JP7410931B2 - アスファルトフィニッシャ - Google Patents

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Description

本開示は、アスファルトフィニッシャに関する。
従来、前側スクリードに対して左右方向に伸縮可能な後側スクリードを備えたアスファルトフィニッシャが知られている(特許文献1参照。)。このアスファルトフィニッシャは、後側スクリードを伸張することで敷設する道路の幅を拡大できる。
特開2017-160636号公報
しかしながら、上述のアスファルトフィニッシャは、前側スクリードによって締め固められる舗装材の表面(以下、「中央舗装面」とする。)と後側スクリードによって締め固められる舗装材の表面(以下、「側部舗装面」とする。)とが進行方向において部分的に重複するように構成されている。
そのため、上述のアスファルトフィニッシャは、中央舗装面の高さと側部舗装面の高さとの間に違いを生じさせた結果、最終的に生成される舗装体の表面である舗装面に段差を生じさせ、舗装面の品質を低下させてしまうおそれがある。
そこで、舗装面の品質低下を抑制できるアスファルトフィニッシャの提供が望まれる。
本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャは、トラクタと、前記トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ給送するコンベアと、前記コンベアにより給送された舗装材を前記トラクタの後側で敷き拡げるスクリュと、前記スクリュにより敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で締め固めるスクリードと、前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面に関する情報を取得する情報取得装置と、制御装置と、を備え、前記スクリードは、車長方向にずらして配置される前側スクリードと後側スクリードとを含み、前記後側スクリードを上下動させるアクチュエータを備え、前記制御装置は、前記情報取得装置が取得した情報に基づき、前記前側スクリードによって締め固められる舗装材の表面と、前記後側スクリードによって締め固められる舗装材の表面との間に形成される段差の存否を判定し、車幅方向における前記段差の位置に応じて前記アクチュエータにより前記後側スクリードを上げるか下げるかを決定する。
上述の手段により、舗装面の品質低下を抑制できるアスファルトフィニッシャが提供される。
本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャの側面図である。 図1のアスファルトフィニッシャの上面図である。 スクリード昇降システムの構成例を示すブロック図である。 舗装体の断面図である。 表示装置に表示される画面の表示例を示す図である。 表示装置に表示される画面の表示例を示す図である。 表示装置に表示される画面の表示例を示す図である。 高さ調整処理のフローチャートである。 スクリード及び舗装体の側面図である。 スクリード及び舗装体の側面図である。 スクリード及び舗装体の側面図である。 スクリード及び舗装体の側面図である。
図1は、本発明の実施形態に係る道路機械の一例であるアスファルトフィニッシャ100の側面図である。図2はアスファルトフィニッシャ100の上面図である。アスファルトフィニッシャ100は、主に、トラクタ1、ホッパ2、及びスクリード3等で構成されている。以下では、トラクタ1から見たホッパ2の方向(+X方向)を前方とし、トラクタ1から見たスクリード3の方向(-X方向)を後方とする。
トラクタ1は、アスファルトフィニッシャ100を走行させるための機構である。本実施形態では、トラクタ1は、後輪走行用油圧モータを用いて後輪5を回転させ、且つ、前輪走行用油圧モータを用いて前輪6を回転させてアスファルトフィニッシャ100を移動させる。後輪走行用油圧モータ及び前輪走行用油圧モータは油圧ポンプから作動油の供給を受けて回転する。後輪5及び前輪6はクローラで置き換えられてもよい。
コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100を制御する制御装置である。本実施形態では、コントローラ50は、CPU、メモリ、及び不揮発性記憶装置等を含むマイクロコンピュータで構成され、トラクタ1に搭載されている。コントローラ50による各機能を担う機能要素は、不揮発性記憶装置に記憶されているプログラムをCPUが実行することで実現される。但し、コントローラ50における各機能要素は、ハードウェア又はファームウェア等で構成されていてもよい。
ホッパ2は、舗装材を受け入れるための機構である。本実施形態では、ホッパ2は、トラクタ1の前側に設置され、ホッパシリンダによってY軸方向(車幅方向)に開閉できるように構成されている。アスファルトフィニッシャ100は、通常、ホッパ2を全開状態にしてダンプトラックの荷台から舗装材を受け入れる。舗装材は、例えば、アスファルト混合物である。図1及び図2はホッパ2が全開状態であることを示している。アスファルトフィニッシャ100の操作者は、通常、ホッパ2内の舗装材が減少するとホッパ2を閉じ、ホッパ2の内壁付近にあった舗装材をホッパ2の中央部に集める。ホッパ2の中央部にあるコンベアCVによってトラクタ1の後側に舗装材を給送できるようにするためである。トラクタ1の後側に給送された舗装材は、スクリュSCによってトラクタ1の後側且つスクリード3の前側で車幅方向に敷き拡げられる。本実施形態では、スクリュSCは、エクステンションスクリュが左右に連結された状態にある。図1及び図2は、スクリュSCによって敷き拡げられた舗装材PVを粗い梨地模様で示している。
スクリード3は、舗装材PVを締め固めるための機構である。本実施形態では、スクリード3は、前側スクリード30及び後側スクリード31を含む。そして、前側スクリード30は、左前側スクリード30L及び右前側スクリード30Rを含み、後側スクリード31は、左後側スクリード31L及び右後側スクリード31Rを含む。
スクリード3は、トラクタ1によって牽引される浮動スクリードであり、レベリングアーム3Aを介してトラクタ1に連結されている。スクリード3は、スクリードリフトシリンダ25の伸縮によってレベリングアーム3Aと共に上下に動かされる。
レベリングシリンダ28は、舗装材の敷き均し厚さを調整するためにレベリングアーム3Aの前端部分を上下動させる油圧シリンダである。本実施形態では、レベリングシリンダ28は、左レベリングシリンダ28L及び右レベリングシリンダ28Rを含む。
