JP2008253649A - 圧力式炊飯器 - Google Patents

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保木本  明雄
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直樹 杉本
Daisuke Okamoto
大輔 岡本
Tetsuya Matsuoka
哲也 松岡
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Abstract

【課題】短時間に吸水を確実に行って良好な炊飯が行われる圧力式炊飯器を提供すること。
【解決手段】水と米とを含む被炊飯物を投入する鍋3内の圧力を調整する圧力弁6と、圧力弁6を制御する圧力弁開放機構7を有する圧力式炊飯器1において、鍋3内の内圧を大気圧に比して減圧する減圧装置12を設け、吸水工程において、制御装置9により圧力弁開放機構7によって圧力弁6を閉動させると共に、減圧装置12を作動させて鍋3内を大気圧に比して減圧し、該減圧後に減圧装置12の作動を停止させると共に、圧力弁開放機構7を作動させて圧力弁6を開放し鍋3内の圧力を大気圧近傍に至るように昇圧する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水と米とを含む被炊飯物を投入する鍋と、該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、該鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、該鍋内の内圧を大気圧に比して高く調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構と、該鍋内の被炊飯物を吸水させる吸水工程と沸騰するまで昇温加熱する立上り加熱工程及び被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程を含む所定の炊飯工程の実行を行う制御装置とを備えた圧力式炊飯器に係り、特に米の吸水を短時間に確実に行なうようにした圧力式炊飯器に関する。
圧力式炊飯器を用いた炊飯では、鍋内で米に水を吸水させる吸水工程と、吸水後に急速に加熱して沸騰状態に至らせる立上り加熱工程と、加圧された鍋内で沸騰状態を保って米を炊き続ける沸騰維持工程と、沸騰維持工程の終了後に米を蒸らす蒸らし工程とを経て炊飯を行うことが一般的である。
圧力式炊飯器による炊飯の大きな特徴は、炊飯時において、特に沸騰開始前や沸騰中に鍋内の圧力を高くし、加熱と圧力の相乗効果によって水を米粒内に短時間で浸透させるようにして炊飯時間を短縮し、またやわらかく米を炊き上げるところにある。
従来においては、更に効率的に水を米粒内に浸透させる技術として、下記の特許文献1に示すものが提案されている。これは、減圧釜本体内部に収納された籠に洗米済みの米粒を入れ、気体吸引手段によって減圧釜本体内部を大気圧より減圧させる。減圧された雰囲気中にある米粒は、米粒の細胞間の間隙に存在する気体が迅速に米粒外部に追い出され、米粒内部の細胞間の間隙を大きく広げる。従って、米粒の表面に付着した水分が、米粒内部から追い出された気体に代わって米粒内部の細胞間の間隙に速やかに確実に侵入する。
一方、炊飯器における鍋内は、加熱状態が均一でなく鍋の内側壁に近い領域にある米は十分に加熱されるが、内側壁から離れた鍋の中央部分にある米は加熱不足となり、炊きむらが生じることがある。特に、鍋を誘導加熱コイルによる渦電流で発熱させる所謂IH炊飯器では、鍋自体が発熱する構造になっているために上記炊きむらの障害が生じやすい。
そこで、従来においては、例えば、下記の特許文献2で示す技術が提案されている。これは、鍋内の圧力を略一定とするように鍋内と外気とを連通あるいは遮断する開閉機構を有する圧力弁と、圧力弁を強制的に開状態にするための圧力弁開放機構と、加熱手段により加熱した状態で圧力弁開放機構による圧力弁の開動作の制御を行う制御手段を備えたものである。そして、立上り加熱工程において、圧力弁を閉じ、鍋内の圧力を高めると同時に加熱して沸騰維持工程に移行させる。沸騰維持工程に移行すると加熱量を制御し、強制的に圧力弁を開く。その結果、鍋内の圧力が大気圧近傍まで急速に低下し、鍋内に激しい沸騰状態を発生させて生じた泡によって米粒を攪拌することになる。これを数回繰り返すことにより、鍋内の米粒が均一の温度に加熱されて炊きむらがなくなる。
