JP2002319457A - シールドコネクタの接続構造及びその組付方法 - Google Patents

シールドコネクタの接続構造及びその組付方法

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JP2002319457A
JP2002319457A JP2001123125A JP2001123125A JP2002319457A JP 2002319457 A JP2002319457 A JP 2002319457A JP 2001123125 A JP2001123125 A JP 2001123125A JP 2001123125 A JP2001123125 A JP 2001123125A JP 2002319457 A JP2002319457 A JP 2002319457A
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conductor terminal
press
inner conductor
signal line
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JP2001123125A
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Nobuaki Kojima
伸昭 小島
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シールドコネクタの端末加工性の向上と、小型
化が可能なシールドコネクタの接続構造を提供すること
である。 【解決手段】シールドケーブル6の外被6eとシールド
編組線6dを圧着固定する圧着部2fが一体的に設けら
れた筒状の外導体端子2に、絶縁性の端子挿入部材3を
介して内導体端子4をその圧接刃4aが軸方向に向くよ
うに設ける。信号線6aの接続端末を屈曲保持した保持
部材5をその外導体端子2に装着し、端子挿入部材3と
突き合わせて、信号線6aの屈曲保持された屈曲部6f
と内導体端子4の圧接刃4dとで圧接接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の電気装
置等に用いられるワイヤーハーネス等のケーブルの接続
に関し、特にシールドケーブルの圧接接続におけるシー
ルドコネクタの接続構造及びその組付方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、カーナビゲーションシステム等の
自動車の電気装置に内蔵される電子部品やIC(集積回
路)等が実装された制御用のプリント基板へ伝送される
電気信号は高速化(高周波化)され、また、そのプリン
ト基板の基板パターンも密集し高密度化されてきてい
る。一般的に、このような高周波の電気信号を伝送する
ために高周波対応のシールドケーブルが用いられるが、
このシールドケーブルを中継接続するシールドコネクタ
にも高周波化対応小型化の要求が高まっている。
【0003】従来、このようなシールドコネクタは、高
周波信号を伝達する内導体端子と、内導体端子を電磁的
にシールドするための外導体端子とを備えおり、シール
ドケーブルの信号線と内導体端子を、シールドケーブル
のシールド線と外導体端子をそれぞれ個別に電気的に接
続する。特に信号線と内導体端子との圧接による接続方
法に関しては、特開平11−224723号公報に開示
されているようなものがある。
【0004】図11に示されるように、前後端が開口し
た筒状の外導体端子41に絶縁ブロック42を介して圧
接片43aを有する内導体端子43(この場合、オス型
端子)を装着し、シールドケーブル44の端末部分を皮
剥ぎして露出された信号線44aを、保持ブロック45
に形成される信号線挿入溝45aに挿入して保持させた
状態にする。そして、この信号線44aを保持した保持
ブロック45を、絶縁ブロック42上方から重ね合せる
ことで、信号線挿入溝45aの信号線44aが内導体端
子43の圧接片43a,43aに圧接接続される。ま
た、保持ブロック45を絶縁ブロック42に上方から重
ねるために、外導体端子41の上面がほぼ中央から後端
にまで開口しているが、この開口部分からのノイズの入
流出を遮蔽するためのシールドカバー46がこの開口部
を覆うように装着され、シールド性能が保たれている。
【0005】そして、外導体端子41の後部に一体的に
設けられた一対のシールド圧着片41aが剥き出したシ
ールド線44bを圧着し、それに続く一対の外被圧着片
41bがシールドケーブル44端部の外被を圧着するこ
とでシールドケーブル44とシールドコネクタ40が接
続される構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシールドケーブルの信号線とシールドコネクタの内
