JP2002334139A - メッセージ交換システム - Google Patents

メッセージ交換システム

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JP2002334139A JP2001139292A JP2001139292A JP2002334139A JP 2002334139 A JP2002334139 A JP 2002334139A JP 2001139292 A JP2001139292 A JP 2001139292A JP 2001139292 A JP2001139292 A JP 2001139292A JP 2002334139 A JP2002334139 A JP 2002334139A
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直行 倉内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信した電子メールから時刻等のキーワードを
抽出して地図上に表示させるとともに、到着予測時刻が
到着希望時刻よりも遅くなる場合は、前記電子メールの
送信者に対して到着が遅れる旨の返信をするようにし
て、操作者が受信した電子メールの要点を容易に、か
つ、正確に把握できるとともに、電子メールの送信者も
必要な情報を把握することができるようにする。 【解決手段】地図情報を格納する地図情報記憶手段と、
目的地の位置情報が添付された電子メールを送受信する
ことができる送受信手段26と、前記電子メールから時
刻キーワードを抽出するキーワード抽出手段25と、地
図上に前記時刻キーワード及び目的地が示されるように
表示手段に表示させる表示制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ交換シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に配設されるナビ
ゲーション装置においては、道路地図データに基づい
て、設定された出発地から目的地までの最適な経路を探
索して、表示手段に表示するようになっている。この場
合、前記出発地から目的地までの距離が最短となるよう
に経路を設定したり、所要時間が最短となるように経路
を設定するようになっている。
【0003】また、道路の渋滞情報を受信して渋滞区間
を避けた経路を探索して設定することができるように、
道路交通情報をナビゲーション装置に送信するシステム
も提供されている。
【0004】例えば、VICSと称される道路交通情報
通信システムにおいては、警察、日本道路公団等の交通
管制システムの情報を収集して、道路の渋滞に関する道
路交通情報を作成し、これを通信手段によって、ナビゲ
ーション装置に送信するようになっている。そして、前
記道路交通情報を受信したナビゲーション装置は、前記
道路交通情報に基づいて、渋滞区間を避けた経路を探索
して設定するようになっている。
【0005】さらに、通信手段を備えるナビゲーション
装置を利用した電子メールの送受信システムが提供され
ている(特開平11−108676号公報参照)。この
場合、ナビゲーション装置は、位置情報の添付された電
子メールを受信すると、前記位置情報によって特定され
る位置を地図上にマークを付けて表示するようになって
いる。そして、前記位置を目的地として経路を探索する
ことができる。また、マークとともに前記位置に関する
説明や受信した電子メ−ルのタイトル、内容等が表示さ
れるようになっている。
【0006】これにより、車両の運転者等の操作者は、
電子メールによって指定された目的地までの経路を容易
に探索することができるだけでなく、前記目的地に関す
る情報もあらかじめ把握することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシステムにおいては、電子メールのタイトル、内容
等がそのまま地図上に表示されるようになっているの
で、操作者が瞬時に要点を把握することが困難であっ
た。
【0008】すなわち、電子メールのタイトル、内容等
の比較的長い文章がそのまま表示されると、その中から
目的地の名称や到着希望時刻などの要点を把握するため
には比較的長時間、注意を集中させる必要がある。ま
た、長い文章がそのまま表示されると、表示範囲が広く
なり、地図の表示が見えなくなってしまう。
【0009】ところで、前記目的地への到着希望時刻が
電子メールの内容に含まれていても、車両の現在位置が
前記目的地から離れていたり、渋滞が発生したりしてい
る場合は、前記目的地へ到着希望時刻までに到着するこ
とは不可能である。この場合、前記ナビゲーション装置
は、道路交通情報を加味して前記目的地までの経路を探
索するので、到着時刻を予測することは可能である。そ
のため、前記目的地へ到着希望時刻までに到着すること
が不可能であることを、前記操作者はあらかじめ把握す
ることができる。しかし、前記従来のシステムにおい
て、前記電子メールの送信者は、前記目的地へ到着希望
時刻までに到着することが不可能であることを、前記操
作者が連絡しない限り、把握することができなかった。
【0010】そして、前記操作者が電子メールの送信者
に連絡をする時は、携帯電話を使用して電話をかけた
り、前記ナビゲーション装置を使用して電子メールを送
信する必要があり、前記操作者は煩わしく感じてしま
う。特に前記操作者が車両の運転者である場合、安全上
の見地から、車両を停止させて、電話をかけたり電子メ
ールを送信する必要があるので、煩わしく感じるだけで
なく、到着時刻がさらに遅れてしまう。
【0011】本発明は、前記従来のシステムの問題点を
解決して、受信した電子メールから時刻等のキーワード
を抽出して地図上に表示させるとともに、到着予測時刻
が到着希望時刻よりも遅くなる場合は、前記電子メール
の送信者に対して到着が遅れる旨の返信をするようにし
て、操作者が受信した電子メールの要点を容易に、か
つ、正確に把握できるとともに、電子メールの送信者も