特開昭63−137652号公報(2頁左下欄、上から第8行〜第20行、3頁左上欄、下から第1行〜同頁右上欄、上から第3行) 特開2004−344568号公報(段落[0011]、[0034]〜[0044]、図6)
しかしながら、上述した従来技術においては、まだ鍋内で米に水を十分に吸水させることができず、効率よく満足のいく炊飯を行えるものでなかった。特に、近時は短時間に吸水を行って良好な炊飯が行われることがますます望まれている。
そこで、本発明は、上述したような要望を満たす圧力式炊飯器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、水と米とを含む被炊飯物を投入する鍋と、該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、該鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、該鍋内の圧力を調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構と、該鍋内の被炊飯物を吸水させる吸水工程と沸騰するまで昇温加熱する立上り加熱工程及び被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程を含む所定の炊飯工程の実行を行う制御装置とを備えた圧力式炊飯器において、 前記鍋内の内圧を大気圧に比して減圧する減圧装置を設け、前記制御装置は、前記吸水工程において、前記圧力弁開放機構によって前記圧力弁を閉動させると共に、前記減圧装置を作動させて前記鍋内を大気圧に比して減圧し、該減圧後に該圧力弁開放機構を作動させて該圧力弁を開放し該鍋内の圧力を大気圧近傍に至るまで昇圧するように制御することを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明においては、水と米とを含む被炊飯物を投入する鍋と、該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、該鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、該鍋内の圧力を調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構と、該鍋内の被炊飯物を吸水させる吸水工程と沸騰するまで昇温加熱する立上り加熱工程及び被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程を含む所定の炊飯工程の実行を行う制御装置とを備えた圧力式炊飯器において、前記鍋内の内圧を大気圧に比して減圧する減圧装置を設け、前記制御装置は、前記吸水工程において、前記圧力弁開放機構によって前記圧力弁を閉動させると共に、前記減圧装置を作動させて前記鍋内を大気圧に比して減圧し、該減圧後に該圧力弁開放機構を作動させて該圧力弁を開放し該鍋内の圧力を大気圧近傍に至るまで昇圧し、前記沸騰維持工程において、該圧力弁開放機構によって該圧力弁の開閉制御を複数回行い、該鍋内の圧力を加圧状態から大気圧近傍への減圧及び該大気圧近傍から加圧状態への昇圧を交互に繰り返すことを実行するように制御することを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明においては、請求項1又は2に記載の圧力式炊飯器において、前記制御装置は、前記吸水工程における前記減圧と前記昇圧を前記減圧装置と前記圧力弁開放機構との作動を交互に繰り返して実行するように制御してなることを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明においては、請求項1又は2に記載の圧力式炊飯器において、前記減圧装置は、前記蓋体に設けた弁(例えば、弁120)と、該弁を開閉可能に制御する弁開閉機構(例えば、弁開閉機構121)と、減圧ポンプとからなり、前記制御装置は、前記吸水工程において、前記弁開閉機構により前記弁を開動作可能に制御すると共に、前記減圧ポンプを作動させて前記鍋内の空気を吸引して外部に放出することによって減圧し、該減圧後に該減圧ポンプの作動を停止させると共に、該弁開閉機構により該弁を閉状態に制御して該減圧を停止させるように制御することを特徴とする。
