JP2002320948A - 生ごみ処理方法および生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理方法および生ごみ処理装置

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JP2002320948A JP2001128786A JP2001128786A JP2002320948A JP 2002320948 A JP2002320948 A JP 2002320948A JP 2001128786 A JP2001128786 A JP 2001128786A JP 2001128786 A JP2001128786 A JP 2001128786A JP 2002320948 A JP2002320948 A JP 2002320948A
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巖 山田
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M27/00Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転刃に異物が引っ掛かっても回転刃の回転
停止を回避して、常時生ごみの撹拌が行われ、菌床への
空気の取り込み、温度管理などを継続させ、また、細菌
の活性度合いを効果的に判断することを可能にし、もっ
て、菌床の温度制御、外気の取り込み制御を効果的に行
うことを可能にした生ごみ処理方法および生ごみ処理装
置を得る。 【解決手段】 駆動源で回転刃9を回転させることによ
り生ごみを破砕し撹拌するとともに、細菌を利用して生
ごみを消滅させる。回転刃9の回転停止を監視し、回転
が停止した場合は回転刃9を逆回転させることにより、
回転刃9の回転を停止させることなく生ごみの破砕、撹
拌を継続させ、生ごみ処理で分解された水の量を計測
し、この計測結果に基づいて菌床の状態を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転刃を回転させ
ることにより生ごみを破砕し、また撹拌し、さらには、
細菌を利用して生ごみを消滅させる生ごみ処理方法およ
び生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭や飲食店などから出される生ご
みの処理は、自治体、特に都市部の自治体にとって大き
な問題である。生ごみの処理方法としては、現在、収集
した生ごみを焼却炉で焼却する方法が主流を占めてい
る。しかし、この方法によれば、焼却によって発生し拡
散されるダイオキシンの問題があり、また、生ごみ収集
ルートの衛生上の問題、生ごみ置き場周辺におけるから
すによる生ごみの散乱、自治体の膨大な費用負担など、
さまざまな問題をかかえている。このような問題をなく
し、あるいは軽減するためには、生ごみの発生元におい
て生ごみの量を無くしあるいは減らすのが最も効果的で
あり、そのためのいろいろな取り組みがなされている。
【0003】具体的には、生ごみを堆肥にしてリサイク
ル資源として活用する方法、生ごみを乾燥させ容積を減
らす方法などがある。しかしながら、生ごみには通常塩
分が入っているため、これを堆肥にして施肥すると、土
壌は塩分が過多となって作物に悪影響を及ぼすおそれが
あり、また、乾燥させて容積を減らしても、これを焼却
するとダイオキシンの発生を避けることはできない。
【0004】そこで、生ごみ処理に細菌を利用すること
により、生ごみを水とガスに分解させて消滅させてしま
う、消滅型生ごみ処理機が開発されている。この消滅型
生ごみ処理機においては、細菌が活発に活動して、生ご
みを効果的に消滅させてしまうような環境を構築するこ
とが重要であり、そのために、生ごみの大きさ、菌床の
温度、外気の取り込み量などを、適切にコントロールす
る必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記消滅型生ごみ処理
機において、回転刃によって大きな生ごみを適宜の大き
さに粉砕するとともに撹拌することは、生ごみと細菌と
を均一に混合して生ごみ処理能力を高めるのに有効な手
段である。しかしながら、回転刃に生ごみ以外の異物、
例えば生ごみに混じったスプーンやフォークなどが引っ
掛かると、回転刃の回転が停止することがある。回転刃
