JP2002323865A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置及び電子機器

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JP2002323865A
JP2002323865A JP2001128051A JP2001128051A JP2002323865A JP 2002323865 A JP2002323865 A JP 2002323865A JP 2001128051 A JP2001128051 A JP 2001128051A JP 2001128051 A JP2001128051 A JP 2001128051A JP 2002323865 A JP2002323865 A JP 2002323865A
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Japan
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conductive film
liquid crystal
film
wiring
connection terminal
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JP2001128051A
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Toyoaki Nakada
豊明 中田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACFによる接続端子と外部回路との接続状
態を容易に確認することができ、かつ低抵抗の配線を備
えた動作特性の優れた電気光学装置及びこの電気光学装
置を備えた電子機器を提供する。 【解決手段】 配線基板21上の出力端子25とACF
を介して接続される基板11a上に設けられた接続端子
31は、ITO膜31bが形成された透明導電膜領域6
1と、ITO膜31bとCu膜31aとが積層された積
層膜が形成された積層領域60とを有して形成される。
また、接続端子31とセグメント電極15aを接続する
配線41は、ITO膜41bとCu膜41aとが積層さ
れて形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶装置、
EL(エレクトロルミネッセッンス)表示装置、PDP
(プラズマディスプレイパネル)などの電気光学装置に
関する。また、本発明は、その電気光学装置を用いて構
成される電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気光学装置の一例である液晶装置で
は、例えば、一方の透明基板に形成した複数のストライ
プ状のコモン電極と他方の透明基板に形成した複数のス
トライプ状のセグメント電極とを互いに交差させること
によってドットマトリクス状の複数の画素が形成されて
いる。両基板間には液晶が封入されており、各画素に印
加する電圧を選択的に変化させることによって、各画素
の液晶を透過する光を変調し、これにより文字などの像
を表示する。透過型液晶装置では、コモン電極あるいは
セグメント電極の材料としては、ITO(Indium Tin
Oxide:インジウムチンオキサイド)などの透明導電
膜材料が用いられる。
【0003】一方、電気光学装置には、電気光学装置駆
動用ICや配線基板といった外部回路との間の接続部分
を確保するため、一方の基板の端部には、コモン電極及
びセグメント電極に対して配線を介して電気的に接続す
る接続端子が形成されている。接続端子と外部回路とは
ACF(異方性導電膜)を介して電気的に接続され、こ
の接続方法としては熱圧着法が用いられている。
【0004】配線及び接続端子は、コモン電極あるいは
セグメント電極と同一層であるITO電極から形成され
ているため透明である。これにより、基板の裏側から接
続端子と外部回路とを接続するACFの状態を容易に観
察することができ、接続状態が良好か否かが比較的簡単
に判別できる。しかしながら、ACFを用いた接続端子
と外部回路との接続実装の品質確認を容易に行うことが
できる反面、ITO電極は電気抵抗が高いため、配線及
び接続端子をITO電極から形成することにより液晶装
置の動作特性に悪影響を及ぼすという問題がある。ま
た、電気抵抗が高い場合、抵抗値のばらつきによる影響
も大きいため、液晶装置の表示品位が低下するという問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
ような問題に鑑みてなされたものであり、ACFによる
接続端子と外部回路との接続状態を容易に確認すること
ができ、かつ低抵抗の配線を備えた動作特性の優れた電
気光学装置及びこの電気光学装置を備えた電子機器を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明は以下のような構成を採用している。
【0007】本発明の電気光学装置は、第1基板と、前
記第1基板上に形成された電極と、前記電極と電気的に
接続された、透明導電膜と該透明導電膜よりも導電性の
高い導電膜との積層を有する配線と、前記電極と前記配
線を介して電気的に接続される、透明導電膜が形成され
た透明導電膜領域を有する接続端子と、を具備すること
を特徴とする。
【0008】本発明のこのような構成によれば、配線
は、例えばITO膜といった透明導電膜と透明導電膜よ
りも導電性の導電膜とが積層されてなるので、透明導電
膜のみで形成した配線よりも導電性の高い配線を得るこ
とができ、動作特性が安定した電気光学装置を得ること
ができる。更に、接続端子は、透明導電膜が形成された
透明導電膜領域を有するので、第1基板と外部回路とを
この接続端子を用いて異方性導電膜(ACF)により接