本発明は上記構成を備えることにより、以下に示すような優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によれば、前記鍋に前記被炊飯物を投入した状態で、前記制御装置が前記吸水工程において減圧装置を作動させ該鍋内を減圧するので、米粒の細胞間の間隙に存在する気体が迅速に米粒外部に追い出され、米粒内部の細胞間の間隙を大きく広げる。従って、米粒の表面に付着した水分が、米粒内部から追い出された気体に代わって米粒内部の細胞間の間隙に速やかに確実に侵入する。その後、前記制御装置が前記圧力弁開放機構を作動させて該鍋内の圧力を大気圧近傍に至るように前記圧力弁を開放して昇圧するので、水圧が増大して細胞間の間隙に強力に侵入する。そのため、第一の効果として、米の芯まで水が短時間に確実に浸透されて吸水を短時間に行うことができる。第二の効果として、前記鍋内のどの位置の米も確実に吸水し吸水むらを生じないので、炊き上がりむらをまったく生じない。第三の効果として、昇圧のための機構が従前の前記圧力弁と圧力弁開放機構をそのまま用いるので構成が簡単である。
また、請求項2の発明によれば、前記鍋に前記被炊飯物を投入した状態で、前記制御装置が前記吸水工程において減圧装置を作動させ該鍋内を減圧するので、米粒の細胞間の間隙に存在する気体が迅速に米粒外部に追い出され、米粒内部の細胞間の間隙を大きく広げる。従って、米粒の表面に付着した水分が、米粒内部から追い出された気体に代わって米粒内部の細胞間の間隙に速やかに確実に侵入する。その後、前記制御装置が前記圧力弁開放機構を作動させて該鍋内の圧力を大気圧近傍に至るように前記圧力弁を開放して昇圧するので、水圧が増大して細胞間の間隙に強力に侵入する。そのため、第一の効果として、米の芯まで水が短時間に確実に浸透されて吸水を短時間に行うことができる。第二の効果として、前記鍋内のどの位置の米も確実に吸水し吸水むらを生じないので、炊き上がりむらをまったく生じない。第三の効果として、昇圧のための機構が従前の前記圧力弁と圧力弁開放機構をそのまま用いるので構成が簡単である。更に、第四の効果として、前記鍋内が加圧状態から急激に減圧されて沸騰状態になって被炊飯物を激しく攪拌し、これを複数回繰り返すので、加熱が全体的に平均化される。そして、炊きむらのない良好な炊飯状態が得られる。
また、請求項3の発明によれば、前記鍋内の圧力を減圧と昇圧を繰り返して複数回行うことにより、米の芯まで水が極めて短時間に確実に浸透されるので、従前に比して吸水を極めて短時間内に効果的に行なう圧力式炊飯器を提供できる。
また、請求項4の発明によれば、前記弁開閉機構による前記弁を開動作可能にした状態で前記減圧ポンプが強制的に前記鍋内の空気を吸引して外部に放出するので、前記減圧を高速に行うことができる。従って、短時間に繰り返して減圧と昇圧を確実に行う圧力式炊飯器を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための圧力式炊飯器を例示するものであって、本発明をこの圧力式炊飯器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の正面図、図2は図1の圧力式炊飯器の外部ケースが省略された縦断面図、図3は図2の減圧装置の減圧ポンプを省いた部分を示す拡大断面図、図4は図2における制御装置を構成するブロック図、図5は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯の動作を示すフローチャート、図6は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の温度・圧力変化および減圧・昇圧状態を示す特性図である。
圧力式炊飯器1は、図1、図2に示すように、米と水を含む被炊飯物が投入される鍋3と、上方にこの鍋3が収容される開口部及び内部にこの鍋3を加熱し被炊飯物を加熱する加熱手段4を有する圧力式炊飯器本体(以下、本体という)2と、この本体2の一側に枢支されて開口部を覆い閉塞状態に係止する係止機構を有する蓋体5と、この蓋体5に装着されて鍋3内の圧力を大気圧に比し高く調整する圧力弁6と、この圧力弁6を制御する圧力弁開放機構7と、炊飯のスタート、タイマー予約、保温などの操作を行う表示操作部8と、表示操作部8からの炊飯の開始信号に従って加熱手段4及び圧力弁開放機構7を制御し、鍋3内の被炊飯物を所定温度に加熱すると共に、所定時間をかけて所定量の水分を被炊飯物に吸水させる吸水工程、この吸水された被炊飯物を沸騰するまで昇温加熱する立上り加熱工程、この被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程、この沸騰維持工程後に被炊飯物を蒸らす蒸らし工程等を順次実行する制御装置9とを備えている。
