JP2002333810A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002333810A
JP2002333810A JP2001138203A JP2001138203A JP2002333810A JP 2002333810 A JP2002333810 A JP 2002333810A JP 2001138203 A JP2001138203 A JP 2001138203A JP 2001138203 A JP2001138203 A JP 2001138203A JP 2002333810 A JP2002333810 A JP 2002333810A
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toner image
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forming apparatus
belt
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Kazuhiro Kouchi
一浩 小内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の感光体ドラムと前記感光体ドラム表
面のトナー像を転写材に転写する複数の転写ロールとを
備えた画像形成装置において、前記複数の感光体ドラム
および転写ロールの相互の位置関係を、簡単な構成で正
確且つ容易に位置決めできるようにすること。 【解決手段】 ベルトフレームF2と、複数のトナー
像形成装置を収容するトナー像形成装置収容空間と前記
ベルトモジュールBMを収容するベルトモジュール収容
空間とを有する画像形成装置本体U2と、感光体支持軸
の前端部を位置決めし且つ回転可能に支持する前側感光
体軸位置決め孔63aとベルトモジュールBMが上昇位
置に移動した時に転写ロール軸を所定の動作位置にガイ
ドする前側軸ガイド溝63bとを有する前側位置決めプ
レート63とを備える画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する複数の感
光体を使用してカラー画像を形成する複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関し、特に、感光体上に形成された
トナー像を転写する転写ロールと感光体とを所定の位置
関係で位置決めすることが可能な画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の感光体を使用してカラー画像を形
成する複写機またはプリンタ等の画像形成装置におい
て、前記複数の各感光体表面に形成されたトナー像を転
写材に転写する転写ロールと前記各感光体との間の位置
決めを行う装置は、下記の公報(J01)に記載されてい
る。 (J01)特開平10−240026号公報 この公報には、複数の各感光体ドラムに転写材搬送ベル
トを介して対向し前記感光体ドラム上のトナー像を転写
材に転写する転写ロールと、画像形成ユニットと当接し
前記感光体ドラムおよび転写ロール間の相対位置を設定
する位置決め手段とを有する転写搬送ベルトユニットが
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(前記(J01)の問題
点)前記従来技術では、各感光体ドラムおよび転写ロー
ルの上下方向の位置決めは行えるが、転写材搬送ベルト
の搬送方向(すなわち、左右方向)の各感光体ドラムお
よび転写ロールの位置決めを正確に行うことができない
という問題点があった。このため、画質欠陥が生じると
いう問題点があった。したがって、感光体ドラムおよび
転写ロールの左右方向の位置出しを正確にするために
は、部品による累積公差を厳しく抑える必要があり、そ
の達成のために、部品コストアップになったり、治具組
立が必要となって組立費アップになるという問題点があ
った。前記事情に鑑み、本発明は次の記載内容(O0
1),(O02)を技術的課題とする。 (O01)感光体ドラムと前記感光体ドラム表面のトナー
像を転写材に転写する転写ロールとを備えた画像形成装
置において、前記感光体ドラムおよび転写ロールの相互
の位置関係を、簡単な構成で正確且つ容易に位置決めで
きるようにすること。 (O02)複数の感光体ドラムと前記感光体ドラム表面の
トナー像を転写材に転写する複数の転写ロールとを備え
た画像形成装置において、前記複数の感光体ドラムおよ
び転写ロールの相互の位置関係を、簡単な構成で正確且
つ容易に位置決めできるようにすること。
【0004】
【課題を解決するための手段】(本発明)本発明の説明
において本発明の要素には、後述の実施の形態の要素と
の対応を容易にするため、実施の形態の要素の符号をカ
ッコで囲んだものを付記する。なお、本発明を後述の実
施の形態の符号と対応させて説明する理由は、本発明の
理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施の形
態に限定するためではない。
【0005】(第1発明)前記課題を解決するために、
第1発明の画像形成装置は、次の構成要件(A01)〜
(A04)を備えている。 (A01)前後方向に延びる複数の感光体支持軸(14)
回りに回転移動する感光体表面が帯電器(CCk,CC
y,CCm,CCc)により帯電され、潜像形成装置
(ROSk,ROSy,ROSm,ROSc)により前
記帯電された表面に静電潜像が形成され、現像器(G
k,Gy,Gm,Gc)により前記静電潜像がトナー像
に現像される感光体(Pk,Py,Pm,Pc)を有す
る複数のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,U
c)、(A02)前記複数のトナー像形成装置(Uk,U
y,Um,Uc)の各感光体表面と順次接触して前記各
感光体表面のトナー像が順次重ねて転写される各転写領
域を順次通過するベルト(B)と、前記ベルト(B)を
支持するベルト駆動ロール(Rd)および複数の従動ロ
ール(Rt,Rw,Rf,T2a)を含む複数のベルト
支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前
記各転写領域において前記各感光体表面のトナー像をそ
れぞれベルト表面側に転写する転写ロール(T1k,T
1y,T1m,T1c)と、前記ベルト支持ロール(R
d,Rt,Rw,Rf,T2a)、および転写ロール
(T1k,T1y,T1m,T1c)を回転可能に支持
するベルトフレーム(F2)と、前記転写ロール(T1
k,T1y,T1m,T1c)の軸を上下、左右に所定
の移動範囲で移動可能に支持し且つ常時上方に付勢する
弾性部材(88)とを有し、上方に移動した動作位置と
下方に移動したメンテナンス位置との間で移動可能に支
持されたベルトモジュール(BM)、(A03)前記複数
のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)を収容
するトナー像形成装置収容空間と前記ベルトモジュール
(BM)を収容するベルトモジュール収容空間とを有
し、前記トナー像形成装置収容空間には前記複数のトナ
ー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)が着脱可能に
収容され、前記ベルトモジュール収容空間には前記ベル
トモジュール(BM)が着脱可能に収容された画像形成
装置本体(U2)、(A04)前記感光体支持軸(14)
の前端部を位置決めし且つ回転可能に支持する前側感光
体軸位置決め孔(63a,11a)とその下方に形成さ
れ且つ前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動
した時に前記転写ロール軸(T1a)を所定の動作位置
にガイドする前側軸ガイド溝(63b,11b)とを有
する前側位置決めプレート(63,11)。
【0006】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明の画像形成装置では、画像形成装置本体(U2)
は、前記複数のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,
Uc)を収容するトナー像形成装置収容空間と前記ベル
トモジュール(BM)を収容するベルトモジュール収容
空間とを有し、前記トナー像形成装置収容空間には前記
複数のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)が
着脱可能に収容され、前記ベルトモジュール収容空間に
は前記ベルトモジュール(BM)が着脱可能に収容され
る。複数のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,U
c)の各感光体(Pk,Py,Pm,Pc)は前後方向
に延びる感光体支持軸(14)回りに回転する。帯電器
(CCk,CCy,CCm,CCc)は、回転移動する
感光体表面を帯電させる。潜像形成装置(ROSk,R
OSy,ROSm,ROSc)は前記帯電された感光体
表面に静電潜像を形成する。現像器(Gk,Gy,G
m,Gc)は、前記静電潜像をトナー像に現像する。ベ
ルトモジュール(BM)は、上方に移動した動作位置と
下方に移動したメンテナンス位置との間で移動可能に支
持されている。ベルトモジュール(BM)のベルトフレ
ーム(F2)は、ベルト駆動ロール(Rd)および複数
の従動ロール(Rt,Rw,Rf,T2a)を含む複数
のベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2
a)および転写ロール(T1k,T1y,T1m,T1
c)を回転可能に支持する。前記ベルト支持ロール(R
d,Rt,Rw,Rf,T2a)により支持されたベル
ト(B)は、前記複数のトナー像形成装置(Uk,U
y,Um,Uc)の各感光体表面と順次接触して前記各
感光体表面のトナー像が順次重ねて転写される各転写領
域を順次通過する。前記転写ロール(T1k,T1y,