導体端子との圧接による接続構造のものでは、コネクタ
の軸方向に対して垂直に圧接片を起立させた構成なの
で、上方から信号線を圧接片に接続させるためのスペー
スが必要になり、さらには、信号線との接続信頼性の確
保のため、通常圧接刃は複数設けられるが、その場合、
コネクタの軸方向に並べて設けるので、その分長くなっ
てしまう。そのためコネクタ全体が長くなってしまい、
小型化が妨げられるという問題があった。
【0007】また、この場合、上方から圧接接続するた
めのスペースとして外導体端子上面のほぼ後半部分を大
きく開口させているので、シールド性を確保するには、
別途設けたシールドカバーでその開口部を覆う必要があ
る。そのため部品点数が多くなってしまい、組立ての作
業性が良くないという問題があった。
【0008】本発明の解決しようとする課題は、シール
ドコネクタの端末加工性が良く、小型化が可能なシール
ドコネクタの接続構造及びその組付方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明に係るシールドコネクタの接続構造は、シールド
ケーブルの端末部分から露出された信号線を屈曲保持す
る絶縁性の屈曲保持部材と、該信号線が圧接接続される
圧接部を有する内導体端子と、該内導体端子をその圧接
部が圧接方向に突出するように収容する絶縁性の端子挿
入部材と、該端子挿入部材を収容する筒状の収容室と前
記保持部材を装着する開口した装着室を有した外導体端
子とからなり、該外導体端子の前記装着室に装着された
前記保持部材と前記収容室に収容された前記端子収容部
材を突き合わせた際には、屈曲保持された前記信号線に
前記内導体端子の圧接部が圧接されてなることことを要
旨とするものである。
【0010】上記構成を有する本発明に係るシールドコ
ネクタの接続構造によれば、シールドケーブルの信号線
を屈曲保持する絶縁性の保持部材を外導体端子の開口し
た装着室に装着し、圧接部を有する内導体端子をその圧
接部が圧接方向に突出するように収容される絶縁性の端
子挿入部材を同じく外導体端子の筒状の収容室に収容
し、装着された保持部材に収容された端子挿入部材を突
き合わせると、保持部材に屈曲保持された信号線と端子
挿入部材に収容された内導体端子の圧接部が圧接される
という構成にしたので、コネクタの軸方向の長さに対し
て短い接続スペースで圧接接続することが可能になり、
小型化することができると共に端末加工の作業性も向上
する。
【0011】この場合、接続信頼性の確保のために、信
号線との接触部位を増やすように内導体端子に圧接部を
複数設けても、コネクタを長くすることなく圧接部を増
加させて接続信頼性を向上させることができる。従来技
術のものでは、増やした圧接部の分だけコネクタが長く
なってしまう。
【0012】また、従来技術では、コネクタの軸方向に
対して垂直に圧接接続する構造のため、そのスペースと
して外導体端子上面のほぼ後半部分を大きく開口させる
必要があり、さらにはシールド性の確保のためその大き
く開口した開口部を別途カバー部材で塞ぐ構成であった
が、本発明に係るシールドコネクタの接続構造によれ
ば、信号線を屈曲保持する絶縁性の保持部材を外導体端
子の開口した装着室に装着する構成なので、その開口部
を小さくすることが可能になり、塞がなくてもシールド
性能を確保することができる。
【0013】さらに、屈曲保持した信号線に圧接する構
成にしたことより、従来、垂直方向に形成されていた内
導体端子の圧接部を軸方向に形成するので、その内導体
端子の構造を簡易な形状にすることができ、一般的に導
電性板材により製作される内導体端子の製造コストを安
くできる。
【0014】この場合、請求項2に記載のように、前記
保持部材には前記ケーブルの信号線接続端末を屈曲保持
する保持溝が形成されている構成にすれば、信号線の接
続端末を屈曲させて保持し易い。
【0015】また、請求項3に記載のように、前記保持
部材の突き合わせ面に前記内導体端子の圧接部逃がし溝
が形成されている構成にすれば、端子挿入部材を保持部
材に、外導体端子内で隙間なく付き合わせることができ
る。
【0016】さらに、請求項4に記載のように、前記外
導体端子には、前記保持部材の装着を案内するガイド片
が設けられると共に、保持部材には該ガイド片が挿入さ
れる案内溝が設けられている構成にすれば、外導体端子
への保持部材の装着及び位置決めが容易で、スムーズに
行うことができる。
【0017】そして、請求項5に記載のように、前記外
導体端子には、前記保持部材の装着口を塞ぐ蓋部がヒン
ジを介して一体的に設けられている構成にすれば、装着
用に外部に開口した装着口を塞ぐことができるので、さ
らにシールド性が良くなる、また、従来技術の外導体端
子のように、圧接接続のため開口部を塞ぐシールドカバ
ーのような部材も必要としないので部品点数も少なく、
低コストである。