本体2は、図1、図2に示すように、有底の箱状外部ケース20と、この外部ケースに収容されその中に鍋3が収容される内部ケース21とからなり、外部ケース20と内部ケース21との間に隙間が形成され、この隙間に制御装置9を構成する制御回路基板等(図示省略)が配設されている。内部ケース21は、その底部21a及び側部21bに加熱手段4、底部21aに鍋底温度を検出するサーミスタ等からなる鍋底温度センサ10が設けられている。加熱手段4には、ドーナツ状に巻装した電磁誘導コイルが使用されている。
また、本体2は、図1に示すように、その正面2aに各種炊飯メニューを表示する表示パネル及びこの炊飯メニューを選択等する操作ボタンからなる表示操作部8が設けられている。
鍋3は、図2に示すように、米と水からなる所定量の被炊飯物が投入される比較的深底の容器からなり、アルミニウムとステンレスとのクラッド材で形成されている。
蓋体5は、図2に示すように、鍋3の開口部を閉蓋する内蓋50と、本体2の開口部全体を閉蓋する外蓋51等とで構成されている。この蓋体5は、一端が本体2の一端に枢支され、他端が本体の他端に係止機構により係止されるようになっている。
内蓋50上部には、圧力弁6とこの圧力弁6を開放させる圧力弁開放機構(図示せず)が設けられている。圧力弁6は、図2に示すように、所定径の弁孔60が形成された弁座61と、この弁孔60を塞ぐように弁座61上に載置される金属製ボール62と、このボール62の移動を規制しボール62を弁座61上に保持するカバー63とで構成されている。また、圧力弁開放機構は、電磁コイルが巻回されたシリンダと、このシリンダ内を電磁コイルの励磁により摺動してボール62を移動させるプランジャと、プランジャの先端に装着されたバネ及び作動棹とで構成されている。
圧力弁開放機構は、制御装置9により制御される。すなわち、制御装置9からの指令に基づいて電磁コイルが励磁されると、プランジャがシリンダから突出してボール62に衝突し、このボール62を横方向に押し出す。この押し出しにより、ボール62は弁座61上から移動され、弁孔60を強制的に開放させる。また、この開放状態において、電磁コイルへの励磁がストップされると、プランジャがシリンダ内にばね力により引き戻され、この引き戻しにより、プランジャがボール62を横方向に押す力がなくなるので、ボール62は弁座61上に戻り、弁孔60がボール62により閉塞される。
圧力弁6の上部には、弁孔60から噴出する蒸気の温度を測定する蒸気温度センサ(図示せず)が取り付けられている。また、内蓋50には、鍋3内の圧力が所定値以上の異常圧力に上昇したときに、鍋3内の蒸気を外部に逃がすための安全弁が設けられている(図示せず)。
また、蓋体5には、鍋3内の圧力を大気圧に比し減圧するための減圧装置12が設けられている。
減圧装置12は、内蓋50上部に設けた弁120と、同じく内蓋50上部に設けられ弁120の開閉を制御する弁開閉機構121と、外蓋51に設けられた減圧ポンプ122と、弁120と減圧ポンプ122との間を連結する通気用パイプ123とから構成されている。
弁120は、図3で詳しく示すように、所定径の弁孔124が形成された弁座125と、この弁孔124を塞ぐように弁座125上に載置される金属製ボール126と、このボール126の移動を規制しボール126を弁座125上に保持するカバー127とで構成されている。また、弁開閉機構121は、電磁コイルが巻回されたシリンダ128と、このシリンダ128内を電磁コイルの励磁により摺動してボール126を移動させるプランジャ129と、該プランジャ129をシリンダ128内に引き込む方向に付勢されたバネ130とから構成されている。
弁開閉機構121は、制御装置9により制御される。定常状態においては、図3(a)に示すように電磁コイルが励磁されず、バネ130はシリンダ128の内部に引き込まれる形で付勢されていることから、プランジャ129はシリンダ128から十分に突出せず、先端はボール126に当接しない。するとボール126は自重により弁座125上で安定し、弁孔124を塞ぐようになっている。このとき、減圧ポンプ122は停止した状態である。
