JP2002316777A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JP2002316777A
JP2002316777A JP2001122015A JP2001122015A JP2002316777A JP 2002316777 A JP2002316777 A JP 2002316777A JP 2001122015 A JP2001122015 A JP 2001122015A JP 2001122015 A JP2001122015 A JP 2001122015A JP 2002316777 A JP2002316777 A JP 2002316777A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制動動作の確実性、安全性の面から2系統の制
動手段を有する電磁ブレーキを用いたエレベーター装置
を要求されることがあるが、この2系統の制動手段を有
する電磁ブレーキでは制動手段の異常・故障検知及び検
知後の運転制御の考慮がされていなかった。 【解決手段】制動力付加手段及び制動力解放手段の状態
要件を入力し、この状態要件に応じて指令値を出力して
制動力制御手段を作動させる状態要件判断手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ装置とし
て複数の制動力付加手段と複数の制動力解放手段とを有
するエレベーター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロープ式エレベーター装置は図9
に示すように、昇降路1下部のピット1aに設置した巻上
機2の駆動シーブ3に巻き掛けた主ロープ4を昇降路1上部
のそらせ車5を介して両側にそれぞれ乗かご6の吊り車7
及びつり合おもり8の吊り車9を巻回し、両端が昇降路1
頂部のロープ止め部材10に固定され、前記乗かご6及び
つり合おもり8がつるべ状に懸下される。前記巻上機2は
前記駆動シーブ3と、この駆動シーブ3を駆動する電動機
11、乗かご6及びつり合おもり8を停止・保持するための
ブレーキ装置としての電磁ブレーキ12で構成され、この
電磁ブレーキ12は巻上機の回転部に制動力を付加する制
動力付加手段と、この制動力付加手段を解放操作してそ
の付加力を解除する制動力解放手段とから構成される。
また、前記電動機11の軸の回転を検出し、この検出出力
を前記乗かご6の位置、速度等の制御に用いるエンコー
ダ13を備えている。
【0003】このように構成されたエレベーター装置で
は、巻上機2の電動機11および電磁ブレーキ12が制御装
置14によって制御され、駆動シーブ3が駆動、制動され
る。これによって、巻き掛けられている主ロープ4が駆
動、制動され、乗かご6およびつり合おもり8が昇降路1
内を昇降、停止する。エンコーダ13の信号は制御装置14
にフィードバックされ、電動機11及び乗かご6の位置及
び速度制御を行う。
【0004】すなわち、エレベーター装置の運転は、ま
ず電磁ブレーキ12の制動力解放手段を操作して制動力を
解放した状態にし、巻上機2の電動機11を駆動して駆動
シーブ3を回転させ、主ロープ4を介して乗かご6を駆動
する。また、エレベーター装置の停止は、制御装置14か
らの減速、停止指令によって電動機11の速度、すなわ
ち、乗かご6の速度を零にし、その後、電磁ブレーキ12
の制動力付加手段により制動力、すなわち電磁ブレーキ
12で発生する摩擦力で巻上機2及び乗かご6を静止状態に
保持する。
【0005】ところで、回転軸をばねで制動力を付加し
電磁力で制動を解除する電磁ブレーキは、作動の確実
性、安全性の面などから制動手段を2系統設けることを
要求されることがある。2系統の制動手段を有する電磁
ブレーキとしては、例えば実開昭58−30046号公報に開
示されている。これは、少なくとも2組のリング状のア
ーマチャプレートと電磁石、制動ばねを具備し、それぞ
れで制動し得るようにしてなる電磁ブレーキであり、1
台のブレーキ装置を形成しているが、内部構造で制動手