続した場合に、第1基板の接続端子が形成されていない
面側から、接続端子と外部回路とを接続するACFの状
態を容易に観察することができ、接続不良のない電気光
学装置を安定して得ることができる。
【0009】また、前記接続端子の透明導電膜は、前記
配線の透明導電膜が延在されてなることを特徴とする。
このような構成によれば、接続端子と配線の一部である
透明導電膜を同一工程で形成することができ、別工程で
形成する場合と比較して、接続端子と配線との接続不良
の発生が軽減する。
【0010】また、前記接続端子は、前記配線の導電膜
が延在されてなる導電膜と前記接続端子の透明導電膜が
延在されてなる透明導電膜とが積層された積層膜が形成
された積層領域を更に有することを特徴とする。このよ
うな構成によれば、透明導電膜と透明導電膜よりも導電
性の高い導電膜とを積層した積層膜が形成された積層領
域を設けることにより、接続端子全体の電気抵抗を低く
することができ、動作特性が安定した液晶装置を得るこ
とができる。
【0011】また、前記導電膜の厚さは、0.035〜
0.33μmであることを特徴とする。このような構成
によれば、0.035μm以上の厚さとすることにより
低抵抗の配線または接続端子を得ることができる。ま
た、0.33μm以下の厚さとすることにより、導電膜
を覆うように透明導電膜を形成する場合において、透明
導電膜の段切れの発生が少なく、常に安定した抵抗値の
配線または接続端子を得ることができる。
【0012】また、前記透明導電膜の厚さは、0.03
5〜0.33μmであることを特徴とする。このような
構成によれば、望ましい抵抗の透明導電膜を得ることが
できる。
【0013】また、前記透明導電膜は、インジウムチン
オキサイドからなることを特徴とする。このように透明
導電膜としてインジウムチンオキサイドを用いることが
できる。
【0014】また、前記導電膜は不透明であることを特
徴とする。このような構成によれば、配線に不透明膜を
用いることにより、外部回路と接続端子との接続工程時
において、接続端子と外部回路の出力用端子との位置合
わせを容易に行うことができ、更に接続後の接続端子と
出力端子との位置ずれも第1基板の接続端子が形成され
ていない面側から確認することができる。
【0015】また、前記導電膜は、クロム、アルミニウ
ム、金、銀、銅のいずれか1つを含むことを特徴とす
る。このように導電膜として、クロム、アルミニウム、
銀、金、銅の少なくともいずれか一つを含む金属を用い
ることができる。例えば、これら金属単体を用いてもよ
いし、またこれら金属のいずれか一つを含む合金、例え
ば銀・銅・金の合金といった銀合金、パラチウム(P
t)・銅(Cu)を含む合金や、銀・ルテニウム(R
u)・銅の合金などを用いることができるまた、前記接
続端子に異方性導電膜を介して電気的に接続される接続
部を有する外部回路を、更に具備することを特徴とす
る。ここで、外部回路とは、電気光学装置駆動用IC、
配線基板、電気光学装置駆動用ICが配線基板に実装さ
れてなる回路基板など、接続端子と異方性導電膜を介し
て接続する接続部を有するものをいう。
【0016】また、前記第1基板と対向する第2基板
と、前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された液
晶層と、を更に具備することを特徴とする。このように
電気光学装置として液晶が用いられる液晶装置に適用す
ることができる。
【0017】本発明の電子機器は、上述に記載の電気光
学装置を有することを特徴とする。このように上述した
電気光学装置は、パーソナルコンピュータや、携帯電
話、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビやビューファ
インダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カー
ナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプ
ロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端
末、タッチパネルを備えた機器などの電子機器に用いる
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図1〜
図4を用いて、本発明による電気光学装置の一例として
COF(Chip On Film)方式を採用したパッシブマ
トリクス型液晶装置について説明する。
【0019】図1は本実施形態の液晶装置100の概略
分解斜視図であり、液晶パネル1と外部回路2との接続
部分を説明するための図である。図2は液晶装置100
の概略斜視図であり、セグメント電極15a及びコモン
電極15bの各々と外部回路としての回路基板2とを電
気的に接続する配線40、配線41及び接続端子31の
配置を説明するための図である。図3は、液晶パネルと
外部回路との接続部分を示す部分概略平面図であり、接
続端子31、配線40及び配線基板21上に形成された
接続部としての出力用端子25aとの配置関係を説明す
るための図である。図4は、図3の線A−A’で切断し
た液晶装置100の断面図である。
【0020】図1に示すように、液晶装置100では、
液晶パネル1と回路基板2とがACF32により電気的
に接続されている。
【0021】図2及び図4に示すように、液晶パネル1
は、ガラス、合成樹脂等の透光性材料からなる一対の基
板11a及び基板11bを備える。基板11a及び基板
11bは、液晶注入口を除く基板外周部に沿ってほぼ矩
形状に形成されたシール材12及び液晶注入口に形成さ
れた封止材112によって接着されている。一対の基板
11aおよび基板11b、シール材12、封止材112
により区画形成された領域には液晶注入口から注入され
たTN型液晶層20が封入されている。また、一対の基