制御装置9からの減圧の指令に基づいて電磁コイルの励磁が開始されると、図3(b)に示すようにプランジャ129がシリンダ128から突出してボール126に衝突し、このボール126は横方向に押し出される。この押し出しによりボール126は弁座125上から移動して、弁孔124を強制的に開放させる。同時に、制御装置9は減圧ポンプ122を作動させ、鍋7内の圧力よりも通気用パイプ123内の圧力が下がり、ボール126を弁座125上から移動させ弁孔124を開放させるようにも働く。このように弁孔124が開放状態になると、鍋3内の空気は減圧ポンプ122によって吸引されて外部へと放出されるようになっている。
開放状態から電磁コイルの励磁がストップすると、プランジャ129はバネ130の付勢力を受けてシリンダ128内に引き込まれ、プランジャ129のボール126に対する押し出しが解消する。すると、ボール126は弁座125上に戻り、再び弁孔124を塞ぐ。
次に、制御装置9の構成について図4を参照して説明する。制御装置9は炊飯器1内に設けられた炊飯工程の制御を行う装置本体90を備えている。この装置本体90には、メニューキー140、スタートキー141、予約キー142等からなる複数個の操作ボタンと、加熱手段4と、表示パネル143と、圧力弁開放機構7と、減圧ポンプ122と、弁開閉機構121と、鍋底温度センサ10と、蒸気温度センサ11とが接続されている。
また、装置本体90内には、種々の処理を行うためのCPUと、各種データの記憶を行うためのROM及びRAMと、選択された炊飯メニューを検出する炊飯メニュー検出回路と、圧力弁6と弁120の開閉時間が設定された弁開閉タイマーと、圧力弁6と弁120の開閉回数をカウントするカウンタと、炊飯器1の加熱温度及び加熱時間を制御する加熱制御回路と、表示パネルに表示される表示画面を制御するための表示パネル制御回路と、圧力弁開放機構7を駆動させて圧力弁の開閉タイミングを制御する圧力弁開放機構駆動回路と、減圧ポンプ122を作動させる減圧ポンプ駆動回路と、弁開閉機構121を駆動させて弁120の開閉タイミングを制御する弁開閉機構駆動回路とを備えている。
制御装置9は、圧力炊飯器1が炊飯のスタート後に装置本体90に記憶されたプログラムによって吸水工程、立上り加熱工程、沸騰維持工程、蒸らし工程、追い炊き工程、とを順に実行するように制御するものである。
吸水工程においては、制御装置9は、鍋3を加熱手段4によって吸水に適した温度に加熱すると共に、前述したように減圧装置12の減圧ポンプ122と弁開閉機構121とを作動させて減圧を行い、鍋3内の圧力が約0.6気圧に達するように制御する。
その後、制御装置9は、減圧ポンプ122と弁開閉機構121の作動を停止させ、圧力弁開放機構7を作動させて圧力弁6を開放させる。そして、鍋3内の圧力が大気圧近傍になるように昇圧させる。制御装置9はこの減圧と昇圧の動作を吸水工程中に複数回繰り返すように制御し、所定時間経過後に吸水工程を終了とする。
吸水工程の終了後は、制御装置9は立上り加熱工程を経て沸騰維持工程へと至るように制御する。沸騰維持工程中に、制御装置9は鍋3内の圧力を約1.2気圧と大気圧との間で複数回切り替えして変化させるように制御する。この状態は、いわゆるおどり炊きであって、圧力弁開放機構7を作動させることによって鍋3内の昇圧と減圧を繰り返し、被炊飯物を攪拌するものである。
沸騰維持工程後は、制御装置9は蒸らし工程へと至るように制御し、蒸らしを行って炊飯を完了するように制御する。
次に、上述した構成の圧力式炊飯器の動作について、図5及び図6を参照して詳しく説明する。
炊飯の開始に際し、ユーザーにより所定量の水と米とを含む被炊飯物が投入された鍋3が内部ケース21内に収納され、蓋体5が閉められて炊飯セット状態とされる(S1)。次いで、表示操作部8のスタートキー141が押圧されることにより炊飯スタート操作が行われる(S2)。
なお、必要に応じてメニューキー140、予約キー142等が押圧されて所定のメニュー、予約等が設定される。
上記のスタートの操作により、制御装置9における装置本体90はプログラムに従って圧力炊飯器1の吸水工程を開始する(S3)。装置本体90は、加熱手段4を作動させて鍋3を加熱し、鍋3内の温度を55℃に維持するように鍋底温度センサ10によって管理する。
