JP2002333033A - 車輪用軸受 - Google Patents

車輪用軸受

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JP2002333033A JP2001327554A JP2001327554A JP2002333033A JP 2002333033 A JP2002333033 A JP 2002333033A JP 2001327554 A JP2001327554 A JP 2001327554A JP 2001327554 A JP2001327554 A JP 2001327554A JP 2002333033 A JP2002333033 A JP 2002333033A
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寿志 大槻
Takayuki Norimatsu
孝幸 乗松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気エンコーダとなる多極磁石と磁気センサ
との間に異物が噛み込んでも、多極磁石が損傷すること
のない車輪用軸受を提供する。 【解決手段】 この車輪用軸受は、内方部材1および外
方部材2と、これら内外の部材間に収容される複数の転
動体3と、上記内外の部材1,2間の環状空間の端部を
密封するシール装置5とからなる。シール装置5は、上
記内方部材1と外方部材2のうちの互いに異なる部材に
各々取付けられた第1および第2の環状のシール板1
1,12を有する。両シール板11,12は、各々円筒
部11a,12aと立板部11b,12bとでなる断面
L字状に形成されて互いに対向する。第1のシール板1
1は上記内方部材1および外方部材2のうちの回転側部
材に嵌合される。その立板部11bに、周方向に交互に
磁極が形成された多極磁石14が取付けられている。多
極磁石14の外方側を、非磁性体製の保護板18で被覆
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等におけ
る車輪用軸受に関し、特に回転検出用の磁気エンコーダ
を一体化した車輪用軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように転動体103
を介して転接する内方部材101および外方部材102
間にシール装置105を設けた車輪用軸受において、シ
ール装置105に磁気エンコーダ106を一体化させた
ものが提案されている(例えば、特開平6−28101
8号)。シール装置105は、各々断面L字状とされた
第1,第2のシール板107,108を内方部材101
および外方部材102にそれぞれ嵌合させ、第2のシー
ル板108にリップ109を設けたものである。第1の
シール板107は、スリンガと呼ばれる。磁気エンコー
ダ106は、磁性体粉が混入された弾性部材111を第
1のシール板107に加硫接着したものである。多極磁
石111は、円周方向に交互に磁極が形成されたもので
あり、対面配置された磁気センサ110で検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構成では、
多極磁石111と磁気センサ110との間の隙間に石な
どの異物が噛み込んだ場合に、多極磁石111が損傷す
る恐れがある。
【0004】この発明の目的は、多極磁石と磁気センサ
との間に噛み込む異物で多極磁石が損傷することを防止
できる車輪用軸受を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
発明に係る車輪用軸受は、内方部材および外方部材と、
これら内外の部材間に収容される複数の転動体と、上記
内外の部材間の環状空間の端部を密封するシール装置と
からなり、上記シール装置が、上記内方部材と外方部材
のうちの互いに異なる部材に各々取付けられた第1およ
び第2の環状のシール板を有し、両シール板は、各々円
筒部と立板部とでなる断面L字状に形成されて互いに対
向し、第1のシール板は上記内方部材および外方部材の
うちの回転側部材に嵌合され、立板部は軸受の外方側に
配されると共に、周方向に交互に磁極が形成された多極
磁石が取付けられ、第2のシール板は上記立板部に摺接
するサイドリップと円筒部に摺接するラジアルリップと
を一体に有し、この第2のシール板の円筒部と上記第1
のシール板の立板部の先端とを僅かな径方向隙間をもっ
て対峙させた車輪用軸受において、上記多極磁石の外方
側を非磁性体製の保護板で被覆したことを特徴とする。
上記多極磁石は、磁性体粉が混入された弾性部材または
