JP2002324220A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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Abstract
に、携帯端末を薄くすることができるようにICカード
のアンテナを配置した携帯端末を提供する。 【解決手段】 ICカードのアンテナ15が、第一筐体
10の裏面から突出しているため、従来の構成と比較し
て、LCDパネル12、イヤーレシーバ13との距離d
1をICカードのアンテナ15の厚みt1だけ大きくと
ることができ、第一筐体10の厚みd2を薄くできる。
Description
ード機能を実装した場合のICカードのアンテナの配置
に関する。
接触型ICカード(読み取り/書き込み機能を含む)機
能を携帯端末に搭載しようとする試みがある。この場
合、非接触型ICカードのアンテナ部は、極力携帯端末
機の表面(裏面)近くに実装されることが望ましい。そ
の理由を、図5を参照して説明する。図5は、携帯端末
機として携帯電話機を想定した場合の非接触型ICカー
ドのアンテナ部の配置を示した図である。
2、イヤーレシーバ103が配置されている。LCDパ
ネル102、イヤーレシーバ103は金属を有し、非接
触型ICカードのアンテナ部105による通信に悪影響
を及ぼす。すなわち、非接触型ICカードのアンテナ部
105の通信距離が悪化する。そこで、非接触型ICカ
ードのアンテナ部105の安定した通信距離を確保する
ために、非接触型ICカードのアンテナ部105と、L
CDパネル102およびイヤーレシーバ103との間の
距離d1をできるだけ大きくとることが好ましい。そこ
で、非接触型ICカードのアンテナ部105を、筐体1
00のLCDパネル102等が配置される表面と向かい
合う表面(裏面)の近くに配置すれば距離d1を大きく
できる。ここで、距離d1を大きくするためには、筐体
100の厚みd2を大きくすることが好ましい。
携帯電話機は、できるだけ薄くすることが求められてい
る。一方、筐体100の厚みd2を大きくすることは、
携帯電話機の厚みを増すことになり、薄くするという要
求に反する。
にICカード機能を実装した場合に、通信装置を薄くす
ることができるようにICカードのアンテナを配置した
通信装置を提供することを課題とする。
する。本発明にかかる通信装置は、金属保有部と、アン
テナとを備える。金属保有部は第一筐体の表面に配置さ
れる。アンテナは第一筐体の裏面から突出している。な
お、ここでいう金属保有部には、例えば、LCDパネ
ル、イヤーレシーバ等がある。
ンテナが第一筐体の裏面から突出しているため、第一筐
体が薄くても、突出している長さだけ金属保有部との距
離を大きくとることができる。よって、アンテナの通信
距離を確保できる。
ナの表面が柔軟な材料により形成されていることが好ま
しい。
テナを不意に物にぶつけてしまうことが考えられるが、
アンテナの表面は柔軟な材料により形成されるので、ア
ンテナが傷つくことを防止できる。
ナよりも遠距離の通信に使用できる遠距離通信用アンテ
ナと、遠距離通信用アンテナが取りつけられた第二筐体
とを備えることが好ましい。
けられるため、アンテナが取りつけられる第一筐体とは
別の筐体に取りつけられることになる。よって、遠距離
通信用アンテナとアンテナとの距離を大きくすることが
でき、アンテナの通信距離を確保できる。
体と第二筐体とが折り畳み可能に接合されていることが
好ましい。この場合、アンテナは第一筐体と第二筐体と
の接合部分の反対側に設けられているものとする。しか
も、遠距離通信用アンテナは第一筐体と第二筐体との接
合部分と同じ側に設けられているものとする。
アンテナと遠距離通信用アンテナとが相互に反対側に位
置することになる。よって、遠距離通信用アンテナとア
ンテナとの距離を大きくすることができ、アンテナの通
信距離を確保できる。
を参照して説明する。なお、本発明の実施形態において
は、携帯端末として携帯電話を想定して説明する。ただ
し、本発明は携帯電話にとどまらずPDA等の携帯端末
機にも適用できるものである。また、携帯電話の形状と
しては、スティックタイプなどのあらゆる形状のものが
考えられる。
接触ICカードの機能が実装されており、非接触ICカ
ードのアンテナの配置に特徴がある。しかし、非接触I
Cカードのアンテナの配置を説明する前に、携帯電話の
機能ブロック図を参照して携帯電話の機能的な構成を説
明する。
話の機能ブロック図である。本発明の実施形態にかかる
携帯電話は、音声入力部41、音声出力部42、デジタ
ル信号処理部43、RF(Radio Frequency)入出力部4
4、遠距離通信用アンテナ22、制御部50、操作部4
6、表示部47、外部I/F部48、電源部49、非接
触ICカード制御部14、アンテナ15を備える。
音声信号をデジタル信号に変換する。音声入力部41
は、マイクアンプ、フィルター、A/D変換器を有する。
音声出力部42は、受信したデジタル音声信号を、スピ
ーカーを駆動して音声として出力する。音声出力部42
は、D/A変換器、フィルター、スピーカーアンプを有す
る。
信号のエンコード、および、デジタル音声信号へのデコ
ードを行う。デジタル信号処理部43は、DSPを中心と
した畳み込み符号化、スロットインターリーブ、遅延検
波、畳み込み復号化等の専用回路を有する。
高周波送受信を行う。RF入出力部44は、直交変調器、
ゲインアンプ、パワーアンプ、ダイバーシティー、ミキ
サー、IF復調器を有する。遠距離通信用アンテナ22
は、RF入出力部44から送られたきたRF信号を送信し、
あるいはRF信号を受信してRF入出力部44に送る。な
お、遠距離通信用アンテナ22は、後述するアンテナ1
5に比べて遠距離の通信に使用可能である。
現するための制御部で、CPU、EEPROM、Flash ROM、SRA
M、等を有する。
ル、JOYスティックを有する。表示部47はLCDドライ
バ、LCD表示デバイスを有する。外部I/F部48は、
通信インターフェース回路、16ピンコネクタを有する。