この吸水工程においては、装置本体90によって弁開閉機構121と減圧ポンプ122とが作動され、鍋3内が減圧される(S4)。鍋3内が約0.6気圧になるまで減圧されると装置本体90が弁開閉機構121と減圧ポンプ122との作動を停止し、今度は圧力弁開放機構7を作動させる。圧力弁開放機構7の作動によってボール62は移動されて圧力弁6を強制的に開状態にする。すると、鍋3内は大気圧になるまで一気に昇圧される(S5)。以後、装置本体90は減圧の回数が所定数、例えば4回になるまで弁開閉機構121、減圧ポンプ122と圧力弁開放機構7とを交互に作動させて減圧と昇圧を繰り返す(S6)。
ここで、減圧状態における弁解放機構121は、前述したように、プランジャ129がシリンダ128から突出することによって、ボール126は弁座125から移動して弁孔124を開き、同時に、装置本体90は減圧ポンプ122を作動させるように制御することによって、鍋3内の圧力よりも通気用パイプ123内の圧力が下がってボール126が弁座125上からカバー127に当接するまで移動させられ弁孔124を開放させるようになっている。そして、鍋3内の空気が減圧ポンプ122によって通気用パイプ123を通し吸引されて外部へと放出される。
吸水工程における鍋3内が約0.6気圧まで減圧された状態では、米粒の細胞間の間隙に存在する気体が迅速に米粒外部に追い出され、米粒内部の細胞間の間隙が大きく広がる。従って、米粒の表面に付着した水分が、米粒内部から追い出された気体に代わって米粒内部の細胞間の間隙に速やかに確実に侵入する。
その後、上述したように、装置本体90が圧力弁開放機構121と減圧ポンプ122の動作を停止し、弁120を閉鎖した状態で鍋3内の圧力を大気圧近傍に至るように圧力弁60を開放して昇圧すると、水圧が増大して細胞間の間隙に強力に侵入する。そして、この減圧と昇圧が繰り返されることにより、吸水が加速され米の芯まで水が短時間に確実に浸透する。
装置本体90は、減圧回数が所定回数、例えば4回になったことをカウンタによって検知すると弁開閉機構121、減圧ポンプ122及び圧力弁開放機構7の作動を停止させる(S7)。そして、吸水工程を終了させて次の立上り加熱工程へと移行させる(S8)。
この立上り加熱工程においては、装置本体90は圧力弁開放機構7を作動させてプランジャ70を引き戻すことでボール62が自重により弁孔60上に転げて弁孔60を塞ぎ、圧力弁6を閉鎖状態とすることにより圧力弁6を閉鎖させる。このとき、減圧ポンプ122及び弁開閉機構121は作動が停止された状態にある。その結果、鍋3は密封状態になる。
立上り加熱工程への移行によって鍋3が密封状態になると、装置本体90が加熱手段4を全加熱(フルパワー加熱)させて圧力式炊飯器1が短時間で沸騰状態になるように制御する。
この状態においては、鍋3内の圧力は弁孔60を介してボール62を押し上げ得る圧力値に上昇するまで昇圧される。従って、このときの鍋内の蒸気の圧力は、ボール62の重さ及び弁孔60の大きさを設定することにより適宜定めることができる。
また、この立上り加熱工程では、蒸気温度を蒸気温度センサ11により計測する。そしてこの蒸気温度が所定温度、例えば75℃に達すると被炊飯物が沸騰現象を起こす温度になり、立上り加熱工程が終了したものとみなされる。このときの蒸気圧力は、圧力弁6により制御され、大気圧以上の所定圧力、例えば約1.2気圧となる。そして、次の沸騰維持工程が開始される(S9)。
沸騰維持工程が開始されると、鍋3内の圧力は大気圧以上の所定圧力、例えば約1.2気圧となり、被炊飯物はこの圧力に対応する飽和温度で沸騰するようになる。
鍋3内が沸騰状態になると、装置本体90は、圧力弁開放機構7を作動させてボール62を移動させることにより圧力弁6の強制的な開動作を行なう。また、この開動作の際には、加熱手段4による加熱を停止して、圧力弁6の強制的開動作を所定時間継続する。この圧力弁6の強制的開動作により、鍋3内の圧力が大気圧近傍まで一気に減圧する(S10)。
このように鍋3内の圧力を所定沸騰圧力(約1.2気圧)から一気に大気圧近傍まで低下させると、鍋3内は激しく沸騰して突沸状態となる。この突沸状態になると、鍋3内に泡が発生し、この泡によって被炊飯物が撹拌される。この結果、被炊飯物が均一に加熱され、炊き上げられることになる。
圧力弁6を強制的に開放する所定時間は、圧力弁6の強制的開動作により鍋3内の圧力が略大気圧に戻る程度の時間に定められている。圧力弁6を強制的に開放する時間をこのように設定することにより、最大限の撹拌エネルギーを得ることができるようにしている。
また、圧力弁6の強制的な開放を上記所定時間行った後は、圧力弁開放機構7を作動させて再び圧力弁6を閉状態とし、再び加熱し、鍋3内を昇圧する(S11)。なお、この加熱時間は、鍋3内の圧力が前述の所定沸騰圧力(約1.2気圧)まで回復するのに必要な時間である。