板11a及び11bを挟むように一対の偏光板14a及
び14bが配置されている。
【0022】基板11aの基板11bと対向する面に
は、複数のストライプ状の透明導電膜であるITOから
なるセグメント電極15aが形成されている。一方、基
板11bの基板11aと対向する面には、複数のストラ
イプ状の透明導電膜であるITOからなるコモン電極1
5bが形成されている。セグメント電極15a及びコモ
ン電極15bの延設方向は互いに直交しており、セグメ
ント電極15a及びコモン電極15bの交点ごとに画素
が形成される。従って、液晶パネル1の表示領域には多
数の画素がドットマトリクス状に配列される。基板11
a及び基板11bには、セグメント電極15a、コモン
電極15bをそれぞれ覆って表示領域の全体に無機膜か
らなるオーバーコート層16a、16bが設けられてい
る。更には、それぞれのオーバーコート層16a、16
b上には、例えばポリイミド系樹脂からなる配向膜17
a、17bが表示領域の全体を覆うように設けられてい
る。
【0023】基板11aは基板11bの端部より突出す
る張り出し部を備える。張り出し部には複数の接続端子
31、接続端子31とセグメント電極15aとを電気的
に接続する配線41、接続端子31とコモン電極15b
とを電気的に接続する配線40が形成されている。接続
端子31、配線41、配線40の詳細な構造について
は、後述する液晶パネル1と回路基板2との接続部の構
造の説明にて記載する。
【0024】図1、図2及び図4に示すように、外部回
路としての回路基板2は、配線基板21と配線基板21
上に実装された液晶駆動用IC22と、チップ部品23
とを備える。本実施形態においては、液晶パネルを構成
する基板上に液晶駆動用ICを直接実装するCOG(Ch
ip On Glass)方式とは異なり、配線基板上に液晶駆
動用ICが実装されたCOF(Chip On Film)方式を
用いている。
【0025】配線基板21は、ポリイミドなどの可撓性
のベース基板24上にCr等の配線パターン25を形成
してなる。配線パターン25は接着剤層によってベース
基板24の上に固着してもよいし、スパッタリング法、
ロールコート法などの成膜法を用いてベース基板24の
上に直接成膜しても良い。なお、配線基板21は、エポ
キシ基板のように比較的に硬質で厚い基板の上にCr等
によって配線パターンを形成することによっても作成で
きる。
【0026】図1に示すように、配線パターン25に
は、配線基板21の一端側に形成される複数の接続部と
しての出力用端子25aと、配線基板21の他端側に形
成される複数の入力用端子25bと、液晶駆動用IC2
2が装着される領域に設けられた複数のIC用端子25
cとが含まれる。
【0027】液晶駆動用IC22は、その接合面、すな
わち能動面に複数のバンプ22aを備え、個々のバンプ
22aは所定のIC端子25cに対し、ACF26を介
してそれぞれ電気的に接続される。チップ部品23は半
田付けによって配線基板21上の所定位置に実装され
る。ここで、チップ部品23としては、コンデンサ、抵
抗などの能動部品や、コネクタなどの電子要素が考えら
れる。
【0028】次に液晶パネル1と回路基板2との接続部
の構造について詳細に説明する。
【0029】図1、図2及び図4に示すように、回路基
板2はACF32によって基板11aの張り出し部に形
成された接続端子31に接続される。ACF32は接着
用樹脂32a及び接着用樹脂32aに混入された導電粒
子32bからなり、その接着用樹脂32aによって回路
基板2の出力用端子25aが形成された側の端部と、基
板11aの張り出し部とが接着される。そして、回路基
板2と基板11aとの間に挟まれる導電粒子32bを介
して、対向しあう接続端子31と出力用端子25aとが
互いに電気的に接続される。図4に示すように、ベース
基板24及び基板11bの間に形成される隙間は、樹脂
製のモールド材34により封止される。
【0030】回路基板2を接続端子31に接続する際に
は、ACF32を介して回路基板2の出力用端子25a
を接続端子31に載せた状態で回路基板2に対して加熱
圧着ヘッドを押し付けて、熱及び圧力を加える。これに
よりACF32の接着用樹脂32aが溶融する。その
後、加熱圧着ヘッドを取り除いてACF32を自然冷却
すると、導電粒子32bを介して出力用端子25aと接
続端子31とが電気的に接続された状態で接着用樹脂3
2aが固化する。尚、ここでは、接続端子31とは、外
部回路2と液晶パネル1とを電気的に接続するACF3
2が設けられる領域に配置された基板11a上の導電膜
を指す。
【0031】図2に示すように、コモン電極15bは、
配線40の接続端子31が接続する端部とは反対の端部
と、基板11aと基板11bとの間に配置された導通材
(図示せず)を介して電気的に接続されている。従っ
て、外部回路2からのコモン電極用の駆動用信号は、接
続端子31、配線40、導通材を通ってコモン電極15
bへ出力される。一方、外部回路2からのセグメント電
極用の駆動用信号は、接続端子31、配線41を通って
セグメント電極15aへ出力される。
【0032】配線40は、セグメント電極15aと同一
工程で形成された透明導電膜であるITO膜40bと、
ITO膜40b(図3において実線で図示)よりも導電
性の高い導電膜としてのクロム(Cr)膜40a(図3
において実線で図示)とが積層された構造となってい
る。Cr膜40aは基板11a上に例えばスパッタリン
グなどにより形成され、図3に示すようにITO膜40
aはCr膜40aのエッジ部を覆うように形成されてい
る。配線40と電気的に接続する接続端子31は、Cr
膜40aが延在してなるCr膜31aとITO膜40a
が延在してなるITO膜31bとが積層した積層膜が形
成された積層領域60と、ITO膜40aが更に延在し
て透明導電膜が形成された透明導電膜領域61とを有す
る。
