JP2002323478A - 有機ハロゲン化合物の検出装置 - Google Patents

有機ハロゲン化合物の検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分子線のイオン化を確保しつつ、レーザ照射
手段から出力するレーザ光強度を小さくすることができ
る。 【解決手段】 キャピラリカラム14から真空チャンバ
12内に導入された分子線13は、レーザ光15が照射
されてイオンとなる。イオンは、イオン収束部17にて
収束され、イオントラップ18から飛行時間型質量分性
装置21に送られる。石英窓12aの外側には第1群の
複数のプリズム31〜34が配置され、石英窓12bの
外側には第2群の複数のプリズム41〜43及びミラー
50が配置されている。真空チャンバ12内に照射され
たレーザ光15は、第1群の複数のプリズム31〜34
と、第2群の複数のプリズム41〜43及びミラー50
との間で複数回反射され、しかも、必ず真空チャンバー
12内の一点Pを通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理設備又は環境
中の例えばPCB、ダイオキシン類等の有機ハロゲン化
合物を検出する有機ハロゲン化合物の検出装置に関する
ものであり、分子線のイオン化を確実に実行しつつ、レ
ーザ照射手段から出力するレーザ光強度を小さくするこ
とができるように工夫したものである。
【0002】
【背景技術】近年では、PCB(Polychlorinated biph
enyl, ポリ塩化ビフェニル:ビフェニルの塩素化異性体
の総称)が強い毒性を有することから、その製造および
輸入が禁止されている。このPCBは、1954年頃か
ら国内で製造開始されたものの、カネミ油症事件をきっ
かけに生体・環境への悪影響が明らかになり、1972
年に行政指導により製造中止、回収の指示(保管の義
務)が出された経緯がある。
【0003】PCBは、ビフェニル骨格に塩素が1〜1
0個置換したものであり、置換塩素の数や位置によって
理論的に209種類の異性体が存在し、現在、市販のP
CB製品において約100種類以上の異性体が確認され
ている。また、この異性体間の物理・化学的性質や生体
内安定性および環境動体が多様であるため、PCBの化
学分析や環境汚染の様式を複雑にしているのが現状であ
る。さらに、PCBは、残留性有機汚染物質のひとつで
あって、環境中で分解されにくく、脂溶性で生物濃縮率
が高く、さらに半揮発性で大気経由の移動が可能である
という性質を持つ。また、水や生物など環境中に広く残
留することが報告されている。この結果、PCBは体内
で極めて安定であるので、体内に蓄積され慢性中毒(皮
膚障害、肝臓障害等)を引き起し、また発癌性、生殖・
発生毒性が認められている。
【0004】PCBは、従来からトランスやコンデンサ
などの絶縁油として広く使用されてきた経緯があるの
で、PCBを処理する必要があり、本出願人は先に、P
CBを無害化処理する水熱分解装置を提案した(特開平
11−253796号公報、特開2000−12658
8号公報他参照)。
【0005】このようなPCB処理装置を用いてPCB
含有容器(例えばトランスやコンデンサ)等を処理する
ことで、完全無害化がなされているが、さらにその施設
内におけるPCB濃度の迅速監視が重要である。
【0006】監視のためのガス中の微量PCBの計測方
法として、従来では多光子イオン化検出器と飛行時間型
分析器(Time of Flight Mass Spectroscopy:TOFMAS) と
を組み合わせた質量スペクトル分析装置が提案されてい
る。この従来の分析装置の概要を図5を参照して説明す
る。
【0007】図5に示すように、試料ガス1をパルスノ
ズル2から真空チャンバ3内に超音速自由噴流として供
給し、その自由噴流は断熱膨張により冷却される。その
ような冷却により、振動・回転準位が低エネルギー側に
偏って波長選択性が増大したガスは、レーザ光4のよう
な共鳴多光子を効率よく吸収してそのイオン化効率が増
大する。イオン化されたガス中の分子は、加速電極5に
より加速され、質量に反比例する加速度を与えられてフ
ライトチューブ6内で飛行し、リフレクトン7で反射し
て、検出器8に入射する。該フライトチューブ6の中で
の飛行時間を計測することによりその分子又は原子であ
る粒子の質量が計算により求められ、検出器8の信号強
度の比較から測定対象のPCB濃度を求めることができ
る。
【0008】このような装置では、微量物質の検出を行
うことができる点で原理的にはすぐれているが、レーザ
パルス幅がナノ秒レーザを用いているので、検出感度が
