JP2002340987A - 集積回路のパッドレシーバの試験を容易にする為のシステム及び方法 - Google Patents

集積回路のパッドレシーバの試験を容易にする為のシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】集積回路の自動試験装置の性能上の制約を受け
ずに高性能の試験を行う手段を提供する。 【解決手段】好適なIC(210)は、それの少なくとも一
部分と電気的に通信する第1のパッド(216,500)を備え
る。第1のパッドは、第1のドライバ(506)と第1のレ
シーバ(514)を有しており、第1のドライバは、IC外
部のコンポーネントに第1のパッド出力信号を供給する
ように構成され、第1のレシーバは、IC外部のコンポ
ーネントから第1のパッド入力信号を受信するように構
成される。第1のレシーバは、また、第1のパッド入力
信号に応答して、第1のレシーバディジタル出力信号を
前記IC内部のコンポーネントに供給するよう構成され
る。IC内部には第1の試験回路(224,530)も設けられ
る。第1の試験回路は、第1のパッドのレシーバセット
アップ時間及び/又はレシーバホールド時間に対応する
情報を提供するよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に集積回路に関
するものであり、より具体的には、集積回路内部で実施
する集積回路パッドのレシーバセットアップ時間及び/
又はホールド時間に関する試験を容易にする為のシステ
ム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から集積回路(IC)デバイスの試
験及び検証は様々な試験方法を用いて実施されている。
例えば、ICデバイスに欠陥がないかどうかを調べるた
めの試験及び検証は機能試験ベクタを用いて実施されて
いるが、このようなベクタとしては、自動試験装置(A
TE)を使用してICへと印加してICデバイスを刺激
し、ピンレベルでの機能性を検証するものがある。しか
しIC試験に使用するATEの実用上の限界は、従来、
ある特定のATEで試験可能なIC端子(ICパッド)
数がそのATEの物理構成により制約されるという点に
ある。例えば、試験すべきICパッドの数がATEの提
供する試験チャネル数よりも多かったり、或いはATE
をサポートするハードの容量を越えていたり(例えばプ
ローブカード上に設けられたプローブの最大数を超えて
いる等)する場合があるということである。本明細書で
は、「パッド」という用語を、ICへの電気接触部とし
て機能する物理な場所(物理サイト)と、その物理的な
場所に結合してICのコンポーネント(例えば、部品)
とIC外部のコンポーネント(例えば、部品)との電気
的通信を可能にする回路、の両方を集合的に指すために
使用している。
【0003】更に、個々のATEの性能限界によっても
他のいくつかの制約が試験に課せられることがある。例
えば、ICの入出力周波数がATEの最高周波数よりも
高いことがあるが、この場合、IC試験周波数はそのA
TEの最高周波数までに制限されてしまう。より多数の
試験チャネル及び/又はより高い動作周波数を有するA
TEを構成することは可能であるが、上述した欠点を排
除するに十分な端子数及び/又は高動作周波数を有する
ATEを準備することは、コスト的に許されない場合が
多い。
【0004】上述した欠点及び他の欠点に対処する為
に、従来技術においても様々な「応急処置的な」試験手
法を用いたICデバイス試験が既知であり、これらの中
には、主なものとして、(1)ATEをICデバイスの
全端子にではなく、その一部に接続する方法、(2)I
Cデバイスの複数の端子をATEの単一試験チャネルへ
と接続する方法、(3)ICデバイスの端子のサブセッ
トを試験するATE試験パスを複数回にわたって行うこ
とによりICデバイスを試験する方法、(4)最高周波
数よりも低い周波数でデバイスを試験する方法、及び
(5)既存のATEで試験出来るように設計段階でIC
デバイスのピン数及び/又は周波数を制限する方法等が
ある。すぐに理解されることであるが、これらの「応急
処置的」試験手法の多くは試験のカバレッジを犠牲にす
るものが多く、従って欠陥ICデバイスの出荷数を増大
させてしまう可能性もある。更に、既存のATEに合わ
せて設計段階でICデバイスのピン数及び/又は周波数
を実際に制限することは、IC設計において許容されな
い制約となる場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来技術の上
記及び他の欠点に対処する改良型システム及び方法が必
要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】簡単に言えば、本発明は
集積回路内部においてレシーバのセットアップ時間及び
/又はホールド時間の試験能力を提供するものである。
この点に関して、本発明のいくつかの実施態様は、集積
回路(IC)を提供するものであると考えることが出来
る。好適な実施態様では、集積回路は少なくともその一
部と電気的に連絡(すなわち、電気的に通信)する第一
のパッドを含む。第一のパッドは第一のドライバ及び第
一のレシーバを含み、第一のドライバは第一のパッド出
力信号をIC外部のコンポーネントに供給するように構
成されており、第一のレシーバはIC外部のコンポーネ
ントから第一のパッド入力信号を受信するように構成さ
れている。第一のレシーバは更に、第一のパッド入力信
号に応答して第一のレシーバデジタル出力信号をIC内
部のコンポーネントに供給するように構成されている。
IC内部には更に第一の試験回路が設けられている。第
一の試験回路は、第一のパッドのレシーバセットアップ
時間及び/又はレシーバホールド時間に対応する情報
(またはそれらの時間を表す情報)を提供するように適
合したものである。
【0007】本発明のいくつかの実施態様は、集積回路
の1つ以上のレシーバのセットアップ時間及び/又はホ
ールド時間を測定する為のシステムを提供するものであ
ると考えることが出来る。この点に関して、好適なシス
テムはIC及びATEを備える。ATEはICと電気的
に相互接続するように、そして少なくとも1つの刺激信
号をICへと供給するように構成されている。ICは、
第一のドライバ、第一のレシーバ及び第一の試験回路を
組み込んだ第一のパッドを含む。このような構成とした
場合、第一の試験回路は、ATEと電気的に通信するこ
とによりATEからの少なくとも1つの刺激信号に応答
