JP2002315079A - コンサルティング家電システムおよび家電機器に対するコンサルティング情報の提供方法 - Google Patents

コンサルティング家電システムおよび家電機器に対するコンサルティング情報の提供方法

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JP2002315079A
JP2002315079A JP2001113052A JP2001113052A JP2002315079A JP 2002315079 A JP2002315079 A JP 2002315079A JP 2001113052 A JP2001113052 A JP 2001113052A JP 2001113052 A JP2001113052 A JP 2001113052A JP 2002315079 A JP2002315079 A JP 2002315079A
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appliance
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Katsuhiko Hayashi
克彦 林
Takeshi Nagao
武司 長尾
Kazuhiro Murase
多弘 村瀬
Hironobu Tatemura
広信 舘村
Hiroyuki Fujii
裕幸 藤井
Nobuhiko Wakamatsu
伸彦 若松
Shinji Morita
真司 森田
Kiminobu Furukawa
仁信 古川
Masaru Kawabe
勝 川邉
Kazuo Sato
和夫 佐藤
Kouji Katano
光詞 片野
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家電機器の販売後に、機器の使用状況に応じ
た使用方法を家電機器に提供する。 【解決手段】 サーバ10と家電機器20とは、通信ネ
ットワーク1によって相互に通信可能に接続される。家
電機器20は、家電機器の動作状態を示す使用状況情報
をサーバ10に送信する。サーバ10は、受信した使用
状況情報に基づき、ユーザ情報データベース16を更新
する。また、サーバ10は、設計情報データベース15
やユーザ情報データベース16を参照して、家電機器2
0の使用方法を示すコンサルティング情報を求め、家電
機器20に送信する。コンサルティング情報は、家電機
器20の使用上のトラブルを解消するため操作や、家電
機器を最適な状態で使用するための情報である。家電機
器20は、受信したコンサルティング情報に従って動作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電機器の使用方
法を示すコンサルティング情報を家電機器に対して提供
するコンサルティング家電システム、および、家電機器
に対するコンサルティング情報の提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家電機器は、一般家庭に広く浸透し、人
々の生活を大きく変化させてきた。例えば、冷蔵庫や洗
濯機などの白物家電は家事の効率を大幅に向上させ、テ
レビやステレオなどの映像音響機器は新しい娯楽を提供
してきた。また、パーソナルコンピュータや携帯電話な
どの個人用/家庭用情報通信機器も、家庭の情報化に大
きな役割を果たしてきた。
【0003】従来の家電機器では、販売後の機器の使用
方法は、その機器を購入したユーザにすべて委ねられ
る。すなわち、ユーザは、取り扱い説明書や店頭での説
明などによって家電機器の使用方法を習得し、その知識
に基づいて家電機器を使用する。単純な家電機器であれ
ば、このような使用形態でも特に問題は生じない。例え
ば、ボタンを押せば炊飯を始める機能のみを有する炊飯
器であれば、ユーザは取り扱い説明書を見るか、あるい
は、見るまでもなく、使用方法を直ちに習得することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
家電機器の機能は、従来に比べて著しく複雑化してい
る。例えば、炊飯器の場合、多くの炊飯器が、通常の炊
飯機能に加えて、タイマー機能や保温機能やお粥炊き機
能などを備えている。このような家電機器の複雑化に伴
い、ユーザ側とメーカ側とにそれぞれ次のような問題が
生じている。
【0005】ユーザ側では、家電機器の操作性が低下
し、家電機器を簡単に使用できないという問題が生じて
いる。ユーザは、ボタンやスイッチなどを用いて家電機
器を操作し、ランプの点灯や液晶ディスプレイ上の表示
などにより機器の状態を確認する。家電機器の機能が複
雑化すると、機器の本体やリモコンに多数のボタンやス
イッチを設ける必要が生じ、液晶ディスプレイに機器の
状態をアイコンで表示しても、ユーザには機器の状態を
認識しづらくなる。また、ユーザは機器の状態に応じて
適切な操作を行う必要があるが、このような機器の設計
上の制約が機器の操作性を低下させている。
【0006】一例を挙げると、炊飯器は、一般に保温状
態では炊飯を開始できないように設計される。しかし、
炊飯ボタンを押しても炊飯が開始されない場合、保温状
態を表すランプの点灯を見落したユーザは、炊飯器が故
障したと判断してしまう。また、ユーザは、ランプの点
灯を認識しても、保温状態では炊飯を開始できないとい
う設計上の制約を知らなければ、やはり炊飯器が故障し
たと判断してしまう。
【0007】このように機器の操作性が低下すると、家
電機器の一部の機能しか使用されない状況が生じる。す
なわち、ユーザは、最低限の使用方法のみを習得した
後、家電機器をその使用方法でのみ使用し、メーカ側が
用意した豊富な機能を全く使用しなくなる。例えば、炊
飯器の場合、多くのユーザは、通常の炊飯機能のみを使
用し、お粥炊き機能などを全く使用しなくなる。このよ
うな状況では、家電機器の機能が高度化しても、ユーザ
はその恩恵を全く受けていないといえる。
【0008】一方、メーカ側では、家電機器の使用方法
についての問い合わせに応答するコストが増加するとい
う問題が生じている。多くの家電機器メーカは、「お客
様相談センター」を設け、ユーザからの電話による問い
合わせに対応している。家電機器の使用中にトラブルが
発生した場合、ユーザは、センターのオペレータにトラ
ブルの状況を説明する必要がある。しかし、トラブルの
状況を的確に説明できるユーザは極めて希であり、多く
のユーザは「機器が正常に動作しない」としか説明でき
ない。例えば、先に述べた炊飯器の例では、多くのユー
ザは、ランプの点灯を認識していても、単に「炊飯でき
ない」としか状況を説明できない。このためセンターで
は、故障発生のようにメーカでなければ対処できないト
ラブルと、ボタンを1回押せば簡単に解消できるトラブ
ルとを容易に区別できない状況が生じている。簡単な問
い合わせに対する応答にも複雑な問い合わせと同様の手
間とコストがかかるため、センター全体の管理運営コス
トが増加してしまう。
【0009】この問題は、家電機器の機能が複雑化した
にもかかわらず、メーカ側には家電機器の使用状況を把
握し、販売後に家電機器の使用方法を提案する仕組みが