【0018】請求項6に記載のように、前記内導体端子
の圧接部が前記ケーブルの信号線接続端末の屈曲方向に
2以上設けられている構成にすれば、信号線と接触動通
する部位が増えるので接続信頼性が向上する。
【0019】また、請求項7に記載のシールドコネクタ
の組付方法によれば、シールドケーブルの端末部分から
露出された信号線を圧接接続するための圧接部を有する
内導体端子を端子挿入部材に収容して、該端子挿入部材
を外導体端子の筒状の収容室に収容して仮係止し、前記
シールドケーブルの端末部分から露出された信号線を絶
縁性の保持部材の前面側に設けられる保持溝内に屈曲保
持させた状態で前記外導体端子の開口した装着室に装着
し、前記収容室に収容された前記端子挿入部材を前記装
着室側に更に押込むことにより前記内導体端子の圧接部
に前記保持溝に屈曲保持された信号線部分が圧接接続さ
れるようにしたことを要旨とするものである。
【0020】上記のシールドコネクタの組付方法によれ
ば、シールドケーブルの信号線を屈曲保持した絶縁性の
保持部材を外導体端子の開口した装着室に装着し、圧接
部を有する内導体端子をその圧接部が圧接方向に突出す
るように収容された絶縁性の端子挿入部材を同じく外導
体端子の筒状の収容室に収容して仮係止し、装着された
保持部材側に収容された端子挿入部材を更に押込むと、
保持部材に屈曲保持された信号線と端子挿入部材に収容
された内導体端子の圧接部が圧接されるという組付方法
なので、信号線に内導体端子の圧接部を圧接する工程が
端子挿入部材を押込むという工程で行われる。つまり、
従来行われてきた端子挿入部材を外導体端子に収容する
という工程そのものが、圧接接続の工程にもなっている
ので、従来技術では必要だった圧接専用の工程が不要に
なる。
【0021】さらに、端子挿入部材を外導体端子の筒状
の収容室に収容して仮係止し、圧接時には装着室側に更
に押込むという組付け方法なので、圧接接続前に外導体
端子の収容室に仮係止状態で収容しておくことができる
ので、作業性が良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。尚、本実施形態に係るシー
ルドコネクタは、信号線が単線の同軸ケーブル等のシー
ルドケーブル又は多数本有するいわゆる多芯シールドケ
ーブルに適用されるもので、本実施例では特に信号線を
2本有する2芯シールドケーブルに適用した場合につい
て説明する。図1は、第1の実施形態に係るシールドコ
ネクタ1の分解斜視図を示したものであり、図2は、図
1のシールドコネクタ1の組立手順の例を示したもので
ある。
【0023】図1に示されるように、シールドケーブル
6の端末部分に接続されるシールドコネクタ1は、外導
体端子2、端子挿入部材3、内導体端子4、保持部材5
とで構成される。内導体端子4には、高周波信号が伝達
されるようになっており、外導体端子2は、この内導体
端子4の周囲を覆いつつ電磁的にシールドするものであ
る。
【0024】内導体端子4は、シールドケーブル6の信
号線6aの導体6bに接続して、高周波信号を伝達す
る。図1に示すように、導電性板材を折り曲げ加工によ
り上方に開口して形成されており、図示しない相手側コ
ネクタに備えられる内導体端子と接触してして電気信号
の受け渡しを行う。この内導体端子4はいわゆるメス型
と呼ばれる端子形状を有しており、底部4gの左右から
起立した起立部4a,4aから前方に延設された弾性接
触片4b,4bが内側に湾曲して形成されている。この
湾曲した弾性接触片4b,4bの内側に、相手側である
この場合オス型端子形状の内導体端子先端部が挿入さ
れ、その挿入された先端部に弾性的に接触することで相
手側コネクタの内導体端子と導通する。
【0025】また、この内導体端子4の前端には開口し
た開口部4cが設けられ、起立部4a,4a後端にはシ
ールドケーブル6の信号線6aに圧接接続される圧接部
4dが延設されており、この圧接部4dには一対の圧接
刃4e,4eが形成されている。この圧接刃4e,4e
は、シールドケーブル6の信号線6aの絶縁内被6cを
破って内部の導体6bに接触可能とされている。また、
起立部4aには、後述する端子挿入部材3内部の挿通孔
3aに圧入される突片4fが上方に突出して設けられて
いる。
【0026】内導体端子4を収容する端子挿入部材3
は、内導体端子4と外導体端子2の導体端子間を絶縁状
態にするためのもので、所定の誘電率を有する樹脂製の
絶縁部材により成形されたものである。この端子挿入部
材3の本体部分の外径は、後述する外導体端子2に設け
られた収容室2dの内径と同等か僅かに小さく形成され
ている。また前後に貫通する挿通孔3a,3aが設けら
れており、この挿通孔3aの後方から内導体端子4は挿
入されて固定される。
【0027】端子挿入部材3の前端にはフランジ部3b
が設けられており、外導体端子2の開口した前端に当接
する。側面後方には、外導体端子2の同じく側面前方に
