JP2002326664A - ストレッチ包装体 - Google Patents
ストレッチ包装体Info
- Publication number
- JP2002326664A JP2002326664A JP2001129629A JP2001129629A JP2002326664A JP 2002326664 A JP2002326664 A JP 2002326664A JP 2001129629 A JP2001129629 A JP 2001129629A JP 2001129629 A JP2001129629 A JP 2001129629A JP 2002326664 A JP2002326664 A JP 2002326664A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- stretch
- frame
- window
- manufacturing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造に金型を用いることなく、様々な形状の
商品を低コストで包装できる包装体を提供する。 【解決手段】 厚紙製の枠材11に貫窓15を形成し
て、この貫窓15を覆うストレッチフィルム20を貼り
付け、枠材11を折り曲げて、包装する商品にストレッ
チフィルム20を引っ張りつつ被せ、枠材11の重合面
同士を貼り合わせる。ストレッチフィルム20が引き伸
ばされて商品を保持するので、様々な形状の商品を包装
でき、ブリスターパックのように、製造に金型を用いる
必要がなく、製造に要する期間を短縮でき、コストを削
減できる。
商品を低コストで包装できる包装体を提供する。 【解決手段】 厚紙製の枠材11に貫窓15を形成し
て、この貫窓15を覆うストレッチフィルム20を貼り
付け、枠材11を折り曲げて、包装する商品にストレッ
チフィルム20を引っ張りつつ被せ、枠材11の重合面
同士を貼り合わせる。ストレッチフィルム20が引き伸
ばされて商品を保持するので、様々な形状の商品を包装
でき、ブリスターパックのように、製造に金型を用いる
必要がなく、製造に要する期間を短縮でき、コストを削
減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、店頭で陳列され
る商品を包装するストレッチ包装体に関するものであ
る。
る商品を包装するストレッチ包装体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図7に示すように、乾電池Bの
陳列用包装体として、乾電池Bの形状に合わせて透明な
プラスチック製のシールド51を成型し、その凹所に乾
電池Bを収納した状態で、シールド51の裏面に厚紙製
の台板52を貼り付けて、ハンガーに吊り下げられるよ
うにしたブリスターパックが使用されている。
陳列用包装体として、乾電池Bの形状に合わせて透明な
プラスチック製のシールド51を成型し、その凹所に乾
電池Bを収納した状態で、シールド51の裏面に厚紙製
の台板52を貼り付けて、ハンガーに吊り下げられるよ
うにしたブリスターパックが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなブリスターパックでは、包装する商品に応じた金
型を製作する必要があるため、コストがかかり、製造の
準備に長期間を要するという問題がある。
ようなブリスターパックでは、包装する商品に応じた金
型を製作する必要があるため、コストがかかり、製造の
準備に長期間を要するという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、製造に金型を用いる
ことなく、様々な形状の商品を低コストで包装できる包
装体を提供しようとするものである。
ことなく、様々な形状の商品を低コストで包装できる包
装体を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る包装体は、厚紙製の枠材に貫窓を形
成して、この貫窓を覆うストレッチフィルムを貼り付
け、枠材を折り曲げて、包装する商品にストレッチフィ
ルムを引っ張りつつ被せ、枠材の重合面同士を貼り合わ
せるようにしたのである。
め、この発明に係る包装体は、厚紙製の枠材に貫窓を形
成して、この貫窓を覆うストレッチフィルムを貼り付
け、枠材を折り曲げて、包装する商品にストレッチフィ
ルムを引っ張りつつ被せ、枠材の重合面同士を貼り合わ
せるようにしたのである。
【0006】このような包装体では、ストレッチフィル
ムが引き伸ばされて商品を保持するので、製造に金型を
用いる必要がなく、様々な形状の商品に対応できる。
ムが引き伸ばされて商品を保持するので、製造に金型を
用いる必要がなく、様々な形状の商品に対応できる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施形態を図1及
