JP2002330867A - 電気圧力鍋 - Google Patents

電気圧力鍋

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JP2002330867A JP2001138150A JP2001138150A JP2002330867A JP 2002330867 A JP2002330867 A JP 2002330867A JP 2001138150 A JP2001138150 A JP 2001138150A JP 2001138150 A JP2001138150 A JP 2001138150A JP 2002330867 A JP2002330867 A JP 2002330867A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭において使用する温度制御装置を備
えた電気圧力鍋において、加圧と減圧を繰り返して調理
ができるようにし、調理の幅を広げて使い勝手を向上す
る。 【解決手段】 有底の容器3とこの容器3の上面開口部
を開閉自在に覆う蓋4とで圧力容器2を構成し、圧力容
器2の温度を検出する温度センサ5の出力と調理スター
トからの時間を保持するタイマー26aの出力により、
圧力容器2を減圧する調圧弁開閉装置12および強制換
気装置18と、加圧するためにこの圧力容器2を加熱す
る誘導コイル7とを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭において
使用する温度制御装置を備えた電気圧力鍋に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気圧力鍋においては、
例えばつぎのような加熱制御をしている。
【0003】つまり、電気圧力鍋の制御装置は、圧力容
器を加熱する電気発熱体と、タイムスイッチと調理圧力
選択手段と温度センサとを設け、設定された調理圧力に
相当する制御温度までは電気発熱体を連続通電し、制御
温度に達すると電気発熱体をオンオフさせることにより
温度制御を行い、同時に調理時間を設定したタイムスイ
ッチを動作させ、設定された調理時間後に通電を停止す
るという自動調理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、加圧手段はあるが減圧するには自然
冷却によるか、圧力容器を取り出して水冷するしかな
く、連続して加圧・減圧する調理ができないという問題
があった。
【0005】また、1回の動作で設定される調理圧力と
調理時間は1種類であり、調理圧力を可変したきめ細か
い調理ができないという欠点があった。
【0006】また、減圧するには調理終了後、調圧弁を
手動で開放しなければならなかった。
【0007】また、加圧状態で終了すると、蓋を開ける
ことができないばかりでなく、無理に開けようとすると
内容物が飛び出し危険であるという問題があった。
【0008】また、圧力鍋本体内は余熱等で熱くなって
いるため、自然冷却では中々冷却できないという問題が
あった。
【0009】また、調理の進行状況を容易に確認できな
いという欠点があった。
【0010】また、新たに減圧装置を取り付けると価格
がアップするという問題があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、加圧
と減圧を繰り返して調理ができるようにし、調理の幅を
広げて使い勝手を向上することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、有底の容器とこの容器の上面開口部を開閉
自在に覆う蓋とで圧力容器を構成し、圧力容器の温度を
検出する温度検出手段の出力と調理スタートからの時間
を保持するタイマーの出力により、圧力容器を減圧する
圧力容器減圧装置と、加圧するためにこの圧力容器を加
熱する加熱手段とを制御するようにしたものである。
【0013】これにより、加圧と減圧を繰り返して調理
をすることができ、調理の幅を広げることができて、使
い勝手を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、有底の容器とこの容器の上面開口部を開閉自在に覆
う蓋とで構成した圧力容器と、加圧するためにこの圧力
容器を加熱する加熱手段と、前記圧力容器を減圧する圧
力容器減圧装置と、前記圧力容器の温度を検出する温度