設けられた仮係合孔2aに係合する仮係合凸部3cが形
成されており、この途中の仮係合位置で端子挿入部材3
は保持可能とされている。また、上面後方には、外導体
端子2の同じく上面に設けられる本係合片2bに係合す
る本係合凹部3dが形成されており、この本係合位置で
端子挿入部材3は外導体端子2内に抜脱不能に収容固定
される。
【0028】外導体端子2は、シールドケーブル6のシ
ールド編組線6dに接続して、内導体端子4の周囲を覆
って電磁的にシールドするものである。この外導体端子
2は、導電性板材を折り曲げ加工して前後に開口した中
空状に形成された本体部2cを備えており、その本体部
2c内側の収容室2dには端子挿入部材3が収容可能な
っている。本体部2c前端の開口部分には、図示しない
相手側コネクタの外導体端子が外側から嵌り込むように
なっている。側面前方には仮係合孔2a,2a、上面後
方には本係合片2bが設けられており、端子挿入部材3
を仮係合位置、本係合位置において保持する。
【0029】また、本体部2cの上面より後側には、後
述する保持部材3を装着するスペースとしての装着室2
eが上方に開口して設けられている。さらに、その装着
室2eからは、後方に延設された圧着部2fが設けられ
ている。圧着部2fの手前側には、載置されるシールド
ケーブル6のシールド編組線6dを圧着固定する左右一
対の編組線圧着片2g,2g、後側には、絶縁外被6e
を圧着固定する左右一対の外被圧着片2h,2hが形成
されている。シールド編組線6dをこの編組線圧着片2
g,2gで圧着固定することで、外導体端子2はシール
ド編組線6dと電気的に接続される。
【0030】保持部材5も、前述の端子挿入部材3と同
様に、内導体端子4と外導体端子2の導体端子間を絶縁
状態にするためのもので、所定の誘電率を有する樹脂製
の絶縁部材により略立方体形状に形成されている。この
保持部材5には、シールドケーブル6の剥き出しになっ
た信号線6aの途中部分が圧入される導入溝5aと、信
号線6a端末部分の左右に屈曲された屈曲部6fが圧入
される保持溝5bが凹設されている。導入溝5aは上部
前後に亘って形成され、前面の左右方向に凹設された保
持溝5bは前面中央から導入溝5aに連通している。ま
た、保持溝5bには、圧接の際に内導体端子4の圧接部
4dに形成された圧接刃4e,4eが干渉しないように
挿入されるための圧接刃逃がし溝5cが保持溝5bと直
交して、保持溝5bより深くなるように凹設されてい
る。
【0031】次に、上述のような構成のシールドコネク
タ1の組付け手順について、図2を参照して説明する。
まず、端子挿入部材3の挿通孔3a,3aに内導体端子
4,4をそれぞれ後方から挿入して固定する。このと
き、内導体端子4の圧接部4dの部分が挿通孔3aの後
端面より後方に突出した状態となっている。そして、こ
の内導体端子4を固定した端子挿入部材3を、外導体端
子2に設けられた本体部2cの収容室2dに前方から挿
入して、途中の仮係合位置で保持させる(図2(a)参
照)。このように、端子挿入部材3を外導体端子2の筒
状の収容室2d内に仮係止する構成にすると、圧接接続
前に外導体端子の収容室に仮係止状態で収容しておくこ
とができるので、脱落することがなく作業性が良くな
る。
【0032】シールドケーブル6については、端末部分
の絶縁外被6eを剥がして、適当な長さの信号線6aと
シールド編組線6dを剥き出しにする。この皮剥きされ
たシールドケーブル6の2本の信号線6a,6aの途中
部分を、保持部材5の導入溝5aに圧入固定し、端末部
分を左右に屈曲させた屈曲部6f,6fを保持溝5b,
5bに圧入固定する(図2(a)参照)。
【0033】そして、このシールドケーブル6の端末部
分に固定された保持部材3を、外導体端子2の装着室2
eに上方から装着する。このとき、剥き出しになったシ
ールド編組線6dと絶縁外被6eはそれぞれ、圧着部2
f上の編組線圧着片2gと外被圧着片2hが形成された
位置にそれぞれ載置される(図2(b)参照)。
【0034】この状態から、端子挿入部材3を、仮係合
位置からさらに押し込む。仮係合位置から押し込まれた
端子挿入部材3はその仮係合が外れ、後方に移動する。
端子挿入部材3が保持部材5に突き合わされる。
【0035】突き合わされると、端子挿入部材3の後面
より突出した内導体端子4の圧接部4dが、保持部材5
の圧接刃逃がし溝5cにそれぞれ挿入される。挿入され
た圧接部4dに形成された圧接刃4e,4eによって、
保持された信号線6aの屈曲部6fの絶縁内被6cが破
られると共に、内部の導体6bと圧接刃4eが接触して
電気的に接続される。このとき、端子挿入部材3の本係
合凹部3dは、外導体端子2の本係合片2bと係合する
と共に、端子挿入部材3のフランジ部3bが外導体端子
2の本体部2c前端の開口部に当接して、端子挿入部材
3は抜脱不能に固定される(図2(c)参照)。