T1m,T1c)の軸は、上下、左右に所定の移動範囲
で移動可能に支持され、且つ弾性部材(88)により常
時上方に付勢される。前側位置決めプレート(63,1
1)は、前側感光体軸位置決め孔(63a,11a)と
その下方に形成された前側軸ガイド溝(63b,11
b)とを有しており、前側感光体軸位置決め孔(63
a,11a)は前記感光体支持軸(14)の前端部を位
置決めし且つ回転可能に支持し、前側軸ガイド溝(63
b,11b)は、前記ベルトモジュール(BM)が上昇
位置に移動した時に前記転写ロール軸(T1a)を所定
の動作位置にガイドする。したがって、前記ベルトモジ
ュール(BM)が上方の動作位置に移動した時に、転写
ロール軸(T1a)の前端部は前記前側軸ガイド溝(6
3b,11b)によりガイドされて、前記感光体支持軸
(14)に対して所定の位置に位置決めされる。位置決
めされた前記転写ロール(T1k,T1y,T1m,T
1c)は、前記各転写領域において前記各感光体表面の
トナー像をそれぞれベルト表面側に転写する。したがっ
て、前側位置決めプレート(63,11)に形成された
前側感光体軸位置決め孔(63a,11a)と前側軸ガ
イド溝(63b,11b)とにより、感光体支持軸(1
4)と転写ロール軸(T1a)とが位置決めされるの
で、それら相互の位置を簡単な構成で正確且つ容易に位
置決めすることができる。
【0007】(第2発明)第2発明の画像形成装置は、
次の構成要件(A01)〜(A03),(A05)を備えてい
る。 (A01)前後方向に延びる複数の感光体支持軸(14)
回りに回転移動する感光体表面が帯電器(CCk,CC
y,CCm,CCc)により帯電され、潜像形成装置
(ROSk,ROSy,ROSm,ROSc)により前
記帯電された表面に静電潜像が形成され、現像器(G
k,Gy,Gm,Gc)により前記静電潜像がトナー像
に現像される感光体(Pk,Py,Pm,Pc)を有す
る複数のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,U
c)、(A02)前記複数のトナー像形成装置(Uk,U
y,Um,Uc)の各感光体表面と順次接触して前記各
感光体表面のトナー像が順次重ねて転写される各転写領
域を順次通過するベルト(B)と、前記ベルト(B)を
支持するベルト駆動ロール(Rd)および複数の従動ロ
ール(Rt,Rw,Rf,T2a)を含む複数のベルト
支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前
記各転写領域において前記各感光体表面のトナー像をそ
れぞれベルト表面側に転写する転写ロール(T1k,T
1y,T1m,T1c)と、前記ベルト支持ロール(R
d,Rt,Rw,Rf,T2a)、および転写ロール
(T1k,T1y,T1m,T1c)を回転可能に支持
するベルトフレーム(F2)と、前記転写ロール(T1
k,T1y,T1m,T1c)の軸を上下、左右に所定
の移動範囲で移動可能に支持し且つ常時上方に付勢する
弾性部材(88)とを有し、上方に移動した動作位置と
下方に移動したメンテナンス位置との間で移動可能に支
持されたベルトモジュール(BM)、(A03)前記複数
のトナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)を収容
するトナー像形成装置収容空間と前記ベルトモジュール
(BM)を収容するベルトモジュール収容空間とを有
し、前記トナー像形成装置収容空間には前記複数のトナ
ー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)が着脱可能に
収容され、前記ベルトモジュール収容空間には前記ベル
トモジュール(BM)が着脱可能に収容された画像形成
装置本体(U2)、(A05)前記感光体支持軸(14)
の後端部を位置決めし且つ回転可能に支持する後側感光
体軸位置決め孔(80a,12a)とその下方に形成さ
れ且つ前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動
した時に前記転写ロール軸(T1a)を所定の動作位置
にガイドする後側軸ガイド溝(80b,12b)とを有
する後側位置決めプレート(80,12)。
【0008】(第2発明の作用)前記構成を備えた第2
発明の画像形成装置の作用の説明において前記第1発明
の作用と同一の作用の説明は省略する。第2発明の画像
形成装置の後側位置決めプレート(80,12)は、後
側感光体軸位置決め孔(80a,12a)とその下方に
形成された後側軸ガイド溝(80b,12b)とを有し
ており、後側感光体軸位置決め孔(80a,12a)は
前記感光体支持軸(14)の後端部を位置決めし且つ回
転可能に支持し、後側軸ガイド溝(80b,12b)
は、前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動し
た時に前記転写ロール軸(T1a)の後端部を所定の動
作位置にガイドする。したがって、後側位置決めプレー
ト(80,12)に形成された後側感光体軸位置決め孔
(80a,12a)と後側軸ガイド溝(80b,12
b)とにより、感光体支持軸(14)と転写ロール軸
(T1a)の後端部が位置決めされるので、それら相互
の位置を簡単な構成で正確且つ容易に位置決めすること
ができる。
【0009】(第3発明)第3発明の画像形成装置は、
次の構成要件(B01)〜(B04)を備えている。 (B01)前後方向に延びる感光体支持軸(14)回りに
回転移動する感光体表面が帯電器(CCk,CCy,C
Cm,CCc)により帯電され、潜像形成装置(ROS
k,ROSy,ROSm,ROSc)により前記帯電さ
れた表面に静電潜像が形成され、現像器(Gk,Gy,
Gm,Gc)により前記静電潜像がトナー像に現像され
る感光体(Pk,Py,Pm,Pc)を有するトナー像
形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)、(B02)前記ト
ナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)の感光体表
面のトナー像を、前記転写領域において転写材に転写す
る転写ロール(T1k,T1y,T1m,T1c)であ
って、転写ロール(T1k,T1y,T1m,T1c)
の軸が弾性部材(88)により常時上方に付勢され且つ
上下、左右に所定の移動範囲で移動可能に支持されると
ともに、上方に移動した動作位置と下方に移動したメン
テナンス位置との間で移動可能に支持された前記転写ロ
ール(T1k,T1y,T1m,T1c)、(B03)前
記トナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)を収容
するトナー像形成装置収容空間と前記転写ロール(T1
k,T1y,T1m,T1c)を収容する転写ロール収
容空間とを有し、前記トナー像形成装置収容空間には前
記トナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)が着脱
可能に収容され、前記ベルトモジュール収容空間には前
記ベルトモジュール(BM)が着脱可能に収容された画
像形成装置本体(U2)、(B04)前記感光体支持軸
(14)の前端部を位置決めし且つ回転可能に支持する
前側感光体軸位置決め孔(63a,11a)とその下方
に形成され且つ前記ベルトモジュール(BM)が上昇位
置に移動した時に前記転写ロール軸(T1a)を所定の
動作位置にガイドする前側軸ガイド溝(63b,11
b)とを有する前側位置決めプレート(63,11)。
【0010】(第3発明の作用)前記構成を備えた第3
発明の画像形成装置では、画像形成装置本体(U2)
は、トナー像形成装置(Uk,Uy,Um,Uc)を収
容するトナー像形成装置収容空間と前記ベルトモジュー
ル(BM)を収容するベルトモジュール収容空間とを有
し、前記トナー像形成装置収容空間には前記トナー像形
成装置(Uk,Uy,Um,Uc)が着脱可能に収容さ
れ、前記ベルトモジュール収容空間には前記ベルトモジ
ュール(BM)が着脱可能に収容される。トナー像形成
装置(Uk,Uy,Um,Uc)の感光体(Pk,P
y,Pm,Pc)は前後方向に延びる感光体支持軸(1
4)回りに回転する。帯電器(CCk,CCy,CC
m,CCc)は、回転する感光体表面を帯電させる。潜
像形成装置(ROSk,ROSy,ROSm,ROS
c)は、前記帯電された感光体表面に静電潜像を形成す
る。現像器(Gk,Gy,Gm,Gc)は、前記静電潜
像をトナー像に現像する。前記転写ロール(T1k,T
1y,T1m,T1c)の軸は、上下、左右に所定の移
動範囲で移動可能に支持され、且つ弾性部材(88)に
より常時上方に付勢される。前側位置決めプレート(6
3,11)は、前側感光体軸位置決め孔(63a,11
a)とその下方に形成された前側軸ガイド溝(63b,
11b)とを有しており、前側感光体軸位置決め孔(6
3a,11a)は前記感光体支持軸(14)の前端部を
位置決めし且つ回転可能に支持し、前側軸ガイド溝(6
3b,11b)は、前記転写ロール(T1k,T1y,
T1m,T1c)が上昇位置に移動した時に前記転写ロ
ール軸(T1a)の前端部を所定の動作位置にガイドす
る。したがって、前記転写ロール(T1k,T1y,T
1m,T1c)が上方の動作位置に移動した時に、転写
ロール軸(T1a)の前端部は前記前側軸ガイド溝(6
3b,11b)によりガイドされて、前記感光体支持軸
(14)に対して所定の位置に位置決めされる。位置決
めされた前記転写ロール(T1k,T1y,T1m,T
1c)は、前記転写領域において前記感光体表面のトナ
ー像をそれぞれ転写材に転写する。したがって、前側位
置決めプレート(63,11)に形成された前側感光体
軸位置決め孔(63a,11a)と前側軸ガイド溝(6
3b,11b)とにより、感光体支持軸(14)と転写
ロール軸(T1a)の前端部が位置決めされるので、そ
れら相互の位置を簡単な構成で正確且つ容易に位置決め
することができる。
【0011】(第4発明)第4発明の画像形成装置は、
