JP2002326264A - 射出成形機の電動直圧式型締装置 - Google Patents
射出成形機の電動直圧式型締装置Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/66—Mould opening, closing or clamping devices mechanical
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract
型締めの際の型締力の急速な立ち上がりを抑制すること
によって、型締力の精度を高める。 【解決手段】 ベース1の両端には固定ダイプレート3
及びバックプレート2が配置されている。固定ダイプレ
ート3に対向して移動ダイプレート4が配置され、固定
ダイプレート3には固定金型5が保持され、移動ダイプ
レート4には移動金型6が保持されている。ボールネジ
10のナット12を収容するハウジング8は、バックプ
レート2の前面にコイルスプリング9を介して接続され
ている。ナット12は、ベアリング17を介してハウジ
ング8に支持されている。ボールネジ10のネジ軸11
の先端は、移動ダイプレート4の背面にロードセル15
を介して固定されている。モータ20でナット12を回
転することにより、ネジ軸11が駆動され、移動ダイプ
レート4がベース1上で前後方向に移動する。
Description
装置に係り、特に、駆動源の推進力をトグルリンク機構
を使用せずに移動ダイプレートに伝達する電動式の直圧
式型締装置の構造に係る。
略構成を示す。
及びバックプレート62が、互いに対向するように配置
されている。バックプレート62の前方には、固定ダイ
プレート3に対向して、移動ダイプレート4が配置され
ている。固定ダイプレート3の前面には固定金型5が保
持され、移動ダイプレート4の前面には移動金型6が保
持されている。
の間は、4本のタイロッド67によって連結されてい
る。移動ダイプレート4の四隅には、それぞれ貫通孔が
形成され、各タイロッド67はこれらの各貫通孔を貫通
している。移動ダイプレート4は、これらの各タイロッ
ド67に沿って摺動し、前後方向(即ち、型締め方向及
び型開き方向)に移動することができる。
2の前面にボールネジ70を介して連結されている。移
動ダイプレート4の背面にはロードセル75が固定さ
れ、ボールネジのネジ軸71の先端は、このロードセル
75の背面側に固定されている。ボールネジのナット7
2は、バックプレート62にベアリング77を介して回
転自在に支持されている。
ている。ボールネジのナット72の端面(移動ダイ側の
端面)にはプーリ82が取り付けられ、モータ80の軸
にはプーリ81が取り付けられている。プーリ81とプ
ーリ82の間には、タイミングベルト83が架け渡され
ている。モータ80を用いてナット72を回転すること
によってネジ軸71が軸方向に駆動され、これにより、
移動ダイプレート4がタイロッド67に沿って前後方向
に移動する。
では、ボールネジ70を用いて移動ダイプレート4を駆
動することによって、型締め及び型開きの動作を行って
いる。
装置では、型締めの際、その反力を4本のタイロッド6
7のみで受けていた。タイロッド67は、合計の断面積
が大きく、従って剛性が高いので、型締力の反力が作用
したときの伸び代が、比較的小さい。このため、固定金
型5と移動金型6の型面が互いに接触した直後に、型締
力(型面に生ずる圧縮荷重)が急速に立ち上がり、型締
力にオーバーシュートが発生したり、あるいは型締力の
精度が悪くなるなどの問題があった。
大な負荷が作用して、それらの寿命を縮めると言う問題
もあった。
な従来の射出成形機の電動直圧式型締装置についての問
題点に鑑み成されたもので、本発明の目的は、型締めの
際の型締力の急速な立ち上がりを抑制し、それによっ
て、型締力のオーバーシュートの発生を防止するととも
に、型締力の精度を高めることができる電動直圧式型締
装置を提供することにある。
動直圧式型締装置は、ベースと、ベースの一方の端に固
定されたバックプレートと、ベースの他方の端に固定さ
れ、固定金型を保持する固定ダイプレートと、固定ダイ
プレートに対向してベース上に配置され、移動金型を保
持する移動ダイプレートと、ネジ軸の先端が前記固定ダ
イプレートの背面側に固定されたボールネジと、前記ボ
ールネジのナットを回転自在に支持するハウジングと、
前記バックプレートと前記ハウジングの間を接続し、型
締め方向に対して伸縮可能な弾性部材と、前記ボールネ
ジのナットを回転させるモータと、を備えたことを特徴
とする。
スプリングを使用する。
て説明する。
移動ダイプレートを固定ダイプレートに対して前進また
は後退させることができる。型締めの際、移動ダイプレ
ートを固定ダイプレートに対して前進させることによっ
て、固定金型と移動金型の型面を互いに接触させる。こ
のとき、型締力(型面に生ずる圧縮荷重)の反力は、ボ
ールネジ、ハウジング及び前記弾性部材を介して、バッ
クプレートに伝達される。これによって、ネジ軸が弾性
的に縮むとともに、前記弾性部材が縮まる方向に弾性変
形する。
設計することによって、ボールネジのネジ軸の弾性変形
と比較して大きな弾性変形を前記弾性部材に発生させる
ことができる。これによって、型締めの際、型面の接触
時に型締力が緩やかに立ち上がるようにすることができ
る。また、型締力の分解能が向上する。