必要な情報を把握することができるメッセージ交換シス
テムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のメ
ッセージ交換システムにおいては、地図情報を格納する
地図情報記憶手段と、所定地点の位置情報が添付された
電子メールを送受信することができる送受信手段と、前
記電子メールから時刻キーワードを抽出するキーワード
抽出手段と、表示手段と、地図上に前記時刻キーワード
及び所定地点が示されるように前記表示手段に表示させ
る表示制御手段とを有する。
【0013】本発明の他のメッセージ交換システムにお
いては、さらに、前記地図情報記憶手段、送受信手段及
びキーワード抽出手段を備えるサーバと、前記送受信手
段、表示手段及び表示制御手段を備える情報端末とから
成る。
【0014】本発明の更に他のメッセージ交換システム
においては、さらに、前記送受信手段を備えるサーバ
と、前記地図情報記憶手段、送受信手段、キーワード抽
出手段、表示手段及び表示制御手段を備える情報端末と
から成る。
【0015】本発明の更に他のメッセージ交換システム
においては、さらに、地図情報を格納する地図情報記憶
手段と、所定地点の位置情報が添付された電子メールを
送受信することができる送受信手段と、前記電子メール
から時刻キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
前記位置情報に基づいて目的地設定を行う目的地設定手
段と、前記所定地点に到着する到着予測時刻を算出する
到着予測時刻算出手段と、前記時刻キーワードと到着予
測時刻とを比較する比較手段と、前記到着予測時刻が時
刻キーワードよりも遅い時に、到着予測時刻を含む電子
メールを返信させる電子メール返信手段とを有する。
【0016】本発明の更に他のメッセージ交換システム
においては、さらに、前記電子メール返信手段は、現在
位置及び現在時刻を電子メールに添付する。
【0017】本発明の更に他のメッセージ交換システム
においては、さらに、前記到着予測時刻算出手段は、一
定時間毎に前記到着予測時刻を更新する。
【0018】本発明の更に他のメッセージ交換システム
においては、さらに、前記地図情報記憶手段、送受信手
段、目的地設定手段、到着予測時刻算出手段、キーワー
ド抽出手段、比較手段及び電子メール返信手段を備える
サーバと、前記送受信手段を備える情報端末とから成
る。
【0019】本発明の更に他のメッセージ交換システム
においては、さらに、前記送受信手段を備えるサーバ
と、前記地図情報記憶手段、送受信手段、目的地設定手
段、到着予測時刻算出手段、キーワード抽出手段、比較
手段及び電子メール返信手段を備える情報端末とから成
る。
【0020】本発明のメッセージ交換プログラムにおい
ては、情報を交換するためにコンピュータシステムを、
地図情報を格納する地図情報記憶手段、所定地点の位置
情報が添付された電子メールを送受信することができる
送受信手段、前記電子メールから時刻キーワードを抽出
するキーワード抽出手段、表示手段、並びに、地図上に
前記時刻キーワード及び所定地点が示されるように前記
表示手段に表示させる表示制御手段として機能させる。
【0021】本発明の他のメッセージ交換プログラムに
おいては、さらに、情報を交換するためにコンピュータ
システムを、地図情報を格納する地図情報記憶手段、所
定地点の位置情報が添付された電子メールを送受信する
ことができる送受信手段、前記電子メールから時刻キー
ワードを抽出するキーワード抽出手段、前記位置情報に
基づいて目的地設定を行う目的地設定手段、前記所定地
点に到着する到着予測時刻を算出する到着予測時刻算出
手段、前記時刻キーワードと到着予測時刻とを比較する
比較手段、及び、前記到着予測時刻が時刻キーワードよ
りも遅い時に、到着予測時刻を含む電子メールを返信さ
せる電子メール返信手段として機能させる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の実施の形態におけるメッセ
ージ交換システムの構成を示す概念図である。
【0024】図において、11はサーバとしてのメッセ
ージ交換サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、
半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インタ
ーフェイス等を備えるコンピュータの中に構成される。
なお、該コンピュータは単一のコンピュータではなく、
複数のコンピュータが有機的に結合された、いわゆる、
分散型サーバであってもよい。さらに、前記コンピュー
タの中に他のシステムが構成されていてもよい。
【0025】そして、28a及び28bは操作者によっ
て操作される情報端末である。該情報端末は、実際には
多数であるが、本実施の形態においては、説明の都合
上、28a及び28bで代表する。また、前記操作者
は、例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の
車両の運転者、同乗者等であるが、歩行者であっても、
公共交通機関の利用者であっても、いかなる者であって
もよい。
【0026】なお、前記情報端末28a、28bは、C
PU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディス
ク等の記憶手段、液晶ディスプレー、LEDディスプレ
ー、CRT等の表示手段、キーボード、リモートコント
ローラ、タッチパネル等の入力手段、及び通信インター
フェイス等を備える。前記情報端末28a、28bは、
例えば、乗用車、トラック、バス、オートバイ等の車両
に搭載されるナビゲーション装置であるが、携帯電話
機、携帯情報端末、PDA(PersonalDigi
tal Assistant)、パーソナルコンピュー
タ、ゲーム機、デジタルテレビ等いかなるものであって
もよい。
【0027】さらに、前記情報端末28a、28bは図