プラスチックであっても良く、また焼結磁石からなるも
のであっても良い。この構成によると、多極磁石の外方
側が非磁性体製の保護板で被覆されるので、多極磁石と
磁気センサとの隙間に異物が噛み込むことがあっても、
多極磁石が損傷することが防止される。保護板は非磁性
体であるため、保護板の存在が磁気センサの検出を妨げ
ることがない。上記多極磁石が、磁性体粉が混入された
弾性部材またはプラスチックである場合は、成形が容易
であり、シール板の立板部に対する係合部分を形成する
など、自由な形状のものが容易に製造でき、立板部への
取付も容易である。多極磁石が弾性部材である場合は、
加硫接着により立板部に取付けることができる。多極磁
石が弾性部材である場合は、柔らかくて異物と接触する
と損傷し易いが、そのため上記のように保護板で被覆さ
れることによる損傷防止効果が、より効果的である。多
極磁石が焼結磁石である場合は、磁力に優れる。
【0006】この発明において、上記保護板が、上記内
方部材および外方部材のうちの回転側の部材に取付けら
れていても良い。多極磁石は回転側の部材に設けられる
ため、回転側の部材に保護板を設けることにより、回転
の障害となることなく、保護板を多極磁石に接して設け
ることができる。このため、多極磁石と磁気センサとの
間に保護板を介在させながら、多極磁石と磁気センサと
の距離を、回転許容のために広げる必要がなく、回転数
の検出出力の低下の問題がない。
【0007】この発明において、上記第1のシール板
は、外方部材および内方部材のうちの回転側部材となる
内方部材に嵌合されるものとしても良い。この発明にお
ける請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に
おいて、第1のシール板を上記内方部材に嵌合させた構
成に限定したものである。
【0008】この発明において、上記保護板が断面L字
状をなし、上記多極磁石を被覆する立板部と、上記内方
部材および外方部材のうちの回転側部材に嵌合する円筒
部とからなり、この円筒部に上記第1のシール板を嵌合
させても良い。このように、保護板を断面L字状とする
ことにより、その円筒部を回転側部材に嵌合させだけ
で、保護板の立板部が多極磁石を被覆するように、保護
板を取付けることができる。そのため、保護板の取付を
円筒部で堅固に行うことができ、かつ簡単に取付けるこ
とができる。
【0009】この発明において、上記保護板と、上記内
方部材および外方部材のうちの回転側部材との嵌合部に
密封用の弾性部材を介在させても良い。このように保護
板と回転側部材との嵌合部に弾性部材を介在させること
により、両者の嵌合部のシール性を高め、この嵌合部か
ら水やゴミ等が軸受内に侵入することを防止できる。
【0010】この発明において、上記保護板の外径縁を
上記第1のシール板の立板部外径縁に係止させても良
い。このように、第1のシール板の立板部外径縁に係止
させる構成とすることにより、保護板を回転側部材に簡
単に取付けることができる。また、多極磁石を設ける立
板部に係合させるので、保護板が多極磁石を被覆するよ
うに、堅固に取付けることが簡単である。
【0011】この発明において、上記多極磁石を、上記
保護板と上記第1のシール板の立板部とで挟持した状態
で、これら保護板と立板部とに接着しても良い。多極磁
石が弾性部材である場合は、上記接着として加硫接着し
ても良い。この構成の場合、多極磁石の第1のシール板
への接着時に、保護板を同時に接着することができる。
そのため保護板の回転側部材への取付けが簡単に行え
る。
【0012】この発明における第2の発明にかかる車輪
用軸受は、内方部材および外方部材と、これらの内外の
部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材間
の環状空間の端部を密封するシール装置とからなり、上
記シール装置が、上記内方部材と外方部材のうちの互い
に異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環状
のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板部
とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、上記第
1のシール板の立板部は軸受の外方側に配され、上記第
2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップと円
筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有し、この第