段を2系統有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】エレベーターは人が利
用する縦方向の交通機械であるので、安全性には十分配
慮しなければならない。とくに安全装置であるブレーキ
装置は確実に作動し、制動動作を行うことが要求され
る。したがって、上記2系統の制動手段を有する電磁ブ
レーキをエレベーターに適用する場合も同様である。こ
の2系統の制動手段を有する電磁ブレーキは構成部品も
およそ倍増するので異常・故障の確率も増加する。そこ
で、異常・故障の早期検知が必要であるとともに、異常
・故障検知後にエレベーターを安全に最寄り階まで運行
させることが必要である。エレベーターの電磁ブレーキ
部の異常・故障検知とその後の運転方法については、特
開平9−295774号公報でレールブレーキにおけるブレー
キコイルの異常検出と最寄階運転があり、また、特開平
9−25068号公報でレールブレーキにおけるレールとシュ
ー間のギャップ検出と最寄階運転があり、また、特開平
10−120326号公報でレールブレーキにおけるブレーキシ
ューの磨耗検出と再起動阻止があり、また、特開平2−1
27379号公報でブレーキ部に加わる回転力の異常検出と
乗かごの停止、最寄階運転があり、また、特開平11−10
6154号公報でブレーキ部のアーマチャ−ディスク−プレ
ート間の間隙検出等がある。
【0007】しかしながら、上記従来の2系統の制動手
段を有する電磁ブレーキを用いたエレベーターでは制動
手段の異常・故障検知及び検知後の運転制御の考慮がさ
れてない。
【0008】本発明の課題は上記のような問題点を解決
するためになされたもので、複数系統の制動手段を有す
る電磁ブレーキの異常・故障を検知し、検知後最寄り階
まで運行させるエレベーター装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るエレベー
ター装置は、一方側に乗かご、他方側につり合おもりを
係合する主ロープが巻掛けられる駆動シーブと、この駆
動シーブを駆動し制御装置により運転制御される電動機
と、この駆動シーブを制動するブレーキ装置とで構成さ
れる巻上機を備え、前記ブレーキ装置は、前記巻上機の
回転部材に制動力を付加する複数の制動力付加手段と、
前記制動力付加手段を解放する複数の制動力解放手段と
を有し、前記制動力解放手段を制御する制動力制御手段
を具備して成るエレベーター装置において、前記制動力
付加手段及び制動力解放手段の状態要件を入力し、この
状態要件に応じて指令値を出力して前記制動力制御手段
を作動させる状態要件判断手段を備えたものである。
【0010】請求項2に係るエレベーター装置は、一方
側に乗かご、他方側につり合おもりを係合する主ロープ
が巻掛けられる駆動シーブと、この駆動シーブを駆動し
制御装置により運転制御される電動機と、この駆動シー
ブを制動するブレーキ装置とで構成される巻上機を備
え、前記ブレーキ装置は、前記巻上機の回転部材に制動
力を付加する複数の制動力付加手段と、前記制動力付加
手段を解放する複数の制動力解放手段とを有し、前記制
動力解放手段を制御する制動力制御手段を具備して成る
エレベーター装置において、前記制動力付加手段及び制
動力解放手段の状態要件を入力し、この状態要件に応じ
て指令値を出力して前記制御装置に入力し前記巻上機を
運転させる状態要件判断手段を備えたものである。
【0011】請求項3に係るエレベーター装置は、一方
側に乗かご、他方側につり合おもりを係合する主ロープ
が巻掛けられる駆動シーブと、この駆動シーブを駆動し
制御装置により運転制御される電動機と、この駆動シー
ブを制動するブレーキ装置とで構成される巻上機を備
え、前記ブレーキ装置は、前記巻上機の回転部材に制動
力を付加する複数の制動力付加手段と、前記制動力付加
手段を解放する複数の制動力解放手段とを有し、前記制
動力解放手段を制御する制動力制御手段を具備して成る
エレベーター装置において、前記制動力付加手段及び制
動力解放手段の状態要件を入力し、この状態要件に応じ
て指令値を出力して前記制動力制御手段を作動させると
ともに、前記指令値を前記制御装置に入力し前記巻上機
を運転させる状態要件判断手段を備えたものである。