【0033】図3及び図4に示すように、配線41は、
セグメント電極15aと同一工程で同一層に形成された
透明導電膜であるITO膜41b(図3において実線で
図示)と、ITO膜41bよりも導電性の高い導電膜と
してのCr膜41a(図3において点線で図示)とが積
層された構造となっている。Cr膜41aは、上述のC
r膜40aと同一工程で基板11a上に形成され、IT
O膜41aはCr膜41aのエッジ部を覆うようにコモ
ン電極15aが延在した形状に形成されている。配線4
1と電気的に接続する接続端子31は、Cr膜41aが
延在してなるCr膜31aとITO膜41aが延在して
なるITO膜31bとが積層した積層膜が形成された積
層領域60と、ITO膜41aが更に延在して透明導電
膜が形成された透明導電膜領域61とを有する。
【0034】配線基板21上に形成された出力用端子2
5a(図3において一点鎖線で図示)は、その幅が接続
端子31の幅よりも広くなるように形成されており、回
路基板2と液晶パネル1とのACFによる接続工程の際
に、複数の接続端子が配置される方向に例え位置ずれが
生じても、出力端子25a内に確実に接続端子31がお
さまり、高品質の液晶装置を安定して得ることができ
る。
【0035】接続端子31は、配線40及び配線41と
同様に、ITO膜31aがCr膜31bのエッジ部を覆
うようにITO膜31aが形成された構造となってい
る。本実施形態においては、積層領域60における接続
端子31、配線40、配線41は、それぞれITO膜の
幅aの長さが約50〜200μmに形成され、ITO膜
とCr膜のそれぞれのエッジ部の距離bが約4〜5μm
に形成されている。このように、Cr膜及びITO膜そ
れぞれのパターニング精度及び製造工程中における位置
ずれを考慮して、Cr膜の幅をITO膜の幅よりも狭く
なるように設定することにより、Cr膜はITO膜が形
成された領域内に確実に形成されることになる。これに
より、Cr膜がITO膜が形成された領域をはみ出すよ
うに形成されることがないので、常に一定の幅の接続端
子31、配線40及び配線41を得ることができる。
【0036】Cr膜31a、40a、41aの厚みとし
ては、0.035〜0.33μmが好ましい。厚みが
0.035μmより薄いと望ましい低抵抗の接続端子及
び配線が得られない。また、厚みが0.33μmより厚
いとCr膜を覆って形成されるITO膜が、Cr膜のエ
ッジ部付近で段切れをおこしやすく接続端子31、配線
40及び配線41が不良となるおそれがある。また、C
r膜の厚みが厚すぎて配線40及び配線41の厚さが厚
くなると、シール材12により囲まれた表示領域の配線
40及び配線41に近い外周部付近のセルギャップが表
示領域の中央部付近のセルギャップと異なってしまい、
表示外周部の表示特性が悪くなってしまうため、Cr膜
の厚みは0.33μm以下にすることが望ましい。尚、
ITO膜は、望ましい抵抗を得るために、本実施形態に
おいては0.035〜0.33μmの厚みに形成されて
いる。
【0037】本実施形態においては、接続端子31にお
いて、接続端子31の長手方向に、ほぼ1対1の割合で
積層領域60と透明導電膜領域61とが形成されてい
る。本実施形態において、接続端子31は、ITO膜と
ITO膜よりも導電性の高いCr膜とを積層した積層膜
が形成された積層領域60を有するので、接続端子全体
の電気抵抗を低くすることができ、動作特性が安定した
液晶装置を得ることができる。更に、ITO膜が形成さ
れた透明導電膜領域61を設けることにより、液晶パネ
ル1と回路基板2とをACFを介して接着した場合に、
基板11aの裏側から、接続端子31と出力用端子25
aとを電気的に接続するACFの状態を容易に観察する
ことができ、接続端子と外部回路との接続状態が良好か
否かが簡単に判別できる。また、本実施形態において
は、接続端子31に不透明のCr膜を用いているので、
回路基板2と接続端子31との圧着接続工程時におい
て、接続端子31と不透明の出力用端子25aとの位置
合わせを容易に行うことができ、また、圧着接続後の接
続端子31と出力端子25aとの位置ずれも基板11a
の裏側から確認することができる。
【0038】また、本実施形態においては、ITO膜と
ITO膜よりも導電性の高いCr膜とを積層した配線を
用いているので、ITO膜のみで形成した配線よりも導
電性の高い配線を得ることができ、動作特性が安定した
高品質の液晶装置を得ることができる。
【0039】(第2の実施形態)以下、図5〜図7を用
いて、本発明による電気光学装置の一例としてCOG(C
hip On Glass)方式を採用したパッシブマトリクス型
液晶装置について説明する。尚、第1の実施形態と同様
の構成については同じ符号を付し、同様の構成について
の説明を一部省略して異なる構成についてのみ説明す
る。
【0040】図5は、液晶装置2100の概略斜視図で
あり、セグメント電極15a及びコモン電極15bそれ
ぞれと外部回路としての液晶駆動用IC102とを電気
的に接続する配線150及び配線141、液晶駆動用I
C122と外部回路としての配線基板121とを電気的
に接続する接続配線231の配置を説明するための図で
ある。図6は、液晶パネル101と液晶駆動用IC12
2との接続部分及び液晶パネル101と配線基板121
の接続部分を示す部分概略平面図であり、配線141、
第1接続端子131、第2接続端子331、接続配線2
31、第3接続端子431、出力用端子125、液晶駆
動用IC122のバンプ122a及び122bの配置を
説明するための図である。図7は、図6の線B−B’で
切断した液晶装置2100の断面図である。
【0041】上述の第1の実施形態では、液晶駆動用I
Cは配線基板上に設けられており、配線基板を介して液
晶パネルと液晶駆動用ICとが電気的に接続していた
が、本実施形態では、図5に示すように液晶駆動用IC
122が液晶パネル1を構成する基板11a上に直接実