検出手段と、調理スタートからの時間を保持するタイマ
ーと、前記温度検出手段とタイマーの出力により前記圧
力容器減圧装置と加熱手段を制御する調理制御装置とを
備えたものであり、加圧と減圧を繰り返して調理をする
ことができ、調理の幅を広げることができて、使い勝手
を向上することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、外部より自在に選択変更可能とす
る調理工程入力装置と調理時間入力装置と調理圧力入力
装置を有する操作部を備えたものであり、調理メニュ
ー、味の好みなどに応じて、調理工程と調理時間と調理
時間をきめ細かく調整した調理をすることができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、圧力容器減圧装置は、調圧弁開閉
装置により開閉される調圧弁を設けた蓋により構成した
ものであり、蓋に設けた調圧弁を調圧弁開閉装置により
開くことにより、圧力容器内の蒸気を排出し、減圧する
ことができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、調理制御装置は、調理の最終工程
で圧力容器減圧装置を動作させるように構成したもので
あり、圧力容器を冷却した状態で調理を終了することに
より、終了時に圧力容器の内圧をさげることができ、安
全性を確保することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、圧力容器減圧装置は、冷却用空気
が圧力容器の外面を通して圧力鍋本体外に排気されるよ
う構成したものであり、減圧の時間を短縮することがで
きる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、調理工程入力装置と調理時間入力
装置と調理圧力入力装置は、それぞれ表示部と選択部を
備え、調理中は、それぞれの表示部に現在の工程、工程
終了までの残時間、調理圧力を表示するよう構成したも
のであり、調理の進行状況を容易に確認することができ
る。
【0020】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、圧力容器減圧装置は、圧力容器の
外面を通して圧力鍋本体外に排気される風量を可変でき
るよう構成したものであり、新たに減圧装置を取り付け
ることなく、低価格な電気圧力鍋を提供することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0022】図1に示すように、圧力鍋本体1は、上面
を開口し、この圧力鍋本体1の内部に圧力容器2を収納
している。圧力容器2は、有底の容器3とこの容器3の
上面開口部を開閉自在に覆う蓋4とで構成している。圧
力容器2の底部の温度を検知する温度センサ(温度検出
手段)5を備えた保護枠6を配設し、この保護枠6の外
側に加熱手段である誘導コイル7を設けている。この誘
導コイル7に高周波電流を流すことによる電磁作用によ
り圧力容器2が発熱するようにしている。
【0023】蓋4は、加圧時は蓋4と容器3に環状のパ
ッキング8が密着し、この蓋4の上面には重錘式の調圧
弁9を設けている。調圧弁9は外部と貫通する圧力調整
孔10と、これを上方より閉塞する重錘11で圧力を保
持する構成としている。
【0024】調圧弁開閉装置(圧力容器減圧装置)12
は、調圧弁9を開閉するもので、蓋4に設けて蒸気排出
レバー13と、圧力鍋本体1側に設けたソレノイド14
とで構成している。蒸気排出レバー13は、支点13b
を中心に回転自在とし、一端13aは重錘11に当接
し、他端13cはソレノイド14に臨ませており、ばね
15により重錘側一端13aが蓋4より離れる方向に付
勢されている。
【0025】ソレノイド14は、コイル16とプランジ
ャー17とで構成し、コイル16に通電すると、プラン
ジャー17は突出して、蒸気排出レバー13の他端13
cをばね15の付勢力に抗して持ち上げ、重錘11は圧
力調整孔10を閉塞する、通電を停止すると、図2に示
すように、プランジャー17が引き込み、蒸気排出レバ
ー13はばね15により重錘11側の一端13aが蓋4
より離れる方向に付勢され、重錘11が圧力排出孔10
より離れ、圧力容器2の内部の圧力を強制的に外部へ逃
がして減圧する。
【0026】強制換気装置(圧力容器減圧装置)18