2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の立板部の
先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させると共に、
上記第1のシール板の立板部に断面L字状の保護板を対
向させ、この保護板の立板部の内側面に、周方向に交互
に磁極が形成された多極磁石を取付け、上記保護板の円
筒部を、上記内方部材および外方部材のうちの回転側部
材に嵌合させると共に、この円筒部に上記第1のシール
板の円筒部をさらに嵌合させたことを特徴とする。上記
多極磁石は、第1の発明と同じく、磁性体粉が混入され
た弾性部材またはプラスチックであっても良く、また焼
結磁石からなるものであっても良い。この構成の場合、
多極磁石は、保護板の立板部の内側面に設けられるた
め、磁気センサとの隙間に異物が噛み込まれる場合、異
物は保護板と磁気センサとの間に噛み込まれることにな
り、多極磁石に直接に接しない。そのため、異物の噛み
込みで多極磁石が損傷することがない。保護板は非磁性
体であるため、保護板の存在が多極磁石の検出の妨げと
ならない。また、多極磁石は保護板に設けられるため、
シール装置のシール板とは別に多極磁石を設けることが
でき、シール装置の製造が簡単である。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態を図1
〜図3と共に説明する。この実施形態は、駆動輪の支持
に用いる車輪用軸受に適用した例であって、磁気エンコ
ーダがシールスリンガを兼用した例である。図1に示す
ように、この車輪用軸受は、内方部材1および外方部材
2と、これら内外の部材1,2間に収容される複数の転
動体3と、内外の部材1,2間の端部環状空間を密封す
るシール装置5,13とを備える。一端のシール装置5
は、磁気エンコーダ20(図3)付きのものである。内
方部材1および外方部材2は、転動体3の軌道面1a,
2aを有しており、各軌道面1a,2aは溝状に形成さ
れている。内方部材1および外方部材2は、各々転動体
3を介して互いに回転自在となった内周側および外周側
の部材のことであり、軸受内輪および軸受外輪の単独で
あっても、これら軸受内輪や軸受外輪と別の部品とが組
み合わさった組立部材であっても良い。また、内方部材
1は、軸であっても良い。転動体3は、ボールまたはこ
ろからなり、この例ではボールが用いられる。
【0014】この車輪用軸受は、複列の転がり軸受、詳
しくは複列のアンギュラ玉軸受とされていて、その軸受
内輪は、各転動体列の軌道面1a,1aがそれぞれ形成
された一対の分割型の内輪1A,1Bからなる。これら
内輪1A,1Bは、ハブ輪6の軸部の外周に嵌合し、ハ
ブ輪6と共に上記内方部材1を構成する。なお、内方部
材1は、上記のようにハブ輪6および一対の分割型の内
輪1A,1Bからなる3部品の組立部品とする代わり
に、ハブ輪6および片方の内輪1Bが一体化された軌道
面付きのハブ輪と、もう片方の内輪1Aとで構成される
2部品からなるものとしても良い。
【0015】ハブ輪6には、等速自在継手7の一端(例
えば外輪)が連結され、ハブ輪6のフランジ部6aに車
輪(図示せず)がボルト8で取付けられる。等速自在継
手7は、その他端(例えば内輪)が駆動軸(図示せず)
に連結される。外方部材2は、軸受外輪からなり、懸架
装置におけるナックル等からなるハウジング(図示せ
ず)に取付けられる。転動体3は各列毎に保持器4で保
持されている。
【0016】図3は、磁気エンコーダ付きのシール装置
5を拡大して示す。このシール装置5は、内方部材1と
外方部材2に各々取付けられた第1および第2の環状の
シール板11,12を有する。両シール板11,12
は、各々円筒部11a,12aと立板部11b,12b
とでなる断面L字状に形成されて互いに対向する。第1
のシール板11は、内方部材1および外方部材2のうち
の回転側の部材である内方部材1に取付けられ、スリン
ガとなる。第1のシール板11の立板部11bは、軸受
外方側に配され、その外方側の側面に多極磁石14が取
付けられている。この多極磁石14は、第1のシール板
11と共に磁気エンコーダ20を構成するものであり、
周方向に交互に磁極N,S(図2)が形成されている。
磁極N,Sは、ピッチ円直径(PCD)において、所定
のピッチpとなるように形成されている。この磁気エン
コーダ20の多極磁石14に対面して、図3のように磁
気センサ15を配置することにより、車輪回転速度の検
出用のロータリエンコーダが構成される。多極磁石14
