ、間欠撮影による防振動作を行うこ
とを可能にするものである。
【0044】図6及び図7に、本発明の実施の第2の形
態に係る動作を示すフローチャートである。
【0045】図6において、カメラ本体に電源が投入さ
れると、カメラマイコン11は必要な初期設定を行う
(#201)。次に、CCD112の入力画像データ1
12aをカメラマイコン11内のRAM11−2に書き
込み、その画像をEVF113へ表示する(#202〜
#207)。そして、次にスイッチSW1がオンかオフ
かを判定し(#208)、オフの場合はステップ#20
2へ戻る。
【0046】一方、スイッチSW1がオンの場合はステ
ップ#209へ進み、AE(#209)、AF(#21
0)を行う。
【0047】以下、ステップ#209以降は、上記実施
の第1の形態の動作を示した、図2及び図3と同様であ
るので、その説明は省略する。また、図4に相当するフ
ローチャートは、その図自体を省略している。
【0048】なお、上記実施の各形態においては、銀塩
カメラを例にしているが、画像記録媒体がフィルムから
デジタルメモリへの蓄積動作となるデジタルカメラ等の
撮像装置においても同様の効果を得ることができる。
【0049】上記の実施の各形態によれば、EVF11
3へ写し出す駒単位の被写体像の周期を、防振スイッチ
19のオンとオフとで異ならせるようにしている。詳し
くは、防振スイッチ19のオフの間は、図5の(A)の
ような従来と同様な表示、つまり連続的に写し出し(#
102〜#107)、防振スイッチ19がオン(露光中
以外)の場合は、図5の(B)のように同一駒を長く表
示(間欠的に得られる被写体像をつなげて連続的に表
示)する(#121〜#126)ようにしているので、
防振動作はさせずに、EVF113には防振動作が効い
ているかのような表示が可能となる。
【0050】さらには、その時の振れの大きさに応じ
て、同一駒を表示する長さ(表示の周期)を変更するよ
うにしているので、より詳しくは、図5の(B)と
(C)からわかるように、振れが大きい時は、小さい時
よりも同一駒を表示する長さを長くしているので、振れ
の大きさによらず、防振動作はさせずに、EVF113
には防振動作が効いているかのような表示を確実に行う
ことができる。
【0051】また、露光が開始されると、防振動作を行
い、この間は上記図5(B),(C)のような表示はし
ないようにしている(#301〜#308)。よって、
露光された画像が振れた写真となることはなくなるし、
この露光中の間のみ防振動作を行うようにしているの
で、振れ補正装置による電源の消費が増大するといった
こともない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
露光もしくは撮像動作中以外は振れ補正動作を行うこと
なく、振れ補正が行われているかのような表示を表示手
段にて行い、画像に振れが影響する露光もしくは撮像動
作中のみ振れ補正動作を行い、消費電力が増大すること
を防ぐことができるカメラ又は撮像装置を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】図3の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの動作
説明を助ける為の図である。
【図6】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの動作
の一部を示すフローチャートである。
【図7】図6の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図8】従来の防振システムを搭載したカメラの斜視図
である。
【図9】図8のカメラの内部構成を示す斜視図である。
【図10】図9の演算装置の回路構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 カメラマイコン 19 防振スイッチ 20 振動検出装置 21 振れ補正装置 112 CCD 113 EVF(電子ビューファインダ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 H04N 5/225 H04N 5/225 A 5/232 5/232 Z // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 2H102 CA34 5C022 AA13 AB55 AC03 AC12 AC42 AC69

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影時の振れを抑制する防振手段と、該
    防振手段のオン、オフを選択する操作部材と、撮像素子
    からの画像情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
    憶された画像情報を表示する、フィルムに撮影する際の
    画像確認用として具備された表示手段と、前記操作部材
    がオンされ、かつ、前記フィルムへの露光が開始される
    ことにより、前記防振手段に振れ補正動作を行わせる制
    御手段とを有するカメラにおいて、前記制御手段は、前
    記記憶手段より読み出した駒単位の画像情報を前記表示
    手段に表示させる周期を、前記操作部材のオンとオフと
    で異ならせることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作部材がオンさ