次の構成要件(B01)〜(B03),(B05)を備えてい
る。 (B01)前後方向に延びる感光体支持軸(14)回りに
回転移動する表面が帯電領域、潜像形成位置、現像領
域、転写領域、クリーニング領域を順次通過する感光体
(Pk,Py,Pm,Pc)、前記帯電領域において前
記感光体表面を一様に帯電させる帯電器(CCk,CC
y,CCm,CCc)、前記潜像形成位置において前記
帯電された感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成装
置(ROSk,ROSy,ROSm,ROSc)、前記
現像領域において前記静電潜像をトナー像に現像する現
像器(Gk,Gy,Gm,Gc)、前記転写領域通過時
に前記トナー像が転写材に転写された感光体表面の残留
トナーを前記クリーニング領域において回収するクリー
ナ(CLk)、を備えたトナー像形成装置(Uk,U
y,Um,Uc)、(B02)前記トナー像形成装置(U
k,Uy,Um,Uc)の感光体表面のトナー像を、前
記転写領域において転写材に転写する転写ロール(T1
k,T1y,T1m,T1c)であって、転写ロール
(T1k,T1y,T1m,T1c)の軸が弾性部材
(88)により常時上方に付勢され且つ上下、左右に所
定の移動範囲で移動可能に支持されるとともに、上方に
移動した動作位置と下方に移動したメンテナンス位置と
の間で移動可能に支持された前記転写ロール(T1k,
T1y,T1m,T1c)、(B03)前記トナー像形成
装置(Uk,Uy,Um,Uc)を収容するトナー像形
成装置収容空間と前記転写ロール(T1k,T1y,T
1m,T1c)を収容する転写ロール収容空間とを有
し、前記トナー像形成装置収容空間には前記トナー像形
成装置(Uk,Uy,Um,Uc)が着脱可能に収容さ
れ、前記ベルトモジュール収容空間には前記ベルトモジ
ュール(BM)が着脱可能に収容された画像形成装置本
体(U2)、(B05)前記感光体支持軸(14)の後端
部を位置決めし且つ回転可能に支持する後側感光体軸位
置決め孔(80a,12a)とその下方に形成され且つ
前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動した時
に前記転写ロール軸(T1a)を所定の動作位置にガイ
ドする後側軸ガイド溝(80b,12b)とを有する後
側位置決めプレート(80,12)。
【0012】(第4発明の作用)前記構成を備えた第4
発明の画像形成装置の作用の説明において前記第3発明
の作用と同一の作用の説明は省略する。第4発明の画像
形成装置の後側位置決めプレート(80,12)は、後
側感光体軸位置決め孔(80a,12a)とその下方に
形成された後側軸ガイド溝(80b,12b)とを有し
ており、後側感光体軸位置決め孔(80a,12a)は
前記感光体支持軸(14)の後端部を位置決めし且つ回
転可能に支持し、後側軸ガイド溝(80b,12b)
は、前記転写ロール(T1k,T1y,T1m,T1
c)が上昇位置に移動した時に前記転写ロール軸(T1
a)の後端部を所定の動作位置にガイドする。したがっ
て、前記転写ロール(T1k,T1y,T1m,T1
c)が上方の動作位置に移動した時に、転写ロール軸
(T1a)の後端部は前記後側軸ガイド溝(80b,1
2b)によりガイドされて、前記感光体支持軸(14)
に対して所定の位置に位置決めされる。位置決めされた
前記転写ロール(T1k,T1y,T1m,T1c)
は、前記転写領域において前記感光体表面のトナー像を
それぞれ転写材に転写する。したがって、後側位置決め
プレート(80,12)に形成された後側感光体軸位置
決め孔(80a,12a)と後側軸ガイド溝(80b,
12b)とにより、感光体支持軸(14)と転写ロール
軸(T1a)の後端部が位置決めされるので、それら相
互の位置を簡単な構成で正確且つ容易に位置決めするこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1の画像形成装置は前記第1発明において、次の構
成要件(A06)を備えたことを特徴とする。 (A06)複数の前記感光体支持軸(14)の前端部を位
置決めし且つ回転可能に支持する複数の前側感光体軸位
置決め孔(63a,11a)とその下方に形成され且つ
前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動した時
に前記複数の転写ロール軸(T1a)を所定の動作位置
にガイドする複数の前側軸ガイド溝(63b,11b)
とを有する前側位置決めプレート(63,11)。
【0014】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
本発明の実施の形態1の画像形成装置では、前記ベルト
モジュール(BM)が上方の動作位置に移動した時に、
複数の転写ロール軸(T1a)の前端部は前記複数の前
側軸ガイド溝(63b,11b)によりガイドされて、
前記複数の各感光体支持軸(14)に対して所定の位置
に位置決めされる。したがって、後側位置決めプレート
(80,12)に形成された複数の前側感光体軸位置決
め孔(63a,11a)と前側軸ガイド溝(63b,1
1b)とにより、複数の感光体支持軸(14)と転写ロ
ール軸(T1a)の前端部が位置決めされるので、それ
ら相互の位置を簡単な構成で正確且つ容易に位置決めす
ることができる。
【0015】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
画像形成装置は、前記第1発明または実施の形態1にお
いて、次の構成要件(A05)を備えたことを特徴とす
る。 (A05)前記感光体支持軸(14)の後端部に装着され
た後側ベアリング(77)が着脱可能な後側感光体軸位
置決め孔(80a,12a)とその下方に形成され且つ
前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動した時
に前記転写ロール軸(T1a)を所定の動作位置にガイ
ドする後側軸ガイド溝(80b,12b)とを有する後
側位置決めプレート(80,12)。
【0016】(実施の形態2の作用)前記構成を備えた
本発明の実施の形態2の画像形成装置では、後側位置決
めプレート(80,12)に形成された後側感光体軸位
置決め孔(80a,12a)と後側軸ガイド溝(80
b,12b)とにより、感光体支持軸(14)と転写ロ
ール軸(T1a)の後端部が位置決めされるので、それ
ら相互の位置を簡単な構成で正確且つ容易に位置決めす
ることができる。
【0017】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
画像形成装置は、実施の形態2または第2発明において
次の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする (A07)複数の前記感光体支持軸(14)の後端部を位
置決めし且つ回転可能に支持する複数の後側感光体軸位
置決め孔(80a,12a)とその下方に形成され且つ
前記ベルトモジュール(BM)が上昇位置に移動した時
に前記複数の転写ロール軸(T1a)を所定の動作位置
にガイドする複数の後側軸ガイド溝(80b,12b)
とを有する後側位置決めプレート(80,12)。
【0018】(実施の形態3の作用)前記構成を備えた
本発明の実施の形態3の画像形成装置では、後側位置決
めプレート(80,12)に形成された複数の後側感光
体軸位置決め孔(80a,12a)と後側軸ガイド溝
(80b,12b)とにより、複数の感光体支持軸(1
4)と転写ロール軸(T1a)の後端部が位置決めされ
るので、それら相互の位置を簡単な構成で正確且つ容易
に位置決めすることができる。
【0019】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において、前
後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ
軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左
方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上
側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1の画
像形成装置(タンデム式デジタルカラー複写機)の全体
説明図である。図2は前記図1に示された前側位置決め
プレートを省略して、その後側の前側支持プレートが示
された状態の画像形成装置を示す図である。図3は前記
図2に示された前側支持プレートを省略して、その後側
のトナー像形成装置が示された状態の画像形成装置を示
す図である。図4はトナー像形成装置の前面拡大斜視図
である。図5は前記図4の前側支持プレートを省略した
状態の前面図である。図1〜図3において、画像形成装
置Uは、自動原稿搬送装置U1と前記自動原稿搬送装置
U1を支持するプラテンガラスPGを有する複写機U2
とを有している。
【0021】(自動原稿搬送装置U1)図1において、
自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿
Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有して
いる。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各
原稿Giは順次複写機U2のプラテンガラスPG上の複
写位置を通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるよ
うに構成されている。前記自動原稿搬送装置U1は、そ
の後端部(−X端部)に設けた左右方向に延びるヒンジ
軸(図示せず)により前記複写機U1に対して回動可能
であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上
に置く場合に上方に回動される。
【0022】(複写機U2)図1において、複写機U2
は、イメージスキャナU2aおよび現像剤補給装置U2