して、第1のレシーバのレシーバセットアップ時間及び
/又はレシーバホールド時間に対応する情報をATEへ
と供給することが出来る。
【0008】本発明のいくつかの実施態様は、ICを試
験する為の方法を提供するものであると考えることが出
来る。この点に関して、好適な方法は、ATEをICと
電気的に相互接続するステップと、ICが第一のパッド
のレシーバセットアップ時間及び/又はレシーバホール
ド時間を測定するように少なくとも1つの刺激信号を供
給するステップと、第一のパッドのレシーバセットアッ
プ時間及び/又はレシーバホールド時間に対応する情報
を受信するステップとを含む。
【0009】本発明の他の実施態様は、コンピュータ読
み取り可能媒体を提供するものであると考えることが出
来る。この点に関して、好適なコンピュータ読み取り可
能媒体は、ICの1つ以上のレシーバのセットアップ時
間及び/又はホールド時間の測定を容易にするコンピュ
ータプログラムを組み込んだものであり、ATEが少な
くとも1つの刺激信号をICに供給できるようにするよ
う構成されたロジックを含むものである。更に、ICの
第一のレシーバのレシーバセットアップ時間及び/又は
レシーバホールド時間に対応する情報をATEが受信で
きるようにするよう構成されたロジックも設けられる。
【0010】本発明の他の特徴及び利点は添付図及び以
下の詳細な説明から当事者には明らかとなろう。それら
の特徴及び利点は全て特許請求の範囲に規定されている
本発明の範囲に含まれるものである。
【0011】特許請求の範囲に規定された本発明は、添
付図面を参照するとより良く理解することができる。図
中、各要素の相互寸法は必ずしも正確ではなく、本発明
の原理を明確に説明することに重点をおいて描いたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照して詳
細に説明するが、複数の図面にわたって同じ構成要素に
は同じ符号を付している。先にも触れたように、内蔵型
(デジタル)自己試験回路を集積回路へと組み込むこと
は既知である。先ず、かかる内蔵型自己試験回路を組み
込んだ典型的な集積回路100について図1を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、集積回路100は、ロ
ジック112及びデジタル自己試験回路114を組み込
んだコア110を備える。コア110はパッド116と
電気的に通信しており、パッド116は、例えば自動試
験装置(ATE)118等、集積回路の外部にある装置
と電気的に通信するように構成されている。このような
構成とした場合、外部装置(例えばATE118)から
供給される信号を、パッド116を含む伝送経路を経由
してコア110へと送ることができる。
【0014】既知の通り、デジタル自己試験回路114
はコア110に含まれる論理回路の機能ベースのデジタ
ル試験を実施するように構成されている。このような試
験を実現する為に、デジタル自己試験回路114は通
常、刺激信号発生器120及び応答信号アナライザ12
2を備えている。より具体的に説明すると、刺激信号発
生器120は、コアの論理回路を試験する為に1つ以上
のテストパターンを提供するように構成されている。論
理回路へと印加される1つ又は複数のパターンは、例え
ば0及び1といったデジタルデータから構成されてい
る。被験論理回路は様々なパターンに応答して1つ又は
複数の応答信号を応答信号アナライザ122へと供給す
る。応答信号アナライザ122はその応答を分析し、集
積回路外部へと提供可能な試験結果信号を生成すること
が出来る。従って、デジタル自己試験回路は、デジタル
テストパターンをコアの論理回路へと印加することによ
りコアのデジタル的機能試験を実施するものであり、従
来から、例えばATE118等の外部試験装置が、刺激
信号を集積回路に供給し、及び集積回路からの応答信号
を検査するという必要性を実質的に排除することでデジ
タル論理回路の試験を容易にするものであった。
【0015】図1に示したデジタル自己試験回路を比較
対象として、図2を参照して本発明に基づくレシーバ試
験システムの好適な実施態様の一般的特徴を説明する。
図2に描かれているように、レシーバ試験システム20
0にはコア212を含む集積回路210が組み込まれて
いる。コア212は、論理回路214を含み、パッド2
16と電気的に通信する。パッド216は、論理回路
と、集積回路外部にある例えばATE218のような装
置とを相互通信可能に接続するよう構成されている。先
にも述べた通り、パッド(例えばパッド216)は、I
C210の電気接触部として機能する物理的な場所、即
ち接触サイト220と、この接触サイトと協働してIC
内部のコンポーネントとIC外部のコンポーネントとを
電気的に通信可能にするパッド回路222を備えてい
る。既知のように、パッド回路は、パッドへと供給され
た信号を受信する為の1つ以上のレシーバと、外部装置
へと信号を供給する為のドライバを備えている。
【0016】集積回路210は更に、直接的又は間接的
にパッド216と電気的に通信するレシーバ試験回路2
24を備える。以下で詳細に説明するが、レシーバ試験
回路224は、選択されたATE機能を提供するように
構成されており、従って様々な構成の集積回路を試験す
る為に特別な外部ATEを設ける必要性を低減し得る可
能性を有している。図2において、レシーバ試験回路2
24は、コア212及びパッド216の外側に配置され
たものとして描かれているが、例えばコア内部又はパッ
ド内部に配置する等、他の多様な構成とすることが可能
であることは言うまでもない。更に試験回路は、試験す
べきパッド(例えばパッド216)以外のパッドを介し
てATEと通信するように構成することも可能である。
【0017】先にも述べたように、ATEは通常、様々
な種類の集積回路(IC)を試験する能力を有してい
る。しかしながら、特定の種類のIC試験においては所
与のATEの全試験能力を使う必要がない場合も多い。
更に、集積回路のパッド数が所与のATEの試験チャネ
ル数を越える場合もあり、これにより試験チャネル数を
多くしたATEを使用しなければならなかったり、或い
はICの全パッドを同時に試験出来ない等、最適な試験
手順を採ることが出来なくなったりする。
【0018】レシーバ試験回路をオンチップで設け、集
積回路210のようなICの試験を従来のATEを用い
て実施することができ、これによって、通常は従来のA
TEが提供しない試験能力をレシーバ試験回路が提供す