【0012】請求項4に係るエレベーター装置は、前記
制動力付加手段は摺動部材と、前記巻上機の回転部材を
押圧するように配置され前記摺動部材を支持する支持部
材と、この支持部材を押圧するばねとで構成し、前記制
動力解放手段はフィールドコアに電磁コイルを有する電
磁石と、この電磁石で電磁吸引されて前記支持部材の押
圧を解除するアーマチャとで構成するとともに、前記状
態要件は、少なくとも前記電磁コイルの通電電流、前記
電磁石の温度、前記摺動部材の温度、前記アーマチャの
変位のいずれかとしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。なお、従来例の図9と同
一部分については同一符号を付し、説明を省略する。
【0014】図1は本発明の実施の形態によるエレベー
ター装置を示す構成図を示す。図2は本発明の実施の形
態による電磁ブレーキの正面図であり、後記する図3の
A−B−C断面を示す。図3は図2の右側面図、図4は図
2のD−D視図で電磁石部分の側面図を示す。図5は図2
のE−E視図でアーマチャ部分の側面図であり、第1及び
第2のアーマチャ24a、24bを構成した図を示す。 図6
は図5の第1のアーマチャ24aを示し、図7は図5の第
2のアーマチャ24bを示す。図8は図1の状態要件判断
手段19及び状態要件の検知を詳細に示す図である。
【0015】図1において昇降路下部のピットに設置し
た巻上機2の駆動シーブ3に巻き掛けた主ロープ4を昇降
路上部のそらせ車5を介して両側にそれぞれ乗かご6の吊
り車7及びつり合おもり8の吊り車9を巻回し、両端が昇
降路頂部のロープ止め部材10に固定され、前記乗かご6
及びつり合おもり8がつるべ状に懸下される。巻上機2は
前記駆動シーブ3、この駆動シーブ3を駆動する電動機1
1、乗かご6及びつり合おもり8を停止・保持するための
ブレーキ装置としての電磁ブレーキ12で構成される。
【0016】この電磁ブレーキ12は巻上機2の回転部に
制動力を付加する複数の制動力付加手段12a1、12a2と、
この制動力付加手段12a1、12a2を解放操作してその付加
力を解除する複数の制動力解放手段12b1、12b2とから構
成され、内部構造で前記制動力付加手段12a1と制動力解
放手段12b1とで構成される第1の制動手段12c及び前記
制動力付加手段12a2と制動力解放手段12b2とで構成され
る第2の制動手段12dの複数系統の制動手段を有する。
【0017】制御装置14は、乗かご6の位置、速度及び
運転方向を検出するエンコーダ13の出力と、乗かご6の
積載量検出器15の出力とをフィードバック入力として電
動機11を制御している。さらに制御装置14は状態要件判
断手段19に基準値16及び有効/無効信号20を出力すると
ともに、状態要件判断手段19から運転モード信号18を入
力している。
【0018】前記状態要件判断手段19は、電磁ブレーキ
12の状態要件、すなわち前記制動力解放手段12b1、12b2
の電磁コイル30の電流icあるいは電磁石22の温度Th1あ
るいは前記制動力付加手段12a1、12a2の摺動部材25の温
度Th2あるいはアーマチャ24a、24bの変位Da、Db等を入
力し、これらの状態要件をそれぞれの状態要件に対応す
る基準値16と比較し、設定した基準値16の範囲外となる
異常を検出すると、異常と検出した電磁コイル30の電流
icを遮断する制動力制御手段17に指令を出力するととも
に、通常運転モードから最寄階運転モードに切換える指
令信号、すなわち運転モード信号18を制御装置14に出力
する。
【0019】この際、前記運転モード信号18により、最
寄階運転モードの場合は状態要件判断手段19を無効と
し、通常運転モードの場合は状態要件判断手段19を有効
とするようになっている。また、状態要件判断手段19に
より最寄階運転モードとなる場合は、異常のある制動手
段系統の電磁コイル30の電流icを遮断する。すなわち、
コイル電流を遮断した方のブレーキは制動状態で運転す
ることになるので、電動機11及び電磁ブレーキ12に極力
負担がかからないように、乗かご積載量検出器15により
乗かご6とつり合おもり8との関係で重い方向、すなわち