bを上面に支持するプリンタU2cを有している。 (イメージスキャナU2a)イメージスキャナU2aの
上面にはプラテンガラスPGが設けられており、プラテ
ンガラスPG上面には前記自動原稿搬送装置U2が支持
されている。イメージスキャナU2aでは、前記プラテ
ンガラスPG上の複写位置を通過する原稿Giが露光光
学系Aの露光光源により照明され、照明された原稿Gi
からの反射光は、露光光学系Aのミラー等を介して、C
CD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)
の電気信号に変換される。前記RGBの電気信号はIP
S(イメージプロセッシングシステム)でK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像デ
ータに変換され、濃度補正、拡大、縮小等の画像処理が
行われた後、所定のタイミングでプリンタU2cに入力
される。なお、イメージスキャナU2aにはUI(ユー
ザインタフェース)が設けられている。UIには図示し
ないコピースタートキー、テンキー、表示器等が設けら
れている。
【0023】(現像剤補給装置U2b)現像剤補給装置
U2bは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、K(黒)の各色の現像剤を収容した現像剤カート
リッジKy,Km,Kc,Kkが着脱可能に装着される
カートリッジ装着部を有し、各現像剤カートリッジK
y,Km,Kc,Kk内の現像剤をプリンタU2cの各
色の現像器Gk,Gy,Gm,Gcに補給する。この現
像剤補給装置U2bの詳細は、本出願人が特許出願した
特開平8−171248号公報に記載されている。
【0024】(プリンタU2c)図3において、プリン
タU2cのレーザ駆動回路DL(図3参照)は、前記イ
メージスキャナU2aから入力されたY(イエロー)、
M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の画像データ
に応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで、各色の
トナー像形成装置UY,UM,UC,UKの潜像形成装
置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力す
る。図3および図5において、K(黒)のトナー像形成
装置UKは、回転駆動される感光体ドラムPkを有して
おり、回転する感光体ドラムPkの表面は帯電器CCk
(図5参照)により帯電され、ROSk(黒用潜像形成
装置)の出射するレーザビームLkにより照射されて静
電潜像が形成され、現像器Gkにより前記静電潜像がト
ナー像に現像され、前記トナー像は1次転写ロールT1
kにより中間転写ベルトBに一次転写され、転写残トナ
ーはクリーナCLkによりクリーニングされる。そし
て、他のトナー像形成装置UY,UM,UC(図3参
照)の前記感光体ドラム(画像形成装置の回転部品)P
y,Pm,Pcの周囲にもそれぞれ前記図5に示す感光
体ドラムPkの周囲と同様に、帯電器CCk,CCy,
CCm,CCc(図示せず)、図3に示す現像器Gy,
Gm,Gc、1次転写ロールT1y,T1m,T1cお
よびクリーナCLy,CLm,CLc等が配置されてい
る。
【0025】したがって、感光体ドラムPy,Pm,P
c,Pkは、それぞれ各帯電器CCk(図5、図6参
照)、CCy,CCm,CCc(図示せず)により一様
に帯電された後、前記潜像形成装置ROSy,ROS
m,ROSc,ROSkの出力するレーザビームLy,
Lm,Lc,Lk(図3参照)によりその表面に静電潜
像が形成される。前記感光体ドラムPy,Pm,Pc,
Pk表面の静電潜像は、現像器Gy,Gm,Gc,Gk
によりY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、K(黒)の色のトナー像に現像される。感光体ド
ラムPy,Pm,Pc,Pk(図5参照)表面上のトナ
ー像は、1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1
kにより中間転写ベルト(転写材)B上に順次重ねて転
写され、中間転写ベルトB上にカラー画像が形成され
る。中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像
は、2次転写領域Q5に搬送される。なお、黒画像デー
タのみの場合はK(黒)の感光体ドラムPkおよび現像
器Gkを有するトナー像形成装置UKのみが使用され、
黒のトナー像のみが形成される。
【0026】図3において、前記各色の感光体ドラムP
y,Pm,Pc,Pkの下方には左右一対のスライドレ
ールSR,SR(図3参照)によりスライドフレームF
1(図3の2点鎖線参照)が前後(紙面に垂直な方向)
にスライド移動可能に支持されている。スライドフレー
ムF1にはベルトモジュールBMのベルトフレームF2
が上昇した動作位置と下方に移動したメンテナンス位置
との間で昇降可能に支持されている。前記スライドフレ
ームF1を前後移動させる構成およびベルトモジュール
BMを昇降させる構成は、従来公知(例えば、特開平8
−171248号公報参照)であり、従来公知の種々の
構成を採用することが可能である。前記ベルトモジュー
ルBMは、前記中間転写ベルトBと、ベルト駆動ロール
Rd、テンションロールRt、ウォーキングロールR
w、複数のアイドラロール(フリーロール)Rfおよび
バックアップロールT2aを含むベルト支持ロール(R
d,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記1次転写ロー
ルT1k,T1y,T1m,T1cとを有している。そ
して、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール
(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により矢印Ya方
向に回転移動可能に支持されている。
【0027】前記バックアップロールT2aの下方には
2次転写ユニットUtが配置されている。2次転写ユニ
ットUtはスライドフレームFsにより上方に回動した
上昇位置と下方に回動した下降位置との間で、ヒンジ軸
Uta回りにに回動可能に支持されている。2次転写ユ
ニットUtの2次転写ロールT2bは、前記中間転写ベ
ルトBを挟んでバックアップロールT2aに離接(離隔
および圧接)可能に配置されており、前記2次転写ロー
ルT2bが中間転写ベルトBと圧接する領域(ニップ)
により2次転写領域Q5が形成されている。また、前記
バックアップロールT2aにはコンタクトロールT2c
が当接しており、前記各ロールT2a〜T2cにより2
次転写ロールT2が構成されている。前記コントクトロ
ールT2cにはコントローラCにより制御される電源回
路Eから所定のタイミングでトナーの帯電極性と同極性
の2次転写電圧が印加される。
【0028】前記ベルトモジュールBM下方にはシート
Sを収容した給紙トレイTR1およびシート搬送路SH
が設けられている。前記給紙トレイTR1に収容された
シートSは、所定のタイミングでピックアップロールR
pにより取り出され、さばきロールRsで1枚づつ分離
されて、レジロールRrに搬送される。前記レジロール
Rrに搬送された記録シートSは、前記1次転写された
多重トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q5に
移動するのにタイミングを合わせて、レジ側シートガイ
ドSGr、転写前シートガイドSG1から2次転写領域
Q5に搬送される。前記2次転写領域Q5を記録シート
Sが通過する際、2次転写ロールT2のコンタクトロー
ルT2cには、コントローラCが制御する電源回路Eか
らトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加され
る。このとき、前記中間転写ベルトBに重ねて1次転写
されたカラートナー像は、前記2次転写領域Q5におい
て一括して記録シートSに2次転写される。2次転写後
の中間転写ベルトBはベルトクリーナCLBにより残留
トナーが除去される。また、前記2次転写ロールT2b
は2次転写ロールクリーナCLtにより表面付着トナー
が回収される。
【0029】なお、前記2次転写ロールT2bおよびベ
ルトクリーナCLBは、中間転写ベルトBと離接(離隔
および圧接)自在に配設されており、カラー画像が形成
される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベル
トBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔
している。なお、前記2次転写ロールクリーナCLt
は、前記2次転写ロールT2bと一緒に離接移動を行
う。トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転
写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより
定着領域Q6に搬送され、定着領域Q6を通過する際に
加熱ロールFhおよび加圧ロールFpにより構成される
一対の定着ロールFh,Fpを有する定着装置Fにより
加熱定着される。トナー像が定着された記録シートS
は、記録シート排出トレイTR2に排出される。前記符
号Rp,Rs,Rr,SG1,SG2,BHで示された
要素によりシート搬送装置SHが構成されている。
【0030】図6はトナー像形成装置の要部分解斜視図
である。図7はプリンタ内部の装着位置に装着されたト
ナー像形成装置の平断面図で、前記図5のVII−VII線
断面図である。図8はプリンタ内部の装着位置に装着さ
れたトナー像形成装置の側断面図で、前記図5のVIII
−VIII線断面図である。図9はトナー像形成装置の側
断面図で、前記図8の状態で取っ手を前方に引っ張って
トナー像形成装置を前記図8の位置から前方に移動させ
た状態を示す図である。図10はトナー像形成装置の感