ることが出来る。このような構成において、レシーバ試
験回路は、所与の定のATEが提供しない、或いは提供
できない試験能力を提供すると共に、所与のATEが提
供する様々な機能を利用することが出来る。従って、本
発明の試験システム200は、従来のATE固有の強み
(例えば低コスト性)の少なくともいくつかを引き出す
一方で、改善された試験性能を提供することで、効率的
かつ効果的な集積回路試験を容易に実施可能にするもの
である。
【0019】本発明のレシーバ試験回路を用いれば、集
積回路の試験可能な端子(ピン)数は必ずしもATE
(ATEのテスタチャネル構成等)によって制約されな
い。例えば、被験ICのいくつかのパッドにATEから
スキャン試験信号やリセット信号といった信号を供給す
る間、その他のパッドをレシーバ試験回路によって試験
することが出来る。更に、このレシーバ試験回路を利用
することにより、ATEの試験周波数限界を超えた周波
数で集積回路を試験することが可能となる。
【0020】先にも述べた通り、本発明は、集積回路の
パッドのレシーバセットアップ時間(Tsetup)及び/
又はレシーバホールド時間(Thold)試験を容易にする
ものであり、その好適な実施態様では、このような試験
を、少なくとも部分的にオンチップ部品を使用すること
により容易にするものである。本明細書では、「レシー
バセットアップ時間」という用語を、データを適正に捕
捉する為にその時間の間はデータが有効でなければなら
ない、捕捉クロックエッジの前の時間間隔を指すものと
して、「レシーバホールド時間」という用語を、データ
を適正に捕捉する為にその時間の間はデータが有効でな
ければならない、捕捉クロックエッジの後の時間間隔を
指すものとして使用している。より具体的には、データ
を適正に捕捉する為には、データはクロックの立ち上が
りエッジ以前のTsetupにわたって有効でなければなら
ず、また、クロック立ち上がりエッジ後のTholdにわた
ってその値を維持しなければならないということであ
る。しかしながら、クロックの立ち上がりエッジ前のT
setup未満でデータが変化した場合は、所望のデータ値
のかわりに以前のデータ値が捕捉される可能性がある。
更に、クロックの立ち上がりエッジ後のThold未満でデ
ータが変化した場合は、所望のデータ値のかわりに新し
いデータ値が捕捉される可能性がある。
【0021】Tsetup及びTholdのグラフを図3に示す
が、これは代表的なデータ信号302及び304が論理
0と論理1との間を遷移する様子を示したものである。
更にクロック信号306も描かれているが、Tsetup
びTholdはこのクロック信号とデータ信号との関係にお
いて示されている。図において、Tsetupは、T1からT
2までの時間として示されており、T1は、データが第一
の論理値から有効な第二の論理値へと遷移した時点であ
り、T2は、クロックエッジが立ち上がりつつある時点
である。また、Tholdは、T2からT3までの時間として
示されており、T3は、データが第二の論理値から有効
な第三の論理値へと遷移した時点である。
【0022】図4は、本発明の好適な実施態様における
機能及び動作を説明するフローチャートである。各ブロ
ックに記した機能の実行順序は図4に示したものと異な
っていても良い。実際、例えば図4中の2つの連続する
ブロックがほぼ同時に実行される場合があり、また、い
くつかの実施態様では、逆の順番で実行される場合があ
る。図4に示す実施態様、即ち方法は、XTsetup及び
XTholdの初期値が確立されるブロック402から開始
されるものと考えることが出来る。より具体的に説明す
ると、XTsetup及びXTholdは被験パッドレシーバへ
と信号を印加する可変時間期間に相当する。これらの時
間期間XTsetup及びXTholdは、以下に説明するよう
に、本発明においてパッドレシーバの実際のTsetup
びTholdを判定する為に用いられる。
【0023】ブロック404へと進むと、捕捉クロック
の立ち上がりエッジ以前のXTsetu pの期間にわたっ
て、そして立ち上がりエッジ後のXTholdの期間にわた
って、入力データ信号(DATAIN)(すなわち、論理
「0」又は論理「1」)がレシーバへと供給される。D
ATAINに対応するレシーバの出力データ信号(DAT
OUT)を決定した(ブロック406)後、DATAOUT
がDATAINに等しいかどうかが判定される(ブロック
408)。例えば、DATAINが論理「1」であった場
合、DATAOUTが論理「1」であるかどうかが判定さ
れる。DATAINとDATAOUTが等しくないと判定さ
れた場合、処理はブロック410へと進み、ここでXT
setupが前に確立された値とは異なる値に設定される。
その後処理はブロック404へと戻り、DATAINとD
ATAOUTが等しくなるまで上述したステップが繰り返
される。このような構成とした場合、上記のブロック4
04〜410は、被験レシーバの実際のTsetupを確立
する為のステップであると考えることが出来る。具体的
には、XTholdpreferablyを一定に保ちつつ、XTse
tupをDATAINとDATAOUTが等しくなるまで調整し
て行く。従って、Tsetu pは、DATAIN=DATAOUT
となったときのXTsetupの値に相当する。
【0024】上述のXTsetupの利用においては、XT
setupの初期値としてDATAINがDATAOUTに等しく
ならないものを想定している。しかしXTsetupの初期
値としてDATAINがDATAOUTに等しくなる値を利
用しても良いことは言うまでもない。このような実施例
においては、XTholdは一定に保たれる一方でXTsetu
pはDATAINがDATAOUTと等しくなくなるまで調整
される。従って、Tsetu pは、DATAIN≠DATAOUT
となったときのXTsetupの値に相当する。更にいくつ
かの実施態様では、TholdをTsetupを決定する前に決
定することができる。
【0025】図4の説明に戻るが、DATAINがDAT
OUTに等しいことが判明した場合、処理はブロック4
12に進み、XTsetupが先に設定されていた初期値に
リセットされる。ブロック414では、XTholdが前に
設定されていたものとは異なる値に設定される。ブロッ
ク416へと進むと、捕捉クロックの立ち上がりエッジ
前のXTsetupの期間及び立ち上がり後のXTholdの期
間を通じてDATAINが継続的にレシーバへと供給され