は、磁性体粉が混入された弾性部材またはプラスチック
であってもよく、また焼結磁石からなるものであっても
良い。多極磁石14は、ゴム磁石からなる場合、立板部
11bに加硫接着等で取付けられる。多極磁石14の具
体的な材質例は、後に説明する。
【0017】第2のシール板12は、その円筒部12a
を外方部材2の内径に圧入状態に嵌合させることで外方
部材2に取付けられている。この第2のシール板12
は、第1のシール板11の立板部11bに摺接するサイ
ドリップ16aと円筒部11aに摺接するラジアルリッ
プ16b,16cとを一体に有する。これらリップ16
a〜16cは、第2のシール板12に加硫接着された弾
性部材16の一部として設けられている。また、第2の
シール板12は、固定側部材である外方部材2との嵌合
部に弾性部材16を抱持したものとしてある。第2のシ
ール板12の円筒部12aと第1のシール板11の立板
部11bの先端とは僅かな径方向隙間をもって対峙さ
せ、その隙間でラビリンスシール17を構成している。
【0018】多極磁石14の軸受外方側は、非磁性体製
の保護板18で被覆されている。保護板18を構成する
非磁性体は、非磁性体の金属であっても、樹脂材であっ
ても良い。保護板18は、円筒部18aと立板部18b
とでなる断面L字状に形成され、その円筒部18aを回
転側部材である内方部材1の外径に圧入状態に嵌合させ
ることで内方部材1に取付けられる。この取付状態で、
保護板18の立板部18bは多極磁石14の軸受外側面
に密接する。なお、保護板18の立板部18bと多極磁
石14とは離れていても良い。保護板18の立板部18
bの外径側端部18bbは、多極磁石14の外径側端部
を覆うように軸内方に折り曲げられている。したがっ
て、前記ラビリンスシール17は、具体的には、前記第
2のシール板12の円筒部12aを抱持する弾性部材1
6の抱持部16dと、保護板18の外径側端部18bb
の間の径方向隙間によって構成される。なお、保護板1
8の外径側端部18bbは、第1のシール板11の立板
部11bの外径縁に係止させてもよい。また、例えば図
8に示すように、第1のシール板11と保護板18との
間に多極磁石14を密封しても良い。多極磁石14が焼
結磁石からなる場合、このような密封構造が好ましい。
【0019】第1のシール板11は、その円筒部11a
を保護板18の円筒部18aの外径面に圧入状態に嵌合
させることで、保護板18を介して内方部材1に取付け
られている。なお、上記構成の車輪用軸受において、多
極磁石14は、第1のシール板11の立板部11bに取
付けるのに代えて、保護板18の立板部18bの軸受内
方側面に取付けても良い。この場合も、多極磁石14が
ゴム磁石である場合、立板部18bへの取付けは、加硫
接着により行っても良い。
【0020】この構成の車輪用軸受によると、第1のシ
ール板11の立板部11bに、多極磁石14が取付けら
れ、周方向に交互に磁極N,Sが形成されているため、
この多極磁石14および第1のシール板11により磁気
エンコーダ20が構成され、多極磁石14に対面する磁
気センサ15で回転検出を行うことができる。多極磁石
14と磁気センサ15との間に保護カバー18が介在す
るが、保護カバー18は非磁性体であるため、磁束の流
れ経路に影響せず、磁気センサ15による回転数検出の
精度低下の問題がない。内外の部材1,2間のシールに
ついては、第2のシール板12に設けられた各シールリ
ップ16a〜16cの摺接と、第2のシール板12の円
筒部12aに第1のシール板11の立板部11bの先端
が僅かな径方向隙間で対峙することで構成されるラビリ
ンスシール17とで得られる。
【0021】また、この車輪用軸受では、多極磁石14
の外方側が非磁性体製の保護板18で被覆されているの
で、多極磁石14と磁気センサ15との隙間に異物が噛
み込んでも、異物が多極磁石14に直接に接触せず、多
極磁石14が損傷することが防止される。
【0022】保護板18は、回転側の部材である内方部
材1に取付けられているため、保護板18と多極磁石1
4との間に、回転を許すための隙間を設ける必要がな
く、多極磁石14とセンサ15との間に保護板18を介
在させながら、多極磁石14とセンサ15との距離を回
転許容のために広げる必要がなく、回転数の検出出力の
低下の問題がない。
【0023】保護板18は断面L字状をなし、多極磁石
14を被覆する立板部18bと、回転側部材である内方
部材1に嵌合する円筒部18aとからなり、またその円
筒部18aに第1のシール板11を嵌合させているの
で、第1のシール板11と保護板18とを、限られた軸