この圧力弁開放機構7による圧力弁6の強制的開放による減圧は複数回、例えば6回繰り返される(S12)。沸騰維持工程においては、時間の経過と共に、鍋3内の残水量が減少し、圧力変動幅が小さくなり、突沸現象が弱くなる。このため、圧力弁6の強制的な開放は沸騰維持工程の初期段階に集中させると効果的である。
装置本体90は、減圧回数が6回になったことをカウンタによって検知すると圧力弁開放機構7による圧力弁6の強制的開放が停止され、圧力弁6を閉状態とする。一方、装置本体90は加熱手段4による加熱を継続し、鍋底温度が所定温度、例えば130℃になると鍋3内の水が枯れて強制ドライアップを終了したと判断する。そこで、装置本体90は、加熱手段4による沸騰維持工程を終了させる(S13)。そして、装置本体90は圧力炊飯器1を次の第1回目の蒸らし工程へと移行させる(S14)。
装置本体90は、第1回目の蒸らし工程において、圧力弁開放機構7を制御して圧力弁6を閉状態にし、所定の時間だけ蒸らしを行なう。装置本体90は第1回目の蒸らし工程を終了した後は、圧力炊飯器1を追炊き工程へと移行させる(S15)。
この追炊き工程では、圧力弁開放機構7により圧力弁6が強制的に開放され、加熱手段4によって鍋3が再び加熱され、米の表面に付着した水を蒸発させる。
装置本体90は追炊き工程が終了すると圧力炊飯器1を第2回目の蒸らし工程へと移行させる(S16)。第2回目の蒸らし工程では、再び圧力弁開放機構7が圧力弁6を閉状態にする。
所定時間経過後には、第2回目の蒸らし工程が終了されて圧力式炊飯器1による炊飯が終了する。
上述した本発明の実施例によれば、鍋3に被炊飯物を投入した状態で、制御装置9が吸水工程において装置本体90により減圧装置12を作動させ鍋3内を減圧する。このときは、圧力弁6は閉状態にあるので、鍋3には外気が流入しない。そのため、鍋3内は急速に減圧され、米粒の細胞間の間隙に存在する気体が迅速に米粒外部に追い出され、米粒内部の細胞間の間隙を大きく広げる。
その後、制御装置9が装置本体90により減圧装置12の動作を停止させ圧力弁開放機構7を作動させて圧力弁6を開放する。この開放によって鍋3内には、外気が急速に流入して鍋3内が大気圧近傍に至るように昇圧するので、水圧が増大して細胞間の間隙に強力に侵入する。そのため、米の芯まで水が短時間に確実に浸透されて吸水を効果的に行うことができる。しかも、昇圧のための機構は従前の圧力弁6と圧力弁開放機構7をそのまま用いることができる。
また、鍋3内の減圧と昇圧とは繰り返して複数回行うことにより、米の芯まで水が極めて短時間に確実に浸透される。そのため、従前に比して吸水を極めて短時間でもって効果的にできる。しかも、鍋3内のどの位置の米も確実に吸水し吸水むらを生じないので、炊き上がりむらをまったく生じない。
更に、沸騰維持工程においては、加圧状態から急激に減圧されて鍋3内が沸騰状態になって被炊飯物が激しく攪拌され、これが複数回繰り返される。そのため、加熱が全体的に平均化される結果、炊きむらのない良好な炊飯状態が得られる。
なお、上述した実施例においては、吸水工程における減圧した鍋3の圧力を約0.6としたが、この圧力は必要に応じて変更してもよい。また、その減圧回数も必要に応じて変更してもよい。加えて、上記実施例においては、吸水工程において減圧ポンプ122により減圧された後大気圧近傍まで昇圧するまでの間は、一時的に減圧ポンプ122が停止するものとして説明したが、減圧ポンプ122を停止することなく、弁開閉機構121によって弁120を閉鎖することのみによって減圧状態を維持するようにしても良い。
なお、上述した実施例においては、沸騰維持工程における昇圧した鍋3の圧力を約1.2気圧としたが、この圧力は必要に応じて変更してもよい。また、その回数も必要に応じて変更してもよい。
図1は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の正面図である。 図2は図1の圧力式炊飯器の外部ケースが省略された縦断面図である。 図3は図2の減圧装置の減圧ポンプを省いた部分を示す拡大断面図であって、図3(a)は定常状態における減圧装置の様子を示す図であり、図3(b)は作動状態における減圧装置の様子を示す図である。 図4は図2における制御装置を構成するブロック図である。 図5は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯の動作を示すフローチャートである。 図6は本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の温度・圧力変化および減圧・昇圧状態を示す特性図である。