本実施形態では、後側スクリード31は、不図示の伸縮シリンダによって車幅方向に伸縮可能に構成されている。但し、後側スクリード31は、クレーン等を用いて使用時に連結される固定式(非伸縮式)のスクリードであってもよい。
前側スクリード30と後側スクリード31との連結部にはスクリード昇降装置29が取り付けられている。スクリード昇降装置29は、前側スクリード30に対して後側スクリード31を上下動させることができるように構成されている。本実施形態では、スクリード昇降装置29は、コントローラ50からの制御指令に応じて油圧アクチュエータとしてのスクリード昇降用モータを回転させ、後側スクリード31に取り付けられた回転・直動変換機構を駆動して後側スクリード31を上下動させる。スクリード昇降装置29は、左後側スクリード31Lを上下動させる左スクリード昇降装置29Lと、右後側スクリード31Rを上下動させる右スクリード昇降装置29Rとを含む。回転・直動変換機構は、例えば、ボルト・ナット機構である。回転・直動変換機構は、ボールネジ機構又はラック・ピニオン機構等の他の機構であってもよい。スクリード昇降用モータは、電動モータであってもよい。スクリード昇降装置29は、油圧シリンダであってもよい。
スクリード3の前部にはモールドボード43が取り付けられている。モールドボード43は、左モールドボード43L及び右モールドボード43Rを含む。左モールドボード43Lは、左後側スクリード31Lの前方に滞留する舗装材PVの量を調整できるように構成されている。右モールドボード43Rは、右後側スクリード31Rの前方に滞留する舗装材PVの量を調整できるように構成されている。舗装材PVは、左モールドボード43Lの下端と路盤RBとの間の隙間を通って左後側スクリード31Lの下に至り、右モールドボード43Rの下端と路盤RBとの間の隙間を通って右後側スクリード31Rの下に至る。
前側スクリード30にはセンタークラウン装置26が搭載されている。センタークラウン装置26は、左前側スクリード30Lと右前側スクリード30Rの間に取り付けられているターンバックルを伸縮させ、後方から見たときの左前側スクリード30L(左前側スクリードプレート)の下面と右前側スクリード30R(右前側スクリードプレート)の下面との間の角度を調整する機構である。具体的には、センタークラウン装置26は、コントローラ50からの制御指令に応じて油圧モータを回転させることでターンバックルの胴部を回転させてターンバックルを伸縮させる。
前側スクリード30と後側スクリード31との間にはスロープクラウン装置27が搭載されている。スロープクラウン装置27は、左スロープクラウン装置27L及び右スロープクラウン装置27Rを含む。具体的には、左前側スクリード30Lと左後側スクリード31Lとの間に左スロープクラウン装置27Lが搭載され、右前側スクリード30Rと右後側スクリード31Rとの間に右スロープクラウン装置27Rが搭載されている。
左スロープクラウン装置27Lは、左前側スクリード30Lと左後側スクリード31Lの間に取り付けられているターンバックルを伸縮させ、後方から見たときの左前側スクリード30L(左前側スクリードプレート)の下面と左後側スクリード31L(左後側スクリードプレート)の下面との間の角度を調整する機構である。具体的には、左スロープクラウン装置27Lは、コントローラ50からの制御指令に応じて油圧モータを回転させることでターンバックルの胴部を回転させてターンバックルを伸縮させる。右スロープクラウン装置27Rについても同様である。
スクリードステップ42は、作業者がスクリード3の後方で作業する際の足場を構成する部材である。
トラクタ1の上部には、アスファルトフィニッシャ100の操作者が手摺りとして利用可能なガイドレール1Gが設置されている。アスファルトフィニッシャ100の操作者は、トラクタ1を操作する操作者、及び、スクリード3を操作する操作者等を含む。そして、ガイドレール1Gには情報取得装置51が取り付けられている。情報取得装置51は、キャノピに取り付けられていてもよく、トラクタ1の本体に直接取り付けられていてもよい。また、情報取得装置51は、前側スクリード30に取り付けられていてもよく、後側スクリード31に取り付けられていてもよい。
情報取得装置51は、スクリード3によって締め固められた舗装材PVの表面に関する情報を取得できるように構成されている。本実施形態では、情報取得装置51は、アスファルトフィニッシャ100の周囲に存在する物体までの距離を測定できるように構成されたLIDARであり、スクリード3の後方にある空間を測定範囲として含む。
LIDARの測定範囲は、例えば図2に示すように、幅W1を有する中央舗装面CPと側部舗装面SPとの間に形成され得る段差を確実に検知できるように設定される。側部舗装面SPは、幅W2を有する左側部舗装面LPと、幅W3を有する右側部舗装面RPとを含む。図2の実線で示す段差LDは、中央舗装面CPと左側部舗装面LPとの間に形成される段差の一例である。
LIDARの測定範囲は、例えば、前側スクリード30の幅(すなわち中央舗装面CPの幅W1)より大きい幅を有する舗装面の範囲を含むように設定される。そして、LIDARは、例えば、測定範囲内にある100万点以上の点のそれぞれとLIDAR(基準点)との間の距離を測定できるように構成されている。図2の一点鎖線で示す範囲Z0~Z2は、LIDARの測定範囲の3つの例を示している。なお、図2では、明瞭化のため、範囲Z0は、範囲Z1及びZ2と重ならないよう、アスファルトフィニッシャ100から見て範囲Z1及び範囲Z2よりも遠い位置に示されている。しかしながら、図2における範囲Z0~Z2の車長方向における位置関係は、実際の位置関係を表すものではない。実際には、範囲Z0~Z2は何れも、段差を検知できる限りにおいて、できるだけアスファルトフィニッシャ100に近い位置に配置されることが望ましい。
範囲Z0は、アスファルトフィニッシャ100によって敷設された舗装体である新設舗装体NPの全幅を含むように設定されている。範囲Z1は、新設舗装体NPの全幅は含まないが、前側スクリード30の幅よりも広い幅を含むように設定されている。
