JP2002335632A - 系統連系インバータ - Google Patents

系統連系インバータ

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JP2002335632A
JP2002335632A JP2001140230A JP2001140230A JP2002335632A JP 2002335632 A JP2002335632 A JP 2002335632A JP 2001140230 A JP2001140230 A JP 2001140230A JP 2001140230 A JP2001140230 A JP 2001140230A JP 2002335632 A JP2002335632 A JP 2002335632A
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Kazuya Osada
和哉 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たに回路等を設けることなく、各母線コン
デンサ間の電圧差を抑制し、さらに各母線コンデンサ間
に電圧差が発生しても、インバータ部に悪影響が生じる
ことなく、エラーを検知して停止させることができる 【解決手段】 各母線コンデンサ3a、3b間に電圧差
が現れたときに、直流電流補正回路14により、電圧差
に応じた直流電流補正値を出力し、この直流電流補正値
を直流分制御回路12に加えることにより、インバータ
により、各母線コンデンサ3a、3b間の電圧差を生じ
る原因となる微少な直流分も含めて制御するとともに、
母線コンデンサ電圧異常検知回路15により、各母線コ
ンデンサ3a、3b間の電圧差が母線コンデンサ3a、
3b全体の電圧の所定の割合を超えたときに、異常と判
断するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、系統連系インバー
タに係り、例えば、太陽電池などの直流電力を交流電力
に変換し、交流電力系統に連系して負荷に電力を供給す
る系統連系インバータの制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の系統連系インバータの構
成図である。図12において、101は太陽電池であ
り、102は変動する太陽電池101の出力電圧を一定
の電圧に制御するとともに、インバータの入力に必要な
電圧に変換して出力するコンバータである。このコンバ
ータ102は、リアクトル102a、SW素子102
b、ダイオード102cにより構成される。
【0003】103はコンバータ102からの出力電圧
を平滑して出力する平滑手段の母線コンデンサであり、
この母線コンデンサ103は、同容量の2つの母線コン
デンサ103a、103bの直列接続により構成され
る。104はインバータの電力変換を行うSW素子10
4a〜104dを一体にまとめて構成されたSW素子モ
ジュールである。インバータとなるSW素子モジュール
104は、平滑手段の母線回路103から出力される平
滑された直流電力を交流電力に変換して出力する。
【0004】105はリアクトル105aとコンデンサ
105bからなるフィルター回路であり、フィルター回
路105は、インバータとなるSW素子モジュール10
4の交流出力の高周波をカットして波形を改善する。1
06はフィルター回路105と交流電力系統107との
間に設置され、系統107側の異常時あるいはインバー
タの異常時にインバータと系統107を切り離す連系リ
レーである。
【0005】交流電力系統107は、1相が接地された
3相200Vの系統である。108はインバータとなる
SW素子モジュール104の交流に変換されたインバー
タ出力電流の交流分を検出するインバータ出力電流検出
部であり、109はフィルター回路105で高周波がカ
ットされたインバータ出力電流から直流分を検出する直
流電流検出部である。
【0006】110は系統107の電圧を検出する系統
電圧検出部であり、111はSW素子モジュール104
及び連系リレー106を制御する制御回路である。11
2は直流分制御回路であり、直流分制御回路112は、
インバータ出力電流から検出された直流分の検出信号を