示されない現在位置検出手段を有する。該現在位置検出
手段は、前記情報端末28a、28bが、例えば、ナビ
ゲーション装置である場合、GPS(Global P
ositioning System)、地磁気セン
サ、距離センサ、ステアリングセンサ、ビーコンセン
サ、ジャイロセンサ等によって現在位置を検出する。ま
た、例えば、携帯電話機、携帯情報端末等である場合、
該帯電話機、携帯情報端末等が在圏する基地局との通信
に基づいて、該基地局の位置を現在位置として検出す
る。
【0028】ここで、前記メッセージ交換サーバ11及
び情報端末28a、28bはネットワーク27を介して
互いに通信可能に接続される。なお、前記ネットワーク
27は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線
網、インターネット、イントラネット、LAN(Loc
al Area Network)、WAN(Wide
Area Network)、衛星通信回線網等いか
なる通信回線であってもよく、これらを適宜組み合わせ
たものであってもよい。また、放送衛星によるCS放送
やBS放送を利用して通信してもよく、地上波デジタル
テレビ放送を利用して通信してもよく、FM多重放送を
利用して通信してもよく、また、道路脇に設置されてい
る光ビーコンや電波ビーコンを利用して通信してもよ
い。
【0029】そして、本実施の形態におけるメッセージ
交換システムは前記メッセージ交換サーバ11及び情報
端末28a、28bによって構成される。
【0030】なお、前記メッセージ交換サーバ11は、
前記情報端末28a、28bから送信された出発地情報
及び目的地情報に基づいて目的地までの経路等の情報を
前記情報端末28a、28bに提供するための情報提供
手段14、前記情報を逐次前記情報端末28a、28b
毎に格納する端末情報格納手段15、及び、前記情報端
末28a、28bをIDキー等に基づいて特定するため
の端末特定手段16を有する。
【0031】そして、前記情報提供手段14は、地図情
報記憶手段としての地図データベース17、POI(P
oint of Interest)データベース1
8、道路データベース19、公共交通機関データベース
20、交通情報データベース21等を有する。
【0032】ここで、前記地図データベース17は、地
図を描画するためのノード、リンク、座標、施設名称等
の地図情報を格納する。また、POIデータベース18
は、出発地、目的地、通過点等となる地点を検索するた
めの施設データ、タウンページデータ等を格納する。さ
らに、前記路データベース19は、道路の探索コスト、
道路の種別等の経路を探索するためのデータを格納す
る。さらに、前記公共交通機関データベース20は、鉄
道、バス、航空機、船舶等の路線、停車場、運行時刻表
等のデータを格納する。さらに、前記交通情報データベ
ース21は、例えば、VICSと称される道路交通情報
通信システムにおいて、警察、日本道路公団等の交通管
制システムの情報を収集して作成した道路の渋滞等に関
する道路交通情報を格納する。
【0033】なお、前記地図データベース17、POI
データベース18、道路データベース19、公共交通機
関データベース20、交通情報データベース21等が格
納されるメッセージ交換サーバ11の記憶手段は、メッ
セージ交換サーバ11内部の内部記憶媒体であってもよ
いし、外部記憶媒体であってもよい。この場合、前記内
部記憶媒体及び外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディ
スク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−RO
M、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリ
カード等いかなる種類のものであってもよい。
【0034】また、前記情報提供手段14は、前記地図
情報に基づいて地図を描画する地図作成手段22、前記
POIデータベース18に格納された情報に基づいて目
的地のような所定の地点の座標情報、名称、住所等の地
点情報を検索するPOI検索手段23、及び、前記道路
データベース19、公共交通機関データベース20、交
通情報データベース21等に格納された情報に基づいて
現在地から目的地までの経路を探索する経路探索手段2
4を有する。
【0035】さらに、前記情報提供手段14は、前記情
報端末28a、28bと電子メールやその他の情報の送
受信を行う送受信手段26、及び、受信した電子メール
の中から地点の名称、到着希望時刻等のキーワードを抽
出するキーワード抽出手段25とを有する。
【0036】そして、前記情報提供手段14は、図示さ
れない目的地設定手段、到着予測時刻算出手段、比較手
段、電子メール返信手段を有する。
【0037】ここで、目的地設定手段は、目的地、通過
地点等の位置情報が電子メールに添付されている時に、
前記位置情報に基づいて目的地設定を行う手段である。
また、到着予測時刻算出手段は、経路探索手段24によ
って探索された経路の情報、例えば、道路区間毎の所要
時間データの和に基づいて、前記目的地に到着するであ
ろう時刻、すなわち、到着予測時刻を算出する手段であ
る。なお、前記到着予測時刻算出手段は、一定時間毎に
到着予測時刻を更新するものであってもよい。この際、
交通情報データベース21に格納された最新の渋滞情
報、規制情報なども加味して、到着予測時刻を算出し直
すようにしてもよい。
【0038】そして、比較手段は、前記到着予測時刻
と、時刻キーワードとして抽出された到着希望時刻とを
比較する手段である。さらに、電子メール返信手段は、
前記比較手段による比較の結果、到着予測時刻が時刻キ
ーワードとしての到着希望時刻より遅いことが判明した
場合に、到着予測時刻が到着希望時刻より遅いことを前
記電子メールの送信者に返信する返信用電子メールを作
成して、送受信手段26によって送信させる手段であ
る。なお、前記返信用電子メールには、前記到着予測時
刻及び現在位置が添付されるようになっている。