装されるCOG方式を採用している。
【0042】液晶装置2100では、液晶パネル101
と配線基板121、液晶パネル101と液晶駆動用IC
122とはそれぞれACF32により電気的に接続され
ている。
【0043】基板11aの張り出し部には、コモン電極
15bと電気的に接続する配線150、セグメント電極
15aと電気的に接続する配線141、配線141及び
配線150それぞれに電気的に接続し、かつ液晶駆動用
IC122のバンプ122aと接続する第1接続端子1
31、液晶駆動用IC122のバンプ122bと配線基
板121の出力端子125とを電気的に接続する第2接
続端子331、接続配線231及び第3接続端子431
が形成されている。これら配線及び接続端子の詳細な構
造については、後述する液晶パネル101と配線基板1
21及び液晶駆動用IC122との接続部の構造の説明
にて記載する。ここで、接続端子とは、液晶駆動用IC
122または配線基板121と、液晶パネル101とを
電気的に接続するACF32が設けられる領域に配置さ
れた基板11a上の導電膜を指す配線基板121は、上
述の第1実施形態の配線基板と同様に、ポリイミドなど
の可撓性のベース基板上にCr等の配線パターンを形成
してなる。配線パターンには、配線基板121の一端側
に形成される複数の接続部としての出力用端子125
と、配線基板121の他端側に形成される複数の入力用
端子(図示せず)とが含まれる。
【0044】液晶駆動用IC122は、その接合面、す
なわち能動面に複数の接続部としてのバンプ122a及
び122bを備えている。個々のバンプ122aはそれ
ぞれ対応する第1接続端子131とACF32を介して
接続し、個々のバンプ122bはそれぞれ対応する第2
接続端子331とACF32を介して接続する。
【0045】次に液晶パネル101と配線基板121及
び液晶駆動用IC122との接続部の接続部の構造につ
いて図6及び図7を用いて詳細に説明する。尚、図6に
おいて、太い点線は液晶駆動用IC122を、太い実線
は配線基板121の端部121aを、細い点線は基板1
1aの端部11a’を示す。
【0046】配線基板121はACF32によって基板
11aの張り出し部に形成された第3接続端子431に
接続される。ACF32は接着用樹脂32a及び接着用
樹脂32aに混入された導電粒子32bからなり、その
接着用樹脂32aによって配線基板121の出力用端子
125が形成された側の端部と、基板11aの張り出し
部とが接着される。そして、配線基板121と基板11
aとの間に挟まれる導電粒子32bを介して、対向しあ
う第3接続端子431と出力用端子125とが互いに電
気的に接続される。また、液晶駆動用IC122のバン
プ122bは、ACF32によって第2接続端子331
に接続される。第2接続端子331及び第3接続端子4
31はそれぞれ接続配線231の一端部と他端部に接続
される。
【0047】接続配線231は、セグメント電極15a
と同一工程で形成された透明導電膜であるITO膜23
1b(図6において細い実線で図示)と、ITO膜23
1bよりも導電性の高い導電膜としてのCr膜231a
(図6において細い点線で図示)とが積層された構造と
なっている。Cr膜231aは基板11a上に例えばス
パッタリングなどにより形成され、図6に示すようにI
TO膜231bはCr膜231aのエッジ部を覆うよう
に形成されている。接続配線231と電気的に接続する
接続端子331は、Cr膜231aが延在してなるCr
膜331aとITO膜231aが延在してなるITO膜
331bとが積層した積層膜が形成された積層領域60
と、ITO膜231aが更に延在してITO431bが
形成された透明導電膜領域61とを有する。また、接続
配線231と電気的に接続する接続端子431も同様
に、Cr膜231aが延在してなるCr膜431aとI
TO膜231aが延在してなるITO膜431bとが積
層した積層膜が形成された積層領域60と、ITO膜2
31aが更に延在してなるITO膜431bが形成され
た透明導電膜領域61とを有する。これら第2接続端子
331及び第3接続端子431も、接続配線231と同
様に、Cr膜のエッジ部を覆うようにITO膜が形成さ
れた形状となっている。
【0048】コモン電極15bは、配線150の第1接
続端子131が接続する端部とは反対の端部と、基板1
1aと基板11bとの間に配置された導通材(図示せ
ず)を介して電気的に接続されている。従って、液晶駆
動用IC122からのコモン電極用の駆動用信号は、第
1接続端子131、配線150、導通材を通ってコモン
電極15bへ出力される。一方、液晶駆動用IC122
からのセグメント電極用の駆動用信号は、第1接続端子
131、配線141を通ってセグメント電極15aへ出
力される。
【0049】配線150は、コモン電極15aと同一工
程で形成された透明導電膜であるITO膜(図示せず)
と、ITO膜よりも導電性の高い導電膜としてのCr膜
(図示せず)とが積層された構造となっている。
【0050】配線141は、コモン電極15aと同一工
程で同一層に形成された透明導電膜であるITO膜14
1b(図6において細い実線で図示)と、ITO膜41
bよりも導電性の高い導電膜としてのCr膜141a
(図6において細い点線で図示)とが積層された構造と
なっている。Cr膜141aは、上述のCr膜231a
と同一工程で基板11a上に形成され、ITO膜141
aはCr膜141aのエッジ部を覆うようにコモン電極
15aが基板11aの一端部に向かって延在した形状に
形成されている。
【0051】配線141及び配線150それぞれと電気
的に接続する第1接続端子131は、Cr膜141aが
延在してなるCr膜131aとITO膜141bが延在
してなるITO膜131bとが積層した積層領域60
と、ITO膜141aが更に延在したITO膜131b
が形成された透明導電膜領域61とを有する。