が停止すると、生ごみが撹拌されなくなり、菌床への空
気の取り込み、温度管理などができなくなり、最悪の場
合、細菌が死滅してしまう。また、回転刃の回転が停止
した状態で駆動源であるモータに通電され続けると、モ
ータが過熱し焼損することにもなる。
【0006】さらに、細菌を利用した消滅型生ごみ処理
機においては、生ごみが存在している状態において細菌
が活発に活動するように、菌床の温度制御、外気の取り
込み制御を行う必要がある。しかし、従来の細菌を利用
した消滅型生ごみ処理機においては、細菌の活性度合い
を効果的に判断する手段がなく、菌床の温度制御、外気
の取り込み制御を効果的に行うことは困難であった。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、回転刃に異物が引っ掛
かっても回転刃の回転停止を回避して、常時生ごみの撹
拌が行われ、菌床への空気の取り込み、温度管理などを
継続させ、生ごみを効果的に消滅させることができる生
ごみ処理方法および生ごみ処理装置を提供することを目
的とする。
【0008】本発明はまた、細菌の活性度合いを効果的
に判断することを可能にし、これによって、菌床の温度
制御、外気の取り込み制御を効果的に行うことを可能に
した生ごみ処理方法および生ごみ処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
駆動源で回転刃を回転させることにより生ごみを破砕し
撹拌する生ごみ処理方法において、回転刃の回転停止を
監視し、回転が停止した場合は回転刃を逆回転させるこ
とにより、回転刃の回転を停止させることなく生ごみの
破砕、撹拌を継続させることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、駆動源で回転刃を
回転させることにより生ごみを破砕し撹拌するととも
に、細菌を利用して生ごみを消滅させる生ごみ処理方法
において、回転刃の回転停止を監視し、回転が停止した
場合は回転刃を逆回転させることにより、回転刃の回転
を停止させることなく生ごみの破砕、撹拌を継続させ、
生ごみ処理で分解された水の量を計測し、この計測結果
に基づいて菌床の状態を制御することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、駆動源と、この駆
動源で回転駆動され生ごみを破砕し撹拌する回転刃とを
有する生ごみ処理装置において、回転刃の回転停止を監
視する監視手段と、監視手段により回転刃の回転が停止
したことがわかった場合に回転刃を逆回転させる回転切
り替え手段とを有し、回転刃の回転を停止させることな
く生ごみの破砕、撹拌を継続させることを可能にしたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、駆動源と、この駆
動源で回転駆動され生ごみを破砕し撹拌する回転刃とを
有するとともに、細菌を利用して生ごみを消滅させる生
ごみ処理装置において、回転刃の回転停止を監視する監
視手段と、監視手段により回転刃の回転が停止したこと
がわかった場合に回転刃を逆回転させる回転切り替え手
段と、生ごみ処理で分解された水の量を計測する分解水
分量計測手段と、分解水分量の計測結果に基づいて菌床
の状態を制御する菌床制御手段とを有することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる生ごみ処理方法および生ごみ処理装置の実施の
形態について説明する。図1において、符号1は細菌を
利用した消滅型生ごみ処理装置の本体を示している。装
置本体1内には生ごみを投入することができるようにな
っており、また、適宜の菌床が投入されて、生ごみを水
とガスに分解する細菌を培養することができるようにな
っている。
【0014】装置本体1内には、装置本体1の長手方向
に跨って駆動軸5が回転可能に支持されている。駆動軸
5の一端部は装置本体1の外側に突出し、この突出端部
に歯車4が固着されるとともに円盤状の遮光板12が固
着されている。上記歯車4は、駆動源であるモータ2の
出力軸に固着されたピニオン3と噛み合っている。した
がって、モータ2が回転駆動されることにより、ピニオ
ン3と歯車4からなる減速伝導機構を介し駆動軸5が回
転駆動されるようになっている。
【0015】装置本体1内において、駆動軸5にはその
長手方向に所定の距離をおいて一対の回転輪6、7が固