【0039】一方、前記情報端末28a、28bは、前
記メッセージ交換サーバ11と電子メールやその他の情
報の送受信を行う送受信手段及び表示制御手段を有す
る。ここで、該表示制御手段は、表示手段に前記メッセ
ージ交換サーバ11から送信された地図を表示させ、該
地図上に前記情報端末28a、28bの現在位置、目的
地等を表示させる。さらに、前記到着希望時刻、到着予
測時刻、目的地の名称、住所等の情報も表示させるよう
になっている。
【0040】ここで、本実施の形態においては、メッセ
ージ交換サーバ11が、地図データベース17等のデー
タベース及び経路探索手段24等の手段を有し、情報端
末28a、28bからの要請に応じて経路探索等を行
い、その結果を前記情報端末28a、28bに送信する
ようになっているので、前記情報端末28a、28bの
構成を簡素化することができる。そのため、前記情報端
末28a、28bを小型軽量化することが可能となり、
製造コストも低くすることができる。
【0041】なお、前記情報端末28a、28bが前記
地図データベース17等のデータベース及び経路探索手
段24等の手段を有し経路探索等を行うようにすること
もできる。さらに、目的地設定手段、到着予測時刻算出
手段、時刻キーワード抽出手段、比較手段、電子メール
返信手段等も、メッセージ交換サーバ11ではなく、情
報端末28a、28bが有するようにすることもでき
る。この場合、前記メッセージ交換サーバ11は電子メ
ールを仲介する電子メールサーバとしてのみ機能するこ
とになるので、前記メッセージ交換サーバ11の構成を
簡素化することができ、運営コストを低くすることがで
きる。
【0042】次に、前記構成のメッセージ交換システム
の動作について説明する。
【0043】図2は本実施の形態における電子メールを
受信した情報端末の表示手段の表示画面を示す第1の
図、図3は本実施の形態における電子メールを受信した
情報端末の表示手段の表示画面を示す第2の図、図4は
本実施の形態における電子メールを受信した情報端末の
表示手段の表示画面を示す第3の図、図5は本実施の形
態における電子メールを受信した情報端末の表示手段の
表示画面を示す第4の図、図6は本実施の形態における
返信用電子メールを受信した情報端末の表示手段の表示
画面を示す第1の図、図7は本実施の形態における返信
用電子メールを受信した情報端末の表示手段の表示画面
を示す第2の図、図8は本実施の形態における電子メー
ルを受信した場合の処理を示すフローチャートである。
【0044】まず、操作者の1人である操作者Bが情報
端末28bを操作して、他の操作者である操作者Aの情
報端末28aに電子メールを送信する。この場合、該電
子メールの内容は「18:00に○○レストランで会い
ましょう。」であり、○○レストランの位置情報が添付
されている。
【0045】前記電子メールは、情報端末28bから送
信されると、まず、メッセージ交換サーバ11の送受信
手段26によって受信され、続いて、キーワード抽出手
段25によって電子メールの前記内容から時刻キーワー
ド「18:00」が抽出される。ここで、該時刻キーワ
ードは「PM6:00」、「午後6時」、「18時」等
であってもよい。また、前記内容に複数の時刻キーワー
ドが含まれる場合、キーワード抽出手段25によって時
刻キーワードを抽出する際、メッセージ交換サーバ11
内の情報提供手段14内に、図示されない時刻キーワー
ド参照データベースを格納し、電子メールの内容と時刻
キーワード参照データベースに格納された時刻キーワー
ドとを参照し、電子メール中の時刻キーワードを抽出す
るようにしてもよい。
【0046】この時刻キーワード参照データベースに
は、複数の時刻キーワードとして「PM6:00」、
「午後6時」、「18:00」、「18時」などが格納
される。
【0047】また、キーワード抽出手段25は、電子メ
ール中に「日時」「日時:」などの語句を抽出した場
合、その語句に続く所定の範囲の語句、例えば、最初の
改行までを時刻キーワードとして抽出するようにしても
よい。なお、前記時刻キーワードは、該時刻キーワード
の前後の単語を判断して、すなわち、文脈から判断して
最適な時刻キーワードが選択される。さらに、電子メー
ルのフォーマットが時刻キーワード用の欄を含むもので
ある場合、より確実に時刻キーワードが抽出される。
【0048】ここで、前記キーワード抽出手段25は、
電子メールの内容から時刻キーワードの他に、目的地と
しての場所や施設を示すキーワード、また、前記施設の
電話番号等のキーワードも抽出することが望ましい。こ
の場合、目的地としての施設を示すキーワードとして
「○○レストラン」を抽出する。
【0049】次に、前記電子メールは送受信手段26か
ら情報端末28aに送信される。そして、該情報端末2
8aの表示手段には、図2に示されるような表示画面が
表示される。なお、電子メールのフォーマットが時刻キ
ーワード用の欄を含むものである場合には、図3に示さ
れるような表示画面が表示される。
【0050】そして、操作者Aが情報端末28aを操作
して、図2又は3に示されるような表示画面の「位置情
報」のボタンを示す枠にポインタ、カーソル等を当てて
クリックすると、「位置情報」のボタンが押されたこと
がメッセージ交換サーバ11の送受信手段26に送信さ
れる。なお、表示画面がタッチパネルである場合は、操
作者Aが指等で「位置情報」のボタンを示す枠に触れる
と、「位置情報」のボタンが押されるようになってい
る。
【0051】続いて、メッセージ交換サーバ11の地図
作成手段22が前記○○レストランの位置情報に基づい
て、地図を作成する。そして、該地図は送受信手段26
から情報端末28aに送信される。すると、情報端末2
8aの表示制御手段は、表示手段に前記地図を表示さ
せ、該地図上に前記○○レストランを表示させる。さら
に、前記○○レストランの名称、時刻キーワードとして
の到着希望時刻を図4に示されるように表示させる。な
お、情報端末28aが地図データベースを有する場合に