び図2に基づいて説明する。この包装体は、図1に示す
ように、スティック型の化粧品Cを包装するものであ
る。
び図2に基づいて説明する。この包装体は、図1に示す
ように、スティック型の化粧品Cを包装するものであ
る。
【0008】この包装体に使用する枠材1のブランクで
は、図2に示すように、厚紙シートに中央の折目を挟ん
で一対の枠板2が設けられ、両枠板2に跨って貫窓3が
形成されている。各枠板2の上部には吊下穴4が設けら
れている。
は、図2に示すように、厚紙シートに中央の折目を挟ん
で一対の枠板2が設けられ、両枠板2に跨って貫窓3が
形成されている。各枠板2の上部には吊下穴4が設けら
れている。
【0009】この枠材1を包装体として使用するには、
図1に示すように、貫窓3を覆うストレッチフィルム5
を枠材1に貼り付ける。
図1に示すように、貫窓3を覆うストレッチフィルム5
を枠材1に貼り付ける。
【0010】そして、枠材1を折目に沿って折り曲げ、
化粧品Cにストレッチフィルム5を引っ張りつつ被せ、
枠板2の重合面同士を貼り合せる。
化粧品Cにストレッチフィルム5を引っ張りつつ被せ、
枠板2の重合面同士を貼り合せる。
【0011】このような包装体では、ストレッチフィル
ム5が引き伸ばされて化粧品Cを保持するので、製造に
際し、化粧品Cに応じた金型を製作する必要がなく、製
造の準備に要する期間を短縮でき、また、小ロットの商
品に使用してもコストが嵩むことがない。
ム5が引き伸ばされて化粧品Cを保持するので、製造に
際し、化粧品Cに応じた金型を製作する必要がなく、製
造の準備に要する期間を短縮でき、また、小ロットの商
品に使用してもコストが嵩むことがない。
【0012】次に、この発明の第2実施形態を図3乃至
図6に基づいて説明する。この包装体は、図3に示すよ
うに、パソコン用のマウスMを包装するものである。
図6に基づいて説明する。この包装体は、図3に示すよ
うに、パソコン用のマウスMを包装するものである。
【0013】この包装体に使用する枠材11のブランク
では、図4に示すように、厚紙シートに基板12、前枠
13及び後板14が折目を介して順次連設され、前枠1
3から基板12と後板14の側部にかけて貫窓15が形
成されている。後板14にはジッパ16が設けられてい
る。
では、図4に示すように、厚紙シートに基板12、前枠
13及び後板14が折目を介して順次連設され、前枠1
3から基板12と後板14の側部にかけて貫窓15が形
成されている。後板14にはジッパ16が設けられてい
る。
【0014】また、前枠13の上下縁には折返片17
が、基板12の上縁には吊下板18がそれぞれ折目を介
して連設され、吊下板18には折目を挟んで一対の吊下
穴19が形成されている。
が、基板12の上縁には吊下板18がそれぞれ折目を介
して連設され、吊下板18には折目を挟んで一対の吊下
穴19が形成されている。
【0015】この枠材11を包装体として使用するに
は、図5に示すように、貫窓15を覆うストレッチフィ
ルム20を枠材11に貼り付ける。
は、図5に示すように、貫窓15を覆うストレッチフィ
ルム20を枠材11に貼り付ける。
【0016】そして、枠材11を折目に沿って折り曲
げ、マウスMにストレッチフィルム20を引っ張りつつ
被せ、基板12の後面に後板14を重ね、これらをジッ
パ16の先端側で貼り合せる。
げ、マウスMにストレッチフィルム20を引っ張りつつ
被せ、基板12の後面に後板14を重ね、これらをジッ
パ16の先端側で貼り合せる。
【0017】このような包装体では、ストレッチフィル
ム20が引き伸ばされてマウスMを保持するので、マウ
スMに対応した専用の金型が不要となり、製造に要する
期間を短縮でき、コストを削減できる。
ム20が引き伸ばされてマウスMを保持するので、マウ
スMに対応した専用の金型が不要となり、製造に要する
期間を短縮でき、コストを削減できる。
【0018】また、この包装体で包装して店頭に陳列し
ておくと、柔軟なストレッチフィルム20を介してマウ
スMの感触を確かめることもできる。
ておくと、柔軟なストレッチフィルム20を介してマウ
スMの感触を確かめることもできる。
【0019】さらに、この包装体では、マウスMを取り
出す際、図6に示すように、ジッパ16を切断するだけ
で、後板14と基板12を後方へ開くことができるの
で、糊付部を剥がす必要がない。
出す際、図6に示すように、ジッパ16を切断するだけ
で、後板14と基板12を後方へ開くことができるの
で、糊付部を剥がす必要がない。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る包装体で
は、枠材の貫窓を覆うストレッチフィルムが引き伸ばさ
れて商品を保持するので、様々な形状の商品を包装で
き、製造に金型を用いる必要がなく、製造の準備に要す
る期間を短縮でき、コストを削減できる。
は、枠材の貫窓を覆うストレッチフィルムが引き伸ばさ
れて商品を保持するので、様々な形状の商品を包装で
き、製造に金型を用いる必要がなく、製造の準備に要す