低いという問題がある。
【0009】そこで、有機ハロゲン化合物を迅速且つ高
感度に分析することができる有機ハロゲン化合物の検出
装置が開発された。
【0010】図6は新規に開発された有機ハロゲン化合
物の検出装置の概略図である。図6に示すように、この
有機ハロゲン化合物の検出装置10は、ガス中の有機ハ
ロゲン化合物の濃度を検出する検出装置であって、採取
試料11を真空チャンバー12内へ連続的に洩れだし分
子線13として導入する試料導入手段であるキャピラリ
カラム14と、上記洩れだし分子線13にレーザ光15
を照射して漏れだし分子線13をイオン化させるレーザ
照射手段16と、イオン化した分子を収束させる複数の
イオン電極からなるイオン収束部17と、該収束された
分子を選択濃縮するイオントラップ18と、一定周期で
放出されたイオンをリフレクトロン19で反射させ反射
されたイオンを検出するイオン検出器20を備えた飛行
時間型質量分析装置21とを具備してなるものである。
【0011】そして、イオン検出器20により検出され
た信号強度の比較から測定対象のPCB濃度を求めるこ
とができる。計測されたPCB濃度は、監視司令室へ送
ると共に、例えばモニタ装置(図示せず)等により外部
へ公表するようにしてもよい。
【0012】上記キャピラリカラム14は、イオン収束
部17にその先端が臨んでいるのが好ましく、具体的に
は、イオン収束部17を構成する電極の内の最もキャピ
ラリカラム側の電極と面一又は電極よりもイオントラッ
プ側へ突き出しているようにするとよい。
【0013】また、上記キャピラリカラム14の材質
は、石英又はステンレスであることが好ましい。また、
ステンレス製とした場合には、イオン収束部17により
電場をかけることにより、制御が可能となる。
【0014】上記レーザ照射手段16から照射されるレ
ーザ光15のパルス波長は300nm以下、好ましくは
266±10nmとするのがよい。これは300nmを
超えると測定対象である有機ハロゲン化合物のイオン化
が良好に行われないからである。
【0015】上記レーザ照射手段16から照射されるレ
ーザ光16のパルス幅はピコ秒のパルスレーザ光である
ことが好ましい。これはパルス幅がナノ秒(10-9)の
レーザ光では検出感度が低く好ましくないからである。
【0016】上記レーザ照射手段16から照射されるレ
ーザ光のパルス周波数は1MHz以上、特に好適には7
6MHzであることが好ましい。これは1MHz未満の
ものであると連続的にイオン化ができず、イオン化効率
が低下し、好ましくないからである。
【0017】このように、レーザ光のパルス幅をピコ秒
(10-12 )と短くすることにより、レーザ光によるP
CBの分解を抑制し、検出感度を向上することができ
る。
【0018】真空チャンバ12には、対向して一対の石
英窓12a,12bが形成されている。レーザ光15
は、一方の石英窓12aを介して真空チャンバー12内
に照射されて真空チャンバー12内を通過し、他方の石
英窓12bを介して真空チャンバ12から外部に出てい
く。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
有機ハロゲン化合物の検出装置では、レーザ光15が真
空チャンバー12内を1パスで通過するだけであった。
このため、分子線13を効率的にイオン化するために
は、レーザ光15の強度を大きくしておく必要があり、
レーザ照射手段16として能力の大きな大型のレーザ照
射手段を用意しておかなければならなかった。
【0020】本発明は、上記問題に鑑み、レーザ照射手
段から出力されるレーザ光の強度を小さくしても、チャ
ンバー内において、分子線を確実にイオン化することが
できる、有機ハロゲン化合物の検出装置を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成は、採取試料を真空チャンバー内へ連続的に導
入する試料導入手段と、真空チャンバーに備えた一対の
窓のうちの一方の窓を介して真空チャンバ内にレーザ光
を照射させると共に真空チャンバー内を通過してきたレ
ーザ光を他方の窓から外部に出していくことにより、真
空チャンバー内に導入された試料にレーザ光を照射して
イオン化させるレーザ照射手段と、イオン化した分子を
収束させるイオン収束部と、収束された分子を選択濃縮
するイオントラップと、一定周期で放出されたイオンを
検出するイオン検出器を備えた飛行時間型質量分析装置
とを具備する有機ハロゲン化合物の検出装置であって、
前記一方の窓の外側には第1群の複数のレーザ光反射手
段が配置されると共に、他方の窓の外側には第2群の複
数のレーザ光反射手段が配置され、しかも、真空チャン