範囲Z2は、範囲Z2a、範囲Z2b、範囲Z2c、及び範囲Z2dの独立した4つの範囲を含むように設定されている。具体的には、範囲Z2a及び範囲Z2bは、中央舗装面CPと左側部舗装面LPとの間に形成され得る段差が検知されるように配置されている。範囲Z2c及び範囲Z2dは、中央舗装面CPと右側部舗装面RPとの間に形成され得る段差が検知されるように配置されている。より具体的には、範囲Z2aは、左前側スクリード30Lの左端部によって形成され得る段差(以下、「左外側段差」とする。)が検知されるように配置されている。左外側段差は、典型的には、左側部舗装面LPが中央舗装面CPより高いときに形成される。範囲Z2bは、左後側スクリード31Lの右端部によって形成され得る段差(以下、「左内側段差」とする。)が検知されるように配置されている。左内側段差は、典型的には、中央舗装面CPが左側部舗装面LPより高いときに形成される。範囲Z2cは、右後側スクリード31Rの左端部によって形成され得る段差(以下、「右内側段差」とする。)が検知されるように配置されている。右内側段差は、典型的には、中央舗装面CPが右側部舗装面RPより高いときに形成される。範囲Z2dは、右前側スクリード30Rの右端部によって形成され得る段差(以下、「右外側段差」とする。)が検知されるように配置されている。右外側段差は、典型的には、右側部舗装面RPが中央舗装面CPより高いときに形成される。
情報取得装置51は、単眼カメラ、ステレオカメラ、ミリ波レーダ、超音波センサ、レーザレーダ、レーザスキャナ、距離画像カメラ、又はレーザレンジファインダ等であってもよい。
本実施形態では、1台の情報取得装置51がアスファルトフィニッシャ100に取り付けられているが、複数台の情報取得装置51がアスファルトフィニッシャ100に取り付けられていてもよい。
表示装置52は、アスファルトフィニッシャ100に関する情報を表示するように構成されている。本実施形態では、表示装置52は、運転席1Sの前方に設置されている液晶ディスプレイである。
通信装置53は、アスファルトフィニッシャ100とアスファルトフィニッシャ100の外部にある機器との間の通信を制御するように構成されている。本実施形態では、通信装置53は、運転席1Sの前方に設置されている。
次に、図3及び図4を参照し、アスファルトフィニッシャ100に搭載されるスクリード昇降システムLSについて説明する。図3は、スクリード昇降システムLSの構成例を示すブロック図である。図4は、新設舗装体NPの断面図であり、図2の一点鎖線SEを含む鉛直面を+X側から見たときの状態を示す。
スクリード昇降システムLSは、主に、センタークラウン装置26、スロープクラウン装置27、レベリングシリンダ28、スクリード昇降装置29、コントローラ50、情報取得装置51、表示装置52、及び通信装置53等で構成されている。
コントローラ50は、機能要素として情報取得部50a、クラウン装置駆動部50b、レベリングシリンダ駆動部50c、及びスクリード昇降装置駆動部50dを含む。情報取得部50a、クラウン装置駆動部50b、レベリングシリンダ駆動部50c、及びスクリード昇降装置駆動部50dは、説明の便宜のために区別されて示されているが、物理的に区別されている必要はなく、全体的に或いは部分的に共通のソフトウェアコンポーネント若しくはハードウェアコンポーネントで構成されていてもよい。
情報取得部50aは、新設舗装体NPの表面に関する情報を取得できるように構成されている。本実施形態では、情報取得部50aは、情報取得装置51としてのLIDARの出力に基づいて新設舗装体NPの表面の出来形を測定する。具体的には、情報取得部50aは、LIDARを中心とする局所座標系と基準座標系とを用いて新設舗装体NPの表面の出来形を測定する。すなわち、情報取得部50aは、局所座標系における座標を基準座標系における座標に変換することで、新設舗装体NPの表面上の各点に対応する基準座標系における座標を特定する。基準座標系は、例えば世界測地座標系である。世界測地座標系は、地球の重心に原点をおき、X軸をグリニッジ子午線と赤道との交点の方向にとり、Y軸を東経90度の方向にとり、そしてZ軸を北極の方向にとる三次元直交XYZ座標系である。
情報取得部50aは、施工中、すなわち、アスファルトフィニッシャ100の前進中に、測定範囲内の新設舗装体NPの表面の出来形を測定できるように構成されている。
本実施形態では、情報取得部50aは、新設舗装体NPの幅方向の外側にある地物AP上の点を基準点R1として設定する。基準点R1は、新設舗装体NPを区切るL字型の縁石の上端に設定される。但し、地物APは、新設舗装体NPを区切るために使用される木枠等の他の部材であってもよい。或いは、情報取得部50aは、縁石の上端から所定高さだけ鉛直上方にある点等、地物AP上にない仮想点を基準点R1としてもよい。
具体的には、情報取得部50aは、ライダの出力に基づいて縁石を検知し、アスファルトフィニッシャ100の後端から-X方向に所定距離だけ離れた位置にある、その縁石の上端を基準点R1として設定する。
その後、情報取得部50aは、基準点R1を通る、新設舗装体NPの幅方向(Y軸方向)に平行な線を仮想的な水糸VSとして設定する。仮想的な水糸VSは、典型的には、基準点R1を通る水平線である。
その後、情報取得部50aは、仮想的な水糸VSと新設舗装体NPの表面との間の鉛直距離を導き出す。本実施形態では、情報取得部50aは、仮想的な水糸VS上に複数個の点(ここでは、便宜上、19個の点P1~P19とする。)を等間隔に設定する。そして、点P1~P19のそれぞれの真下に存在する、新設舗装体NPの表面上の点Q1~Q19を特定する。具体的には、情報取得部50aは、LIDARが出力する、新設舗装体NPの表面上の各点とLIDARとの間の距離に基づいて点Q1~Q19を特定する。
その後、情報取得部50aは、点P1と点Q1との間の距離D1を算出する。本実施形態では、情報取得部50aは、LIDARが出力する、点P1とLIDARとの間の距離、及び、点Q1とLIDARとの間の距離に基づいて距離D1を算出する。距離D2~D19についても同様である。情報取得部50aは、基準点R1から導き出される路盤RBの高さに基づいて距離D1~D19のそれぞれに対応する新設舗装体NPの厚さを算出してもよい。
仮想的な水糸VS上に設定される点は、不等間隔に配置されてもよい。また、点の数は、19個未満であってもよく、20個以上であってもよい。
その後、情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果を表示装置52に表示させる。本実施形態では、情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果を、図表を用いて表示装置52に表示させる。但し、情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果を数値のみで表示させてもよく、図表と数値の組み合わせで表示させてもよい。或いは、情報取得部50aは、測定結果が異常であると判定した場合に限り、測定結果に関する情報を表示させるように構成されていてもよい。