ないことに起因している。
【0010】それ故に、本発明は、家電機器の販売後で
あっても、家電機器の使用方法を示すコンサルティング
情報を家電機器に対して提供するコンサルティング家電
システムと、家電機器に対するコンサルティング情報の
提供方法とを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、家電機器とサーバ装置とをネットワークで接続
して構成されたコンサルティング家電システムであっ
て、家電機器は、サーバ装置と通信する第1の通信手段
と、ユーザからの指示を入力する入力手段と、機器固有
の処理を行う処理手段と、入力手段から入力された指示
に基づき処理手段を制御し、自らの動作状態をサーバ装
置に送信する第1の制御手段とを備え、サーバ装置は、
家電機器と通信する第2の通信手段と、家電機器の設計
情報を蓄積する設計情報データベースと、家電機器のユ
ーザ情報を蓄積するユーザ情報データベースと、家電機
器から受信した家電機器の動作状態を用いてユーザ情報
データベースを更新し、家電機器の動作状態とユーザ情
報データベースと設計情報データベースとに基づき、家
電機器の使用方法を示すコンサルティング情報を求める
第2の制御手段とを備える。
【0012】このような第1の発明によれば、家電機器
は自らの動作状態をサーバに送信し、サーバ装置は受信
した動作状態と設計情報とユーザ情報とに基づきコンサ
ルティング情報を求める。したがって、家電機器の販売
後に、機器の使用状況に応じたコンサルティング情報を
求めることができる。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、第2
の制御手段は、コンサルティング情報を家電機器に送信
し、第1の制御手段は、入力手段から入力された指示と
サーバ装置から受信したコンサルティング情報とに基づ
き、処理手段を制御することを特徴とする。
【0014】このような第2の発明によれば、サーバ装
置は求めたコンサルティング情報を送信し、家電機器は
受信したコンサルティング情報に従って動作する。した
がって、ユーザは、家電機器の使用方法を意識すること
なく、家電機器を最適な方法で使用することができる。
【0015】第3の発明は、第1の発明において、家電
機器をネットワークに接続するためのホームサーバ装置
をさらに備える。
【0016】このような第3の発明によれば、家電機器
は、ホームサーバ装置を介してサーバ装置と通信する。
したがって、家電機器は、家庭内でのみ通信可能な機能
を有するものとすることができる。
【0017】第4の発明は、サーバ装置とネットワーク
で接続された家電機器であって、サーバ装置と通信する
通信手段と、ユーザからの指示を入力する入力手段と、
機器固有の処理を行う処理手段と、入力手段から入力さ
れた指示に基づき処理手段を制御し、自らの動作状態を
サーバ装置に送信する制御手段とを備える。
【0018】このような第4の発明によれば、家電機器
は、自らの動作状態をネットワークに接続されたサーバ
装置に送信することができる。したがって、コンサルテ
ィング情報システムにおける家電機器として使用するこ
とができる。
【0019】第5の発明は、第4の発明において、制御
手段は、サーバ装置から機器の制御方法を示すコンサル
ティング情報を受信し、入力手段から入力された指示と
コンサルティング情報とに基づき、処理手段を制御する
ことを特徴とする。
【0020】このような第5の発明によれば、家電機器
は、サーバ装置から受信したコンサルティング情報に従
って動作する。したがって、ユーザは、家電機器の使用
方法を意識することなく、家電機器を最適な方法で使用
することができる。
【0021】第6の発明は、第5の発明において、制御
手段は、入力手段から自動制御すべき旨の指示を受けた
場合に、コンサルティング情報に基づき処理手段を制御
することを特徴とする。
【0022】このような第6の発明によれば、家電機器
は、ユーザから指示された場合にコンサルティング情報
に従って動作する。したがって、ユーザは、コンサルテ
ィング情報に従った自動制御を行うか否かを、自ら選択
することができる。
【0023】第7の発明は、第5の発明において、コン
サルティング情報を表示する表示手段をさらに備え、制
御手段は、入力手段から自動制御すべき旨の指示を受け
た場合に、コンサルティング情報に基づき処理手段を制
御することを特徴とする。
【0024】このような第7の発明によれば、家電機器
は、コンサルティング情報を表示し、ユーザから指示さ
れた場合にコンサルティング情報に従って動作する。し
たがって、ユーザは、機器の使用方法を意識することな
く、かつ、安全性を確認しながら、家電機器を最適な方
法で使用することができる。
【0025】第8の発明は、第4の発明において、制御
手段は、動作状態が異常となったときに、自らの動作状
態をサーバ装置に送信することを特徴とする。
【0026】このような第8の発明によれば、家電機器
は、異常が発生したときに自動的に動作状態をサーバ装
置に送信する。したがって、ユーザは、異常発生を意識
することなく、家電機器の異常状態を自動的に解消する
ことができる。
【0027】第9の発明は、第4の発明において、制御
手段は、自らの動作状態を所定の時間間隔でサーバ装置
に送信することを特徴とする。
【0028】このような第9の発明によれば、家電機器
は定期的に動作状態をサーバ装置に送信するので、サー
バ装置は家電機器の現在の動作状態を知ることができ
る。したがって、サーバ装置は、家電機器の現在の動作
状態に基づきコンサルティング情報を作成し、家電機器
に提供することができる。
【0029】第10の発明は、第4の発明において、通
信手段は、ネットワークに接続されたホームサーバ装置
を介してサーバ装置と通信することを特徴とする。
【0030】このような第10の発明によれば、家電機
器は、ホームサーバ装置を介してサーバ装置と通信す
る。したがって、家電機器は、家庭内でのみ通信可能な
機能を有するものとすることができる。
【0031】第11の発明は、家電機器とネットワーク
で接続されたサーバ装置であって、家電機器と通信する
通信手段と、家電機器の設計情報を蓄積する設計情報デ
ータベースと、家電機器のユーザ情報を蓄積するユーザ
情報データベースと、家電機器から受信した家電機器の
動作状態を用いてユーザ情報データベースを更新し、家
電機器の動作状態とユーザ情報データベースと設計情報
データベースとに基づき、家電機器の使用方法を示すコ
ンサルティング情報を求める制御手段とを備える。
【0032】このような第11の発明によれば、サーバ
装置は、家電機器から受信した動作状態と設計情報とユ
ーザ情報とに基づきコンサルティング情報を求める。し
たがって、コンサルティング情報システムにおけるサー
バ装置として使用することができる。
【0033】第12の発明は、第11の発明において、
制御手段は、コンサルティング情報を家電機器に送信す
ることを特徴とする。
【0034】このような第12の発明によれば、サーバ
装置は、求めたコンサルティング情報を用いて家電機器
を遠隔制御することができる。したがって、ユーザは、
家電機器の使用方法を意識することなく、家電機器を最
適な方法で使用することができる。
【0035】第13の発明は、第11の発明において、
制御手段は、家電機器のユーザごとに割り当てられたユ
ーザ識別子を用いて家電機器を識別し、一のユーザ識別
子を有する家電機器の動作状態に基づき、そのユーザ識
別子を有する他の家電機器の使用方法を示すコンサルテ
ィング情報を求めることを特徴とする。
【0036】このような第13の発明によれば、サーバ
装置は、ある家電機器の動作状態に基づき、同じ家庭内
にある他の家電機器についてのコンサルティング情報を
求める。したがって、ユーザは、家電機器の使用方法を
意識することなく、家電機器を組み合わせて最適な方法
で使用することができる。
【0037】第14の発明は、家電機器とサーバ装置と
をネットワークで接続するためのホームサーバ装置であ
って、家電機器と通信する第1の通信手段と、ネットワ
ークを介してサーバ装置と通信する第2の通信手段と、
家電機器から受信した家電機器の動作状態をサーバ装置
に送信し、サーバ装置から受信した家電機器の使用方法
を示すコンサルティング情報を家電機器に送信する制御
手段とを備える。
【0038】このような第14の発明によれば、ホーム
サーバ装置は、家電機器から送信された動作状態とサー
バ装置から送信されたコンサルティング情報とを中継す
る。したがって、コンサルティング家電システムにおけ
るホームサーバ装置として使用することができる。
【0039】第15の発明は、第14の発明において、
受信したコンサルティング情報を表示する表示手段と、
ユーザからの指示を入力する入力手段とをさらに備え、
制御手段は、入力手段から自動制御すべき旨の指示を受
けた場合に、コンサルティング情報を家電機器に送信す
ることを特徴とする。
【0040】このような第15の発明によれば、サーバ
装置は、コンサルティング情報を表示し、ユーザから指
示された場合にコンサルティング情報を中継する。した
がって、ユーザは、機器の使用方法を意識することな
く、かつ、ホームサーバ装置を用いて安全性を確認しな
がら、家電機器を最適な方法で使用することができる。
【0041】第16の発明は、ネットワークで接続され
たサーバ装置から家電機器へ、家電機器の使用方法を示
すコンサルティング情報を提供する方法であって、家電
機器は、サーバ装置と通信する第1の通信ステップと、
ユーザからの指示を入力する入力ステップと、機器固有
の処理を行う処理ステップと、入力ステップで入力され
た指示に基づき処理ステップの実行を制御し、自らの動
作状態をサーバ装置に送信する第1の制御ステップとを
実行し、サーバ機器は、家電機器の設計情報を蓄積する
設計情報データベースと、家電機器のユーザ情報を蓄積
するユーザ情報データベースとを備え、家電機器と通信
する第2の通信ステップと、家電機器から受信した家電
機器の動作状態を用いてユーザ情報データベースを更新
し、家電機器の動作状態とユーザ情報データベースと設
計情報データベースとを用いて家電機器についてコンサ
ルティング情報を求める第2の制御ステップとを実行す
る。
【0042】このような第16の発明によれば、家電機
器は自らの動作状態をサーバに送信し、サーバ装置は受
信した動作状態と設計情報とユーザ情報とに基づきコン
サルティング情報を求める。したがって、家電機器の販
売後に、機器の使用状況に応じたコンサルティング情報
を求めることができる。
【0043】第17の発明は、第16の発明において、
第2の制御ステップは、コンサルティング情報を家電機
器に送信し、第1の制御ステップは、入力ステップで入
力された指示とサーバ装置から受信したコンサルティン
グ情報とに基づき、処理ステップの実行を制御すること
を特徴とする。
【0044】このような第17の発明によれば、サーバ
装置は求めたコンサルティング情報を送信し、家電機器
は受信したコンサルティング情報に従って動作する。し
たがって、ユーザは、家電機器の使用方法を意識するこ
となく、家電機器を最適な方法で使用することがででき
る。
【0045】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係るコンサルティング家電システ
ムの構成を示すブロック図である。図1に示すコンサル
ティング家電システムは、サーバ10、複数の家電機器
20−1〜n、ホームサーバ30、および、通信ネット
ワーク1を備える。サーバ10は、従来のお客様相談セ
ンターを代替するコンサルティングセンターに設置さ
れ、家電機器20−1〜nとホームサーバ30とは、各
家庭に設置される。サーバ10と家電機器20−1〜n
とは、通信ネットワーク1とホームサーバ30とによっ
て相互に通信可能に接続される。なお、図1では図面の
簡略化のため1軒の家庭内の家電機器のみを示している
が、実際のコンサルティング家電システムには多数の家
庭内の家電機器が含まれる。
【0046】コンサルティング家電システムとは、コン
サルティングセンターに設置されたサーバ10と家庭内
の家電機器20−1〜nとを通信ネットワーク1を用い
て接続し、家電機器20−1〜nは自らの動作状態をサ
ーバ10に送信し、サーバ10は家電機器20−1〜n
の動作を遠隔制御するものである。以下では、家電機器
20−1〜nの使用方法を示す情報をコンサルティング
情報と呼ぶ。コンサルティング情報は、サーバ10によ
って作成され、サーバ10から家電機器20−1〜nに
提供される。
【0047】通信ネットワーク1は、双方向通信可能な
任意の通信ネットワークである。通信ネットワーク1
は、例えば、インターネットでも有線通信網でも衛星通
信網でもよい。また、必要に応じて、上り通信と下り通
信とで異なる通信ネットワークを用いてもよい。
【0048】家電機器20−1〜nは、洗濯機や冷蔵庫
などの白物家電や、テレビやステレオなどの映像音響機
器や、パーソナルコンピュータや携帯電話などの情報通
信機器などである。各家電機器20−1〜nは、それぞ
れ各機器ごとに予め定められた処理を行う。例えば、炊
飯器は炊飯処理を行い、洗濯機は洗濯処理を行う。家電
機器20−1〜nの詳細については後述する。
【0049】ホームサーバ30は、家電機器20−1〜
nを通信ネットワーク1に接続するゲートウェイとして
機能する。ホームサーバ30は、コンサルティング家電
システム用の専用機でもよく、有線通信網または/およ
び無線通信網に接続されたテレビやインターネットに接
続されたパーソナルコンピュータなどで実現されてもよ
い。家電機器20−1〜nは、有線または無線でホーム
サーバ30と通信する。また、家電機器20−1〜n
は、直接またはホームサーバ30を介して相互間で通信
してもよい。
【0050】サーバ10は、CPU11、入力部12、
表示部13、通信部14、設計情報データベース15、
および、ユーザ情報データベース16を備える。サーバ
10は、コンサルティング家電システムのホストコンピ
ュータとして機能する。
【0051】CPU11は、後述するように、ユーザ情
報データベース16の更新やコンサルティング情報の作
成などの処理を行う。入力部12は、サーバ10のオペ
レータからの指示を受け取る。表示部13は、CPU1
1の制御に従い、各種のデータをディスプレイに表示さ
せる。通信部14は、通信ネットワーク1を経由して家
電機器20−1〜nと通信する機能を有する。
【0052】設計情報データベース15には、家電機器
20−1〜nの設計情報が機種ごとに予め蓄積されてい
る。設計情報データベース15に蓄積された設計情報に
は、例えば、家電機器の状態遷移や、各状態における表
示内容や、各状態において取るべき処理や、設計上の制
約条件や、使用上のノウハウなど、コンサルティング情
報の作成の際に参照される任意のデータが含まれる。こ
の設計情報は、コンピュータで処理可能なデータとして
表現されたものでもよく、自然言語で表現されたもので
もよい。この設計情報は、家電機器20−1〜nを設計
した部門から提供される。例えば、設計部門のデータベ
ース(図示せず)とサーバ10とを通信ネットワーク1
で接続し、設計部門のデータベースの内容を設計情報デ
ータベースに複写することとしてもよい。
【0053】ユーザ情報データベース16には、家電機
器20−1〜nのユーザ情報が蓄積される。ここで、ユ
ーザ情報とは、家電機器20−1〜nから受信した家電
機器の動作状態を、コンサルティング情報の作成に役立
つ任意の形式に変換したものをいう。このユーザ情報に
は、例えば、各家庭が所有する家電機器の一覧情報や、
ユーザからの過去の問い合わせ履歴などが含まれる。ユ
ーザ情報データベース16は、家電機器20−1〜nか
ら受信した動作状態を反映するために随時更新され、コ
ンサルティングセンターの運営を通じて構築される。
【0054】図2は、家電機器20の構成をより詳細に
示すブロック図である。図2において、家電機器20
は、制御部21、入力部22、表示部23、通信部2
4、および、処理部25を備える。入力部22は、例え
ば、家電機器20の本体やリモコンに設けられたボタン
やスイッチなどである。表示部23は、家電機器20の
本体に設けられたランプや液晶ディスプレイなどであ
る。家電機器20のユーザは、入力部22を用いて家電
機器20を操作し、表示部23を用いて家電機器20の
状態を確認する。通信部24は、ホームサーバ30と通
信する機能を有する。家電機器20は、通信部24の機
能によってサーバ10と相互に通信する。
【0055】処理部25は、各家電機器20に固有の処
理を行う。例えば、家電機器20が炊飯器である場合、
処理部25は、炊飯用ヒーターを加熱したり、タイマー
制御を行ったりする。サーバ10からコンサルティング
情報が提供されていないときには、家電機器20は、従
来の家電機器と同様に動作する。このとき制御部21
は、入力部22から入力された指示に従って処理部25
を制御し、機器の状態を表示部23に表示させる。
【0056】家電機器20−1〜nのユーザには、ユー
ザごとに固有の識別子(以下、ユーザIDという)が予
め割り当てられている。ユーザID26は、家電機器2
0の販売時など適切なタイミングで、オフラインまたは
オンライン操作により制御部21に記録される。また、
各家電機器20−1〜nには、機器ごとに固有の識別子
(以下、機器IDという)が予め割り当てられている。
機器ID27は、家電機器20の製造時に制御部21に
記録される。これに加えて、制御部21は、家電機器2
0の動作状態を表す機器状態28を管理する。機器状態
28が変化するのは、例えば、入力部22において新た
な操作が指示されたときや、処理部25の状態が変化し
たときなどである。なお、機器ID27は、家電機器2
0の製造時に制御部21に記録されるとしたが、製造時
に限らず、適切なタイミングでオフラインまたはオンラ
イン操作によって制御部21に記録してもよい。
【0057】家電機器20−1〜nは、予め定めたタイ
ミングで、家電機器の動作状態を示す使用状況情報をサ
ーバ10に送信する。具体的には、制御部21が、ユー
ザID26と機器ID27と機器状態28とに基づき使
用状況情報を作成し、通信部24が、作成された使用状
況情報をホームサーバ30と通信ネットワーク1とを経
由してサーバ10へ送信する。
【0058】家電機器20−1〜nが使用状況情報を送
信するタイミングや頻度は、任意でよい。例えば、家電
機器20−1〜nは、電源が供給されている間は3分に
1回程度の頻度で定期的に使用状況情報を送信してもよ
く、機器状態28が異常状態になったときにのみ使用状
況情報を送信してもよい。ここで異常状態とは、例え
ば、機器の故障を検出した状態や、ユーザが同じボタン
を押し続ける状態などをいう。
【0059】サーバ10の通信部14は、受信した使用
状況情報をCPU11に出力する。CPU11は、受信
した使用状況情報と、設計情報データベース15に蓄積
された設計情報と、ユーザ情報データベース16に蓄積
されたユーザ情報とに基づき、自動的に家電機器の使用
方法を示すコンサルティング情報を作成する。例えば、
設計情報には家電機器の各状態において取るべき処理が
含まれ、ユーザ情報には各家庭が所有する家電機器の一
覧情報が含まれているとする。この場合、使用状況情報
を受け取ったCPU11は、まず、ユーザIDと機器I
Dとを検索キーとしてユーザ情報データベース16を検
索し、その家電機器がその家庭に設置されていることを
確認する。次に、CPU11は、機器IDと機器状態と
を検索キーとして設計情報データベース15を検索し、
その状態において取るべき処理を求める。この際に取る
べき処理としては、例えば、家電機器20の機器状態2
8を所定の正常状態に復帰させる処理や、サーバ10の
オペレータを呼び出す処理などがある。CPU11は、
このようなデータベース検索処理により、コンサルティ
ング情報を作成することができる。また、CPU11
は、推論システムなど人工知能的手法を用いて、コンサ
ルティング情報を作成してもよい。
【0060】通信部14は、作成したコンサルティング
情報を家電機器20−1〜nに対して送信する。送信さ
れたコンサルティング情報は、通信ネットワーク1とホ
ームサーバ30とを経由して、家電機器20−1〜nに
到達する。
【0061】家電機器20−1〜nの通信部24は、受
信したコンサルティング情報を制御部21に出力する。
制御部21は、受信したコンサルティング情報を用い
て、家電機器20の動作を制御する。これにより、家電
機器20−1〜nは、サーバ10から提供されたコンサ
ルティング情報に従って動作する。
【0062】一方、CPU11は、受信した使用状況情
報を用いて、ユーザ情報データベース16を更新する。
CPU11は、受信した使用状況情報を分類して整理
し、これに基づきユーザ情報データベース16を更新す
る。例えば、機器状態28が異常状態になったときに使
用状況情報を送信するコンサルティング情報システムで
は、CPU11は、各機器ごとに発生しやすい異常状態
を求め、これをユーザ情報としてユーザ情報データベー
ス16に蓄積する。このように受信した使用状況情報に
基づきユーザ情報データベース16を随時更新し、これ
を用いてコンサルティング情報を求めることにより、よ
り良いコンサルティング情報を求めることができる。
【0063】ただし、ユーザ情報データベース16に蓄
積されたユーザ情報が十分でない間、特に初期段階で主
に他の家電機器で得られた類型/典型的な情報が蓄積さ
れている状態の間は、CPU11は、主に設計情報デー
タベース15に蓄積された設計情報を参照してコンサル
ティング情報を作成する。この場合、CPU11は、受
信した使用状況情報と求めたコンサルティング情報とを
表示部13に表示させ、オペレータが入力部12を用い
て指示した内容に従い、求めたコンサルティング情報を
修正してもよい。ユーザ情報データベース16は、コン
サルティングセンターの運営を通じて徐々に構築され、
やがてコンサルティング情報を作成するために十分なユ
ーザ情報を有するにようになる。その後にCPU11
は、設計情報データベース15に蓄積された設計データ
と、ユーザ情報データベース16に蓄積されたユーザ情
報とを参照して、コンサルティング情報を作成する。
【0064】本実施形態に係るコンサルティング家電シ
ステムによれば、家電機器20−1〜nに対して、次の
ようなコンサルティング情報を提供することができる。
図3は、コンサルティング家電システムを家電機器につ
いての問い合わせ処理に適用した場合の使用形態を示す
図である。図3において、家電機器20は、機器状態2
8が異常状態になったときに、ユーザID26と機器I
D27と機器状態28とを含んだ使用状況情報をサーバ
10に送信する。この使用状況情報を受信したサーバ1
0は、異常状況を解除するためのコンサルティング情報
を作成し、家電機器20に送信する。これにより、家電
機器20の異常状況を自動的に解除して、家電機器20
を正常な状態に回復させることができる。また、コンサ
ルティング情報を用いて家電機器20を遠隔制御できな
い場合、CPU11は、その旨を表示部13に表示させ
る。サーバ10のオペレータは、表示部13の表示内容
を見て、例えばサービスマンを派遣するなどの対応を行
う。
【0065】例えば、先に述べた炊飯器の例について説
明する。炊飯器(家電機器20に相当する)は、炊飯ボ
タンが繰り返し押されたことを異常状態と判断し、その
旨を示す使用状況情報をサーバ10に送信する。この使
用状況情報を受信したサーバ10は、保温状態にある場
合に炊飯ボタンが繰り返し押された場合には保温状態を
解除すべきと判断し、保温状態を解除するコンサルティ
ング情報を炊飯器に送信する。炊飯器の制御部21は、
受信したコンサルティング情報に基づき、保温状態にあ
る機器状態28を炊飯可能な状態に設定する。これによ
り、ユーザは、自分で保温状態を解除しなくても、炊飯
を開始することができる。
【0066】また、サーバ10は、保温状態でない場合
に炊飯ボタンが繰り返し押された場合には炊飯器が故障
したと判断する。この場合、サーバ10は、故障である
旨を示すコンサルティング情報を炊飯器に送信するとと
もに、その旨を表示部13に表示させる。サーバ10の
オペレータは、表示部13の表示内容を見て、サービス
マンを派遣するなどの対応を行う。
【0067】図3に示す使用形態によれば、ユーザ側に
は、メーカに問い合わせをすることなく、家電機器20
のトラブルを自動的に解決できるという効果がある。ま
た、メーカ側には、家電機器についての簡単なトラブル
を遠隔操作で自動的に解決できるので、コンサルティン
グセンターの管理運営コストを、従来の「お客様相談セ
ンター」に比べて大幅に削減することができるという効
果がある。
【0068】図4は、コンサルティング家電システムを
家電機器の最適制御に適用した場合の使用形態を示す図
である。図4において、家電機器20は、所定の時間間
隔で、ユーザID26と機器ID27と機器状態28と
を含んだ使用状況情報をサーバ10に送信する。この使
用状況情報を受信したサーバ10は、機器の最適な使用
方法を示すコンサルティング情報を作成し、家電機器2
0に送信する。これにより、ユーザは、家電機器20の
使用方法を意識することなく、家電機器20を最適な方
法で使用することができる。
【0069】例えば、コンサルティング情報を用いた冷
蔵庫の最適制御について説明する。冷蔵庫(家電機器2
0に相当する)は、所定の時間間隔で、設定された庫内
温度と測定された庫内温度とを含んだ使用状況情報をサ
ーバ10に送信する。これによりサーバ10は、同じ機
種の冷蔵庫から多数の使用状況情報を受信する。サーバ
10は、過去に作成したコンサルティング情報とその効
果とを比較して、この機種の冷蔵庫を最適に制御するた
めのノウハウを獲得し、ユーザ情報としてユーザ情報デ
ータベース16に蓄積する。サーバ10は、求めたユー
ザ情報に基づきコンサルティング情報を作成して、各冷
蔵庫に送信する。各冷蔵庫は、受信したコンサルティン
グ情報に従って動作し、その時点で知られている最適な
方法で動作する。これにより、ユーザは、冷蔵庫の使用
方法を意識することなく、その時点で知られている最適
な方法で冷蔵庫を使用することができる。
【0070】以上に示すように本実施形態に係るコンサ
ルティング家電システムでは、コンサルティングセンタ
ーに設置されたサーバと家庭内の家電機器とを通信ネッ
トワークを用いて接続し、家電機器は自らの動作状態を
サーバに送信し、サーバは家電機器の動作を遠隔制御す
る。本システムを問い合わせ処理や機器の最適制御に適
用することにより、ユーザは機器の使用方法を意識する
ことなく、家電機器を最適な方法で使用することがで
き、メーカはコンサルティングセンターの管理運営コス
トを大幅に削減しつつ、高機能化した家電機器を設計意
図にしたがって機能させることで、ユーザ満足度を拡大
することができる。
【0071】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態に係るコンサルティング家電システムは、ある家電機
器の動作状態に基づき、他の家電機器に対するコンサル
ティング情報を作成することを特徴とする。なお、以下
に示す第2ないし第4の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムのブロック図は、第1の実施形態と同じ
であるので説明を省略する。
【0072】図5は、本実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。一例とし
て、家電機器20−1および20−2が、それぞれ、電
子レンジおよび食器洗い機である場合について説明す
る。電子レンジ20−1は、ユーザからの指示により料
理を行ったときには、ユーザID26と機器ID27と
機器状態28と料理内容とを含んだ使用状況情報をサー
バ10に送信する。例えば、電子レンジ20−1は、油
もの料理を行った場合には、油もの料理を行った旨を示
す使用状況情報をサーバ10に送信する。
【0073】サーバ10は、受信した使用状況情報をユ
ーザ情報としてユーザ情報データベース16に蓄積する
とともに、油汚れが良く落ちる洗い方をする旨を示すコ
ンサルティング情報を食器洗い機20−2に送信する。
このコンサルティング情報を受信した食器洗い機20−
2は、切り替え可能な複数の洗剤のうちから油汚れに強
い洗剤を用いて洗浄したり、あるいは、通常よりも長い
時間かけて洗浄したりする。これにより、食器洗い機2
0−2は、確実に油汚れを落とすことができる。
【0074】家庭内には多数の家電機器が存在するの
で、ある機器の動作状態に応じて他の機器を制御すべき
場合は無数にある。例えば、テレビで映画を見るときに
は、室内の照明を暗めに制御すればよい。また、エアコ
ンの冷房機能が「強」に設定されたときには、冷蔵庫の
製氷室の能力を上げるように制御すればよい。また、冷
蔵庫内の食品を用いてできる料理の種類を電子レンジに
表示してもよい。この場合、サーバ10は、1台の家電
機器の動作状態に基づき複数の家電機器に対するコンサ
ルティング情報を作成してもよく、複数の家電機器の動
作状態に基づき、1台または複数の家電機器に対するコ
ンサルティング情報を作成してもよい。
【0075】以上に示すように、本実施形態に係るコン
サルティング家電システムでは、ある家電機器の動作状
態に基づき、他の家電機器に対するコンサルティングテ
ィング情報を作成する。これにより、ユーザは、機器の
使用方法を意識することなく、複数の各家電機器を組み
合わせて最適な方法で使用することができる。
【0076】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態に係るコンサルティング家電システムは、コンサルテ
ィング情報をユーザに提示し、ユーザの確認後にコンサ
ルティング情報に従った制御を行うことを特徴とする。
例えば、コンロが点火すべき旨を示すコンサルティング
情報を受信して無条件に点火制御を行うと、火災が発生
する可能性がある。このため、本実施形態に係るコンサ
ルティング家電システムでは、各家電機器は、ユーザが
確認した場合に限り、コンサルティング情報に従って動
作する。
【0077】図6は、本実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムにおけるホームサーバ30の構成をより
詳細に示すブロック図である。図6において、ホームサ
ーバ30は、CPU31、入力部32、表示部33、第
1の通信部34、第2の通信部35、および、記憶部3
6を備える。このホームサーバ30は、典型的にはパー
ソナルコンピュータによって実現される。また、テレビ
や家庭用電話機や携帯電話などに、ホームサーバ30の
機能を持たせることもできる。
【0078】CPU31は、ホームサーバ30全体の制
御を行う。入力部32は、例えば、キーボードやマウス
やタッチパネルなどであり、表示部33は、CRTや液
晶ディスプレイなどである。表示部33には家電機器2
0−1〜nに対するコンサルティング情報が表示され
る。ユーザは、入力部32を用いて各家電機器20−1
〜nがコンサルティング情報に従うか否かを選択する。
第1の通信部34は通信ネットワーク1を介して通信す
る機能を有し、第2の通信部35は家電機器20−1〜
nと通信する機能を有する。記憶部36は、家庭におけ
る各種のデータを蓄積する。
【0079】図7は、本実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。図7におい
て、家電機器20は、ホームサーバ30と通信ネットワ
ーク1とを介して、家電機器20の使用状況情報をサー
バ10へ送信する。ホームサーバ30の内部では、CP
U31が、第2の通信部35で受信した使用状況情報を
第1の通信部34へ出力する。サーバ10は、第1の実
施形態と同様に、受信した使用状況情報に基づきコンサ
ルティング情報を作成し、通信ネットワーク1を介して
送信する。
【0080】ホームサーバ30は、サーバ10から受信
したコンサルティング情報を一時的に保留し、その内容
を表示部33に表示させる。ホームサーバ30の内部で
は、CPU31が、第1の通信部34で受信したコンサ
ルティング情報を記憶部36に記憶させ、その内容を表
示部33に表示させる。
【0081】図8は、コンサルティング情報を表示した
ホームサーバ30の表示画面の例を示す図である。CP
U31は、例えば、コンロに対して点火すべき旨を示す
コンサルティング情報を受信した場合には、図8(a)
に示す画面を表示部33に表示させる。ユーザは、図8
(a)に示す画面を見たときには、実際にコンロに点火
してよいか否かを判断し、入力部32を用いてその判断
結果を入力する。
【0082】点火する旨が選択された場合には、CPU
31は、記憶部36から読み出したコンサルティング情
報を第2の通信部35へ出力する。第2の通信部35
は、このコンサルティング情報を家電機器20−1〜n
へ送信する。これにより、コンロは、サーバ10から送
信されたコンサルティング情報に従って、点火処理を行
う。これに対して点火しない旨が選択された場合には、
CPU31は、記憶部36に記憶させたコンサルティン
グ情報を消去する。この場合、ユーザは、入力部22を
用いて各家電機器20−1〜nを操作する。
【0083】また、コンサルティング情報が選択肢を有
する場合にも、同様の考え方を適用することができる。
図8(b)は、選択肢を有するコンサルティング情報を
表示した場合の表示画面の例である。例えば、室温が高
い場合に提供されるコンサルティング情報が、「エアコ
ンの温度を下げる」、「エアコンの風量を強くする」お
よび「扇風機を回す」の3つの選択肢を有するとする。
CPU31は、このコンサルティング情報を受信した場
合、これらの選択肢をすべて表示部33に表示させる。
ユーザは、入力部32を用いて、3つの選択肢のいずれ
か、または、いずれも選択しない旨を入力する。ユーザ
がいずれかの選択肢を選択した場合には、ホームサーバ
30は、選択されたコンサルティング情報を家電機器2
0−1〜nに送信する。ユーザがいずれの選択肢も選択
しない場合には、ホームサーバ30は、受信したコンサ
ルティング情報を廃棄する。この場合、ユーザは、入力
部22を用いて各家電機器20−1〜nを操作する。
【0084】以上に示すように、本実施形態に係るコン
サルティング家電システムでは、コンサルティング情報
は、ホームサーバの画面上に表示され、ユーザの確認後
に各家電機器に送信される。これにより、ユーザは、機
器の使用方法を意識することなく、かつ、安全性を確認
しながら、家電機器を最適な方法で使用できる。工場な
どと異なり、制御元で機器の動作環境を完全に把握でき
ない家庭については、本実施形態で示した半自動制御は
不可欠である。
【0085】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態に係るコンサルティング家電システムは、ホームサー
バがサーバ機能の一部を分担することを特徴とする。
【0086】図9は、本実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。上述したよ
うにホームサーバ30は、記憶部36を備えている。ホ
ームサーバ30は、例えば1日に1回の頻度で、通信ネ
ットワーク1を用いて、サーバ10のデータベースの内
容を記憶部36にダウンロードする。具体的には、ホー
ムサーバ30は、設計情報データベース15に蓄積され
た設計情報とユーザ情報データベース16に蓄積された
ユーザ情報とのうち、ホームサーバ30に接続された家
電機器20−1〜nに関するデータを記憶部36にダウ
ンロードする。これにより、ホームサーバ30は、ロー
カルデータベースを有する。CPU31は、家電機器2
0から使用状況情報を受信したときには、記憶部36に
蓄積されたローカルデータベースを参照して、サーバ1
0と同様の手法で家電機器20に対するコンサルティン
グ情報を作成する。ホームサーバ30は、作成したコン
サルティング情報を家電機器20に送信する。
【0087】このように各家庭に設置されたホームサー
バ30が、コンサルティングセンターに設置されたサー
バ10の機能を分担して実行することにより、サーバ1
0の処理の負荷を軽減することができる。
【0088】なお、第1から第4までの実施形態では、
いずれも、サーバ10と家電機器20−1〜nは、ホー
ムサーバ30を経由して通信することとしたが、これに
代えて図10に示すように、両者が通信ネットワーク1
を介して直接に通信してもよい。この場合、ホームサー
バ30が有する通信機能、および、コンサルティング情
報の表示/選択機能は、必要に応じて各家電機器20−
1〜nに実装される。
【0089】また、サーバは家電機器からの使用状況情
報を受信したときに、コンサルティング情報を作成する
こととしたが、これに代えて、サーバが家電機器に使用
状況情報の送信を指示し、家電機器からの使用状況情報
を受信したときに、コンサルティング情報を作成しても
よい。これにより、コンサルティングセンターが主体と
なって、各家庭における家電機器の所有状況や使用状況
を調査し、各家庭に設置された家電機器をコンサルティ
ング情報を用いて遠隔制御することができる。
【0090】また、ホームサーバや家電機器にコンサル
ティング情報を画面表示することとしたが、周辺機器を
追加して、他の手段でコンサルティング情報をユーザに
提示してもよい。例えば、音声合成機能を有する周辺機
器を追加して、コンサルティング情報を音声出力で提示
してもよく、音声出力と画面表示とを併用して提示して
もよい。また、サーバは家電機器の使用方法を撮影した
ビデオ映像データをコンサルティング情報として提供
し、家庭では受信したビデオ映像データをテレビなどで
構成されたホームサーバに表示してもよい。
【0091】また、コンサルティング情報は個別の使用
状況に応じた使用方法を示すものとしたが、従来から冊
子として家電機器に同梱されていた取り扱い説明書をコ
ンサルティング情報としてサーバから送信してもよい。
【0092】また、家電機器は動作状態として電力消費
量などをサーバに通知し、サーバは家電機器を低消費電
力で動作させるためのコンサルティング情報を提供して
もよい。このような使用形態によれば、家庭に配置され
た多数の家電機器に対して、最適な省エネ制御をするこ
とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1ないし第4の実施形態に係るコン
サルティング家電システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムにおける家電機器の構成をより詳細に示
すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの他の使用形態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムにおけるホームサーバの構成をより詳細
に示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムにおけるホームサーバの表示画面を示す
図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係るコンサルティン
グ家電システムの使用形態を示す図である。
【図10】本発明の第1ないし第4の実施形態の変形例
に係るコンサルティング家電システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…通信ネットワーク 10…サーバ 11、31…CPU 12、22、32…入力部 13、23、33…表示部 14、24、34、35…通信部 15…設計情報データベース 16…ユーザ情報データベース 20、40…家電機器 21…制御部 25…処理部 26…ユーザID 27…機器ID 28…機器状態 30…ホームサーバ 36…記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 508 508 H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 (72)発明者 村瀬 多弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 舘村 広信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤井 裕幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 若松 伸彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森田 真司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古川 仁信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川邉 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 和夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 片野 光詞 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K048 AA04 BA03 BA08 BA12 DC07 EB07 EB12 FB10 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01 VV07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家電機器とサーバ装置とをネットワーク
    で接続して構成されたコンサルティング家電システムで
    あって、 前記家電機器は、 前記サーバ装置と通信する第1の通信手段と、 ユーザからの指示を入力する入力手段と、 機器固有の処理を行う処理手段と、 前記入力手段から入力された指示に基づき前記処理手段
    を制御し、自らの動作状態を前記サーバ装置に送信する
    第1の制御手段とを備え、 前記サーバ装置は、 前記家電機器と通信する第2の通信手段と、 前記家電機器の設計情報を蓄積する設計情報データベー
    スと、 前記家電機器のユーザ情報を蓄積するユーザ情報データ
    ベースと、 前記家電機器から受信した前記家電機器の動作状態を用
    いて前記ユーザ情報データベースを更新し、前記家電機
    器の動作状態と前記ユーザ情報データベースと前記設計
    情報データベースとに基づき、前記家電機器の使用方法
    を示すコンサルティング情報を求める第2の制御手段と
    を備えた、コンサルティング家電システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段は、前記コンサルテ
    ィング情報を前記家電機器に送信し、 前記第1の制御手段は、前記入力手段から入力された指
    示と前記サーバ装置から受信した前記コンサルティング
    情報とに基づき、前記処理手段を制御することを特徴と
    する、請求項1に記載のコンサルティング家電システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記家電機器をネットワークに接続する
    ためのホームサーバ装置をさらに備えた、請求項1に記
    載のコンサルティング家電システム。
  4. 【請求項4】 サーバ装置とネットワークで接続された
    家電機器であって、 前記サーバ装置と通信する通信手段と、 ユーザからの指示を入力する入力手段と、 機器固有の処理を行う処理手段と、 前記入力手段から入力された指示に基づき前記処理手段
    を制御し、自らの動作状態を前記サーバ装置に送信する
    制御手段とを備えた、家電機器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記サーバ装置から機
    器の制御方法を示すコンサルティング情報を受信し、前
    記入力手段から入力された指示と前記コンサルティング
    情報とに基づき、前記処理手段を制御することを特徴と
    する、請求項4に記載の家電機器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記入力手段から自動
    制御すべき旨の指示を受けた場合に、前記コンサルティ
    ング情報に基づき前記処理手段を制御することを特徴と
    する、請求項5に記載の家電機器。
  7. 【請求項7】 前記コンサルティング情報を表示する表
    示手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記入力手段から自動制御すべき旨の
    指示を受けた場合に、前記コンサルティング情報に基づ
    き前記処理手段を制御することを特徴とする、請求項5
    に記載の家電機器。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、動作状態が異常となっ
    たときに、自らの動作状態を前記サーバ装置に送信する
    ことを特徴とする、請求項4に記載の家電機器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、自らの動作状態を所定
    の時間間隔で前記サーバ装置に送信することを特徴とす
    る、請求項4に記載の家電機器。
  10. 【請求項10】 前記通信手段は、前記ネットワークに
    接続されたホームサーバ装置を介して前記サーバ装置と
    通信することを特徴とする、請求項4に記載の家電機
    器。
  11. 【請求項11】 家電機器とネットワークで接続された
    サーバ装置であって、 前記家電機器と通信する通信手段と、 前記家電機器の設計情報を蓄積する設計情報データベー
    スと、 前記家電機器のユーザ情報を蓄積するユーザ情報データ
    ベースと、 前記家電機器から受信した前記家電機器の動作状態を用
    いて前記ユーザ情報データベースを更新し、前記家電機
    器の動作状態と前記ユーザ情報データベースと前記設計
    情報データベースとに基づき、前記家電機器の使用方法
    を示すコンサルティング情報を求める制御手段とを備え
    た、サーバ装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記コンサルティン
    グ情報を前記家電機器に送信することを特徴とする、請
    求項11に記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記家電機器のユー
    ザごとに割り当てられたユーザ識別子を用いて前記家電
    機器を識別し、一のユーザ識別子を有する家電機器の動
    作状態に基づき、当該ユーザ識別子を有する他の家電機
    器の使用方法を示すコンサルティング情報を求めること
    を特徴とする、請求項11に記載のサーバ装置。
  14. 【請求項14】 家電機器とサーバ装置とをネットワー
    クで接続するためのホームサーバ装置であって、 前記家電機器と通信する第1の通信手段と、 前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信する第
    2の通信手段と、 前記家電機器から受信した前記家電機器の動作状態を前
    記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から受信した前
    記家電機器の使用方法を示すコンサルティング情報を前
    記家電機器に送信する制御手段とを備えた、ホームサー
    バ装置。
  15. 【請求項15】 受信した前記コンサルティング情報を
    表示する表示手段と、 ユーザからの指示を入力する入力手段とをさらに備え、 前記制御手段は、前記入力手段から自動制御すべき旨の
    指示を受けた場合に、前記コンサルティング情報を前記
    家電機器に送信することを特徴とする、請求項14に記
    載のホームサーバ装置。
  16. 【請求項16】 ネットワークで接続されたサーバ装置
    から家電機器へ、家電機器の使用方法を示すコンサルテ
    ィング情報を提供する方法であって、 前記家電機器は、 前記サーバ装置と通信する第1の通信ステップと、 ユーザからの指示を入力する入力ステップと、 機器固有の処理を行う処理ステップと、 前記入力ステップで入力された指示に基づき前記処理ス
    テップの実行を制御し、自らの動作状態を前記サーバ装
    置に送信する第1の制御ステップとを実行し、 前記サーバ機器は、 前記家電機器の設計情報を蓄積する設計情報データベー
    スと、 前記家電機器のユーザ情報を蓄積するユーザ情報データ
    ベースとを備え、 前記家電機器と通信する第2の通信ステップと、 前記家電機器から受信した前記家電機器の動作状態を用
    いて前記ユーザ情報データベースを更新し、前記家電機
    器の動作状態と前記ユーザ情報データベースと前記設計
    情報データベースとを用いて前記家電機器について前記
    コンサルティング情報を求める第2の制御ステップとを
    実行する、コンサルティング情報の提供方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の制御ステップは、前記コン
    サルティング情報を前記家電機器に送信し、 前記第1の制御ステップは、前記入力ステップで入力さ
    れた指示と前記サーバ装置から受信した前記コンサルテ
    ィング情報とに基づき、前記処理ステップの実行を制御
    することを特徴とする、請求項16に記載のコンサルテ
    ィング情報の提供方法。
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