バ内に照射された前記レーザ光が、第1群の複数のレー
ザ光反射手段と第2群の複数のレーザ光反射手段との間
で複数回反射されると共に、反射したレーザ光が真空チ
ャンバ内の予め決めた一点を必ず通過するように、第1
群及び第2群の各レーザ光反射手段が配置されているこ
とを特徴とする。
【0022】また本発明の構成は、前記レーザ光反射手
段は、プリズム角が90°よりも小さくなっているプリ
ズムであることを特徴とする。
【0023】また本発明の構成は、前記レーザ光反射手
段は、折曲角が90°よりも小さくなっている折り曲げ
られたミラーであることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0025】図1は本実施の形態にかかる有機ハロゲン
化合物の検出装置の概略図であり、図2はその要部を示
す構成図である。なお、図6に示す従来技術と同一部分
には同一符号を付し、重複する部分の説明は簡略化す
る。
【0026】図1に示すように、本実施の形態にかかる
有機ハロゲン化合物の検出装置10Aは、ガス中の有機
ハロゲン化合物の濃度を検出する検出装置であって、採
取試料11を真空チャンバー12内へ連続的に洩れだし
分子線13として導入する試料導入手段であるキャピラ
リカラム14と、上記洩れだし分子線13にレーザ光1
5を照射して漏れだし分子線13をイオン化させるレー
ザ照射手段16と、イオン化した分子を収束させる複数
のイオン電極からなる収束部17と、該収束された分子
を選択濃縮するイオントラップ18と、一定周期で放出
されたイオンをリフレクトロン19で反射させ反射され
たイオンを検出するイオン検出器20を備えた飛行時間
型質量分析装置21とを具備してなるものである。
【0027】更に、図1及び図2に示すように、石英窓
12aの外側には第1群の複数のプリズム31,32,
33,34が配置され、石英窓12bの外側には第2群
の複数のプリズム41,42,43,44及びミラー5
0が配置されている。各プリズム31〜34,41〜4
4は、図3に示すように、プリズム角αが90°よりも
小さくなっている。
【0028】第1群のプリズム31〜34と、第2群の
プリズム41〜44及びミラー50は、真空チャンバ1
2内に設定した焦点Pを中心とした円周上に、ほぼ位置
するように配置されている。しかも、第1群のプリズム
31〜34と、第2群のプリズム41〜44及びミラー
50は、真空チャンバー12内に照射されたレーザ光1
5を、第1群のプリズム31〜34と第2群のプリズム
41〜44及びミラー50との間で複数回反射させ、し
かも、反射したレーザ光15が真空チャンバー12内の
1点(焦点)Pを通過するように配置されている。この
ため、真空チャンバー12内に照射されたレーザ光15
は、焦点P→プリズム41→焦点P→プリズム31→焦
点P→プリズム42→焦点P→プリズム32→焦点P→
プリズム43→焦点P→プリズム33→焦点P→プリズ
ム44→焦点P→プリズム34→ミラー50という経路
を辿って伝播され、その後は、前記経路を逆向きに辿っ
て伝播する。
【0029】このように、真空チャンバー12内の焦点
Pには、レーザ光Pが複数回通過するため、焦点Pにお
けるレーザ光強度が高くなっている。つまり、レーザ照
射手段16から出力するレーザ光15の強度が小さくて
も、焦点Pにおけるレーザ光強度が高くなっており、分
子線13を確実にイオン化することができる。逆に言う
と、分子線13を確実にイオン化することを確保しつ
つ、レーザ照射手段16から出力するレーザ光15の強
度を小さくすることができ、レーザ照射手段16として
能力の小さな安価なものを採用することができる。
【0030】なお、上記例では、ミラー50を採用し
て、逆経路に沿いレーザ光15を伝播させるようにして
いるが、ミラー50を用いることなく、第1群のプリズ
ム31〜34と、第2群のプリズム41〜44を配置す
るだけでもよい。
【0031】また、プリズム31〜34,41〜44の
代わりに、図4に示すように、折曲角βがプリズム角α
に等しくなっている折り曲げたミラー60をそれぞれ配
置するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように発明の有機ハロゲ
ン化合物の検出装置では、採取試料を真空チャンバー内
へ連続的に導入する試料導入手段と、真空チャンバーに
備えた一対の窓のうちの一方の窓を介して真空チャンバ
内にレーザ光を照射させると共に真空チャンバー内を通
過してきたレーザ光を他方の窓から外部に出していくこ
とにより、真空チャンバー内に導入された試料にレーザ
光を照射してイオン化させるレーザ照射手段と、イオン