基に、直流分の補正値を制御回路111へ出力する。
【0007】制御回路111は、交流電力系統107の
位相を検出し、インバータ出力電流の目標値を求める。
制御回路111は、インバータ出力電流の目標値から、
検出されたインバータ出力電流の交流分と直流分を加え
たものを差し引いて誤差を求め、この誤差がゼロになる
ようにSW素子モジュール104を制御する。なお、こ
こでは、インバータ出力電流検出部108は、インバー
タ出力電流から交流分のみ検出する例であるが、例え
ば、更に交流分だけでなく直流分を検出して、これを基
に誤差を求めてSW素子モジュール104を検出するよ
うに構成してもよい。
【0008】以上の構成において、この従来の系統連系
インバータの動作を説明する。従来の系統連系インバー
タは、1相が接地された交流電力系統107に絶縁トラ
ンスを介することなく連系している。このように連系す
るには、平滑手段となる母線コンデンサ103の中間
点、即ち、母線コンデンサ103aと母線コンデンサ1
03bの接続点に、交流電力系統107の接地された相
を接続させる。
【0009】SW素子104a、104bからの出力と
SW素子104c、104dからの出力は、母線コンデ
ンサ103a、103bの接続点からみて、それぞれ2
00Vの交流を出力する。これにより、太陽電池の対地
電圧は、ほぼ直流分となり、図示しない交流電力系統1
07側に設けられた漏電遮断器が誤動作し難くなる。
【0010】コンバータ102は、太陽電池101の出
力電圧をインバータの入力に必要な適切な電圧まで昇圧
して、平滑手段となる母線コンデンサ103に出力す
る。母線コンデンサ103a、103bは、それぞれ容
量が等しいため、通常、各母線コンデンサ103a、1
03bの各電圧は、それぞれ等しくなり、コンバータ1
02の昇圧した電圧の半分になる。
【0011】制御回路111は、系統電圧検出部110
からの交流電力系統107の電圧を検出して同期をと
り、インバータの目標電流の瞬時値を求める。更に、制
御回路111は、求めた目標電流瞬時値と、インバータ
出力電流検出部108より検出されたインバータ出力電
流及び後述する直流分制御回路112からの補正値を比
較して、インバータ出力電流が目標電流と同一となるよ
うにSW素子モジュール104を制御する。例えば、制
御回路111は、インバータ出力電流の目標値から、検
出されたインバータ出力電流の交流分と直流分を加えた
ものを差し引いて誤差を求め、この誤差がゼロになるよ
うにSW素子モジュール104を制御する。
【0012】直流電流検出部109は、SW素子104
a〜104dの動作のばらつきなどに起因して、インバ
ータの出力電流に含まれる直流電流を検出して直流分制
御回路112に検出値を出力する。直流分制御回路11
2は、直流電流検出部109からの検出値より、インバ
ータの直流電流を抑制するように補正値を制御回路11
1に出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の系統連系インバ
ータは以上のように構成されていたので、直流分制御回
路112による直流電流の制御は、直流電流検出部10
9の分解能以下の直流分については働かない。また、直
流電流検出部109または直流分制御回路112にオフ
セット誤差が残っていた場合には、オフセット分だけ直
流電流が流れることになる。
【0014】これらに起因する直流電流は微小でも、時
間の経過に伴い、母線コンデンサ103a、103b間
に徐々に電圧差を生じさせる。例えば、インバータ出力
に正方向の直流電流が流れると、母線コンデンサ103
全体での電圧は、コンバータ102により一定に制御さ
れる。しかしながら、その内訳は母線コンデンサ103
aの電圧が低く、母線コンデンサ103bの電圧が高く
なる。負方向の直流電流が流れた場合はその逆となる。
そして、母線コンデンサ103a、103b間の電圧差
が大きくなると、インバータ部は、正弦波の出力をする
ことが困難になる。
【0015】この対策として、各母線コンデンサ103
a、103bと並列にSW素子等からなる回路を設け
て、各母線コンデンサ103a、103bの電圧が等し
くなるように制御する方法が考えられる。しかしなが
ら、これを達成するためには、主回路、制御回路などに
新たに回路を設けなければならず、筐体が大きくなり、
