JP4514356B2 - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4514356B2
JP4514356B2 JP2001122865A JP2001122865A JP4514356B2 JP 4514356 B2 JP4514356 B2 JP 4514356B2 JP 2001122865 A JP2001122865 A JP 2001122865A JP 2001122865 A JP2001122865 A JP 2001122865A JP 4514356 B2 JP4514356 B2 JP 4514356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
retainer
shield
outer conductor
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001122865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002319456A (ja
Inventor
近弘 吉岡
典史 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2001122865A priority Critical patent/JP4514356B2/ja
Publication of JP2002319456A publication Critical patent/JP2002319456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4514356B2 publication Critical patent/JP4514356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の電気装置等へのワイヤハーネス等のケーブルの接続に関し、特にその電気装置におけるプリント基板やアンテナへシールドケーブルを中継接続するシールドコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カーナビゲーションシステム等の自動車の電気装置に内蔵される電子部品やIC(集積回路)等が実装された制御用のプリント基板へ伝送される電気信号は高速化(高周波化)され、また、そのプリント基板の基板パターンも密集し高密度化されてきている。一般的に、このような高周波の電気信号を伝送するために高周波対応のシールドケーブルが用いられるが、伝送される電気信号の高周波化に伴って、このシールドケーブルを中継接続するシールドコネクタにも高周波対応小型化の要求が高まっている。
【0003】
シールドケーブルの構造としては、通常、電気信号等の伝送路として金属製の複数の素線を束ねた信号線、同じく複数の素線を編んだ編組線よりなるシールド線との間に絶縁性の絶縁体を介在して、その外周を同じく絶縁性のシースで覆った構造になっており、シールド線が信号線の外周を隙間なく覆うことで電磁的にシールドして耐ノイズ性を確保している。
【0004】
一般的に、このような高周波信号を伝送するシールドケーブルを中継接続するためのシールドコネクタには、高周波信号を伝達する信号線と接続する内導体端子、編組線などのシールド線と接続すると共にその内導体端子の外周を覆って電磁的にシールドするための筒状に形成された外導体端子、これら内導体端子と外導体端子の間に設けられる所定の誘電率を有する誘電体が備えられており、中継するシールドケーブルの信号線と、シールド線をそれぞれ個別に電気的に中継接続する。
【0005】
通常、シールドを目的とする外導体端子はシールド線と接続される部分と内導体端子を覆う部分が一体で形成されているが、例えば特開2000−156261号公報に開示されているシールドコネクタは、その通常は一体となっている外導体端子を、シールドケーブルに圧着固定されて接続される中継端子と、内導体端子の外周を覆うための外導体シェルの2つに分離することで、内導体端子を外導体シェルによってほぼ完全に覆って、シールド性能や伝送特性を向上させる共に、その組立性を良くしたものである。この場合、分離された中継端子は外導体シェルに接触して係止されることで電気的に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シールドケーブルの端末に接続されたこのような構成のシールド端子ユニットは、ケーブル端末加工後、絶縁性のコネクタハウジング内に挿入されて収容固定されるのだが、この構造のものではコネクタハウジングによるシールド端子ユニットに対する固定のための係止が、2つに分離された外導体シェルの方に対してのみ行われているため、シールドケーブルが引っ張られたときには、コネクタハウジングからシールド端子ユニット全体が外れてしまう前に、外導体シェルから中継端子が外れてしまう恐れがあった。
【0007】
また、同様にコネクタハウジングによる係止が、2つに分離された外導体シェルの方に対してのみ行われていることにより、中継端子が半挿入状態で外導体シェルの正規の収容位置に係止されなくても、シールド端子ユニットをコネクタハウジング内に挿入できてしまうことになり、そのような半挿入状態を検知することもできないので、引っ張りによって外導体シェルから中継端子が外れてしまうという接続信頼性に問題があった。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、外導体端子を2つに分離してシールド性能を向上したこのようなシールドコネクタの引っ張りに対する強度を向上させると共に、コネクタハウジングへの半挿入を防止して信頼性を向上させることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため本発明に係る請求項1に記載のシールドコネクタは、信号線とシールド線とを有するシールドケーブルの信号線に電気的に接続される内導体端子を絶縁性の誘電体ハウジング内に保持し、該誘電体ハウジングの外面に保持される中継端子に該シールドケーブルのシールド線を電気的に接続し、該中継端子に電気的に接触する外導体シェルを前記誘電体ハウジングに外嵌した構成の電気接続子をコネクタハウジング内に収容し、前記中継端子に突設されるスタビライザを該コネクタハウジングの内壁面に設けられるガイド溝に挿入すると共に、該コネクタハウジングの側面に穿孔形成されたリテーナ装着口から挿入されるリテーナが前記スタビライザに係合して、前記電気接続子を抜脱不能に保持することを要旨とするものである。