受空間内で、簡単にかつ堅固に、回転側部材である内方
部材1に取付けることができる。
【0024】図4は、この発明の他の実施形態を示す。
この実施形態は、第1のシール板11の円筒部11a
を、回転側の部材である内方部材1の外径面に圧入状態
に嵌合させることにより、第1のシール板11を内方部
材1に直接に取付けている。第1のシール板11の円筒
部11aのうち、軸受外方部11aaは、軸受内方部よ
りも内径が若干大きく形成され、内方部材1の外径面と
の間に僅かな径方向隙間が生じている。また、上記軸受
外方部11aaは、軸受外方端で折り返した2重の折り
重なり形状とされ、その折り重なり部分の外径側層の内
側端から、立板部11bが外径側に延びている。保護板
18は、その円筒部18aを第1のシール板11の円筒
部11aの軸受外方部11aaの内径面に圧入状態に嵌
合させることで、第1のシール板11を介して内方部材
1に取付けられている。保護板18の円筒部18aの内
径面には、弾性部材からなるシールリップ21が加硫接
着等により一体に設けられ、このシールリップ21で保
護板18の円筒部18aと内方部材1との間が密封され
ている。この実施形態におけるその他の構成は、図1〜
図3と共に説明した実施形態と同じである。
【0025】この実施形態の場合、第1のシール板11
が内方部材1に直接に嵌合して取付けられ、この第1の
シール板11に保護板18が取付けられているため、二
重に嵌合させる場合に比べて第1のシール板11を内方
部材1に堅固に固定することができる。保護板18は、
軸受組立前に予め第1のシール11に取付けておくこと
により、第1のシール板11と保護部材18とを、一体
の組立部品として取り扱うこともできる。保護板18
と、回転側部材である内方部材1との嵌合部には、弾性
部材からなるシールリップ21を介在させているので、
保護板18と内方部材1との嵌合面から軸受内へ水やゴ
ミなどが侵入することが防止できる。内方部材1と第1
のシール板11との嵌合部は、圧入嵌合となっているた
め、この嵌合部によってもシール性が得られるが、保護
板18に設けたシールリップ21により、密封性が一層
高められる。
【0026】図5は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態では、第1のシール板11の円筒部
11aを、回転側の部材である内方部材1の外径面に圧
入状態に嵌合させて、第1のシール板11を内方部材1
に直接に取付けている。保護板18は、その立板部18
bの外径側端部18bbを、第1のシール板11の立板
部11bの外径縁に係止させることで、第1のシール板
11を介して内方部材1に取付けられている。具体的に
は、シール板立板部11bの外径縁に、保護板18bの
外径側端部18bbを加締めることにより係止してい
る。その加締め構造は、全周加締めであっても、また保
護板18の外径縁に部分的に舌片を形成し、その舌片を
シール板立板部11bに加締めてもよい。保護板18
は、第1のシール板11への係合により、多極磁石14
の軸受外側面に密接する。また、保護板18は、前記各
実施形態における円筒部18aを持たず、立板部18b
の内径側端部と内方部材1の外径面との間にラビリンス
隙間19が形成されている。なお、保護板立板部18b
の内径側端部は、内方部材1の外径に接触させても良
い。この実施形態におけるその他の構成は、図1〜図3
と共に説明した前記の実施形態と同じである。
【0027】この実施形態の場合、保護板18の外縁を
第1のシール板11の立板部11bの外径縁に加締めて
係止させているので、第1のシール板11を介して保護
板18を回転側部材である内方部材1に簡単に取付ける
ことができる。
【0028】図6は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、図5に示す実施形態において、
第1のシール板11の立板部11bと保護板18とで多
極磁石14を挟むようにして、多極磁石14を第1のシ
ール板11および保護板18の両側に接着したものであ
る。多極磁石14がゴム磁石である場合、上記接着は加
硫接着としても良い。この接着により、第1のシール板
11、多極磁石14、および保護板18を一体としてい
る。これに限らず保護板18を別途多極磁石14に接着
しても良い。したがって、保護板18は多極磁石14お
よび第1のシール板11を介して内方部材1に取付けら
れる。保護板18の外径側端部18bbは、軸受内側へ
延びる円筒状とされ、また保護板18の内径側端部18
bcも、軸受内側へ延びる円筒状とされている。この内
