JPH0742978A - 加湿機 - Google Patents

加湿機

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JPH0742978A
JPH0742978A JP18526093A JP18526093A JPH0742978A JP H0742978 A JPH0742978 A JP H0742978A JP 18526093 A JP18526093 A JP 18526093A JP 18526093 A JP18526093 A JP 18526093A JP H0742978 A JPH0742978 A JP H0742978A
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JP
Japan
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air
evaporator
blower
air passage
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP18526093A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Mitsufuji
晴彦 三藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0742978A publication Critical patent/JPH0742978A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気化式のものにおける加湿されて吹き出され
る空気の温度低下を防ぐことができる。 【構成】 吸水性材料からなるとともに多数の貫通孔を
備えている蒸発器4と、給水される蒸発器4の貫通孔に
通した風を吹き出し口から吐出させる送風器2と、上記
貫通孔に通す空気を加熱する加熱手段31とからなる加
湿機であり、送風器2と蒸発器4と吹き出し口12とを
経る第1の送風路21の他に、送風器2と加熱手段32
と吹き出し口12とをつなぎ且つ蒸発器4を経ない第2
の送風路22を備えている。第2の送風路22を経て吹
き出される空気、すなわち加熱されるとともに蒸発器4
を通らない空気が、蒸発器4を経て冷却された空気の温
度を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加湿機、殊に空気の蒸気
分圧差を利用して空気に湿分を付与する気化式の加湿機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加湿機として、沸騰式や超音波式のもの
のほかに、吸水性材料からなるとともに多数の貫通孔を
備えている蒸発器と、給水される蒸発器の貫通孔に通し
た風を吹き出し口から吐出させる送風器とからなる気化
式のものがある。これは水によって濡れた状態にある貫
通孔の内面における蒸気分圧と、送風器によって貫通孔
内を通される空気の蒸気分圧との差によって貫通孔の内
面の水を蒸発させて、通過空気に湿分を付与するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
気化式の加湿機では、湿分を与えるための水の気化時に
蒸発潜熱によって空気が冷却されてしまう。一方、加湿
機は冬季に多用されるものであり、冬季において室温よ
り低い温度の風が直接人体にあたれば不快なものとな
る。送風器によって蒸発器の貫通孔に空気を送り込む空
気を加熱する加熱手段を設けて、貫通孔を通る空気の蒸
気分圧を小さくすることで、蒸気分圧差による水分の蒸
発を促したものもあるが、この場合、加熱された空気に
よってより多くの水分が蒸発する時、蒸発潜熱による冷
却も促進されるために、加湿空気の温度を上昇させる効
果は少ない。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは気化式のものにおける
加湿されて吹き出される空気の温度低下を防ぐことがで
きる加湿機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、吸水
性材料からなるとともに多数の貫通孔を備えている蒸発
器と、給水される蒸発器の貫通孔に通した風を吹き出し
口から吐出させる送風器と、上記貫通孔に通す空気を加
熱する加熱手段とからなる加湿機であって、送風器と蒸
発器と吹き出し口とを経る第1の送風路の他に、送風器
と加熱手段と吹き出し口とをつなぎ且つ蒸発器を経ない
第2の送風路を備えていることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、第2の送風路を経て吹き出さ
れる空気、すなわち加熱されるとともに蒸発器を通らな
い空気が、蒸発器を経て冷却された空気の温度を高める
ために、吹き出し口から吐出される加湿空気の温度低下
を防ぐものである。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図1〜図5において、前面上部に吹き出し口12
が、上面後部に吸い込み口11が設けられたハウジング
1内の下部は、図2に示すように、水タンク10となっ
ており、上部には送風器2及び2つのヒータ31,32