は、圧力鍋本体1の底部に設けた冷却ファン19と、圧
力容器2と保護枠6の間に設けた換気通路20とで構成
し、冷却ファン19を駆動することによる冷風は、吸気
口21より吸引され、一部は圧力鍋本体1の側面に開口
した排気口22より排気され、また一部は換気通路20
を通って外部に排気される。
【0027】排気口22は、開閉弁23により開口面積
を可変することができ、排気通路20へ流れる風量と排
気口22へ流れる風量を設定するすることができる。す
なわち、図2に示すように、開口面積を小さくすれば、
排気通路20に流れる風量が多くなり、逆に、開口面積
を大きくすれば、排気通路20に流れる風量を少なくす
ることができる。加熱基板24は誘導コイル7に電力を
供給するもので、冷却ファン19の風下側に配置して冷
却している。
【0028】操作部25は、圧力鍋本体1の側面に設け
ており、圧力容器減圧装置としての調圧弁開閉装置12
および強制換気装置18と、誘導コイル7を制御する調
理制御装置26を備えた制御基板27を備えている。制
御基板27には、図3に示すように、調理工程入力装置
28と調理時間入力装置29と調理圧力入力装置30を
備えており、それぞれ調理工程表示部28aと調理工程
選択部28b、調理時間表示部29aと調理時間選択部
29bと、調理圧力表示部30aと調理圧力選択部30
bとにより構成している。
【0029】上記構成において動作を説明する。まず、
加圧する場合の動作を図4のフローチャートにより説明
する。
【0030】設定調理圧力PHに加圧する場合は、調理
圧力PHに相当する制御温度θHを換算し、ステップ3
1にて現在の温度センサ5の出力θと比較し、θ<θH
であれば加圧すると判定し、ステップ32にて、排気口
22の開口面積を可変する開閉弁23を開放し、ステッ
プ33にて冷却ファン19を動作させる。このことによ
り、加熱基板24を冷却するとともに、冷却空気が圧力
容器2側に回らないようにできる。ただし、冷却空気
は、誘導コイル7が動作しているときは加熱基板24の
発熱により温度が上昇しており、圧力容器2側に流れて
も大きな影響はないので、排気口開閉弁23を開放しな
いことも可能である。
【0031】ついで、ステップ34にて調圧弁開閉装置
12を構成するソレノイド14に通電し、重錘11によ
り圧力調整孔10を閉塞する。つぎに、ステップ35に
て誘導コイル7に加熱基板24により高周波電流が供給
され、圧力容器2が電磁誘導加熱され、制御温度θ=θ
Hになるまで、ステップ31からステップ35の動作を
繰り返す。
【0032】ステップ31にて、制御温度θ=θHにな
るとステップ36へ進み、調理制御装置26はタイマー
26aを動作し、ステップ37とステップ38にて誘導
コイル7の出力を調整し、圧力容器2の温度θ=θHで
の温度制御時間が設定時間THになるまで温度制御し、
設定時間THが経過すると次工程へ進む。
【0033】つぎに、減圧する場合の動作を図5のフロ
ーチャートにより説明する。
【0034】設定調理圧力PLに減圧する場合は、調理
圧力PLに相当する制御温度θLを換算し、ステップ4
1にて現在の温度センサ5の出力θと比較し、θ>θL
であれば減圧すると判定し、ステップ42にて、排気口
22の開口面積を可変する開閉弁23を閉鎖し、ステッ
プ43にて冷却ファン19を動作させる。このことによ
り、冷却ファン19による冷風は、吸気口21より吸引
され、開閉弁23を閉じているため、冷却空気が排気通
路20により多く流れ、圧力容器2を冷却して減圧が加
速される。
【0035】ついで、ステップ44にて調圧弁開閉装置
12を構成するソレノイド14の通電を停止すると、ソ
レノイド14のプランジャー17が引き込み、蒸気排出
レバー13はばね15により重錘側の一端13aが蓋4
より離れる方向に付勢されて、重錘11が圧力排出孔1
0より離れ、圧力容器2の内部の圧力を強制的に外部へ
逃がす。
【0036】つぎに、ステップ45にて誘導コイル7に
加熱基板24により供給している高周波電流を停止し、
制御温度θ=θHになるまで、ステップ41からステッ
プ45の動作を繰り返す。
【0037】ステップ41にて制御温度θ=θLになる
と、ステップ46にて、調圧弁開閉装置12を構成する
ソレノイド14に通電し、重錘11により圧力調整孔1
0を閉塞するとともに、ステップ47にて冷却空気が圧
力容器2側に回らないように開閉弁23は開放する。た
