JP2002339314A - アスファルトフィニッシャの舗装厚制御装置及びアスファルトフィニッシャ及び舗装施工システム - Google Patents

アスファルトフィニッシャの舗装厚制御装置及びアスファルトフィニッシャ及び舗装施工システム

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JP2002339314A
JP2002339314A JP2001143864A JP2001143864A JP2002339314A JP 2002339314 A JP2002339314 A JP 2002339314A JP 2001143864 A JP2001143864 A JP 2001143864A JP 2001143864 A JP2001143864 A JP 2001143864A JP 2002339314 A JP2002339314 A JP 2002339314A
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Japan
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pavement thickness
screed
pavement
distance measuring
inclination
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Application number
JP2001143864A
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English (en)
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Makoto Omori
誠 大森
Kaoru Kumagai
薫 熊谷
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業環境に影響されることなく高精度に舗装厚
を検出し、無駄のない而も所定の舗装厚を確保する。 【解決手段】車体1後方に設けられたスクリード3の高
さ及び傾きを変えることによって舗装厚を調整するアス
ファルトフィニッシャに於いて、前記スクリードの少な
くとも一方側の走行方向に沿って、所定の間隔で設けら
れた複数の光波距離測定装置18,19と、該光波距離
測定装置から得られた地表迄の距離の差から舗装厚を算
出し、算出した舗装厚が所定の値となる様に前記スクリ
ードの高さ及び傾きを調整する舗装厚調整部10を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗装工事に於いて
アスファルト合材を敷均すアスファルトフィニッシャ、
及びアスファルトフィニッシャの舗装厚制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】舗装工事の最終工程として、アスファル
ト合材を均一に敷均す作業があり、敷均されたアスファ
ルト合材の厚みは耐久性等の問題から規定値以上である
ことが求められる。
【0003】アスファルト合材を敷均す作業はアスファ
ルトフィニッシャによって行われるが、従来のアスファ
ルトフィニッシャについて図12により説明する。
【0004】車体1の前部には、アスファルト合材を入
れるホッパ2が設けられている。該ホッパ2内のアスフ
ァルト合材は前記車体1の下部に位置するフィーダ(図
示せず)によって後方(図12中右方)に移送され、そ
の後該フィーダに対して直交する方向に設けられたスク
リュー(図示せず)によって左右に均等に広げられてス
クリード3によって敷均される。
【0005】該スクリード3はレベリングアーム4を介
して前記車体1の側面、略中央に位置する支持軸5によ
り支持されている。該支持軸5はピボットシリンダ10
によって上下に移動操作される構造となっている。
【0006】前記レベリングアーム4にはそれぞれに測
定装置6が設けられている。該測定装置6は、前記レベ
リングアーム4に設けられた測定アーム7と、該測定ア
ーム7の先端に設けられた第1の高さセンサ8と、前記
測定アーム7の中央部に設けられた第2の高さセンサ9
と、前記測定アーム7の傾斜角を測定する傾斜センサ1
1とから構成されている。前記測定アーム7の基端(図
中右端)は前記スクリード3を支持する枠体12にピン
で支持され、前記測定アーム7は前記スクリード3の上
下により傾動する。尚、前記第1の高さセンサ8、第2
の高さセンサ9は超音波を利用した高さセンサである。
【0007】該第1の高さセンサ8と第2の高さセンサ
9が検出する高さ及び第1の高さセンサ8と第2の高さ
センサ9が設けられている間隔と、前記傾斜センサ11
が検出する傾斜角と、前記支持軸5から前記スクリード
3迄の距離から舗装厚を算出することができる。