【0010】
上記構成を有するシールドコネクタによれば、内導体端子を保持する誘電体ハウジング、この誘電体ハウジングに外嵌する外導体シェル、およびシールド線に接続される中継端子を別部材で構成しているので、シールドケーブルの結線を行った後に誘電体ハウジング全体を外導体シェルを外嵌して覆い、外導体シェル及びこれと電気的に接触する中継端子により、誘電体ハウジング全体及び中継端子のシールド線接続部までシールドする構造を採用することが可能になり、シールドシェルに内導体端子がほぼ完全に覆われるため、シールド性能、高周波伝送特性が向上する。
【0011】
さらに、このように簡素な構成なので、中継端子の組付け、シールドケーブルの接続、外導体シェルへの外嵌等の組付けが決まった方向から一連に行うことが可能になり、組立の自動化にも対応し易くなる上に、誘電体ハウジング、中継端子及び外導体シェルの組み合わせを適宜変えることで、各種の多芯シールドケーブルに対しての適用範囲を拡大することが可能になる。
【0012】
そして、このようなシールド性能や組付け性が向上した電気接続子の中継端子には、コネクタハウジングの内壁面に設けられるガイド溝に挿入されるスタビライザが突設されており、そのガイド溝に挿入されたスタビライザにリテーナが係合して電気接続子を抜脱不能に保持するので、ケーブルの引っ張りによって中継端子が抜ける、つまり電気接続子が抜けることが防止される。コネクタハウジングに収容後の電気接続子に対して、ケーブルが曲げられる等外力が加えられても、ガイド溝内でリテーナに係合したスタビライザによって中継端子のハウジング内でのぐらつき、つまり電気接続子のぐらつきが規制されるため、内導体端子と信号線との接続部(圧着・圧接・ハンダ付け等による)に負荷がかからず接続信頼性が向上する。
【0013】
さらに中継端子にスタビライザを突設し、コネクタハウジングにはこのスタビライザが挿入されるガイド溝を設けたことで、コネクタハウジングヘ電気接続子を収容する際の誤挿入が防止できる。
【0014】
この場合、請求項2に記載のように、前記コネクタハウジングのリテーナ装着口から挿入されるリテーナは、前記電気接続子の収容を許容する仮係止位置と、この仮係止位置よりも深い押込み位置であって前記スタビライザに係合して抜け防止する本係止位置とでそれぞれ保持可能であると共に、このリテーナには前記電気接続子の収容が正規でない半挿入状態では、前記スタビライザに当接して前記本係止位置へ移動不能とする半挿入検知部が設けられている構成にすれば、コネクタハウジングに電気接続子が収容した後、リテーナを押し込み本係止する際に、電気接続子ユニットが半挿入状態であればリテーナの半挿入検知部がスタビライザに当接して本係止位置まで押込むことができないので端子ユニットの半挿入を検知できる。さらに、外導体シェルに対して中継端子が半挿入状態であった場合は、たとえ外導体シェルがコネクタハウジング内の正規の位置に収容されていても中継端子のスタビライザが正規位置にはないため、リテーナは本係止位置まで押込むことができない。これにより中継端子の外導体シェルへの半挿入検知もできる。
【0015】
また請求項3に記載のように、前記コネクタハウジング内には、前記電気接続子の外導体シェルを係止するランス部が、係止位置に至るまで該外導体シェルに当接して撓み変形可能に設けられている構成にすれば、外導体シェルを係止するランス部と、中継端子を係止するリテーナとによって、引っ張りにより中継端子が外れて電気接続子ユニットが破損する恐れがなくなり、強度が増すことになる。
【0016】
請求項4に記載のように、前記リテーナには、前記外導体シェルを係止した前記ランス部の撓み変形を規制するランス規制部が設けられている構成にすれば、ランス部による外導体シェルの係止の引っ張りに対する抜けの強度が増す。
【0017】
さらに請求項5に記載のように、前記ガイド溝と前記ランス部は、前記コネクタハウジング内で対向するように設けられている構成にすれば、ランス部による外導体シェル係止位置とリテーナによるスタビライザ係止位置とが対向する位置になり、ランス部とリテーナによる係止位置が同じ側にある場合よりも引っ張られた時にコネクタハウジング内で電気接続子ユニットがこじられず、破損しずらい。
【0018】
さらに請求項6に記載のように、前記外導体シェルには、前記中継端子のスタビライザが挿入されるスリットが設けられている構成にすれば、外導体シェルヘの誤挿入が防止できると共に、より誘電体ハウジング全体及び中継端子のシールド線接続部までシールドする構造の外導体シェルとすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態に係るシールドコネクタについて図面を参照して詳細に説明する。ここで実施形態に係るシールドコネクタは、信号線が単線のシールドケーブル又は信号線を多数本有するいわゆる多芯シールドケーブルに適用されるもので、本実施例では特に2芯シールドケーブルに適用した場合について説明する。図1はシールドコネクタ1の分解斜視図を示したものである。このシールドコネクタ1には、コネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2に収容される電気接続子3(外導体シェル31、誘電体ハウジング32、内導体端子33、中継端子34の4点で構成)と、収容された電気接続子3を抜け止めするリテーナ4とが備えられている。なお、以下の説明において、図示しない相手側シールドコネクタとの嵌合方向を前方とする。