【0052】配線基板121上に形成された出力用端子
125(図6において一点鎖線で図示)は、その幅が第
3接続端子431の幅よりも広くなるように形成されて
いる。また、バンプ122a及び122bも、その幅が
それぞれ対応する第1接続端子131及び第2接続端子
331の幅よりも広くなるように形成されている。
【0053】本実施形態において、第1接続端子131
及び第2接続端子331は、ITO膜とITO膜よりも
導電性の高いCr膜とを積層した積層膜が形成された積
層領域60と、ITO膜が形成された透明導電膜領域6
1とを有している。このように積層領域60を設けるこ
とにより、ITO膜のみで接続端子を形成する場合と比
較して、接続端子全体の電気抵抗を低くすることがで
き、動作特性が安定した液晶装置を得ることができる。
更に、ITO膜が形成された透明導電膜領域61を設け
ることにより、基板11aの接続端子が形成されていな
い面側から、第1接続端子131及び第2接続端子と液
晶駆動用IC122のバンプ122a及び122bとを
それぞれ電気的に接続するACFの状態を容易に観察す
ることができ、接続端子と液晶駆動用ICのバンプとの
接続状態が良好か否かが簡単に判別できる。また、本実
施形態においては、第1接続端子131及び第2接続端
子に不透明のCr膜を用いているので、接続端子と液晶
駆動用ICのバンプとの接続圧着工程時において、接続
端子とバンプとの位置合わせを容易に行うことができ、
また、接続後の接続端子とバンプとの位置ずれも基板1
1aの裏側から確認することができる。
【0054】また、本実施形態においては、第3接続端
子431は、ITO膜とITO膜よりも導電性の高いC
r膜とを積層した積層膜が形成された積層領域60と、
ITO膜が形成された透明導電膜領域61とを有してい
る。このように積層領域60を設けることにより接続端
子全体の電気抵抗を低くすることができ、動作特性が安
定した液晶装置を得ることができる。更に、ITO膜が
形成された透明導電膜領域61を設けることにより、基
板11aの接続端子が形成されていない面側から、第3
接続端子431と配線基板121の出力用端子125と
を電気的に接続するACFの状態を容易に観察すること
ができ、接続端子と出力用端子との接続状態が良好か否
かが簡単に判別できる。また、本実施形態においては、
第3接続端子431に不透明のCr膜を用いているの
で、接続端子と出力用端子との接続工程時において、接
続端子と出力用端子との位置合わせを容易に行うことが
でき、また、接続後の接続端子と出力用端子との位置ず
れも基板11aの接続端子が形成されていない面側から
確認することができる。
【0055】また、本実施形態においては、ITO膜と
ITO膜よりも導電性の高いCr膜とを積層した配線1
41、配線150及び配線231を用いているので、I
TO膜のみで形成した配線よりも導電性の高い配線を得
ることができ、動作特性が安定した高品質の液晶装置を
得ることができる。
【0056】以上のように、本発明は、COG方式を採
用した液晶装置にも適用できる。
【0057】(変形例)上述の実施形態においては、外
部回路と電気的に接続する液晶パネルの基板上に形成さ
れた接続端子は、ITO膜とCr膜とが積層された積層
領域とITO膜が形成された透明導電膜領域とを有して
いるが、透明導電膜領域のみを有していても良い。以下
に、変形例として図8及び図9を用いて説明する。
【0058】変形例における液晶装置は、上述の第1実
施形態の液晶装置と接続端子部の構造が異なる点でのみ
相違するので、この相違点のみについて説明する。図8
は、回路基板と液晶パネルとの接合部における概略部分
平面図であり、配線41と、配線41と回路基板の出力
用端子25aとACF32を介して接続する接続端子5
31と、出力用端子25aの配置を説明するための図で
ある。図9は、図8の線C−C’で切断した液晶装置の
断面図である。
【0059】図8及び図9に示すように、変形例におけ
る接続端子531は、配線41のITO膜41bが延在
して形成された透明導電膜領域61のみを有する。この
ように、接続端子531は透明導電膜領域61を有して
いるので、基板11aの裏側から、接続端子531と回
路基板2の出力用端子25とを電気的に接続するACF
32の状態を容易に観察することができ、接続端子と出
力用端子との接続状態が良好か否かが簡単に判別でき
る。また、配線41はITO膜41bとITO膜41b
よりも導電性の高いCr膜41aとが積層されて形成さ
れているので、ITO膜のみで形成した配線よりも導電
性の高い配線を得ることができ、動作特性が安定した高
品質の液晶装置を得ることができる。
【0060】上述の実施形態や変形例では、導電膜とし
てCr膜を例にあげたが、ITO膜よりも導電性の高い
導電膜であればよく、Crの他に、例えば銅(Cu)、
アルミニウム(Al)、銀(Ag)、金(Au)の少な
くともいずれか一つを含む金属を用いることができる。
例えば、これら金属単体を用いてもよいし、またこれら
金属のいずれか一つを含む合金、例えば銀・銅・金の合
金といった銀合金、パラチウム(Pt)・銅(Cu)を
含む合金や、銀・ルテニウム(Ru)・銅の合金などを
用いることができる。
【0061】また、上述した実施形態や変形例では、透
過型の液晶装置を例にあげたが、半透過半反射型液晶装
置や反射型液晶装置に適用することもできる。また、上
述した実施形態や変形例では、スイッチング素子を用い
ないで液晶を駆動するパッシブマトリクス型としたが、
画素毎にTFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオー
ド)素子やTFT(Thin Film Transistor)素子を設
けて液晶を駆動するアクティブマトリクス型液晶装置に
適用することもできる。
【0062】くわえて、上述した実施形態や変形例で