【0008】尚、舗装厚は前記レベリングアーム4の高
さと前記スクリード3の角度により決まる。舗装厚を厚
くする場合には、前記ピボットシリンダ10により前記
レベリングアーム4の高さを上げる様に調整することに
より、前記スクリード3に対する相対的な高さを一定に
保つ事が出来る。而して、前記測定装置6により検出し
た舗装厚に基づき前記ピボットシリンダ10が駆動さ
れ、舗装厚の制御が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】超音波センサは発せら
れた超音波が空気中を伝播し、測定対象物で反射する往
復時間を測定する。
【0010】超音波センサは耐環境性が比較的強く、コ
ストも比較的安価で、構造も簡単で取扱い易い特徴があ
る。然し、超音波は空気を伝播媒体とする為、伝播は伝
播媒体である空気の密度に影響される。即ち、伝播速度
は温度及び湿度により変化する。
【0011】アスファルトフィニッシャの扱う舗装骨材
であるアスファルト合材は摂氏100℃以上に熱し、柔
らかくして使う。更に、敷均した後の舗装面を冷やす為
散水される。撒かれた水は蒸発してアスファルト合材を
冷やす。
【0012】超音波センサにより舗装面迄の距離を直接
測定する場合、超音波センサを高温の環境に耐え、更に
水蒸気にも耐えられる様なものとしなければならない。
又、上記した様に舗装作業の環境では伝播媒体である空
気の温度が大きく変化すると共に、水蒸気の発生もあ
る。従って、超音波の伝播速度が変化し、測定精度は大
幅に低下するのは避けられない。その為、アスファルト
上に設けない様に取付位置を工夫する必要がある。それ
でも、精度の低下は避けられない為舗装厚を厚くするこ
とで補っている。
【0013】舗装道路の舗装厚精度は、所定の厚さを確
保しつつ段差がなければそれほど問題は起らない。然し
乍ら、例えば何十キロ何百キ口に及ぶ道路の舗装面は非
常に広い。この為、必要以上に厚く舗装する事は、厚く
した分だけコストが掛かり、工事全体を考えると累積し
たコストは巨額なものとなる。
【0014】工事完了後の検査は一定間隔ごとにサンプ
リングされ、舗装厚が確認されていくが、検査の結果、
所定の舗装厚となっていない場合には全面やり直しとい
う事態になりかねない。
【0015】従って、工事費を削減する為、更に確実に
所定の舗装厚を確保する為、舗装厚の測定は高精度に行
われることが好ましい。
【0016】本発明は斯かる実情に鑑み、作業環境に影
響されることなく高精度に舗装厚を検出し、無駄のない
而も所定の舗装厚を確実に確保できる舗装厚制御装置、
及び該舗装厚制御装置を具備したアスファルトフィニッ
シャを提供するものである。
【0017】
【課題を解決する為の手段】本発明は、車体後方に設け
られたスクリードの高さ及び傾きを変える事によって舗
装厚を調整するアスファルトフィニッシャに於いて、前
記スクリードの少なくとも一方側の走行方向に沿って、
所定の間隔で設けられた複数の光波距離測定装置と、該
光波距離測定装置から得られた地表迄の距離の差から舗
装厚を算出し、算出した舗装厚が所定の値となる様に前
記スクリードの高さ及び傾きを調整する舗装厚調整部を
備えたアスファルトフィニッシャの舗装厚制御装置に係
り、又前記光波距離測定装置がスクリードの両側の走行
方向に沿って、所定の間隔で設けられ、前記舗装厚調整
部は両側の光波距離測定装置の測定結果に基づき前記ス
クリード両側の舗装厚が所定の値となる様に前記スクリ
ードの高さ及び傾きを調整するアスファルトフィニッシ
ャの舗装厚制御装置に係り、又前記光波距離測定装置の
光軸に沿って送風するブロアを設けたアスファルトフィ
ニッシャの舗装厚制御装置に係り、又前記舗装厚調整部
は舗装厚を表示する表示装置と、手動操作によりスクリ
ードの高さ及び傾きを調整する手動操作部とを具備する
アスファルトフィニッシャの舗装厚制御装置に係るもの
である。
【0018】又本発明は、車体後方に設けられたスクリ
ードの高さ及び傾きを変えることによって舗装厚を調整
するアスファルトフィニッシャに於いて、前記スクリー
ドの走行方向に沿って、所定の間隔で設けられた複数の
光波距離測定装置と、地表に対する車体の移動量、移動
方向を検出する走行方向・距離検出器と、舗装する地点
に応じた舗装厚を記憶する施工データ記憶装置と、該走
行方向・距離検出器から得られる位置に対する舗装厚の
施工データを前記施工データ記憶装置より求め、前記光
波距離測定装置の測距結果に基づき舗装厚を算出し、該
算出した舗装厚が前記施工データとなる様に前記スクリ
ードの高さ及び傾きを調整する制御装置を有するアスフ
ァルトフィニッシャに係り、又車体後方に設けられたス
クリードの高さ及び傾きを変えることによって舗装厚を
調整するアスファルトフィニッシャに於いて、前記スク
リードの走行方向に沿って、所定の間隔で設けられた複
数の光波距離測定装置と、前記車体の位置を計測する為