光体が着脱可能に装着される感光体支持軸の説明図であ
る。図4、図5、図8において、プリンタU2cのプリ
ンタ前側フレームFfには前側支持プレート位置決め部
材1が固定ネジ2により固定されている。また、図5、
図8において、プリンタ前側フレームFfには、固定ね
じ3により前後(X軸方向)に延びる左右一対の固定レ
ール支持部材4が固定されており、図5に示すように、
固定レール支持部材4には上下方向に細長い貫通孔4a
が形成されている。前記貫通孔4aを貫通する連結ピン
5は上下方向に移動可能であり、図8に示すように前後
2個設けられている。そして、前記各連結ピン5の外端
部は引張バネ6により上方に引っ張られている。
【0031】前記連結ピン5の内端には固定側スライド
レール7が支持されている。前記固定側スライドレール
7(図5、図8参照)は左右2個設けられている。前記
左右の固定側スライドレール7,7により可動側スライ
ドレール8,8が前後(X軸方向)にスライド移動可能
に支持されている。図5、図8において、前記可動側ス
ライドレール8,8にはそれぞれ前後一対の連結部材
9,9(図6、図8参照)が連結されている。前記前側
の連結部材9には前側支持プレート11が連結されてい
る。前記前側支持プレート11には、貫通孔(後側感光
***置決め孔)11a(図4参照)が設けられている。
前記前側支持プレート11の上端部は前記前側支持プレ
ート位置決め部材1当接して位置決めされる。
【0032】前記後側の連結部材9には貫通孔12a
(感光体支持軸貫通孔)を有する後側支持プレート12
(図8参照)が連結されている。したがって、前記前側
支持プレート11および後側支持プレート12は前記連
結部材9およびそれを支持する可動側スライドレール
(図5、図8参照)と共に前後(X軸方向)にスライド
移動可能である。
【0033】(トナー像形成装置UKの説明)図8〜図
10において、トナー像形成装置UKの感光体Pkが着
脱可能に装着される感光体支持軸(他の回転部材、部品
装着軸)14は、その後端部が後述する駆動ユニットD
U(図10参照)に連結される。図10において、感光
体支持軸14の前端側部分には回転力伝達用ピン14a
が設けられ、また、前端には雌ねじ孔14bが形成され
ており、前端部には線接触用リング状突出部14cが形
成されている。線接触用リング状突出部14cはその周
囲の感光体支持軸14表面部分よりも大径のリング状部
分であり、その機能については後述する。また、前記感
光体支持軸14の後端側部分に円筒状の後側位置決めス
リーブ15(図9参照)が装着、固定されている。後側
位置決めスリーブ15の前端部には前方に行くに従って
先細りとなる円錐状のテーパ面15aが形成されてい
る。
【0034】前記図3に示す感光体ドラムPk,現像器
GkおよびクリーナCLk等を有する黒のトナー像形成
装置UKは、前記図5、図6に示すように、感光体ドラ
ムユニットUa、クリーナユニットUbおよび現像ユニ
ットUc等により構成されている。前記トナー像形成装
置UKは、前記プリンタU2c内部に装着された装着位
置(図8参照)と、プリンタU2cの前方に引き出され
た引出位置(図9に示す位置から更に前方に移動した位
置、図示せず)との間で移動可能に支持されている。
【0035】(感光体ドラムユニットUa)図6〜図9
において、感光ドラムユニットUaの感光体ドラムPk
は、感光体スリーブ22と、前記感光体スリーブ22の
前端を支持する前端フランジ部材23と、前記感光体ス
リーブ22の後端を支持する後端フランジ部材24とを
有している。前記前端フランジ部材23は、前後に延び
る装着円筒部23a(図8、図9参照)を有し、前記装
着円筒部23aは支持軸貫通孔23bを有している。支
持軸貫通孔23bはその後端に形成された係合用凹凸2
3cを有する。また、前記感光体ドラムPkが前記感光
体支持軸14に装着された状態で、前記支持軸貫通孔2
3bの前端部内周面と前記感光体支持軸14外周面との
間には円筒状空間(後述の前側位置決めスリーブ56の
後端部のテーパ面56cが挿入される空間)が形成され
る。
【0036】前記後端フランジ部材24は、装着円筒部
24aを有し、前記装着円筒部24aは支持軸貫通孔2
4bを有している。前記感光体ドラムPkが前記感光体
支持軸14に装着された状態で、前記支持軸貫通孔24
bの後端部内周面と前記感光体支持軸14外周面との間
には円筒状空間(前記円筒状の後側位置決めスリーブ1
5の前端部のテーパ面15aが挿入される空間)が形成
される。前記感光体支持軸14の前記回転力伝達用ピン
14aを支持する部分は、感光体支持軸14の後側部分
よりも小径に形成されており、前記回転力伝達用ピン1
4aは前記後端フランジ部材24の支持軸貫通孔24a
を貫通可能に形成されている。前記感光体支持軸14の
前記回転力伝達用ピン14a(図8参照)は前記係合用
凹凸23cと係合しており、感光体支持軸14の回転を
前端フランジ部材23に伝達する。また、前記後端フラ
ンジ部材24の外周面にはギヤG1が装着されている。
このギヤG1は感光体支持軸9および感光体ドラムPk
と一体的に回転して、クリーナユニットUbのクリーニ
ングブラシや現像ユニットUcの現像ロール46(図
5、図6参照)に回転力を伝達するために使用される。
【0037】前記装着円筒部23a(図8参照)にはベ
アリング26を介して前側円筒部材27が回転自在に支
持されている。前記後端フランジ部材24の装着円筒部
24aの後端外周面にはベアリング29を介して後側円
筒部材30が装着されている。前記後側円筒部材30の
後部内周面にはベアリング31が装着されている。前記
ベアリング31の内孔は、前記感光体支持軸14の後端
部の後側位置決めスリーブ15が挿入可能に形成されて
いる。前記符号22〜31,ギヤG1で示された要素に
より前記感光体ドラムユニットUa(図8参照)が構成
されている。前記感光体ドラムユニットUaは、前記感
光体支持軸14上に装着され、前記感光体支持軸14と
一体的に回転する。また、前記スライドレール8,8が
前後に移動した時に、前記連結部材9,9(図6、図8
参照)に前側支持プレート11および後側支持プレート
12と共に前後に移動するように構成されている。
【0038】(クリーナユニットUb)図5、図6に示
すクリーナユニットUbは、帯電器CCkと、クリーニ
ングブラシCLk1を有するクリーナCLkとそれらを
支持する支持枠32(図6参照)とを有している。前記
支持枠32は前端壁34および後端壁35を有してい
る。前記前端壁34は、U字型の前側円筒部材嵌合溝3
4a(図6参照)が前記感光体ドラムユニットUaの前
側円筒部材27(図8参照)の外周に嵌合してねじ36
により固定される。前記後端壁35(図8、図9参照)
も前記前端壁34と同様に、後側円筒部材嵌合溝35a
(図8、図9参照)が後側円筒部材30の外周に嵌合し
てねじ37により固定される。前記クリーナユニットU
bは、前記符号CCk,CLk,32〜37で示された
要素により構成されており、前記感光体ドラムユニット
Uaと一体的に連結されている。また、クリーニングブ
ラシCLk1(図5参照)は、前記感光体ドラムニット
UaのギヤG1からギヤG2(図7参照)を介して回転
力が伝達されるように構成されている。
【0039】(現像ユニットUc)図5〜図8におい
て、現像ユニットUcは、現像器Gk(図5、図6参
照)を有し、前記現像器Gkは連結枠41(図6参照)
に連結されている。前記連結枠41は前後に延びる中央
連結プレート42と前端連結プレート43(図6、図8
参照)と後端連結プレート44(図8参照)を有してい
る。連結枠41の前記前端連結プレート43にはU字型
の前側円筒部材嵌合溝43a(図6参照)が形成されて
いる。前記前側円筒部材嵌合溝43aは前記感光体ドラ
ムユニットUaの前側円筒部材27(図8参照)の外周
面に軸方向(前後方向に)スライド可能に嵌合する。前
端連結プレート43と同様に前記後端連結プレート44
の後側円筒部材嵌合溝44a(図8参照)は、感光体ド
ラムユニットUaの後側円筒部材30外周面と軸方向
(前後方向)にスライド可能に嵌合している。
【0040】前記現像ユニットUcの前記U字型の前側
円筒部材嵌合溝43aおよび後側円筒部材嵌合溝44a
と、前記感光体ドラムユニットUaの前記前側円筒部材
27および後側円筒部材30の外周面とが嵌合した状態
で、前記現像ユニットUcおよび感光体ドラムユニット
Uaは、感光体ドラムPkおよび現像ロール46が図示
しない弾性部材により互いに圧接するように構成されて
いる。また、前記現像ユニットUcおよび感光体ドラム
ユニットUaの前後方向の位置は、それらを感光体支持
軸14上に装着した状態で、それらの一方を図示しない
押圧部材に軸方向に押圧することにより位置決めされ
る。
【0041】図5、図6において、現像ユニットUcの
現像器Gkは現像容器Vを有し、現像容器Vには上下一
対の前方突出部Va,Va(図4〜図6参照)が設けら
れている。前記現像器Gkは、前記現像容器V内部に収
容された現像ロール46(図5参照)、上下一対の現像
剤攪拌搬送部材47,47(図7参照)を有している。
前記上下一対の現像剤攪拌搬送部材47,47の前端部
は前記上下一対の前方突出部Va,Va内に延びてお
り、現像容器V内の現像剤を攪拌しながら循環させる。
図6において、前記現像ロール46の回転軸および前記
現像剤攪拌搬送部材47の回転軸は前記現像容器Vの前
壁および後壁により回転可能に支持されており、それら
の回転軸の後端部(−X端部)は前記現像容器Vの後壁
を貫通して後方に延びている。そして、前記現像ロール
46および前記現像剤攪拌搬送部材には前記感光体ドラ
ムユニットUaのギヤG1(図7、図8参照)からギヤ
G3〜G6(図7参照)を介して回転力が伝達されるよ
うに構成されている。
【0042】前記連結枠41(図6参照)には前後に延
びる現像剤排出筒48が固定されており、現像剤排出筒
48の前端部と前記前方突出部Vaとの間には、前方突
出部Vaから排出される排出現像剤を前記現像剤排出筒
48前端部に排出させる排出用連通路形成部材49が設
けられている。前記現像剤排出筒48内には排出現像剤