電源部49は、バッテリー電源を元に各ブロックに必要
な電源を発生、供給する電源回路、および、バッテリー
への充電回路、過電流過電圧保護回路を有する。
(Integrated Circuit)化されており、制御部50によ
りデータのやりとり等が制御される。
te)との通信、および、非接触ICカード制御部14が
R/Wとなって外部のカードに対してデータのやり取り
をする際に使用される。そしてこのアンテナ15は極力
携帯端末機の表面近くに実装されることになる。アンテ
ナ15は、通常、外部のR/Wおよび外部のカードにか
ざすか軽く触れることにより通信を行なうものである。
する。図2は、本発明の実施形態にかかる携帯電話の背
面図(図2(a))、側面図(図2(b))である。本
発明の実施形態にかかる携帯電話は、第一筐体10、第
二筐体20、接合部30を備える。第一筐体10および
第二筐体20は、その端部で接合部30により折り畳み
可能に接合されている。なお、折り畳みは、図2(b)
の矢印方向に可能である。
ーレシーバ13、非接触ICカード制御部14、アンテ
ナ15を備える。
文字や画像等を表示するためのパネルであり、金属を有
する。LCDパネル12は、第一筐体10の表面に配置
される。イヤーレシーバ13は、携帯電話のユーザが耳
をあてて音を聴き取るためのものであり、金属を有す
る。イヤーレシーバ13も、LCDパネル12が配置さ
れている第一筐体10の表面に配置される。なお、LC
Dパネル12およびイヤーレシーバ13は、金属を保有
する金属保有部に相当する。
を非接触ICカードとして機能させるためのものであ
る。非接触ICカード制御部14は、第一筐体10に内
蔵されている。
14が通信を行なうために使用するアンテナである。ア
ンテナ15の通信距離は、通常、数cmから十数cm程度と
いったごく短距離である。よって、アンテナ15を使用
した通信を行なう場合は、アンテナ15に通信対象をか
ざすか軽く触れることが好ましい。なお、アンテナ15
は、プリント基板またはフレキシブル基板により構成さ
れる。
突出して設けられている。なお、「裏面」とは、LCD
パネル12およびイヤーレシーバ13が配置されている
第一筐体10の表面と向かい合わせになっている面をい
う。
材料により形成されている。柔軟な材料としては、例え
ばラバー(ゴム)系の材料やクッション性のある柔らか
めの樹脂であればよい。また、アンテナ15の表面を柔
軟な材料により形成する場合は、例えば柔軟な材料によ
り形成されたラベルシールをアンテナ15に貼る、柔軟
な材料により形成したパネル(ワッペン)をアンテナ1
5に貼る等の製造方法が考えられる。
位置しており、接合部30からは遠く離れている。
2を備える。遠距離通信用アンテナ22は、アンテナ1
5よりも遠距離の通信に使用できるアンテナである。遠
距離通信用アンテナ22は、携帯電話としての通信を行
なう際に使用される。遠距離通信用アンテナ22は、接
合部30と同じ側に位置しており、接合部30から近く
に配置されている。
る。
せる場合、アンテナ15を、外部のR/Wおよび外部の
カードに数cmから十数cmの距離にかざすか軽く触れさせ
る。このとき、アンテナ15は第一筐体10の裏面から
突出しているため、アンテナ15の位置がわかりやす
い。
面から突出しているということにより、外部のR/W等
に不意にぶつけてしまうことがある。これにより、携帯
電話に衝撃を与え故障させてしまう。あるいは、特に最
近の携帯電話のようにきれいに表面仕上げされた部分を
傷つける。しかし、アンテナ15の表面または全体が柔
軟な材料により形成されているため、衝撃に耐え、しか
も傷つくことを防止できる。
とにより、非接触ICカード制御部14と外部のR/W
等が通信を行なう。この際、アンテナ15の付近に金属
があると通信に悪影響を及ぼす。携帯電話における金属
を有する部分は、例えば、LCDパネル12、イヤーレ
シーバ13および遠距離通信用アンテナ22である。
面から突出していることにより、LCDパネル12、イ
ヤーレシーバ13による通信への悪影響が防止できる。
その理由を図3を参照して説明する。図3(a)は、ア
ンテナ15付近の携帯電話の拡大側面図である。アンテ
ナ15と、LCDパネル12およびイヤーレシーバ13
との距離d1は、d1=d2−t2となる。ただし、d
2は第一筐体10の厚み、t2はLCDパネル12およ
びイヤーレシーバ13の厚みである。アンテナ15は第
一筐体10の裏面から突出しているため、第一筐体10
の厚みt1だけ、LCDパネル12およびイヤーレシー
バ13との距離を大きくとることができる。
15を内蔵したような比較例と比較すれば明らかであ
る。図3(b)においては、d1=d2−t2―t1と
なる。すなわち、本実施形態においては、図3(b)に
示すような比較例と比較して、d1がt1だけ大きくな
る。距離d1が大きい程、LCDパネル12、イヤーレ
シーバ13による通信への悪影響が防止できる。
面から突出していることにより、LCDパネル12、イ
ヤーレシーバ13による通信への悪影響が防止できる。
また、図3(b)に示すような構成をとる場合に比べ
て、距離d1が等しい場合は、第一筐体10の厚みd2
をt1だけ薄くできる。
られ、かつ遠距離通信用アンテナ22は第二筐体20に
設けられることにより、遠距離通信用アンテナ22によ
る通信への悪影響が防止できる。アンテナ15と遠距離
通信用アンテナ22との距離を大きくとることができる
からである。
遠距離通信用アンテナ22との位置関係について説明す
る。図4は、携帯電話を図2(b)に示す矢印方向に折
り畳んだ状態を示す側面図である。携帯電話の側面はほ
ぼ長方形となり、アンテナ15と遠距離通信用アンテナ
22とは対角線上に位置し、遠く離れている。よって、
遠距離通信用アンテナ22による通信への悪影響が防止
できる。
が第一筐体10の裏面から突出しているため、第一筐体
10が薄くても、突出している長さt1だけLCDパネ
ル12およびイヤーレシーバ13との距離d1を大きく
とることができる。よって、アンテナ15の通信距離を