だし、冷却空気は、誘導コイル7が動作しているときは
加熱基板24の発熱により温度が上昇しており、圧力容
器2側に流れても大きな影響はないので開閉弁23を開
放しないことも可能である。
【0038】ついで、ステップ48へ進み、調理制御装
置26はタイマー26aを動作し、ステップ49とステ
ップ50にて誘導コイル7の出力を調整し、圧力容器2
の温度θ=θLでの温度制御時間が設定時間TLになる
まで温度制御し、設定時間TLが経過すると次工程へ進
む。
【0039】つぎに、本発明の一連の動作について説明
する。一例として、「最初に調理圧力P1でT1分、つ
ぎに調理圧力P2でT2分、そして調理圧力P3でT3
分」という調理手順について、図6により動作を説明す
る。ただし、常圧<P1<P2、P2>P3>常圧とす
る。
【0040】圧力容器2内に被調理物を投入し、その上
面開口部を蓋4で閉塞する。つぎに、操作部25で調理
手順を設定する。まず、調理工程選択部28bにより調
理工程表示部28aに「1」を表示し、つぎに調理時間
選択部29bにより調理時間表示部29aに「T1」を
表示し、つぎに調理圧力選択部30bにより調理圧力表
示部30aに「P1」を表示する。以上で調理工程
「1」の設定が終了する。
【0041】調理工程「2」「3」についても同様に、
調理工程「2」・調理時間「T2」・調理圧力「P2」
を設定し、つぎに調理工程「3」・調理時間「T3」・
調理圧力「P3」を設定して調理手順の設定が完了し、
スタートボタンを押して、調理を開始する。
【0042】「工程1」では、常圧からP1まで加圧し
てT1分の調理設定であるので、P1に相当する制御温
度θ1を換算し、上述の加圧工程においてθh=θ1、
Th=T1を実行する。この間、調理工程表示部28a
には「1」を表示し、調理時間表示部29aには、工程
終了までの残時間すなわち制御温度に達するまでは「T
1」、制御温度になり温度制御状態では「T1―温度制
御経過時間」を表示し、調理圧力表示部30aに「P
1」を表示している。「工程1」が終了すると次工程に
進行する。
【0043】「工程2」は、調理圧力をP1からP2ま
で加圧してT2分の調理時間設定であるので、P2に相
当する制御温度θ2を換算し、上述の加圧工程において
θh=θ2、Th=T2を実行する。この間、調理工程
表示部28aには「2」を表示し、調理時間表示部29
aには、工程終了までの残時間すなわち制御温度に達す
るまでは「T2」、制御温度になり温度制御状態では
「T2―温度制御経過時間」を表示し、調理圧力表示部
3,aに「P2」を表示している。「工程2」が終了す
ると次工程に進行する。
【0044】「工程3」は、調理圧力をP2からP3ま
で減圧してT3分の調理時間設定であるので、P3に相
当する制御温度θ3を換算し、上述の減圧工程において
θL=θ3、TL=T3を実行する、この間、調理工程
表示部28aには「3」を表示し、調理時間表示部29
aには、工程終了までの残時間すなわち制御温度に達す
るまでは「T3」、制御温度になり温度制御状態では
「T3―温度制御経過時間」を表示し、調理圧力表示部
30aに「P3」を表示している。、工程が終了すると
次工程に進行する。
【0045】そして、調理を終了するので、ソレノイド
14の通電が停止されるとプランジャー17を引き込
み、蒸気排出レバー13はばね15により重錘側の一端
13aが蓋4より離れる方向に付勢されて、重錘11が
圧力排出孔10より離れ、圧力容器2の内部の圧力を強
制的に外部へ逃がし、常圧とする。
【0046】なお、本実施例では、重錘式の調圧弁を開
閉する構成としたが、電磁ソレノイド弁等により、蒸気
を排出しても同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、有底の容器とこの容器の上面開口部を開
閉自在に覆う蓋とで構成した圧力容器と、加圧するため
にこの圧力容器を加熱する加熱手段と、前記圧力容器を
減圧する圧力容器減圧装置と、前記圧力容器の温度を検
出する温度検出手段と、調理スタートからの時間を保持
するタイマーと、前記温度検出手段とタイマーの出力に
より前記圧力容器減圧装置と加熱手段を制御する調理制
御装置とを備えたから、加圧と減圧を繰り返して調理を
することができ、調理の幅を広げることができて、使い
勝手を向上することができる。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、外