情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果に基づき、舗装面上に段差が存在するか否かを判定してもよい。情報取得部50aは、例えば、隣り合う点のそれぞれにおける距離の差(例えば点P8に関する距離D8と点P9に関する距離D9の差)が所定値以上の場合に、点P8と点P9との間に段差LDが存在すると判定する。この場合、情報取得部50aは、段差の存否の判定結果を表示装置52に表示させてもよい。また、情報取得部50aは、段差が存在すると判定した場合、その段差の位置に関する情報を表示させてもよい。
情報取得部50aは、情報取得装置51としての撮像装置が撮像した画像に画像処理を施すことで、段差の存否を判定してもよい。撮像装置は、例えば、単眼カメラ、ステレオカメラ、赤外線カメラ、距離画像カメラ、又はLIDAR等である。画像処理は、例えば、二値化処理、エッジ検出処理、及びハフ変換処理等である。この場合、撮像装置の撮像範囲は、少なくとも、図2の範囲Z2で示される舗装面の範囲を含んでいればよい。
情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果、及び、段差の存否の判定結果等の演算結果を外部の機器に送信してもよい。例えば、情報取得部50aは、外部の管理センタ等に設置されているサーバ等の管理装置、又は、作業者が携帯するスマートフォン等の支援装置に演算結果を送信してもよい。表示装置52に表示される情報と同様の情報を管理装置又は支援装置に付属する表示装置に表示させるためである。
情報取得部50aは、距離D1と距離D1に対応する理想的な距離D1Tとの差を、新設舗装体NPの表面の凹凸として算出し、その凹凸の大きさを測定結果として出力してもよい。理想的な距離D1Tは、例えば、不揮発性記憶装置に予め記憶されている。距離D1が理想的な距離D1Tと一致する場合、距離D1に対応する新設舗装体NPの表面上の点の高さは、地物APによって定められる基準高さに等しい。距離D2~D19についても同様である。この場合、情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果と共に、距離D1~D19のそれぞれに対応する凹凸の大きさを表示装置52に表示させてもよい。或いは、情報取得部50aは、距離D1~D19の測定結果の代わりに、距離D1~D19のそれぞれに対応する凹凸の大きさを表示装置52に表示させてもよい。情報取得部50aは、図表を用いて凹凸の大きさを表示装置52に表示させてもよい。
情報取得部50aは、新設舗装体NPの表面の凹凸の大きさが所定値を上回る場合、その旨を表示装置52に表示させてもよい。この場合、情報取得部50aは、不図示の音声出力装置から警報を出力させてもよい。
コントローラ50は、アスファルトフィニッシャ100に取り付けられた、アスファルトフィニッシャ100の後方を撮像するカメラ(図示せず。)が取得した画像を表示装置52に表示させてもよい。そして、情報取得部50aは、カメラが取得した画像の上に、距離D1~D19の測定結果に関する情報を重畳表示させてもよい。この場合、距離D1~D19の測定結果に関する情報は、例えば、凹凸の大きさを表す数値又は図形等であってもよく、段差を表す図形等であってもよい。
情報取得部50aは、アスファルトフィニッシャ100の進行方向(X軸方向)において、新設舗装体NPの表面の出来形を連続的に測定した場合、表面の凹凸の大きさの分布、及び、表面の段差の存否等の少なくとも1つを表す図を表示装置52に表示させてもよい。この図は、例えば、新設舗装体NPを真上から見た状態で、凹部を赤色で表し、凸部を青色で表した図形、及び、段差を直線で表した図形等の少なくとも1つを含む。
クラウン装置駆動部50bは、センタークラウン装置26及びスロープクラウン装置27の少なくとも一方を駆動するように構成されている。本実施形態では、クラウン装置駆動部50bは、油圧ポンプ、油圧モータ、及び制御弁等を利用してセンタークラウン装置26及びスロープクラウン装置27を個別に動作させる。具体的には、クラウン装置駆動部50bは、アスファルトフィニッシャ100の操作者による不図示の入力装置を介した指令に応じてセンタークラウン装置26及びスロープクラウン装置27を個別に動作させる。クラウン装置駆動部50bは、操作者による指令とは別に、コントローラ50からの制御指令に応じてセンタークラウン装置26及びスロープクラウン装置27を個別に且つ自律的に動作させてもよい。
レベリングシリンダ駆動部50cは、レベリングシリンダ28を駆動するように構成されている。レベリングシリンダ駆動部50cは、油圧ポンプ及び制御弁等を利用してレベリングシリンダ28を動作させる。具体的には、レベリングシリンダ駆動部50cは、アスファルトフィニッシャ100の操作者による入力装置を介した指令に応じてレベリングシリンダ28を動作させる。レベリングシリンダ駆動部50cは、操作者による指令とは別に、コントローラ50からの制御指令に応じてレベリングシリンダ28を自律的に動作させてもよい。
スクリード昇降装置駆動部50dは、スクリード昇降装置29を駆動するように構成されている。スクリード昇降装置29は、前側スクリード30によって締め固められた舗装面と後側スクリード31によって締め固められた舗装面との間に形成される段差を解消するために後側スクリード31を上下動させる機構である。段差の解消は、コントローラ50によって検知された段差がその後も継続的に形成されてしまうのを防止することを意味する。既に形成されてしまった段差は、例えば、均し作業用のレーキ、ロードローラ又はプレートコンパクタ等を用いて取り除かれる。
スクリード昇降装置駆動部50dは、油圧ポンプ、油圧モータ、及び制御弁等を利用してスクリード昇降装置29を動作させる。具体的には、スクリード昇降装置駆動部50dは、アスファルトフィニッシャ100の操作者による入力装置を介した指令に応じてスクリード昇降装置29を動作させる。スクリード昇降装置駆動部50dは、操作者による指令とは別に、コントローラ50からの制御指令に応じてスクリード昇降装置29を自律的に動作させてもよい。
例えば、表示装置52に表示された、距離D1~D19の測定結果を見た操作者は、入力装置及びクラウン装置駆動部50bを介してセンタークラウン装置26を動作させてもよい。後方から見たときの左前側スクリードプレートの下面と右前側スクリードプレートの下面との間の角度を調整するためである。
コントローラ50は、例えば、左後側スクリード31Lによって形成された新設舗装体NPの左側部分(+Y側部分)の厚さが外側に向かって厚くなっていることを検知した場合、クラウン装置駆動部50bに対して制御指令を出力してもよい。この場合、クラウン装置駆動部50bは、コントローラ50からの制御指令に応じて左スロープクラウン装置27Lによる調整を実行させる。