は、前記地図を情報端末28aが作成するようにするこ
ともできる。また、電子メール文からキーワード抽出手
段25によって時刻キーワードを抽出した場合、その時
刻キーワードを含む1文を抽出して、図4に示す吹き出
し中に表示するようにしてもよい。
【0052】そして、操作者Aが情報端末28aを操作
して、図4に示されるような表示画面の「目的地設定」
のボタンを、前記「位置情報」のボタンと同様にして、
押すと、「目的地設定」のボタンが押されたことがメッ
セージ交換サーバ11の送受信手段26に送信される。
【0053】続いて、メッセージ交換サーバ11の経路
探索手段24が前記○○レストランを目的地として、経
路を探索する。この場合、交通情報データベース21に
格納されている渋滞情報等の交通情報を考慮して経路を
探索してもよいし、蓄積された統計的情報に基づいて渋
滞の発生等を予測して経路を探索してもよい。
【0054】さらに、到着予測時刻算出手段は、前記経
路に基づいて、前記目的地に到着するであろう到着予測
時刻を算出する。この場合も、交通情報データベース2
1に格納されている渋滞情報等の交通情報を考慮して到
着予測時刻を算出してもよいし、蓄積された統計的情報
に基づいて渋滞の発生等を予測し、到着予測時刻を算出
してもよい。
【0055】そして、前記経路及び到着予測時刻は、送
受信手段26から情報端末28aに送信される。する
と、情報端末28aの表示制御手段は、表示手段の画面
上の地図に前記経路及び到着予測時刻を、図5に示され
るように表示させる。なお、情報端末28aが経路探索
手段及び到着予測時刻算出手段を有する場合には、前記
経路の探索及び到着予測時刻算出を情報端末28aが行
うようにすることもできる。
【0056】また、前記時刻キーワード及び到着予測時
刻は、図示されないスピーカ等の音声出力手段によって
音声出力されるようにしてもよい。
【0057】このように、前記電子メールの内容のキー
ワードが情報端末28aの表示手段に表示されるので、
操作者Aは、前記表示画面に長時間注意を集中させてい
なくても、前記電子メールの内容を瞬時に把握すること
ができる。また、地図上に前記電子メールの内容に含ま
れる目的地及び該目的地までの経路が表示されるので、
前記目的地及び目的地までの経路を容易に、かつ、正確
に把握することができ、前記目的地に確実に到着するこ
とができる。
【0058】さらに、時刻キーワードとして抽出された
到着希望時刻と到着予測時刻とが表示されるので、操作
者Aは、前記目的地に到着した時の状況をあらかじめ予
測することができ、適切に対処することができる。例え
ば、到着予測時刻が到着希望時刻よりも大幅に早い場
合、途中で寄り道をしたり、用事を済ませたりすること
ができ、また、到着予測時刻が到着希望時刻よりも遅い
場合、遅刻に対する謝罪や言い訳を準備したりすること
ができる。
【0059】一方、メッセージ交換サーバ11の比較手
段は、前記到着予測時刻と、時刻キーワードとして抽出
された到着希望時刻とを比較する。そして、前記比較手
段による比較の結果、到着予測時刻が時刻キーワードと
しての到着希望時刻より遅いことが判明した場合、電子
メール返信手段は、到着希望時刻より遅れて到着する旨
の返信用電子メールを作成する。
【0060】なお、該返信用電子メールには、前記到着
予測時刻及び現在位置が添付されるようになっている。
また、情報端末28aが前記返信用電子メールを作成す
るようにしてもよい。
【0061】また、到着予測時刻が到着希望時刻より遅
い場合、前記情報端末28aの表示制御手段は、図5に
示されるように、表示色を変えたり、マークを付与した
りすることによって、注意を引くような形態で前記到着
予測時刻を表示させることが望ましい。
【0062】そして、前記返信用電子メールは、送受信
手段26から情報端末28bに送信される。すると、該
情報端末28bの表示手段には、図6に示されるような
表示画面が表示される。この場合、「予定より到着が遅
れます。到着予測時刻は18:10です。」のように、
前記返信用電子メールの内容には、到着が遅れること及
び到着予測時刻が含まれる。
【0063】そして、操作者Bが情報端末28bを操作
して、図6に示されるような表示画面の「位置情報」の
ボタンを押すと、該ボタンが押されたことがメッセージ
交換サーバ11の送受信手段26に送信される。
【0064】続いて、メッセージ交換サーバ11の地図
作成手段22が、前記返信用電子メールに添付された情
報端末28aの現在位置に基づいて、地図を作成する。
そして、該地図は送受信手段26から情報端末28bに
送信される。すると、情報端末28bの表示制御手段
は、図7に示されるように表示手段の画面に前記地図を
表示させ、該地図上に前記情報端末28aの現在位置を
表示させる。なお、情報端末28bが地図データベース
を有する場合には、前記地図を情報端末28bが作成す
るようにすることもできる。
【0065】ところで、到着予測時刻が時刻キーワード
としての到着希望時刻より遅いことが判明した時に、該
到着希望時刻における情報端末28aの位置を予測し
て、予測位置を算出してもよい。この場合、該予測位置
の位置情報を返信用電子メールに添付すると、情報端末
28bの表示手段に前記予測位置を表示することができ
る。
【0066】また、到着予測時刻が時刻キーワードとし
ての到着希望時刻より早いことが判明した時は、情報端
末28aの表示手段に複数の経路を表示して、操作者A
が選択することができるようにしてもよい。
【0067】このように、前記操作者Aが目的地に遅れ
て到着すること、前記操作者Aの到着予測時刻、及び、
情報端末28aの現在位置が情報端末28bの表示手段
の表示画面に表示されるので、操作者Bは、これらの情
報を容易に把握することができ、適切に対処することが
できる。例えば、操作者Aの到着予測時刻が到着希望時
刻よりも大幅に遅い場合、操作者Bは途中で寄り道をし
たり、用事を済ませたりすることができる。
【0068】なお、前記電子メール返信手段は、到着予
測時刻が時刻キーワードとしての到着希望時刻より遅い