に設けられたGPS装置と、舗装する地点に応じた舗装
厚を記憶する施工データ記憶装置と、前記GPS装置が
計測した位置に対する舗装厚の施工データを前記施工デ
ータ記憶装置より求め、前記光波距離測定装置の測距結
果に基づき舗装厚を算出し、該算出した舗装厚が前記施
工データとなる様に前記スクリードの高さ及び傾きを調
整する制御装置を有するアスファルトフィニッシャに係
るものである。
【0019】又本発明は、車体後方に設けられたスクリ
ードの高さ及び傾きを変えることによって舗装厚を調整
するアスファルトフィニッシャと、その位置を測定する
追尾装置から構成され、該追尾装置は前記車体に設けら
れた対象物を視準追尾する追尾装置と、該対象物の地点
を測定する測距測角部と、該測距測角部が測定した位置
データを送信する送信部とを有し、前記アスファルトフ
ィニッシャは、前記スクリードの走行方向に沿って、所
定の間隔で設けられた複数の光波距離測定装置と、前記
追尾装置からの送信データを受信する受信部と、舗装す
る地点に応じた舗装厚の施工データを記憶する施工デー
タ記億装置と、前記光波距離測定装置の測定結果から施
工位置で舗装厚を算出し、算出した舗装厚が前記受信部
が受信した位置データでの施工データの舗装厚となる様
に前記スクリードの高さ及び傾きを調整する制御装置と
を有する舗装施工システムに係り、又車体後方に設けら
れたスクリードの高さ及び傾きを変えることによって舗
装厚を調整するアスファルトフィニッシャと、その位置
を測定する追尾装置から構成され、該追尾装置は前記車
体に設けられた対象物を視準追尾する追尾装置と、該対
象物の地点を測定する測距測角部と、舗装する地点に応
じた舗装厚を記憶する施工データ記憶装置と、前記測距
測角部により測定結果と前記施工データ記憶装置から測
定地点での舗装厚を算出する演算部と、その算出した舗
装厚のデータを送信する送信部を有し、前記アスファル
トフィニッシャは、前記スクリードの走行方向に沿っ
て、所定の間隔で設けられた複数の光波距離測定装置
と、前記追尾装置からの舗装厚のデータを受信する受信
部と、前記該光波距離測定装置の測定結果を基に算出し
た舗装厚が、前記受信部が受信したデータの舗装厚とな
る様に前記スクリードの高さ及び傾きを調整する制御装
置とを有する舗装施工システムに係るものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0021】図1〜図5に於いて本発明の第1の実施の
形態を説明する。尚、図1〜図5中、図12中で示した
ものと同等のものには同符号を付してある。又、図中1
3はアスファルト合材を示している。
【0022】車体1の左右にレベリングアーム4が配設
され、該レベリングアーム4の前端はピボットシリンダ
10のロッド先端に枢着され、該ピボットシリンダ10
の伸縮で昇降する様になっている。前記レベリングアー
ム4の後端には下方に延出する枠体15が設けられ、該
枠体15にスクリード3が回転自在に設けられている。
前記レベリングアーム4の上面後端には傾斜設定シリン
ダ16が枢支され、該傾斜設定シリンダ16のロッド1
7と前記スクリード3の上端とが連結され、前記傾斜設
定シリンダ16により前記スクリード3の傾斜変更が可
能になっている。
【0023】前記アスファルト合材13が敷均される終
端より前方に位置する様第1光波測距装置18を前記車
体1に設け、前記スクリード3より後方のアスファルト
合材13が完全に敷均された状態に位置する様第2光波
測距装置19を前記車体1に設ける。前記第1光波測距
装置18、第2光波測距装置19はそれぞれ鉛直な測距
光を発するものであり、前記第1光波測距装置18、第
2光波測距装置19にはそれぞれ後述する保護装置21
が設けられている。尚、図1中、22は表示装置を示し
ている。
【0024】前記第1光波測距装置18、第2光波測距
装置19に使用される光波距離測定装置の一例を図3に
より説明する。尚、図3に示すものはノンプリズム光波
測距装置である。
【0025】該光波測距装置の光学系は、投光部10
1、測距光学部102、受光部103、測距回路104
から主に構成され、更に前記投光部101は測距光とし
てのレーザ光線を発する半導体レーザ105、該半導体
レーザ105から発せられたレーザ光線をレンズ10
6、レンズ107により光ファイバ108に入射させる
光学エキスパンダ109、前記光ファイバ108から射
出されるレーザ光線を光ファイバ111に入射させる為
のセルホックレンズ112,113と前記レンズ106
とレンズ107間に設けられた円形の位相板114と、
該位相板114を回転させるミキシングモータ115と
を有し、前記位相板114、ミキシングモータ115、
セルホックレンズ112,113はミキシング手段11
6を構成する。
【0026】前記測距光学部102について説明する。
【0027】測距光出入光軸上にプリズム117、対物