る。その後、DATAOUTがDATAINに等しいかどう
かが判定される(ブロック418及び420)。DAT
INとDATA OUTが等しくないと判定された場合、処
理はブロック414へと戻り、XTholdが前に設定され
た値とは異なる値に設定される。その後、DATAIN
DATA OUTが等しくなるまで、上述したブロック41
6以降の処理が実施される。このように構成した場合、
上述したブロック414〜420は、被験レシーバの実
際のTholdを確立する為のステップであると考えること
が出来る。具体的には、XTsetupを好ましくは一定に
保つ一方、XTholdをDATAINとDATAOUTが等し
くなるまで調整する。従って、Tholdは、DATAIN
DATAOUTが得られたときのXTholdの値に相当す
る。
【0026】上述のXTholdの利用においては、XT
holdの初期値としてDATAINがDATAOUTに等しく
ならないものを想定している。しかし、XTholdの初期
値としてDATAINがDATAOUTに等しくなる値を利
用しても良いことは言うまでもない。このような実施態
様では、XTsetupは一定に保たれる一方でXThold
DATAINがDATAOUTと等しくなくなるまで調整す
る。従って、Tholdは、DATAIN≠DATAOUTが得
られたときのXTholdの値に相当する。
【0027】図5Aは、本発明の好適な実施態様を示し
たものである。図5Aに示すように、集積回路のパッド
500は、接触サイト(例えば接触サイト502)及び
接触サイトに関連するパッド回路(例えばパッド回路5
04)の両方を含む。回路504は、例えばリード線5
08を介して接触サイト502と電気的に通信するドラ
イバ506を備えている。ドライバ506は、ICコア
からデータ信号510及びドライバイネーブル信号51
2を受信するよう構成されている。ドライバ506は、
更にレシーバ514と電気的に相互接続しているが、こ
れらの間にオプションの抵抗516を設けることも出来
る。レシーバ514は、例えばリード線518を介して
入力を受信し、例えばリード線520を介して集積回路
のICコアに出力を提供するように構成されている。
【0028】図5Aにはまた、本発明のレシーバ試験回
路530の好適な実施態様も示されている。具体的に
は、レシーバ試験回路530は、矢印532で示すよう
にドライバ入力と、及び矢印534で示すようにレシー
バ出力と通信するように構成されている。レシーバ試験
回路530は、先に説明したXTsetup+XTholdの期
間にわたり入力データ信号(すなわち、論理「0」又は
論理「1」)をレシーバへと供給するように構成されて
いる。レシーバ試験回路530は更に、入力データ信号
に対応するレシーバの出力データ信号を判定又は捕捉す
るように構成されている。
【0029】次に、図5Bに、レシーバ試験回路530
の好適な実施態様をより詳細に示す。図5Bに示すレシ
ーバ試験回路530の好適な実施例態様は、ランチ(la
unch)フリップフロップ(供給用フリップフロップ)5
40及び捕捉用フリップフロップ542を備えている。
ランチフリップフロップ540は、ランチ(launch)ク
ロック信号544を受信し、これに応答して反転データ
信号をドライバ506の入力へと供給するように構成さ
れている。例えば、フリップフロップ540のQ出力が
インバータ546へと供給される。従って、ランチクロ
ック信号の立ち上がりエッジによりランチフリップフロ
ップのQ出力に遷移が生じることになる。
【0030】捕捉用フリップフロップ542は、レシー
バ514の出力と電気的に連絡している。捕捉用フリッ
プフロップ542は、捕捉クロック信号548を受信
し、これに応答してレシーバ514の出力データ信号を
補足するように構成されている。クロック間の時間差
が、既知及び/又は制御可能であれば、ランチクロック
及び捕捉クロックの送出を、内部タイミング発生器、外
部テスタ又は他の適切な装置(図5Bには図示せず)に
より制御することが出来る。
【0031】次に、図5Bに示した実施態様の動作につ
いて図6のタイミング図を参照して説明する。図6に
は、代表的なデータ信号602及び604と、ランチク
ロック信号606及び捕捉クロック信号608が示され
ている。図6に示すように、ランチクロックの第一の立
ち上がりエッジ610によりデータの遷移が生じる。そ
の後、捕捉クロックが送出されて、捕捉クロックの立ち
上がりエッジ(例えば612)が提供される。立ち上が
りエッジ610から立ち上がりエッジ612までの時間
差を(データ信号に対して)分析することにより、T
setupを決定することが出来る。その後、ランチクロッ
クの第二の立ち上がりエッジ614によりデータに次の
遷移が生じる。立ち上がりエッジ612から立ち上がり
エッジ614までの時間差は、Tholdの決定に利用する
ことが出来る。留意すべきは、実際のTsetup及びT
holdを決定する場合、ランチフリップフロップのクロッ
ク−Q遅延(TCQ)を考慮しなければならないという点
である。
【0032】次に、図7に、本発明の代替実施態様を示
す。図7に示すように、集積回路のパッド700は、接
触サイト702及びパッド回路704を備えている。回
路704は、接触サイト702とリード線708等を介
して電気的に連絡するドライバ706を備える。ドライ
バ706は、ICコアからデータ信号710及びドライ
バイネーブル信号712を受信するように構成されてい
る。ドライバ706は更に、レシーバ714とも電気的
に相互接続されており、これらの間にはオプションの抵
抗716を結合することも出来る。レシーバ714は、
例えばリード線718を介して入力を受けるように構成
されており、また、例えばリード線720を介して集積
回路のICコアへと出力を供給するように構成されてい
る。
【0033】レシーバ試験回路730を、矢印732で
示すようにドライバ入力と、及び矢印734で示すよう
にレシーバ出力とそれぞれ連絡するように構成すること
が出来る。レシーバ試験回路730は、ランチフリップ
フロップ740及び捕捉用フリップフロップ742を備
える。ランチフリップフロップ740は、クロック信号
744を受信し、これに応答して反転データ信号をドラ
イバ706の入力へと供給するように構成されている。
例えば、フリップフロップ740のQ出力がインバータ
746へと供給される。従って、ランチクロック信号の
立ち上がりエッジによりランチフリップフロップのQ出
力に遷移が生じることになる。