【0020】
まず、電気接続子3について図1〜図8を用いて説明する。電気接続子3は、外導体シェル31、誘電体ハウジング32、内導体端子33、中継端子34の4点から構成される。
【0021】
内導体端子33,33は、いわゆるメス型端子形状を有したものであり、シールドケーブル5の導体51aに接続して、高周波信号を伝達する。図3に示すように、内導体端子33の先端には、図示しない相手側シールドコネクタのオス型端子が挿入される端子挿入口33bが開口して設けられると共に、そのオス型端子に弾性的に接触する弾性接触片33c,33cが上下に設けられている。また内導体端子33の後部には、シールドケーブル5の信号線51の絶縁内被51bを破って内部の導体51aに接触可能な圧接刃33aが設けられている。また、ほぼ中央には切り起こされた係合片33dが設けられ、後述する誘電体ハウジング32内部の係合凸部32eに係合して抜け止めされる。
【0022】
誘電体ハウジング32は、合成樹脂材料により成形されたもので、所定の誘電率を有している。図3に示すように、内導体端子33,33を収容するための端子収容室32a,32aが仕切り板32fによって隔てられ設けられている。前方部には、図示しない相手側シールドコネクタのオス型端子が挿入され、端子収納室32aに収納された内導体端子33の端子挿入口33bに挿入接続させるための挿入口32b,32bが開口して設けられている。また誘電体ハウジング32の後方には、後述する中継端子34の水平部34aを外面32hと面一となるように嵌め込む水平板32gが設けられ、この水平板32gには嵌合凸部32cが突出して形成されている。
【0023】
中継端子34は、シールドケーブル5のシールド線52と後述する外導体シェル31を中継接続するもので、導電性板材を折り曲げて形成されている。誘電体ハウジング32の水平板32gに設けられた嵌合凸部32cに嵌合する嵌合孔34cが、水平部34aに形成されている。左右側部には、スタビライザ34b,34bが側方に突出して設けられている。このスタビライザ34b,34bは、後述する外導体シェル31の後方の両側壁にスリット状に切欠形成されたスリット31d,31dに挿入される。さらに、後方部分には、シールドケーブル5の端末部のシールド線52が絶縁外被53上に反転された反転部52aをかしめて挾圧保持する圧着片34d,34dが設けられている。
【0024】
外導体シェル31は、シールドケーブル5の信号線51に接続された内導体端子33の外周を覆って電磁的に遮蔽するもので、導電性板材を折り曲げて形成されており、略角筒状の収容部31eが設けられている。この収容部31e内には、誘電体ハウジング32の係合窪み32dに係合する本係止片31aおよび仮係止片31bが前後に設けられている。また外導体シェル31の後方の両側壁には、スリット状に切欠されたスリット31d,31dが形成されており、挿入されたスタビライザ34bを係止する。
【0025】
これらのコネクタ部材の組付けは、まず内導体端子33,33を誘電体ハウジング32の端子収容室32a,32aに収容する。このとき内導体端子33の係合片32dが、収容室32a内に突出して設けられた係合凸部32eに係合することで抜け止め固定される。その後、誘電体ハウジング32の水平板32gの外面に設けられた嵌合凸部32cを中継端子34に設けられた嵌合孔34cに嵌合して誘電体ハウジング32は中継端子34に位置決めされて固定される(図3参照)。このように内導体端子33、誘電体ハウジング32、中継端子34の3つのコネクタ部材で組立てられた組立体60を図4に示すように外導体シェル31に挿入する。
【0026】
ここで、具体的にシールドケーブル5の端末処理工程について図5から図8を用いて説明する。なお、電気接続子3の縦断面図である図5(a)、(b)、(c)の外観斜視図が、図6、図7、図8の順に示されている。
【0027】
まず、図5(a)および図6に示すように、前述の内導体端子33、誘電体ハウジング32および中継端子34からなる組立体60を外導体シェル31に仮係止位置まで挿入する。このとき挿入された組立体60は、その誘電体ハウジング32に設けられた係合窪み32dに、外導体シェル31の収容部31e内壁後側に設けられた仮係止片31bが係合され、組立体60が外導体シェル31内で仮係止された状態となっている。
【0028】
この仮係止状態で、2芯シールドケーブルの端末部分の絶縁外被53が剥ぎ取られて信号線51とシールド線52が露出されたシールドケーブル5をこの組立体60に接続する。図5(b)および図7に示すように、露出した信号線51を誘電体ハウジング32に収容固定された内導体端子33に形成された圧接刃33aにそれぞれ圧接されて、信号線51の導体51aと接触することで電気的に導通接続される。露出したシールド線52は絶縁外被53上に反転されており、その反転部52aを誘電体ハウジング32に位置決め固定された中継端子34の圧着片33d,34dで挾圧保持することで、シールド線52が中継端子34に接触して電気的に導通接続される。これにより、シールドケーブル5の接続端末が組立体60に接続固定される。
【0029】
このようにシールドケーブル5の導体51aとシールド線52がそれぞれ接続された組立体60を仮係止状態の位置からさらに奥側に挿入する。図5(c)および図8に示すように、さらに挿入された組立体60は、その誘電体ハウジング32に設けられた係合窪み32dの仮係止片31bによる係止が外れ、今度は前側に設けられた本係止片31aに係合して本係止される。こうして組立体60は外導体シェル31内で本係止された状態で抜け止めされる。このとき中継端子34の外面が外導体シェル31の内面に面接触することで電気的に導通接続される。これによりシールドケーブル5のシールド線52は中継端子34を介して外導体シェル31と電気的に接続されたことになる。