径側端部18bcと内方部材1の外径面との間にラビリ
ンス隙間19が形成されている。なお、保護板18の第
1のシール板11への係止は行われていない。この実施
形態におけるその他の構成は、図5の実施形態と同じで
ある。
【0029】この実施形態の場合、多極磁石14の第1
のシール板11への接着時に、保護板18を同時に接着
することもできる。そのため、保護板18の回転側部材
である内方部材1への取付けが簡単に行える。
【0030】図7は、この発明のさらに他の実施形態を
示す。この実施形態は、この発明における第2の発明に
対応する。この実施形態では、保護板18の立板部18
bの内側面に磁気エンコーダ20の多極磁石14を取付
けている。多極磁石14の取付は、接着等により行われ
る。多極磁石14がゴム磁石である場合、加硫接着して
も良い。第1のシール板11の立板部11bと多極磁石
14との間には隙間があっても、また隙間が無くても良
い。この構成の場合、多極磁石14と保護板18とで磁
気エンコーダ20が構成される。なおこの実施形態で
は、保護板立板部18bの外径側端部は、第1のシール
板11の立板部11bや多極磁石14の外径端部を覆っ
ていない。この実施形態におけるその他の構成は、図1
〜図3と共に説明した前記実施形態と同じである。
【0031】この実施形態の場合、磁気エンコーダ20
を構成する多極磁石14は、保護板18の立板部18b
の内側面に設けられるため、磁気センサ15との隙間に
異物が噛み込まれる場合、異物は保護板18と磁気セン
サ15との間に噛み込まれることになり、多極磁石14
に直接に接しない。そのため、異物の噛み込みで多極磁
石14が損傷することがない。保護板18は非磁性体で
あるため、保護板18の存在が磁気センサ15の検出の
妨げとならない。また、多極磁石14は、保護板18に
設けられるため、シール装置5のシール板11,12と
は別に磁気エンコーダを設けることができ、シール装置
5の製造が簡単である。なお、多極磁石14とシール板
11の立板部11bとを所定のエアギャップを設けて配
した例を示したが、このエアギャップをなくし、両部材
14,11bとを密着させても良い。
【0032】上記各実施形態における多極磁石14の材
質例を説明する。以下の各材質は、上記いずれの実施形
態においても適用できる。多極磁石14を磁性体粉が混
入された弾性部材とする場合、その弾性材料としてゴム
材料を用いることができる。その場合、多極磁石14は
ゴム磁石となる。磁性体粉にはフェライト等が用いられ
る。多極磁石14を磁性体粉が混入されたプラスチック
とする場合、すなわちプラスチック磁石とする場合、磁
性体粉としてフェライト磁石や希土類磁石の粉末をプラ
スチックに混ぜて成形した磁石とされる。プラスチック
磁石は、成形したままで精度が高く、また薄肉品や複雑
な形状のものが容易に製造できる。多極磁石14を焼結
磁石からなるものとする場合、例えば、原料合金を粉砕
した磁性体粉を、磁界中プレスにより粒子の方向を揃え
て圧粉成形し、焼結後に着磁したものとされる。焼結磁
石は、磁力が大きくできる利点がある。磁性体粉として
は、フェライト磁石やネオジウム系又はサマリウム系の
希土類磁石を用いることができる。多極磁石14となる
焼結磁石は、必ずしも磁性体粉のみを焼結したものでな
くても良く、磁性体粉と他の材料を混合させた粉体を焼
結させたものであっても良い。
【0033】多極磁石14を焼結磁石とする場合、フェ
ライト磁石とする場合は、フェライトが酸化鉄であって
錆の問題がないが、ネオジウム(Nd)系又はサマリウ
ム系(Sm)の希土類磁石を使用する場合は、防錆対策
をする必要がある。防錆対策としては、例えば図9
(A)に示すように、多極磁石14を含む磁気エンコー
ダ20の全体を防錆処理層30で覆うようにしても、ま
た同図(B)のように多極磁石14のみを防錆処理層3
0で覆うようにしても良い。多極磁石14を取付ける部
材がシール板11である場合、および図7の例のような
保護板18である場合のいずれであっても、これらの防
錆処理層30が適用できる。防錆処理層30は、メッキ
やコーティングなど、各種のものが採用できる。金属メ
ッキ層は、例えば亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、または
亜鉛−ニッケルメッキ等が採用できる。防錆処理層30
を金属メッキ層とすると、防錆処理層30の弾性変形で
第1のシール板11や保護板18の嵌合部における嵌合
力が低下することが防止される。そのため、金属メッキ
層とすることが好ましい。また、亜鉛やニッケルのメッ
キとすると、安価に防錆性の高いメッキが行える。防錆