符号の説明
1 圧力式炊飯器
2 炊飯器本体
2a 正面
3 鍋
4 加熱手段
5 蓋体
6 圧力弁
7 圧力弁開放機構
8 表示操作部
10 鍋底温度センサ
11 蒸気温度センサ
12 減圧装置
30 表示操作部
50 内蓋
51 外蓋
60 弁孔
61 弁座
62 金属製ボール
63 カバー
70 シリンダ
71 プランジャ
72 バネ及び作動棹
90 装置本体
120 弁
121 弁開閉機構
122 減圧ポンプ
123 通気用パイプ
124 弁孔
125 弁座
126 金属製ボール
127 カバー
128 シリンダ
129 プランジャ
130 バネ
140 メニューキー
141 スタートキー
142 予約キー
143 表示パネル

Claims (4)

  1. 水と米とを含む被炊飯物を投入する鍋と、該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、該鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、該鍋内の圧力を調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構と、該鍋内の被炊飯物を吸水させる吸水工程と沸騰するまで昇温加熱する立上り加熱工程及び被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程を含む所定の炊飯工程の実行を行う制御装置とを備えた圧力式炊飯器において、前記鍋内の内圧を大気圧に比して減圧する減圧装置を設け、前記制御装置は、前記吸水工程において、前記圧力弁開放機構によって前記圧力弁を閉動させると共に、前記減圧装置を作動させて前記鍋内を大気圧に比して減圧し、該減圧後に該圧力弁開放機構を作動させて該圧力弁を開放し該鍋内の圧力を大気圧近傍に至るまで昇圧するように制御することを特徴とする圧力式炊飯器。
  2. 水と米とを含む被炊飯物を投入する鍋と、該鍋内の被炊飯物を加熱する加熱手段と、該鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、該鍋内の圧力を調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構と、該鍋内の被炊飯物を吸水させる吸水工程と沸騰するまで昇温加熱する立上り加熱工程及び被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程を含む所定の炊飯工程の実行を行う制御装置とを備えた圧力式炊飯器において、前記鍋内の内圧を大気圧に比して減圧する減圧装置を設け、前記制御装置は、前記吸水工程において、前記圧力弁開放機構によって前記圧力弁を閉動させると共に、前記減圧装置を作動させて前記鍋内を大気圧に比して減圧し、該減圧後に該圧力弁開放機構を作動させて該圧力弁を開放し該鍋内の圧力を大気圧近傍に至るまで昇圧し、前記沸騰維持工程において、該圧力弁開放機構によって該圧力弁の開閉制御を複数回行い、該鍋内の圧力を加圧状態から大気圧近傍への減圧及び該大気圧近傍から加圧状態への昇圧を交互に繰り返すことを実行するように制御することを特徴とする圧力式炊飯器。
  3. 前記制御装置は、前記吸水工程における前記減圧と前記昇圧を前記減圧装置と前記圧力弁開放機構との作動を交互に繰り返して実行するように制御してなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力式炊飯器。
  4. 前記減圧装置は、前記蓋体に設けた弁と、該弁を開閉可能に制御する弁開閉機構と、減圧ポンプとからなり、前記制御装置は、前記吸水工程において、前記弁開閉機構により前記弁を開動作可能に制御すると共に、前記減圧ポンプを作動させて前記鍋内の空気を吸引して外部に放出することによって減圧し、該減圧後に前記弁開閉機構により前記弁を閉状態に制御して該減圧を停止させるように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力式炊飯器。
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