を後方に搬送する図示しない排出現像剤搬送部材(オー
ガ)が配置されている。前記排出現像剤搬送軸(オーガ
軸)には前記感光体ドラムユニットUaのギヤG1(図
7参照)からギヤG3〜G7および軸51(図7参照)
を介して回転力が伝達される。前記現像剤排出筒48内
で後方(−X方向)に搬送された排出現像剤は現像剤排
出筒48の後端部に接続された現像剤回収タンクTに排
出される。
【0043】図4〜図6において、前記上下一対の前方
突出部Va,Vaのうちの上側の前方突出部Va上面に
は、現像剤流入口形成部材52が設けられている。前記
現像剤流入口形成部材52の上端にはユニット側補給用
搬送路形成部材53(図5参照)の下端が接続されてお
り、前記ユニット側補給用搬送路形成部材53は前記前
側支持プレート11に支持されている。前記ユニット側
補給用搬送路形成部材53の上端には現像剤補給口54
が形成されており、前記図3に示す現像剤補給装置U2
bから現像剤が補給されるように構成されている。な
お、この現像剤補給装置U2aからの現像剤を補給する
具体的構成については、本出願人が先に出願した特開2
001−42587号公報に記載されている。前記符号
41〜54,G3〜G7,T等で示された要素により前
記現像ユニットUcが構成されている。現像ユニットU
cは前記感光体ドラムユニットUaと一体的に感光体支
持軸14上で移動可能である。
【0044】図7〜図9において、前記感光体支持軸1
4の前端部に装着される前側位置決めスリーブ56はそ
の内周面が、感光体支持軸14の前記線接触用リング状
突出部14cと円形の接触線上で線接触して、前側位置
決めスリーブ56および感光体支持軸14の間のかじり
の発生を防止している。前記前側位置決めスリーブ56
は、前記前端フランジ部材23の支持軸貫通孔23b前
端部および前記感光体支持軸14外周面に形成される円
筒状空間に前側から挿入される位置決め用円筒部56a
と、前記位置決め用円筒部56aの前端部に設けた固定
部56bとを有している。前記前側位置決めスリーブ5
6の位置決め用円筒部56aの後端部には円錐状のテー
パ面56cが形成されている。前記テーパ面56cが前
記支持軸貫通孔23bの前端内側に挿入された状態(図
8参照)で、前記固定部56bを貫通して前記感光体支
持軸14前端面の雌ねじ14bに螺合する固定ねじ57
を締付けると、前記前側位置決めスリーブ56は前記感
光体支持軸14上で後方に移動し、それに伴って感光体
ドラムPkも後方に移動する。
【0045】そして、前記後端フランジ部材24の装着
円筒部24aの後端が前記感光体支持軸14上に固定さ
れた円筒状の後側位置決めスリーブ15のテーパ面15
a(図9参照)に当接し、且つ、前記前端フランジ部材
23の装着円筒部23a前端と前側位置決めスリーブ5
6の前記テーパ面56cとが当接した状態で、前記前側
位置決めスリーブ56はネジ57により前記感光体支持
軸14上に固定される。図6〜図9において、前記前側
位置決めスリーブ56の前端部外周にはベアリング60
が装着されており、前記前側支持プレート11は前記ベ
アリング60の後側面に当接して配置されている。前記
前側支持プレート11の前面にはハンドル61がネジで
固定されている。
【0046】図8、図9において、プリンタ前側フレー
ムFfには前側プレート固定部材62がネジN1で固定
されている。前側プレート固定部材62には前側位置決
めプレート63が複数のネジN2で固定されている。図
1、図7において、前記前側位置決めプレート63の前
面の左右両端部にはハンドル64,64が固定されてい
る。図1において、前側位置決めプレート63は、左右
に延びる1枚の大きなプレートであり、4枚の前側支持
プレート11(図2参照)の前面に配置される。図1、
図8において、前側位置決めプレート63には、左右方
向に離れた4個のベアリング嵌合孔(前側感光***置決
め孔)63aと、前側軸ガイド溝63bと、ハンドル貫
通孔63cとが形成されている。前記4個のベアリング
嵌合孔63aは、前記4本の感光体支持軸14前端部に
固定された前側位置決めスリーブ56上のベアリング6
0と嵌合して、前記4本の感光体支持軸14の前端部の
位置決めを行う。前記4個の前側軸ガイド溝63bは、
前記1次転写ロールT1k,T1y,T1m,T1cの
軸が上昇した時(詳細は後述)に、軸前端部をガイドし
て位置決めを行う。このため、4本の感光体支持軸14
および1次転写ロール軸の前端部は所定の位置に位置決
めされる。
【0047】前記図8に示す前側位置決めプレート63
を外し、且つネジ57を外した状態において、前記ハン
ドル61を図4および図8の状態から所定以上の力で前
方に引き出すと、図9に示すように、前側支持プレート
11が前方に移動する。このとき、感光体支持軸14上
で、前側位置決めスリーブ56、およびベアリング60
等が前方に移動し、前記前側支持プレート11に連結さ
れた連結部材9,9(図5、図8参照)および前記連結
部材9,9の後端に連結された後側支持プレート12
は、前記可動側スライドレール8,8、感光体ドラムユ
ニットUa、クリーナユニットUbおよび現像ユニット
Ucと共に外方(前方)に引き出される。前記符号1〜
15,56〜67で示された要素により、前記K(黒)
のトナー像形成装置UKを、前記プリンタU2cの内部
に装着した装着位置と外部に引き出した引出位置との間
で移動可能に支持するトナー像形成装置支持装置(1〜
15,56〜67)が構成されている。前記Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)のトナー像形成装
置UY,UM,UCも、前記K(黒)のトナー像形成装
置UKと同様に構成されている。
【0048】図11は画像形成装置の感光体支持軸を回
転駆動する駆動ユニットの全体説明図である。図12は
前記図11の矢印XIIからみた部分断面図である。図1
0〜図12において、プリンタU2cのフレームの後部
(−X側部分)にはフレーム壁(画像形成装置フレー
ム)FPが設けられており、前記フレーム壁FPにはモ
ータユニットMUおよび出力ユニットSUを有する駆動
ユニットDUが支持されている。出力ユニットSUは出
力フレームK1を有し、モータユニットMUはモータケ
ースK2を有している。モータケースK2は連結ネジに
より連結されたケース本体K2aおよびケースカバーK
2bを有している。前記出力フレームK1およびケース
本体K2aは連結ネジにより連結されている。
【0049】前記モータケースK2の内部にはステータ
71が配置されている。モータケース本体K2aの下端
部は前記出力フレームK1の上端部に固定されており、
モータケース本体K2aの下端部にはベアリング72a
が支持され、上端のケースカバーK2bにはベアリング
72bが支持されており、前記両ベアリング72aおよ
び72bによりロータ73の軸73aが回転可能に支持
されている。ロータ軸73aの下端部には後述のハイポ
イドギヤ79a(後述)と噛み合うピニオンギヤにより
構成されたハイポイドピニオン73bがロータ軸73a
と一体に成形されている。また、ロータ軸73aには前
記ステータ71に対向する位置に磁力発生部材(永久磁
石または電磁石)73cが装着されている。前述のよう
に、ロータ73の軸73aの先端部にハイポイドピニオ
ン(ハイポイドギヤ79a(後述)と噛み合うピニオン
ギヤ)73bが一体に成形されているので、後述のハイ
ポイドギヤと噛み合って大きな減速比を得ることが可能
で且つ高い回転力伝達効率が得られる。
【0050】出力フレームK1には、前後一対のベアリ
ング支持部材収容孔K1aが形成されており、ベアリン
グ収容孔K1aには前後一対のベアリング支持部材7
6,76の円筒状外周面76aとの間には隙間が形成さ
れており、ベアリング支持部材76の位置を出力軸78
の半径方向に位置調節可能となっている。ベアリング支
持部材76は、前記固定ネジN3により出力フレームK
1に固定されている。前記ベアリング支持部材76,7
6によりベアリング77,77が支持されている。前記
ベアリング77,77により前後方向(X軸方向)に延
びる出力軸78が回転可能に支持されている。出力軸7
8にはハイポイドギヤ79aを有するギヤ形成部材79
が装着されており、前記ハイポイドギヤ79と、前記ロ
ータ73のハイポイドピニオン73bとがみ合ってい
る。前記ギヤ形成部材79は樹脂製であり、その後端面
(−X側の端面)に形成したリング状の平坦面にハイポ
イドギヤ79aが形成されている。前記平坦面に形成し
たハイポイドギヤ79aは高減速比のハイレシオハイポ
イドギヤとして形成される。前記出力軸78の前端部は
前記フレーム壁FPに形成された貫通口FPaを貫通し
ている。前記出力軸78の前端部(X端部)には、カッ
プリング82により、X軸方向(前後方向)に延びる前
記感光体支持軸(他の回転部材)14が連結されてい
る。前記感光体支持軸14は駆動ユニットDUのロータ
73が回転すると連動して回転する。
【0051】前記構成を備えた駆動ユニットDUは、前
記各色のトナー像形成装置UK,UY,UM,UCの感
光体Pk,Py,Pm,Pcの支持軸14の後端部にそ
れぞれ設けられており、合計4個使用されている。前記
4個の出力フレームK1の前面にはネジN4により後側
位置決めプレート80が固定されている。後側位置決め
プレート80には、前記前側位置決めスリーブ56と同
様に、4個のベアリング嵌合孔(後側感光***置決め
孔)80aおよび後側軸ガイド溝80bが形成されてい
る。前記4個のベアリング嵌合孔80aはそれぞれ、前
記ベアリング77の外周面に嵌合し、前記4個の後側軸
ガイド溝80bはそれぞれ前記各1次転写ロールT1
k,T1y,T1m,T1cの軸が上昇した時(詳細は
後述)に、それらの軸後端部をガイドして位置決めを行
う。このため、4本の感光体支持軸14および1次転写
ロール軸の後端部は所定の位置に位置決めされる。
【0052】そして、前記各駆動ユニットDUおよび後
側位置決めプレート80はフレーム壁FPにネジN4に
より固定されている。ネジN4が貫通するフレーム壁F
Pのネジ貫通孔FPbの内径とネジN4の外形との間に