ことが判明した場合に限らず、常に、返信用電子メール
を作成するようにしてもよい。例えば、目的地設定が行
われた時点で、返信用電子メールを作成し送信するよう
にしてもよい。この場合、前記返信用電子メールに操作
者Aの到着予測時刻、現在位置等が添付されるようにす
ると、操作者Bは、操作者Aの到着予測時刻、現在位置
等の状況を常に把握することができる。
【0069】また、前記返信用電子メールを返信した時
点での時刻を添付して、操作者Aがいつ出発したかを操
作者Bに連絡することができるようにしてもよい。
【0070】また、前記到着時刻算出手段は、一定時間
毎に到着予測時刻を更新してもよい。すなわち、最初に
算出された到着予測時刻が時刻キーワードより早くて
も、その後、渋滞等に巻き込まれて、遅れてしまうこと
がある。この場合、一定時間毎に到着時刻を更新するよ
うにすると、更新された到着予測時刻が時刻キーワード
よりも遅くなった時点で、遅れて到着する旨の返信用電
子メールを作成して送信することができる。そのため、
到着が遅れると判断された適切なタイミングで、遅れて
到着する旨の返信用電子メールを送信することができ
る。
【0071】例えば、操作者Aが、操作者Bからの電子
メールに添付された位置情報に基づいて目的地設定を行
ったところ、到着予測時刻が17:45と算出され、一
方、時刻キーワードが18:00であると仮定する。そ
の後、操作者Aの車両が、途中で渋滞に巻き込まれたと
する。そして、最初に到着予測時刻を算出してから一定
時間経過後に、前記到着時刻算出手段が再び到着予測時
刻を算出する、すなわち到着予測時刻を更新する。そし
て、更新された到着予測時刻が18:10であると、比
較手段は到着予測時刻が、時刻キーワードとしての到着
希望時刻よりも遅いと判断する。その結果、電子メール
返信手段は、遅れて到着する旨の返信用電子メールを作
成して送信する。
【0072】なお、到着予測時刻を更新する度に返信用
電子メールを送信するようにすると、該返信用電子メー
ルを受信する操作者Bは煩わしく感じてしまう。そこ
で、到着予測時刻を更新する頻度を操作者Aが適宜設定
できる(例えば、15分毎)ようにしてもよい。また、
到着予測時刻を更新する頻度を高く(例えば、5分毎)
する一方で、返信用電子メールを送信する頻度を低くす
る(例えば、到着予測時刻を3回更新する度に1回送信
する)ようにしてもよい。さらに、更新された到着予測
時刻と前回算出された到着予測時刻との差が所定時間以
上(例えば、10分以上)である場合だけ、返信用電子
メールを送信するようにしてもよい。
【0073】なお、本実施の形態においては、時刻キー
ワードしての到着希望の日、すなわち、到着希望日が電
子メールの送信日又は受信日である例について説明した
が、前記到着希望日は、前記電子メールの送信日又は受
信日と相違する日であってもよい。
【0074】例えば、水曜日に受信した操作者Bからの
電子メールの内容が「土曜日の18:00に○○レスト
ランで会いましょう。」であった場合、操作者Aは情報
端末28aに前記電子メールを記憶させることができ
る。そして、到着希望日である土曜日になると、前記情
報端末28aは自動的に前記電子メールの内容を表示手
段に表示するとともに、前述された動作を行うようにす
る。
【0075】なお、前記到着希望日は、電子メールの内
容からキーワード抽出手段25によって自動的に抽出さ
れるようにしてもよいが、電子メールのフォーマットが
時刻キーワード用の欄に加えて日付キーワード用の欄を
含む場合、より確実に到着希望日が抽出される。さら
に、操作者Aが前記到着希望日を入力するようにしても
よい。
【0076】このように、本実施の形態においては、目
的地の位置情報が添付された電子メールを受信すると、
情報端末28aの表示手段に表示された地図上に前記電
子メールの内容に含まれるキーワード、目的地及び該目
的地までの経路が表示される。
【0077】したがって、前記情報端末28aの操作者
Aは、前記表示手段の画面に長時間注意を集中させなく
ても、前記電子メールの内容を瞬時に把握することがで
き、また、前記目的地及び目的地までの経路を容易に、
かつ、正確に把握することができ、前記目的地に確実に
到着することができる。
【0078】また、時刻キーワードとして抽出された到
着希望時刻と到着予測時刻とが表示されるので、操作者
Aは、前記目的地に到着した時の状況をあらかじめ予測
することができ、適切に対処することができる。
【0079】さらに、前記到着予測時刻が到着希望時刻
より遅い場合には、返信用電子メールが作成されて、前
記電子メールを送信した情報端末28bに返信するよう
になっている。したがって、前記情報端末28bの操作
者Bは、前記操作者Aが目的地に遅れて到着すること、
前記操作者Aの到着予測時刻、及び、情報端末28aの
現在位置を容易に把握することができ、適切に対処する
ことができる。
【0080】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 情報端末28bから送信された電子メー
ルが、メッセージ交換サーバ11の送受信手段26によ
って受信される。 ステップS2 電子メールに目的地の位置情報が添付さ
れているか否かを判断する。添付されている場合はステ
ップS3に進み、添付されていない場合は処理を終了す
る。 ステップS3 キーワード抽出手段25が前記電子メー
ルの内容から時刻キーワードを抽出する。 ステップS4 操作者Aが情報端末28aを操作して、
表示手段に表示された位置情報ボタンを押す。 ステップS5 情報端末28aの表示手段の表示手段に
地図と時刻キーワードが表示される。 ステップS6 経路探索手段24が前記目的地までの経
路を探索する。 ステップS7 比較手段は到着予測時刻が時刻キーワー
ドより遅いか否かを判断する。遅い場合はステップS8
に進み、遅くない場合は処理を終了する。 ステップS8 電子メール返信手段は、到着希望時刻よ
り遅れて到着する旨の返信用電子メールを作成する。 ステップS9 送受信手段26は、返信用電子メールを