と、図4に示すように多孔質セラミックで形成されてい
るとともに前後に貫通する多数の貫通孔40を備えて下
部が水タンク10内に位置している蒸発器4とが収めら
れており、また2つの送風路21,22が形成されてい
る。第1の送風路21は、送風器2と一方のヒータ31
と上記蒸発器4とを経て吹き出し口12に至るものであ
り、第2の送風路22は、送風器2と他方のヒータ32
とを経て吹き出し口12に至るもので、蒸発器4をバイ
パスしたものとなっている。
【0008】このものにおいて、水タンク10内に水を
入れるとともに、電源スイッチ15を投入すれば、図5
の回路図から明らかなように、送風器2とヒータ31と
に通電されるものであり、送風器2から第1の送風路2
1に入った空気は、ヒータ31で加熱された後、蒸発器
4における水を吸い上げることで内面が濡れた状態にあ
る貫通孔40内を通り、この時、貫通孔40内面の水を
蒸発させることで加湿されて吹き出し口12に向かう。
【0009】また送風器2から第2の送風路22に入っ
た空気は、切換スイッチ16によってヒータ32に通電
されておれば、ヒータ32によって加熱された後、蒸発
器4を経ることなく吹き出し口12へと向かい、上記第
1の送風路21を通ることで加湿されるとともに蒸発潜
熱で冷却された空気と混合されて温度を高める。吹き出
し口12から吐出される空気は、加熱されたものとなっ
ているわけである。
【0010】吹き出し口12から吐出される加湿空気が
人体に当たることがない状態で運転される時には、切換
スイッチ16によってヒータ32をオフとしておけば、
エネルギー消費を抑えることができる。ちなみに、ヒー
タ31による加熱エネルギーと、ヒータ31による加熱
で促された蒸発量による蒸発潜熱分とは、その絶対値が
ほぼ同じであり、ヒータ32をオフとしても、加湿機を
使用している部屋が冷房されてしまうことはない。
【0011】図6以降に他の実施例を示す。ここでは単
一のヒータ31を第1の送風路21と第2の送風路22
とに跨がるように配設するとともに、第2の送風路22
を開閉するダンパー5を設けている。図6中の切換つま
み50は、ダンパー5の開閉操作用である。この場合、
加湿空気に人体が当たる時には、ダンパー5を開いて第
2の送風路22に加熱空気を流すことで、加湿空気の温
度低下を防ぐことができ、加湿空気に人体が当たらない
条件下で運転を行う場合は、ダンパー5を閉じて加熱空
気がすべて第1の送風路21に流れるようにすること
で、加湿を効率良く行うことができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明においては、第2の
送風路を経て吹き出される空気、すなわち加熱されると
ともに蒸発器を通らない空気が、蒸発器を経て冷却され
た空気の温度を高めるために、吹き出し口から吐出され
る加湿空気の温度低下が防がれるものであり、冬季にお
いて吹き出し口から吐出される加湿空気に人体が当たる
場合においても、不快な思いをすることがないものであ
る。
【0013】また、第2の送風路に独立した加熱手段を
配置したり、第2の送風路を開閉する開閉手段を設けた
時には、吹き出し口から吐出される加湿空気が人体に当
たることがない条件下での運転でのエネルギー消費を抑
えたり、効率のよい加湿を行うことができるものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の水平断面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の蒸発器の斜視図である。
【図5】同上の回路図である。
【図6】他の実施例の斜視図である。
【図7】同上の水平断面図である。
【図8】同上の回路図である。
【符号の説明】
2 送風器 4 蒸発器 21 送風路 22 送風路 31 ヒータ 32 ヒータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水性材料からなるとともに多数の貫通
    孔を備えている蒸発器と、給水される蒸発器の貫通孔に
    通した風を吹き出し口から吐出させる送風器と、上記貫
    通孔に通す空気を加熱する加熱手段とからなる加湿機で
    あって、送風器と蒸発器と吹き出し口とを経る第1の送
    風路の他に、送風器と加熱手段と吹き出し口とをつなぎ
    且つ蒸発器を経ない第2の送風路を備えていることを特
    徴とする加湿機。
  2. 【請求項2】 第1の送風路と第2の送風路とに異なる
    加熱手段を配していることを特徴とする請求項1記載の
    加湿機。
  3. 【請求項3】 第2の送風路に配した加熱手段用のオン
    オフスイッチを備えていることを特徴とする請求項2記
    載の加湿器。
  4. 【請求項4】 第1の送風路と第2の送風路とに同一の
    加熱手段を配していることを特徴とする請求項1記載の
    加湿機。
  5. 【請求項5】 第2の送風路を開閉する開閉手段を備え
    ていることを特徴とする請求項4記載の加湿機。
JP18526093A 1993-07-27 1993-07-27 加湿機 Pending JPH0742978A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020521