は隙間が形成されており、前記各駆動ユニットDUおよ
び後側位置決めプレート80はフレーム壁FPに対して
位置調節可能である。
【0053】図13は図3の状態からベルトモジュール
および2次転写ユニットが下降した状態の要部拡大図で
ある。図14はベルトモジュールの説明図で、図14A
はベルトフレームの前側プレートの前面図、図14Bは
前記図14AのXIVB−XIVB断面図、図14Cは
前記図14Bの矢印XIVCから見た図である。図1
3、図14において、ベルトモジュールBMはベルトフ
レームF2を有しており、ベルトフレームF2は、前後
一対のベルト支持プレートF2aとそれらを連結する連
結プレート(図示せず)とを有しており、前記各ベルト
支持プレートF2aの下端部にはガイドプレートF2b
が固定されている。ガイドプレートF2bには前記2次
転写ロールT2bの軸をガイドするガイド溝F2cが形
成されている。
【0054】前記一対のガイドプレートF2bの上端部
には、1次転写ロールT1y〜T1kの1次転写ロール
軸T1aが貫通する4個の1次転写軸貫通孔86が形成
されている。ガイドプレートF2bの各1次転写軸貫通
孔86の下側部分にはバネ支持ブラケット87が固定さ
れており、バネ支持ブラケット87の上面には板バネ8
8が固定されており、前記1次転写ロール軸T1aは、
図14Cu示すように、前記板バネ88の上面により前
記1次転写軸貫通孔86の上端に押圧されている。
【0055】(実施例1の作用)図15は前記図13の
状態で前側位置決めプレートを前側プレート固定部材に
固定した状態を示す図である。図16は前記図15の側
断面図である。図15、図16において、前側位置決め
プレート63はネジN2により前側プレート固定部材6
2に固定されている。この状態では、前側位置決めプレ
ート63の4個のベアリング嵌合孔63aにベアリング
60の外周面が嵌合し、ベアリング60が装着された前
側位置決めスリーブ56および感光体支持軸14の前端
部は、前側位置決めプレート63に対して位置決め固定
される。このとき、図16から分かるように、前記4本
の各感光体支持軸14の後端に連結された出力軸78
は、ベアリング77を介して後側位置決めプレート80
の4個のベアリング嵌合孔80aにより位置決め支持さ
れている。
【0056】前記図15、図16において、ベルトモジ
ュールBMは下降位置に移動しており、2次転写ユニッ
トUtも、ヒンジ軸Uta回りに下降位置に回動してい
る。そして、1次転写ロール軸T1aは前側軸ガイド溝
63bおよび後側軸ガイド溝80bの下方に配置されて
いる。
【0057】図17は前記図15の状態でベルトモジュ
ールおよび2次転写ユニットを上昇させた状態を示す図
である。図18は前記図17の側断面図である。前記図
15、図16の状態からベルトモジュールBMを上昇さ
せると、1次転写ロール軸T1aは前側軸ガイド溝63
bおよび後側軸ガイド溝80b内に下方から進入し、各
ガイド溝63b,80bにガイドされて各ガイド溝63
b,80bの上端に当接する。このとき、前記1次転写
ロール軸T1aを支持する板バネ88が弾性変形するの
で、1次転写ロール軸T1aと各ガイド溝63b,80
bとの間にカジリが生じるのを防止することができる。
そして、1次転写ロール軸T1aは各ガイド溝63b,
80bの上端位置に位置決めして固定される。
【0058】したがって、感光体支持軸14および1次
転写ロール軸T1aの前端部は、前側位置決めプレート
63のベアリング嵌合孔63aおよび前側軸ガイド溝6
3bにより所定の位置関係で位置決め固定される。すな
わち、前側位置決めプレート63により、4本の感光体
支持軸14および1次転写ロール軸T1aの前端部の位
置決めが行われる。また、感光体支持軸14および1次
転写ロール軸T1aの後端部は、後側位置決めプレート
80のベアリング嵌合孔80aおよび後側軸ガイド溝8
0bにより所定の位置関係で位置決め固定される。すな
わち、後側位置決めプレート80により、4本の感光体
支持軸14および1次転写ロール軸T1aの後端部の位
置決めが行われる。したがって、4個の感光体支持軸1
4および1次転写ロール軸T1aの前端部の位置決めを
1枚の前側位置決めプレート63で行い、4個の感光体
支持軸14および1次転写ロール軸T1aの後端部の位
置決めを1枚の後側位置決めプレート80で行うので、
4個の感光体支持軸14および1次転写ロール軸T1a
の相互の位置関係を容易に且つ正確に位置決めすること
ができる。
【0059】(実施例2)図19は本発明の実施例2の
画像形成装置(タンデム式デジタルカラー複写機)の全
体説明図で、前記実施例1の図1に対応する図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構
成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で
前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例
1と同様に構成されている。この実施例2では、前側位
置決めプレート63がネジN2′によりROSy〜RO
Skのケース前面に固定されている。また図示しない
が、後側位置決めプレート80(図示せず)は、ROS
y〜ROSkのケース後面に固定されている。
【0060】したがって、この実施例2の画像形成装置
では、ROSy〜ROSkのケースの前面と、感光体支
持軸14および1次転写ロール軸T1aの前端部とが、
1枚の前側位置決めプレート63により、位置決め固定
される。また、ROSy〜ROSkのケースの後面と、
感光体支持軸14および1次転写ロール軸T1aの後端
部とが、1枚の後側位置決めプレート80(図示せず)
により、位置決め固定される。このため、4個のROS
y〜ROSkのケースと、4個の感光体支持軸14およ
び1次転写ロール軸T1aとの相互の位置関係を容易且
つ正確に位置決めすることができる。
【0061】(実施例3)図20は本発明の実施例3の
画像形成装置の全体説明図である。図21は同実施例3
の要部の側断面図である。図20、図21において、本
実施例3では、前記実施例1の前側位置決めプレート6
3および後側位置決めプレート80が省略されており、
前記実施例1の前側支持プレート11および後側支持プ
レート12が感光体支持軸14および1次転写ロール軸
T1aの位置決め機能を有している。前記前側支持プレ
ート11はネジN5により前側支持プレート位置決め部
材1に固定されている。
【0062】すなわち、前側支持プレート11にはベア
リング嵌合孔(前側感光***置決め孔)11aおよび前
側軸ガイド溝11bが形成されており、ベアリング嵌合
孔11aにはベアリング60の外周が圧入されて固定さ
れている。また、前側軸ガイド溝11bは前記実施例1
の前側軸ガイド溝63bと同様に、1次転写ロール軸T
1aが上昇する時にその前端部をガイドして位置決めす
る。また、後側支持プレート12には貫通孔(後側感光
***置決め孔)12aおよび後側軸ガイド溝12bが形
成されており、前記貫通孔12aにより、後側円筒部材
30、ベアリング31を介して、感光体支持軸14の後
端部の位置決めが行われる。また、後側軸ガイド溝12
bは前記実施例1の後側軸ガイド溝80bと同様に、1
次転写ロール軸T1aが上昇する時にその後端部をガイ
ドして位置決めする。この実施例3では1枚の前側支持
プレート11および後側支持プレート12を使用して、
1個の感光体支持軸14および1次転写ロール軸T1a
の位置決めを行っている。この場合、1個の感光体支持
軸14および1次転写ロール軸T1aの互いの位置関係
を正確且つ容易に位置決めすることができる。
【0063】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)本発明は中間転写ベルトの代わりに、用紙搬送
ベルトを使用して、用紙搬送ベルトにより搬送される用
紙上に、感光体表面のトナー像を直接転写するように構
成した画像形成装置にも適用することが可能である。 (H02)本発明はタンデム型以外の画像形成装置にも適
用することが可能である。
【0064】
【発明の効果】前述の本発明の回転連結構造および回転
連結構造を有する画像形成装置は、下記の効果(E0
1),(E02)を奏することができる。 (E01)感光体ドラムと前記感光体ドラム表面のトナー
像を転写材に転写する転写ロールとを備えた画像形成装
置において、前記感光体ドラムおよび転写ロールの相互
の位置関係を、簡単な構成で正確且つ容易に位置決めで
きるようにすることができる。 (E02)複数の感光体ドラムと前記感光体ドラム表面の
トナー像を転写材に転写する複数の転写ロールとを備え
た画像形成装置において、前記複数の感光体ドラムおよ
び転写ロールの相互の位置関係を、簡単な構成で正確且
つ容易に位置決めできるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置(タ
ンデム式デジタルカラー複写機)の全体説明図である。
【図2】 図2は前記図1に示された前側位置決めプレ
ートを省略して、その後側の前側支持プレートが示され
た状態の画像形成装置を示す図である。
【図3】 図3は前記図2に示された前側支持プレート
を省略して、その後側のトナー像形成装置が示された状
態の画像形成装置を示す図である。
【図4】 図4はトナー像形成装置の前面拡大斜視図で
ある。
【図5】 図5は前記図4の前側支持プレートを省略し
た状態の前面図である。
【図6】図6はトナー像形成装置の要部分解斜視図であ
る。
【図7】 図7はプリンタ内部の装着位置に装着された
トナー像形成装置の平断面図で、前記図5のVII−VII
線断面図である。
【図8】 図8はプリンタ内部の装着位置に装着された
トナー像形成装置の側断面図で、前記図5のVIII−VI
II線断面図である。
【図9】 図9はトナー像形成装置の側断面図で、前記
図8の状態で取っ手を前方に引っ張ってトナー像形成装
置を前記図8の位置から前方に移動させた状態を示す図
である。
【図10】 図10はトナー像形成装置の感光体が着脱