距離D1~D19の測定結果を見た操作者は、新設舗装体NPの厚さを調整するために、センタークラウン装置26又はスロープクラウン装置27を動作させるだけでなく、レベリングシリンダ駆動部50cを介してレベリングシリンダ28を動作させてもよい。新設舗装体NPの厚さを調整する場合には、センタークラウン装置26及びスロープクラウン装置による調整よりもレベリングシリンダによる調整のほうが有効なためである。また、段差が存在する旨を知らせる情報を見た操作者は、その段差を解消するために、スクリード昇降装置29を動作させてもよい。
前側スクリード30によって形成された舗装面と、後側スクリード31によって形成された舗装面との間に段差が生じていることを検知した場合、コントローラ50は、例えば、スクリード昇降装置駆動部50dに対して制御指令を出力してもよい。この場合、スクリード昇降装置駆動部50dは、コントローラ50からの制御指令に応じてスクリード昇降装置29を動作させ、段差を消失させるようにする。具体的には、スクリード昇降装置駆動部50dは、例えば、スクリード昇降装置29を動作させることで、左前側スクリード30Lによって締め固められた舗装面と左後側スクリード31Lによって締め固められた舗装面との間に形成された段差を解消するために左後側スクリード31Lを上下動させる。より具体的には、スクリード昇降装置駆動部50dは、コントローラ50からの制御指令に応じ、スクリード昇降装置29を構成している油圧アクチュエータとしてのスクリード昇降用モータを回転させ、左後側スクリード31Lに取り付けられた回転・直動変換機構を駆動して左後側スクリード31Lを上下動させる。
上述のように、コントローラ50は、センタークラウン装置26、スロープクラウン装置27、レベリングシリンダ28、及びスクリード昇降装置29の少なくとも1つを自律的に制御してもよい。或いは、操作者は、表示装置52に表示された内容を確認しつつ、センタークラウン装置26、スロープクラウン装置27、レベリングシリンダ28、及びスクリード昇降装置29の少なくとも1つを手動で制御してもよい。
次に、図5A~図5Cを参照し、コントローラ50が中央舗装面CPと側部舗装面SPとの間に形成された段差を検知したときにコントローラ50によって表示装置52に表示される画面GXについて説明する。図5A~図5Cは、画面GXの3つの表示例を示す。具体的には、図5Aは、左後側スクリード31Lの右端部によって形成された段差と、右前側スクリード30Rの右端部によって形成された段差とが検知されたときに表示される画面GXである。図5Bは、左前側スクリード30Lの左端部によって形成された段差が検知されたときに表示される画面GXである。図5Cは、右後側スクリード31Rの左端部によって形成された段差が検知されたときに表示される画面GXである。
図5A~図5Cに示す画面GXは、共通の図形として、機体図形GM、舗装材図形GP、及び路面図形GRを含む。
機体図形GMは、アスファルトフィニッシャ100の上面視を表している。本実施形態では、機体図形GMは、スクリュSCよりも後ろにある部分の上面視を表している。
舗装材図形GPは、スクリード3によって締め固められる前の舗装材PVの上面視を表している。本実施形態では、舗装材図形GPは、粗い(薄い)梨地模様で表現されている。
路面図形GRは、新設舗装体NPの上面視を表している。本実施形態では、路面図形GRは、細かい(濃い)梨地模様で表現されている。
図5Aは、図形G11、G12、G21、及びG22を含む。図形G11は、左後側スクリード31Lの右端部によって形成された左内側段差を表している。本実施形態では、図形G11は、太い破線で表されている。図2の実線で示す段差LDは、左内側段差の一例である。左内側段差は、左前側スクリード30Lによって締め固められた舗装面の高さが、左後側スクリード31Lによって締め固められた舗装面の高さよりも高い場合に形成される。
図形G12は、右前側スクリード30Rの右端部によって形成された右外側段差を表している。本実施形態では、図形G12は、太い破線で表されている。右外側段差は、右前側スクリード30Rによって締め固められた舗装面の高さが、右後側スクリード31Rによって締め固められた舗装面の高さよりも低い場合に形成される。
図形G21は、左内側段差が検知されたときに表示される。本実施形態では、図形G21は、左内側段差を解消するために取り得る措置に関する文字情報を含む吹き出しであり、図形G11の位置を指し示している。図形G21は、例えば、「左を上げる」といったテキスト情報を表示することで、コントローラ50によって左後側スクリード31Lが自律的に上昇させられることをアスファルトフィニッシャ100の操作者に伝えることができる。
図形G22は、右外側段差が検知されたときに表示される。本実施形態では、図形G22は、右外側段差を解消するために取り得る措置に関する文字情報を含む吹き出しであり、図形G12の位置を指し示している。図形G22は、例えば、「右を下げる」といったテキスト情報を表示することで、コントローラ50によって右後側スクリード31Rが自律的に下降させられることをアスファルトフィニッシャ100の操作者に伝えることができる。
図5Bは、図形G13及びG23を含む。図形G13は、左前側スクリード30Lの左端部によって形成された左外側段差を表している。本実施形態では、図形G13は、太い破線で表されている。左外側段差は、左前側スクリード30Lによって締め固められた舗装面の高さが、左後側スクリード31Lによって締め固められた舗装面の高さよりも低い場合に形成される。
図形G23は、左外側段差が検知されたときに表示される。本実施形態では、図形G23は、左外側段差を解消するために取り得る措置に関する文字情報を含む吹き出しであり、図形G13の位置を指し示している。図形G23は、例えば、「左を下げる」といったテキスト情報を表示することで、コントローラ50によって左後側スクリード31Lが自律的に下降させられることをアスファルトフィニッシャ100の操作者に伝えることができる。
図5Cは、図形G14及びG24を含む。図形G14は、右後側スクリード31Rの左端部によって形成された右内側段差を表している。本実施形態では、図形G14は、太い破線で表されている。右内側段差は、右前側スクリード30Rによって締め固められた舗装面の高さが、右後側スクリード31Rによって締め固められた舗装面の高さよりも高い場合に形成される。
図形G24は、右内側段差が検知されたときに表示される。本実施形態では、図形G24は、右内側段差を解消するために取り得る措置に関する文字情報を含む吹き出しであり、図形G14の位置を指し示している。図形G24は、例えば、「右を上げる」といったテキスト情報を表示することで、コントローラ50によって右後側スクリード31Rが自律的に下降させられることをアスファルトフィニッシャ100の操作者に伝えることができる。