式型締装置によれば、型締力のオーバーシュートの発生
を防止するとともに、型締力の精度を高めることができ
る。
動直圧式型締装置の概略構成を示す。図中、1はベー
ス、2はバックプレート、3は固定ダイプレート、4は
移動ダイプレート、5は固定金型、6は移動金型、8は
ハウジング、9はコイルスプリング(弾性部材)、10
はボールネジ、11はボールネジのネジ軸、12はボー
ルネジのナットを表す。
及びバックプレート2が、互いに対向するように配置さ
れている。バックプレート2の前方には、固定ダイプレ
ート3に対向して移動ダイプレート4が配置されてい
る。固定ダイプレート3の前面には固定金型5が保持さ
れ、移動ダイプレート4の前面には移動金型6が保持さ
れている。移動ダイプレート4は、ベース1上を摺動
し、前後方向(即ち、型締め方向及び型開き方向)に移
動することができる。
の前面にコイルスプリング9及びボールネジ10を介し
て、以下のように連結されている。即ち、バックプレー
ト2の前方には、ボールネジのナット12を収容するハ
ウジング8が配置されている。このハウジング8は、バ
ックプレート2の前面に上下一対のコイルスプリング9
を介して接続されている。コイルスプリング9の伸縮方
向は、ボールネジのネジ軸11の方向に対して平行であ
る。ボールネジのナット12は、ハウジング8にベアリ
ング17を介して回転自在に支持されている。移動ダイ
プレート4の背面にはロードセル15が固定されてい
る。ボールネジのネジ軸11の先端は、このロードセル
15の背面側に固定されている。
ている。ボールネジのナット12の端面(移動ダイ側の
端面)にはプーリ22が取り付けられ、モータ20の軸
にはプーリ21が取り付けられている。プーリ21とプ
ーリ22の間にはタイミングベルト23が架け渡されて
いる。モータ20を用いてナット12を回転することに
よって、ネジ軸11が軸方向に駆動され、移動ダイプレ
ート4がベース1上を前後方向に移動する。このよう
に、型締め及び型開きの動作は、ボールネジ10を駆動
することによって行われる。
では、移動ダイプレート4を駆動するボールネジ10
を、コイルスプリング9を介してバックプレート2の前
面に取り付けている。
移動ダイプレート4を固定ダイプレート3に対して前進
させることによって、固定金型5と移動金型6の型面を
互いに接触させる。このとき、型締力(型面に生ずる圧
縮荷重)の反力は、ロードセル15、ボールネジのネジ
軸11、ナット12、ハウジング8及びコイルスプリン
グ9を順に介して、バックアッププレート2に伝達され
る。これによって、ネジ軸11が弾性的に縮むと同時
に、コイルスプリング9が縮む。
適切に設計することによって、ネジ軸11の縮み代と比
較して大きな弾性変形をコイルスプリング9に発生させ
ることができる。これによって、型締めの際、型面の接
触時に型締力が緩やかに立ち上がるようにすることがで
きる。また、型締力の分解能が向上する。その結果、型
締力のオーバーシュートの発生を防止するとともに、型
締力の精度を高めることができる。
ング9をボールネジのネジ軸11を中心にして上下に配
置しているが、4個のコイルスプリングをバックプレー
ト2の四隅に配置したり、あるいは、一対のコイルスプ
リングをバックプレート2の対角位置に配置するなどの
種々の変形も可能である。
の支持にタイロッドを使用していないが、2本または4
本のタイロッドを使用する形式の型締装置の場合にも、
本発明を適用することができる。
置によれば、移動ダイプレートを直接駆動するボールネ
ジを、弾性部材を介してバックプレートの前面に取り付
けることによって、型締めの際、型面の接触時に型締力
が緩やかに立ち上がるようにすることができる。また、
型締力の分解能が向上する。その結果、型締めの際の型
締力のオーバーシュートの発生を防止するとともに、型
締力の精度を高めることができる。これに伴い、型締装
置の構成部品に過大な負荷が作用することを防止するこ
とができるので、それらの構成部品の寿命を延ばすこと
もできる。
締装置によれば、従来の型締装置におけるタイロッドを
省略することができる。これによって、装置の構成部品
の点数を減らし、装置の構成を簡素化することができ
る。また、従来の装置と比べて金型へのアクセスが容易
になる。
正面図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースと、 ベースの一方の端に固定されたバックプレートと、 ベースの他方の端に固定され、固定金型を保持する固定
ダイプレートと、 固定ダイプレートに対向してベース上に配置され、移動
金型を保持する移動ダイプレートと、 ネジ軸の先端が前記移動ダイプレートの背面側に固定さ
れたボールネジと、 前記ボールネジのナットを回転自在に支持するハウジン
グと、 前記バックプレートと前記ハウジングの間を接続し、型
締め方向に対して伸縮可能な弾性部材と、 前記ボールネジのナットを回転させるモータと、 を備えたことを特徴とする射出成形機の電動直圧式型締
装置。 - 【請求項2】 前記弾性部材は、コイルスプリングであ
ることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の電動
直圧式型締装置。
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