情報端末28bに返信する。
【0081】ところで、前記構成のメッセージ交換シス
テムは、友人、知人、家族等の者が互いに連絡を取り合
って、飲食店、娯楽施設、商店、高速道路のパーキング
エリア等の場所で待ち合わせる場合に使用することがで
きる。また、商取引、面談、打ち合わせ等の業務を行う
ために、事務所、会議場、工場、ホテル等の場所で待ち
合わせる場合にも使用することができる。これらの場
合、待ち合わせの相手が待ち合わせ場所に何時に到着す
るか、現在どこにいるのか等の情報を得ることができ
る。
【0082】さらに、タクシー会社、修理工場、保守点
検会社、販売会社等がタクシー、修理車両、保守要員、
営業員等を顧客の指定した場所に派遣する場合に使用す
ることができる。この場合、前記タクシー会社、修理工
場、保守点検会社、販売会社等は、タクシー、修理車
両、保守要員、営業員等が顧客の指定した場所に指定し
た時刻に到着できるか否かを把握することができる。さ
らに、到着予測時刻が到着希望時刻よりも大幅に遅れる
時には、他のタクシー、修理車両、保守要員、営業員等
を派遣するように手配し直すこともできる。
【0083】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0084】例えば、本発明は、情報を交換するために
コンピュータシステムを、地図情報を格納する地図情報
記憶手段、所定地点の位置情報が添付された電子メール
を送受信することができる送受信手段、前記電子メール
から時刻キーワードを抽出するキーワード抽出手段、表
示手段、並びに、地図上に前記時刻キーワード及び所定
地点が示されるように前記表示手段に表示させる表示制
御手段として機能させるメッセージ交換プログラムを含
むものである。
【0085】また、本発明は、情報を交換するためにコ
ンピュータシステムを、地図情報を格納する地図情報記
憶手段、所定地点の位置情報が添付された電子メールを
送受信することができる送受信手段、前記電子メールか
ら時刻キーワードを抽出するキーワード抽出手段、前記
位置情報に基づいて目的地設定を行う目的地設定手段、
前記所定地点に到着する到着予測時刻を算出する到着予
測時刻算出手段、前記時刻キーワードと到着予測時刻と
を比較する比較手段、及び、前記到着予測時刻が時刻キ
ーワードよりも遅い時に、到着予測時刻を含む電子メー
ルを返信させる電子メール返信手段として機能させるメ
ッセージ交換プログラムを含むものである。
【0086】さらに、本発明は、情報を交換するために
コンピュータシステムを、地図情報を格納する地図情報
記憶手段、所定地点の位置情報が添付された電子メール
を送受信することができる送受信手段、前記電子メール
から時刻キーワードを抽出するキーワード抽出手段、表
示手段、並びに、地図上に前記時刻キーワード及び所定
地点が示されるように前記表示手段に表示させる表示制
御手段として機能させるメッセージ交換プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むもの
であってもよい。
【0087】さらに、本発明は、情報を交換するために
コンピュータシステムを、地図情報を格納する地図情報
記憶手段、所定地点の位置情報が添付された電子メール
を送受信することができる送受信手段、前記電子メール
から時刻キーワードを抽出するキーワード抽出手段、前
記位置情報に基づいて目的地設定を行う目的地設定手
段、前記所定地点に到着する到着予測時刻を算出する到
着予測時刻算出手段、前記時刻キーワードと到着予測時
刻とを比較する比較手段、及び、前記到着予測時刻が時
刻キーワードよりも遅い時に、到着予測時刻を含む電子
メールを返信させる電子メール返信手段として機能させ
るメッセージ交換プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体を含むものであってもよい。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、メッセージ交換システムにおいては、地図情報を
格納する地図情報記憶手段と、所定地点の位置情報が添
付された電子メールを送受信することができる送受信手
段と、前記電子メールから時刻キーワードを抽出するキ
ーワード抽出手段と、表示手段と、地図上に前記時刻キ
ーワード及び所定地点が示されるように前記表示手段に
表示させる表示制御手段とを有する。
【0089】この場合、受信した電子メールから時刻等
のキーワードを抽出して地図上に表示させるとともに、
到着予測時刻が到着希望時刻よりも遅くなる場合は、前
記電子メールの送信者に対して到着が遅れる旨の返信を
するようにして、操作者が受信した電子メールの要点を
容易に、かつ、正確に把握することができるとともに、
電子メールの送信者も必要な情報を把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるメッセージ交換シ
ステムの構成を示す概念図である。
【図2】本実施の形態における電子メールを受信した情
報端末の表示手段の表示画面を示す第1の図である。
【図3】本実施の形態における電子メールを受信した情
報端末の表示手段の表示画面を示す第2の図である。
【図4】本実施の形態における電子メールを受信した情
報端末の表示手段の表示画面を示す第3の図である。
【図5】本実施の形態における電子メールを受信した情
報端末の表示手段の表示画面を示す第4の図である。
【図6】本実施の形態における返信用電子メールを受信
した情報端末の表示手段の表示画面を示す第1の図であ
る。
【図7】本実施の形態における返信用電子メールを受信
した情報端末の表示手段の表示画面を示す第2の図であ
る。
【図8】本実施の形態における電子メールを受信した場
合の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