レンズ118を配設し、前記光ファイバ111から射出
されるレーザ光線を前記プリズム117は測定対象物
(地表)に向かって反射する。前記プリズム117で反
射され、前記対物レンズ118を通った測距光119は
地表に対して射出される。該測距光119は地表で反射
され、前記対物レンズ118を通って光波距離測定装置
に入射し、前記プリズム117により反射され、後述す
る受光部103の光ファイバ126に入射される。
【0028】前記プリズム117に対向して分割プリズ
ム121が設けられている。該分割プリズム121は光
束分割面121a及び反射面121bを有し、前記光束
分割面121aは前記光ファイバ111から射出された
前記測距光119の一部を内部参照光122として分割
する。前記分割プリズム121と前記プリズム117と
の間に円形の光量調整板123が回転自在に設けられ、
該光量調整板123は光量調整モータ124によって回
転され且つ位置決めされる様になっている。前記光量調
整板123、光量調整モータ124は光量調整手段12
5を構成する。
【0029】前記プリズム117の前記分割プリズム1
21とは反対側に分割プリズム127を配設する。該分
割プリズム127は光束分割面127a、反射面127
bを有し、前記光束分割面127aは前記プリズム11
7で反射された反射測距光119′を透過し、前記光フ
ァイバ126に入射させる。前記反射面121bと前記
反射面127bとの間にはレンズ128、レンズ129
が配設され、該レンズ128、レンズ129を透過した
前記内部参照光122は前記反射面127b、光束分割
面127aにより反射され、前記光ファイバ126に入
射される様になっている。
【0030】前記プリズム117、レンズ129と前記
分割プリズム127との間に円形の光路切替え板131
が回転自在に設けられ、該光路切替え板131は光路切
替えモータ132により2つの回転位置が選択される様
になっている。前記光路切替え板131、光路切替えモ
ータ132は光路切替え手段136を構成する。
【0031】前記受光部103は集光レンズ133,1
34、受光素子135を有し、前記光ファイバ126か
ら射出される反射測距光119′は前記集光レンズ13
3,134により前記受光素子135上に集光され、該
受光素子135に受光される様になっている。
【0032】前記測距回路104は、前記半導体レーザ
105を駆動発光させ、前記受光素子135からの受光
信号に基づき前記測距光119、内部参照光122との
比較から地表迄の距離を演算する。
【0033】図4に於いて、前記保護装置21について
説明する。以下は前記第1光波測距装置18に設けた保
護装置21について説明する。
【0034】前記第1光波測距装置18は少なくとも光
学系を収納し、地表近く迄延びる保護筒23が設けら
れ、該保護筒23の上端部にはブロア24が連通してい
る。該ブロア24から空気が前記保護筒23に吹込まれ
ることで、該保護筒23内は外部に対して陽圧となると
共に下流に向かう空気流が形成され、吹込まれた空気は
前記保護筒23の下端から流出する。この為、埃、水蒸
気等が該保護筒23内に浸入することがなくなり、前記
第1光波測距装置18の光学系が埃、水蒸気等に汚染さ
れることがなくなる。尚、前記ブロア24からの風量、
風速が充分であれば、前記保護筒23を省略することも
可能である。
【0035】図5は第1の実施の形態の制御装置を示し
ている。
【0036】前記第1光波測距装置18、第2光波測距
装置19はそれぞれ地表迄の距離を測定し、測定結果は
制御演算部26に入力され、該制御演算部26では施工
の状態、例えば舗装厚が演算され、演算結果は前記表示
装置22に表示される。又、前記第1光波測距装置1
8、第2光波測距装置19は前記車体1の左右に設けら
れてもよく、左右に設けられている場合は、左右の第1
光波測距装置18と18間の距離の偏差、第2光波測距
装置19と19間の距離の偏差について比較演算するこ
とで、左右の傾きを測定することができる。又、この左
右の傾きについても前記表示装置22に表示される。左
右方向の傾斜が必要な場合は、例えば水はけ勾配を設け
る場合である。
【0037】左右方向の傾斜について、左右で前記ピボ
ットシリンダ10を独立して作動させ、前記スクリード
3の左右方向の傾斜を制御してもよいが、前記車体1の
サスペンションが高さを変更できる様に構成し、サスペ
ンションにより前記車体1自体を傾斜させる様にしても
よい。
【0038】前記レベリングアーム4は支持軸5を介し
て前記ピボットシリンダ10に吊下げられる様に支持さ
れている。該ピボットシリンダ10は手動切換え弁27
を介して油圧供給ライン(図示せず)に接続されてお
り、前記手動切換え弁27の操作で前記ピボットシリン
ダ10に対する圧油の供給が行われる。尚、該ピボット
シリンダ10は、油圧シリンダ或は電気シリンダ或はリ
ニアモータ或はモータにより回転される螺子、ナットで