コストも高くなる。
【0016】また、母線コンデンサ103a、103b
間に電圧差が生じたときの保護としては、各母線コンデ
ンサの過電圧保護のみでは不十分である。例えば、母線
コンデンサ103a、103bとして定格400Vのコ
ンデンサを2直列に使用し、両端に700Vを印加する
場合を考えると、保護レベルとしては、コンデンサ定格
電圧の400V付近である。
【0017】このため、過電圧エラーを検知したとき、
母線コンデンサ103a、103bの電圧は、一方が4
00V、他方は300Vとなり、母線コンデンサ103
a、103b間に100Vの電圧差が生じるまでエラー
を検知できない。この電圧差は、インバータが既に正弦
波を出力できるレベルではなく、電圧が低い側の母線コ
ンデンサには、系統から充電電流が流れ込む場合もあり
うる。
【0018】さらに、インバータ部の制御方式などによ
り、例えば、両端に印加する電圧が390V程度となる
場合には、仮に一方の電解コンデンサが0Vとなって
も、他方は390Vであり、保護レベル400Vを超え
ないため、エラーを検知できない。
【0019】この対策として、母線コンデンサ103
a、103bの電圧を検出してそれらの電圧差を求め、
この電圧差が所定値を超えたときに、エラーと判断する
方法が考えられる。しかしながら、例えば、50Vの電
圧差が生じたときにエラーと判断する場合、母線両端の
電圧が700Vのときや600Vのとき、さらには39
0Vのときでは、50Vの電圧差が与えるインバータ部
の出力の影響度が異なり、一概にエラーとすべき電圧差
を決めることができないため、保護機能としては不十分
である。
【0020】そこで、本発明は、新たに回路等を設ける
ことなく、各母線コンデンサ間の電圧差を抑制し、さら
に各母線コンデンサ間に電圧差が発生しても、インバー
タ部に悪影響が生じることなく、エラーを検知して停止
させることができる系統連系インバータを提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、直列に接続さ
れた複数の母線コンデンサから出力される平滑された直
流電力を交流電力に変換し、交流電力系統に連系して負
荷に電力を供給する系統連系インバータにおいて、前記
複数の母線コンデンサの各電圧を検出し、前記母線コン
デンサ間の電圧差を求めて出力する電圧差検出回路と、
出力された前記母線コンデンサ間の電圧差に基づいて、
前記電圧差を抑制するようにインバータの直流電流補正
値を求めて出力する直流電流補正回路と、出力された前
記インバータの直流電流補正値に基づいてインバータの
直流電流を制御する直流電流制御回路とを有するもので
ある。
【0022】上記系統連系インバータにおいては、前記
母線コンデンサ間の電圧差が、前記複数の母線コンデン
サ全体の電圧に対して所定の割合を超えたときに異常と
判断して、インバータを停止させる母線コンデンサ電圧
異常検知回路を有するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における実施の形
態を、図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1におけ
る系統連系インバータの構成図、図2は図1に示す電圧
差検出回路の内部構成を示す図、図3は図1に示す直流
電流補正回路の内部構成を示す図、図4は図1に示す直
流分制御回路の内部構成を示す図である。図1におい
て、1は太陽電池であり、2は太陽電池1の出力電圧を
一定の電圧に制御するとともに、インバータの入力に必
要な電圧に変換して出力するコンバータである。このコ
ンバータ2は、リアクトル2a、SW素子2b、ダイオ
ード2cにより構成される。
【0024】3はコンバータ2からの出力電圧を平滑し
て出力する平滑手段の母線コンデンサであり、この母線
コンデンサ3は、同容量の2つの母線コンデンサ3a、
3bの直列接続により構成される。4はインバータの電
力変換を行うSW素子4a〜4dを一体にまとめて構成
されたSW素子モジュールであり、このインバータとな
るSW素子モジュール4は、平滑手段の母線コンデンサ
3から出力される平滑された直流電流を交流電流に変換
して出力する。
【0025】5はリアクトル5aとコンデンサ5bから