可能に装着される感光体支持軸の説明図である。
【図11】 図11は画像形成装置の感光体支持軸を回
転駆動する駆動ユニットの全体説明図である。
【図12】 図12は前記図11の矢印XIIからみた部
分断面図である。
【図13】 図13は図3の状態からベルトモジュール
および2次転写ユニットが下降した状態の要部拡大図で
ある。
【図14】 図14はベルトモジュールの説明図で、図
14Aはベルトフレームの前側プレートの前面図、図1
4Bは前記図14AのXIVB−XIVB断面図、図1
4Cは前記図14Bの矢印XIVCから見た図である。
【図15】 図15は前記図13の状態で前側位置決め
プレートを前側プレート固定部材に固定した状態を示す
図である。
【図16】 図16は前記図15の側断面図である。
【図17】 図17は前記図15の状態でベルトモジュ
ールおよび2次転写ユニットを上昇させた状態を示す図
である。
【図18】 図18は前記図17の側断面図である。
【図19】 図19は本発明の実施例2の画像形成装置
(タンデム式デジタルカラー複写機)の全体説明図で、
前記実施例1の図1に対応する図である。
【図20】 図20は本発明の実施例3の画像形成装置
の全体説明図である。
【図21】 図21は同実施例3の要部の側断面図であ
る。
【符号の説明】
B・・・ベルト、BM・・・ベルトモジュール、CC
k,CCy,CCm,CCc・・・帯電器、CLk・・
・クリーナ、F2・・・ベルトフレーム、Gk,Gy,
Gm,Gc・・・現像器、Pk,Py,Pm,Pc・・
・感光体、Rd・・・ベルト駆動ロール、Rd,Rt,
Rw,Rf,T2a・・・ベルト支持ロール、ROS
k,ROSy,ROSm,ROSc・・・潜像形成装
置、Rt,Rw,Rf,T2a・・・従動ロール、T1
a・・・転写ロール軸、T1k,T1y,T1m,T1
c・・・転写ロール、Uk,Uy,Um,Uc・・・ト
ナー像形成装置、U2・・・画像形成装置本体、14・
・・感光体支持軸、63,11・・・前側位置決めプレ
ート、63a,11a・・・前側感光体軸位置決め孔、
63b,11b・・・前側軸ガイド溝、77・・・後側
ベアリング、80,12・・・後側位置決めプレート、
80a,12a・・・後側感光体軸位置決め孔、80
b,12b・・・後側軸ガイド溝、88・・・弾性部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA07 AB02 AD16 BB42 BB43 2H071 BA03 BA04 BA13 BA14 BA29 DA09 DA15 EA06 EA18 2H200 FA12 GA12 GA23 GA47 HA02 HB12 HB22 JB06 JB10 JC03 LA03 LA07 LA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の構成要件(A01)〜(A04)を備え
    た画像形成装置、(A01)前後方向に延びる複数の感光
    体支持軸回りに回転移動する感光体表面が帯電器により
    帯電され、潜像形成装置により前記帯電された表面に静
    電潜像が形成され、現像器により前記静電潜像がトナー
    像に現像される感光体を有する複数のトナー像形成装
    置、(A02)前記トナー像形成装置の各感光体表面と順
    次接触して前記各感光体表面のトナー像が順次重ねて転
    写される各転写領域を順次通過するベルトと、前記ベル
    トを支持するベルト駆動ロールおよび複数の従動ロール
    を含む複数のベルト支持ロールと、前記各転写領域にお
    いて前記各感光体表面のトナー像をそれぞれベルト表面
    側に転写する転写ロールと、前記ベルト支持ロール、お
    よび転写ロールを回転可能に支持するベルトフレーム
    と、前記転写ロールの軸を上下、左右に所定の移動範囲
    で移動可能に支持し且つ常時上方に付勢する弾性部材と
    を有し、上方に移動した動作位置と下方に移動したメン
    テナンス位置との間で移動可能に支持されたベルトモジ
    ュール、(A03)前記複数のトナー像形成装置を収容す
    るトナー像形成装置収容空間と前記ベルトモジュールを
    収容するベルトモジュール収容空間とを有し、前記トナ
    ー像形成装置収容空間には前記複数のトナー像形成装置
    が着脱可能に収容され、前記ベルトモジュール収容空間
    には前記ベルトモジュールが着脱可能に収容された画像
    形成装置本体、(A04)前記感光体支持軸の前端部を位
    置決めし且つ回転可能に支持する前側感光体軸位置決め
    孔とその下方に形成され且つ前記ベルトモジュールが上
    昇位置に移動した時に前記転写ロール軸を所定の動作位
    置にガイドする前側軸ガイド溝とを有する前側位置決め
    プレート。
  2. 【請求項2】 次の構成要件(A01)〜(A03),(A
    05)を備えた画像形成装置、(A01)前後方向に延びる
    複数の感光体支持軸回りに回転移動する感光体表面が帯
    電器により帯電され、潜像形成装置により前記帯電され
    た表面に静電潜像が形成され、現像器により前記静電潜
    像がトナー像に現像される感光体を有する複数のトナー
    像形成装置、(A02)前記複数のトナー像形成装置の各
    感光体表面と順次接触して前記各感光体表面のトナー像
    が順次重ねて転写される各転写領域を順次通過するベル
    トと、前記ベルトを支持するベルト駆動ロールおよび複
    数の従動ロールを含む複数のベルト支持ロールと、前記
    各転写領域において前記各感光体表面のトナー像をそれ
    ぞれベルト表面側に転写する転写ロールと、前記ベルト
    支持ロール、および転写ロールを回転可能に支持するベ
    ルトフレームと、前記転写ロールの軸を上下、左右に所
    定の移動範囲で移動可能に支持し且つ常時上方に付勢す
    る弾性部材とを有し、上方に移動した動作位置と下方に
    移動したメンテナンス位置との間で移動可能に支持され
    たベルトモジュール、(A03)前記複数のトナー像形成
    装置を収容するトナー像形成装置収容空間と前記ベルト
    モジュールを収容するベルトモジュール収容空間とを有
    し、前記トナー像形成装置収容空間には前記複数のトナ
    ー像形成装置が着脱可能に収容され、前記ベルトモジュ
    ール収容空間には前記ベルトモジュールが着脱可能に収
    容された画像形成装置本体、(A05)前記感光体支持軸
    の後端部を位置決めし且つ回転可能に支持する後側感光
    体軸位置決め孔とその下方に形成され且つ前記ベルトモ
    ジュールが上昇位置に移動した時に前記転写ロール軸を
    所定の動作位置にガイドする後側軸ガイド溝とを有する
    後側位置決めプレート。
  3. 【請求項3】 次の構成要件(B01)〜(B04)を備え
    た画像形成装置、(B01)前後方向に延びる感光体支持
    軸回りに回転移動する感光体表面が帯電器により帯電さ
    れ、潜像形成装置により前記帯電された表面に静電潜像
    が形成され、現像器により前記静電潜像がトナー像に現
    像される感光体を有するトナー像形成装置、(B02)前
    記トナー像形成装置の感光体表面のトナー像を、前記転
    写領域において転写材に転写する転写ロールであって、
    転写ロールの軸が弾性部材により常時上方に付勢され且
    つ上下、左右に所定の移動範囲で移動可能に支持される
    とともに、上方に移動した動作位置と下方に移動したメ
    ンテナンス位置との間で移動可能に支持された前記転写
    ロール、(B03)前記トナー像形成装置を収容するトナ
    ー像形成装置収容空間と前記転写ロールを収容する転写
    ロール収容空間とを有し、前記トナー像形成装置収容空
    間には前記トナー像形成装置が着脱可能に収容され、前
    記ベルトモジュール収容空間には前記ベルトモジュール
    が着脱可能に収容された画像形成装置本体、(B04)前
    記感光体支持軸の前端部を位置決めし且つ回転可能に支
    持する前側感光体軸位置決め孔とその下方に形成され且
    つ前記ベルトモジュールが上昇位置に移動した時に前記
    転写ロール軸を所定の動作位置にガイドする前側軸ガイ
    ド溝とを有する前側位置決めプレート。
  4. 【請求項4】 次の構成要件(B01)〜(B03),(B
    05)を備えた画像形成装置、(B01)前後方向に延びる
    感光体支持軸回りに回転移動する感光体表面が帯電器に
    より帯電され、潜像形成装置により前記帯電された表面
    に静電潜像が形成され、現像器により前記静電潜像がト
    ナー像に現像される感光体を有するトナー像形成装置、
    (B02)前記トナー像形成装置の感光体表面のトナー像
    を、前記転写領域において転写材に転写する転写ロール
    であって、転写ロールの軸が弾性部材により常時上方に
    付勢され且つ上下、左右に所定の移動範囲で移動可能に
    支持されるとともに、上方に移動した動作位置と下方に
    移動したメンテナンス位置との間で移動可能に支持され
    た前記転写ロール、(B03)前記トナー像形成装置を収
    容するトナー像形成装置収容空間と前記転写ロールを収
    容する転写ロール収容空間とを有し、前記トナー像形成
    装置収容空間には前記トナー像形成装置が着脱可能に収
    容され、前記ベルトモジュール収容空間には前記ベルト
    モジュールが着脱可能に収容された画像形成装置本体、
    (B05)前記感光体支持軸の後端部を位置決めし且つ回
    転可能に支持する後側感光体軸位置決め孔とその下方に
    形成され且つ前記ベルトモジュールが上昇位置に移動し
    た時に前記転写ロール軸を所定の動作位置にガイドする
    後側軸ガイド溝とを有する後側位置決めプレート。
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