【0034】捕捉用フリップフロップ742は、レシー
バ714の出力と電気的に連絡している。捕捉用フリッ
プフロップ742は、クロックの立下りエッジによりレ
シーバ714の出力データ信号を捕捉することが出来る
ように、たち下がりエッジによりトリガされるもの(ne
gative-edge triggered flip-flop)であることが好ま
しい。
【0035】図7に示した実施態様の動作を図8のタイ
ミングチャートを参照して説明する。図8には、代表的
なデータ信号802及び804とランチクロック信号8
06が示されている。図8に示すように、ランチクロッ
クの第一の立ち上がりエッジ810によりデータに遷移
が生じている。その後、ランチクロックの立下りエッジ
812によりデータの捕捉が可能となる。立ち上がりエ
ッジ810と立下りエッジ812との間の時間差を(デ
ータ信号に対して)分析することにより、Tse tupを決
定することが出来る。その後、ランチクロックの第二の
立ち上がりエッジ814によりデータに次の遷移が生じ
る。立下りエッジ812から立ち上がりエッジ814ま
での時間差は、Tholdの決定に用いることが出来る。実
際のTse tup及びTholdの決定においては、ランチフリ
ップフロップのクロック−Q遅延(TCQ)を考慮しなく
てはならないことに注意が必要である。
【0036】次に図9を参照して、レシーバ試験回路の
実装及び較正を含む本発明の様々な態様について詳細に
説明する。図9に示すように、本発明の好適な実施態様
900は、複数のパッドを有する集積回路910を備え
ている。具体的には、集積回路910は、パッド1〜6
(それぞれ、パッド912、914、916、918、
920及び922)を含んでいる。更に集積回路は、図
9に示すように、試験1〜6(それぞれ、930、94
0、950、960、970及び980)といった様々
なレシーバ試験回路も備えている。これら複数のレシー
バ試験回路は、それぞれに対応するパッドと様々な構成
で電気的に連絡している。例えば、回路930は、伝送
経路932(双方向経路であることが好ましい)を介し
てパッド912と直接的に連絡している。回路940
は、伝送経路942及び944を介してパッド914及
び916のそれぞれと連絡している。回路950及び9
60は、伝送経路952及び962をそれぞれに介して
パッド918と電気的に連絡している。回路970は、
伝送経路972及び974を介してパッド920及び9
22のそれぞれと連絡している。回路980は、伝送経
路982及び984のそれぞれを介してパッド920及
び922と連絡している。従って、集積回路は、様々な
種類のパッドを含むと同時に、各種パッドと各種レシー
バ試験回路との間に様々な相互通信構成を備えることが
出来る。
【0037】本発明を限定するものではないが、一具体
例をあげると、集積回路は、複数のパッドを試験する為
に1つのレシーバ試験回路を利用するように構成された
ものでも良い(例えば同種の複数のパッドを1つのレシ
ーバ試験回路を用いて試験する等)。このような構成の
概略を図9のパッド2及びパッド3(いずれも試験2に
より試験される)によって示す。
【0038】図9に示すように、ATE902は、様々
な伝送経路構成を利用して集積回路910の試験回路と
電気的に連絡している。例えば、回路930は、伝送経
路932、パッド912及び伝送経路992を介してA
TEと連絡する。回路940は、伝送経路942、パッ
ド914及び伝送経路994を介してATEと連絡す
る。回路950は、伝送経路952、パッド918及び
伝送経路997を通じてATEと連絡する。回路960
は、伝送経路962、パッド918及び伝送経路996
を介してATEと連絡する。回路970は、伝送経路9
74、パッド922及び伝送経路998を介してATE
と連絡する。回路980は、伝送経路982、パッド9
22及び伝送経路998を介してATEと連絡する。ま
た、様々な機能がコントローラ1000(後で詳述す
る)により起動される。
【0039】先にも説明したように、本発明は、自動試
験装置が集積回路の試験機能を容易に実施できるように
するものである。この点に関して、本発明のいくつかの
実施態様は、集積回路を試験する為のレシーバ試験シス
テムを提供するものであると言える。具体的には、いく
つかの実施態様のレシーバ試験システムは、ATE(例
えば図9のATE900)と組み合わされた1つ以上の
レシーバ試験回路と、例えば図9に示したコントローラ
1000により実現することが可能な適正な制御機構と
を含むものである。コントローラは、ハードウエア、ソ
フトウエア、ファームウエア又はこれらの組み合わせに
より実現することが出来る。しかしながら好適な実施態
様では、コントローラは、異なるプラットフォーム及び
オペレーティングシステム(OS)上で動作可能なソフ
トウエアパッケージとして実現されているものであり、
これについては後で詳述する。具体的には、制御システ
ムの好適な実施態様は、論理機能を実現する為の実行可
能命令の順序付けられたリストを含み、コンピュータベ
ースのシステムやプロセッサ内蔵システムのような命令
実行システム、機器又は装置、或いは命令実行システ
ム、機器又は装置からの命令をフェッチして実行するこ
とが出来る他のシステムにより使用される、又はそのよ
うなシステムに関連して使用される、任意のコンピュー
タ読み取り可能媒体において実現することが出来る。本
明細書では、「コンピュータ読み取り可能媒体」という
用語を、命令実行システム、機器又は装置によって使用
される、またはそれらに関連して使用されるプログラム
を、記憶、保存、通信、伝播又は伝送することが可能な
任意の手段を指すものとして使用する。
【0040】コンピュータ読み取り可能媒体は、例えば
電子、磁気、光学、電磁、赤外線又は半導体のシステ
ム、機器、装置、デバイス、又は伝播媒体であっても良
いが、これらに限られない。コンピュータ読み取り可能
媒体のより具体的な例としては、1本以上のワイヤを有
する電気接続(電子的)、ポータブルコンピュータディ
スク(磁気的)、ランダムアクセスメモリ(RAM:磁
気的)、読み出し専用メモリ(ROM:磁気的)、消去
可能、プログラム可能、読み出し専用メモリ(EPRO
M又はフラッシュメモリ:磁気的)、光ファイバ(光学
的)及びポータブルコンパクトディスク読み出し専用メ
モリ(CDROM:光学的)等が含まれるがこれらに限
られない。単にプログラムを印刷した用紙や他の適切な
媒体でさえ、例えば、その用紙又は他の媒体を光学的に