【0030】
また、中継端子34左右に翼片状に設けられたスタビライザ34b,34bは、外導体シェル31の後側壁面に切欠形成されたスリット31d,31dに挿通されると共に、スリット31dの前端部に当接して挿入方向への移動が規制される。こうして本係止状態の組立体60は外導体シェル31内での進退動が規制されて抜け止め固定される。
【0031】
このように、シールドケーブル5に圧着固定されて接続される中継端子34と、内導体端子33の外周を覆うための外導体シェル31の2つに分離されているので、内導体端子33を外導体シェル31によってほぼ完全に覆うことができ、シールド性能や伝送特性が向上されている。
【0032】
次にコネクタハウジング2とリテーナ4についての説明する。図9〜図15に示されるように、コネクタハウジング2は、合成樹脂材料により略直方体状に一体に形成されており、その内部に前述の電気接続子3を収容して、図示しない相手側コネクタと嵌合する。コネクタハウジング2の前部には、相手側コネクタを収容可能なフード部21が設けられている。フード部21の奥面からは後方に向かって、筒状の接続子収容部22が形成されており、接続子収容部22の内側空間には、電気接続子3の後半部分が収容可能とされている。この接続子収容部22は前後に開口されており、その前方はフード部21内の空間に連通されている。
【0033】
フード部21の前端部からは、ロック部23が後方に撓み可能に延設して設けられており、そのロック部23の途中位置にはロック突部23aが突設されている。このロック突部23aは、図示しない相手側コネクタのコネクタハウジングと係合して、両コネクタハウジングを抜け止め状態にする。またロック部23の後端にはロック解除部23bが形成されており、このロック解除部23bを押圧動作させることで、相手側コネクタのコネクタハウジングとの係合が外れ、抜け止め状態が解除される。これにより両コネクタの嵌合による抜き差しが可能になっている。
【0034】
また、接続子収容部22の後方は接続子挿入口24とされている。接続子収容部22を形成する内壁のほぼ中央には、後方から前方に向かってランス部25が内側に突設されている。ランス部25は、上下に撓み変形可能に形成されており、収容される電気接続子3の外導体シェル31のランス係合部31cに係合して電気接続子3の抜けを止めるものである(図15参照)。また接続子収容部22を形成する内壁において、ランス部25とは対向する位置の側壁左右部分には一対のガイド溝26,26が凹設されている。このガイド溝26には、中継端子34のスタビライザ34bが挿入可能とされている。
【0035】
またコネクタハウジング2のランス部25側の壁面からは、接続子収容部22に連通するリテーナ装着口27が設けられている。リテーナ装着口27は、後述するリテーナ4の平断面形状に合せて略長方形状に形成されており、その左右端部はリテーナ係合溝28とされており、その内部には、前後の壁面から2つの係合突起28a,28bが突設されている。このうち後側の壁のものは、仮係合突起28aとされ、リテーナ4を仮係合位置に保持する。前側の壁のものは、仮係合突起28aよりも深い位置に設けられた本係合突起28bとされ、リテーナ4を本係合位置に保持する。また、両リテーナ係合溝28,28の内側には、接続子収容部22のガイド溝26に連通する接続子係合溝29が形成されている。この接続子収容溝29には、後述するリテーナ4の接続子係合部44aが進入可能とされている。
【0036】
リテーナ4は、合成樹脂材料により一体に成形されており、コネクタハウジング2に組み付けられて電気接続子3を抜け止め保持する。リテーナ4は、面一に形成された基部41と、この基部41の左右端部から直角に延設された一対の係合脚片42,43と、両係合脚片よりも基部41の内側から直角に延設された左右一対の中央片44とを備えている。基部41は略長方形状に形成されており、コネクタハウジング2のリテーナ装着口27の空間内において、ランス部25に被さるようにそのランス部25外側に収容可能となっている。
【0037】
リテーナ4の基部41の左右端部からそれぞれ延設して形成された係合脚片42,43と中央片44のうち、前後に設けられた係合脚片42,43は、互いに閉脚方向に撓み変形可能とされていると共に、各脚片42,43の先端には、係合爪42a,43aが突設されて、リテーナ係合溝28,28の内壁に形成された係合突起28a,28bに係合可能とされている。すなわち後側の仮係合脚片42の仮係合爪42aは、仮係合突起28aに係合して、リテーナ4を仮係合位置に保持する(図11参照)。
【0038】
また、左右一対の中央片44には、接続子係合部44aが係合脚片42,43よりもさらに長めに延設されており、接続子係合溝29からガイド溝26内に進入可能とされている。各接続子係合部44aの先端部付近には、互いに対向する面側に干渉回避溝44bが凹設されている。この干渉回避溝44bの溝幅は、ガイド溝26の溝幅とほぼ同等に形成されている。リテーナ4が仮係合位置にあるときには、この干渉回避溝44bは、ガイド溝26に一致するようになっており、このときには電気接続子3の接続子収容部22への挿脱を許容する。またリテーナ4がさらに押込まれて本係合位置にあるときには、干渉回避溝44bがガイド溝26よりもさらに奥側に移動しているので、これによりガイド溝26が途中位置で閉止された状態となる(図14および図15参照)。
【0039】
次にこのような構成のコネクタハウジング2に、前述の電気接続子3を組付ける手順について図10〜図15を用いて説明する。なお、図15は組付け完了後の断面図が示されているが、図10〜図14における電気接続子3部分については、リテーナ4によるコネクタハウジング2への係止を説明するため、中継端子34のスタビライザ34bの断面のみを図示し、その他の部分については省略してある。