    れている場合は、オフされている場合よりも前記周期を
    遅くし、前記表示手段に同一駒の画像情報を表示させる
    時間を長くすることを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記同一駒の画像情報を表示させる時間
    を長くするとは、間欠的に前記記憶手段より読み出した
    1駒分の画像情報を連続的につなげて前記表示手段に表
    示させることであることを特徴とする請求項2に記載の
    カメラ。
  4. 【請求項4】 前記防振手段は、振れを補正する振れ補
    正手段と、前記振れを検出する振動検出手段と、該振動
    検出手段よりの振れ信号を積分して得られる駆動信号に
    基づいて前記振れ補正手段を駆動し、振れ補正動作を行
    わせる駆動手段とを有し、 前記制御手段は、前記振動検出手段よりの振れ信号が大
    きいほど、前記周期を長くすることを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記操作部材がオンさ
    れ、かつ、前記フィルムへの露光開始が指示されること
    により前記防振手段に振れ補正動作を行わせている間
    は、前記表示手段に同一駒の画像情報を表示させる時間
    を長くする制御は行わないことを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記操作部材がオンさ
    れ、かつ、前記フィルムへの露光開始が指示されること
    により前記防振手段に振れ補正動作を行わせている間
    は、前記操作部材がオフされている周期で前記表示手段
    に画像情報を表示させることを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 撮像時の振れを抑制する防振手段と、該
    防振手段のオン、オフを選択する操作部材と、撮像素子
    からの画像情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
    憶された画像情報を表示する表示手段と、前記操作部材
    がオンされ、かつ、前記撮像素子への撮像が開始される
    ことにより、前記防振手段に振れ補正動作を行わせる制
    御手段とを有する撮像装置において、前記制御手段は、
    前記記憶手段より読み出した一画面単位の画像情報を前
    記表示手段に表示させる周期を、前記操作部材のオンと
    オフとで異ならせることを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記操作部材がオンさ
    れている場合は、オフされている場合よりも前記周期を
    遅くし、前記表示手段に同一画面の画像情報を表示させ
    る時間を長くすることを特徴とする請求項7に記載の撮
    像装置。
  9. 【請求項9】 前記同一画面の画像情報を表示させる時
    間を長くするとは、間欠的に前記記憶手段より読み出し
    た一画面分の画像情報を連続的につなげて前記表示手段
    に表示させることであることを特徴とする請求項8に記
    載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記防振手段は、振れを補正する振れ
    補正手段と、前記振れを検出する振動検出手段と、該振
    動検出手段よりの振れ信号を積分して得られる駆動信号
    に基づいて前記振れ補正手段を駆動し、振れ補正動作を
    行わせる駆動手段とを有し、 前記制御手段は、前記振動検出手段よりの振れ信号が大
    きいほど、前記周期を長くすることを特徴とする請求項
    7〜9の何れかに記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記操作部材がオン
    され、かつ、前記撮像素子への撮像開始が指示されるこ
    とにより前記防振手段に振れ補正動作を行わせている間
    は、前記表示手段に同一画面の画像情報を表示させる時
    間を長くする制御は行わないことを特徴とする請求項7
    〜10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記操作部材がオン
    され、かつ、前記フィルムへの露光開始が指示されるこ
    とにより前記防振手段に振れ補正動作を行わせている間
    は、前記操作部材がオフされている周期で前記表示手段
    に画像情報を表示させることを特徴とする請求項7〜1
    0の何れかに記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段は、電子ビューファイン
    ダであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
    のカメラ。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、電子ビューファイン
    ダであることを特徴とする請求項7〜12の何れかに記
    載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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