なるフィルター回路であり、フィルター回路5は、イン
バータとなるSW素子モジュール4の交流出力の高周波
をカットして波形を改善する。6はフィルター回路5と
交流電力系統7との間に設置され、系統7側の異常時あ
るいはインバータの異常時にインバータと系統7を切り
離す連系リレーである。SW素子モジュール4は、連系
リレー6を経由して交流電力系統7と連系する。
【0026】交流電力系統7は、1相が接地された3相
200Vの系統である。8はSW素子モジュール4の交
流に変換されたインバータ出力電流を検出するインバー
タ出力電流検出部であり、9はフィルター回路5で高周
波がカットされたインバータ出力電流から直流分を検出
する直流電流検出部である。
【0027】10は系統7の電圧を検出する系統電圧検
出部であり、11はSW素子モジュール4及び連系リレ
ー6を制御する制御回路である。12は直流分制御回路
であり、この直流分制御回路12は、直流電流検出部9
から出力されたインバータ出力電流の直流分と、直流電
流補正回路14から出力された母線コンデンサ3a、3
b間の電圧差に応じた直流電流補正値とを基に、インバ
ータの直流電流を制御する補正値を制御回路11へ出力
する。
【0028】13は各母線コンデンサ3a、3bの電圧
を検出し、これらの母線コンデンサ3aと母線コンデン
サ3bにおける電圧差を求めて、その電圧差を出力する
電圧差検出回路である。14は電圧差検出回路13から
出力された母線コンデンサ3a、3bの電圧差を基に、
この電圧差に応じた直流電流分の補正値を求めて出力す
る直流電流補正回路である。
【0029】次に、図1に示す系統連系インバータにお
ける動作について説明する。まず、図1に示す電圧差検
出回路13の内部処理について、図2を用いて説明す
る。図2において、回路13aは、母線コンデンサ3a
の電圧を検出し、回路13bは、系統7における1周期
の間の平均を取り、母線コンデンサ3aの電圧値を得
る。
【0030】同様に、回路13cは、母線コンデンサ3
bの電圧を検出し、回路13dは、系統7における1周
期の間の平均を取り、母線コンデンサ3bの電圧値を得
る。次に、回路13eは、母線コンデンサ3aの電圧値
から母線コンデンサ3bの電圧値を減算して、母線コン
デンサ3a、3b間の電圧差を得て、直流電流補正回路
14に出力する。
【0031】ここで、図1に示す直流電流補正回路14
の内部処理について、図3を用いて説明する。直流電流
補正回路14は、図3に示すように、電圧差検出回路1
3から出力される母線コンデンサ3a、3b間の電圧差
が入力されると、回路14aにてその電圧差を基に比例
積分制御等の処理を行って直流電流補正値を求め、その
直流電流補正値を直流分制御回路12に出力する。
【0032】例えば、母線コンデンサ3aを355Vと
し、母線コンデンサ3bを345Vとして、母線コンデ
ンサ3aの電圧が母線コンデンサ3bよりも大きい場合
を想定すると、電圧差検出回路13は、+10Vの電圧
差を出力する。直流電流補正回路14は、電圧差検出回
路13から+10Vという正の電圧差の値が入力される
と、インバータから負の直流電流が流れているために、
母線コンデンサ3aの電圧が高くなり、母線コンデンサ
3bの電圧が低くなると判断する。
【0033】そして、直流電流補正回路14は、この母
線コンデンサ3a、3b間の電圧差を抑制するように求
めた負の直流電流補正値、例えば−2mAというような
値を直流分制御回路12に出力する。逆に、直流電流補
正回路14は、母線コンデンサ3bの電圧が母線コンデ
ンサ3aよりも高い場合には、上記動作と正負が逆の動
作を行う。
【0034】ここで、図1に示す直流分制御回路12の
内部処理について、図4を用いて説明する。直流分制御
回路12は、図4に示すように、回路12aにより直流
電流検出部9からの検出値に、直流電流補正回路14か
らの直流電流補正値を加算し、この値がインバータから
出力されている直流電流として、回路12bにより直流
電流を抑制するように補正値を制御回路11に出力す
る。
【0035】制御回路11は、目標電流とインバータ出
力電流検出部8より検出した出力電流が同一となるよう
にSW素子モジュール4を制御するとともに、直流分検
出回路12からの補正値により、インバータの直流電流
を抑制するようにSW素子モジュール4を制御する。
【0036】このように、本実施の形態では、各母線コ
ンデンサ3a、3b間に電圧差が現れたときに、直流電
流補正回路14により、電圧差に応じた直流電流補正値
を出力し、この直流電流補正値を直流分制御回路12に
加えることにより、インバータは、各母線コンデンサ3
a、3b間の電圧差を生じる原因となる微少な直流分も
含めて制御している。このため、母線コンデンサ3a、
3b間の電圧差によって生じる直流電流も抑制するよう
にインバータを動作させることができるので、母線コン
デンサ3a、3b間の電圧差をなくして、母線コンデン
サ3a、3bを互いに等しい電圧に保つことができる。
【0037】なお、上記実施の形態1では、直流電流補
正回路14からの直流電流補正値を、直流分制御回路1
2の回路12aにより直流電流検出部9からの検出値に
加算したが、図5に示すように、直流分制御回路12に
おいて、直流電流補正回路14からの直流電流補正値の
正負の符号を回路12cにより反転させておく。
【0038】そして、直流分検出回路9からの検出値を
回路12dにて処理した制御値と、反転された直流電流
補正値を回路12eにて加算し、この結果を補正値とし
て制御回路11に出力するように構成してもよい。この
場合も、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0039】また、系統連系インバータを絶縁変圧器を
介さずに、交流電力系統7に連系する場合には、系統連
系インバータからの直流電流を検出した時に、系統連系
インバータを停止する機能が必要とされ、直流電流の検
知レベルは、系統連系インバータの定格出力電流の1%
以下とされている。従って、直流分制御回路12は、直
流電流が定格出力電流の大きくとも1%以下になるよう
に制御している。
【0040】よって、直流電流補正回路14からの直流
電流補正値が外乱となって、系統連系インバータの出力
に1%以上の直流電流が流れることのないように、直流
電流補正回路14は、図6に示すように、回路14aで
処理された値に対して、回路14bにて定格出力電流の
1%より十分に小さなレベル、例えば±0.1%などの
リミッタを設けておくことが望ましい。
【0041】実施の形態2.図7は本発明に係る実施の
形態2における系統連系インバータの構成図、図8は図
7に示す電圧差検出回路の内部構成を示す図、図9は図
7に示す母線コンデンサ電圧異常検知回路の内部構成を
示す図である。図7において、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示し、15は母線コンデンサ電圧異常検知
回路である。
【0042】この母線コンデンサ電圧異常検知回路15
は、電圧差検出回路13の出力より母線コンデンサ3
a、3b間の電圧差の異常を検知して、異常検知信号を
制御回路11に出力する。次に、図7に示す系統連系イ
ンバータにおける動作について説明する。まず、図7に
示す電圧差検出回路13の内部処理について、図8を用
いて説明する。
【0043】図8において、回路13aは、母線コンデ
ンサ3aの電圧を検出し、回路13bは、系統7におけ
る1周期の間の平均を取り、母線コンデンサ3aの電圧
値を得る。同様に、回路13cは、母線コンデンサ3b
の電圧を検出し、回路13dは、系統7における1周期
の間の平均を取り、母線コンデンサ3bの電圧を得る。
【0044】次に、回路13eは、母線コンデンサ3a
の電圧値から母線コンデンサ3bの電圧値を減算して、
母線コンデンサ3a、3b間の電圧差を得て、直流電流
補正回路14及び母線コンデンサ電圧異常検知回路15
に出力する。なお、直流電流補正回路14の処理につい
ては、実施の形態1と同様であるので、その説明を省略
する。
【0045】また、回路13fは、母線コンデンサ3a
の電圧値に母線コンデンサ3bの電圧値を加算して、母
線コンデンサ3全体の電圧値を得て、母線コンデンサ電
圧異常検知回路15に出力する。以上のように、母線コ
ンデンサ電圧異常検知回路15には、回路13eから出
力された母線コンデンサ3a、3b間の電圧差と、回路
13fから出力された母線コンデンサ3全体の電圧値が
入力される。
【0046】ここで、図7に示す母線コンデンサ電圧異
常検知回路15の内部処理について、図9を用いて説明
する。母線コンデンサ電圧異常検知回路15において、
図9に示すように、まず、回路15aは、電圧差検出回
路13から出力された母線コンデンサ3a、3b間の電
圧差の絶対値を得る。
【0047】次に、回路15bは、この母線コンデンサ
3a、3b間の電圧差の絶対値を、電圧差検出回路13
から出力された母線コンデンサ全体の電圧値で除算し
て、母線コンデンサ3全体の電圧値に対する母線コンデ
ンサ3a、3b間の電圧差の割合を得る。そして、回路
15cは、得られた割合を所定の判定レベルと比較し、
判定レベルよりも大きい時に、母線コンデンサ3a、3
b間の電圧差が異常であると判断し、異常検知信号を制
御回路11に出力する。
【0048】例えば、母線コンデンサ3aを355Vと
し、母線コンデンサ3bを345Vとして、母線コンデ
ンサ3aの電圧が母線コンデンサ3bよりも大きい場合
を想定すると、電圧差検出回路13は、電圧差として+
10Vの電圧値を出力する。また、電圧差検出回路13
は、母線コンデンサ全体の電圧値として700Vの値を
出力する。
【0049】そして、母線コンデンサ電圧異常検知回路
15は、電圧差検出回路13から出力された電圧差と母
線コンデンサ全体の電圧値が入力されると、電圧差+1
0Vの絶対値10Vを、母線コンデンサ全体の電圧値7
00Vで除算して、0.014という値を得る。母線コ
ンデンサ電圧異常検知回路15は、この0.014とい
う値を判定レベルと比較し、判定レベルよりも大きいと
きに異常検知信号を出力する。
【0050】制御回路11は、母線コンデンサ電圧異常
検知回路15から出力された異常検知信号が入力される
と、インバータを停止させるようにSW素子モジュール
4を制御するとともに、連系リレー6を開放して、系統
連系インバータを交流電力系統7から切り離す。
【0051】このように、本実施の形態では、母線コン
デンサ電圧異常回路15により、母線コンデンサ3a、
3b全体の電圧に対する、各母線コンデンサ3a、3b
間の電圧差の割合を算出して、この割合が所定のレベル
を超えたときにエラーと判断するように構成している。
このため、母線コンデンサ3a、3bに直流電流補正回
路14の制御量を超える電圧差が生じた場合、母線コン
デンサの電圧が過電圧保護レベルに達しなくとも、ま
た、母線コンデンサ全体の電圧がどのような電圧であっ
ても、確実に異常を検出することができる。従って、高
電圧となった側の母線コンデンサの電圧が保護レベル以
下であっても、系統連系インバータを安全に停止するこ
とができる。
【0052】なお、上記実施の形態2では、母線コンデ
ンサ電圧異常検知回路15の動作として、母線コンデン
サ3a、3b間の電圧差を、母線コンデンサ3全体の電
圧値で除算したが、図10に示すように、まず、回路1
5aにて母線コンデンサ3a、3b間の電圧差の絶対値
を得る。
【0053】次に、回路15dは、得られた母線コンデ
ンサ3a、3b間の絶対値と、判定レベルとなる割合の
逆数を乗算する。そして、回路15cは、その乗算結果
と母線コンデンサ全体の電圧値を比較し、その乗算結果
が母線コンデンサ全体の電圧値よりも大きい時に異常と
判断するように構成してもよい。この場合、図9の回路
15bのような除算処理が不要となり、母線コンデンサ
電圧異常検知回路15の構成を簡略化することができ
る。
【0054】また、上記実施の形態1、2では、母線コ
ンデンサ3a、3bの接続点を交流電力系統7に接続
し、SW素子モジュール4に4a〜4dからなる4つの
SW素子を用いて、1相が接地された交流電力系統7に
連系する場合について説明したが、例えば、図11に示
すように、母線コンデンサ3a、3bの接続点を交流電
力系統7に接続せず、SW素子モジュール4に4a〜4
fからなる6つのSW素子を用いて、中性点が接地され
た交流電力系統7に連系する場合においても、母線コン
デンサ電圧異常検知回路15による異常検知は有効であ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、電圧差検出回路によ
り、複数の母線コンデンサの各電圧を検出し、母線コン
デンサ間の電圧差を求めて出力し、この出力された母線
コンデンサ間の電圧差に基づいて、直流電流補正回路に
より、電圧差を抑制するようにインバータの直流電流補