は、液晶としてTN型を用いたが、BTN(Bistable
Twisted Nematic)型、強誘電型などのメモリ性を有す
る双安定型や、高分子分散型、さらには、分子の長軸方
向と端軸方向とで可視光の吸収に異方性を有する染料
(ゲスト)を一定の分子配列の液晶(ホスト)に溶解し
て、染料分子を液晶分子と平行に配列させたGH(ゲス
トホスト)型などの液晶を用いても良い。また、電圧無
印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列す
る一方、電圧印加時には液晶分子が両基板に対して水平
方向に配列する、という垂直配向(ホメオトロピック配
向)の構成としてもよいし、電圧無印加時には液晶分子
が両基板に対して水平方向に配列する一方、電圧無印加
時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する、
という平行(水平)(ホモジニアス配向)の構成として
も良い。このように、本発明では、液晶や配向方式とし
て、種々のものに適用することが可能である。
【0063】また、上述した実施形態では液晶装置に適
用した場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れず、ELディスプレイ装置、プラズマディスプレイパ
ネル、FED(フィールドエミッションディスプレイ)
等の各種の電気光学パネルと外部回路との接続構造に適
用できる。
【0064】(電子機器)次に、上述した液晶装置を具
体的な電子機器に用いた例のいくつかについて説明す
る。
【0065】(その1:モバイル型コンピュータ)ま
ず、第1実施形態に係る液晶装置を、モバイル型のパー
ソナルコンピュータに適用した例について説明する。図
10は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視
図である。図において、パーソナルコンピュータ110
0は、キーボード1102を備えた本体部1104と、
液晶表示ユニット1106とから構成されている。この
液晶表示ユニット1106は、先に述べた液晶装置10
0の背面にバックライト(図示省略)を付加することに
より構成されている。
【0066】(その2:携帯電話)次に、液晶装置を携
帯電話の表示部に適用した例について説明する。図11
は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図におい
て、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202の
ほか、受話口1204、送話口1206とともに、上述
した液晶装置100を備えるものである。なお、この液
晶装置100の背面にもバックライト(図示省略)が設
けられる。
【0067】(その3:ディジタルスチルカメラ)さら
に、液晶装置をファインダに用いたディジタルスチルカ
メラについて説明する。図12は、このディジタルスチ
ルカメラの構成を示す斜視図であるが、外部機器との接
続についても簡易的に示すものである。
【0068】通常のカメラは、被写体の光像によってフ
ィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1
300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled D
evice)などの撮像素子により光電変換して撮像信号を
生成するものである。ここで、ディジタルスチルカメラ
1300におけるケース1302の背面には、上述した
液晶装置100が設けられ、CCDによる撮像信号に基
づいて、表示を行う構成となっている。このため、液晶
装置100は、被写体を表示するファインダとして機能
する。また、ケース1302を前面側(図においては裏
面側)には、光学レンズやCCDなどを含んだ受光ユニ
ット1304が設けられている。
【0069】ここで、撮影者が液晶装置100に表示さ
れた被写体像を確認して、シャッタボタン1306を押
下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路
基板1308のメモリに転送・格納される。また、この
ディジタルスチルカメラ1300にあっては、ケース1
302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、デー
タ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そ
して、図に示されるように、前者のビデオ信号出力端子
1312にはテレビモニタ1430が、また、後者のデ
ータ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピ
ュータ1430が、それぞれに必要に応じて接続され
る。さらに、所定の操作によって、回路基板1308の
メモリに格納された撮像信号が、テレビモニタ1430
や、パーソナルコンピュータ1440に出力される構成
となっている。
【0070】なお、電子機器としては、図10のパーソ
ナルコンピュータや、図11の携帯電話、図12のディ
ジタルスチルカメラのほかにも、液晶テレビやビューフ
ァインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カ
ーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワード
プロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS
端末、タッチパネルを備えた機器などが挙げられる。そ
して、これらの各種電子機器の表示部として、上述した
表示装置が適用可能なのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態にかかわる液晶装置の概略分