スキャンし、コンパイルして翻訳する、または、必要に
応じて他の適切な方法で処理してコンピュータメモリ中
に記憶することにより、そのプログラムを電子的に取り
込むことが出来る為、コンピュータ読み取り可能媒体と
なり得る。
【0041】図10に、本発明の制御システム1010
の機能(後述する)の実現を容易にすることができ、従
って、例えば図9のコントローラ1000として使用す
ることが可能な典型的なコンピュータシステム又はプロ
セッサベースのシステムを示す。図10に示すように、
コンピュータシステムは、一般に、プロセッサ1012
及びオペレーティングシステム(OS)1016を含む
メモリ1014を備える。メモリ1014は、RAMや
ROM等の揮発性メモリ素子及び不揮発性メモリ素子の
任意の組み合わせとすることができる。プロセッサ10
12は、命令及びデータをバス等のローカルインターフ
ェース1018を介してメモリ1014から受け取る。
システムは、更に1つ以上の入力装置1020及び1つ
以上の出力装置1022を備える。入力装置としては、
シリアルポート、スキャナ、又はローカルアクセスネッ
トワーク接続等があげられるが、これらに限らない。出
力装置としては、ビデオディスプレイ、ユニバーサル・
シリアルバス(USB)、又はプリンタポート等があげ
られるが、これらに限られない。一般的に、このシステ
ムは、各種の異なるプラットフォーム、及びHP-UX(商
標)、Linux(商標)、Unix(商標)、Sun Solaris(商
標)、又はWindows NT(商標)等(但し、これらに限ら
れない)を含むOS上で動作することが出来るものであ
る。本発明の制御システム1010は、メモリ1014
中に常駐し、プロセッサ1012により実行されるもの
であるが、その機能について以下で説明する。
【0042】図11のフローチャートは、図10に示し
た制御システム1010の好適な実施例の機能及び動作
を示すものである。フローチャートの各ブロックは、指
定された1つ又は複数の論理機能を実施する為の1つ以
上の実行可能命令から構成されるモジュールセグメン
ト、又はコードの部分を表している。いくつかの代替実
施例では、各ブロックに記載した機能が図11に示した
順序で実行されない場合もある。例えば、図11では連
続して示されている2つのブロックは、実際には、実質
的に同時に実行される場合もあれば、含まれる機能に依
存して逆の順序で実行されることもある。
【0043】図11に示すように、制御システムの機能
(即ち方法)は、好ましくは、被験ICがATEと電気
的に相互接続されるブロック1110から開始する。ブ
ロック1112に進むと、被験ICに対応するプロファ
イルデータが受信される。このプロファイルデータに含
まれるのはICの種類及び/又はATE−IC間の相互
接続の導通状態に関する情報等であるが、これらに限ら
れない。プロファイルデータの提供方式は様々であり、
例えばオペレータによるワークステーションへの入力
や、ATEによりアナログ試験回路に送られた試験開始
信号に対する応答といった形態で提供することができ
る。プロファイルデータの受信後、処理はデータを評価
する(例えば試験を進めることが可能であるかどうかに
ついての判定を行う)ブロック1114に進む。
【0044】ブロック1116では、ATEからレシー
バ試験を容易にするために適切な信号(例えばレシーバ
setup及びThold)が被験ICへと送られる。ブロッ
ク1118では、ATE等によって試験データが受信さ
れるが、このデータは、例えば、試験サイクル中に断続
的に受信したり、試験完了後に受信するなどの適切なや
り方で受信される。ブロック1120において、レシー
バデータが評価され、その後ブロック1122におい
て、レシーバ及び関連するコンポーネントが所要の機能
を果たしているかどうかが判定される。レシーバが所要
の機能を果たしていないと判定された場合、処理はブロ
ック1126へと進み、上述した処理ステップ1110
から1122までの少なくとも一部を繰り返す等によっ
て試験結果の検証が実施される。その後、集積回路が、
所要の機能を果たしていないという判定結果が再度得ら
れた場合、処理はブロック1128へと進み、その集積
回路は不合格品として排除される。しかし集積回路が所
要の機能を果たしているという判定結果が得られた場
合、処理はブロック1124へと進み、試験手順は終了
する。
【0045】既知のことであるが、ATEを集積回路の
試験に用いる場合、正確な測定値を確実に得ることが出
来るようにATEを較正しなければならない。本発明
は、少なくとも選択されたATE機能を提供するもので
ある為、レシーバ試験回路にも較正を実施しなければな
らない。較正問題に対処する典型的な従来方法の中に
は、自己較正を実施するように試験回路を設計する方
法、プロセス、電圧及び温度(PVT)に対して変動し
ないように試験回路を設計する方法、試験回路を全く較
正しない方法等が含まれる。自己較正型試験回路に関し
て言えば、このような技術を採用した場合、試験回路の
サイズが集積回路内部に組み込むには現実的でないほど
大きくなってしまうという潜在的な欠点がある。PVT
によるばらつきを生じないように試験回路を設計する方
法については、このようにPVTに対して不変に設計す
ることなど、事実上不可能である。実際、これまでにと
られて来た一般的な解決策とは、PVTの変化を特性付
け、予測可能にすることである。更にこの技術によって
も回路が実用に適さないサイズにまで大きくなってしま
う場合がある。試験回路の較正を意図的に行わない方法
の場合、当然のことながら、試験回路の試験結果は不正
確なものとなり、これによって機能不良でありながら出
荷されてしまう集積回路の数や、適正に機能しているに
もかかわらず破棄されてしまう集積回路の数が増大する
ことになる。
【0046】本発明のレシーバ試験回路も較正すること
が望ましい為、以下に好適な較正方法を説明するが、こ
れはあくまでも一例であり、較正方法をこれに限定する
意図はない。図12に示すように、レシーバ試験回路の
好適な較正方法1200は、試験を行う集積回路の所定
のパッドをATEへと接続するブロック1210から始
まるのが好ましい。ある回路デザイン(例えばパッド)
が1つのIC中に複数回使用されている場合、その回路
デザイン部のそれぞれに同じレシーバ試験回路を関連付
けるのが好ましい。このような構成の場合、ブロック1
210におけるパッドのATEへの接続には、ATEを
その回路デザイン部の1つ以上のものに単に接続するこ