着されている。図2にも示すように、一対の回転輪6、
7は、その外周縁近くにおいて複数の連結軸8によって
連結されている。図示の例では、120度間隔で配置さ
れた3個の連結軸8によって連結されている。3個の連
結軸8の一つには、複数の回転刃9が軸方向に等間隔で
固着されている。もっとも、3個の連結軸8の全てに回
転刃9を固着しても差し支えない。回転刃9は先端が屋
根形に形成されるとともに、屋根形の傾斜面に相当する
二つの傾斜面に刃が形成されている。この歯が形成され
た回転刃9は、その先端が回転輪6、7の半径方向外側
を向くように連結軸8に固着されている。
【0016】装置本体1の内側底部には、固定板11が
その長手方向を装置本体1の長手方向にして固定され、
固定板11の上面側には複数の固定刃10が固定板11
の長手方向に等間隔に固定されている。固定刃10も回
転刃9と同様に先端が屋根形に形成されるとともに、屋
根形の傾斜面に相当する二つの傾斜面に刃が形成されて
いる。固定刃10は刃が形成された先端が上を向くよう
に、また、回転刃9の設置間隔と同じ間隔で固定板11
に固定されている。回転刃9も固定刃10も、それらの
幅方向を回転刃9の回転方向に向けて配置され、回転す
る回転刃9または固定刃10の刃先に生ごみが当たるこ
とにより、生ごみが容易に破砕されるようになってい
る。駆動軸5、回転輪6、7、連結軸8、回転刃9が一
体となって回転すると、固定刃10の設置位置におい
て、各回転刃9が固定刃10相互間を通過し、このと
き、装置本体1内に投入されている生ごみを破砕するよ
うになっている。
【0017】前記遮光板12はその周縁部に沿って一定
の大きさの複数の窓孔13が一定間隔で形成されてい
る。遮光板12の回転に伴う上記窓孔13の通り道を挟
んで光源14と受光素子15が配置されている。光源1
4としては、例えばLEDを用いることができる。光源
14から出射される光は一般的に発散光であるため、集
光レンズを用いて集光し、受光素子15に向かって出射
するようにするとよい。受光素子15としては、例えば
フォト・ダイオードを用いることができる。回転刃9と
ともに駆動軸5が回転しているときは遮光板12も回転
し、光源14からの光束の、遮光板12による遮光と窓
孔13からの透過とが交互に繰り返され、受光素子15
の検出出力レベルが交互に高低に変化する。駆動軸5の
回転が停止すると、光源14からの光束が遮断されたま
ま、または窓孔13を透過したままの状態になるため、
受光素子15の検出出力レベルは高いまま、または低い
まま変化しない。遮光板12、光源14、受光素子15
によって、回転刃9の回転および停止を監視する監視手
段を構成している。
【0018】受光素子15の出力はモータ制御部16に
入力される。モータ制御部16は、外部からの指令に応
じてモータ2の回転を制御するとともに、回転刃9の回
転停止を監視する監視手段からの信号、すなわち受光素
子15からの信号に基づき、モータ2の生逆方向の回転
を制御する。具体的には、モータ2に給電している状態
において、受光素子15からの信号が所定時間経過して
も変化しなくなった場合は、回転刃9の回転が停止した
ものと判断して、モータ2を逆回転させるように通電制
御し、回転刃9を逆回転させるようになっている。した
がって、モータ制御部16は、監視手段により回転刃9
の回転が停止したことがわかった場合に回転刃9を逆回
転させる回転切り替え手段としての機能も有している。
【0019】次に、上記実施形態に係る生ごみ処理装置
の一連の動作乃至は生ごみ処理方法について説明する。
装置本体1内に生ごみが投入されると、適宜の検知手
段、例えば重量検知手段などの検知信号によって自動的
に、または、手動的なスイッチ操作によってモータ2に
通電され、ピニオン3、歯車4を介して駆動軸5が回転
駆動され、駆動軸5と実質一体の回転刃9が回転駆動さ
れる。回転刃9が回転することにより、装置本体1内の
生ごみが回転刃9によって撹拌される。また、回転刃9
が固定刃10間を通るとき、回転刃9と固定刃10との
間にある生ごみを破砕し、細菌による水とガスへの分解
に適した大きさにする。このように、装置本体1内で生
ごみを適宜の大きさに破砕し、かつ、撹拌することによ
り、細菌を活発に活動させ、生ごみを効果的に消滅させ
ることができる。
【0020】ところで、生ごみの中には、スプーンやフ
ォークなどの異物が混入していることがある。スプーン