解斜視図である。
【図2】 第1の実施形態にかかわる液晶装置の概略斜
視図である。
【図3】 液晶パネルと外部回路との接続部分を示す部
分概略平面図である。
【図4】 図3の線A−A’で切断した液晶装置の断面
図である。図2に示す断面図を更に部分的に拡大した図
である。
【図5】 第2の実施形態にかかわる液晶装置の概略平
面図である。
【図6】 第2の実施形態にかかわる液晶装置の液晶パ
ネルと外部回路との接続部分を示す部分概略平面図であ
る。
【図7】 図6の線B−B’で切断した液晶装置の断面
図である。
【図8】 変形例にかかわる液晶装置の液晶パネルと外
部回路との接続部分を示す部分概略平面図である。
【図9】 図8の線C−C’で切断した液晶装置の断面
図である。
【図10】 実施形態に係る液晶装置を適用した電子機
器の一例であるパーソナルコンピュータの構成を示す斜
視図である。
【図11】 実施形態に係る液晶装置を適用した電子機
器の一例である携帯電話の構成を示す斜視図である。
【図12】 実施形態に係る液晶装置を適用した電子機
器の一例であるディジタルスチルカメラの構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
2・・・回路基板 11a、11b・・・基板 15a・・・セグメント電極 20・・・液晶層 25a、125・・・出力端子 31・・・接続端子 31a、40a、41a、131a、141a、231
a、331a、431a・・・Cu膜 31b、40b、41b、131b、141b、231
b、331b、431b・・・ITO膜 32・・・異方性導電膜 40、41、141、150・・・配線 60・・・積層領域 61・・・透明導電膜領域 100、2100…液晶装置 121・・・配線基板 122・・・液晶駆動用IC 122a、122b・・・バンプ 131・・・第1接続端子 231・・・接続配線 331・・・第2接続端子 431・・・第3接続端子 531・・・接続端子 1100・・・パーソナルコンピュータ 1200・・・携帯電話 1300・・・ディジタルスチルカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA40 GA49 GA60 GA62 NA25 PA08 PA13 5C094 AA13 AA21 AA43 BA03 BA27 BA31 BA43 CA19 DA14 DB03 EA04 EA07 EB02 FB12 5G435 AA16 AA17 BB05 BB06 BB12 EE33 EE37 EE40 EE41 EE42 HH12 LL07 LL08 LL14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板と、 前記第1基板上に形成された電極と、 前記電極と電気的に接続された、透明導電膜と該透明導
    電膜よりも導電性の高い導電膜との積層を有する配線
    と、 前記電極と前記配線を介して電気的に接続される、透明
    導電膜が形成された透明導電膜領域を有する接続端子
    と、 を具備することを特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】 前記接続端子の透明導電膜は、前記配線
    の透明導電膜が延在されてなることを特徴とする請求項
    1記載の電気光学装置。
  3. 【請求項3】 前記接続端子は、前記配線の導電膜が延
    在されてなる導電膜と前記接続端子の透明導電膜が延在
    されてなる透明導電膜とが積層された積層膜が形成され
    た積層領域を更に有することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の電気光学装置。
  4. 【請求項4】 前記導電膜の厚さは、0.035〜0.
    33μmであることを特徴とする請求項1から請求項3
    いずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 【請求項5】 前記透明導電膜の厚さは、0.035〜
    0.33μmであることを特徴とする請求項1から請求
    項4いずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 【請求項6】 前記透明導電膜は、インジウムチンオキ
    サイドからなることを特徴とする請求項1から請求項5
    いずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 【請求項7】 前記導電膜は不透明であることを特徴と
    する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の電気光
    学装置。
  8. 【請求項8】 前記導電膜は、クロム、アルミニウム、
    金、銀、銅のいずれか1つを含むことを特徴とする請求
    項1から請求項7いずれか一項に記載の電気光学装置。
  9. 【請求項9】 前記接続端子に異方性導電膜を介して電
    気的に接続される接続部を有する外部回路を、更に具備
    することを特徴とする請求項1から請求項8いずれか一
    項に記載の電気光学装置。
  10. 【請求項10】 前記第1基板と対向する第2基板と、 前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された液晶層
    と、を更に具備することを特徴とする請求項1から請求
    項9いずれか一項に記載の電気光学装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10いずれか一項
    に記載の電気光学装置を有する電子機器。
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