化した分子を収束させるイオン収束部と、収束された分
子を選択濃縮するイオントラップと、一定周期で放出さ
れたイオンを検出するイオン検出器を備えた飛行時間型
質量分析装置とを具備する有機ハロゲン化合物の検出装
置であって、前記一方の窓の外側には第1群の複数のレ
ーザ光反射手段が配置されると共に、他方の窓の外側に
は第2群の複数のレーザ光反射手段が配置され、しか
も、真空チャンバ内に照射された前記レーザ光が、第1
群の複数のレーザ光反射手段と第2群の複数のレーザ光
反射手段との間で複数回反射されると共に、反射したレ
ーザ光が真空チャンバ内の予め決めた一点を必ず通過す
るように、第1群及び第2群の各レーザ光反射手段が配
置されている構成にした。また、前記レーザ光反射手段
を、プリズム角が90°よりも小さくなっているプリズ
ムにしたり、折曲角が90°よりも小さくなっている折
り曲げられたミラーとした。
【0033】このように、真空チャンバ内に照射された
レーザ光が、第1群の複数のレーザ光反射手段と第2群
の複数のレーザ光反射手段との間で複数回反射されると
共に、反射したレーザ光が真空チャンバ内の予め決めた
一点を必ず通過するようにしているため、レーザ照射手
段から出力されたレーザ強度は小さくても、真空チャン
バの一点(焦点)でのレーザ強度は強くなり、分子線を
確実にイオン化することができる。このため、レーザ照
射手段として能力の小さな安価で小型の装置を採用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる有機ハロゲン化合
物の検出装置を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる有機ハロゲン化合
物の検出装置の要部を示す構成図である。
【図3】有機ハロゲン化合物の検出装置に用いるプリズ
ムを示す構成図である。
【図4】有機ハロゲン化合物の検出装置に用いるミラー
を示す構成図である。
【図5】従来の有機ハロゲン化合物の検出装置を示す構
成図である。
【図6】従来の有機ハロゲン化合物の検出装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
10,10A 有機ハロゲン化合物の検出装置 11 採取試料 12 真空チャンバー 12a,12b 石英窓 13 洩れだし分子線 14 キャピラリカラム 15 レーザ光 16 レーザ照射手段 17 イオン収束部 18 イオントラップ 19 リフレクトロン 20 イオン検出器 21 飛行時間型質量分析装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採取試料を真空チャンバー内へ連続的に
    導入する試料導入手段と、 真空チャンバーに備えた一対の窓のうちの一方の窓を介
    して真空チャンバ内にレーザ光を照射させると共に真空
    チャンバー内を通過してきたレーザ光を他方の窓から外
    部に出していくことにより、真空チャンバー内に導入さ
    れた試料にレーザ光を照射してイオン化させるレーザ照
    射手段と、 イオン化した分子を収束させるイオン収束部と、 収束された分子を選択濃縮するイオントラップと、 一定周期で放出されたイオンを検出するイオン検出器を
    備えた飛行時間型質量分析装置とを具備する有機ハロゲ
    ン化合物の検出装置であって、 前記一方の窓の外側には第1群の複数のレーザ光反射手
    段が配置されると共に、他方の窓の外側には第2群の複
    数のレーザ光反射手段が配置され、しかも、真空チャン
    バ内に照射された前記レーザ光が、第1群の複数のレー
    ザ光反射手段と第2群の複数のレーザ光反射手段との間
    で複数回反射されると共に、反射したレーザ光が真空チ
    ャンバ内の予め決めた一点を必ず通過するように、第1
    群及び第2群の各レーザ光反射手段が配置されているこ
    とを特徴とする有機ハロゲン化合物の検出装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光反射手段は、プリズム角が
    90°よりも小さくなっているプリズムであることを特
    徴とする請求項1の有機ハロゲン化合物の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光反射手段は、折曲角が90
    °よりも小さくなっている折り曲げられたミラーである
    ことを特徴とする請求項1の有機ハロゲン化合物の検出
    装置。
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