やフォークなどの異物が混入していると、それが回転刃
9により固定刃10に押し当てられ、回転刃9と固定刃
10との間に挟まって回転刃9の回転が停止することが
ある。その状態を放置すると、モータ2に大きな負荷が
かかってモータ2が焼損することになる。そればかりで
なく、生ごみの破砕と撹拌が行われないことから、生ご
みの分解が促進されず、生ごみ処理に支障を来たすこと
になる。また、細菌の活動環境としても不適切な環境と
なり、細菌が死滅することもありえる。
【0021】しかしながら、図示の実施形態では、回転
刃9の回転が停止すると、その回転停止の監視手段を構
成する受光素子15の出力が変化しなくなるので、モー
タ制御部16は、受光素子15の出力が変化しない状態
が所定の時間続くと、回転刃9の回転が停止したものと
判断し、モータ2が逆転するように通電を切り替える。
この結果、回転刃9は逆向きに回転し、生ごみの破砕と
撹拌を引き続き行う。再び回転刃9の回転が停止した場
合は、モータ2を再度逆転する向きに制御して回転刃9
を再逆転させる。このようにして、異物の混入によって
回転刃9の回転が停止しても、逆向きに回転することに
よって回転が維持されるので、生ごみの破砕と撹拌が継
続して行われ、生ごみの分解に必要な環境が維持され
て、生ごみの分解が促進される。
【0022】ところで、生ごみの投入量と、処理された
生ごみ量の経時的変化がわかれば、細菌の活性度合いが
わかり、この活性度合いに応じて菌床の温度、外気の取
り込み量などを制御し、細菌を最適な環境で育成するこ
とができ、効果的な生ごみ処理が可能となるはずであ
る。処理された生ごみ量の経時的変化は、分解されて生
じた水の量の経時変化を計測することによって推測する
ことができる。図3は、細菌の活性化度合いの違いによ
るごみ処理量の経時変化の違いを分解水分量の経時変化
に置き換えて概念的に示す。図3において曲線Aは活性
化度合いが高い場合を、曲線Bは活性化度合いがやや低
い場合を、曲線Cは活性化度合いがかなり低い場合を示
している。これらの曲線からもわかるように、所定の時
間内における分解水分量が高いほど細菌の活性度合いが
高いことがわかる。
【0023】そこで、重量センサなどによる分解水分量
計測手段を用いて、生ごみ処理で分解された水の量を計
測する。そして、分解水分量の計測結果に基づいて、菌
床の状態が最適な状態に維持されるように制御する。菌
床の状態は、装置本体1内に取り入れる空気の量、温度
制御などによって行うことができる。また、これらの制
御は、温度センサ、風量センサ、上記分解水分量計測手
段などからの検知信号乃至は計測信号を適宜の菌床制御
手段に入力し、これらの信号を時間要因とともに演算
し、演算結果に基づいて空気取り入れ量の制御、温度制
御などを行うことによって実現することができる。上記
菌床制御手段は、図1に示すモータ制御部16で兼用さ
せることができる。
【0024】この種の生ごみ処理装置は、一般家庭に設
置することも可能であるが、自治体のゴミ収集車が巡回
して収集していく所定のごみ集積所に設置し、各家庭か
ら出る生ごみをこの生ごみ処理装置に投入するようにす
ると、各家庭のコスト負担、自治体のコスト負担の面か
ら、あるいはごみ収集車の運行ルートにおける衛生の面
などから見て効果的である。その場合、各生ごみ処理機
の稼動状態を監視するために、図1におけるモータ制御
部16、その他の制御手段の制御データを、無線回線に
よって一括して集中管理することも可能である。また、
細菌に関しての専門知識がなくても、上記菌床制御手段
を用いることによって生ごみ処理装置の運用が可能とな
る。
【0025】なお、回転刃の回転を監視する監視手段
は、図示の実施形態で用いられているような光学的な監
視手段に限られるものではなく、磁気的な監視手段、接
触スイッチなどの機械的な監視手段、その他適宜の監視
手段を用いても差し支えない。その他、各請求項記載の
技術的範囲を逸脱しない範囲で適宜設計変更することが
できる。
【0026】
【発明の効果】請求項1および3記載の発明によれば、
回転刃の回転停止を監視し、回転が停止した場合は回転
刃を逆回転させることにより、回転刃の回転を停止させ
ることなく生ごみの破砕、撹拌を継続させることを可能
にしたため、回転刃の回転が維持されて生ごみの破砕と
撹拌が継続して行われ、生ごみの分解に必要な環境が維
持されて、生ごみの分解消滅が促進される。