る期間を短縮でき、コストを削減できる。
【図1】第1実施形態の使用状態を示す斜視図
【図2】同上の枠材のブランクを示す図
【図3】第2実施形態の使用状態を示す斜視図
【図4】同上の枠材のブランクを示す図
【図5】同上の包装過程を示す斜視図
【図6】同上の開封状態を示す斜視図
【図7】従来の包装体を示す斜視図
【符号の説明】 1,11 枠材 3,15 貫窓 5,20 ストレッチフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田上 洋輔 東京都葛飾区小菅4丁目2番15号 レンゴ ー株式会社葛飾工場内 Fターム(参考) 3E067 AA22 AA24 AB32 AB81 AB99 AC01 AC03 AC12 BA20A BB14A CA02 EA23 EC22 EC32 EE15 FA01 FB06 FC01 GD10
Claims (1)
- 【請求項1】 厚紙製の枠材に貫窓を形成して、この貫
窓を覆うストレッチフィルムを貼り付け、枠材を折り曲
げて、包装する商品にストレッチフィルムを引っ張りつ
つ被せ、枠材の重合面同士を貼り合わせたストレッチ包
装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129629A JP2002326664A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | ストレッチ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129629A JP2002326664A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | ストレッチ包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002326664A true JP2002326664A (ja) | 2002-11-12 |
Family
ID=18978128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001129629A Pending JP2002326664A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | ストレッチ包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002326664A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015058974A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ容器および歯ブラシ製品 |
EP2930124A1 (de) * | 2014-04-07 | 2015-10-14 | Huhtamäki Oyj | VERPACKUNG, INSBESONDERE LEBENSMITTELVERPACKUNG, MIT EINER DURCH DAS VERPACKUNGSGUT VERFORMBAREN HÜLLHAUT ZUR BILDUNG EINES VERPACKUNGSVOLUMENS BEIM SCHLIEßEN DER VERPACKUNG |
WO2018105705A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | 株式会社ラヤマパック | 包装体及び包装体の製造方法 |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001129629A patent/JP2002326664A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015058974A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ容器および歯ブラシ製品 |
EP2930124A1 (de) * | 2014-04-07 | 2015-10-14 | Huhtamäki Oyj | VERPACKUNG, INSBESONDERE LEBENSMITTELVERPACKUNG, MIT EINER DURCH DAS VERPACKUNGSGUT VERFORMBAREN HÜLLHAUT ZUR BILDUNG EINES VERPACKUNGSVOLUMENS BEIM SCHLIEßEN DER VERPACKUNG |
WO2018105705A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | 株式会社ラヤマパック | 包装体及び包装体の製造方法 |
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