【0036】その後、外導体端子2の圧着部2fの編組
線圧着片2gと外被圧着片2hとでシールド編組線6d
と絶縁外被6eを圧着固定する。これにより、シールド
ケーブル6が圧着部2fに固定されると共に、外導体端
子2とシールド編組線6dとが電気的に接続される(図
2(c)参照)。
【0037】このように、外導体端子2、内導体端子
4、端子挿入部材3、保持部材5、シールドケーブル6
の端末部分に組付けられたシールドコネクタ1は、シー
ルドケーブル6の信号線を屈曲保持して、その屈曲部6
fと内導体端子4に設けられた圧接部4dとを軸方向に
対向させて圧接させる構成にしているので、圧接方向と
ケーブルの軸方向が同じになるため、圧接のためのスペ
ースが従来技術より短くなる。つまりコネクタ全体の長
さを従来よりも短くすることができ、小型化が可能にな
る。
【0038】さらに、接続信頼性の確保のために、内導
体端子の圧接部を複数設ける場合には、従来技術のよう
に、増やした圧接部の分だけコネクタが長くなることが
なく、圧接部を増加させることが可能になる。
【0039】また、従来技術では圧接接続するためのス
ペースとして外導体端子上面のほぼ後半部分を大きく開
口した部分の開口面積を、この構成のシールドコネクタ
1では小さくできるので、塞がなくてもシールド性能を
確保することも可能になる。
【0040】さらに、上述のような圧接刃4eを有する
内導体端子4によれば、従来、垂直方向に形成されてい
た圧接刃を軸方向に形成しているので、その構造を簡易
な形状にすることができ、一般的に導電性板材により製
作される内導体端子の製造コストを安くできる。
【0041】さらに、圧接の工程が端子挿入部材3を押
込むという、従来行われてきた端子挿入部材を外導体端
子に収容するという工程そのものが、圧接接続の工程に
もなっているので、従来技術必要だった圧接のための専
用の工程が不要になる。
【0042】次に、図3及び図4を参照して第2の実施
形態に係るシールドコネクタ11について説明する。こ
のシールドコネクタ11は、外導体端子2の装着室2e
内に切起こされた案内片12,12と、保持部材5の側
面に凹設された案内溝5d,5dの部分が、第1の実施
形態のシールドコネクタ1とは異なっており、同一の構
成については同符号を付して説明は省略し、異なる点を
中心に説明する。
【0043】図示されるように、案内片12,12は、
装着室2eの左右側壁から内側に切起こされて形成され
ている。また、この案内片12,12に対応して、保持
部材5の左右側面には案内溝13,13が凹設されてお
り、保持部材5を外導体端子2の装着室2eに装着する
際に、案内溝13に案内片12が挿入されるので、位置
決めされて装着されると共に、装着後は前後への移動が
規制される(図4(a)及び(b)参照)。
【0044】これにより、保持部材5を、外導体端子2
の装着室2eに位置決めして装着することが行い易く、
装着後は装着室2e内で位置決め固定されるので、第1
の実施形態で説明した前方の端子挿入部材3の押込みに
よる圧接接続や、後方の圧着片2g,2hのカシメによ
る圧着が行いやすくなる(図4(c)参照)。
【0045】次に、図5及び図6を参照して第3の実施
形態に係るシールドコネクタ21について説明する。こ
のシールドコネクタ21は、外導体端子2の本体部2c
上面後端に設けられた遮蔽蓋22の部分が、第2の実施
形態のシールドコネクタ11とは異なっており、同一の
構成については同符号を付して説明は省略し、異なる点
を中心に説明する。
【0046】図示されるように、遮蔽蓋22は、装着室
2eに装着後の保持部材5の上面を覆って開口した装着
室2eを塞ぐために設けられたもので、本体部2cの上
面後端からヒンジ22aを介して設けられており、略正
方形状を有している。この遮蔽蓋22の左右端部には係
合爪22b,22bが設けられており、閉じたときに、
外導体端子2の装着室2eの左右側壁の係合孔23,2
3に係合する。この場合、前述の案内片12,12はそ
の係合孔23,23の下方位置から切起こされて設けら
れている。
【0047】この遮蔽蓋22を後方に折り曲げて閉じる
と、外導体端子2の装着室2eに位置決めして装着され
た保持部材5の上面が、遮蔽蓋22が閉じることで覆わ
れる(図6(a)〜(c)参照)。これにより、装着の
ため開口した装着部を塞ぐことができるので、信号線6
aの接続端末部のシールド性が良くなる。さらに、外導
体端子2に一体に設けたので、従来技術の外導体端子の
ように、圧接接続のため開口部を塞ぐシールドカバーを
別途設けて装着するというようなことがないので、部品
点数も少なく、閉じるだけとういう簡便な工程でシール
ド性を向上させることができる。
【0048】次に、図7〜図9を参照して第4の実施形
態に係るシールドコネクタ31について説明する。この
シールドコネクタ31は、図示されるように内導体端子