正値を求めて出力し、この出力されたインバータの直流
電流補正値に基づいて、直流電流制御回路により、イン
バータの直流電流を制御するように系統連系インバータ
を構成することにより、各母線コンデンサ間に電圧差が
生じても、その電圧差に応じた直流電流分補正値に従っ
てインバータ出力を補正することができる。このため、
各母線コンデンサ間に電圧差が生じても、各母線コンデ
ンサ間の電圧が等しくなるようにインバータ制御するこ
とができ、安定した正弦波出力でインバータ出力するこ
とができる。
【0056】上記系統連系インバータにおいては、母線
コンデンサ電圧異常検知回路により、母線コンデンサ間
の電圧差が、複数の母線コンデンサ全体の電圧に対して
所定の割合を超えたときに異常と判断して、インバータ
を停止させるように構成することにより、各母線コンデ
ンサ間の電圧差が母線電圧全体に対して所定の割合とな
った時にエラーと判断することができるため、母線コン
デンサに制御範囲を超える電圧差が生じたときに、高電
圧となった母線コンデンサの電圧が保護レベル以下であ
ったとしても、安全に系統連系インバータを停止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1における系統連系
インバータの構成図である。
【図2】 図1に示す電圧差検出回路の内部構成を示す
図である。
【図3】 図1に示す直流電流補正回路の内部構成を示
す図である。
【図4】 図1に示す直流分制御回路の内部構成を示す
図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態1に適用できる直流
分制御回路の内部構成を示す図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態1に適用できる直流
電流補正回路の内部構成を示す図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態2における系統連系
インバータの構成図である。
【図8】 図7に示す電圧差検出回路の内部構成を示す
図である。
【図9】 図7に示す母線コンデンサ電圧異常検知回路
の内部構成を示す図である。
【図10】 本発明に係る実施の形態2に適用できる母
線コンデンサ電圧異常検知回路の内部構成を示す図であ
る。
【図11】 本発明に係る実施の形態2に適用できる系
統連系インバータの内部構成を示す図である。
【図12】 従来の系統連系インバータの構成図であ
る。
【符号の説明】
1 太陽電池、、2 コンバータ、3 母線コンデン
サ、4 SW素子モジュール、5 フィルタ回路、6
連系リレー、7 交流電力系統、8 インバータ出力電
流検出部、9 直流電流検出部、10 系統電圧検出
部、11 制御回路、12 直流分制御回路、13 電
圧差検出回路、14 直流電流補正回路、15 母線コ
ンデンサ電圧異常検知回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続された複数の母線コンデンサ
    から出力される平滑された直流電力を交流電力に変換
    し、交流電力系統に連系して負荷に電力を供給する系統
    連系インバータにおいて、 前記複数の母線コンデンサの各電圧を検出し、前記母線
    コンデンサ間の電圧差を求めて出力する電圧差検出回路
    と、 出力された前記母線コンデンサ間の電圧差に基づいて、
    前記電圧差を抑制するようにインバータの直流電流補正
    値を求めて出力する直流電流補正回路と、 出力された前記インバータの直流電流補正値に基づいて
    インバータの直流電流を制御する直流電流制御回路とを
    有することを特徴とする系統連系インバータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の系統連系インバータに
    おいて、 前記母線コンデンサ間の電圧差が、前記複数の母線コン
    デンサ全体の電圧に対して所定の割合を超えたときに異
    常と判断して、インバータを停止させる母線コンデンサ
    電圧異常検知回路を有することを特徴とする系統連系イ
    ンバータ。
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