次に、図6を参照し、中央舗装面CPと側部舗装面SPとの間に形成された段差を解消するためにコントローラ50が後側スクリード31の高さを調整する処理(以下、「高さ調整処理」とする。)について説明する。図6は、高さ調整処理のフローチャートである。コントローラ50は、例えば、アスファルトフィニッシャ100が前進している際に、所定の制御周期で繰り返しこの高さ調整処理を実行する。
最初に、コントローラ50は、左外側が高い段差が存在するか否かを判定する(ステップST1)。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、情報取得装置51としてのLIDARの出力に基づいて左外側段差の存否を判定する。
左外側段差が存在すると判定した場合(ステップST1のYES)、コントローラ50は、左後側スクリード31Lを下降させる(ステップST2)。中央舗装面CPより高い左側部舗装面LPを低くして左側部舗装面LPの高さを中央舗装面CPの高さに合わせることで左外側段差を解消するためである。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、スクリード昇降装置駆動部50dに対し、左後側スクリード31Lを下降させるための制御指令を出力する。スクリード昇降装置駆動部50dは、情報取得部50aからの制御指令に応じて左スクリード昇降装置29Lを動作させて左後側スクリード31Lを下降させる。
左外側が高い段差が存在しないと判定した場合(ステップST1のNO)、コントローラ50は、左内側が高い段差が存在するか否かを判定する(ステップST3)。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、情報取得装置51としてのLIDARの出力に基づいて左内側段差の存否を判定する。
左内側が高い段差が存在すると判定した場合(ステップST3のYES)、コントローラ50は、左後側スクリード31Lを上昇させる(ステップST4)。中央舗装面CPより低い左側部舗装面LPを高くして左側部舗装面LPの高さを中央舗装面CPの高さに合わせることで左内側段差を解消するためである。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、スクリード昇降装置駆動部50dに対し、左後側スクリード31Lを上昇させるための制御指令を出力する。スクリード昇降装置駆動部50dは、情報取得部50aからの制御指令に応じて左スクリード昇降装置29Lを動作させて左後側スクリード31Lを上昇させる。
コントローラ50は、左内側段差が存在するか否かを判定した後で、左外側段差が存在するか否かを判定するように構成されていてもよい。
その後、コントローラ50は、右外側が高い段差が存在するか否かを判定する(ステップST5)。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、情報取得装置51としてのLIDARの出力に基づいて右外側段差の存否を判定する。
右外側が高い段差が存在すると判定した場合(ステップST5のYES)、コントローラ50は、右後側スクリード31Rを下降させる(ステップST6)。中央舗装面CPより高い右側部舗装面RPを低くして右側部舗装面RPの高さを中央舗装面CPの高さに合わせることで右外側段差を解消するためである。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、スクリード昇降装置駆動部50dに対し、右後側スクリード31Rを下降させるための制御指令を出力する。スクリード昇降装置駆動部50dは、情報取得部50aからの制御指令に応じて右スクリード昇降装置29Rを動作させて右後側スクリード31Rを下降させる。
右外側が高い段差が存在しないと判定した場合(ステップST5のNO)、コントローラ50は、右内側が高い段差が存在するか否かを判定する(ステップST7)。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、情報取得装置51としてのLIDARの出力に基づいて右内側段差の存否を判定する。
右内側が高い段差が存在すると判定した場合(ステップST7のYES)、コントローラ50は、右後側スクリード31Rを上昇させる(ステップST8)。中央舗装面CPより低い右側部舗装面RPを高くして右側部舗装面RPの高さを中央舗装面CPの高さに合わせることで右内側段差を解消するためである。本実施形態では、コントローラ50の情報取得部50aは、スクリード昇降装置駆動部50dに対し、右後側スクリード31Rを上昇させるための制御指令を出力する。スクリード昇降装置駆動部50dは、情報取得部50aからの制御指令に応じて右スクリード昇降装置29Rを動作させて右後側スクリード31Rを上昇させる。
コントローラ50は、右内側段差が存在するか否かを判定した後で、左外側段差が存在するか否かを判定するように構成されていてもよい。
コントローラ50は、右内側段差及び右外側段差のそれぞれの存否を判定した後で、左内側段差及び左外側段差のそれぞれの存否を判定してもよく、左内側段差、左外側段差、右内側段差、及び右外側段差のそれぞれの存否を任意の順序で別々に判定してもよい。
上述の構成により、コントローラ50は、中央舗装面CPと側部舗装面SPとの間に形成された段差が長距離にわたって継続されてしまうのを防止できる。
次に、図7A~図7Dを参照し、左内側段差の一例である段差LD(図2参照。)を解消する際のスクリード3の動きについて説明する。図7A~図7Dは、図2の新設舗装体NPを+Y側から見たときのスクリード3及び新設舗装体NPの側面図である。但し、図7A~図7Dは、明瞭化のため、左前側スクリード30Lの左前側スクリードプレート30LPと左後側スクリード31Lの左後側スクリードプレート31LPとを除くスクリード3の大部分の図示を省略している。なお、以下の説明は、左後側スクリード31Lを上昇させる場合に関するが、左後側スクリード31Lを下降させる場合、右後側スクリード31Rを上昇させる場合、及び、右後側スクリード31Rを下降させる場合についても同様に適用される。
具体的には、図7Aは、コントローラ50が段差LDを検知し、左後側スクリード31Lの上昇を開始させたときの図である。図7Bは、コントローラ50が左後側スクリード31Lを上昇させているときの図である。図7Cは、コントローラ50が左後側スクリード31Lの上昇を終了させたときの図である。図7Dは、段差のない舗装面が形成されているときの図である。