【0040】
まず、電気接続子3を組み付ける前に、コネクタハウジング2にリテーナ4を組付ける。リテーナ4の係合脚片42,43と接続子係合部44aとを、それぞれリテーナ装着口27のリテーナ係合溝28,28と接続子係合用溝29とに嵌め込んで、押圧操作する。仮係合脚片42が閉脚変形し、仮係合爪42aが仮係合突起28aを乗り越えて、再び仮係合脚片42が復帰変形すると、リテーナ4が仮係合位置に至る(図10および図11参照)。
【0041】
ここで電気接続子3を接続子挿入口24から挿入を開始する(図11参照)。このとき、仮係合位置では、接続子係合部44aに凹設されている干渉回避溝44bがガイド溝26と一致しており、リテーナ4は電気接続子3の挿入を許容している。外導体シェル31の収容部31eの外壁がランス部25を撓ませた状態で電気接続子3の挿入操作が進行する(図11および図12参照)。収容部31eの外壁がランス部25を乗り越えると、ランス部25が復帰変形して、収容部31e後縁のランス係合部31cに係合し、電気接続子3の外導体シェル31がランス部25によって係合される(図13〜図15参照)。
【0042】
この外導体シェル31がランス部25を撓ませた状態で進行すると同時に、電気接続子3に備えられた中継端子34のスタビライザ34bは、コネクタハウジング2のガイド溝26に挿入されて、ガイド溝26内を進行する(図11および図12参照)。そして、ランス部25を乗り越えた外導体シェル31の後縁のランス係合部31cに、復帰変形したランス部25が係合すると共に、中継端子34のスタビライザ34bはガイド溝26前端に当接して、その進行が規制される(図13参照)。
【0043】
そして、この状態で、リテーナ4をさらに押込み操作して、本係合爪43aと本係合突起28bとを当接させて、本係合脚片43を閉脚方向に撓み変形させる。本係合爪43aが本係合突起28bを乗り越えると、本係合脚片43が復帰変形し、本係合爪43aと本係合突起28bとが係合することで、リテーナ4は本係合位置に至る(図14および図15参照)。このとき、リテーナ4の接続子係合部44aは、干渉回避溝44bがガイド溝26からずれた位置まで押込まれた状態となっており、これにより中継端子34のスタビライザ34bは前後への移動が規制される。また、リテーナ4の基部41はリテーナ装着口27の空間内において、ランス部25に被さるようにそのランス部25外側に位置しているので、ランス部25の撓み変形がこの基部41によって規制されることになる。こうして電気接続子3はランス部25とリテーナ4によって抜け止め状態とされる。
【0044】
このようにコネクタハウジング2内に収容された電気接続子3は、備えられた外導体シェル31がランス部25に係合して抜け止めされ、中継端子34がリテーナ4によってガイド溝26内で前後への移動が規制された状態で固定されているので、シールドケーブル5の引っ張りによって電気接続子3が抜けることが防止されると共に、コネクタハウジング2に収容後の電気接続子3に対して、シールドケーブル5が曲げられる等の外力が加えられても、中継端子34のスタビライザ34bによってコネクタハウジング2内でのぐらつきが規制されるため、内導体端子33と信号線51との接続部(この場合、圧接刃33aと導体51aとの接触部)に負荷がかからず接続信頼性が向上する。
【0045】
また、中継端子34のスタビライザ34bを側方に突出して設け、コネクタハウジング2のガイド溝26に挿入させる構成にしたことで、組付け時のコネクタハウジング2ヘの電気接続子3の誤挿入を防止できる。さらにコネクタハウジング2に電気接続子3が挿入された後、リテーナ4を押し込み操作して本係合させる際に、電気接続子3が半挿入状態、つまり中継端子34のスタビライザ34bがまだ干渉回避溝44b内に位置している状態であればリテーナ4を本係合位置まで押込むことができないので、電気接続子3の半挿入状態であることを検知することできる。さらに、外導体シェル31に対して中継端子34が半挿入状態であった場合は、外導体シェル31後縁のランス係合部31cにランス部25が係合していても中継端子34のスタビライザ34bがガイド溝26前端の正規位置にはないため、リテーナ4は本係合位置まで押込むことができない。これにより中継端子34の外導体シェル31への半挿入検知もできる。
【0046】
コネクタハウジング2の接続子収容部22には、ガイド溝26とランス部25が、その接続子収容部22内で対向するような位置に設けられているので、ランス部25による外導体シェル31係止位置と、リテーナ4によるスタビライザ34b係止位置とが対向する位置になり、ランス部25とリテーナ4による係止位置が同じ側にある場合よりも引っ張られた時のコネクタハウジング2内での電気接続子3のこじれが規制され、電気接続子3の破損が防止される。
【0047】
また、電気接続子3に備えられた外導体シェル31のスリット31dに、中継端子34のスタビライザ34bを挿入して係止する構成になっているので、中継端子34の外導体シェル31ヘの誤挿入が防止できると共に、より内導体端子33全体及び中継端子34のシールド線との接続部まで覆う構造の外導体シェル31とすることができる。
【0048】