部より自在に選択変更可能とする調理工程入力装置と調
理時間入力装置と調理圧力入力装置を有する操作部を備
えたから、調理メニュー、味の好みなどに応じて、調理
工程と調理時間と調理時間をきめ細かく調整した調理を
することができる。
【0049】また、請求項3に記載の発明によれば、圧
力容器減圧装置は、調圧弁開閉装置により開閉される調
圧弁を設けた蓋により構成したから、蓋に設けた調圧弁
を調圧弁開閉装置により開くことにより、圧力容器内の
蒸気を排出し、減圧することができ、減圧を速く安全に
できる。
【0050】また、請求項4に記載の発明によれば、調
理制御装置は、調理の最終工程で圧力容器減圧装置を動
作させるように構成したから、圧力容器を冷却した状態
で調理を終了することにより、終了時に圧力容器の内圧
をさげることができ、蓋の開放が容易でかつ、無理に開
放して内容物が飛び出すこともなく、安全性を確保する
ことができる。
【0051】また、請求項5に記載の発明によれば、圧
力容器減圧装置は、冷却用空気が圧力容器の外面を通し
て圧力鍋本体外に排気されるよう構成したから、圧力容
器を効率的に冷却することができ、減圧の時間を短縮す
ることができる。
【0052】また、請求項6に記載の発明によれば、調
理工程入力装置と調理時間入力装置と調理圧力入力装置
は、それぞれ表示部と選択部を備え、調理中は、それぞ
れの表示部に現在の工程、工程終了までの残時間、調理
圧力を表示するよう構成したから、調理の進行状況を容
易に確認することができる。
【0053】また、請求項7に記載の発明によれば、圧
力容器減圧装置は、圧力容器の外面を通して圧力鍋本体
外に排気される風量を可変できるよう構成したから、新
たに減圧装置を取り付けることなく、低価格な電気圧力
鍋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気圧力鍋の加圧状態の断
面図
【図2】同電気圧力鍋の減圧状態の断面図
【図3】同電気圧力鍋の操作部の拡大正面図
【図4】同電気圧力鍋の加圧時のフローチャート
【図5】同電気圧力鍋の減圧時のフローチャート
【図6】同電気圧力鍋の動作タイムチャート
【符号の説明】
2 圧力容器 3 容器 4 蓋 5 温度センサ(温度検出手段) 7 誘導コイル(加熱手段) 12 調圧弁開閉装置(圧力容器減圧装置) 18 強制換気装置(圧力容器減圧装置) 26 調理制御装置 26a タイマー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底の容器とこの容器の上面開口部を開
    閉自在に覆う蓋とで構成した圧力容器と、加圧するため
    にこの圧力容器を加熱する加熱手段と、前記圧力容器を
    減圧する圧力容器減圧装置と、前記圧力容器の温度を検
    出する温度検出手段と、調理スタートからの時間を保持
    するタイマーと、前記温度検出手段とタイマーの出力に
    より前記圧力容器減圧装置と加熱手段を制御する調理制
    御装置とを備えた電気圧力鍋。
  2. 【請求項2】 外部より自在に選択変更可能とする調理
    工程入力装置と調理時間入力装置と調理圧力入力装置を
    有する操作部を備えた請求項1記載の電気圧力鍋。
  3. 【請求項3】 圧力容器減圧装置は、調圧弁開閉装置に
    より開閉される調圧弁を設けた蓋により構成した請求項
    1記載の電気圧力鍋。
  4. 【請求項4】 調理制御装置は、調理の最終工程で圧力
    容器減圧装置を動作させるように構成した請求項1記載
    の電気圧力鍋。
  5. 【請求項5】 圧力容器減圧装置は、冷却用空気が圧力
    容器の外面を通して圧力鍋本体外に排気されるよう構成
    した請求項1記載の電気圧力鍋。
  6. 【請求項6】 調理工程入力装置と調理時間入力装置と
    調理圧力入力装置は、それぞれ表示部と選択部を備え、
    調理中は、それぞれの表示部に現在の工程、工程終了ま
    での残時間、調理圧力を表示するよう構成した請求項2
    記載の電気圧力鍋。
  7. 【請求項7】 圧力容器減圧装置は、圧力容器の外面を
    通して圧力鍋本体外に排気される風量を可変できるよう
    構成した請求項1記載の電気圧力鍋。
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