図7Aに示すように、コントローラ50は、X軸方向の長さL0を有する段差LDを左内側段差として検知すると、左スクリード昇降装置29Lを動作させ、矢印AR1で示す方向への左後側スクリード31Lの上昇を開始させる。図7Aの時点では、左前側スクリードプレート30LPの後端部の高さと左後側スクリードプレート31LPの後端部の高さとの差に相当する段差LDの大きさは、値DP1となっている。また、左後側スクリードプレート31LPの飲み込み角度βは、左前側スクリードプレート30LPの飲み込み角度αよりも大きくなっている。
その後、図7Bに示すように、コントローラ50は、左前側スクリードプレート30LPの後端部の高さと左後側スクリードプレート31LPの後端部の高さとが一致するまでは、矢印AR2で示す方向への左後側スクリード31Lの上昇を継続させる。本実施形態では、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの上昇を開始させたときの段差LDの大きさである値DP1とは無関係に、所定の上昇速度で左後側スクリード31Lを上昇させている。但し、コントローラ50は、値DP1に基づいて目標上昇速度及び目標上昇幅を決定してもよい。図7Bの時点では、段差LDの大きさは、値DP1よりも小さい値DP2となっている。
その後、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの上昇幅が目標上昇幅に達すると、図7Cに示すように、左後側スクリード31Lの上昇を停止させる。段差LDは、X軸方向における長さが値L1に達したときに解消される。図7Cの時点では、段差LDの大きさはゼロとなっている。
その後、コントローラ50は、左後側スクリード31Lの上昇を停止させたときの左後側スクリード31Lの高さを維持する。その結果、図7Dに示すように、アスファルトフィニッシャ100は、段差のない舗装面を形成できる。
上述の構成により、アスファルトフィニッシャ100は、中央舗装面CPと側部舗装面SPとの間に形成される段差を自動的に検知した上で、その段差が解消されるように、後側スクリード31を自律的に上下動させることができる。そのため、進行方向における段差の長さが過大になるのを防止できる。その結果、アスファルトフィニッシャ100は、既に形成されてしまった段差を除去するための作業を減らすことで作業効率を高めることができる。
また、アスファルトフィニッシャ100は、スクリード昇降装置29の手動操作に関する操作者の熟練度に左右されることなく、段差の少ない舗装体を形成することができる。そのため、アスファルトフィニッシャ100は、形成される舗装体の品質を一定レベル以上で維持できる。
上述のように、本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャ100は、トラクタ1と、トラクタ1の前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパ2と、ホッパ2内の舗装材をトラクタ1の後側へ給送するコンベアCVと、コンベアCVにより給送された舗装材をトラクタ1の後側で敷き拡げるスクリュSCと、スクリュSCにより敷き拡げられた舗装材をスクリュSCの後側で締め固めるスクリード3と、スクリード3によって締め固められた舗装材の表面に関する情報を取得する情報取得装置51と、制御装置としてのコントローラ50と、を備えている。スクリード3は、車長方向にずらして配置される前側スクリード30と後側スクリード31とを含む。そして、コントローラ50は、情報取得装置51が取得した情報に基づき、前側スクリード30によって締め固められる舗装材の表面と、後側スクリード31によって締め固められる舗装材の表面との間に形成される段差の存否を判定するように構成されている。
この構成により、アスファルトフィニッシャ100は、段差が形成されてしまったことを早期に検知できるため、形成される舗装面の品質低下を抑制できる。
情報取得装置51は、望ましくは、キャノピ又はトラクタ1に取り付けられている。この構成により、アスファルトフィニッシャ100は、新設舗装体NPの表面の出来形の測定精度を高めることができる。キャノピ及びトラクタ1は何れも、スクリード3に比べて振動が少ないためである。但し、情報取得装置51は、スクリード3に取り付けられていてもよい。この場合、情報取得装置51は、スクリード3によって締め固められた舗装材の表面に近い位置で、その舗装材の表面に関する情報を取得できる。
アスファルトフィニッシャ100は、望ましくは、情報取得装置51の出力に基づき、地物APによって定められる基準高さに対する路面の凹凸を算出し、或いは、段差の存否を判定する制御装置としてのコントローラ50を備えている。この構成により、アスファルトフィニッシャ100は、他の装置に接続されることなく、単体で、新設舗装体NPの表面の出来形を容易に測定でき、或いは、新設舗装体NPの表面における段差の存否を容易に判定できる。また、情報取得装置51は、後方監視等の他の機能を実現するためにも利用され得る。また、アスファルトフィニッシャ100の操作者は、新設舗装体NPの表面における基準高さに対する凹凸に関する情報を見ることで、新設舗装体NPの表面の出来形の状態を直感的に把握することができる。
アスファルトフィニッシャ100は、望ましくは、コントローラ50による演算の結果を表示する表示機能を備えている。表示機能は、アスファルトフィニッシャ100に搭載されている表示装置52、外部の管理センタ等に設置されているコンピュータ等の管理装置に付属する表示装置、又は、作業者が携帯するスマートフォン等の支援装置に付属する表示装置等によって実現される。この構成により、アスファルトフィニッシャ100は、アスファルトフィニッシャ100の操作者、又は、アスファルトフィニッシャ100の周囲で作業する作業者等の関係者に、新設舗装体NPに関する情報を伝えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態が説明された。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形又は置換等が適用され得る。また、上述の実施形態を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
例えば、アスファルトフィニッシャ100は、後側スクリード31を上下動させるスクリード昇降装置29とは別に、前側スクリード30を上下動させる前側スクリード昇降装置を備えていてもよい。この場合、アスファルトフィニッシャ100は、左前側スクリード30Lと右前側スクリード30Rとを別々に上下動させることができるように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、コントローラ50は、段差を自動的に検知した上で後側スクリード31を上下動させてその段差を自律的に解消するように構成されている。しかしながら、コントローラ50は、段差を検知したことを操作者に知らせた上で、後側スクリード31の上下動を操作者に促すように構成されていてもよい。この場合、コントローラ50は、音、光及び振動等の少なくとも1つを用い、操作者によるスクリード昇降装置29の手動操作を支援してもよい。