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、上記の実施の形態では内導体端子として雌型のものを示したが、本発明によれば端子の雌雄は問わない。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係るシールドコネクタによれば、従来一体ものであった外導体端子を、外導体シェルと中継端子の2つに分離した構成にすることでシールド性能が向上した電気接続子を、コネクタハウジングに収容して固定するために、中継端子に設けられたスタビライザを、コネクタハウジングの内壁面に設けられるガイド溝内でリテーナに係合させて固定するので、引っ張りによって電気接続子が抜けたり、中継端子だけが抜けたりすることが防止され、さらにコネクタハウジングに収容後の電気接続子に対して、シールドケーブルが曲げられる等外力が加えられても、中継端子のスタビライザによってコネクタハウジング内でのぐらつきが規制されるため、電気接続子の内導体端子と信号線との接続部に負荷がかからず接続信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシールドコネクタ1の分解斜視図を示した図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電気接続子3を後方から見た分解斜視図を示した図である。
【図3】図2に示した電気接続子3のうちの組立体60部分を前方から見た分解斜視図と外観斜視図を示した図である。
【図4】図3に示した電気接続子3の組立体60と外導体シェル31を前方から見た分解斜視図を示した図である。
【図5】電気接続子3へのシールドケーブル5の接続処理を順に説明した縦断面図を示した図である。
【図6】図5(a)の電気接続子3の外観斜視図を示した図である。
【図7】図5(b)の電気接続子3の外観斜視図を示した図である。
【図8】図5(c)の電気接続子3の外観斜視図を示した図である。
【図9】図1のコネクタハウジング2とリテーナ4の詳細な外観斜視図を示した図である。
【図10】コネクタハウジング2と装着前のリテーナ4の縦断面図を示した図である。
【図11】コネクタハウジング2と仮係止位置に装着されたリテーナ4の縦断面図を示した図である。
【図12】コネクタハウジング2のガイド溝に挿入されたスタビライザの状態を示した縦断面図である。
【図13】コネクタハウジング2のガイド溝に挿入されたスタビライザの移動が規制された状態を示した縦断面図である。
【図14】コネクタハウジング2と本係止位置に装着されたリテーナ4の縦断面図を示した図である。
【図15】コネクタハウジング2と本係止位置に装着されたリテーナ4によって抜け止めされた電気接続子の状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 シールドコネクタ
2 コネクタハウジング
3 電気接続子
4 リテーナ
5 シールドケーブル
28 リテーナ装着口
28 リテーナ係合溝
29 接続子係合溝
31 外導体シェル
31d スリット
32 誘電体ハウジング
33 内導体端子
34 中継端子
34b スタビライザ
42 仮係合脚片
43 本係合脚片
44b 干渉回避溝
51 信号線
52 シールド線

Claims (6)

  1. 信号線とシールド線とを有するシールドケーブルの信号線に電気的に接続される内導体端子を絶縁性の誘電体ハウジング内に保持し、該誘電体ハウジングの外面に保持される中継端子に該シールドケーブルのシールド線を電気的に接続し、該中継端子に電気的に接触する外導体シェルを前記誘電体ハウジングに外嵌した構成の電気接続子をコネクタハウジング内に収容し、前記中継端子に突設されるスタビライザを該コネクタハウジングの内壁面に設けられるガイド溝に挿入すると共に、該コネクタハウジングの側面に穿孔形成されたリテーナ装着口から挿入されるリテーナが前記スタビライザに係合して、前記電気接続子を抜脱不能に保持することを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングのリテーナ装着口から挿入されるリテーナは、前記電気接続子の収容を許容する仮係止位置と、この仮係止位置よりも深い押込み位置であって前記スタビライザに係合して抜け防止する本係止位置とでそれぞれ保持可能であると共に、このリテーナには前記電気接続子の収容が正規でない半挿入状態では、前記スタビライザに当接して前記本係止位置へ移動不能とする半挿入検知部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 前記コネクタハウジング内には、前記電気接続子の外導体シェルを係止するランス部が、係止位置に至るまで該外導体シェルに当接して撓み変形可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールドコネクタ。
  4. 前記リテーナには、前記外導体シェルを係止した前記ランス部の撓み変形を規制するランス規制部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシールドコネクタ。
  5. 前記ガイド溝と前記ランス部は、前記コネクタハウジング内で対向するように設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載のシールドコネクタ。
  6. 前記外導体シェルには、前記中継端子のスタビライザが挿入されるスリットが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシールドコネクタ。
JP2001122865A 2001-04-20 2001-04-20 シールドコネクタ Expired - Fee Related JP4514356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001122865A JP4514356B2 (ja) 2001-04-20 2001-04-20 シールドコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001122865A JP4514356B2 (ja) 2001-04-20 2001-04-20 シールドコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002319456A JP2002319456A (ja) 2002-10-31