回生運転方向に低速で運転するようになっている。
【0020】なお、42a、42bは電磁コイル30の通電電流
を検出する電流検出器であり、40a〜40dは電磁石22の温
度、40e〜40iは摺動部材25の温度を検出する温度検出器
であり、39a、39bはアーマチャ24a、24bの変位を検出す
る変位検出器である。
【0021】図2乃至図7において前記ブレーキ装置と
しての一例の2系統の制動手段を有する電磁ブレーキの
詳細を説明する。
【0022】21は電磁ディスクブレーキであり、主な構
成要素は電磁石22a〜22d、制動ばね23a〜23h、詳細を後
述する第1及び第2のアーマチャ24a、24b、摺動部材25a
〜25e、制動円板26、プレート27、支持軸28等で構成さ
れ、例えば電動機Mの回転軸29を制動付加、制動解除す
るように構成される。
【0023】前記電磁ディスクブレーキ21の構造を説明
する。コイル30a〜30dとこれを内蔵したフィールドコア
31a〜31dとで構成される複数の電磁石22a〜22dが電動機
Mのケーシング32に取付けられる。そして、前記フィー
ルドコア31a〜31dに隣接して第1及び第2のアーマチュア
24a、24b−制動円板26−プレート27の順に、電動機Mの
回転軸29方向に配置されている。さらに、ケーシング32
に設けられた通しボルトとしての支持軸28は前記第1及
び第2のアーマチャ24a、24b及びプレート27の外周部分
を貫き、これら第1及び第2のアーマチャ24a、24b及びプ
レート27を回転方向に拘束、回転軸29方向に可動に支持
する。前記支持軸28は先端部でプレート27をナット33で
支持軸28方向の位置決めを行っている。ナット34は前記
位置決めナット33の緩み止めである。前記第1及び第2の
アーマチャ24a、24b−プレート27間の間隔保持用のばね
35が設けてある。制動円板26は回転軸29に設けられたス
プラインボス36の外周部のスプライン37と噛み合って、
スプライン37上を回転軸29方向に可動になっている。
【0024】前記第1及び第2のアーマチュア24a、24bに
はそれぞれ円弧状の摺動材25a〜25d、プレート27には円
弧状あるいは環状の摺動材25eが装着されている。これ
らの摺動材25a〜25eが制動円板26を制動ばね23a〜23hの
圧力で挟圧して制動力を発生させている。なお、前記摺
動材25a〜25eは前記制動円板26側に装着しても良い。ま
たこれらの摺動材25a〜25eを装着し支持する第1及び第2
のアーマチュア24a、24b及びプレート27を総称して摺動
材25a〜25eの支持部材43と称する。
【0025】前記ケーシング32には制動ばね23a〜23hが
配置され、この制動ばね23a〜23hで第1及び第2のアーマ
チュア24a、24b、プレート27によって制動円板26を押圧
し、フィールドコア31a〜31dにコイル30a〜30dを内蔵し
た電磁石22a〜22dと第1及び第2のアーマチャ24a、24bと
で磁路gを形成し、コイル30の電流通電・遮断によりこ
のアーマチャ24a、24bを回転軸29方向に吸引動作(制動
解除動作になる)、釈放動作(制動付加動作になる)す
るようになっている。
【0026】上記構造において、第1の制動力付加手段1
2a1の主要構成はアーマチャ24a、摺動部材25a、25b、制
動ばね23a〜23dであり、第2の制動力付加手段12a2の主
要構成はアーマチャ24b、摺動部材25c、25d、制動ばね2
3e〜23hである。なお、摺動部材25eは第1及び第2の付
加手段12a1、12a2の共通構成部品である。また、第1の
制動力解放手段12b1の主要構成は電磁石22a、22bであ
り、第2の制動力解放手段12b2の主要構成は電磁石22c、
22dである。また、図1、図4に示すように、制動手段1
2c、12dで同一系統で用いる電磁石22のコイル30は並列
接続して電源供給される。すなわち、第1の制動手段12
cではコイル30a、30bが、第2の制動手段12dではコイル
30c、30dが並列接続され、それぞれ並列接続された電流
は電流検出器42a、42bで電流値ica、icbとして検出され
る。前記アーマチャ24a、24bは図5に示すように、従来
の円板状のものを円周方向に4個の部分体241〜244を形
成し、この部分体241〜244を一つ置きにこの部分体24
1、243の外周部で結合して図6に示す第1のアーマチャ
24aを構成し、残りの前記部分体242、244をこの部分体2
42、244の内周部で結合して図7に示す第2のアーマチ
ャ24bを構成する。これらアーマチャ24a、24bの重心G
は、一枚の円板状のアーマチャと同様に回転軸29の軸心
Oと一致する。そして、これらアーマチャ24a、24bには
支持軸28が貫通する穴38が円周線h上に、かつ重心Gに
関して対称位置に設けられ、同様に制動ばね23も前記ア
ーマチャ24a、24bを押圧するように、図5の場合である
と、穴38と同一円周線h上に配置され、かつ重心Gに関
して対称位置に配置される。また、電磁石22a〜22dは前
記部分体241〜244の略同一半径上の中央部分に配置され
るので、この電磁石22a〜22dよる部分体241〜244に作用
する電磁吸引力は前記アーマチャ24a、24bの重心Gに関
し対称位置となり平衡がとれている。
【0027】なお、前記第1及び第2のアーマチャ24
a、24bは、円板状の材料から一体的に切出しても良い
し、円板状の材料から4個の部分体241〜244に分割し
て、第1のアーマチャ24aは部分体241、243の外周部を
別体の結合部材で連結、第2のアーマチャ24bは部分体2
42、244の内周部を別体の結合部材で連結しても良い。
【0028】図8に図1の状態要件判断手段19部の詳細
を示す。
【0029】状態要件判断手段19には、常時電磁ブレー
キの第1の制動手段12cを構成する電磁石22a、22bの温
度を温度検出器40a、40bでの検出値Th1a、Th1b、電磁コ
イル30a、30bの電流を電流検出器42aでの検出値ica、摺
動部材25a、25bの温度を温度検出器40e、40fでの検出値
Th2e、Th2f、アーマチャ24aの変位を変位検出器39aでの
検出値Da、同様に第2の制動手段12dを構成する電磁石2
2c、22dの温度を温度検出器40c、40dでの検出値Th1c、T
h1d、電磁コイル30c、30dの電流を電流検出器42bでの検
出値icb、摺動部材25c、25dの温度を温度検出器40g、40
hでの検出値Th2g、Th2h、アーマチャ24bの変位を変位検
出器39bでの検出値Db、摺動部材25iの温度を温度検出器
40iでの検出値Th2iが入力される。なお、電磁コイル22
の電流icは第1の制動手段12cを構成する電磁コイル22
a、22b毎、第2の制動手段12dを構成する電磁コイル22
c、22d毎に並列接続された電流値ica、icbを検出するよ
うになっている。また、第1及び第2の制動手段12c、1
2dのコイル電流ica、icbを通電、遮断する接点SWa、SWb
の制御信号41a、41bを制動力制御手段17に出力してい
る。
【0030】そして、制御装置14からそれぞれの検出入
力値ic、Th1、Th2、Da、Dbと比較するコイル電流、電磁
石温度、摺動部材温度、アーマチャ変位の基準値16が入
力され、この基準値16と前記コイル電流ic、電磁石温度
Th1、摺動部材温度Th2、アーマチャ変位Da、Dbの検出入
力値と比較し、基準値16の範囲と異なると異常・故障と
認識し、エレベーターの運転モードを切替え指令する信
号18を制御装置14に送る。制御装置14はこの信号18に基
づき異常・故障の場合は前記状態要件判断手段19の機能
を無効、そうでなければ有効とする信号20を前記状態要
件判断手段19に指令するようになっている。
【0031】次に図1、8に基づいて動作を説明する。
【0032】状態要件判断手段19には、常時、電磁ブレ
ーキの第1の制動手段12cを構成する電磁石22a、22bの
温度Th1a、Th1b、電磁コイル30a、30bの電流ica、摺動
部材25a、25bの温度Th2e、Th2f、アーマチャ24aの変位D
aの検出値及び第2の制動手段を構成する電磁石22c、22
dの温度Th1c、Th1d、電磁コイル30c、30dの電流icb、摺
動部材25g、25hの温度Th2g、Th2h、アーマチャ24bの変
位Db及び摺動部材25iの温度Th2iの検出値が入力されて
おり、この状態要件判断手段19で制御装置14から出力さ
れるそれぞれの検出値ica、icb、Th1a〜Th1d、TH2e〜Th
2iの基準値16a〜16dと比較している。エレベーターが通
常運転中に、前記検出値ica、icb、Th1a〜Th1d、TH2e〜
Th2iと基準値16a〜16dとの比較の結果、例えば第1の制
動手段側12cが基準値16a〜16dの範囲と異なり異常・故
障と認識された場合、すべての電磁コイル30a〜30dの通
電を遮断し一旦非常制動をかけてエレベーターを停止さ
せる。その後、異常・故障と認識した第1の制動手段12
c側の接点SWaを開放して電磁コイル30a、30bへの電流ic
aを遮断し、正常な制動手段12d側の接点SWbを閉にして
電磁コイル30c、30dへの電流icbを流すとともに、制御
装置14に運転モード信号18を送り、制御装置14によりエ
レベーターが通常運転から最寄階運転に切替えられると
同時に、制御装置14からこの状態要件判断手段19を無効
とする信号20が送られる。つまり最寄階運転時は状態要
件判断手段19の機能が無効となる。
【0033】上記のように、最寄階運転となる場合は異
常のある制動手段系統の電磁コイル30の電流icを遮断す
る。すなわち、コイル電流icを遮断した方の制動手段系
統は制動状態で運転することになるので、電動機11及び
電磁ブレーキ12に極力負担がかからないように、乗かご
積載量検出器15により乗かご6とつり合おもり8との関係
で重い方向、すなわち回生運転方向に低速で運転し最寄
り階に着床するようになっている。
【0034】そして、異常・故障の制動手段系統を正常
に回復後、制御装置14の最寄階運転から通常運転に切替
えるとともに状態要件判断手段19を有効とする信号20を
出し、エレベーターは通常運転が行われる。
【0035】上記説明したように、複数系統の制動手段
を有するエレベーターで、電磁ブレーキのコイル電流、
あるいは電磁石の温度、あるいは摺動部材の温度、ある
いは電磁石に電磁吸引されるアーマチャの変位を検出し
て、これらの検出値と基準値を比較して基準値の範囲外
となる時、電磁ブレーキの異常・故障と判断し、この後
最寄り階まで運行し、安全に乗客を降下できるエレベー
ター装置を得られる効果がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように、複数系統の制動手段を有
するエレベーターで、電磁ブレーキのコイル電流、電磁
石の温度、摺動部材の温度、電磁石に電磁吸引されるア
ーマチャの変位等のいずれかを検出して、電磁ブレーキ
の異常・故障を検知し、検知後最寄り階まで運行し、安
全に乗客を降下できるエレベーター装置を得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるエレベーター装置を
示す構成図。
【図2】図1の電磁ブレーキの正面要部断面図(図3のA
−B−C断面)。
【図3】図2の右側面図。
【図4】図2のD−D視図。
【図5】図2のE−E視図。
【図6】図2、図5の第1のアーマチャを示す図。
【図7】図2、図5の第2のアーマチャを示す図。
【図8】図1の状態要件判断手段の詳細を示す図。
【図9】従来のエレベーター装置を説明する図。
【符号の説明】
2…巻上機、3…駆動シーブ、4…主ロープ、6…乗か
ご、8…つり合いおもり、11… 電動機、12…電磁ブレ
ーキ、12a1…第1の制動力付加手段、12a2…第2の制動
力付加手段、12b1…第1の制動力解放手段、12b2…第2
の制動力解放手段、14…制御装置、17… 制動力制御手
段、19…状態要件判断手段、22、22a〜22d…電磁石、23
…制動ばね、24a、24b…第1及び第2のアーマチャ、25
…摺動部材、30、30a〜30d… 電磁コイル、31a〜31d…
フィールドコア、43…支持部材、ic、ica、icb…電磁コ
イル電流、Th1、Th1a〜Th1d…電磁石の温度、Th2、Th2e
〜Th2I…摺動部材の温度、Da、Db…第1及び第2のアー