32と保持部材33の構成が、第3の実施形態のシール
ドコネクタ21とは異なっており、同一の構成について
は同符号を付して説明は省略し、異なった点を中心に説
明する。
【0049】図7に示されるように内導体端子32は、
前述の内導体端子4とは圧接部32aの形状が異なる。
圧接部32aは内導体端子32の底部4gから後方に向
かって延設されており、その端部に圧接刃32b,32
bが水平に形成されている。前述と同様に、この内導体
端子32の圧接部32aは、端子挿入部材3に挿入され
た際に、挿通孔3aの後端面より後方に突出した状態と
なる。この場合の内導体端子32の圧接部32aは1つ
だが、2つ有する形状にしても勿論よい。
【0050】このように内導体端子32の圧接部32a
が水平に形成されたことに伴い、保持部材33の前面側
には、信号線6a,6aを屈曲保持する保持溝33a,
33aが縦方向に凹設されている。この保持溝33aに
は、圧接接続の際に内導体端子32の圧接部32aに形
成された圧接刃32b,32bが挿入される圧接刃逃が
し溝33dが保持溝33aと直交して、保持溝33aよ
り深めに凹設されている。
【0051】保持部材33の上面には導入溝33bが前
述のものと同様に縦長の保持溝33a,33aにそれぞ
れ連通して形成されている。この導入溝33bには、剥
き出しになったシールド編組線6d端部が圧入される圧
入溝33cも設けられている。
【0052】この保持部材33にシールドケーブル6の
信号線6aを屈曲保持させるには、図8(a)に示すよ
うに、保持溝33aが上に向いた状態の保持部材33の
上方から信号線6a,6aを圧入し、その後、保持溝3
3aが前面に向くように矢印Fの方向に回転させ、導入
溝33b,33bに信号線6a,6aの残りの部分、圧
入溝33cにシールド編組線6dの端末部分をそれぞれ
圧入して保持させることで、圧接接続用の屈曲部6fが
形成される(図8(b)参照)。
【0053】この場合、図8(c)に示すような案内凸
部33eを、保持部材33前面の保持溝33a,33a
間に突出して設けて、信号線6a,6aを圧入し易くし
ても良い。また、このような案内凸部33eを突出して
設ければ、仮に保持していた信号線6a,6a同士が外
れても短絡してしまうことも防止される。また、図示さ
れるようなテーパ状の案内面33f,33fを形成すれ
ばさらに圧入し易く、このように保持溝33aに信号線
6aを圧入保持させる工程の機械による自動化が容易に
なる。
【0054】その後は、図9に示されるように、シール
ドケーブル6の端末部に固定された保持部材33を、外
導体端子2の装着室2eに上方から装着する。装着した
後の組付け工程は前述と同様であるので、説明は省略す
る。
【0055】次に、上述した第1〜第4の実施形態のシ
ールドコネクタの組付けに適用される機械による組付け
の自動化の例を、図5及び図6に示した第3の実施形態
のシールドコネクタ21を用いて説明する。
【0056】図10に示されるように、外導体端子2に
設けられた圧着部2fの編組線圧着片2gと外被圧着片
2hとでシールド編組線6dと絶縁外被6eを圧着固定
するために用いられる圧着用治具51,52が、上側と
下側にそれぞれ設置されている。外導体端子2の装着室
2eの上方には装着用治具53が設置され、閉じる以前
の遮蔽蓋22の前側には、その遮蔽蓋22に対向して遮
蔽蓋閉止用治具54が設置されている。また、仮係止状
態の端子挿入部材3の前側には圧接用治具55が設置さ
れている。
【0057】図示されるように、予め内導体端子4が圧
入固定された端子挿入部材3が、外導体端子2の収容室
2dに前方から挿入され、途中の仮係合位置で保持され
ている。
【0058】シールドケーブル6の端末部分に固定され
た保持部材5を、外導体端子2の装着室2e上方の遮蔽
蓋22手前位置まで移動する(図中矢印A)。装着室2
eにの上側から装着治具53が下方に動作して、保持部
材5を装着室2eに押込む(図中矢印B)。このとき、
剥き出しになったシールド編組線6dと絶縁外被6e
も、圧着部2f上の編組線圧着片2gと外被圧着片2h
が形成された位置に載置される。
【0059】次に、圧着用治具51,52が動作して、
圧着部2fの編組線圧着片2gと外被圧着片2hとでシ
ールド編組線6dと絶縁外被6eを圧着固定する(図中
矢印C)。シールドケーブル6が圧着部2fに固定され
ると共に、外導体端子2とシールド編組線6dとが電気
的に接続される
【0060】そして、遮蔽蓋閉止用治具54が動作し
て、遮蔽蓋22が閉じられる(図中矢印D)。最後に圧
接用治具55が動作して、端子挿入部材3が、仮係合位
置から押し込まれる(図中矢印E)。押込まれた内導体
端子4の圧接部4dが、保持部材5に保持された信号線
6aの屈曲部6fに圧接接続される。このようにシール
ドコネクタ21は、機械による組付けの自動化し易い構