JP4514356B2 true JP4514356B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=18972510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001122865A Expired - Fee Related JP4514356B2 (ja) 2001-04-20 2001-04-20 シールドコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4514356B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018227057A1 (en) 2017-06-08 2018-12-13 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
CN110383592A (zh) * 2017-03-10 2019-10-25 株式会社自动网络技术研究所 屏蔽端子及屏蔽连接器
US11296463B2 (en) 2018-01-26 2022-04-05 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
US11303068B2 (en) 2012-07-16 2022-04-12 Commscope, Inc. Of North Carolina Balanced pin and socket connectors
US11362463B2 (en) 2018-02-26 2022-06-14 Commscope Technologies Llc Connectors and contacts for a single twisted pair of conductors
US20220294159A1 (en) * 2019-08-09 2022-09-15 Autonetworks Technologies, Ltd. Connector
US11652322B2 (en) 2017-04-24 2023-05-16 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
US11652319B2 (en) 2016-03-04 2023-05-16 Commscope Technologies Llc Two-wire plug and receptacle
US11894637B2 (en) 2019-03-15 2024-02-06 Commscope Technologies Llc Connectors and contacts for a single twisted pair of conductors
US12034252B2 (en) * 2019-08-09 2024-07-09 Autonetworks Technologies, Ltd. Connector

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4086246B2 (ja) 2004-11-19 2008-05-14 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
US7708591B2 (en) 2008-05-22 2010-05-04 Yazaki Corporation Shield connector
JP4770967B2 (ja) * 2009-05-21 2011-09-14 住友電装株式会社 コネクタ
US8845365B2 (en) * 2011-12-08 2014-09-30 Tyco Electronics Corporation Cable header connector
JP6462601B2 (ja) * 2016-01-12 2019-01-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP6525221B2 (ja) 2016-01-13 2019-06-05 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP6739793B2 (ja) * 2016-09-09 2020-08-12 日本圧着端子製造株式会社 同軸コネクタ
JP6760147B2 (ja) * 2017-03-10 2020-09-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド端子及びシールドコネクタ
JP6769353B2 (ja) * 2017-03-13 2020-10-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子ユニット及びコネクタ
JP6769354B2 (ja) * 2017-03-13 2020-10-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子ユニット及びコネクタ
JP7232015B2 (ja) 2018-11-08 2023-03-02 日本航空電子工業株式会社 コネクタ及びハーネス
JP7259444B2 (ja) * 2019-03-20 2023-04-18 住友電装株式会社 コネクタ
CN116298777B (zh) * 2023-01-17 2024-01-30 苏州联讯仪器股份有限公司 一种芯片测试结构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000021486A (ja) * 1998-07-06 2000-01-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2000156261A (ja) * 1998-09-17 2000-06-06 Harness Syst Tech Res Ltd シ―ルドコネクタ