マチャの変位。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F002 AA04 DA06 EA10 GB02 3F304 CA11 EB05 3F306 AA11 BA09 EA03 3J058 AA43 AA48 AA53 AA62 AA70 AA74 AA78 AA88 BA13 CC13 CC72 CC76 DB23 DB25 DB29 FA37 GA92

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側に乗かご、他方側につり合おもり
    を係合する主ロープが巻掛けられる駆動シーブと、この
    駆動シーブを駆動し制御装置により運転制御される電動
    機と、この駆動シーブを制動するブレーキ装置とで構成
    される巻上機を備え、前記ブレーキ装置は、前記巻上機
    の回転部材に制動力を付加する複数の制動力付加手段
    と、前記制動力付加手段を解放する複数の制動力解放手
    段とを有し、前記制動力解放手段を制御する制動力制御
    手段を具備して成るエレベーター装置において、 前記制動力付加手段及び制動力解放手段の状態要件を入
    力し、この状態要件に応じて指令値を出力して前記制動
    力制御手段を作動させる状態要件判断手段を備えたこと
    を特徴とするエレベーター装置。
  2. 【請求項2】 一方側に乗かご、他方側につり合おもり
    を係合する主ロープが巻掛けられる駆動シーブと、この
    駆動シーブを駆動し制御装置により運転制御される電動
    機と、この駆動シーブを制動するブレーキ装置とで構成
    される巻上機を備え、前記ブレーキ装置は、前記巻上機
    の回転部材に制動力を付加する複数の制動力付加手段
    と、前記制動力付加手段を解放する複数の制動力解放手
    段とを有し、前記制動力解放手段を制御する制動力制御
    手段を具備して成るエレベーター装置において、 前記制動力付加手段及び制動力解放手段の状態要件を入
    力し、この状態要件に応じて指令値を出力して前記制御
    装置に入力し前記巻上機を運転させる状態要件判断手段
    を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 【請求項3】 一方側に乗かご、他方側につり合おもり
    を係合する主ロープが巻掛けられる駆動シーブと、この
    駆動シーブを駆動し制御装置により運転制御される電動
    機と、この駆動シーブを制動するブレーキ装置とで構成
    される巻上機を備え、前記ブレーキ装置は、前記巻上機
    の回転部材に制動力を付加する複数の制動力付加手段
    と、前記制動力付加手段を解放する複数の制動力解放手
    段とを有し、前記制動力解放手段を制御する制動力制御
    手段を具備して成るエレベーター装置において、 前記制動力付加手段及び制動力解放手段の状態要件を入
    力し、この状態要件に応じて指令値を出力して前記制動
    力制御手段を作動させるとともに、前記指令値を前記制
    御装置に入力し前記巻上機を運転させる状態要件判断手
    段を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  4. 【請求項4】 前記制動力付加手段は摺動部材と、前記
    巻上機の回転部材を押圧するように配置され前記摺動部
    材を支持する支持部材と、この支持部材を押圧するばね
    とで構成し、前記制動力解放手段はフィールドコアに電
    磁コイルを有する電磁石と、この電磁石で電磁吸引され
    て前記支持部材の押圧を解除するアーマチャとで構成す
    るとともに、前記状態要件は、少なくとも前記電磁コイ
    ルの通電電流、前記電磁石の温度、前記摺動部材の温
    度、前記アーマチャの変位のいずれかであることを特徴
    とする請求項1乃至3記載のエレベーター装置。
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