17 地図データベース 18 POIデータベース 19 道路データベース 20 公共交通機関データベース 21 交通情報データベース 24 経路探索手段 25 キーワード抽出手段 26 送受信手段 28a、28b 情報端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170C G08G 1/0969 G08G 1/0969 H04B 7/26 H04B 7/26 M (72)発明者 内藤 光浩 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 榊原 聖治 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 倉内 直行 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AA07 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC06 AC13 5B075 KK07 ND03 ND06 NK44 PP10 PP28 PQ02 PQ42 PQ69 UU14 5H180 AA01 AA21 BB02 BB04 BB05 BB11 BB15 FF04 FF05 FF07 FF12 FF13 FF22 FF27 FF33 5K067 AA34 BB04 BB36 DD51 EE02 FF02 FF03 JJ52 JJ56

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)地図情報を格納する地図情報記憶
    手段と、(b)所定地点の位置情報が添付された電子メ
    ールを送受信することができる送受信手段と、(c)前
    記電子メールから時刻キーワードを抽出するキーワード
    抽出手段と、(d)表示手段と、(e)地図上に前記時
    刻キーワード及び所定地点が示されるように前記表示手
    段に表示させる表示制御手段とを有することを特徴とす
    るメッセージ交換システム。
  2. 【請求項2】 (a)前記地図情報記憶手段、送受信手
    段及びキーワード抽出手段を備えるサーバと、(b)前
    記送受信手段、表示手段及び表示制御手段を備える情報
    端末とから成る請求項1に記載のメッセージ交換システ
    ム。
  3. 【請求項3】 (a)前記送受信手段を備えるサーバ
    と、(b)前記地図情報記憶手段、送受信手段、キーワ
    ード抽出手段、表示手段及び表示制御手段を備える情報
    端末とから成る請求項1に記載のメッセージ交換システ
    ム。
  4. 【請求項4】 (a)地図情報を格納する地図情報記憶
    手段と、(b)所定地点の位置情報が添付された電子メ
    ールを送受信することができる送受信手段と、(c)前
    記電子メールから時刻キーワードを抽出するキーワード
    抽出手段と、(d)前記位置情報に基づいて目的地設定
    を行う目的地設定手段と、(e)前記所定地点に到着す
    る到着予測時刻を算出する到着予測時刻算出手段と、
    (f)前記時刻キーワードと到着予測時刻とを比較する
    比較手段と、(g)前記到着予測時刻が時刻キーワード
    よりも遅い時に、到着予測時刻を含む電子メールを返信
    させる電子メール返信手段とを有することを特徴とする
    メッセージ交換システム。
  5. 【請求項5】 前記電子メール返信手段は、現在位置及
    び現在時刻を電子メールに添付する請求項4に記載のメ
    ッセージ交換システム。
  6. 【請求項6】 前記到着予測時刻算出手段は、一定時間
    毎に前記到着予測時刻を更新することを特徴とする請求
    項4又は5に記載のメッセージ交換システム。
  7. 【請求項7】 (a)前記地図情報記憶手段、送受信手
    段、目的地設定手段、到着予測時刻算出手段、キーワー
    ド抽出手段、比較手段及び電子メール返信手段を備える
    サーバと、(b)前記送受信手段を備える情報端末とか
    ら成る請求項4〜6のいずれか1項に記載のメッセージ
    交換システム。
  8. 【請求項8】 (a)前記送受信手段を備えるサーバ
    と、(b)前記地図情報記憶手段、送受信手段、目的地
    設定手段、到着予測時刻算出手段、キーワード抽出手
    段、比較手段及び電子メール返信手段を備える情報端末
    とから成る請求項4〜6のいずれか1項に記載のメッセ
    ージ交換システム。
  9. 【請求項9】 (a)情報を交換するためにコンピュー
    タシステムを、(b)地図情報を格納する地図情報記憶
    手段、(c)所定地点の位置情報が添付された電子メー
    ルを送受信することができる送受信手段、(d)前記電
    子メールから時刻キーワードを抽出するキーワード抽出
    手段、(e)表示手段、並びに、(f)地図上に前記時
    刻キーワード及び所定地点が示されるように前記表示手
    段に表示させる表示制御手段として機能させるメッセー
    ジ交換プログラム。
  10. 【請求項10】 (a)情報を交換するためにコンピュ
    ータシステムを、(b)地図情報を格納する地図情報記
    憶手段、(c)所定地点の位置情報が添付された電子メ
    ールを送受信することができる送受信手段、(d)前記
    電子メールから時刻キーワードを抽出するキーワード抽
    出手段、(e)前記位置情報に基づいて目的地設定を行
    う目的地設定手段、(f)前記所定地点に到着する到着
    予測時刻を算出する到着予測時刻算出手段、(g)前記
    時刻キーワードと到着予測時刻とを比較する比較手段、
    及び、(h)前記到着予測時刻が時刻キーワードよりも
    遅い時に、到着予測時刻を含む電子メールを返信させる
    電子メール返信手段として機能させるメッセージ交換プ
    ログラム。
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