対策としては、防錆処理層30を設ける代わりに、例え
ば第1の実施形態の変形例として図8と共に前述したよ
うに、第1のシール板11と保護板18とで焼結磁石製
の多極磁石14を密封するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】この発明における第1の発明の車輪用軸
受は、磁気エンコーダとなる多極磁石の外方側を非磁性
体製の保護板で被覆したため、多極磁石と、この多極磁
石から回転数を検出する磁気センサとの隙間に異物が噛
み込むことがあっても、多極磁石が損傷することが防止
される。また、この発明における第2の発明の車輪用軸
受は、断面L字状の保護板の立板部を、スリンガとなる
断面L字状の第1のシール板の立板部に対向させ、この
保護板の立板部の内側面に磁気エンコーダとなる多極磁
石を接着したため、多極磁石と磁気センサとの隙間に異
物が噛み込んでも、多極磁石が損傷することが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる車輪用軸受を設
置した車輪支持装置の断面図である。
【図2】その磁気エンコーダとなる多極磁石の部分正面
図である。
【図3】同車輪用軸受の部分断面図である。
【図4】この発明の他の実施形態にかかる車輪用軸受の
部分断面図である。
【図5】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図6】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図7】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態にかかる車輪用
軸受の部分断面図である。
【図9】(A),(B)はそれぞれ車輪用軸受の保護板
およびエンコーダの各変形例を示す断面図である。
【図10】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1…内方部材 2…外方部材 3…転動体 5…シール装置 11…第1のシール装置 12…第2のシール装置 11a,12a…円筒部 11b,12b…立板部 14…多極磁石 16a…サイドリップ 16b,16c…ラジアルリップ 18…保護板 18a…円筒部 18b…立板部 21…シールリップ(弾性部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J016 AA02 AA03 BB03 BB16 CA02 CA03 3J101 AA02 AA32 AA43 AA54 AA62 EA74 EA75 FA23 FA31 GA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方部材および外方部材と、これら内外
    の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材
    間の環状空間の端部を密封するシール装置とからなる車
    輪用軸受であって、 上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互
    いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環
    状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板
    部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1
    のシール板は上記内方部材および外方部材のうちの回転
    側部材に嵌合され、立板部は軸受の外方側に配されると
    共に、周方向に交互に磁極が形成された多極磁石が取付
    けられ、第2のシール板は上記立板部に摺接するサイド
    リップと円筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有
    し、この第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板
    の立板部の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させ
    た車輪用軸受において、 上記多極磁石の外方側を非磁性体製の保護板で被覆した
    ことを特徴とする車輪用軸受。
  2. 【請求項2】 上記多極磁石が、磁性体粉が混入された
    弾性部材またはプラスチックである請求項1に記載の車