確保できる。
より、アンテナ15を不意に物にぶつけてしまうことが
考えられるが、アンテナ15の表面は柔軟な材料により
形成されるので、アンテナ15が傷つくことを防止でき
る。
筐体20に取りつけられるため、アンテナ15が取りつ
けられる第一筐体10とは別の筐体に取りつけられるこ
とになる。よって、遠距離通信用アンテナ22とアンテ
ナ15との距離を大きくすることができ、アンテナ15
の通信距離を確保できる。
折り畳んだ際に、アンテナ15と遠距離通信用アンテナ
22とが携帯電話の側面の対角線上に位置することにな
る。よって、遠距離通信用アンテナ22とアンテナ15
との距離を大きくすることができ、アンテナ15の通信
距離を確保できる。
裏面から突出しているため、第一筐体が薄くても、突出
している長さだけ金属保有部との距離を大きくとること
ができる。よって、アンテナの通信距離を確保できる。
ック図である。
(図2(a))、側面図(図2(b))である。
3(a))、アンテナ15を内蔵する構成をとった比較
例の側面図(図3(b))である。
んだ状態を示す側面図である。
機を想定した場合の非接触型ICカードのアンテナ部の
配置を示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】第一筐体の表面に配置される金属保有部
と、 前記第一筐体の裏面から突出したアンテナと、 を備えた通信装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の通信装置であって、 前記アンテナの表面は柔軟な材料により形成されている
通信装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の通信装置であって、 前記アンテナよりも遠距離の通信に使用できる遠距離通
信用アンテナと、 前記遠距離通信用アンテナが取りつけられた第二筐体
と、 を備えた通信装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の通信装置であって、 前記第一筐体と前記第二筐体とが折り畳み可能に接合さ
れており、 前記アンテナは前記第一筐体と前記第二筐体との接合部
分の反対側に設けられ、 前記遠距離通信用アンテナは前記第一筐体と前記第二筐
体との接合部分と同じ側に設けられている通信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126942A JP2002324220A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 通信装置 |
US10/131,327 US6973327B2 (en) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | Communication module and communication apparatus having such a communication module |
KR1020020022372A KR20020082787A (ko) | 2001-04-25 | 2002-04-24 | 통신용 모듈 및 이러한 통신용 모듈을 갖춘 통신 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001126942A JP2002324220A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324220A true JP2002324220A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18975899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001126942A Abandoned JP2002324220A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002324220A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004077345A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Simリーダライタおよび携帯電話機 |
JP2006166265A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Fujitsu Ltd | アンテナ装置及び無線通信装置 |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001126942A patent/JP2002324220A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004077345A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Simリーダライタおよび携帯電話機 |
US7597259B2 (en) | 2003-02-25 | 2009-10-06 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | SIM reader/writer and cellular phone |
JP2006166265A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Fujitsu Ltd | アンテナ装置及び無線通信装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051109 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060428 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060518 |