あってもよい。
【0039】而して、前記表示装置22、制御演算部2
6、手動切換え弁27、ピボットシリンダ10等は手動
式の舗装厚調整部を構成する。
【0040】以下、舗装厚の制御について説明する。
【0041】水はけ勾配を設けない場合、前記スクリー
ド3が水平となる様、前記左右のピボットシリンダ10
について同一の制御を行う。
【0042】前記第1光波測距装置18、第2光波測距
装置19の距離測定結果から舗装厚が演算され、舗装厚
は前記表示装置22に表示される。作業者は該表示装置
22に表示される舗装厚を見ながら、前記手動切換え弁
27を操作する。
【0043】即ち、表示された舗装厚が目標値に対して
少ない場合は、前記手動切換え弁27を操作し、前記支
持軸5を上昇させる。該支持軸5が上昇することで前記
レベリングアーム4が傾斜し、前記スクリード3も下面
の前端が持上がる様に傾斜する。該スクリード3が傾斜
することで、該スクリード3はフィーダ(図示せず)か
ら供給されるアスファルト合材13に押上げられる様に
なり、上昇する。前記スクリード3の上昇により前記レ
ベリングアーム4の傾斜が減少し、前記スクリード3の
下面の傾斜も減少する。該スクリード3が受ける上昇力
と該スクリード3の重量がバランスするところで、該ス
クリード3の上昇変位は停止する。即ち、舗装厚が増大
する。
【0044】又、表示された舗装厚が目標値に対して多
い場合は、前記手動切換え弁27を操作し、前記支持軸
5を下降させる。上記したと逆の作用により、舗装厚が
減少する。
【0045】前記傾斜設定シリンダ16は前記スクリー
ド3のレベリングアーム4に対する傾斜を変更するもの
である。アスファルト合材13によっては、比重、弾力
性等異なるものがあり、或はアスファルト合材13以外
の舗装材料が使用されることもあり、この場合、前記ス
クリード3の傾斜を調整することで、アスファルト合材
13から受ける前記スクリード3の上昇力を調整するこ
とで、アスファルト合材13の材質が異なった場合で
も、同様な感覚で前記手動切換え弁27を操作すること
ができ、作業がやり易くなる。
【0046】尚、前記第1光波測距装置18、第2光波
測距装置19を前記レベリングアーム4に設けてもよ
い。この場合、該レベリングアーム4の傾きを検出する
傾斜センサが設けられる。前記第1光波測距装置18と
第2光波測距装置19の水平距離を既知の値とし、前記
レベリングアーム4の水平姿勢での第1光波測距装置1
8、第2光波測距装置19の高さ位置を既知とすると、
傾斜センサが測定した前記レベリングアーム4の傾斜
角、前記第1光波測距装置18、第2光波測距装置19
が測定した地表迄の距離を基に舗装厚を演算することが
できる。
【0047】前記表示装置22、制御演算部26、ピボ
ットシリンダ10等は自動式の舗装厚調整部を構成す
る。
【0048】図6、図7により第2の実施の形態につい
て説明する。
【0049】該第2の実施の形態では、前記車体1に走
行方向・距離検出装置29が設けられている。又、前記
ピボットシリンダ10は電磁切替弁31を介して駆動さ
れ、該電磁切替弁31は前記制御演算部26からの制御
信号によって作動される。尚、特に図示していないが、
前記ピボットシリンダ10には前記手動切換え弁27も
接続されており、図示しない手動・自動切換えスイッチ
等により、手動操作、自動操作が切換えられる様になっ
ている。
【0050】前記走行方向・距離検出装置29は地表に
接し、転動自在な球体30と、該球体に接し、球体の直
交する2方向の回転成分を検出する回転検出器(図示せ
ず)とを備え、前記球体30の回転方向即ち前記車体1
の進行方向と前記球体30の回転量即ち前記車体1の移
動距離を検出する。
【0051】前記走行方向・距離検出装置29が検出す
る車体1の進行方向、移動距離は前記制御演算部26に
入力される。又、該制御演算部26には施工データ記憶
部32が設けられている。施工データは例えば各施工位
置での舗装厚を定めたものである。
【0052】従って、舗装開始時に舗装開始地点の前記
車体1の位置を前記制御演算部26に入力し、舗装を施
工するのと並行して前記走行方向・距離検出装置29か
らの検出結果を前記制御演算部26に取込んでいけば、
前記車体1の施工位置が求められ、前記施工データ記憶
部32から施工位置での舗装厚を得ることができる。
【0053】前記制御演算部26は施工位置に対し前記
走行方向・距離検出装置29から得られた舗装厚と前記
第1光波測距装置18、第2光波測距装置19の距離測
定から得られる実際の舗装厚とを比較し、前記スクリー
ド3の傾斜、高さの調整量を演算し、演算結果に基づき
前記電磁切替弁31に制御信号を発し、該電磁切替弁3
1を作動させ前記ピボットシリンダ10を駆動する。該
ピボットシリンダ10の駆動により前記支持軸5の位置
が変化し、前記レベリングアーム4を介して前記スクリ