    輪用軸受。
  3. 【請求項3】 上記多極磁石が、焼結磁石からなる請求
    項1に記載の車輪用軸受。
  4. 【請求項4】 上記保護板が、上記内方部材および外方
    部材のうちの回転側の部材に取付けられている請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の車輪用軸受。
  5. 【請求項5】 内方部材および外方部材と、これらの内
    外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部
    材間の環状空間の端部を密封するシール装置とからなる
    車輪用軸受であって、 上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互
    いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環
    状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板
    部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1
    のシール板は上記内方部材に嵌合され、立板部は軸受の
    外方側に配されると共に、周方向に交互に磁極が形成さ
    れた多極磁石が取付けられ、第2のシール板は上記立板
    部に摺接するサイドリップと円筒部に摺接するラジアル
    リップとを一体に有し、この第2のシール板の円筒部と
    上記第1のシール板の立板部の先端とを僅かな径方向隙
    間をもって対峙させた請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載の車輪用軸受。
  6. 【請求項6】 上記保護板が断面L字状をなし、上記多
    極磁石を被覆する立板部と、上記内方部材および外方部
    材のうちの回転側部材に嵌合する円筒部とからなり、こ
    の円筒部に上記第1のシール板を嵌合させた請求項1な
    いし請求項5のいずれかに記載の車輪用軸受。
  7. 【請求項7】 上記保護板と、上記内方部材および外方
    部材のうちの回転側部材との嵌合部に密封用の弾性部材
    を介在させた請求項6に記載の車輪用軸受。
  8. 【請求項8】 上記保護板の外径縁を上記第1のシール
    板の立板部外径縁に係止させた請求項1ないし請求項5
    のいずれかに記載の車輪用軸受。
  9. 【請求項9】 上記多極磁石を上記保護板と上記第1の
    シール板の立板部とで挟持した状態で、これら保護板お
    よび立板部に接着した請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載の車輪用軸受。
  10. 【請求項10】 内方部材および外方部材と、これらの
    内外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の
    部材間の環状空間の端部を密封するシール装置とからな
    る車輪用軸受であって、 上記シール装置は、上記内方部材と外方部材のうちの互
    いに異なる部材に各々取付けられた第1および第2の環
    状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板
    部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、上記
    第1のシール板の立板部は軸受の外方側に配され、上記
    第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップと
    円筒部に摺接するラジアルリップとを一体に有し、この
    第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の立板部
    の先端とを僅かな径方向隙間をもって対峙させると共
    に、上記第1のシール板の立板部に断面L字状の保護板
    を対向させ、この保護板の立板部の内側面に、周方向に
    交互に磁極が形成された多極磁石を取付け、上記保護板
    の円筒部を、上記内方部材および外方部材のうちの回転
    側部材に嵌合すると共に、この円筒部に上記第1のシー
    ル板の円筒部をさらに嵌合させたことを特徴とする車輪
    用軸受。
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