とが含まれるのが好ましい。回路デザインが重複してい
る各部分は無欠陥状態では電気的挙動が同じであると想
定される為、ATEに接続されたその回路デザイン部に
ついてなされた測定は、それと同じ回路デザインからな
る他の回路デザイン部についてなされた測定と相関する
ものと考えられる。しかし、ブロックの同一デザイン部
の各々は無欠陥状態での電気的挙動が同じであると想定
される為、各パッドタイプにつき1つの無接続パッドを
使用するだけで良いのであるが、更なるエラー検出及び
比較の為に追加のパッドを使用しても良い。
【0047】次にブロック1212へと進み、レシーバ
試験回路がイネーブルになる。ATEと適切なレシーバ
試験回路がいずれもイネーブルになると、ATE及びレ
シーバ試験回路のいずれか一方、又は両方によるT
setupやThold等の測定が可能となる。従って、ブロッ
ク1214及び1216に示すように、処理には、AT
E測定値を受信するステップとレシーバ試験回路測定値
を受信するステップの両方が含まれる。ブロック121
8においては、ATE測定データとレシーバ試験回路デ
ータが適正に対応するかどうか(例えば、それらが一致
するか否か)が判定され、これによりレシーバ試験回路
の較正が適正であるかどうかが示される。これらの測定
値が対応しないと判定された場合、処理はブロック12
20へと進み、ATEから得られた測定値に一致するよ
うにレシーバ試験回路測定値が調整される。その後処理
はブロック1214へと戻り、レシーバ試験回路測定値
が適切に較正されるまで上述の手順が実施される。較正
が適正に完了すると、処理はブロック1222にて終了
する。
【0048】以上の説明は、本発明を説明する目的で記
載したものであり、本発明を開示した形態そのものに限
定することを意図したものではない。上述の教示内容に
照らして、様々な修正び変形が可能である。開示した実
施態様は、本発明の原理及びその実用的応用例を最もわ
かりやすく説明し、これによって、当事者が、本発明を
様々な実施形態で利用し、企図した特定の用途に応じて
種々の変更を加えることが出来るように選択し、記載し
たものである。従って、そのような修正及び変形は、本
願特許請求の範囲によって決定される本発明の範囲に含
まれるものである。
【0049】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。 1.集積回路(IC)(210)を試験する為の方法で
あって、前記ICが、該ICの外部コンポーネントとの
信号インターフェースとして構成された第一のパッド
(216、500)を有し、前記第一のパッドが、前記
ICの外部コンポーネントから信号を受信し、これに応
答してデジタル信号を供給するように構成されたレシー
バ(514)を有しており、前記ICと自動試験装置
(ATE)(218)とを電気的に相互接続するステッ
プと、前記ICが前記第一のパッドのレシーバセットア
ップ時間及びレシーバホールド時間を測定するように、
少なくとも1つの刺激信号を供給するステップと、前記
第一のパッドの前記レシーバセットアップ時間及びレシ
ーバホールド時間に対応する情報を受信するステップを
含む、方法。 2.少なくとも1つの刺激信号を供給する前記ステップ
が、前記ICの第一のフリップフロップ(540)をイ
ネーブルにして、出力信号を前記第一のパッドの前記レ
シーバに送るステップと、前記第一のフリップフロップ
の前記出力信号に対応する、前記第一のパッドのレシー
バの出力を判定するステップを含む、上項1に記載の方
法。 3.前記ICが、複数のパッドを有しており、前記IC
と自動試験装置(ATE)とを電気的に相互接続する前
記ステップが、前記ATEと前記複数のパッドのサブセ
ットとを電気的に相互接続するステップを含む、上項1
に記載の方法。 4.ICの第一のフリップフロップをイネーブルにし
て、出力信号を前記第一のパッドのレシーバに送る前記
ステップが、第一のクロック信号を前記第一のフリップ
フロップに供給するステップと、前記第一のクロック信
号に応答して、前記第一のフリップフロップのデータ出
力を反転するステップと、前記第一のフリップフロップ
の前記データ出力を、第二のクロック信号以前の第一の
時間間隔にわたって、さらに、前記第二のクロック信号
後の第二の時間間隔を通じて前記レシーバに供給するス
テップを含む、上項2に記載の方法。 5.レシーバの出力を判定する前記ステップが、第二の
フリップフロップ(542)をイネーブルにして、前記
第二のクロック信号に応答して前記レシーバの出力を捕
捉するステップを含む、上項4に記載の方法。 6.前記第一のフリップフロップのデータ出力を前記レ
シーバに供給する前記ステップが、前記第一の時間間隔
を変化させ、かつ、前記第二の時間間隔を一定に保ちつ
つ、前記レシーバセットアップ時間を求めるステップ
と、前記第二の時間間隔を変化させ、かつ、前記第一の
時間間隔を一定に保ちつつ、前記レシーバホールド時間
を求めるステップを含む、上項4に記載の方法。 7.集積回路(IC)(210)であって、前記ICの
少なくとも一部と電気的に連絡する第一のパッド(21
6、500)であって、該第一のパッドは、第一のドラ
イバ(506)及び第一のレシーバ(514)を有して
おり、前記第一のドライバは、前記ICの外部コンポー
ネントに第一のパッド出力信号を供給するように構成さ
れており、前記第一のレシーバは、前記ICの外部コン
ポーネントから第一のパッド入力信号を受信して、前記
第一のパッド入力信号に応答して第一のレシーバデジタ
ル出力信号を、前記IC内部のコンポーネントに供給す
るように構成されていることからなる、第一のパッド
と、前記ICの内部にあって、前記第一のパッドのレシ
ーバセットアップ時間及びレシーバホールド時間に対応
する情報を提供するよう構成された第一の試験回路(2
24、530)を備える、集積回路。 8.前記第一の試験回路が、前記レシーバと電気的に連
絡する第一のフリップフロップ(540)を備え、前記
第一のフリップフロップが、クロック信号以前の第一の
時間間隔にわたって、かつ、前記クロック信号後の第二
の時間間隔にわたって、データ信号を前記第一のレシー
バに供給するように構成される、上項7に記載のIC。 9.集積回路(IC)(210)であって、前記ICの
少なくとも一部分と電気的に連絡する第一のパッド(2
16、500)であって、該第一のパッドは、第一のド
ライバ(506)及び第一のレシーバ(514)を有し
ており、前記第一のドライバは、前記ICの外部コンポ