成になっているが、他の実施の形態に係るシールドコネ
クタも同様の工程で組付けることが可能なのは言うまで
もない。
【0061】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施できることは勿論である。例えば、上記
実施の形態では、メス型端子形状の内導体端子を用いて
説明したが、オス型端子形状のものにも適用できるのは
言うまでもない。
【0062】また、保持部材に形成された導入溝は上方
が開口された形状になっていたが、信号線を挿通させる
ように前後に開口した導入孔としても良い。要するに、
圧接方向をケーブルの軸方向と同じにするために、内導
体端子圧接部の圧接刃をその軸方向に平行になるように
形成し、シールドケーブから剥き出しになった信号線の
端末部分をその軸方向に対して交差するよう屈曲させ
て、その屈曲部と内導体端子圧接部と軸方向に突き合わ
せて圧接する構造のものであれば良い。
【0063】
【発明の効果】本発明に係るシールドコネクタの接続構
造によれば、シールドケーブルの信号線の端末部分を屈
曲保持して、その屈曲部と内導体端子に設けられた圧接
部とを軸方向に対向させて圧接接続させる構成にしたの
で、コネクタの軸方向の長さに対して短い接続スペース
で圧接接続することが可能になり、その工程も簡便なの
で端末加工の作業性が向上し、コネクタの小型化も可能
で、機械による組付けの自動化がし易い。
【0064】また、接続信頼性の確保のために、信号線
との接触部位を増やすように内導体端子に圧接部を複数
設けても、コネクタを長くすることなく圧接部を増加さ
せて接続信頼性を向上させることができる。
【0065】また、従来技術では、コネクタの軸方向に
対して垂直に圧接接続する構造のため、そのスペースと
して外導体端子上面のほぼ後半部分を大きく開口させる
必要があり、さらにはシールド性の確保のためその大き
く開口した開口部を別途カバー部材で塞ぐ構成であった
が、本発明に係るシールドコネクタの接続構造によれ
ば、信号線を屈曲保持する絶縁性の保持部材を外導体端
子の開口した装着室に装着する構成なので、その開口部
を小さくすることが可能になり、塞がなくてもシールド
性能を確保することができる。
【0066】さらに、屈曲保持した信号線に圧接する構
成にしたことより、従来、垂直方向に形成されていた内
導体端子の圧接部を軸方向に形成するので、その内導体
端子の構造を簡易な形状にすることができ、一般的に導
電性板材により製作される内導体端子の製造コストを安
くできる。
【0067】この場合、さらに遮蔽蓋を外導体端子に一
体に設ける構成にすればば、従来技術の外導体端子のよ
うに、圧接接続のため開口部を塞ぐシールドカバーを別
途設けて装着するというようなことがないので、部品点
数も少なく、閉じるだけとういう簡便な工程でシールド
性をさらに向上させることができ、低コストである。
【0068】そして、本発明に係るシールドコネクタの
組付方法によれば、信号線に内導体端子の圧接部を圧接
する工程が端子挿入部材を押込むという工程で行われる
ので、従来行われてきた端子挿入部材を外導体端子に収
容するという工程そのものが、圧接接続の工程にもなる
ので、従来技術では必要だった圧接専用の工程が不要に
なる。
【0069】さらに、端子挿入部材を外導体端子の筒状
の収容室に収容して仮係止し、圧接時には装着室側に更
に押込むという組付け方法なので、圧接接続前に外導体
端子の収容室に仮係止状態で収容しておくことができる
ので、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシールドコネク
タの分解斜視図を示した図である。
【図2】図1に示したシールドコネクタの組付け手順を
示した図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るシールドコネク
タの分解斜視図を示した図である。
【図4】図3に示したシールドコネクタの組付け手順を
示した図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るシールドコネク
タの分解斜視図を示した図である。
【図6】図5に示したシールドコネクタの組付け手順を
示した図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るシールドコネク
タの分解斜視図を示した図である。
【図8】図7に示した信号線を屈曲保持する工程を示し
た図である。
【図9】図7に示したシールドコネクタの組付け手順を
示した図である。
【図10】第1〜第4の実施形態のシールドコネクタの
組付けに適用される機械による組付け自動化の例を示し
た図である。
【図11】従来一般に知られるシールドコネクタの接続
構造を示した部分断面図である。
【符号の説明】