本願は、2019年3月29日に出願した日本国特許出願2019-066680号に基づく優先権を主張するものであり、この日本国特許出願の全内容を本願に参照により援用する。
1・・・トラクタ 1G・・・ガイドレール 1S・・・運転席 2・・・ホッパ 3・・・スクリード 3A・・・レベリングアーム 5・・・後輪 6・・・前輪 25・・・スクリードリフトシリンダ 26・・・センタークラウン装置 27・・・スロープクラウン装置 28・・・レベリングシリンダ 29・・・スクリード昇降装置 30・・・前側スクリード 31・・・後側スクリード 43・・・モールドボード 50・・・コントローラ 50a・・・情報取得部 50b・・・クラウン装置駆動部 50c・・・レベリングシリンダ駆動部 50d・・・スクリード昇降装置駆動部 51・・・情報取得装置 52・・・表示装置 53・・・通信装置 100・・・アスファルトフィニッシャ AP・・・地物 CV・・・コンベア NP・・・新設舗装体 PV・・・舗装材 RB・・・路盤 SC・・・スクリュ

Claims (10)

  1. トラクタと、
    前記トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、
    前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ給送するコンベアと、
    前記コンベアにより給送された舗装材を前記トラクタの後側で敷き拡げるスクリュと、
    前記スクリュにより敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で締め固めるスクリードと、
    前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面に関する情報を取得する情報取得装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記スクリードは、車長方向にずらして配置される前側スクリードと後側スクリードとを含み、
    前記後側スクリードを上下動させるアクチュエータを備え、
    前記制御装置は、
    前記情報取得装置が取得した情報に基づき、前記前側スクリードによって締め固められる舗装材の表面と、前記後側スクリードによって締め固められる舗装材の表面との間に形成される段差の存否を判定し、
    車幅方向における前記段差の位置に応じて前記アクチュエータにより前記後側スクリードを上げるか下げるかを決定する、
    アスファルトフィニッシャ。
  2. トラクタと、
    前記トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、
    前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ給送するコンベアと、
    前記コンベアにより給送された舗装材を前記トラクタの後側で敷き拡げるスクリュと、
    前記スクリュにより敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で締め固めるスクリードと、
    前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面に関する情報を取得する情報取得装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記スクリードは、車長方向にずらして配置される前側スクリードと後側スクリードとを含み、
    前記制御装置は、
    前記情報取得装置が取得した情報に基づき、前記前側スクリードによって締め固められる舗装材の表面と、前記後側スクリードによって締め固められる舗装材の表面との間に形成される段差の存否を判定し、
    前記段差の大きさに合わせて前記後側スクリードの目標幅を変更する、
    スファルトフィニッシャ。
  3. 前記情報取得装置は、キャノピ、前記トラクタ又は前記スクリードに取り付けられている、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  4. 前記制御装置は、前記段差の大きさに合わせて前記後側スクリードの目標速度を変更する、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  5. 前記制御装置は、基準点に基づいて前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面までの距離を算出する、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  6. 前記制御装置は、前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面の車幅方向における複数個所において、前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面までの距離を算出する、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  7. 前記制御装置は、前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面までの距離の測定結果を表示装置に表示させる、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  8. 前記制御装置は、更に、前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面までの距離のそれぞれに対応する凹凸の大きさを表示装置に表示させる、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  9. 前記制御装置は、前記段差の大きさを、図表を用いて表示装置に表示させる、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
  10. 前記制御装置は、撮像装置が取得した画像の上に、前記スクリードによって締め固められた舗装材の表面までの距離の測定結果に関する情報を重畳表示させる、
    請求項1又は2に記載のアスファルトフィニッシャ。
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