ーネントに第一のパッド出力信号を供給するように構成
されており、前記第一のレシーバは、前記ICの外部コ
ンポーネントから第一のパッド入力信号を受信して、前
記第一のパッド入力信号に応答して第一のレシーバデジ
タル出力信号を前記ICの内部コンポーネントに供給す
るように構成されていることからなる、第一のパッド
と、前記第一のパッドのレシーバセットアップ時間及び
レシーバホールド時間に対応する情報を提供する為の手
段を備える、集積回路。 10.集積回路(IC)(210)のレシーバのレシー
バセットアップ時間及びレシーバホールド時間を測定す
る為のシステム(200)であって、ICと電気的に相
互接続して、少なくとも1つの刺激信号を前記ICに供
給するように構成された自動試験装置(ATE)(21
8)と、第一のパッド(216,500)を有する集積
回路(IC)とを備え、前記第一のパッドが、第一のド
ライバ(506)、第一のレシーバ(514)及び第一
の試験回路(224、530)を有しており、前記第一
のドライバが、前記ATEに第一のパッド出力信号を供
給するように構成されており、前記第一のレシーバが、
前記ATEから第一のパッド入力信号を受信して、前記
第一のパッド入力信号に応答して第一のレシーバデジタ
ル出力信号を前記ICの内部コンポーネントに供給する
ように構成されており、前記第一の試験回路が、前記A
TEと電気的に通信することにより、前記ATEからの
前記少なくとも1つの刺激信号の受信に応答して、前記
第一のパッドの前記第一のレシーバのレシーバセットア
ップ時間及びレシーバホールド時間に対応する情報を前
記ATEに供給するように構成されることからなる、シ
ステム。
【0050】本発明の概要は次のようである。本発明の
集積回路(IC)は、そのパッドのレシーバセットアッ
プ時間及び/又はレシーバホールド時間に対応する情報
を提供するよう構成される。好適なIC(210)は、それ
の少なくとも一部分と電気的に通信する第1のパッド(2
16,500)を備える。第1のパッドは、第1のドライバ(50
6)と第1のレシーバ(514)を有しており、第1のドライ
バは、IC外部のコンポーネントに第1のパッド出力信
号を供給するように構成され、第1のレシーバは、IC
外部のコンポーネントから第1のパッド入力信号を受信
するように構成される。第1のレシーバは、また、第1
のパッド入力信号に応答して、第1のレシーバディジタ
ル出力信号を前記IC内部のコンポーネントに供給する
よう構成される。IC内部には第1の試験回路(224,53
0)も設けられる。第1の試験回路は、第1のパッドのレ
シーバセットアップ時間及び/又はレシーバホールド時
間に対応する情報を提供するよう構成される。システム
及び方法も開示されている。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ATEのテスタチャネ
ル数や試験周波数限界といった性能上の制約をカバーし
て効率的な集積回路の試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるデジタル自己試験回路を組み込
んだ典型的な集積回路を示す概略図である。
【図2】本発明の試験システムの好適な実施態様を示す
概略図である。
【図3】代表的なレシーバセットアップ時間
(Tsetup)及びレシーバホールド時間(Thold)を示
すタイミング図である。
【図4】本発明の好適な実施態様の機能を示すフローチ
ャートである。
【図5A】本発明の好適な実施態様を示す概略図であ
る。
【図5B】図5Aに示した実施態様の回路図であり、好
適な回路実施例の詳細を示している。
【図6】図5A及び図5Bに示した実施態様の機能を示
すタイミング図である。
【図7】本発明の代替実施態様を示す概略図である。
【図8】図7に示した実施態様の機能を示すタイミング
図である。
【図9】本発明の好適な実施態様を示す概略図である。
【図10】本発明のコントローラとして利用可能な典型
的なプロセッサベースのシステムを示す概略図である。
【図11】本発明の好適な実施態様の機能を示すフロー
チャートである。
【図12】較正処理における本発明の好適な実施態様の
機能を示すフローチャートである。
【符号の説明】
200 レシーバ試験システム 210 集積回路 216、500 パッド 218 自動試験装置(ATE) 506 ドライバ 514 レシーバ 224、530 試験回路 540、542 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフェリー・アール・リアリック アメリカ合衆国コロラド州80526,フォー トコリンズ,ネズビット・コート・3206 (72)発明者 ジョン・ジー・ローアボー アメリカ合衆国コロラド州80525,フォー トコリンズ,サン・ルイス・ストリート・ 3173 (72)発明者 シャド・シェプストン アメリカ合衆国コロラド州80520,ファイ アーストーン,ウースター・アベニュー・ 365 Fターム(参考) 2G132 AA01 AB04 AB07 AG01 AK07 AK09 AK22 AL05 AL11 4M106 AA08 AC02 BA01 CA70

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路(IC)(210)を試験する為
    の方法であって、 前記ICが、該ICの外部コンポーネントとの信号イン
    ターフェースとして構成された第一のパッド(216、
    500)を有し、前記第一のパッドが、前記ICの外部
    コンポーネントから信号を受信し、これに応答してデジ
    タル信号を供給するように構成されたレシーバ(51
    4)を有しており、 前記ICと自動試験装置(ATE)(218)とを電気
    的に相互接続するステップと、 前記ICが前記第一のパッドのレシーバセットアップ時
    間及びレシーバホールド時間を測定するように、少なく
    とも1つの刺激信号を供給するステップと、 前記第一のパッドの前記レシーバセットアップ時間及び
    レシーバホールド時間に対応する情報を受信するステッ
    プを含む、方法。
JP2002072537A 2001-03-21 2002-03-15 集積回路のパッドレシーバの試験を容易にする為のシステム及び方法 Withdrawn JP2002340987A (ja)

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