ード3の高さ、傾斜が修正される。
【0054】尚、施工データ、実際の舗装厚は逐次前記
表示装置22に表示され、作業者は舗装作業がどの様な
状態で進行しているかを確認することができる。
【0055】又、施工データを基に作業者が施工環境を
判断し、更に舗装厚を増減する、或は水はけ勾配を調整
する等の修正データを前記制御演算部26に入力するこ
とも可能である。
【0056】尚、前記走行方向・距離検出装置29は前
記球体30の回転を検出するものに限らず、地表の画像
データを間欠的に取込み、画像処理によって移動方向、
移動量を検出するもの等種々の手段が考えられる。
【0057】図8、図9は第3の実施の形態を示したも
のである。
【0058】該第3の実施の形態では前記車体1の位置
(施工位置)の検出手段としてGPS装置(汎地球測位
システム)を用いたものである。
【0059】GPS装置は人工衛星から発せられる電波
を受信して測定点の位置を決定するものであり、測定点
の絶対位置が測定できる。
【0060】前記車体1の所要位置、好ましくは前記ス
クリード3の位置に合わせてポール33を立設し、該ポ
ール33の上端にGPS装置34を設ける。
【0061】該GPS装置34が人工衛星からの電波を
受信し、受信位置が測定される。該GPS装置34で得
られた位置信号は前記制御演算部26に入力される。該
制御演算部26では前記施工データ記憶部32から施工
位置での舗装厚を取込み、又前記第1光波測距装置1
8、第2光波測距装置19からの測定結果から舗装され
ている実際の舗装厚を演算し、実際の舗装厚と施工デー
タの舗装厚とを比較し、両舗装厚が一致する様に前記電
磁切替弁31に制御信号を発して前記ピボットシリンダ
10を駆動する。該ピボットシリンダ10の駆動により
前記支持軸5の位置が変化し、前記レベリングアーム4
を介して前記スクリード3の高さ、傾斜が修正される。
【0062】前記GPS装置34を使用することで、前
記車体1即ち施工位置の絶対位置が分かるので、第2の
実施の形態の様に、舗装開始時に舗装開始地点の前記車
体1の位置を前記制御演算部26に入力する作業が省略
できる。
【0063】図10、図11は第4の実施の形態を示し
ている。
【0064】該第4の実施の形態では、前記車体1の位
置(施工位置)の検出を追尾装置(追尾機能を具備した
測量機)35で行う様にしたものである。
【0065】前記車体1にポール33を立設する。該ポ
ール33は好ましくはスクリード3と平面上同位置とす
る。
【0066】該ポール33には全方向からの光線を反射
できる様向きの異なる複数のプリズムを具備した反射体
40が設けられ、更に該反射体40から上方に延出する
ポール33の部分には受光装置36が設けられている。
【0067】既知の地点に前記追尾装置35を設置す
る。該追尾装置35は光波距離計である測距測角部を具
備し、測距光37を発し、測定対象物(本実施の形態で
は前記反射体40)を視準し、測定対象物からの反射光
を受光して前記追尾装置35と前記反射体40迄の距離
を測定すると共に受光した反射光方向から前記反射体4
0の方角を測定できる機能を有している。従って、前記
追尾装置35は前記反射体40の方角と距離から前記車
体1の絶対位置を測定する。更に、前記追尾装置35は
測定対象物からの反射光を検出し、検出光の受光状態を
基に測定対象物を追尾する追尾部を有しており、前記反
射体40の移動と共に前記追尾装置35は前記測距光3
7が常に前記反射体40に向かって射出される様に、装
置自身で向きを変える様になっている。
【0068】前記追尾装置35に備えられた演算装置
(図示せず)は既知の設置位置と、測距結果、方角から
前記反射体40即ち前記車体1(舗装施工部)の絶対位
置を測定する。
【0069】又、前記追尾装置35は測量した前記反射
体40の位置を前記車体1に通信する機能を具備してい
る。前記追尾装置35は送光装置39を有しており、該
送光装置39は通信光38を変調する等して得られた測
定データを前記通信光38に重畳して前記車体1側に設
けられた前記受光装置36に向け射出するものである。
【0070】該受光装置36は前記通信光38を受光
し、電気信号に変換して前記制御演算部26に入力す
る。該制御演算部26では前記通信光38から測定デー
タを分離抽出する。前記制御演算部26は前記通信光3
8から分離したデータにより前記車体1の位置、即ち施
工位置を取得し、又前記施工データ記憶部32から施工
位置に対応する舗装厚、水はけ勾配等を取得する。尚、
前記送光装置39は前記追尾装置35の設置位置と、該
追尾装置35が得た測距結果、方角のデータのみを送信
し、これらのデータから前記制御演算部26が前記車体
1(施工位置)の絶対位置を算出する様にしてもよい。
【0071】前記第1光波測距装置18、第2光波測距
装置19からの測定結果から現在舗装中の舗装厚、及び
傾斜を演算し、実際の舗装厚、傾斜と前記施工データ記