JP2000323246A (ja) * 1999-05-07 2000-11-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd シールド端子

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000021486A (ja) * 1998-07-06 2000-01-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2000156261A (ja) * 1998-09-17 2000-06-06 Harness Syst Tech Res Ltd シ―ルドコネクタ
JP2000323246A (ja) * 1999-05-07 2000-11-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd シールド端子

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11303068B2 (en) 2012-07-16 2022-04-12 Commscope, Inc. Of North Carolina Balanced pin and socket connectors
US11652319B2 (en) 2016-03-04 2023-05-16 Commscope Technologies Llc Two-wire plug and receptacle
CN110383592A (zh) * 2017-03-10 2019-10-25 株式会社自动网络技术研究所 屏蔽端子及屏蔽连接器
CN110383592B (zh) * 2017-03-10 2021-01-22 株式会社自动网络技术研究所 屏蔽端子及屏蔽连接器
US11652322B2 (en) 2017-04-24 2023-05-16 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
WO2018227057A1 (en) 2017-06-08 2018-12-13 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
US11271350B2 (en) 2017-06-08 2022-03-08 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
US11296463B2 (en) 2018-01-26 2022-04-05 Commscope Technologies Llc Connectors for a single twisted pair of conductors
US11362463B2 (en) 2018-02-26 2022-06-14 Commscope Technologies Llc Connectors and contacts for a single twisted pair of conductors
US11894637B2 (en) 2019-03-15 2024-02-06 Commscope Technologies Llc Connectors and contacts for a single twisted pair of conductors
US20220294159A1 (en) * 2019-08-09 2022-09-15 Autonetworks Technologies, Ltd. Connector
US12034252B2 (en) * 2019-08-09 2024-07-09 Autonetworks Technologies, Ltd. Connector

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002319456A (ja) 2002-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4514356B2 (ja) シールドコネクタ
CN109149297B (zh) 同轴连接器组装体
CN110311247B (zh) 连接器
EP2178177B1 (en) Shield connector
JP5864351B2 (ja) シールドコネクタ
JP5333632B2 (ja) シールドコネクタ
CN109417251B (zh) 屏蔽连接器
JP2016072067A (ja) コネクタ
JPH06243933A (ja) シールド型電気コネクタ
JP2000251963A (ja) 小型コネクタ
US5611711A (en) Electrical connector assembly
JPH10289756A (ja) コネクタ嵌合構造
JP4851355B2 (ja) 外導体端子及びシールドコネクタ
KR101767683B1 (ko) 결합검지수단을 가지는 커넥터
US6234840B1 (en) Shield connector
JP2006510169A (ja) 端子位置維持(assurance)システムを有する電気コネクタ
KR102550876B1 (ko) 동축 케이블용 커넥터
JP2002319458A (ja) シールドコネクタ
JP2704316B2 (ja) 電気コネクタハウジング組立体
JP5140837B2 (ja) 電気コネクタ
CN113745897A (zh) 连接器锁定结构
JP5048580B2 (ja) シールドコネクタ
JP5128359B2 (ja) シールドコネクタ
CN114006202A (zh) 连接器结构体
JP2008204720A (ja) 短絡部材、短絡部材付電線、ジョイントコネクタおよび短絡方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees