JP2002316618A - 車両用キーレスエントリー装置 - Google Patents

車両用キーレスエントリー装置

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JP2002316618A
JP2002316618A JP2001120270A JP2001120270A JP2002316618A JP 2002316618 A JP2002316618 A JP 2002316618A JP 2001120270 A JP2001120270 A JP 2001120270A JP 2001120270 A JP2001120270 A JP 2001120270A JP 2002316618 A JP2002316618 A JP 2002316618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の盗難の可能性を低減すると共に、電子
キーのバッテリの無駄な消耗を防止する。 【解決手段】以上の説明から明らかなように、第1の発
明は、電子キー2が車両側から送信される起動信号を受
けて起動した後に、正規の信号でないと判断される信号
を電子キーが連続して所定回数以上受信すると、電子キ
ーの警報装置26が作動するようにした。従って、車両
に異常が生じていることが電子キーの携帯者に判るので
必要な処置を直ちに行うことができ、盗難を未然に防止
することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用のキーレ
スエントリー装置、特に車両の盗難防止性を向上すると
共に電子キーのバッテリの消耗を防ぐようにした装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両側の送受信装置から電子キーを起動
させるための起動信号、例えば電磁誘導信号を送信し、
電子キーから送信される識別信号に応じてドアロック装
置を施解錠するなど、車載機器に対する所定の制御を行
うように構成された車両用キーレスエントリー装置が知
られている。このような装置においては、電子キーの携
帯者が車両の近くに居ると電子キーが起動し、所定の動
作が行われて例えば乗車する予定でなくてもドアロック
装置が解錠される。このため、たまたま正規の起動信号
に類似した信号を発信して解錠を試みようとした不正行
為者が居ると、その者によって車両のドアが開かれて盗
難に遭う可能性があった。また、起動信号そのものはコ
ード化された所定の信号ではないので、正規の起動信号
に類似した信号でも電子キーが起動して送受信装置と交
信可能な状態となり、電子キー側のバッテリが無駄に消
耗される可能性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、車両の盗難の可能性を低減すると共に、電子
キーのバッテリの無駄な消耗を防止することを課題とし
てなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、第1の発明では、電子キーが車両側から送信され
る起動信号を受けて起動し、この起動信号が正規の信号
であると判断した時に電子キーから車両側に暗号信号を
送信すると共に、この暗号信号が正規の信号であると車
両側で判断した時に車載機器に対する所定の制御を行う
車両用キーレスエントリー装置において、上記電子キー
が起動した後に、正規の信号でないと判断される信号を
電子キーが連続して所定回数以上受信すると、電子キー
の警報装置が作動するように構成している。このような
構成により、車両に異常が生じていることが電子キーの
携帯者に判るので、盗難の発生を未然に防止することが
可能となる。
【0005】上記の装置は、正規の信号でないと判断さ
れる信号を例えばノイズと判断してその回数をカウント
するカウント手段を設け、そのカウント数が所定値に達
した時に警報装置が作動するように構成される。
【0006】この場合、カウント手段がカウントを開始
した後に正規の信号であると判断される信号を受信する
と、リセット手段によってカウント手段がリセットされ
るように構成される。また、カウント手段によるカウン
ト開始後の経過時間を計時するタイマー手段を設け、カ
ウント開始後所定時間が経過するとカウント手段をリセ
ットするようにしてもよい。このような構成により、必
要以上に警報が発せられることがなく、信頼性が高く使
いやすい装置が得られる。
【0007】第2の発明では、電子キーが車両側から送
信される起動信号を受けて起動し、この起動信号が正規
の信号であると判断した時に電子キーから車両側に暗号
信号を送信すると共に、この暗号信号が正規の信号であ
ると車両側で判断した時に車載機器に対する所定の制御
を行う車両用キーレスエントリー装置において、上記電
子キーが起動した後に、正規の信号でないと判断される
信号を電子キーが連続して所定回数以上受信すると、電
子キーの起動を取り消すと共に以後の起動を不能とする
ように構成している。このような構成により、電子キー
のバッテリの無駄な消耗が防止される。
【0008】また上記の構成において、電子キーを起動
可能な状態に戻す復帰手段を備えることにより、この復
帰手段を操作することにより再び電子キーを通常の動作
が可能な状態とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を説明
する。図1は装置全体の構成を示すブロック図、図2及
び図3は電子キーの構成を示すブロック図である。図に
おいて、1はこの発明に係るキーレスエントリー装置、
2は電子キー、3は送受信装置4及び関連する各種機器
を有する車両側装置である。このキーレスエントリー装
置1は電子キー2と車両側装置3で構成されているが、
単なるドアの施解錠だけでなく、電子キー2のバッテリ
が消耗している場合でも、ステアリングロック装置やイ
グニッションスイッチのオンオフを制御することができ
るイモビライザーの機能も備えている。
【0010】電子キー2は原則として使用者(運転者)
が携帯しているものであって、トランスポンダの機能を
備えており、図2に示すように、CPUを備えた電子キ
ー側制御部21、電子キー側送受信部22、電磁誘導信
号受信用アンテナ23及び応答信号発信用アンテナ2
4、手動送信スイッチ25、ブザー26、電源バッテリ
27、トランスポンダ28、復帰スイッチ29等で構成
されている。ブザー26は警報発生用であるが、警報は
例えば合成音声のような他の手段で発するようにしても
よい。図3に示すように、上記の送受信部22は電磁誘
導信号受信回路22aと応答信号発信回路22bを備え
ており、制御部21はCPU21aのほか、波形成形回
路21b、割り込み制御回路21c、受信回路22aの
電源を制御する第1電源制御回路21d、波形成形回路
21bの電源を制御する第2電源制御回路21e等、所
定の動作に必要な各種の回路を備えている。また手動送
信スイッチ25は手動操作でドアのロックとアンロック
の指令を送信するためのものである。
【0011】また、トランスポンダ28は後述する専用
のアンテナ41bからの電磁誘導信号を受けてその起電
力で作動し、受信した電磁誘導信号に対応した識別信号
を発信するものである。なお、電磁誘導信号には例えば
125kHzの比較的低い周波数が用いられ、応答信号
には例えば315MHzの高い周波数が用いられる。ま
た電子キー2はカード状のものであり、図4以下に示す
フローチャートで「カード」と記載してあるのは電子キ
ー2を意味しているが、電子キー2の形状は通常の手動
操作キー、すなわちマニュアルキーに電子キーの回路部
を一体化したものなど、他の形状とすることもできる。
【0012】図1に示すように、車両側装置3の送受信
装置4は、CPUを備えた車両側制御部41と車両側送
受信部42を備えたものである。制御部41には専用の
アンテナ41bを備えたステアリングロック装置(以
下、STLと記す)などを制御するイモビライザー用の
制御回路41aが付属しており、この制御回路41aと
アンテナ41bはイグニッションスイッチの近傍に配置
されている。送受信部42には電磁誘導信号発信用の車
内用アンテナ51及び車外用アンテナ52、電子キー2
からの応答信号受信用アンテナ53が接続されている。
車内用アンテナ51は車室内にある電子キー2に対する
発信用で、例えば車両のセンターコンソールに配置され
ており、車室内の全域に電磁誘導信号を送信するように
構成されている。車外用アンテナ52は車室外にある電
子キー2に対する発信用で、例えば車両の前部ドアと後
部ドアの間にあるセンターピラーに配置されている。
【0013】更に送受信装置4には、センサ54、駆動
装置55、報知装置56、イグニッションスイッチ57
等が接続されている。センサ54としては例えばドアセ
ンサ54a、意志確認センサ54b、ロックセンサ54
cなどの各種センサがある。なお、ドアセンサ54aは
乗降用の各ドアのほか、トランクドアにも適宜設けられ
る。駆動装置55としては例えばイグニッションスイッ
チの操作ノブの操作を可能な状態とする操作ノブ用ソレ
ノイド55a、ドアロック用アクチュエータ55b、そ
の他の車載機器55cなどの各種駆動手段、アクチュエ
ータ55bで駆動されるドアロック装置55d等があ
る。また報知装置56としては、例えばブザー56a、
ハザードランプ56b、表示灯56c等が適宜用いられ
る。57aはイグニッションスイッチ57の操作ノブで
ある。
【0014】以上のような構成のキーレスエントリー装
置1の基本的な動作は次の通りである。すなわち、送受
信装置4は電子キー2を起動させるための電磁誘導信号
を間欠的にアンテナ51及び52から発信している。電
子キー2はこの電磁誘導信号を受信するとこれに応動し
て所定の識別信号を発信し、送受信装置4はこれを受信
して識別信号に応じた動作信号を出力する。この動作信
号により、ドアロック用アクチュエータ55bが駆動さ
れてドアロック装置55dが施錠あるいは解錠され、こ
の施解錠の状態はドアセンサ54aで検出され、その結
果は制御部41に入力される。
【0015】電子キー2は上述のようなキーレスエント
リーの動作には不可欠なものであるが、車両が使用され
ておらず、電子キー2の所持者が車両から離れた場所に
居る時や、電子キー2が所定の保管位置に保管されてい
る待機状態では、最低限必要な回路のみが作動している
状態の省電力モードとなるように構成されている。これ
により、容量の小さい電源バッテリ26の無駄な消耗が
抑制され、バッテリの消耗に起因する不動作などのトラ
ブル発生が防止されるのである。
【0016】すなわち、待機状態では電磁誘導信号の受
信に備えて第1電源制御回路21dと受信回路22aの
みが通電状態となっており、CPU21aはホールド状
態で通常の作動状態よりも消費電力が小さい状態となっ
ている。この状態で電磁誘導信号が入力されると、その
信号が受信回路22aから割り込み制御回路21cを経
てCPU21aに伝達されてCPU21aが作動状態と
なり、第2電源制御回路21eを制御して波形成形回路
21bを作動状態とする。これにより受信回路22aで
受信した信号がCPU21aに読み込まれ、所定の信号
であることが確認されると所定の識別信号を発信回路2
2bに送り、応答信号が車両側装置3の送受信装置4に
対して発信される。
【0017】こうして応答信号を受信した車両側装置3
では、後述するような各種の動作が行われるが、電子キ
ー2側ではCPU21aが第2電源制御回路21eを制
御し、波形成形回路21bを不作動状態として再び上述
の待機状態に戻る。また手動送信スイッチ25が操作さ
れた場合には、この操作に応じた所定の応答信号が送受
信装置4に対して発信され、後述するような動作が行わ
れる。また、CPU21aで読み込まれた波形成形回路
21bからの信号が所定の信号ではない場合にはこれを
ノイズであると判断し、CPU21aは第2電源制御回
路21eを制御して波形成形回路21bを不作動状態と
し、発信回路22bからの応答信号の発信も行われない
で上述の待機状態に戻る。このように、待機状態では最
低限必要な一部の回路のみが作動している状態の省電力
モードとなり、電源バッテリ27の消耗が抑えられるの
である。
【0018】また、ノイズの入力後に待機状態に戻る動
作が所定回数を越えて連続するような場合には、CPU
21aは盗難の可能性などのある異常状態と判断してブ
ザー26を作動させて警報を発した後、すべての電源を
切って電源バッテリ27の無駄な消耗が防止される。こ
の状態は復帰スイッチ29を操作することによって解除
され、再び上述の待機状態に戻るのである。
【0019】以下、図示のフローチャートによって装置
全体の動作を説明する。図4乃至図6は車両側装置3の
制御部41の基本動作を示すフローチャート、図7及び
図8はステアリングロックの制御に関する制御回路41
aの動作を示すフローチャート、図9及び図10は電子
キー2の制御部21の基本動作を示すフローチャートで
ある。
【0020】図4において、ステップS1で初期化され
た送受信装置4は、ステップS2で割り込み可能とな
り、電磁誘導信号をアンテナ51及び52から発信する
状態を保持してステップS3のホールドに進んで待機し
ている。この電磁誘導信号の発信は原理的には連続でも
よいが、ここでは例えば0.68秒の周期で0.1秒ず
つ発信するという間欠的なものとなっている。これは車
両の電源バッテリの消耗軽減等に有益である。この状態
で電子キー2の携帯者が例えば1m以内に近付くと、図
9に示すような電子キー2側の動作が開始される。
【0021】図9において、ステップS201はバッテ
リ27が入れられて初期化された状態であり、外部割込
を可能とするステップS202に進んで各信号の入力の
受付が可能となる。続いて、ステップS203で制御部
21のCPUはホールドされて休止状態となり、ステッ
プS204でアンテナ以外からの信号入力、すなわち外
部割込が禁止されて誤動作が防止される。ここで、電磁
誘導信号がアンテナ23から入力されると、ステップS
205でアンテナからの入力であることが判断され、ア
ンテナからの入力であればステップS206に進んで第
2電源制御回路21eが起動し、波形成形回路21bが
作動してステップS207で信号を読み込み、チャタリ
ング等を除去して信号を補正する。
【0022】次のステップS208では、入力された信
号が近傍探査信号であるか否かを判断し、そうであれば
ステップS209に進んで応答用の近傍コードを設定す
る。この近傍コードは暗号化するほどの必要はなく、単
に応答すればよい。またステップS208で近傍探査信
号でなかった場合には、ステップS210に進んで入力
された信号がチャレンジコードであるか否かを判断し、
チャレンジコードであればステップS211で暗号化す
る。このチャレンジについては後述する。ステップS2
12ではS209またはS211で設定された信号をア
ンテナ24から送信し、ステップS213で第2電源制
御回路21eを停止し、波形成形回路21bが停止す
る。またステップS210においてチャレンジコードで
ない場合には、ステップS214に進んで入力された信
号は正規の信号ではないノイズであると判断し、図10
の手順に進む。
【0023】また、ステップS205でアンテナからの
入力でないと判断された場合には、ステップS220に
進んで手動送信スイッチ25の操作による信号であるか
否かが判断され、そうでなければステップS202に戻
る。またそうであればステップS221でロック指示コ
ードを作成し、ステップS222で手動送信スイッチ2
5のロック側が操作されていなければステップS223
に進み、アンロック側の操作であればステップS224
でアンロック指示コードを作成し、ステップS225で
RF(高周波)信号として送信アンテナ24から送信す
る。またS222でロック側が操作されていればステッ
プS227に進み、ロック指示コードをRF(高周波)
信号として送信アンテナ24から送信する。これらの各
指示コードは次回のコード設定のためにステップS22
6及びS228で制御部21のメモリに記憶される。
【0024】図10の手順においては、ステップS14
1で第2電源制御回路21eを停止し、ステップS14
2でCPU21aに内蔵されたカウンタが起動し、ステ
ップS214でノイズと判定された信号の入力回数のカ
ウントを開始する。またステップS143でCPU21
aに内蔵されたタイマが起動する。そしてあらかじめ設
定された所定の時間が経過すると、ステップS144か
らステップS148に進んでカウンタのカウントを停止
してリセットし、更にステップS149でタイマを停止
してリセットし、ステップS202に戻る。また所定時
間が経過するまではステップS144からステップS1
45に進み、カウント数があらかじめ設定された所定の
値に達するまではそのままステップS202に戻るが、
カウント数が所定値に達するとステップS146に進ん
でブザー26を作動させて警報を発し、更にステップS
147に進んですべての電源を停止する。図10には示
してないが、この状態で復帰スイッチ29が操作される
と、ステップS201を経てステップS202に戻るの
である。
【0025】なお、図9のステップS213、226及
び228の後も、ステップS231及び232を経てカ
ウンタのカウント停止とリセット及びタイマの停止とリ
セットが行われ、それぞれステップS202に戻る。
【0026】上記のアンロック指示及びロック指示の各
コードを受信する送受信装置4の読み込みタイミング
は、電磁誘導信号の送信と同じ0.68秒間隔で行われ
る。従って、どのタイミングで読み込みが行われても確
実にコードを読み込めるように、指示コードの送信は読
み込み間隔の2倍強の1.4秒間行い、その間にコード
が2回出力されるようにしてある。
【0027】上述の手順のステップS212において、
電子キー2から応答用の近傍コードが送信されると、送
受信装置4ではステップS4からステップS11に進
み、送受信部42の受信モジュールユニット(以下、R
FUと記す)がオンとなり、ステップS12のI/O読
込判定で入出力の最新状態を確認し、ステップS13で
信号を読み込んだ後、ステップS14でRFUをオフに
する。そしてステップS15で今読み込んだ信号がキー
レス信号、すなわち手動送信スイッチ25の操作による
信号であるか否かが判断される。
【0028】キーレス信号であれば、ステップS16で
その信号がアンロック指示コードであるか否かを判断
し、そうであればステップS17でドアロック用のアク
チュエータ55bにアンロック信号を出力してドアをア
ンロックする。またアンロック指示コードでなければス
テップS18でロック指示コードであるか否かを判断
し、そうであればステップS19でドアセンサ54aの
信号でドアが開いているか否かを判断し、開いていなけ
ればアクチュエータ55bにロック信号を出力してドア
をロックする。これらの手順によってアンロックあるい
はロックが行われた場合には、ステップS21で例えば
ハザードランプ56bをアンロックが行われた場合には
1回、ロックが行われた場合には2回それぞれ点滅させ
てアンサーバツクを行う。そしてステップS22に進
み、電子キー2が複数個ある場合に現在キーレス操作中
である電子キーを優先し、他の電子キーの信号を受け付
けないようにした後、図6のステップS101に進む。
このステップS22の優先処理については、図5におい
て説明する。
【0029】なお、ステップS15で信号がキーレス信
号でない場合、ステップS18で信号がロック指示コー
ドでない場合、及びステップS19でドアが開いていた
場合には、そのまま図6のステップS101に進む。
【0030】次に、図6により電子キー2が車両の外に
あるか、中にあるかを判定する所在確定ルーチンを説明
する。この所在判定は常時行うのではなく、電磁誘導信
号の送信タイミングの5回に1回の頻度で行われる。こ
のため、ステップS101でアンテナ信号の出力回数を
カウントして、ステップS102でカード所在を判定す
るタイミングであるか否かを判断し、否であればそのま
まステップS3に戻り、判定タイミングであればステッ
プS105に進む。
【0031】ステップS105では通常は前回位置は不
明であるため、ステップS111からステップS112
に進み、電子キー2が車室内にあるか否かの判定を行
う。この判定は、電子キー2が車内用アンテナ51と車
外用アンテナ52のいずれからの探査信号に対して応答
して、ステップS212の近傍コードを送信して来たか
によって行われる。今回は室外であるためステップS1
25に進み、室外判定はまだであるからステップS10
6に進んで室外判定を行う。そして今回は室外であるた
めステップS108で前回室外と記憶し、次の判定に備
えてステップS123及び124で判定フラグを零とし
て判定未とし、ステップS3に戻る。
【0032】前述のステップS16における判定結果が
アンロック指示コードであれば、ドアはアンロックされ
ており、電子キー2の携帯者はドアを開けて乗車するこ
とができる。乗車すると、手順はステップS101から
S102、S105と進み、前回が室外であるからステ
ップS106、S107を実行し、今回は室外ではない
ためステップS109に進む。そして室内判定はまだで
あるからステップS111、S112を実行し、今回は
室内であるからステップS113で前回室内としてステ
ップS114に進む。ここで説明しているキーレスエン
トリー装置は、No.1からNo.3までの3台の電子
キー2を備えたものであって、ステップS114のチャ
レンジとは優先する電子キーを設定するための問いかけ
を意味しており、各電子キー2に対する信号の出力順が
設定される。
【0033】次のステップS115ではNo.3まで完
了しているか否かが判定され、完了していない場合には
ステップS116からS120までの手順が繰り返され
る。すなわち、ステップS116でRFUをオンとし、
ステップS117でチャレンジ信号を送信し、ステップ
S118で送信した信号を暗号化する。電子キー2はこ
のチャレンジ信号を受信すると、図9のステップS21
1で暗号化した信号を返信する。これをステップS11
9でRFUが受信すると、ステップS120でこの受信
信号が所定のコードであるか否かが判定される。所定の
コードであればステップS121で照合して一致すれば
ステップS122に進み、後述するSTL制御用の信号
が制御回路41aに送信され、ステップS123及び1
24を実行してステップS3に戻る。
【0034】また、この状態から電子キー2の携帯者が
車室外に出ると、ステップS101からS102、S1
05と進み、前回は室内であったからステップS11
1、S112を実行し、今回は室内ではないためステッ
プS125に進み、室外判定はまだであるからステップ
S106に進んで室外判定を行う。そして今回は室外で
あるためステップS108で前回室外と記憶し、ステッ
プS123及び124を経てステップS3に戻る。
【0035】更に、電子キー2の携帯者が車から遠い位
置まで離れた場合には、ステップS101からS107
に進むが、電子キー2との交信ができないため室外では
ないと判定してステップS109に進む。そして室内判
定はまだであるからステップS111に進むが、交信が
できないため室内ではないと判定してステップS125
に進む。そして室外判定は済みであるためステップS1
26に進んで前回不明とし、ステップS123及び12
4を経てステップS3に戻る。なお、ステップS109
で室内判定済みの場合にもステップS110で前回不明
とし、ステップS123及び124を経てステップS3
に戻る。
【0036】さてこの装置においては、ステップS15
以下の手順において述べた手動送信スイッチ25による
施解錠操作のほかに、電子キー2の所在場所に応じてド
アを自動的に施解錠するというキーレスエントリー装置
としての一般的な機能を備えているが、その際に車両側
装置3に設けられている意志確認センサ54bを操作す
ることを必要としており、更に、イモビライザーの機能
により電子キー2でイグニッションスイッチ57も制御
するようになっている。上記の意志確認センサ54bと
しては、例えばドアのアウターハンドルに設けられてい
るスイッチが用いられている。なお、電子キー2の所在
場所に応じてドアを自動的に施解錠するという上記の動
作は一般的なものであるので、図9のフローチャートに
は含まれていない。
【0037】次に、意志確認センサ54bを操作した場
合の動作を説明する。図4に示すステップS3のホール
ド状態において、電子キー2の携帯者がドアを開けよう
として意志確認センサ54bに触れるとこれが検出さ
れ、ステップS4からステップS5に進み、更に図5の
ステップS31に進み、複数の電子キー2に対する処理
順を決定してステップS32に進み、決定順に従ってス
テップS33以下の処理が行われる。
【0038】ステップS33からS38の手順は図6で
説明したステップS115からS120までと同様であ
り、3台の電子キー2について同じ手順が繰り返され
る。この場合は電子キー2に送られる信号は近傍探査信
号ではなくチャレンジコードであるため、電子キー2か
らは暗号化されたコードが発信され、所定のコードでな
ければステップS33に戻って次のチャレンジコードが
送信され、所定のコードであればステップS39で照合
して一致すればステップS40に進み、優先順位が下位
の電子キー2からの信号の読み込みを拒否するモードを
設定する。なおこの電子キーの優先順位の上位とするの
は、例えば上述のように意志確認センサ54bが操作さ
れた時に交信中のもののほか、例えば手動送信スイッチ
25が操作されたもの、使用頻度の高いもの、車外にあ
るもの、現在交信中のもの、最後に交信したもの、など
であり、あらかじめ選択され、あるいは設定できるよう
に構成されている。
【0039】ステップS41ではアンロック指示コード
が設定され、ステップS42に進むが、現在はドアがロ
ックされている状態であるからロックセンサ54cはロ
ック状態を検出しており、ステップS42からステップ
S46に進む。ドアは閉まっているからドアセンサ54
aはドアの閉を検出しており、ステップS47でドアロ
ック用アクチュエータ55bにアンロック信号を出力し
てドアをアンロックし、ステップS48では例えばハザ
ードランプ56bを2回点滅させるアンサーバツクによ
ってドアがアンロックされたことを報知し、ステップS
3に戻る。これで電子キー2の携帯者は車に乗り込むこ
とができるのである。
【0040】乗車して車室内に入ると、ステップS10
1からステップS102、S105に進み、前回は室外
であるためステップS106、S107を実行し、ステ
ップS107で今回は室外でないためステップS109
に進む。室内判定済みではないためステップS111、
S112を実行し、今回は室内であるからステップS1
13からステップS114、S115に進む。そしてス
テップS115からS120を実行し、ステップS12
1で照合がOKであればステップS122に進み、ST
L制御用の信号が制御回路41aに送信されて動作が開
始される。なお図示はしていないが、この制御回路41
aは、操作ノブ57aが押し込まれておらず、且つST
L制御用の信号が送信されない状態が10秒以上継続し
た場合には、作動を停止して終了するようになってい
る。
【0041】制御回路41aが動作を開始すると、ステ
ップS301で初期化し、ステップS302で出力をオ
フ状態にした後にステップS303に進む。そしてこの
状態ではイグニッションスイッチ57はオフ、ACCも
オフであるから、図7のステップS303からS30
4、S305を実行してステップS306に進む。図示
の装置のイグニッションスイッチ57は、操作ノブ57
aを押し込んで回動させることによって始動操作される
構造のものが使用されており、ステップS306ではこ
の操作ノブ57aが押し込まれた位置にあることを検出
するスイッチの状態が確認され、ここでは押し込まれて
いないためステップS341に進む。
【0042】今回はSTL制御用の信号が制御部41か
ら送信されてきたものであるから、制御部41は立ち上
がり状態であり、ステップS342に進んでコード処理
をし、ステップS343でそのコードを制御部41に送
信する。そして、ステップS344でコード処理完了の
フラグを立てる。コード処理結果が送信されると、図4
のステップS3乃至S6が実行され、ステップS6で通
信端子割込があったと判断してステップS7に進み、デ
ータを読み込んだ後、ステップS8でコード処理結果を
格納するようになっている。
【0043】次にエンジンをかけるために操作ノブ57
aを押し込む。今度はステップS306から図8のステ
ップS307に進み、認証通信のための暗号化または処
理したコードの送信が完了しているか否かが確認される
が、既にステップS342乃至S344が実行されて処
理されたコードが送信され、ステップS344で送信完
了フラグが立てられているため、コード送信完了と判断
してステップS313に進み、照合が行われる。そして
正規の信号であればステップS314からステップS3
15乃至S319が実行される。ステップS314では
操作ノブ用ソレノイド55aに対する駆動出力が出され
ると共に、例えば操作ノブ57aの先端に設けた表示灯
56cが点灯され、押し込み可能となったことが表示さ
れる。ステップS315では、ステップS313で正規
のコードであると判断されたコードを制御部41に送信
し、ステップS316で送信完了フラグを立てる。
【0044】ステップS317では所定時間が完了して
いるか否かが判断され、所定時間経過するまではステッ
プS303に戻り、所定時間経過するとステップS31
8で操作ノブ用ソレノイド55aへの出力が所定時間経
過したことを示すフラグを立て、ステップS319で操
作ノブ用ソレノイド55aへの出力を停止してソレノイ
ド55aをオフとする。これによって、STLのロック
が解除されると共に、あらかじめ設定された時間だけ操
作ノブ用ソレノイド55aに対する駆動出力が出され、
操作ノブ57aは更に奥まで押し込み可能となってAC
C位置からON位置まで回動できるようになり、エンジ
ンを始動できる状態となる。
【0045】ON位置まで回動すると、ステップS30
3からステップS321に進み、送信完了のフラグをク
リアし、ステップS322乃至ステップS324を実行
する。ステップS322では、あらかじめ設定された時
間が経過していなくても操作ノブ用ソレノイド55aへ
の出力を停止してソレノイド55aをオフとし、ステッ
プS323でソレノイド55aへの出力が所定時間経過
したことを示すフラグを立てるようになっている。そし
てステップS324では後述するステップS339でオ
ンにしたアラームをオフにしてステップS325に進
み、コードを照合して一致しているか否かが判断され、
一致しているとステップS326でエンジンの通電が許
可されてエンジンが始動する。コードが一致していない
場合には、そのままステップS303に戻り、操作ノブ
57aをオン位置まで回動してもエンジンを始動するこ
とはできないようになっている。
【0046】操作ノブ57aを戻してエンジンを停止
し、ACCもオフになると、ステップS303乃至S3
06が実行され、ステップS341に進む。そして制御
部41が立ち上がっているタイミングの時であればステ
ップS342に進み、制御部41が立ち上がっていない
タイミングの時にはステップS345を経て図8のステ
ップS317に進む。ソレノイドの所定駆動時間は完了
しているため、ステップS318、S319を実行して
ステップS303に戻る。なおコード処理送信が完了し
ていないと判断した場合には、ステップS345からS
346に進んでノイズであったと判定する。
【0047】またエンジンを停止し、イグニッションス
イッチがACC位置にある状態でドアを開けて降車しよ
うとすると、ステップS304からステップS331に
進んで送信完了のフラグをクリアし、ステップS332
で操作ノブ用ソレノイド55aのオンオフが判断され
る。すなわち、操作ノブ用ソレノイド55aへの出力が
所定時間経過したか否かが判断され、今回はステップS
323で所定時間完了のフラグが立てられているので、
ステップS335に進む。なお、エンジン始動前のソレ
ノイド55aへの出力中に操作ノブを操作してACC状
態にした時には、ステップS332からS333に進
み、あらかじめ設定された時間が経過していなくても出
力を停止してソレノイド55aをオフとし、ステップS
334で所定時間が経過したことを示すフラグを立てる
ようになっている。ステップS335ではイグニッショ
ンスイッチの立ち下がりが判断されるが、エンジンを停
止してAACにしたためイグニッションスイッチは立ち
下がり状態であり、ステップS336に進み、ドアが開
かれた場合にはステップS338に進む。
【0048】そしてステップS339でアラームを所定
時間オンとし、例えばブザー56aによって警報音を発
するのである。このアラームは、所定時間が完了すると
ステップS338からS337に進んでオフされる。な
お、イグニッションスイッチ57がACC位置にある状
態で降車して車両から離れると、STL制御用の信号が
送信されない状態となり、この状態が10秒以上継続し
た場合には、制御回路41aが作動を停止して終了する
ため、この状態で他人が乗車してイグニッションスイッ
チをACC位置からON位置まで回動しても、エンジン
の始動はできない。また、操作ノブ57aを押し込んで
制御回路41aの作動を開始させても、ステップS32
5でコードが一致しないためやはりエンジンを始動する
ことはできない。
【0049】上述の図8のステップS307から直接ス
テップS313に進むのは、電子キー2のバッテリ27
が動作する状態の場合であり、バッテリ27が消耗して
いる時には電子キー2の制御部41は全く動作しない。
このため、電子キー2の携帯者はマニュアルキーを使用
してドアを開き、車に乗り込む必要がある。この場合に
は、乗車後に電子キー2をイグニッションスイッチ57
の近くに置いて操作ノブ57aを押し込むのであり、電
子キー2のトランスポンダ28はアンテナ41bから送
信される電磁誘導信号を受けてそのエネルギーで動作を
開始する。すなわち、操作ノブ57aが押し込まれると
制御回路41aの動作が開始され、ステップS301乃
至S306を実行してステップS306からS307に
進むのであるが、ここではコード信号の送信は完了して
いないのでステップS308に進む。
【0050】今回はキー操作によってキーシリンダを作
動させているので、手順は更にステップS309以下に
進み、ステップS310、S311で所定のコードが電
子キー2に向けて出力され、電子キー2のトランスポン
ダ28は所定のコードを返信し、これがステップS31
2でアンテナ41bによって受信される。そしてステッ
プS313で正規の信号であればステップS314に進
み、前述したようにSTLのロックが解除されると共
に、エンジン始動が可能となる。このように、電子キー
2のバッテリ27が消耗していてもドアを解錠して車両
に乗り込み、所望の動作をさせることができるのであ
り、この場合にはマニュアルキーと電子キーが同時に必
要となるので、電子キーをマニュアルキーが一体に形成
された形状のものとしておけば使用者にとって便利であ
る。
【0051】図示の装置はドアの施解錠とSTLの制御
の両機能を備えており、施解錠のための識別信号は意志
確認センサ54bが操作された時に、車外用アンテナ5
2から出力されるチャレンジコードを暗号化したもので
あり、STL制御のための識別信号は電子キー2が室内
判定された時に、車内用アンテナ51から出力されるチ
ャレンジコードを暗号化したものである。このチャレン
ジコードは出力ごとに変更されて異なる信号が出される
ので、暗号化はその都度必要であり、この変更は電子キ
ー2と車両側の送受信装置4の双方であらかじめ設定さ
れた基準に従って行われる。また、電子キー2が複数個
ある場合には、電子キーごとに異なるチャレンジコード
が出力される。従って、特定のチャレンジコードに対し
て特定の電子キーが近傍コードを応答するので、どの電
子キー2と通信しているかは送受信装置4で認識するこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明は、電子キーが車両側から送信される起動信号を受
けて起動し、この起動信号が正規の信号であると判断し
た時に電子キーから車両側に暗号信号を送信すると共
に、この暗号信号が正規の信号であると車両側で判断し
た時に車載機器に対する所定の制御を行う車両用キーレ
スエントリー装置において、上記電子キーが起動した後
に、正規の信号でないと判断される信号を電子キーが連
続して所定回数以上受信すると、電子キーの警報装置が
作動するようにしたものであり、例えば正規の信号でな
いと判断される信号をノイズと判断してその回数をカウ
ントし、カウント数が所定値に達した時に警報装置を作
動させるのである。従って、車両に異常が生じているこ
とが電子キーの携帯者に判るので必要な処置を直ちに行
うことができ、盗難を未然に防止することが可能とな
る。
【0053】また、カウント手段がカウントを開始した
後に、正規の信号であると判断される信号を受信すると
カウント手段がリセットされるようにしたもの、あるい
はカウント手段によるカウント開始後、所定時間が経過
するとカウント手段がリセットされるようにしたもので
は、必要以上に警報が発せられることがないので、使い
やすく信頼性の高い装置が得られる。
【0054】また第2の発明は、上記のような車両用キ
ーレスエントリー装置において、電子キーが起動した後
に、正規の信号でないと判断される信号を電子キーが連
続して所定回数以上受信すると、電子キーの起動を取り
消すと共に以後の起動を不能とするように構成したもの
である。従って、電子キーのバッテリの無駄な消耗が防
止され、バッテリの消耗による動作不能の可能性が大幅
に低下して装置の信頼性が確保される。
【0055】また上記の構成において、電子キーを起動
可能な状態に戻す復帰手段を備えたものでは、再び電子
キーに所定の動作を支障なく行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両用キーレスエントリー装置
の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】同上の装置の電子キーの構成を示すブロック図
である。
【図3】同電子キーの更に詳細な構成を示すブロック図
である。
【図4】同上の装置の車両側装置の基本動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】同じく車両側装置の基本動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】同じく車両側装置の基本動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】同上の装置におけるステアリングロック装置の
制御に関するフローチャートである。
【図8】同じくステアリングロック装置の制御に関する
フローチャートである。
【図9】同上の装置の電子キーの基本動作を示すフロー
チャートである。
【図10】同じく電子キーの基本動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 キーレスエントリー装置 2 電子キー 3 車両側装置 4 送受信装置 21 電子キー側制御部 21a CPU 22 電子キー側送受信部 23 受信用アンテナ 24 発信用アンテナ 25 手動送信スイッチ 26 ブザー 27 電源バッテリ 29 復帰スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 49/00 E05B 49/00 J Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB15 BB35 BB36 BB65 CC28 DD06 EE09 FF23 FF24 FF27 FF28 FF35 HH01 JJ03 KK03 LL00 LL01 LL18 RR01 SS01 SS02 SS09 TT03 UU02 UU03 VV01 VV04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子キーが車両側から送信される起動信
    号を受けて起動し、この起動信号が正規の信号であると
    判断した時に電子キーから車両側に暗号信号を送信する
    と共に、この暗号信号が正規の信号であると車両側で判
    断した時に車載機器に対する所定の制御を行う車両用キ
    ーレスエントリー装置において、 上記電子キーが起動した後に、正規の信号でないと判断
    される信号を電子キーが連続して所定回数以上受信する
    と、電子キーの警報装置が作動するように構成されたこ
    とを特徴とする車両用キーレスエントリー装置。
  2. 【請求項2】 正規の信号でないと判断される信号の回
    数をカウントするカウント手段を備えており、このカウ
    ント手段におけるカウント数が所定値に達した時に警報
    装置が作動するように構成された請求項1記載の車両用
    キーレスエントリー装置。
  3. 【請求項3】 リセット手段を備えており、カウント手
    段がカウントを開始した後に正規の信号であると判断さ
    れる信号を受信すると、リセット手段によってカウント
    手段をリセットするように構成された請求項2記載の車
    両用キーレスエントリー装置。
  4. 【請求項4】 タイマー手段を備えており、カウント手
    段がカウントを開始した後の経過時間を計時してカウン
    ト開始後所定時間が経過すると、リセット手段によって
    カウント手段をリセットするように構成された請求項2
    又は3に記載の車両用キーレスエントリー装置。
  5. 【請求項5】 電子キーが車両側から送信される起動信
    号を受けて起動し、この起動信号が正規の信号であると
    判断した時に電子キーから車両側に暗号信号を送信する
    と共に、この暗号信号が正規の信号であると車両側で判
    断した時に車載機器に対する所定の制御を行う車両用キ
    ーレスエントリー装置において、 上記電子キーが起動した後に、正規の信号でないと判断
    される信号を電子キーが連続して所定回数以上受信する
    と、電子キーの起動を取り消すと共に以後の起動を不能
    とするように構成されたことを特徴とする車両用キーレ
    スエントリー装置。
  6. 【請求項6】 電子キーを起動可能な状態に戻す復帰手
    段を備えた請求項5記載の車両用キーレスエントリー装
    置。
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