憶部32から得た目標の舗装厚、及び傾斜とを比較す
る。実際の舗装厚と目標の舗装厚を比較した結果、一致
してなく偏差が許容範囲を越えていた場合に、前記電磁
切替弁31を介して前記ピボットシリンダ10を作動さ
せ、前記支持軸5の位置を上下に移動させ、前記偏差を
修正する様に前記スクリード3の高さ、傾斜を調整す
る。
【0072】尚、前記測距光37に測定データを重畳す
る様にし、前記通信光38を省略してもよい。
【0073】又、前記施工データ記憶部32は前記追尾
装置35の演算装置に設けてもよい。この場合、該演算
装置が前記反射体40の計測結果より該反射体40の絶
対位置を演算し、更に前記施工データ記憶部32から前
記反射体40の位置(施工地点)での目標の舗装厚を取
得し、該舗装厚のデータを前記通信光38に重畳して前
記受光装置36に送出する。
【0074】前記制御演算部26は前記受光装置36を
介して目標の舗装厚をリアルタイムで取得し、該目標の
舗装厚と前記第1光波測距装置18、第2光波測距装置
19からの測定結果から得られる現在舗装中の舗装厚と
を比較し、現在舗装中の舗装厚を目標値に合致させる様
前記電磁切替弁31を介し前記ピボットシリンダ10を
作動させる。
【0075】尚、データの送受信は光通信に限らず、電
波による無線通信でもよい。
【0076】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、車体後
方に設けられたスクリードの高さ及び傾きを変える事に
よって舗装厚を調整するアスファルトフィニッシャに於
いて、前記スクリードの少なくとも一方側の走行方向に
沿って、所定の間隔で設けられた複数の光波距離測定装
置と、該光波距離測定装置から得られた地表迄の距離の
差から舗装厚を算出し、算出した舗装厚が所定の値とな
る様に前記スクリードの高さ及び傾きを調整する様にし
たので、作業環境に影響されることなく高精度に舗装厚
を検出し、無駄のない而も所定の舗装厚を確実に確保で
きるという優れた効果を発揮する。
【0077】又、本発明では更に走行方向・距離検出
器、GPS装置、追尾装置等の施工位置検出手段を具備
すると共に施工位置に対応する舗装厚の施工データを具
備しているので、舗装厚の自動制御が可能となり、作業
者に掛かる負担を軽減すると共に安定して精度の高い舗
装厚を得ることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図2】同前第1の実施の形態の要部を示す側面図であ
る。
【図3】同前第1の実施の形態に用いられる光波測距装
置の光学系の説明図である。
【図4】同前第1の実施の形態に用いられる保護装置の
説明図である。
【図5】同前第1の実施の形態の制御ブロック図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図7】同前第2の実施の形態の制御ブロック図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図9】同前第3の実施の形態の制御ブロック図であ
る。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図11】同前第4の実施の形態の制御ブロック図であ
る。
【図12】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体 3 スクリード 4 レベリングアーム 5 支持軸 10 ピボットシリンダ 18 第1光波測距装置 19 第2光波測距装置 21 保護装置 22 表示装置 26 制御演算部 27 手動切換え弁 29 走行方向・距離検出装置 31 電磁切替弁 32 施工データ記憶部 34 GPS装置 35 追尾装置 36 受光装置 39 送光装置 40 反射体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D052 AA03 AB01 AC01 BD03 BD14 CA01 DA14 2F069 AA06 AA71 BB24 GG01 GG21 5J062 BB08 CC07 DD12 DD21 5J084 AA05 AA06 AB16 AC07 AD01 BA04 BA36 BA51 BB01 BB11 DA01 EA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後方に設けられたスクリードの高さ
    及び傾きを変える事によって舗装厚を調整するアスファ
    ルトフィニッシャに於いて、前記スクリードの少なくと
    も一方側の走行方向に沿って、所定の間隔で設けられた
    複数の光波距離測定装置と、該光波距離測定装置から得
    られた地表迄の距離の差から舗装厚を算出し、算出した
    舗装厚が所定の値となる様に前記スクリードの高さ及び
    傾きを調整する舗装厚調整部を備えたことを特徴とする