【0027】請求項2および4記載の発明によれば、生
ごみ処理で分解された水の量を計測し、この計測結果に
基づいて菌床の状態を制御するようにしたため、菌床の
状態が最適な状態に維持されるように制御して、細菌の
活性度合いを高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる生ごみ処理装置の実施の形態を
概念的に示す分解斜視図である。
【図2】同上実施形態の回転刃と固定刃の部分を拡大し
て示す斜視図である。
【図3】細菌の活性度合いによって生ごみ処理装置にお
ける分解水分量の経時変化の違いを示すグラフである。
【符号の説明】
1 装置本体 2 駆動源としてのモータ 9 回転刃 10 固定刃 12 回転監視手段を構成する遮光板 14 回転監視手段を構成する光源 15 回転監視手段を構成する受光素子 16 モータ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12N 1/00 C12N 1/20 F 1/20 B09B 3/00 ZABD Fターム(参考) 4B029 AA03 BB02 CC02 EA03 EA09 EA12 4B065 AA01X BB22 BC32 BC33 BC35 CA55 4D004 AA03 AC01 CA04 CA15 CA19 CB13 CB21 CB28 DA01 DA02 DA06 DA09 DA11 DA13 4D065 CA16 CB10 CC01 CC08 DD04 DD19 DD24 EB17 ED27 ED35 EE01 EE17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源で回転刃を回転させることにより
    生ごみを破砕し撹拌する生ごみ処理方法において、 回転刃の回転停止を監視し、回転が停止した場合は回転
    刃を逆回転させることにより、回転刃の回転を停止させ
    ることなく生ごみの破砕、撹拌を継続させることを特徴
    とする生ごみ処理方法。
  2. 【請求項2】 駆動源で回転刃を回転させることにより
    生ごみを破砕し撹拌するとともに、細菌を利用して生ご
    みを消滅させる生ごみ処理方法において、 回転刃の回転停止を監視し、回転が停止した場合は回転
    刃を逆回転させることにより、回転刃の回転を停止させ
    ることなく生ごみの破砕、撹拌を継続させ、 生ごみ処理で分解された水の量を計測し、この計測結果
    に基づいて菌床の状態を制御することを特徴とする生ご
    み処理方法。
  3. 【請求項3】 駆動源と、この駆動源で回転駆動され生
    ごみを破砕し撹拌する回転刃とを有する生ごみ処理装置
    において、 回転刃の回転停止を監視する監視手段と、 監視手段により回転刃の回転が停止したことがわかった
    場合に回転刃を逆回転させる回転切り替え手段とを有
    し、 回転刃の回転を停止させることなく生ごみの破砕、撹拌
    を継続させることを可能にした生ごみ処理装置。
  4. 【請求項4】 駆動源と、この駆動源で回転駆動され生
    ごみを破砕し撹拌する回転刃とを有するとともに、細菌
    を利用して生ごみを消滅させる生ごみ処理装置におい
    て、 回転刃の回転停止を監視する監視手段と、 監視手段により回転刃の回転が停止したことがわかった
    場合に回転刃を逆回転させる回転切り替え手段と、 生ごみ処理で分解された水の量を計測する分解水分量計
    測手段と、 分解水分量の計測結果に基づいて菌床の状態を制御する
    菌床制御手段とを有することを特徴とする生ごみ処理装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103008074A (zh) * 2012-12-07 2013-04-03 陈良忠 一种茶梗茶片分离机
CN106669887A (zh) * 2016-12-30 2017-05-17 天津替代医学科技股份有限公司 一种生产发酵制品用原料粉碎蒸煮设备

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CN103008074A (zh) * 2012-12-07 2013-04-03 陈良忠 一种茶梗茶片分离机
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