1 シールドコネクタ 2 外導体端子 3 端子挿入部材 4 内導体端子 4d 圧接部 4e 圧接刃 5 保持部材 5a 導入溝 5b 保持溝 5c 圧接刃逃がし溝 6 シールドケーブル 6a 信号線 6d シールド編組線
フロントページの続き (72)発明者 小島 伸昭 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E012 AA04 AA23 AA41 AA42 AA44 5E021 FA03 FA09 FA16 FB11 FB20 5E051 JA07 JB10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドケーブルの端末部分から露出さ
    れた信号線を屈曲保持する絶縁性の屈曲保持部材と、該
    信号線が圧接接続される圧接部を有する内導体端子と、
    該内導体端子をその圧接部が圧接方向に突出するように
    収容する絶縁性の端子挿入部材と、該端子挿入部材を収
    容する筒状の収容室と前記保持部材を装着する開口した
    装着室を有した外導体端子とからなり、該外導体端子の
    前記装着室に装着された前記保持部材に前記収容室に収
    容された前記端子収容部材を突き合わせた際には、屈曲
    保持された前記信号線に前記内導体端子の圧接部が圧接
    されてなることを特徴とするシールドコネクタの接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記保持部材には、前記信号線を屈曲保
    持する保持溝が形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のシールドコネクタの接続構造。
  3. 【請求項3】 前記保持部材の突き合わせ面には、前記
    内導体端子の圧接部逃がし溝が形成されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のシールドコネクタの接
    続構造。
  4. 【請求項4】 前記外導体端子には、前記保持部材の装
    着を案内するガイド片が設けられると共に、前記保持部
    材にはこのガイド片が挿入される案内溝が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシ
    ールドコネクタの接続構造。
  5. 【請求項5】 前記外導体端子には、前記保持部材の装
    着室の開口部分を塞ぐ蓋部がヒンジを介して一体的に設
    けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のシールドコネクタの接続構造。
  6. 【請求項6】 前記内導体端子には、前記圧接部が前記
    ケーブルの信号線接続端末の屈曲方向に2以上設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    のシールドコネクタの接続構造。
  7. 【請求項7】 シールドケーブルの端末部分から露出さ
    れた信号線を圧接接続するための圧接部を有する内導体
    端子を端子挿入部材に収容して、該端子挿入部材を外導
    体端子の筒状の収容室に収容して仮係止し、前記シール
    ドケーブルの端末部分から露出された信号線を絶縁性の
    保持部材の前面側に設けられる保持溝内に屈曲保持させ
    た状態で前記外導体端子の開口した装着室に装着し、前
    記収容室に収容された前記端子挿入部材を前記装着室側
    に更に押込むことにより前記内導体端子の圧接部に前記
    保持溝に屈曲保持された信号線部分が圧接接続されるよ
    うにしたことを特徴とするシールドコネクタの組付方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541354A (ja) * 2005-05-02 2008-11-20 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション 強化されたジャックインタフェースを有する電気コネクタ
CN107819237A (zh) * 2017-11-21 2018-03-20 东莞市卓越鑫汽车电子科技有限公司 汽车高速连接器结构和汽车高速连接器组件
CN107887763A (zh) * 2017-11-21 2018-04-06 东莞市卓越鑫汽车电子科技有限公司 汽车高速连接器结构和汽车高速连接器组件

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CN107887763B (zh) * 2017-11-21 2023-08-29 东莞市卓越鑫汽车电子科技有限公司 汽车高速连接器结构和汽车高速连接器组件
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