    アスファルトフィニッシャの舗装厚制御装置。
  2. 【請求項2】 前記光波距離測定装置がスクリードの両
    側の走行方向に沿って、所定の間隔で設けられ、前記舗
    装厚調整部は両側の光波距離測定装置の測定結果に基づ
    き前記スクリード両側の舗装厚が所定の値となる様に前
    記スクリードの高さ及び傾きを調整する請求項1のアス
    ファルトフィニッシャの舗装厚制御装置。
  3. 【請求項3】 前記光波距離測定装置の光軸に沿って送
    風するブロアを設けた請求項1のアスファルトフィニッ
    シャの舗装厚制御装置。
  4. 【請求項4】 前記舗装厚調整部は舗装厚を表示する表
    示装置と、手動操作によりスクリードの高さ及び傾きを
    調整する手動操作部とを具備する請求項1のアスファル
    トフィニッシャの舗装厚制御装置。
  5. 【請求項5】 車体後方に設けられたスクリードの高さ
    及び傾きを変えることによって舗装厚を調整するアスフ
    ァルトフィニッシャに於いて、前記スクリードの走行方
    向に沿って、所定の間隔で設けられた複数の光波距離測
    定装置と、地表に対する車体の移動量、移動方向を検出
    する走行方向・距離検出器と、舗装する地点に応じた舗
    装厚を記憶する施工データ記憶装置と、該走行方向・距
    離検出器から得られる位置に対する舗装厚の施工データ
    を前記施工データ記憶装置より求め、前記光波距離測定
    装置の測距結果に基づき舗装厚を算出し、該算出した舗
    装厚が前記施工データとなる様に前記スクリードの高さ
    及び傾きを調整する制御装置を有することを特徴とする
    アスファルトフィニッシャ。
  6. 【請求項6】 車体後方に設けられたスクリードの高さ
    及び傾きを変えることによって舗装厚を調整するアスフ
    ァルトフィニッシャに於いて、前記スクリードの走行方
    向に沿って、所定の間隔で設けられた複数の光波距離測
    定装置と、前記車体の位置を計測する為に設けられたG
    PS装置と、舗装する地点に応じた舗装厚を記憶する施
    工データ記憶装置と、前記GPS装置が計測した位置に
    対する舗装厚の施工データを前記施工データ記憶装置よ
    り求め、前記光波距離測定装置の測距結果に基づき舗装
    厚を算出し、該算出した舗装厚が前記施工データとなる
    様に前記スクリードの高さ及び傾きを調整する制御装置
    を有することを特徴とするアスファルトフィニッシャ。
  7. 【請求項7】 車体後方に設けられたスクリードの高さ
    及び傾きを変えることによって舗装厚を調整するアスフ
    ァルトフィニッシャと、その位置を測定する追尾装置か
    ら構成され、該追尾装置は前記車体に設けられた対象物
    を視準追尾する追尾装置と、該対象物の地点を測定する
    測距測角部と、該測距測角部が測定した位置データを送
    信する送信部とを有し、前記アスファルトフィニッシャ
    は、前記スクリードの走行方向に沿って、所定の間隔で
    設けられた複数の光波距離測定装置と、前記追尾装置か
    らの送信データを受信する受信部と、舗装する地点に応
    じた舗装厚の施工データを記憶する施工データ記億装置
    と、前記光波距離測定装置の測定結果から施工位置で舗
    装厚を算出し、算出した舗装厚が前記受信部が受信した
    位置データでの施工データの舗装厚となる様に前記スク
    リードの高さ及び傾きを調整する制御装置とを有するこ
    とを特徴とする舗装施工システム。
  8. 【請求項8】 車体後方に設けられたスクリードの高さ
    及び傾きを変えることによって舗装厚を調整するアスフ
    ァルトフィニッシャと、その位置を測定する追尾装置か
    ら構成され、該追尾装置は前記車体に設けられた対象物
    を視準追尾する追尾装置と、該対象物の地点を測定する
    測距測角部と、舗装する地点に応じた舗装厚を記憶する
    施工データ記憶装置と、前記測距測角部により測定結果
    と前記施工データ記憶装置から測定地点での舗装厚を算
    出する演算部と、その算出した舗装厚のデータを送信す
    る送信部を有し、前記アスファルトフィニッシャは、前
    記スクリードの走行方向に沿って、所定の間隔で設けら
    れた複数の光波距離測定装置と、前記追尾装置からの舗
    装厚のデータを受信する受信部と、前記該光波距離測定
    装置の測定結果を基に算出した舗装厚が、前記受信部が
    受信したデータの舗装厚となる様に前記スクリードの高
    さ及び傾きを調整する制御装置とを有すること特徴とす
    る舗装施工システム。
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